2008年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 84

あにこれの全ユーザーが2008年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番の2008年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

92.4 1 2008年秋(10月~12月)アニメランキング1位
CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★★ 4.4 (10452)
34005人が棚に入れました
『CLANNAD ~AFTER STORY~』は、「CLANNAD -クラナド-」の第2期シリーズ。「世界の終わりは悲しい色に満ちていた」あの感動のストーリーが再び――。制作は第一期に引き続き京都アニメーションが担当し、脚本も引き続き原作ゲームの大ファンと公言している志茂文彦氏という、黄金タッグで作られている。
ネタバレ

だんちょー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

何度観ても泣いてしまう…… 個人的に最高の名作

全22話+番外編2話+総集編1話。

原作ゲームコンプ&アニメ14週視聴し再度レビュー更新。
1期からの続きの話ですね。
ゲームのアフターストーリーはほとんど卒業後の話になりますが、序盤は1期で描いてなかった芽衣・美佐江・有紀寧のサブヒロインの話が続きます。
特に有紀寧のストーリーには光の珠に纏わる逸話が出てくる大事なストーリーだと思います。
こういう主要キャラじゃない人物にスポットを当てた話は個人的に好きです。
9話からは朋也と渚のストーリー。今まではずっと学生時代でしたが、急に展開が早くなります。
18話以降は常に涙腺崩壊w泣きすぎてゲロ吐きそうになりました(笑)
アフターは恋愛よりも家族を前面に押し出したストーリーになりますが、正直自分はこの手の話ではほとんど泣けないようなドライな人間でしたが・・・
ストーリーもいいですが曲も主題歌、劇中歌とも素敵な曲がたくさんありますのでオススメです。Liaさんの声に癒やされます。
すべて見終わった後に、もう一度1期と2期のOP映像を見返して欲しいと思います。
これを作ったスタッフさんセンス半端ないです。CLANNADの全てを表現してるといっても過言ではないかと・・・
今ではOPだけで洗面器1杯分は泣けそうw
この作品に出会ったおかげで感動するということを思い出せた、個人的には最高作品です。
絵が嫌いと言う理由で見てない方が結構いると聞きますが、はっきり言って見ないと損だと思います。
1期から続けて見るには結構長い(1期2期合わせて4クール分)ですが、それだけの価値はあると思います。
個人的ランキングでは間違いなくNO.1のアニメです!
是非1期から見ることをお勧めします♪


ここからは結構不評である終わり方について主観たっぷりの妄想的な考察が入るので、自分なりの解釈がある方は見ない方がよいかも・・・

{netabare}
・朋也人生ループ説
『なぜ渚は生き返った?・平行世界?夢落ちかよ』と言う意見がありますが、朋也は現実世界→幻想世界→現実世界→・・・と、ひたすらループしてると思います。
1期冒頭に『この街は嫌いだ。忘れたい思い出が染み付いてるから』のセリフ。確かに朋也は親父にいろいろ酷い扱いをされてましたが、それだけで『街』まで嫌いになるだろうか?渚が幼少に死にかけたときに秋夫が願いをかけた場所であった奇跡。渚が『街』と繋がっていて街を削られるごとに衰弱していく記憶。汐が衰弱していく悲劇。これらの記憶が少なからず残っているからループしてると想像してます。
そして渚と共通する幻想世界の記憶。アフター最終話の幻想世界での『光をたくさん集めれば奇跡が起きる』という少女のセリフ。これも何度もループして光の玉を集める渚を救う奇跡を起こすのが朋也の目的なのかと考えています。
しかしアニメ化にあたり、原作ゲームでは各キャラそれぞれのストーリーが一本化されているためループしてるのが非常に分かりにくくなってるのが難点。杏と智代ストーリーだけが『もうひとつの世界』として番外編的に描かれてるだけですね(これも恐らくストーリー上、渚メインにすると矛盾が発生するための処置だと思われるが)


・幻想世界について
ことみエピソードに出てくる『かくされた世界』が幻想世界なのでは?『街』と繋がった渚(渚の死後は汐に伝わる)と朋也だけが幻想世界に行けるのは、好き嫌いにかかわらず街にこだわりがあったからなのか・・・ アフター最終話にて少女がロボットの『パパ』と話しかけてることから少女=汐・ロボット=朋也だとすぐわかると思います。汐が現実世界で唯一買ってもらったおもちゃのロボットと似たものを作りだし、そこの父親の意識が宿るとは、なんとも悲しくなります・・・

・光の玉とは?
アフターの美佐江エピソードで『願いをかなえる光』・有紀寧エピソードで『幸せな瞬間に現れる光の玉』等のエピソードがあります。これも朋也(汐誕生後は汐)しか見れないのも朋也が特別な存在だからなのか?

・風子について
かなりぶっ飛んだ存在に見える風子ですが、最重要キャラではないかと。1期初期には隣町で入院していて幽体離脱みたいな状態で現れましたが、このせいなのか朋也の町がループしている事や、渚(汐)が『街』と繋がっている事、汐が亡くなってしまう事も知っていたのではないだろうか?ひっかかってるのがアフターで風子が朋也の家で言ったセリフ。
【汐ちゃんを連れ『戻し』にきただけ】という言い回し。何故『連れて行く』ではないのか?悲劇を知っていて汐だけでも助けたかったのではないだろうか(考えすぎか?)
さらに『汐ちゃんの匂いまで覚えた』のセリフにもひっかかりが・・・ 最終話での病院での奇怪なセリフ『可愛い匂いがします』。時系列上繋がりがないにもかかわらず汐の匂いを覚えていたのは、やはりループ世界を客観的に知っていたからでは?このセリフを残し病院の木の下(渚が街と繋がった場所)に走りだします。アニメはそこで終わってしまいますが、実は1期のオープニングで風子が【幻想世界の少女=汐】を発見するシーンが描かれてるのをご存知でしょうか?全て見終わった後にOPを見直して欲しいと前述したのはこのためです^^
12周見て気付いたんですが、アフター最終22話の風子が病院に行くシーンに移るときのテロップ。今までAパートとBパートの間はちゃんとタイトル通り『CLANNAD AFTER STORY』って表示だったのにこのシーンだけは『CLANNAD』なんですよね。これってわざと1期を意識させてOPを見せようとしてたのかなと少し感じた(また考えすぎ?)
{/netabare}

なんだか長くなってしまい、さらには良くわからない文章になってしまいました。余計に訳わかんなくなっちゃうかもw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 237

ハル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これ以上の作品は……

他の方も言ってることですが、自分もこの『クラナド』はキャラの描き方が苦手で見らず嫌いな状態でした。…でしたが
このランキングとレビューを見て実際見ましたが、自分と同じ様にキャラの描き方が苦手で見ないという方は本当に一度騙されたと思って見てみてください。
観ていくうちにキャラの個性に自分は惹きこまれて作画なんて気にならなくなっちゃいましたよw
個人的には春原と秋夫・早苗夫婦が完全つぼでしたwww

見る人にもよって強弱はあるかもしれませんが、ストーリーが進む中で自分はてどれだけ親に思われて生まれてきたのか?自分が健康に生活出来ていることの幸せさ。とか、観る人によって捉え方様々だと思いますが、価値観に変化があるんではないかと思います。

また、自分は2度観てしまいた。
ただ原作を知らなかったので1度目では分からない点が少しあって、2度目はサイトなどを参考にしながら自分なりに考察しながら観ました。
なので2度目は更に面白く観れましたよ。
ネタばれしたくないので控えますがorz
以外と奥も深く、考えさせられます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 73
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

とにかく9話までがんばって見てほしい(85点)

ゲーム原作。原作未プレイ。
全24話。

個人的満足点:85点
アニメ系統:ファンタジー&家族愛

あにこれでの評価が異常に高いために視聴を開始したわけだが
正直、はじめの内は見るのが拷問だった。
CLANNADの方もはじめの内は拷問だったのではあるが。
 
はじめの6話ぐらいは見るのに相当日数がかかった。
1話みては数日放置、また1話見て数日放置が続いた。
9話にたどり着くのに1ヶ月ぐらいかかったんじゃないかと思う。
この段階では正直ここまでの高評価の理由はまったく理解できなかった。
 
それでも、これから見始める方はどうか9話ぐらいまでは我慢して見てほしい。
9話あたりからはぐっと物語りに入っていけることと思う。

家族の絆をうまく表現していて後半きっと涙腺崩壊を体験することが出来ると思う。
自分自身ここまで泣くとは正直思わなかった。
本当に序盤、我慢して見てよかったと思う。

ここまで泣けたのは感情移入の度合いだと思うが
自分の場合、後半、ありえないぐらい感情移入してしまっていた。
あまり書くとネタバレになりかねないため控えるが
そこまでの感情移入を実現したのは現実と非現実の
融合ではないかと思う。
実生活にありそうで、なかなか無い。
そんな部分を自分の実生活と重ね合わせてしまっていた。

家族の絆のすばらしさ。
朋也を取り囲む人々の心の温かさ。
そこにもってきてのあの卑怯なまでの泣きポイント。
色々突っ込みどころはあるかもしれないが、素直に泣いてしまえる。
今では団子大家族を聞いただけで泣きそうになる始末。

しかし、物語を満点としていないのは
序盤のダルさと最後の最後に違和感があったため。
というか最後にファンタジーであったことを認識させられた。
最後は原作をプレイしている方なら意味が分かるのだろうが
CLANNADの序盤やアフターの序盤が辛かった人には理解するのは難しいと思われる。

私も理解できなかったので、思わずゲームを買ってきた。
ゲームをやると理解は深まると思われる。
どうしても納得いかない方はゲームをプレイしてみてはいかがだろうか。

それ以外は作画、音楽ともかなりよい出来だと思う。
キャラデザは好みではないが、1期にて耐性ができていたので、問題ないレベルだった。

色々突っ込みどころはあるかもしれないが素直に大泣きできるアニメである。
家族の絆に感動して、泣きたい方には自信をもってお勧めできる。
お涙頂戴な話が嫌いな方にはお勧めはしないが。

ただし、視聴の際には注意していただきたいことがある。
私はティッシュで挑んだが、ティッシュ大量消費という罠にはまったw
これから視聴する方はタオルもしくはバケツを準備していただきたい。


と、まあ色々書いてきたが
何がいいたいかというと

汐は俺の娘!


■追記
以下、個人的な思いを書きたいと思う。
完全にネタバレだし、まったく参考にもならないだろうが、この思いは書き記しておきたい。
お時間の許す方はお付き合いくださいませ。

{netabare}

私はこれほどアニメで泣いたことが無いのではあるが、どうしてそこまでになったのか。
正直な所、CASがリアルかと言われればリアルではないだろう。
非現実的だし、最後にファンタジーであることを思い知らされる。
しかしながら、私は号泣してしまったのである。

いったい何に号泣したかと言われれば、汐の存在である。

渚の死後、汐をおきざりにしてしまう朋也。
朋也をぶん殴りたいと思ったのも事実だが、今となれば朋也の気持ちも分かる気がする。
私も一児の父であるが、娘が生まれてすぐに親の自覚があったかと言われればなかった。
自分が父親になった実感など全くといっていいほどなかった。
自覚が出てきたのは娘が1才すぎてからだろうか。

そんなことを思い返すと、あのタイミングで最愛の人を失った状況で
娘のことを考えられなかったというのも分かる気がする。

話が少しそれたが、そんな状況の中、汐は本当にいい子に育っていた。
自分を置き去りにした父親を嫌うことなく、むしろ一緒にいたいと。

そんな汐のセリフ1つ1つに泣かされてしまった。
列車の中でトイレに泣きにいった汐
「泣いてもいいのはトイレの中と、パパの胸の中だって」
おもちゃをなくしてしまって
「あれ、ひとつだけだから」「選んでくれて、買ってくれたものだから」「はじめて、パパが・・・」

こういったセリフ達が私を号泣させた。

自分の娘と重ね合わせていたのかもしれない。

そんな汐が渚と同じ難病になってしまったときは愕然とした。
アニメのキャラの運命に愕然としたのである。
私の娘も実は心臓病である。
娘が心臓病だと知らされた時のことが思い出される。
あの瞬間、私はアニメに向ってこんな残酷なしうちやめてくれと本気で思ったのである。
そして、案の定、汐はだんだん弱っていってしまう。
もうこの辺りからまともに画面を見ていられなくなってしまっていた。

最後のシーンで旅行に行こうと言い、出かける二人。
汐の足取りがだんだん重くなっていく。
冷静に考えればありえないような行動ばかりだが、
もう、この時点で私には冷静な判断力などあるはずがなかった。
本気で汐を助けてやってくれと願っている自分がいた。

最後のループシーンに最初は意味不明だったが、今は良かったと思っている。
私は汐に幸せになってほしいと思っているのだから・・・

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 131

90.9 2 2008年秋(10月~12月)アニメランキング2位
とらドラ!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (17930)
53256人が棚に入れました
その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かなくてはならなくなるのかと憂鬱であったが、「手乗りタイガー」こと逢坂大河との邂逅により意外に早くその誤解は解かれることとなる。
ある放課後、大河は想い人の北村祐作にラブレターを出そうとするがそれを間違って竜児のカバンにいれてしまう。ラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、竜児に闇討ちを決行する。その夜のやりとりがきっかけで一人暮らしである大河の家事の面倒も見るようになって大河は竜児の家に入り浸るようになり、お互いがお互いの親友との恋を応援する共同戦線を張るようになる。

声優・キャラクター
釘宮理恵、間島淳司、堀江由衣、野島裕史、喜多村英梨、大原さやか、田中理恵、吉野裕行、興津和幸、野中藍、石川桃子、後藤沙緒里
ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

青春はかくありたし……マジかよ

 思春期ならではの青臭さはあるけど、展開の盛り上がり方が自然で、こんな青春を送ってみたかったという気持ちが素直に出てきたた。きっと当時は安心して観られたのだと思う……ちょっと前の作品なので自信がないが。


当時の総括
{netabare}さて、総括なんですけど……原作既読者からすれば、描写の足りないところも多々あったのだろうけど、少なくとも主要人物学生五人に限って言えば、そこまで不足ということはなかったかなと。亜美と実乃梨に関してはもう少し欲しいところだったけど、あくまで竜児と大河を描く上ではこれくらいが想像/考察し甲斐があって良いのかも?え?お前考察なんかしてたっけですって?スミマセンスミマセン。怒られる前に謝っておくのが俺のジャスティス。

 そういえば……竜児の目つきが悪くて恐れられてる設定ってどうでも良いのかな?ただ単に刺身のツマなのか?これでスピンオフとかでちょこっと竜児が恐れられてたりしたら楽しい。
 スピンオフといえば、阿澄さん声の子が出てたけど、この子がスピンオフの主人公クラスなんだろうかね。名前まで付いてたから多分そうなんだろう。スピンオフの方も作る気満々なんだろうか。

 まあ……とにかく楽しませてもらいました。最後まで興味を失わずに感想を挙げたのもこの作品くらいだしなぁ。とにかく、ラブコメ作品のアニメ化としては相当なもんじゃないかと思う。

 個人的にさらなる満足を生んだのは……
 ラストシーンの大河がセーラー服ニーソだったことかな。だからどんだけニーソ好きなんだ俺は(ボーダー柄除く)。 


 追記:それにしても良いキスシーンだったなぁ。何よりも爽やかだったし、そして何故だかエロかったし(えー)!……で、その後はどうしたんだろう、まさか最後まで……どうでもいいか。
 とりあえず、こういう物を観ると、俺の惨めな高校時代を呪ってみたくなるから勘弁してくれ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最近とらドラ!の評価があまりにも高いので観直したら泣いた。

以前観て、感動した記憶があり、名作だと思っていたのですが、それから多少時間が経っていたので、印象がうすれていたんでしょうね。


あにこれであまりにもみんなの評価が高いので、(まぁ、私の評価も高いのですがw)、若干懐疑的になり、そんなにおもしろかったのかもう一度観直しました。

結論から言うと、


疑って本当にすいませんでした。
感動するし余韻のこるし、文句のつけようがありません。


という感じでしたw



あぁ、これ名作だわー。どうして忘れてたんだろう。

昔のレビューに書いてある事を読んで、納得しちゃいましたw


夏休み、学園祭、クリスマス、、etc


これぞ高校生活って感じで、とても楽しく、またうらやましく思いました。


もう一度高校生に戻れるなら、こんな学園生活を送りたいなぁと思いました。


すごくアニメっぽいシーンがたくさんあるのに、
なぜかそんなにアニメっぽい印象をうけないんですよね。


それがきっと後半のシリアス展開なんでしょうが、
とらドラを観ていると、

現実でもこういう事があるかもしれないとか、
あったらいいなとか、不思議と思えてくる。


なんと言うか、高校生活がもう終わってしまった僕にはとてもまぶしい作品だと思いました。


誰もが認める不屈の名作ですね。




--------------------以下、更新前の最初のレビュー-----

見るまでは、萌え系の代名詞だと思っていた作品でした。しかし、知人から、「感動するよ」とすすめられ、萌え系で感動?と思い、見てみたのがキッカケでした。

出だしは確かにアニメらしい入りですが、キャラ設定や人間関係が細かく描かれており、序盤はのどかに、それが後半へ向かってシリアスになっていくところは見ていて引き込まれます。

