1992年度に放送されたおすすめアニメ一覧 195

あにこれの全ユーザーが1992年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月25日の時点で一番の1992年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.0 26 1992年度アニメランキング26位
ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(アニメ映画)

1992年7月11日
★★★★☆ 3.5 (91)
527人が棚に入れました
人造人間17号によって、ドクター・ゲロは殺された。しかし、人造人間達ですら知らない極秘の地下研究施設では、ゲロの怨念を引き継いだスーパーコンピューターが引き続き『孫悟空抹殺』を目的に開発を続けていた。平和な日常を送る悟空達の前に、突如として謎の2人組が襲撃をかけ、街を破壊し始める。その存在に気付いた悟空は、2人に気が感じられない事から、ドクター・ゲロの作った人造人間である事を察知する。街中で戦う悟空とトランクスであったが、トランクスの咄嗟の一言で、人気のない場所へ誘き出す。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

前作『激突!!100億パワーの戦士たち』より時系列的には前の話と考察されている。

ドクター・ゲロの執念で完成した最強の人造人間13、14、15号が銀座のデパートで食事を楽しんでいた悟空たちを襲う。場所を氷河地帯に移して悟空、トランクス、ベジータの三大超サイヤ人が勢ぞろい。13号は14号、15号と合体し3メートルを超える超人造人間になる。一方、黄金のオーラを発する超サイヤ人、悟空との戦いはこれ以上はない世紀の対決!互角の戦いの中、一瞬の隙に悟空は超エネルギー弾に倒れ、クレバスの奥深くに沈んでしまう。あわや悟空!!このままでは人造人間に地球はのっとられてしまうが・・・・

1992年7月11日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第10弾である。

大全集には「劇中でのゲロ抹殺や、悟飯がサイヤ人になれない点からドクター・ゲロ死亡からセルが完全体に変身するまでと時期を推測。ただし、その頃の悟空は伝染病で倒れているか、精神と時の部屋で修行中。平行世界的な出来事といえる」と書かれており、前作『激突!!100億パワーの戦士たち』より時系列的には前の話と考察されている。

オープニングテーマ - 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
エンディングテーマ - 「GIRI GIRI-世界極限-」

投稿 : 2025/03/22
♥ : 8

64.8 27 1992年度アニメランキング27位
ルパン三世 ロシアより愛をこめて(OVA)

1992年7月24日
★★★★☆ 3.5 (66)
461人が棚に入れました
1917年の旧ロシア帝国、ロマノフ朝の最後の皇帝ニコライ2世が保有していた1240トンもの金塊。その保有量は、当時としてはアメリカに次ぐ世界第二位を誇っていた。ところが、ロシア革命勃発直後に500トンもの金塊が流出していた。ニューヨーク市立図書館でロマノフ朝に関する本を借りに来たルパンは、その本がジュディという女のもとにあることを知る。同じくその本を狙うラッキーとビッグマウスの追撃から逃れ、その本の最後のページに記された暗号を解読した結果、ルパンは金塊が「バンク・オブ・リバティー」の地下金庫に隠されていることをつきとめる。さっそく金塊強奪作戦を展開し、まんまと金塊を盗みだしたルパンであったが、グルになっていた不二子とジュディに金塊をだまし取られてしまう。

声優・キャラクター
山田康雄、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、佐々木優子、大木民夫、今西正男、納谷六朗、石塚運昇、辻親八、大塚明夫

64.2 28 1992年度アニメランキング28位
電影少女 VIDEO GIRL AI(OVA)

1992年3月27日
★★★★☆ 3.6 (27)
185人が棚に入れました
 1989~92年に「週刊少年ジャンプ」に連載された、桂 正和によるSFラブコメディが原作のOVAシリーズ全6話。監督には数々の押井 守作品で知られる西久保瑞穂。声優陣には主人公・あい役の林原めぐみを始め草尾毅、天野由梨ら人気キャストが揃う。また、カセットブック、実写映画、小説にゲームソフトなど多彩なメディアミックス展開でも話題に。片思いだったもえみに失恋した洋太は、帰り道に奇妙なレンタルショップで1本のビデオテープを借りる。早速再生すると、なんとモニターから女の子が出現。“あい”と名乗る彼女は、再生が終わるまでの1カ月間で洋太をいい男にして、もえみちゃんと付き合えるようにすると言い出す。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アダルトビデオから少女が飛び出してきます(笑)

桂正和の漫画はとりわけ男性向けのエロ漫画に近いのにも関わらず、女性にも人気が高い稀有な漫画家である。

キャラクターデザインも最近の萌えアニメよりリアルな女の子の裸体を描いているので非常に艶かしく「エロい」。女性でもこの色気に圧倒される人が多いはずだ。

リアルなのは女の子の裸体だけでなく、思春期の少女の心情も事細かにまるで手に取るようにわかっているがごとく描く。これは男としては驚きである。確かに女の子のキャラクターを書く場合、作者はそのキャラクターになりきるので男でも「自分の少女的な感性」を出す場合は多いが、ここまでストーリーと重ね合わせて描ける漫画家はほとんどいない。昨今のジャンプのヒロインを見て欲しい。。あんな色情狂な女はAV女優くらいであり、恋愛をしたことある人はあまりのリアルさにこころのどこかでハラハラドキドキさせられるだろう。

「青春の甘酸っぱい恋愛」がここにある。理想の彼氏彼女の関係といっても良い。

それが男女問わずに人気のある理由だと考えられる。

非常に繊細でファンタジックな少女漫画顔負けの恋愛漫画だ。

声優はこの頃から女王でありトップを飾っていた林原めぐみである。当時のアニメほとんどこの人が主人公もしくはヒロインだった。(笑)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 13

瑞樹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

途中で終わるけれど

たぶんOVA? で、当時放送はしていないと思うのですが、テンポがよくて面白かったです。区切りのよい場所で終わってしまうのが残念。

古い作品にもかかわらず、恋愛アニメとして良いです。

アイの声は林原さんで、とても合っていました。
主人公はトランクスの声の方で、なぜか笑えました。DBの素材と組み合わせたMADを誰か制作してほしいところ(´・ω・`)

とにかく、今観ても充分楽しめる作品です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

64.1 29 1992年度アニメランキング29位
大草原の小さな天使 ブッシュベイビー(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (25)
120人が棚に入れました
「世界名作劇場」第18弾。英国生まれでカナダ在住の作家ウィリアム・スティーブンソンによる原作をアニメ化。企画書は82年頃に第1弾が作られ、10年ぶりの映像化達成だった。ケニヤで、野性保護官の父アーサーとともに暮らす13歳の少女ジャッキー。彼女は父が見つけてきた霊長目の動物ブッシュベイビーの赤ちゃんを一生懸命に育て、マーフィと名付けた。だがアーサー親子に故国イギリスへ帰る話があり、ジャッキーは当惑する…。

声優・キャラクター
岡本麻弥、白鳥由里、小杉十郎太、金丸淳一、土師孝也

64.0 30 1992年度アニメランキング30位
スーパービックリマン(TVアニメ動画)

1992年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (13)
106人が棚に入れました
遥か未来。天魔界に住む悪魔達は、天使達の住む天聖界の光ある世界を疎ましく思い天聖界へと進撃し、天使対悪魔の長い戦いが始まった。幾度となく続いた戦いは天使軍のヘッドたるスーパーゼウスが敗退した事で悪魔軍の大勝に終わる。敗れた天使達はお守りの住まう天地球へと逃げ延び、反撃の機会を伺っていたが、悪魔軍の進撃も天地球へと伸び劣勢は続く。疲弊しきった天使達であったが、彼らには微かに希望は残っていた。それはゼウスから聖Gフッドに託された少年「フェニックス」、彼は伝説のアンドロココの力を受け継ぐ戦士であった。 天聖界陥落から十年後、成長したフェニックスはアンドロココの啓示によって自らの使命を知り、仲間たちと旅に出るのであった。

声優・キャラクター
草尾毅、カシワクラツトム、浦和めぐみ、山崎和佳奈、石森達幸、郷里大輔、阿部道子、丸尾知子、西原久美子
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

東映が手描きで表現したベリーハードなサイバー聖魔大戦!

