くまごろう さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
世直しなんてやらなきゃよかった。
視聴完了
全12話
ジャンル
バトルもの
タイトル由来
戦国時代の、妖狐とその仲間たちの話
設定
実際の日本の戦国時代+妖
ストーリー展開
妖狐であるたまとじんかは世直しのため旅を続ける途中、
だんがいしゅうという妖怪殲滅軍団の作った改造人間と浪人と出会う。正気を取り戻した改造人間と浪人と共に、非道な実験を行っているだんがいしゅうの本山を奇襲するが撃退され逃亡。その後もだんがいしゅうの追手と戦い、仲間を失い、腕を失いながら幹部を撃破し長のところに到達。しかし長も強く、それを倒すためじんかは魔力ドーピングを行うが、正気を失い破壊の化身となってしまった。
終わり。
感想
総評マイナス50点
良かった点
幸せな旅の様子
悪かった点
それを全てぶち壊すストーリー、結末。
レビュー
・・・
まずこの作品は3クール放送するのが決まっているらしく、後の2クールは主人公が同じっぽい。ということで序章的な扱いで基本は終わらせないといけないのかもしれない、があまりに展開が不幸すぎる上に、それを避ける努力を主人公たちが全くしない。
時代背景とか世界観とかの説明は一切ないのでよくわからないのだが、川中島の戦いが継続しているくらいのタイミング。大量の妖と謎の妖退治集団。松永久秀が三好長敬を暗殺するために、改造人間を使うような世界。
だんがいしゅうは妖は敵と考え、その力を利用してまでも滅殺を目指している。
それで主人公達は何を目指している?じんかはたまと一緒にいるため同じ妖怪になりたいと願っている。しんのすけは何かを得るために必要な力を求めている。かがんは一旦地元に帰るため。チームのリーダーであるたまは、というと世直し。でも別に戦国時代を終わらせるために頑張るわけでもない。そのため目の前の残虐非道は許せないが、自分がどうしたいというのがないため、決定的な結論が下せない。
それでも旅が楽しければ良いとは思うのだが、この作品はすごく残酷で、そもそも主人公側が先制攻撃をしているという点から敵は命を狙ってくる。結果刺客を全員殺さないで、その刺客の一部にさらに恨みを買い、かがんが殺されが好きと言ったしんのすけは闇堕ち。
その上山神の修行の結果朝レベルアップしたはずなのに敵のボスにボコボコにされ、最後は山神が助けに来るが左腕消滅→山神が怪しい腕を取り付ける→そのせいでじんかは妖怪として覚醒。この修行の話も山神が強制的にスタートしただけで、主人公はやると言っていない。
しかも成長スピードが早くじんかが耐えられないとなった時も山神は人ごとな上自分たちだけ撤退。
あれ、敵は山神じゃない?
ちなみに2クールの引として、暴走したじんかの対抗馬として自分で封印した龍の弟子を利用しようとしている。
やっぱり敵は山神じゃない?利用するためにじんかたちを餌に龍を自分のフィールドに誘き出してる?
結論としてたまが世直しとか言い出さなければ、じんかは暴走することなんてなかったし、だんがいしゅうも負傷をすることがなかった。
大人しく妖怪になる方法だけ探してればよかったのに。
2クール目は見なくていいかな。