take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
各話感想になってしまった。
作品的にも主人公的にも好みだった作品の続編なので視聴を楽しみにしていた作品。
あまり雰囲気が変わっていなければいいのだけれども、と期待しつつの視聴開始です。
第1話:
うーわ、初っ端から不穏な展開!?
と思ったら、普通の日常回みたいなので良かったです。
不穏な展開はどこかで回収されるのでしょうが、そこはそれ、時期を待ちましょう。
全シリーズからのつながりも見せつつ、まあ、お仕事方面での進捗が描かれていました。
また、相変わらずホーク団長との「いい感じ」が描かれていますが、今のところ控えめな感じで、ココも前作を踏襲しているようですw。
とりあえず、雰囲気があまり変わっていない様子なのでよかったよかった。
後は、どう物語が展開していくかですが、安心して楽しみに視聴したいと思います。
タイトルの薬瓶が一本増えてのⅡか〜、三本くらいが収まりがいいかもね、と既に続編に期待。
…ちょっと早すぎるかwサーセン。
第2話:
今回もまあまあの日常回でした。
大したことが起こるわけではないのですがなんとなく見ていて楽しいです。
トラブルの種に突っ込んでいくのも、探していた食材がすぐに見つかるのも、物語が進展していく上では 必要なことと 許容しましょうw。
そもそもがお気に入り作品ということでだいぶ下駄を履いていることはご了承ください。
異世界で日本食の食材に出会い大感動するっていうのは、どこかの「くまくま」でもあった展開ではありますが、まあ 実際そうなるんでしょうねぇ。
海外の長期出張などから帰ってきた人が 卵かけご飯とか納豆が食べたい っていう話はよく聞きますしね。
ロカボダイエット とか言ってご飯捨ててるような馬鹿姉ちゃんもきっと こうなっちゃうんだろうとは思います。
おっと余計なことを言ってしまいました。
そして控え目紳士でだったホーク団長にも少しプレッシャーがかけられたようですね。
これはこっち方面での進展も期待できそうです。
そして今回は最後に不穏な展開が…、流れ的に色恋関係でのあれやこれやなのか 、それ以外のトラブルなのか…。
第3話:
前回の不穏な終わり方はさておき、セイは王宮でのお披露目会と舞踏会へのご招待とのこと、相変わらず コロコロ変わるセイの表情を見てるのは楽しい。
当然 話の流れからエスコートを申し出るホーク団長も相変わらず抑制が効いていて 紳士然としていたが、そろそろ勝負をかけていくのかなぁ、と視聴。
それにしても相変わらず所長をはじめ、お付きの者たちにもセイが愛されている姿が微笑ましい。
さて、お披露目会、お披露目用のローブを纏ったセイは確かに美しく見えましたね。
そして、舞踏会用のドレス、こちらは、今風のシンプルでスッキリとしたデザインでした。
そりやぁホーク団長も見とれてしまいますわなw。
舞踏会自体はホーク団長の思惑や所長の配慮もあり数々の有力な 軍のおかげで有象無象の「お貴族様たち」に引っ掻き回されること無く終えることができました。
あれ?ホーク団長との仲はあまり進展せず…か?
また、次回なんですかね?
まあ「恋愛事は序盤のフワフワしている時が一番楽しい」なんて話もありますし、この二人はそこを長くやっていると見れば、コレもまた微笑ましいかw。
イベントの後のプチ女子会も楽しく見れました。
エリザベスもアイラも興味津々、冷やかしも交えての女子会らしいシーンでした。
で、ここからの王様からの招聘ですか、いよいよホーク団長がピンチになって本気になるのかな?