原作チョコのおまけシールは20枚程。コミックはおちよしひこ版を購読。


アニメ『ビックリマン』シリーズはシールの裏に石版の記録の如く書き綴られた、
天使VS悪魔の戦いを映像作品用に物語として編み上げたもの。

古今東西の神話等も下敷きにした、実はかなりシリアスな聖魔大戦を、
低頭身のキャラたちによるコミカルな掛け合いも交えて、
年少の視聴者にも消化しやすく料理した点が秀逸なシリーズ。


ところがこの外伝的作品『スーパービックリマン』になると、
神話にSF要素も絡み、重厚な物語はさらに重量アップ。

旧作同様ギャグもありますが、頭身アップし、
バトルアーマーの如き理力の鎧で超戦士と化した天使と悪魔の抗争は苛烈を極め、
破壊と暴虐はエグみを増し、時に倫理の枠を大きくはみ出し、表現はグロ化し、
コミカル要素のオブラートくらいじゃ、とても包み切れるものじゃありません。

例えば {netabare} 悪魔軍に製造されたバイオミュータントの悲哀。
ハーフデビルの苦悩、裏切りなど……。{/netabare}

ニチアサタイムに子供が受け止めるにしては、厳し過ぎる展開が次々に投げつけられます。


さらに主人公ヒーローを、悉くボロ雑巾の如く痛め付ける東映の作風は、
齢10歳の主人公天使・フェニックスに対しても容赦ありません。
主人公たちが“サイバーアップ”により纏う“サイバーテクター”は、
頻繁に欠損、大破し、ズタボロ感に拍車をかけます。

そもそも戦況からして、あまりにも絶望的なスタート。

{netabare} 天使の拠点・天聖界が悪魔軍により既に陥落済な上に、
天聖界ヘッドのスーパーゼウスが天魔界ヘッドのスーパーデビルに、
物理的に取り込み済というグロテスクな描写により、
絶望感のメーターが最初から振り切れています。{/netabare}


そしてラスト……。

{netabare}苦境の連続をボロボロになって乗り越えた先の衝撃的な幕引き。

フェニックスたちはこんなに頑張ったのに、
その報いがこれかよ!と当時の私は茫然自失。

後に、この衝撃は、『スーパービックリマンチョコ』販売不振等による
コンテンツ全体の終息による、唐突感からきたものでもあると知りました。

ただスタッフによると、結末の方向性自体は、
打ち切りでも、順調でも、変えるつもりはなかったとのこと。

最終盤をもっと緻密に描けば、もと名作アニメとして語り継がれる作品になり得たのに……。
という悔恨もある一方で、詳述されたらされたで、奈落が深まる可能性もあったので、
スパッとやられて良かったのかも?とも私は考えています。{/netabare}


設定面では“サイバーアップ”の変身バンクや必殺技バンクがとにかく格好いいです♪
当時の東映はサイヤ人が超戦士へと覚醒を遂げ、
美少女戦士が月に代っておしおきするなど、変身願望が漲っていた時代。
本作でも少年少女が日曜朝から、お茶の間の目など気にせず?
熱い劇伴と共に、自分の殻を脱ぎ捨て、覚醒を遂げ、画面を躍動します。


作画面ではCGアニメ普及前夜でもあった当時、今だったらCG作画で押しまくるであろう、
ロボットくさいガチャガチャした変身シーン等のSFファンタジー世界が、
手描きで表現されているのも味わい深いです。
特に主人公フェニックスの“サイバーアップ”時、
額から配線の如きラインが伸びてきて、
装甲が構築されていくバンクが私のお気に入りです。


主題歌は主演の草尾毅さんがOP・ED共に熱唱♪
OPは高揚感が変身願望と冒険心を刺激する、
アニソン魂が迸る快作ソングに仕上がっています。


しばしばエッジが効き過ぎて、トラウマのリスクすらある本作。
私も主人公たちが傷だらけだった印象ばかり残っていますが……。
それでも確かに心に爪痕を残す。
私にとっては今でも忘れがたい大切なアニメです。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 16

63.9 31 1992年度アニメランキング31位
元気爆発ガンバルガー(TVアニメ動画)

1992年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (17)
83人が棚に入れました
主人公のひとり虎太郎は、忍術の修行中にそれとは知らず、地球を大魔界に変えようとする暗黒魔王ゴクアークの封印を解いてしまう。地球を守る光の戦士エルドランは、その身を挺してゴクアークを再び封印するが、ゴクアークはヤミノリウスIII世を地球に遣わした。ひょんなことからガンバルガーを手に入れた虎太郎、力哉、鷹介の三人はエルドランの願いにより、ガンバーチームとなってヤミノリウスが繰り出す魔界獣と戦うヒーローとなった。しかし、その正体を知られると大魔界の呪いにより犬に変えられてしまう。虎太郎たちは小学生とヒーローの二重生活を送ることになってしまったのである。

声優・キャラクター
折笠愛、南央美、島田敏、緒方賢一、白鳥由里、深見梨加、大谷育江、伊藤美紀、曽我部和恭

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最高クラスのロボットアニメ

・エルドランシリーズ3部作の真ん中
1→絶対無敵ライジンオー
2→元気爆発ガンバルガー
3→熱血最強ゴウザウラー

同じ血をひく3兄弟作品の真ん中です

・タイトルの通り、最高傑作である前作ライジンオーに匹敵するかもしれない新たな傑作!
とても、とてもよかった
ライジンオーと違って、主人公格の3人は大人って感じの熱血少年
ヒーローになるべくして存在しているかのような熱い!最高の3人!!

・熱血主人公3人!!
おそらく主人公、霧隠虎太郎(イエローガンバー)
塾通いにバイオリン、風祭鷹介(ブルーガンバー)
夢はプロ野球選手!学級委員長の流崎力哉(レッドガンバー)
そして、虎太郎のオヤジ、霧隠藤兵衛

この4人が怪人たちと超人スーツとロボットで戦い、地球を守るのだ!!

