2024年度に放送されたアニメ映画一覧 82

あにこれの全ユーザーが2024年度に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の2024年度に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
i☆Ris the Movie - Full Energy!! -(アニメ映画)

2024年5月17日
★★★★★ 4.1 (3)
16人が棚に入れました
声優とアイドルを両立するハイブリッドユニット“i ☆ Ris”10 周年プロジェクトの集大成となるアニメーション。i☆Ris たちは、言葉を話す白いリスと出会い、なりたいものになれる世界・リスリスランドへ。だが、そこには“歌”がなく…

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-(アニメ映画)

2024年8月16日
★★★★☆ 3.5 (3)
15人が棚に入れました
刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案に、完全新作オリジナルストーリーで描かれる、アニメ「刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-」の前日譚。
自身が率いる部隊を全滅させかけてしまった山姥切国広は、近侍を辞めると自ら申し出る。新たな近侍として審神者より任命されたのは、へし切長谷部。しかし、へし切長谷部はこのことに未だ納得できずにいた。

※読み仮名が分かりませんが、よろしくお願いします。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
リンダはチキンがたべたい!(アニメ映画)

2024年4月12日
★★★★★ 4.2 (5)
14人が棚に入れました
フランスのとある団地を舞台に、チキン料理を食べたい少女と料理が苦手な母を描いたコメディ
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

パプリカみたいに色とりどりな社会の縮図を炙り出した絶品フレンチ団地コメディ

フランス・パリの社会住宅(政府が整備した低所得者向けの団地)
夫を亡くして以来、現代社会への適応も上手くハマらず、
生活、子育て全般に折り合いを欠くシングルマザー・ポレットが、
一人娘リンダに亡きパパが得意だったパプリカチキンが食べたいとせがまれ、
ストライキが続くパリで何とかチキンを手に入れて料理しようと、
挙げ句、{netabare} 生きた鶏を奪取してシメようとして、{/netabare} 周囲を巻き込み騒動を巻き起こす社会派コメディ映画。


【物語 4.5点】
現代社会の病理を炙り出しつつ笑いも取る傑作。

社会や時代についていかないと取り残されるけど、ついていけない、生き辛い……。
近年、私もこの種のストレスが強くなっていますが、これは決して歳のせいばかりではない。

都市は子供が無邪気に遊び回れないように設計。オフィス街でまともに子供が出歩いている姿などほぼ見かけない。
疎外された子供たちが夢想を花開かせるのは、部屋での寝静まれない夜だけ。
羽を伸ばせない大人たちも不満や鬱憤(うっぷん)が溜まっている。
そりゃパリ市民もストを起こしたくもなるというもの。

個人に大した調理スキルがなくても食材や料理にありつける現代社会。
これをストで麻痺させることで時代に適応しようと足掻いてきた現代人が、
パプリカチキン騒動を通じて、原材料から料理一つ満足に作れなくなる程に“生きる力”が劣化してしまっている様を浮き彫りにされるプロットも苦くて妙味。

人間が人間のため作った文明に合わせるため、人間が失われているという皮肉。
その世界観ベースにコメディをスパイスして、箍(たが)を外していき、
最後は人間解放感の中で、高い共感度を伴った独特の笑いと感動を味わうことができる。
脚本レシピも練り込まれた、各国際賞レース連勝も納得の逸品です。


【作画 4.5点】
大胆かつ独特。だが決して手抜きではなく、計算に基づいた映像が構成されている。

各キャラクター、各物体ひとつごとにワンカラー配色し、
人種の坩堝でもある団地の多様性もカバー。
絵の具をぶちまけたようなベタ塗りが、閉じない輪郭線からはみ出したりする。
まるで子供のお絵描きみたいな奔放な絵面が、
現代社会に圧殺されている諸々と、そこから弾け出すエネルギーを体現。

さらに強烈なのが夜の描写。
撮影で暗さを演出するのではなく、各人、各物と輪郭線のカラーを反転させた、
ブラックボードアートのような配色で闇を表現。
リアル以上に漆黒な画面が、
暗闇の記憶の深淵に、幼少のリンダが封じて来た父との思い出も効果的に示唆。

作画カロリーは軽量ですが、フットワークの軽さを活かして、
プレスコ(収録の後に作画)も実現。
実際に子供に遊ばせた音を拾って、それに合わせて作画することで、
ガキんちょは何をしでかすか分からない、子育てアルアルのリアリティ再現にも成功。