個人的に終わり方が好きでないので物語は3.5としましたが、それ以外はおもしろい。

アニメは心理描写を表現するのに向いていると感じさせてくれた作品でした。

(/ω\)イヤン

投稿 : 2024/11/23
♥ : 107
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「とらドラ!」が5文字で良かった

原作未読。


主人公の貧乏学生、高須竜児(たかすりゅうじ)。
ヒロインのツンデレお嬢様、逢坂大河(あいさかたいが)。
ふたりは、家がお隣さん同士。
竜児は、大河の親友である櫛枝実乃梨(くしえだみのり)に。
大河は、竜児の親友である北村祐作(きたむらゆうさく)に。
それぞれの親友に恋をしている。
竜児と大河が結託して、それぞれの恋を成就させようと奔走するラブコメディ。

まず、大河のキャラが強烈です。
たどたどしいのにトゲのあるしゃべり方。
ふいにやってくる、甘い言動。
ツンデレ黄金比と言われる「ツン9:デレ1」を守っている気がします。
とりあえず見ているだけで飽きません。
{netabare}ステージでのウィンクにはやられたよ……キュンって……。{/netabare}

そしてニヤニヤさせられる展開。

1.お約束のギャグでニヤニヤ
2.今後を予感させる意味深な発言でニヤニヤ
3.想い人の前でデレてるシーンにニヤニヤ
4.大河と竜児の掛け合いでニヤニヤ

ずっとニヤニヤしていたので、表情筋が鍛えられました。

そんなラブコメ展開がしばらく続きますが、それだけで終わらないのがこの作品の魅力。
さりげなくこめられた伏線が忘れたころに回収されていきます。
{netabare}
特に感心したのが、
・冒頭の「何だ?ちっさい体。人形みてえ」
→人形のように、自分の力で立ち上がることをしてこなかったことの表れ
・最後の「ちょっとでかくなったんじゃないの?」
→自分の力で問題に対処し、帰ってきたことに対する言葉

あやうく聞き逃すところでしたが、細かい部分にも隠されたメッセージがあるんですよね。
{/netabare}

複雑な恋愛関係を描いた作品なのですが、嫌な気持ちにはなりません。
それは、コメディタッチに描いているからというわけではないんです。
シリアスなシーンは徹底してシリアスです。

しかし、嫉妬心でドロドロになるのではなく、親友のことを思っての言動。
そして、ぶつかり合うときは徹底的にぶつかり合う。
そんなみんなの優しさや素直さからくる恋愛関係だからこそ、不快にならずに見ていられるのだと思います。


終盤には感動シーンの連発です。

ゆっくりゆっくり近づいていたからこその、キャラクターへの感情移入。
ためにためた言葉。
「やっと言えたね」って声をかけてあげたくなります。

ツンツンしてた人がデレたら、普通はニヤけるのがお約束。
でも、このアニメでは涙が出てきます。
{netabare}
・大河「みのりんをパーティーに行かせるのが、私からあんたへの本当のプレゼントなんだから」
・大河「この気持ち、全部消して……私を強くしてって。だめだよ全然。……どうしたって……竜児のことが、好きなんだもん」
・大河「寒いし、もう一度。……もう一度……もう一度……」

全部泣いたシーンです。
{/netabare}


テーマは「ツンデレ」!

……といいたいところですが、隠されたテーマは「理解」と「エゴイズム」だと思います。

「相手のためになることをする」
これは、常に正しいのか?

相手の気持ちは、目に見えません。
本人ですら、自分の気持ちがわからないものです。
それに加え、本心を隠すことだってしょっちゅうあります。
そんな他人の心を、本当の意味で「理解」するなんてことは不可能です。

たしかに、相手のことを思いやるのはいいことです。
だからといって、それを行動に移すのが正しいとは限りません。
逆効果になってしまうこともあります。

結果に対して責任を取るがつもりもない。
それなのに、理解したつもりになって相手に接する。
そして、失敗したら逃げ出す。
それは「優しさの押し付け」、つまりエゴともいえるのではないか。

登場キャラクターは、最初から誰も相手を傷つけるつもりはないんです。
みんないい人ばかりなんですよね。
ところが、人のためになると思って、突っ走ってしまった結果、心が傷ついていく。

そんな中、素の自分を出してヒールに徹し、みんなにそのことを気付かせた{netabare}亜美{/netabare}。
彼女は、一番大事な人間だったと思います。
主要人物を4人ではなく5人にした、配役の妙ですね!
「とらドラ!」の「!」がポイント、5文字で良かったです。


複雑な人間関係と、コメディのバランスが見事。
次の回への引っぱりもうまく、1話見たら止まらなくなります。
そして、キャラクター、声優、BGM、演出の絶妙なハーモニー。
全話通して笑えて、最後には泣ける。
突出したところもありませんが、欠点らしい欠点もない、優等生。

そういうふうにできている作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 214

88.5 3 2008年秋(10月~12月)アニメランキング3位
喰霊-零-(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (4594)
20626人が棚に入れました
憎しみに揺れる魂を目覚めさせたのは誰?
それは闇の街を彷徨う、哀しみに暮れる迷い人。
運命の絆で繋がれた二人は…宿命の鎖を断ち切り、悪霊を討つ 。

声優・キャラクター
水原薫、茅原実里、高橋伸也、相沢舞、土谷麻貴、白石稔、稲田徹、若本規夫、平松広和、松元惠、小村哲生、麦人、石森達幸、田中涼子、城山堅、升望、堀川千華

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ストーリーの展開する順番が独特だった。結構、悲しい話です。

この作品は土宮神楽と諌山黄泉という二人の少女とその仲間達が悪霊を除霊する話です。

まず衝撃的だったのは1話です。このアニメほど1話でやめようと思ったことはありません。1話はほとんどストーリーに影響がないので、僕は諌山黄泉がどういう存在であるのかはっきり示したかったのかと思いました。そして2話でこの話の最終決戦の一つ前の戦いが始まります。3話からはなぜ2話のような状況になってしまったかを明かす過去の話が始まって行きます。10話で2話と時間軸があってきます。2話で上手く伏せていた事実などもわかりとても面白かったです。

バトルシーンはとても迫力がありました。3話以降では神楽と黄泉の百合シーンもあり、好きな人にはたまらないポッキーゲームをしていました。

先に話の衝撃的な事実を明かし、それがどうしてそうなったのかを後から過去に戻り説明して行き、最終決戦へ向かって行く。こんなストーリー展開でした。僕はあまり見たことのない形の話でしたが、とても楽しめました。

原作の漫画も読んでみました。まず驚いたのはアニメはオリジナルストーリーであり、漫画はアニメの後の話でした。つまりアニメの時間軸は漫画より前の話だったのです。よく見ると漫画のタイトルは「喰霊」、アニメは「喰霊-零」でした。零は時間軸を意味していたみたいです。

OPの「Paradise Lost」はとてもいい曲でした。中毒性があり、僕はいつも聞いてます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 60

ベホイミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

名作

今まで知らなかったことが信じられないくらい面白い。1話は完全に裏切られました。最初見たとき???って感じでしたが、後半に進むにつれ面白くて止まらなくなりました。このシリアスなストーリーが大好きなんですが、他の人のレビューを見ていると原作は微妙ということなので、あえて見ないでおこうかと思います。ぜひ二期もやってほしいです・・・と、言いたいところですが、喰霊零はこれで完成しているのかもしれない。黄泉と神楽の引き裂かれる運命は涙なくしては見られません。神楽あああああーーーーーー!!!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

ブルブル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みなさんの疑問の一話を解説しながらレビューします

喰霊の一話は、製作した方々のダマうちと言えばいいのでしょうか?当時は、公式サイト含めてもこの一話の内容で本編が進みますよ!原作無視です!みたいな感じで騙しました。

話題作りのためだったのかもしれませんが、斬新な話題作りすぎて1話で切る方が多かったため隠れた名作と言われてるのでしょう。

とゆう事で本編は2話目からです!!!

作品は、原作のマンガ1巻の以前のストーリーです。最終回でマンガの一巻につながります。そこを含めて見ていただけると幸いです。

私は好きな作品です。キャラクターも個性があり、監督がバトルシーンは自信があると言っていたのも頷けます。

また音楽もセンスが光るものばかりでBGM集がほしくなりました。後半に向けてゾクゾクした展開になります!

人気作品じゃないとならない、ブルーレイになったので
面白い作品の部類と評価されていると思っています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 34

88.0 4 2008年秋(10月~12月)アニメランキング4位
とある魔術の禁書目録[インデックス](TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (8078)
35510人が棚に入れました
超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると言う。こうして、上条当麻はオカルトの世界へと足を踏み入れる。

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、伊藤静、谷山紀章、勝杏里、こやまきみこ、新井里美、岡本信彦

kurosaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

とある魔術の禁書目録 を見ようと思ってる方へ\(^o^)/

まずこのアニメは専門用語の理解に少し時間がかかるため楽しくないと思ってる人のほとんどが用語の意味が分からないまま見てるから なのだと思います(自分も最初は用語の意味を理解しないまま見てたけど漫画で見て用語の意味を理解した後にもう1回アニメで見たら倍以上楽しめました)

ということで用語の意味を少しだけ解説したいと思います。
なおこの解説は100%当たってるわけではありません
若干のネタバレがあるかもしれませんが見ておいた方が良いです


異能の力=普通の人が使えない力[つまり超能力や魔術のように僕やこの感想を見てるあなたなど現実、この世(アニメ外)の人間が使えない力です   超能力や魔術によって作られたものも異能の力に分類されます    例、普通に空から落ちるかみなり(自然的な現象)とかは異能の力にはなりません  しかし魔術や超能力を使って落ちたかみなり(本来落ちる予定のなかったかみなり)とかは異能の力になります]             
幻想殺し(イマジンブレイカー)=異能の力を消す[普通のたつまきとかは消せないけど  魔術や超能力によって生まれたたつまきとかなら消せる]

演算、、、、演算はたぶん詳しく説明出来る人はいないと思いますが一応自分なりに説明しときます   演算=式に従って計算すること 演算=超能力を使う上で必要な計算   と考えるのが1番だと思います。    一方通行(アクセラレータ)の場合前から飛んでくる拳銃の弾を180度向きを変えて相手に弾をはねかえしたいという時に  弾の速さや風や自分の能力やその他いろんなものを計算して弾の向きを変える という感じで能力を使う時にする計算=演算
またダメージなどをうけて計算が出来なかった時などは超能力が使えなかったりします

ツリーダイアグラム(樹形図の設計者)=世界最高の演算能力を誇るスーパーコンピューター(学園都市が打ち上げた人工衛星      ここでの演算は 演算=式に従って計算すること 演算=超能力を使う上で必要な計算  の 演算=式に従って計算すること の方の演算ですね  ツリーダイアグラムに演算させてる学園都市は天気予報が100発100中!

ベクトル=向き


とりあえず とある魔術の禁書目録 はとても楽しいです!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

不幸だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

原作が既刊29巻と結構多いのですが、物語や世界観、話のテンポがよくて全く飽きない作品です!

この作品の思い白いところはあらゆるオカルト要素が作中で登場するところですね!!!

超能力に科学にSFに魔術に宗教に・・・

世界観ですが、
舞台は超能力が科学によって解明された世界で、能力開発をカリキュラムに組み込む総人口230万人の8割が学生の巨大な学園都市。そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われていて、全学生はレベル0(無能力者)からレベル5(超能力者)の6段階に分けられ、様々な能力を開花させている。 

主人公はその学園都市に通う上条当麻。
レベル0なのに右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という力が宿っている高校生です。

そしてメインヒロインが、上条の前でいきなり干されながら現れた純白のシスター、インデックス(禁書目録)です!

メインはこの二人なのですが、この作品は登場人物が多く、三人称視点で物語が進みます。

見所は科学と魔術のバトル展開ですね!
物語が深いので、用語など分からなくて大変なこともあるかもしれませんが、その分本当に濃い内容です!

後は、格キャラの個性が凄くいいです!!

私は原作からアニメに入りましたが、逆のパターンでも全然楽しめるかもしれませんね!

おすすめアニメなのでまだ見てない人見て下さい!!


タイトルは主人公の口癖です。
後、書いてる途中にページ閉じてしまって一から書き直しました・・・
不幸だぁー...

投稿 : 2024/11/23
♥ : 91

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

設定と演出がキラリと光る作品!

原作未読。

科学力によって超能力者を育てる「学園都市」。
学園都市に住む学生、上条当麻(かみじょうとうま)の家に、インデックスという名の、修道服姿の少女が迷い込む。
「魔術師」に追われていると話すインデックスの言葉を、当初は信じられない当麻。
しかし、当麻が持つ「異能の力を打ち消す力」が働いたことで、インデックスを信用する。
そして言葉通りに、魔術師を名乗る男が現れる。
こうして当麻は、科学と魔力の交差する世界に巻き込まれていく。


見所は何と言ってもその設定でしょう。
独特なキャラクター、オーバーテクノロジーの科学、派手な魔術などが、中二心をおおいにくすぐってくれます。
次にどんなキャラや能力が出てくるのかとワクワクします。
1話1話の完成度も高くて引きもいいです。


ただ、何でも言葉で説明してしまうのが残念です。
見れば分かるようなことをそのつどセリフにするので、くどさを感じます。

特に主人公の当麻は、とても説教くさく感じました。
彼はよく言えば信念を曲げない。
悪く言えばいじっぱり。
さらに、場当たり的なところがあります。

出会ったばかりの相手に「何があっても守る!」なーんてことを平気で言います。
そして、その理由を長いこと説明するのですが、どうにも言葉に重みがありません。
このいこじな主人公を好きになれるかが、一つのチェックポイントだと思います。
ちなみに、私は途中から当麻に感情を移入するのをやめて、サブキャラクターに注目していました。

なお、ストーリーの特徴として、エピソードごとに作風が異なることが挙げられます。
科学サイドと魔術サイドでは、少し違うアニメを見ているようです。
同じアニメなのに、空気感を変えることで、新鮮さを維持しているんですね。

この際、キャラクターの心情は置いておいたほうがいいのかもしれません。
能力バトルが光るエンターテインメント作品として見れば、トップクラスのアニメだと思います。


……ちょっと一言。

当麻は「不幸だ」が口ぐせです。
でも、正しくは「不運」じゃないですか?
「身内に不幸がありまして」とは言いますが、「身内に不運がありまして」とは言いません。
パンを踏んで「運が悪かった」とは言いますが「不幸だった」とも言いません。
不幸>不運 だと思うのですが……。
健康で、衣食住がそろっていて、両親も健在です。
しかも、たくさんの仲間までいます。
さらに、自分から事件に突っ込んでも生き延びられる彼は、むしろ運がいい人間ですよね。

私の身の回りの人が「不幸だー」なんて言ったら、本気で心配してしまいますよ。
ギャグなのでいいのですが、実生活で使うときは十分注意なのです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 105

85.0 5 2008年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ef - a tale of melodies.(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1581)
8452人が棚に入れました
天才美少女の広野凪にいつも振り回されている火村夕は、ある日、雨宮優子と言う不思議な少女と出会う。優子は夕の事を知っているようだが、彼女の事は夕の記憶には無かった。優子は、夕に不可解な言葉を残して立ち去る。
一方、従兄妹の麻生蓮治の家に泊まりに来ている羽山ミズキは、美しいヴァイオリンの調べを耳にする。それは蓮治のお隣さんの音楽家、久瀬修一の奏でる演奏である。蓮治の母、麻生すみれは、休暇中のミズキの世話を久瀬に頼むのだが--。

声優・キャラクター
中島裕美子、遠近孝一、後藤麻衣、浜田賢二、伊藤静、古澤徹
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

奇跡なんて無い あるのは偶然と必然 誰が何をするかだけ

2008年に放送されたテレビアニメ ただし、一部の地域で。 東京は2009年に放送。

ef第2期として、1期と同様にアダルトゲームef-a fairy tale of the two.が原作となる。
ゲームは2部作で、この作品はゲーム完結直後の制作。

監督 大沼心 制作 シャフト スタッフは前作と同じ

舞台となるのは二つの街。
大震災で崩壊した日本の音羽市とオーストラリアの姉妹都市(音羽市)
この位置関係を理解していないと物語の理解は難しくなると思う。
日本の音羽市をドイツ風に建築し直し、オーストラリアはそれを模倣した。
後者は実験的に開発された都市で鉄道は存在しないが駅は存在する。
これが1期のあの駅ということになる。電車の通っていない最果ての駅。

大沼監督は、蓮治・千尋の物語を読まず、
ブログ上の感想から演出方針を決めたと語っている。
それでは原作ファンは納得しないかもしれない。
たぶん、こちらは原作との距離を縮めるべく造られただろうと想像する。

このefは恋愛群像劇ということになって4つの恋愛が主に語られる。
ef1を観て盛大に泣いた私が言うのもなんだが、恋愛ゲームは演劇である。
演劇で泣かせてくれれば、楽屋でタバコを吸っててもどうでもいいのだ。

このef2期では複雑で深く悲しいまたは幸せな物語が演ぜられる。
奇跡は起こらないことが前提のようだ。
誰が何をするかだけ、と作中で語られる。

驚いたのは10話が2つあるということ。モノとカラー。
放送時点ではどうなのか知らないが、
この観直しが無ければ物語から迷子になりそうだった。

{netabare}残念ながら、真尋ストーリーほど引き込まれる物語性は感じられなかった。
奇跡は望んで得られるものでは無い、とキャラたちの生きざまが描かれる。
なぜかわからないシーンで涙が出た。ラストはグッと来た。
2期としてはそれが理想なのだろう。{/netabare}

1期2期と連続して演ぜられた物語は厳しくも優しい真実を表現して、
ノベルゲーム原作アニメの最も優れた作品と評価したい。

この2期は再視聴が必要と感じたので、観直す時が来たら書き直そうと思っています。
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

初体験させてもらっちゃいました(^ー^* )フフ♪

■「memories」を観てから「melodies」を観ましたか!? (^・ω・^).....ンニュニュ?
「memories」を観ていない方がいましたら、気を付けてくださいね♪
えっと、スペルがなんとなく似ていますよねw実は・・・私の家の近くのレンタル屋さん・・・(;`O´)oコラー!
やっちゃっていました・・・最初に並んでいたのが「melodies」だったのですwww
しょうがないのでそっと直しておきました・・・・o(`⌒´*)oエッヘン!
 
