2020年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画一覧 60

あにこれの全ユーザーが2020年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の2020年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.2 26 2020年春(4月~6月)アニメランキング26位
八男って、それはないでしょう!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (417)
1518人が棚に入れました
――ある日の朝、目を覚ますと……平凡な若手商社マンである一宮信吾(25)は、僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男ヴェンデリン(5)という存在意義さえ怪しい子供に憑依していた。信吾は、家門と領地継承もなく、内政無双の知識もないこの身と己に絶望するも、魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す。この物語は、そんな若造が魔法で金を稼ぎ自由に生きる(もちろん世界なんて救わない)、当面は脱ボッチのお話である。

声優・キャラクター
榎木淳弥、西明日香、三村ゆうな、小松未可子、M・A・O、山根雅史、石上静香、ゆかな
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

味噌・醤油・マヨネーズ・・・。お料理系アニメなのかな?

原作未読。最終話まで視聴。

【高評価】
視聴前は、何故、八男である必要があるのか?と、不思議に感じていたけど、主人公の少々控えめな性格と、貧乏貴族&八男という、夢も希望もない状況からの脱却を描くのには、なるほど、八男くらいがちょうどいいのだと気付きました。

こういう、初期設定って大事ですよね。

主人公が元社会人っていうのも高評価です。
異世界転生・転移の結果、無双になって、それでイキっているという、イタ~イ人たちをたくさん見てきましたからね。
変にイキっていないだけでも、全然、落ち着いて視聴できます。

終盤の展開も高評価です。
主人公はあれこれと画策しますが、{netabare}結果、主人公の計算通りにはならないという意外{/netabare}な展開。

最近、こういうの珍しいですよね。
{netabare}主人公無双=何でもお思い通り
こういう、定番の形を敢えて崩しているのも{/netabare}高評価です。

【低評価】
異世界転生して自家製調味料作りって展開、最近、他の作品でも見たような気が・・・。
例えば、主人公が超一流の料理人を目指す物語、というのなら納得なんだけど・・・。

主人公が冒険者を目指すというわりには、バトルシーンがあっさりし過ぎなのも低評価。
ほぼ秒殺の世界。
もう少し、頑張って欲しかった。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 38

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

網野史観

ある日、目覚めると子供へと転生。
ヴェルデリンは騎士爵家の八男だった。

少し爵位について調べてみました。
公・侯・伯・子・男が日本における爵位制度。
準男爵が騎士爵よりも上という事だったので、騎士爵が一番下という事なのでしょうね。
何れにしても日本では馴染みが無い爵位。
日本の爵位制度については『霞が関ビル』の所有者を調べてみて下さい。

異世界転生物にありがちなチート能力。
本作品も漏れていませんでした。
ヴェルは魔法を使える資質がアリ。
この時点で、貴族でなくても八男でなくてもいいのでは?と思えます。

あとは、その魔法を使って大活躍。
竜も簡単に倒します。
もう脱力ですね。
あぁ~、また同じ展開か……

貧乏貴族の八男では現在社会の生活と比較できないと作者は考えたのでしょう。
非常に甘いです!
貧乏だったら口減らしのために養子縁組を考えるか宗教者になるのが普通。
貴族も例外ではありません。
爵位も最低レベルから下剋上したいと考えて低い爵位にしたのでしょう。
しかも、日本では馴染みの無い騎士爵。
少し視聴者を舐め過ぎでは?
日本で貴族というと華族。
明治維新の時に作られて戦後に廃止された制度です。

もう少し、遡ってみましょう。
平安朝のような天皇中心とした貴族社会。
華族制度の元になりました。
江戸時代に30石の蔵米取りという最下級貴族でも明治になったら子爵以上になります。
大本は藤原家。
藤原鎌足から流れる系譜。
代表的な五摂家。
その筆頭である近衛家が藤原家の嫡流です。

作中での見どころは無し。
縁遠い貴族社会を描こうとしたのでしょうが、勉強不足。
何故、分家をして貴族を増やして、絶家を防ぐのかを考えていません。
政略結婚が当たり前の世界なのに、それに対して否定的。
書類に漢字や片仮名などを使っているのも不自然ですね。
良い所はOPでデーモン閣下が歌っている所とブランターク役のCV屋良有作さんだけ。
(クルト役のCV杉田智和さんは安定の仕事ですから)
同じような作品が多くあるので見なくても大丈夫。
時間の無駄でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

「八男」って、言ってるだけでただのチートでしょう!

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
「なろう」らしい、「なろう」。悪い意味で(苦笑)

色んな「なろう」を観てきたけど、こいつはなかなかの「なろう」です。悪い意味で(苦笑)

1200以上アニメを観てきた中でも、「トップレベルにヤベェ」と思えるシーンも、いくつかありました。勿論、悪い意味で(苦笑)

完走したのは、最近、「☆1(最低評価)をつけるときは、責任として、できるだけ全部観てから」と思っているから。あんまり良いアニメの見方ではないですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「設定未満」ということを感じました。

本作は、「八男」も「前世がサラリーマン」も、設定にすらなっていないんです。

言うなれば本作は、「ラベリング」。

中身がなんであるかは関係なく、外側に「八男貴族」というラベルを張り付け、見た目だけ良くして客に買わせようという悪徳商法のよう。

「設定」というのは、「そういう環境で生まれ育ったらどう考え、行動するか」ということを考えなければなりません。

つまり、本作の主人公の場合、「貴族の八男らしい発想」や、「前世がサラリーマンらしい思考」が見えなければならないのに、本作の主人公には、ほとんどそんな様子が見られません。つか、「前世がサラリーマン」に関しては、作者も忘れてるんじゃないかな?

ぶっちゃけ、この作品は大抵、転生したのが農民の一人息子でも成り立つことばかり。

そういう意味で、第11話からはちょっと良くて、ようやく「貴族の八男」が生きた(けど、あれなら次男でも良いよね)。

まだマシなところは、2話と11話ぐらい。あとは、全部ダメ。

特にダメな部分を、面倒くさいから箇条書きで。

ムキムキでアームストロング。ホーエンハイムもいた。鋼の錬金術師のパクリが酷い。

ルイーゼとイーナを側室を迎える展開が、エゲツナイ。なんだあの、クソチョロい、てか軽すぎる嫁入りは。過去のアニメでも最低クラスの結婚でした。

ていうか、中世ヨーロッパの世界観で、キリスト教が禁じてる側室はないでしょ。愛人、公妾なら有りですが。それ、わかった上で書いてるのか、知らないで、日本の戦国時代とかと勘違いしているのか。

あと、全体的になろう系の中でもトップレベルにトントン拍子だが、これはまあ、原作未読でも分かるくらい、原作をすっ飛ばしてる感じがするんで、(原作ファンには)やや不憫。

あと、作画がショボい。どうにもならん。初代プレステのポリゴンみたいだった。
{/netabare}

【余談 ~なろう系の類型 by Wikipedia~】
{netabare}
①主人公がトラック事故に遭い死亡(かつてはよくみられたが2019年にはかなり減少)、気付くと西洋ファンタジー風の異世界にいる。

②主人公は現代で社会人で荒波にもまれていたりひきこもりや高校生などで、死亡して異世界転生したため元の世界に帰れなかったり辛い生活を送っていたことから異世界で第二の人生を歩むことを選ぶ。

③異世界に行くと主人公がチートといえるような最強の力を手に入れ、能力を得るために努力する必要がない。

④現代で得た知識、経験、モノや能力を異世界で役立て、現代では常識なことが異世界にはなく人々は驚き、感動をする。

⑤男性主人公が女性たちからよくモテて、ハーレムを築く。

⑥サイトに投稿される作品がかなり多いことから目を引くためにタイトルが長く、内容がそれだけで伝わるようになっている。

……さて、いくつの項目が当てはまるかな? 本作は? あの作品は?
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
夜の早炊きモード、あるある(笑) 一応晩飯作るってのは、リセットになるんだよな(笑) シナリオとして、最初に凄いところを見せる是非だよな。デーモン閣下(笑) 人口、800(笑) 確かにこれなら、現代日本のサラリーマンの方が良いよな。説明が丁寧だな、説明くさいけど。魔法、使えない方が面白いのにな。

2話目 ☆2
ワサビが語り死人の伏線に。やたら泣いてるけど、中身はサラリーマンだよな? 大人だよな?

3話目 ☆2
コミュって、だから元サラリーマンだよね? 元々の人生を描いてないから、この辺が微妙になる。勝手に祭り上げられてるな(笑) わりと感動的な話。でも、10億と屋敷。トントン拍子。

4話目 ☆2
これだけ機械技術が発達しているなら、魔法より科学兵器の方が強そうだけど。様々なチート作品がある中で、かなりトップレベルにトントン拍子だよな。いつの間にかルーラが使え、いつの間にかここまでべったり。大分、原作とばしてるんだろうな。

5話目 ☆1
もうこうなったら、どんどんしがらみを増やしていくべきだよな。12歳には見えないけどな。嬉しいもの、、、なんだよな、家臣。こういうコメディ路線でいきたいなら最初からやれば良いし、何をやりたいのか、迷走。そこでお嫁さんになる、は、安易にキャラの魅力を下げないか? ベルに惚れるシーンがあれば別だけど。まあ、この世界での結婚がそんなものだといえば、そうだけど。会話が、ない(笑) 三億円(笑) てか、元がサラリーマンだから、ロリコンだよな。

6話目 ☆1
竜の討伐は、少数精鋭が基本。まあそれは良いんだけどね。身体強化系の魔法使い。結局、楽勝。アームストロングて、鋼じゃん。そういえば、ホーエンハイムもだよな。じゃあ、婚約したいです→じゃあ、OKということで。って、数々アニメ観てきたけど、トップレベルにクソなシーンだったな。ていゆうかそもそも、中世ヨーロッパの世界観で、キリスト教禁じてる側室はねぇだろ。愛人、公妾なら有りだが。

7話目 ☆1
貴族のしがらみなんかなく、今まで自由すぎる程に自由に生きてきたじゃんかよ。3年の修行が、0秒。ひんでぇ作画に、「がんばってる人にがんばってといっちゃダメ~」という迷言。やべえな、このアニメ(笑)

8話目 ☆1
これ以上稼いで、どうする? パンティ、下らない。食い物につられて結婚。ヤベェ。

9話目 ☆


10話目 ☆1
バカにしてゾンビを呼ぶとか。なぜ、お爺さんは鎧ごと消える?

11話目 ☆3
いったいどこからがシナリオ、ってのは良いね。ようやく八男が少し生きてきた。マヨネーズとバザー、なんか見たことあるぞ(笑)?

12話目 ☆1
小悪党感は出てるな。なんか都合よく、敵が死んだぞ? 最後にようやく、転生要素か。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 29

65.9 27 2020年春(4月~6月)アニメランキング27位
困ったじいさん(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (27)
87人が棚に入れました
ボケたフリをして何かとばあさんをトキめかせる、イケメン!?だけどちょっと困ったじいさんのお話。結婚50周年を迎えてもまだまだ新たな愛を育み中。いつまでも見ていたくなる幸福しかない夫婦の日常、そんな物語。

声優・キャラクター
日野聡、水瀬いのり、森川智之

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

とうとう、ばあさんの役までやるのですか。「おとーさん!」は何処に(笑)。

 BS日テレで放送中の1分アニメ。

 EDクレジットを見るまでは、誰がばあさんを演じているのか、解かりませんでした。キャスティング担当者、グッドジョブ!、ですかね。

 EDの歌は、「アインズ様」が歌っているようにも聴こえます(笑)。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

(ノω`*)もうおじいさんたら♪

 おじいさんのいろんな愛の言葉に ときめくおばあさん いいなぁ。

理想の年の取り方だなぁ。

キャラも声優さん達も( 日野聡さんと水瀬いのりさん) それと さりげないナレーション( 森川智之さん)もいいんだなぁ。


ED「じいさんのラブラブ♡スキャット」ふんふふんってところ 楽しいとき思わず口ずさんでいた。(笑)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 24

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

照れるおばあさん

原作未読 全13話 1話1分ほどのショートアニメ

ボケたふり?をしたじいさんが、時折ドキッとする愛のある言葉をばあさんに話す日常の出来事を描いたお話です。

じいさんの切り替えしが面白かったですねw 箸休めにどうぞ~

主題歌 じいさんが歌うスキャットです。耳に残りますね。フンフフン、フンフフン、フンフフフンフフン♪

最後に、じいさんとばあさん役の声優さんにビックリしましたw(ナレーションにもw)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 19

65.7 28 2020年春(4月~6月)アニメランキング28位
遊☆戯☆王SEVENS(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
63人が棚に入れました
ゴーハ第7小学校に通う王道遊我は、自分の発明を「ロード」と呼び、日々いろんなロードを開発する小学5年生。大人たちが管理するデュエルをキュークツだと感じていた遊我は、誰もが楽しめる新しいルールを完成させていた。そんなある日、隣のクラスのルークが「デュエルの王」の噂を伝える。興味津々の遊我とルークがたどり着いた先に待っていたのは、いかにも意味ありげな石碑の前に現れた謎の人物……そしてデュエルの王として認められるためには、限られた時間内にデュエルで勝利しなくてはならない!「僕の考えたロード、“ラッシュデュエル"ならできる!」遊我とルーク……2人の少年が、新たなデュエルでキュークツな世界を変える物語が始まる!!

声優・キャラクター
石橋陽彩、八代拓、花江夏樹、楠木ともり

65.3 29 2020年春(4月~6月)アニメランキング29位
別冊オリンピア・キュクロス(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (39)
104人が棚に入れました
古代ギリシャの青年デメトリオスは、絵や自然を愛する、心優しい壺絵師見習い。そして“ムダに"高い運動能力を持つ。そんな彼は、思い悩んだときに甕(カメ)に入ると、遥かな時を超え、東京へタイムスリップしてしまうのだった!漂着した東京から、様々な知恵や習慣を持ち帰り、危機を乗り越えるデメトリオス!時空を超えた奇跡の喜劇が、ここに開幕――!!

声優・キャラクター
小野大輔、片桐仁、佐藤貴史

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

総天然色アニメーション

この作品の原作は未読です。
ずっと視聴を迷っていましたが、録り貯めていた分を一気見しました。

作品のジャケットを見て「石膏ボーイズ」の様な作品を勝手にイメージしていましたが、蓋を開けてみたら評価の難しい作品だった…というのが本音です^^;


古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの“草食系オタク”。
絵師を目指して日々精進する彼には、持って生まれた類稀なる運動能力があった。

そんなある日、村の争いに巻き込まれ、自分の無力さに思い悩むデメトリオスは雷に打たれてしまう!
そして気がついたとき、そこは自分が暮らしているギリシャではなく、
言葉も通じず、風貌も違う人々が暮らす地・・・・

そう、1964年の東京だったのだ!
もちろん日本という概念を知らないデメトリオス。
果たして彼の運命は・・・!?


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

本作の主人公であるデメトリオスや、村長ののテオフィロス、テオフィロスの一人娘であるアポロニアスなど古代ギリシャ人が描かれている「ギリシャパート」は、粘土の様な材料で制作されたクレイアニメで、デメトリオスがタイムスリップした先の東京は紙芝居+実写という組み合わせで制作された作品でした。

どうしてクレイアニメにしたのか皆目見当が付きません。
粘土で作られたキャラをぬるぬる動かすのはまず無理だと思います。
普通の動きすら再現するのが困難なくらい、ハードルの高いことにどうしてチャレンジしたんでしょうね…
ギリシャパートのキャラはお世辞でも綺麗だとは思えませんでした。

そして紙芝居+実写の東京パートも、アニメとして捉えるとレベルは決して高くはありません。
だから「綺麗に魅せる」という枠にとらわれない作品だったと思っています。
この点は好き嫌いの分かれるところなのではないでしょうか。

物語もワンパターン…
とにかく村長が金の亡者で、毎回儲け話を見つけてこいとデメテリオスに無理難題を押し付けるんです。
そして雷に打たれたデメトリオスは東京にタイプスリップした先でヒントを見つけて持ち帰る…
だいたいこのサイクルが繰り返される感じです。

唯一良いと思ったのは、デメトリオスの住む村の周囲は荒くれ者ばかりで、ちょいちょい戦争が勃発しそうになるんですけど、争いの嫌いなデメトリオスは何とかして平和的な手段で事を収めようと奔走するところくらい…

そして唯一笑えたのは、デメトリオスのタイムスリップ先は毎回異なるのですが、何故かタイムスリップ先で毎回出会う教授がやけに飄々としていたところです。
粘土で作られたデメトリオスが突然現れて最初こそ驚いたと言っていましたが、表情はちっとも驚いていませんでしたし、直ぐにその状況にも馴染んでいましたから…
そして喋りも飄々としているので、デメトリオスとの掛け合いは面白かったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール全24話の物語でした。
普通のアニメを視聴する感覚だと違和感を覚える作品だと思います。
本作の作者であるヤマザキマリさんは、「テルマエ・ロマエ」を執筆された方なんだそうです。
本作はオリンピックを題材にしていましたが、「テルマエ・ロマエ」ではお風呂を題材にしているとか…
そちらを視聴済の方なら作風も知っているでしょうから抵抗感は無いのかもしれません。
私は、「テルマエ・ロマエ」未視聴組なので、色々とショッキングな作品という印象を受けました。
ところどころ笑えたので結果オーライかと…

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

♪ トリンピックの顔と顔 ♪

2021/09/12 投稿

原作 ヤマザキマリ

原作未読です。
予想通り,テルマエ的内容。
古代ローマ小ネタが古代ギリシャ小ネタに置換されています。
世界史ネタ的に面白いです。

アニメーションはというと
かなり意欲作と言っていいのでしょうか?
ギリシャパート(と現代でもギリシャ人のデメトリオス)はクレイアニメ(というらしい,粘土の人形を動かして撮影したやつ)。ギリシャの彫刻っぽさを出したかったのかと思います。ゆるさを出すためにわざわざゆらぎを付けて撮影しています(笑)余談ですが自分には,デメトリオスが脳内で阿部寛に変換されて見えていましたw。

1964年の東京パートは紙芝居風。というかほぼ「闇芝居」です。絵を描いている人が同じなのかも?(違ったらすいません・・・でも似てるw)

特筆すべきは,毎回歌も映像も違ったED!古代ギリシャ小ネタも満載でした。個人的には最終回の「東京トリンピック音頭」がツボでしたwww頭の中にいつまでも残っているのはOPの「ウィリアムテル序曲」の方ですが・・・

率直に言えば,途中からちょっと飽きてきました,1クールなら評価+0.5ですw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

65.1 30 2020年春(4月~6月)アニメランキング30位
啄木鳥探偵處(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (98)
351人が棚に入れました
時は、明治の末――金欠に苦しむ天才歌人・石川啄木は、とある殺人事件をきっかけに下宿で探偵稼業を始めることに。その名も、「啄木鳥探偵處」。「浅草十二階の幽霊騒動」「雪降る夜に街を徘徊する人食い人形」……奇怪な事件に次々と首を突っ込む啄木の助手を務めるのは、同郷の先輩・金田一京助。文士仲間の野村胡堂、吉井勇、萩原朔太郎、若山牧水らを巻き込んで、人たらしの天才歌人・石川啄木が文明開化の東京を駆け抜ける!

