1999年夏(7月~9月)に放送されたTVアニメ動画一覧 17

あにこれの全ユーザーが1999年夏(7月~9月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の1999年夏(7月~9月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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81.1 1 1999年夏(7月~9月)アニメランキング1位
カードキャプターさくら さくらカード編(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (723)
4444人が棚に入れました
木之本桜は友枝小学校5年生の元気だけが取り柄の女の子。そして魔術師クロウ・リードが創ったクロウカードの主である。今日から2学期、さくらのクラスに転校生の少年・エリオルが紹介された。さくらは彼になんとなく懐かしいような印象をもつ。「初めて会った気がしないなぁ」そうつぶやいたとき、「僕もですよ」と言いながらエリオルが現れた。それをイライラしながら見ている小狼と、楽しそうにビデオ撮影している知世。クロウカードが集まって平穏な日常が戻ったかに見えたが・・・。 ある日、友枝町に不思議な雨が降った。さくらはクロウカードでこの雨を静めようとしたが、なぜか封印の鍵が杖に変わらない!

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

歌うように奇跡のように 想いがすべてを変えていくよ きっと 驚くくらい

1999年~2000年に放送されたカードキャプターさくらの3期 全24話

木之本桜 CV丹下桜 ケルベロス CV久川綾 大道寺知世 CV岩男潤子
李小狼 CVくまいもとこ

クリアカード編からほんの少し女の子らしく成長したさくらの新たなる活躍が描かれる直接の続編です。

お堅いNHKですから人気が出ようと制作費の変化は無いようですので、
製作側の情熱が作品の出来に反映されやすいです。

まずOPをフルコーラスで聞いてください。
アニソン史上に残る傑作「プラチナ」作詞 岩里祐穂 作曲 菅野よう子 歌 坂本真綾
現在ネット上には上がっていないようですので、真綾さんのベストをレンタルするか、アマゾンでダウンロードがベストです。
これはもう完全に大人向けにシフトしています。

さくらも流されるだけのお人形ではなくなり、思いやりと勇気そして使命感で戦う少女に変わっています。
女の子が恋をして大人になる一瞬手前の不思議な空白の時期。
それをファンタジックな手法で描いた作品だと思います。

この先に何があるか分からない不安と期待が作品全体を覆っています。
さくらカードはあらかじめ用意されたものでは無く、さくらという少女が居た証し、
さくら自信が作り出していくものです。

1,2期と比べて少しですがヒロイック性を帯び、
さくら達を翻弄するようなキャラが登場して物語性が増していくのが分かります。

視聴者は1期と2期のあいだ頃に「劇場版カードキャプターさくら」
3期の後に「カードキャプターさくら封印されたカード」を見ることによって、
この物語を味わうことが出来るでしょう。

それは、アニメ史上最も可憐で、優しく、強い心の少女「木之本桜」の、
知世ちゃんしか知らない、秘密の成長物語です。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

突如現れた謎の転校生…めざめた星の鍵…再びさくらがカードキャプターとして出動する!

この物語は「カードキャプターさくら」の2期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

クロウカード編では、カード収集の長い道のりと最後の試練を乗り越えて、ようやくカードの主として認められるようになりました。

これまで身の回りで様々な超常現象が起こっていたのはクロウカードが世に放たれてしまっていたから…
だから、カードを全て回収した今、もう身の回りで不思議な事が起こる要因は排除された筈でした。
ところが、超常現象は全て収まっていた訳では無かったんです。
きっかけは友枝町に降り続いた長雨…
隣町では星が見える夜空であるにも関わらず、友枝町だけに雨雲が停滞して雨がやむ気配は一向にありません。
そう、この雨はとある人物によって仕組まれたことだったのです。

桜は、クロウカード収集時と同じようにカードで雨雲を晴らそうとしたのですが、クロウカードは桜に反応しなかったのです。
それはクロウ・リードが作り出したクロウカードだったから…
そう、正式なカードの主となった桜はクロウカードを使い続ける事ができなくなっていたのです。

クロウカード収集時の最後の試練で現れた桜の属性は星…
従って、クロウカードを自分の属性に合致させる必要があったのです。

「クロウの作りしカードよ 古き姿を捨て生まれ変われ 新たな主 さくらの名のもとに」

こうしてクロウカードをサクラカードに変えていく「サクラカード編」の物語が動いていきます。

このサクラカード編を視聴すると、最初に妙な違和感を感じると思います。
別に桜やリ・シャオランが手を抜いている訳ではありませんし、桜の周りの人もこれまで通り一生懸命桜を支えています。

それでも払拭できない違和感…一言でいうと、桜たちが対峙しているのは「理不尽」なんです。
クロウカードをサクラカードに変える…
言うのは簡単ですが、遂行し続けるのはとても難しいことです。
なぜなら、カードを変換するには自身の魔力を注入しなければいけなかったから…

小学校5年に進級したとはいえ、桜はまだまだ子供…
生成できる魔力、蓄積できる魔力は、例えばどんなに素質があったとしても限界があります。
更に悪循環の根源になっているのは、桜自身が自分の限界を知らないこと…

クロウカード編を視聴した人なら、きっとこれだけでピンとくると思います。
桜は頑張り屋さんなんです。
どんなに苦しくても人に笑顔を見せる女の子なんです。
だから誰かの為に自分を追い込むのは、彼女にとって造作もないこと…
誰かがセーブしなかったら、きっと自分の全てを投げ打つのも厭わない女の子なんです。
でもそんなの誰も望んでなんかいません。
だからこそ、もどかしさを感じるんですけどね…

クロウカードをサクラカードに変える…
桜は自分の魔力を代償に、少しずつ使えるカードが増えていくのは目標でもありますし、彼女にとってきっと良いこと…
ですがカードの性質そのものを変えることの代償…これを当事者が見抜くのはとても難しかったと思います。
何故なら、変化が目に見えないから…

AがBになる、或いは大きさが半分になる…
こうして見た目が大きく変わってしまったら絶対に気付いたと思います。
でも世の中の変化って、目に見えるものばかりではありません。

きっと最初に異変に気付いたのは本人…
でも何の確証も無いので、いたずらに人を心配させたくないから口をつぐむ…
そのうち異変に確証が持てても一度つぐんだ口が開くことはありません。
だって、自分の大切な人に自分の事で心配かけたくないじゃありませんか…

敏感な人ならここで異変に気付く人がいてもおかしくありません。
桜の周りに敏感な人が居なかった訳でもありません。
あともう一歩踏み込めば繋がるラインを徹底的に第3者から踏みにじられ続けましたから…
やっぱりここで感じるのも「理不尽」なんですよね。

でもこのサクラカード編はたくさんの理不尽でモヤモヤするだけの作品ではありません。
時間を積み重ねにより、これまで見えなかったモノが見えるようになって…
これまで気付けなかったことに気付けて…
自分の気持ちに嘘をつかず、ありのままを伝える事の大切さと勇気を知って…
この僅かな時間の中で、みんなの心の成長は著しかったのではないでしょうか。

これまでこの作品は圧倒的なまでに「桜推し」で視聴していました。
でも、このサクラーカード編を視聴して、私の中で桜の次点はリ・メイリンになりました。
彼女の真っ直ぐさはとても気持ちが良いです。
彼女が真っ直ぐでいられるのは自信があるから…
そしてその自信を持つための鍛錬を決して怠らないから…
何に対しても絶対に逃げない彼女…
自分の信念と信条と笑顔を貫き通して…それ故に溢れた涙が止められなかった知世の家での1シーンは私も思わず貰い泣きでした。

失ったモノはゼロではありません。
以前のカード収集時より崖っぷちに立たされた桜たち…
どんなに傷付いても、どれだけ痛みを伴っても…所期の目的を完遂させようと必死にもがく桜たち…
彼女たちの雄姿が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール全24話の物語でした。
1期より物語自体はコンパクトになりましたが、全般的にとても丁寧に制作されていたと思います。
桜は1期以上に魅力を感じましたし、リ・シャオランだって随分格好良くなったと思います。
クリアカード編に突入する前に劇場版2作を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

さくらと魔法と大切な人たち。

「カードキャプターさくら」は、
1期と2期にあたるのが「クロウカード編」、
3期にあたるのがこの「さくらカード編」になるようです。

なので「さくらカード編」を見る前に
「クロウカード編」の視聴は必須です。

子どもの頃に原作も「さくらカード編」までは読んでいました。
大好きな作品。

久しぶりにアニメで見返してみて、
作品としての完成度の高さに感服です。

少女漫画の名作だから全人類観て。笑

「さくらカード編」は全24話です。

※以下、「クロウカード編」のネタバレが少し含まれているので注意です。


● ストーリー
魔術師クロウ・リードが作った魔法のカードである“クロウ・カード”。

封印が解かれたことでバラバラになってしまったクロウ・カードもすべて集まり、新たな主として認められた小学生の木之本桜(きのもと さくら)。

平和な日常が続く中、
転校生・柊沢エリオル(ひいらぎざわ エリオル)がやってくる。

それと同時にさくらの周りで再び不思議なことが起こり始める。
しかし、なぜかクロウ・カードが使えない。

自分の魔力を使って新たな“さくらカード”に変えることでカードが使えるようになり、次々と起こる不思議な出来事を解決していく。


「クロウカード編」はクロウ・カードを集めることが目的でした。

そして「さくらカード編」は、クロウ・カードをさくらカードに変えながら不思議な出来事に立ち向かっていくお話となっています。

全体に大きな伏線や謎が張られていて、1話完結型のストーリーの中で伏線を回収していくストーリーの描き方がお見事。

カードを使う魔法少女。
とにかく今回もさくらの可愛さ爆発です。

「さくらカード編」の特徴のひとつとして、
恋のお話が動き出すところが見どころですかね。

さくらも、カード集めのときにはライバルだった李小狼(り しゃおらん)も、高校生の月城雪兎(つきしろ ゆきと)に恋していました。

さくらは変わらず雪兎に恋していて、
でも小狼は自分の雪兎への気持ちは恋とは違うと気づき、
そして気持ちはさくらへ…

という胸キュン爆発展開。笑

アニメオリジナルキャラの苺鈴(メイリン)は、
「クロウ・カード編」ではいまひとつ好きになれなかったのですが、

今回はものすごく好きなキャラになりました。
本当に小狼のことが大好きで、一途な気持ちに涙(´;ω;`)


