ハウトゥーバトル さんの感想・評価
2.2
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
タイトルをよく見れば自ずと答えは導き出される
この話は初恋が爆散した話
ジャンルは恋愛・ハーレム・幼なじみ・コメディ
私は本作の原作であるラノベを一巻だけ買いました
負けヒロイン好きの私にとって「下げて上げる方式ならもしかして面白いのでは!?」と期待をして買った一巻。二巻を買うことは永遠にありませんでした…はい…そういうことです…
要素は単純。恋ハ幼コの4要素。さらに松岡主人公...
「どうせ幼なじみが負けるんでしょ」と思ったそこのあなた!タイトルを見てください!そして気付いて下さい。{netabare}勝つとは言っていない{/netabare}…
さてそれ以外の要素はそこら辺のハーレムラブコメと呼ばれる奴とそう違いません
個人的には俺修羅、俺好きと同じイメージです(おそらくですが、無意識というわけではないのでしょうが)。ただアレはヒロインがほぼ確定しているのですが、本作は本当にどっちになるのか分かりません。そういう点では違うかもしれませんが、言い換えるなら「展開が皆無」
さらに負けヒロイン好き代表としてこの場に立っている身から申し上げるとするならば、「それを負けヒロインとは呼ばない」
数多の負けヒロインがいますが中には「最終的には」というキャラもいます。そういうのを今回意識したんでしょう。まぁ見事に空回り。作者が「ぐへへ。こう書いときゃとりあえず喜ぶだろ。ぐへへ」的な精神で書いたに違いありません。ええ。きっとそうです()
ともかく、負けヒロイン好きだからといって本作が好きになれるわけではありません。
展開についてです
かなり意味がわからないです。キャラの思考がまずわからない時点でもう察しですが「ど う し て そ う な っ た」という言葉が1番ふさわしいでしょう。どういう回路をすればこうなってしまうんでしょうね。
ハーレム特有の主人公のイタイ言動を除いたとしても不自然すぎる立ち回り。要は無理がある。消しゴムを落としたところから始まる恋愛物語並に無理がある。
キャラは全体的に悪印象。頼みの綱である幼なじみが終わりの時点で私たちに勝ちは有り得ません。なので大人しく敗北を受け入れながらキャラを見ましょう。可愛くもかっこよくもないキャラに一体どれほど需要があるか測りかねますが、きっとすごいんだろうなぁ(遠い目)
{netabare}個人的にはバカスコンビのカス担当が好きです。名前…わすれたなぁ。まぁカス彦とやらが作中一番好きでした。原作の頃から好きだったのですが、本作でちょっと揺らぎました…カスが薄れてる…普通に良い友人になりつつあるので、是非ともカスを全うして欲しい。そして是非とも腹違いの妹とシリアスして欲しいですね。まぁ今後本作の話題は一切出さないでしょうが。{/netabare}
つまるところ。本作は負けヒロインじゃないし、展開も酷いし、キャラも好きになれない
非の打ち所しかない作品となっていますので視聴する際は覚悟、もしくは大きな心をもって接してください