2000年度に放送されたおすすめアニメ一覧 184

あにこれの全ユーザーが2000年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の2000年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.0 51 2000年度アニメランキング51位
A KITE INTERNATIONALバージョン ディレクターズカット完全版(OVA)

2000年1月1日
★★★★☆ 3.6 (15)
49人が棚に入れました
1998年にグリーンバニーから発表された18禁アニメのVol.1とVol.2を再編集し、英語吹替を施したインターナショナル版。女子校生と殺人請負人、ふたつの顔を持つ美少女・砂羽。表と裏の世界を巧みに使い分ける大人たちの淫魔な呪縛から逃れられず、泥沼の世界に生きる砂羽が唯一心を許せる存在は、同じ世界に生きる謎の少年・音不利だけであった。二人はお互いに同じ性を感じながら、惹かれ合う。ある時、砂羽は組織と決別しようとする音不利の始末を命じられ、音不利に銃口を突き付けるが…。儚いと知りながらも愛情を育むか、それとも殺し屋の掟を優先するか。やがて物語は、冷酷なクライマックスを迎える。そして、砂羽の行方は……!?。

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大人のエンターテインメント

萌え絵ではなく、青年誌のようなキャラデザが印象的。
エロアニメの編集版ということらしい。U-NEXTで鑑賞。
主人公が可愛い上にエロくて魅力的。派手なアクションとぶっ飛んだバイオレンスが見事。
元アニメからエロシーンを削ったようだが、十分眼福シーンは残されている。
ストーリーは特筆するほど面白いものではないが、大人の娯楽作品としては十分及第点。劇中の狂ったような激しいジャズと、エンディングの落ち着いたサックスの対比も興味深い。
カイトって主人公の名前かと思ったら全然違った。まあ題名にAが付いてるけど。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

63.8 52 2000年度アニメランキング52位
デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!! 後編・超絶進化!! 黄金のデジメンタル(アニメ映画)

2000年7月1日
★★★★☆ 3.6 (58)
368人が棚に入れました
夏休みにアメリカのミミの元へ訪れたタケルとヒカリ。しかし、突如ミミが消えてしまう。同じ頃、日本にいた太一やヤマト達も姿を消してしまう。アメリカから送られてきたヒカリの救済のメールで、大輔、京、伊織はアメリカへ行く。そこでウォレスという少年と、そのパートナー・グミモンに出会うが…。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

負の感情の権化―孤独―

ニューヨークへ遊びに来ていたミミとタケルとヒカリ。
ヒカリはそこでデジモンの泣く声を耳にする。
それと同時に突然ミミがタケルとヒカリの前から姿を消してしまった。
ミミを筆頭に他の選ばれし8人の子どもたちも次々と姿を消してしまう。
後に残るのは風の通り過ぎてゆく微かな音だけ。
「泣いているデジモン」はウォレスと対峙する。
彼が育ての親のはずなのに、探し人なのに、目の前にいるのが誰か分からず攻撃をする。
ウォレスのパートナーであるグミモン(テリアモン)はそいつから彼をを守るため戦う。
かくして急に去って行ってしまうデジモンにウォレスは言う。
「あの花畑―summer memory―で待ってるよ。」

小さい頃に観ました。怖くて、不気味な記憶しかありませんw
改めて今観ても不思議な映画です。子ども向きではないです。それにしてはあまりにも陰鬱です。
「デジモン映画」としては微妙、「アニメ映画」としてはそこそこ面白いな、と思いました。

観終わると茫漠とした余韻のようなものが残ります。
映像に適度な抑揚はありますが、基本はゆったりとした流れです。
バックにかかる音楽もギターを基調としたセンチメンタルなものが流れています。
今回の主人公のウォレスとグミモンもとてもゆっくりとしゃべります。
これらは本作がこの2人の要素を色濃く反映してるためではないかな、ってちょっと思いました。
主人公として際立たせるためでもあり焦点をブレないようにするために。
しっかりとした世界観を持った作品です。
そしてこの空気がどこか含みを持っているようにも、また悲しさを帯びているようにも感じさせ、
不思議な余韻を風の落し物のようにそっと置いていきます。ちょっと不思議な作品です。

ストーリーの構造は至って単純でしたが、この映画はどこか捉えどころのない世界観を含んでいました。
話が進むにつれてどんどんお花畑に近づいていくのと同時に「泣いているデジモン」の
内的な空間にも近づいていくことになり、「泣いているデジモン」とその空間が
ダイスケ達と同様に画面の外から観ている僕らをも混乱させます。
ふわぁーっとしてると「結局なんだったんだ。」となってしまいます。
でもそこは制作側の虚構の描き方の上手さを褒めるところです。
一見すると掴みどころがないような、そんなところが好きです。
なんか好意を持ってる女の子の好きなところを言ってるみたいな感想だなあw

本作の中軸を担うのは「泣いているデジモン」でした。
ある程度までは飼いならすことのできる感情も、閾値を超えてしまうと手の付けようがありません。
そうなってしまっては避けることのできない。
大きな津波が押し寄せてきて、淀みのない黒い闇になすすべもなく飲み込まれてしまいます。
心はもう奴らのもの。徐々にひびを入れ、腐敗させ、さらに身体への影響も怠らない。
頃合いを計ってとどめを刺す。大きな槌を振りかぶり、槌は無駄のない弧を描き一撃で心を叩き割る。
そうして人は鬼なる。
不条理な世界なために大事な人たちから暴力的に引き離されてしまった「泣いているデジモン」。
底のない恐怖にどれだけ泣き、苦しんだのかは今の姿を見れば一目で分かります。
それはまるで圧倒的な武力により虐殺された歴史の名の無い多くの人々の亡霊のよう。
負の感情に支配されてしまった「泣いているデジモン」。
そうして犠牲になったデジモンとウォレス、そしてダイスケ達の物語をぜひ観てほしいです。
大丈夫、救いはあります。




↓余談「孤独について」
興味ない人はタグを開いてはだめ。ほとんど関係ないことだよ。
それに一生懸命書いたけど稚拙な文章だし、なにより恥ずかしいからw
{netabare}
「絶対の孤独はこの世に存在しない」「人はみな孤独である」
たしかに人はある面ではみな孤独ではないし、孤独になりきることも不可能かもしれない。
しかし、またある面では人はほんとうに孤独である。これは真実である。
下の文章とは関係ない。



自ら独りになった。
彼らとの会話にどうにも価値が見い出せなかった。
くだらない話は好きだ。けれど彼らはどうも違った。歯車が噛みあわない。だから離れた。
数人を残してただ消費されていく時間をできるだけ少なくしようと努めた。水道の蛇口を閉めるように自然に行った。
われわれは人とのコミュニケーションが下手だと言われるがそれは違う。ただあなたとは話したくないのだ。
いささか人より疲れることを別にすれば表面を取り繕って話をすることくらいいくらでもできる。
しかし人は、それに見合うだけの価値が無いことに努力をしようとはあまり思えない傾向にある。
行き着く先が明確であれば尚更。つまりそういうことになる。無言の戦争。拒絶の反撃。
じゃあ何が楽しいんだって言われる。寂しい奴だとも言われる。しまいにはキチガイにだって扱われる。
われわれの周りには人が溢れ、物が溢れ、酒があり、セックスがあり、無能な政治家もいれば、戦争もあり、核兵器もある。
カフカの書いた処刑台もすぐそこに存在している。ずっと前から。
求めるものだって、たとえそうでないものだってその手の中にすでに収まっている。
そうさ!みんなあるのさ!なにも困ることはないさ!ほらほらグラスが空いてるぜ!
女だっていくらでもいるさ!トランクに好きなだけ詰めて持っていきな!
きみきみ泣くことはないさ。そういうときは買えばいい。性欲はいつだって不足している。それがこの世界なんだよ。
さあさあ笑いな!笑えばいい!僕らの悩みなんて宇宙からすればちっぽけなもんさ!
そうだ、肩を組もう!みんな本音で話そうじゃないか!いつだってぼくらは幸せさ!人類みんな兄弟さ!Love&Peace。
そうじゃないだ。僕が求めていることは普遍じゃない。安定でも保険でも、よりかかることのできるなにかでもないんだ。
いやそれらだって必要なのは分かってる。でも違うんだ。
それはもっと特別で、僕だけのものなんだ。
大切なのは信念だ。荒れ狂う海の上で役に立つものは少ない。
大砲なんて要らないよ。捨てちまいな。オールもいい、酒も全部流すんだ。いつも甲板に残るのは俺たちだけで十分さ。
嵐が止んだら西へ行こう。西だ。流されるままに行くんじゃない。西だ。俺が決めたんだ。
世俗から逃げるのとだって違う。どうしたってこの世界でうまく生きていかなくちゃならないさ。
もし僕が並列に走っている電車に飛び移れるならそうしたい。でもそれはできない。この世界だけなんだ。どうしたって。
分かってる。分かっているさ。そんなに怒鳴らないでくれよ。
でもさ普遍じゃないんだよ。聴いてるかい?普遍だよ。
生きるのは僕なんだ。君じゃない。同時に戦うのも僕なんだ。そうだよ、君じゃない。
遠くから姿の見えない雷が音を鳴らす。警告だ。ずっと前から鳴っているんだ。誰も気づかない。
僕らはあまりにも無防備だった。無関心だった。無計画すぎた。
おなかを叩くとポンと音がする。ああ、空洞だ。
肝要なのは僕だ。そして、君だ。骨子であり、核であり、中心だ。
いつもいつもホルスターに手あてておく必要はないよ。でもね、「考えて」ほしいんだ。
それは森の中だって海の底だってできることだ。どんなところでもできる。今できないことじゃない。
よーく考えるんだ。その集積の中に君はいる。もちろん僕はぼくの集積の中にいる。普遍じゃない。
なにか分かったかい?気が付くことはあったかい?よし、それならさっそく行動だ!
外に出ろ!スコップを持て!穴を掘るんだ!みんな自由さ!
ゆっくりでいいよ。時間をかけていいんだ。だってすぐにできることじゃないからね。
周りの言うことなんか気にするな!奴らはシステムに消耗されていくハイテクな人種さ!
石を投げられたって、水をかけられたって気にするな!泣きたい夜もあるけど今は耐えるときなんだ。我慢だ。
僕は夢を見る。掘り終わった穴の上に僕が立っている。そしてこう叫ぶんだ。
「勝者は僕だ!今ここにいる、ここに立っている僕なんだ!」
そのときの朝日はとびきり綺麗だった気がする。いや、そう信じたいだけかもしれない。