最終話の展開は原作と少し違うなと感じたのですが、
どうも原作よりアニメの方が早く最終回を迎えてしまったためのようですね。

原作のラスト、大好きな名シーンだっただけに少し残念。


● キャラクター
ストーリーも面白いのですが、
やはりこの作品はキャラが完璧だなと思います。

主人公のさくらは、
いろんな影響を与えた文句なしの完璧主人公キャラ。

友だちも家族もカードたちも大好きな素直で優しい女の子、
めげそうになるけれど、周りに励まされてピンチを乗り越えていく心の強さ、
そして天才的な可愛さ。

もうひとつの特徴として、
さくらの衣装へのこだわりが挙げられます。

不思議な出来事に立ち向かう時には、
親友の知世(ともよ)ちゃん作成の衣装を着るのですが、
毎回デザインが違うんですよね。

しかも全部可愛いし、
どれもめちゃくちゃ似合ってる。

私服も毎回違っていて、
それもどれも可愛い。

何でも似合うさくらの可愛さは本当に天才的。

ふりふり衣装でもなんでも可愛く着こなせるのは、
小学生という設定の強みでもあると思います。


李小狼。

カード集めでも恋でもライバルであり、
時には助けてくれる心強い友だちでした。

「さくらカード編」ではさくらへの恋心を自覚し、
なんでもお見通しの知世ちゃんに背中を押されながら、
告白しようと頑張る小狼が可愛い(*´Д`)

さくらがピンチの時にはいつも支えて、
本気で心配してくれ、優しくてかっこよくてヒーローです。

一番好きなキャラを聞かれると、
私は小狼と答えるかなあ。


今回いろんな事件を引き起こす張本人であるエリオルも、
別に悪い人というわけではないし、

とにかくキャラ配置が完璧なのよね。
どのキャラも魅力的すぎる。


● 音楽
【 OP「プラチナ」/ 坂本真綾 】

名曲です。大好きです。

それ以上に言うことがありません。笑


【 ED「FRUITS CANDY」/ こじまめぐみ 】

曲も可愛くて好きなのですが、
何よりも映像が可愛くてセンスのかたまりすぎて大好き。


● まとめ
放送は1999年からなのでおよそ25年前の作品なのですが、
今見てもものすごく面白かったし、

キャラの言動が完璧で、少女漫画としての完成度も高くて、
あらゆる場面で原作者のCLAMPの天才っぷりを感じずにはいられませんでした。

何度も言うよ、本当に名作です。

私の中では「カードキャプターさくら」はここで完結なんだけど、
今は続編である「クリアカード編」があるんですよね。

さくらが中学生…うーん、小学生だからこその可愛さだと思ってしまっているところがあるから、そんな自分に受け入れられるかどうか…。

でも気になっているので、
そのうち続編も見てみたいと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

72.5 2 1999年夏(7月~9月)アニメランキング2位
GTO[ジーティーオー](TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (424)
2808人が棚に入れました
高校時代は親友・龍二と共に「鬼爆」として湘南最強の不良だった鬼塚英吉。
ひょんな事から教師を目指すこととなり、臨時教員として採用される。
様々な問題を抱えるクラスの3年4組の担任となり、生徒との対立や嫌がらせ、その生徒自身が抱えている苦悩、あるいは学校内に発生する困難やトラブルに巻き込まれながらも、自身の持つ人脈・悪運・頭脳・腕力・コネ・行動力等を総動員させ、受難を見事に乗り越えて、生徒達の信頼と人望を得ていく「Great Teacher Onizuka」の破天荒な物語が始まる。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こういう、「2期」は素敵だと思う♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
2期、といってもアニメの話ではなく、原作漫画です。ヤンキー漫画の主人公が、学校を卒業した後、就職して、別漫画の主人公になる。素敵じゃないですか?

鬼塚は、元暴走族ならではの破天荒な方法で、問題児達を救っていきます。かなりのご都合主義を含みながらも、それ以上の爽快感、時折飛び出す、真理をズバッとついた名言に心が熱くなります。まあ、ドラマ「ごくせん」にハマった人なら間違いないでしょうね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
漫画で、ですが、「湘南純愛組!」からのファンで、あの「鬼爆」の「鬼の字」がまさか教師になるとは……と、現在30代としては正しい態度で視聴を開始しました。

個人的に好きな台詞は、(正確ではありませんが)「テメーら(教師)にとっては生徒なんて、たかが400分の1かもしれねえけど、ガキどもにとっちゃあたった1人のセンコーなんだよ!」という鬼塚の台詞。良いこと言うな~と。

教育もののアニメ(とも言えないですが)は珍しいので、かなり古いアニメですが、一見の価値ありです!

あと、OPの「Driver's High」は、個人的にはL'Arc~en~CielでNo.1の神曲ですよ! これを爆音にして運転してると、ついついスピード違反してしまいます(オイオイw)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34

ピングー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gグレート・Tティチャー・O鬼塚

笑いあり笑いあり笑いあり
名言あり
感動あり
こんな先生いたらいいなの理想郷
確かにこの人はGTOだ
最高の教師だ

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

前作、原作のほうがぜんぜん好き派。

教師ものに新たな息吹を持ち込んだ名作。
毎度キレのいい、くだらないギャグと超暴力的かつ熱い展開で問題を解決していく。原作の修学旅行あたりまでやります。
ゴールデンなので規制でギャグやアクションはぜんぜんダメ・・・。でもいまよりはマシなほう。

個人的に前作純愛組中期、GTOの初期までのテーマであった、
真の『かっこいい漢とは』?ってのがなくなてからきらいになった。
作者もいってたけど世間からの評判のよさ、「教師もの」としての認知度、からあまりアホになれなくなったのもあるし、鬼塚が熱血「一教師」キャラとして完成してしまったのもある。飽きられるし、ネタ切れもある。ワンパになってしまった。

私も愛車ですが、ZⅡ、Z、と呼ばれるケンジ君や七五十、風神雷神、御神苗と数々のキャラクターが愛用してきたバイクですがこの男こそ最も似合ったったヤツ。だった・・・・。昔は・・・。私のあこがれた鬼爆はどこへ・・
黄門さまの印籠のようにかならず最後は愛車に乗って決着をつけるという様式美。
現在のGTOでは乗りもしない・・
バイクにそして川崎に乗れば言いや的な。

ドラマ版でも非常にクレームの多かったバイクは.反町さんが免許が間に合わなかったからみたいで、映画では無事取得 なつかしい・・。
原作はドラマ版とのメタなギャグも面白かったです。
正直いまマガジンでやってるのはまったく面白くない・・思い出クラッシャーですよ・・。

アニメ版はOPが秀逸です。






投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

69.8 3 1999年夏(7月~9月)アニメランキング3位
ゾイド-ZOIDS(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (223)
1640人が棚に入れました
辺境の村 ウィンドコロニーに住む天真爛漫な熱血少年・バン。遊びに出た惑星Zi(ジィ)のエレミア砂漠で盗賊団に追われ、逃げ延びた砂漠の遺跡でオーガノイド ジークと、同じ型のカプセルから出てきた古代ゾイド人 フィーネと出会う。遺跡を次々と破壊しながらバンを追いつめる盗賊団のゾイドの攻撃をなんとか凌ぎながら隠し部屋を見つけたバンは研究所のような部屋の中に、巨大な楕円形の装置、ゾイドエッグが放置されているのを発見する。ついに念願のゾイド(ティラノサウルス型)を手に入れたバンは執拗に迫ってくる盗賊団に立ち向かい、以後フィーネの過去を探るため旅に出る事になった。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

死ぬまでにもう一度観たいアニメの筆頭格(悲願の再視聴完走レビュー。そして、ついにサブスク配信解禁)

初回投稿2023/04/23。
YouTube毎週配信での再視聴を前に綴った勇み足決意表明。
長くなるので折りたたみ。
{netabare}
最近40周年を迎えたトミー(現・タカラトミー)が展開する玩具シリーズ『ZOIDS(ゾイド)』
その初の本格的な連続TVアニメとなった本作の放送開始は1999年。
コンテンツ発足から20年近く経った後と意外と遅い。

ではそれまでの『ゾイド』はどう販促していたのかというと、実写ジオラマがメイン。
地球とは異なる惑星にて金属生命体を武器に抗争する共和国VS帝国という世界観設定を、
実際の製品を並べて撮影し表現。