とまぁ~前置きはさておき、「melodies」を視聴して思ったのですが、
「ef」は「memories」と「melodies」を1期2期と分けて考えてはいけない作品だと思うのですよ♪
2つ合わせてひとつの「ef」なんです!!
それを踏まえた上で・・・・・・・名作と呼ばざるを得ないでしょう(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
 
■ここがすごいよ「ef」
演出は「memories」のレビューでも書かせて頂きましたのでここでは省略しちゃいますけど、
引き続きストーリーに深みを与える演出でよかったと思います。
それよりも光っていたのが、シナリオ構成に非常に感心させられちゃいました♪
 
前作の時と同様の手法なのですが、本作品では「過去」と「現在」が交互に語られていくのです!!
しかも、前作ではなかなか気付きにくいですが、実は、2つの音羽町が存在しているのですね♪
日本の音羽町とオーストラリアの音羽町なのです☆彡
「memories」ではサブキャラの設定だった「久瀬 修一」「羽山 ミズキ」「火村 夕」「雨宮 優子」
がメインで物語が展開していくのです♪
時空も違う、そして遠く離れた2つの音羽町で、とっても切なく悲しい物語が展開されていきます。
 
でもね、物語が進むにつれて、不思議と遠く感じられた距離がだんだん近く感じられるようになって
くるのです♪
そして最後は「memories」と「melodies」でバラバラだった関係や想いがすべて繋がって見事なまで
に融合した結末がまっているのですよーオオーw(*゚o゚*)w
だからこそなのですよー♪「memories」と「melodies」で「ef」なのです☆
そうです・・・「それぞれの想い」と「それぞれの旋律」が重なった時、「ef」が完成されるのですね♪
 
■旋律=メロディーについて
なんと・・・私は「melodies」で貴重な初体験を経験してしまいました!!!(* v v)。ハズカシイ・・・
バイオリンの音色でホロリと涙が零れ落ちたのです・・・しかも・・・まだ物語の最初の方の演奏でww
そんな調子だったので、優子やミズキちゃんの歌を聞いた時は・・・(TT▽TT)ダァー でした!!
おそるべしって感じでしたね♪
もちろんOP曲やED曲も胸にジーンと来ましたよ♪でも「A moon filled sky」は凶器ですw
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
生きる勇気と~抱く未来と~皆がくれた強さ~愛を信じて~
細い指先~綺麗な瞳~忘れないのmemory~刻む面影~
もっときっと遠くを~夢に目指して~私寝顔思い出す~触れる幸せ~
空の彼方に~届いて願い~心遠く飛ばすわ~私と歩こう~
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ところで皆さんは、途中で割り込んでくる 『01「Mut」』とかの意味は分かりましたか?
どうしても判らない人は、メール頂ければこっそり教えてあげますよ(゚ー゚☆キラッ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47

ある晴れ日曜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぶっちゃけよくわからんけど泣けた~!

いやね、ストーリーはスゴイっすよ。良いと思いますです。
で、真のアニメ好きには神クラスのアニメなんだと思います。

ただ、オイラみたいな熟練度の低い者には、演出が凝り過ぎてて、どことどこが繋がっているとか予想できずにサラサラ流れて見てしまいました。

ポイントポイントでは、鬱だったり「あ、そういうことか」とか話がほぐれてきて面白いんだけど、もちっと判りやすい方がオイラは良かったです。

そんな俺ですが、終盤は泣きました。
泣き度は1期よりちょい落ちますが、泣けちったね。
重さは1期より重い・・。

みんなのレビューをみて、OPに変化あり、こだわりありなどの情報を知って見返してなるほどと思ったりとか、場面場面が変わったり、ドイツ語とかでてきて意味フだったり、俺は観てる途中でフッと集中を切らされたような感じでした。

でも総合的には「good」です。
好き嫌いはあると思うけど、シナリオは最高なので、是非オススメします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

80.6 6 2008年秋(10月~12月)アニメランキング6位
かんなぎ(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2257)
12321人が棚に入れました
美術部員の御厨仁は地区展に作品を出すため、手彫り製の精霊像を作っていた。すると精霊像が突然動き出し喋り出した。精霊像は自分の事を「神」だと言っているが…。

声優・キャラクター
戸松遥、下野紘、沢城みゆき、花澤香菜、星野貴紀、柿原徹也、早水リサ、中原麻衣

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いわゆる神アニメですね。そして、原作再開です^^

ヒロインが神様という意味でいわゆる神アニメです。


主人公がふとしたことをきっかけにして、地元の神様であるナギと出会って共同生活を送るといったラブコメ。宗教的なことは詳しくわかりませんが、おそらく神道をモチーフとしたアニメですね。


前半はナギとの出会いから、生活などがコメディタッチで描かれていきます。ほのぼの系な感じです。お茶の間感覚と謳っているだけはあります。


笑いどころもありますし、テンポ、キャラ共にいいのでなかなか面白く出来ていると思います。ナギもざんげちゃんもかわいいですよ^^♪ 特にナギのキャラと戸松さんの声がすごいマッチしていていい感じでした^^


それとOPが耳、印象ともに残ります。アイドルのPVを思わせるような映像で曲もいいです。自分はこの曲のベース音が結構好きだったので、ベースの練習に使ったりしてましたww恥ずかしいから音漏れないように^^;w


ただ、物語が徐々に動いていく後半に入ってからはかなりトーンダウンした感じになってしまいました、、、シリアスタッチに描かれていて、面白いは面白いんですが、これといった光る盛り上がりに欠けていました。


特に悪い点もなく、バランスの取れた作品ですが、おお!となるところがなかったのはもったいなかった。まあ登場キャラたちが魅力的ではあるので、キャラ萌えアニメという位置づけでもいいかもですね^^


原作ではちょっと違うみたいですし、いろいろ原作と読者の間でいざこががあった作品なので、原作、アニメ共に見てみると面白いかもしれません。


そのいざこざから2年半、、原作再開だそうで、、不定期連載らしいですし、アニメ続編の可能性は薄いと思いますが、切に希望します^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

なない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハーレム作品だと思ってました

いや、立派なハーレム作品でしたが(笑)

主人公モテモテハーレム作品が苦手で…でも、一目ざんげちゃんの姿が見たくて気になっていた作品でした。

ヒロインのナギはケガレを祓う為に、仁の家に居座り、
主役である仁は、お節介を絵に描いたような可愛い幼馴染が居て…
そしてある日ナギの妹・ざんげがやってきて、三角関係…みたいな。

言葉で説明するだけでも、はいはいいつものハーレムね…と飽き飽きしていたと思うんです。いや確かに1話見ただけじゃ切ったと思います。

気に入ったのはまず、ギャグ。
元々笑いのツボが浅い私はナギ様の行動や言動がツボでした。
だいたい10話くらいまでギャグで飛ばしていきます。
それに加え、仁の「トゥーピュアピュアボーイ」ぶり(笑)仁の童顔さに加え、顔を真っ赤にして「やめろ!」とか「はなれろ!」とか言われたら…なんか見てるこっちまで少しキュンキュンしてしまいます。

まあ、最後に極め付けなんですが…… {netabare}11話~13話(最終回)までのちょっぴり鬱展開。10話から11話の落差にポカーンでした。最終回も少し感動するし…。
ナギ様の失踪で、ナギの大切さや存在を噛みしめた仁に感動…。{/netabare}
この3話があったからこそ、物語評価★4つになりました。

色々うだうだと書いてしまいましたが、率直に言うとすごく面白かったです。もっと言うと、ナギ様と仁の活躍がもっとアニメで見たいのです!
原作の連載が再開したということで、2期が是非作って頂きたい作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

ロロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ヌルヌル良く動く(驚)

食わず嫌いな僕がキャッチさせていただいている方に
薦められて見たアニメです。
100以上アニメ見てきましたが、まだこんなアニメあったんだなぁ思いました
良く動くキャラたちは見ているだけでおもしろく、会話も他のアニメにある寒くなる感じがなく、素直に笑い、物語にはいることができました
OPもよくて6話まではかなり楽しめました
それ以降少し落ち気味になったので残念でした
だから僕は2期を希望しますw

あらすじだけを見ると正直見るのをやめようと思いましたが
思い切って見てみて良かったです
笑えるし、続きが気になるラブコメでした

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

80.3 7 2008年秋(10月~12月)アニメランキング7位
黒執事(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1401)
8167人が棚に入れました
ファントムハイヴ家の当主シエル・ファントムハイヴに仕える執事セバスチャン・ミカエリスとその使用人達の日常とシエルの裏稼業を描く、アクションシチュエーションコメディ。
物語の舞台は19世紀イギリス風のパラレルワールドである(1巻巻末のあとがき漫画より)。作品世界の描写は基本的には史実のイギリスに忠実だが、携帯電話が登場したり、テレビの存在がほのめかされていたりと、独特な世界が形成されている。

声優・キャラクター
坂本真綾、小野大輔、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、藤村俊二、田村ゆかり、朴璐美、福山潤、遊佐浩二、矢作紗友里、諏訪部順一、鈴木達央、杉山紀彰、矢島晶子、山口孝史、青山穣、菅沼久義、勝杏里、立花慎之介、安元洋貴、日野聡

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世の中の関節は外れてしまった。 ああなんと呪われた因果が・・それをなおすために 生まれついたとは!

まず、これを先に言っておきます!
腐向けでも、BLでもありませんΣ(゚Д゚;マジデ!?
そんな浮ついた考えで観ようものなら、(はい、それは私DEATH(・ω<)テヘペロ☆)
あまりの衝撃的シーンに目をそらしたくなります(⊃д⊂;)ヒィィィ!

そして、「執事」のあま~い響きに騙されてはいけません
あくまで「黒」執事ですから・・
「あくまで執事ですから」・・あくまで、ね・・ 

ストーリーとしては、名門貴族のファントムハイブ家の当主「シエル」と
その執事「セバスチャン」と、愉快な使用人達との愉快な日常と、シエルの裏家業と復讐劇・・
日常は観ていて楽しいですが、裏家業の方が話の主になりますので結構悲しいシーンが多いです。
そして、グロイのが苦手な私には、少し刺激が強かった|ω・`)
グサッ、バキッ、プッシュー!!って感じですかね・・w
あまり そのような作品は観た事がないのですが、
ちょっと色々リアルでした・・

その中でもコメディが入って来ると最高に笑える!
オネェな福潤様が拝めます(*ノ∀ノ)イヤン
むしろ、それが楽しみで観ていた位でしたよw

■オネェな福潤様が気になった方へ■
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13321307
(20秒で止めて下さいw)

2008年の作品ですので、作画はとっても美しいです☆
なので、たまに崩れると残念ですw
19世紀後半、イギリスが舞台なので洋服なども雰囲気出てて
お人形さんの様に可愛いです♪
そして、シエルはおやつを欠かさず食べるのですが、
毎回出て来るケーキやらお饅頭やら・・美味しそうで食べたくなる作画でしたよ☆

そして!声優人が豪華(*´∀`)
シエル役には「坂本真綾」サン!まさか「き~みは誰とキッスを♫・・」な可愛い声じゃないです・・いや、可愛いのですが
子供だけど、クールなシエルにぴったりな声でしたよ( `・∀・´)b グッ!!
そして、セバスチャン役は「小野大輔」サン!
セバスチャンが「ドS」なので、小野サンのイケメンボイスにはハナヂブー ( ´ ii ` )ww
しかし、一番は使用人「フィニアン」役の「梶裕貴」たんですね♥
今まで観て来た中で一番萌えました(*´Д`)ハァハァ
役+声がこんなピッタリな事なんてあるのかと・・
って結局「腐目線(≖ω≖)腐っ腐っ腐っ・・・」
え?違いますよ?w

2期もありますので
完結はしないまま終わってしまいました。
しかも、あの終わり方正直ズルイです (´・ω・`)
2期も絶対観たくなる終わり方でした・・まぁ、観ますがねw

そして、何故このタイトルにしたか・・
それは最後の番外編を観ればお分かりになるでしょう・・
むしろ、主人公シエルの生き様が・・
ちなみに番外編、ほぼギャグDEATH(・ω<)テヘペロ☆

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

*まめまめ* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白かったです♪ヽ(*´∀`)ノ

ギャグもあって、
シリアスな内容が中和されたような感じがします

シリアスすぎる内容が苦手な人とかはちょうどいい感じかもしれません

ゴシックな雰囲気が好きな人にもオススメです

セバスがなんでもこなすので、
「こんな有能な執事が欲しい!!」
って思ってしまいますw

アニメを見てハマった方は原作のコミックも手にとってみるのもいいかもしれませんね!b

出てくるキャラも個性的です
おねぇなグレルとか…w

腐向けとは言われるものの
腐じゃない人も楽しめると思います!!(*´∀`)b

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

毎回の紅茶がとても美味しそうだった

ロンドンを舞台に、名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家の現当主である少年・シエルと
すべてにおいて完璧にこなす執事セバスチャン・ミカエリスを主人公に
代々受け継がれてきた裏稼業である女王の番犬として、イギリスの裏社会の管理、
悪事の始末などを請け負いつつ、その日常を時々コミカルに描いた作品。
{netabare}
「あくまで執事ですから」の決めセリフの通り、セバスチャンは悪魔であり
シエルはある復讐を果たすために彼と契約を交わしている。
両親を殺され、自分はどこかの団体に差し出され辱めを受けたということだが
その描写がシーンとして何度か挟まれるものの、詳しくは描かれておらず{/netabare}
原作を知らない視聴者としては、シエルの復讐心に感情移入がしにくかった。
さらに、復讐の相手である人物の心情に、多少ブレがあるので
そこを人間味と受け取るか、甘いと受け取るかで感想も変わってきそうだ。
いずれにせよ、この人物の持つ憎悪と快楽、狂気をもう少し見せて欲しかった。
でもこの人、なかなか美しかったので許せてしまうのだけどね(苦笑)

それを除けば、人物描写はとても細かく、ちょっとした口元のゆるみや
目の輝き、指先の仕草などで感情表現がとてもわかりやすく
何事にも冷静沈着で有能なセバスチャンは魅力的だし、
それぞれに畑違いの過去を持つ使用人たちも、充分楽しませてくれた。
また、背景なども含め、作画がとても美しく、ゴシックなムードにぴったりだった。

個人的な好みによって印象は変わりそうだけれども、
シリアスとギャグのバランスは悪くなかったように思う。
ただ、有能で優雅な執事がいなければ、シエルはただの我侭で生意気な少年にしか
映らず、名門貴族たる高貴さや知的さがやや足りてなかったように感じたのが
個人的にはちょっと残念な部分だった。

でも逆を返せば、そうだからこそセバスチャンがより魅力的に
美しく気高く見えたのかもしれない。

そうそう、忘れてならないのが死神の人々(笑)
特に、オネエなキャラのグレル・サトクリフ。
彼が登場するとギャグコーナーにスイッチが入ったような感じで
なかなか面白かったし、声を担当した福山潤氏ものびのび演じているように思えた。
あと、葬儀屋のアンダーテイカー(CV:諏訪部順一氏)もなかなかいい味出していて
あの謎に包まれた雰囲気には、すごく興味を惹かれてしまった(笑)

この1期は全24話だったが、2期は12話構成。
TV放送当時、自分は2期の3話あたりからを先に観てしまってたので
1期を観た今、あそこからどう繋がるのかちょっと楽しみ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 30

78.7 8 2008年秋(10月~12月)アニメランキング8位
あかね色に染まる坂(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1813)
10340人が棚に入れました
私立アミティーエ学園に通う主人公・長瀬準一は高台にある夕陽丘公園から見える綺麗な夕焼けと、夕焼けに染まる街並みを見るのが大好きだった。ある日、準一の目の前に現れた少女・片桐優姫が親同士の決めた許婚と知らされる。突然の知らせに驚愕する準一だが…。
準一の妹・湊も含めた共同生活が始まる。

声優・キャラクター
羽多野渉、釘宮理恵、平野綾、井上麻里奈、加藤英美里、広橋涼、田中理恵、葉月絵理乃、福原香織、石田彰、小山力也、コング桑田、田中敦子

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なごみんのソフトな電波が最高♪

アダルトゲームブランドfengの5作目!
紹介したように、原作がエロゲーですが、
アニメ自体にはそこまで無理なエロ要素を取り入れていません。
そのため、エロゲ原作というより、純粋な恋愛アニメ的に楽しめるところが評価できます!!

