1982年度に放送されたTVアニメ動画一覧 38

あにこれの全ユーザーが1982年度に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番の1982年度に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

71.9 1 1982年度アニメランキング1位
超時空要塞マクロス(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (339)
1757人が棚に入れました
西暦1999年、突如宇宙より飛来し太平洋上の南アタリア島に墜落した巨大物体は、全長1,200m超もの宇宙戦艦だった。これにより異星人の実在と彼らの間の戦争の存在を知った人類社会は、宇宙からの脅威に対処すべく地球統合政府を樹立。世界規模の紛争(統合戦争)を経て、墜落艦を改修し「マクロス」と命名する。2009年のマクロス進宙式当日、地球付近に異星人の一方の陣営ゼントラーディ軍の艦隊が出現する。その存在を感知したマクロスの主砲システムが勝手に動作し、戦艦群を撃破してしまう。マクロスの正体はゼントラーディと敵対する陣営、監察軍が仕掛けたブービートラップであり、人類は否応なく宇宙戦争(第一次星間大戦)に巻き込まれることとなった。ゼントラーディ軍の包囲網から逃れるため、マクロスはフォールド航行により月の裏側への待避を図る。しかし制御に失敗し南アタリア島一帯を巻き込み、冥王星軌道付近に到着する。さらにフォールドシステム自体も消失し、通常のロケット推進のみでの地球への長い帰還の旅を強いられる事になる。その途上、南アタリア島住民5万8千人はマクロス艦内に街を再建し、戦争の傍らで普段の生活を営んでいた。アクロバットパイロットの一条輝は戦火の中で出会った少女リン・ミンメイを守るため軍に入隊し、可変戦闘機バルキリーのパイロットとなる。

声優・キャラクター
長谷有洋、飯島真理、羽佐間道夫、小原乃梨子、土井美加、神谷明、佐々木るん、鶴ひろみ、深雪さなえ、蟹江栄司、大林隆介
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

素晴らしい作品なので「リメイク希望」

<2023/11/3 追記>
 こないだまで「推しの子」が人気だったり、最近では好きなアニメキャラ、いわゆる「推しキャラ」がいることは当たり前という風潮。

私はアニメ好きでそこそこの数見てますけど、なぜか「推しキャラ」がほとんどいません。

そんな私の数少ない、というか「推し」と言うレベルではほぼ唯一無二なのが本作品のヒロインです。

視聴時点でそのキャラは自分より年上で、作中、のっけから主人公に「おばさん」とdisられ、ヒス起こして主人公と喧嘩。仕事に厳しいちょっとめんどくさい性格。
でもいわゆるツンデレで。
誠実で
健気で
可愛いお姉さん。

そんな早瀬美沙は自分の中で唯一無二の「推し」でした。

今思い出しても可愛いですもん。
特に「愛は流れる」の後の復興回での早瀬さんの健気さは特筆ものです。

ちなみに映画版マクロス「愛おぼえていますか」は早瀬美沙ファンへのご褒美映画だと思ってます笑

<2018/8/24初投稿>
本放送時に観ました。

空前のアニメブームを巻き起こしたファーストガンダムの影響を色濃く受けた作品の一つ。

そして後にちょっとブームとなったマクロスFを始めとするマクロスシリーズの元祖となります。

1999年。
太平洋上に浮かぶ南アタリア島に、宇宙から全長がkmオーダーと途方もない大きさの謎の物体が落下。

それはオーバーテクノロジーが詰め込まれたまるで超巨大な宇宙船のようなブツで、これを地球人は10年かけてホントに空飛ぶ超巨大宇宙戦艦に改修します。
(無茶スルナー)

そして2009年。
「マクロス」と命名された宇宙戦艦の発艦式からお話は始まります。

主人公は一条輝さん(16歳)
民間のプロペラ機・・・なのかな?とにかくパイロット。
ヒロインのことを呼ぶ時はいつも「おたくは〜」。
たぶん女の子と話すことに慣れてないから。
これが"アニメ・オタク"という言葉の発祥という噂も。
飛行機の操縦が上手なこと以外は平凡を絵に描いたような人。
ザ・凡人。