何よりシンプルかつカラフルな画面により状況把握もしやすい。
なくした指輪とか、固有カラーで光ってくれたら、失せ物探しに重宝するのにと、私もちょっと羨ましかったりw
鑑賞者に読み取らせる負荷をかけない、スムーズな心情伝達が、
アニメなんだけど妙にリアルという感想につながっているのだと思います。


【キャラ 4.5点】
主人公リンダの母として奮闘するポレット。
ひとり親というだけでなく、現代社会が要求する様々な適応能力に関して弱者であり、格差社会の貧困層を体現。

諸々の対処法が分からないポレットは、
{netabare} 生きた鶏捕獲{/netabare} というとんでもない手段を取ったり、
姉その他色んな人に相談を無茶振りし、迷惑をかけてしまう。
このポレットが象徴する関わりたくない社会的弱者だが、
厄介だからと言って見捨てると、ますます孤立して社会的コストになりそうな感じ。
イタいほどリアルなのですが、私が彼女を見放せないと感じるのは、
次の時代が核心的と強いたスキルやシステムに順応できなければ、
明日は我が身、リンダママとの焦燥感を私も抱いているからだと思います。

そのポレットに厄介事をふっかけられる姉・アストリッド。
ヨガ・インストラクターの“できる女”として活躍する一応の社会的強者。
振り回されても妹その他を見捨てられずストレスを溜めていく彼女を見ていて、
ふと、私が以前行った整体院にて先生に聞いた、心身を整える達人であるはずのヨガ講師が、意外と整体の常連という小ネタを思い出し笑いしてしまいました。
社会的役割をクソ真面目に演じるばかりでは擦り減ってしまいます。
ストレス解消のため禁断のスイーツに現実逃避するアストリッドが、
最後{netabare} テキトー極まりない警官・セルジュ{/netabare} と昵懇(じっこん)になったのは、
中々のラブコメだったと思います。

総じて見ていれば誰か共感を覚える人物が見出だせる。
キャラも妙にリアルな群像です。


【声優 4.0点】
※日本語吹替版を劇場鑑賞。

俳優タレントがメインを担当した吹替キャスト陣。

主人公リンダ役は層の厚い子役界から落井 実結子さんとあって、
さほど心配しておらず実際安定。

一方で母・ポレット役の安藤 サクラさんは、
アニメ声優初挑戦となった前作レビューにて私が酷評コメント書いていることもあって、
結構心配でしたが、オロオロしながら騒動の起点となるキャラクターを、
まずまずの吹替で再現されており杞憂に。

最近、私は俳優タレントの収録に関しては、日本アニメより外国アニメ吹替の方が、
安心して聞いていられるという感想を述べることが増えています。
洋画吹替界隈の、リップシンクには頼れないので、ちゃんと声を張って伝えるという収録傾向が、
濃厚キャラボイスを過剰摂取する私の深夜アニメ脳に馴染むのかもしれません。

どうも私が俳優タレントのキャストにアレルギー反応を示す要因は、
“ちゃんとした声優”かどうかより、ボソボソ喋ってセリフや心情の起伏を捉えづらい、
邦画の悪習にあるような気がしてきました。


【音楽 4.5点】
音楽担当はクレモン・デュコル氏。
方々を巻き込みながら転換する場面に、
管弦楽をベースに、柔軟なメロディ変化で好対応する上々のコメディBGM。

挿入歌のスパイスも効果的で、男声テナーのクッキングソングも楽しげでした。
日本語吹替用に翻訳もされた「Dormir,dormir」は夜に遊び足りていない子供たちの想いがうごめく眠れない人向けの子守唄。

ED主題歌はフランスのシンガーソングライター・ジュリエット・アルマネットさんの「Un souvenir ou deux」
最後はラブコメ、愛だねで幕を引く本作。
在りし日の愛の思い出を静かに語るバラード曲は程よく甘い食後のデザート。


【付記】
4月の封切りから上映している映画館は流石にもう上映終了してきていますが、
5月GW後に少ないながらも上映開始する館もあるようです。
前衛的な作画で堪能するフレンチ・コメディ。
ご賞味されてみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 14

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久しぶりのフランス映画

リンダが食べたいのはパプリカチキン。
ネットを検索すると、ハンガリー料理として紹介されているので、彼女のお父さんはハンガリー系の出身だったのかな。

お話はリンダとお母さんの小さな誤解から始まる諍(いさか)いと、それを解くための大切な約束が「チキンがたべたい!」につながる流れです。
そのあとは、まるでドタバタなベタ風といえばその通りな展開でした。