この文章の語り手の僕が私シェリングフォードと同一人物であるとは限らないです。
ただ孤独はおそらくこういうものではないかというひとつの仮説です。
未熟すぎて仮説にもなっていないかもしれないけれど。
孤独には、とびきり素晴らしい輝きがある反面で、人ひとりを犯すほどの毒となる面もあります。
でも僕はその良い面である前者を主張したい。
ずっと誰かといるだけでは気づくことのできないことがたくさんある。
まあ逆もそうなんだろうけど、こればかりはなかなか口では説明できないです。
どちらの方が良いというわけではないのだけれど、孤独には良い面だってありますよ。
でもわざわざなろうとする必要まではない。独りの時間を大切にできればそれでいいんじゃないかな。
大事なのは「いかにして大切にするか」ということなんだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

63.7 53 2000年度アニメランキング53位
ドキドキ伝説 魔法陣グルグル(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (71)
506人が棚に入れました
ジェムジャム大陸にある小さな村、ジミナ村。ある日、この村に「勇者募集!! 魔王を倒した者に金5万R(リン)を与え、コーダイ国の王子とする」と書かれた立て札が立つ。勇者マニアバドがこれを見つけ、息子ニケを勇者として無理やり旅立たせる。このジミナ村では旅立つときに魔法オババのもとに寄らなければいけないという決まりがある。その決まりに則り、ニケはオババの家に寄ることになった。そこでミグミグ族という種族だけが使える「グルグル」という魔法を使う魔法使い、ククリと出会い、一緒に旅立つように命ぜられる。そして国王に勇者として認められたニケは、世界征服をねらう魔王ギリ打倒の旅にククリと共に出る。

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ヒーロー」はいらないんだ。旅立ちは真っ白でなきゃ、ね。

アニメ・魔法陣グルグルの2作目になります。

1作目は途中からアニメオリジナルエピソードで展開が進みましたが、
2作目は再び原作へとストーリーが戻っています。

1作目を観ていなくてもストーリーについていくには問題ないです^^

作画も声優も大幅に変わっているので、最初は慣れないかも。

私は声優さんには違和感を持ちませんでしたが、
作画は慣れるまでちょっと抵抗あったかな。

全38話です。


● ストーリー
魔王ギリを倒す旅をする勇者ニケと
「グルグル」という魔法を使う、魔法使いククリ。

さて、今度はどんな冒険が待っているのかな?^^


魔王を倒す目的を持った、勇者と魔法使いによるRPG風ストーリーに
ギャグの要素が合わさった本作品。

ストーリーが進展するので、1作目に比べると
グルグルやミグミグ族、勇者についてなど、物語の核に近づいています。

原作を全巻そろえているほどグルグルは大好きな作品なのですが、
アニメ2作目は特に好きだったエピソードが多くて満足♪

私が特に好きなのはアラハビカ編♪

最終回はまあまあ…といったところですが、
彼らの冒険がまだまだ続く!というわくわく感が強く残った点は
良かったと思います。

アラハビカ編以降のストーリーはよく覚えていないので
原作ひっぱり出してきて読もうっと…。笑


● キャラクター
グルグルの楽しいところはここですよね♪

ニケは1作目よりもかっこよくなった気がする♪
キザな台詞がたまらんです(*´ω`*)

そしてそれを「くっさー!!」と笑いに変えてくれる風の精霊・ギップルが
これまた大好きですww


ククリは1作目と変わらずかわいさ満点ですが、
「失敗しちゃった…。」は減りましたね。

代わりにグルグルのおかしなところに磨きがかかった気がしますww

ちなみに私のお気に入りの魔法陣は「ミグミグ劇場」ですww
あのシュールさ、たまらんわwww


そしてグルグルといえば「オヤジ」です。

今回も変なオヤジが増え…非常に生き生きとしておりました…。
私は苦手なんだけどね…。

グルグルで嫌なところは?と聞かれたら「オヤジたち」と答えますw



≪ ニケとククリ ≫

ククリの意味不明だけど最強な魔法・グルグルと、
ニケの頭の回転の速さとずる賢しこさによる戦闘と。

このお気楽な感じがたまらなく好きです♪

どんな緊迫したシーンもずるっと笑いにしちゃうのよねw


そんな二人ですが、今回はククリの恋心がますます膨らんじゃって♪
ニケもククリのことを大切なパートナーだと思っていて。

ますます強くなっていく二人の絆にもうニヤニヤが止まりませんことよ(*´ω`*)

私がグルグルを好きな一番の理由は、
ニケとククリのコンビが好きだから…というのが大きいかもしれません♪


ギャグの印象が強いですが、名台詞も意外と多くて。

大人になった今だから心に刺さる、子どもたちからの純真な言葉。
振り返るたびにたまらないよ…!


● 音楽
1作目に比べるとやや残念な印象…。

1つ目のED「西の空へ」は好きなんだけどな。


それよりも何よりも、音楽面で一番印象強いのが
『アラハビカミュージカル』です…!

いや、これすごいよ?
原作をここまでよく再現したと、初めて見た時は感心しました(笑)

いろいろとツッコミを入れたくなる気持ちも非常にわかりますが、
このシーンは単なるギャグでは済まされない気がします。

”子どもたちの夢あふれる力で世界の平和を守る。”
その姿に感動さえしましたよ;;


● まとめ
2期もなんだかんだ楽しむことができました^^

ニケとククリの冒険を最後まで見守ることができて満足です。

現在連載中の「魔法陣グルグル2」も読んでますが、
こちらは正直好きになれなくて…。

やっぱりこの頃のグルグルが一番よかったなあと感慨深く思いました。

夢あふれる子ども時代にしかできない冒険。
たくさんのワクワクをありがとう♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 22

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

☆★

【物語】
魔法陣グルグルの二期。一期の31話の続きからのシナリオになる。一期と二期の間に劇場版が挟んでいるが、シナリオ的には問題ない。むしろ、この二期から見始めても十分にグルグルの世界を楽しめるようにできている。(全38話)

一期と二期とで声優も数名交代している。

【キャラ・作画】
一期と比べてキャラにブレはない。オリジナルストーリーの22話・38話は原作者が手を加えてるのでぬかりなし。
キタキタ親父やらレイドやらキラやらチクリ魔やらトマやら。二期では出番多め。敵キャラの愛苦しさ、主役2人の愛苦しさが堪能できます。

「美化」演出がなくなってしまったのが残念だが、作画は一期と比較するとカナリ安定している。主役の二人は13歳の設定なのだが、8歳くらいに感じるのは私だけではないはず。

【総評】
RPGならではの流れに、興味津津の主役二人がひっかきまわし旅をしていく。二期は会話の流れ、オチまでの前振りの組み立てが非常にうまい。そしてナレーションの的確なツッコミがまた秀逸。

ギャグばかりなんですが、RPGらしく伏線を隠してる所が良い意味で憎たらしい。

物語は中途半端に終わってしまったが、子供時代を楽しませてくれた良き想い出の作品。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

63.7 53 2000年度アニメランキング53位
ジョジョの奇妙な冒険(OVA)

2000年1月1日
★★★★☆ 3.6 (17)
119人が棚に入れました
荒木飛呂彦原作の人気コミック、その第3部がアニメ化された作品。 100年の時を経てディオが、復活した。時を同じくして、スタンドと呼ばれる特殊能力を身につけた主人公・空条丞太郎。しかし、同時に母親もスタンドを発現、危篤状態へと陥ってしまう。母を救うため、丞太郎は仲間とともにディオを倒す旅に出る。 その丞太郎たちの前には、ディオの配下である様々な能力を秘めたスタンド使いたちが待ち構えていたのであった。はたして、丞太郎は母の命が潰えるまでに、ディオを打倒することができるのだろうか。

63.7 53 2000年度アニメランキング53位
ブラックジャック 空から来た子供(アニメ映画)

2000年7月1日
★★★★☆ 3.6 (10)
72人が棚に入れました
ブラック・ジャックの元に、最新鋭戦闘機「レポール」に乗ってベラド共和国の軍人ガガノフがやって来た。銃を向けながら高圧的な態度で息子アンドレイの治療をブラック・ジャックに依頼するガガノフ。アンドレイの体は、心室中隔欠損症に伴うアイゼンメンゲル症候群によって手の施し様がない状態に陥っていた。一度は治療を断るブラック・ジャックだが、目の前でアンドレイが倒れる姿を見て、医者としての本能が動き出す……。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