ヒロインはリン・ミンメイさん(15歳)
マクロスの発艦式を見に南アタリア島にたまたま来ていた中華系美少女。
ちなみにご両親は横浜中華街で中華料理店を経営。
夢はアイドルになること。
可愛い、歌が上手いこと以外は箸が転がっても笑い転げる極々普通の女の子でしたが・・・

そして隠れヒロインは{netabare} 早瀬未沙。エリート軍人でマクロスの管制室の真面目堅物な19歳の中尉さん。{/netabare}
サッカーで言えばシャドーストライカーみたいなもんですね。
大事なところではバイエルンのミュラーのように良い仕事します。いろんな意味で。
なお、{netabare}物語序盤は煇におばさん呼ばわりされるのも仕方ないくらいもさい感じなのが、回が進んで行くとどんどん美形になりヒロイン化が進むという。
観てる時は「路線変更したのかなー」ぐらいに思ってましたが、実は元々の既定路線だったそうで。{/netabare}

お話は
「中に都市を持つ巨大戦艦」
+「カッコ良い可変戦闘機バリキリー」
+「スペースオペラではない宇宙SF」
+「アイドルが歌って特殊効果」
+「三角関係を軸とした恋愛模様」

つまり、後のマクロスシリーズの骨格は全て揃っており、更に世界観はこの作品を起点として繋がっているのだそうです。

でもなぜか他の、特にF以降のマクロスとはかなり異なる印象なんですよね。
ついでに言えば自分はマクロスシリーズの中でこれが一番好き。

特長としては
・SF要素が非常に強く、更にインパクトが強い
・「宇宙船の中の都市」というモチーフの元祖。
・三角関係に嫌味なくはっきり片がつく。
・ロボたちのデザインも動きもカッコ良い
・3話に1話は当時としては絵が相当美麗!

SFモノ、ロボモノ、恋愛モノ
いずれの観点でも楽しめるという特異な作品だと思います。

シナリオは自然な展開なのに面白い。
後のマクロスシリーズは無茶な展開が多いイメージありますけど本作はナチュラルですね。
なのに飽きさせない。

ただし一つ大問題が・・・
3話に1話は絵が美麗なんですが、残りの2話は作画崩壊。
「作画崩壊」という単語使いたくないんですけど、それしか言いようがない 笑。
笑えるくらいに酷い。

ただ、どうもこれには理由があるそうで。
設定盛り込み過ぎただの、
美樹本晴彦さんのキャラデザインの線が多いだの、
主要スタッフが若すぎて慣れてなかっただの、
仕方なく当時としては殆ど例のない海外へ作画外注したら失敗しただの

でもこれって全て作品の魅力の裏返しなんですよね。
面白いもの作ろうとして無茶と冒険をし過ぎたためとも言える。

ということはわかってるんですけど・・・でもやっぱリメイクしてくんないかな。

と言いたくなるぐらい、ある種の名作だと思います。

本作は後に映画化され、大ヒットしました。
テーマ曲「愛、おぼえていますか」も当時としては異例の大ヒットで、歌手の飯島真理さんはゴールデンの歌番組にも普通に出演するほど。
しかし、この作品のヒットを契機にアニメファンはさらにマニアックにアングラ化したような気もするのです。
"アニメファン"の立ち位置を"アニメオタク"に変え、アニメ好きを公言できないような空気感を作ったきっかけの一つはこの作品なのかも。
そういう意味で社会に大きな影響を与えた作品、と勝手に思ってます。


私は本作の少し後くらいからアニメを視聴しなくなった記憶があります。
別にアニメが嫌いになったわけではなく、思春期を迎え自然に離れていった感じ。
なので個人的にも印象深い作品です。

最後に。
私は声を大にして言いたい!

劇伴の「ドッグ・ファイター」はカッコいいですよー。
必聴ですよー。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 46

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメ歴史遺産認定(←個人的な評価です)→ ところで誰か、「監察軍」がどこへ行ったか教えてください…。

本作以降「マクロス」という文字がタイトルに入った作品は多数作られたが、本作と劇場版『超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~』以外はまったく別の作品と言っても過言ではない。

以下、本作の凄い点。

その1: 主人公が凡人(← 失礼(笑))
もちろん一条 輝は「そこそこ優秀なパイロット」ではあるが、特に天才的でもないし出自も普通。本作以後そういう作品はそこそこあるが、当時のロボットアニメでは珍しかった。

