エイ8 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
(ノ∀`)アチャー
『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』(むしょくてんせい いせかいいったらほんきだす)は、理不尽な孫の手による日本のライトノベル。略称は「無職転生」。
第2期『無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜』(むしょくてんせいツー いせかいいったらほんきだす)は第1期と同様分割2クールで制作され、第1クールは2023年7月から9月まで放送された、第2クールは2024年4月より放送予定(wikipedia)
今期のテーマはルーデウス君のErectile Dysfunction(通称ED)闘病記wよくもまあこんなアホみたいな話でそれなりに感動的な話に仕上げたものだと感心します。
表向きにはルーデウス君の「心の傷と真実の愛」がテーマなんでしょうし、実際10代少年の葛藤と苦悩の物語としてみればそれなりに微笑ましいのですが中年男性転生記としてみれば途端に薄気味悪いお話に見えてしまいますw
一期でもそうでしたが本作の特徴は物語が急にわけのわからん飛び方をすること。ほんと読めないんですよね。まさかここにきて本来行く予定だった大学に入学するとは思わなかったですし、そこで「魔王」なる存在がやってくることも以前龍神と共にいたナナホシなる転生者と出会うなども想像の遥か斜め上。悪く言えばご都合主義なのですがいい意味では展開が常にスリリングと言えなくもないと思います。
ご都合主義といえばシルフィの髪色が変わってしまったところもルーデウスに正体を悟られず、またスペルド族のように思われなくするための処置という面が強く出過ぎてたよなと思います。特にアリエル王女との間では緑の髪色のままで色々ドラマがあった方がよかったんじゃないかなと。それと、ルーデウスがずっともってたシルフィからの贈り物のペンダントもほとんど伏線として役に立たなかったですよね。この辺もうちょっと計算されてたら良かったなあと思いました。
今回特に驚いたのが異世界語として喋られた言語が実に堂に入っていたこと。大体こういうのって文法そのままで単語だけ入れ替えるものが多かったりすると思うのですが、本作はなんか違う感じがしました。実際wikipediaによると
本作では作中に登場する様々な種族に合わせ「人間語」「魔神語」「獣神語」の3種類の言語が制作された。これらはそれぞれの種族に対しての言語体系が実際の言語を元にして設定されている
とのこと。少なくともパッと聞いた限りはめちゃくちゃ自然な感じでした。比較を出すのはちょっと申し訳ない気もするのですが「はたらく魔王さま」で聞かされたものとはレベルが違う気がしました。
それにしてもサラちゃん酷すぎない?いくら(ノ∀`)アチャーなことになったとはいえあんなん言われたらルーデウスじゃなくてもトラウマになりそうだよw
後これは完全に個人的な「おま環」案件なんですが、地上派BS両方録画していたのにどっちも10話だけ録りそこなってました。なんで?(´;ω;`)
(尚、只今BS11で再放送中のようなので今度こそ10話録り逃さないようにしたいと思いますw)