20ページのマンガを22分。これをどう見るかですね。

 ブラックジャックというのは基本週刊連載で1話完結でした。原作を確認すると20ページの話です。それを22分の話にしたのがどうかですね。

 原作では、あの逃亡してきた軍人は銃でブラックジャックを脅したりしません。逃亡のシーンも簡略です。ピノコのシーンも全然ありません。
 でも、軍人としての矜持、そして親子の愛情、ブラックジャックの医師としてのプライド、医師のできることとできないこと等々かなりブラックジャックのエッセンスが凝縮された名作と言えます。

 別に原作厨ではないですし、原作だけだと物足りない部分をアニメ版は補って作品として良く仕上げたとは思います。軍人の苦悩も脱出の経緯もよく描写していました。ただ、原作の短いながらエッセンスが凝縮されていたテンポの良さがなく、アニメ版は冗長に感じました。

 また、ラストシーンが変わっているのがどうか、ですね。確かにブラックジャックに迷惑が掛からないように、という意味ではアニメ版も分からなくないですが、原作の責任の取り方がカッコ良かっただけに、どうだったか。

 TV版についてレビューを書くかわかりませんが、マンガ20ページに1話。うまくいっているものもありますが、どうだったでしょうか。原作はたっぷりあるのだから、1週2話のほうが良かった気がします。
 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

ブラック・ジャックの元に、最新鋭戦闘機「レポール」に乗ってベラド共和国の軍人ガガノフがやって来た。銃を向けながら高圧的な態度で息子アンドレイの治療をブラック・ジャックに依頼するガガノフ。アンドレイの体は、心室中隔欠損症に伴うアイゼンメンゲル症候群によって手の施し様がない状態に陥っていた。一度は治療を断るブラック・ジャックだが、目の前でアンドレイが倒れる姿を見て、医者としての本能が動き出す…。軍人として生きてきたガガノフ、そして妻ミゲルと息子のアンドレイ、三人の親子の絆が、苦悩するブラック・ジャックに希望を与える…。というあらすじ。

安定のブラックジャック。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

63.4 56 2000年度アニメランキング56位
メーテルレジェンド 交響詩 宿命~第二楽章~(OVA)

2000年1月1日
★★★★☆ 3.5 (10)
42人が棚に入れました
人も大地もほぼ機械化されてしまった惑星ラーメタル。機械化された女王ラー・アンドロメダ・プロメシュームは、自らの心が完全に機械になる前に、愛しき2人の娘メーテルとエメラルダスをラーメタルから脱出させようと無限軌道から「銀河鉄道999」を召喚しようとしていた。が、そのころ破壊されたはずの科学者ハードギアが復活!! 姉妹は窮地に立たされる……。 『宇宙戦艦ヤマト』をはじめとするヒット作を世に送り出したSFコミック界の巨匠・松本零士。本作は彼の代表作である『銀河鉄道999』の謎の美女・メーテルと『クイーンエメラルダス』など、松本作品に重要キャラとして多々登場するエメラルダスの2人のルーツを明らかにした、OVAシリーズ第二楽章完結編。描かれる若き日の2人の姿からは、そのルーツのみならず松本作品の数ある謎の一端も判明するというファン感涙の一作。

63.2 57 2000年度アニメランキング57位
交響詩 宿命 メーテルレジェンド(OVA)

2000年12月6日
★★★★☆ 3.5 (12)
51人が棚に入れました
あの時、メーテルとエメラルダスは15歳だった・・・1000年周期の軌道を外れ、暗黒太陽にいずれ飲み込まれる運命にある惑星ラーメタル。ラーメタルの美しき1000年女王ラー・アンドロメダ・プロメシュームは、飢えと寒さから民を救うために天才科学者ハードギアの人類機械化計画を認めざるを得なくなってしまう。が、強制的に進められる人類の機械化に対し反感を抱く者たちもいた。その中には女王プロメシュームの双児の娘、姉エメラルダスと妹メーテルもいた。美しき姉妹はこの機械化計画の恐るべき裏側に気付き始めていたのだった・・・やがて、民を救う気持ちから自ら機械化手術を受けてしまう女王プロメシューム。巨大な敵ハードギアに立ち向かう勇気ある二人のプリンセス、メーテルとエメラルダス。それぞれの複雑な思いが交錯し運命の戦いが今始まる。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

1000年女王から銀河鉄道999へ

999に乗り込む以前のメーテルの話。45分前後×2巻のOVA。
メーテルとエメラルダスの関係や、母プロメシュームの苦悩など、999の世界観を広げるためには重要な作品である。
「機械であっても人間のように振舞えばそれは人として扱うべき」みたいな物語が主流(古くは「鉄腕アトム」新しくは「イヴの時間」)だが、松本零士は「人間が機械化したらもはや人ではない」ような描き方をしている。
本作を含む999シリーズでは「永遠の生命」か「限りある生命」かというテーマなのだが、「機械化したら人じゃねぇ」扱いのため機械化人間の「生命」が軽んじられていて、逆に「生命」って何?と考えされられる。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

63.0 58 2000年度アニメランキング58位
ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!(アニメ映画)

2000年3月11日
★★★★☆ 3.6 (17)
111人が棚に入れました
映画『ドラえもんズ』の第5作目にあたり、長編『のび太の太陽王伝説』、感動中編『おばあちゃんの思い出』の併映作品として封切られた。悪の科学者アチモフによって、パワーセンターからエネルギーカプセルが盗まれた。ドラえもんズが奪還に向かったが街全体が停電中なので、動くのは博物館から引っぱり出してきたオンボロ蒸気機関車のみ。機関士のロビンと一緒に、ドラえもんズはアチモフを追いつめる! 今回より監督が錦織博にバトンタッチ。ヒロインのロビンは錦織作品の常連キャストである白鳥由里が演じた。

声優・キャラクター
難波圭一、白鳥由里、大山のぶ代、永井一郎、緒方賢一、中尾隆聖、佐藤正治、一龍斎貞友、桜井敏治、林原めぐみ、銀河万丈、佐久間レイ、大西健晴、長嶝高士、柳沢栄治

62.9 59 2000年度アニメランキング59位
人造人間キカイダー THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (21)
74人が棚に入れました
『人造人間キカイダー THE ANIMATION』(じんぞうにんげんキカイダー ジ アニメーション)は2000年10月から2001年1月までキッズステーションで放映されたテレビアニメ。2006年10月からはTOKYO MXで放映された。特撮版のリメイクではなく石ノ森章太郎の漫画『人造人間キカイダー』を原作としている。
原作のおよそ2/3にあたるダーク壊滅までを全12話に再構成している。
原作ではやや中途半端な扱いのままストーリーから退場した光明寺ミツ子と人造人間ジローのラブストーリーを軸に据え、二人の関係に一つの決着をつけている。それまで名称が不確定で「アイヌ」と呼ばれる事が多かったクマ型ロボットは「シルバーベアー」と呼称されるようになった。

声優・キャラクター
関智一、堀江由衣、小林由美子、キートン山田、小桜エツコ、小川真司、小杉十郎太、飯塚昭三

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

サムネが01ぢゃねぇか(汗)

予想以上に暗かった(汗)
ちょびっツ→イヴの時間と続けて見たので、やっぱアンドロイドと心の話となればコレを観ない訳にはいかないという事で。
しかしそう思うのは私がオッサンだからであって、普通はこういう遡及はしないかなとw
個人的な感想としては予想以上に楽しめましたです。

 元が古い作品なので一応書きますが、プロフェッサーギルの率いる悪の組織ダークと、ダークへのロボット技術の提供者が作り上げたキカイダーの戦いって話です。雑すぎて全く伝わらないと思いますが。
ミソはキカイダーには"良心回路"という装置が組み込まれており、その機能故にロボットと人の間の存在として苦悩するってトコでして。

原作未読なんで準拠具合は知らないんですが、懐かしのサイドマシンと白いカラス号が痺れます。もっともどっちも排気音が4stマルチでちと冷めますが。

 全体的に絵も物語も暗いんですが、前半の主人公ジローの苦悩の部分は最近のアニメの様なさらっと巧みな表現ではないんですがストレートに描くもんで結構刺さります(汗)
くどい・古い と感じるか否かは世代間の差が結構あると思いますが、私はアリすね。石ノ森章太郎の絵だから絵と台詞のバランス的なものも有ったと思いますが、正直最近観たこの手の路線では一番好みかも。
 原作もピノキオを下地にしてるという事みたいですし、フランケンシュタインの怪物のロボット版と思って観て頂ければイメージし易いかなと。
人間からはバケモノ・狂った機械と蔑まれ、敵でありながら兄弟でもあるダークロボット達からも欠陥品故に処分の対象として追われる。
でも良心回路という心を持つ故に、敵性要因をロジックとして単純に排除するという選択も出来ずに悩む。
制作意図は1クールの単なる懐古趣味のアニメではあったのかもしれませんが、短い尺の中で戦う理由を見つけ出すプロセスも描かれてて真面目な作りです。

 前半はジロー/キカイダーの苦悩が暗くて地味ですがいい出来なんですが、後半は物語の展開で見せて行く印象が強くなるので普通ですね。
特に新鮮味はないですし、昔のTV版のファンなら楽しめると思いますが最近の劇的な展開の面白さのあるアニメに比べちゃうと面白味には欠けるかなと。

まぁ今コレを観ようって人はほぼTV版知ってる世代でしょうが(汗)
ちと暗すぎね?とは思いましたが、TV版見た世代ならあまり不満は無いかなと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

まみあな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

原作に沿ったから?

