タック二階堂 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
杉田とあおちゃん。
詳細は公式でも。
本当は作品の内容に対する理解が深まるようなタイトルがいいのだけれど、やっぱりここは「杉田とあおちゃん」しかないかなって。
杉田智和さんと悠木碧さんがバディとなってW主演を務める、えっと、本作は何のジャンルになるのかしら。ローファンタジー?作品です。制作はシルリン。カクヨムとなろうに、ほぼ同時公開されたぷんころりさんによるラノベ作品ですね。
初回1時間SP。とはいえ、おそらくは前か後ろの枠の作品が1週遅れでスタートだから、枠をどうぞという形で1時間もらっただけのような気がしますね。別に1時間にする意味はあまり感じませんでしたしね。
あ、なんかdisったみたいになっちゃいましたが、意外と面白かったですよ。主人公・佐々木が「マイホームヒーロー」のお父さんみたいなキャラ。人が良さそうですね。で、異世界から文鳥に転生してきたピーちゃんとバディを組み、シャトーブリアンを食べるためにお金を稼ごうというお話。
って書くと、思いっきり「駄・なろう」みたいに聞こえるけど、なんやら内閣府の特務機関に所属することになったり、こちらの世界の異能力者とのバトルの予感もあったりと、続きが気になる感じです。さっすが、なろう系アニメを多く手掛けるシルリン。まあ、最近はMAHO FILMにポジションを奪われた感じですけど。
とりあえず視聴継続ですね。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん…
そっち系なのか、この話は。いや、異能力バトル的な展開自体は、そこまで嫌いではないのですが、本作の始まりがそういうのではないだけに違和感がすごいというか。
あと、りえりーボイスの上司の女の子。いや、16歳って…
なんか、そんな年齢に設定する必要あります? お隣の怪しげなJKに合わせたの?
なんか、初回の印象からちょっとテンションが下がった感じですかね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんていうか、僕、この脚本家さんと相性あまり良くないみたいです。
本当に原作を読み込んで脚本を書いているのかと思う。や、もちろん原作の問題も多いのだと思いますが、いざ放送が始まると、思っている以上に面白くないという作品は、けっこうな確率でこの脚本家さん(「豚レバー」「いせスマ2」「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」などなど)。
で、まあ、本作も序盤こそ面白かったものの、中盤からずっと商人のマルクを助ける話で、これがまた心底面白くない。しかも、結局は王子と伯爵の権力で釈放させるという、なんとも締まらないオチ。
もちろんね、原作の問題が大きいのだと思いますよ。でも、アニメ化に当たって話を構成するのがシリーズ構成の仕事だと思うんです。こんな構成で、本当に面白くしようとしているのか疑問です。
いちおう2期があるらしいので、これからどう巻き返すか、観続けようとは思いますが、期待はしていません。あ、シルリンの手癖で作ったようななろうアニメの作画は評価に値しません。以上です。
{/netabare}