1992年春(4月~6月)に放送されたアニメOVA一覧 23

あにこれの全ユーザーが1992年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月11日の時点で一番の1992年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.9 1 1992年春(4月~6月)アニメランキング1位
天地無用! 魎皇鬼 第1期(OVA)

1992年4月1日
★★★★☆ 3.8 (143)
717人が棚に入れました
封印されていた鬼、魎呼を復活させ、様々な事情で地球にやってきた宇宙人たちに振り回される日々を過ごす天地だったが、今度は樹雷王国の力の謎を解き明かそうとする悪の科学者・神我人の陰謀に巻き込まれていく…。

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

コアなファンが多いのがうなづける傑作

この作品は数年前「kanon」か「AIR」のDVD本編前、紹介プレビューで知ったアニメです。(アニメ歴7年とまだ若輩者ですので・・・)
天地無用!シリーズはサクラ大戦や攻殻機動隊同様作品数が多くどれから見ようかと迷いましたが、OVA1期から見ることにしました。

まず驚いたのが、このアニメが22年前の作品だということです。
作画以外は古さを感じませんし、設定や各キャラ、本線の展開はよく作り込まれた傑作です。

SF・ハーレム・ラブコメ・ちょいHですが、すべてにおいて嫌味がありません。
主人公の天地君がしっかり立っており、優柔不断や女性の気持ちに鈍感という今のハーレムもののようなうっとうしさがないため、楽しく見させていただきました。

3期まで一気見したのでとりあえずこの辺で。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

生暖かい目でお読みください・・・

 幼稚園の頃テレビシリーズをなぜか見て、肌色率の高さにカルチャーショック&軽いトラウマを受けた(笑)作品です。今の年齢になって視聴してみても、なかなか刺激的ですね。

 いやー、2828が止まりませんね。この時代の女性声優の方たちの声は、どうしてこんなにも魅力的なのでしょうか。特に魎呼役の折笠愛さんの声は、聞くたびに悶えてしまうくらいに大好きです。

 砂沙美役の横山智佐さんによる高い声も非常にかわいくて、(以下略)。高田由美さんも水谷優子さんも(以下略)でした。

 僕は相変わらず、この90年代的な作画が大好きなようです。主にギャグパートで崩れるコミカルな表情の数々は、今の時代のアニメに足りない要素なのではないでしょうか(個人的見解)。あざといシーン(笑)における作画も、今の時代の絵の方がクオリティは高いはずなのに、こちらの絵の方が魅力的に見えます。

 これはOVAなので、テレビシリーズでは表現的にマイルドになったりしているのでしょうか?今後、他のシリーズも視聴して確認していきたいと思っています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

ザカマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

思い出深い作品

初めてアニメグッズを買った作品
これが見たくてpioneerのLDプレイヤーが欲しかった
恋愛の才能っていう曲は今でも聞くくらい好き

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

64.4 2 1992年春(4月~6月)アニメランキング2位
電影少女 VIDEO GIRL AI(OVA)

1992年3月27日
★★★★☆ 3.6 (27)
182人が棚に入れました
 1989~92年に「週刊少年ジャンプ」に連載された、桂 正和によるSFラブコメディが原作のOVAシリーズ全6話。監督には数々の押井 守作品で知られる西久保瑞穂。声優陣には主人公・あい役の林原めぐみを始め草尾毅、天野由梨ら人気キャストが揃う。また、カセットブック、実写映画、小説にゲームソフトなど多彩なメディアミックス展開でも話題に。片思いだったもえみに失恋した洋太は、帰り道に奇妙なレンタルショップで1本のビデオテープを借りる。早速再生すると、なんとモニターから女の子が出現。“あい”と名乗る彼女は、再生が終わるまでの1カ月間で洋太をいい男にして、もえみちゃんと付き合えるようにすると言い出す。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アダルトビデオから少女が飛び出してきます(笑)