相当前に鑑賞したので、うる憶えですが、印象に残っていることだけ。
 生身のミツ子と完全なロボット体のジローとが何やら遂に肌を合わせていることを思わせるリアルなシーン(ミツ子とジローの首から鎖骨辺りまでの露出だったかな?)があったが、気持ち悪かった。ジローはロボットの関節の線が描かれていたっけ。
 プロフェッサー・ギルの助手であったミツ子の母が、後にミツ子と再会したときに、最初は懐かしがっていたが結局たばこをふかして「男を連れて自慢げに」となじるシーンが、綺麗ごとにしない意外性が出ていて、良かった。
 ストーリーはあまり面白くなかったような。分かりにくかったからか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

62.8 60 2000年度アニメランキング60位
モンスターファーム 伝説への道(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (28)
232人が棚に入れました
『モンスターファーム ~伝説への道~』は、TVアニメ「モンスターファーム ~円盤石の秘密~」の続編。
【ストーリー】ムーとの戦いから一年。ゲンキは現実社会の生活に戻り、毎日を過ごしていた。しかし、現実世界にモンスターファーム世界のような充実を感じることができず、日々モンスターファームへの世界に対する思いを募らせていた。そんなある日、夕日の中モッチーらしい影を見たゲンキは、それを追って不思議な駄菓子屋へと迷い込む…。

声優・キャラクター
横山智佐、國府田マリ子、白鳥由里、高木渉、内田直哉、矢尾一樹、佐々木望、小杉十郎太

62.7 61 2000年度アニメランキング61位
ワンピース映画 - ONE PIECE(アニメ映画)

2000年3月4日
★★★★☆ 3.5 (94)
492人が棚に入れました
伝説の大海賊ウーナンが宝を埋めたという黄金の島が舞台。
「ワンピース」を目指して今日も航海を続けるルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップたち。ケンカ中のところを、ナミのお宝を盗みにきたコソドロ三人衆と海賊エルドラゴに攻撃されてしまうが、なんとか生き延び、エルドラゴに捕らえられていた少年トビオを助け出す。ウーナンに憧れているトビオの話を聞き、ルフィはウーナンがいい奴だったら仲間にしようと言い出し、一同は黄金の島へ向かうことに・・・。
『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気コミックを基にした、TVアニメの劇場版。海賊王を目指す少年ルフィが、仲間たちと繰り広げる冒険と騒動をコミカルに描く。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平

62.6 62 2000年度アニメランキング62位
Di Gi Charat サマースペシャル2000(TVアニメ動画)

2000年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (10)
56人が棚に入れました
先のTVシリーズで人気を博した『Di Gi Charat』が、季節毎の単発形式で復活したスペシャル第一弾。灼熱に包まれた夏の秋葉原。その地で働くデ・ジ・キャラット、通称でじこは頼まれたお使いの最中、謎の少女に後を付けられる。その少女の名はピョコラ=アナローグ三世、通称ぴよこ。かつて、でじこの住んでいた星を乗っ取ろうとした悪の軍団の首領なのだ。ぴよこはでじこに対して、誘拐しようとしたりライバル店舗を立ち上げたりと様々なちょっかいをかけてくるが……。放映を2回に分けて計4エピソードが制作されたが、それぞれに異なった著名なアニメ監督を配したことが話題を呼んだ。

62.5 63 2000年度アニメランキング63位
HAND MAID メイ(TVアニメ動画)

2000年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (82)
445人が棚に入れました
ドラえもんのような「知能を持ったロボット」を生み出すことを目標に研究に励む、学生・早乙女和也の元に、とある事情で1/6サイズのメイドロボットである「サイバドール・メイ」が送られてくる。メイは、高い知能と人間と変わらない外観を持っており、住み込みメイドとして和也に尽くすことを自分の任務としていた。
一方、和也の下宿先の大家の娘・谷かすみも和也に恋心を抱いており、メイが和也と同居することで次第に関係が深まっていくことに複雑な思いを抱くようになる。物語が進みメイが人間と同じサイズとなると、メイ、和也、かすみの関係は本格的な三角関係になる。
また、人間とロボットの関係がどうあるべきかということが本作品のテーマとされているが、和也は人間とロボットを平等に扱うことを信条としているため、この三角関係も複雑なものとなっていく。

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

パンチラお色気たっぷり

ドラえもんを作りたい!と言い切る主人公早乙女和也くん。
普通パロディなら名前をもじったり、モザイク処理したりするが、キムシン監督大丈夫か?と心配になってしまいます。

ドラえもんと出したからのび太を想像しがちだが、この主人公はきっとキテレツくんだと思うのだ。
イカリヤというイカ型ロボットを作ったので、コロ助っしょ!
それでああっ女神さまっの螢一のようにお人好しなので、多数登場するメイドロボットに好かれてのパンチラお色気たっぷりのドタバタハーレムラブコメになっていくのだ。
主人公のライバルというか、勝手に何かしら突っかかってくる南原というのがいるが、最初ウザいんだけど実はいいやつなんじゃね?だったりで、そういうのは好きです。

このアニメはやはりパロディ多いかな。
気づいただけでも快傑ズバット、ゴレンジャー、エースをねらえ、ベルばらと…

話の途中からヒロインのメイドロボットが等身大になってしまって、1/6サイズのままだったら武装神姫であったのにね(笑)である。

余談ですけど、あの花で売れっ子になった長井龍雪氏が制作進行をしてます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ただのロボと侮るなかれ・・・

全11話とちょと1クールに満たない話数ですが
しっかりまとまっていると思います。
内容としてはラブコメハーレムですが、思いやりとか思い出といった
心に通ずる物が、いかに大切な物なのかが、
描かれていて本編ラストはちょと感動できました。
そして、最後にぽろりと明かされる内容はさらりとイイ雰囲気で流されますが、
よくよく考えると・・・それって・・・
えええええええええええええええ!!!Σ(゚Д゚;)ってなりましたww

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ロボットとメイドさんにはいつだってメイっぱいの夢と希望がある

客観的に見れば、一昔前の美少女アニメです。
正直言ってキャラクターの萌え要素は今の方が洗練されていて可愛らしいです。

しかし「HAND MAID メイ」にはこの頃のアニメ特有の魅力があります。
それは、萌えアニメでありながら熱いキャラクター達とワクワクするストーリーを兼ね備えているところです。
男性キャラクターの活躍もしっかりと、ストーリーの中心となるテーマもブレずにしっかりと。そこらへん制作者のこだわりが感じられます。
がっしりと心を掴まれてしまったため長々と愛を綴ります。


・キャラ、キャスト
{netabare}
主人公である早乙女和也はPCをいじるのが大好きな大学生。
彼の夢は「ドラえもんのようなロボットを作ること」。
単に美少女ロボットが好き、というわけではなく、ロボットと人間が分け隔てなく接することができる未来を夢見る青年なのです。
声優の山口隆行さんにはあまり見覚えがありません。でも、主人公として遜色ない演技でした。
彼が愛するロボットのために奮闘する姿を見て、並々ならぬ情熱に涙します。


和也と同じくらい熱いキャラクターとして、彼のライバルである南原耕太郎が挙げられます。
とにかく和也をライバル視し、事あるごとに妨害を働きます。また稀代の変人なため毎度派手なリアクションをかまし、主人公を食ってしまうほど存在感があります(笑)
しかしライバルを自称するだけあり和也に劣らぬ熱いハートがあります。
ピンチのときにはカッコイイ男、ナイスガイです。
声優が上田祐司(現:うえだゆうじ)さんということもあり、色んな意味で忘れられないキャラクターになりそうです。


そしてメインヒロインであるメイちゃん、素晴らしいのです。
主人である和也を慕いながらも好意は密やかに胸の奥にしまっておく。そんな奥ゆかしさがまさにメイド愛だと思います。(視聴者サービスのお色気シーンや設定にはあざとい所もありますが)
OPの一カット、口づけするふりをして誤魔化すシーンが二人の関係性を上手く表していて、秀逸!
ロボットのはずが段々と感情に目覚めていき、自分の気持ちを抑えられなくなるメイちゃんに激しく萌えます。
山本麻里安さんの声には賛否両論あるかもしれませんが、個人的に激しくツボです。というか、山本さんがメインヒロインってだけで満足です。


メインヒロインの一人、谷かすみちゃんも外せないです。
長らく隣に住む和也の世話を焼きながら、積み重なっていく想い。
一人称が「ボク」であるのでまだあどけなさがあり、和也へ異性としての接し方ができず悶々としています。そこが可愛い。
ロボットであるメイを対等な関係として、恋敵として認める姿勢にも惚れます。
まだ新人であった頃の高橋美佳子さんの声がなんとも微笑ましいです。上手くないけどもしっかりした個性は既にあったんですね。


なんと、釘宮理恵さんも出演なされているではないですか!!
今まで全く知らなかったもので、声が聴こえてきた瞬間驚きました。
レナちゃんです。ポジションでいえば妹だと思います。
わがままで甘えんぼ、そんな自分を受け入れてくれる和也を慕う姿が可愛らしいです。
一度泣きだすと超音波を発生させる・・・なんてくだりはパロディが含まれている気がします。
既視感はありますが、釘宮さんのパワーで個性際立つキャラクターです。


あとまあ、キャラクターとしてはあまり好みではありませんが、
女性陣に氷上恭子さんや南央美さん、井上喜久子さんに荒木香恵(現:荒木香衣)さん。男性陣に三木眞一郎さんや神奈延年さんなど。
豪華声優陣と名乗っていいキャスティングです。
{/netabare}