個人的には、結構好きな作品です!
絵は綺麗だし、何よりもキャラが可愛い♪
お嬢様、妹、幼馴染、電波、生徒会長・・・。
って、ほぼフルコンしてますねww

でも、学園モノの恋愛系としては居て全部が欲しいキャラ♪
こんな夢のようなメンバーに囲まれた学園生活を謳歌してみたいですねww

そして、声優陣は原作とは総とっかえとなりましたが・・・・無敵です!!
☆お嬢様は釘宮理恵♪
☆妹は平野綾♪
☆幼馴染の井上麻里奈♪
☆電波っ子の広橋涼♪
☆生徒会長は田中理恵♪
優姫のくぎゅは、いつものツンデレくぎゅとは少し違った声色なのが良い~↑↑
また、妹があーやって♪それだけで、私は幸せです♪♪

最後になりますが、個人的にはなごなごの良さをもっと描いて欲しかったですねww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

許嫁と妹とあとは…?

この作品は周りの女の子ほぼみんな主人公が好きというまさにハーレムです
と言っても基本的には、許嫁と妹がメインです
他の子たちはおまけと言っても過言ではないほど、主人公とドキドキシーンはありません
他の子たちもかわいいだけに惜しい
ですがメインの許嫁の片桐優姫と主人公の妹の長瀬湊はとても魅力的です
釘宮さんのツンデレが観られますよ!
これは大きいですね!

あかね色に染まる坂で告白。タイトル回収。いい演出
誰が誰に告白したのかは観て確認して欲しいです
それまでの展開が色々な意味で面白いので

普通に楽しめた印象
泣ける人には泣けますし、つまらないと感じる人もいると思います
私は前者です。最後はほろりときました

EDはほぼ毎回変わりますが(ヒロインたちのキャラソン)、なんとなく妹ちゃんの歌に力を入れてるような感じがしましたヾ(@゜▽゜@)ノ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22
ネタバレ

ARTof LIFE さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

衝撃のラストとはこういうこと!

原作未プレイ

何も知らない状況から観始めましたがなかなか楽しむことができました!

{netabare}ラストの展開にはかなり驚かされました!
まさか湊を選ぶなんて現実ありえないだろうなと思っていたがまさかの展開でなんだかドキドキ?しました笑。{/netabare}
しかし
{netabare}準一と湊は実兄妹ではなかったのか?{/netabare}
まあ個人的にヒロインは湊一筋でしたが笑

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

76.3 9 2008年秋(10月~12月)アニメランキング9位
機動戦士ガンダム00 2nd season[ダブルオー セカンドシーズン](TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1123)
6071人が棚に入れました
4年が経過した西暦2312年。各国家群が地球連邦として統一され、世界は一つになったかに見えた。しかしその裏では、独立治安維持部隊『アロウズ』によって、反政府組織や主義・思想への弾圧や虐殺が行なわれ、世界は歪んだままであった。夢を叶えて宇宙技術者にとなった沙慈はアロウズによる弾圧に否応無く巻き込まれ、国連軍との決戦を生き延びた刹那は歪んだままの世界に立ち上がり再び戦いへと身を投じていた。

ゆうと さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ルイスーーー!!

DVDのパッケージを見て、あれっ⁉ロックオン生き返った‼
と思いましたが騙されました(笑)

1期に比べると、マイスター達は個々の考え方や行動に迷いが無い感じがしますね。
悩み役はクロスロード君(笑)
でも、ルイスとの数々のシーンは胸熱ですね。

セルゲイも大人の風格がいっそう増してるし…。

ただ、こうして思い返すとマイスターの印象が薄いですね。
褒められない点だと思います。

2回見ました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

武力による戦争の根絶

とっても矛盾してるテーマをどうやって推し進めていくのか
1期から4年後の世界

少年だった刹那が大人になってる~!
ロックオンが生きてた!?
どうやってスメラギの居場所を突き止めた!?
もうのっけから突っ込みどころ満載だが、そこがいい!

人間関係や組織が複雑でガンダムを見慣れてないとこういうのは突いていけないと思われる

アローズってなんだかティターンズと似てるな~とか

これが今のガンダム、ガンダムが好きじゃないと楽しめない作風だけど
サンライズさんにはこれからも次世代のガンダムを楽しませてほしい

最後にリボンズの声、私はそんなに嫌いじゃないけどね^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

綺麗なまとまり方でした

1stシーズンから続いて視聴しました。
こちらの時期設定は5年が経った西暦2312年。

比較的、そんな遥かな未来ではないので身近に感じますが、
現在からちょうど300年後の話になります。
現実的に考えてしまうと、世界がいまだ歪んだままっていうのが
なんとなく暗鬱な気持ちにもなりますが、
複雑に入り組んだ深いシナリオと、未来のために刹那が
強く激しく果敢に戦ってくれます。
(個人的にはロックオン、ディランディ兄弟が好きですが)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

72.1 10 2008年秋(10月~12月)アニメランキング10位
ONE OUTS - ワンナウツ(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (660)
3225人が棚に入れました
プロ野球チーム「埼京彩珠リカオンズ」の児島弘道は、実力はありながらも一度も優勝をしたことがないという不運の天才打者。優勝するために必要な何かを探すためシーズンオフに沖縄で自主トレーニングに励んでいた。そこで児島は賭野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャー、天才勝負師渡久地東亜と出会う。

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

監督は渡久地の犬になった。わんわん。

レビューのタイトルは作品内の一節ですが、マイナーすぎて自分でもよくわかりません^^;w


本作は、原作購読後の視聴でした。

原作者はライアーゲーム等が有名な甲斐谷忍の同名漫画です。


普通の野球漫画、アニメなどでよくある、主人公が剛速球投げたりだとか、すごく強いライバルがいたりだとか、、そういった熱血系のものではありません。


というのも、主人公の渡久地 東亜が投げるのはストレートのみ。
それも球速はプロにしてはあり得ないくらい遅い。。
ただそのストレートには秘密があった、、、そしてヒール系の主人公。
この渡久地がかっこいいんです^^東亜って名前もいいw


そして、類稀な勝負勘と駆け引きの能力、洞察力で相手をきりきりまいさせていくというものです。
相手のいかさまや渡久地対策をかいくぐって活躍する姿はまさに不敵です。


自分は小中高と野球少年だったので、これといった野球題材の作品は大体観てきました。
今までに無い野球漫画のスタイル。
そして、一見ぶっ飛んだような駆け引きも采配も設定も、リアリティを持てている所に魅了されました。


さらにオーナーや解説陣、監督なども実在の野球人をパロっているので、面白くプロ野球のダークな部分を垣間見る気分です(現実ではないですけどね^^;)


すこし難しいルールの部分やサインプレイ等もありますが、野球にめちゃくちゃ詳しいというわけではない人も、解説等あるので全然見られると思います^^
この作品の持ち味は野球云々より駆け引きなので^^


アニメで一応まとまってはいますが、原作ではさらに後の展開が描かれており、そこがさらに面白いので、原作も読んでいただくことをオススメします^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

トン丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おもしろい!!だからこそ、おしい。

原作の漫画を読み終わってから視たのですが、おもしろいです!!
ストーリーには若干の違いはあれど、主人公の性格・個性・思考がちゃんと考えられているのかなと思えるものだった。

原作が大好きだった自分としては、『ONE OUTS』という作品の世界観がある程度までは引き出せていたように感じた。

でも、正直もう少し引き出して欲しかったっていう気持ちは拭い去れない。


なにより素晴らしいのは、OP・EDの曲とムービーの素晴らしさ!!
本当に素晴らしいとしか言いようのないものだ。

つまり、一番何が言いたいかと言うと

とりあえず一回は見ていただきたい!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

悪人ヅラしたヒーロー

漫画原作。
”熱い”といえる野球漫画ですが爽やかさからは程遠い内容です。
主人公はスポーツマンというより、肩書きとしては「勝負師」と呼ばれます。
威力のあるスピードボールも変化球もない。
巧妙な心理戦とボールコントロールで、駆け引きを駆使して戦うピッチャーの覇道の物語。
端的に表現すれば、アカギまたはカイジの野球版といえば解りやすいと思います。
ちなみに、中の人も同じです^^


まず目を引くのがビジュアルです。
作画がどーのこーのではなく、主人公の面構えがもう完璧に悪人w
切れ長でスマートですが、腹にイチモツがあって何か企んでいそうな表情、クールな薄笑いが似合うような見た目です。
よく敵役に出てくる冷酷無比でヒーローを最後まで苦しめる、まさしく嫌な悪役のような造形。
悪態をついては相手を陥れ細く冷笑する。
そんなのがとっても良く似合いそうな、ちょっと主人公っぽくないキャラデザインになっています。

で、実際はというと、その見たどうりの性格と行動のキャラ^^;
これが本作の最大の魅力。
不遜にして大胆、並居る強敵を勝負勘と知略で翻弄するダークヒーローです。


ダークーヒーローと表現しましたが、この主人公は基本的に悪事は働きません。
勝負事に対してとことん真摯。
狡猾で思慮深く、常に何かを見越して冷静。
態度はデカく罵詈雑言を吐くし勝つためにやれる事は何でもやりますが、研究や観察に余念がなく勝利に貪欲。
視聴者していても嫌いになれない筋の通った部分があります。
何より結果をキッチリだして、多少の強引さや横暴は仕方ないと納得できる頼りになる存在。
最後までみればわかりますが、義理堅く仲間想いなところも見せてくれたり。
敵に廻せば厄介このうえないけど、味方にすればとてつもなく頼もしい主人公の傍らで、攻略不能といわれる難敵を次々に沈めていくのを供に味わうのが痛快でたまらない感覚です。


攻略の方もかなり錬り込まれていて面白い。
原作は未読な状態で視聴しましたが、「こうなるだろう」という短絡的な私の浅知恵では及ばないような展開で、いい意味で裏切られる事の連続。
もう、次が気になって仕方なくなって、一気に視聴してしまいました。
野球の科学的なスポーツ理論や細かいプロ野球規定やルール、球界事情の事まで丁寧に調べてあり、それを活かしたアイデアがとても秀逸。
何重にも張り巡らせた伏線が、連戦のなかで回収されていくのが気持ちいい。
冷静に考えると、結構なご都合主義なところもありますが、理論武装がしっかりしているので、そんなところは気になりません。
野球の描写が丁寧でスポーツものとしての作画や演出の水準が高いので、多少の粗などは指摘に値しない些事と思えます。

野球だけでなく、金の亡者である契約者(球団オーナー)との契約金の奪い合いも、ドラマを盛り上げる要素になっています。
当の主人公は、あんまり金銭バトルには興味なさそうですが・・・そこがまた面白いところ。
球場以外で勝手に行われる戦いが、本作の面白さを2倍、3倍に膨らませています。
オーナーは第二の主人公と思えるぐらいキャラが立っていて素敵でした。


正直、あまり期待もせずに視聴しましたが、もう観だしたたらワクワクが止まらない面白さでした。
さすがに野球に興味がない方の視聴は辛いところがありますが、スポ恨成分なしでここまで楽しめる野球モノも珍しい。
駆け引き、頭脳戦、トリック、そういう要素に満ちあふれた娯楽性抜群の良作です。オススメ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

70.9 11 2008年秋(10月~12月)アニメランキング11位
スキップビート!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (347)
1706人が棚に入れました
高校にも行かず日夜バイトに明け暮れる主人公・最上キョーコは幼馴染であるロックミュージシャン・不破尚と同居し、生活費を一人で賄っていた。歌手志望で家出同然に上京した尚に献身的に尽くす事が無上の喜びだったが、尚がデビューし超人気歌手となった後は次第に距離が開いてきていた。
そしてついにある日、自分が単なる家政婦代わりに上京させられたことを知り、あっさりと別れを告げられる。捨てられてしまったキョーコは失意の中で尚に復讐すべく、芸能界入りに挑戦する決意を燃やす。執念と根性で無理を通し、尚の所属するアカトキと並ぶ大手芸能プロダクションのLMEの新人発掘オーディションに参加し審査員の意表を突き、一次審査を通過する。しかし続く二次審査で愛する心と愛されたいと思う心が欠けている事を露呈してしまい、落選してしまう…。

声優・キャラクター
井上麻里奈、小西克幸、宮野真守、早水リサ、川中子雅人、石井康嗣、今野宏美

GenesisATN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

引き込まれる

いわゆるシンデレラストーリーに分類される、オシャレに疎かった主人公が見事に化け、芸能界入りをするという流れの話です。

この作品のひとつの魅力として、主人公がブラックだというところです。
NARUTOでいうところの、内なるサクラのような心理描写が面白いです。
表ではいい顔をして、心の中ではどす黒い考えをしているような、そういったイメージです。

しかしながら、そんな主人公でも根っからの悪というわけでもなく・・・。

というように、主人公の心の成長も見所のひとつです。

笑いあり、感動ありの作品です。

男性でも抵抗なく観ることのできる少女マンガ作品なので、アニメが気に入った人は漫画もオススメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

sakura さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

芸能界サクセスストーリー♪

少女漫画原作ですが、子どもから大人まで男女ともに楽しめる作品で、とてもお勧めです☆
根気強く元気いっぱいのヒロインが、周りを惹き込み成長していく姿に、とてもワクワクしました。
主人公を取り巻く人たちもそれぞれに魅力的で好感が持てます。
笑いあり、ラブあり、感動ありの楽しいアニメです♪

中だるみや詰め込みすぎも感じることなく、全話楽しむことができました。
ただ一つ残念なのは、これからという所で終わってしまったことですね。
放送終了当時は二期を期待してたんですけどねぇ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

motty さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

思わず原作を買った。

こんなにも面白い少女漫画原作のアニメを見たのは、本当に久しぶりでした。
アニメは中途半端なところで終わってしまうので、そのままの勢いで古本屋に直行して、漫画を全巻大人買いしてしまうほどに面白かったです。
芸能界に入って主人公が活躍していくという、どこかにありそうな話なのに、他の漫画にはない面白さがあります。
普通の少女漫画にはいないような主人公が、毎日一生懸命奮闘している姿に、エールを送りたくなるのと同時に、何故か笑ってしまいます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

70.8 12 2008年秋(10月~12月)アニメランキング12位
亡念のザムド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (797)
4562人が棚に入れました
大陸の北半分を統治する北政府と、南半分を治める南大陸自由圏が長年戦争を続けている世界でストーリーは展開する。主人公の竹原アキユキは、70年前の戦争で南大陸自由圏に併合された尖端島に住む高校生。尖端島が非戦闘区域であったこともあり、戦時下ではあるが平穏な日々を送っていた。ある日彼は、通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女を見つける。彼女を難民と思い、バスに乗せる手助けをするアキユキだったが、彼女はバスを爆破。その際アキユキは「ヒルコ」を宿し、「ザムド」となる。

兎ツ音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ジブリ的雰囲気が好きならば

とにかく世界観、作画がかなり好きでした!!
始まりだけ言うと
アキユキが爆発の影響で腕に謎の光を受けて
ザムドと言う化け物になるところから話が進みます。
観た事の無い人は
是非実際に続きを観てみてください。
一気に引き込まれます!!
あくまで個人的意見ですが・・・

あと好きなキャラは結構いましたが
やっぱりナキアミですね^^
可愛いです!!
それとOPかっこいいので是非観てください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「思考と成長」。私の自己評価で最高傑作である今作品を堪能せよ!!

