Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最強の兄妹は、無敵の来訪者に挑む
この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期と劇場版は視聴済です。
どちらも面白かったので、この作品を視聴しないという選択肢は私にありませんでした。
2095年10月31日。
未観測の戦略級魔法によって、朝鮮半島南端の軍事都市と艦隊が消滅した。
《灼熱のハロウィン》と呼ばれたこの日から、
世界は新たな戦略級魔法師の登場に震撼することになる。
中でも「世界最強の魔法部隊」であるスターズを擁する北アメリカ合衆国(USNA)は危機感を募らせ、
秘密裏に未観測の戦略級魔法と、その魔法を使用した魔法師の正体を暴こうと躍起になっていた。
それから約二ヶ月後の12月24日。
街がクリスマスの飾りとイルミネーションで賑わっているなか、
達也たちは交換留学でアメリカに行くという雫の送別会のために、アイネ・ブリーゼに集まっていた。
雫がアメリカに行く期間は三ヶ月。雫によると、彼女に代わって第一高校に来るのは、
同い歳の女の子だという。
同じ頃、USNAのスターズ基地では、一人の少女が第一高校への潜入調査に赴く準備を進めていた。
彼女の名はアンジェリーナ=クドウ=シールズ。
スターズ歴代最年少の総隊長にして、
戦略級魔法ヘヴィ・メタル・バーストを操るUSNA最強の魔法師だった――。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
司波兄妹の今度のお相手は、スターズ歴代最年少の総隊長でUSNA最強の魔法師のリーナ…
リーナのCVが日笠さんだった、ということも多分にあるのですが、格好良いと可愛いを高い次元で兼ね備えた女の子でした。
個人的にはこれまで登場したキャラの中で一番だったかも…
それにリーナのことはどこかで見かけたような…
と思っていたら、劇場版に登場していたんですね。
あの時は、USNA軍の人とどうして親しげに話しているのか、ほんの少しだけ違和感はありましたけれど、今回の来訪者編が出会いだったんですね。
時系列的にも劇場版「星を呼ぶ少女」の方が後らしいので。
これで色々納得できました。
リーナはUSNA軍直属のスターズ総隊長ということで強さはお墨付きなのですが、深雪とは互角に渡り合いました。
これって、深雪の強さも半端ないということなんですよね。
そして達也とは…戦いになっていたのか正直微妙です。
しかし、達也さんの無双っぷりも何と言いましょうか…全く底が見えませんね。
まぁ、お兄様は格好良いから別に良いんですけれど…
気になるのはリーナのその後です。
アメリカに帰りましたが、深雪が「あなたは、いつかお兄様の手を取る日が来る」と言っていました。
スターズの総隊長が簡単に軍から抜けられるとは思いませんが、そんな日が来るのを願ってやみません。
気になると言えば、奈央ぼう演じるピクシー回での光井ほのかの慌てっぷりは印象に強いですね。
「♪ナナナナ~♪」というBGMに乗せてピクシーの口を割って出てきた台詞は、ほのかを腰砕けにするには十分
過ぎるくらいの破壊力がありましたから…
ピクシーのCVが奈央ぼうなのも予定調和だったのではないでしょうか。
今期も見どころ満載だったと個人的には思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニグテーマは、ASCAさんの「Howling」
エンディングテーマは、佐藤ミキさんの「名もない花」
楽曲のノリはオープニングが好みでした。
エンディングのしっとりとした感じも悪くありませんでしたけれど。
1クール全13話の物語でした。
私がチェックしているサイトで、本作品の円盤は全5巻と記載されていました。
友人と、「全5巻なら10話で終わっちゃうのかな?」「いや、いくら何でもしれは短すぎるでしょ」などと話しをしていたので、11話目が放送された時は一安心しました。
「じゃ、全15話か全20話かな?」と思っていたのですが、まさかの全13話…
全然割り切れないじゃありませんか!
こういうパターンもあるんですね。
そして物語は全然続きそうなのに、次は続編ではなく「魔法科高校の優等生」ですか…
まぁ、物語を違った角度から見れますし、今度は深雪が主人公らしいので良いんですけれど…
もう公式HPが立ち上がっていました。
キャッチコピーは「お兄様、今度は深雪が主役です。」だそうです。
今度は優等生の放送を楽しみに待ちたいと思います。