・作画、音楽
{netabare}
作画は当然粗さもあります。
しかし、雑な仕事ぶりは感じられません。
少なくとも後年のTNKの作画よりは綺麗かと思います。
また、意外なほど大人しいキャラデザなので今見ても抵抗は少なかったです。

音楽も萌えを意識した感はさほどなく、爽やかささえあります。
コメディとシリアスを使い分けた多彩なサントラでした。

OP「JUMP〜メイっぱい抱きしめて」はほんと、夢がある歌詞とワクワクする音楽、名曲です。
ED「ほんとの気持ち」は、まだ高橋さんの手馴れていない頃なので生暖かい目で見ていました(笑) 主題歌歌っていたこと自体知らなかったので、これは黒歴史だったりするのでしょうか。
{/netabare}


・ストーリー
{netabare}
そもそも萌えってただ「可愛いから愛でる」ものとは違うと思っています。
萌えは燃えのごとく、心のときめきか魂の震えか、そういった情念の表れなのです。
美少女が主人公と苦難を乗り越え心を通い合わせる、その熱いストーリーに一喜一憂しつつ美少女の虜になるのが萌えだったのではないか・・と思うのです。


HAND MAID メイはそんな古き良き萌えを感じさせてくれる、主人公の早乙女和也とハンドメイド(手のひらサイズのメイド型アンドロイド)のメイによるハートフルコメディです。

メイドさんとのドキドキ同居生活というのも楽しみですが、
意思疎通の出来る人型アンドロイドという未知の技術や機械に心が宿るという夢物語に心躍らせられる、近未来SFという側面も見所です。(イヴの時間のような)


作中でも明言されている通り、『ドラえもん』をオマージュしたような節があります。
それはキャラクターではなく、設計思想とでもいうべき「なんでも出来る未来」の可能性を描いた点です。

ドールと人間で力を合わせて困難を乗り越えていくのが一番の肝ですね。
1話の些細なトラブルから出会いが始まり、10話で不思議な運命が判明する流れもなんだかドラえもんっぽいです。


2000年・・・インターネットを通じた近未来への夢と期待にあふれた時代を感じさせます。
今は実際にこの頃思い描いていた夢のような技術が着々と実現させられている一方、人々の未来への夢や希望が薄れていっている気がしてなりません。
なんでも現実的になったせいで逆に夢を見ることが難しくなったとでもいいましょうか。
今一度この時代を振り返って、夢を見る素晴らしさを思い出すのも良いと思います。
{/netabare}



と、これはダメなレビューだ・・・・・。
でもどうせ当時見ていた人達は忘れているだろうし、今からこれを見ようなんて変わり者も(自分を除いて)いないでしょうから、ぐだぐだの褒め殺しでもいいやと開き直ります。
改めてこの頃の美少女アニメが好きだな!と再認識しました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

62.0 64 2000年度アニメランキング64位
妖しのセレス(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
362人が棚に入れました
御景妖は、御景財閥を擁する御景家の一族ではあるものの、両親と双子の兄である明と共に、ごく普通の女子高生として暮らしていたが、16歳の誕生日に、本家に呼び出された時から人生が一変する。一族が揃う中、妖は自らが、御景家の祖先であり一族の災いの元になるという天女の力を最も強く引き継ぐ生まれ変わりであることを知る。その場で災いを恐れる親族一同に殺されそうになるが、危機を察した天女の血を引くという女性梧納涼に助けられる。納涼とその義弟雄飛に保護された彼女は、梧家に居候することになり、やがて妖は自らの先祖である天女セレスに目覚めていく。

声優・キャラクター
かかずゆみ、岩男潤子、小西克幸、千葉進歩、伊藤健太郎、浅野まゆみ、くじら、川澄綾子、杉田智和、関智一

61.9 65 2000年度アニメランキング65位
ニャニがニャンだーニャンダーかめん(TVアニメ動画)

2000年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (16)
172人が棚に入れました
キャットタウンに住んでいる猫のニャーゴは、本を読むのが好きだが木登りが苦手な弱虫でドジな男の子である。でも、「助けて!」という声を聴くと、"ベルト"、"くつ"、"てぶくろ"、"マント"、"かめん" を身に着けて、正義の味方、「ニャンダーかめん」に大変身。スーパーキャットとして活躍する事ができるのである。もちろんこの事は、妹のミーコ(途中でばれてしまった)や友達のニャンタたちにも秘密にしている。誰にでも優しいニャンダーかめんはみんなの憧れの的。そんなニャンダーかめんが大活躍するキャットタウンで、今日はどんな事件が起こるのか。

声優・キャラクター
浅野まゆみ、堀内賢雄、内川藍維、小林優子、壇臣幸、すずき紀子、青山穣

61.8 66 2000年度アニメランキング66位
星界の断章(OVA)

2000年4月7日
★★★★☆ 3.5 (41)
166人が棚に入れました
「星界の紋章」番外編。現皇帝の息子にしてクリューヴの王、ドビュースとその恋人ブラキアは、交易途中に立ち寄った辺境の領域で正体不明の難破船を発見する。船内に入り、突然動き出した船の軌道修正をするため入った機関室で、二人は多くのアーヴのミイラを見つける。それは、アーヴ創世の悲惨な歴史を物語っていた。

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リアルタイムで見たかった時代の作品

 「星界の紋章」のテレビシリーズは未見です。総集編にあたる「特別編」のみを視聴した後、今作を視聴しました。

 やはり僕はこの時代(2000年前後)のアニメが大好きなようです。同じ時期に放送された「星方武侠アウトロースター」や、もちろん「カウボーイビバップ」などと近いものがあるスペースオペラ作品です。

 これは、その番外編です。前日譚的なものですが、とにかく会話の連続です。良くも悪くもラジオドラマのようです。レクシュ役の高島雅羅さんと、ドゥビュース役の鈴置洋孝さんによる掛け合いが素晴らしかったです。高島雅羅さんの声はホント最高ですね。

 総集編だけではなく、テレビシリーズも見てみたくなりました。どこかの地方局とかで再放送されることを願っています(笑)。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

61.5 67 2000年度アニメランキング67位
ストレンジドーン - STRANGE DAWN(TVアニメ動画)

2000年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (33)
204人が棚に入れました
ある日、異世界に飛ばされてしまったふたりの女子高生・ユコとエリ。
強い日差しの下、奇岩が立ち並ぶ荒野をあてどもなく歩き、川で休憩してるところへ突然、小さな生き物が襲ってくる。
それはこの異世界での「ヒト」であったのだ。シャルと名乗る辺境警備隊隊長によって助けらた二人はシャルの村に案内される。村では「魔人」と呼ばれ、救世主扱いされ村人総出の歓迎の祭が開かれるのだった。
そんな折、魔人が村にやってきたという情報を得た他部族が村に侵入して戦いが始まり、ユコとエリたちはそこに暮らす小人たちの戦争に巻き込まれてしまう。

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【ガリバーFT】【ヒューマンドラマ】ファンタジーってそもそも逃避の文学って言われたし

小人だらけの異世界に召還された女子高生二人のシリアスファンタジー(ガリバー風)(ギャグほぼなし)

原住民からは魔人と恐れ崇められるものの、当人達は特異な力があるわけでもない唯の女子高生(いちおうデカイだけ)
”いや実際異世界に飛ばされても、ご都合能力が備わってなければ困る挙句不幸になるだけだよね”展開で、数多あるご都合ファンタジーに冷水をぶっかける様な対極作風です。

また主人公達含めリアリティある自己中人間描画は「俺こーいうタイプ嫌いなんだよね」キャラを数多く排出し、見応えあるドロドロのヒューマンドラマが楽しめます。
※社会人経験を積んだ人なら「あーいるいるこーいう奴」ってのに出会えるはず・・・って事は大人のほーが楽しめるアニメかも。

クライマックスはポカーンでしたが・・・

ご都合作風よりは、不快な人間心象描画があってこそ、物事は思い通りにいかず不幸がおしよせてこそのヒューマンドラマでしょと感じる人にオススメです。
あと、この作品を楽しむ上で、FTはあんまり関係ないです。たぶん。

ちなみに上記文は酷評ではなく私的褒め言葉です。面白いですよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異色のファンタジー

気弱なエリ、自分勝手のユコ。
どちらに共感するかによって見方や感じ方が違ってくるだろう。
この二人、登場シーンから現代と違う世界にいて「?」状態だが、それは視聴者も同じ。
普通は異世界に飛ばされた人間がドッキューン、バッターン大活躍するのだが、この二人はまったく役に立とうとしない。
あっ、と言う間に3話(DVD1枚)を観終えてしまった。コーヒーを煎れて次へ・・・、と見始めたら止まらなくなってしまった。
たぶん、今までにないパターンで、現代からファンタジー世界に飛ばされてきた二人の考え方がヘンにリアルなためだろう。
恐らく、多くの現代っ子はそんな思考や行動ではないだろうか。
そのため、小人達との思考のズレがまた面白い。
エリとユコは現代に戻れるのか?結末はある意味衝撃のラストである。「ど~なっちゃうのぉ?」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