その2: まともなSF作品である
宇宙人と戦う多くのロボットアニメでの根本的な疑問「なぜ敵異星人の姿は地球人と似ているのか」について、作中で明確に回答を与えた。また人類にとって解決できない技術的課題は、全て宇宙から降ってきた宇宙船からもたらされた「オーバーテクノロジー」であるとして解決された。

その3: 音楽が凄い
音楽担当に巨匠、羽田健太郎を起用した。楽曲の出来がことごとく素晴らしく、個人的には初めて「サントラが欲しい」と思ったアニメ作品。

第27話『愛は流れる』以降の各話が蛇足という意見は散見されるが、これは一度打ち切りが検討された後の再延長という本作の特殊事情によるところもあり、ある意味仕方がないと思う。

ただ、個人的にはこのグダグダな期間のお話も実はけっこう好きだったりする(笑)。

2018.3.15追記:
あるあにこれユーザーの愛・おぼのレビューを読んでいてTVシリーズのことを思い出していてふと思ったのですが、誰かこの作品に出てきた「監察軍」(マクロスが地球に落ちてくる前の、元々の持ち主)がどうなったか、知っていたら教えてください。

2、7、F、⊿のどこにも出てきた気配がないので、私、気になります!
(あ、7で名前は出てきてたか…?)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名作

マクロスシリーズ、後にZEROがつくられたけど事実上の原点

戦闘機が変形してロボになるなんて斬新な設定が好きです
当時はほんとプラモデルとか集めたりしていました

マクロスってロボ系だけど女子にもファンが多かったように思えます

感動とかよりも純粋にかっこよかった

ロイ・フォッカー、ちょい悪オヤジ系で好きでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

71.0 2 1982年度アニメランキング2位
スペースコブラ(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (156)
655人が棚に入れました
戦いの記憶を消し、平凡なサラリーマンに身をやつしていたコブラだったが、アクシデントに巻き込まれたことをきっかけに再び冒険のスリルを求めて宇宙へと旅立つ。折りしも悪の組織ギルドが謎のイレズミを背負った三姉妹捜しに躍起になっていた頃、コブラはそのひとりジェーンと知り合う…。

声優・キャラクター
野沢那智、榊原良子、藤田淑子、小林清志、高島雅羅、加藤精三、内海賢二

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本気で欲しかったサイコガン

懐かしの作品
当時まず連載時の原作を読んで衝撃を受けました。世界観もさながら、出てくる女性のコスチューム、少年時の私には大人の世界に足を踏み入れるかの様な想いを今も憶えています。
内容は、最終兵器の探索、クリスタルボーイとの死闘、ラグボール、海賊ギルドの首領サラマンダーとの対決、当時食い入る様に観ていました。
歳バレですが、リアタイ視聴時、最終回が小学校の修学旅行とかぶり、クラスの男子半分ぐらいで行かんとこうか?となったのを憶えています。ですが私の家に買ったばかりのビデオデッキがあり、後日毎日のように上映会があり、古き想いでの作品です、当時は飽きもせずに繰り返し繰り返し観ていました(^^)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒューッ!

左腕にサイコガンを持つ、宇宙海賊コブラの活躍を描くSFアクション。

とにかくコブラがカッコいい。
1982年の作品だが、今見ても充分面白い。
宇宙が舞台になっていても違和感がそんなにないのは、今も昔も思うところはそんな変わらないからかな。

敵味方問わず、魅力的なキャラクターやストーリーを是非堪能して頂きたい。
全31話を見るのに躊躇するなら、取り敢えず1話を見て「ラグ・ボール」編を見る事をお勧め。


それでは、次回「別のレビュー」でまた会おう^ー^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いわゆる「アメコミ」

少年ジャンプにおける銀魂やシティーハンター、北斗の拳などのいわゆる劇画路線の開祖である。その前にもいろいろ劇画はあるが「アメコミ」や「バンドデシネ」を意識した画面作りは「コブラ」のヒットから始まっている。

バンドデシネ作家のエンキビラル、メビウスやアメコミ,SF作家のフランクフラゼッタ、ボリス・ヴァレホなどの絵と酷似している。。。。だけでなく、ヘビーメタルやロックに詳しい人なら知っていると思うが、70年代から80年代にかけてのバンド系のレコードの表紙は必ずと言っていいほどSFやファンタジーのオタク的なイラストがそのまま使われている。