桂正和の漫画はとりわけ男性向けのエロ漫画に近いのにも関わらず、女性にも人気が高い稀有な漫画家である。

キャラクターデザインも最近の萌えアニメよりリアルな女の子の裸体を描いているので非常に艶かしく「エロい」。女性でもこの色気に圧倒される人が多いはずだ。

リアルなのは女の子の裸体だけでなく、思春期の少女の心情も事細かにまるで手に取るようにわかっているがごとく描く。これは男としては驚きである。確かに女の子のキャラクターを書く場合、作者はそのキャラクターになりきるので男でも「自分の少女的な感性」を出す場合は多いが、ここまでストーリーと重ね合わせて描ける漫画家はほとんどいない。昨今のジャンプのヒロインを見て欲しい。。あんな色情狂な女はAV女優くらいであり、恋愛をしたことある人はあまりのリアルさにこころのどこかでハラハラドキドキさせられるだろう。

「青春の甘酸っぱい恋愛」がここにある。理想の彼氏彼女の関係といっても良い。

それが男女問わずに人気のある理由だと考えられる。

非常に繊細でファンタジックな少女漫画顔負けの恋愛漫画だ。

声優はこの頃から女王でありトップを飾っていた林原めぐみである。当時のアニメほとんどこの人が主人公もしくはヒロインだった。(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

とにっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

名作品!

アニメを見ようと思ったきっかけは電影少女が実写版されるところからでした。
いままで恋愛系のものは興味なかったのですが、いざアニメを見てみると面白い設定でかつ、ちゃんとリアルな恋愛が描写されてて感動します。
観ればわかります!
原作は電影少女あい編として13巻まで話があります
アニメを身終わったあと、原作を読んだことがない方はぜひ読むとさらに面白みが分かります!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たまにはいい

正直まったく世代ではなかったためI'sとかも見たことがなかったんですが、突然見たくなりました。まぁ名前はよく聞いてたんですが。
内容は、主人公がある日心がきれいな人間にしか見えないレンタルビデオ屋で借りたビデオを再生すると、ビデオガールのあいちゃんが現れ、そのあいちゃんに助けてもらいながら片思いの女の子との距離を近づけていく内に、あいちゃんの方に気が移っていき、あいちゃんの方もビデオの不具合から感情を持ってしまうって話ですね。
とんでもなくそのまんまな内容で今見たらなんでもない話ですが、重要なのは少年ジャンプという雑誌の中で初めてコメディに頼らず恋愛を描写したことです。
割とマジメに恋愛を描いていてちょっと驚きました。
キャラクターの言動も割とリアルで当時これが受けていたのも頷けます。
ただ、こういうリアル指向のキャラが現在少年・少女漫画にほとんど無くて、青年向け漫画にばかり多いことを考えると、当時からあまり少年ジャンプという雑誌には向いていない漫画だっただろうと思います。
実際うけた理由もそういう希少性というか、そういうものにも大きな原因があるんじゃないかと勝手に思っています。
何にしても今更振り返って見るような作品ではないだろうと感じました。
昔を懐かしむようにたまに見る分にはいいかもしれませんが、流石に時代を感じる作品ですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

63.7 3 1992年春(4月~6月)アニメランキング3位
The Spirit of Wonder チャイナさんの憂鬱(OVA)

1992年6月3日
★★★★☆ 3.5 (16)
66人が棚に入れました
1986~95年にかけて「モーニング」及び「月刊アフタヌーン」に掲載された、鶴田謙二によるコミックをアニメ化。天涯孤独の少女チャイナと、自称天才発明家ブレッケンリッジ博士の交流を描いた、心温まるSFファンタジーだ。監督は『劇場版クレヨンしんちゃん』シリーズなど数多くの作品で知られる本郷みつる。主人公チャイナの声は日高のり子が演じる。 舞台はイギリスの港町。中華料理店「天回」を切り盛りするチャイナさんの悩みは、居候のブレッケンリッジ博士が怪しい発明にお金をつぎ込んで家賃を払ってくれないことと、密かに思いを寄せる青年ジムもその発明に没頭していること。ある日、チャイナさんはジムから「一緒に月へ行こう」と誘われて……。

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

こういうことなんだよな。アニメって。

沢山のアニメを見ていると、どうしても疲れる。

そんな疲れを癒してくれるようなアニメ。

アニメーションの面白さがしっかり現れている。

そして、このアニメは「辿りつけたな」って思わせてくれる。

到達点とは違うんだ。

探して見つけたわけじゃない。

少し古い、純喫茶みたいだ。

その場が、そしてそこにいる自分がわずか、ほんのちょっと前の自分より更新されている感覚を理解できるような。

不思議な確証だ。

このアニメは、後に傷跡になるような痛みを伴わない。

大きな潮流でもない。

けれど、わずか一滴の雨粒が大河の流れになっていくような、そんな始まりを予感させてくれるアニメだ。


本当にアニメが好きな人に。
自分の心の棚にそっとしまっておきたい本作をオススメします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

