Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
昨日、しまむらとキスをする夢を見た。
この作品の原作は未読ですが、あかりん、みっくが出演すると知り視聴を決めた作品です。
あかりん、みっくとも最近、よく名前を見かける引っ張りだこの声優さんですよね。
わたしと安達は体育館の2階で偶然知り合ったサボり仲間だ。
一緒にピンポンしたりしなかったり程度の関係で、
人付き合いは基本的に面倒だと思っている
わたしにはちょうど良い距離だった。
のだが、最近どうも安達の様子がおかしい。
まるで人に興味のない猫みたいだったのに、
犬っぽくなってきている気がする。
安達に何かしたっけなあ……。
――そんな2人の関係が少しだけ変わっていくお話。
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
安達としまむらの関係は少しは進展したかもしれません。
ただ行動を起こしただけ、と言えなくもありませんが…
他は何一つ進展の無い作品だったと思います。
あ、自称宇宙人がヘルメットを取って素顔を見せたのは前進か…
でも、進展の無いのが悪いとは1㎜も思いません。
だって、日常なんて所詮そんなモノではありませんか。
だから背伸びをしない等身大の女子高生を描いた作品…
安達がしまむらをどう攻略するか妄想を巡らす作品とか、柳の枝のようなしまむらを愛でる作品とも言えなくもないか…
安達の必死さが可愛いと思いました。
それは本来女の子に向けられるモノであるかどうかは別にして、好きな子のことを一生懸命考えて印象付けたいと思うのは、ごく自然な発想だから。
逆にしまむらの言動の方が不思議っぽく感じました。
あまり自分の主義主張がなく、相手に合わせたり合わせなかったり…
これが「執着しない」ということなのかもしれませんが、もう少し自分を出しても良いのでは…なんて思いながら視聴していました。
それともこれが今どきの女子高生なのかな…?
原作は2013年から連載されていて、気管9巻まで発刊されているとか…
安達としまむらは、7年間ずっと高校生をやっているのかな?
人生の岐路にたった時がこの作品が終わるときなのかな?
この作品の幕の引き方は個人的に気になるところです。
それと気になったのは自称宇宙人の正体です。
限りなく人っぽいですけど、この子だけ髪の毛がキラキラしていじゃありませんか。
宇宙からドーホーを探しにやってきたと言っていますが、そんな素振りは微塵も見られませんし…
そもそも安達としまむらの関係には、これっぽっちも関係ないのにその秘密感必要なの?
とは思いましたが、今はただの布石で今後何か大きな展開があるかもしれないんですけどね。
そうでも考えなきゃ、自称宇宙人がこれだけクローズアップされている理由が分かりませんので。
少し視点の違う日常系の物語…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニグテーマは、安達(あかりん)としまむら(みっく)による「君に会えた日」
エンディングテーマは、あかりんの「キミのとなりで」
1クール全12話の物語でした。
キャラデザも悪くありませんし、作画も綺麗で見やすい作品だったと思います。
気を張らずにのんびりした気持ちで視聴できる作品でした。