oneandonly さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
謎は謎のまま、秘密は秘密のまま、未知の災厄が人類にもたらしたものは何なのか。
世界観:5
ストーリー:5
リアリティ:5
キャラクター:5
情感:5
合計:25
突如東京に出現した謎の不可侵領域《地獄門(ヘルズゲート)》。
時を同じくして世界中で確認されるようになった、
《契約者》と呼ばれる特殊能力を持つ者たち。
ゲートの秘密と契約者の未来を巡る戦いの果てに起きた未知の災厄
《トーキョーエクスプロージョン》は、人類に何をもたらしたのか。
そして2年後_。
冬のロシアを舞台に、新たな物語が始まろうとしていた_。
(公式サイトより)
視聴の経緯は、未視聴作品の中で、1期がそこそこ面白かった本作をチョイスしたもの(dアニメストア)。
1期を見たのは2年前くらいでしょうか。うろ覚えでしたが、主人公の黒(ヘイ・BK201)や姿はモモンガに変わりましたが猫(マオ)、探偵コンビなど、記憶にあるキャラが出てきては嬉しくなりました。
音楽はOPだけであまり耳に残らず、作画は少し古いタッチで{netabare}、蘇芳(スオウ)の能力発動時のシーンはこれでもかという使い回しでした。2009年放映ということで納得。契約者と対価の設定についても、今回はあまり印象的なところがなかったです(葉月の対価がキスという所くらいか。毎回驚いてしまうので笑)。
{/netabare}
登場キャラは多いですが、憎めない個性的なキャラばかりで退屈しません。好きなキャラがいないのが弱いところでしょうか。その点、1期は銀(イン)がいたのですが、2期ではほとんど観念的な存在となってしまい、活躍する姿は見られなかったです。それでも、その穴を埋めるようにスオウが今作のヒロインとして頑張っていましたし、ジュライが可愛かったですね。
ストーリー展開は今回も重め。1期の時は2話ずつで1つのエピソードという作風でしたが、今回は1クール12話で1つの物語が描かれます。{netabare}蘇芳は弟の紫苑(シオン)を探し、ヘイはイザナミがインだったことがわかり追いかける、これらに組織や機関(三号機関、FSB、CIA、MI6等)が絡んでいくという展開。途中までは理解できたのですが、ヘルズゲートの存在する意味が私には結局わからなかったこと、スオウら家族が、シオンがコピーしたもう一つの地球(?)に転生して家族幸せに暮らしましたとさというハッピーエンド、ヘイとインが消えてしまう(?)という結末に、最後の最後で( ゚д゚)ポカーンとなってしまったことは否めません。
⇒外伝から見れば良いらしい
自分も記憶を植え付けられただけのコピーだったらどう感じるのだろうかとか、ちょっと考えてしまったりする{/netabare}ダークファンタジーです。ストーリーがプツプツ切れないので2期のほうが良いという方もいると思いますが、私は微減。惨殺シーンも結構あって、今回はそれがストーリー的に必要なのか疑問だったのが原因かなと思います。{netabare}ゴキブリ死は絵柄的に耐えられましたが、想像したらやばいです。{/netabare}
ヘイの星は消えていなかったと思うので、続編を待ちたいですね。
情報見た感じではないらしいけど…。
タイトルは公式サイトの文章に対する呟き(ぼやき)ということで。
<2019.1.12追記>
物語の核の部分が理解できなかった点は大きいと思い、評価値を若干下方修正します。
(参考評価推移:3話3.5→7話3.6→12話3.4→調整3.2)
(2018.1視聴)