keylove さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
風、海、空、夏、そしてあまりにも悲しい物語。そしてその行き先 追記です
ちょっと思い出すのに二度観してました。
個人的に大好きなKey/ビジュアルアーツの作品。
その中でも作画はクラナドとかなり傾向が似たもので、AngelBeats!などとは少し違います。
だからキャラデザ的に好きになれない人も多いかもしれませんね。
個人的には好きですけど。。。
夏のお話です。
それで締めくくるにはあまりに長い歴史のお話にも繋がるので、浅くレビューを書いてしまうといけないと思って考えてました。
うーん、、、むずかしい(笑)
主人公は人形劇で生業を立てる旅の流れ者、その主人公がある村にたどり着きます。そしてヒロインと出会う。
よくある流れですが、そこはKey作品ならではの雰囲気がものすごいです。
作画、音楽、キャラの性格。
そういう一つ一つの細かい部分がこのスタッフならではの演出で、観る者を惹きつけていきます。
Key作品って、キャラのためのテーマ曲があったりするんですよね、これも同じくそうなんですが、それがまた切ない。
夏の照りつける強い日差し、その中の切ない物語の進行。
それを印象付ける音楽。
たまりません。
AngelBeats!同様に1クール12話なのであまり書いてしまうとネタばれになってしまうのですが、もう少し欲しかった感はありますね。
ただ、物語の主軸はきっちりとしています。
なぜこの主人公たちは今こうして出会っているのか、なぜこういう運命を辿っていくのか、それは短いながらも描かれているんです。
とにかく、key作品はその描写と音楽が素晴らしいですね。
折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准という人たちがいますが、この人たちのこの優れたセンスや多彩な才能はどこから来ているのか!と感服します。
そして、一つ書いておきたいのが、ヒロインの声優さん、
川上とも子さん。
この方は若くして亡くなりました。
とても可愛らしい声で数多くのCVを担当されていました。
川上さんの遺産としても、この作品は名盤だと言いたいです。
ごめんなさい、脈絡がなくなりましたね。
文章はあまり得意ではないので、思ったことを書くしかなくて。
それでレビューもさぼったりしてるんですが。。。
記憶に留めておきたい作品を観たいという方にはかなりオススメできます。
もちろんかなり前の作品なのでここの人たちは観ていて当然かもしれませんけど、もしそうでないなら、時間の無駄になることはないと思います。
Key作品の雰囲気というものをぜひ堪能していただきたいと思います。
※OPなどを記載するのを忘れていました。
オープニングテーマ「鳥の詩」
作詞 - 麻枝准(Key) / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - 高瀬一矢(I've) / 歌 - Lia
という、いつもの豪華なメンバー
Key作品には絶対に欠かせない人たちですね
エンディングテーマ「Farewell song」
作詞 - 麻枝准(Key) / 作曲・編曲 - 戸越まごめ / 歌 - Lia
OPに同じくです。
挿入歌「青空」
作詞・作曲 - 麻枝准(Key) / 編曲 - 折戸伸治 / 歌 - Lia
この他にも各キャラのテーマソングなどがあるので気になる方は
チェックしてみてください。