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、櫻井孝宏、津田健次郎、小野賢章、斉藤壮馬、梅原裕一郎、古川慎、林幸矢
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

岩手県民にとって必携アニメ…かも

原作小説未読


石川啄木を探偵に、同郷の先輩金田一京助を助手に。1996年発表の小説が元ネタのようです。
クズな逸話に事欠かない啄木をどこか憎めない人間に仕上げてて面白いのですが、そもそもピックアップしたのが啄木とはマイナーじゃないですかね?教科書の副読本『文学史』にちらっと出てくる人じゃなかったかしら。知名度は漱石や芥川にはもちろんのこと歌人としても与謝野晶子や正岡子規には言うに及ばずで、おおむね二葉亭四迷だったり河東碧梧桐程度のシャドウストライカーみたいな位置付けだった気がします。

と言いながら当方の視聴動機は石川啄木です。岩手出身の身としては断る理由がありません。他県の方への訴求力のあるお名前かは心配。

もう一つの心配事。こういった文豪ものは先駆者がいてたりで、それがまた美形男子逐次投入と腐向けの臭いがするため嫌気されがちです。私も先駆者作品は只の一度も観たことありませんし興味もありません。太宰の深淵も知らずにとりあえずアンニュイにしてみました、みたいなことして見繕っているんでしょ?くらいの小馬鹿にした先入観を持ってます。


 {netabare}視聴前ハードル高杉{/netabare}


県民以外に誰得なんよ?なツカミと思いきやなかなかどうして…味のあるお話でした。わりと私好きです。それに腐向けではないと断言できますな。厳密にはどうか知らんけど表向きは皆無なのでその点はご安心頂ければと。啄木なんかもそうですが文豪たちの人となりや人間関係なんか現実のそれを踏襲してたんじゃないかしらと思われます。
ハードルと事前に想定してた要素はさほど気になりませんでした。


だがしかし諸手を挙げてお薦めは出来ません。『きつつきたんていどころ』その名の通り探偵謎解きものです。それなのにミステリーの解に膝を打つような気持ち良さがあるかというとまるでない。
主人公の啄木もなかなかのクズっぷりで金を借りて遊ぶわ返す気配なしで悪びれることもないわなかなか共感を得にくい人物です。才能と人格は同居しないとはいえ支持される性格とは程遠い主人公。
コナン君や金田一少年がゲスな性格をしていて謎解きも普通な感じ、と誰得な気配濃厚であります。


自分は郷里アドバンテージなのか、いまいちミステリやゲスの極み主人公はさほど気にならず。
いや観ているうちに「気にならなくなった」が正しいですかね。完走してみるとわりと謎解きは副次的要素に追いやられて金田一との友情話が主旨だとわかります。
そもそも石川啄木が夭折した明治期の歌人であります。


 {netabare}命短シ恋セヨ乙女{/netabare}


きちんと初回からメッセージを発してます。短い生涯を精いっぱい謳歌するという点で啄木自身も実践していたように思えますし、金田一の視点も限りなく優しい。
それに現実の啄木が詠んだ歌だって故郷を追われるようにして出てきて郷里を懐かしむ歌が多い。二度と戻れぬ時間や場所への追憶が創作の原点ならば、きちんと懐古上等な物語に仕上がっております。


振り返って“悪くはなかった”としたのは事実ですし、なんだかんだ序盤からけっこうジワる小ネタで刺激されたこともあり完走するにあたって特に苦労は無かったですよ。

・{netabare}第1話から複数回名前が挙がってた軍医森林太郎。屋号の“鴎外”をおくびにも出さないところ{/netabare}
・ライデンフィルムも天災で『はねバド!』1話分飛ばしてたのに今回のコロナ禍では貫徹。感謝!
 ※{netabare}そして同作品の羽咲綾乃役だった大和田仁美さんが登場。お久しぶりです{/netabare}
・石川啄木/金田一京助に続いて野村胡堂(CV津田健次郎)も岩手出身。しかも同世代
・石川啄木(CV浅沼晋太郎)。浅沼さん出身盛岡だし。ますます岩手県民必見な気がする
・金田一京助(CV櫻井孝宏)。挙動不審な櫻井さんの演技は初かもしれない
・名義貸しで名探偵に仕立てられ挙句には「名をかけて」じっちゃんにされた言語学者が探偵ものに
・{netabare}書生が活躍!?の人情話第3話。書生の名は平井太郎。小道具に銅貨出てきたのがなかなか渋い
 ※{netabare}江戸川乱歩の処女作が『二銭銅貨』ってなかなかの伏線です{/netabare}{/netabare}

{netabare}個人的にはこの3話がミソ。遊女の悲恋といいますか、金田一を恨みながらも真相を知らせない啄木の優しさ。言ってどうなるものでもないしね。{/netabare}



※ネタバレ所感

■元服って…

齢十五歳で昔は大人扱いだったとか。

『不来方のお城の草に寝転びて空に吸はれし十五の心』

“こずかた”と読みます。不来方は盛岡の雅称。東京にて当時を思い出し詠んだ歌と言われてます。無限の可能性がありそうな若かりし頃ってやつ。

{netabare}加世の年齢を聞いた時から予感はあって、さすがに最終回で岩手山の遠景から石垣の見える草むらに寝ころぶ加世(CV大和田仁美)を見てこの歌を詠まれるだろうとその通りでした。加世は十五歳です。{/netabare}
{netabare}少し前の回の同じ場所で今度は身を投げようとして金田一に止められた二十代半ばの啄木の姿がありました。その加世との対比が物悲しい。{/netabare}

 命短シ

花の命は短いって意も当然あり。しかしあらためて、兄弟五人も入れば一人くらい乳幼児死亡や死産など当たり前でこれらが平均寿命を40歳代くらいに下げてた明治時代。70歳を超えて生きてれば長老もいいところ。平均寿命が上がったのはたかだかここ50年くらいの話です。文字通り命短し。
人生の折り返し地点だったり、今でいうところの『終活』を考える年代が現代より早かったわけで、短い人生なら己の好きなようにという力学が働くのはその通りで、「どうせあの世に持っていけないし」と生活が回る銭があればって感覚も理解できなくはない。啄木に限らず蓄財より使ってナンボみたいな当時のエピソードには事欠きません。

{netabare}もちろん金田一京助以外の友人たちは啄木への異議申し立てをしっかりしてますので彼がクズなのは前提なんです。ただし微妙にお金の捉え方が現代に生きる我々とずれている気がします。啄木の無心に付き合う京助の金の使い方に対しても友人たちはあまり口出ししません。たぶんそういうところ。{/netabare}

{netabare}人生が短いのであれば十五歳といっても現代の十五歳とは背負うものが違う。そんなことが透けて見えていたのが加世でした。同じく夭折の天才歌人も似たようなもんだったかと。{/netabare}



いたずらに昔を懐かしみたいわけではありませんよ。

『教室の窓より遁(に)げてただ一人かの城址(しろあと)に寝に行きしかな』

心を空に吸われる前段階で、授業をサボって教室を飛び出し、一人になれる場所に向かってます。
あーこの感覚は変わらないのでしょうね。何十年後かの夜に自由を求め続けて盗んだバイクで走りだしてる十五歳と心根は一緒だと思います。今の十五歳にもぜひ悶々としててほしいものですね。



■啄木と私
 ※アニメ関係ないので畳みます

{netabare}『ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな』
『石をもて 追はるがごとく ふるさとを 出でしかなしみ 消ゆる時なし』


離れて暮らす故郷を想って詠んだ歌が心に響く歌人という位置付けです。
{netabare}だからこそ東京で絶望した本作の登場人物らが、ある者は自ら命を絶ち、またある者は故郷へ帰っていくこの物語に意味を与えます。{/netabare}


故郷を離れて壁にぶつかるなり抱えるものが増えたりするなりしてくると響いてくる短歌でしょう。
家内からの指摘で、新幹線駅を降りて自宅へ向かう途中に北上川にかかる全長500Mくらいの橋を渡るんですけどその景色が岩手に来たぞって感覚らしいのです。

『やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに』

北上=北上川のこと。指摘されて初めて気づく感覚でした。それと、第1話ボソッと呟いてたこの歌。

『ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく』

ずうずう弁聞きたいがために上野駅に向かうという設定だったかと思います。そんなん実家戻れば勝手にそうなるしわざわざ花の都大東京で地元訛りを聞く感覚とはなんぞや?と思ってました。
{netabare}不幸なことに東日本大震災の時に痛烈に掻き立てられました。“停車場”から“TV”へとモノは変わってますが、遠く離れた地で聞く身体の奥底に根付いた言語。それを話す人たちが苦境に立っているのに帰るに帰れない。多くは語りませんが故郷への想いが強くなるとともに思い出したのが地元の歌人のこの歌でした。{/netabare}

こうみると意外と覚えてるもんです。{/netabare}



全くもってミステリがどうでもよくなった事情はこれまで書いてきたようなことでした。
この作品の一番の謎は、原作者の方はもうお亡くなりになられて久しくあまりプロモーションの必要性も感じないのになんでアニメ化したのかしら?ってことでしょうか。

あとEDは最初から最後までアカペラで貫徹したらよかったのに、と思ってます。
{netabare}大正時代のヒット曲が原曲です。明治時代の物語で大正浪漫かよ!と思いかけましたが、物語が繰り広げられた明治後期を金田一京助が振り返る頃合いが大正時代なのだと理解して納得してます。{/netabare}


あまりお勧めではないけど自分は評点高めにしとくタイプの作品。
ふるさとっていいもんですね。


視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.07.14 初稿
2021.03.07 タイトル修正

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

命短し恋セヨ乙女

原作未読 全12話

時代は明治または大正時代、歌人の石川啄木と仲が良い金田一 京助の2人が「啄木鳥探偵處」を作り、数々の事件を解決するお話です。

推理ものとして興味があったので観て観ましたが、主人公の石川啄木が捉えようのない難解な性格で、余り魅力を感じませんでした。

この2人で幾つかの事件を解決して行きますが、2人の関係性や石川啄木の理解できない行動に振り回されて、どんな事件でどんな解決をしたのか余り記憶に残りませんでした。

名のある文学者が出てきますが、飲んでいるシーンが多く、あまり文学者という感じはしません。

お話はきちんと終わっています。主人公の石川啄木は、私には合いませんでした。逆に合えば面白いかもしれませんね。

OPは古川慎さん、EDはNOW ON AIRさんが歌っています。EDの「ゴンドラの唄 」は、印象深くて歌詞の一部をタイトルにしましたが、大正時代の曲なのですね〜現代風にアレンジしていました。

最後に、この時代の作家さんは破滅願望があるのかというほど、メチャクチャな生活をしていますね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

明治末期の日本文学関連の人名くらいは知っている人向け?

私よりは、どちらかというとかみさん(英文科出身)が観ていたのに付き合って観たという感じです。悪しからず。

録り溜めていたんですけど、全話観終わったのは昨日(2021/1/11)なのでまったく時期外れのレビューですね。

本作は歌人として有名な石川啄木が主人公です。りあえず「はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」という歌はこのレビューを読んでいる方も教科書とかで見たことあるかもしれません。

ということで、石川啄木の「貧乏」と、そして病弱で肺結核で早死にしたというのは世間的な定評のあるところかと思われます。

そしてそんな啄木にいろいろと世話を焼き助けてくれる金田一京助も、まあ主人公と言って良いんじゃないですかね。

<シャーロック・ホームズ>シリーズに例えると主にいろいろやってるのはホームズ(啄木)だけど、それについて語っているのはワトソン(京助さん)みたいな感じです。別の例えだと、ハルヒが啄木でキョンが京助さんみたいな。あ、この場合は主人公はキョンか…。

啄木が探偵をやっていたなんていう史料は残っていないと記憶しているので、原作小説のフィクションだと思います。作中には同時代の日本文学界の人がたくさん出てきて啄木や京助さんと親しい飲み友達くらいの親交があるように描かれていますけど、これも特に史料的な根拠はないんじゃないかと思われます。

作中の事件は、「日常の謎」とかじゃなくて普通に人が死んでるような事件です。

とにかく原作は読んでないんでアニメ化でどのくらい改変されたのかは知らないんですけど、作中の啄木はだらしなく、かつ貧乏であるくせに人からお金を借りては飲み食いあるいは女遊びなどで使い果たしてしまい、いっこうに返済しないクズみたいな人物に描かれています。

ここの嫌悪感で視聴を打ち切ってしまう人も多そうですね。

萩原朔太郎とか芥川龍之介とかも出てきていて、作品や有名エピソードなどを知っていると「なるほどね」といった感じのキャラクター描写もあるのですが、何にも考えない・知らないという態度で観ていると特に面白くもなんともない作品だとは思います。

ただ、「容疑者X」なるトピックが出てきてラスト2話までたどり着けば「ああ、そういうことだったのか!」みたいなストーリー全体としてのカタルシスは得られます。

ということで、私個人の感想としては「付き合いで観てみたらまあまあ面白かったけど他人に視聴を進める気持ちには全然ならない」といった感じです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 19

63.8 31 2020年春(4月~6月)アニメランキング31位
LISTENERS リスナーズ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (179)
557人が棚に入れました
人類は「ミミナシ」と呼ばれる謎の生命体により、その生活を脅かされていた。ミミナシに対抗することができるのは、戦闘メカ「イクイップメント」を操ることができる能力者「祈手(プレイヤー)」のみ。スクラップの街「リバチェスタ」で暮らす少年・エコヲは、ミミナシとの大きな戦いで伝説を残した祈手・ジミを目撃して以来、密かに祈手に対して憧れを抱いていた。ある日、ゴミ山で採掘仕事に励んでいたエコヲは、記憶喪失の少女・ミュウと出会う。彼女もまた、祈手の一人だった。やがて二人は、謎多き人物・ジミを追う旅に出る──。

声優・キャラクター
村瀬歩、高橋李依、釘宮理恵、花澤香菜、諏訪部順一、上村祐翔、八代拓、上田麗奈、銀河万丈、下野紘、田中敦子、本名陽子、ゆかな、千葉繁、大原さやか、日笠陽子、黒沢ともよ、佐藤利奈、チョー、島袋美由利、中村悠一、大塚芳忠、水樹奈々、山寺宏一、福山潤
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

リスナーそっちのけ

オリジナルアニメ


始めに言っておくと“凡庸な作品”です。

選ばれた人間であろう人達の身体の一部に差し込みジャックみたいなのがあって、そことエフェクター+ギターアンプみたいなのとをコードで繋ぐとロボが現れてキンタ…いや戦闘力マシマシみたいな基本設定。彼らは“プレイヤー”と呼ばれ相応の敬意を払われるべき存在として描かれます。
相対する存在としては“ミミナシ”と呼ばれる、それこそ『千と千尋』のカオナシのような雰囲気をまとった突如として里や街に現れて人々を襲う化け物たち。


基本設定のみであらすじは省略しますが“音楽”を一つ題材にしたボーイミーツガールになるんだろうと思います。主役はジャンクの山で暮らしてる少年エコヲ・レック(CV村瀬歩)と、そのジャンクの山でエコヲに拾われる記憶喪失の少女ミュウ(CV高橋李依)。『エウレカセブン』みたいですね。と思ってたら作った人一緒みたいです。

 {netabare}1話で謎の美少女と出会うアニメ{/netabare}

『ラピュタ』以来のお作法があると思うんですけど少女が世界の趨勢を握っちゃっているパティーンですね。空から降ってくるか埋もれてるのを拾うかは些細な問題です。自分も含めてホイホイついていく方は多いでしょう。
嫌いじゃないのです。ただし現物がダメ出しすると止まらなくなりそうな品で、それが少し忍びないのでいいところ2つ挙げときます。引っかかりありそうならばぜひどうぞ!


■高橋李依さんこういうのもできるのね

従前は『からかい上手の高木さん』の高木さんと『この素晴らしい世界に祝福を』のめぐみんが真っ先に思い浮かぶ声優さんって感じでした。それとエンドロールみないと高橋さんだとわからない(^_^;)
例によって本作でもエンドロールみてびっくらこいたのですが、上の2役とも違ってちゃきちゃきの江戸っ子的おてんば娘やっててもしっくりくるのが驚きでした。少なくとも私が視聴済みの高橋さん出演作品のどれとも違う味。今期『かくしごと』でも娘さん役で主演されてました。思春期の落ち着きあるトーンの子という意味で高木さん寄りにはなりますが明確に違いが分かりました。自分にとっては、そんな彼女の演技の幅の広さを発見できてラッキー!みたいな作品でした。


■音楽大好き?

始まりの街リバチェスタ。リヴァプール+マンチェスターみたいなもんでしょうか。ビートルズがリヴァプール出身なのはもはや説明不要。
もうひとつマンチェスターと言えば…そりゃ1話のサブタイ“Live Forever”みりゃピンときますよ。エコヲ姉が経営するバーの店名が答え合わせです。

{netabare}オエイシスですね、OASIS(キリッ){/netabare}

実在ミュージシャンらをなぞったようなキャラだったり、そんなミュージシャンの有名エピソードをややオマージュした展開だったりが繰り広げられけっこう楽しめます。
殿下とかまんまあの人だったし(笑) 
例えば“Live Forever”なんて自死したNirvanaのカート・コバーンへのアンサーソング的な解釈もあって、ちゃっかり本作でもニル(CV釘宮理恵)というキャラが登場してたりするわけです。

ただしマニアック過ぎですね。wikiを参考にしましたが、○○の本名とか△△の嫁が所属してたバンド名とか私にはお手上げです。



で、結局そういうことだったのかなぁ、と。
謎の美少女との出会いというとてつもなくベタな導入やその後の展開だったりで骨子はオーソドックスなものの、ところどころマニアック過ぎてクエスチョンマークが乱舞するようなちぐはぐさ。バランスって大事ですね。なんといいますか

{netabare}クリエイターがやりたいことを詰め込んでみました{/netabare}

音楽の扱い方からそんなのが透けてみえた作品でした。

 1.高橋李依の新境地に興味
 2.洋楽けっこう好きよ

そんな方にお薦めです。それに、作り手のこだわりに呼応できれば“凡庸な作品”という私の評価とは真逆にもなり得る一品かもしれません。



※長めの余談

■エンディング

毎話新曲。そしてそれなりのクオリティ。エンディングアニメーションも毎度違うので手間かかってます。飛ばしちゃダメですよ。全曲ミュウ役高橋さんの歌唱です。
この毎回エンディング曲を変えるのは外形だけみると『高木さん』スタイルと言えます。
あちらはJ-POPのカバー。こちらは全曲オリジナル。やや妄想入りますが決定的な違いがあります。
すでに認知されてる楽曲群であれば、曲にまつわるストーリーや前提知識には事欠かず、歌い手の解釈が容易なのと受け取り手(リスナー)も態勢が整ってます。
新曲だとそうはいきません。作詞作曲クオリティの良し悪しは置いときますが、アフレコの傍ら3カ月クールに合わせて12曲を咀嚼するのって至難の業だったんじゃないかなと邪推してます。リズムと音程を合わせるテクニカルな作業で精一杯。唄に魂を込める作業までには至らないという意味です。

これ難しいところなんですよね。※以下ネタバレ

{netabare}世界の趨勢を握るキーマンだったミュウ。本作におけるロードムービー的な物語構成を考慮する。さらに都度出会ってきたプレイヤーたちから受け取ってきたモノの蓄積が最終的に闇落ちからリカバーする際の力となったことも考慮する。

{netabare}一話一話の積み重ねに重きを置いてるつもりのラストだったので、ミュウが毎回歌うのは模範解答中の模範解答なんです。{/netabare}{/netabare}

{netabare}ただしそれだとミュウ役高橋さんに無理ゲーを強いることに。となるともう一つの選択肢。メタ的な整合性を重視しないで、せっかくの週替わり的なサブキャラたちに歌わせてもよかったかな、と。

・サブタイトル
・登場キャラ(実在アーティストをオマージュ)
・オマージュアーティストのエピソードに寄せた展開
・オマージュアーティストに寄せたエンディングの曲想

これらがわりとシンクロしてたと思います。だったら諏訪部さんにプリンスを深掘りしてもらって、釘宮さんにニルヴァーナを深掘りしてもらったりして、全曲とはいかないまでもサブキャラ役のCVさんに唄ってもらう。それだけで高橋さんの負担軽減に繋がり、もっと曲自体の説得力が増したと思われます。{/netabare}




{netabare}ちなみにプレイヤーは祈手ということらしいですね。つまり“player”ではなく“prayer”。{/netabare}

深みのある設定だと思います。つくづくもったいねー。。。
LISTENERSと銘打っておきながらリスナーズ(視聴者)を置いてけぼりにするとか笑うに笑えません。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.06.24 初稿
2021.03.05 修正

投稿 : 2024/12/14
♥ : 45
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

スーパーソニック 

MAPPA制作。

瓦礫の山、僕の居場所。
かってここは世界の中心だった。
夢の残骸に埋もれたこの国に残されたものたちは、
溢れたゴミを日銭に変えその日を生きる。
夢なんて見てはいけない。
今を見ろ、生きろと。

ジャンクパーツを集める少年エコヲは、
瓦礫の山で記憶喪失の少女ミュウと出会う。
{netabare}得体の知れないミミナシの脅威から、
イクイップメントを操るプレイヤーとなり、{/netabare}
壮大な2人の冒険が始まる。

まるでエウレカを見ているようだ。
ここでも音楽が大きな意味を持つのだろうか。
OP映像は見事で心に響いきました。

私は私でなければならない。
他の誰でもないのだから。
私らしく生きる。

OASISからタイトルを頂こう。

9話視聴追記。
ラブ&ピースの世界観なのか、
それとも演出なのか、どうにも馴染めず、
難しい設定だなとは思いますが、
入り込む前に突き返される現状ですかね。

最終話視聴追記。
{netabare}何ものでもないちっぽけな存在であれ、
他者を他者として肯定する。
これからもそうやって生きるのだろう。
付けたタイトルに間違いはなかった。
最終話は爽快でしたよ。{/netabare}

それなりにって感じでしょうか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

レベル高いところで空回りしている感じがとっても好きです。→ 最後までスベり倒した感があるけど、それはそれで美しい?