61.8 4 1992年春(4月~6月)アニメランキング4位
超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN[ラバーズアゲイン](OVA)

1992年5月21日
★★★★☆ 3.3 (91)
397人が棚に入れました
地球人とゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊との決戦後、地球人とゼントラーディは和解し共存の道を歩み始めた。地球は幾度と無く異星人の脅威にさらされたが、そのたびに可変戦闘機と歌の力で切り抜けてきた。そして80年の月日が流れた。2090年代。太陽系、木星軌道上に異星人とおぼしき未確認艦隊がデフォールドしてくる。地球統合軍は敵をはぐれゼントラーディ艦隊と認識し、歌によるカルチャーショックを与えるべく「オペレーションミンメイ(「ミンメイディフェンス」)をもって迎え撃つ。しかし歌攻撃は全く通用しないどころか、敵艦隊からも歌が発せられると敵の攻撃は激しさを増し、ミンメイディフェンスは崩され統合軍は敗北する。その戦場を取材中だったTVレポーター神崎ヒビキは、敵艦内で歌巫女イシュタルを救助し、地球へ連れて帰る。また、ヒビキは戦場の記録映像も持ち帰ったが、統合軍の検閲によって統合軍が勝利したかのように報道されてしまう。イシュタルは地球の郊外にそびえ立つマクロスを、伝説に残る「アルスの船」では無いかと考える。その後、敵の船に捕らわれたヒビキは、新たな敵「マルドゥーク軍」が戦いの歌でゼントラーディ兵を操り、従えてきた異星人だったことを知る。ヒビキが統合軍の女性パイロットシルビー・ジーナとともに奔走する一方、地球の文化に触れたイシュタルは戦いを止めるべく、戦場へ愛の歌を捧げるのだった。

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生まれた時代が早すぎた

当時に視聴です。

当時は4クール作品が当たり前な中で、極端に短い話でした。
個人的には好印象だったんですけど、周囲の評価は中々厳しいですねぇ。
今の1クールが当たり前の感覚になった時代だったら評価も変わってたと思います。
点数は当時の水準をベースにつけました。

あと、昨今と違ってあの頃は常に新しい所を攻めてた所も好印象な要因です。
主人公がジャーナリストなんてかなり異色だし…
昨今は売れるテンプレの焼き増しばかりなので、この頃のチャレンジ精神嫌いじゃないです。

筆を取った理由は、曲を推したかったからです。
名曲が知られずに埋もれているなんて悲しいので。

「もういちどLove You」

ほんとに名曲ですよ。(他も名曲ですけど、これがイチオシです)
ピアノ、ベース、ドラム、全部心地よくて歌声も溶けてて、ハープの音色も綺麗
聴くと優しい気持ちになれる曲です。
イシュタルの絵もすっごい好みでした。

公式が無かった事にしようとしている黒歴史みたいなんですけど、
個人的には令和に語り継ぐべき作品だと思ってます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マクロスの新たな方向性を模索したOVA

マクロスファンからはそっぽを向かれている感のあるこのマクロスⅡですが、
個人的には八谷監督なりのマクロスの解釈が表れていて面白いと思いました。


敵自身も歌を持ち、歌と歌の戦いになる。
その中で地球側の人間やイシュタルが、歌は単なる戦いの道具ではないと気づき始め、心を込めた歌に目覚める。

主人公のヒビキが報道レポーターということで、初代でいえばカイフンのような軍に対するもしくは戦争に対するアンチテーゼになっているのが面白いと思います。
・・・が、そのせいで主人公なのに戦場で活躍できないのは痛手だったようにも思います。


でもこれ主役はイシュタルですもんね。イシュタルが恋を知り、歌を知り、文化を理解していく過程は初代の流れを見ているようで面白いです。

初代のミンメイアタックを応用したミンメイディフェンスのアイデアなんかも面白いと感じます。


マクロスⅡって本当に曲に恵まれている印象です。

何と言ってもまずOP「二億年前のように静かだね」。このTVバージョンのイントロは秀逸でしょう。
計器の機動する音?なんでしょうか、エンジン音の唸りみたいで聴く度に興奮します。
映像も色々演出がダイナミックで、OVAらしい大判振舞いです。