・大人な3人
上にも書いたが、小4には見えない!!
小4の3人が主人公なんですが
いや、お前ら25歳くらいだろ、ってくらいの精神年齢
前作ライジンオーの主人公たち(小5)は年齢相応って感じでしたが
今作は1学年下にも関わらず、前作より大人です

具体的には・・・
超人になれるスーツを常に携帯しているのに、決して悪用しない
たまに小さないたずらをするくらい
虎太郎のオヤジから悪用を懸念され、スーツを出すように言われたら渋ることなく渡すなど
大人でも難しい・・・

そして町の人たちを守るため、自分の身のことなど考えず魔王に突進するなど
ヒーローそのもの
大好きな3人!!

・霧隠藤兵衛がいい味出している
子どもたちだけで戦っていた前作と違ってがっつり大人が絡む今作
特に、虎太郎のオヤジである藤兵衛は第1話から魔法で犬にされてしまったが
そこからの3人のサポートがすごい!
3人同様、絶対に勝てない相手にも時間を稼ぐために突っ込むなど
町の人々を守るために命を張って戦う
素晴らしい大人だった

・このアニメの主人公の一人、闇のリュース
「ヤミノリウス」だそうです
俺は最後まで闇のリュース、だと思っていた
このレビューを書くため、wikiを閲覧するまで気づかなかった

こいつは、敵側です
その辺のものを適当に怪人に変え、町を混乱に陥れる仕事をしている
前作と違って今作では「悪の司令官」はガッツリ絡む
それどころかけっこう大きな活躍をするようになる
おもしろかった
特に最終話はすごい

・エルドランシリーズ最大の強みが薄れた
さて、エルドランシリーズといえば????
自分はこう答えます
「小学校、小学生が舞台」

そう、エルドランシリーズは小学校が舞台で小学生が主軸なんですが
このガンバルガーは小学校が舞台となることはライジンオーほど多くなかったし、
ライジンオーは小学生だけで協力して怪獣を倒していたが
今作は虎太郎のオヤジをはじめ、多くの大人が関わってきて、うっとうしかった
詳しくはライジンオーの自分のレビューを見てくれ
このへんを詳しく書いてある
残念だ

◯よい

・地球防衛組!見参!
前作ライジンオーの地球防衛組がガッツリ登場し
しかも虎太郎は「地球防衛組だ!!」と認知している様子だった
おもしろい!!
そして前作、敵側司令官の一人であるタイダーもちらっと登場!!
こういうサービスは大好き!

・かなり出番が増え、かっこよくなっている防衛隊
早い話自衛隊です
こいつら、前作では地球防衛組に出し抜かれてただけで特に何の活躍もしてなかったんですが
今作は最後の方限定ですが、けっこうがんばる

特にこの防衛隊のトップであり、
今作ヒロインの一人、武田桂のオヤジでもある武田長官
正直、防衛隊など怪人にしてみれば蚊のようなものですが
町の人々の安全のために死を覚悟して車で突撃する
その直前に娘の桂と顔を合わせるも、躊躇一切なし!!
素晴らしい!!

・人々のために命を懸けるヒーローとしての意志は本物
さんざん上にも書いてるけど
絶対に勝てない魔王が相手でも、仲良しの女子たちが必死で止めるのもむなしく
街を守るために命をかけて突撃!!
これぞヒーローの姿!

・闇のリュースの存在
悪側、敵側の司令官
「ヤミノリウス」が本当の名前
上にも書いたが、自分はずーーーっと「闇のリュース」だと思っていたので
このレビューでもそう呼ばせてもらう、あだ名ってやつです

こいつはこのアニメに欠かすことができない非常にいいキャラで
魔王が地球を滅ぼそうとしたときも
「話が違う!」とブチギレ、決別する

そして虎太郎たちの担任の先生であるアイコ先生と恋愛沙汰にまで発展する
最終話は必見!!
素晴らしいいいキャラだった!

◯わるい

・ギャグに振った感じ
前作ライジンオーもまぁギャグが入っていたけど
だいたい
シリアス5:5ギャグ
って感じだったが

今作は
シリアス2:8ギャグ
て感じ
個人的にあまり良くない

・敵が雑魚すぎ
前作の敵はけっこう強かったように思う
前作でライジンオーを操っていた3人
日向ジン、月城アスカ、星山コウジ、
さらに「最強のライジンオー」爆竜王を操るクラスメート
この4体のロボットを持ってしても、怪物1匹に互角の戦いをしていたが

今作は色々ありながらも、わりとあっさりと倒す・・・
戦闘がおもしろくない
戦闘でもギャグが入っていて、そこはメリハリが欲しかった

・死なない
ギャグアニメなので怪獣に踏み潰されても死なない
ローラー怪獣がいたんですよ
町の人々を巨大なローラーで踏み潰しまくりです
が、踏まれた人たちはギャグアニメでおなじみ
ペラペラの紙みたいになるだけで
痛くもかゆくもない様子
早く元に戻して~~とか、体の自由がきかない~~とか
叫んでるだけで
全くダメージがない

はい、完全にギャグアニメです

・ロボットいらず
3人は「ガンバースーツ」を着ると超人的な力を身につける
黄色の主人公、虎太郎は数分で地球を1周するレベルで足が速くなる
赤色の力也は、電車や巨大怪獣を素手で軽々持ち上げて投げ捨てるほどの怪力に
青色の鷹介は、耳や目が異次元によくなる

と言ったように
こいつらは別にロボットにならなくてもチームワークだけで怪物など勝てるのではないか?

闇のリュース・・・・本作の司令官
前作でのベルゼブの位置にいる
こいつはいつも怪物の近くにいて指示を出しているが
3人はいつでも、余裕でこいつを叩きのめすことができる
そんなことするとこのアニメが終わってしまうので、
ご丁寧に3人はこいつを無視するwwww

・復活後15分で消滅する3大魔王wwww
復活→消滅
また復活→消滅

これがラスボスでいいんか・・・???
まぁ、なんやかんや言って復活しますが
結局また20分くらいで負けるwww
このアニメって一体

・鷹介www
青ガンバーの鷹介
ヒロインの一人、ゆりかちゃんというお嬢様のことが好きなのだが・・・

「好きだ!」という告白の瞬間に、怪人の攻撃でゆりかちゃんは風ではるか彼方へ
ふっ飛ばされてしまう・・・・

普通は、ゆりかちゃんの身を心配するなりするものだが
この鷹介、「あぁ~~~告白が~~」とか言って
告白を失敗したことは悔いているが、ゆりかの身は一切心配せずwww
本当に好きなのか?こいつ

なーんか、色々とおかしいよこのアニメは

・主人公が死んでも写真のことを気にするバカ女
ヒロインの一人、千夏
虎太郎に想いを寄せている・・・らしいが
虎太郎が死んでも(実際は違うけど)
「写真1枚も撮れなかったww」とか言ってあんまり悲しそうじゃなかった・・・
こんなんでいいんか?