と、言うのも。。。だいたい有名どころのロックシンガーは実はかなりのSF、ファンタジーファンであり小説やらパルプ雑誌を読みふけりながら葉っぱと酒と女にラリっているというとんでもない人が多い。リア充なんだかオタクなんだかわけわからないが、海外のファンは日本と違ってオープンであり、ギークやナードはどちらかといえば小心者を指す言葉になっている。

そういったカウンターカルチャーと呼ばれる文化は日本にも波及し、80年代を席巻した。音楽にしろ、漫画にしろこの頃の作品はやたらとアメコミ調で、世界は荒廃しており、男は皆モヒカンで世紀末な格好で、女はビキニアーマーを着ている半裸のねーちゃんなのである。

寺沢武一先生は、これに関して「私はバーバレラ(フランスの60年代エロティックSF漫画及び映画)から影響を受けた」と言ってたらしいが、確かにそれは出発点ではあるものの、全体的には当時のフランスSF漫画雑誌メタルユルラン(英題:ヘビーメタル)調であり影響受けてないはずがないのである。北条司や荒木飛呂彦、三浦建太郎、原哲夫。。。挙げたらキリがなくなるくらい影響を受けている。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

67.9 3 1982年度アニメランキング3位
魔法のプリンセス ミンキーモモ(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (48)
275人が棚に入れました
この物語はどこかの国のどこかの町に住む子供のいない夫婦がそのことを切実と語る場面から始まる。そこに夢の国フェナリナーサのプリンセス、ミンキーモモ(以下、モモ)が3匹のお供を連れて空から降りてくる。そして夫婦はモモを、始めから自分たちの本当の子供であるかのように受け入れてしまう。

声優・キャラクター
小山茉美、田の中勇、木藤玲子、三田ゆう子、千葉繁、増岡弘、塚田恵美子、納谷六朗、土井美加

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

魔法少女はネバーランドの夢を見るか

空モモこと初代ミンキーモモ 1982~3年放送
モモの声はデンジャラスプリティキシリア様こと小山菜美
夢の国フェナリナーサのプリンセス ミンキーステッキで大人(社畜)に変身

これは東映魔法少女13部作とぴえろ4部作の間に位置する
全63話 前期46話 総集編2話 後期15話

まじめに観ると相当感動する物語ではある
まず、子供向けであること 長すぎること 古いこと 作画崩壊が多いこと
当時のオリジナルアニメであれば常識でも今の若い人が見ればギョッとするほど
でも、小山菜美さんの「お姉さん幼女声」は衝撃 ありえない萌え

クリーミーマミは作画脚本ともに安定して、夢のある芸能界を描いて成功したが、こちらは子供には難しすぎるファンタジーであり、戦争や貧困などの社会問題を扱っている
何よりも、死を扱った作品であったのだ

この作品は相当ディープな人以外にはお勧めできないが、前期46話完結と考えて、名編と言われている回だけチョイスすれば、気軽に観れるかもしれない  
それでも感動は変わらないと思う

追記
有名なラストシーンは前期の44~46話です
それまでの流れからチョイスされたものをある程度見てからここへ来れば、
楽に観れるでしょう
後期は付け足しです ファンにとってはボーナス

そして、1991年には2期が始まるのです シーユーアゲイン

再追記
このあり得ないラストシーンは、
玩具メーカーの事情で打ち切り→物語を締める→玩具メーカーから延長命令→
制作陣のやるせない思いがおもちゃを積んだトラックに・・・
ということだそうです。

核爆弾を積んだエノラゲイ風爆撃機上でのモモのパンチラも原因なのかな?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔法少女なのに変形・合体! 見よ、グルメポッポの勇姿を!

という訳で、ミンキーモモ1作目(通称: 空モモ)。

夢の国フェナリナーサからやってきた魔法のプリンセス、ミンキーモモ(推定年齢12歳)がアダルトタッチに各種プロフェッショナルに変身、お供3匹と一緒に活躍するお話です。

まあ、普通のレビューは他で読んでいただくとして(無責任)、ここで注目するのは万能トレーラー・カーであるグルメポッポです。

グルメポッポは運転席のある四輪車両部(ミニポッポ)と、それに牽引される診療などの作業に使えるカーゴ部からなっています。

そしてミニポッポには折り畳み式の回転翼が収納されておりこれを展開してカーゴ部を分離、単体での飛行が可能です。

そしてなんとカーゴ部の屋根部分に嵌め込まれるようにミニポッポが合体すると、グルメポッポ全体がヘリとして空を飛べるのです!

