エイ8 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
10時間て……
『彼女、お借りします』(かのじょ おかりします)は、宮島礼吏による日本の漫画作品。
第3期は第2期の最終回放送後に制作が発表され、2023年7月から9月まで放送された(wikipedia)
原作は既刊34巻(2023年11月16日現在)にも及ぶ人気作。原作は未読なんですがこんな長い事一体何をやってるんでしょうかとか言っちゃ駄目なんでしょうねw
3期にもなると段々と隠せなくなってきてるのがヒロイン達のメンヘラっぷりw特にるかちゃんはヤバいレベル。和也は何かと言い訳してましたが如何なる事情があろうと男女二人でお泊りした時点で普通はアウトですよね。実際何事も無かったとしてもアウトです。そういう状況になった時点でアウト。とはいえさすがに災害や事故に遭遇した時はどうしようもないのでそういう時は常に連絡を取り続けるとか何かしないとダメですね。男女ともこういうの「何もなかった」って言えば誤魔化せると思ってる人が一定数いるんですけど、んなわけねーだろというのが本当のところだと思います。むしろ目を見てそういう事言ってる来る奴に限ってちゃんとヤることヤってるものなんで皆さん注意しましょう(謎目線
にもかかわらずるかちゃんはさらっと許しちゃいます。恋は盲目というレベルを超えてこれもうメンヘラの領域だと思います。こんな男に執着する意味がわかりません。というかまあ、和也がどうのこうの言うより千鶴に負けたくないというのが本音だったりするのでしょうけど……そうやって見れば和也ってモテてるように見えなくもないのでるかちゃんの目には彼はすっごいハイスペイケメンチョイワル男に見えてるのかもw
今回の状況は新キャラ八重森 みに(やえもり みに)によるお節介な謀略によるものですし、まあそういう意味で言えば和也にも情状酌量の余地があると言えなくもないですが、普通はこれを期に関係を解消すべき案件ではありますよね。千鶴も千鶴で、るかちゃんという存在が和也にいることを知りながら平然と同部屋で寝るとか、こいつもこいつ案件だと思います。まあ普通は手を出してこいのサインなわけで、和也の優柔不断へたれっぷりはどっちかっていうと(千鶴からの)好感度が下がるんじゃないかとすら思いました。
千鶴も少し前までは頑張り屋という面が強く出てましたが今回はもうメンヘラ一歩手前状態ですよね。青年漫画系なら一発で寝取られる流れが出来てますw海くんが千鶴レースに参戦しましたし、まあ本作ではどうなるかわかりませんが普通はこれで完全に和也敗北ですw病室で「俺、ただのお隣さんだけど」なんて死んでも言ってはいけない台詞だったと思いますし、花火のシーンで胸を貸してる時抱いてあげないのも意味不明でした。むしろ千鶴もこんなん相手によくもまあ辛抱強く愛想つかさないでいるよなあとすら思います。
和也も前期まではスケベだけど誠実という感じがしてたのですがそろそろヘタレっぷりに苛々する事の方が増えてきました。まあこの辺は原作を引き延ばさなきゃならないという事情から来ているんでしょうけどもうちょっと進展して欲しいものです。ここまで来て千鶴以外に行くことなんてもう無いでしょうし。とはいえ本作はマガジンのラブコメですから、ひょっとしたら最終回辺りで二人は結ばれなかったオチになる可能性は十二分にありますが。前回も指摘したかもしれませんがどうにも映画「ラランド」と似たものを感じるんですよね。ラストはコンビニの店長になった和也がテレビ越しに輝く千鶴の姿を見てる、ってなりそうな感じがビンビンしますw
それにしても10時間拘束はないやろ……休憩なしにずっと接待させられるとかブラックにも程があるんじゃないでしょうかね。和也は千鶴をもてなすつもりで課金してましたが、どーでもいい男と10時間も連続で付き合わされる事に関しては何も考えなかったのでしょうか。こうやって見ると和也も案外自己肯定感が高い?いやアホなだけか。