「やがて君になる(TVアニメ動画)」

総合得点
82.0
感想・評価
676
棚に入れた
2492
ランキング
381
★★★★☆ 3.8 (676)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「やがて気になる 」?「やがて好きになる 」?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、
中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。
燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」
{/netabare}


スタッフ{netabare}
原作:仲谷鳰(「月刊コミック電撃大王」連載)
監督:加藤誠
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:合田浩章
色彩設計:篠原真理子
美術監督:永吉幸樹
美術設定:佐藤正浩
撮影監督:加藤友宜
CGディレクター:井口光隆
編集:右山章太
音響監督:明田川仁
音楽:大島ミチル
アニメーション制作:TROYCA
{/netabare}
キャスト{netabare}
小糸侑:高田憂希
七海燈子:寿美菜子
佐伯沙弥香:茅野愛衣
槙聖司:市川太一
堂島卓:野上翔
日向朱里:寺崎裕香
叶こよみ:小原好美
箱崎理子:中原麻衣
児玉都:森なな子
小糸怜:小松未可子
{/netabare}


1話ずつの感想

1話から6話目までの感想は↓に書いてます。。よかったら読んでね☆彡
https://www.anikore.jp/review/1880001/


第7話「秘密のたくさん/種火」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
それは何年も前の事、中学生の沙弥香は、ある日先輩から呼び出され告白される。
はじめは女同士なんておかしいと思っていた沙弥香だったが、時を重ねるごとに魅かれていく。
ところが先輩が高校に進学し、何日も何週間も合えない日々が続いた。
沙弥香はこの寂しさを先輩も感じていると信じていたが、数カ月後久々に会い、先輩からかけられた言葉は・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
燈子がまだ中学のとき、先輩の女子に告白されてつき合ってたの

先輩が卒業してしばらく会えなくなって
でも、先輩もきっとさびしいんだ。。って思ってたら
ひさしぶりに先輩が会いに来て
「こんな子供みたいなつき合いやめよう」ってフラれちゃった

それで高校では女子となんてつき合わない、って思って共学にしたのに
自分より優秀な生徒が入学の代表あいさつに立ったの見て
ライバル!って思ったけど、燈子がかっこよくってひとめぼれしちゃった^^
ってゆうおはなしがあって


それから箱崎先生ってゆう新キャラ?が出てきたんだけど
喫茶店で劇の脚本担当のこよみが燈子と沙弥香と侑とで顔合わせしてたら
お店にその箱崎先生が入ってきて
みんなには気がつかないで女店長と仲よさげにしてたの^^

そのあとみんなに気がついた先生は
店長のこと「大学の友だちの児玉都」って紹介したけど
沙弥香はすぐに先生の恋人だ、ってピン!ときたみたい^^


燈子はこよみが侑のこと呼び捨てにしてるの見て
いっしょに帰るとき侑に
「わたしも下の名前で呼んでいい?」ってたのんで
ついでに自分のことも燈子先輩って呼んでもらうことにしたの。。


それまで沙弥香は
コクってフられて燈子との関係をこわすより
「燈子は誰の物にもならない」って信じて
そばでサポートするだけでいいって思ってきたんだけど

次の日
誰にでもフレンドリーだけど、誰も近づかせないようにしてるハズの燈子が
侑と距離をちぢめたことに気がついて気もちがゆれたのかな?

そのことを誰かに話したかったみたいで
この前の店に1人で行って都に先生とつき合ってるのか聞いたの。。

都は「理子にはナイショにして」って言いながらみとめて
沙弥香にも好きな女子がいるか聞いてきて
沙弥香は名前は出さなかったけど、燈子への思いを都に打ち明けたの。。

「今の関係をこわすくらいなら、必要としてもらえる友人のままでいい。。
そばにいるためにホントの気もちをかくすのはヒキョウでしょうか?」
って聞く沙弥香に、都はコーヒーをもう1杯出して
「あなたいい子だから。。サービス」って。。

「その子の願いが友だちのままいることだってわかって
自分の思いよりそれをかなえるって決めた沙弥香はいい子だ」
って言ってくれたの


次の日、小テストで燈子に負けた沙弥香だったけど
都さんに思いを聞いてもらったせいかな?ちょっとうれしそう^^

そのあと燈子から
「沙弥香がライバルでいてくれるから、気を抜かないで理想の自分に近づける」
みたいなこと言われて
いつかかくしきれない時が来るかもだけど、今はまだこのままでいい
って思ったの。。それで今回はオシマイ


先回の感想で、燈子は勝手だ。。みたいなこと書いたけど
沙弥香もこのままでいい、って思ってるんだったらこのままでいいのかな?

