1995年度に放送されたおすすめアニメ一覧 179

あにこれの全ユーザーが1995年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月23日の時点で一番の1995年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
獣戦士ガルキーバ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (7)
46人が棚に入れました
伝説の獣戦士ガルキーバを目指す少年・桃矢の戦いを描いた、ハードSFアクション。主人公・神城桃矢はある日、獣の顔をした3人の男から、自分が異世界エターナリアの戦士であることを告げられる。彼らによれば、エターナリアのダークノイド戦士が、この世界を侵略するために現れたという。戸惑いながらも、桃矢はその潜在能力を発揮し、宿命の戦いを繰り広げていく。3人のアニマノイド(獣)戦士と共に戦う桃矢は、犬・猿・雉を従えた「桃太郎」をモチーフにしている。だが、そのストーリーは一貫して暗く、重い。なお、当初は4クールの予定だったが、その半分の2クールで終了してしまったため、多くの謎が残された。また近年では、キャラクターデザインを『機動戦士ガンダムSEED』の平井久司が担当していることでも再注目されている。

声優・キャラクター
岩永哲哉、北沢洋、一条和矢、坂口賢一、巻島直樹、優希比呂、根谷美智子、紗ゆり、中田和宏
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ドラマ性が強く全体的に重いけれど、それが最大の魅力

1995年に放送されたTVアニメ。
設定は王道のファンタジーヒーローものですが、アクションよりもリアリティとドラマ性を重視した作品です。
ですのでリアルな心理描写が苦手な人にはあまり向かないと思います。特にヒロインは正直好かれないタイプで、製作側はそれをわかって作っていますし。

ストーリー展開とキャラクター描写が良くできていてその点では素晴らしいのですが、視聴できる環境はDVD-BOX買う以外ないです。
ラストはよくまとめてはいますが物語自体は途中で終わってしまっていますので、万が一新規視聴できる方がいたらお気をつけください。
※現在、バンダイチャンネルの見放題で配信中です。月額料金は必要ですが。(2018.11追記)

監督:日高政光(すぐ後に初代「ポケモン」監督)
シリーズ構成:金巻兼一(後の「地獄少女」三部作のシリーズ構成)
キャラクターデザイン:平井久司(言わずもがな)

…と、主要スタッフは今でも最前線で活躍している方たちで、しかも日高監督と金巻さんはDVD‐BOXブックレットに熱烈なコメントを寄せていたりします。

メインキャラクターが人間らしい弱さを持っていて、ほのぼのとした場面もあれば重く辛い部分もあり、全体通してドラマ性の強さが大きな魅力。廃墟になった東京で生きる人たちの描写も面白い。
望まずに戦うことになってしまった子どもの葛藤を描くという点では富野ガンダムや初代ファフナーに感触が近いです。
ごく普通の青少年が「非日常」に放り込まれて精神的に押しつぶされて行く悲壮感は、まどマギに通じる部分があるかも。

1年予定であったのが半年に短縮され(放送前に決まっていたのか打ち切りなのかはちょっと判断が付かないですが)、主人公の完全覚醒も見られないまま「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドになってますがストーリーは一貫性があり、テーマであった「人間の業の肯定」にも、ある程度の区切りを付けています。

本筋に関わる部分は構成の金巻さんが脚本を担当していて一貫して面白く、他の脚本家さんの単発の回も好みの話が多かったです。

作画は時間的にも予算的にも切迫していた印象で、かなりキツそうな回もちらほら。
コンテ演出でカバーする部分が多かったことと、ドラマ性を追求する作風に合わせて一貫してキャラクターの仕草や表情を重視したことは、個人的にはとても好きです。

BGMは合っていると思いますが、使い方がちょっとうるさく感じるところも。
OPとEDはどちらも歌、絵、演出にどこか悲壮感やもの悲しさが漂い、作風に良く合っています。

キャスティングは全体的に上手な人ばかりでかなり好きです。(ただ結城比呂さんは重要キャラクターを2役兼任していて、演技は問題なくとも最終戦を考えると若干無理があるw)
煌だけは新人の北沢洋さん。線の細いキャラデザに芯の強い男の子らしい声というのが好きですね。最初はぎこちないですが、半年の間にずいぶんこなれていったと思います。