バトル物であり、音楽物でもある。「考えるな、感じろ!」的な作品。まあ、こういうオリジナルテレビアニメがあるのは悪いことじゃないと思います。
(そのうち、ちゃんとレビューを書くかも…。)

2020.6.20追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。

本作品の話数表示には「track○」を使っていて、Aパートが「track12」でBパートが「track13」だったけど、Bパートは「bonus track」とか「Extra」とかの方が良かったのじゃないかという気もします。

いくら深夜アニメの視聴者層が広がっているとはいえ、視聴者に50代や60代が多数いることは想定されていないと思うので、ヒッピーとか'70~80年代頃の洋楽とか言われても「何それ、おいしいの?」としかならないでしょうね。

そういった点で、ある意味本作品の商業的失敗は約束されているようなものだとも思うのですが、良くこんなオリジナル作品の企画にゴーがかかったな…。

プロデューサー世代がそれらの良さや普遍性みたいなものを信じているのかも?
……知らんけど。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30

63.4 32 2020年春(4月~6月)アニメランキング32位
文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (47)
193人が棚に入れました
文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者"と呼ばれる存在だった。本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは、“アルケミスト"の力で転生を果たした文豪達のみ。文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。全てはこの世界の文学を守るため。これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——

声優・キャラクター
諏訪部順一、中村悠一、柿原徹也、立花慎之介、小野坂昌也、渡辺拓海、杉田智和、野島健児、逢坂良太、前野智昭、KENN、三木眞一郎、吉野裕行、泰勇気、岡本信彦、髙橋孝治、大河元気

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

文豪イケメン化バトル

原作未プレイ 全13話

文学書を狙いこの世から無くそうしている侵食者と、それを阻止しようとするアルケミストより転生してきた文豪たちとの戦いを描く作品です。

みなさんが聞いたことのある文豪たちが、イケメンに転生されて侵食者に侵食(改変)されそうになっている文学書の世界に飛び込み侵食者を倒す内容で1〜2話ごとにお話が変わります。

また、同世代に生きた人たちと別世代で生きた人たちが交わっているので敬語だったりタメ口になったりと関係性が面白かったです。

お話は切りのいいところで終わっています。色々な文学書の世界が見られるので、文学書に詳しい方は面白いかもしれませんね。

OPは、浦島坂田船さん、EDは南條愛乃さんが歌っています。

最後に、文豪とキャラのイメージが違うのは文豪ストレイドッグスと変わりませんね。 観ていると文豪たちが本当はどんな人だったか段々分からなくなりますw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る新たなる文豪譚…

この作品の原作ゲームは未プレイです。
最も完走してwikiをチラ見するまで、原作がゲームだったとは予想だにしていませんでしたけれど…


文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、
世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。
それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者”と呼ばれる存在だった。

本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは“アルケミスト”の力で転生を果たした文豪達のみ。
文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。
全てはこの世界の文学を守るため。

これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——


公式HPのストーリーを引用させて頂きました。

この作品と同様に文豪を題材とした作品に「文豪ストレイドッグス」があります。
こちらは、与謝野晶子が出てきたり、泉鏡花がすみれちゃん演じる女性になっていて物語に華がありましたが、こちらはそういう華は微塵もありませんでした^^;

ですが、文豪が異能の力を持っていることに変わりはありません。
一番の大きな違いは、この作品に登場する文豪は一度亡くなっているというところでしょうか。

物語の流れは公式HPのストーリーに記載された通りですが、文豪らは本を救うのみではなく、その本を執筆した文豪そのものも救う対象になっています。

私は物書きでは無いので本を執筆する辛さや大変さは正直良く分かりません。
ですが、何もない「無」の状態から何かを生み出し形にする難しさは知っています。
この作品を視聴して思ったのは、現在文豪と呼ばれる方々は、当時人並外れた感受性と洞察力を持っていたのではないか、ということです。
短命だった方が文豪に多いのもこれが理由の一つだったのではないでしょうか。

世を憂い、人を憂い…やがて自分に跳ね返ってくる痛みを文字にしたためる…
まるで魂を削りながら執筆活動を行っているみたい…
文豪の方々の全てが当てはまるとは思っていません。
ですが、今回描かれた文豪の方の共通項だったと思っています。

物書きって、モノづくりと少し似ていると思います。
最初は経験が少ないから考え方も得られる結果も稚拙で深みもありません。
だから最初の頃は苦しさばかりが先行してしまいます。
でも、これは仕方の無いことだと思います。
だってそもそもの経験値が少ないんですから…

でも、経験を積み重ねて、この道何十年というベテランの域に達すると最初の頃の苦しみがまるで嘘の様に無くなります。
勿論、更なる高みを目指し続ける限り、悩みがゼロになる訳では無いんですけどね^^;

wikiをチラ見して知りましたが、原作のゲームでは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」とのコラボイベントが開催されたようです。
ここでようやく朴さん、くぎゅが登場してくれます。
まぁ、エルリック兄弟役なので華と呼べるかは疑問ですけどね^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、浦島坂田船さんの「グッド・バイ」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「藪の中のジンテーゼ」

1クール全13話の物語でした。
コロナウィルスの影響で春アニメ→夏アニメとなりましたが、無事に完走できて良かったと思っています。
でも華があった方がより楽しめる作品だったのではないでしょうか。
女性向けという感じの作風でもなかったので…

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9

37111 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ストレイドッグとは違うんやで。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:これは絶対面白くならないパターンだ。。。文豪ストレイドッグとグリムノーツを足して4で割ったぐらいの勢い。
期待度:★★★

全部見た。頑張ってみた。
でも、もうストーリーが記憶に残っていない。

うーん。。。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

63.2 33 2020年春(4月~6月)アニメランキング33位
白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (142)
281人が棚に入れました
ずっとずっと昔の時代、天空には白の王国が、地上には黒の王国があり、〈均衡〉を保ちつつ〈循環〉していた。しかしあるとき、強大な闇の王が現れる。闇の王は白の王国へ侵攻しながら、目障りなバールを討つために盟約を申し入れる。光の王アイリスは、使者アデルの〈均衡〉を望むという言葉を信じて手を結んだ。そのアデルから襲われた後も、アイリスはアデルを斬った闇の王子を信用し、共に平和な世界をもたらそうと〈約束〉する。だがふたりの〈約束〉は、闇の王によって踏みにじられる。白だけでなく黒も、全てを滅ぼそうとする闇の王。それに気づいた闇の王子は、地の底で嘆いた後、天を駆ける力を得てアイリスの元へ向かう。闇の軍勢を斬り伏せ、闇の王子がアイリスへと手を差し出したそのとき、ひとつの世界が終わりを告げた……。

声優・キャラクター
梶裕貴、堀江由衣、バトリ勝悟、中村ちせ、岩端卓也、松井謙典、三浦勝之、渚兎奈、宮崎敦吉、高梨謙吾、赤城進、飯塚昭三

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「ZERO CHRONICLE」ってくらいで続きはゲームでってことかも知らんけど、別に興味ないです…。

ゲームの「白猫プロジェクト」はやってませんが、タイトルから察するにゲーム世界の前日譚ということなんでしょう。「エピソード0(ゼロ)」とか、前日譚のタイトルに「ゼロ」って入れるのは、ありがち。

とりあえず天空にある「白の王国」と地上にある「黒の王国」が対立して均衡を守っている世界で、主人公が黒の王国サイドに属する闇の王子、ヒロインが白の王国サイドに属する光の王なわけです。

いわゆる「ロミオとジュリエット」的な設定のお話なわけです。

光の王であるアイリスは「王」だから一応国権を掌握しているけど、闇の王子はあくまでも「王子」であって、王の後継者候補であっても現役の王が別にいて、思惑通りに国を差配することはできません。

闇の王子とアイリスは対立したくはないけど、この「黒の王」がろくでもないことを考えた結果として悲劇が起こるという、わりと単純なストーリーといえます。

筋立てが単純な以上、他で魅力がないとなかなか面白い話にならないわけですが、本作品の場合はどうもシリーズ構成がよろしくないようで、面白い話になってません。ストーリー評価: 2は、私はめったに付けないぞ(笑)!

登場キャラクター数もそこそこいるものの、役割がちゃんと描けてなかったり、性格的な魅力がなかったりでまったく視聴をお勧めできない話になっています。

とはいえ、完走してしまったので一応レビューを書きました。そして観終わったからといって、もちろんゲームがやりたくなったりもしませんでした…。

余談: OP主題歌「天秤-Libra-」を歌うのが西川貴教+ASCAというデュオです。過去に西川貴教+水樹奈々というデュオがありましたけど、個人的には今回のデュオの方が音楽的な相性は良いと思いました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ゼロから

原作未プレイ 全12話

闇の王の後継者となった主人公と闇の勢力と立ち向かう光の王たちが、闇の王たち勢力を駆逐して光と闇が共存する世界を目指すお話です。

シリアスなところとコミカル(和やかな)部分のバランスが悪く、力入れるところが違う気がしてなりません。

声優さんとOPEDを歌う方は豪華ですが、お話はとても面白いとはいえず、そして無口で目立たない主人公に感情移入もできません。

「これを観てゲーム始めてくださいね」ということだと思いますが、魅力のない販促作品でした。

あまり作品の良さが伝わってこなかったです。

OPは西川貴教さんとASCAさん、EDは安田レイさんが歌っています。

最後に、どんなゲームかは分かりませんが、この作品はゲームの宣伝になったのでしょうか〜

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15

ISSA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ロミジュリ風

ゲーム原作のアニメって結局いかに視聴者さんに強い印象を記憶に残すか。

最後の結末は強い印象を与えるので良いと思うけど…それまでプロセスが唐突で、主人公とヒロインがなぜ引かれ合うのかが雑。


ゲーム原作だと基本資金力は潤沢で作画はだいたい良いので、そのレベルとしは普通。

最後の下りは続き作るつもりなのか?
次見るかは微妙なアニメですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

62.7 34 2020年春(4月~6月)アニメランキング34位
アルゴナビス from BanG Dream!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (35)
133人が棚に入れました
北海道、函館。ヨーロッパと日本文化が融合した、華やかな建物が並ぶ街――この街で僕たちは出会い、ぶつかりあい、そして輝く大ステージへと運命の船を漕ぎ出していく。やがてこの歌が運命だったと気づく。

声優・キャラクター
伊藤昌弘、日向大輔、前田誠二、森嶋秀太、橋本祥平、小笠原仁、橋本真一、真野拓実、秋谷啓斗、宮内告典、宮内敦士、佐藤拓也

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

本家バンドリとは大違い

バンドリは好きな作品なので、函館を舞台にした男性版が作られると知ったときは地元北海道ということもあり期待したのですが、私の好みではありませんでした。

本家バンドリは女子高生でシリアスな中にも割とキャッキャウフフした部分がありますが、アルゴナビスは大学生でプロを目指しているためなのか、登場人物の関係性にギスギスした面があり物語が終始暗いです。
またアルゴナビスメンバー自身の過去の出来事や実家の設定が不幸で、物語を盛り上げるためとは思いますがやりすぎに感じます。
2019年に星合の空という作品がありましたがあちらも同じで、部活のテニスが盛り上がってきたところに不幸話をぶち込んでくるから、個人的にはテンションガタ落ちでした。
アルゴナビスも全く同じでバンド活動メインで物語を作って欲しかったですね。

キャラクターではギターの結人にイライラさせられました。
普段は自分がバンドを引っ張って行くようなことを言っておきながら、肝心な場面では過去のしがらみもあってか尻込みしてしまうヘタレっぷり。
それから人気バンドとして登場するギャラクシアのボーカル那由多も王様気質でワガママ、面倒くさい奴でした。
アルゴナビスのために行動してくれることもあり、根っから悪い奴では無さそうですがあの性格はいただけません。

結末もスッキリしません。
アルゴナビスメジャーデビューの話は?
交通事故で倒れたドラムの万浬は復活する?
色々と謎のままです。
これは2期をやるつもりなのでしょうか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

始まったばかりバンド

 人付き合い苦手な七星蓮がカラオケをしていると、バンドの人集めをしていた五稜結人、的場航海から声をかけられるです。悩む蓮も同じく勧誘うされるもいざこざのあった桔梗凜生を接してバンドにする決心をするです。やや、考え方に癖のある白石万里も加えて、Argonavisの結成から動き始めるお話だったです。
 ガルパは女子高生だけど、こっちが男子大学生です。歌としては、激しい感じもなく優しい感じ、穏やかな感じもするです。

 お話の過程で登場する実力派バンドGYROAXIA、特に旭那由多が、やけに絡んでアルナビを成長させるように見えたです。歌はこってこての激しいロックバンドで、好き嫌いが別れる印象だったです。
 GYROAXIAとアルナビに過去に接点があったりと、ガルパみたいに身近な感じがしたです。

 ストレスみたいな那由多が蓮を気にすることで、話がやや厚みを帯びるみたいです。この二人以外にも、結人、航海が悩んだり翻弄したり、万里がトラブルになったりと話の節々でなんだか起きたりする感じだったです。
 いろいろありながらも、最後誰かさんのピンチ状態のままさらりと終わってしまったところが、続きがあるにしてもすんなりしない感じがしたです。

 キャラがまさにCGですという感じがするです。CGの使い方では、ガルパのほうがいいと思ったです。
 一方で、蓮と那由多のコラボや蓮と結人の路上ライブは、いい感じがしたです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

歌は良いけど、物語が薄い作品

~あらすじ~
幼い頃に憧れたライブステージを忘れられずに孤独に過ごす主人公の元に、運命的な出会いが訪れバンド「Argonavis」を組むことになった。仲間たちと大きな夢に向かって、船を漕ぎ出す物語。

全編3DCG作品。
バンドリシリーズ初めまして。何の前知識も無いまま視聴開始。

正直主人公補正凄いなーという印象。

どんどん大きなステージに進んでいくけど、それに見合う努力や葛藤などがあまり感じられなかったので、淡々としていてなんだか退屈でした。
それなりにメンバー各々の葛藤は、作品のネタには出てくるけど、あっさりしすぎてて全然感情移入出来ませでした。キャラクターに愛着が全く湧かなかった。

良かった点として、作品内に出てくる楽曲は素晴らしかった。歌が良かった。OPも挿入歌も揃って良かった。

この作品の最大の特徴でもありますが、バンドのキャラクター担当声優が実際に楽器を演奏し、歌うということで、かなり歌唱レベル高いんだなーと思いながら見ていました。

正直歌は良かったけど、声優としてはちょっとなと思うキャラもちらほらいたので若干のストレスを感じながら見ていました。
いろんな面で急展開過ぎたので、もうちょっと説明を多くして、主要キャラたちの内面を深堀してたら、もっと楽しめたかなーと思います。

単純に自分が3DCG作品に苦手意識があるだけかもですが、温かみや物語の厚さを感じない薄い作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

62.4 35 2020年春(4月~6月)アニメランキング35位
シャドウバース(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (28)
80人が棚に入れました
天青学園に通う少年・竜ヶ崎ヒイロは、ある日謎のスマホを手に入れる。そのスマホには、大人気デジタルカードゲーム「シャドウバース」(通称・シャドバ)がインストールされていた。ゲーム・シャドバを通じて、ヒイロはライバルと出会い、大会へ挑戦し、仲間との絆を深めていく。

声優・キャラクター
梶原岳人、榎木淳弥、本渡楓、田谷隼、種﨑敦美、小倉唯、井口祐一
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャドバは世界を救うじゃんね

 一番最初のシーンを終盤まで覚えていられるか?です。竜ケ崎ヒイロが、謎の声をきっかけに蔵に導かれ、シャドバのインストールされたスマホを手に入れて喜ぶ先に何があるかな?な始まりです。

 親友のカズキ、ミモリをはじめクラスではやるシャドバです。事件が後に起き、いきなり始めたばかりのヒイロの無敗記録が始まるのです。
 不思議に思うのは、ルールやカードを始めたばかりなのにヒイロが熟知しているところです。
 最大のライバル、夜那月ルシアをはじめ、カイ、黒羽アリス、マウラといった相手、面白ライバルも含めて戦うことで、成長するヒイロを描いていたです。

{netabare} シャドバの全国大会、シャドーグランプリと白熱するカードゲームイベントと進むと思っていたです。謎の黒装束仮面が登場してバトルしたり、なぜか?世界の命運をかけた使命を仲間と共に背負うのです。

 話の進行に合わせてタイミングよく、世界が危険にさらされシャドバが戦いの手段になってしまうのか?だったです。また、作られたスマホのカードゲームなのに伝説のカードなんていつから伝説になっていたのか?遺跡だかそんな場所にあって、敵が待ち受けるところも
話に流されなければ、謎の設定であるです。{/netabare}

 なぜシャドバで危険の付きまとう戦いの巻きこまれのだろうか?シャドバに勝利すると、操られた人を開放できたりと、どうなっているのだろうか?です。

 ヒイロ個人だけでなく、仲間の活躍、内面に触れる場面も面白いかもしれないです。
{netabare} 待ち受けるヒイロにとってまさかな相手、今回の事態を引き起こした黒幕も明らかになって、戦いは熾烈を極めるです。{/netabare}まぁ、乗り越えられなければ、話にならないわけだけれど、見事、仲間も駆けつけ勝利し、世界を救うことができるのです。

 ずっと見てきていて、未だにルールや出てきたカードを全部覚えられなかったです。イグニスドラゴンはよく出てきたので、覚えられたです。
 カードゲームなのに、とくに終盤近くになるとリーダーと呼ばれるプレーヤーが、人間でない物になったりしたです。演出がある意味、凄いと思ったです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

62.3 36 2020年春(4月~6月)アニメランキング36位
デジモンアドベンチャー:(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (57)
230人が棚に入れました
西暦2020年。ネットワークは今や人間の生活にとってなくてはならないものとなった。だが人間は知らない。ネットワークの向こう側、無限の世界・デジタルワールドと、そこに住むデジモン達がいることを…。首都圏を中心に大規模なネットワーク障害が発生する。めちゃくちゃに明滅する信号や、文字化けした屋外ビジョン。サイバーテロだと報じるニュース。主人公は東京近郊のタワーマンションに住む小学5年生の八神太一。週末のサマーキャンプの準備をするために一人で家に残っていたが、渋谷へ出かけた母と妹のヒカリが停車出来なくなった電車に乗り込んでいた。母と妹を助けるために渋谷へと急ぐ太一だが、駅のホームに向かうその瞬間――「選ばれし子供たち」に不思議な現象が起き、太一はデジタルワールドへ!子供たちはパートナーのデジモンと出会い、未知なる“アドベンチャー"に立ち向かう!