ただ、先回の終りに燈子が
(どうか侑、私を好きにならないで)って思ってたけど
侑が燈子を好きになったときが心配だよね。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話「交点/降り籠める」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ある日、家に遊びに来る燈子を沙弥香が駅の改札付近で待っていると、突然声をかけられた。
それは偶然通りがかった、沙弥香が中学時代に好きだった先輩で・・・。
また、後日体育祭の部活対抗リレーに出場する生徒会メンバーは、皆でバトンパスの練習をしていた。
ところが、侑と沙弥香のバトンパスだけうまくいかず・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
アバンは沙弥香が自分のこと捨てた先輩にばったり会って

「自分のせいで沙弥香を百合の世界に引きずりこんじゃってゴメン。。
マトモになってるといいけど。。」みたいなこと言われてキレて
ちょうど来たカッコイイ燈子に抱きついて先輩に見せつける
みたいなおはなし^^


「おまえがそれゆうか?」みたいなおはなしだよね?

「一方的にフっちゃってゴメン。。」だったら分かるけど
沙弥香がふつうになってても、百合のままでも、よけいなお世話。。

でも、沙弥香が燈子に抱きついて先輩に見せつけようってしてたけど
これって先輩も百合のままだったらくやしがったかもだけど
そうじゃないから
「けっきょくあの子ってマトモじゃないんだな」って思われ大変だけかも?


あと、ちょっと百合百合しすぎになってきたかなぁ。。って
先回も別の百合カップルが出てきたし

にゃんの高校は共学だったけどクラスは女子ばっかりで
いつもくっついてる2人はいたけど、ふつうそんなに目立たないと思う。。

BLでも百合でもいいんだけど
みんながそればっかりだとちょっと引いちゃうかも?

朱里とバスケ先輩のおはなしはあったけど
槙クンと堂島クンの相合傘とかも出して
バランスよくしたらよかったんじゃないかな^^


Aパートは生徒会のリレーの練習で
沙弥香と侑のバトンパスがうまくいかなくって
侑が気をつかって沙弥香をお茶にさそうおはなし。。

おたがいに燈子のことが好き、ってたしかめて
もし、燈子がお姉さんみたいになろうってするのやめたら

沙弥香は「燈子に好きだと言えるのかしら?」
侑は。。「わたしはどうなるんだろ?」って思ったところでオシマイ

アジサイの好きな色を聞くところは
アバンでもあったけど色が白、青から白、ピンクに変わってたけど
アジサイの代表的な花言葉は「移り気」で
白いアジサイの花言葉は「寛容」

青~青紫色のアジサイの花言葉は
「冷淡、無情、高慢、辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ」で
ピンク~赤紫色のアジサイの花言葉は「元気な女性」だって。。
これって沙弥香(白)と燈子(青)と侑(ピンク)のことなのかな?


Bパートは
雨にふられてこまってた侑に燈子が声をかけて相合傘で帰るおはなし。。

侑はたよりにしてた朱里を先輩といっしょに帰らせて
お姉ちゃんはデート中、ってゆう「リア充爆発しろ」ってゆう中で
燈子に声をかけられてうれしかったみたい^^

どっちが傘を持つか?とかでイチャイチャケンカしたり
雨宿りで燈子をふいてあげたり
侑は燈子といると楽しくなってきてる。。

それで頭をふかれながら
「侑が面倒見がいいから甘えすぎてないかちょっと心配。。
本当はガマンして付き合ってくれてるだけかもしれない。。
きらわれたらどうしようって。。大丈夫?」って言ってくる燈子に