【ストーリー】
ある時、「エターナリア」から「ダークノイド」が突然来襲したことで東京全域は壊滅状態に。(エターナリアは時空を越えた場所にあるもう一つの地球。ダークノイドの国「ノスフェルティア」と、人間とアニマノイド(獣人)の国「ヘブンズティア」が存在し、200年以上戦争状態にあります)
剣道部に所属する普通の高校生だった神城桃矢(しんじょう とうや)は、両親から自分たちがエターナリア人で、桃矢自身もそうであること、地球を守るためにダークノイドと戦う運命を背負っていることを知らされます。
桃矢は戦いたくないと思いながらも、アースティアからやってきた3人の獣戦士・グレイファス、ビークウッド、ガリエルと共に人々を守るために戦います。
両親がエターナリアに戻り、また隣人たちからは獣戦士たちがいることを疎まれたため、桃矢は家を離れ、幼馴染である舞原このは(まいはら このは)の実家・金桃寺にやっかいになることに。
獣戦士たちや、後にもう一人の戦士と判明する金剛煌(こんごう きら)と協力してダークノイドを退けながら、戦士として次第に強くなって行きます。


【キャラクター】{netabare}

神城桃矢……戦士ラディアスの魂を宿す、地球で生まれ育ったエターナリア人。活発で明るく剣道をたしなみ、表面的には強い少年に見えますが、実はひどく優しい上に脆く、弱さを表に出す事ができない性格。最初は戦うことをはっきりと嫌がります。

舞原このは……桃矢の幼馴染で金桃寺の娘。母親が早くに亡くなっているためか、しっかり者に見えて実は寂しがり屋。

金剛煌……女戦士リュートの魂を宿す少年。ふたりの同級生で、このはとは仲が良く、桃矢とは本編開始後に仲良くなって行きます。このはが好きですが、このはの気持ちが桃矢に向いていることも知っていて、桃矢の強さに憧れも抱いています。中盤までは自分が戦士の魂を宿しているとは知らず、無力感や疎外感に悩みますが、精神的には桃矢よりも強いです。

メイン三人のみ書きましたが、アニメとしてはリアルで美点と欠点を持ち合わせた魅力的なキャラクターが非常に多いです。
獣戦士たちはみな人格者ですが、戦争が「日常」である彼らと、それが「非日常」である桃矢との感覚のズレも見られたりします。獣戦士たちは人間臭くてコミカルなシーンも少なくないため、その根本的なズレから生まれる互いの無理解が切ないという…{/netabare}


【キャラクターの関係性と結末】
{netabare}
最終盤は暗くピリピリした展開が続き、煌の死と、桃矢がそれを乗り越えて一段階成長する姿が描かれ、エターナルへ旅立つと思われる描写で終わります。
前半からのキャラクター性の積み重ねと人間関係があって、それが悪い方へ転がっていく部分は特に良く描けていると思います。

桃矢にとって、このはは自覚しないうちに一番の心の支えとなっていたのですが、後半では桃矢たち戦士は金桃寺を離れざるを得なくなり、長い期間離れ離れになってしまったことが桃矢の暴走に繋がります。
廃墟と化した東京を転戦する疲労や焦りと、このはに会いたいという気持ち、そして慢心から敵要塞に単身突入し、敵司令官に撃たれて絶命寸前のところを、煌の命と引き換えに生き延びることに。

桃矢が良くなかったのは自分の弱さを認められず、時に傲慢な態度でそれを隠そうとしたこと、自分なりに戦う理由を見つけられなかったこと。
心と力を兼ね備えた真の戦士「ガルキーバ」になれなかった理由はそのあたりでしょう。
桃矢にとって両親の告白は、私たちの感覚で言えば赤紙を受け取ったような衝撃だったと思います。(いわゆる「巻き込まれ型主人公」ってリアルに考えればそういうことだよなあ…)
そして桃矢の心には本編開始当初から少しずつストレスが蓄積していくのですが、周囲がそれに気付かなかったために、適切にサポートすることも、いっそ突き放してしまうこともできませんでした。