その他挿入歌も何曲か
{netabare}
「恋のバナナムーン」は正にアイドルソングという感じで恋する少女の心情を情熱的に歌い上げた良曲です。


「バルキリーで誘って」はあえて一昔前のセンスな辺りが一味違います。
初代の「私の彼はパイロット」のようなマクロスらしさが出ていて面白い曲です。
マクロス7内でも劇中歌として使われていたので、知っている人は知っているのではないのかと思います。


「今は友達」はゆっくりとした、じんわりと心に響く優しい曲です。
この曲も同じくマクロス7でジャミングバーズが使用していた・・・はずですがあまり印象にありません(笑)



そして最終話の挿入歌「もういちど Love You」。
これは初代でいうところの「愛おぼえていますか」級の名曲です。全てを愛しみ包み込むような感動的な曲。
イシュタルの儚い恋心を表していて、正にマクロスⅡの全てが詰まっています。
{/netabare}

個人的に一番好きな曲は「もういちど Love You」です。
この曲が本編で流れる瞬間は鳥肌ものです。歌と戦争、マクロスのテーマを象徴するシーンですね。



全6話で毎回息をつかせぬ展開がなされるので、あっという間に見終えてしまいました。
後半3話は一気に引き込まれること間違いなしです。

初の続編ということで、どこを変えるかどこを継承するか苦心した名残が見られます。
マルドゥーク、イミュレーターなど、新しい試みはマクロスの世界にマッチしていて素晴らしいと思うんですが、三角関係とロボットの不出来が足を引っ張ってしまった感じ。


マクロスにおける歌の概念を追及した、マクロス史を語るうえでは避けて通れない作品だと思っています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

初代マクロス放送10周年記念OVA。但しシナリオは薄味。

『超時空要塞マクロス』(初代マクロス、1982-83年)の放送10周年を記念して、当時盛んだったOVAビジネスの一環として制作・販売された作品だそうです。

但し、『初代マクロス』の監督を務めた石黒昇氏、シリーズ構成を担当した松崎健一氏、さらに劇場版『愛・おぼえていますか』で石黒氏と共同監督を務め、以降のマクロス・シリーズの制作を主導していくことになる河森正治氏の3氏はいずれも本作の制作に携わっておらず、わずかにキャラクター・デザインが『初代』と同じく美樹本晴彦氏だったことと、シリーズ構成および脚本の一部を『初代』の脚本の1/3程を担当した富田裕弘氏が担当していること、が共通しています。

そして、肝心のシナリオの方は、『初代マクロス』(西暦2009-10年)から80年後(西暦2090年)、地球統合政府と新たな異星人マルドゥークとの星間戦争とその結末を描いていますが、『初代』のキャラクターは一切登場せず、ただ異星人の攻撃を受けた際に、彼らの戦闘意欲を喪失させるため“ミンメイ・ディフェンス”という『初代』に描かれた“ミンメイ・アタック”を応用した「防御戦術」が採用されている点が『初代』との主な繋がりです。

・・・で、見終わっての率直な感想ですが、

美樹本氏の特徴的なキャラクター・デザイン以外は、ほとんど何も記憶に残らない、取り立てて良い印象も悪い印象もない作品

・・・というものでした。
たまたま、本OVAのEDの1つが「de・ja・vu〜そばにいて」という題名なので、例えていうなら、あの『STEINS;GATE(旧作)』のヒットを受けて制作された『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』みたいな作品、ということでしょうか(※人気を博したTV本編の名声を汚さないように、その雰囲気だけを借りて、さほど予算をかけずに新たに誂(あつら)えた内容の余りない作品、という意味)。

但し、『初代』から10年も経過しているのに、本OVAの売上実績は大したものだったそうで、制作者達に改めて、『初代マクロス』の人気の根強さを強く印象づけ、その具体的な結果として、『初代』の正統な続編となる『マクロス7』、および外伝的OVA『マクロス・プラス』(ともに1994年)両作の制作に繋がったそうです。

《まとめ》
マクロス・シリーズの他の作品とはほとんど繋がっていない作品であり、内容も薄いので、同シリーズをひと通り見終わった人が、“ついでに”見てみる程度の優先順位で十分です。
あと『初代マクロス』の美樹本氏のキャラクターデザインが好きな人、それから、富田祐弘氏のファンで同氏のシリーズ構成作品に関心がある人にはお薦めかも。