変形・合体メカが出てくる魔法少女ものって、たぶん本作だけじゃないのかなあ…?

…以上、与太話なので作品評価はつけません(笑)。…って思ったけど一応評点もつけておこう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆ピピルマピピルマプリリンパ♪

東映魔法少女シリーズ終焉後に
ポスト魔法少女アニメとして登場
今のアニメにも多大な影響を与えた
傑作アニメです☆

子供向けなのですけどミンキーモモ好きな
オタクが出現するなどすでにこの時期に
萌を準備したアニメと言えそうです(*^^*)


放送期間
1982.3.18-83.5.26(全63話)


企画.製作:葦プロダクション、読売広告社

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

66.3 4 1982年度アニメランキング4位
戦闘メカ ザブングル[Xabungle](TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (51)
241人が棚に入れました
「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は三日逃げ切れば全て免罪」―それが惑星ゾラの不文律「三日の掟」だった。ロックマン(ブルーストーン採掘業者)、ブレーカー、運び屋、交易商人といった「シビリアン」達は、この掟を守って生きていた。しかし、たった一人、この掟に抗った少年がいた。著名なロックマン「鉄の腕」の一人息子ジロン・アモスである。両親を殺したブレーカーのティンプ・シャローンを親の仇とし、掟の三日を過ぎても、なお追いかけ続けた。ジロンと関わった者は知らぬうちに「三日で晴らせなかった因縁は全て忘れなくてはならない」という三日の掟を超えた意思を示し、彼の生き様は周囲を巻き込みやがてゾラの支配階級「イノセント」との全面戦争に発展する。

声優・キャラクター
大滝進矢、横尾まり、島津冴子、古川登志夫、山下啓介、TARAKO、二又一成、銀河万丈、塩沢兼人

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

このまま埋もれてしまうのはちょっともったいない

<2019/2/23 初投稿>
子供の頃観てた、という記憶だったのですがWiki調べたら思春期の頃でした。

ところでググったら「悔しいですっ」の方が検索上位に来るんですね。

そりゃそうか。

でもあのお笑いコンビの名前の由来がこのアニメってこと知ってる人はもう少ないんだろうな。
つーか最近は「悔しいですっ」のコンビもあんまりテレビで見かけないし。

このままだと「ザブングル」という単語は歴史に埋もれてしまいそう。

というわけで朧げな記憶をWikiで補完しながらレビュー開始


富野御大のロボ作品。
ファーストガンダムの次のイデオンのさらに次くらい。
なので皆殺しじゃない方。

気分転換なのか前二作の暗い雰囲気とは打って変わってひたすら明るく能天気なコメディ調です。

特徴は
・主人公ジロンの顔が真ん丸。キャラデザ湖川友謙なのに
・ウォーカーマシンと呼ばれるロボはハンドルで運転、ガソリンでガチョンガチョン動く。たぶんここも笑いどころ。
・味方陣営はみんな緩くボケる(めちゃくちゃ笑えるかというと微妙だけど御大作品の中では相当頑張ったと思う)
・ジロンは親の仇を追いかけてる役どころなのに、基本ナチュラルにボケ続ける「おおらかヒーロー」
・主役メカを搭載して地上を疾走するランド・シップと呼ばれる戦艦(?)がロボに変形して殴り合い・・・マクロスよりこっちの方が先なんですね。イメージとしてはグレンラガンに出てきたアレです。
・意外と真面目に練られたSF的な世界観


印象に残ってることとしては

コメディ路線なのにスーパーロボットじゃない。
なんか不思議でした。
ロボや兵器、武器は結構シリアスなんですよ。
全般的に西部劇風なんですが銃なんかは実在のものらしいし。