・お昼寝中wwww
幼稚園の隣で大暴れし、電車を投げ捨てる、建物はぶっ壊すような
大きな戦闘が行われていても・・・
幼稚園で寝ている子どもたちとその先生はお昼寝から起きず
力哉の弟が「なぁにぃ~?」とか行って外の様子を見に行く程度

いい加減にしろ

◯the verdict

10/10

ギリギリ10ってところかなぁ

・今作は少し寂しい・・・
前作は「地球防衛組」、小学校の1クラス丸ごとで戦っていたが
今作は3人+1匹
しかも、3人は自分たちがロボットに乗って怪人どもを倒しているとバレたら
犬にされるという呪いつきなので
決して正体を明かすことはない
おもしろかったけど、寂しいね

・やはりライジンオー超えはない
ライジンオーのほうがおもしろかった
これは超個人的な理由になりますが、やはり「小学生が主人公の場合、小学校生活が基盤となるべき」
という考えがあるからです

例えば、ドラえもんを例に出すと
のび太は主人公の一人です、のび太は小学生なので
小学校がストーリーの軸としてあるよね

でもこのアニメは小学生3人が主人公にもかかわらず
あんまり小学校生活が書かれなかったし、そもそもこの3人以外の生徒たちは
なにやってんのかよくわからんかった
こんなんじゃ小学校生活が基盤となったストーリーとはいい難い

・どうでもいい脇役が最高にストーリーを盛り上げる
さんざん書いてるけど、前作と違って今作は大人がガッツリ絡むんですが
その最大の成果が立花亜衣子こと、「アイコ先生」(24)です

こいつは終盤近くまで、よくある口うるさい先生に過ぎなかったんですが
闇のリュースが人間にバケた姿である「闇野響史(やみのきょうじ)」に
片想いする・・・

そして、恋愛アニメか?みたいな展開が始動wwww
これがまたおもしろかった!
前作ライジンオーで、地球で生活していくうちに
だんだんと地球の生活に慣れ、優しくしてくれる町の人々に思いを寄せるようになった
悪の司令官の一人「タイダー」を思い起こす・・・

とてもよかった・・・
この二人の恋愛的な展開なくしてこのアニメはない
実際、アイコの想いを受け止めたからこそ、闇のリュースは改心し
町の人々、そして、宿敵であったガンバルガーたちを助けるまでになる
素晴らしい良展開だった!!

・おまけ

さて、
ロボット系アニメのレビュー毎にやっている
「どちらが強いか」

前回はライジンオーVSザンボット3が戦えばどちらが勝つか・・・でしたね
結果はザンボット3の圧勝

なので
ザンボット3 VS ガンバルガー!
結果は・・・
はい、ザンボット3です
というかガンバルガーよりライジンオーのほうが圧倒的に強いと思う

ただ少し難しいのは
「ガンバースーツ」ね
これ着ると、黄色は「数分で地球を1周する」青は「超人的な感覚」赤は「電車を空まで投げ飛ばす怪力」
を手にする
正直黄色と青はどうでもいいんですが、電車を空まで投げ飛ばす怪力・・・赤

力哉ですね
赤スーツを来た力哉がその気になればザンボット3を吹っ飛ばせると思うんですよねー
でも力哉はその辺の雑魚怪人にスーツ込みで負けそうになってたし
ザンボット3の主な武器は「銃器」「ミサイル」「イオン砲」ですからね
近づく前に粉微塵でしょう
そもそも投げ飛ばしたところで、なんだって話だし
飛べるしね

黄色スーツの虎太郎は足が速いだけで戦いには向かないし
結局のところ、それだけの存在

ライジンオーとガンバルガーでは、ライジンオーはライジンソードの存在やいくつもの切り札を持つなど
素の戦闘力が違いすぎる気がします

でも力哉ならライジンオーを掴んでぶん殴りや投げ飛ばしで勝てるかも・・・しれない
でも近づかなきゃいけないので無理
近づく前に死ぬ

黄色の虎太郎が力哉をおんぶとかして運ぶっていうコンビネーションがあればいけるかもしれないけど
1パツ殴ったり投げ飛ばしただけで
ライジンオーもザンボット3も終わるとは思えない・・・
その前に力哉を抱えた状態で虎太郎が走り回ることができるとも思えないし

言うまでもなく、スーツは防御力などないので生身である
つまり一撃喰らえば即死www

結果は・・・

ザンボット3>>>>>ライジンオー>>ガンバルガー
ってところですかね

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0

63.9 31 1992年度アニメランキング31位
スーパーヅガン(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (18)
60人が棚に入れました
主人公、豊臣はかつて常に学力No.1を誇るエリート高校生だったが、織田率いる不良グループに絡まれ、麻雀ですってんてんにされてから、全てのツキを奪われてしまう。そんな中、彼のことを密かに思っていたヒロイン、早見明菜は自分の想いを告白、豊臣に麻雀をやめるように懇願する。
しかし彼は腐れ縁の連中と麻雀を断ち切ることができず、痺れを切らした早見は素人ながら麻雀を覚え、彼の仇を取ろうとする。しかし早見自身が驚異的なツキの持ち主であったために、今度は彼女もすっかり麻雀の虜になってしまうのだった。
その後は主人公豊臣とヒロイン早見、そして不良グループの織田、明智、徳川などを中心に、色んなゲストキャラを巻き込み、面白おかしい麻雀シーンが描かれていく。

声優・キャラクター
山口勝平、大坪純子、山寺宏一

63.6 33 1992年度アニメランキング33位
万能文化猫娘(OVA)

1992年10月21日
★★★★☆ 3.5 (15)
91人が棚に入れました
1990年に「Weekly漫画アクション増刊・増刊王」で連載開始、同誌の休刊によりわずか3回で連載終了した高田裕三のコミックが原作のOVAシリーズ全6話。アニメ化にあたり、高田はシリーズ監修も担当している。キャラクターデザインはもりやまゆうじ。主題歌と主人公の声は林原めぐみが担当。 夏目久作は三島コンツェルンの女社長・夏目晶子の入り婿だったが、開発したアンドロイドを会長(晶子の祖父)に悪用されそうになったことから、息子の龍之介と共に逃亡。その途中で追っ手の流れ弾に当たった猫の脳を試作品アンドロイドに移植し、女子高生型の万能猫脳アンドロイドヌクヌクを作り出す。一方、晶子は刺客を送って龍之介を捕らえようとするが、並外れたパワーをもつヌクヌクの前に歯が立たず……。1998年にはTVアニメシリーズも放送。平行して新OVAシリーズもリリースされた。

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

美少女×兵器=オタクの基本

 このレビューは大変アレなものとなっておりますので、以下の点に注意して閲覧願います(笑)

 ・閲覧の際は、部屋を明るくして離れて見て下さい
 ・体調がすぐれないとき、視聴中に体調の変化を感じた場合などには、閲覧はお控えください









 林原めぐみさんが演じたキャラクターの中で個人的に最も好きなのは、スレイヤーズシリーズのリナ=インバースです(この時点ですでに主流からズレていますw)。しかし今作視聴後は、ダントツでヌクヌクのことが一番好きになりました!もう、カワイすぎです!

