2024年度に放送されたおすすめアニメ一覧 405

あにこれの全ユーザーが2024年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月25日の時点で一番の2024年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
パリピ孔明 Road to Summer Sonia(アニメ映画)

2024年3月1日
★★★★☆ 3.2 (7)
45人が棚に入れました
TVアニメ1期総集編に新規ライブシーンのカットを加えた劇場版となる。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
シンカリオン チェンジ ザ ワールド(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (9)
43人が棚に入れました
かつて、突如として現れた正体不明の敵・アンノウン。 「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA(エルダ)」は、対抗手段として新幹線が変形するロボット「シンカリオン」を開発し、脅威に備えていた。 「何かを守れる、カッコイイ人に…僕は…」 中学2年生の大成タイセイは、2年前に失踪した姉の手がかりを求めて、進開学園中等部に転入する。 その矢先、10年ぶりにアンノウンが出現。偶然にもタイセイがシンカリオン運転士として高い適性値を持つことが判明し、闘う決断を迫られることとなる。 アンノウンの正体、そして目的は何なのか…。闘いの末に見えてきた真実とは…。 少年たちの決意と成長の物語が、今、始まる―。

声優・キャラクター
大成タイセイ:石橋陽彩
フォールデン アカネ:小野賢章
九頭竜リョータ:土屋神葉
ビーナ:集貝はな
青梅マイ:本渡楓
高輪カドミチ:小林親弘
大成イナ:喜多村英梨

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
クラメルカガリ(アニメ映画)

2024年4月12日
★★★★☆ 3.7 (6)
42人が棚に入れました
「クラユカバ」のスピンオフ小説として執筆されたシナリオを原案にした群像エンタテインメント。
零細採掘業者がひしめく炭鉱町「箱庭」で少女カガリは、日々迷宮のように変化する町を地図に書き留める地図屋を営んでいる。一方、幼なじみのユウヤは、箱庭からの脱却を夢見ていた。やがて2人は箱庭で頻発していた“不審な陥没事故”に巻き込まれていく。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (7)
38人が棚に入れました
遠い未来の時代。世界人口がピークを迎え、減少傾向に転じていた。人類は種の繁栄のため生態系を管理するAIを作り、「人類の多様化実験」を実行。常人・獣人・魔族などの遺伝子改造による「多様な人種」と、壁に囲まれた「クラスタ」と呼ばれる「多様な街」を創造した。数多存在する「クラスタ」は、それぞれ独自の文化を有し、そこに適正をもつ人類が生活している。そして、滅びることが無いよう、常にAIに管理されながら暮らしているのである。
魔改造された「東京」を舞台に、TVアニメ・スマートフォンゲーム・映画と、様々な物語を繰り広げてゆく。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
銀河英雄伝説 Die Neue These サードシーズン「激突」(第25~36話)(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (6)
38人が棚に入れました
帝国暦489年(宇宙暦798年)1月、自由惑星同盟軍イゼルローン駐留艦隊分艦隊と、銀河帝国軍の遭遇戦が勃発。ヤンの被保護者ユリアンは新兵の一人として初陣に臨むこととなる。一方、銀河帝国内では、最高権力者となったラインハルトによる改革が進んでいた。ラインハルト麾下の「双璧」と呼ばれるミッターマイヤーとロイエンタールは、束の間の穏やかな時間の中、共にラインハルトへの忠誠を誓った日のことを思い返す。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
殿と犬(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (9)
36人が棚に入れました
かつて戦国の世を駆け抜け、鬼神のごとき勇姿を見せた【殿】。されど、その栄光も今は昔。すっかり没落し、日々の暮らしもままならぬ中、胴長短足の珍妙な【犬】と長屋で暮らすことに。その毎日は「何これ!? 犬こんなことできんの!?」と驚きの連続で、「もう、かなワン!?」 ちょっぴりシュールで、ハートウォーミングな“天下泰平主従暮らし”、いざ開幕。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
範馬刃牙VSケンガンアシュラ(Webアニメ)