このはは桃矢に惹かれていながら煌に甘えることがけっこうあります。酷いとは思いますが、まあここまでは子どもだし弱い子だし…と思うんですが。
私が受け入れがたいのは…ていうかこのはの一番残酷な行為は、自分が好きなのは桃矢だと態度ではっきりと示していながら、煌と最後に別れるときにまで甘えようとしたこと。それはやっちゃ駄目よ;;
その結果、煌は正常な判断が出来なくなり、桃矢をこのはのもとへ帰すために命をかけてしまいます。
ただ、煌が戦士になってこのはを守ると言ったとき「煌くんが戦う理由を私に押し付けないで。もし私のために煌くんが死んだら、私はどうしたら良いの?」と言ったことはなんかもう共感せざるを得ない。酷い言葉かもしれませんが、17歳の女の子には人の命を背負うのは辛すぎる。
このは自身も桃矢と同じように弱さを抱えていて、桃矢に会いたい一心で危険地帯に飛び込んでしまったりもします。
桃矢と二人で成長していけたら一番良かったのかもしれませんが、中盤以降、最終回まで再会は叶いません。

煌は序盤の疎外感や無力さから、戦士になった際に無邪気にはしゃぎます。ですが、このはのために戦うという意思を拒絶されてから、自分なりの戦う理由を見つけるのは早かったです。
自分を無力だと思いながらも「僕は弱い」と時には言葉に出来、素直に強くなろうとする姿が良いです。
ただ、一番振り回されてしまって可哀想なのは事実なんですが、このはに「もし私のために煌くんが死んだら、私はどうしたら良いの?」とはっきり言われた事を自分の中で噛み砕けていなかったとは思います。
「戦いが終われば桃矢くんに会えるから」というこのはに対する自分の言葉を嘘にしないために、つまりこのはのために自分の命と引き換えに桃矢を救いました。
我が子が戦うことを嫌がっていた両親を省みることも無かったですし、自分の命も他人の命と同じ重みを持っていることを自覚できていなかった印象。
煌があと一歩のところで「ガルキーバ」に届かなかったのはこれが理由かも。煌が戦士になってから精神的に成長しきるだけの時間がなかったのではないかと思います。
劇中ではずっと夏服でしたから、戦士になって2ヶ月程度と思われます。(桃矢だって半年くらいですよね…二人とも頑張ったよ;;)
{/netabare}


【ラストについて】
{netabare}
ラストでザザを退ける場面で、桃矢はリュートの魂にはっきりと「お前はまだ力不足だから、私と煌の力を貸す」というようなことを言われています。「ガルキーバ」になるために、桃矢はまだ乗り越える壁がいくつも残っているわけで、私としてはちょっと気が重くなるというか悲しいなあと思ってしまいました。
ですが、ザザに顕現させられた「煌の姿をした自分の心の影」を、桃矢は見事打ち破っています。自分の弱さを直視する強さを手に入れた、自分の「業」を背負って生きる覚悟を決めたという印象です。

このはも精神的な成長が見られるとしたらここからだと思うんですが、それが示されなかったのは残念です。

主人である煌を思わぬ形で亡くした獣戦士テディアムは、最初桃矢に対して激怒しますが、煌の魂が桃矢に力を貸したことを知って気持ちに区切りをつけています。主が戦いの中で命を落としたのでないのはなおさらショックだったと思いますが…。
桃矢と仲良くなるところも見たかったなあ。

ラストではどのキャラクターにも、悲しみこそあっても、怒りや憎悪というマイナス感情は無かったのでそこは個人的には救いでした。
{/netabare}


ガツンと鬱展開が続くわけじゃないんですけど、最終盤はちょっと泣きたくなるようなシーンが少なくないです。(「慟哭の牙」みたいな人がダイレクトに死ぬ話より、自分に置き換えて精神的に辛いシーンの方が私は泣く)
本作は全体的に辛く重いですが見始めると止まりません。物語は折り返し地点で終了していますが、魅力ある作品だと思っています。(2015.12)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
ジャイアントロボ外伝 青い瞳の銀鈴 GinRei With blue eyes(OVA)