大好きだ。

原作佐藤順一監督。

異世界に飛ばされてしまった女子高生ユコとエリ。
そこは小人が住む世界で戦争の真っ只中。
魔神様と崇められてしまう2人であったが…

ガリバー旅行記の小人の国だけを抜粋した感じだろうが、この作品の魅力はなんといっても主人公の女子高生がただの傍観者であるということ。
膝下くらいしかない小人なのだからちょい蹴飛ばしただけでも倒せるのにそれすらしない。
元々友達という仲ではない2人なので、意見の食い違いとか、トイレはどうしようや月1で来る女の子の日の相談とか、どうやったら元の世界へ戻れるのかだけ。異世界へ行ったら勇者とか英雄として大活躍するのは多数あるが、素直な行動というか、リアルで良いと思う。

横手美智子渾身の脚本と言えるのがこの作品で大好きだ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

61.4 68 2000年度アニメランキング68位
炎のらびりんす(OVA)

2000年1月1日
★★★★☆ 3.5 (10)
46人が棚に入れました
人気セクシー・アニメ『AIKa』のスタッフが贈る、謎の秘密閉鎖都市「ラビリンス」を舞台に繰り広げられる痛快お色気アクションOVA。19世紀、ロシアの諜報機関として活動した葵重政の一族は、ロシアから秘密閉鎖都市を与えられた。その都市は「ラビリンス4」と呼ばれ、繁栄の時を迎えていた。そして20世紀末の現代。モスクワの大学へ通う一族の末裔である姫・夏は、チャンバラおたくのロシア人・ガランを自分の故郷に誘う。そこで彼を待ち受けていたのは、謎の美女刺客軍団の攻撃、そして葵一族の跡目継承に絡むとんでもないトラブルだった。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ちょっとお色気多めのコメディアニメです。

ギャグがハイテンポで進むので、人によって合う合わないがかなり分かれると思います。
自分はこういうアホっぽい展開は好きだし、ヒロインも良いキャラだったので楽しめました。
話自体は良く分かりませんでした(笑) あまり設定とかは気にしなくてもいいと思います。

追記:くの一役で、まだデビューして三年目の田村ゆかりさんが出てましたね。この頃から存在感あったんですね(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

61.2 69 2000年度アニメランキング69位
伝心 まもって守護月天!(OVA)

2000年6月23日
★★★★☆ 3.4 (29)
221人が棚に入れました
一人暮らしの中学2年生の少年・七梨太助のもとに、中国を旅している父親から手紙と一緒に支天輪(してんりん)という八角の輪が送られてきた。
その支天輪から現れた、月をつかさどり不幸から主を守る精霊、守護月天 小?(シャオリン 通称:シャオ)と同居することになる。
その後、同じく父親から送られてきた黒天筒からは慶幸日天 汝昴が、短天扇からは万難地天 紀柳が現れ、彼女たちとも同居することとなる。シャオと太助は次第に惹かれあい、シャオの守護月天としての封印は自然にとけてゆくことになる。

61.2 69 2000年度アニメランキング69位
グレゴリーホラーショー THE LAST TRAIN(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (10)
47人が棚に入れました
異次元のホテル“グレゴリーハウス”を舞台にした3DCGホラーコメディの第3シリーズ。霧の立ちこめる深夜の駅、名残惜しそうなグレゴリーが乗り込んだ列車は静かに駅を後にした。その列車に乗り合わせた客は、見覚えのある顔だった。迷界へと疾走して行く列車。はたして、彼は何処へ向かっているのか…!?

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

独特な雰囲気が癖になる作品

「グレゴリーホラーショー」の3期。
前2作よりも以前の話みたいなのだけど、見ていくとそうとも言い切れないなんとも言えない物語だった。

舞台はこれまでと異なり電車内が中心。
前作までで登場したキャラクターが各話ごとに登場する。
キャラの可愛らしさと物語の内容のギャップがあいかわらずで、本作も独特な雰囲気が癖になる作品だった。

各話が2分程度なので、ハマった人は一気見してしまうかも。
前シリーズを視聴済みの人なら見ても後悔しない作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

61.1 71 2000年度アニメランキング71位
闇の末裔(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (65)
377人が棚に入れました
冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。そこに所属する職員は、「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。都筑を付け狙う外科医・邑輝一貴の起こす数々の事件で、次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく。それに伴い、事件の被害者も増えていっている。
闇の末裔本編は、幻想界編と鎌倉編の同時進行の途中で連載休止となっているが、邑輝の友人である壬生織也と邑輝の幼馴染で彼女の櫻井寺右京の短編が2話、ふろく本として発行されている。2冊目のふろく本にて、京都編で行方不明になった邑輝が織也の元へと返されている。

声優・キャラクター
三木眞一郎、浅野まゆみ、森川智之、関俊彦、白鳥由里、西村知道、速水奨、井上和彦

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

閻魔大王の下で働く死神たちの物語

12年前 WOWOWにて放送された全13話の作品で、
原作は、『花とゆめ』で連載された、松下容子氏による漫画作品。
まったく予備知識もなく観始め、少女コミックっぽい作画だなぁと
思っていたので納得だった。

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」
その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課で働く
都筑麻斗とパートナーである黒崎密という「死神」たちが主人公。
つまり彼らは一度、この世で死んでいる人たちというわけ。

そして死神たちは単独行動をせず、2人1組となって仕事をするため、
パッケージのようなイラストになるのだろうけれど、
一見するとBLモノと間違われそうだよねぇw
ただ・・BLではないが、そういうジャンルがお好きな方には
かなりの率で好まれそうな展開はあった。

また、死神とはいえ、死者に関するトラブルを専門に扱う機関なので、
一般的に知られている死神とは、少し意味合いが違う。

舞台は九州を中心に、京都などまわり、実在する場所や建物が登場。
だいたいは4話ごとの物語としてまとまっているので観やすかった。
主な内容としては、主人公の都築を付け狙う外科医 
邑輝一貴の起こす数々の事件を中心に、
次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく・・というもの。

作画は、個人的にはそんなに好みではなかったのだが、
こういう雰囲気の絵は、けっこう好きな方も多いかも。

おそらく、原作ではもっと壮大な展開がありそうで、
人物に関してもTVアニメでは描ききれていなかった感じがしたが、
設定の面白さはあったので、けっこう惹き込まれた。

ちなみにOP・・・ TO DESTINATIONによる「EDEN」という曲が
L'Arc~en~Cielの唄い方にそっくりだなぁって思っていたら、
この曲がOPになった数年後、L'Arc~en~Cielがこの曲を唄っていたw
ストーリーにもぴったりで、けっこう好きな一曲です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

オオカミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外と見ていて面白かった

厨二病的なタイトルに引かれて視聴しました。

タグでBLってあったんでどんな感じなのかとか身構えていたけどあまり気にせずに見れたw


話は数話で一つのまとまった話で結構スムーズに見れる作品

話はちょっと非現実的な感じだけど、最初背景が国会議事堂でえ、、、政治アニメ!?とか初回ちょっとビビったけど、しばらく見ていると結構引き込まれて行く内容だった


でも、説明が話の展開で最初はまったくないから視聴者は置いてけぼりだったかもしれない。。。実に惜しい作品だ


ラストはまあまあいい感じに締めくくっていたからなんか見終わってすっきり消化したかんじだ。

キャラはイケメンぞろいで良く女の子は女子高生?の顔が微妙結構重要人物のはずなんだがねー

音楽は、なぜこの曲にしたって全力で突っ込みたいほどop ed共に残念な感じ。
作中のは全然良いんだけど

作画はまあ微妙なところだね、、、髪の毛の揺れ方とか服が若干不自然な部分が最後まで多かった。でも人物の方や戦闘シーン、召喚獣の描写がよかった。


ー余談だが今回のアニメで気がついたけど、腐女子向けアニメの描写ってめっちゃ細かいから僕の好みの絵なんだよな;なんか若干最近複雑な心境だ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

りおんぱん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

犬都築はなしだな~

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」
その中で閻魔庁の召喚課は死者に関するトラブル扱う機関
通称「死神」と呼ばれている
都筑麻斗は新パートナー黒崎密と九州地区を担当していく


~感想~
原作は未読

肩書きは面白そうだけどもそれに似合った内容の物語ではないと思う
残念と思う点は多々あり…
召喚課があまりにも無能・無力なこと
悪党が野放しのまま
都築達が失敗ばかりのくせに無反省であること
編ごとのヒロインが誰も彼も悲惨な最期を遂げ何一つ救いがないこと
少しキャラクターに優しい話もあってもいいかなって思う
何より物語は中途半端で終わってそれっきりに。
原作が中断してしまったことが大きな要因かもしれませんが
オリジナルストーリーで完結させるべきだったと思う
基礎設定が面白いのに生かしきれていないよでもったいない気がします

少女漫画が原作ですがBLまではいかなくても
かなり強い傾向が出ているので苦手な方は要注意!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

61.1 71 2000年度アニメランキング71位
Malice@Doll(OVA)

2000年1月1日
★★★★☆ 3.4 (11)
37人が棚に入れました
『ウルトラマンティガ』『serial experiments lain』『魔法使いTai!』などで知られる小中千昭が原案・脚本を手掛けたOVA作品。快楽の園に取り残された機械仕掛けのドールたちは、人間の欲望を慰めるために創られたセクサロイド。そのドールの中の1体、マリスが生身の肉体へと変貌したことを発端に、機械者たちの秩序は崩壊していく……。 『キカイダー01 THE ANIMATION』『GetBackers-奪還屋-』『Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-』などの元永慶太郎監督がエロティックな幻想世界を演出。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