他のロボット玩具が再現性はともかく、販促アニメにより売り込んで来る中、
安易にアニメ化せず、獣などの非人間型メカのジオラマでひたすら押してくる『ゾイド』は、幼少の私にとって憧れを抱く孤高の存在。
ロボ好きなだけでなく、恐竜少年でもあった私は当時『小学○年生』に載っていたゴジュラスの写真などをうっとりと眺めていたものです。


だからこそ20世紀末、あの『ゾイド』がアニメ化すると聞いた時は衝撃的でした。
同時にCGの進化もゾイドの再現に挑戦できる所まで来たのかと興奮したことを覚えています。


内容は共和国VS帝国の伝統の設定に、古代ゾイド人文明にまつわるボーイ・ミーツ・ガールを走らせた構成。
バンやフィーネの顔の模様も神秘的なキャラデザです(タトゥーではなくネタバレレビューを読む )

本作の放送面での快挙は、アニメなんて局の都合で枠ごと切り捨てるあの冷淡なTBSを相手に、
当初1年程度の予定の所、好評につき5クール目まで延長を勝ち取った所。
その後もアニメ『ゾイド』は数作品シリーズ化。
90年代しばらく休眠中だったという『ゾイド』を再起動させた、まさにコンテンツ中興の祖。

その長尺も生かした2部構成。第1部の少年少女の冒険譚などに留まらず、第2部にて2年後成長した彼らの活躍まで描いたスケール感も特徴。

ですが物語自体は私はそれほど覚えていなくて。
脳裏に焼き付いているのは、XEBEC制作のアニメーション。
蒼穹の下、疾走するシールドライガーの勇姿。
トゥーンレンダリングで構築、駆動するゾイドがただひたすら格好良すぎる。


『ゾイド』史上だけでなく、CGアニメ史上でもエポックとなった重要作。
ところが当時はVHSからDVDへのメディアの転換期。視聴困難作が多数発生する谷間。
本作もまた長らくレンタルDVDも配信もなく、視聴方法はプレミア化したBlu-ray BOX(現在Amazonで新品13万円)くらいしか無かった幻の作品。

今年40周年企画の一環として4月からTOKYO MXで再放送開始。
さらには東京以外でも放送しろよ、配信しろよとの私や全国のファンの叫びが届いたのか、
5月1日(月)19:30からYouTubeのタカラトミー公式ホビーチャンネルにて毎週1話ずつ無料配信されることとなりました👏


悲願の再視聴。心ゆくまで堪能したいと思います♪{/netabare}

【物語 3.5点】
全体構成は2部構成。

ガイロス帝国VSヘリック共和国の戦争が続く中、
主人公ゾイド乗り少年バンと謎の少女フィーネらとの冒険が、
戦火の根幹へと関わっていく第一部・少年編(1~34話)。

戦後2年。成長したバンはフィーネと共に平和維持部隊に所属。
やがて世界を脅かす未知の敵と遭遇、対峙していく第二部・ガーディアンフォース編。(35~67話)。

古代遺跡から“発掘”された“オーガノイド”は機械生命体ゾイドの力を飛躍的に向上。
共に眠っていた古代ゾイド人少女・フィーネ(fine)は
超古代に滅びの災禍をもたらした“ゾイドイヴ”に関わる鍵を秘めている。

表層は、惑星Ziの超古代文明も絡めた少年少女たちのバトル冒険譚。
が、本作を価値ある物にしているのは、深層に通底する青春の価値の再認識。

少年バンは、いつも常識に囚われない思い切った言動で、
大人たちが突破できなかった窮地を切り抜け、未来を切り開く。

大人が忘れそうになっていた青春の輝きを有した少年の純粋さに惹かれるように、
打算で動いていたはずの賞金稼ぎアーバインや運び屋ムンベイも旅を共にしていく構図が心地よいです。

その観点から、印象的なのが第一部・11話「イセリナの霧の中で」
{netabare} 平和な時代を築くため帝国軍人になると妹に言い残し、故郷を飛び出したヴィオーラは女盗賊になっている。
後ろめたさを抱えてイセリナに帰って来たヴィオーラをかばって、
バンは自分こそが盗賊で皆を騙していたと、ひと芝居打つ。

これに対して、ムンベイはバンを、その甘さが命取りになると殴り飛ばす。
私には、あのワンパンチ、
バンは純粋な子供のままでいて欲しい。
粋な嘘を付いて自分が悪者になるような大人になんてならないで。
そんなムンベイの痛切な願望が拳に込められているようで、ガツンと来ました。{/netabare}


第一部は破天荒な少年バンが暴れ、周りがしゃーねーなって感じでお世話する痛快な冒険アニメでしたが、
第二部は一転、バンが大人の立場で、平和を維持する側に回った設定変更もあってか、やや体温低め。

第二部では、フィーネとゾイドイヴに関する根幹設定も絡めたクライマックスへと突き進んでいくわけですが。
当時、好評につき1クール延長を勝ち取って、尺もたっぷりあった割には、
超古代文明の謎についての解答と世界の命運を賭けた一戦を上手く絡め切れてない感じ。
ラスボスも破壊と狂気に囚われたアヒャヒャ系で深みも感じられず。

評点は、第一部4.0点、第二部3.0点。トータル3.5点といった所ですが、
第一部から続く、忘れかけた青春を思い出させてくれるスパイスが、
再視聴マラソンでも私の原動力となりました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・XEBEC

長年アニメ化していなかったゾイドがCGでついに映像として動き出す!
20世紀末、私のハートに火を付けた初見時、最大の視聴動機。

実際、シールドライガーを始め、蒼穹の下で躍動する機械生命体の挙動はいずれも魂がこもっていて。
次回予告での締めの文句「今度もめちゃくちゃ動きまくるぜ」は伊達じゃない。
ストーリーどうこう以前に、ゾイドが格好良いだけでも満腹になれるだけのバトル映像を、
ろくにCG開発環境も整備されていなかったあの頃に、
毎週供給していたのは今見ても驚嘆に値します。

第一部は、バンのライガー他、アーバインのコマンドウルフ、ムンベイのグスタフ。
あとは敵の小型竜脚類系のゾイドなど、登場CGモデルもある程度固定。

が、第二部に入ると、サソリ型や昆虫型といった複雑な造形、
超巨大移動要塞・ウルトラザウルス、果ては{netabare} ムンベイがF1じみたフォルムのゾイドレースに参戦する{/netabare} など、
第一部での蓄積に安住せず、CGによる、さらなる多様なゾイド表現を探求。
また湖底に沈む水中神殿の回では、波打つ水面のCG表現にも果敢に挑戦。

物語は第一部>第二部ですが、CGは第一部<第二部。
EDクレジットには設立間もないシリコンスタジオの名も。
(後にゲーム開発エンジンでも業績を残した会社なので、ゲーム画面でロゴを見たことある方も多いのではないでしょうか)
日本のCGシーンにとってエポックとなった一作という評価は、
再視聴時でも不変でした。


人物作画は描画、デザインの安定度共に平凡。
一方で、背景美術は、中東成分も付加された、遺跡が眠る荒野を表現した
絵になる風景を数多く提供。
アラビアンナイトな2つの月が浮かぶ夜空をバックに疾駆するライガーとか、
本当にグッと来ます。


【キャラ 4.0点】
主人公少年バン、古代ゾイド人少女・フィーネ、“オーガノイド”ジーク。
少年少女の旅に追随するアウトローのアーバインとムンベイ。

第一部のこの面子が鉄板すぎて。
第二部で、アーバインとムンベイの出番がしばらくご無沙汰になる回が続き寂しかったです。
まぁ、両人の不在を埋めたトーマも、フィーネラブなポンコツぶりなど、ネタとしては面白かったですが。
結局、第二部も終盤以降はアーバインとムンベイも仲間に復帰して来ました。


第一部のラスボス・プロイツェン閣下や、第二部及び全体のラスボスは、
上述した通りボスキャラとしては凡庸。
一方でライバルキャラのレイヴンは、こちらもベタではありましたが、盛り上げに一役買いました。
結局バンのライガーVSレイヴンのザウラーがバトルアニメとしての本作の基軸でしたし。


発明頭脳担当のサブキャラ。ドクター・ディ。
こちらもキテレツ老人ぶりが定番スパイスとなる良キャラ。
まれにしょーもない迷惑行為をしでかすのも、昔のアニメといった感じw
そのドクター・ディ。ムンベイの尻におさわりして
「私の尻は高く付くわよ」と凄まれるカットが今回、妙に印象に残りました。

昭和時代だったら、青少年向けギャグで済まされるサービスカット。
が、時は平成元年にセクハラが新語・流行語となってからおよそ10年経過した世紀末。
セクハラ自粛ムードだけど、やられた側も声を上げないのはダメだよねという被害者責任論もまだまだ強い平成10年代。

アニメもまた時代を切り取るんだなと感じたワンシーンでした。


【声優 4.0点】
主演バン役は当時、若手売り出し中の岸尾 大輔(現・だいすけ)さんが、
やんちゃな少年ロボットパイロットを提供。

フィーネ役の大本 眞基子さん。
抑揚をセーブした物静かな不思議ちゃんボイスで、“綾波系”ヒロイン像を構築。

メインお二人は良くも悪くも流行、定番かなという印象。
味わい深いのが、ここも少年少女役の若手声優を見守る、
既にキャリアを重ねていた大人役の声優陣。
ムンベイ役の渡辺 久美子さんは、奔放な運び屋の歌も含めて、
アーバイン役の故・藤原 啓治さんは、悪態をつきながらも、バンにお付き合いする。
さすらいのアウトローボイスが旅の一団を引き立てるスパイス。

