にゃわん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
悲恋と魔女の呪い
ある日突然、見知らぬ魔女に呪いをかけられた主人公
呪いをかけられるまで明るく誰にでも優しかった性格が
人が変わったようにビクビクと怯える性格になってしまう。
それもそのはず、魔女がかけた呪いというのは
触れたもの全てを枯れさせてしまうという呪い
それは、植物・動物・人間すべて
呪いをかけられたことを知ると家族(なかでも母親)が
とても辛辣で“まるで死神みたい”と言い放ち
別邸に追い払った。邪険にしたのは母親だけで
家族では妹や弟は主人公に寄り添ってくれてる。
妹達がいる屋敷のほうが監獄だと、妹は言う
自分に触れたら人を殺してしまうと
人を避けるようになって触らない、近寄らない
そういう行動をとっていたら
その主人公のことを内面から好きだという
メイドが現れて主人公が自害しようとした時は
雪が降っていた冬で手が傷むほど主人公を探していた。
最初は、メイドのことを信用していなかった主人公だが
メイドのアリスに好意を向けるようになる
アリスは、呪いが溶ける方法を一緒に探すが
呪いが解けたら触れられるけれど
一緒にいられない、いままでの関係になれないかも
とせつねぇモノローグがある。
そして、呪いにかかっていなければカフやザインといった
友達もできなかったのでそこは主人公嬉しそうだった。
救いようがないのは、主人公に呪いをかけた
魔女はこの世から去っていて呪いを解く方法がわからない。
どうやら、アリスの母をよく知る人物は身近にいて
最終話まで見たが結局呪いは解けないままでいたが
このままではいられないので、方法を探しながら
頑張るという前向きなかたちで終わった。
弟や妹の言いたいことも母親の前で言い放ち
弟には前以上に尊敬される。
頼む、幸せになってくれ