「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf(TVアニメ動画)」

総合得点
71.6
感想・評価
159
棚に入れた
670
ランキング
1312
★★★★☆ 3.7 (159)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良いリメイクだったと思います。

詳細は公式サイト、あるいはIMAGIN版でも観てください。

2008年に1期、2009年に2期が放送された「狼と香辛料」のリメイク版です。支倉凍砂さん原作のライトノベルのアニメ化作品。制作はパッショーネ。なお、IMAGIN版で監督を務めた高橋丈夫さんが、今作では総監督を担当されます。

初回の印象は、IMAGIN版の空気感をきちんと再現しているなと。キャラデザは「最果てのパラディン」の方なので、そっちに近いかな。

ロレンスを福山潤さん、ホロを小清水亜美さんと、これまたIMAGIN版と同じキャストにしたのも好印象ですね。名作をリメイクするなら、余計な変更は不要ですからね。

これは期待できるリメイクになりそうですね。もちろん継続視聴です。

=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ここへ来てタイトル回収ですね。

なんていうか、リメイクとはいえ、パッショーネもこんな作品を創れるんですね。いや、驚いていますよ。

すごく雰囲気がいいし、単純にホロの狼パワーで無双するといった話にもならないのが凄くいい。切り札は最後に出すから切り札なわけなんですよね。

OP、EDともに楽曲も歌唱もいいですね。特にED。ClariSの明るい曲「アンダンテ」が、本作にマッチしていると感じました。

一本芯が通った名作というのは、時代が変わっても評価されるものですね。
{/netabare}
=====第13話視聴後、追記です。
{netabare}
鈍感すぎるだろ、この羊野郎。

現場からは以上です。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
かなり真面目にリメイクをしたんだろうなという印象です。それを制作したのが、“エロアニメ御用達”のパッショーネというのが、これまた意外でしたw

ストーリーも実に真面目に旅をしながら、商人であるロレンスと、故郷に帰りたい賢狼・ホロの冒険譚を描きました。で、そうなると芯となるストーリーと正面から向き合うわけですが、これに関しては当たり外れが大きかったという印象です。

往々にして、一見すると慎重で賢いロレンスが、けっこう簡単に騙されたり、罠にハマったりするんですよね。で、解決はホロの力技というのが多かったような。

落ち着いた雰囲気と、ホロの可愛さ。そういった部分では文句なしでした。うん、良いリメイクだったと思いますよ。原作勢には賛否両論だったようですが。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 285
サンキュー:

5

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