1995年9月25日
★★★★☆ 3.8 (9)
43人が棚に入れました
人気ヒロインである銀鈴をフィーチャリングした、番外編としては第3弾にあたる本作だが、今回に限ってはおふざけを極力排したエピソードである。 謎の遺跡が発見された熱砂の辺境。そこへ、学術調査団と偽って銀鈴と鉄牛がやってきた。BF団のアジトである可能性を考慮して先に遺跡へ調査に向かい、行方を絶った国際警察機構調査団の捜索のためだ。そこで彼女たちは案内役として遣わされた少年ルードと出会った。彼の保護者であるフェダインはBF団工作員であり、とっくに正体を看破していた敵の襲撃を受ける銀鈴たちは遺跡の闇の中で人造人間を相手に激闘を繰り広げる! 先述した通り、あからさまなギャグのない本作だが、サリーちゃんの三つ子や人造人間フランケンの登場、そして正太郎似の少年役に高橋和枝を起用するなど、横山光輝ファンをニヤリとさせるお遊びは本編同様に健在だ。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本編とは打って変わったコメディ

三つのエピソードを銀鈴に焦点を当てて構成された今川ジャイアントロボの外伝的作品です。

しかし、実際に外伝として見られるエピソードは画像にもある『青い瞳の銀鈴』のみで、

他二つはおふざけ全開のメタ的お笑いや楽屋ネタで完全にコメディ路線になっています。


1話目『素足の銀鈴』は真面目な作戦に見せ掛けて、実は茶番劇のようなお話。

普段と違う銀鈴の姿が見られて新鮮だと思います。


2話目『鉄腕GinRei』は正真正銘のキャラ崩壊(笑)

ここまでやるかってくらいの悪ふざけに正直付いていけませんでした。

GRの綴りを掛けたネタには感心しましたが、あそこ{netabare} おっぱいミサイル{/netabare}までやるとは思いませんでした。

ただ、EDのアルベルトとイワンのデュエットは好きです。


3話目『青い瞳の銀鈴』は本編に似たシリアスな雰囲気で、外伝的なシナリオになっています。

BF団との関わりや親子の絆など本編ではあまり見られなかった特色もあり、一番楽しめた話でした。


外伝、というよりは本編後のお祭り気分のような作品でありましたが、スタッフなりのファンサービスを感じられました。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 4

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
幽☆遊☆白書・映像白書2~幽助の章~(OVA)

1995年12月16日
★★★★☆ 4.0 (3)
40人が棚に入れました
週刊少年ジャンプで大ヒットした冨樫義博著の「幽☆遊☆白書」をアニメ化。
名場面を登場人物別に再編集したビデオ映像であり、幽助ファン必見の作品。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
精霊使い(OVA)

1995年4月1日
★★★★☆ 3.4 (6)
39人が棚に入れました
人気作家、岡崎武士原作の本格ファンタジーをOV化。監督は「神秘の世界エルハザード」などを手がけた秋山勝仁。精霊使いはそれぞれの役目にしたがって「精剣戦争」を戦わねばならない。主人公、覚羅は目の前で真美を奪われたことにより、最強の精霊“エーテル"の使い手に目覚めた。そして、水の精霊の使い手である支葵と共に壮絶な戦いに赴くことになる…。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
D・N・A2(OVA)

1995年2月21日
★★★★☆ 3.7 (3)
38人が棚に入れました
テレビシリーズの後日談を、映像ソフト化の際に3編の新エピソードとして追加収録したもの。日々の平穏を取り戻した純太は、いよいよ幼なじみの亜美に告白する。ところが未来に帰ったはずのかりんが、任務の延長ということでまた現代に戻ってきた。彼女が原因で生まれてしまった、純太が姿を変えるメガプレ(=最強の女たらし)に戻らないかを監視するためというが……? 新ヒロインとして未来からやってきたるららが登場。原作とは設定が多少異なっている。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
恐竜冒険記ジュラトリッパー(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (7)
36人が棚に入れました
湯山邦彦やスタジオライブら「魔法のプリンセス ミンキーモモ」のスタッフが結集した冒険アニメ。時世の恐竜ブームを背景に製作された、15人の少年少女の物語である。海洋クラブの子供たちを乗せたクルーザーが大嵐に遭遇。やがて一同は恐竜が生息する世界で目を覚ます。謎の軍隊が彼らに迫るも、少年たちが助けたプテラノドンの子供“ボイスザウルス”は言葉を話してこの世界が“ノア”と呼ばれていることを伝える。少年少女の運命ははたして…?

