takumi@ さんの感想・評価
3.7
妖怪だけを描く天才絵師の日常が気になる
舞台は江戸中期。
妖怪のみを描くという風変わりな絵師・烏山石影のもとには、
ミステリアスな相談事や事件が次々持ち込まれるという。
「妖怪を実際に見て描く」のが信条の石影は、
喜び勇んでその渦中にとび込み、その妖怪の姿をまた絵にする。
妖しく蠢く妖怪たちに向き合う天才絵師の活躍を描く、
大江戸妖怪アクション絵巻という謳い文句だったので、
妖好きの自分としては、これも観ておこうと。
1話5分程度の全3話なので、あっという間。
絵師のキャラデザはまぁ良いとして、周囲をかためる女の子の
キャラデザがちょっと・・・個人的な好みからはだいぶ
離れてしまっていたのが残念。
それと、あまりに短いので、人に悪さや災いをもたらす妖怪を
退治して、絵にする・・のパターンがお決まりのようで、
ちょっと物足りなさを感じてしまった。
でも、原作は登場人物がもっともっとたくさんだし、
話の内容も、もう少し奥深そうなので、
1クールかせめて1話25分間の6話構成くらいで
起伏をつけて描かれたら、それなりに面白くなりそうではある。