2024年6月7日
★★★☆☆ 3.0 (8)
34人が棚に入れました
「範馬刃牙」の地下闘技場戦士と「ケンガンアシュラ」の拳願会闘技者、強いのはどちらだ!? 両作品の猛者たちが鍛え上げた肉体と磨きぬいた技をぶつけ合う、空前絶後の究極バトルが幕を開ける。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
BEASTARS FINAL SEASON(Webアニメ)

2024年12月5日
★★★★☆ 4.0 (6)
32人が棚に入れました
リズとの対決を経て自主退学を選択したレゴシは、コーポ伏獣での一人暮らしを開始。一方、青獣ビースターを辞退し卒業したルイは、父・オグマに向き合う決意を固める。キャンパスライフを謳歌するハルにも悩みは尽きず…。その頃、現役ビースター・ヤフヤは、殺獣に快楽を求める凶悪犯・メロンを追っていた。レゴシとメロン、交わるはずのなかった運命を結びつけたのは、レゴシの家族が秘めたある秘密だった…。

みゃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

相変わらず唯一無二の面白さ

ネトフリ独占だからなのか世間の評判があまり聞こえてこなかったので見るの後回しにしてたけど、いざ見始めたら止まらん面白さでした。こんなに面白いのにあにこれでは☆評価してる人すら全然いなくてビックリしました!w
2期まで楽しめた方やネトフリ契約してる方はおすすめですよー。後半クールも楽しみです。

[作品の評価]☆5.0
作者のセンスに脱帽!動物の特徴をセリフに落とし込んだりするあたりは思わず笑ってしまったw
あとまさかコピ・ルアックが出てくるとは思わなかったww

[キャラの評価]☆4.5

[作画の評価]☆5.0
3DCGの最高峰だと思う

[声優の評価]☆4.5

[OP曲]☆4.0

[ED曲]☆4.0

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
ねこに転生したおじさん(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (9)
31人が棚に入れました
全人類がニャいた!? 「次にくるマンガ大賞2023WEBマンガ部門2位」を受賞した話題のSNSマンガ、ついにTVアニメ化! ごく普通のサラリーマンだったのに、ある日突然、ねこに転生してしまったおじさん。人間の言葉も話せなくなり道端で困っていると、そこへ通りかかったのは、おじさんが勤めている会社の社長だった。厳しい性格で知られていた社長だったが、可愛らしいねこ(正体はおじさん)を目にしたとたん、態度が一変し…!? 正体がバレないようふるまうおじさんと、ねこに「プンちゃん」と名付けて溺愛する社長の、愉快でシュールなハッピーライフがスタート!

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
Terminator Zero(原題)(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
30人が棚に入れました
『ターミネーター』シリーズ初のアニメーションとなるNetflixシリーズ

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
まぁるい彼女と残念な彼氏(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (8)
29人が棚に入れました
食べることが大好きで幼少期から
ずっとプラスサイズだった、看護師の万莉子。
恋とは無縁の人生だと思っていたのに、
ある日先輩に誘われて参加した合コンで イケメンとの出会いが。
さらにイケメンからデートのお誘い!?
突然のモテに戸惑う、 恋愛経験値ゼロ女・万莉子が取った行動は・・・?

──話題沸騰のポジティブラブコメディ

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
科学×冒険サバイバル!(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (6)
27人が棚に入れました
日本をはじめ韓国、中国、タイなど、世界中の子どもたちに3000万部以上も読まれているオールカラーの科学漫画がアニメ化。「サバイバル」とは生き残り作戦のこと。次々と襲いかかってくるピンチに、子どもたちが勇気と科学の知識で立ち向かっていく冒険物語です。生き物、自然、人体、災害、環境問題、AI、宇宙……科学に関するあらゆるテーマがそろっているのも特長。手に汗にぎるストーリーを進めるうちに、いつの間にか科学や理科の知識が身につき、理系脳が育まれます。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK(アニメ映画)