声優・キャラクター
菊池正美、水谷優子、三木眞一郎、天野由梨、石野竜三、カシワクラツトム、高木渉、根谷美智子、國府田マリ子、岩永哲哉、阪口大助、笠原留美、武政弘子、松本保典

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
アイドル・プロジェクト(OVA)

1995年1月1日
★★★★☆ 3.8 (6)
36人が棚に入れました
同名の人気パソコンソフトのOV化。“エクセレントアイドル"と呼ばれるアイドルグループに加入すべく、そのオーディションを受けに来た未夢は“エクセレントアイドル"達によりさまざまアクシデントに巻き込まれる。しかし、アイドルから「笑顔」や「気品」などをアイドルとしてのスキルを学んでいく。ついに舞台に立ち、歌おうとした時に…。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
女神天国(パラダイス)(OVA)

1995年6月7日
★★★★☆ 3.3 (3)
36人が棚に入れました
当時のメディアワークス系でアニメやコミックで展開され、人気を博していた「女神天国」シリーズをOV化。「AIKa」や「ナジカ電撃作戦」で有名な西島克彦が監督をつとめる。パラダイスを守るために司祭であるママメガは巫女を選出した。その中の一人リリスは他の巫女とともに邪悪なるものと戦うことになり…。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド II(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 3.8 (5)
34人が棚に入れました
さまざまなメディアミックスを受け、非常に高い評価を得た「リューナイト」シリーズのOVA第二期。キャストも前作と同じく、制作はサンライズ、監督は池田成で送る。リューとウォームガルデスとの戦いから数ヵ月後が過ぎた。少年ではなく、少しだけ成長したアデューは城下町シャドゥームにいた。その国の王子デューマは「アースティア」再興のために戦士を集めていたが、それは自らの野望のためであった…。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
鏡の国の美幸ちゃん(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.6 (6)
33人が棚に入れました
人気作家集団CLAMPが原作のOVAで、同時収録された『不思議の国の美幸ちゃん』の後篇にあたる。 登校前、入念におめかししている女子高生の美幸ちゃん。しかし、鏡の向こうの自分がなぜか本人とは違う表情を……と思ったのも束の間、彼女は鏡に映った自分にキスをされ、その中へと引きずり込まれてしまう。そこで出会ったのは半獣半人の美女ジャバウォックで、彼女に抱きかかえられ天高く舞い上がると、そこは天地が逆の世界だった? 『不思議の国~』同様に、ルイス・キャロル著『アリス』の世界をモチーフにした世界の中で、登場キャラクターが全員美女だらけというシュールさが強烈。セクシー描写がてんこ盛りだが、原作同様に上品にまとめてある。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

美幸ちゃんとmiyukiさん。

美幸ちゃん、後編。

こちらは鏡の国のアリスをモチーフにしています。
どちらかというとこっちのが好みです。
不思議の国の方はアクが強すぎました(笑)


鏡の中に入り込んでしまった美幸ちゃん。
もう一人の、鏡の中にいた自分とチェスの勝負をすることに。
負けた方は脱ぐこと、どちらにしろ脱ぐのは美幸ちゃん!というこれまたヘンテコな話でした。

チェスの駒も全て美少女で、駒同士がぶつかり合うと負けた方が全裸に。なんで(笑)


とにかく、困った顔をした美幸ちゃんが可愛い。
これで良いのです。
そのための異世界でしょうからね。


地味にこのアニメはキャストが豪華です。
まず美幸ちゃん役の國府田マリ子さんが素晴らしい。どこまでも少女らしいお声。クラっと来ます。

あと井上喜久子さんだったり、椎名へきるさんだったり冬馬由美さんだったり折笠愛さんだったり・・。
そんな感じです。


主題歌を歌っている方もmiyukiらしいですが、狙ってるのかな?
ともかく、美幸ちゃん並みに可愛らしさ爆発の曲です。
本編より少女漫画してますよ!!
‘恋と友情 どっちを取る? そんなの決まってるじゃない for you♪’
本当はこういう、可愛いお話でキュンキュンしたかったんですけど・・この曲で満足です♪