様々な人がこの作品のレビュー、または感想をネットで書き込んでいます(あにこれ以外でも)。
私はそれらの大量のレビューを読みました!(`・∀・´)エッヘン!!

そして面白いのがレビューアーの皆さんがこの作品に対して抱く「テーマ」が違うことです。「共存」「母体回帰の否定」「伝える、考える」「コミュニケーション」などなど、他にもいろんな「テーマ」が存在していました。
私はこれら全てが正解だと思います。この作品が難解だとされる理由がここにあります。
ある人は消化不良だと、ある人は後半がクソだと言いますが、私はそのような感想を抱くのは、この作品を一種のエンターテイメントとして捉えているからだと思います。

批評家は皆、主に「ナウシカやラピュタ、またはエウレカをコピーしている」「結局何をしたいのか分からない」「作画が良いのに戦闘シーンが少ない」などの評価をしています。
これは明らかにコンセプトを間違えている。

この作品の序盤で何回も言われるセリフがあるじゃないですか、「考えろ」と。
この作品はエンターテイメントなどではまったくなく、視聴者に考えさせることで初めて意味を齎すアニメです。
公式サイトで宮地監督自身、この作品が成す意味は「このアニメの中で現実があるように、視聴者の皆さんにも当然現実がある」といったようなコメントをされていました。

前置きが長くなりましたが、要はこの作品は娯楽の為でなく、視聴者に考えさせる為にある作品であることを理解した上でレビューを引き続きお読み下さい。


さて、まずこの作品を難解とさせるのが専門用語と独特の世界観です。まぁ専門用語はwikiって貰えば一番早いのでここでは説明を控えます。
世界観の方はちょっと説明しますね。

まず、世界は北政府と南大陸自由圏の二つに別れています。
北政府は宗教独立国家であり、ヒルケン皇帝を頂点にヒトガタ兵器を作り出し、南大陸と戦争をしている。
南大陸自由圏は軍事独立国家です。ヒトガタ兵器に対抗する為ASPスーツを作り出し戦争を続けています。

そしてストーリー内で重要になって来るのがルイコン教です。ルイコン教はサンノオバを教祖に頂く宗教です。ルイコン教は北政府から厳しい弾圧を受けた宗教団体。理由は作品を見たら一番分かりやすいのですが、ルイコン教信者達はルイコンを大巡礼の時に元の形へと流そうとしています。この元の形というのが分かりにくいところなのですが私が「考える」に死を通して人間の悪しき感情(ヒルケン皇帝)を排除し、清らかな存在となって輪廻転生の名の下に生まれ変わる、または天国に行く、といった事ではないでしょうか。
ルイコンとは魂。北政府はこのルイコンを使って謎の技術を開発し、ヒトガタ兵器を作った。その概念はルイコン教そのものに反するものであり、サンノオバが反対すると、宗教団体ごと迫害された。それが多分大まかな経緯でしょう。

まず、ここのルイコン教と北政府の概念を理解しなければ今作品は理解不能。

さらに追加でザムドとはルイコンの流れを導くもの。ザムドもルイコンから作られる兵器ではないかと思われますが、多分ザムドを作る為に使われるルイコンやザムドになるプロセスが違うのでしょう。

素は同じでもプロセスや品質で結果が違ってくる。それが正義や悪と判断させるわけですね。ここはかなり独特な倫理や道徳が働いています。


次にヒルケン皇帝。ヒルケン皇帝はサンノオバが北政府から迫害された理由と大きく関連しています。
ヒルケン皇帝は本来ルイコンの流れによって消滅される。というより、大巡礼で毎回ヒルケン皇帝の悲しみを満たし、そして消滅させる、というのがこの世界の成り立ちでした。

今作品の大きな物語はこの負の連鎖を断ち切ることにあります。主人公であるアキユキ、ナキアミはお互いにこの連鎖の主役でありながら、連鎖そのものに疑問を抱いてしまった。
そして、団体の自己犠牲の概念を塗り替えるべく、個人(アキユキ&ナキアミ)の利他主義的観念から己を代償としてこの連鎖を止める。これが今作品の流れです。

具体的にはアキユキが己の名前(存在)をヒルケン皇帝に預け、ヒルケン皇帝の存在を肯定させた後、ナキアミが連鎖自体を打ち切るべく1000年の時を持ってヒルケン皇帝ごと封印する、といったものです。
ここまで理解すれば、後は想像するも自分なりに解釈するのも勝手です。「テーマ」もその一つ。

私がこの作品の一番のテーマだと思うのは「思考と成長」です。
この作品は本当にキャラクター自身が考える場面が多い(まぁそれが戦闘シーンの削減と単調な物語を引き出しているんですが・・・汗)。私が全アニメで一番好きなキャラクター、紅皮伊舟も例外では無く、各キャラが色んな思想や意見を反映させながら思考を重ね、そして成長していく。そんな過程が濃密に描かれています。
そんなストーリー進行が私は大好きで、今でもこの作品について考えることがやめられない状態が続いていますw

他にも色々なキャラクターからこの作品のテーマだと考えられる物が色々出てきます。
フルイチ=友情、憎しみ、自己嫌悪
ハル=愛情、恋愛
リュウゾウ=命、「考える」、生きる意味
フサ=親密感、コミュニケーション
ミドリ=過去、劣等感
伊舟=言葉、愛、存在意義
アーム=家族、親
天心様=「思考」
アクシバ=思い
クジレイカ=憎悪
ヤンゴ=差別、信頼
凍二郎=正義と悪
スカッキ=親、愛
サンノオバ=自己犠牲
ヒルケン皇帝=悲しみ、自己の存在意義、自己の存在の証明

これだけのキャラクターにこれだけの象徴がある作品はなかなか無いでしょう。確かに一度見ただけではこれだけの情報は処理できない。しかし、視点を変えて、複数回見ることでこの作品は面白くなっていきます。

次はシーンも考えていきたいと思います。
凍二郎とリュウゾウが慰霊碑で話合い、戦うシーンは個人的にかなり気に入っています。
あの場面ではリュウゾウが正義で凍二朗が悪と明白に示されていますが、話している対話の内容はかなり曖昧なものでした。
ヒトガタ兵器の開発を行い、多大な死者を出そうとしている凍二朗は悪だと彼自身が述べていますが、本当にそうでしょうか。
実際リュウゾウはその安直な思想を気休めと捉え、考え続けることを主張していました。
いや、なんか違うな。凍二朗自身が悪になることで事の顛末を簡単に終わらそうとした、その行為にリュウゾウは憤慨したのでしょうね。
要は善悪とは己を否定または肯定する為の道具ではなく、また己で判断できるものでも無いのでしょう。
客観的に、主観的に、道徳的に、功利的に、それら全てを含めて善悪が決まるのでしょう。だから人が行った行為を己で評価することが出来ない。しかし、その途方も無いプロセスに対し自分でリミットを作り諦めることは思考停止、すなわち死を意味する、とリュウゾウは言いたいのでしょう。

次はアクシバが最後に手紙をばら撒くシーンについて「考え」たいと思います。あの手紙は誰宛か。まぁ言わずもナキアミ宛でしょうが、「この世に届かない手紙は無い」というこのセリフの意味は。これは単に物質的な意味を指しているのではなく、人の意思そのものを指しているのではないでしょうか。手紙が落ちるシーンで描かれていたクジレイカはまさにその象徴。憎しみの感情を持っていたクジレイカは最終的にナキアミの愛情を理解した。この王道展開もアクシバのシーンと繋げるとストーリー全体が伝えたいことの一部だと分かる。

一つシーンを取ってもこの内容。他にもクジレイカとナキアミ、伊舟と雷魚、ナキアミと伊舟、フサとリュウゾウなど色々語りたい事で一杯です!

しかし、これ以上書いたところで皆さんが読んで下さるとも限りませんし(何分長いですからw)、それに今作品は「思考」がテーマ!私の意見などどうでも良いから作品を見て考えて下さい。

最後に人は私みたいな人間を過剰に考えすぎだと言いますが、私自身はまったくそうは思いませんw
そもそも社会学者の方々は我々オタクのことを「特定情報の過剰利用者」と呼びます。まぁ実際そうなんですが、いや、だからこそ「考える」ことが重要になるんではないでしょうか。
オタクでは無い人は「そんなこと考えてorそんなもの見て何が楽しいの?」と聞きますが、私は素直に「考える」ことが楽しいと応えます。
要するにこの作品はオタクである、アニメファンである自分に何故アニメが好きなのかを再認識させてくれる作品なんですね。

皆さんもこの作品に触れて「考えて」頂けたら嬉しいです^^
では、長い間お付き合いありがとうございました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

coke さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「I have this vacancy in my heart」

先日やっと亡念のザムド見終わりました。最終回がとても感動できて号泣しまくりでした。今作はウェブアニメだということもあり、知名度が低いのは仕方ないと思うのですがこの名作を色んな人に是非視聴していただきたいです。

{netabare}ではさっそく、フルイチぇ・・・。この作品を見た方達はわかると思いますがアキユキは絶対に影とか光とかまったくそういう事を考えていなかっただろうに、フルイチはハルがアキユキに一途すぎて嫉妬で考えが歪んでしまったのかと思います。それ以前にただ単に昔の三人の関係に戻りたかったのかもしれませんね。でもそれができないからまた更に苦しんで、考えがもっと歪んでそれでもっと自分で首を絞めてる状況に陥ってしまったんじゃないかと。

更に、拒絶していたアキユキと同じように自分も「人間ではないもの」、つまり「ザムド」に変わってしまう恐怖もそれに耐えようとしてたフルイチを思うと心が痛みます。フルイチの最期を思い出すととてつもなく心が痛むのですが、彼の最期はある意味フルイチが最後の最後で自分らしさを取り戻せたのかな、と自分は勝手に解釈しています。

このアニメは何個も感動的なシーンがあるのですが、その中で私が挙げるのは、垣巣中佐とリュウゾウが慰霊碑で話し合うシーンですね。ここで改めてリュウゾウの魅力に気づかされました。リュウゾウの台詞で「お前をただの垣巣凍二郎に戻してやる」がとてもかっこよくて、この出来事のおかげで垣巣中佐は救われたのかなー、って。中佐はマザコンでかなりナルシストが入っていますが、物語が進むにつれて変わっていく彼を見るのは少々辛かったです。でも最終的に眠りから目覚めてスカッキと幸せになってくれればいいと思います。

個人的に今作品で一番気に入っているシーンは最終回ラスト周辺です。まず挙げられるのが、宛先不明便の手紙をアクシバとコバコとヒノキ丸が飛ばしたところとか、アームが大砲を撃ったシーンとか涙が止まりませんでした。

コバコが「世界中の皆に二人の声、届くよね」の台詞にアクシバが「当たり前だろ。届くに決まってんじゃねぇか」って答えた後にゴーグルをつけて、そこでちょうどED曲の歌詞が「I'll always miss you」が流れて即号泣。このくだりが個人的にすっごい好きで最終回見終わった後も何回もリピートしまくりました。あとアームの「お前はどっちに賭ける?」にヒノキ丸の答えが「咲く!咲き誇る」のやりとりでまた号泣です。アームの大砲とヒノキ丸の純粋さと言うのか、もう皆かっこいいです。

あと最後の最後でクジレイカは救われたと信じたいです。ヒノキ丸がなげた手紙で彼女が救われたんだろうと思いますし、多分アキユキがクジレイカにナキアミがどれ程クジレイカを気にかけていたか話した時点で多分彼女は今まで苦しんだものからもう救われたんだろうな、って思います。

あと少し不思議に思ったのが、この作品では妹という存在が結構可愛そうな心境を抱えていましたね。クジレイカは明らかにそうだし、ミドリもそれなりに抱えているものがあったと思います。

二人の育った環境は違いますが二人とも母親に愛されていなかったっと思い込んでいるというか、クジレイカのお母さんはアニメの方であまり繊細に説明はしていませんでしたがどミドリのお母さんは少なからずちゃんと愛していたと言うのにそれをミドリは見過ごしていたっていう。二人とも過去の後悔や姉への劣等感を抱えていましたが最後にナキアミのおかげで救われて本当に良かったです。

あと一番泣けるのが、ナキアミの優しさというのか、自分の幸せより他人の幸せを優先するところとか、それに反してヤンゴの台詞もリアクションもすごい泣けました。自分達のことを馬鹿にしたやつらとか、殴ったやつらが死んでナキアミが生きればよかった。彼のこの台詞はグサっと刺さりました。彼がどれ程ナキアミを慕っていたか。ナキアミがどれ程皆の幸せを願ったか。二人の思いを考えれば考える程号泣でした。

あ、あとヤンゴの成長期がすごくかっこいいです。しかも声入野自由さんです。スタッフナイスキャスティング。

話は戻りますが、イシュウの「言葉はいつも心に足りない」と言う台詞には毎回グサってきました。あとED曲が最終回で挿入歌としていれてくれたのがすっごいよくて、感動しまくりでした。更に、ちょうど曲が終わって「Bear with me」って歌詞の後にイシュウが泣き出したのがすっごい悲しくて、その歌詞の意味も簡単に解釈すると「be patient and go along with what I am doing」ですから雷魚の死をイシュウは否応無く受け入れないといけなくて。それでも生きてくれって雷魚のメッセージなんじゃないかな、って。

あらためて亡念のザムドのED「VACANCY」の歌詞調べたんですが、ザムド本編にすごく合ってて感動しました。「I have this vacancy in my heart… I don't know why I ever let you go」の部分ががすごくかっこいいです。

更に歌詞がすごく良くザムドのキャラたちを表現してると思います。ザンバニ号の皆からナキアミへの想いとか、ヤンゴからナキアミへの気持ちとか、ハルからアキユキの想いとか、雷魚とイシュウの関係とか。このパート「And I dream of the day that you'd come back home… And I hope that you know」を聞いてからもうこれはヤンゴからナキアミへ向けた歌詞としか思えなくなりましたね。ハルからアキユキへという事もありえると思いますが、アキユキは少なからず石から人間に戻れる可能性がありましたが、ナキアミは1000年もあの洞窟から出れないからヤンゴなりに、俺は絶対ナキアミがあそこから出てくるの待ってる、っていうヤンゴの決意でもあり、ナキアミが帰ってくるって信じてる気持ちなのかな、って。それをナキアミに知って欲しいって、ナキアミが出てくるのを待ってる人がいるっていうのをナキアミに知って欲しいのかな、って。

最後はやっぱりナキアミがまたあそこから出てきてくれればそれが最高のフィナーレになると思います。そしてヤンゴと会ってください。1000年と言わずヤンゴが生きている間に会ってそして末永く幸せに生きて!!皆幸せになってください!ナキアミも!!{/netabare}

長々とすみません。このアニメに出会えたことを心から感謝しています。ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

69.2 13 2008年秋(10月~12月)アニメランキング13位
ロザリオとバンパイア CAPU2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (600)
4277人が棚に入れました
月音が陽海学園に入学してから1年。春休み明けのこの日、月音は萌香との再会に胸を膨らませ、学園へと急いでいた。
すると、謎の少女が自転車で衝突してくる!事故の相手は、ちょっとキツめな印象のツインテールの美少女だった!そして学園では、萌香たちが新入生に囲まれて大騒ぎになっていた。
さらに萌香の下駄箱には、彼女を慕う新入生からの大量のファンレターも!しかしその中に「命をもらう」と書かれた物騒な脅迫文も…!?