 明るくて素っ頓狂な感じの声がとにかくカワイくて、かなりやられました(笑)。知的なキャラクターを演じる林原さんも大好きですが、やっぱり(ポケモンのムサシなどの)テンション高めのキャラクターを演じている林原さんが個人的ツボです。

 あと僕は、90年代のアニメに多い→(⌒▽⌒)こんな感じの笑顔が大好きです(犬歯が少し見える感じの)。今作では、特にヌクヌクがその顔を多くするので非常に和みました。

 OVAなので、作画のクオリティはめちゃくちゃ高いです。美少女の肉体の美しさと兵器(ミサイルとか)のち密さが、画面上で絶妙にマッチしています。オタクが好きなものを二つ同時に登場させている、まさに夢のような作品(笑)であると同時に、現代も続くこの流れの礎にもなっているのかなと思いました。

 P.S.マクロス7で、ミリア・ファリーナ・ジーナスにときめいたように、夏目晶子に結構ときめいていたことは内緒です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

63.5 34 1992年度アニメランキング34位
地下幻燈劇画 少女椿(アニメ映画)

1992年5月2日
★★★★☆ 3.4 (62)
227人が棚に入れました
浮世絵のような作風で国内外で人気を博す漫画家・丸尾末広の『少女椿』を原作にした劇場用アニメーション。物語は、両親の死により行く宛がなくなった少女・みどりが主人公。彼女は、手のない者や両手足がない者などが出演する見世物小屋で働くことになる。そこで西洋マジックの使い手・正光と出会い、二人は惹かれ合うようになり、見世物小屋の団長が夜逃げしたことをきっかけに、みどりと正光は再出発をしようとする。しかし、正光が通り魔で刺されてしまい、一人残されたみどりは……。 本作は児童ポルノおよび児童わいせつに関する法律に触れ、東京国際ファンタスティック映画祭2004を最後に、8年間は上映禁止となった問題作。過激な内容と映像表現が特徴の伝説的な作品で、地下上映などの特設会場を設けて公開してきた。

御黒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

失われたアングラ アニメ

ものすごくエログロです。
そら上映禁止になるわってかんじです

でもマンガ版のどす黒い感じが本当にしっかり出てていいですよね
ミドリちゃんの寂しげな声とかものすごくあってるとおもいます

「お月さんがみてる…」とか「遠足行きたい」
とかなんかもう世界観が素敵です

丸尾末広氏の世界ですよね

いやほんときもちわるくってうううううってなりながら観てでもこの今はないような世界観にどきどきするそんな作品です

でも本当にエログロです
見れないひとは本当にダメだと思うので気をつけてください

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不幸と闇

ご存知ある方は年配であると思いますが、児童文庫版の江戸川乱歩や
横溝正史の小説表紙、楳図かずおの単行本の表紙を見た時と
同じ感覚になる作品。

推測ですが、最初は怖いもの見たさから戻れなくなってしまうような
不思議な世界です。

物語は全体を通して少女ミドリの不幸と、ささやかな幸せが描かれています。

昭和初期の時代設定なので「見世物小屋」という、今のご時勢では
明らかに規制がかかる舞台が取り上げられている。

この物語から何を感じるのかと言いますと

「不幸を抱えた者同士が、さらに不幸な人から幸せを奪いあう」

というような、人間の闇を感じられます。

人の不幸を見るのが好きな方には興味あるかもしれませんが
歪んだ人間像になりかねないのでオススメはしません。

個人的ですが作画や世界観は気に入っています。
中途半端に作り上げた安っぽい暗さより、生々しい暗さは評価できます。

実写映画もR-15でありますので、興味があればそちらも
視聴されてください。

(余談)

児童が読むグリム童話でもありますが
「怖い」「見たくない」「気分が滅入る」
といった感情は過剰に受け入れる必要もないのですが
受け入れることを拒むと気持ちの耐性がつきません。

綺麗な絵空事ばかり受け入れても、恐怖は現実に存在します。

現実で怖い事件などがあっても、真実味(危機感)を
感じなくなってしまったら、恐怖から逃避しているかもしれません。

恐怖という感情は積み重なることが難しいと感じています。
機会があれば適度に恐怖を味わうことも必要かもしれないですね。

恐怖を感じられる人は、自分以外が感じる恐怖を理解できるのでは
ないかと私は思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9

63.5 34 1992年度アニメランキング34位
内田春菊の 呪いのワンピース 祐子/香穂理/美智代(TVアニメ動画)

1992年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
34人が棚に入れました
着たものに怪奇な出来事が降りかかるという「呪いのワンピース」の引き起こす物語を描いた短編アニメ3部作。TBS系の夜のバラエティ番組「ぎみあ・ブレイク」の枠内にて放映された。制作はシンエイ動画だが、実制作は京都アニメーションが担当。同社では初めて演出から作画、仕上げまでを社内だけで担当した作品となった。なお、本作はアニメ業界内で評判を取り、以降、同社への受注が増えたという。監督は同社所属の演出家・木上益治が担当。

63.4 36 1992年度アニメランキング36位
うしおととら(OVA)

1992年1月1日
★★★★☆ 3.4 (40)
186人が棚に入れました
主人公・蒼月潮(あおつき うしお)は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおがとらと名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、 2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた獣の槍(けもののやり)であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げ、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。

63.1 37 1992年度アニメランキング37位
アルスラーン戦記 II(アニメ映画)

1992年7月18日
★★★★☆ 3.4 (13)
72人が棚に入れました
架空の世界・パルス王国を舞台に、王太子アルスラーンの国を取り戻すための戦いを描いたヒロイックファンタジー。田中芳樹の同名小説を原作にした劇場版第2弾。アルスラーンは、西方の蛮族ルシタニアによって滅亡したパルス王国の王太子。ルシタニアに組みする謎の銀仮面の追跡をかわし、アルスラーンは忠臣ダリューンらとともに、パルスの万騎長キシュワードが守るペシャワール城へと入る。彼はそこで、侵攻してきた隣国シンドゥラの無敵の戦象部隊を迎え撃つことに。

声優・キャラクター
山口勝平、井上和彦、塩沢兼人、佐々木望、矢尾一樹、勝生真沙子、池田秀一

62.9 38 1992年度アニメランキング38位
クッキングパパ(TVアニメ動画)

1992年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (36)
212人が棚に入れました
『週刊モーニング』に長期連載されている、うえやまとちによるマイホーム漫画をアニメ化。グルメブームの中で登場した1作で、料理に秀でたサラリーマンの父親・荒岩一味(かずみ)を主人公に物語は展開する。九州・博多の金丸産業。この会社に勤務する営業主任・荒岩一味は、上司や部下からの信頼も厚い有能社員。そんな彼にはもうひとつの顔があった。それは料理の腕が誰にも負けないということ。新聞記者でもある妻・虹子と小学3年生の長男・誠も、荒岩の料理にはいつも大満足だ。そんな一家がお手製の弁当を手にしてお花見に出かけるや、そこで誠の級友である少女さなえを発見。やがて転校していく彼女に誠は何かをしてあげようと考えるが……。本作の実制作は多くのホームアニメを手がけてきたエイケンが担当。本放送の初回は1時間スペシャルとして制作された。毎回のラストには、原作と同様に荒岩が作った特別料理のレシピを紹介。

声優・キャラクター
玄田哲章、勝生真沙子、高山みなみ、冬馬由美、飛田展男、頓宮恭子、丸山裕子、矢島晶子、かないみか、峰あつ子

ニトロ博士を忘れない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おいしいホームアニメ!クッキングパパ!