「大丈夫。。面倒見てるなんて思ってませんよ
今日だって先輩が来てくれて助かりましたし、それにうれしかった^^」
って言ったとたん燈子が「そのうれしいって。。どういう意味?」
ってコワイ顔。。ちょっとドキッてしちゃった^^;

顔色読んだ侑が「あ。。いえ。。
今日はいろんな人に置いて行かれたりフられっぱなしだったから
先輩が来てくれて安心したというか。。それだけで変な意味じゃないですよ」
ってかくしてごまかして燈子もふつうにもどってたけど、こわかった^^;

それでベタベタしてくる燈子に「温かい。。」って思った侑は
「分けて欲しい」って思ったけどきらわれるのがイヤで
「いいか。。このままでも」って手をにぎるのあきらめたみたい。。

アジサイは赤と青になってたね^^

さいごは侑と沙弥香のバトンパスがうまくなって

「2人ともやればできるじゃない!本番もガンバろうね!」
ってむじゃきに笑う燈子を見て

「ほんと燈子ってヤッカイよね。。」「同感です」って
沙弥香と侑が共感するところで終わりだったけど
この2人がつき合ったほうがいいんじゃない?ってちょっと思った^^



燈子ってホントにヤッカイだよね^^
自分は好きでいたいのに、相手には好きにならないでほしい、なんて。。

今回の、侑が燈子をタオルでふくところで思ったけど
燈子ってお姉さんがほしいんじゃないかな?って。。

でも、お姉さんだったら燈子のこと好きだと思うけど
燈子の思ってる「好き」って「好きだから何かしてあげたい」じゃなくって
子どもが親に「何かしてほしい」ってゆうみたいな「好き」なんじゃない?

自分は人から何かしてもらいたいけど
人には「私に何も求めないで」って言ってるんじゃないかな?って

だってそれはお姉さんが死んで、まわりの人から
「お姉さんみたいになってほしい」って言われつづけてきて
そのためにがんばってきた「好き」だから。。


まわりの人は燈子を「お姉さん」にしたがって
燈子はがんばってまわりの人の「お姉さん」になろうってしてきたけど
燈子には今まで「お姉さん」の代わりになってくれる人がいなかったから
侑を「お姉さん」の代わりにしたいんじゃないかな?
{/netabare}
{/netabare}
第9話「位置について/号砲は聞こえない」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
体育祭が近付き、生徒会のメンバーは忙しい日々を送っていた。
沙弥香から去年使った横断幕を探すように言われた侑は、一人で体育倉庫に向かう。
ふと、ここ数日忙しくて燈子と話が出来ていない事を思い返していると、ちょうど書類を手にした燈子が体育倉庫にやってきた。
侑は横断幕を手に外に出ようとするが、遮るように燈子が中に入って来て・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしからはじまって
侑が体育倉庫で燈子に抱きつかれてキスされて
体育祭が終わったら、侑のほうからキスする約束させられるの。。


それから侑は廊下で槙クンに
「七海先輩に相手してもらえなくて寂しいんじゃない?」
って聞かれて「私は誰も好きにならないから。。」って言ったら
槙クンも「誰のことも好きにならないからおなじだ」って言って

「おんなじ」ってゆう話題で、おたがいのこと話しはじめたけど
別れるとき槙クンが侑を見ながら

(君は僕とは違うと思うけどな。。
だってさっきのはさびしくない人のする顔じゃないよ。。)
ってホントは思ってた。。

それから侑も、燈子にキスする約束のこと思い出して
ちょっとナーバスになったみたい。。


体育祭の日。。

侑は部活対抗リレーでアンカーを走る燈子に見とれて
それからぼんやりすることが多くなったみたい。。


片づけが終わった侑と燈子はまた体育倉庫に入って
燈子は侑に、約束のキスのおねだり^^;