声優・キャラクター
三瓶由布子、坂本千夏、浪川大輔、山口眞弓、白石涼子、重松花鳥、小林由美子、櫻井孝宏、高野麻里佳、山田きのこ、草尾毅、竹内順子、潘めぐみ、松本美和、和多田美咲、園崎未恵、野沢雅子

62.2 37 2020年春(4月~6月)アニメランキング37位
新サクラ大戦 the Animation(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (145)
506人が棚に入れました
太正三十年(1941年)帝都・東京は、平和な日々を取り戻していた ―――『帝国華撃団・花組』は隊長神山誠十郎が欧州へ赴任し、天宮さくらが隊長代理に就任していた。日々奮闘している花組の元に神山が一時帰国するが、その傍には見知らぬ少女がいた。少女の名はクラーラ。大きな事故に遭い壊滅した莫斯科(モスクワ)華撃団の唯一の生存者だという。神山から託され、花組へと転属になったクラーラを迎え入れるさくら達。そんな中、『莫斯科華撃団』を名乗る一団が突如帝都に現れる―――莫斯科から来たクラーラとは何者なのか?そして、壊滅したはずの莫斯科華撃団の来日の目的とは?帝国華撃団・花組の新たな戦いの幕が開く!

声優・キャラクター
佐倉綾音、内田真礼、山村響、福原綾香、早見沙織、阿座上洋平、富沢美智恵、和多田美咲、白石晴香、赤羽根健治
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大戦というより小競り合い

実は元ネタ観たことない


たしかJUMPでちさたろー(横山智佐)が主役やるよーというのがあったようななかったような。
サターンなんぞ持っとらんよ。プレステ派でした。
CMで流れてたので『ゲキテイ』は知ってます。
大正時代でしょ?『はいからさん』と宝塚ががっちゃんこしてロボバトルしてるイメージ。


前作への思い入れはありません。
視聴動機は“広井王子のワークスに触れてみよう”でした。自分が中学か高校くらいの時に勃興してきた人、というイメージの彼。『天外魔境』『魔神英雄伝ワタル』『グランゾード』そして『サクラ大戦』と彼の作品群に触れずにこれまで生きてきました。作品名は存じてますが、PCエンジン持ってなかったりサターン持ってなかったり、アニメだったら地方では放送してなかったりと縁がなかった印象です。満を持してはじめて触れたのが『ソラとウミのアイダ』ですかね。こういっちゃなんですがひどかったです。はたして“昔は凄かった過去の人”なのか“単にパブリックイメージが肥大化しちゃった普通の人”なのかこの目で確かめたかったのです。
なおこれについての結論は保留。やや後者寄りの見解です。実際のところ広井氏はこの新作に関与してないらしいのでこれで評価するのはフェアじゃないというのが理由。

おそらくこの『新サクラ大戦』視聴層は旧作経験者で占められるのではないでしょうか。前知識ないとこんな感じでした、的な感想書いときます。


結果↓


{netabare}失敗した。つまらん。{/netabare}


あくまで仮定ですが、旧作ファンが懐かしんで愛でる以外の需要はないのではないかと思われます。
ポジティブに評価できるのは一点。ゲーム原作にありがちな“独りよがり謎設定”に置いてけぼりにされるのがなかったことくらい。旧作キャラの登場や踏襲された世界観はオールドファンに寄せた無難さを感じました。

そしてメリットはデメリットと裏返し。そら整合性求めりゃグダグダなところは随所にあるのですが、度し難い謎設定ではないので拒否反応はない。ただ単に時間が流れていくだけ。なんとなくいい話のような緊張感あるようなシーンが続きだらだら鑑賞はできるのですがビックリするほど記憶に残りません。帝国華撃団の主役級五名のキャラ回らしきものがなかったのも輪郭がぼやけた理由でしょう。
あとは自分の好みないし事前のイメージ(期待)とかけ離れていたことかしら。具体的には以下二点↓


1.ヅカ感に乏しい

実際のモデルは松竹らしいのですが、華撃団≒歌劇団なわけじゃないですか。そう宝塚です。
舞台に生きてるシーンが極めて少なく、本筋が降魔との闘いだったとしても日常パートとしての舞台シーンがほぼ無く他のアニメと同様な日常パートが展開されてたのが残念です。ここ差別化できるポイントだったと思うのですが素材を使いきれてない。

{netabare}普段はトップスタア。でも実は…{/netabare}

そして舞台シーンもイマイチでした。人数が5人だからってのもありますが、カーテンコールのとこしかなかったんじゃないかしら。“ラインダンス”“レビュー”とかやりゃいいのに。寸劇もアイドルもの延長線上の演出で、これでサイリウムとか出てきたらたぶん即切りしてたと思います。
旧作がどうか知りませんが、やや期待してたヅカ的舞台演出がなければその他作品に埋没するのです。


2.大正感に乏しい

大正二十九年の設定です。
いくらスチームパンクな世界観だったとしても背景や小道具とかもっと史実に寄せることはできなかったんでしょうか。ビールやキャラメルの広告をさらっと挿入したり、やれることはあったでしょうに。

{netabare}大正モダニズムの欠片だけでも…{/netabare}

年代的に“レニングラード”だったであろう場所が“ペトログラード”のままだったり共産革命なかったのかしら!?と妄想するのは楽しかったんですけどね。


1.にせよ2.にせよ当方が勝手に期待して勝手にがっかりしただけとも言えるのでみなさんはあまり気にせずともいいでしょう。単に期待値コントロールを失敗しただけともいえます。
とはいえキャラもストーリーも凡庸だったので、他と差別化できるアドバンテージをみすみすドブに捨てた感じ。作品としては並も並。オールドファンが温かい目で観てあげたらよろし。そんな作品です。



※余談

■セヴァストポリ

いいっすね空中要塞。
言わずと知れた黒海へ抜けるクリミアの要所。要所ゆえに要塞化したのが現実のセヴァストポリ。クリミア戦争ではナポレオンⅢ世が、WWⅡではドイツ軍がえらい目に遭ってました。作中でこれを持ってくるセンスはさすがです。

日露戦争とかやらなかった世界線でしょうか。
要塞攻略といえば“旅順要塞”なんかも有名です。司令官の乃木希典は攻略にてこずったことになっていて、司馬遼太郎『坂の上の雲』では愚将としてボロカス言われており評価別れてますよね。
実際のところ、要塞攻略時の損耗率をみると同条件でないことを差し引いても乃木大将の戦略は極めて効果的であったと判断できます。少ない犠牲で陥落させているという意味です。この辺は好き好きでしょうし興味なきゃスルーでしょうが、伊達に神社ができたり駅名になってたり、アイドルグループの冠に使われてたりしないよね~とあらためて思ってたりしました。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.06.21 初稿
2020.12.19 修正

投稿 : 2024/12/14
♥ : 47

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

李紅蘭に相当する面白娘がいない(← そこじゃない)

初代が太正12年、本作が太正30年が舞台ということらしいのですが、初代のキャラの中で神崎すみれだけは総司令として健在です。

帝国華撃団のメンバーは一新され新生帝国華撃団ということになっていますが、なんとなく初代のメンバーと霊力の方向性というか、乗機の機体性能やキャラの容姿は少し旧作に寄せた感じになってますよね。

真宮寺さくら → 天宮さくら
桐島カンナ → 東雲初穂
マリア・タチバナ → アナスタシア・パルマ
アイリス → クラリス(身長はだいぶん違う)
神崎すみれ → 望月あざみ(ここはあんまり似てない)

大神一郎 → 神山誠十郎

で、旧作にいたメカニック兼任の李紅蘭に寄せた花組メンバーはいません。旧作ゲームでも攻略が最後に回されたり不人気だった気もするので、切り捨てられたのでしょうか…。

アニメはゲームの『新サクラ大戦』のストーリーそのものではなくて、ゲームのストーリーの後の時系列になっているようです。

ゲームも含めて、旧作から見ると「降魔ってこんな設定だったっけ?」という疑問もなくもないです。

ストーリー的には旧作と違って隊長の誠十郎がほぼ空気になっていてあまり活躍しないのと、花組のサポート役としてすみれさんよりも旧作のあやめさん(藤枝あやめ)の方が個人的には魅力を感じるので、出来は旧作に劣ると思います。

私は最終話まで完走しましたけど、別に無理して観なくて良いような…。

おまけ: 旧作のOP「檄!帝国華撃団」や『サクラ大戦 エコール・ド・巴里』(ゲームだとサクラ大戦3)のOP「御旗のもとに」ほどの良さは、本作OP「檄!帝国華撃団〈新章〉」には感じません。

というか、まったくの新曲でしかもカッコ良かった「御旗のもとに」と違って、ゲキテイのレガシー(遺産)にあぐらかいとるだけやないかい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

佐倉大戦

降魔大戦から10年後の日本。
真宮寺さくらに憧れていた天宮さくらは、帝国華撃団の一員として、帝都を守るのであった。

シリーズものとしては歴史のある作品。
主に降魔大戦を描いていた今までのシリーズ。
私は今までの『サクラ大戦』を少し視聴しただけなので比較できませんが、
時代背景や操縦するロボなどが似ているので、新シリーズだなぁと感じます。

ちょっと気になるところが……
それは村雨白秋が万能すぎる事。
孤児を保護する活動や戦いにおいても大活躍。
味方のロボが苦戦していても、この人は余裕綽綽
天宮の師匠らしいですが、その設定が無いと作品に参加できないのでしょうね。

モスクワ華撃団の生き残りのクラーラを保護します。
そのクラーラを強奪しようとした、新モスクワ華撃団のカミンスキー。
最後の戦いでも村雨が目立っていました。

シリーズ物の最新作としてはどうなんだろう?
シリーズ継続という点では良いかもしれません。
しかし、内容は単調でした。
『サクラ大戦』シリーズを好きな人向けの内容。
個人的には旧作には手が伸びません。
ロボの容姿も寸胴体型。
これはカッコイイのか?
村雨一人だけで無双できるのであれば、華撃団の必要性はどうなんだろう。
一部マニアの懐古主義の人だったら満足できたでしょう。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

61.9 38 2020年春(4月~6月)アニメランキング38位
俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (25)
94人が棚に入れました
「もしかして 俺の指に欲情してる?」都会の人気サロンでアシスタントとして働く"ふみ"。憧れのカリスマ美容師・蒼甫から毎日厳しい指導を受けるが、彼に触れられる度に、動揺してしまう。ある日の閉店後、シャンプー台で練習相手になってくれた蒼甫に水をかけてしまい!?怒られる!かと思いきやそのまま引き寄せられ…「どうして俺が触るとダメなんだ?」心を見透かすように意地悪に微笑む蒼甫。指先がカラダの隅々を撫で回し始めて…――― 私はこの指つきを…もう拒めない。

声優・キャラクター
【通常版】駒田航、山岡ゆり、永塚拓馬 【完全版】佐和真中、はちみつこ、桜ICE獅子丸

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今度の「僧侶枠」作品は、カリスマ美容師とアシスタントによる物語。

この作品の原作は未読です。
僧侶枠第13作目の作品の舞台は美容室…
カリスマ美容師と、スタイリストを目指すアシスタントが織りなす物語です。


「もしかして 俺の指に欲情してる?」

都会の人気サロンでアシスタントとして働く”ふみ”。
憧れのカリスマ美容師・蒼甫から毎日厳しい指導を受けるが、
彼に触れられる度に、動揺してしまう。

ある日の閉店後、シャンプー台で練習相手になってくれた
蒼甫に水をかけてしまい!?怒られる!かと思いきや
そのまま引き寄せられ…
「どうして俺が触るとダメなんだ?」
心を見透かすように意地悪に微笑む蒼甫。
指先がカラダの隅々を撫で回し始めて…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

美容師とアシスタントといういわば上下関係の間柄なので、パターン的には第1作目「僧侶と交わる色欲の夜に…」や、第7作目「終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜。」的な展開でした。

強いて違いを言うなら、いつも中盤以降に登場するヒロインを狙うライバルの存在が今回はやたら希薄だったということでしょうか。

個人的には取った、取られたの展開があまり好みじゃないのと、どうせライバルは絶対主人公には勝てないんだから、その分2人の関係にもっと尺を取って欲しいと思っていたので、この展開は良かったと思います。

でも、ホント「ComicFesta」って儲かっているんでしょうね。
だって制作委員会という文言を見たことがありませんから…
と思ったら関連出版企業も出資されているんだそうです(wikiより)。

ショートで全8話しかありませんが、アニメの制作となると、それなりに資金が必要ですからね。

そういえば、wikiをチラ見していた時に見つけたのですが、この僧侶枠作品のYou Tubeチャンネルが存在していたんですね。
覗いてみてビックリ…
チャンネル登録者数が27.4万人と記載されているじゃありませんか!
この数値が人気の下支えであることを物語っている気がします。

どうやら全部の過去作が視聴できる訳ではなさそうですが、今なら新作を除く9作品が視聴できるようですよ。

1クール全8話の物語でした。
一体どこまで僧侶枠の快進撃が続くのか、引き続き見守っていきたいと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今作はあっさりに感じた。

山岡ゆりがヒロインの声をやっているほうしか見てない。

美容室が舞台。
カリスマ美容師と駆け出し?美容師の恋愛。
幼少期は実は立場が逆だったという。

なんというかあっさり。もっと濃厚なやつください。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

61.9 38 2020年春(4月~6月)アニメランキング38位
ハクション大魔王2020(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (33)
75人が棚に入れました
50年の時を超えてハクション大魔王とアクビが帰ってくる!その目的はアクビが女王になるため、なんとあのカンちゃんの孫のもとで修行だとか!?今時の小学生、カンちゃんの夢を見つけるためにアクビが大奮闘!ところが、いたずら好きなアクビの弟プゥータも登場して人間界は大パニック! はたして夢は見つかるのか?

声優・キャラクター
山寺宏一、諸星すみれ、山下大輝、島袋美由利、村本享太郎、日髙のり子、古川登志夫、戸松遥、関智一、チョー

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

懐かしくて新しかった!ラブコメ!?

無印大魔王視聴済。

今作も途中まではアクビちゃんを中心にかんちゃんとお友達のドタバラで面白かったんだけど、ラスト近く、かんちゃんに夢が出来た…ってあたりからちょっぴりラブでキュンなテイストになってって、何度か「え?かんちゃんいくつだっけ??」ってなった^^;

マリオくんとの微妙な三角関係がほほえましくもあったのですがw


最終回は無印ほどは泣かないだろうと思ってたらまんまと泣かされました><
さすが大魔王。。。

かんちゃんの淡い初恋のお話でラストもさわやかでした!
(うん、小学生だしね…これからこれから)

ぷう太はもう、マリオくんちにずっとお世話になるといいと思う。って何度か思ったw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

60.0 40 2020年春(4月~6月)アニメランキング40位
社長、バトルの時間です!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (202)
652人が棚に入れました
世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられるー「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。

声優・キャラクター
堀江瞬、市ノ瀬加那、和氣あず未、青山吉能、堀江由衣、八代拓、上坂すみれ、茜屋日海夏

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

評価が難しい作品ですねぇ・・・。

最終話まで視聴。

作画良し、キャラ良し、声優良し、OPも好きなんだけど、肝心な物語が・・・。

バトル物としてはバトルシーンがショボ過ぎる。
幼馴染の男女が登場するけど、ラブコメともちょっと違う。
コメディ要素が無い訳じゃないけど、コメディというほどでもない。
ライバーが登場するとコメディ色が強くなるんだけど、それ以外が・・・ね。

最後まで掴み所のない物語だけが残念な作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ビジネス用語がテキト~

ファンタジー世界における冒険者の仕事を、企業活動とみなしてあれこれするストーリーです。「シャチバト」という公式略称があるようです。同タイトルのスマホゲームが原作ということになるのでしょうか。

主人公のミナトは、先代社長だった父親の行方不明がきっかけで「キボウカンパニー」の社長に就任します。

弱小のキボウカンパニーは、大手のインペリアルや新興ながら勢いのあるサイエッジなどのライバル企業と競いつつ、先代失踪の謎に迫るべく奮闘するといった感じのお話です。

作中の各企業の基本的な業務はダンジョン内にある「キラクリ」の発見・収集であるようです。ダンジョン内にはモンスターがいて、社員による冒険者パーティーによるダンジョン探索と戦闘が行われます。

作中ではちょっとどこかで聞いたことのありそうなビジネス用語が、極めてテキト~な感じで使用されます。ちゃんと意味をわかって使っているのか怪しい感じです。

用語が怪しいせいで、作中のキャラクターやストーリーに説得力があまりありません。私は完走したから一応レビューは書いていますが、改めて観なくても良いんじゃないかな…。
(でも作画が崩れたりはしないんだな、これが…。)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

社長、あまり面白くないです!

原作未プレイ 全12話

異世界でダンジョンを攻略する冒険者が所属する小さな会社の社長に突然就任したミナトを中心に社員たち冒険者と様々なダンジョンの攻略を描くお話です。

作画は安定していますが、コミカルなのかシリアスなのかどちらなのかという場面が多かったですね。

設定が悪いのか、話のテンポが悪いのか、キャラに魅力がないのか、観ていて今ひとつ面白くなるような要素がありませんでした。

社長というよりギルドの参謀ような感じでしたね。

お話は途中で終わっています。続きは原作でということでしょうか〜販促作品だと厳しい感じがします。

OPは、和氣あず未さん、EDは市ノ瀬加那さんが歌っています。

最後に、おっとりしているけど毒舌なキャラは、作品に2人も要りませんw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25

59.9 41 2020年春(4月~6月)アニメランキング41位
ギャルと恐竜(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (123)
388人が棚に入れました
ギャルと恐竜が時代を越えたルームシェア。恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。とりまアゲてこーー~~!

声優・キャラクター
島袋美由利、夏吉ゆうこ、工藤夕希、山下誠一郎

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全俺が泣いた

最終話に見栄晴登場!

からの紅いマフラーとか(´;ω;`)ウッ…


色物に見せかけて

実は映像技術溢れ

優しい世界観表す良い作品でした。


2020/11/24 ――――――

2D、3DCG からの 実写、特撮 と来て ストップモーション、ピクシレーション、シネカリ風味等々

映像技術技法の宝箱じゃー



2020/11/22 ――――――

.☆.+:^ヽ(∇ ̄*)o♪祝復活♪o(* ̄∇)ノ^;+.☆.