独特だったのが“オーガノイド”ジーク役の鈴木 琢磨さん。
何度聞いても発声原理が分からない不思議な鳴き声ですが、
割と感情が伝わって来るのが、何とも言えない風味です。


【音楽 4.5点】
劇伴は杉内 信介氏とRobert Etoll氏の共同制作。

シンセの重低音が惑星Ziの超古代文明ロマンを煽る。
バトルアニメBGMである以上に、本作の劇伴はSFとして価値があると感じます。


OP主題歌はRAMAR「Wild Flowers」が全67話完投。
懐古なギターサウンドが牽引する、広義のロボットアニメらしからぬバラードソング。
同曲がOPを張り続けられたのは歌詞世界ゆえでしょうか。

“急に泣き出した空に声を上げはしゃぐ無垢な子供たち
慌てふためく大人をよそに遠い瞳で虹の橋 描いてる”

本作の裏に込められた、大人になって忘れがちだけど大事にしたい童心を、
この歌い出しのフレーズからガッチリと掴んで、視聴者を惹き付ける。
ファンの間で名曲と称されるのも頷けるアニソンです。


ED主題歌は4曲。
ですが、今回、再視聴した配信版では、最初の3曲がBGMに差し替え。
どうも、これらの楽曲の著作権法上の権利関係が宙に浮いている模様で。
本作が長らく配信レンタル解禁されない幻のアニメとなっていたのは、
この権利関係の処理難航が一因なのかもと穿ってみたり。

EDがBGMに?と最初は落胆しましたが、見ている内に、
これはこれでゾイドの勇姿をじっくり拝める良いEDアニメかもと、
いつの間にか毎回楽しみな時間に。

いずれにせよ、ED音楽差し替えという強硬策もあってか、
先月ようやくサブスク配信も解禁され、本作がいつでも視聴できるようになって、
本当に良かったです。


EDの中で特筆したいのが、“延長5クール目”を締めくくった
4曲目のEARTH「Your song」
2000年前後のJ-POPシーンはR&Bを受容、消化する中で、
MISIAさん、小柳ゆきさんと、関連アーティストの歌唱力が一つのピークを迎え、声量お化けがゴロゴロいた恐竜時代。
第一線まで行かなかった中にも、傑出した表現力を誇るアーティストが幾つも埋もれていて、EARTHもそんなボーカルグループの一つ。

往時のJ-POPに思いを馳せながら、響き合う奇跡を、此度も堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

papa0080 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

OPは隠れた名曲

ロボットアニメ好きに是非おすすめの作品

なんと言ってもゾイドが3DCGで動いているのが凄い
この年代でこんなにクオリティの高いCGを駆使したアニメは思い当たらない
ゾイド自体は結構前から存在していたがアニメになったのはこの作品が初めて…のはずです

ストーリーは平凡なはずなんだけど各話が新しいキャラによる物語であったり
新しい出来事が展開する事が多かったので退屈する事はありません
前半終盤戦、後半終盤戦ともに王道ではあるものの
熱い展開を見せてくれるのは大変よかった

キャラクター達ひとりひとりが中々の個性があるのも良い点
特に主人公の成長ぶりは見ていて本当に清々しく、誇らしく思える物でした
他にも脇役含め魅力的なキャラが多くクールをきどってる癖になりきれていない奴や
非撃墜王(笑)荒野の運び屋お姉ちゃん、不思議ヒロインちゃん
特別なゾイド、オーガノイドの相棒はメカの癖に可愛いと多彩

動物を元にしたメカは様々な種類があってモチーフも多彩
ライオン、虎、狼、恐竜、昆虫等、独特な良さがあり素直に格好いいと思えるものも多い
さらに良い点として機械生命体である事があげられます
生命体であるため傷つけば命を失う、そのためゾイドと搭乗者の間に絆が生まれる
これは家族として扱われる犬や猫と似たものであると思います

本来30話程度で終わるはずが人気が出たため60話程度制作されたのも
今後ゾイドシリーズは多数作られるもこの作品が一番人気があるのも納得出来る面白さ

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

S.K. さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ゾイド!!

小さい頃夢中で見てました。
主人公バン・フライハイトがゾイド乗り
としての腕をあげ、成長していく姿は
とても見ごたえがあると思います。

登場するゾイドもカッコいいものが多いです。
そして種類が豊富!!


音楽に関しては、OPがとてもいい曲で、
EDもいい曲が多いので満点です。
特にOPのwild flowersが最高です。(>_<)


とにかくゾイド最高です!!
機械があれば是非観てみてください。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

67.6 4 1999年夏(7月~9月)アニメランキング4位
メダロット(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (105)
631人が棚に入れました
お友達ロボット・メダロットが大流行している時代。小学生の天領イッキは、今時メダロットを持っていない珍しいヤツとして見られていた。しかし、川べりで見つけたカブトメダルを拾い、念願のKBT型メダロット・メタビーを手に入れるが、メタビーはマスターの言うことを聞かないという非常に珍しいメダルだった。 破天荒なメタビーに振り回されつつ、イッキは幼なじみのアリカ、良きライバルのコウジ、お嬢様のカリンといった仲間たちとの友情を深めていく。

声優・キャラクター
山崎みちる、竹内順子、仙台エリ、鈴木真仁、坂本真綾、並木のり子、横幕玲王奈、鶴岡聡、内藤玲、石橋美佳、山崎樹範、立石弘一、井関佳子、清水宏、冨田昌則、大谷亮介、篠原功、真島啓、樋口智恵子

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひよこ売りのオッサンの熱き名台詞。

90年代末の神子供向けアニメの一角


こんなに熱血なロボアニメはこれ以降ではグレンラガンくらい


ナルトよりメタビー派


ひよこ売りのオッサンの熱き名台詞だけで三回見返せる!


岡村天斎監督といえば、子供向けなら本作、大人向けなら「黒の契約書」に限る(どっちも1期のみ)


アニメ史上最強クラスのママさん


「この世には二種類の大人がいる。責任をとる大人、責任をとろうと努力する大人だ。」、「いや、責任をとらない大人だっているんじゃないですか?」、「そんな輩は大人じゃねぇ!。無駄に大きいクソガキよ!」


キクヒメにカラスミさんという萌えキャラ


真綾さんには珍しい天然お嬢様キャラ


男の勝負を決めるのは熱い魂

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

合意とみてよろしいですね?

同タイトルのゲームボーイソフトを原作とした、ロボット作品です。
ロボット作品と言っても、巨大ロボット同士の戦闘みたいなのはないです(少しありますが)。
イメージとしては『ポケットモンスター』を思い浮かべてくれればいいと思います。
多分アニメにしろゲームにしろ漫画にしろ、『メダロット』という単語を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
子供のころに見た作品ですが、ニコニコ生放送で一挙放送があったので視聴しました。

『メダロット、それはテクノロジーが生み出した、全く新しいロボットである。
ティンペットと呼ばれる基本フレームに、人工知能メダルを搭載。
更に様々なパーツを合体させる事によって、無限の能力を引き出す事ができるのだ!』
これはアニメ開始時のナレーションですが、メダロットの説明としてはこれが一番分かりやすいです。

このメダロットが全世界に普及している近未来、メダロット同士を対戦させる競技、通称ロボトルが流行している世界が舞台。
主人公の小学生・天領イッキと相棒のメダロット・メタビ―を中心としたストーリーです。

序盤は様々なメダロットにスポットを当てたストーリーや悪役のロボロボ団との対決。
ロボロボ団は悪役なんですが、序盤はそんなに悪いことはしていないので憎めないキャラでした。
しかし、中盤から終盤にかけてかなりの悪役になっていきます。
そのギャップにも注目ですね。
終盤の世界大会編はこの作品最大の見どころです。

この作品の魅力は何と言っても個性的なキャラ達です。
魅力的なキャラが多すぎて全員は書けないですが、3名ほど紹介しておきます。

まずは孤高の戦士ロクショウ。
メタビ―がカブト型メダロットならこのロクショウはクワガタ型メダロット。
ゲームではカブトVerクワガタVerとなっているので、言わば第二の主役メダロットです。
メダロッタ―つまり持ち主がいないメダロット、クールで超かっこいいです。

次に怪盗レトルト。
メダルを華麗に盗み出す仮面を被った謎の男。
正体バレバレなのに誰も気付かないところに笑ってしまいます。
怪盗ヒカルト…一体何者なんだ…?

