keylove さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
名作と評価の高い作品だけど・・・ちょっと修正します。神EDですね!
この作品、けっこう評価が高いんですよね。
名作を数々生み出しているというP.A.WORKSの作品です。
まず、この作品は2クールで完全に2部構成になっています。
もちろん話は繋がっているので最初から観ないとわけがわかりませんけど、この2部構成というのがまた複雑で、賛否がわかれるところだと思います。こういうストーリーにしないとダメだったのかな?って感じで。
物語は、人々は昔、海で生活をしていた。
それが、陸に上がって生活をする人々が出てきて、海の人と陸の人という風に分かれてしまった。
同じ人間なのに、海で生活ができる人とそうでない人。
そういう、いわゆるファンタジーに近い設定です。
ファンタジーだと思わせないのが、この作画だったり物語の進行だったりするのだと思います。
海の世界のとある海底の村・汐鹿生(しおししお)に住む4人の中学生が、海の中学が廃校になったということで、陸の世界のとある陸の街・鷲大師(おしおおし)の中学に転入するというお話から始まります。
そこで、海の人間と陸の人間の誤解やぶつかり合い、そして仲間になっていくというお話しなのですが、ちょっと平坦すぎるって思ってしまいました。
そりゃ、こういう展開もありなのかもしれないけど、ここまで長い話にする必要があるの?って思いましたね。
ただ、雰囲気を上手く出しているあたりはさすが、P.A.WORKSと言ったところだと思います。
でも、特に印象に残ったシーンだとか、何度も観たいと思うシーンなどは個人的にはありません。
もっと意外性とか、もしくは視聴者のおそらく描くであろう展開にしてほしかったって思います。
ただ、声優さんは素晴らしいですね。
個人的に大好きだというのもありますが、
花澤香菜さんと、茅野愛衣、そして早見沙織という豪華な女性陣となっています。
キャストとしては、
メインヒロインが向井戸 まなか(むかいど まなか)-花澤香菜さん
そして、比良平 ちさき(ひらだいら ちさき)-茅野愛衣さん
潮留 美海(しおどめ みうな)-小松未可子さんといったところです。
その他にも、先島 あかり(さきしま あかり)-名塚佳織さんも、数々の名作に出ていますね。
この人も重要な役割をしています。
これだけのキャスティングと製作スタッフにしては満足いかないというのが、個人的な意見です。
感動も、笑いも、中途半端な気がしました。
爽やかな作画のわりに、内容はそうでもありませんし。
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※修正箇所
EDですが、1クール目は神EDですね!
ちょっと思い出し感想ですけど、これは記載しておきます。
「アクアテラリウム」(第1話 - 第13話)
作詞・歌 - やなぎなぎ / 作曲 - 石川智晶 / 編曲 - MATERIAL WORLD
はすごく良い曲で、この作品にも合ってると思います。
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作画も設定も声も良いのに、このストーリーは残念だったなっていうのが、個人的な感想です。
長い物語を観ようと思うなら、観ても良いかと思いますが、かなり好き好きの個人差がある作品だと思います。