2024年11月8日
★★★★★ 4.5 (4)
27人が棚に入れました
2023年にテレビ放送された「進撃の巨人 The Final Season 完結編」をブラッシュアップした劇場版。
無数の巨人を率いて、この世界の生きとし生けるものすべてを踏み潰す「地鳴らし」。
ミカサやアルミンをはじめとした残された者たちは世界を滅ぼそうとするエレンを止めるべく、最後の戦いに挑む。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
映画ドラえもん のび太の地球交響楽(アニメ映画)

2024年3月1日
★★★★☆ 4.0 (7)
26人が棚に入れました
藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品で、「ドラえもん」長編映画シリーズ第43作。苦手なリコーダーの練習をしているのび太。その前に不思議な少女ミッカが現れる。のび太が吹く音を気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる惑星で作られた“音楽の殿堂”にドラえもんとのび太たちを招き入れる。ミッカは殿堂を救うため、一緒に演奏する音楽の達人を探す。ドラえもんたちはひみつ道具「音楽家ライセンス」を使い、殿堂復活のため演奏するが、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫る。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

音楽をテーマにしたドラ映画

音楽を嫌いだった少年が、音楽を好きになるまでを描いた映画。

 「冒険」を主題にしたドラ映画が多かった中、本作では「音楽」が主題になっているという、それだけでも斬新さを感じますね。
 映画の強みとは映像だけでなく、音にもあるのだと実感させられたし、漫画という媒体の原作では生み出せない「映画ドラえもん」ならではの魅力を生み出す事にも成功してるのだから、大いに感動。
 実にシリーズ18作目(スタドラを含めたら20作目、旧アニメ版も含めたら40作以上)でありながら、未開拓の分野に切り込んでみせた作り手の発想力と冒険心に、熱い拍手を送りたいです。

 そんな本作で一番心に残ったのは、クライマックスの場面。
 地球上の音楽全てを結集させて敵を打ち払うという、とても盛り上がる場面なのですが、そんな中で、さり気無く「戦場でハーモニカを吹く兵士」という一コマを挟んでいるんですよね。
 恐らくは傷付いた戦友の為、束の間の安らぎを与えてるという、その姿を刹那的に描く演出には、本当にグッと来ちゃいました。
 主人公であるのび太達は、平和な日本で暮らしているけど、地球には戦争をしている人達もいる。
 そして、そんな場所でも人々は音楽を奏でているという、正に「地球交響楽」を体現した場面であり、文句無しで素晴らしかったです。

 序盤にて、のび太が風呂場で笛の練習していたお陰で地球が救われたとか、脚本の伏線回収も鮮やかだったし、ゲストキャラクターも魅力的。
 ロボットの語源になったというカレル・チャペックから拝借して、ゲストロボを「チャペック」と名付けるセンスにも、ニヤリとさせられましたね。
 幼女のミッカちゃんも可愛らしく「のほほんメガネ」と呼んで小馬鹿にしていた相手を、最後の最後に「のび太お兄ちゃん」と呼ぶツンデレ表現なんかも、幼い女の子ならではの魅力があって、良かったです。
 主人公のび太と同世代の女の子ではない、妹のような幼女だからこその可愛さが、上手く描けていたと思います。

 そんなミッカちゃんとの別れの場面を直接描かず、エンディングの一枚絵でのび太に抱き着く姿や、皆から貰ったプレゼントを部屋に飾ってる描写などで、断片的に伝えて想像力を刺激する形になっているのも、非常に御洒落。
 今井監督って「新恐竜」でもピー助との二度目の別れをさり気無く描いてみせていたし、こういった「さり気無い描き方で、大きな感動を生み出す」という手法が、本当に上手いですよね。
 「十八番」や「職人芸」と言って良い領域に達してると思います。

 「中盤でジャイスネ主役になる場面は、ちょっと浮いてるし、観ていてダレる」「ゲストキャラも多過ぎるし、個々に見せ場を与えようとして散漫になっているので、ミッカちゃんとチャペックの二人に焦点を絞っても良かったのでは?」等々、不満点も有るには有るんですが……
 主題歌も大好きなVaundyだし、映画にも合ってる曲だったしで、満足度の方が高かったですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
劇場版BanG Dream! It’s MyGO!!!!!前編「春の陽だまり、迷い猫」(アニメ映画)