見終えた感想として、美幸ちゃんの振る舞いとmiyukiさんの歌が可愛かった印象です。
miyukiさんのことを知ることができて良かったです。
収穫でした。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 11

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
妖精姫レーン(OVA)

1995年10月27日
★★★★☆ 3.8 (9)
32人が棚に入れました
倉鎌市に住む宝田ゴウはトレジャーハンターを夢見る高校生。
ある日、レーンという妖精と遭遇する。レーンとは全く意思疎通ができていないにもかかわらず、ゴウは勝手な思い込みでレーンの語る言葉に秘宝「四つの神像」の在処が隠されていると信じて宝探しを始める。
一方倉鎌市に一大レジャーランドの建設を企図していた天才高校生・全集院タクマは、そのゴウの暴走のとばっちりを受けて…。

chance さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【ハイテンションバカノリ】ガッチャバグース!

まず最初に、私はこの作品が大好きで大地丙太郎監督好きになりました。(サイト評価仕様だと満足度ががが・・・

考古学マニアの少年と異世界からきた妖精レーンが巻き起こすドタバタ日常もので、大地丙太郎初監督作品。

作風は炎の転校生や宇宙英雄物語に類し、シナリオ、構成、展開そっちのけでバカがひたすらバカしまくる昭和ノリのオバカ作品。とくに宇宙英雄物語では作者が単行本のあとがき欄に「妖精姫レーンがヤバイ」とピンポイントで取り上げる程の同属性っぷりです。

大地監督はその後も「今、そこにいる僕」や「神様はじめました」等々多数の作品を手がけていますが、これが大地丙太郎だ!といわんばかりの個性を凝縮させたハッチャケッぷりは初監督作品ならでは。お得意のオバカなカットを入れる、キャラが怪しげな動きをする、スベるの上等で独善的な不条理演出を展開する等々、やりたい放題してるなー感が溢れ出る意欲満々作です。

作風および絵面のクセが強く、駄目な人も多々いそうですが評価されてなければその後の監督ロードはなかったわけで、オバカな作品大好きなんだよねーっていう人にオススメです。

各地の方言を使い回し、何言ってるかわからない青年実業家のキャラ立ちなんか・・・タマラんなぁ。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 3

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
銀河お嬢様伝説ユナ 哀しみのセイレーン(OVA)

1995年9月21日
★★★★☆ 3.8 (6)
32人が棚に入れました
PCエンジンソフトとして発売された人気ゲームをOV化。脚本は「爆れつハンター」など多数のヒット作を手がけたあかほりさとる。光の救世主、そして銀河のアイドルの神楽坂ユナがワナにはまり、裁判にかけられた。それを知ったパートナーのユーリィとリアが救出に向かうがそこにはさまざまな陰謀が取り巻いていた…。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
こどものおもちゃ(OVA)

1995年12月16日
★★★★☆ 3.9 (4)
29人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
NINKU-忍空-<劇場版>(アニメ映画)

1995年7月15日
★★★★☆ 3.7 (5)
27人が棚に入れました
「週刊少年ジャンプ」の人気連載作品がTVアニメ化を経て、「東映アニメフェア」の一環として劇場アニメに。 風助たち一行は、用心棒を募集している村に自分たちを売り込みに行くが、そこにはなんと自分たちのニセモノがすでに名乗りを挙げており、悲しいかな彼らの世話係としてこき使われるハメに。結局彼らはただのサーカス団くずれだったのだが、そこへ拳法の使い手である盗賊の三兄弟が現れる。忍空使いを標的とする彼らを相手にニセモノたちは為す術もないが……。 本作封切り後、間もなく逝去してしまった人気声優・富山敬が演じるニセ風助の演技が味わい深い一作。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア(アニメ映画)

