keylove さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作画を完全に裏切るストーリー。これほど超展開もめずらしいです!追記です
登場人物を追記しておきます。
最近になってある程度、自分の書き方を確立できてきたので。
これはネタばれになるようなことは書きませんので、あくまでこの声の人が他にはこういうのやってるんだ、って参考になればと思います。
鹿目 まどか(かなめ まどか)-悠木碧さん
題名通り、本作の主人公。
見た目はとても可愛らしい少女で、性格も温厚で優しいです。
さて、どんな魔法少女なのかはお楽しみですね。
cvの悠木碧さんは、GOSICK -ゴシック-、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。、ソードアート・オンラインⅡ、などで大活躍されています。
美樹 さやか(みき さやか)-喜多村英梨さん
魔法少女の一人。
まどかの同級生で親友。
cvの喜多村英梨さんは、アイドルマスター、物語シリーズ、Angel Beats!、などで大活躍されています。
巴 マミ(ともえ マミ)-水橋かおりさん
まどかの先輩。
魔法少女としても先輩で、物語の方向性というのをあらわしてくれる魔法少女でもあります。
cvの水橋かおりさんは、ARIA The ANIMATION、ひだまりスケッチ、物語シリーズ、などで活躍されています。
佐倉 杏子(さくら きょうこ)-野中藍さん
ちょっと微妙な立ち位置で出てくる魔法少女。
さて、敵か見方か。
cvの野中藍さんは、CLANNAD -クラナド-、リトルバスターズ!、電波女と青春男などで活躍されています。
そして
暁美 ほむら(あけみ ほむら)-斎藤千和さん
もう一人の主人公と言っても過言ではないと思います。
この物語のとても重要な役割を担っています。
cvの斎藤千和さんは、物語シリーズ、ARIA The ANIMATION、IS 〈インフィニット・ストラトス〉2、などで大活躍されていますね。
もう一人?一匹?、なぞのキャラ
キュゥべえ-加藤英美里さん
魔法少女たちのマスコットのように登場するキャラ。
実はとても重要な役割を担っている、謎キャラです。
cvの加藤英美里さんは、物語シリーズ、Wake Up, Girls!、オーバーロード、などで大活躍されています。
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テレビシリーズとしては1クール12話という短さで、観やすい作品です。
どのサイトでも言われていることですが、鬱アニメです、完全に。
ひぐらしの鳴く頃になんかが鬱アニメだと言われることがありますけど、あれはホラーというジャンルに分けられるから、それを素直に受け入れることができるんだけど、これは「魔法少女」が主人公の作品。
それでいて、変身のシーンが特に印象的だとか、コミカルな要素が満載だとか、萌えの要素が満載だとか。
そういうの、まったくありません。
ここまでやると、それはそれで評価が高いのも頷けますよね。
でもこれ、よく観ると一つの要素としては、他でもあるジャンルでもあるんです。それをここで書くとネタばれの一つになってしまうのであえて書きませんけど、あの!名作でも使われている構成を取り入れています。
それは観てのお楽しみなのですが、なるほど!と頷ける構成でもあります。
ストーリーの主軸は5人の魔法少女。
お約束ですが、どこにでもいる女子学生です。
その5人がなぜ魔法少女になったのか、なるのか。
そして、その運命はいかに?
というのが、見所となっています。
単純な魔法少女系のアニメと違うのは、そういう視点を重視しているところでしょうね。
正義が悪を懲らしめる、という設定ではなくて、「なにゆえに、魔法少女になるのか、そして魔法少女とはいったいどういう意味を持って、どういう運命をたどるのか」
ここに焦点を当てているのは見事です。
もちろんながら、最後まで観ないとわけわかりません。
というか、もったいないです。
もちろん、ダークファンタジーであることを覚悟?して(笑)
良くも悪くも、これはこれで確立されたジャンルであると言っていいでしょうね。
好きな人はとことん好きなのではないでしょうか。
音楽もEDなんかはこのストーリーによく合うダークな印象だと思います。
OPだとか挿入歌という面でそれほど秀でていないので高得点をつけていませんけど。
全体的に、高評価な作品であることに間違いはないと思いました。
キャラデザで諦めずに観てほしい作品ではあります。