2020/04/08 ――――――

半分アニメじゃねーし


見栄晴は反則w

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

みゃー(プロ欄追記) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

恐竜やりらふぃー♪恐竜しか勝たん!恐竜にキュンです♡恐竜チョベリグ〜☆(最後古っ)

タイトルはギャル流行語大賞2020の
1位〜3位らしいです。やりらふぃーってなに?w

漫画原作、原作は未読
タイトルのまんま、ギャルと恐竜の共同生活を描いてます。

尺自体は他のアニメと同じですが実写パート等が
あるため実際のアニメパートは前半約10分だけです。
もちろん実写パートは評価の対象外です。

あにこれ内の皆さんの評価を先にチラ見したら
酷評が多くて思わず笑ってしまいましたw
私は恐竜可愛いと思ったんですけどねw
ギャルの楓役を務めた島袋さんも
いい感じにギャル感出ていたと思います。

ちなみにエンディング曲はエヴァでお馴染みの
高橋洋子さんが担当されてました。

特にお勧めするわけではありませんが
私は癒し枠として普通に楽しめました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恐竜ナンデモアリ…

この作品の原作は未読ですが、主人公のギャル役を島袋美由利さんが演じると知り視聴を決めた作品です。
元々は2020年春アニメとして放送されていましたが、コロナウィルスの影響で8話以降が秋にずれ込んで放送されました。

だから、春の放送の頃は気付きませんでしたが、主人公の友人役をなっちゃん、こと夏吉ゆうこさんが演じているんですよね。
魔王学院の不適合者のサーシャ・ネクロン役、アサルトリリィ BOUQUETの白井夢結役を経て私の中で一気に存在感の大きくなった声優さんです。


ギャルと恐竜が時代を越えたルームシェア。
恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。

とりまアゲてこ――~~!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

この作品はアニメパートと実写パートの混在している作品です。
アニメパートは問題ないと思っていましたが、実写パートがちゃんと見れるか、視聴前は少し不安だったり…
ですが、結果的には実写パートも問題なく視聴することができました。

実写パートで気になったのが「8467」という4桁の数字の羅列でした。
最初は、全く分かりませんでしたが、8467(やしろなな)さんというモデルの方の名前だったんです。
島袋さんのギャルも中々でしたが、8467さんのギャルっぷりも相当だったと思います。

そして完走後にwikiをチラ見して知ったことがあります。
それは「実写版スーツアクター」という単語です。
実写版の恐竜の中の人なんですが、着ぐるみを着て演じる方を「スーツアクター」と呼称しているって全然知りませんでしたので。

物語の内容としては、主人公の楓(ギャル)と恐竜の日常を描いた作品です。
回を追うごとに恐竜が知識を増やし、できることがドンドン多くなっていくので、見ていて飽きることはありませんでした。

アニメパート、実写パートに共通して言えるのは、周りの人たちから恐竜はとても大事にされている、ということです。
恐竜の容姿からして草食動物系なので人は襲わないと思いますが、恐竜っていわば巨大な爬虫類ですよね。
私個人としては絶対同居はできないと思いますが、爬虫類としてみると最近では結構マニアの方が希少なペットを飼っているという話を聞いたことがあるので、そういう方なら恐竜との同居も問題無いのかもしれません。

でもこの作品に登場する恐竜は、人の話が分かり、文字も読め、ドヤ顔、ニヤリ顔と何でもありでした。
まぁ、一緒にいたら退屈することは無さそうですね。

オープニングテーマは、楓(島袋美由利さん)、山田(なっちゃん)、先パイ(工藤夕希さん)、翔太(山下誠一郎さん)で構成される「恐竜フレンズ」による「恐竜あげみざわ☆」
エンディングテーマは、高橋竜子さんの「Peaceful Days」

1クール全12話の物語でした。
コロナウィルスの影響が無ければ春アニメで放送が終わっていた筈なのに…
産みの苦しみを味わった作品だったと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
陰陽百鬼物語(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
61人が棚に入れました
これは、人と妖が共存していた時代の物語である。もとより陰界の属していた魑魅魍魎は、恐怖に慄く人々の間に潜んで機会を伺い、陽界の秩序は危機にさらされていた。しかし幸いなことに、この世には天文を読み解き、呪術を操るだけでなく、陰陽二つの世界を自在に行き来し、霊体を司ることすら可能にする異能者がいた。彼らはそれぞれの能力を駆使して、陰陽二つの世界の均衡を保つため、己の命を懸け戦っている。そんな彼らを、世の人々は敬意をこめて、陰陽師と呼ぶ。魑魅魍魎たちが織り成すこの絢爛豪華かつ奇想天外な世界が、今あなたの目の前で始まる…

声優・キャラクター
杉山紀彰、釘宮理恵、鈴木達央、沢城みゆき

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (4)
32人が棚に入れました
いたずらの王者を目指すキツネの主人公・「ゾロリ」と、その弟子で双子のイノシシ兄弟「イシシ」と「ノシシ」が、旅をしながら行くさきざきで活躍する冒険ストーリー!

声優・キャラクター
山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 Extra Stage(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
26人が棚に入れました
ゲーム内コミック「シンデレラガールズ劇場」を題材にしたアニメ作品で過去にテレビ放送していた「しんげき」シリーズ(第1期~第4期)とは異なり、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」とアプリゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)の2タイトル限定公開で、毎回オリジナルストーリーの作品を1話ずつ公開している。

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
トミカ絆合体 アースグランナー (TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (9)
24人が棚に入れました
地球の自転エネルギーから放たれるアースエナジーを狙って、宇宙から謎の敵ダークスピナーが現れた!彼らの野望を食い止めるべく立ち向かうのが、双子の兄弟――ライガとクウガ、そして地球防衛隊『アースグランナー』――果たして彼らは地球を守ることができるのか!?ゆけ!少年たちよ! ゆけ! アースグランナー!

声優・キャラクター
石上静香、桜井春名、檜山修之、日野聡、福山潤
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

そうだ、僕らがヒーロー〈最終話まで〉

2020年4月放送開始のTVアニメ。
玩具展開・アニメ制作共に『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』のノウハウを引き継いだ、トミカ誕生50周年記念作品。

以下各話感想・メモ。
読みにくいけどご容赦ください。
(※追記:総括の中で3クール予定なら…と書いてしまったんですが4クールの可能性もあります。DVDの収録話数が明記されてないのでまだ詳細不明です)
※さらに追記。DVDの収録時間から計算すると4クールと思われます。やったー!

【19話までの総括(?)】
{netabare}アースグランナーも、もしも3クール予定なら折り返し地点となります。
最初から示されていたテーマも一貫しつつ、描き方は深くなってきていて、守るべき人や動物をこまめに登場させているのが誠実で好ましい作風ですね。
シリアスとコミカルとほのぼののバランスも、暗くならない良い塩梅。和むし楽しいです。
玩具販促の工夫も感じられて好き。

物語としてはまだ中盤なので早計かも知れないですが、追加戦士枠のジョーが口にする「ファミリー」という言葉、これが一つのキーワードになりそうだなと感じています。
15話でマンリキおじいちゃんが「車は友であり、仲間であり、家族だ」と言ってくれたのがとても好きなんですよね。
ロボットアニメとしては、レオ達ガオグランナーは地球を守る仲間であり、アースケイブの「ファミリーの一員」あるいは地球で生きる生命のひとつなのだと思っています。
アースケイブの面々は家族が多くて地球を守る組織としてはちょっと不思議な雰囲気なんだけど、その少し緩い繋がりは私の中では「ファミリー」という言葉がしっかり嵌ってくれたんですよね。

家族も他人も日本人以外も人間以外もいるアースケイブは、血縁・人種・種族の枠を超えて「ファミリー」で、いずれはカケルとサーベルもここに加わるのでしょう。
そしてアースケイブが守る対象として人と動物と地球…つまりはあらゆる生命があって、大きく考えれば全体が「ファミリー」と言っても良いのかも、と感じています。
ダークスピナー側も同じようなコミュニティを形成しているし、今後の展開によってはダークスピナーもここに加わるかもしれない。

アースグランナー、とても良い作品だと思うのでこのまま最後まで貫いてほしいと思います。{/netabare}(2020.8.9)


【第1話~第11話感想・メモ】
{netabare}第1話、第2話
ライガとクウガが自分より小さな子達と交流するシーンが1話にも2話にもあるのが好き。動物とか子供とか、守るべき存在がきちんと描かれるのはヒーローものの鉄則だと思う。
ガオグランナーに認められて相棒になる理由が「守りたい人と動物がいる」ことで、ゴウさんがフラれた理由を2話目で明かすのも適切なタイミングかなと。
敵キャラクターが愛嬌たっぷりで憎めないのも良い。敵3人組のダンスとEDダンス、リアルのスーツが用意されてるのでヒーローショーのようなイベントもできそう。ドライブヘッドもメカのスーツはあったらしいから。

第3話
ゴウの運転技術を学ぶっていうのがどう話に反映されるのかと思ったけど上手く組み込んであって関心させられた。
敵とのファーストコンタクトがちょっと軽いノリだったり敵メカ踏んじゃって終わったり、コミカルさも凄く好みで楽しい。
ドライバーとしての執念からゴウはグランナーにを諦めきれないのかー…前回ゴウに足りないものはわかってるけど。育った環境で適性を獲得したライガとクウガに対し、ゴウは今からそれを得られるのか?っていうことなのかな?ドラヘの黒江田さんは上手く距離を作って子供たちの活躍を邪魔しないようにしてたけど、ゴウは少し難しい立ち位置かもしれない。

第4話
私は元々兄弟の話が好きなので、二人の日常や性格の違いを見せてくれるの楽しい。1話のポッキー半分こも好きだった。
冒頭で隼の話があったけど、ああいう生き物の解説みたいなの続けてくれると嬉しいかも。販促が忙しそうだから無理かな?
アースグランナーは玩具販促しっかりしててとても好き。ていうか一番大切ですよね。商品数が多めならどんどん出すべきとも思う。そこに動物に興味を持ってもらうような+αがあるからさらに楽しい。知育要素も好きなんだよね!
クウガメインの回だけど、ライガにも良いところ作ってくれるので安心して見てられる。ゴミやスモッグを題材にするのも好感が持てた。クウガとイーグルの関係も掘り下げてくれて、とても安定してる。このまま巧く積み重ねていって欲しい!

第5話、第6話
動物の豆知識をシナリオに組み込んでいるのがとても良いと思う。
お母さんが毎回GJで、上手に双子の背中を押してくれる。動物への愛情、職員として楽しそうに働いている姿もすごく良い。
5話ではダークエナジーを必要としている理由が語られて、ストーリーとしては和解フラグなんだけど、正反対のものを惑星のエネルギーとして必要としているとなると結構難しい問題になるかなと。それをどう解決していくかという話になるかな?リンの兄のことも出てきて、多分彼がブラックのパイロット。ブレーキー様とチャンバーも甘やかしてるように見えて厳しい所もある良い親子だし、レオとイーグルの相棒バカぶりも微笑ましい。
クウガの全体を見通す力は4話でも描かれていて、6話の作戦立案にも繋がっている。

7話
「それぞれの長所と短所」と水の話。
前回はライオンと鷹の狩りの特徴で補い合っていたのに対して、レオの短所が完全にネックに。地球上での水の循環という知育的な要素から得意と苦手…レオの苦手なもので繋がる。それにしてもイーグルと違いレオは直す気ないのねw イーグルの短所をフォローしたクウガと問答無用で洗車機に突っ込むライガ。ふたりと二機の違いはここでも。まあね、ネコの水嫌いは直せないからね。仕方ないねw水嫌いを認めないレオが可愛いとも、デカい図体と自信満々な態度からすると憎めないなあとも。…水場に暮らすジャガーなら水は問題なかったんだろうか?w
回転するものばかりでなく液体固体気体に変わる水…「循環するもの」もアースエナジーを宿している、と持って行くのが上手い。これまでは物理的に回転するものを出していたけど、そのものが循環する水なら話は別で、小さなプールでも水があればいいわけだ。

第8話
初めて合体前にCM入った?
遊園地楽しむ6人が可愛い。やっぱり最終的には和解展開になるだろうな。観覧車で別の景色を見ていても家族で笑って帰る。協力する時はする、背中を預けられるのはとても良いことだと思う。
今回男兄弟なのに悪態ついたり言い合ったりしないなあと思っていたら高橋ナツコさんの脚本だった。ライガとクウガがちょっと大人びすぎている気も。これまでの回では喧嘩も普通にしてたのでたまにはこういうのも悪くはないかも知れないけど。レオとイーグルがあまり絡んでこなかったので、ちょっと物足りなさもある。
高橋ナツコさんは少年向けは非常に苦手だしシリーズ構成も良かったり良くなかったりでとてもムラがあるけど、女の子向けは向いているし時には詩的な表現も見れたりするので、個人的には好きでもあり嫌いでもある。今回に限っては得手不得手が両方出ていて、チャンバー達との絡みはとても良いし双子の信頼関係の描写も光ったが、ロボの存在感が薄く双子の言葉選びは男の子同士とはあまり感じられなかった。

第9話
アバンのクウガの様子と作戦中の行動をしっかり繋げて描いている。これをほぼ毎回やっているのが凄い。クウガはこう見るとお父さんの血が色濃いかも知れない。バリキ博士はオーストラリアに出張していて改めて凄い科学者だと感じさせる。お父さんは子供向けとしてコメディリリーフの役割もかなり担っているから、他の科学者の描写で持ち上げるのが鉄板な手法だなあと。
今回のスピンガーの特性もあってアースエナジーの消費が加速し不利に陥る。スピンガーがコミカルなデザインで不気味かつ可愛い。ガオグランナーシャークのお目見え・イーグルシャーク活躍回だけど、イーグルもイーグルチータもレオチータも印象付けてくれるのがロボものとして嬉しい。特にクウガを信じて任せ、スピンガーが地表に落ちるまでチャンスを狙っていたライガとレオチータ、信頼関係と群で狩りをする特性が出ていて良いなあと。チャンバー達もチームプレイしているけど、双子に一歩届かなかった感じも好き。大きな魔法陣作ると何倍も踊らないといけないのも、簡単に出来ることではないとはっきりさせていて良い。
シャークがチータを助けるシーン、シャークはやることが粗い。気性も荒いのかがとても気になるw

第10話、第11話
今更だけどEDダンスの振り付けにアースブレスを回す動作が入ってるのに気づいて嬉しくてテンション上がってるw
熊猫カケルとガオグランナーサーベル登場。サーベルと人間の間に深い溝があり、無理に呼び起こされたサーベルは人間に利用されているとしか感じられない。当時の様子からして、熊猫司令官は相当焦っていたんじゃないかと…。バリキ博士、1年足らずで開発者の中核を担ってるって相当凄い人だなあ…
ライガとクウガは今生きている動物や自分よりも小さな子供たちを守りたいという意志が固くて、戦う理由が自分たちの中にある。レオとイーグルもまた、今生きている命を守る意思がある。
でもカケルとサーベルはそうではないのだなあと…。特にサーベルに対して仲間がいない地球を守れというのは少々酷な話かもしれない。地球を傷付ける敵からのエネルギー供給を受けるほど、気持ちの上では人間との溝が深い。
今後和解に至ると思うけれど、共に戦う新しい理由を描いてくれることを期待しているし、この作品のスタッフはそれを蔑ろにはしないんじゃないかな。でもサーベルがカケルのために一緒に戦おうって言ってくれたらそれも嬉しい展開になると思う。
もしかしたらダークスピナーとアースグランナーの間を取り持つ役割も出来るかもしれない。…し、違うかも知れないw
バトルもとても良かった。同じ体格の相手と戦うことは設定的に滅多にないから、いつもとはまた違っていて、特にブーメラン状のクロウの活躍が好き。エネルギーの消費を上手く利用してお互いに大きなダメージなく戦闘を中断したのも、禍根を残さない良い展開だと思う。
次回、ずっと待ってた整備班のおじいさんが登場するっぽい!楽しみ。
カケルが優しく意志の強い子で、食事シーンとか大好きなので最初から応援したいキャラになった。家族の話、相棒との話も好きだし、ライガ達も回転寿司のシーンでまた一皿を二人で分けて食べたり見てて楽しいw
反面、カケルはひとりぼっちでこそないけど同じ食事をサーベルと共にできるわけではなく、それを中学生位の男の子が一年というのは少し寂しいかも知れない。
{/netabare}
(2020.6.14)

【第12話~第16話】{netabare}
第12話
整備班のおじいさんは双子のおじいちゃんだった。ガオグランナーではなく車の整備士っていうのが、車を推したい作風に合ってて最初は驚いたけど納得もした。戦いに関係する父親と戦いに関係ない祖父が、メカニックという仕事を接点としてアースグランナーを親しみやすいものに感じさせる。暮らしを感じさせる内容はすごく好き。
地元のお祭りとその良さに魅せられた外国人を一緒に描くのが素敵な作品だと思う。
トルクロック、スクリューウェーブお披露目のためかな、サーベルを止めるのとダークスピナーを止めるのとで双子が別々に動くのが上手い。

第13話
駆動博士はカケルの事知らなかったのにカケルは駆動博士のこと知っているのか…。
生身の殺陣と格闘戦がとてもいい。何をやっているのかもわかりやすい、トレスみたいな変な印象もない、丹念なのに勢いもあって今風。トルクロックとスクリューウェーブって本人たちも使えるんだ。
感情が強く出ることの多いライガはカケルとの絡みが多く、冷静な面が強いクウガはスピンガーに当たることが多いか?序盤で役割分担の大切さを丹念にやってきたのが説得力に繋がっている。イーグルが結界の中に入らなくてエネルギーが残っているから、最後に牽引して帰ろうって流れになっていてクスリとしてしまった。クウガの冷静な判断がまた良いものだった。リンと指令へのフォローも、双子それぞれの気遣いに個性が光って良かった。

第14話
探検回。収集家というリンの意外な顔が(笑)。
検太は多分普段の双子とあまり変わらない年齢だと思うけど、双子がグランナー(青年)になっているのでOP歌詞の通り、本当に「君の番」だったりする。そういえば以前アースグランナーって新聞か何かに出ていたっけ。意外と知名度が上がっているのかもしれないなあ。きちんと検太に見せ場を作ってくれて嬉しい。
今回はスピンガー出てこなかったけど、イーグルが不利な地形(天井の低い鍾乳洞)で苦戦していて、2対1の不公平感が薄れていた。カケルとサーベルが強いのは確かだけど、双子が弱い印象にならないよう毎回かなり気を使ってる感じ。カケルはもっと早く味方になるかと思っていたけど、結構長くチャンバー達と行動を共にしてる。今後がどうなるか楽しみ。

〈ネット上での拾い物〉
地名調べてくれた方がいた。自分のためにメモしておきます。ありがとうございます。
・アースグランナーの登場地名・
グッチヤマシティ=山口県
シュウヨシダイ=秋吉台
ムレウマシティ=群馬県
ソウツ=草津
浜名レイク=浜名湖
ジョーノ動物園=上野動物園
ズイズイタウン=伊豆
(2020.7.11)

第15話
おじいちゃん来た!孫たち可愛がってるの和む。リンちゃんがグッズ集めてるのも好き。おじいちゃんも不法侵入(?)したりしてとてもやんちゃ。この祖父にしてこの双子あり。あっさり正体ばれするのも笑ってしまうけど、車に対する拘りから来た不和を1話でスパッと解決するの良い。車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間、グランナー達は仲間だと明言してくれてとても良かった。
一方カケルは人とサーベルの間で板挟みで気の毒だなと思う…。サーベルさんもう少しカケルの気持ちも考えてあげて…「(人間は)自分達だけのために他の生命を平気で利用する。そんな身勝手な存在に守る価値などあるものか」

第16話
アメリカ支部から新しいグランナー、ジョー・パケーロ来日。リンとカケルが兄妹だと知っていきなり「戦えない」って言うジョー、良くも悪くも極端で笑ってしまった。大牧場の子で動物好きでグランナーの資格があり、一緒に戦う全ての人をファミリーと言える、フレンドリーで良い子だった。そしてまた食事風景(笑)。
バッファゲータ登場回として、これまでいなかったパワー型で突進力のある機体、ノリが良かったりサーベルに「ホームに戻ってこい」と言ったり性格も味がある。パワー勝負タイマンで良い形で見せ場を作ったと思う。来週はダークスピナーをおびき出す作戦。楽しい回になりそう。
チャンバー達が家に戻ったけど宇宙船磨かなくて済んだのかな(笑)?今回「ファミリー」という単語が出たのでそれも繋がってるかな。この作品、家族や血縁や仲間まで含めた「ファミリー」という関係性が一つの柱か。この単語はぴったり嵌ってる。
動物園でパンダ弁当買いに行こう!ってやりとり気になる。
デッカイドウのジュッカツ=北海道の十勝かあ。そういえばロールサイロのある牧場だった。
そういえばコロナで休止もしなかったし、新しいEDはすごく動くし、このアニメどんなスケジュール管理してるんだろう?(笑)
(2020.7.23){/netabare}