◆制作情報
{netabare}
監督         八谷賢一
シリーズ構成     富田祐弘
脚本         富田祐弘、中村学、有井絵武
キャラクターデザイン 美樹本晴彦
メカニックデザイン  藤田一己、阿久津潤一、奥田淳、大畑晃一、福地仁
音楽         鷺巣詩郎
アニメーション制作  AIC、オニロ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= 超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN (1992年5-11月) =======
{netabare}
第1話 コンタクト ★ 神崎ヒビキ(芸能レポーター)の戦場取材、崩れるミンメイ・ディフェンス(敵の歌姫)、歌姫確保、デニス(カメラマン)死亡
第2話 イシュタル ★ マルドゥーク軍の歌巫女(イミュレーター)、隠ぺい報道、文化への目覚め
第3話 フェスティバル ☆ マクロス潜入、伝説のアルスの船、ウェンディー・ライダー公演、ヒビキ囚わる
第4話 マルドゥーク ディスオーダ ☆ シルヴィのヒビキ救出、イシュタルの望み
第5話 ステーション・ブレーク ☆ イングスの地球殲滅命令
第6話 シング・アロング ☆ マクロス起動、アルスの船の真の力{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5


OP 「2億年前のように静かだね」
ED 「de・ja・vu〜そばにいて」、「約束」

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

61.7 5 1992年春(4月~6月)アニメランキング5位
創世機士ガイアース(OVA)

1992年4月22日
★★★★☆ 3.4 (10)
31人が棚に入れました
23世紀の地球を舞台にしたOVAシリーズ全3作。『APPLESEED』の荒牧伸志(監督・脚本・メカデザイン)、『機動戦士ガンダムZZ』の北爪宏幸(監督・キャラクターデザイン)らトップクリエイターが顔を揃え、スリリングかつ壮大なスケールのSFエンタテインメントに仕上げた。キャストは中村大樹、大塚明夫、日高のり子ほか。 世界規模の大戦争“ビッグウォー"で破壊されてしまったガイアース。コントロールを失った殺人マシン・ビーストが徘徊するこの無法の荒野で、少年イタルは、旅の途中で出会った仲間のザクソン、サハリらと共に冒険を繰り広げる。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
バビル2世(OVA)

1992年3月21日
★★★★☆ 3.7 (5)
26人が棚に入れました
1971~73年に「週刊少年チャンピオン」に連載、73年と2001年にTVアニメ化された横山光輝原作によるサイキック・ストーリーのOVAシリーズ全4話。原作の第2部までの流れをアニメ化している。主人公の高校生・浩一を草尾 毅、ヒロインのジュジュを三石琴乃が好演。宿敵ヨミは73年放送のTVシリーズと同じ大塚周夫が演じる。 毎夜不思議な夢にうなされる浩一。それは何者かが“バビル2世"として悪と闘うよう呼びかけるものだった。数日後、謎の少女ジュジュに導かれ奇妙な施設にやってきた浩一は、サイキストとしての能力に目覚めて建物を次々と爆破。さらにその身に危険が迫った時、黒豹・ロデム、巨鳥・ロプロス、巨大ロボ・ポセイドンが姿を現した!

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

聖闘士星矢風のバビル2世

バビル2世のOVAリメイク作品で、全4話です。
長い原作をかなり圧縮しているので雑なまとめ方になっているのは否めませんね。
原作のシーンは断片的に拾ってはいますが、オリ展開の方が多いですしキャラだってバビルとヨミ以外はほとんどオリキャラと言っていいです。なので、原作とはほとんど別物と考えた方がいいかもしれません。

OVAなので作画はまずまず良い。
ただ、原作が好きな自分としては横山テイストでなく聖闘士星矢っぽい作画で、美形キャラ比重がやたら多いのが気になりました。
原作にないピンク髪のヒロインがいて、ラブロマンス(死語か!)っぽいシーンがあったのは若い層や女性層に対する売れ線を意識したんでしょうかね。
そういうのもいいっちゃあいいんですが、私的にはもっと硬派な路線をガッツリ貫いて描いて欲しかったですね。
後半はほとんど単調なサイキックバトルになってしまって、三つのしもべを使ったヨミとの戦略戦とかがあまり描かれなかったのも不満ですし。
後、原作のヨミは部下思いのいい悪役なのですが、この作品だと簡単に部下を切り捨てる非情な悪役キャラになってたのが不満ではありました。