懐かしいですね~、荒岩一家の日常は理想の家庭ですね。
頼りがいのある父親に仕事の出来る奥さん、子供は素直で明るい。
当初は3人家族ですが、後に犬を拾ったり女の子が出来て、父母兄妹とペットの4人と1匹になり、円満な家庭生活が描かれています。

このアニメはとても気さくでお料理好きのお父さんこと荒岩一味が、料理で周りに元気を与えてくれるお話です!料理を通じてたくさんの思い出を作り、心身ともに栄養を与えてくれる心温まる作品です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「格好いいとはこういうことだ」。超豪華声優と完成したスタイル。

 言わずとしれた料理漫画の古典である本作。漫画は実家に何冊かあって読んでいたが、大人になってアニメを見て見ると味わい深いことこの上ない…。そして今じゃ考えられない豪華声優陣、シュワちゃん、コナン君に新一、メロンパンちゃん、アムロ、カミーユ、大蛇丸にボヤッキーが揃ってるんやでぇ!。



 それにしても、年を経て見ると本作は美味いものを食べたり作るのが実はキモじゃないのが見えてくる。本作は食が繋げる人々の正に「優しい世界」の究極の形といっても過言ではない。その暖かな世界の中をいつまでも揺蕩っているようね安心感と幸福感、昨今の日常系以上かもしれんわ!。


 その中心にいる荒岩さんの存在感と格好良さには大人になってこそわかるものだった。格好つけない格好良さ、大きさと深さとチャーミングさを兼ねた最高のキャラは、なんといってもシュワちゃんこと玄田さんの実力あってこそだろう。


 「格好いいとはこういうことだ」は、「紅の豚」のキャッチコピーだったが、歳をとると荒岩さんにこそ相応しい言葉だと思えるようになった。尊敬できる上司で、惚れ直す夫で、なにより素敵なお父さんな理想的キャラの一つである。それでいて嫌味さや、薄っぺらな良きこと感が全然ない。


 あと、すっかりセックスレスで独身ばっかになってしまった日本にしたのは誰だ?という山田玲司先生の「ヤングサンデー」の特集で、結婚って良いかもって思わせる作品のトップに本作を挙げていた玲司先生の慧眼は流石である(逆な作品は「課長 島耕作」)。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

62.8 39 1992年度アニメランキング39位
南国少年パプワくん(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (66)
455人が棚に入れました
殺し屋組織・ガンマ団から、構成員の一人シンタローが、謎を秘めた“秘石”を奪い逃亡した。シンタローはやがて孤島・パプワ島に辿り着き、謎の少年・パプワと犬のチャッピーに遭遇する。シンタローは彼らの訳の分からない強さの前に屈服し、秘石も取り上げられて下働きの身分にされてしまう。おまけにこの島には、オカマの巨大カタツムリなど不気味な生物(ナマモノ)が住んでいた。シンタローは気の休まる日もなく暮らしていたが、ついにそこにガンマ団の魔の手が伸びて来る……!!

声優・キャラクター
田中真弓、増岡弘、緑川光、玄田哲章、難波圭一、西村朋紘、速水奨、目黒光祐、島田敏、彩乃木崇之、塩屋翼、大谷育江、中原茂、山崎たくみ

62.6 40 1992年度アニメランキング40位
お~い!竜馬(TVアニメ動画)

1992年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (10)
95人が棚に入れました
幕末の英傑・坂本竜馬を尊敬してやまない人気俳優・武田鉄矢が原作(文芸)を執筆、忍者漫画『あずみ』で大ヒットの漫画家・小山ゆうが作画を担当した、竜馬を主役とする史劇コミックのアニメ化。長きにわたる江戸幕府の治世が終焉を迎えようとする前夜、土佐藩(現在の高知県)に生まれた坂本家5人兄弟の末っ子・竜馬。彼はなかなか寝小便のくせが治らず、児童期は学問も剣術も今ひとつだった。だが人柄はよく、心に抱く夢は大きい。やがて剣の才覚に目覚めた竜馬は土地の人気者となり、武士の子で優等生の武市半平太、足軽の子・岡田以蔵と三人で親友トリオを組むようになる。やがてそんな竜馬たちにも、甘い恋のときめきが……? 『ふしぎの海のナディア』『ひみつの花園』に続く時間枠のNHKアニメとして放映され、日本ヘラルド映画とアニメーション21が製作を担当。監督は、タツノコプロ作品などで大活躍の笹川ひろしが就任した。

62.5 41 1992年度アニメランキング41位
The Spirit of Wonder チャイナさんの憂鬱(OVA)

1992年6月3日
★★★★☆ 3.4 (17)
70人が棚に入れました
1986~95年にかけて「モーニング」及び「月刊アフタヌーン」に掲載された、鶴田謙二によるコミックをアニメ化。天涯孤独の少女チャイナと、自称天才発明家ブレッケンリッジ博士の交流を描いた、心温まるSFファンタジーだ。監督は『劇場版クレヨンしんちゃん』シリーズなど数多くの作品で知られる本郷みつる。主人公チャイナの声は日高のり子が演じる。 舞台はイギリスの港町。中華料理店「天回」を切り盛りするチャイナさんの悩みは、居候のブレッケンリッジ博士が怪しい発明にお金をつぎ込んで家賃を払ってくれないことと、密かに思いを寄せる青年ジムもその発明に没頭していること。ある日、チャイナさんはジムから「一緒に月へ行こう」と誘われて……。

62.4 42 1992年度アニメランキング42位
グリーンレジェンド乱(OVA)

1992年11月25日
★★★★☆ 3.4 (11)
34人が棚に入れました
環境破壊が進む近未来の地球を描くOVAシリーズ。1992~93年にかけて「たびだち」「グリーン5」「聖緑」の全3話をリリース。監督は『鋼鉄三国志』の嵯峨敏、脚本は藤子不二雄作品を数多く手がけた山本優。また、『ゼーガペイン』の助監督・特技監督など数々の作品に携わりながら、44歳の若さで世を去ったわたなべぢゅんいちが演出に名を連ねている。 水は枯渇し、大地は砂漠と化した近未来の地球。少年・乱は、兵士に追われていた銀色の髮の少女・アイラを助ける。彼女は環境破壊を止める巨大生命体「聖母」のカギを握る存在だった。しかし、ほどなく彼女はレジスタンス組織「ハザード」に連行。乱はアイラを助けるべく後を追う。

61.9 43 1992年度アニメランキング43位
超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN[ラバーズアゲイン](OVA)

1992年5月21日
★★★★☆ 3.3 (92)
399人が棚に入れました
地球人とゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊との決戦後、地球人とゼントラーディは和解し共存の道を歩み始めた。地球は幾度と無く異星人の脅威にさらされたが、そのたびに可変戦闘機と歌の力で切り抜けてきた。そして80年の月日が流れた。2090年代。太陽系、木星軌道上に異星人とおぼしき未確認艦隊がデフォールドしてくる。地球統合軍は敵をはぐれゼントラーディ艦隊と認識し、歌によるカルチャーショックを与えるべく「オペレーションミンメイ(「ミンメイディフェンス」)をもって迎え撃つ。しかし歌攻撃は全く通用しないどころか、敵艦隊からも歌が発せられると敵の攻撃は激しさを増し、ミンメイディフェンスは崩され統合軍は敗北する。その戦場を取材中だったTVレポーター神崎ヒビキは、敵艦内で歌巫女イシュタルを救助し、地球へ連れて帰る。また、ヒビキは戦場の記録映像も持ち帰ったが、統合軍の検閲によって統合軍が勝利したかのように報道されてしまう。イシュタルは地球の郊外にそびえ立つマクロスを、伝説に残る「アルスの船」では無いかと考える。その後、敵の船に捕らわれたヒビキは、新たな敵「マルドゥーク軍」が戦いの歌でゼントラーディ兵を操り、従えてきた異星人だったことを知る。ヒビキが統合軍の女性パイロットシルビー・ジーナとともに奔走する一方、地球の文化に触れたイシュタルは戦いを止めるべく、戦場へ愛の歌を捧げるのだった。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マクロスの新たな方向性を模索したOVA

