とろろ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
色々ごちゃごちゃだけど面白い
話があっちこっちごちゃごちゃしてるけど、逆にこれだけ多くの要素を出している割にはギリギリ見れる感じで収まっているのはすごいんじゃないかと思う
ただ、現代⇄異世界物ではあるのだけどこの作品の異世界は魅力が薄い
というのも異世界の住人は中世西洋の取引相手ってだけで特に他に何もない
ピーちゃんはいいんだけど、他の異世界の住人がパッとしない
その割に問題は起こるし助けなきゃならないから大変
特に7話〜10話の投獄されたマルクを救出するエピソードはちょっと長すぎると感じた
全体的に問題が起こってからの解決スピードが遅め
異世界に価値があまり感じられないのに現代の方は超能力者とか魔法少女とか続々出てきて盛り上がっていくので、最初は異世界も良かったのだけど徐々に異世界がお荷物に見えてくるというか、必要性あるんかなーって感じるようになっていく
でも、異世界ファンタジーとして見ると異世界に魅力なくて微妙だし、異能バトルとして見ても中途半端なんだけど、なんか味わいがあっていい作品だなーと感じる
くたびれた中年男性と文鳥の組み合わせがなんともいえない安心感があっていいよね
孤独のグルメ見てるような気分になる