シス子 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
頭の先から白濁液を発射していたら評価が変わったかも^^
とりあえず最後まで視聴しました
よくもまあこのような作品をアニメ化したものです
「下ネタ~」というタイトル
世界観がそのままタイトルに表現されていて
そんな感じのお話なのかな~って
視聴前にいろいろと想像してしまいます
しかし
お話の中でやっていることって
ひたすら卑猥な言葉を吐いているだけ
しかもやたら“ピーピー”とうるさい
下ネタが法律により厳しく禁止された世の中を
下ネタを流布する
いわゆる“下ネタテロ”によって下ネタを世の中に取り戻そうと戦う高校生のお話
“らしい”のですが
その首謀者でメインヒロインの
「華城綾女(かじょう あやめ)」ちゃんという女の子が
ただ卑猥な言葉を連呼しているという
何とも低レベルなもの
生徒会長(名前忘れた^^)の異常なまでの○液の量と狂気じみたキャラ設定
主人公の(名前忘れた^^)の
まともな前戯もなしにイキそうになる程のヘタレっぷり
(私ならイく前にブツをひっぱたく
っていうか
結局イかなかったことにも憤怒しています)
そして
へんな頭の形の女の子(名前・・・思い出したくない)
(頭の先っぽからなにかしら出てきたら面白いのに^^)
さらには
白井黒子ちゃんと畑ランコちゃんを足して声だけにしたみたいな子(乙女ちゃん)
どれもが
評価に値しない
原作がラノベということもあって
一応ストーリーっぽい展開の内容ではあるのですが
何がしたいのかがよくわからない
例えて言うなら
昔々
元カレに見せてもらった
俗にいう“エロビデオ”(?)“えっちビデオ”(?)
(※アダルトビデオです^^)
みたいな中身のない内容?
{netabare}(別に無理やり見せられたわけじゃないです^^
・・・これがけっこう面白かったんですよ(笑えた^^)
で
それ観て盛り上がるどころか
雰囲気ぶち壊されたって
奴はたいそう怒っていましたが・・・
っていうか
ビデオに出てくるAV女優の女の子って
いつもかわいい子ばっかりっていう奴の発言に
ちょっとキレ気味になってしまい(私じゃ物足りネ~ってか?)
ベッドの上で乱交・・・
って
長くなるのでこの辺で切ります^^!){/netabare}
しかも肝心のエッチぃシーンがあんまりない
なんとなく下ネタがテーマみたいなので
下ネタでインパクトでも出そうって思惑が見て取れるのですが
どうも
この下ネタ自体もイマイチ感が強い
“下ネタ”で思い出すアニメ作品といえば
やはり「生徒会***」ですね(“の○存”かもしれない^^)
これもやはり
“ピーピー”賑やかでした
こちらは学園4コマギャグ漫画原作
ジャンルだけをみれば
一概に比較というのは難しいし
評価のため引き合いに出すべき作品でもありませんが
“下ネタ”のみでの比較をするなら
「生徒会~」のほうが
上品に感じてしまうのは
私だけでしょうか
私自身
「下ネタ~」について原作は未読ですが
「生徒会~」はここまで全巻既読済みです
「下ネタ~」は
P音でぼやかされているものの
だいたい言っている単語はわかりそうなのですが
「生徒会~」は
読んでわからない単語が結構出てきて
そのたびにGoogle先生に質問してました
(そして純情な私は意味が分かるたびに顔を赤らめてました(>_<)
行為や状況についての遠回しな表現や
比喩的な表現(下ネタで比喩?)
俗語など
知的な下ネタが多いんですね
対照的に
「下ネタ~」のほうは
ブツそのものや
行為そのもの
単純に卑猥なものをストレートに表現している
下品としか言いようがありません
下品だから悪いとか
そういう意味ではありません
あくまで
ストーリーや場面・シチュエーションとの絡みも
あるので
どっちがいいとは言えませんが・・・
私は・・・・・・{netabare}どっちもいいです^^{/netabare}
まあ
最終回まで観て
やっぱりこんなものか・・・
なんて感想しか残らないほどの内容でしたが
みなさんの評価は
各個人の“下”のレベル次第ということで
さて
ここまで作品を貶めておいてあらためて書くのもアレなのですが
{netabare}この作品の世界観
特に下ネタ・・・というか
性およびその行為というものの扱いに関して言えば
ある程度の評価は出来ると思います
物語での性表現の規制
それが物語の中での“性教育”の一環として捉えるならば
意義のあるもの
多分
現実的に鑑みて“超”がつくくらいの
「反面教師」的なものですから
「性教育」
だれにでも一度は経験のある分野だと思います
(わからない方はWikiを参照ください)
「性教育」というのは
もちろん性についての教え
性交やら
自慰行為やら
男女の体の構造の違いとか
その営みによって
新しい命を授かるということも
これら性に関することを
子供の頃から学校の授業で教える
ほとんどの人は
これくらいの印象でしかないと思います
しかし
国の定める「性教育」のカリキュラムとしては
ほかにもさまざまな分野での指導内容が盛り込まれているのです
ジェンダーフリー
男女共同参画
エイズや避妊など医学的なもの
女性の権利
性そのものに対する権利
等々
多分
多くの人はこのことを知らない
というか
忘れているのが現状でしょう
ある意味
後者の内容のほうが重要であると個人的には思うのですが
それらが
性交など表面的なものの強い印象によって
書きつぶされてしまっている
子供にとっては
よりインパクトの強いものが記憶として残りやすいので
仕方がないことかもしれませんが
これはこれで問題です
しかし
もっと問題なのは
ここまで「性教育」の体制を整えて
それを教育の現場で実行しても
各々の自治体
あるいは教育機関によって
「性教育」に対する考え方が大きく異なっているという事実
これって
教育現場ではありがちなことです
例えば
性行為は大人になってからがのぞましい(その“大人”の定義が曖昧)
という主張があれば
子供のころから実践をするのが自然な流れ
という考え方
避妊については
子供にも性の権利があるから
子供の判断に任せるべき(ここでも“子供”の定義が曖昧)
という見方があれば
子供が子供を生むなんて
社会的にも経済的にも課題がある
っていうか
性行為は認めるから
コンドームとかの避妊具をもっと広めようぜ!!^^
(どっかのドラッグストアのまわしものか!?)
等々
これでは
主義主張の押し付け
「性教育」を使った洗脳行為になってしまいます
(実際に“七生養護学校事件”ではその行き過ぎたやり方が大問題となったそうで)
そもそも
性教育って
そういう問題があるよ・・・っていうことを教えるんじゃないの?
って
私は思うのですが
ただ
良きにつけ悪しきにつけ性に関する知識については
いつかは身につけなければいけないことだと思うのです
「戦争」は悪いこと
だから
戦争については子供に教えてはいけない・・・
そんなの
教育ではないですからね{/netabare}