セクサロイドの見る夢

荒廃した世界で、ドールと呼ばれる機械者のヒロインが人間へと生まれ変わり、彼女のキスによって世界に変化が生まれてくる。CGを駆使したファンタジーアニメ。

非常にマニアックな作品なので、これは本当に誰にもお勧め出来ない(笑)
意味は基本よく分からないし、無意味にグロテスクで気持ち悪い。
CGの無機質さと不気味さ、伝染する痛みと快感。小中脚本極まれり。

人間とアンドロイドの関係云々のよくあるSFの類には違いないですが、見て後悔しても知りません。
全然出来は良いとは思いません、むしろかなりのクソアニメです(笑)
でも、こういうの好きって言う人は一定数はいるはずで、例えば「銃夢」とか「Serial experiments lain」とか、そのフェティッシュにビビッと来る人は食いつくかもしれない。
なんかよく分からないアニメが量産されていた時代の産物で、その世代の人なら多少は理解出来るかもしれないしね。まぁそれでも安易には見ない方がいいよ!三角木馬に乗ってヒィヒィ言うてるしね!w

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

知名度に反して良作。

 あんまり期待せずに見たが意外とこれが面白かった。"Serial experiments lain"の脚本家が脚本ということで、さもありなんという感じの明瞭な解釈を拒むストーリー。これを壁と感じるか、許してあげるか、醍醐味と感じるかで評価はわかれそう。
 1時間程度の作品だし、もっとみんな試しにご賞味あれ。

 キャラクタの造形も面白いし、背景画も結構気に入っている。3Dモデリングに対してははじめの数分は違和感もあったが、すぐ愛着が湧く。その、美しくて醜く、非現実的でメカニカルで生々しい、そんな魅力に溢れる作画により、独特な世界を創造できていると感じた。
 (背景絵、舞台装置はまどマギとか新房作品のそれに近い。新房が影響を受けたか知らないが。)

 また、個性的な画風と、ストーリーを持つ一方で、視聴者を引っ張る展開的な吸引力は全然ある。ストーリーも冗長というわけでなく、1時間で結構激しく動いていく。

 昔、哲学は考えを人に押し付けるが、物語は押し付けず、並べて見せてくれるだけで、我々が解釈できる、という話を聞いたことがある。これもそういった類の典型で、各シーンにどういった意味づけを施すかについては、だいぶ自由がある。多分この作品を見ただけで、作者の意図を完全に明確に理解することは無理だし求められていない(?)と思うので、それはひとまず置き、そこに陳列されたモノから自分なりに何かをたり、あるいはその世界、物語の美しさをそのまま味わって、ラクに楽しむのが良いと思う。
 
 美醜の入り混じる幻想的で生々しい世界にあなたを誘います。そういうのが好きな方、是非見ましょう。
 
=蛇足=
なんでこんなに人気ないんですかねこれ、知名度が不当に足りない...。まあまずはこのサイトにちゃんと画像貼って欲しいなと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

61.0 73 2000年度アニメランキング73位
グラビテーション - GRAVITATION(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (51)
288人が棚に入れました
音楽シーンを席巻し、3年前に解散した伝説のバンドNITTLE-GRASPER。
そのリーダーでキーボーディストの瀬口冬馬が設立したN-Gレーベル。主人公の新堂愁一はN-Gレーベルに所属する新人バンド「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
愁一は夜の公園で、超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする。由貴に一目ぼれした愁一の猛烈なアタックの末に、愁一は由貴から「恋人にしてやる」と告げられる。しかし由貴には暗く衝撃的な過去があり、その過去にまつわる忘れられない人物がいた。
少年時代に負った深い心の傷により、複雑に歪んだ由貴の人格。愁一の一途な想いは由貴に届くのか。そしてBAD LUCKとして、ヴォーカリストとして、愁一はどう成長していくのだろうか…。

声優・キャラクター
関智一、井上和彦、松本保典、折笠愛、山口勝平、置鮎龍太郎、子安武人、瀧本富士子、三木眞一郎、鶴ひろみ、石川英郎

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

BL度はめちゃ少なめ。むしろ浅倉サウンド満載の音楽業界モノとして楽しめる

1999年に制作され『FAKE』と並んでアメリカで発売された
最初のBL漫画作品を原作にし、2000年にWOWOWにて放送された
全13話のTVアニメ。

駆け出しのミュージシャン 新堂愁一を主人公に、音楽業界を舞台にしたことで、
サウンドプロデュースには浅倉大介氏が起用され、劇中でも彼とそっくりな風貌の
プロダクション社長兼プロデューサーが登場する。

なのでOP、ED、挿入曲すべての音楽が浅倉カラー満載。
物語以上に90年代後半の音楽でも楽しめる作品になっている。
音楽がパッと浮かばない方のためにあえて言うと、
例えばT.M.Revolution、コタニキンヤ、accessあたりの
シンセサウンドを中心にしたヴォーカル曲。

BLを毛嫌いする人に無理には勧めないが、せいぜい軽いキスや抱擁程度で
濃厚な性描写は一切なく、もっと精神的な深い想いや、友情、
人との絆を描いているので、実際は誰でも視聴可能だと思う。

映像に関しては、なぜか1話のみに実写映像が挟まれていた。
斬新さを狙ったのかもしれないが、あまり美しい映像ではなかったし
中途半端に入れるなら、むしろないほうが良かった。

物語自体は、全13話あるので、人物設定などもけっこう丁寧に描かれ
感情移入がとてもしやすかった。
全体的には、随所にありえないシチュエーションや、コミカルな雰囲気を
散りばめていたが、唯一・・人気小説家である由貴瑛里に関しては
シリアスな謎を最後まで引っ張り、
それがまた彼のミステリアスな魅力ともなっていたと思う。

でも、主人公の愁一が恋してやまない瑛里の、冷たさ、気ままさには
個人的にちょっと滅入ってくるほど胸が痛み、彼のそばにいる愁一の
純粋すぎるほどの一喜一憂には苦笑しつつ、気持ちが手に取るようにわかり、
自分を投影せざるをえないほどシンクロするところがあって笑ってしまい、
また同時に、ニヤニヤできてしまう部分もあった。

また、愁一と同じバンドメンバーであり高校時代からコンビを組んできた親友、
ヒロとの深い友情や2人の絆もアツくて良かったし、
彼らがさまざまな経験を乗り越え、ミュージシャンとして成長していく様や、
瑛里の心に封印してあったはずの衝撃的な過去と本人との対峙など、
けっこう真面目に描かれていたのには好感持てた。

今まで30本ほど観てきたBLアニメの中では、入門的な作品って感じの
位置づけになるかと思うけれど、思わぬところで感動できたりして
けっこう深い広がりを想像させる物語だったし、
13年前のやや古めの作画ではあるが、なかなか良い作品だったと感じている。

ただ個人的には、愁一のウザかわいさ・・
もう少し抑え目のほうが、かえって見応えあって良かったかなとそこだけ残念。

<声の出演>

関智一、井上和彦、松本保典、折笠愛、山口勝平、置鮎龍太郎、
子安武人、三木眞一郎、田中理恵、池澤春菜、など。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

音楽業界が舞台のBLものですが、なにぶん古い作品なので

TV放送当時に視聴したきり

今でゆうBLものだけど、当時テレビでは見たことないタイプで、
ちょっとびっくりした覚えがある。

割とおもしろく見れた気がするけど、かなりおぼろげ。

キャラデザインや作画は、古い作品のためそれなり。
音楽業界の話ですが、劇中の音楽もやはり古く感じるでしょう。
主人公の声優が、合ってないように思えたのは残念

記憶があいまいなため、細かい具体的ストーリーは覚えていません。
今現在、オススメできるレベルかどうかまではわかりません。

まあ、男子は無理かも。

最近始まったLOVE STAGE!!とか見ててちょっと思い出して、
棚整理してたら、またちょっと、見てみたくなりました。

録画したDVDが残ってたので、時間があれば、再視聴して更新するかも

〔あらすじ〕
新堂愁一は「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
愁一は夜の公園で、超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする。
由貴に一目ぼれした愁一の猛烈なアタックの末に、愁一は由貴から「恋人にしてやる」と告げられる。
しかし由貴には暗く衝撃的な過去があり、その過去にまつわる忘れられない人物がいた。
少年時代に負った深い心の傷により、複雑に歪んだ由貴の人格。
愁一の一途な想いは由貴に届くのか。
そしてBAD LUCKとして、ヴォーカリストとして、愁一はどう成長していくのだろうか。

〔登場人物と声優〕
新堂愁一 : 関智一
由貴瑛里 : 井上和彦
中野浩司 : 松本保典
瀬口冬馬 : 折笠愛
佐久間竜一 : 山口勝平
クロード : 置鮎龍太郎
坂野 : 子安武人

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

BLアニメ挑戦第2弾、完走は出来たけど

主人公の新堂愁一は「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする
ヴォーカリストとして成長していく愁一と由貴の関係を描いたBLアニメ
ちょっと古いですが、ギャグ要素も強いソフトなBLアニメです

音楽を扱った作品ということで、
音楽の善し悪しが大分印象を左右するのだろうけど
残念ながら、自分にはこの手の音楽の善し悪しは全く分からない。
90年代後半な感じですかね?
個人的には耳にすっと入ってきたので悪くはないと思う。
上手いともあんまり思わないですが、力は入れてるんだろう。
作画は良くないですが、キャラデザ自体は普通か。

まぁ大筋のストーリー自体は悪くないし
結構続きが気になるように上手く作られているとは思います
しかし、シリアスとギャグを入れ混ぜた展開で、ものすごくギャグがうざい
せっかくの見応えある展開がぶち壊されるw

