天啓 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
武器は使うためにある?
ある日銀座のど真ん中へ出現したGATEと呼ばれる異世界と通じる門
その門を通じ異世界の軍勢が銀座を襲う
警察、自衛隊の活躍で彼等を異世界へ押し返す
日本政府は異世界がどんな所なのか?自衛隊に調査派兵を命令する
異世界での自衛隊と主人公伊丹の活躍を描いた作品
もと自衛官が原作者ということで
かなり やってみたかった事を描いている感じ
もちろんラノベ書くくらいだから そっちの方面にも精通しているご様子
趣味と実際の自衛官の仕事を融合させたらこんな作品が出来ました!
って感じですね
強力な武器を持てば使いたくなる。これ人の心理として当たり前
しかし、現在の自衛隊では 使用を制限されていて使えない
では物語の中で使っちゃおうって感じかな
主人公 伊丹は原作者の自己投影っぽい
自分が異世界行ったら 異世界の美少女達に囲まれたいといった気持が良く反映されてます
エルフのテュカ、魔導士のレレイ、神官のロウリイ 、帝国の第三皇女ピニャ その他
まあ、理想的な布陣ですね(笑い)
同じ自衛官で栗林さんという女性もいますが 彼女は伊丹に好意を持っているのかいないのか?
曖昧にされてます これも原作者は三次元より二次元嫁が好き!という気持ちの表れでしょう(笑)
結構面白かったですが
数点納得いかない部分もあり ストーリーは多少減点させていただきました
まず、いくら武器を使いたいからといっても圧倒的に装備が劣る帝国軍を虐殺するシーンはいただけませんね
ヘリの出撃シーンであの有名なワーグナーを掛けたとき悪い予感はしたんですが
その通りになりました。
あと航空自衛隊のF4EJファントムが登場しますが あんな小さいゲートからどうやって入れたんでしょうね?
戦車、装甲車、戦闘ヘリ程度なら通ると思いますけどね
大型輸送機も出てましたね あんなの搬入できる訳ないじゃんと思いながら見てました
それ考えると夜も寝れなくなっちゃいます
滑走路も3000m級が必要でしょうけど、いつ作ったんでしょうね? 簡易的な滑走路作るにしろ
半年はかかるわけで・・・ 大型輸送機の離発着となれば簡易滑走路では済まないわけで・・・
とか色々突っ込みどころはありました
まあそれをあまり気にしなければかなり面白い作品と思います。