Jun さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ディズニーのような既視感
作画で人の動きが少し気になるが、あまりアクションがない話なので、それほど違和感はない。
10代前半の異性への純真な関心と純粋な性欲を維持している人なら、この少年に共感できるかもしれない。
呪いをとくため相愛のティーンエイジャーが協力して、困難を乗り越えて行く話には既視感があるけれど、王道だとは思う。
呪いゆえの差別や孤独は過去のものであり、物語が始まった時点では既にステディでぶれない相方がいる。頑張ろうとする少年、協力する仲間が増えるというポジティブな話だ。ただ、最悪の悲劇が終わった時点から話が始まるので、あまり刺さらない。シリアスにならないようギャグでエピソードをしめてもいる。途中、突然ミュージカルのようになったりもする。
ハッピーエンドが冒頭から約束されて、安心して見れる話だ。それが面白いと思うかどうか。
話は呪いの背景とそれを解く伏線回収に入ったところで終わって、続編につながっていく。