そして最後に私の大好きなミスターうるち。
世界メダロット協会日本支部所属の公式審判。
ロボトルがあればたとえ火の中水の中どこへでも駆けつけます。
その登場シーンが毎回のお楽しみです。
真面目に見えて意外といい加減、感情を表に出してときにはしょんぼりときにはシャキーン。
その感情表現や人間性そして毎回言う名文句、その全部が好きです。
このキャラなくして『メダロット』は語れません。

主題歌もなかなかの名曲。
OPはメタビ―役の竹内順子さんが歌う『知恵と勇気だ! メダロット』
とてもテンションの上がる熱い曲です。
EDはアリカ役の仙台エリさんが歌う『やっぱり君が好き!』
OPとは打って変わってとても癒される曲です。

友情あり、笑いあり、涙あり、熱いバトルあり、まさに王道の少年向けアニメです。
ちょっぴり大人向けの話もあります。
思い出補正もあるかもしれませんが、時がたった今見ても純粋に楽しめました。
全52話と長いですが、見る価値はあると思います。
何も考えずにただ見るだけでも十分楽しめますよ^^

それでは皆さんご一緒にっ!?
ロボトルゥーーーーーーファイトォ!!!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

低年齢層向け熱血ロボットバトル漫画

小学生の頃の思いで作品です

熱血あり友情あり、恋愛ちょっとありの多岐にわたる楽しい作品です

年代設定が現代に近いためにとっつきやすく低年齢層でもわかりやすく悪を倒すという感じです

少々古いですが面白くオススメできます

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

65.9 5 1999年夏(7月~9月)アニメランキング5位
アレクサンダー戦記(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (11)
45人が棚に入れました
「帝都物語」の荒俣宏の同名伝奇ファンタジーを原作に、アレクサンダー大王の生涯を壮大なスケールで描く。日韓共同で制作。プロデューサーは「幻魔大戦」のりんたろう、監督は「花田少年史」の兼森義則。2000年には劇場版が公開され、ゲームにもなっている。紀元前4世紀、ギリシアの北方マケドニア王国で、“運命の子"が生を受けた。世界を滅ぼすといわれた子供、それがアレクサンダーであった。やがて17歳を迎えたアレクサンダーは、ギリシア軍との戦いで初陣を迎える。

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イスカンダル

原作未読。
Fate/Zeroでライダーとして召喚された征服王を題材とした作品…で・す・が…とにかく強烈なキャラデと世界観と描写についていけなくなる事この上ないかも知れません。単純に大王の軌跡を歴史にそって描いてるわけではありません(横山三国や蒼天航路とは違う)。異世界のファンタジーと思った方がしっくりきます。彼は征服者なのか破壊者なのか…アイオニオン・ヘタイロンはどこまでも付いて行くみたいです。

私のツボ:ガイキング?

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

65.7 6 1999年夏(7月~9月)アニメランキング6位
キョロちゃん(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (53)
400人が棚に入れました
探検家でもあるマツゲール博士は、エンゼルアイランドの遺跡の探検中に、生まれたばかりの不思議な鳥を発見する。博士はこの鳥に「キョロ」と名付け、探検の相棒として一緒に世界各地を回る事にした。それから3年後、博士はキョロちゃんのふるさとであるエンゼルアイランドに船で向かっていたときに、嵐に遭遇し船が難破してしまう。キョロちゃんはエンゼルアイランドにたどり着いたものの、マツゲール博士は行方不明になってしまった。エンゼルアイランドでパチクリたちと友達になったキョロちゃんは、博士の無事を祈りつつ、エンゼルアイランドでの生活を始める。

声優・キャラクター
伊東みやこ、本田貴子、上村貴子、間宮くるみ、芳野日向子、水内清光、納谷六朗、さねよしいさ子

もあにめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キョロちゃんのアイキャッチ、今だに好きですね。

アイキャッチのときにながれていた 「キョロちゃん、キョロちゃん、キョロ、キョロ、キョロ、キョロ、キョロちゃん♪」 のショートBGMが今だにわたしのなかで生きつづけていますね。ニンテンドーがオフィシャルスポンサーだった、64スタジアムが終わったころにやっていたアニメですよ。あのコミカルなトーンと動きがすごくなつかしいですw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

うたわれリアン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気楽に観れるアニメ

キョロちゃんといえば、チョコボール。

このアニメはチョコボールとはあまり関係ないですが・・

日々日常的な内容で、観ていて和みます。

たまに、悲しい話もありますがそこもまたいいです!

基本的に1話完結で、見逃したから内容わからない!ってこもないです^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見てどう思った

A1、3歳の時に観た国民的アニメ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、最後にこのアニメはお勧めですか?

A2、子供は絶対に見たほうがいい

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

63.5 7 1999年夏(7月~9月)アニメランキング7位
封神演義-仙界伝(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (92)
568人が棚に入れました
今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君であった。しかし邪心を持つ絶世の美女・仙女妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になってしまった。悪政を続ける紂王と妲己。国は乱れに乱れた。そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。太公望は持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、「宝貝(パオペエ)」という仙界の必殺兵器を使い、共に封神計画を進めていく。しかし順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していくのであった…。

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

土曜の朝でした

毎週楽しみに見てました。少し重たい話なのにキャラが愛らしいですよね。特にかばとかw

強烈に残っている印象を少し‥・
武器の名前もかっこいいです。猫がおどろおどろした雰囲気を作りだしていました。次週はどんな展開になるのだろうかとwktkできるアニメでした。

幼い頃には少しストーリーが難しく理解できない内容もあったと思います。

漫画も読んだのですが、もう一度アニメも見てみたいです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

@かな さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

土曜の朝に。

漫画(藤崎竜さんの)を持っていて、それを読んでわくわくしてたまらなくなりました(o´∪`o)

アニメの作画はちょっと残念ですが、
他はわたしからすると完璧です!


おもしろくもあり、緊迫するところはすごい引き込まれました!

いい作品ですよ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

殷王朝に這い寄る混沌

幼少期に見たときはまったくわからなかったけど、今見ると序盤中盤の内容がつらいです。
[広飛虎]という重要キャラに感情移入すると鬱入りました。orz
具体的には、[広飛虎]の妻[賈氏]の自害に間に合わず、妹の[黄氏]を目の前で殉死を止められず、仕えていた[姜妃]を寸前で自刃させてしまう。
さらに王子[インチャオとインホン]を逃がしたことで裏切り者の烙印を押され、親友[聞仲]と死闘を繰り広げた挙句に逃がした王子に手のひらを返される。
その後不本意にも[インチャオ]と殺し合いをすることになり、その結果[インホン]に恨まれるようになる。


人間関係とタイミングの悪さで争いに発展するのはホント心苦しいね。
しかもこれら全てが謀られて起きたことだから胸くそ悪い。
もう主人公は[広飛虎]でいいんじゃないかな。

何がつらいって、立場上諸悪の根源[妲己]には手が出せないというところ。
別キャラになるが忘れられないトラウマシーン、人肉ハンバーグ。最悪です。

しかも質が悪いことに[妲己]はどこぞの邪神同様に目的があるわけではない。
ただ、人間界を引っ掻き回して楽しみたいだけっていう。


主人公の[太公望]サイドがなくても[広飛虎]のシーンだけで十分におもしろかったです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

62.8 8 1999年夏(7月~9月)アニメランキング8位
魔法使いTai!(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (30)
181人が棚に入れました
ある日、謎の巨大物体ツリガネが地球に飛来、各国の軍隊が攻撃を加えるも効果は無く、ツリガネは何をするわけでもなく地球に居座ることに。そこで都立北野橋高校の高倉武男が率いる魔法クラブが立ち上がった。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

TVとして帰ってきたのはいいが・・

初心をわすれちゃってるというか。。作りたくなかったんだろうなぁって・・せめてパラレルならね。

予算が足らないのか絵はきれいでも作画が使いまわし多し。
バットトリップをさせられるような話ばかりに。
序盤はOVAらしさがあったのに・・。
後付設定らしきものもふえちゃってもう何がなんだかw

頭が悪いのが売りの作品なのに、エヴァみたいなことをするだけです。魔法ってなに?何のために使うのか?ついでに私の本当の気持ちは?   え?はい??知らんがなww 

高校生で魔法少女やってるんだからこまけーことはきにするなよと・・。それやっちゃおしまいでしょと。

うる星やつらの映画みたいに面白きゃいいんですが・・そうでもない。かの時代にほだされたのかね。補完計画が行われるだけです。
OVAがジャスティス!!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

62.4 9 1999年夏(7月~9月)アニメランキング9位
宇宙海賊ミトの大冒険 2人の女王様(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
91人が棚に入れました
前作で、天野原町の危機を救ったミトと葵。しかし、葵の身体が女になってしまい、彼が銀河星王家の王位継承者だったことも判明した事から、銀河星王家の女王と女子高生を掛け持つ日々を送りつつも、平穏な日々が過ぎていた天野原町。そんなある日、葵の地位を狙って、銀河星王家初代女王・陽怒が現れて、宇宙規模のバトルが巻き起こる。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

1期のラストから続いていますが、こっちも笑劇のラスト

すでに1話の冒頭から主人公は女の子になってますので、ネタバレにはならないというか、1期のネタバレですか?
だったら、1期未見の人はこっちのレビューは読めないですよね

らんま1/2というメジャーアニメがありますので、そんなにギョッとはしないはずですが、こっちは完全に女の子に変わっちゃってます
着替えとか風呂とか、学校で女の子になりましたと言うシーンとか
女王様になるためには男では駄目なのでどうのこうの・・・
どうでもいいような感じで見てました

この設定を現代のレベルで作ったら大変な作品になるかもねって思うけど、
TSもののエロゲーとか出そろってなかった頃なので、設定は生かされていません
エロのほとんどない主人公性転換物は今なら女性が食いつきそうではありますね
宇宙海賊ミト(年配ロリ)の名前が出てますが、主人公はその息子の光圀葵という、男子高校生(一期)⇒女子高校生(二期)
女になっても声優は「保志総一朗」のまんまです 下手です(笑)