【第17話~第19話】
{netabare}第17話
楽しい回だったけどサーベルVSバッファローもあって盛沢山だった。
原っぱに円形作ってるとき皆楽しそうだったし、村興しに使われてるのも良い。和む。ダークスピナー達もやたら可愛い。熊猫指令とバリキ博士がサーベルのタイプチェンジトミカ作ってるの良いシーンだなあ、早くカケル戻ってこないかなって思ってたらラストあんな面白い展開ですか(笑)
サーベルと一般人が出会ったときちょっとヒヤリとしちゃったけど、何事もなくて一安心。避難誘導のシーンはとても好き。
ジョーは作戦立案でおバカと言われ、サーベルをアリゲータの罠に嵌めた所で頭がまわるなあと思わせ、最後のクロウでオチをつけるのが上手い。クロウ、やんちゃでフリーダム。早く味方にならないかなあ…
アースケイブの仮基地がオレンジピット…展開が読めない(笑)。ニューガタビレッジ=新潟かあ。さすが米処(違う)。
ゴウさんの車とか男の子にあげたトミカとか、車がよく映る回だったね。ゴウさん本当に有名人。人徳高いな。次回また楽しそうなお話だー。(2020.7.26)

第18話
ハートフルで楽しい回。守るべき人達や動物との関係をきちんと描いてくれるのが好き。
ダークスピナーはカケルとサーベル抜きで戦おうとする。調子が悪そうなサーベルのもとにクロウがタイプチェンジトミカを持って帰ってくる。
ヤマンガタウン(=山形かな)のアースエナジーステーションでエネルギーをチャージするけど、あまりに時間がかかりすぎてダークスピナー・スピンガーと戦闘したのはバッファローのみ。チャージの順番待ちはバッファローのキャラ立てしつつ楽しいシーン。イーグルの「出ましたねー…バッファロージョーク…」に笑った。
エネルギー補給不足で各形態を順次出してくのが上手い販促だなあ。車をしっかり見せたいとホビー誌で言っていたのでよくやってるなあと感心する。
ジョーのキャラ立て回ではあるんだけど、「ファミリー」という言葉が作品全体の方向性を一貫してくれてる。

第19話
前回までとの雰囲気に緩急がついてて上手いなあ。シリアスとコミカルとほのぼののバランスが秀逸。
お父さん、トミカ取られたの忘れちゃだめだよ…とは思うけど、前回エネルギーチャージしないと動けなかったから忘れてなくても結局取返しには行けなかったよね。
全体的に深刻にしない良い塩梅。カケルがドリフトサンダートミカ試してるとき、チャンバー達が絡んでくるのが可愛い。リンが思い出す幼少のカケル見てると、早く戻ってきてほのぼのしてる所が見たい。説明書見ないことに「俺と同じだ!」っていうライガ、君はきっとそうだよね(笑)
全員に戦闘で見せ場を作るのも丁寧で好き。新アイテムを鉄塔の電力でさらにパワーアップさせ、3対1を覆して、かつ3人がただ弱く見えないようにしている。3人が捜索のために別行動していた所を各個撃破されたのも、弱く見せないための工夫かなと。コアグランナー対決、ガオグランナー対決、アースグランナー対決でもある。
ダークエナジーがサーベルに負担をかけていたのもここまでに何度か描写されていたからこの痛み分けは上手い。サーベルとカケルの精神的な繋がりも一時的に切れて、本来絆を重視するグランナーとガオグランナーにとっても歪な状態だった。サーベルにとってはカケルは唯一の仲間だと思うし、その呼びかけを意図していなかったとはいえ無視したことはショックが大きいだろうなあ。自分の声が届いたのはカケルだけだったと言っていたし。思えば15話でサーベルはカケルを傷付けそうなことを言ってたから、その頃から精神に影響が出てたのかもしれない。
サーベルの不調はながらく整備を受けていないことも影響しているかもしれないし、ずっと思っているけど早くカケルとサーベルに戻ってきてほしい。今回は誰の心情を思っても心が痛かった。
カケル達が戻ってきたらダークスピナーにも増援があるだろうから、そこも注目してる。サーベルがいないとチャンバー達には全く勝ち目が無くなるわけだから。
次回、GTRトミカ。コラボ回ですね。どういう展開にするかな?{/netabare}
(2020.8.9)

【YOUTUBEにて夏休み無料配信中】
8月1日から8月31日まで。
今なら1話から追いつけるので、興味がある方は是非。

【第20話~第22話】
{netabare}20話でおじいちゃんの活躍が凄い。仲間、友達、家族の先へ、人と車が一つになること。GT-RのCMを元ネタにしたフレーズもあってノリも良い。カケルとサーベルは二人だけで戦っているのに対して、ライガ達は皆で戦ってるのが上手く対比になっているなと。おじいちゃんは孫を心配しながらもガオグランナー達を認めて、子供のやりたいことを後押ししてくれているのが好き。21話で熊猫指令がカケルに危ないからもうやめなさいと言っていたのが対照的。親として当然の心理だしあの状況で止めないのはおかしいとも思うけど、それがカケルを追い詰めているのも事実。
21話冒頭でオレンジピットからアースケイブへ戻る一行。バリキ博士はダークエナジーの影響でサーベルがコントロールできなくなっていると分析。熊猫指令はカケル達と決着を付けると。
指令は自分の責任を重く感じているからこそカケルを無理にでも連れ戻そうと、リンが心配していることを持ち出してカケルに一種のプレッシャーをかけもする。妹のことを言うのはちょっと卑怯では…?で、サーベルを追い詰めるということはカケルを追い詰めるのと同じで、カケルもまた破滅するまでとか言ってしまうし。指令といいカケルといい、熊猫家の男は真面目過ぎるというか思い詰めすぎるなあ(苦笑)。
指令がレオ・イーグルは双子と一緒に居ても良しとしているのをカケルがわかっているなら、父親の言う事をダブルスタンダードと感じても仕方ないと思う。仕事する大人がケースバイケースで判断するのは間違ってないんだけど、肉親の子供ならば納得はできないだろうな、と。
21話の時点でサーベルは自分でダークエナジーを補給し始めているし、22話では自分の命を削ってダークエナジーに変換する。22話、サーベルからダークエナジーを取り除くけどレオ達3機が動けなくなる。本来ダークエナジーはアースエナジーと真逆のもの。エネルギーの問題は最後まで付き纏いそうだね。
サーベルに置いて行かれてもカケルはついて行ってしまう。
サーベルと父親は、共にカケルのためにサーベルを降りろ、帰って来い(帰れ)と同じことを言ってるんだけど、最終的にカケルは自分の意志で選んだ。これは大事なことだと思う。戻ってくるには父親が考えを改めないといけないだろうし、サーベルとの関係性の修復もしないと。熊猫指令の言う事は親としてはもっともだけど、カケルはそろそろ自立する年齢あるいは反抗期だということは考えなければならない。
カケル交えてのほのぼのがもうずっと見たいんだけど、なかなか帰ってこないのでカケルが心配なんだよね…。いや、子供向けでは大事な命題で普遍的な内容なので耐えよう(苦笑)。
それから、ラストのチャンバー達の台詞に改めてこの子ら異星人だわって思った。異文化との感覚や文化の溝がサラッと入って来てちょっとうわっ…て思わされるの好き。遊園地回とのギャップも上手いし、高橋ナツコさん「ウラハラ」でもそういう感覚あったなあと。
22話で気になったのは台詞とかが上手く噛み合ってない感じ。特にファミリーを大切にするジョーに「もうスイッチを押すしかない」というのは言わせてはいけなかった気がする。トータルでは悪くないんだけど重要な回なのに決着がつくまで若干間延びした印象もあった。もう少し緻密な作戦行動が描かれても良かった気もする。
次回から新展開になるようだし、ゴウさんも新しい行動を見せてくれるかも?クウガが理知的なアプローチをしようとしてる?これまで情に訴えてカケルを連れ戻そうとしてきたから何か状況が変わるかもしれない。家族の情で軋轢が生まれてその解決までやるなら、この作品しっかり考えて作ってるということだね。(2020.8.30) {/netabare}

【第23話~第26話】
{netabare}第23話~24話
この前後編で新展開になる。前回までより少し展開をゆっくりめにして作品の主要な要素と玩具販促と新キャラ紹介とカケル達の顛末をきちんと入れてて、丁寧な作りだと思う。
世界各地のスピニウム反応を頼りに、エネルギーを求めるだろうサーベルを捜索する。イギリスで感知した反応を調査しに向かうクウガ。アースグランナー所属の宇宙考古学者・国道シゲルとしっかり者の助手アウトバーン登場。ライガは国内担当、ジョーはアメリカ担当。
ゴウさんは「俺のもうひとつのレースが始まる」とカナダ支部に。恐竜の化石とグランナーらしき大型の車両。絶滅したサーベルタイガーが出てきた時から感じてたけど、昔の動物や古代の謎(検太くんのエピから宇宙人とかのオカルト含め)も絡んでくるかなって思ってはいた。
「超古代文明守護スピニュウガー」登場。今後は宇宙が関係する遺跡でチャンバー達は力を得て戦うのかな?ジャイロン、国道、アウトバーンは地下遺跡に落ちてしまう。
一人で苦戦するクウガ、おじいちゃんからもらったお守り・タイプチェンジトミカスープラで反撃する。チャンバーがダークエナジーを送ることでスピニュウガーはパワーアップする。イーグルシャークになるがクウガが焦ってしまい苦戦。クウガをたしなめるイーグル。以前は逆パターンがあった。
カケルはタイプチェンジトミカ・グリップブリザードを見つける。

カケルとサーベルの再会を早めに見せてくれてまずは一安心かな。家族の元から去ることを自分で選んだカケル、これからどんどん強くなって行くだろうなと思わせてくれる。もしかしてアースエナジー発生してない?いや、ダークエナジーが完全に抜け切ったという表現かな…?
久しぶりに双子のケンカが見れて和む。寂しがるクウガを気遣うイーグルも。心配でお守りを渡すおじいちゃんも。ライガが嘘をつくとお母さんに気づかれるから…っていうのも良いなあ。少々間の抜けた国道としっかり者のアウトバーンも助け合って仕事してる。新キャラ出ればいつも食事シーンが入るね(笑)。
皆離れていても一人じゃないっていうのがよく描けてる。未就学児向けの作品はテーマや骨子を定期的に繰り返して描くのは大切だと思う。
エネルギーと生き物という二つの要素から地球の歴史(というとちょっと違うか?)を掘り下げていくんだろうか?面白いアプローチ。アースエナジーとダークエナジーの関係は古代にあるってことかな。(2020.9.13)

第25話
アメリカのヨソミテ(=国立公園ヨセミテ?)でクラッチは超古代遺跡を発見して起動する。一歩遅れて国道とアウトバーンもたどり着くが、スピニューガー・ジャモクが起動する。エナジー不足のサーベルとカケルはヨソミテの森の中で休息を取っており、ジャモクに感知される。クラッチはカケルに一緒にアースグランナーを倒そうと誘うが、サーベルのためにアースに戻ると決断したカケルはそれを断りバトルに。
一方アメリカ大陸に戻りカケルを探すジョーは、アメリカ支部から居場所を知らされてカケルの元に向かう。ミニジャモクも出てきて苦戦するカケルとサーベルは間一髪ジョーとバッファローに助けられる。
ジャモクは地熱を利用してパワーアップ。国道はジョーとカケルにジャモクの制御クリスタルの事を教え、カケルはグリップブリザードトミカを使用する。ジョーはエナジーをバッファローからサーベルに補給し、地熱の攻撃を全て凍り付かせて勝利する。サーベルはカケルと共にアースに戻ることを承諾する。
クラッチは芸術家肌?クラッチがカケルを相棒と言った時サーベルがめっちゃ反応してるの面白かった。
「昨日の敵は今日のファミリー!」ホント極端だなジョー、好きだよそのノリ(笑)。ジョーはバッファローに気を使って牛肉食べて無さそうだなと。ジョーって見てるとかなり気の良い男の子なんだよね。
多分カケルがあっさりアースに帰ることを決めたと思ってる人もいると思うけど、私は前に書いた通り、カケル自身がどうするかを決めることが一番大事だと思う。絆は双方向から結ぶもので、サーベルがカケルについて行くと決めたということはカケルはサーベルの命を預かったということ。前回カケルが「俺の未来はサーベルと共にある」と食い下がったことで、サーベル自身がカケルの命を預かっていたことを自覚した所もあったと思う。カケルが皆に求められてもアースに帰らなかったのは、カケルにとって最優先事項はサーベルだったから。
そこにほぼ初対面…というかむしろカケルからは敵対関係を取ってきたジョーが、あっさりと二人を受け入れた。反発してきた父親や前回拒絶してしまったリンに言われるよりも、カケルからしたら受け入れやすかったのではないかと思う。
戦場でエネルギーを満タンまでサーベルに融通するなんて、絶対的な信頼の証じゃないかと。ほぼ空っぽのサーベルを満タンまでチャージするってことは、敵を倒せなければバッファローは無防備になってしまう。エネルギー問題がここまで大きく描かれてきたのが説得力を生んでいる。
最後のオチ可愛かった。バッファローは自分の眷属が食用になるのが苦手なんだね。まあ仲間が目の前で喰われるわけだからトラウマだよね…。レオの苦手の話を思い出すなあ…また治したくても治せないやつだ(笑)

第26話
カケルとサーベルが戻って喜ぶアースケイブの面々。熊猫指令からは「すまなかった」と。グランナー達はそれぞれ世界各地に留まり警戒を続けることに。国道教授によるとスピニュウガーは遠い昔に地球に来た異星人が残したもので、今の地球の科学力では及ばない。国道は何か役に立つ研究を完成させたらしい。
デジマシティのセンカンジマ。オイラーはダークスピナーのエンジニア。センカンジマ・浮遊要塞テッペンダーを起動させるオイラー。テツ君が家族で観光に来ていて巻き込まれてしまう。テッペンダーの起動により以前ダークスピナーがサークルを作った場所でダークエナジーが再度発生。浮遊戦艦は移動してイーストシティに向かってくる。駆け付けたグランナーRとレオチータ。テツと家族を助けるために敵の攻撃を受けて動けなくなってしまう。そこに割って入るグランナーGとガオグランナーティラノ。アースグランナーティラノトプスに絆合体する。
カケルとサーベルは無事戻ってこられたけど、サーベルが他の人間と意思疎通できるようになっているか、サーベルと熊猫指令の関係が修復されるかが個人的には気になる。指令は当時はガオグランナーに意志があると解っていなかったっぽくて、今はそうではないはずだからサーベルにきちんと向き合えればある程度解決するかなと。短いシーンでも良いので指令とサーベルの和解を描いてほしいと思う。やってくれるかどうか不安と期待が半々。
前回クラッチが芸術家みたいなことを言ったり、オイラーがエンジニアだったり、これまでは3人一組で描かれてきたから今後少しだけでもそういうのが描かれれば良いなと。
使い慣れていないアクセルガンとかセンカンジマの錨みたいな攻撃を利用したりとか、押されっぱなしだったけどレオチータの戦闘良かった。グランナーG、正体バレバレで子供向けとしては正しすぎて微笑ましい…担当声優さんくらい隠そうよ(笑)。
(2020.9.27){/netabare}

【第27話~第29話】
{netabare}
第27話
OPがマイナーチェンジしてる!5人のグランナーの並びが完全に戦隊(笑)。
2話から今までのゴウさんの心境の変化が、ティラノとの絆を結んだ理由にしっかり反映されていてとても良かったと思う。ティラノは眠らずに地中に埋もれていたという事なのかな?サーベルと違う誇りを持つ生き物なんだなと。彼らの忍耐強さは頼もしい。
ドレッドノートの豆知識が出てきたの良いなあ。久しぶりの知育要素良い。
ゴウさんの反射神経の良さとか、しっぽビーム砲を逆手にとっての撃破とか。ゴウさんのレーサーとして培ってきた能力と、悔しくても戦いを見守りってきたことが反映されているのが上手い。
アース内部の関係性が安定してきたことで熊猫指令の人柄の良さも表に出てきてとても良い。普段が子供目線で感想書いてるので誤解されてそうだけど、私だって指令が好きだし親の立場からはそうせざるを得ないとわかっているんだよ?
成人男性がやたらとヒーローに憧れていて微笑ましい。ツッコむリンがまた可愛い。
ドライブヘッドの大人たちがレスキューや警察官といった実際の職業に近い人たちだったから有能で厳しい職業人だったのに対して、アースグランナーの大人たちは有能ながら少し抜けていて子供に引っ張られる面もあって、どっちも作品テーマの狙いを徹底した描き方で好ましい。どちらの作品も大人と子供の立場を入れ替えることはできないからこそ、どんな表現にするかしっかり考えを固めてきてるんだと思う。
※27話から、副監督に須藤典彦さんがクレジットされました。いつからどんな風に関わっていたんだろう?ゾイドワイルドも好きだったし同じ動物要素があるアニメに来てくれて嬉しいなあ。
(2020.10.4)

第28話
クイズ大会とかなんなのこの楽しい回…(笑)。特にライガが楽しんでいるのが子供らしくて微笑ましい。観客の声援が入ってるのがまた楽しい。ジャイロンが可愛くて沢山映ってくれて嬉しい。外野のガオグランナー達の応援が微笑ましくて好き。レオがぶちかませ!しか言ってない(笑)早押しで失敗したり正解したりのライガが見てて和む。ガオグランナー達がやっぱり相棒バカなんだなあとか(笑)脚本がシリーズ構成の山田さんだった。息抜き回でもあるし販促回でもあるし、微笑ましい内容がとても良かった。
…とか思っていたら次回予告が衝撃だった!(笑)女の子は戦闘に参加しないで行くのだろうなと思っていたらそうでもなかったか?
(2020.10.11)

第29話
孤高のメカ、コアグランナーNSXとは…?
アメリカ支部でなかなか打ち解けられないカケルと無口なサーベル。リンが送った荷物には和服と玩具の刀が入っていて、それを切っ掛けに打ち解けるカケル、バッファローとジョーの出会いを聞いて少し態度が軟化するサーベル。モースター島でスピニュウガーのモーアイ像に苦戦するバッファロー、修理中のサーベルが助けに入り、新しいトミカを使う。おにいちゃんがんばれ♥スピリッツ(OGスピリッツ)は笑った。
熊猫家は変わり者が多いのか…駆動家も大したものだけど熊猫家の方が普通じゃないかも知れない…アバンでナレーションがテンション高いって思ってたけどこういう内容だからか(笑)
ジョーの面倒見の良さとか気の良さとかホント貴重な資質だなあ。ノーデリカシーだけど(笑)歓迎パーティーを何故格納庫で…いやまあ考えてみればサーベルとバッファローがいるんだから当然か…
バッファローがいつも賑やかで楽しそうなの、ジョーのお陰だった。イライラしてたことがあるなんて想像してなかった。皆充実してるんだなって微笑ましい。
NSXトミカはリンが頼み込んで作ってもらった上に自分が性能を引き出すっていう…。マンリキおじいちゃんのポカーンしてるの凄い好き。リンの美声やめて(笑)。サーベルも故障をおして来てくれるし、皆の矢印がカケルに向いてる回だった。1ヵ月位前までカケルの心配しまくってたのがなんだか遠い過去のことのようだ(笑)
(2020.10.18) {/netabare}

【YOUTUBEにて一挙配信中】
10月18日~11月2日10:00まで、第1話~第29話を無料配信しています。
興味のある方、見逃した回がある方は是非!