お笑いや景色などの雰囲気はグレンラガンにちょっと似てるかな。
でもグレンラガンは紛うことなきスーパーロボット。
異色作だと思います。


そしてやはり緻密に組み上げられたSF的な世界観。

一度、おそらく大規模な戦争で破壊され再生に向かう途中の、一面荒野のような世界が舞台。

当時はボーッと観てたので、そんなもんか、ぐらいに思ってましたけど、今考えるとこの世界観はかなり凄いような気がしてきました。
ディストピアからの再生ではありますが、社会や経済の仕組みまで妙に細かく考えられてる。
ナウシカ並と言ったら大袈裟かな。


あと忘れられないのは・・・

ジロンたちは「シビリアン」と呼ばれています。
いわゆるこの世界での普通の住民。
逞しく生きてます。

一方で各地に点在するドームに居住する支配者階級「イノセント」

当時、シビリアンとかイノセントという言葉の意味がわからず辞書引いて調べて余計頭が混乱した記憶があります。
シビリアン=文民(軍人ではない人)
イノセント=無垢な

なぜにこのネーミング。

でも今思い返すとお話にぴったりだったことに気がつきました。
諧謔も含まれていてセンス良い。


歴史に埋もれそうな本作ですが、いつかもう一度1話から観てみたい。

流石に作画が古いのでその分評点低めですが、明るいリアルロボものお好きな方、西部劇風のSFお好きな方は是非一度ご覧ください。


ちなみにOPテーマ曲は素晴らしくカッコよい。
血潮が滾ってくる感じに串田アキラさんが歌い上げてます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ザブングルは男の子!

なぜ音楽評価が5なのか、それは私がOP「疾風ザブングル」が好きだから。それ以上でもそれ以下でもないあてにならない評価なのでそこはスルーでお願いします。

ネット動画でOPを聞いたら満足するので作品の論評は無しで。(← ウソです)

原作無しのオリジナルTVアニメ作品。サンライズ制作で富野監督作品がずっと続いた枠のうちの一作です。

主人公はジロン・アモス。惑星ゾラの大地に暮らす、ただの一般人です…。(少なくとも物語のスタート時点では。)世界観的には開拓時代のアメリカ西部みたいな基本自助努力で何とかする感じの世界。「三日間の掟」とか物語的に面白い設定もいろいろあって、私はけっこう本作が好きです。

本作はいろいろと異色ですが、シナリオ的には意外とちゃんとしたSF作品であると言えます。

以下、異色な点:

1. 主役メカのはずのザブングルが複数台
1台はアクシデントでいきなり翼が折れちゃったりしますが、同スペックのザブングルが2台出てきます。

2. メカはガソリンで動く
かなり高性能ではありますが、基本的にはガソリンを燃料にする内燃機関が動力です。作中で超科学的な感じのものはほとんど出てきません。

3. 主役メカ交替
今や珍しくもない乗機変更ですが、ジロンは後にザブングルの改修でも改良でもなんでもないウォーカー・ギャリアという機体に主人公が乗り換えます。ロボットもので基本的に元の乗機と関係ない機体への乗り換えは異例な気がします。

物語的には知らないで観ていると「ええっ! そういうことだったの…!?」ってなると思います。同サンライズ枠のシリーズの中では、下手するとストーリーは一番面白いかもしれません。

…なのでネタばれはしないので、機会があればぜひ観てみてください。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

イワレニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

シリアスな笑い

全50話。ロボットもの。富野にしては珍しいほとんご人が死なない話。

どまんじゅな主人公と独特な絵の仲間達。
うーん。好きになれたら面白いのか?

これいかに。

いいところは、昔のアニメなのにとっても動きます。
その表情が凄い豊か。ゆたかで。
驚きました。

と、こんな感じのアニメです。

ZZガンダムとキングゲイナーが好きだと言ったら進められたので見ましたが、これをキレイにしたのがキングゲイナーなのかも知れません。確かに似てます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

66.1 5 1982年度アニメランキング5位
わが青春のアルカディア 無限軌道SSX(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (17)
105人が棚に入れました
侵略者イルミダス占領下の地球からアルカディア号で脱出したハーロック(S-00999)・大山トチロー(S-00998)とエメラルダス(X-00001)は、コードナンバーSSXとして全宇宙に指名手配され、イルミダス軍の攻撃を受けながらも、宇宙のどこかにあると信じる理想郷アルカディアを探して旅を続けていく。