期待しても何にもない作品です いつ見たのかも覚えていないのですが、1期よりは2期のほうが印象が強かったのは主人公がJKだからでしょう

困ったアニメが見たいという変な人にはお勧めします

追記  すみません 面白くないというわけでは無かったです

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

60.9 10 1999年夏(7月~9月)アニメランキング10位
課長王子(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (32)
152人が棚に入れました
課長王子は、AIC制作の日本のTVアニメ。1999年にWOWOWにて放送。主人公の田中王児は、しがないサラリーマン。社宅に住まい、通勤ラッシュにも まれる毎日だ。今の彼がかつて人気のハードロックバンド、ブラック・ヘブンの ギタリスト、ガブリエル・田中だったと気付く人はいない。グルーピーだった妻でさえ、大切に残しておいた最後のギターフライングVを粗大ゴミとして 捨ててしまう始末である。そんなある日、王児の前に現われた謎の美女、派遣社 員のレイラ。彼女は王児に『ガブ・・・』とささやきかける。驚く王児がレイラ に誘われて行った場所には、捨てられたはずのフライングVがあった!なぜレイ ラが王児の過去を知ってるのか?どうして王児に近づいたのか?そして、王児に 何が起こるのか…。

声優・キャラクター
石井康嗣、山田美穂、荒木香恵、愛河里花子、川澄綾子、柳原みわ、榎本温子、中田譲治、深見梨加
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

中間管理職の青春懐古作品

田中王児(たなか おうじ)は若い時にロックバンドのギタリストとして成功していたのだが、現在は課長代理という役職のサラリーマン。
ギターを弾くことによって、宇宙規模の戦いに参加する事となる。

冴えない中年のオヤジが昔を思い出してギターを弾く事は簡単な設定だと思います。
ただ、よく分からないのが宇宙規模の戦争についてです。
ギターを弾いたり仲間と一緒に演奏したりする事で戦力となるのですが、元バンドマンに地球の運命を託すのは 少し無理があります。
単純に「現役バリバリのロックバンドのほうがいいんじゃないの?」と考えてしまいます。
話の大前提を疑ってしまっては作品を楽しめないのは分かっているのですが^^;

アニメ発表は1999年。
ハッキリ言って作画は厳しいレベルです。
ストーリーは学生よりも大人向けかな。(昔の青春を思い出す事など学生は考えないですよね^^)
昔、バンドを組んでいた人の方が感情移入しやすそうです。

アニメ作品としては普通なのですが、音楽のジャンルがピンポイントなので、観る人を選ぶ気がします。
洋楽のロックを聴かない人にはハードルが高いかな。
若い頃の青春時代を思い出したい人に向けた作品だと思います。

音楽について書いていたら長くなってしまったので部分ネタバレを使います。
興味の無い人はスルーして下さい。

{netabare}フライングVという特殊な形状のギターにこだわっているのは、マイケル・シェンカーが愛用しているからです。
ボディーが小さいので軽いのですが、ギターケースが特殊なのでお値段の方が……

マイケル・シェンカーと聞いたらMSG(マイケル・シェンカー・グループ)の他にUFO(「未確認飛行物体」という意味ではなくバンド名)にも在籍していました。
「ドクタードクター」が代表曲なのかな。
スコーピオンズのルドルフ・シェンカーが実兄だったりマッコリー・シェンカー・グループを知っている人はマニアックです。
最近、日本でコンサートをして、まだまだ圧倒的な存在感を出していました。


各話のタイトルが有名アーティストの代表曲になっています。

1話、天国への階段…レッド・ツェッペリン
洋楽のロックを聴いた人であれば、一度は「自分の葬式には この曲を」と思うぐらいの名曲。
ZEPの代表曲の1つです。

2話、オールナイト・ロング…レインボー
PVでグラハム・ボネットの使用しているサングラスに時代を感じます。
今は亡きコージー・パウエルも参加していた頃の作品。

5話、輝ける日々…クイーン
クイーンとしてはマイナーな曲なのかな~。
代表曲が多いので、自分が知らないだけなのですが^^;
クイーンのCDは昔から中古でも値段が高かったです。

6話、ウォーク・アウェイ…ドッケン
ドッケンというバンド名はドン・ドッケンがいたからです。
ボンジョビやガンズ&ローゼスと同じ考え方。
代表曲「イン・マイ・ドリーム」は聴いてもらいたいです。

12話、イントゥー・ジ・アリーナ…マイケル・シェンカー・グループ
本作品の挿入曲としても使われているMSGを代表するインストゥルメンタル(※1)の曲。
ドイツのメタルバンド、ハロウィンの「アイ・ウォント・アウト」のギターソロにパクられている事でも有名かもしれません。

13話、ジ・エンド…ドアーズ
ジム・モリソンは有名。
「ハートに火をつけて」も必聴ですね。

※1…歌が無く、楽器の演奏だけで構成されている曲。

8話、オールライト・ナウ…フリー
9話、ひとりぼっちの世界…ローリング・ストーンズ
10話、幻の10年…ヤードバーズ

まだまだロッククラシックに詳しくないので、上記の曲には詳しくないです。
自分の世代では無い事を明言しておきます!
ローリングストーンズは現役バリバリのアーティスト。
フリーのボーカルであったポール・ロジャースは、フレディ亡き後のクイーンで歌った事もあります。
クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが在籍したことがあるヤードバーズ。
今から考えるとヤードバーズは化物みたいなバンドですね。

3話、ホット・ハウス
4話、スペース・チャイルド
7話、イン・ニード
11話、やりたい気持ち

このタイトルも古いバンドの楽曲だと思うのですが、勉強不足で申し訳ありません。
時間があったら調べたいのですが^^;


OP曲
「CAUTIONARY WARNING」
歌 ジョン・サイクス

ED曲
「やっぱり女の方がいいや」
歌 こなかりゆ

ED曲についてですが、個人的には どうでもいい曲です。(好きな人には申し訳ないのですが^^;)
何と言ってもOP曲!
ギターの使い方や甘い歌声など、ジョン・サイクスの特徴が出ています。
ジョン・サイクスというアーティストを聞いて洋楽のハードロックファンならば色々と知っているはずです。
元タイガース・オブ・パンタンはマニアック過ぎて知らない人も多いですが、元シンリジィや元ホワイトスネイクという有名なバンドに在籍したことがあるギタリスト兼ボーカリストです。
「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」というハードロック史に残るバラードを作った事でも有名で、自身のバンドであるブルーマーダ―でも活躍しました。
最近の活動だと、元シンリジィのメンバーだったフィル・ライノットの没後何年かの時の再結成シンリジィでの中心メンバーでしょうか。
シンリジィ最後のアルバムにしか参加していないのですが^^;{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

中年オヤジが輝きを取り戻す熱きロックなヒューマンドラマ

主人公は伝説のハードロックバンド「ブラックヘヴン」の元ギタリストの田中王児
冴えない中年サラリーマンとして鬱屈した日々を送っていた主人公の元に謎の美女が現れて・・・
宇宙の危機を救うためにギターをかき鳴らすコメディでもありヒューマンドラマでもあります。

まんま「マクロス7」なのですが、私は本作の方が好き。かっちょいいし面白い。
敵とか兵器とかもよく分からない、適当な設定はノリでカバーしています(笑)
実際宇宙の戦いはどうでも良くて、中年サラリーマンが若き頃の輝きを取り戻すハートフルなドラマ。
最初はゆるゆるのコメディですが、壁にぶち当たり燃える熱きドラマへと変貌を遂げます。
家族にも理解されず、世間からは白い目で見られ、自らの音楽性を否定されながらも
住宅展示場のトイレから宇宙を救うヒーローに・・・・。

終始テンポも良くギャグもかなり面白いんですけどね、多分オヤジにしか受けない(笑)
ご都合主義満載ですがヒューマンドラマとしての魅力も光るものが十分あると思います。
まぁとにかく本作に出てくるオヤジ達は格好良すぎるんです。細かい事は考えずノリで見るべし。
ロック好きな人、オヤジな人、オヤジ萌えな人(?)には是非見てもらいたいです。
ロックはよく知らないですが、OPから挿入曲から何から何までは格好良すぎです。
終盤はアドレナリン大噴出で大変な事になります。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

語り尽くせぬ想いがここにある B+

このレビューはハードロック、ヘビーメタルの人名、バンド名等が多数出てきており、疎い方にとっては非常に読みづらいものとなっておりますので、予めご了承ください。
また、この文章中、次の略語を使用しております。
ハードロック→HR ヘビーメタル→HM

<予備知識:マイケル・シェンカーとは?>
今程「神」という言葉が容易く使われなかった時代の話です。
数多くのギターフリークから「神」と崇められたギタリストがいました。
彼の名はマイケル・シェンカー。
スコーピオンズ(ドイツを代表するHRバンド)、UFO(イギリスのHRバンド)を経て、自らのバンドであるマイケル・シェンカー・グループを結成し、1980年代のロック界を席巻しました。
とりわけ日本にはファンが多いようです。
そのマイケル・シェンカーが使っていたのが、ギブソン・フライングVというギターです。
文字通り、V字型のボディ形状が印象的なギターで、日本人にも愛用者が多数います。