マクロスファンからはそっぽを向かれている感のあるこのマクロスⅡですが、
個人的には八谷監督なりのマクロスの解釈が表れていて面白いと思いました。


敵自身も歌を持ち、歌と歌の戦いになる。
その中で地球側の人間やイシュタルが、歌は単なる戦いの道具ではないと気づき始め、心を込めた歌に目覚める。

主人公のヒビキが報道レポーターということで、初代でいえばカイフンのような軍に対するもしくは戦争に対するアンチテーゼになっているのが面白いと思います。
・・・が、そのせいで主人公なのに戦場で活躍できないのは痛手だったようにも思います。


でもこれ主役はイシュタルですもんね。イシュタルが恋を知り、歌を知り、文化を理解していく過程は初代の流れを見ているようで面白いです。

初代のミンメイアタックを応用したミンメイディフェンスのアイデアなんかも面白いと感じます。


マクロスⅡって本当に曲に恵まれている印象です。

何と言ってもまずOP「二億年前のように静かだね」。このTVバージョンのイントロは秀逸でしょう。
計器の機動する音?なんでしょうか、エンジン音の唸りみたいで聴く度に興奮します。
映像も色々演出がダイナミックで、OVAらしい大判振舞いです。


その他挿入歌も何曲か
{netabare}
「恋のバナナムーン」は正にアイドルソングという感じで恋する少女の心情を情熱的に歌い上げた良曲です。


「バルキリーで誘って」はあえて一昔前のセンスな辺りが一味違います。
初代の「私の彼はパイロット」のようなマクロスらしさが出ていて面白い曲です。
マクロス7内でも劇中歌として使われていたので、知っている人は知っているのではないのかと思います。


「今は友達」はゆっくりとした、じんわりと心に響く優しい曲です。
この曲も同じくマクロス7でジャミングバーズが使用していた・・・はずですがあまり印象にありません(笑)



そして最終話の挿入歌「もういちど Love You」。
これは初代でいうところの「愛おぼえていますか」級の名曲です。全てを愛しみ包み込むような感動的な曲。
イシュタルの儚い恋心を表していて、正にマクロスⅡの全てが詰まっています。
{/netabare}

個人的に一番好きな曲は「もういちど Love You」です。
この曲が本編で流れる瞬間は鳥肌ものです。歌と戦争、マクロスのテーマを象徴するシーンですね。



全6話で毎回息をつかせぬ展開がなされるので、あっという間に見終えてしまいました。
後半3話は一気に引き込まれること間違いなしです。

初の続編ということで、どこを変えるかどこを継承するか苦心した名残が見られます。
マルドゥーク、イミュレーターなど、新しい試みはマクロスの世界にマッチしていて素晴らしいと思うんですが、三角関係とロボットの不出来が足を引っ張ってしまった感じ。


マクロスにおける歌の概念を追及した、マクロス史を語るうえでは避けて通れない作品だと思っています。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生まれた時代が早すぎた

当時に視聴です。

当時は4クール作品が当たり前な中で、極端に短い話でした。
個人的には好印象だったんですけど、周囲の評価は中々厳しいですねぇ。
今の1クールが当たり前の感覚になった時代だったら評価も変わってたと思います。
点数は当時の水準をベースにつけました。

あと、昨今と違ってあの頃は常に新しい所を攻めてた所も好印象な要因です。
主人公がジャーナリストなんてかなり異色だし…
昨今は売れるテンプレの焼き増しばかりなので、この頃のチャレンジ精神嫌いじゃないです。

筆を取った理由は、曲を推したかったからです。
名曲が知られずに埋もれているなんて悲しいので。

「もういちどLove You」

ほんとに名曲ですよ。(他も名曲ですけど、これがイチオシです)
ピアノ、ベース、ドラム、全部心地よくて歌声も溶けてて、ハープの音色も綺麗
聴くと優しい気持ちになれる曲です。
イシュタルの絵もすっごい好みでした。

公式が無かった事にしようとしている黒歴史みたいなんですけど、
個人的には令和に語り継ぐべき作品だと思ってます。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 17

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

黒歴史という評価に疑問を感じた

マクロスファンからは黒歴史と揶揄されている本作ですが、わりと名作だと思う。

原作者のスタジオぬえが参加せず、もっさりとしたバルキリーの作画がイマイチ。しかも、主人公はパイロットではなく芸能レポーターという、ロボット物としてはありえない設定。さらに、前作並の大根声優達。

まぁ、ロボット物として突っ込みどころは色々あるけれど、物語の方は秀逸。

前作同様に、ダブルヒロインと歌を中心に添えながら、愛をテーマに話は進む。
主人公は芸能レポーターから、戦争報道官へとジョブチェンジしつつ、視聴者に戦争報道のあり方について問いかける。
大人になると、上の圧力で真実が潰される事なんてよくある話。
毎日こんなジレンマを抱えながら生きてますw


調べてみると、黒歴史と呼ばれる所以は公式にありました。
https://www.bandaivisual.co.jp/macrossII/

前作同様に新しい挑戦を評価したいと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

61.8 44 1992年度アニメランキング44位
銀河英雄伝説 黄金の翼(アニメ映画)

1992年12月1日
★★★★☆ 3.3 (59)
239人が棚に入れました
ラインハルト・フォン・ミューゼルと姉アンネローゼはある雪の降りしきる日に、目の前で母が交通事故に遭って殺されるところを見てしまう。それから数年後、ジークフリード・キルヒアイスの隣にラインハルト一家が引っ越してきた。その日から、ラインハルト、アンネローゼ、キルヒアイスの楽しい友情の日々が始まる。しかし、それは長く続かなかった。貧しい下級貴族のミュゼル家は大金と引き替えに、アンネローゼを王宮の皇帝のもとにやってしまうのだった。

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

外伝の一つ

長大な「銀英伝」シリーズの外伝の一つです。
ラインハルト、キルヒアイスの少年兵時代の話で、OVA外伝よりも更に前の話になります。

銀英伝が好きなら観るべきですが、これ単体ではあまり意味を成さないので観るなら全て観てください。
合うか合わないか「わが征くは星の大海」を見て判断するのが良いと思います。
これを観るなら本編の後か、本編中盤くらいに箸休めに挟むのが良いかと思います。


原作ノベル(初版)は本編10巻、外伝4巻でした。
原作を読んだのはかなり昔なので、記憶が曖昧なんですが、
この14巻分はほぼ全て映像化されています。
外伝の一部のエピソードがアニメ版では本編に入っていたりします。