そのなかでひとつ思ったのは、フランスのとある下町の集合団地が積み重ねてきた人情というか、風情というか。
その描き方がとても心地良いものでした。

フランスの政治=暮らしは、デモクラシー抜きには語れない側面がありますので、いわゆる民衆の力の底の厚さや、大衆的なベクトルといったファクターみたいなものが、あちらこちらで拾えそうな印象です。

このあたりは日本の作品にはなかなか見られないところです。
例えばジュブナイル系作品を見渡すと、セカイ系や転生ものの趣向が強く顕れているのが、いかにも日本的というのが特徴の一つです。

その点、本作の場合は、子どもの主体性に重きが置かれていて(それはフランスでは当たり前なのかもしれませんが)、無邪気さと同時に、図々しさもふんだんに(しかも極めてリアルに)描かれています。

リンダはもちろん、多くの子どもたちがまるで民衆の一員として位置づけられ、世間への態度がいっぱしの大人ぶりとして描かれているところが、フランス的風味というか、ちょっと面白いところかなと感じました。

いよいよ鶏が調理に供される直前、リンダが鶏にそっと語りかけ、涙をすうっと流すシーンがあります。
そのフレーズは、とても子どもらしいあどけない発想で、大切な家族を思う重要なステップに感じました。

私が鑑賞したのは字幕版でしたので、声優さんの演技はそのまま受け止めましたが、吹き替え版にも興味を持ちました。
日本の声優さんが字幕の台詞をどんな演技をされたのか、リンダの気持ちがどんなふうに表出されたのか、機会があればと思っています。

はっきり言って子ども向けの作品だと思いますが、ほど良いエスプリ(精神性)と、茶目っ気たっぷりのカリカチュア(風刺戯画)が効いていますので、大人の方の視聴にも十分応えられるのではないかと思います。

あとキャラデザですが、キービジュアルそのままです。
けれど、意外なことに、それがアニメーションになれば、一瞬も目が離せない、味のある表情を見せてくれます。
そんなリンダたちに、観終わったあとは、なんとも心地の良い豊かな気分になれたのも不思議と言えば不思議。

少し気分を変えたい時などに、軽い気持ちで視聴なさってみるのもいい作品。
そうお伝えしておきますね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
映画『化け猫あんずちゃん』(アニメ映画)

2024年7月19日
★★★★☆ 3.9 (4)
14人が棚に入れました
雷の鳴る豪雨の中。お寺の和尚さんは段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。その子猫は「あんず」と名付けられ、それは大切に育てられた。
時は流れ、おかしなことにあんずちゃんはいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす「化け猫」になっていた。
移動手段は原付。お仕事は按摩のアルバイト。現在37歳。そんなあんずちゃんの元へ、親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子・哲也が11歳の娘「かりん」を連れて帰ってくる。しかしまた和尚さんとケンカし、彼女を置いて去ってしまう。
大人の前ではいつもとっても“いい子”のかりんだが、お世話を頼まれたあんずちゃんは、猫かぶりだと知り、次第にめんどくさくなっていく。
かりんは哲也が別れ際に言った「母さんの命日に戻ってくるから」という言葉を信じて待ち続けるも、一向に帰ってこない。母親のお墓に手を合わせたいというささやかな望みさえ叶わないかりんは、あんずにお願いをする。「母さんに会わせて」
たった一つの願いから、地獄をも巻き込んだ土俵際の逃走劇が始まるんだニャ。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

俳優キャストの芝居を生かす同録ロトスコープの人情劇

同名原作コミックは未読。
だらしがない父に借金を何とかする間だけと、祖父の寺に置いていかれた少女・かりん。
そこで出会った中年飲んだくれ“化け猫”あんずちゃんらとの、ひと夏の交流を描いた日仏合作劇場アニメ作品(95分)


【物語 4.5点】
内容自体は変哲もない人情ドラマ。
不遇な家庭環境などで、心の澱(おり)を抱えた1人の少女が、
夏の不思議体験を経て、ひと皮向ける。

立ちションに屁こきと化け猫あんずちゃんの奔放な言動も、
昭和のドラマでよく見かけた親父の生態といった感じで懐かしい風味。
温かいなと思いつつも、これ実写だったらイマドキ流行らないと誰も見向きもせず企画通らなかったかもなと穿ってみたりw

実際、本作は冒頭で、かりん父と祖父のありがちな親子喧嘩の余韻に、またこういうパターンか……となっている所に、
猫が当たり前に原付に乗ってやってくる衝撃カットで一気に興味を引く。