<あらすじ>
この作品の主人公・田中王児も、そんなマイケル・シェンカー・フリークの一人です。
かつては、人気ロックバンド「ブラック・ヘブン」のギタリスト、「ガブリエル田中」として名を馳せていました。
しかし、現在の彼は、しがないサラリーマンで、かつてグルーピー(※)だった妻でさえも、彼の大事なギターを粗大ごみの日に出してしまう始末です。
(※熱烈的な女性ファンの意味。多分、日本では死語でしょうねぇ。)
そんな彼の前に現れたのが、美人秘書のレイラです。
彼女に誘われ住宅展示場の住宅のトイレに入るとそこに階段があり、上っていくと彼の目の前に、妻に捨てられたはずのフライングVがありました。
実は、この美人秘書レイラは、悪の宇宙人軍団と戦いを繰り広げている正義軍の少佐で、王児は宇宙戦争へと巻き込まれていくのでした・・・というのが大まかなストーリーです。

<SFとして?>
何にせよ、この物語は設定からしてぶっ飛んでいます。
主人公は戦闘機やロボットに乗って戦うのではありません。
彼のギターサウンドが、なぜか正義軍の攻撃力を上げ、防御力を高め、そして、よく分からん戦闘描写の末に勝利します。
何故音楽がそのように作用するのかさっぱり分からない上に、そもそも戦っている敵が謎に包まれていて全く分かりません。
突っ込んだ方が負け、と言わんばかりの内容なので、SFをメインとして見るには非常に無理があると言わざるを得ません。

<音楽ものとして?>
そうすると音楽ものとして見るべきでしょうか。
OPにはジョン・サイクス(元ホワイト・スネイクのギタリスト)の曲が使われていて、この手の音楽が好きな人にとっては非常に心地よいのですが、HRに慣れていない人はまずここで驚く(人によっては拒絶反応が出る)と思います(笑)。
挿入歌として先に挙げたマイケル・シェンカーの曲も使われています。
しかも、主人公はギターを弾くのにピック(弦をはじくための用具)ではなく10円玉を使います。
これは、ブライアン・メイ(全世界で人気を誇るイギリスのバンド、クイーンのギタリスト)が、硬貨を使ってギターを弾くのを真似たものです。
等々、ロック好きにはたまらない音楽、設定が随所にあります。
逆説的な表現ですが、個人的にはもっと派手な方がちょうどよかったレベルなので、HRに馴染みのない人でも多少の興味さえあれば何とか大丈夫だと思います。
HRはちょっと・・・という人には余りお勧めしません。

<しかるに核心は>
しかしながらこの作品の一番の見所は、しがない中年のオッサンが、嫁に愛想をつかされてでもかつての自分を取り戻そうと、悪戦苦闘するところではないかと思います。
勿論、レイラに乞われて宇宙戦争で活躍するという大義名分はあるのですが、そこには一度は諦めたけれども捨て切れなかった夢があります。
ジャンルは違っても好きなことは誰でも持っていると思いますし、家庭を持つにあたってある程度それらを犠牲にせざるを得なかった人も多いと思いますので、この辺りは中年の視聴者からは共感が得られるのではないかと思います。
中盤以降は主人公だけでなく、主人公のかつてのバンド仲間も登場します。
勿論、皆中年のオッサンで、ビジュアル的にはアニメに登場させるのをはばかるような外観ばかりなのですが、格好良さっていうのはこういうところからも滲み出てくるんですよね。
以前、飲み屋で、60歳近くと思われる和服の店主が、アコースティックギターを弾いてくれたのがとても格好よかったのを思い出しました。

<時代背景とのリンク>
この作品が放送されたのは1999年です。
90年代といえば、ニルヴァーナ(1991年のネバーマインドというアルバムが有名)の登場により、世界的にオルタナティブ、グランジのブームが起きた時代です。
これにより、80年代のHR/HMが壊滅的な打撃を受けました。
主人公の子供の年齢(5,6歳くらい)から推察するに、主人公が家庭を持ちバンド活動から離れたのはちょうどこの時期と一致しています。
そんなオルタナ、グランジブームは90年代後半に終焉を迎えます。
主人公がかつての自分を取り戻そうとするのと、HR/HMの復権の動きとがちょうどリンクしています。
単なる時代遅れのオジサンのノスタルジーというだけではなく、こうした時代背景を踏まえて作られた作品なのだと思います。
オルタナの定義など音楽考証については非常に難しいものがあるので、キツイ突っ込みはご容赦くださいww

<総評>
シリアスな内容なのかと思いきや、ボケ担当のキャラも登場して、多少のギャグを交えて話が進行していきますので、音楽以外にも見所はあります(ただし、ギャグに過剰な期待はしないで下さい)。
総合的に見ると、若い人にとっては共感できる部分が少ないと思われるので、積極的にお勧めはしません。
30歳以上で自分は中年であるという自覚がある、又は、HRに多少なりとも興味がある、というのが視聴の条件だと思います。
私個人の評価としては、音楽面ではもっとガンガンやって欲しかったというのが印象でしたし、結婚によって諦めた趣味もないため主人公にさほど感情移入しなかったので、今ひとつ物足りなさが残った作品でした。


<以下余談>音楽好きの人だけ読んでください。
ちなみに、課長王子外伝というコミックでは、敵の名前が「ジューダイス・プリースト」(HMバンド、ジューダス・プリーストのパクリ)となっているそうです。
ジューダス・プリーストは、メタル・ゴッドとまで言われる程のバンドです(また「神」が出てきてしまいました。昔も結構安っぽい言葉だったのですね)。
このバンドには、曲を聴いた子供が自殺したのは曲中のサブリミナルメッセージが原因だ、などというとんでもない言いがかり裁判を起こされたという逸話があります(勿論、無罪となりました)。
このバンドのスタイルとして、レザーファッションに身を包み、スキンヘッドのヴォーカルが脅威のハイトーンを張り上げ、ライブのラストではハーレーダビッドソンで登場してくるのですが、そんなのが敵だとは、むむむ・・・手ごわそうです。
さらにちなみに、私が最初にHMを聞いたのがこのジューダス・プリーストで、きっかけはタモリ倶楽部の「空耳アワー」で聞いて格好良かったから、という何ともいい加減な理由でしたww

<余談2> 以下、この作品とは直接関係はありません。音楽好きの方だけ読んでください。
私自身は、マイケル・シェンカーについては余り詳しくないですし、余り思い入れもありません(アルバムを2、3枚聞いたことがあるだけ)。
HRではゲイリー・ムーア、デフ・レパード、ディープ・パープル、ボン・ジョヴィなど、HMではジューダス・プリースト、ハロウィン、TNT、プリティ・メイズ、スキャナー、レーサーXなどを良く聴いておりました。(ただし、HRとHMは明確に区分できるわけでもないので、仕分けには多分に感覚的なものも含まれています)
これらのアーティストは多かれ少なかれ、オルタナ、グランジブームで打撃を受けています。
オルタナは当初定義自体が非常に曖昧なもので、何でもかんでもオルタナのラベルが貼られていた時期があり、何度かクソみたいなアルバムを掴まされたことがあります。
なので、正直、オルタナには良いイメージがありません。
しかし、ブームが去ってからニルヴァーナのネバーマインドを聞いてみて(勿論、カート・コバーンが死んだずっと後です)、こんなに良いものだったのかと正直驚いた記憶があります。
ですから、単なるブームに後押しされて、明らかに質の低いものまでオルタナとしてひと括りにされていたというのは弊害だったと思います。
まあ、一方のHR/HMも玉石混交で、特に80年代のアメリカHRやLAメタルなんかは、ミュージッククリップにグラマーな姉ちゃんが出て来るのくらいしか特徴がないものが多く、それらがチャートの上位を賑わせていたというのも事実です。
どちらもおかしな面があったのですから、良い部分だけでも持ち寄って、オルタナ、グランジとHR/HMが共存できなかったのだろうかという思いがあります。
そうしたら、私も余り色眼鏡でものを見ずに、もっといろいろな音楽を聴けたのではないかと思っています。
ちなみに私は、HR/HM「が」好きというわけではく、HR/HM「も」好きなんです。
微妙な違いのようですが、案外これって大きいのです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

60.3 11 1999年夏(7月~9月)アニメランキング11位
下級生(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (21)
146人が棚に入れました
親友と同じ人を好きになってしまった少女たちの切ない恋愛模様を描く。パソコン版、コンシューマ版ともに大ヒットを記録した恋愛シミュレーションゲームのTV化。1998年に発売されたOVA版とはヒロインを変え、オリジナルストーリーで展開する。
この春高校3年生になった山口剛は、ある日、1人の少女と出会う。彼女の名前は南里愛。同じ高校に通う2年生だった。木に登って降りられなくなった仔猫を助けようと奮闘していた彼女に、剛はほのかな好意を抱くが…。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

古い作品だからこそ新鮮さを感じる

ゲーム自体が恋愛ゲームの金字塔の作品なのでシナリオ面に関しては一定以上の水準があってもおかしくないわけだが、その予想を遥かに超えるほどの完成度。

OVA版では結城瑞穂が正ヒロインなのに対して、このTV版ではタイトル通り下級生の南里愛を正ヒロインに愛とは正反対のタイプの飯島美雪との三角関係を描きつつ、各ヒロインとのエピソードも描いている。コメディーなシーンがあれば、シリアスなシーンもあったり。でも共通しているのは作り手の情熱を感じるところですね。