でも、キスしようってした侑は(ダメだ!)って思ったの

何がダメかはよく分からないケド
ここを越えちゃイケナイってゆうことだけは分かる。。

それで「やっぱり私からするのは違う気がするんですけど。。」
ってことわったの
「だって好きでもないのにするとかちょっとどうなんだろうって」って

そしたら燈子が
「でも約束をやぶるなら代わりに私の好きにするからね」
って、おとなのキスをしてきて、びっくりした侑がちょっと引いたら

「ごめん!侑がイヤならもうしないから。。」って言ってきたけど侑は
いや別に。。イヤではないです。。
とゆうか。。どっちかっていうと気持ちいいし。。」って^^;


さいごは侑のモノローグで
「見返りのいらない好意を与えられること、優しくされること。。
サラサラの髪や長いまつげ、いいにおい、柔らかいこと。。
それらを心地よいと感じるのはただの当たり前で、特別なんかじゃないはず

心臓の音がする。私のじゃない先輩の音だ
だってこれじゃ。。早すぎるから。。」



今回は、燈子の「大人のキス」と侑の「気もちいい」で
いっきに大人のおはなしになっちゃったみたい^^;

これが燈子が男子で、侑が「気もちいいし。。」
なんて言ったら、もう見る気がしなくなっちゃうくらい。。


おはなしは、侑が燈子のことイシキしてきて
とうとう「好き」ってゆう気もちに変わったところだったと思う。。

ただ、それを一生けんめい見ないようにして
早すぎる心臓の音は自分のなのに「先輩の音だ」ってごまかしてる。。

だって燈子を好きになるときらわれるのが分かってるから。。

。。って、だんだんメンドくさくなってきたみたい。。
このあと、燈子が侑からはなれてくおはなしが待ってそうで。。


自分を好きになってくれる人から受けてたまってくプレッシャーを
燈子が侑に甘えてへらそう、ってしてるだけなんだけど
侑が燈子のこと好きになったら、プレッシャーがふえるだけ
ってゆう、燈子のメンドくさい性格のせいだよね^^


侑も、燈子に共感したから好きになったんだったら
槙クンのことを好きになってもいいハズなのに
甘えられたい、ってゆう気もちが勝ってるのかな?

でも、それだったら中学の同級生の男子でもよかったハズ。。
なのにフっちゃったのって
もともと女子のほうが好きだった、ってゆうことなのかも?
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第10話「私未満/昼の星/逃げ水」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
教室で、原稿を取り合うように引っ張り合っている侑とこよみ。
いよいよ生徒会劇の台本の草稿が完成したのだが、こよみは結末もまだ迷っていてあまり自信がない様子。
侑は、それであれば皆の意見も聞いてみようと、コピーして生徒会のメンバーへ配りに行く事にした。
燈子を見つけた侑は早速台本を手渡すのだが、原稿を覗き込む燈子との距離に少し戸惑い・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは燈子と沙弥香とクラスメートでお昼を食べてて、燈子が
現実に起こったことそのままの夢を見ることがあるか?ってゆう話をはじめて
みんな、あるとかないとかってゆうんだけど、沙弥香はその夢が
「昔のことを思い出してる今の自分を夢に見ている」んだってゆうの。。


それから劇の台本ができたんだけど、こよみはあんまり自信なさそう^^

あらすじは、記憶喪失の少女が入院してて
そこに、弟、同級生、恋人が来て少女との思い出を話してくるんだけど
みんな言ってることが違くて、元の自分になりたいのに
誰の言ってる自分が元の自分か分からなくって悩むの。。

その台本の配役がとってもするどくって
みんな読んだだけで、だれがどの役か分かっちゃうくらい。。

燈子はそれを読んで
「誰かにならなければ私には何もないのに。。
叶さんこわいなぁ。。何もない少女の役か。。」ってつぶやいたの


それから生徒会は夏休み合宿で劇の練習することになって
燈子に勉強教えてもらいながら侑は
合宿で燈子が迫ってくるんじゃないか?みたいなこと言ってみたら

「沙弥香もいるのに何かするわけないでしょ」ってゆうから
「ガマンできるんですか?」って聞いたら
「できるようになる!もうちょっとおさえなきゃ、って思ったの
侑にきらわれたくないから。。」って

でも、侑も、燈子のこと名まえで呼べない。。
好きなお菓子を取られても文句も言えない。。
ただ「先輩ってズルい」って思うだけ


あと、箱崎先生が「市ヶ谷君」ってゆうOBの人に
合宿の劇の指導をたのんでたけど
主役が七海、って聞いたとたん向こうからいろいろ聞いてきたの。。
もしかして、燈子のお姉さんの恋人だった人だったりするのかな?