などと、いらんお世話を考えつつ、次回視聴に進もうと思います。
第4話:
第2話 終盤での不穏な動きの回収回かな?ザイデル国の皇子が研修生名目で来訪するという。
物語の経緯を知っている視聴者としては、この皇子がホーク団長のライバルとしての登場なのか、それとも高い効果の薬品類、魔法に関する情報を求めての来訪なのか、はたまた、それ以外の何かがあるのかは気になるところ。
今までこの作品を視聴してきた経験上、そんなにひどい嫌な展開にはならないと予想はするものの、セイ絡みは間違いないので今後を見守ります。
途中、セイとエリザベスがゆっくり話すところがあるんだけれども、メタな話、エリザベスの声の良さを再確認。
上田麗奈さん…、みゃー姉かぁ…、なるほどなるほど、確かに ゆっくりと少し可愛らしくと話すとこうなるか、とググってみると…!?なんと、ご出身地が…へー。
さて 物語に戻ろうかな。
お付きのメイドさん達に冷やかされながらホーク団長との模擬結婚式(笑)を終え、セイを中心に皇子:テンユウシフトを組むことになったのだが…、あっという間にシフトは破られてしまい、セイとの接触を図られてしまう。
どうやらテンユウ皇子にも、ただならぬ理由があっての行動らしいが…。
物語は少し スローな展開とも取れるが隙間隙間を埋めている エリザベスとの会話が楽しいので気にはならなかった。
とはいえ、次の展開は気になるので、視聴を進めましょうかね。
第5話:
テンユウ皇子のツッコミがえぐいw。
が、様々な情報が集まる中、テンユウ皇子の目的が「聖女」ではなく「上級ポーション」または「上級ポーションを作れる薬師」である可能性が濃厚になってきた。
さらに自国で表立って 調達を図れないところに何か特別な理由があるようだ。
セイもこの点が気になったらしく、守りから攻めへと作戦を転換、エリザベスと
作戦会議の予定だったのですが…。
エリザベスの粋な図らいで、ホーク団長との作戦会議にチェンジ。
この辺のラブコメ要素もだいぶ効いて来る感じになってきています。
ホーク団長の提案した作戦が功を奏し、テンユウ皇子の目的が母君の状態異常を治すためだということが判明する。
…これはセイは黙っていられないパターンだろうなあ。
第6話:
テンユウ皇子から詳細を明かされ、セイのなんとかしたいという思いがムクムクと…。
セイは「万能薬」的なクスリにチャレンジすることに。
意外とシンプルな展開だったかな。
もう少し複雑な手の込んだ展開になるのかと愚考していたのだけれども、このほうが今作らしいかもしれない。
まー、少々、万能薬作成までの流れは無理矢理っぽかったけど、これは仕方ないかなぁw。
ココは言いっこ無しにしましょうかね。
リンゴとハチミツ…どっちも身体には良さそうなのはホントだしね。
テンユウ皇子は国王の粋な計らいにより、件の「万能薬」を入手し、帰路につくことになりました。
本人も言っているように、きっとこの万能薬は効くのでしょうね。
何故って?
いや、今作のタイトル「聖女の魔力は万能(薬)です」…。
ここでタイトルかいしゅ…、いや、スイマセン…、さて、次のお話見ょっかなーw。
第7話:
序盤からセイとホークと団長とクリスマス ネタでいい感じ。
このスタートだと色恋ネタが今回のメインなのかな。
からの女子会。
いろいろと問題、課題があるようで…。
なるほど、今回は状況整理と下準備回ってとこですか。
第7話でこの様子だと、後半はセイとホーク団長のあれやこれやがメインテーマになるのでしょう。
さすがに残り全話をこの話題で引っ張ることはなさそうですが…どうなるのか。
それにしても、セイがはやっぱり多くの人に愛されている事が伝わってきます。
微笑ましくもあり、羨ましくもありです。
人柄とか振る舞い、考え方によるものなのでしょうねぇ(自戒)。
第8話:
へー、出だしからまとめ回かと思いきや、違った。
今回はホーク団長の故郷へ遠征のようです。
現場は鉱山で、討伐対象はアンデッドとの事。
そして、黒沼の浄化はここが最後かも、との事でセイにも色々思うところがあるようで…。
あれま、セイとの遠征に参加したい兵士がたくさんいるとの事、一般の兵士達にもかなり愛されているようですなw。
よきかなよきかな。
と、眺めていていたら、終わってしまったw。