化け猫、妖怪の類が街を闊歩していても住民は誰も驚かない。
フィクションとして最初に堂々と大嘘を付くことで、
その後の地獄探訪などのファンタジー要素の配合もスムーズになったと好感します。


脚本もネタやコメディやらが一見、方方にとっ散らかっているように見えて、
{netabare} 自分と違って幸せそうな家族連れを見て自転車を蹴り倒す{/netabare} などグレる萌芽が出始めている主人公少女に、
君たちはどう生きるかを優しく語りかける。
終わってみれば、一本筋の通ったシナリオとしてよくまとまっていたと思います。

ラストシーンは(※核心的ネタバレ){netabare} 当初構想していた、かりんが借金返済に目処を付けた親父について行き、池照町から東京に帰っていく幕引きから、
親父と袂を分かち、あんずちゃんの寺に残る{/netabare} 結末に変更したとのこと。
ですが、逆立ちなど小ネタと思われた要素も後々に回収するなど、
伏線管理も丁寧だったこともあり、
私は唐突感より納得感の方が上回りました。

その観点から意外と好きなのが、かりんが、東京のカフェでボーイフレンドの秀一と語らうシーン。
{netabare} かりんが、このまま都会で猫かぶって、受験戦争の権化みたいな秀一との恋仲を目指すのか。
そもそも都会で勉学ばかりやる生活だけが正解なのか。
今のかりんは、秀一と釣り合う女なのか。{/netabare}
ラストとの対比で脳裏に焼き付いているカットです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・シンエイ動画(日)✕Miyu Production(仏)

Miyuはフランスから世界を巡り、面白そうなんだけど資金不足等で実現が難航しそうなプロジェクトを発見しては、
助太刀して作品完成を目指す活動に取り組んでおり、
今回の日仏合作も国際映画祭での日本側とのスタッフとの交流から。

結果、イマドキ古風でマニアックな人情アニメを鑑賞でき嬉しさ半分、
海外から救済されねば好企画が成立しない本邦の映画界という寂しさ半分……。


役割分担としては、シンエイが実際の役者の芝居映像から人物作画等を起こすロトスコープ制作。
Miyuが背景美術を担当。

舞台となった池照町のモデルとなった静岡県沼津市戸田の港町。
Miyuはフランスの画家・ピエール・ボナールの作風も意識して、
大胆に塗りを重ねるなど、
夏と海のカラッとした南国風の田舎町を好表現。

配色も東京のカットでは冷たさを意識した寒色系、
地獄のシーンでは赤系を入れたりと、一工夫、色を加えることで空気感を醸成。


【キャラ 4.0点】
化け猫あんずちゃん。
寺で大切に飼われていたら長寿の末、二足歩行し人の言葉をしゃべるようになってしまった化け物。37歳。
マッサージ屋などとして地域社会に溶け込んでおり、住民からはほぼ人間扱い。
{netabare} 猫なのに原付無免許で切符きられるシーン{/netabare} は笑いましたw

酒飲みで、パチンカスで、{netabare} かりんちゃんから“預かった”バイト代を溶かす{/netabare} など、自堕落なのも人間味が溢れて?いますw
そんな、あんずちゃんの罪の告白もまた、真っ直ぐ生きるか否かテーマを問う要素として機能しており、
ここもコメディを散らかしているようで筋を通して来ます。


もう一人の主人公少女のかりんちゃん。
その父・哲也は、すぐにお金作るからと嘘を重ねる、
こちらも、あんずちゃんに負けず劣らず、清々しいくらい自堕落な親父。
グレ気味な娘から哲也と呼び捨てられるのも無理ありませんw

が、かりんもまた小5にして演技力を駆使して、
東京から来たデキる美少女を演出し、
田舎の不良小5少年の井上と林を籠絡し手駒にするなど、
早くも誑(たら)し込みの技術相伝の片鱗がw

所詮、蛙の子は蛙ということなのでしょうか。
あっ、自称“大妖怪”カエルちゃんも良かったです。
穴掘りキャラ設定は、展開を動かす上でも重宝しました。
{netabare} 妖怪や小5少女の洞穴温泉入浴シーン実現して頂き、どうもありがとうございました。{/netabare}


あとは地獄の鬼軍団がまんまヤ◯ザで、こちらも懐古な任侠映画風味。
地獄に落ちた人間に残虐行為を働く鬼たちの憩いの場が意外とホテルだったり、
冷めた口調で鬼の“組員”を顎で動かす閻魔大王が、静かなるドンって感じで可笑しかったです。