1995年7月29日
★★★☆☆ 2.9 (7)
26人が棚に入れました
作家・水野良とグループSNEが構築した異世界フォーセリアの物語の内、大陸クリスタニアを舞台とした英雄譚が独立して劇場版アニメになったもの。 神獣たちが住まう外界から隔絶された大地・クリスタニア。謎の声に導かれるがままその地へと向かう青年・レードンの胸中に渦巻くのは、両親を暗殺した宰相たちへの復讐心だ。力を得るための旅を続ける彼はやがて、クリスタニアへと誘う声の主が邪神バルバスであることを知った。大切な仲間を連れ去っていった邪神を相手に初心を貫き屈するか、それとも抗うか……。決断を迫られたレードンの進むべき道とは。 剣と魔法の世界で獣人や妖精が躍動する、まさに王道のファンタジー映画。邪道(?)な『スレイヤーズ』との併映も相乗効果を上げていた。

声優・キャラクター
緑川光、弥生みつき、玉川砂記子、小林清志

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!(アニメ映画)

1995年7月29日
★★★★☆ 4.0 (5)
26人が棚に入れました
劇場版「アンパンマン」シリーズの第7弾。臨海学校で小さな白馬と仲良くなったメロンパンナ。しかし、ドキンちゃんにねだられて、ばいきんまんは白馬をガイコツ島へとさらってしまう。ところが白馬は、メロンパンナの姉、ロールパンナにしかなつかない。そこでばいきんまんはドクター・ヒヤリと組んで、ロールパンナの良い心をなくし、悪のかたまりに改造してしまう。メロンパンナとアンパンマンたちは白馬を探しにやってくるが、悪い心に支配されたロールパンナと幽霊軍団が彼らの前に立ちはだかる。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
湘南純愛組!3(OVA)

1995年6月23日
★★★★☆ 3.8 (3)
26人が棚に入れました
人気漫画家・藤沢とおる原作の伝説的な人気ヤンキーコミックを題材にしたOVAシリーズの第3弾。主人公は「鬼爆」こと、鬼塚英吉と弾間龍二。湘南極東高校の2年とのケンカに勝利した二人は、湘南辻堂高校で一目置かれる存在となった。しかし、極東高校の2年は鬼爆への恨みを忘れることができず、新たな策を練っていた。そして鬼爆に最強最悪の敵が立ちはだかることに。二人の運命は? なお、本作はのちに大ヒットした『G.T.O.』の主役・鬼塚の若き日を描いたもの。破天荒な鬼塚の原点が、この作品中で確認できるのだ。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
LESSON XX(OVA)

1995年4月7日
★★★★☆ 3.6 (5)
25人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
トムとジェリーの大冒険(アニメ映画)

1995年8月19日
★★★★☆ 3.7 (4)
25人が棚に入れました
分譲豪華マンションが当り、引っ越す事になったご主人様に付き合い、家を出る事になったトムとジェリーはその最中いつものようにケンカに夢中になる余り、ご主人様とはぐれてしまう。やむなく家に戻った二人だが、翌朝家が取り壊されてしまい立ち退かざる得なくなる。ホームレスとなった二人はやがて家出娘のロビン・スターリングと知り合う事になるのだが……。 御存知、トムとジェリーの最新劇場用映画。制作にあたってかなりオリジナルのシリーズを意識した様子が伺え、キャラクターのデザインや動きなど、数多くある新作の中でも一番原典に近いムードを持っている。人間側の主人公ロビンに現代っ子的な役割を担わせるなど、配慮の行き届いた工夫が楽しく、その意味でもかなり成功した新作と言えるのではないだろうか。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
卒業 Graduation 聖羅V(ヴィクトリー)(OVA)

1995年6月25日
★★★★★ 4.1 (3)
25人が棚に入れました
美少女育成ゲームの初期作品『卒業~Graduation~』。これを巨大ロボットアクションものにしたパロディテイスト満載の作品が本OVAである。 ロボットを使った凶悪犯罪がはびこる辺境惑星トーツアスの首都ミカドシティ。人々を守る奉行局すら手出しができないこの危機に対し、美少女司令・麗子は秘密戦隊・聖羅ヴィクトリーを組織していた。その主戦力となるのは祇園ら3体の巨大忍者型ロボット。今また強盗いかりやたちによる犯罪が行われる中、ついに聖羅ヴィクトリー出撃の時が来た! 本作の実質的な制作はスタジオファンタジアが担当。全2話の脚本は『11eyes』の金巻兼一、第1話の演出は『機動戦士ガンダムOO』の監督・水島精二、そしてキャラクターデザインも『飛べ!イサミ』の毛利和昭が手がけている。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
無責任艦長タイラー 新OVAシリーズ情報版/オープニング・セレモニー(OVA)