2024年9月27日
★★★★★ 4.1 (6)
26人が棚に入れました
2022年4月より活動を開始した、"現実(リアル)"と"仮想(キャラクター)"が同期するバンド「MyGO!!!!!」。彼女たちの結成秘話を描いたTVアニメ「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」を、劇場版総集編として2部作に再編集した前編。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
MAHO堂「おジャ魔女カーニバル!!」(Webアニメ)

2024年3月23日
★★★★☆ 3.7 (5)
26人が棚に入れました
「あの呪文、まだ覚えてる?」
「あの時の魔法玉、まだ持ってる?」
おジャ魔女どれみの25周年がやってきました。
25周年を記念しておジャ魔女カーニバルの新作映像を作りました。
これが…超カワイくて、エモい。
あんまり可愛いので、5年後の30周年も迎えたい!
あんな展開もこんな展開も、まだまだ 拡げられる!
という欲が出てきてしまいました。
ベストスタッフに新たに加わる新規スタッフのコラボ映像を楽しんでください。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
ゼーガペインSTA(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★★ 4.5 (2)
26人が棚に入れました
2006年にTV放送されたSFロボットアニメ『ゼーガペイン』の後日譚。
謎の武装集団ガルズオルムとの最終決戦「プロジェクト・リザレクション」を完遂したセレブラントたちは、世界各地の残存部隊との戦いを続けていた。一方、セレブラントとして舞浜サーバーを守ったソゴル・キョウは、雪が降りしきる冬の舞浜で目を覚ます。記憶の欠損に困惑するキョウだったが、そこに新たな脅威・オルタモーダが出現。自らをヒカリタツモノと名乗るハル・ヴェルトは、サブスタンスシェイドと呼ばれる未知の能力で襲いかかる。そんななか、AI「ルーパ」の助けによりこれまでの記憶をダウンロードしたキョウは、光対装備で対抗。だがこれは互いの世界と存在をかけた戦いのほんの序章に過ぎなかった……。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
貼りまわれ!こいぬ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (9)
25人が棚に入れました
食いしん坊でまじめな主犬公・こいぬ。 いつも通り職場に向かうと会社が倒産したと告げられて... 職を失い、途方に暮れるこいぬ。 そんな時に現れたふしぎな求犬募集。 その仕事の内容は「街のいたるところに犬のステッカーを貼りまわる」というもの。 目的はよくわからないけれど、 こいぬは”ステッカーを貼りまわる”お仕事に日々励むことになるのでしたーー いや、そもそもこの仕事はいったいなんなのか? SNSで人気の漫画家・うかうかによる、 犬々の日常を描いたショートアニメ、いよいよ始まります。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
インサイド・ヘッド2(アニメ映画)

2024年8月1日
★★★★★ 4.1 (9)
25人が棚に入れました
ディズニー&ピクサー作品『インサイド・ヘッド』の続編。
転校した学校にも慣れライリーの頭のなかの、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情たちは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する日々を送る。ある日、高校入学を控えたライリーの頭のなかで突然大きな謎の警報が鳴り響く。戸惑うヨロコビたちの前に、最悪の将来を想像してしまう「シンパイ」、いつも誰かを羨んでいる「イイナー」、退屈で無気力な「ダリィ」、モジモジ恥ずかしがっている「ハズカシ」の感情たちが現れる

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ついに、私の愛したピクサーが帰ってきたぁ!!!。今年のマイ・ベスト確定かも。

