ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
キラッ☆
流星にまたがる話
歌って踊って愛覚えているような作品の続編ですが、前作(マクロス)を知らなくても楽しめる作品となっています。
誰それの子孫だの関係性だの前作とのつながりはあれど、それを知らないから楽しめないか、と言われると否定せざるを得ません。
基本的に独立した話ですので、これから見たとしても恐らく問題は無いでしょあ。まぁ見た方が楽しめる事には楽しめるんでしょうけど
話の内容は前作より戦闘が多めです
もちろん歌って踊るのですが、前作より戦闘シーンが重要視されていると思います
大きな要素としては同じです。続編(?)なのでそりゃそうか、て感じですが全く新しい作品を求めている方はガンダムへ!(強い眼差し)
逆に言えば前作をたのしめれば本作も楽しめる可能性が高い、ということです。
ロボと歌、という共通性があまり無いような要素を組み合わせた本シリーズは注目されて然るべきですし、個人的にマクロスFの方が前作より知名度が高いような気がします。時代ということもあるでしょうが、話が大衆向けにアレンジされたからだと思っています。
話の大筋は同じですが、雰囲気は今風(というと少し語弊がありますが)と言うべきでしょう。
どのキャラが好きになれるか否かで本作に対する印象がガラッと変わります
私はまだ被害が少ないキャラでしたが、好きなキャラの被害が大きかった場合(そりゃそうだよて感じですが、)印象は悪いものとなります。キャラ選択は慎重に。
ストーリー
{netabare}
バイトとして銀河の歌姫(シェリル)のライブの手伝いをした主人公(アルト)は途中で少女(ランカ)に出会う。流れで未確認生物(バジュラ)と戦った主人公はランカの義兄である隊長(オズマ)の元で戦うことを決意する。ランカがスターになるにつれシェリルの人気は落ちていく。シェリルが自暴自棄になる一方で、ランカの歌はバジュラの注意を引くことが分かりその後バジュラに誘拐される。シェリルと付き合った主人公はオズマの元を離れ正規軍として働き、ランカの救出作戦に関わる。最終作戦の前に一方的別れられた主人公は死闘のすえランカを救い、ほかの人類を消してまでも全宇宙を支配しようとした黒幕を倒し、ランカ「私負けません。歌でも、恋でも!」で終了
だいぶ、というか主人公とヒロイン以外は省きました。ランカちゃんは母艦が破壊されたショックで記憶をなくしオズマを本当に兄だと思っていること、ランカが歌に目覚めるのはシェリルの言葉であること、ランカが自暴自棄になった際に匿ったのは歌舞伎で有名なアルトの父の一番弟子でアルトに歌舞伎の世界へ戻ってきて欲しかったこと、街中にバジュラが出現した際にアラタの親友(ミハエル)が死亡し、ミハエルを想っていたクランが深く悲しんだこと、シェリルにもランカほどでは無いがバジュラに干渉できること、母艦艦長はオズマの元カノ(キャサリン)の父親で、母艦艦長を殺したのはキャサリンの婚約者(レオン)で、レオンは黒幕にいいように利用され、オズマとキャサリンは復縁したこと、等々。
が抜けていますがまぁ概ねストーリーの概要は掴めているでしょう。
シェリル・ノームとかいう女性が好きすぎる。
アルトと付き合い出した時は「ああこれ義理で付き合ってるだけじゃん...」と思ってましたが、シェリルとの別れの際アルトがなにか言おうとしてたのを見て勝ちを確信しました。シェリルがヒロインです。異論は認めません。
友人がミハエルを推していて苦しんでました。毎回マクロスFの話題になると苦しむので見ているこっちとしては反応が面白いのですが、話の展開上シェリルが死んでもおかしくはなかったんですよね...いやぁ良かった。
{/netabare}