ようす さんの感想・評価
3.9
暗号と十字路に隠された謎。服部平次の初恋の真相は…
2003年に公開されてた劇場版名探偵コナン第7作目。
観終わってから15年も前の作品と知り、
とても驚きました。
確かに登場する携帯が古いなあとは思いましたが。笑
でも内容は十分面白かった♪
ぎこちないCGも、15年前の作品というのなら納得。
100分ほどの作品です。
● ストーリー
東京、大阪、京都で起きた殺人事件。
そこには窃盗団“源氏蛍(げんじぼたる)”が絡んでいると警察は睨んでいた。
一方、小五郎は京都の山能寺から
盗まれてしまった仏像探しの依頼を受ける。
コナン、蘭、園子も京都へ同行し、
寺に届いたという仏像のありかを示す暗号を解読しようと試みる。
西の高校生探偵・服部平次もまた、
独自で殺人事件の調査を行い、調査中のコナンと遭遇する。
今回の舞台は京都。
西で事件が起これば、
平次と和葉も絡んでくる。
大阪から京都に通うって、
意外と距離あるんだけどな…。
まあ、そこを突っ込んでも仕方がないのでスルーしますw
平次&和葉が絡むお話、好きです^^
見ていて微笑ましいもの(*´ω`*)痴話げんかイイネ
暗号や殺人事件のトリックなど、
内容はしっかりしていました。
コナンや平次のアクションシーンも
盛りだくさんでした。
二人とも人間離れしていますw
そんな二人と対等にやり合う犯人もすごいわw
平次のバイク爆走はスピード感もあって、
アトラクション体験しているような楽しさがありました♪
劇場の大きなスクリーンで見たら、
もっと迫力があったでしょう♪
≪ 京都の路地 ≫
京都には何度も遊びに行っていて、
有名な観光地近辺なら土地勘もまあまああるのですが、
路地は確かにややこしい!
名前言われても全然わかりません。笑
その路地名を事件に取り入れるというのは、
おもしろいネタだと思いました^^
路地名の勉強にもなったし。
覚え方の歌なんてあるんですね~。
逆に言えば、京都の人でさえ、
歌にでもしないと覚えられないということなのかしら?
恐るべし、京都…。笑
義経や弁慶もテーマに隠れているので、
彼らにまつわる実在の史跡が登場するのは京都観光気分でした♪
≪ 現代化するトリック ≫
携帯電話が普及している時代背景からも、
情報ネットワークが急激に栄えている時代であったことがうかがえます。
トリックにもそれを活かしたものがありましたし。
これからの推理ものは物理や化学要素だけでなく、
こういった機器をいかにうまく使うかで、トリックの幅が広がりそう。
それを見抜く探偵側も、
情報や知識を持っていないとトリックを見破れないので、
なんだか大変な世の中になってきたなあと感じました。笑
● キャラクター
平次の初恋話が登場!
そのお相手は…。
嫉妬する和葉。
いやでも平次のインタビュー記事を持ち歩いているってよっぽどww
そんな余裕のなさも、
可愛い一面なんだけどね^^
平次もかっこいいしね♪
剣道部で鍛えた剣さばき、かっこよかった♪
カップル的には東のカップル(新一&蘭)よりも、
西のカップルの進展の方が気になります♪
● 音楽
【 主題歌「Time after time~花舞う街で~」/ 倉木麻衣 】
私はTV放送の録画で観たのですが、
そこではカットされていました。
平次の初恋エピソードの映像と
よくマッチしています♪
● まとめ
コナン映画には面白いものとそうでないものがありますが(笑)、
これは面白いものでした♪
ストーリーもキャラもしっかりしています^^
犯人の動機は理解できませんでしたが。笑
コナン映画どれを見ようかなーと悩む人には、
これいいよと、おすすめの中の一つになりそうです♪