というのも主人公が「うざ可愛い」キャラなわけですよ
主人公以外にも、うざキャラが多いのでちょっと・・・
ノリが古すぎるんで全然笑えないんですよねぇ

超イマイチな出来という印象が拭えないのですが
ジャンルを考えれば、そこそこの出来なんでしょうかね?
BLアニメはなかなか難しいジャンルですな

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

60.8 74 2000年度アニメランキング74位
グレゴリーホラーショー THE SECOND GUEST(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
53人が棚に入れました
異次元のホテル“グレゴリーハウス”を舞台にした3DCGホラーコメディの第2シリーズ。平凡なOLの主人公が、ふとした心の迷いから足を踏み入れてしまった異次元のホテル“グレゴリーハウス”。非日常の世界に引きずり込まれる主人公。くり返される理不尽な出来事の中、彼女は自分の存在の意味を探ろうとするが…。

arts さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

主演声優の演技さえ気にならなければ満足

3Dホラーアニメの二期。
基本的に前作と作風は変わらない。
本作では男性から女性が主役に変わっていが、新たなキャラが登場するなどそれなりに楽しめた。

ただ、本作の主役の声優が気になったのが不満だった。
その演技はまるで機械が話しているような感じさえあった。
最初は演出かとも思ったが、最後まで見て声優の演技が何らかの演出的な意味があったとは思えなかった。

声優の演技さえ気にしなければ、一期が気に入った人なら満足できる作品だと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

60.3 75 2000年度アニメランキング75位
ゲートキーパーズ(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (67)
519人が棚に入れました
1969年。人類は科学という偉大な力を手に入れた。一方では破壊のための軍拡を行いまた、一方では生産のための経済成長に邁進するという矛盾の中にあった。そんな矛盾につけこむかのように、未知の敵「インベーダー」が出現。インベーダーに対抗すべく秘密裏に結成された地球防衛機構イージス(AEGIS)。国連指揮のもと、彼等は地球防衛の最後の切り札として、 特殊な能力を持つ戦士達「ゲートキーパーズ」を結集した。ある日、ごく平凡な高校生、浮矢瞬(うやきしゅん)は、眠っていたゲートキーパーの能力をイージスに見いだされる。そして特殊遊撃隊隊長に任命された。少年のゲートの能力が開花したとき、新たな戦いの物語が始まるのだった。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、川澄綾子、飯塚雅弓、高野直子、西村ちなみ、愛河里花子、鈴木真仁、有本欽隆、長沢美樹、小桜エツコ、子安武人、ひし美ゆり子、千葉千恵巳、関智一、芝田秀勝、飯塚昭三、矢島正明

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

B級以下だと思えば結構面白い。

2000年4月3日 - 9月放送全24話。山口宏(原案)
アニメーション制作GONZO(※GONZO初のテレビアニメ)

1999年12月角川書店より発売されたPS専用ソフトを元にして
連載漫画/ライトノベル/テレビアニメと各方面に展開した。
続編のOVAゲートキーパーズ21(全6話+ドラマCD6話)もある。

高度経済成長期の日本を舞台にインベーダーと呼ばれる謎の
生命体と戦う少年少女を描く。


メカデザは結構良い感じで3D等造形も綺麗でGONZOらしい。
2Dと3Dの違和感や時々3Dの強引な訛りも如何にもGONZO?
舞台背景や諸設定は何となく面白い雰囲気で世界改変物?

序盤は如何にもなラブコメ風だったりギャグ風描写も多い。
敵キャラなど中途半端にギャグっぽいシリアス風で微妙。
シュールというよりセンスが微妙?台詞も含め可也微妙・・
高度経済成長期ということで可也レトロな雰囲気。


主人公がドルアガのジンを強気にした感じ。変な髪型・・
ルリ(川澄)は中々良い感じ。ギャップが巧く出てる。
おっとり系令嬢は"ポンコツ"とか体育会系元気ブルマ少女、
寡黙クールビューティーキャラ、中国系チャイナ服少女に
学校の保険医・・「OH! モーレツ」な謎の女性等・・
眼鏡推しなのは・・原案者の趣味?可也B級という雰囲気。

結構な布陣で不思議というより変な世界観に微妙なギャグ。
戦闘シーンなどシュールと言って良いのか意味不明・・
おばちゃん(くじら)女子中学生(能登)等ちょい役やゲスト
登場のキャラも結構多く、番長(子安)さんなどもいる・・

心を広く持たないと・・途中で挫折する作品だと思う・・
たぶん昭和の古き良き時代のギャグを彷彿とさせる狙い?
物凄いチューニングのズレを感じる・・21よりは面白い。

典型的に徐々に新キャラ登場のエピソードで掘り下げつつ
仲間が増えていき、1クールが終わる頃に愈々謎に迫る!
というような感じ。




メインキャラクター

浮矢 瞬:櫻井孝宏
「疾風」のゲートキーパー。その能力は剣の形をとる。
大気の流れを制御する事で乗物の性能を最大限に引き出す。
正義感溢れるの熱血漢。ゲートキーパーズ隊の隊長にる。

生沢ルリ子:川澄綾子
「生命」のゲートキーパー。光の矢を操る。治癒能力を持つ。
瞬よりも早くゲートキーパー能力に目覚めている先輩格。
品行方正な学園委員長。幼少期瞬の言葉にトラウマがある。

指令:有本欽隆
イージス極東支部の司令。本名は時渡哲也
基地のカモフラージュに作られた楯神高校の校長。

朝霧麗子:飯塚雅弓
「幻惑」のゲートキーパー。ピアノを弾くことで能力を発動。
かなりおっとりしていてマイペースな性格の天然系御令嬢。

近衛かおる:高野直子
「迫撃」のゲートキーパー。格闘戦では右に出る者がいない。
明るい性格。戦闘時は体操服とブルマを着用。

フェイ:西村ちなみ
「赤熱」のゲートキーパー。炎を操る
フルネームは鳳妃玲。活発な少女だが家庭環境は複雑。
中国出身でイージス上海支部から極東支部に転属してくる。

鉄 恵:愛河里花子
「鉄壁」のゲートキーパー。その名の通り鉄壁の防御を誇る。
寡黙で人付き合いが苦手。覚醒後イージスに入った。

落合恵子:長沢美樹
司令の秘書で瞬たちからは秘書さんと呼ばれている。
基地のカモフラージュに作られた楯神高校の保健医。

メガネ:小桜エツ子
瞬達の同級生。本名は目黒兼武。ゲート能力はない。
イージス極東支部のチーフメカニック担当の技術者。

小川薔薇子:松澤由美
特殊自動車/兵器/ロボなどの発射に居合わせ、その突風に
スカートを捲られ、「OH! モーレツ」という謎の女性。
実はイージスの秘密隊員で、セリフは発射の合図だった。

ジム・スカイラーク:三木眞一郎
「音速」のゲートキーパー。イージス英国支部所属。
瞬とは良きライバル関係。

ジュン・サンダース:井上喜久子
「電光」のゲートキーパー。元軍人で真面目で実直な性格。
イージス北米支部所属

番場長太郎:子安武人
通称「番長」姫路市在住で成り行きから瞬たちの仲間となる。
思い込みが激しく無鉄砲な性格だが情には厚い。
生沢を「ルリ子姫」、落合恵子を「秘書姫」と呼ぶ。

補佐官:立木文彦:寡黙で司令を補佐する人物。

福岡康孝:塩沢兼人[故人]

影山零士:関 智一
驚異的な洞察力や未来を予見する「眼光」のゲートキーパー。

悪魔伯爵:柴田秀勝
マイナスゲートが生んだオリジナルインベーダーの一人。
コードナンバー「S-05E」。

機械将軍:飯塚昭三
マイナスゲートが生んだオリジナルインベーダーの一人。
コードナンバー「S‐04G」。口癖は「ハイル、ベーダー」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

モーレツに元気が出る昭和ネタアニメ

カレイドスター以前のGONZO×佐藤順一のアニメ。
高度経済成長期を舞台にインベーダーと呼ばれる謎の生命体と王道バトルを繰り広げる。
昭和ネタがあまりにも露骨でちょっとくどいけど(笑)普通に面白いです。
単なるハーレムアホアニメではなく、昭和から平成へ向けた熱い希望つまってます。
キャラ立ちも良くストーリーも単純明快かつ多彩なエピソードの数々がとても魅力的です。

クソ虫排斥運動を繰り広げる過激思想を持ったラスボスが非常に良い。凄く良い。
頭をからっぽにシンプルに楽しむことをオススメします。OVAは別物として見た方がいいです。
個人的はカレイドスターより好きなので、もうちょっと評価されてほしいですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

のぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

まさに隠れてしまった名作

この作品面白いです、もーれつに。
絵柄でナデシコくさいとか、設定がつまらなさそう、萌えアニメくさいとか言って見てない人は損してる。
作品の設定が昭和。ほとんどそれ自体は生かされていないけど、
来週もまた観たい!最後まで観てよかった!と思わせる昭和時代のアニメのような魅力がありました。

インベーダーとかつまらなそうな設定なのに、ちゃっちさを吹き飛ばすくらい展開が熱い!
あと番長は凄くいいキャラ、最後までみたら感動もの。
OPの曲は今聴いても、熱くなれる元気ソングです。個人的にはEDも凄く好きだけど。

とりあえず2000年NO.1クラスのアニメなのはまちがいない。
騙されたと思って観て欲しいアニメ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3
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