 帰ってきた。ついにあのピクサーが帰ってきたぁ!。エンタメとテーマ性を両立させる傑作連発のピクサーが帰ってきた。


 正直近年の不調続きや、本作だと監督交代もあってそれこそ『シンパイ』もあった。それらを覆す、前作に勝るとも劣らぬ傑作でした!。


 ハッキリ言って前作も今作も完璧ではない。楽しいけど、ちょっとあっちにこっちに寄り道し過ぎとか。全部の感情に意味があったって納得させる展開とは言いづらいとか。


 しかし、それをら遥かに上回る魅力があるから私の大好きな作品なのだ。まず、キャラや世界観の見せ方が楽しくて実に嬉しい。説明なシーンでも全然退屈じゃない。今回は掴みからもう愛おしくてたまらなくてしょぱなからやられました。アニメでここまでアイスホッケーを上手く描いた作品も初めてかも。


 さらに、今作キャラが増え、描写力も増して彼等が絡んでるだけで可愛い+尊い!。特にやはりヨロコビとカナシミの2人(地味にダリィーも良い仕事してる)。今回は前作よりみんながより活きるようになっている。


 そして、本シリーズの特に秀でたポイント。ピクサーの傑作全体に言えることだが、見事なテーマ性が物語として結実する瞬間の圧倒的な力である。


 前作と本作はある意味ちかいテーマともいえる。前作では不要だと思ってたカナシミも意味があった。つまりヨロコビとカナシミは対になる存在だったというところに落着させるドラマが見事にエモーショナルと噛み合っていた(ビンボンの件も勿論)。


 そこで今回だが、シンパイもまたヨロコビが今までやってきたことと密接に絡みあっていた、と伏線回収させるのは実に上手い。ただ、前作に比べると一押し足らない感じではあった。そこを更により大人な領域に到達し、最後は大傑作『ソウルフルワールド』と同じ結論へと導くなんて!


 あんま書くとネタバレになるので全容は書きませんが、良い意味で本当の意味で大人な作品としか言いようがない。


 人間のキャラデザが微妙に所謂美少女ばっかからズラしてるのも、性的とは言わないでもロリキャラとして萌えの対象にしないで、自分の、或いは実際の子供たちのように描こうとする誠実さがある(すぐにポリコレが〜とか騒ぐ輩には一生わからん境地や)。


 とにかく帰って前作だけじゃなくピクサー映画をまた見たくてたまらない!。そして、本作もそういった過去の名作群に仲間入り決定。これは今年のマイベスト確実かも。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.5 (4)
25人が棚に入れました
殤不患の必死の呼びかけにも応じず、阿爾貝盧法を追い魔界の門へと踏み込んでいった浪巫謠。 混沌の坩堝(るつぼ)と化した魔界で、復讐に燃える浪巫謠を権謀術数が待ち受ける!

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
ひみつのアイプリ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (2)
25人が棚に入れました
ひみつの扉を開いたら、メイクにネイル、キラキラコーデにオシャレして、ひみつのわたしに大変身! それがアイドルプリンセス『アイプリ』! さぁ、みんなもひみつの世界に飛び込めば、アイプリになれちゃうかも!? 私立パラダイス学園に入学した主人公・青空ひまりと星川みつき。 アイプリに憧れるひまりの夢は、おともだちを1万人つくること! でも人見知りでキンチョーしぃのひまりには、ちょっとむずかしいかも……。 そんなひまりが思いがけずアイプリデビューすることに!? 親友のみつきにも言えない『ひみつ』ができちゃった! だけど、みつきにもなにやら『ひみつ』があるようで……。 ひみつを抱えたひまりとみつき、2人のアイプリがはじまります!!

声優・キャラクター
青空ひまり:藤寺美徳
星川みつき:平塚紗依
謎の少女:久保ユリカ
一条寺サクラ:日比優理香
二階堂タマキ:鈴木杏奈
三ツ葉アイリ:徳井青空
四之宮リンリン:和多田美咲
真実夜チィ:大地葉

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
死が美しいなんて誰が言った(アニメ映画)