でも、1話で不意打ちとばかりに三つのしもべが登場するシーンは格好いいしインパクトもあって気に入ってますw
声優の草尾さんもかなりイメージにあってると思いますしね(私的には神谷明よりもこっちかなと思う)。
変なこだわりがないなら、サイキックSFバトルアニメって事でそこそこ楽しめるんじゃないかと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
JOKER マージナル・シティ(OVA)

1992年4月21日
★★★★★ 4.3 (3)
19人が棚に入れました
麻城ゆう&道原かつみによるサイバーパンクアクションもののSF漫画「JOKER」シリーズのOVA化。 世界機構の改変が行なわれた未来世界。日本州警察に所属する若手刑事・六道リィンは、相棒の「特捜司法官」ジョーカーとともに日々の犯罪捜査と事件解決に当たっていた。特捜司法官とはトップシークレット扱いの犯罪に取り組む刑事・裁判官・そして死刑執行人の権限すべてを備えた人造人間のことだ。中でもジョーカーは女性の人格ながら愛らしい美少女と無骨な美青年、双方の肉体に瞬時に変貌できる超人で、同時にリィンの恋人だった。だがそんな二人の前で、別の人造人間サキによる、若い女性のみを狙う連続殺人事件が発生して……。 物語自体はスーパーポリス活劇だが、テーマ的には人造人間の心の在否を通じて人間そのものの実在の意義を問うシリアス編。制作はTVアニメ版『星のカービィ』のアニメーション実制作も担当のスタジオ・ザイン。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
KO世紀 ビースト三獣士(OVA)

1992年5月2日
★★★★☆ 3.9 (3)
17人が棚に入れました
監督・ねぎしひろし、シリーズ構成・あかほりさとるによるOVAシリーズ全3話。未来の地球を舞台に、半獣半人のミュータント“ビースト"たちの冒険を描くロボットアニメだ。1990~99年にリリースされたねぎし×あかほり作品は、そのタイトルから「2文字アルファベットシリーズ」とも呼ばれており、本作は『NG騎士ラムネ&40』に続く2作目。アイドル出身の声優・宍戸留美は、本作のメインキャラのひとり・ユーニ役で声優デビューを果たした。 舞台は、最終戦争で南半球が消失した未来の地球。ヒューマンの空中要塞に閉じ込められていたビーストのワンたちは、不思議な少女ユーニとその祖父の科学者Dr.パスワードの導きで脱出。そこで彼らは、大いなる存在“ガイア"と、その秘密を握る3体のロボット「神霊機(ジン)」について聞かされる。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
魔動王(マドーキング)グランゾート 冒険編(OVA)

1992年3月27日
★★★★★ 5.0 (1)
17人が棚に入れました
1989年~90年に日本テレビ系で放送されたロボット・アドベンチャーアニメのOVAシリーズ第2弾。TVアニメとOVA第1弾に引き続き、監督は井内秀治、アニメーション制作はサンライズが担当。OVA『最後のマジカル大戦』から1年後の世界を舞台に、魔動戦士たちのワクワクするような大冒険を描いている。月で発掘された魔動石を地球に移送していたシャトルが、謎の宇宙海賊に襲撃されて奪われてしまう。そのシャトルには、かつて共に戦った仲間・ガスが乗っていた。大地たちは海賊に捕まったガスを助けるために行動を開始。やがて、海賊たちが人工的に魔動王を作り出そうとしていることを知る。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
源氏 第一部(OVA)

1992年5月1日
★★★★★ 4.3 (3)
16人が棚に入れました
 人気漫画家・高河ゆんの代表作で、異世界合戦ラブロマンのOVA化。高校生・江端克己は、突然失踪した2 歳上の恋人・長谷川桜の行方を必死に追う。だが周囲の人々から、桜の記憶は不自然なまでに消え失せていた。実は桜は、現実世界と並行する異世界「日本国」に在する名古屋城の姫君・桜姫だったのだ。以前からの約束に従って帰国に応じた桜だが、彼女は愛する克己を日本国に導く手がかりを残していた。それを頼りに異世界に向かう克己。だがその日本国とは、日本の未来を思わせる世界ながら「源氏」と「平家」の二大勢力が激しく血煙を上げる合戦の大地だった……。脚本と監督は『風の中の少女 金髪のジェニー』『燃えろ!トップストライカー』などの康村諒が担当。菊池通隆が原作の絵柄とは全く異なるキャラクターデザインを用意したことも、大きな話題となった。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
世界の光 親鸞聖人(OVA)