【第30話】
{netabare}ナンデスカという場所に地上絵が出現して、グランナーGと国道教授アウトバーンが向かう。拾った飛行機で飛んでくるのが無茶すぎる上にゴウさんはそれが格好いいと思うんですね(笑)
ゴウさんの変身シーン初披露。嬉しそうで何よりです(笑)
一方クラッチはハチドリの地上絵からスピニュウガー・ハチドリドンを起動する。一緒に目覚めた赤と青のプテラノドンは超古代文明遺跡の守護者だったが、契約が切れているらしい…。どういうこと(笑)?国道教授はプテラ兄弟を仲間に誘おうとする。「彼らには心があるに違いない!太古の恐竜の思念が!」と…これはとても良い展開だし話も早いな!アウトバーンで餌付け、グランナーGの母親の真似、仲間になる契約書にサインさせる…手段がカオスだけど(笑)
プテラ兄弟はダークエナジーをチャージされて攻撃してくるが、ティラノのツッコミ「なんでやねん!」で正気に戻る。ティラノがお願いしたらすぐ仲間に…ってまあサーベルで長いこと気をもませた要素だから引っ張らないのは解るんだけど、これが許せるのはさすがアースグランナー(笑)
ティラノトプスが力で押されているので今回のスピニュウガーはなかなか強力なんだろうけど、プテラ兄弟がノリノリすぎる上にフルカスタムの見せ場で喰われてちょっと悲しい(笑)
最初にグランナーGの正体の話とグランナーGが変身を解くシーンがあるの、小さい子達に改めてわかるようにするためかな…?基本的には緩いんだけどこういう丁寧な所は外さないの好きだなあ。(※ツイッターで感想を漁ってて、成人男性3人の妄想大会のシーンで「うちの子はGの正体が誰?ってわからなくなっちゃったみたい」っていう可愛い話を見たことあるので、アニメスタッフも一発で覚えてもらえるわけではないと考えていたのかも?)
7千万年寝ていたというプテラ兄弟、何故関西弁で漫才?可愛いけど(笑)ティラノと違って普通にしゃべってるのは7千万年前まで起きてたからなんだろうか?
プテラ兄弟いつからいるんだろう?超古代文明とも協力関係を作れるというのは今後の展開に影響するかな?また展開が読めなくなってきて楽しい(笑)(2020.10.25){/netabare}

【第31話】
{netabare}いきなりピザ(笑)
イタリアでピッツァ巡りしてるクウガ、国道、アウトバーン。博士とアウトバーン仕事のためなのかどこにでも行くなあ。有名なピッツァを食べたりキッチンカーで料理したり。アウトバーンが珍しく突っ込まれる側に(笑)。宇宙超古代文明に向かう3人、巨大な鉄球がいくつも転がっている。
ボロボロの宇宙超古代文明のガーディアンを修理して蘇らせるオイラー。最近遺跡のメカが可愛いなあ。ゴロゴロンガーは起動しコアグランナーで応戦するが、高速で鉄球が飛ぶので攻撃が当たらない。グランナーG達が助太刀に。グランナーGの言い訳が苦しい(笑)。ティラノトプスが盾になりながらイーグルが攻撃するが撃破できない。ティラノトプスは硬くてパワータイプかな?以前紙一重でかわしてたのはゴウさんの反射神経って言ってたもんなあ。
ティラノトプスと合体できるんだからイーグルとも出来るだろうと予測してブルーカスタムトミカを作っていたバリキ博士。凄い発想というかちょっと飛躍してないかな?(笑)合体する二人が近くに居なくても出来るとか凄すぎるのでは。
初対面の人とくっつけるか!!と揉める二人。ずっと絆合体って言い続けてきたのにいきなり強制合体ってえらく大雑把な(笑)いぐやん青どん兄さんって呼び方に笑った。来週はれおやん赤どん兄貴って呼び合うようになるの?
CM明けに「意外な組み合わせが合うんだよ!」ってそういうこと…?ピザ作りでは楽しむことが大事、食べて(やって)みないとわからないっていうのもそういう…?「良いコンビは最初から息が合うもの」って…
(2020.11.1){/netabare}

【第32話~第35話】
{netabare}
第32話
レオがガオグランナーとなってから初めて夢を見る。白いライオンのようなロボットの姿「王を名乗るなら証を見せろ」。中国浙江省に宇宙超古代文明が見つかり、ライガは張り切って海外遠征へ。準備する様子が可愛くて和む。中国についてからもライガははしゃいでいてレオはちょっと元気がない。中国の獅子舞の豆知識が出たりとか。国道博士とアウトバーンを共に遺跡のある湖へ。教授は遺跡の調査に潜り獅子のレリーフを大量に発見する。レオは潜れないので待機。チャンバーが遺跡を起動したためにライオンの彫像が動き出し襲ってくる。遺跡のガーディアンは「われらが王が蘇る」と。蘇ったのはレオの夢に出た白いライオン。レオチータを軽々と圧倒し、レオはライガに発破かけられる。「力が及ばなくとも、共に戦う仲間が、彼らを守りたいと思う心が自分を強くする」
レッドカスタムトミカでカスタムチェンジ。赤ドンの話はもう聞いてない(笑)。レオも飛べるようになったけど、レオと赤ドンはケンカしているのでしばらくは大変かも?次回予告がレオとライガなのがすごく賑やかで好きだ(笑)
前回と今回は対比が光る。ギャグとシリアスなのもそうだけど一気に仲良くなるイーグルと青ドンに対して気は置けないが口喧嘩を始めるレオと赤ドン。「真面目なのも大事だけど楽しむのも大事」と言っていた前回と「王たる証を見せる、仲間との絆を確認する」今回。それぞれ離れていたから明示出来ることかも。
今回の遺跡の元ネタ、中国浙江省で1959年にダム湖底に沈んだ都市が「獅城」と呼ばれていて、今はダイビングスポットらしい。

第33話
白い獅子王のことで宇宙超超古代文明の存在がはっきりする。教授がずっと追いかけていた仮説で、超古代文明よりも優れた技術を持っていたと思われる。国道は学会では爪弾きにされた過去があるが、国道は気にしていない様子でアウトバーンの方が怒っているが、下心もある。
カケルとジョーは国道たちと炎の遺跡・地獄の窯へ。何故かガスコンロなんじゃないかと仮説を立てている(笑)。クラッチとオイラーは遺跡で合流。
国道はカケルにダークスピナーについて聞き、ダークスピナーの事情…母星の危機を推察し、カケルの絵からダークスピナーと遺跡のコンタクト方法である胸のジュエルに気づく。
スピニュウガー窯の守り人が今回は強力で、炎の力でグリップブリザードも効かず。ロデオモード初めて。国道はガスコンロのつまみがあるのを発見して勝利する。
国道によると宇宙超古代文明が突然滅び、その後も宇宙超超古代文明は存在していたと考えられる。唯一見つかっている超超古代文明の半分に割れた石板に白いライオンが。…右半分はもちろんあの鳥ですよね(笑)?
カケルにダークスピナーのことを尋ねないのが周りの気遣いが理由だったのも良かったと思う。ダークスピナーとカケルの関係については、繋ぎの役目になるのかこのまま触れずに行くかどっちだろう?とは思っていたので良かった。玩具販促が落ち着くまで、みたいな理由もあったのかな?
子供向けアニメとして、ダークスピナーを侵略者に間違いないと言うアウトバーンに国道が「思い込みは物事の本質を掴むのに最も良くないこと」と言ってくれたのが良いなあ。重要な回だけど緩いのがらしくて楽しい。
バッファゲータ、今日は出られず。アリゲータは乾燥に弱くて戦線離脱。動物の生態に絡んだネタ、前回に引き続き出てきて楽しい。
32話で教授がライオンが宇宙超古代文明において重要なものだと考えていたのは、今回出た石板のせいだった。次回ライガとクウガが揃う。グランナーGのお話かな?(2020.11.15)

第34話
日本に戻ったクウガ、ライガは大規模の宇宙超超古代文明の海底遺跡を守るために出動する。イクゾウさんは少しでも家族の時間を過ごせるようにと気を使ってくれた。家族団らんを楽しむ駆動家、久々に話し込むレオとイーグル。一方のダークスピナー達も海底遺跡を狙う。
巨大な海の怪物が棲むという海域・ポイントMへ。グランナーGも合流し、移籍へ生身で潜ることに。ガーディアンを倒して奥へ進み、制御クリスタルへ辿り着くがチャンバー達に起動されてしまう。グランナーGは多数のガーディアンを引き付けて双子にスピニュウガーを任せて先に行かせる。イーグルシャークはスピニュウガーに吸い込まれ、レオチータと同時に同じ場所を攻撃することでスピニュウガーを倒す。グランナーGはエナジー切れで正体がバレる。
今回はシリアス寄りの爽やかな回だった。3人全員の見せ場がきっちりあるのがすごく良い。久々の双子の合流で息の合った戦闘、同じく息の合った駆動夫妻、双子の絆を信じるバリキ博士。それを見守る周囲の人たち、グランナーR,K,G三人とも格を落とさない展開は非常に上手い。無理に華やかにせず、本作らしいドラマ性を含んだ正体バレ回。これまでのゴウさんの歩み、双子との関係が積み重ねられてきたからこそ胸に沁みる展開だったと思う。
なんだろうな…派手さはないし感動系を無理に狙わないっていうのは、視聴者が作品をきちんと見てる(作風への理解もある)ことをスタッフが信じてくれている感じがしてなんだか嬉しくなるし、それが伝わるように制作してきた自信があるんだなって思える。やっぱりいいアニメだ。

第35話
ゴウさんのことグランナー誰も気づいてなかったのかあ…凄いなそれ(笑)。
宇宙で巨大なダークエナジーが発生。巨大宇宙船が観測される。通信状況が悪くなって宇宙船を追えなくなってしまう。国道教授はスーパー国道モードで天体観測から降下ポイントを割り出す。通信手段の回復等のために翌日アメリカのガランドキャニオンへ向かうことに。
駆動家特性スタミナスープの話良いなあ。双子は熱出すのもお揃いかあ(笑)。まどかさん「二人ともお父さんの仕事のお手伝いしてるんでしょう?バリ元気で帰って来てね」っていうのが…うん、大好きだこのアニメ。
ブレーキーはダークスピナーにとって最後の手段を実行する決意をする。ガランドキャニオンの遺跡に母船を接続してアースエナジーを吸い上げる、失敗すれば母星ダークには帰れなくなる。ママとのことを思い出しパパを母星に連れ帰る決意を新たにするチャンバー達。
ガランドキャニオンへそれぞれのルートで向かうことになるが、アーストンネルが別の宇宙超古代文明の遺跡にふさがれている。遺跡の中には住居らしいものと、それを守るガーディアンが。クウガは住居を破壊することを嫌がり、ガーディアンはそれを察知して戦闘は回避される。
帰る場所がある駆動家と失ったダークスピナーの対比が。
アメリカ大陸横断レースにはマラソンや自転車やクラシックカー、レースでなく個人的な挑戦としての車椅子での横断などもあるようで、創作ものなら馬での横断レースなども。車を見せたい、重視したいこの作品では確かにうってつけの題材かも知れない。この作品こういったアイディアも素晴らしいと思うし、日本、世界、宇宙と順当にスケールアップしつつ、そこに生きる人の暮らしも描いているのが凄く良いなあと。ミクロとマクロがちゃんと繋がってテーマ性に直結する、それを積み重ねてきた。(2020.11.29){/netabare}

【第36話、第37話】
{netabare}第36話
各ルートからガランドキャニオンへ向かうグランナー達と母船オー。母船は2回のトラブルで修理したり。ゴウはファンに囲まれたりクラッチのスピンガーで足止めされたり。ジョーとカケルは食事休憩中にサーベルとバッファローがレッカーされたり。ライガとクウガは高速道路で道を間違えて遅れたり食事したレストランで強盗を捕まえたり。最終的にはグランナー達はギリギリ間に合わず、母船オーはガランドキャニオンへドッキングしてしまう。
カケルは休憩でカレーを食べた時にチャンバー達の事を思い出していて、投げっぱなしにしないの良い。カジノ街の観覧車で久々のスピンガーが出て来たのが懐かしいし敵の対応としても順当。ティラノトプスフルカスタムの活躍もあり、GTR、スープラ、NSXのスピードレースも見れて良かった。他社とのコラボ玩具を入れられる限り入れようとするの素晴らしいと思う。ジョーは今回特に見せ場無しだけど今後何かあるでしょう。楽しみにしてる。
ロードムービー&ロードレースの詰め詰め感がテンポ良くて楽しい。ニューヨークからどの位かかったんだろう?一番頑張ったのは双子だろうな(笑)後先考えずに道間違えた結果、強盗を捕まえて人助けしてるのが等身大のヒーローだなって和む。
結構切迫した状況なのに楽しい雰囲気を崩さないのがスタッフのポリシーを感じて良い。皆それぞれちょっと抜けたことしてるので、シリアスとコミカルのバランスが取れていて好き。次回予告もやたら明るいし何がどうなるのか全く読めない(笑)
よいこのお二人のゲスト出演もすごく良かった。二人組のゴウファンと警察官A、B。明るく等身大の感じが作風によく合ってたと思う。(2020.12.6)

第37話
母船オーが地軸に接続され、アースケイブの側でもダークスピナーの狙いがはっきりする。相手の防衛ラインが厳しく3つのルートで攻略することに。グランナーK、Jはガランドキャニオンの迷路を進むがイーグルをかばったバッファローが岩に埋もれて足止めされる。グランナーR、Xは周囲の堀(湖)をグリップブリザードトミカで凍らせて進むが氷が割れてレオをかばったサーベルが落ちてリタイア。内部に侵入しようとしたR、Kはワープさせられて入れず、グランナーGが高速で突破。ティラノトプスの助けでR、Kも侵入する。

以前のクイズ大会の再来(ダークスピナー側)みたいな回だったなあ。コントローラーやピコピコハンマーはガーディアンなの…?4クールなので放送期間はまだあって、雑誌などで明るい雰囲気で作るとスタッフがはっきり言っているのでまあこのノリだよね(笑)。良い感じにボケ、ツッコミ、ボケ返しツッコミ返ししていて可愛い。タンブルウィードもちょっと豆知識。ティラノトプスが落ちてくる門を抑える所、独特のノリとお約束ネタが好きなテンポだ。バッファローって実は根アカでもないらしく、それでいじられキャラとは苦労するなあ(笑)。サーベルの大丈夫じゃねえー!!も良い。赤ドン青ドンのエナジー不足で~っていうのも展開をコントロールしつつギャグにされてて良し。
ダークスピナーは時間稼ぎが出来ればいいので、この流れでピリピリする必要もないし籠城戦としても妥当な手段を用いているし、独特の雰囲気を維持しつつ楽しい。次回対話や和解の方向に行くのか、戦うのかも注目所。(2020.12.13){/netabare}

【第38話、第39話】
{netabare}第38話
母船オーの変な機能が色々…(笑)。二手に別れてエナジーの集積場所と吸収機能を攻撃する。ライガとクウガはブレーキーに当たるが、エナジーを使い再生し続ける。エナジーの吸収機能はゴウが当たるがチャンバー達に苦戦しているところに、カケルとジョーが駆けつけてくる。双子もブレーキーを撃退し、奪われたエナジーを取り戻す。ここぞという時に生身の戦闘が入って来るのが好き。改めて敵も味方も皆で戦っているのがとても良いなあと。
Bパートはクリスマスパーティー。ペンキ塗られるガオグランナー達が可愛い。ブレーキー様はエナジー無くなると消えてしまうんだろうか…。要はAIみたいなものだよね?ブレーキー様の基盤がおかしくなってるっぽいので、ラストクールはそれをアースが助けるような展開になるのかな?

第39話
これまでのお話のおさらいをジャイロン、ライガ、クウガ、レオ、イーグルのメンバーで。導入が「皆もグランナーになってね!」なのが可愛い(笑)ゴウさんがカッコよく正体明かしたがっていたのがバレてしまった。これは少し恥ずかしいんじゃないだろうか(笑)。レオ、イーグルが力強く同意するのはすでにアースグランナーでは様式美だね。
…ジャイロンって回ごとに結構差があるというかアニメーターさんの癖が出てる感じで面白いなあ。球形だから描くの大変そうだな~とか変なことを思ってしまった(笑)。(2020,12,27) {/netabare}

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【第40話~第43話】
{netabare}
第40話
攻勢に出るという大きく物語が動く回でもあるけど、お父さん達の過去話とかもあってちょっと中休み的な内容でもあった。
宇宙に駐留するブレーキー達に攻勢をかけるため、スペースカスタム計画が実行に移される。二機しか宇宙に上がれないので、チームワークが出来ているライガとクウガに託される。
ジョーノ総合大学時代、バリキ博士と熊猫指令は同学年だった。バリキは高校を飛び級していて年齢はバリキの方が下。バリキとイクゾウは大学の人達の助けになるようなことをし続けていた。その頃に初対面のマドカの頼みでゾウの難産を助けている。ライガのアホ毛はマドカさんの遺伝かあ(笑)。
ブレーキーの様子がおかしいのを気にするチャンバー。サークロン3機が宇宙へ上がるためのアースエナジーを狙ってくるが、ジョー達が3人で撃退。
まさかの悪いヤツ登場…!3クールまで楽しく優しい展開で来たので結構意外だ。
今回作画が良いなあ。いつも良いけどスポーツの作画とか周りの人の芝居付けとかも全体的に凝ってる。中の人の話になるけど一家4人で宇宙に出たんだなあ。指令と博士の距離感も過去と今とで変わっていないのを感じる。(2021.1.11)

第41話
ジャイロンが半分宇宙船の外に出てるの可愛い(笑)。アースグランナーの状態で宇宙空間から地球を見たり、昼寝したり自由だなあ。
地上ではジョー達は訓練に明け暮れ、アースケイブは宇宙に上がったメンバーへのバックアップ体制を整える。国道とアウトバーンは遺跡の調査に向かい、白鷲の石板を見つけるが、それが発光したときクウガとイーグルの前に白い鷲が現れて問う。「地球の文明を守ってもいつかは全て消えてしまう。それなのになぜ戦う?」
自分がクウガを泣かせたことに憤るイーグル。「共に過ごした思い出が消えることなどない」というのが大事なところ。イーグルも地球を守るべき星と認識していて、夢の中で白い鷲から問われても理由などいらないと言えるのが好き。大切なものがいつかは消えると思えば揺らぐけど、これまでの時間が積み重なって未来になると思えば今を粗末にはできないよね。
地球を見ながらクウガはイーグルと一緒なら何も怖くないと言う。最後にもう一度繰り返されるのが良い。