声優・キャラクター
岸尾だいすけ、水樹奈々、福圓美里、こやまきみこ、釘宮理恵、斎藤千和、千葉紗子、井上喜久子、関智一、子安武人

月華蝶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

王道ラブコメ

第1期の続きです
内容は王道ラブコメ。
主人公がめっちゃハーレムです
内容はベタな感じですが、自分にとっては
それがまた良いです
ベタな展開に飽き飽きしている方にはオススメ出来ないかも知れません。

OP・EDともに水樹奈々さんが担当していて
音楽は結構好きです。
別段、水樹奈々さんだからという訳ではなく、
仮に、水樹奈々さんが歌っていることを事前に知っていなくとも良曲だと想います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Q質問 A解答 T突っ込み

A,物語 5
このアニメは昔からすごく好きで~
やはり2期も良かったね
「つくね・・・・もかさん・・・・つくね・・・・もかさん」

声優 5
奈々様は美の象徴
やはり奈々様がでてるアニメは素晴らしい

キャラ 4,5
皆良い人だと思う
妖怪の中でたまにきもいのがいて
もかさんのお父さんが強すぎるけど

作画 5
もかさんの可愛さに胸キュンした1年前の俺だった

音楽 5
opもedも良い曲だね

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

69.2 13 2008年秋(10月~12月)アニメランキング13位
のだめカンタービレ 巴里編(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (391)
2164人が棚に入れました
千秋とのだめは、音楽留学のためパリへとやって来る。飛行機恐怖症を克服して、久しぶりに戻って来たパリに感慨深くなる千秋。
パリでの住処であるアパルトマンで二人を待っていたのは、のだめと同じ国立音楽大学ピアノ科に在籍するオタクのフランス人、フランクと派手な外見のロシアンギャル、ターニャだった。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、松風雅也、大原さやか、伊藤静、浅沼晋太郎、日野聡、森川智之、清川元夢

しょうすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1期からの勢いで。。。

ストーリー的には1期のが充実してた感はあるんだけど。。
音楽も1期のが良かったかなw
でも続きみたくて止まらなくなりますねw
楽器弾けるなら自分もやりたくなるんだろうけど弾けない悲しさorz
でも弾けなくても感動しまくれますよ(・ω・)bグッ
もっと小学生とかに見てれば人生変わっちゃったかもだなw
きっとそんな感じで音楽やりたい病を発症した人が一杯にしちゃった まぁうっとり感動系なアニメですねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

年貢を納めて変態の森に

舞台を日本から海外を移しての第2期。
のだめと千秋、2人の主人公の成長と進展を描いたクラシック音楽アニメです。
パリを拠点に指揮者としての名声を固めていく千秋と、真剣にピアノに向き合う事を決めたのだめの恋にも注目です。
人気を博したTVドラマは、アニメの1期にあたるところまで。(巴里編以降はTVスペシャル版と実写映画になっています。)
ヨーロッパでの活躍を詳しく描いたのは、アニメの2期、3期となります。


外国に舞台が移ったからといって、作風は変わらず「のだめカンタービレ」です。
コメディチックな雰囲気は崩さずも、その中で音楽家としての苦悩や成長を表現しているところは同じ。
生真面目で努力家、何でもソツなくやり遂げてしまう千秋と、持ち前の才能と行動力で前に進んでいくのだめの、イビツでありながら分かち難いいカップルが音楽家としてどう変わってくか。
その軌跡を辿っていくストーリー。
2人ともある種の天才なので、挫折や障害にぶちあたってヤキモキするのではなく、課題や難関をこの2人がどう突破していくか、そういうのを見るのが楽しい作品です。
天然なようで、色々感じたり考えたりしているのだめのキャラも際立ってきています。ただの変態じゃないッスねw

1期で残念だった作画も、この巴里編では改善されています。
ちゃんと演奏の動きが付けられたアニメーション。前作と違いオーケストラを描く機会が減って、ビアノ演奏の場面が増えたので、ラクになった・・・というのは失礼な言い草ですが、ちゃんとした動画を作る余裕ができたという事でしょうか。
少なくとも、「止め絵ばっかり目立つ」という印象は無くなりました。
オーケストラでも、ちゃんと演奏家のひとりひとりが”動いて”います。


恋の物語としても進展がちょっぴり。
既に相思相愛な状態で巴里に来ていた2人ですが、最初から女房気取りののだめの事はおいて置いて、いよいよ千秋が変態の嫁の尻に敷かれる覚悟を決めたお話・・・・といってもいいでしょうw
喧嘩しても、普通の少女マンガみたに深刻なドロドロにはならない。むしろ壮快に二人の絆が深まっていくので安心感があります。
恋愛物語として盛り上がりに欠けますが、恋のライバルっぽいのが現われても、まったくモノともしないのがむしろイイと思えます。この作品に限っては^^


それぞれの音楽に向き合う凸凹でお似合いな2人の物語。
1期に引き続き、歌うように楽しく(カンタービレで)ご視聴頂ける作品です。
オススメ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

sobako777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キャラもストーリーも展開も魅力的! 見直しても面白い傑作人気作品!

キャラもストーリーも展開も更に魅力的になり、原作に負けない高いクオリティーを見せている巴里篇! フィナーレ篇への足がかりとして見れば、最終話の物足りなさも納得がいくし、まず文句なし。それに、楽器を奏でる指先の動きが凄い! CGとはいえ特有の不自然さはなく、特にピアノは、そのなめらかな動きにクリエーターたちの意地がミシミシと伝わってくる。このところ毎週のように何度も見直しているが、飽きるどころか毎度引き込まれる凄い作品だ。もしかしたら、これを観た何人もの少女たちの人生を変えたかも・・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

69.1 15 2008年秋(10月~12月)アニメランキング15位
テイルズ オブ ジ アビス-TALES OF THE ABYSS(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (560)
3380人が棚に入れました
二大国・キムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国により危うい均衡が続いている時代。
キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが敵国マルクトに誘拐された。それから7年後、自分の屋敷に軟禁されているルークは、師匠・ヴァンとの剣の修行が唯一の趣味となっていた。
そんな折、ルークはヴァンを殺そうと屋敷に侵入してきた少女・ティアと超振動を起こし、彼女とともに見知らぬ場所に瞬間移動してしまう。屋敷に戻るため、ルークはティアと行動を開始する。その旅路で、ルークは様々な人と出会い、自分の生まれた意味を知ることとなる。
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

癖の強い部分を好きになれるかが評価の分かれ目

2008年放映のTVアニメ。全26話。
ゲーム原作、未プレイです。

最初、設定や用語を理解するのにちょっと大変でした。

ストーリーはほぼ原作通りだそうですが、複雑な部分やちょっと鬱寄りな展開もあったりで、意外と評価が割れているようですね。
尺がギリギリでどんどん話が進むので、もう少しゆっくり世界観やキャラクターの心理を楽しみたいなと思う時も。
ですがアニメスタッフの原作愛が感じられて、最終話のEDまで含めてとても良かったです。

キャラクターは全体的に美点と欠点がはっきりしていて、私は割と誰にでも好感が持てました。
ルークが序盤酷い態度なのは私も頭を抱えたくなりましたが、彼の背景を知ってからは成長した姿をとても楽しみにできました。…私はどうもそういうの好きなんですよねw
ただ尺の関係もあったのか、敵キャラクターが掘り下げ不足なのは少しマイナスでした。

作画、声優さんの演技、音楽なども水準高めで安定していて、全体的なクオリティという点では見やすいと思います。

{netabare}
「生まれた意味を知るRPG」というゲームのアオリ文句のとおり、自分の出生や過去と向き合うキャラクター達を丁寧に描いた良い作品だったと思います。レプリカ問題とあわせて自分の居場所を問う展開に繋がっているのも非常に良かったです。

ルークについては、最初からなかなか憎たらしい性格で描かれていたので成長キャラだろうと緩く見ていた部分もありましたが、中盤で仲間達に冷たい態度を取られるのもまあ当然だな、と。
成長途上の子供であると見るか、大使の任を背負った公人と見るかで視聴者の感想が割れるところだと思うのですが、少なくとも本編内では公人として扱われていると私は考えています。仲間達全員、軍人だったり王族だったり導師だったり、子供ながらにしっかり働いていたりと、「公人」としての責任感が大きく、彼らの考え方がルークとの軋轢を生んだのは自然な流れだったと思います。

アッシュと自分が違う人間という結論自体は予想が出来ますが、そこに至るまでにルークにいくつもの大きな決断を経験させているため、オリジナルとレプリカの問題にもキャラクターそのものにも厚みが出ていたと思います。
ルーク自身が生まれてから7年とわかってからはちょっと可愛く感じる時もw
本人がショックを受けている時にミュウが一緒にいてくれて安心できました。マスコット系は普段あんまり好きにならないのですが、ミュウはルークを支える姿が健気で可愛かったです。


女性キャラもお気に入りでした。ティアもナタリアもそれぞれ違うタイプですが、健気でしっかり者で可愛い女性でした。

特にナタリアは女の子らしい少し勝手な考えも個人的には魅力だったり。女性として元のルークに戻って欲しいという願いは当然の事だと思います。
勿論それはレプリカのルークには可哀相なことでしたが、ナタリア自身も「代替品」であった事実に直面してからの成長は立派でしたし、その騒動の中でルークとの関係を再構築した部分は本作の中でも特に好きでした。

ルークに約束の言葉を言ってもらったシーンは印象的で、
自分がこれから王女として国のことを第一に生きるため
大切な幼馴染みの一人であるルークとも、アッシュと同じ重さで同じ約束を交わしておきたいから
おそらく戻るつもりのないアッシュのことを振り切るため
…など色々感じさせられました。
アッシュと幸せになるのを期待していましたが、アッシュもナタリアもそれを諦めていたようでちょっと切ない。

ラストシーンで戻ってきたのはルークかアッシュか、本編内の描写で予想は付きますがそれは「言わぬが花」って感じなんじゃないでしょうか?わざわざ語らないのもいい演出でした。
{/netabare}
(2017.2.15)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

生まれた意味を知るアニメ

ゲーム原作のストーリーを忠実に描写、オリジナルな展開は全くないです。
他のテイルスシリーズのアニメ化した作品と比べると尺が全26話と明らかに長く、原作の広大なストーリーを強引な展開で壊すことなく満足な仕上がりになっていました。
(ファンタジアなんか無理矢理4話で詰め込んでいましたから)
序盤の主人公は典型的なチャラ男で、かなり不快でイライラしますが、この作品の見どころは主人公の成長・変化なので長い目で見てやって下さい。
ストーリーはかなり重いシリアスな展開が最初から最後までずっと続きますが、テイルズシリーズの中でも人気の高い作品だけにとてもいい内容です。
突っ込みを入れたくなるような主人公の変化には感動すら覚えました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

448号 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

暇があれば…

まず1~3話まで見た感想としては、主人公に対する嫌悪感がヤバカッタです(怒`・ω・´)ムキッ
横暴、自己中、典型的な貴族っ子でetc.
とにかく最悪だと思いました(´▽`)www
でもそこで断念しゅてはいけない!
見続けていく内に、だんだんと性格が変貌していき…
結構僕の好きなタイプの主人公になってくれました(≧∇≦)
なので、まずこのアニメの見どころは主人公の成長する姿です!!

次にOP,EDのレベルがヤバイです(≧∇≦)
僕自身BUMPの大ファンなのですが、その切欠をつくってくれたのがこのアニメです。
ですから、きっとあなたも好きになる(。・ω・)ノ(はずwww

他には、キャラの台詞がフルボイスなのでゲームには無いよさが有ります。
またゲーム原作だから割と時間の問題でカットせざるを得なかった筈なのですが、それを感じさせない自然な流れがあり何の違和感もなく見れます。
だからゲームしかしていない人も見るべきです!!

まとめると自分探しをしている思春期の人にはオススメのアニメです。
僕も中3ですが、これを見て相当考えさせられました。
後、これは面白いかどうか意見が分かれると思います。
ギャグが大好きな人にはあまりエンジョイできない場合があるかもしれませね。(見ること必須)

ここからは個人的な批判になりますが、満足したアニメだったのですが、見た当初の僕はバトルを見るために見ていたので尚更なのですが、バトルシーンが呆気なさ過ぎます。
最後に近づけば近づくほどそれを感じました。

とにかく口説いですがオススメです(。・ω・)ノ
暇があれば是非o(`・ω・´)○

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

68.9 16 2008年秋(10月~12月)アニメランキング16位
純情ロマンチカ2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (239)
1556人が棚に入れました
大学生の高橋美咲と人気小説家(兼ボーイズラブ作家)の宇佐見秋彦、M大文学部助教授の上條弘樹と研修医の草間野分、M大文学部教授の宮城庸と高校生の高槻忍の三組の同時進行する恋模様を描く。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、花田光、伊藤健太郎、神奈延年、岸尾だいすけ、井上和彦、谷山紀章、並木のり子、森川智之、置鮎龍太郎、鳥海浩輔、小杉十郎太、水樹奈々、郷田ほづみ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人を愛すること、大切な人とどう向き合うべきかに性別なんか関係ない!

1期に引き続き視聴。
内容も3カップルそれぞれの「その後」が描かれていた。
ただ、表題作の『純情ロマンチカ』の主人公である宇佐見と美咲の物語が
尺的にも長く取ってあった分、圧倒的な厚みで描かれ、
脚本もずば抜けて良かった。

今回の宇佐見は特にカッコ良かった。
大事なことには寡黙で、何を考えているのか
わからない部分があった前期に比べ、
今期で描かれた迷いのない真っ直ぐさには、
個人的にすごく魅力を感じてしまった。

前作ですごく感情移入できたカップル、『純情エゴイスト』の主人公、
弘樹と野分は、今回もいろいろと感じる部分を与えてくれて、
納得できるラストだったけれど、できればもう何話か観てみたかった。

さらに、宮城教授と高校生・忍の元々ノンケ同士のカップル
『純情テロリスト』はこの3つのカップルの中で、
実は一番・・話の展開にリアリティがあるので、
たった1話のみという短い時間の中、笑ったり、じーんときたり
観ているこちらは、なかなか忙しかった。
欲を言えば、この物語もあと何話か観てみたかった。

全体を見渡してみると、今作の2期のほうが、1期より
良い出来だったのではないだろうか?
ラブシーンは極力抑えた感じだったので、そちらを期待していた人には
物足りなさを感じたかもしれないが、個人的にはちょうど良かった。

というわけで、一般男性もけっこうさらっと観れてしまうかもだよ?
強制するつもりはまったくないが、
とにかく、偏見や照れを排除して一度観ていただければ、、
性別に関係なく、人を愛するってどういうことか、
大切な人とどう向き合うべきか・・そのあたり、
ちゃんとした人間ドラマになっていることに、気づいてもらえるかと。
また、他のBL作品と比べると、キャラデザも濃くないので
比較的観やすいほうだと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

腐及活動中~♪オオゲサニ、トオリマスヨ!!三三三⊂´⌒つ´∀`)つ[R指定Ⅱ]

ロマンチカシリーズ第2弾!!
結局何よりも早く観終った・・
何故か?それは(≖ω≖)腐っ腐っ腐っ・・・
観てからのお楽しみ♥

1期に引き続き、「腐」3作品構成。
成分と共に紹介しましょう♪

高橋美咲&宇佐見秋彦シリーズ★70%★
ほぼこの作品の成分を占める2人の話。
美咲はひたすらにツンデレなやつですよ(・∀・)ニヤニヤ
会話のかわし方とか、何だか自分を見ているようで
恐くなりました(;´∀`)キモチワカル
今回はうさぎさんの兄、父などが出てきました!!
結構深刻な話とかにもなってBLだけじゃなく、
内容自体面白かったですよ♪
もちろん、あっちの方も色々なシュチュエーションで見せ付けられましたが( ゚д゚)ポカーン
例えば、お風呂場とか温泉とか・・車内とか・・
うさぎさんの甘い言葉とか・・
「美咲好きだ!」「何言ってんだよヽ(*`Д´*)ノプンプン♥」
のループ・・
まぁ、最後は良い感じに終わりました♪
やはり美咲の声は犯罪です♥そんな事言ってる私が犯罪ですΣ(゚Д゚;)ギクッw


上條弘樹&草間野分シリーズ★20%★
いや~、今回は弘樹が焼いてましたね~(#゚Д゚) プンスコ!
焼きながらのツンデレも良かったですね、
好きなくせに~って感じでww
(まぁ、弘樹は今回も卍解してくれませんでしたが・・w)
結局、最後は野分が弘樹を優しく包んでくれるんですが(´・ω`・)エッ?ナニヲ?w
1期程違和感を感じませんでしたが
やはり受け側は、もっと可愛い要素が欲しいですね・・
ちなみに弘樹はイケメンですが大人の雰囲気で、です。
だから、この2人は「攻めX攻め」に見えて仕方ないでんです(´;ω;`)マタマタドーデモイイヨーww


宮城庸&高槻忍★10%★
天使♥忍たんの回が1話とはケチ過ぎだろ(・д・)チッ
期待はずれもいいとこだよ・・
しかもこの話はかなりソフトです、何が・・とは言いませんがw
忍たんの心が離れてる様に感じた宮城は忍たんを連れ去るのです・・
宮城は過去に囚われ、そこから離れられなくなっていた。
しかし、忍たんの純粋な想いについに吹っ切れた(´・ω`・)エッ?ナニガ?w
その時の忍たんの泣き顔は、そこらの女より数倍可愛かったですよ(*´Д`)ハァハァ、ナグサメテアゲタイ♥


最後に・・1期よりあっちの方はかなりソフトになっていた気がします!!
かなりギリギリのラインではありましたが(´∀`*)ウフフ
そして、性別なんて関係なく真剣に恋愛してるのが伝わって来て
あんまバカに出来ないな~って思いました!!マジで!!
たまに笑えるシーンもあるし((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
まぁ、でも1期でも言いましたが「普通の男性と普通の女性」にはオススメ出来ません!!あれ?何か変わってる?w

とりあえず、観きった私はブラックリスト確実・・
もう逃れることは出来ない私は犯罪者です(`・ω・´)b ドウゾヨロシク!!w

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

わしょい。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これが噂の『BL』ってやつですか!!ロマンチカやぱええや~ん(笑)

兄の友人で超有名小説家の宇佐見秋彦に、
大学受験のため家庭教師をして貰う
高校三年生の高橋美咲。

ところが訪れた宇佐見の自宅で、
兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を発見!?