1992年6月1日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
浄土真宗の開祖である親鸞を主人公にその生涯を綴った全6部のOVAシリーズ。およそ1時間10分もの本編時間を刻む第1部をはじめ、最長の約1時間50分で制作された第4部など、各巻で1~2時間近くにおよぶ壮大な物語が描かれている。 平安時代の末期。九歳で出家した比叡山天台宗の僧・松若丸こそ後の親鸞である。恩師の法然上人源空との出会いにこころをうたれた親鸞。彼はやがて三十一歳になり、仏教において禁忌とされている肉食妻帯の教えを犯す説法を説いた……。 本作の監督はサンリオアニメ作品の演出などで知られる大庭秀昭が担当。前述のように親鸞聖人の幼少時から晩年を描いている本作だが、20~30歳時代の屋良有作、40~60歳ごろの高橋幸治、60~80歳時代の麦人そして80~90歳の柴田秀勝ら数人によって演じ分けられているのも特色のひとつ。この最終巻である第6部には、日本で珍しいプレスコ方式(先に録音した声優の演技に合わせ、作画を行う)も取り入れられていた。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
俺の空 刑事篇2-誘拐-(OVA)

1992年5月21日
★★★★☆ 3.7 (3)
10人が棚に入れました
漫画家の本宮ひろしが青年コミック誌に連載した「俺の空」シリーズ。その続編である『俺の空 刑事編』を原作としたOVA。 財閥刑事・安田一平。彼は巨大財閥の御曹子ながら、持ち前の強い正義感から一介の刑事としても日々活躍している。そんなある日、警察機構を翻弄する連続幼児誘拐事件が発生。超人百面相と名乗る犯人から次の犯行を予告するメッセージが届くが、ある思惑から警察上層部は手出しをしない。これに憤慨した一平は自分の財力を投入して私設警察を組織する。日本有数の頭脳集団と巨大コンピュータを駆使し、犯人を追いつめてゆくが。 本OVAシリーズの作画監督とキャラクターデザインは、同じ本宮原作のOVA『男樹』シリーズでも縁のあるアニメーターの須田正己が担当。監督はベテランのアニメ作家・白土武、アニメの実制作はA.P.P.P.が手がけた。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
けろけろけろっぴの空とぶゆめの船(OVA)

1992年4月1日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1987年の初登場以来、グッズや文房具、絵本などさまざまなアイテムが展開されて大ヒット。1990年には「いちご新聞」の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」で第1位を獲得するなど、サンリオを代表するキャラクターのひとつとして愛され続けている「けろけろけろっぴ」のオリジナルアニメ。監督はサンリオのアニメシリーズを数多く手がける波多正美。夢の船を飛ばすための大切なカギをなくしてしまったおじいさん。けろっぴたちは協力し、おじいさんのためにカギを探し出す。お礼にもらったのは、なんと夢の船の乗船キップ! けろっぴたちは早速乗り込み、冒険へと旅立つ。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
エッチでハッピー!ピン!ピン!ピン!(OVA)

1992年4月10日
★★★★★ 5.0 (1)
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青年コミックで活躍の人気漫画家・大島岳詩によるセクシーファミリーコメディの成人向けOVA化。東大教授の上久保真三郎が再婚。相手はお色気たっぷりの熟女美人・藍留理だった。しかも彼女に愛らしい娘・美貴が連れ子にいる。真三郎の息子で高校生の時夫は、父の再婚によっていきなり、セクシーな義理の母と可愛い妹ができたことに戸惑う。だが今度はその真三郎が家族三人を残して、南米に学術調査の長旅に出ることになった。父の留守中、二人の美人に囲まれて、緊張の日々を迎える時夫の運命は……。同時期に、実写ビデオドラマも二本作られた人気のエロチックコメディ。監督は幅広いジャンルで活躍して、晩年には『Gift~ギフト~eternal rainbow』『School Days』の各話演出で印象的な仕事を残しながらも、惜しまれつつ2009年に他界した鬼才・金澤勝眞。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
けろけろけろっぴの友だちっていいな(OVA)