また、個人的にはキザ男の晴彦くんが良い味出しており、特に終盤は影のMVPだったんじゃないかなと思います。

同時期の無印To Heartと並ぶ傑作。両方合わせて見て違いを楽しむのがおすすめです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

dream14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外と良くて終盤は思わず涙

作画クオリティはハッキリ言って低いです。

音楽は昭和?と思わせるほど古さ全開でけっこう笑えました。

特にED曲は「なぜこうなった???」と唖然とする仕上がり具合w



ストーリーはすっきりシンプル。

2016年現在、小難しい言葉や演出をゴチャゴチャ使って、

訳がわからなくなっているアニメが多い中、

こういう着飾らないオーソドックスな展開は、冒頭からスッと難なく

物語に入って行けるので、視聴するのがとても楽。

気に入れば一気に見れます。



終盤はヒロイン達のセリフに思わず涙(涙もろい)

何だか薄汚くなっていた心が洗われたような感じでw

視聴して本当に良かったな~と思いました。

思い出補正ありきでキャラの評価は☆5つです。

昭和なアニメで思い出に浸りたい方にはオススメです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

てんTYO- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

萌エロを感じた

そんな作品でした。昔深夜にドキドキしながら観てましたw
当時としてはかなりかわいい雰囲気とキャラデザ、作画だったと思います。
もてる男子高校生(主人公)の恋愛、女子の友情と恋、彼女の意外な一面、など
萌えという言葉がまだなかった(うろ覚え)の萌え可愛Hアニメの先駆(な気がする)青春ラブコメディーだったと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

59.1 12 1999年夏(7月~9月)アニメランキング12位
ねこぢる劇場(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (15)
48人が棚に入れました
擬人化された、一見かわいく無邪気な猫たちが繰り広げる、残酷でシュールな物語。「爆笑問題ボスキャラ王」(テレビ朝日系)内で放映された。原作は『ねこぢるうどん』でデビューした“ねこぢる"の同名マンガ。監督、福富博。主人公・にゃーこの声を上原さくらが演じた。にゃーこは、酒好きで働いていない父ネコと、疲れた目をした母ネコ、いつもにゃーこにくっついて歩いている弟のにゃっ太の4人家族。にゃーこはときどきトリップしたりする子で、くったくのない笑顔で恐ろしいことをやってのけたりする…。

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作に忠実 ・・・なので原作で良い

「ねこぢる」とは漫画家のペンネームです。
Web検索してたら実物大(?)ころぺた号を作ってた人が居て、ちょっと前に観たこの作品を思い出しました。
ころぺた号はねこぢる作品に登場するキャラクター(?)ですが詳しくは検索してください。
このDVDには出てきませんが。

シュールでお洒落になった「ねこぢる草OVA」感想で「これはねこぢるじゃない」と書きましたがこちらは4コマ漫画の原作まんまです。

ただ声がちょっとイメージと違いました。

観始めると「これは笑って良いのか?」って言うブラックユーモアありのギャグ漫画になっています。
楽しんで笑っちゃってください。ただのギャグ漫画(アニメ)ですから。
しかしコレをアニメ化した意図が気になります。
あまつさえテレビで放送したそうですが、ねこぢるを紹介したかったのでしょうか?
だとしたら土台無理な話です。
とても放送できない様なものもありますからね。
それらをカットして選別したものしか伝えられません。
わざわざ紹介せずとも能動的に買う人だけが観れ(読め)ば言いものと思います。

人によっては嫌悪感を覚えるでしょう。
そんな嫌悪感を覚える人には全く無害な漫画です。
妖しい何かに引き込まれた人は要注意です。

ねこぢる氏の事を思うと自分は凡人で良かったといつも思います。
彼女の様に感性が研ぎ澄まされ過ぎていてはとても生きては行けなかったでしょうね。


追記(投稿直後)
ちなみにですが私は薄ら寒い道徳的な作品の方によほど嫌悪感と戦慄を覚えます。子供の頃からそうでした。
ねこぢるとはそっち側の人間用です。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

56.3 13 1999年夏(7月~9月)アニメランキング13位
COLORFUL[カラフル](TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (24)
155人が棚に入れました
パンチラを見ようと男が苦心惨憺する様子を描くといった内容で、オールカラー・オールCGで描かれた連作である。

encry3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

なんだか、元気がでてきた、
大切な事を教わった気がする

小説を読みたくなった

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2
ネタバレ

CC さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

THE PA☆N☆TI☆RA

 週刊ヤングジャンプで連載され、TBS系列のワンダフル枠で放送された5分程度のギャグアニメ。全16話です。

 上のあらすじは「Colorful」違いなのでご注意を。本作は「自分自身を見つめなおす」なんて深いテーマは微塵も描かれていません。主人公もいなければ物語もない、ただの「パンチラ」アニメです。
 「パンチラ」を主題に置いているアニメ。階段に座っている女子高生のパンツをのぞいたり、風でスカートが捲れた瞬間を目に焼き付けたりしている…「パンチラ」を覗いている人を、見ている自分自身に笑えてくるような作品です。
 
 ほとんど「パンチラ」「ブラチラ」なのですが、女性の「L」と「R」を発音する際の舌の動きに着目するといった、フェティシズムな部分も描いています。まぁ、簡単に言ってしまえば糞アニメですね。

 OPの「僕の体温は37.5℃」という歌は、映画「バトルロワイヤル」のルール説明しているお姉さんが歌っています。下手糞なので聴いてみてくださいな。
 歌/宮村優子(cv 式波・アスカラングレー)
{netabare} 逆やっちゅーにっ!!

「衝撃のラスト」成分がありますが、ラストは女性アナウンサー のスカートが脱げるといったこの作品ではゴク普通のオチです。脱げたスカートの中身は上の画像になりますw{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

えっちなアニメ(決してエロではない)

6分アニメ、16話。バラエティ番組の中でやっていたアニメらしい。

四コマアニメ風な進み方
基本的にパンチラと胸ちらしかない、1999年なら乳首出せただろうに・・・

内容すっからかんだからこれといって言うことはない。

余談だけど、映画カラフルが有名すぎて調べてもこの作品ヒットしない

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 14 1999年夏(7月~9月)アニメランキング14位
バーバパパ 世界をまわる(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
17人が棚に入れました
フランスの作家アネット・チゾンとタラス・テイラーによる絵本「バーバパパ」シリーズのTVアニメ化。講談社とスタジオぴえろ(現・ぴえろ)による作品で、日本では「バーバパパ」三回目のアニメ登場となる。土から生まれて何にでも変形できる不思議な生き物・バーバパパ。彼は個性豊かな家族とともに、毎日の平和な暮らしを楽しんでいた。スポーツ好きのブラボー、お洒落な女の子ベル、発明なら何でもござれのピカリなど子供たちも賑やか。彼らは家族そろってバーバパパ同様、何でも好きなものに化けられる。バスや船はもちろん、飛行機にだって成れる彼らは、思うままに世界中をかけ巡る。監督は『科学忍者隊ガッチャマンF』『青いブリンク』などの原征太郎が担当。NHK教育テレビで毎回5分枠の帯番組として放映された。

計測不能 14 1999年夏(7月~9月)アニメランキング14位
パパと踊ろう(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
14人が棚に入れました
ちょっと変な天知家一家が繰り広げる、ハイテンションスラップスティックコメディ。地下沢中也の人気ギャグコミックをTV化。バカなことばかりしている父・しげる。大人しいが一度壊れると父を超える息子・よしはる。父や兄を振り回すトラブルメイカーの娘・ふっ子。さらにそこに、天知家3人の世話を焼く近所のミエばあさん、ふっ子のライバルのちず、しげるといい雰囲気になるヨーコさんなどが加わって、小さなことから大きなことまで大騒動を繰り広げる。

計測不能 14 1999年夏(7月~9月)アニメランキング14位
愛の若草山物語(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
『アニメ愛のあわあわアワー』というオムニバス形式の放映枠内で流された短編アニメの一作品。寺島令子の4コマ漫画が原作である。奈良公園のほど近く、若草山を望む住宅街に住んでいる、ごくごく普通な4人家族。家族構成はというと、OL生活8年目に突入しいまだ独身でそろそろ嫁き遅れ呼ばわりされている長女・静香。その妹で、こちらはちゃんと彼氏持ちな女子大生の育美。そんな姉妹を厳しくも温かく見守る父母……といった具合である。いつまで経っても結婚せず、実家に居つくズボラで凝り性な静香をあきれながらも心配する家族だが……。監督は『小梅ちゃんが行く!』と同じく久米一成が務めた。

計測不能 14 1999年夏(7月~9月)アニメランキング14位
小梅ちゃんが行く!!(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
『アニメ愛のあわあわアワー』というオムニバス形式の放映枠内で流された短編アニメの一作品。青木光恵の4コマ漫画が原作である。ファンシーグッズのデザインを行う「きゃらめるリボン社」に勤める新人OLの小梅は、ちょっとセンスが他人とズレてるところがチャームポイント。同僚であるかわいらしい容姿のきみちゃんは実は「元ヤン」だったりと、会社の仲間もそれぞれ個性的だ。今日も今日とて彼らは、どんな騒動を社内に巻き起こすのか? 大阪が舞台ということで、劇中で飛び交うコッテコテの関西弁がなかなか味わい深い。声優陣も、主演の山崎和佳奈を始めネイティブな人材を揃えてある。
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