1995年7月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
25人が棚に入れました
人気シリーズ「無責任艦長タイラー」の第三期OV化にさきがけて先行発売された情報版OVA。監督は三期を担当することになった「機動警察パトレイバー」でも有名な吉永尚之。第三期は長編と短編で構成されることや、女性キャラ人気のトップであるアザリンを主人公にした短編が作られることの紹介など、三期OVAを楽しむための導入になっている。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
お天気お姉さん(OVA)

1995年6月1日
★★★★☆ 3.7 (7)
24人が棚に入れました
漫画家・安達哲が青年コミック誌に連載した女子アナもののOVA化。監督はほぼ同時期にTVアニメ『愛天使伝説ウェディングピーチ』なども手がけていた湯山邦彦が担当。 ヒット番組に恵まれないダメTV局のATVだが、そんな中でも視聴率をコンスタントに稼いでいる人気コーナーがあった。それは美人アナウンサーの仲代桂子が出ている天気予報だ。彼女はATVが自分のおかげで存続していられると豪語し、これには誰も逆らえない。だがそんな中で新しい美人キャスターが登板してくるや、桂子は自分の豊満な肉体をこれでもかとお茶の間に向けてアピール。視聴率と人気のためなら肌をさらすことすらいとわない、仁義なき女の戦いが始まった。 主人公の仲代桂子は『ポケットモンスター』などでも湯山邦彦監督と縁の深い松本梨香が演じた。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
魔法騎士(マジックナイト)レイアース 増刊号(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
24人が棚に入れました
原作は1993年~1996年までの間、少女漫画誌『なかよし』に連載されていたCLAMP原作のファンタジーアニメーション。ある日、中学の社会科見学で訪れた東京タワーから異世界「セフィーロ」に召喚されてしまった3人の少女――獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風。彼女たちは何も分からないまま伝説の魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることになる。剣と魔法の世界で出会いと別れを重ね、数々の困難を乗り越えながら成長する3人であったが、旅の最後には衝撃的な事実が……。本作は、セフィーロ解放後に光がその軌跡を振り返る作りの総集編。

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
ヤンボウ ニンボウ トンボウ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★★ 4.5 (2)
24人が棚に入れました
白猿の仲良し3兄弟ヤンボウ・ニンボウ・トンボウが、両親と会うために、西の国を目指して冒険の旅を続ける物語。1950年代にNHKラジオで放送されていたラジオドラマ『ヤン坊ニン坊トン坊』を連続TVアニメとしてリメイクしたもので、NHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で放映された。監督は、『風船少女テンプルちゃん』『樫の木モック』『青いブリンク』などの「旅もの」の連続アニメシリーズを手がけてきた原征太郎。キャラクターデザインはベテラン、須田正己が担当(作画監督も兼任)。

声優・キャラクター
福島おりね、伊倉一恵、かないみか、千葉繁、潘恵子、大木民夫、西村ちなみ、玄田哲章、梁田清之、高田由美、中原茂、江原正士、宇垣秀成

計測不能 67 1995年度アニメランキング67位
PURPLE HIGHWAY OF ANGELS 湘南爆走族 10 FROM SAMANTHA(OVA)

1995年1月21日
★★★★☆ 3.9 (5)
23人が棚に入れました
吉田聡原作のツッパリマンガのOV化。シリーズで10作目に突入し、トータル23万本を売り上げた。監督はシリーズ全てに携わった西沢信孝。二代目の湘南爆走族にのリーダーになった江口。彼はアメリカから観光目的で日本に来たサマンサと出会った。サマンサは江口のやさしさに触れ、次第に心を惹かれていくが……今作は通常より10分長い拡大版で構成されている。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第10弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作の主役は江口洋助と石川晃。
湘南爆走族2代目リーダーを引き受け、たった一人で湘南爆走族を看板を背負ったばかりの江口洋助。やりたいことが見つからず一人イライラを募らせる石川晃。
湘南爆走族の5人が出会う少し前の話。

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2025/03/22
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