2023年12月22日
★★★★☆ 3.9 (1)
25人が棚に入れました
ゾンビウイルスが日本全国に広まり、政府は治療可能な感染者だけを病院に送り込むことに。ウイルスに侵されている研修医のリカは16歳で天才詩人のレイと妹のユウナの看病をしていたところ、ユウナの症状が悪化。ユウナはゾンビ化して暴れ出し、リカとレイは恐怖と混乱に包まれた病院から逃れた。リカは海外へ逃げることを密航斡旋業者のタキシバと共に提案するものの、レイは故郷の家に帰ると主張。レイの家に向かったものの、そこで変わり果てた姿の妹から悲しい告白を受け……。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
時空の隙(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★☆☆☆ 1.9 (7)
23人が棚に入れました
銘山市の少年・林一帆の夢は、有名な漫画家、そして世界を救う偉大な英雄になること。その昔、魔物が世界を苦しめたとき、英雄が玄黄無極陣で魔物を封じ、二頭の神獣にそれを守護させていた…という伝説があった。林一帆はこの伝説をもとに漫画を制作していたが、ある日、手違いで時空の隙間に入り込み、たまたま怪物を退治。その後、玄黄無極陣の守護獣・ジリジリと出会うなど、昔は見えなかったものが見えるようになり、多くの災難に巻き込まれることになった。

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
劇場用再編集版『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』(アニメ映画)

2024年5月10日
★★★★★ 4.2 (2)
23人が棚に入れました
2023年から配信された全4話で構成される同名アニメに新たなシーンを追加した劇場再編集版

計測不能 271 2024年度アニメランキング271位
劇場版BanG Dream! It’s MyGO!!!!!後編「うたう、僕らになれるうた&FILM LIVE」(アニメ映画)

2024年11月8日
★★★★★ 4.4 (6)
22人が棚に入れました
人気アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の劇場版長編アニメ第二弾。キャラクターとライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクトBanG Dream!5組目のバンド『MyGO!!!!!』の結成秘話を描いた2023年放映のTVアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』を再編集した総集編の後編。
名前のないバンドの初ライブは大成功を収めたと思いきや、メンバーのひとり、そよがライブ後から音信不通になっていた。メンバーそれぞれが異なった思惑を抱え……。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人間になりたい燈の足跡がより強調された総集編

【物語 4.0点】
TVアニメ8話~12話の内容などを再編集した総集編が100分程度。
本編後、残りの20分程度でミニフィルムライブという構成。

前編鑑賞時、私は、前のバンド・CRYCHIC解散の経緯などが語られなかったのは、初見振るい落とし?と捉えましたが、
TVアニメ3話にて、燈(ともり)一人称視点で展開された、CRYCHICの始まりと終わりのエピソードは、
今回の後編序盤に回されました。

幼少期より、世間とのズレから“人間になれない”との苦悩を抱えた燈。
かつてバンドを壊したのは、自分が人間になれなかったからでは?との罪悪感。
葛藤の心理描写が、TVアニメ序盤から、終盤の現行バンドの大破と再生のストーリーの至近距離に再配置されることで、
ドン底の絶望感及び、そこから這い上がるカタルシスが倍化される構成となっています。

{netabare} TVアニメ版10話にて、再び独りになった燈が、朗読ライブを始める件{/netabare} からスタートする本総集編。
燈が人間になっていく過程をより鮮明に捉えられる構成で、再び浴びる10話のあのライブ。
分かっていても涙腺に来るものがありました。


【作画 4.5点】
アニメーションはサンジゲンによるCGがメイン。

今回、劇場の大きなスクリーンで再見して感じたのは、
観衆の描写のこだわり。

むき出しの燈の言葉が、観客の脳天に突き刺さって、グラリと心が動かされる。
それが、微かに揺らぐ観客の身体の動き何かに細かく表現されていて。
燈の詩が、回を重ねる度にライブ会場に波紋となって広がる様が、
感極まる観客などの追加カットも交えて、こちらにも押し寄せて来る映像構成に、
私も目頭が熱くなりました。