それから夏休みになって、燈子から電話も来ないしこっちからもかけにくいし
で、侑はちょっとさびしい思いをしてたら
ジョギング中に中学のソフトボール部でいっしょだった菜月に会って
買い物につき合ってもらうことにしたの。。

買い物をすませて入った喫茶店はこの前のところ。。

そこで侑は菜月から
「生徒会の話に出てくるのその七海先輩ばっかりじゃん」って言われたの。。

菜月は、中学のときの侑は何でもちょっと冷めてたみたいなのに
燈子のことで頭がいっぱいみたいなの、感じたっぽい^^


それから燈子はお父さんから
「生徒会の劇のこと、ムリしなくってもいい」って言われて
(私はやりたくてやってるだけなのにどうしてそういうこと。。)
ってイライラ。。

とうとう侑に電話をしてきて、いつものそっけない返事に
(侑は私が何をしてもしなくても、きっと本当は興味なんかないんだ。。)
って安心したみたい、さっきまでのイライラが嘘みたいに消えてったの^^

だけど侑は、燈子と話すと心がザワザワして、
イヤな感じじゃないのに気もちがいっぱいになっちゃうみたい。。


Cパートで燈子は、
お姉さんが自分とジャンケンで負けて、おつかいに行った帰りに事故に会って
帰ってこない、ってゆう夢を見て、目がさめるの。。

それから「私はなるんだ。。お姉ちゃんに」ってつぶやいてオシマイ。。



そんなおはなしで
侑は燈子のことが好きになってきてるんだけど
それを燈子には言えない、ってゆうイライラが出てきてるみたい。。

燈子が、自分のイライラを侑に押しつけてるだけ、みたいな気がするけど
侑はそれがイヤじゃないんだったらいいかな。。

でも、いつまでその思いをかくしていられるのかな?


あと「やがて君になる」の意味が見えてきたみたい。。

燈子は自分が記憶喪失の少女みたく
「誰かにならなければ何もない」って思ってて
今は「お姉さんになろう」ってがんばってるけど
「やがてホントの自分になる」おはなしなんじゃないのかな?


記憶喪失の子のことだけど
みんなが思ってる自分って、きっと自分のかけらの1つだけで
それだけだとよく分からないからロールシャッハのシミみたく
それぞれの人がかってに「これだ」って思い込んでるだけだって思う。。

それでかってに「これだ」って決めつけて期待して
それがただのインクのシミだって分かると、がっかりするか、怒るかだから
そんな人たちの期待にこたえようってがんばる燈子って
ほんとに記憶喪失の子みたいだって思う。。
{/netabare}
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第11話「三角形の重心/導火」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休みになり、人気のない学校に集まった生徒会の面々。
生徒会劇の練習の為、いよいよ二泊三日の合宿がスタートした。
台本の読み合わせも進む中、こよみは未だ結末に悩んでいる様子だったが、他には特に大きな問題もなく合宿は進んでいった。
夜になり、侑と燈子はお風呂に沙弥香を誘う。
合宿棟の風呂が大浴場だった事に思い当たった沙弥香は躊躇するが・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半のおはなしは「三角形の重心」

合宿がはじまって。。
3人でおふろに入って、3人でおんなじ部屋で眠る。。

燈子をはさんで侑と沙弥香のバランスのおはなしだから
三角形の重心ってゆうより
たぶん、シーソーの重心のほうが近いんじゃないかな?って


燈子は侑に、侑と沙弥香は燈子に、もっと近づきたいって思ってるけど
おたがいに気をつかってるからそれ以上近づけなくって
ぎったんばっこん、バランスよく動いてるけど
どっちかが燈子と近づきすぎると、止まっちゃうシーソーみたいな関係かも?


