YOU0824 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これは面白い
題名がいい。シンプルだ。
昔「不良少女にあこがれて」みたいな歌あったな
と思って調べたら、
真璃子「不良少女にもなれなくて」(1986年)だった。
「あこがれて」じゃない。
本作は放送前月の時点で『僕ヤバ2』などと一緒に
観たい作品第一候補だった。
『まどマギ』をヒネってパロったような
人を食った内容。
絵柄もメリハリがあっていい。
ダーク・パロディ・ファンタジー。
キュゥべえばりヴェナリータが後ろから現れた時は
目をむいた。
「マスコット的なやつ」
「常識にとらわれるのはナンセンスさ」
ってねえ。
目が覚めて、夢だと一瞬安堵するシーンは
まんま『まどマギ』だし。
お色気シーンもあるけど、
そんなのなくても充分面白いから
サービス精神てんこ盛りで偉いなあって思ってる。
(原作にはない)
「認識阻害の魔法で守られてるさかい、
変身されたら誰だか分からへんよ」
という薫子の設定解説も親切だ(原作にない)。
教室では『ポプテピピック』の後ろ姿も登場。
(これも原作にない。竹書房がらみか)
「なんでいるんですかぁ。昨日ちゃんとお断り
したじゃないですかぁ」
「おしり…出してもらえますか…?」
「ど…どうも…魔法少女の皆さん…」
谷川ニコ『私がモテないのは』を彷彿する
ヒロイン柊うてな。
和泉風花の腑抜けた声がうまい。
一筋縄でいかない個性的なキャラたち、素晴らしい。