RFC さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
うんちく中盛の雰囲気アニメ
今期興味を引く作品が少ないので、
過去作に手を出す過程で視聴開始。
【作品概要】
銀座でバーテンダーをやってる主人公佐々倉溜。
勤め先であるホテルのカウンターバーのバーテンダーを
探している来島美和。
そんな二人が織りなす、小話。
【作品に対する感想】
思ったよりも楽しめた作品でした。
特に後半、野戦病院の人が出てきてから。
落ち着いた雰囲気がオンリーワンですね。
良かったとこ
{netabare}
➀普通な空気感
神のグラスなんて大仰な副題がついてるもんで、
ちょっと苦手な作品かもと躊躇してたんですけどね。
個人的に昔から料理系アニメが苦手なんですよ。
何で?って、やたら過剰レトリックで、料理ですべてが
解決できるみたいなストーリーや演出が多いんですよね。
この作品はどっちかというと、ほんのちょっと寄り添うような
そういうスタンスだったのが普通で良かったです。
➁BARの雰囲気が楽しめる
私はお酒は大好きですが、
バーにはほとんど行ったことがなかったので、
こういう雰囲気が堪能できたのも良かったです。
➂あくまで仕事
12話であっさり恋愛関係になったりしなかったが
ちゃんとビジネスで良かったです。
まあ、そのうち恋仲になるんでしょうけど(^^;
➃きれいごとで済まないお酒の事情
まあ、お酒が関わるところにはいろんな人がかかわるわけで
溜の綺麗事方面の話もいいんですけど、
北方さんの裏事情な話もあってよかったです。
➄おっさんがいい雰囲気
兄弟子北方さん、師匠の加瀬五郎、イライラしてる客早瀬。
それぞれ背負ったものと味があっていいんですよね。
{/netabare}
名言
{netabare}
➀どれだけ見えない氷を蓄えられるか
この場合の氷とは、知識・経験など、カクテルを作ることとは
直接関係ないありとあらゆることですね。
これ凄く共感します。
必要最低限の手間と最短ルートで…っていうのも大事なんですが、
それだと応用が全く効かないんですよね。
ほんの少しの変化ですぐに対応できなくなる。
➁仕事で絶対ミスをしない人=仕事をしない人
ホント共感します。
遠くの安全地帯から口出すだけじゃ、
ミスしないけど信頼もされないですよね。
ミスしたときにどんだけリカバリーできるか、
そして二度と同じミスを繰り返さない対策が取れるか。
{/netabare}