あすは さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アルバム買った
多分今期いちばん人気だろうから、自分がいろいろ書く必要ないだろうけど、音楽は最高でした。結束バンドのアルバム買いました。こちらも、すばらしい出来だと思います。
メインの喜多ちゃんボーカルの曲もいいんだけど、いちばん印象的だったのは、ぼっちの歌った『転がる岩、君に朝が降る』かな。朴訥とした、でもだからこそ胸に染み入ってくるような歌。
『あのバンド』のぼっちギター(ソロでなくバッキング)はかっこよすぎる。
ひとつツッコミどころをあげれば、みんなの演奏もすごくうまいので(そりゃみんなプロが演奏しているんだからね)、ぼっちのギターの飛びぬけ感があまり目立っていなかったことぐらいかなぁ。スタジオの場面でちょこっと弾いた喜多ちゃんのギターの音、いや、めっちゃいい音じゃん、はじめて数か月で出せる音じゃないじゃん!w ってなった。でもこれはまあ仕方ないことですね。
自分の同居人と一緒に見たんだけど、学生のころは女の子だけのバンドに生活のすべてを向けていた人(ドラム)なので、すごく共感できたみたいです。
バンドの写真撮るのに、いい感じの壁を探すとか、「そうそう!」とか笑っていました。あと、楽器屋でドラムだけ孤独になる問題とか。
自分も下北で何度かライブしたことあるので、アニメの雰囲気がめっちゃ懐かしかった。昔のことだから見てわかる場所があるわけじゃないけど、雰囲気はそのままだったから。金沢とか江の島とかも。
ベースに対する風評被害には笑った。あんまりクズクズいわないでw でもまあわからないでもないです。ベースって、自分のしたいことが一番って人多いと思います。自分も含めて。オーディションの時に星歌さんが山田に対して言った言葉そのまんまだねw
でも廣井のお酒は、ちょっと意味が違うかな。何かを創り出す時って、自分の命を削るみたいなもの。麻薬とかアル中とか、女にのめりこむとか、あれは何かを創り出すために、自分の命とか心を削るしかない人が、そのできもしない補填をしようとしてる。
非凡なものは、非凡な生活からしか生まれない、という人もいるんです。そうするしか、何かを創りながら生きていけないという人もいるということは、知ってほしい気もするけど、まあクズはクズなので仕方ない(笑)