【声優 4.0点】
近年、ナチュラルな演技が欲しかったなどと、劇場アニメにタレント・俳優がキャスティングされる度、
ナチュラルな演技くらい今のアニメ声優でもできる。
そんな言い訳するくらいだったら、最初から企画成功のため俳優の知名度が欲しかったと言ってくれた方がまだ潔い。
などと方方に毒を撒き散らしている私ですが。

本作は実際の芝居を撮影して制作するロトスコープ。
しかも音声収録もアフレコではなく、撮影現場で収録する同録。

俳優キャストがアフレコに挑む度、声だけで演技する難しさを語られ、
だったら最初からアニメ声優でいいじゃんとささくれる私ですが。
同録ロトスコープならば俳優でも文句はない。
むしろ俳優の方が適任まであります。

あんずちゃん役の森山 未來さんも暑い中、
猫耳を付けて毛づくろいするなど人間味のある化け猫を熱演。

かりん役も当然、子役から。
演じた五藤 希愛(のあ)さんは芝居も上々でしたが、
スタッフは撮影当時かりんちゃんと同年代の11歳だったという点も重視。

実年齢とタイミングが合わねば成立し辛い。
この辺りも声一つで世代を飛び越えるアニメ声優の収録現場とは一線を画す。

拡大を続けるアニメと実写の中間領域を描く企画のあり方に一石を投じる制作手法だったと思います。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は鈴木 慶一氏。
とぼけた縦笛のコメディBGMから、のどかな田舎町の心情曲まで引き出しの多さでファンタジー要素も絡む人間ドラマをカバー。

因みに鈴木氏は、かりんの祖父の寺のおしょーさん役としても出演。
ロトスコープ素材映像用に芝居もした上で、楽曲制作に取り組む。
作品内世界の一員でもある作曲者ならではの解像度の高さで魅せる。


セリフも同録ならば、音響も同録なのも本作の特色。
池照町こと沼津市戸田のやかましい蝉の声も、夏のムード演出に効果的でした。


ED主題歌は、化け猫だけに?佐藤 千亜妃さんの「またたび」
透明感のあるボーカルとギターで彩る、ひと夏のバラードで、ほっと一息。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season 第3章(アニメ映画)

2024年9月20日
★★★★☆ 3.1 (6)
13人が棚に入れました
2024年秋から放送の第2シーズン劇場先行上映版第3章。
透・円香・小糸・雛菜の4人は幼馴染。そして今、4人はアイドルユニット『ノクチル』としてデビューを控えていた。小糸はダンスの練習に一生懸命。それを見守る円香。そこに飛び込んでくる元気な雛菜。透は少し眠そうに空を見ている。自分たちはどこに向かうのか。レッスンの日々を経て、ついにノクチルのデビュー当日がやってくる。そして、個人の仕事が多忙を極めるアンティーカ、オーディションに挑戦する甘奈を応援するアルストロメリアのメンバー…動き出す、それぞれの物語。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
トランスフォーマー/ONE(アニメ映画)

2024年9月20日
★★★★★ 4.2 (1)
13人が棚に入れました
トランスフォーマーシリーズ史上最初にして最大の激戦となったサイバトロン星の戦いを描く3DCGアニメーション映画で、若き日のオプティマスプライムとメガトロンの姿を描く。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第二章 開戦編(アニメ映画)

2024年9月27日
★★★☆☆ 3.0 (1)
13人が棚に入れました
機動戦士ガンダムがTV初放送から45周年を迎えたことにあわせ、OVA『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』全6話を総監督の安彦良和が劇場上映用の全三章に再編集し、新宿ピカデリーでの上映を皮切りに全国の劇場で順次公開される。
突如として父を失ったキャスバル・レム・ダイクンが、シャア・アズナブルとしてジオン公国軍のエースパイロットになっていく過程を、アニメ『機動戦士ガンダム』の第1話直前、一年戦争序盤までの時間軸で描くもので、この第二章は第3話「暁の蜂起」~第4話「運命の前夜」を再編集している。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
シノアリス 一番最後のモノガタリ(アニメ映画)

2024年2月23日
★★★★☆ 3.5 (2)
12人が棚に入れました
「シノアリス」のユーザーのひとりであるアリスは、さまざまなトラブルに巻き込まれたことで世の中に絶望し、ビルの上から飛び降りるが、目を覚ますと「ライブラリ」と呼ばれる「シノアリス」の世界の中にいた。そこで彼女は「シノアリス」のナビゲートキャラクターであるギシンとアンキに迎えられる。彼らはアリスの人生がいかに最悪であったかを畳みかけ、彼女をさらなる絶望へと追い込んでいくが……