セイの色恋パートが進捗すると思いきや 予想外、いや、一応ホーク団長のご両親への顔合わせがあったことを考えると進捗はあったのかw。
第9話:
えらくあっさりと浄化まで完了したかと思ったら、一波乱。
セイが単独で行動する羽目に…。
それほど間を置かずにホーク団長達と合流はかなったのですが、セイにとっては束の間、自身の想いと向き合う機会になったようです。
ホーク団長との抱擁を目撃され、既に生暖かく見守られている様子w。
女子会Sも含めて、ほぼ公認ですなw。
しかし、物語は繋がってはいるもののスローペースだ。
本当にラブコメパートで最後まで突っ走るのかな?別に問題はないけどさw。
第10話:
討伐も完了し、ホーク領(ホーク家)でのくつろいだ様子がえがかれていた。
フォーク 団長に香水を作ってあげる約束をし、セイも一歩…いや、半歩くらいかな、踏み出して見ることにしたみたい。
やはりスローペースに変わりはないが 、この作品の持ち味として、これはこれでいいような気がする。
そして、恋する自身に気づくセイ。
第11話:
はて?序盤から不穏な空気ですが、今回は何回なのかさっぱりわからないw。
まあ、見てみようかとの思い。
ドレベス師団長に巻き込まれるかたちで観劇につきあわされるセイですが…。
誰の意図が働いているのか、いないのか妙なウワサが流れる事にw。
いよいよホーク団長の行動を促す所長。
さて、最後に決めきれるのか、見させてもらいましょうか。
しっかし、後半パートを本当に恋愛パートメインでもたせるとは、しかも、ちゃんと関心(求心力)を残したままで。
大したもんだ。
第12話:
ふーん。
…この作品らしい終わらせ方かなあ、と。
ここまでの流れの中で、セイ自身を狙うような各貴族達の動きがある事を示唆しつつ、作品中ではそれ程権謀術数が描かれることはなく、嫌な感じもそれほどしなかった。
アクティブな意味での物語の起伏や、アクションは少なかったものの、それでも十分セイの行く末についてはヤキモキ、ハラハラさせてくれた。
最終的には、穏やかで実直なホーク団長の語り、告白によるハッピーエンドは良かったんじゃないかと思う。
恐らく、他の異世界転生モノと比較すると・・・ですが、クリーンに美しくまとまっているのではないでしょうか。
あまり、いやな出来事が起こる訳でもなく、争いや戦がメインとして描かれることは控えめ(討伐くらい)、嫌な奴らの思惑は示唆されますが、具体的に描かれることもなく、登場する野郎どもwも実に紳士的で控えめ。
そして(照れますが)控えめにですが折々に「愛」が描かれています。
まとまるところに落ち着かせる形も異論があまり出るものではないでしょう。
素直にセイとホーク団長、セイを見守り、応援していた人々に「よかったね」と言えるものだったと思います。
足りない部分ももちろんあったかとは思いますが、良い作品だと思います。
機会があれば、じっくりと見守って欲しい作品だと思いました。
といいながらも、気になった点も少し。
ホーク団長とのハッピーエンドの前段階で、セイが自身で「この世界で幸せに生きていくんだ」と決意するような・・・自身で生き方を決めるシーンが欲しかった。
でないと、観ているこっちは「もし元の世界に戻れるようなことになったらどうするんだろう・・・、迷ったり困ったりしないのかな・・・」と余計な心配をしたままになってしまうw。
アイラやエリザベスの今後も気になってしまうw。
続くシリーズがあるのかわからないけれども、これだけストーリーが決まってしまうと、続編もお願いしづらいw。
スピンオフ系でもいいので、なんかあったらいいな、と個人的には思うw。
ついでに、あまり好きではなかったけれども、あのバカ王子も何となく気になる・・・一応、漢気はあった様な気もするし、アフターストーリーくらいは短めに聞いてやってもいいかもw。
ああ、これらは要約すると「もう少し知りたい、観てみたい」って事で、ネガティブな要素ではないので悪しからずw。
うん、繰り返しになりますが、余裕をもってゆったりと眺めてもらえばいいと思うのです。
流れるように楽しい時間を過ごせる異世界系だと思っています。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。
私には好きたタイプの作品、主人公でした。