第42話
ブレーキーはサビに母星ダークを滅ぼされた時のことを思い出す。チャンバー達は協力して、最後のダークエナジーでこれまでの全てのスピンガーを復活させる。パフパフのダンスが可愛い。しかしプテラの力で協力になっているのでレオチータとイーグルシャークに全滅させられてしまう。その時母船オーはサビに乗っ取られてサビブレーカーに変わり攻撃してくる。バリキ博士の宇宙船を庇いレオとイーグルが危機的状況になった時、地上で石板が完成し、二機は新たな姿になる。白い究極の力はサビと何か関係があるっぽい?次回予告、ライガとクウガはチャンバー達を保護するっぽい。楽しみ。
白獅子の石板を保管した金庫の番号がわからなくなり、国道とアウトバーンが色々打ち込むのに笑った。しかもメインキャラの誕生日をどんどん明かしていくからファンサービスみたいな所も。前回の次回予告でクウガ(とライガ)の誕生日が2月2日って話してたのはこういうことだったのね(笑)
レオは王者としての在り方に白獅子と違う回答を示しており、イーグルは母星を守るのに理由は必要ないしいつか消えてしまうにしてもこれまでの営みそのものに意味があると答えを出している。この作品は絆をテーマにし、失われた文明を物語に織り交ぜてきているので、それらがちょうど繋がるようになっているのかな?過去とは違う結末になる布石は打ってあるなあと。きちんとした筋立てになっている。
いつか消えてしまうかもしれないのに何故地球を守るのかっていう白い鷲の問い、子供向けらしくふわっとした言い方で重いこと言ってますね…。何十年後には自分たちは死ぬからって考えることを放棄する、みたいな人は結構いるかも…。自戒も含めて。

「これまでの時間が積み重なって今がある」と思うと、その前に40話で親世代の過去を描いてるのが上手だなと。大昔の滅びた遺跡を巡るのも歴史を意識させるけど、さらに親世代やグランナー達のこれまでに言及すれば歴史の一部に自分たちも含まれてることがわかりやすくなる。
そして同じような歴史を辿るかもしれない分岐点がおそらく今。それでも、レオは白い獅子とは違う答えを持っていて、イーグルもまた白い鷲とは違うから、違う未来を迎えるんだろうなあと感じさせるのが良いよね。(2021.1.24)

第43話
大昔、サビに母星を追われたキングオブビースト(白獅子)とスカイカイザー(白鷲)は地球に辿り着き宇宙超古代文明を築いた。サビの襲来を予期して宇宙超超古代文明へと高めたが、地球そのものを守ることはできたが文明は滅んでしまった。石板の中に二人は思念を残し、今また目覚めたが、不安定で常に姿を見せ続けることはできない状態。
ライガとクウガは白獅子と白鷲の力を失い一旦地球に帰還。チャンバー達もまたブレーキーと母船を失い、命からがら地球へ落ち延びる。チャンバー達はアースから逃げつつ、以前カケルに渡していたダークスピナーフォンで連絡を取り助けを求める。助けに向かったカケルを追いかけてリンとグランナー達は全員集合してしまう。ダークはダークエナジーを用いて機械仕掛けで母星を維持している状態なので、アースエナジーを奪いに来ていた。
ダークスピナーの事情を知って助けることにしたグランナー達。ゴウが指令達に口利きすると約束し、チャンバー達は一時的に駆動家に身を寄せることに。ライガとクウガは隠してるつもりだけど、まどかママには動物でも拾ってきたのかな?ってバレバレ。
そしてついにサビブレーカーが地球へ降り、次回へ。
カケルやっぱり説明書読んでなかった(笑)。ラインスタンプ可愛すぎて発売して欲しい(笑)。ジョーのダークベイベーって呼び方に笑った。チャンバー達がダークの人達にとってはヒーローだったんだ、っていうセリフ良かった。昨日の敵は今日のファミリーってセリフまた聞けると思ってなかったなあ。カケルの天然がさく裂している(笑)。ダークスピナーにとってアースケイブが悪の組織っぽく演出されてるの、楽しくて可笑しいシーンだけどお互い様なんだよなって思うとなかなか示唆に富んでるかも。チャンバー達が寝袋の代わりにお母さんの着ぐるみ来てるの可愛すぎる。
今回作画がめっちゃ可愛い(笑)仕草と表情が細かくて見てて楽しい。次回、グランナー達の訓練回?最近なかなか活躍の場がないバッファゲータに見せ場が欲しいなあ。

ロボットで戦争ものって今は流行らない、今の子供たちは戦争ものを好かないとかって聞くけど(真偽は不明だけど)、戦争って複数の陣営の正義のぶつかり合いでそれをどう描くかだと思っている。
チャンバー達がアースケイブに改造される!!って頓珍漢な想像してるの可笑しいけど、往々にして戦時に情報不足だと相手陣営にあらぬ想像(敵は人非人だ!みたいな)を抱きがちだよね。アースグランナーは子供向けらしく重くならないように、楽しく優しい描き方で誤魔化さずにやってて感心してしまった。「母星ダークにとってチャンバー達はヒーロー」というのもそれを補強している。
白い鷲の問いかけといい、こんな風にさらりと核心を突いてくるの、スタッフは意図的にやってるのかなあ…ちょっと驚くんだけど。タカトミの子供向けロボットアニメで、戦うことに回答を示した作品は近年いくつか出会っていて、大げさだけど改めて時代の流れを感じた。(2021.1.31){/netabare}

【第44話~第47話】{netabare}
第44話
地球を守るためには無謀な戦いをするわけにはいかない、ということでGJスピリッツシステムでゴッドの力を使えるようにすることに。ゴッドチェンジトミカを作るためにバリキ博士とマンリキおじいちゃんが行動を始める。その間、グランナー達は訓練に明け暮れる。
シミュレータを使っているのでグランナーではなく普段の姿で戦う姿が見れる。きちんと書き直してるのが凄い。特撮では最終戦で顔見せでバトルするお約束があるからそんな感じだよねえ。だからバッファローが戦うのが省略されてしまったのは勿体ないなあ。
マドカママにあっさり見つかり夕飯食べてるダークスピナーが可愛い。ママの懐が深すぎる。熊猫指令にも秘密を打ち明けるライガ達。国道教授や白獅子と白鷲のとりなしもあり、アースグランナーとダークスピナーは協力することに。

第45話
地球の地軸が傾き、自転も止まりそうな状況だがまだ動けないでいるアースケイブ。トミカが完成するまで自分たちの戦いを見直すグランナー達。映像を見直してる時の会話から、一切の訓練無しでガオグランナーに搭乗しアースグランナーの合体まで行えたのはライガとクウガだけらしい。
バリキはどんなことをしても子供達を守る決意を固めている様子。珍しく「どんなスピリットでも使ってみせる」というきつめの言葉を使ってるのが印象的。子供達には見せていなくてもバリキ博士にも大人としての厳しい面はある。宇宙で双子が体を張って自分を守ろうとした際の恐怖も記憶に新しいのだから当然だよね。
グランナーとガオグランナーの会話が皆可愛い。まさに最終決戦前という感じ。アースエナジー=絆の力。地球自然現象、循環や相互作用によって育まれる命達の絆。
全体が一貫してるなと再確認する内容だった。
(2021.2.14)

第46話
OP映像が一部変更されました。EDもだけど最終決戦仕様になってるなあと実感。動物園が避難所になっていてマドカさんたちが支援していたりとか。白獅子と白鷲からサビブレーカーの攻略法を聞いて作戦を立てるアース。本体とアンカーに同時攻撃を仕掛けることになる。サークロンで戦う3人がすごい活躍してる。ジャイロンとパフパフが可愛い。バトルシーンが多いだけあって見栄切りとかしてるのが良いなあ。バッファローのロデオモードでレオチータが助かるのとか上手い。販促を最後まで抜かりなくやるのは頭が下がる。
同時攻撃で外殻を破壊し、露出したコアを叩く作戦だったが、コアがダミーにすり替えられていて失敗。内部までサビに浸食されたガオグランナー達はコアグランナーを脱出させる。
小さい子には結構怖い展開かも。感想漁ってると思ったよりショック受けてるお子さんとかサビ出て来た頃から怖がるようになった子とかもいるっぽくて、ここまで緩く来たのは正解だったんだなと思う。(2021.2.23)

第47話
熊猫指令「ぶつかり合うのは気持ちを一つにして前に進むためにするべきだ。お互いの怒りをぶつけるだけではバラバラになるだけだ」という台詞、自分が過去にカケルへの対応が良くなかったと思っているからかな?穏やかな言い方だけど説得力がある。
大人の対応がめっちゃ素敵。国道教授はクウガとライガのやり場のない気持ちのために自分に責任が無いにも拘わらず頭を下げて自分にできることを探そうとし、熊猫指令は皆を諫め、バリキ博士は自分にしかできないことをあきらめずにやろうとする。マドカさんも自分にできることをしつつ、皆が元気を出せるような嬉しいことを逐一報告。守るべき者をきちんと描いてきたのがここにきて効いてるなあと改めて。
チャンバー達が発破をかける展開めっちゃ良いなあ。ずっと失い続けてきたダークスピナーがライガとクウガを元気づけようとするの、相手の気持ちがわかるからっていうのとグランナー達の強さを信じているからっていうのが良いなあ。チャンバーがすっかり司令官の器…。
リンちゃんみたいな皆の頑張りを見て応援するタイプの女の子が報われるの最高。チャンバーがメンバーのトップを行くヒロインならリンはメンバーを見守るヒロイン。
動物思念が不在の一方通行でもアースエナジーが貯まっていくの、マンリキおじいちゃんが「車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間」って15話時点で言ってるんだから不思議でも何でも無かった…!
国道とアウトバーンがどう働く(活躍の場をもらう)のか。別の意味で楽しみ(笑)。次回予告の掃除機がまたよくわからない(笑)。赤ん坊のライガクウガが見れるのかな?楽しみ。(2021.2.28){/netabare}

【第48、49話】
{netabare}第48話
冒頭の皆でマルマルオッケー!が和む。チャンバーと仲直りして皆で作戦会議、パパの思念が母船オーに同化したときのことを思い出すチャンバー。サークロンに生身で乗り込みサビブレーカーに乗り込む一行。ダークスピナーの専用掃除機で細かい思念を探し収集することに。3手に分かれる一行、それぞれノリが良くて面白い。サビはライガとクウガだけを誘い込み罠に嵌める。大切な記憶を闇の彼方に消し去ろうとするサビ。残ったわずかな動物思念が双子を守る。皆でアースブレスで思念を集めて回収し、ブレーキーの思念に助けられて脱出、ゴッドの力を借りて追ってを振り切り帰還する。おじいちゃんは準備万端にしてくれていて、皆をもとに戻してくれる。赤ちゃんのころからライオンと鷲が好きだった双子。レオとイーグルは生きていたころから最初から二人を知っていてずっとそばにいて、「もう一度会いたかった」と。それでガオグランナーの思念になったのか…。バッファローのただいま!が可愛い。
アイキャッチがゴッドバージョンで格好良いなあ。次回予告がまた軽くなってる(笑)
記憶=絆の源と考えれば確かに理にかなっている。体が覚えている、行動で呼び起こされる心…物質に残った記憶、遺物から読み取る記録。車(意思の無いもの)とも絆を結ぶことが出来るというのはそういうことかも。縁の深さ、特別な存在というのは生命に限らない。

ラブパトとアスグラのコラボ回(ラブパト32話)視聴しました。何となくラブパトの人気の理由がわかった気がする。キュートなファッションと華やかなダンスをしっかり物にしていて嵌ってた。

第49話
サビアンカーを破壊するために地下をスピンガーで掘り進め、ライガとクウガが向かい、他の3人はサビブレーカーを攻撃して目くらましする作戦。小さなスピニュウガー達が宇宙超古代文明のエネルギーをライガとクウガに託してくれ、そのおかげで白獅子と白鷲の思念が安定する。ゴッドチェンジトミカを時間制限なく使うことが出来るようになった。
ゴウ達3人の絆レベルが120%に上昇する。絆レベル無限大ってなんだろう?
チャンバー達が作ったドッカンズー・マークⅡで双子は地下を進む。国道とアウトバーンは白獅子と白鷲に憑依された振りをして用心深いサビの気を引こうとサビブレーカーに乗り込む。アウトバーンの現金さがなんとも俗物っぽくて好き。間一髪、レオがアンカーを捉えてイーグルが攻撃して二人で破壊っていうのが阿吽の呼吸で双子らしい。イーグルがサビを「獲物」って言ったのが猛禽類らしくて痺れた。イーグルは普段が落ち着いていて聡明な面のほうが目立つので。
絆レベル無限大のプランがバリキ博士の頭の中にあるということで、ゴッドにならない三体にも活躍の場ができそうで楽しみ。
国道教授とアウトバーンに最終局面で出来ることがどれだけあるんだろうって思っていたら超古代エナジーの調達やら命懸けの時間稼ぎやら、予測できないことを平然とやっていて笑ってしまった。この人たち地球陣営のジョーカーかも知れない。(2021.3.14) {/netabare}

【第50話~最終話】{netabare}
第50話
作戦しっかり決めて挑むのがこの作品らしい。サーベルのドリフトサンダートミカも再登場したり。逆転マンボをみんなで踊る時、アースケイブの面々が速攻で踊り始めるのも好きだし、テレビ見てた人達もノリ良く踊り出すのも楽しい。たとえば理屈で考えると無理があるとしても、3歳の子が逆転の時だと思いながら見ていたらここで水を差すのは野暮と思うので。
サビの悪あがきの連続ではあるんだけど、アースケイブ、ダークスピナー、普通の人達との絆の力、双子の絆の力、グランナー達の絆の力と段階踏んで描き続けた結果をここで見せつけるわけだからこれだけのボリュームになるのはすごく納得する。そして帰るまでが遠足…というか最終決戦だから、仲間のアースエナジーで引き合うのも良い。絆レベル無限大になる前からバッファロー達もゴッドの力を発現させているのが歴史を紡いできた文明や現在の人達が全員が同じ気持ちで戦っているんだなと思える。

最終回
ナレーションの声でいきなりしゃべりだす地球。なんで皆自然に受け入れているのか(笑)。地球にいつでも見守られているというのが優しい作風によく合っていて良い。
アースエナジーがあふれ出してチャンバー達に星の再生のために持たせる分も捻出できる状況。母船オーの修理をマンリキおじいちゃんが買って出て、エナジータンクをバリキ博士が作ってくれることに。数日間はダークへは向かえないので遊園地で遊びご飯を食べて、ダークでの話を聞いたり再会を約束したり。母船復活、エナジータンクが完成し、別れの時。友人との別れがきちんとしてるの凄く良い。カケルが「あの時ダークスピナーに会わなかったらどうなっていたか」と言うのが凄い好き。友人との別れでもあり、同じ宇宙に暮らす人達との友好の約束でもある。
OP、ED、アイキャッチが結構細かく変わる作品だったけれど、最終回でヘルメットオフの青年姿が見られるとは思わなかったなあ(笑)。サービス精神旺盛。皆の「それから」が丁寧でそれも良かった。ガオグランナー達の日常が普通の人達の交流の中にあるのが良い。命は皆仲間という語りにウソが無くて、最後まで貫き通したのが素晴らしかった。
最序盤のゲストキャラの今も出て来たの好き。スペースグランナー計画、ダークとの連携、ダークの平和な様子とか。
スペースグランナー計画で〆るのが本当に上手。アニメは終わるけど今度は「視聴者の君の番」であり、OPがそこでかかるのも上手い。でもアースグランナーは役目を終えていなくて、バリキ博士やイクゾウ指令も自分自身の夢を追い続けて行くし、グランナー達の夢も新しい段階に入っていく。そこからED「僕らがヒーロー」に入るのも良い演出。内容としても50話ラストのバリキ博士のモノローグ「辛くてもあきらめない。それが生きること」というのが綺麗に繋がったと思う。
夢と愛があってとても優しい作品でした。スタッフさん1年間ありがとうございました!

・オマケ・
最終戦のライガとカケルの「○○は絶対にあきらめない。だから俺も絶対にあきらめない。だから俺たちは永遠に諦めないんだ!」の音声のごっこ遊びが実際の玩具(レオとイーグル両方のトミカに入っている)でできるそうで、玩具とアニメの連携が飛びぬけて良く出来た作品だった。コロナで玩具発売が多少遅れたりして残念だったけど、予定通りだったらもっと売れていたかも?
ラブパトリーナとの相互コラボ。私は詳しくないんだけど、コロナの影響はラブパトとアスグラのイベントをかなり減らしてしまっていて、アニメの中でラブパトが通常のイベントをやっている姿が見られたり、ラブパトの本編内でアスグラのスーツ姿が見られたりして詳しいファンには嬉しいことだった様子。
フィギュア王278号にて特集が組まれており、3歳の子供達にロボットを受け入れてもらい、そこからトミカを手に取ってもらう狙いがあったと。徹底して明るく楽しい作劇が貫かれていて、親御さんがツイッターで「子供が怖がったりしないで1年間楽しんだ」と言ってるのを度々見かけた。感想を漁るのもすごく楽しい作品だった。(2021.3.28){/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
大家さんと僕(第2シリーズ)(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
24人が棚に入れました
1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。39歳の“僕"と87歳の“大家さん"が織りなす泣いて笑える“不思議な二人暮らし"。大都会・東京の片隅で息づく、二人だけのユーモラスで心温まる日々の交流。ふと立ち止まり、そっと優しい気持ちにさせてくれる温かいショートストーリーです。※この作品は事実に基づくフィクションです。

声優・キャラクター
上川周作、渡辺菜生子

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
あの世のすべては、おばけぐみっ!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
22人が棚に入れました
西洋から日本の妖怪学校に転校してきた、強がりだけど寂しがりやの吸血鬼ラクルが自ら学級委員長になり、おばけ学校を立て直そうとするギャクアニメ。

声優・キャラクター
坂下由真、一護大福、おせかおり、天野いつか、鈴木由美、湯浅里美、柴田三穂、七崎まな美、鈴木香織、音無未來、ゆずち、森田恵美香、島崎満月、大津澄怜、寺田悠乃、髙田翔桜莉、小髙瑞葉、Pucka Star

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
ガル学。聖ガールズスクエア学院(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
21人が棚に入れました
プロのスターパフォーマーを育てる学校、聖ガールズスクエア学院。この学院は全国に点在するガールズスタジオのオーディションを通過した人だけが通う事が出来る。 生徒たちは、1年に一度開かれる最大のイベント「ガールズアリーナ」のステージに立つことを夢みてチームを組み、日々トレーニングに励む!だがそのステージに立てるのは、たった1チームだけ。果たして夢の舞台に立つのはどのチームなのか?いま、女の子たちの夢と友情の物語が幕を開ける!

声優・キャラクター
小田柚葉、隅谷百花、鶴屋美咲、小川桜花、増田來亜、菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
ぽっこりーず(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (7)
19人が棚に入れました
まあるい地球の海の上、はるか遠くのどこかにある、ぽっこり島。そこには生き物を生む伝説の"やかん"があります。そのやかんから生まれた謎の生き物たち、それが「ぽっこりーず」。これは、地球上のどこかにあるぽっこり島で、ぽっこりとおなかをゆらし、食事や音楽を楽しむ生き物たちのお話です。

声優・キャラクター
森川智之、葉山翔太、降幡愛、松本梨香、岩崎諒太、小原莉子、逢来りん

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

謎の生物

全50話 1話1分のショートアニメ

ぽっこり島に住んでいる謎の生き物たち「ぽっこりーず」の日常を描いた作品。
「困ったじいさん」同じ時間枠だったので観てみました。

ズレている会話が飛び交い何が何だかわからないうちに毎回終わりますねw

私には理解できない作品でしたw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

計測不能 42 2020年春(4月~6月)アニメランキング42位
カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★★ 4.8 (2)
18人が棚に入れました
伊吹コウジはヴァンガードファイター!立凪邸に呼び出された伊吹は、なんとifの世界に飛ばされてしまいました!ifの世界は歴史が歪み、カードファイトが通用しない世界!?伊吹は、ifの世界で不思議な美少女コンビに出会います。それが、魔法少女・先導エミ!カードの妖精・シュカ!2人はカードからユニットを召喚して、悪の手先ジャマーと戦うブラスター・ペア!伊吹、エミ、シュカ、そして巻き込まれてしまった立凪スイコ!4人による本当の歴史を取り戻す旅が始まるのです……!

声優・キャラクター
榎本温子、吉田有里、宮野真守、愛美
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