おふろはさいごに入ると先に入ってた人から見られそうだから
侑みたくサッと脱いでさっさと入った方がいいかも^^

消灯前はビミョーだった空気が
写真の取り合いでちょっと明るくなったみたいでよかった^^


さいご、とうとう市ヶ谷先輩が参加して
沙弥香が心配そうな顔してたけど、どうしたのかな?

「導火」

市ケ谷さんの練習がはじまってすぐ、燈子を見てた市ケ谷さんが
「生徒会長っていうのは
もっと人を動かして自分はノンキにしてるもんだと思ってたよ。。」
って謎のコメント。。

気になってた燈子は帰りかけた市ケ谷さんを見送りながら
お姉さんのことを聞いたの。。

それは、燈子が思ってた澪さんとぜんぜん違くて

生徒会の仕事は他の役員にまかせっきりで
そのくせ演説なんかはかっこよく決めるから
知らない人たちからは"会長さんカッコいい"とか言われてたけど
夏休みの課題が終わらなくって役員全員で手伝ったこともあった。。とか

でも、まわりは振り回されてばっかりだったのに
澪さんは不思議とみんなに好かれてたんだって^^

それで燈子が「私が知ってる姉は。。
何でも自分で完璧にこなせてあこがれでした。。
そんな姉の姿は知らなかった。。」ってゆうと

「そっか。。あれで案外、妹の前じゃミエはってたのかな?
オレには逆に完璧な澪なんて想像もつかない^^
君の方がリッパに生徒会長してるよ。。
そうだなぁ。。姉妹の割には澪と七海さんはあんまり似てないな」って

それを聞いてた燈子は、帰ってく市ケ谷さんをボーっと見送ってた。。


それから、先生の差し入れで、みんなで花火をしたんだけど
はしゃぎながら自分のこと呼ぶ侑を見て、燈子は
(優しいな。。甘えてしまいたい☆彡だけどどこまで許されるんだろう?
その優しさを使いつくしてしまうのがこわい。。)って

そのころ堂島クンと槙クンがいっぱいの花火を見て
「こんなにたくさんあるんだからドンドン消費しないと終わらねぇぞー!」
「別に全部やる必要はないんじゃないの?」
「いやいや、花火は全部いっきにバーッてやってこその花火っしょ!」って

何だか燈子の思いに気づいたようなセリフだったけど
「優しさを使いつくすのがこわい」なんて言わないで
バーッとやっちゃった方がいい、ってゆう作者の人からのメッセかな?


1年生3人がすすき花火で遊んでるとき
燈子と沙弥香は2人で線香花火しながら
市ケ谷さんから聞いたお姉さんの話をしてたんだけど
沙弥香は前に調べて知ってたみたい。。

それで「ごめん」ってゆう沙弥香に燈子は
「沙弥香ならいいよ。。心配してくれてありがとう」って。。

そんな2人を、侑が横目でにらんでるところでオシマイ。。


家で家族と話すときと、近所の人と話すとき
話し方がちがうって当たり前だけど
きっと、どっちもその人だって思う。。

お姉さんはまわりからは完璧な人って思われてたけど
生徒会の人はそんなことない、って知ってた。。

燈子は生徒会の人からは完璧な人って思われてるけど
侑とか沙弥香は、そんなことないって知ってる。。

どっちだって、そんなに変わらないみたいだけど
燈子にとっては大きな問題だったみたい。。


侑は前に燈子の心配をして、燈子がキレたことあったから
今回は心配させてもらえなくって、さびしい思いしてるのかな?


燈子はこれから、どんな燈子になるの?ってゆうおはなしと
燈子と侑が、これからどうなるの?ってゆうおはなしになってきたみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話「気が付けば息も出来ない」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
合宿もいよいよ最終日、生徒会メンバーは台本を手に皆で読み合わせをしていた。
慣れない演技に苦戦する槙をはじめ、どこかぎこちない面々。
しかし燈子は読み合わせを進めて行くうちに、周りを圧倒するほど演技が白熱して行く。
その理由に気付いた沙弥香は休憩を提案し、コンビニへ買い出しに行く事に。
沙弥香に同行した侑は、釈然としない様子で・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
元の自分をさがすお芝居のセリフを読む燈子がすごい上手で
たぶんホントの自分の気もちといっしょなんだろうな。。って

だけど後半、恋人に対する自分になろうってするところのセリフには
気もちがのってなかったみたい。。

きっと燈子は、そんなオチを受け入れたくないんじゃないかな?

