赤緑 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ストーリーは置いてけぼり感があったけど雰囲気が良かった 正統派ファンタジー
ラノベのファンタジーものって、ちょっと変わった設定のものが最近は多いと感じる。
その点、この作品は割と王道のファンタジーものだ。
原作では、かなり緻密な設定があるっぽいけど、アニメだとあまりその辺は説明しきれてないかも知れない。
その代わり、舞台の描写に力を入れていると感じた。
私はこういう、世界に浸れる作品が好きなのだ。
面白いというより、居心地がよかった。
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ラノベ原作。5巻で完結してるから、1クールで全部やったのかな。
よくあるファンタジーのバトルものなんだけど、
バトルシーンは脇役というちょっと珍しい作品。
登場人物のほとんどがデミヒューマン(亜人)である。
ヒロインたちもほとんどが妖精(と鬼)である。
正直、ストーリーは頭に入っていない。
モンスターとの戦争をしている世界なので、実際には殺伐とした世界なはずなんだけど、
グロいシーンもしっかりあるんだけど、
見せている世界は全体的にほのぼのしている。
音楽とか風景とか、幼女たちとか。
妙に落ち着く。
それに、絵と劇伴がマッチしていて、とても気持ちがいい。
いつまでもこの世界に留まっていたくなった。
ネタバレ欄。
{netabare}
直球のラブストーリーなので、
クサさを感じる人もいるかも。
分類としては、俺Tueeeに該当すると言えそうだが、
バトルシーンがメインじゃないので、その辺が全く気にならない。
ラストだけ、そういう描写があるけど、勝ったとは言えないし。
{/netabare}
キャラ。
ヴィレム、声優さん頑張ってたと思う。
フィラコルリビアさん、出番があまり無かったのは残念。
(何故か気に入ってしまったのでサムネにしちゃいました。)
クトリ、最初はそれほど興味なかったけど、演技も含めて最終的にはすごくよかった。
音楽も、全体的に良かった。
OP、ED、かなり印象に残った。
劇伴もすごくいい雰囲気出してた。
≪総合評価≫
原作がどういうものか知らないので、アニメ化としてどうだったかは分からないが、
アニメとしての出来はかなり良かったんじゃないか。
どの項目も安定していた。
物語は原作読むしかないか。
物語:
これはあまりよく分からなかった。
作画:
第1話では心配になったが、
全体では割と安定していたんじゃないかな。
ファンタジー世界は良く描けてるし。
女の子も可愛くてよい。
声優:
ヴィレムの人、これからも頑張ってほしい。
目立って悪いところは無かった。
音楽:
前述のとおり、良かった。
キャラ:
ヴィレム。
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≪基本情報≫
ラノベ原作のアニメ化作品。
略称は「すかすか」。いい響きじゃないけど、上手い略称だ。
人類が滅びた後と思われる世界のお話。
その辺の謎も徐々に明かされていくのだろうか。
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≪視聴状況≫
前情報一切なしだが、「終末」の響きにつられて視聴決定。
リアルタイムで視聴。予備情報なしで観始めた。
第6話までリアルタイムで視聴していたが、ちょっと忙しくて、終了後1ヶ月半後にやっと視聴完了。
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≪各話の感想≫
{netabare}
▼第1話 - 思ったより嫌味が無い というか好きかも
前半は、序盤のバトルのシーンと、どこぞの港街の風景は世界名作劇場に出てきそうな昔のヨーロッパ風の街並みを舞台に、これまた古典的なハプニングシーンが繰り広げられ、何となく古臭いなーと思いながら観ていた。
後半になって、世界の雰囲気は嫌いじゃないと思った。上手く言えないが、主人公の男は何となく好感が持てる。
音楽がわざとだと思うけど全体的に古めかしい。でも、雰囲気出してていいと思った。スカボローフェアなんかは特にね。
1話の時点では謎がまだたくさんあって話が見えないので何とも言えない。
だけど、続きを観たくない理由は特にない。
素直にいうと、「続きを観たいです」。
▼第2話 - うわようじょ
※期中随時更新
幼女がたくさん。男の子はいない。そういう種族なのだろうか。
(そんなようなことをクトリが言っていたような気もするが忘れた)
話が少しだけ見えてきたような。
相変わらず雰囲気はいい。
特にヴィレム。ラノベの主人公にありがちなイタさとかスカした感じとかが無くて、大人の落ち着きがあって安心する。
演技の良さもあるのだろうか。この声優さん、初主演作みたいだね。がんばってほしい。
▼第3話 - 中二的展開だけど問題ない
製作、気合いが入っている気がする。安心して観ていられる。
設定もなかなか面白いな。
実際には戦闘が起こっているのに、バトル自体がほとんど描かれない。
戦闘に赴く人たちの心中と、残された人たちの想い、のほうに重点が置かれている?
戦争の悲しさのようなことを訴えたいのだろうか。
ヴィレム懐かれてて微笑ましいな。
タリスマンのところの表現、きれいで良い。
次も観る。
▼第4話 - 犬のお嬢様
ヴィレムは留守番。
幼女と病院。
獣人(狼徴族というらしい)のお嬢様、フィラコルリビアさんが登場。
お嬢様はやはりいいものだ。たとえ獣だとしても。
ところで、犬系のヒューマノイドを見ると、どうしてもアニメ『名探偵ホームズ』を連想してしまう。
あっちはヒューマノイドじゃないけど。(こっちも世界的には違う、あくまで人間から見ての話)
初めて?取り乱すヴィレム。
▼第5話 - ストレートな攻め
なぜかネフレンがそんなところに座っていて誰もツッコまない。
懐かれてるな。
お嬢様、「本当の◯◯を食べさせますよ」的なことを言い出す。
あれは完全にドネルケバブだね。
食べたくなったぞ。
飯テロ。
フィラコルリビアさんの初登場時のあの反応はそういうことだったのね。
恥じらってるの可愛い。
最後、クトリはさらっと言っちゃったね。
▼第6話 - ベタだけど泣ける
絵が安定しているのでその辺を気にせずに楽しめている。
今回の序盤は話の流れがよく分からなかった。
何か見逃してた?
変なキャラ出てきて賑やかで面白い。
最後はベタだけど少しウルっと来た。
▼第7話
(忘れた。)
▼第8話
ヴィレム、本音ではそう思ってたのか。
まあ、そうじゃないとこの話は成り立たないよね。
▼第9話
クトリの侵食が進む中、
そこで突然明かされるアイセアの秘密。
降雪祭、ね。クリスマスみたいなもんだな。
ウェディングドレスかよ。
お嬢、ちょっとだけ出番が。
▼第10話
冒頭、いきなりエロい。
クトリが海賊船に乗ったシータ状態に。
プロポーズ。
反応がかわいい。
▼第11話
この作品に限ったことではないけど、
ギャグじゃないのに穴に落ちて対して怪我しないのっておかしくね?
▼第12話
あっさりした終わりだけど、変に救いがあるよりもこのほうがいい。
{/netabare}