思わずキレた美咲、
寝起き最悪な宇佐見に襲われて散々な目に。
だが、兄の幸せを願って
恋心を打ち明けようとしない宇佐見を見ているうちに、
次第に美咲の気持ちに変化が生じてくる。。。

続けて見たからか切れ目がわからんww
ロマンチカ2もおもろかたww

純情ロマンチカ (全12話)
純情ロマンチカ2 (全12話)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

68.6 17 2008年秋(10月~12月)アニメランキング17位
ウォーリー(アニメ映画)

2008年12月5日
★★★★★ 4.1 (75)
419人が棚に入れました
ゴミに埋もれ、人類がいなくなった遥か未来の地球でたった一人ゴミ処理を続ける孤独なロボット“WALL・E(ウォーリー)"が主人公のディズニー/ピクサー制作SFファンタジー・アニメ。誰もいない地球で黙々と働き続けるうちにいつしか感情を持ち始めた健気なロボット“ウォーリー"のピュアな初恋と大冒険の物語が、現代人への警鐘と熱きメッセージを織り込みつつ感動的に綴られてゆく。監督は「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン。 人類に見捨てられ、ゴミに埋め尽くされた29世紀の地球。そこで700年もの間、黙々とゴミ処理を続けるウォーリー。いつしか感情が芽生え始め、いまではゴミの中からお気に入りを見つけてコレクションすることが彼の楽しみになっていた。中でもお気に入りはミュージカル映画「ハロー・ドーリー」のビデオ。それを見ながら、映画の中の登場人物みたいに自分もいつか誰かと手を繋ぎたいと夢見る日々。そんなある日、一体のロボット“イヴ"が地球に降り立った。その白く美しい姿を一目見てたちまち恋に落ちたウォーリー。あの手この手で彼女の気を惹こうとするウォーリーだったが、ある時、お気に入りのヒョロリとした物体=“植物"を見せた途端、イヴは動かなくなり、やがて突然現われたロケットに回収されてしまう。イヴを助け出そうとロケットにしがみきそのまま宇宙へと旅立ってしまうウォーリーだったが…。

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

流石のピクサー

 流石のピクサー。まさに神は細部に宿るというスピリットが感じられる作り込みが半端でない。

 ストーリーもかなりシンプルだが、しっかりハラハラドキドキさせる展開、ジーンとさせる展開、エンドロールのオチとスキの無い作り込みを感じる。ただ、「ヒックとドラゴン」を見た後のせいか食べ足りない気がしないでもない。人間たちをもっと作りこんで、上がる展開を用意してくれたら、もっと好きな作品になったような。正直このキャラクター達が活躍するところがもっと見たい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

68.0 18 2008年秋(10月~12月)アニメランキング18位
CHAOS;HEAD カオスヘッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (1161)
5673人が棚に入れました
現代の東京・渋谷で俗に「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解で猟奇的な事件が連続して発生する中、渋谷在住の高校生で引きこもり寸前の生活を送るオタク少年、西條拓巳はインターネットのチャットで「将軍」と名乗る人物が掲載した次のニュージェネの事件を顕示させるような残酷な画像を目撃する。翌日、拓巳は「将軍」と名乗る人物の発言通りの凄惨な現場に遭遇。同時に事件に関わりのある少女達が次々と拓巳の前に現れ、渋谷で起こる数々の猟奇事件に巻き込まれてゆく…。その際、拓巳の"妄想"が事件のキーワードとなる。

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その目、だれの目

序盤の展開は他の作品にはない「ホラーサスペンス」
・サスペンスホラーと王道が好き。
・異色作・中二病とか嫌いじゃない
など視聴者の好みにより極端に評価が変わりそう。
個人的にこういった中二病的アニメで設定もシナリオも好物

「ひぐらし」のような狂気を受け、確実に事件の中心に向かう引きこもりオタク主人公。
ここの展開が面白く「目撃した殺人事件の犯人が学校の隣の席に座るが見に覚えがない」や、「多重人格を疑われたり」など序盤は次に何が起こるかわからない緊張感があり1話ごとの濃さが尋常じゃない。

現実と妄想が酷い主人公ですが、後半はもっと展開が読めなかった。
王道的展開だけど、前半で複線もあったけど、「まともじゃない設定」でミスリード?かと疑ったけどそこに行き着くのかと驚かされた。

ただ「本筋に惹かれない」「展開に乗り遅れた」など1話ごとに濃さが強い作品なので、「電波作品」「設定で片付けるご都合アニメ」と揶揄されてもおかしくない作品。
毎話ごとに超展開が終盤まで続き振り落とされなければ、「妄想」に答えが収束するいいストーリーだと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11
ネタバレ

@ちゃんねらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シュタインズゲートから見てしまった・・・

シュタインズゲートから一年前の世界だからこちらから見るべきなのに先にシュタインズゲートから見てしまった・・・。
と後悔したのだが前半の一話一話がその後の展開や設定の予想がつかない感じはシュタインズゲートと似ていて面白いと思います。
{netabare}特に11話にタクが妄想から生まれた存在だという予想外な展開はとても好きです。{/netabare}
でも主人公は少し狂い過ぎている感じがしてシュタインズゲートの岡部と比べるとイマイチかな・・・・。
あと欠点はかなりあり、突っ込み所満載で説明不足な所もたくさんあるのでダメな人はダメかも・・・。
ゲームの方が面白いらしいので今度やりたいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハードSF科学アドベンチャー…〝妄想"オタクに強行着陸!?

ニトロプラス原作の〝妄想科学アドベンチャー"ゲームは体験版で挫折w

その主たる原因となった主人公の痛々しい〝妄想"オタクぶり。
加えてエロではなくグロで18禁を勝ち取った出血ぶりは、
やや抑えられたとは言え、アニメ版でも健在であるらしい…。

そんなこんなで興味を持ちつつも5年以上ズルズルと機会を逸し続け、
最近になって続編『カオスチャイルド』が自分の持っている
ゲーム機でも移植されることが決まり、
俺もいい加減、覚悟を決めて〝妄想"しようと
ようやくこのアニメ版で〝妄想"を逞しくした次第w

それにしても主人公声優さんの熱演ぶりは凄いですねw
本能に忠実に〝妄想"ワールドが広がっていく様は真に痛々しいです(苦笑)
何より共感できなくても何を言っているか、
大体分かってしまう自分のオタク度が痛い(苦笑)

その〝妄想"オタクパワーでダメージを受けた、
視聴者の叫びがここ、あにこれにも、こだましていますw

ただその〝妄想"という着眼こそが本作を面白くしているポイントでもあります。
かなり真面目なSF設定を、萌えがはびこる二次元世界に翻訳するため、
具現化する〝妄想"をサービスシーンも絡めて上手く絵にしています。

この辺りは原作ニトロプラスは相変わらず、
ハードな要素を二次元に落とし込む技術に長けた、
最強のローカライズ(翻訳)集団だと改めて感じます。

あくまで〝妄想"でなければなりませんでした。
これが想像力を形にするとか、超能力とかでは味気なかったし、
何より主人公少年の萌え、エロ方面へのポジティブシンキングの具現化は、
〝妄想"でなければ許されなかったと思いますw

そしていつの間にか本格SFに橋渡しされた後、
価値観を揺さぶられた末、見えた風景はお見事。
軽く人生観を変えられるエネルギーがあります。

ですから、オタクの〝妄想"に脳をヤラれそうになっても、
何とか凌ぎ切って、最後まで辿り着いて欲しいです。

若者の街〝渋谷"という言葉の響き…。
そして何より空の青さが違って見える、
貴重な人生経験となるはずです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

67.9 19 2008年秋(10月~12月)アニメランキング19位
らきすた OVA(OVA)

2008年9月26日
★★★★☆ 3.8 (539)
2774人が棚に入れました
ゲーム雑誌「コンプティーク」連載、美水かがみ原作のほのぼの4コマ漫画のアニメ化!おたくな女の子・泉こなたのボケに突っ込む普通の女の子・柊かがみを中心とした、まったりゆるゆるな何でもない女子高生の日常をコミカルに描いたアニメのOVA版。
ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コスプレ回!?(^^)

人気アニメ「らきすた」のOVAです。

今回は主にかがみが大活躍!
いろんなコスプレを見せてくれますよ。
かがみはどのコスプレもすごい似合ってますね(^_-)
{netabare}
メイド服やFateの遠坂凜、初音ミクなどなど。
{/netabare}
最後にはおなじみの実写もあります。
{netabare}
やや実写に割く時間が多かった気がする……
もっとアニメに割いてほしかったです( -.-)
{/netabare}
OVAといえど本編と何ら変わらない面白さだったと思います。
らきすたファンなら見ては損はないと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

クロッシー(・з・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

らきすたの集大成

多分制作陣が当時とはバラバラになってたりするのでほぼ再作成は不可能でしょうね・・・
しかしらきすたは当時のニコニコの背景というかニコニコ動画そのものだった気がします。
今のニコニコとは違っていろいろコメントが流れたり、MAD形式でどんどん話が進んでいったりするという傾向はこのアニメあってからのニコニコでありニコニコありきのこの作品なんじゃないかな~と思いますね。
柊一家は勝ち組中の勝ち組でしょう。あんな姉妹いたら愛でるしかありませんよ。そりゃあ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

~雅~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

整ってる

んだよなあぁ・・。

「こなた」その他のキャラに、ツッコミの「かがみ」。

他愛のない日常をテンポよく展開させるんで「あきない」「面白い」。

何気にキャラは「大学」まで行ったようで・・・。

この頃の「平野綾」は声色の数なんかで、正直「すごいなぁ」と思ってたんだけど・・・、

髪染めて、テレビの露出度がアップすると、「所詮こんなものか・・・。」と正直、「がっかり。」

自分の中では、「平野綾」が一番輝いていた作品。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

67.7 20 2008年秋(10月~12月)アニメランキング20位
ヴァンパイア騎士 Guilty(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (332)
1866人が棚に入れました
緋桜閑の死によって、学園は平和を取り戻していた。相変わらずガーディアンの仕事を忙しくこなす優姫。
そこへ、しばらく姿を見せなかった零が戻ってくる。零が無事だったことに安堵する優姫。ところが、零は閑殺しの嫌疑をかけられ元老院から狙われてしまう。枢が零の無実を証明しなかったことで、優姫は枢に反発し…。

声優・キャラクター
堀江由衣、宮野真守、岸尾だいすけ、千葉進歩、福山潤、諏訪部順一、保志総一朗、皆川純子、喜多村英梨、水野理紗、安元洋貴、中原麻衣、折笠富美子、郷田ほづみ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

背徳

原作漫画は完結しましたね。
テレビアニメからは想像できないような素晴らしい終わり方でした。重い、物語でした。

2期は途中からアニメオリジナル展開です。
なのでアニメ最終回は、色々突然すぎて??となりました。
1期同様、世界観に浸れる方は楽しめる作品です。
「耽美」「退廃的」「背徳」

サウンドホライズンお好きな方はドストライクだと思われます。
ゴシック、クラシカルな要素もあるので、そういうのもお好きな方も楽しめると思います。

原作が終了してからアニメ制作してほしかったです。そうしたら傑作になったろうに・・そこが残念です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

みいさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

止まらなくなる。

続きが気になって止まらなくなる。

1期よりも展開早かったし
次が気になって
あっという間に観終わってしまった。

戦闘シーンは少女漫画だからなのか
かなりチープ、というか一瞬で終わる。
あれ?これでおしまい?
っていうあっけらかんとした感じ。


メインは切ない禁断の
恋愛ストーリーみたいな。

出てくるキャラ出てくるキャラ
イケメンだったし、女の子向け。


エンディングは前触れが長くて
はじまってしまえばあっという間な
展開だったんだけど
私は納得のいくエンディングで。

感動しました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

Pocali さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期の8話あたりから一気に面白くなる

1期をもうちょっとギュッとしてもらったら、展開が早くて面白かったと思う。
なんせ、内容が薄い…勿体無い!
しかしクドさは1期よりも更に極まって良い。
戦闘シーンがもう少し見応えがあれば最高でした。
アニメーションの動きに物足りなさを感じてしまいました。
しかし、吸血鬼アニメの中では結構濃い方ですね!
ところで、吸血鬼の技で、自分の血を鞭みたいに扱うあの技は、なんの影響なのでしょう?
終わりのセラフにもそんなシーンがあったような…無かったような…
あぁ吸血鬼になりたい。ならせていただきたい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

67.4 21 2008年秋(10月~12月)アニメランキング21位
魍魎の匣(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (398)
2081人が棚に入れました
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。
憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!

声優・キャラクター
平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

文学の香り漂う上質のミステリーホラー

京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である百鬼夜行シリーズの
第2弾を原作に制作されたアニメ作品。

中央線の人身事故を発端としてストーリーが進むのだが
被害者と一緒にいた少女、その事故現場に居合わせた刑事という
登場人物から想像できるありふれた展開ではなく、
物語は思いがけない方向へと廻り始めていく。

僕としては、ずっと観ていたくなる演出と物語だった。
でもまず結論から言って、主人公は1話から登場する少女達ではない。
全13話の中、4話までは5話から次々と解決の一途をたどって行く事件の
謎をあちこち振り撒きながら展開していくに留まっている。
なので何がなんだか・・・と少々不満に思ったとしても、
5話からは必ずストーリーがぐんと動き出して見応えも充分あるので、
途中難解に感じてしまっても、できたら最後まで観ていただきたいと思う。

個人的な感想としては、想像以上に上質で素晴らしい作品だったということ。
ほんとうに、実写映画よりずっと良かった。

物語自体にも序盤で引き込まれたけれど、とにかくまず演出が好み。
ぼんやりと明るい陽射しが入る喫茶店や、桜の花びらが舞う小道、
文学的な香りの映像と語り口や背景の美しさ、
戦後まだそんなに経っていない時代のちょっと鬱な雰囲気や、
女子高生独特の、相手を束縛しあってしまうような友情の描き方などなど。

ただ、初めて観た時はどういう視点で観るべきなのか
少々戸惑ったので、何度も公式サイトを往復しながら観ていた。
それでも後半でどんどん真相が暴かれ、納得していけるのが、
すごく心地良かったし、京極堂と呼ばれている中禅寺氏が語る言葉には、
深く共感できるものがあり、一言一句もらさずメモを取りたくなるほどで。

ただ、欲を言えばOPとEDがもう少し
内容に合わせた古風な雰囲気だと、もっと魅力が増したのではないだろうか。
作中での音楽がとても良かっただけに、ちょっと残念。

それでも、中野で古本屋「京極堂」を営む一方で拝み屋の中禅寺秋彦、
うつ病の小説家 関口巽、警視庁捜査一課の刑事である木場修太郎、
「薔薇十字探偵社」の私立探偵で中禅寺と関口の旧制高等学校の一期先輩であり、
木場の幼馴染でもある榎木戸礼二郎、
そして雑誌編集記者兼カメラマンの鳥口。
この5人のキャラがとても良いし、彼らの会話が面白く興味深いので、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 72

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

魍魎の意味が明確なのに、何故評価されない?