それがこよみが、この台本に感じてた違和感で
今回のおはなしって、侑がそのことに気がつくおはなしだったのかも?



いっぱい書きたいことはあるけど
長くなると入りきらなくなっちゃうから短めにw


合宿が終わって、侑が燈子を自分の家にさそうんだけど
燈子は今の自分がキライで誰かにならないといけないって思ってて
それで目指してたお姉さんが自分が思ってたのとホントはちがうかも?
って気がついて悩んでることを打ち明けたの。。

それで侑には「私のキライなものを好きっていう人のこと好きになれないから
私がキライな私のこと好きにならないで☆彡」ってゆうんだけど

駅まで送ってって燈子と別れた侑は
(先輩だって私の)「バカ」
(好きなもののこと嫌いって言わないでよ)「先輩のバーカ!」
って。。

「バカ」にかくれて聞こえなかったところは「好き」だよね^^

それで自分のことがキライだから、お姉さんになろうってしてる燈子を
今の自分を好きな燈子に変えようって決めたみたい。。


それで、まずは劇の台本のオチを変えるところから
って思った侑は、いそいでこよみのところに行って
「3つの自分のどれか1つの自分になろうって思って悩んでる主人公を
今の主人公がなりたい自分にならせたらいいんじゃないか?」って

この劇だったら、今の自分をさがして、いろんな人の話を聞いて
そうじゃない、って思ってる主人公かな?

それって、悩んでる主人公がホントの自分、ってゆうことかな?って。。


ホントの自分って決めちゃったら、ガチガチにしばられて動けなくなって
動けないって、死んでるのとおんなじなんじゃないのかな?

変なたとえだけど
「自分はやさしい人だから、誰も、何も傷つけたくない」って決めたら
犬や猫はもちろん、Gでも殺せないし、ゴミも捨てれなくって
Gがいっぱいのゴミ屋敷に住まなくちゃいけなくなりそう。。

いつでも、相手がだれかを考えながら
この人(物)にはどうゆう自分だったらいいのかな、って
悩むのが生きてくってゆうことなのかな?って

さっきも書いたけど
「自分はこうゆう人だ」って、決めるのって死ぬのとおんなじで
もし、燈子がお姉さんとまったくおんなじになりたいんだったら
お姉さんが死んだ歳で、自分も死ななくっちゃダメなんじゃないかな?
{/netabare}
{/netabare}
第13話「終着駅まで/灯台」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
合宿も終わり、生徒会メンバーは各々夏休みを過ごしていた。
家族で墓参りに訪れていた燈子は、墓石の前で立ち尽くしたまま物思いにふけっていて・・・。
一方、侑は生徒会劇の台本の変更作業を進める為、こよみと共に喫茶店へやってきた。
作業を進める中で、こよみは侑に「一緒に考えて欲しい」と、あるお願いをする。
{/netabare}
感想
{netabare}
こよみが侑にたのんだのは劇のタイトルで
ラストパートを変えようってしてて看護師役の侑のセリフがふえるみたい。。


それから、理子先生の恋人の都が
合宿に理子の友だちの男の人が参加してた、って沙弥香から聞いて
帰ってきた理子に「理子は男と女どっちが好き?」って聞いてきて

理子から「私、別に女に興味ないんだけど」って言われて
ちょっと、落ちこんでたけど

「女の人にあんまり興味は無いけど今こうして付き合ってるのは都なわけで
例外というか特例というかその。。」って言われて
「というかその?」って、からかってしつこく聞いてたけど
理子はテレて「都だから好き」って言えなかったみたい^^

このおはなしってBLものでよくある
「お前が男だから好きになったんじゃない!お前だから好きになったんだ!」
ってゆうセリフがピッタリ^^

調べたら元ネタって、樋口可南子ってゆう女優さんが不倫記者会見で言った
「妻子ある人を好きになったんじゃありません
その人にたまたま家族があっただけです」で
もともとはLGBTとかのセリフじゃなかったみたい^^