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの(アニメ映画)

2023年12月23日
★★★★☆ 3.8 (2)
11人が棚に入れました
今年もシルバニア村に、年に一度の星祭りがやって来る。そんな中、ショコラウサギの女の子フレアはお悩み中。
祭りの日はお母さんの誕生日なのに、プレゼントを何にするか、ちっとも思いつかない。さらに、フレアは祭りのメインイベント“今年の木”を選ぶ役に指名される。
果たして、フレアが見つけた、お母さんも仲間も、みんなを幸せにできる贈り物とは?

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE(アニメ映画)

2024年6月14日
★☆☆☆☆ 1.0 (1)
11人が棚に入れました
架空の芸能事務所、ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルたちの活躍を描いたプロジェクト「ツキウタ。」シリーズ初の劇場版。
Six Gravityリーダー睦月始とProcellarumリーダーの霜月隼は、偶然立ち寄った古書店で、自分たちが出演予定の舞台の原作本を見つける。そこには違う世界の彼らの物語が描かれていた。世界は黒と白に分かれ、本来対であるはずの2つの世界は、出会わず未完成で不安定なまま。周辺諸国の災いに心を痛める黒兎王国の若き王、始と側近らは世界会議と在位15周年記念舞踏会の準備に追われ、白兎王国では、魔王を自称する隼の提案で黒兎王国へのピクニックが行われようとしていた。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
劇場版すとぷり はじまりの物語(アニメ映画)

2024年7月19日
★★★★☆ 3.3 (5)
9人が棚に入れました
動画配信サイトを中心に様々な活動を行うエンタメアイドルユニット「すとぷり」の初の劇場用アニメーション。
まだ誰も知らない。
これは、すとぷりのはじまりの物語

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

想像通り酷かった

どこかで見たことあるような展開の詰め合わせ。青春映画?いいえC級映画です。なろうやハーメルンでももっとマシな内容作れるぞ。

そもそも全体通して展開が凄く雑、キャラエピソードもスッカスカで薄っぺらい。ギャグも品がなく滑り気味。行き当たりばったりな内容で見てて死ぬほど苦痛。

ななもりの不倫をネタにした方がまだ面白い話作れると思うんですが…ってかあの不倫モラハラ野郎なんでまだ表活動してんだよ

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

出来はそこそこなファンムービー、流れは悪くないが内容は行き当たりばったりでやや大味、おすすめ度★★★☆☆

これは僕たちすとぷりの はじまりの物語。

すとぷりすなーの民度が最悪、ななもりが不倫、紅白出場で大ブーイング、界隈以外からは蛇蝎のごとく嫌われている歌い手集団が映画を作ったらどうなるか。ファンでない自分としての感想は、まぁボチボチ、45点といったところ。

作画は映画クオリティだけあってとてもよく出来ており、ライブシーンとか歌唱シーンの表現は歌い手グループらしいことはしてる。曲に関しても変に冒険したりはせずちゃんとコンセプトに沿った曲風で聞いてて爽やかさを感じた。

ストーリー面はどっかで見たことあるような展開の詰め合わせで面白いかどうかで聞かれたら悪くは無いが、どうも微妙。何故かと言うと序盤のウダウダ喋ってるだけの冗長な会議がひたすら苦痛で、合間合間に挟まれるギャグも寒々しい。というか劇中劇すらギャグに取り入れるからテンポがとにかく悪い。

中盤は天啓を得るために海へ行くという下りも、全体的に行き当たりばったりさを感じる。江の島まで行ったから海で遊んだらなんかミュージカルやって天啓を得られたとかいうわざわざ入れる必要ある?って流れで、学校でぐるぐる回ってると代わり映えしなくて退屈だからとりあえず海行かせました感が強い。終盤のシリアス展開はあまりにも雑というか、お涙頂戴で感動させて莉犬くん辛いよねをやらせようとしているのが透けてて萎える。

モブの声優が豪華だがその分すとぷりメンバーの演技は浮いている。特に酷いのがころんとななもり。莉犬はそこそこ上手いが基本的に演技が低調気味。

思ったよりは良かったけど絶賛できるかと言われたらあくまで相対評価で面白いってだけで作品としては凡作。個人的に1番意外だったのが、あぁいう映画に興味無さそうどころかむしろ袋叩きにしそうな連中が思ったより存外この映画を気に入っていたことである。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
モアナと伝説の海2(アニメ映画)