今までこのサイトを参考に色々見てきましたが・・・

huluで初めてみました。
ド嵌りして3回位繰り返し観ました。


この作品が評価されない意味がわからないです。
考えれるに・・・

小説好きな人が引き込まれる冒頭⇒伏線⇒伏線回収の見事さ
伏線の多さ
2008年アニメ
ノスタルジックさ
戦争もの好きな人は大好物な戦後もの
ちと難しい内容
本格陰陽師
(アニメは似非ものが多いですから魍魎の意味が明確すぎる)
・・・とは思います。

因みに原作は読んでいませんが、本屋で冒頭を確認するに
アニメの方が演出が上手いと思いました。

まだの方は是非観て欲しいです。

因みに3話まで辛抱して下さい。主人公は少女達ではありません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上質な本格ミステリーホラー

京極夏彦原作の本格ミステリーホラー。
原作は読んでませんが、非常にいい出来です
時代設定は昭和初期?ぐらいで、それもまたアニメでは新鮮でいいです

アニメらしからぬストーリー構成なので、序盤はちょっと視聴に及び腰になると思いますが
伏線をしっかり張っているので、最後まで見ることをおすすめします
ワンクールでさっくり見れる割に、内容が濃いので見応えは十分です

アニメでミステリーやホラーを表現するのはとても難しいことです
アニメで映像化した途端、雰囲気をぶち壊してしまうのが常なので
本格ミステリーはアニメには向いていないと思ってましたが
「魍魎の匣」はその点、実に演出が巧みです
現実性と非現実性を上手く混ぜ合わせているので、
よくあるサスペンスドラマより刺激的で、
よくあるホラーアニメよりは、完成度は高く大人向きです
癖のある文学的表現が、さらにミステリーとしての魅力を押し上げています

一つ残念なのはOPやEDが作品に合ってないということ
そこまで酷くはないですが、内容がいいのだからもうちょっと選曲考えて欲しかったです
まぁ内容は悪くないので、是非見て欲しいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

67.3 22 2008年秋(10月~12月)アニメランキング22位
イナズマイレブン(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (350)
1439人が棚に入れました
マンモス中学校の雷門中サッカー部のキャプテン・円堂守は悩んでいた。雷門中サッカー部は部員が足らず、練習もまともに行えない弱小チームであったが、他の部員たちがやる気を見せない中、守だけはサッカーへの情熱を諦めきれず、一人で練習を繰り返す毎日であった。
そんなある日、転校生が雷門中にやってきた。豪炎寺修也という男の子で、中学サッカー界では伝説的なストライカーだった。そして時を同じくして、全国大会 40年連覇の強豪・帝国中サッカー部が、なんと雷門中サッカー部に練習試合を申請。しかも、この試合に勝てなければ、雷門中サッカー部は廃部となることが決定してしまう。
そこで守は修也をサッカー部に誘おうと考えるが、修也はとある事情により、二度とサッカーはしないという誓いを立てていた。ひとまず修也を諦め、何とか11人をそろえた雷門中サッカー部であったが、明らかに勝ち目の無いこの試合。守たちの運命は、そして修也は…?

声優・キャラクター
竹内順子、野島裕史、吉野裕行、宮野真守、釘宮理恵、折笠富美子、小林沙苗、佐々木日菜子、戸松遥

すもらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そのシーンにあったキャラクターをちゃんとポジションにおいてますね。

僕世代はみんな好きでしたね。イナズマイレブン

最近新作が出るとのことなので久々に見てみたら子供の時とは違った感想でした。作品を振り返るのも大事ですね。

イナズマイレブンは子供向けアニメですけどボスキャラが意外としっかりした意味で戦っていたりなど結構今見ても面白いと思いますよ。

イナズマイレブンは全国大会編・宇宙編・世界大会編があります。宇宙編と世界大会編はかなりの話数があるので伏線を貼りつつちゃんとその場の面白さもありラストシーンがすごく感動するようになってますね。特に宇宙編のラスト試合は涙なしには見れないです。

中学生が感じる挫折や悩みや苦悩が伝わり今見ると結構感情移入もできましたね。

それでも、主人公円堂くんのサッカーやろうぜはすごい勇気をもらえる言葉ですね。


子供向けアニメでも中々の面白さを持っています。
イナズマイレブン是非見てください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

okodull さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1話を見て

私が、1話だけ見て2日で26話まで見切ってしまったアニメ。
見る前は、子供向けアニメだろうと馬鹿にしていたのですが、とても引き込まれました。
困難に立ち向かい、努力して、勝利する。
少年漫画の王道を行くアニメです。
見ていて頑張ろうという気持ちにさせてくれるアニメ。

2話まで見て面白くなければ、続きは見なくて良いです。
次回予告が、すごく次の話が気になる作りになっているので、次回予告は見て欲しい。


なお、全127話なのですが、私は100話で挫折しました。
1~26話がフットボールフロンティア編と呼ばれるものですが、その話のストーリーの完成度が非常に高いです。
その先は、キャラクターが好きなら見ると良いかと。
ストーリー的な完成度はあまり高くないです。ただキャラクターは良い。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

549 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最高!

サッカーアニメは好きだけど、正直
超次元サッカーはサッカーっぽくないから
つまらないだろうと思ってみてたけど、
物語が進むにつれて、最高の作品だと思った。
キャラクターなどの作画はうまいとはいえないけど
必殺技の作画はそのわざのすごさが伝わってきた。
物語も敵として立ちはだかっていたライバルが
味方となって共に世界一目指したりして
少年漫画によくある努力、友情がよく伝わってきた
何よりも音楽はオープニング、エンディングともに
心が熱くなるような曲ばかりで、ここまで興奮したアニメはあまりなかったと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

66.8 23 2008年秋(10月~12月)アニメランキング23位
つみきのいえ(アニメ映画)

2008年10月4日
★★★★☆ 3.7 (222)
957人が棚に入れました
海面が上昇したことで水没しつつある街に一人残り、まるで「積木」を積んだかのような家に暮らしている老人がいた。彼は海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しすることで難をしのぎつつも穏やかに暮らしていた。ある日、彼はお気に入りのパイプを海中へと落としてしまう。パイプを拾うために彼はダイビングスーツを着込んで海の中へと潜っていくが、その内に彼はかつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく。

声優・キャラクター
長澤まさみ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

つみきのいえ。それは人生と思い出の・・・・・

アカデミー賞を受賞した加藤久仁生監督による作品。

作画は小さな絵本のようで見やすく、また、セリフというセリフが無いために少し考えなければならないかもしれない。

何故かはわからないが海面が上昇し、水没していく町の老人が、海面が上昇するたびに上へ上へと家を、まるで「積み木」のように大きくしていくお話。

彼はふとしたことで下に落としたパイプを拾いに行くのだが、そのとき下に行くにつれて、昔住んでいた部屋を見ることで昔の記憶、思い出を思い出していくのです。
それはこの話の主人公のおじさんの妻から子供たち、孫たち、結婚式、それに出会いの日々、何気ない日々までもと多くの人生を振り返ったおじいさんは最後に最下層、つまり玄関につき、そこから出て「いえ」を眺めたのです。あたりにある水没した「いえ」を含めて。そこで思い出す(恐らく)妻との幼少期からの思い出。走り回り、笑い、家をともに建て、最後にグラスを・・・。
このときおじいさんはグラスを拾い上げたのでしょうか。
また、最後に注いだ2杯のグラス。
彼はどのような気持ちで「乾杯」をしたのでしょうか?
きっと今までの記憶の懐かしさと、一人でいることの寂しさをともに味わったワインだったのでしょう。

上映時間は12分と少し。
短くないかときかれればとても短い作品ですと答えます。
しかし、とても多くのことを考えることの出来る作品でした。

切なくなり
 悲しくなり
  そこまではいったものの、結局涙を流さない今の僕の人生はまだまだ小さく、たいしたことの無いものでしょう。
いつか、また、このアニメを見たときにもっと深く感じられるような人間に・・・・・・・・・

つみきのいえ。
それは記憶を積むことで出来た家なのかもしれない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

言葉など必要ないんだ。充分伝わるから。

静かに流れる時間、
ときどき流れる穏やかな音楽。
海の底に沈んだ、おじいさんの深い思い出と家族の歴史。
積み木を積んだような家は、人生そのもの。


2008年に発表された加藤久仁生監督による日本の短編アニメ。
音と映像だけでじっくり魅せる12分間。

日本語版では長澤まさみさんのナレーションが入るようだけれど、
正直言うと、ナレーションは必要ないんじゃないかと。
(もちろん、世界に伝えるためには必要な部分もわかりますが)


実はこの作品、自分の場合は絵本が先で。
だけどアニメーションで観たこの物語のほうがずっと、
心に深く刻み込まれている。
言葉がなくても充分、伝わるものがあるんだなって思った。

とても短いし、レヴューもあれこれ書かないほうがいいほどで。
ぜひ、まだ観てない方は一度ご覧になってください。

セピア色の濃淡、明暗が懐かしく、せつなく、
そしてやさしく包んでくれます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12分で語る「人生」

2008年、加藤久仁生監督による短編アニメーション作品。
「La maison en petits cubes」というフランス語のタイトルがついています。

水に沈みゆく町に住む一人の老人。
彼は、レンガを積み重ねることで生活空間を作っていくが、あるとき、お気に入りのキセルを落としてしまう……。

同じ短編アニメーションの「rain town」と、似たような雰囲気があります。

「rain town」のレビュー → http://www.anikore.jp/review/404459/

CGで描かれた美術的な美しさや、臨場感が「rain town」の特徴。
色鉛筆で手描きしたかのような味のある動き、また、内容のわかりやすさが「つみきのいえ」の特徴。

{netabare}
キセルを拾ったあと、2番目の扉を見つけた時に「あっ!」って声が出ちゃいました。
これから人生を遡っていくのだなと。
{/netabare}
過去を思い出すきっかけは、ふいに訪れるんですね。
そして、思い返し始めたらたら止まらない。
{netabare}
海底についたときに見えた、海の中に沈んだたくさんの家。
過去の暖かい思い出と、失ってしまったものへの悲しさが同居した、切なくも美しい風景でした。

その上に成り立つ、いびつながらも高い「つみきのいえ」。
老人の過ごしてきた、長くてたくさんのことがあった人生がうかがえます。
{/netabare}

わずかな時間で表現する「人生」がテーマの作品。
短くも濃い12分間でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 30

66.2 24 2008年秋(10月~12月)アニメランキング24位
天体戦士サンレッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (266)
1409人が棚に入れました
『天体戦士サンレッド』(てんたいせんし - )は、くぼたまことの漫画作品。
ヴァンプ将軍率いる礼儀正しい悪の組織・フロシャイム(川崎支部)!! 宿敵・サンレッドの命を狙い、怪人たちが闘いを挑む!! なぜか怪人たちを応援したくなる!?

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、河西智美、斧アツシ

ZRX1200R さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヴァンプ将軍は理想の上司№1。

ギャグアニメ。その質はかなり上質。

ヴァンプ将軍のキャラ、声、雰囲気の全てが◎
音楽も良い(主観、好みの問題だが)

ヴァンプ将軍会いたさに何度も見てしまった。
こんな上司の下なら部下も幸せだと思う。

後半に行くほど声優の山田氏がどんどんヴァンプ将軍に
なっていくあたりも面白い。
後半は安定した溜め、間を持っているが前半はまだキャラが
定まりきれてない感があるのもご愛嬌。

ヴァンプ将軍を嫌いな人はいないんじゃないかな。
万人にオススメできるギャグアニメ。

これはガチ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ホームドラマっすよ、これ。

現代社会の若者たちが、温厚で包容力のある上司のもと、失敗し、取引先から罵られ、傷つきながらも、めげずに明日へ向かって頑張る物語。心温まるホームドラマです。
気のいい同僚達となら、厳しい環境にも耐えられます。
フロシャイム川崎支部は、今日も暖かい笑い声が絶えません。
優しい上司は、美味しい手料理で皆を励ましてくれます。


↑別に間違えてクッキングパパのレビューを書いているわけじゃありませんよ。
ホントに、そんな話なんですw


「天体戦士サンレッド、これは、神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪との戦いの物語である。」
と、作中で何度も言ってますので、きっとそうなんでしょう。
ただ、善とはフロシャイム(世界征服を狙う組織)で、悪とはサンレット(正義の味方)なだけですw
いやはや、これはもーーツボでした。めちゃくちゃ笑った。


天体戦士サンレッド、これは、アットホームで善良な組織と、ニートなヒモ男(でも根はイイ奴)との友好的な敵対関係の物語である。
・・・これが、正解です。


画は独特、というか手抜きみたいに見えますが、プレスコ(声を先にアてる手法)で撮っているので、こういう作りなんでしょうね。
怪人やサンレッドは口パクがないから、全然違和感を感じませんでした。
プレスコ作品の売りである、ノヒノビとした会話劇が実によくハマっています。若者口調の怪人や戦闘員がウザくもあり愛らしくもありますw


お笑い芸人の髭男爵が声優やってますが、いい味出してますねぇ。
OP主題歌を歌うのが、知る人ぞ知る日本ブレイク工業の人なのもベストチョイスです。


普通のアニメとは何から何まで一線を画しますが、個人的にはものすごく好きな作品です。
まぁ、とにかくごらんあれ。イチオシです!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

川崎市在住の愉快な仲間たちの物語

1話15分の全26話構成。

監督:岸誠二&シリーズ構成:上江洲誠という最高のコンビでお届けするお笑いエンターテイメント。
さすがお二人は、お笑いというものをよく解ってらっしゃる!

いや~、粗暴なヒーローと善良なヒールたちが織りなす世界にすっかり嵌っちゃって、
ずいぶんと笑わせていただきました。

ネタは全く外れなし。
OP、なんかダサカッコいいし、EDもなんかほっこり。
中毒になる面白さ。
作画も音楽も世界観にあってバッチリだし、垢抜けないキャストばかりで
ほどよい素人感が庶民的な味となりいい感じ。
ヴァンプ将軍は近所の世話焼きおばさんみたい。
見た目と中身のギャップ、敵側は悪気はないのに自然とコケにされるヒーローがたまりません。

ショートコーナーまであってサービス精神旺盛で満足満足!

この作品に関しては内容を語り過ぎるのは無粋。
笑いたいときに、できるだけまっさらな状態で何も考えずに観ることをおすすめします。

自分の中では『日常』『魁!!クロマティ高校』と並ぶギャグアニメの傑作です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

65.6 25 2008年秋(10月~12月)アニメランキング25位
獄・さよなら絶望先生(OVA)

2008年10月17日
★★★★☆ 3.8 (178)
1128人が棚に入れました
桜も咲き誇る4月。新しいクラスに希望に胸を膨らませた何事もポジティブにしかとれない少女・風浦可符香は自殺しようとする何事もネガティブにしかとれない青年・糸色望と出会う。決して出会ってはいけないはずの2人であったが、何と糸色望は風浦可符香のクラスの担任であった。
ひきこもり少女、ストーカー少女、被DV疑惑少女、人格バイリンガル少女、超几帳面少女、難民少女など一癖も二癖もある絶望的な生徒が在籍する2年へ組では毎回様々なことが起こる。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

話数は本編よりも少ないけど、絶望感と、ツッコミの量と質はまったく変わらない。 「絶望したーーー」

この作品の世界観。

始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首を吊る「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。そしてその凸凹な二人がクラスの問題のある生徒の問題を解決する話です。

ストーリー

本編と同様のお話です。糸色先生が世間の問題に絶望するお話です。

私の感想。

本編同様、超おもしろかったです。

・・・

それ以外、言う事がありませんね。

なにも、言う事が無いわけではありません。

OVAなので、話の数が少ないじゃないですか~ 

その少ない話を話せって言われたら・・

絶対にネタバレが入ると思うのですよね。

まあ、かなり楽しめた事は事実です。そして、かなりキャラクターが生き生きしています。そして、いろいろどうなったかは言えませんが、おもしろいです。つい、見ている時にツッコミを入れてしまうシーンが多かったです。そこがこの作品で私が気に入っている所ですかね。

オープニング

「空想ルンバ」
本編と同じでかなり最高な曲です。私は超気に入っています。私の中では神がかかっています。けれど、本編とは違う画像でかなり驚きました。

「空想ルンバらっぷ」
このオープニングにはかなり驚きました。「空想ルンバ」がこんな風にアレンジできるとは誰が思ったでしょう。この曲も神がかかっています。超この曲もかっこいいです。私はこの曲大好きです。

エンディング

「マリオネット」
どういう風に変わっているかはネタバレになってしまうので、説明しません。ある事意外このエンディングは本編とまったく同じです。この曲も好きです。

「オマモリ」
ああ~ やっぱこのエンディングは。本編とほぼ同じです。けど、やっぱこえ~

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12
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