ジャスティン さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私は私ではない
【視聴きっかけ】
去年実は視聴していなかったこともあり、
見ようと思っていた作品でしたが
全然視聴もしないで終わってしまった。
そろそろ見ても良い頃というか
少しまた自分が好きになれる作品を見たいと
思い視聴を決めました。
【良い点】
何だろうこの感覚、今までにはない
百合の恋愛でここまで凄く出来るのかと思う
脚本はまたしても花田さんですね。
最近視聴しているものは花田さんのばかりの
ような感じもしている。
花田さんが担当している作品はほぼ当たりの
作品の予感しかしていないです。
これからも頑張って頂きたい。
今では百合アニメなんて少しずつ増加傾向に
あるようにも感じますが、
まだまだ発展途上のジャンルとも言えるでしょう。
私はこの作品が百合系のアニメを
大きく引っ張ってくれる作品だと認識しました。
主人公は、なんというか
「ユーフォニアムの久美子ちゃんみたいだ」と感じた。
友達思いだけど、なんか少し冷たくて、
でもそれでも一応ついて来て見るものの
少しよそよそしく、安全なところへ隠れているような
存在に近い感じがしました。
そう愛の物語だからこそ、人間の弱さを描ける。
そこは一番大きなところでもあります。
【悪い点】
今回は全然見当たらない感じがします。
ストーリー展開の感じもよく、不満は特にない。
でも、再視聴をしたいというとそうでもない
印象が出てくる。
もう一度見たいアニメとはなりにくいオーラがする。
初見が一番大切なアニメなのだと認識しています。
1話 - 7話
ストーリー展開がかなり良好で良い感じです。
いろいろと人が世界にはいるんですね
みんなから思われている自分と本当の自分を
包み隠さず言えればどんなに楽な人生なのだろうか
結構考えさせられるアニメとも言える
8話 - 13話
物語の展開が後半でも素晴らしいストーリーで
見ていて飽きません。
姉のために劇をやるのはいいけど、
理由が子供っぽいから好き。
13話の視聴で少し展開が好みではありませんでした。
というよりは、もう少し先のことがあって
劇が終わってからの燈子と侑の関係がどうなるのが
気になる。
燈子は劇が終わってからの自分自身の存在に悩んでいました。
しかし、13話はデートっぽくなってしまって終わってしまった。
文化祭の劇はアニメでしっかりと見たかったです。
原作を買って下さいという解釈でいいのかな。
13話の作中で侑が劇のタイトルを決めた
タイトルは絶対に「やがて君になる」だと思っていた私。
13話以外は好きでしたが、最終回って難しいですね。
また、燈子は姉のために劇をやって姉になりたいと言っていた。
これはまるで【H2Oの{netabare}ほたるちゃんの逆の展開のようだった{/netabare}】
燈子は自分自身の存在が自体がなくなるというか
失うというか、自分のことが嫌いだからこそこうなった。
このアニメを見てから人格って本当に
それぞれあっていろんな人が関わっているからこそ
人格というのは曖昧な形である。
性格という言葉もあるが、
それはいろんな人が思うその人の人格の特徴が
共通しているから、それは真の性格だと認識をするのだろうか?
恋愛って本当にどんなものなのだろうか?
私は全然興味があるわけではない。
2次元だろうが、3次元だろうが別にどちらでも良い
だが、そのような感情になるとドキドキとした
気持ちになれるのだろうか?と思ってしまった。
まさに今回でいう侑みたいに。