2024年12月6日
★★★★☆ 3.8 (3)
9人が棚に入れました
海に選ばれた少女モアナの壮大な冒険を描いたアニメーション『モアナと伝説の海』の続編。
妹のシメアが生まれ、少し大人へと成長したモアナは、愛する家族と島の仲間と共に暮らしている。ある日、とある伝説を聞いたモアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すべく、海の果てにある島を目指す航海に出ようとするが、それは危険に満ちた冒険だった。しかし、モアナは愛する人たちを守るため、迷いや葛藤を乗り越え、果てしない旅へと踏みだしていく。

takato さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

私は見た!。脅威の公式続編レイプ!。

 し、しどい…。あまりのショックに舌足らずになりそうなくらい酷い…。前作は大好きな作品だったが、あれ一作で完結してる感じだからどうすんのかなぁ〜とは心配してたが、本当になんの勝算もなく続編やっちゃったよ…と、開始10分くらいの時点の歌とテンションの無理やりさで察し、それが最後まで続いた。


 つーか普通に一本の作品としても、キャラもストーリーもテーマも歌で無理矢理すすめてる感が凄すぎて全くないよコレ!。キャラクターの感情とか物語が有機的に自然と繋がって広がっていくって本当に大切なんだと再認識しました。内容がなさすぎてすげぇ〜早く終わったように感じれたのが唯一の救いかな。「インサイドヘッド2」はちゃんと必然性があって、一本の映画としても凄いのを見た後だから余計に酷く思えました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX(アニメ映画)

2024年11月29日
★★★★☆ 3.9 (3)
9人が棚に入れました
羊毛フェルトのモルモットが車になって活躍するストップモーションアニメ『PUI PUI モルカー』がCGアニメーションとなって完全映画化。
モルシティにもハイテク時代が到来しAIのモルカーが登場、ドライバーたちは次々と最新鋭のAIモルカーに乗り換えていく。そんなある日、ポテトたちは謎の集団とAIモルカー・カノンとのカーチェイスに巻き込まれてしまったところ、凄腕ドライバーが現れ、ピンチから助けてくれる。彼はいなくなった相棒のモルカーをずっと探している最中だと聞き、ポテトたちはカノンのAI機能を使って行方不明のモルカーを探す旅に出るが……。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-(アニメ映画)

2024年8月16日
★★★★★ 4.8 (1)
9人が棚に入れました
2019年に劇場公開&TV放送されたアニメ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』に新規パートを加えて再構成。
歌、ダンス、プリズムジャンプを組み合わせた総合エンタテインメントショーであるプリズムショー。そんなプリズムショーに魅了された少年たちが、新たなプリズムショーチャンピオンシップ『PRISM.1』に挑戦する。一条シン(声:寺島惇太)率いるエーデルローズと、如月ルヰ(蒼井翔太)擁するシュワルツローズの両陣営から選ばれたメンバーが、数々のプリズムショーを繰り広げる。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
ねこのガーフィールド(アニメ映画)

2024年8月16日
★★★★☆ 3.9 (2)
8人が棚に入れました
ねこのキャラクター、ガーフィールドが主人公の3Dアニメ映画。飼い主ジョンに愛され幸せに暮らす家ねこのガーフィールドは、ある日、生き別れた父さんねこヴィックと再会する。悪いねこに追われているというヴィックに手を貸すため、初めて家から外の世界へ出る。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
映画 それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン(アニメ映画)

2024年6月28日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
1988年に放送が開始した、やなせたかし原作のテレビアニメの劇場版第35作。
絵本から助けを呼ぶ声が聞こえたばいきんまんは、絵本の中に吸い込まれ、森の妖精ルルンと出会う。怖がりで勇気が出せないルルンは、森で大暴れする「すいとるゾウ」をやっつけてほしいとばいきんまんにお願いする。嫌がりながらも、あきらめずに立ち向かうばいきんまんの姿に勇気をもらったルルンだったが、すいとるゾウの強さに大苦戦。絶体絶命のピンチのなか、ばいきんまんはルルンに、アンパンマンを呼ぶように伝える。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
長篇アニメ映画 ザ☆ウルトラマン ウルトラの星へ!!(アニメ映画)