【キャラ 4.0点】
前編レビューにて「“野良猫”はなんで春日影やったのか?」とタイトル掲げながら、
投げっぱなしのレビュタイ詐欺状態wになっているのが心残りなので、
ここではMyGO!!!!!のギター・要楽奈について掘り下げてみたいと思います。

{netabare} 前後編、新規カットも含めて楽奈視点を共有する中で、
場所に囚われない“居場所”としてのバンドとか。
実際には内心で凄く葛藤して歌を吐き出していた燈が、
楽奈には、つまらないしがらみに囚われず、一生とか言っちゃう、“おもしれー女”に映った。
この辺りは想定内。

が、気まぐれに練習来たり来なかったりする楽奈が、
あれでバンドに参加したつもりになって、祖母らにも嬉しそうにメンバーは5人などと話していたのは、
価値観の違いに驚かされましたし。

何より意外だったのは、ライブハウス「RiNG」で幾度も披露したギターソロから、
ハードロック趣味と思われた楽奈が、
アコースティックな穏やかなメロディを嗜好するという件。

「春日影」やったのは楽奈がやっと居場所を見つけた歓喜とか、おもしれーから以前に、
単純にこういう曲が好みだったという部分もあったというのは、個人的に意表を突かれました。

思えば楽奈は、春の陽気に誘われて、気ままに猫と戯れにいくような、穏やかな少女。
「春日影」がむしろ楽奈の素に近かったという事なのかもしれません。{/netabare}

前後編通じて楽奈の生態研究も捗った有意義な総集編でした。
後編でも相変わらず食ってばかりでしたがw
飲食物をリード代わりにして“餌付け”して繋いでおかないと、何処にでも行ってしまう。
まったく世話の焼ける“野良猫”ですw


【声優 3.0点】
後編にも新規カットはあり、
フィルムライブでも高松燈師による{netabare} 雨と匂い{/netabare} に関する有り難い講話もあったりしますが、
前編ほどの新規収録量はないので、基準点に据え置き。


先日、雑誌『声優グランプリ』での高松 燈役の羊宮 妃那さんのインタビューにて、
燈のボーカルを作り上げるために、よりボイスに地声を入れるなど、
一度、自らの声を“捨てて”再構築したというお話を見かけて衝撃を受けました。

正直、燈の声と歌については、個人的にパンチ力は今ひとつとの印象でした。
が、キャストは柔らかい声質でも、バンドサウンドに埋もれないように、
相当、試行錯誤して、あの声を作り上げて来たと知り。

今後は、そういう裏の努力も踏まえた上で、彼女の声と歌を受け止めようと思いました。


【音楽 4.5点】
ミッドランドスクエアシネマのサウンドシステム“鼓動”採用スクリーンにて鑑賞。

{netabare} 愛音(あのん)の挑発を受けて叩きつけられる、{/netabare} そよさんの紅茶カップの音まで良く拾うw繊細さはドラマパートでも重宝しますが。
同サウンドシステムの真骨頂は3チャンネルに強烈な重低音を送り込むことによる、音楽シーンの臨場感の最大化。

朗読劇も含めて、ライブシーンが多い部分の総集編+フィルムライブ。
せっかくなので音響にこだわった映画館での鑑賞をオススメします。


ED主題歌はMyGO!!!!の新曲「歩拾道」
漸次前進していくミドルテンポの良曲。
スローなアコースティックナンバーか、ハイスピードなパンクロックかで二極化される傾向にある同バンドの楽曲群の中で、
中間を取って、淀みのないセットリストの流れを作る曲として、
ライブでも案外、重宝する一曲になるかもしれません。

因みに曲名は{netabare} 「スピード」{/netabare} と呼ぶそうで。
読めるわけがないw


エンドロール後のフィルムライブ。
尺はおまけ程度の“ミニ開催”。曲も{netabare} 3曲{/netabare} だけですし。
が、個人的に満足度は、とても高かったです。
特に初手で{netabare} 「処救生」{/netabare} のイントロが流れた時は、本編含めて一番興奮しました。

ファンが、フィルムライブ目当てで劇場に足を運ぶ価値は十分あると思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6
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