アバンでお姉さんのお墓参りに行った燈子が
「お姉ちゃんの代わりに、お姉ちゃんができなかった劇をやる」って誓って
そのあと「そうしたら私は。。」って。。

Aパートのとちゅうでも、またそのことが出てきたけど
燈子はそのあと、どうゆう自分になったらいいか、悩んでるみたい。。

それで悩みつかれて侑に会いたくなった燈子のところに
侑のほうから「遊びに行きません?」ってメッセが届いて
次の日は水族館でデート^^
ってゆうか、最終回なのにデートで終わっちゃったみたい^^


でも、その中で「好きってゆうと安心する」ってゆう燈子が
「ほかが全部ニセモノでも、私の侑のこと好きな部分は私だって言い切れる
だから安心かな?」って言ってたけど
燈子がキライな燈子って、ニセモノの燈子のことじゃないのかな?

「偽物語」で貝木さんが「偽物の方が圧倒的に価値がある。。
そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物の方が本物より本物だ」
って言ってたけど

本物は何もしなくっても本物だから
燈子のお姉さんが、生徒会役員にいろいろ押しつけて
おいしいとこ取りしてたって本物のお姉さんだったけど

お姉さんになろうってしてる燈子って
お姉さんになろうって努力してる分
お姉さんより本物(価値がある)なのかな?って思う。。

たぶん、みんなが燈子のこと好きな理由って
(燈子の思い出の中にいる)お姉さんみたいにカンペキだからじゃなくって
燈子が本物になろうってがんばってるからだって思う。。

だったら、本物の燈子って、ナマケ者なのかな?

燈子は「お姉さんみたいになりたいくせに
自分を確認して安心するなんて、矛盾してる」って言ってたけど

たぶん人でも車でも
ずっと走りつづけてたらこわれちゃうから、休まないといけないときもあって
にゃんは、それって矛盾じゃなくってどっちも本物の燈子だって思うな。。


デートのとちゅうで、侑は劇の練習はじめちゃったけど

たぶん「誰かにならなくっちゃ!」って思う燈子に
「選ぶ必要があるの?
私は今のあなたしか知らないけどあなたのいろんなことを知ってる
そのあなたでいいんじゃない?」って言いたかったんだと思う。。

でも、燈子の答えは
「私は誰かを選ばなきゃいけない、だって私には何もないから」だった。。

侑は「でも。。」って言いかけてやめちゃって
そのあとまた、楽しいデート^^


どうして燈子は「わたしには何もない」って思ってるのかな?
燈子には「本物になろうという意志がある」のに。。


帰りの電車で侑がこよみに
タイトル案の「君しか知らない」って送ろうってしてたけど
タイトルはやがて「やがて君になる」になるんじゃないかな?ってw


そのあと、もたれかかって眠っちゃった燈子に侑が
「先輩、そろそろ乗りかえですよ」って言ってたけど顔が近い^^

たぶん燈子って、お姉さん行の電車から
ほかの行く先に乗りかえなくっちゃいけないところに来てるんだよね?

眠ってる燈子を起こして、ちがう行先の電車に乗せるのが侑の役目みたい^^



あと、2人のデートが楽しそうだった
とくに水がどばっ!ってかかるところ^^
ビチャビチャでも笑ってられそう♪

水族館のクラゲって、ほんとにきれいだよね^^
にゃんは水族館にほかの人がいなかったら、1日中でも見てられる^^


それから、終わりのほうに
槙クンと堂島クンがからんでるところがちょっと映ってたけど
堂島クンが槙クンのイジワルなところを変えてくれたらいいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。

百合の恋愛+少女の成長物語みたいなおはなしで
気もちを景色とかで表すところとか
気もちが伝わってきてよかった☆

絵もきれいだったし、声優さんもよかったけど
終わらなくってザンネン。。
終わってないから物語の☆は3.5だけど
でも、ムリにまとめようってしなくって、よかったと思う。。

2期が楽しみ☆彡

投稿 : 2021/12/13
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