1992年5月1日
★★★★★ 5.0 (1)
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1987年に誕生し、子供からOL層にまで幅広く愛されている「けろけろけろっぴ」。2005年にはデザインをリニューアル、新キャラクターも加えてますます人気を集めるけろっぴの、1992年制作のアニメシリーズ。TVアニメ『行け!稲中卓球部』や、サンリオのアニメシリーズを手がける波多正美が監督を務め、子供たちにも分かりやすくて楽しめる友情ストーリーに作り上げた。けろけろ村に引っ越してきたケロピョン。けろっぴたちは仲良くしようと近づくけれど、ケロピョンはなぜか嫌われるようなことばかり。そんなある日、大きな台風が村を襲撃! けろっぴたちとケロピョンは、協力してヤマバトを助けることになる。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
原由子 眠れぬ夜の小さなお話(OVA)

1992年4月24日
★★★★★ 5.0 (1)
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ロックグループ・サザンオールスターズのメンバー、原由子。彼女が『月刊カドカワ』(角川書店・刊)に連載していた、ほのぼのとしたテイストの絵本をOVA化。第1巻「ネコクンのお友だち編」第2巻「ネコクンの冒険編」第3巻「ネコクンのクリスマス編」の全3巻が刊行された。主人公であるネコクンののどかな日常を描いた物語が、各巻4話ずつ収録されている。主題歌とナレーションは原由子当人が担当。1995年には、OVA4話をまとめ、劇場公開もされた。監督は『プラレス3四郎』『大自然の魔獣 バギ』などの作品で演出を務めてきた小熊公晴。小熊は後に原由子・原作のTVアニメ『ともだちでいようね』の監督も務めている。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
るり色プリンセス(OVA)

1992年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
少女漫画家/小説家の折原みと原作による同題のファンタジー恋愛コミックを各巻約30分の全2巻でOVA化。劇中に登場するスケ番Bの役どころとして原作者自らも出演している。一生懸命でマジメ、でもドジな女子高校生・大林るり。いつも大好きな従兄妹の森沢透(トオル)に守られてばかりの彼女だが、実は大きな秘密があった。生まれながら彼女の耳に輝くピアスこそ、異世界プルシァンムーンの王位継承者の証=魔法石だったのだ。人間界と隣にありながら普通の人々には見えない魔法と不思議の国プルシァンムーン。その先代王と人間の母との間に生まれたるりには超能力が秘められているという。そんな中、現在の王の息子であるシンは自分が人間界で人気バンドのボーカルを続けていたいというわがままからるりに王位を継がせようと計画。その一方で現王妃レイラはるりを邪魔者と考え、暗殺者の魔人ユウトを差し向けるが……。本作の実制作はぴえろ(当時はスタジオぴえろ)が担当。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
太平洋にかける虹(OVA)

1992年3月20日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
太平洋に面した町の学校に、中国から玉蓮さんが転校してきた。なかなか友だちのできない玉蓮さんと仲良くなりたいと思う光湖だが、なかなか勇気が出ない。やがて光湖は、青い目の人形エミリーや人形の妖精と出会い、「勇気」の大切さを学んでいく……。宗教法人・創価学会の第3代会長・池田大作による同名の創作絵本(金の星社・刊)を原作としたアニメ作品。制作はシナノ企画が担当。アニメの実制作は東映アニメーションが手がけている。

計測不能 6 1992年春(4月~6月)アニメランキング6位
シカとカンタ(OVA)

1992年4月1日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
池田大作の原作による同題ファンタジー児童文学を約30分のOVA化。制作は池田大作が会長を務める映像会社シナノ企画によるもの。 カンタは北国の山中で暮らす優しい少年。ある日カンタは子ジカを助け、ポユと名づけた。そのままポユを育てるうちに、カンタは人間と動物が仲良く暮らせる世界にしたいと決意。やがてポユは成長してシカの王様となるが、ハンターによってポユは撃たれてしまう。これを知ったカンタは危険をかえりみずに雪山へと向かうが。 本作の演出はTV「北斗の拳」シリーズなどで活躍した渡部英雄が担当。また主人公のカンタは高山みなみ、ポユは緑川光によって演じられた。
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