2024年11月22日
★★★★☆ 3.6 (1)
8人が棚に入れました
「ザ☆ウルトラマン」(1979年)が放送開始45周年となることを記念し、初のブルーレイBOX発売されますが、その映像特典として当時約1か月にわたって分割放送した最終回4部作「ウルトラの星へ!!」を、今回HD化した映像で約90分の新規映像に一本化した長編作品『長篇アニメ映画 ザ☆ウルトラマン ウルトラの星へ!!』を新たに製作し、収録します。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
FLY!/フライ!(アニメ映画)

2024年3月15日
★★★★★ 4.4 (2)
7人が棚に入れました
「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」でアカデミー賞長編アニメ部門候補になったバンジャマン・レネールが、「ミニオンズ」のイルミネーションスタジオとのタッグで贈るアニメーション。住み慣れた地を離れ、初の引っ越しに挑むカモの一家の大冒険。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
映画おしりたんてい なんでもかいけつ倶楽部 対 かいとうU(アニメ映画)

2024年3月20日
★★★★☆ 3.5 (2)
7人が棚に入れました
「おしりたんてい」の長編劇場アニメーション第2作『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』と同時上映される短編。おしりたんていの助手を務めるブラウンと仲間たちの活躍を描く。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
ゴミおばけがやってきた(アニメ映画)

2024年10月4日
★★★★☆ 3.6 (1)
7人が棚に入れました
ドイツの作家エアハルト・ディートルによる世界的ベストセラーの児童書を3Dアニメ化
ゴミ山の臭いで観光客も来なくなった町スメリーヴィル。そこでゴミ山の臭いを解決しようとしているマックスとロッタ、フォームワージ教授は開発した機械で実験を進めるも失敗に終わってしまう。そんな中、ゴミの臭いを嗅ぎつけドラゴンに乗ってやってきたゴミおばけのオルヒーは大好きなゴミの山を見て大興奮。ゴミを食べるオルヒーとの出会いでマックスとロッタは町を救う方法を見つけ出すが果たして…。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024(アニメ映画)

2024年7月26日
★★★☆☆ 3.0 (1)
7人が棚に入れました
日本初公開のエピソードを映画館のスクリーンで上映し、パウパトダンスなどのレクリエーションも楽しめる。子どもたちが一緒に歌ったり踊ったりして盛り上がれるスペシャルなサマーイベント

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
メカアマトMovie(アニメ映画)

2024年1月19日
★★★★☆ 3.5 (1)
7人が棚に入れました
ある日、墜落した謎の宇宙船を発見した少年アマトは、そこでロボットのメカボットに出会う。あらゆる物をハイテク機器にメカナイズする能力を持ったメカボットの新たなマスターになったアマトだったが、メカボットを追って宇宙からやってきた邪悪なエイリアン、グラカカス将軍から狙われることに。アマトとメカボットは協力してこのピンチを乗り越えることができるのか?

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
こまねこのかいがいりょこう(アニメ映画)

2024年10月25日
★★★☆☆ 2.6 (1)
6人が棚に入れました
NHKキャラクター「どーもくん」などで知られるドワーフスタジオによるオリジナル作品「こまねこ」シリーズ11年ぶりの短編映画。
山の上のおうちに暮らし、ものづくりが大好きなねこの女の子こまちゃんは、いつも自分の心に素直に楽しく暮らしている。ある日、一緒に暮らすおじいから海外旅行の計画を聞き初めてのことに喜ぶこまちゃん。だが、友だちのももいろちゃんとはいいろくんは連れて行くことができず、大好きな彼らとこまちゃんは離ればなれになってしまう。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」(アニメ映画)

2024年11月23日
★★★★☆ 3.3 (3)
3人が棚に入れました
日本映画の黎明期、サイレントからトーキー初期にかけて活躍し、その後若くして夭折した映画監督・山中貞雄。彼が生前遺した「鼠小僧次郎吉-江戸の巻」を、『銀河鉄道999』『幻魔大戦』の日本が誇るアニメーション監督・りんたろうがサイレントアニメーション化。

計測不能 30 2024年度アニメランキング30位
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 特別編集版(アニメ映画)

2024年12月13日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
童貞のまま30歳を迎え、「触れた人の心が読める魔法」を使えるようになった安達と、同期のエリート社員・黒沢の恋を描いた同名漫画のTVアニメの特別編集版。
30歳まで童貞だった安達は、「触れた人の心が読める」という魔法を使えるようになる。地味な魔法の力を持て余していたある日、営業部エースでイケメンの同期・黒沢の心を読むと、安達への恋心でいっぱいだった。好意ダダ漏れの心の声に戸惑う安達に、黒沢はひたむきなアピールを続ける。果たして彼らの恋心の行方は……。
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