銀英伝は原作ノベル、OVAの他、OVAと同時進行で着手された道原かつみ氏によるコミック版が存在します。

この「黄金の翼」はコミック版「黄金の翼」のアニメ化と言う事になります。
その為、キャラデザ、メカデザ、CVが他のOVAと異なります。

OVAは原作に忠実にを目指してますが、コミック版はかなり改変しています。
しかしこの「黄金の翼」の部分は原作やOVA版となんら矛盾は無いので、それらの一部として観て問題ありません。

キャラデザ、メカデザは違和感ありまくりですが、
(私はそもそもコミック版があまり好きではありませんでした。)
ストーリーは紛うかたなき銀英伝ですのでご心配なく。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 10

61.8 44 1992年度アニメランキング44位
YAWARA! それゆけ腰ぬけキッズ!!(アニメ映画)

1992年8月1日
★★★★☆ 3.4 (16)
65人が棚に入れました
ロングランヒットを続けていたTVアニメが、その高い支持に応えて初映画化。今や日本を代表する女子柔道選手となった猪熊柔は、ふとしたきっかけで銀杏柔道会という弱小クラブの少年少女と知り合う。コーチが病気で倒れてから練習もままならない彼らを見かねて、柔は臨時の指導役を務めることに。しかし、コーチの娘である女子小学生・真由美を除けば、他の面々はライバルであるライザ柔道クラブに完敗を喫したことですっかりやる気を失っていた。ライザの大将は、元は銀杏柔道会に所属していた真由美の幼馴染であり、来年中学生になる彼女は男女で行う最後の試合である大会を控え、必ず勝つ心構えでいたのだが……。本筋とは関係ないオリジナルストーリーながらも、原作者・浦沢直樹が物語の原案を提供している。

声優・キャラクター
皆口裕子、永井一郎、関俊彦、鷹森淑乃
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

オリジナルストーリー

本筋と関係ないので観なくても問題ないけれど
原作者・浦沢直樹先生が物語の原案出してるだけあって
通常のYAWARAのアニメと同じように楽しんで視聴することができました。

ストーリーは猪熊柔が小学生の柔道弱小チームをコーチすることとなり、
本阿弥さやかのジムの強いライザ組と試合することになる話。
詳しくはあにこれのあらすじで。

<感想>{netabare}
金メダリストの柔ちゃんにコーチしてもらえるなんて
観ていて羨ましくて仕方なかったです!私も習いたいなぁ。

今作、柔ちゃんのサービスシーン・・入浴タイムがあるのですが、
毎日の修行で腕に赤痣作ってお風呂のお湯が染みてる姿を見て
「普通の女の子としてオシャレを楽しんだり、恋をしたい」と言っていた気持ちが凄くよくわかりました。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/22
♥ : 22

61.7 46 1992年度アニメランキング46位
創世機士ガイアース(OVA)

1992年4月22日
★★★★☆ 3.4 (10)
33人が棚に入れました
23世紀の地球を舞台にしたOVAシリーズ全3作。『APPLESEED』の荒牧伸志(監督・脚本・メカデザイン)、『機動戦士ガンダムZZ』の北爪宏幸(監督・キャラクターデザイン)らトップクリエイターが顔を揃え、スリリングかつ壮大なスケールのSFエンタテインメントに仕上げた。キャストは中村大樹、大塚明夫、日高のり子ほか。 世界規模の大戦争“ビッグウォー"で破壊されてしまったガイアース。コントロールを失った殺人マシン・ビーストが徘徊するこの無法の荒野で、少年イタルは、旅の途中で出会った仲間のザクソン、サハリらと共に冒険を繰り広げる。

61.4 47 1992年度アニメランキング47位
三国志 第一部 英雄たちの夜明け(アニメ映画)

1992年2月1日
★★★★☆ 3.3 (11)
39人が棚に入れました
中国の有名歴史小説を、15億円という費用と10年の月日をかけて制作した、三部構成のスペクタクル超大作の第一部。俳優の渡哲也やあおい輝彦が声をあてたことでも話題に。後漢朝末期の中国は、黄巾の乱をきっかけにして乱世に突入していた。劉備は関羽、張飛と義兄弟の契りを交わして、義勇軍を結成。乱世を収めようと力を尽くす。その頃、漢の首都である洛陽では、皇帝を傀儡にして、董卓が暴政を布いていた。官軍の近衛隊長・曹操は、董卓の暗殺を計画するが…。

60.2 48 1992年度アニメランキング48位
ツヨシしっかりしなさい(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (30)
233人が棚に入れました
優秀な美人姉妹のいることで近所で評判の井川家。しかし、母と姉妹は家事無能力者で、炊事洗濯掃除は単身赴任中の父に代わって一人息子のツヨシが全てを行っていた。そんな彼の苦労や、博覧強記な知識量、実行力に富んだオールマイティーな行動力は誰にも知られることは無く、家の外では美人の姉に甘えるダメな末っ子扱い、家の中では理不尽な母のビンタや姉の叱責にさらされる日々。しかし、そんな中でもツヨシは毎日を気楽に生きているのであった。こうした、主人公の能力と周囲の評価の激しいギャップ、身近な人々に知られざるスーパーマン的活躍を、主人公の呑気なパーソナリティーによって喜劇として描きながら物語が進行する。

59.3 49 1992年度アニメランキング49位
ハンサムな彼女(OVA)

1992年1月21日
★★★★☆ 3.1 (10)
56人が棚に入れました
『ハンサムな彼女』(はんさむなかのじょ)は、吉住渉による漫画作品。集英社の少女漫画誌「りぼん」1988-1992年まで連載。コミックス版全9巻。文庫版全5巻。萩原未央(はぎわらみお)は中学3年生だが、女優。芸能科のある学校へ俳優仲間と通っている。ある日、未央は、アメリカ帰りの青年・熊谷一哉(くまがい いちや)に出会う。彼はまわりに天才少年と呼ばれる、監督を目指している男。最初は気の合わない2人だったが、やがて未央は一哉に惹かれていく…。

57.6 50 1992年度アニメランキング50位
絶愛[1989](OVA)

1992年7月29日
★★★★☆ 3.1 (21)
78人が棚に入れました
集英社の少女漫画雑誌「マーガレット」で連載された尾崎南の同題美少年コミックを約45分のOVA化。「マーガレットVIDEO」のブランドで刊行された。人気歌手という華々しい舞台から失踪した美青年・南條晃司。ある日、道で倒れていた南條を高浜台高校の天才サッカー美少年の泉拓人が救う。実は泉こそ、南條が昔日より想いを秘めていた少年だった。小学生だった泉がサッカーに熱中する光景を目の当たりにしたかつての南條は、泉の瞳や動き……すべてに魅入られていたのだ。この再会を機に南條は高浜台高校近くのマンションへと引越し、窓から泉をながめる日々を過ごし始める。だがある時、泉が試合中に倒れてしまい、即座に南條が飛び出して病院へと運んだ。ベッドの上で高熱に苛まれる泉。その脳裏に父と母の間で起こった幼い日の悪夢がリフレインされる。そんな泉に南條は自分の唇を近づけ……。本作の実制作はマッドハウスが担当。本編時間の関係から泉と南條のサッカー対決など原作にもあるシーンが若干アレンジされた。
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