声優・キャラクター
井上真樹夫、富山敬、田島令子、間嶋里美、山本百合子、一龍斎春水、鶴ひろみ、八奈見乗児、大竹宏、古谷徹、麦人、弥永和子、野田圭一

しげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

武士道とは

女の尻ばかり追いかける最近の草食系男性キャラに飽きたら、本作を見るしかないですね。

キャプテンハーロックカッコ良過ぎですw自分のガールフレンドが処刑されそうなのに友との約束を果たすためにそのまま出発してしまう、漢ですね。このアニメに登場する男性キャラは敵も含めて漢が多い。最後の敵司令官との一騎打ちは圧巻です。これぞ騎士の戦い。

残念なのがクィーンエメラルダスがあまり活躍しないこと。メーテルレジェンドみたいに暴れまわればもっと面白かったのだけど。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

66.1 5 1982年度アニメランキング5位
南の虹のルーシー(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (23)
103人が棚に入れました
「世界名作劇場」第8弾。まだ未邦訳のオーストラリアの小説をアニメ化したのが特色で、テレビ放映と同時に翻訳が雑誌に同時連載された。新天地の耕作場を求めてオーストラリアに移住したポップル一家。8歳の三女ルーシー・メイを含む7人はこれからの生活に夢を抱くが、待っていたのは入手しかけた耕作地の契約を反故にされるなどの苦難の日々だった。それでも強い絆で支え合う一同だが、ある日、ルーシーが記憶を失ってしまう。

声優・キャラクター
松島みのり、吉田理保子、堀勝之祐、谷育子、玉川砂記子、松田辰也

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ルーシーの『リトル~!』が頭から離れない!

世界名作劇場の一作品。
とってもかわいいアニメだった。

自分の農場を持つことを夢見て一家を引き連れてイギリスからオーストラリアへやってきたアーサー・ポップル。
物語の主人公であるポップル家の三女ルーシーは、慣れない土地で出会う動物たちに興味津々で新しい動物を見ては「飼いたい!」と家族を困らせる。

アニメの最初の数話は特に重大な事件も起こらずに退屈さを感じたが、ストーリーは犬に似た野生の動物「ディンゴ」を見つけたところから動き始める。
「リトル」と名付けられたディンゴの子は、ルーシーの言いつけを良く守ってかしこく成長していく。
この「リトル」とルーシーの絆が、このアニメの見どころの一つである。凶暴で恐れられるディンゴを守ろうとする幼いルーシーが健気で本当にかわいい。ルーシーの声もとてもかわいく、「リトル!」と呼ぶその声が頭から離れない。泣くときのルーシーの涙や、声優さんの演技も光っていて、思わず涙してしまった。

途中、様々な苦難に見舞われるが、家族の深い絆で乗り越えていくところも魅力だ。
世界名作劇場には珍しく、誰かが死んで悲しい涙を流すことがなかった。これからもルーシーの声を聴きたくて観ることがあると思う。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

luna さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルーシーメイの成長と希望の国の物語

物語の初め
希望に満ち溢れた新しい土地に到着した頃
姉ケイトの方が明らかに魅力的で主人公してます

それから
苦難の物語
終盤にかけて
妹ルーシーメイの成長を
心理描写を上手く取り入れて
丁寧に描くことで
いつのまにか主役の交代

そのポイントは
あるふさわしくない場面で
ルーシーメイが思わず
「きれい」
と呟いてしまうシーンではないかと思いました

感性豊かなルーシーは
リアリストのケイトより
自分の置かれた環境に
頭ではなく
心で反応しているみたい

途中で学校のシーンも出てくるのですが
子供向けに作られた教育要素も強そうな作品なのに
学校が全く魅力的に見えない描かれ方をされているのも
印象的でした

後半、ルーシーメイに関して
少しファンタジックな展開があるのですが
決して違和感なく
起こってもおかしくない?って思えるし
きれいで魅力的なエピソードだったと思います

シンプルでかわいいエンディング曲の描写も
作品の雰囲気にとても合っていて
物語が少し重く展開しても
上手く中和してくれるのもよかった

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

65.9 7 1982年度アニメランキング7位
アンドロメダ・ストーリーズ(TVアニメ動画)

1982年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (12)
41人が棚に入れました
アンドロメダ星雲にある、惑星アストゥリアス。豊かな自然にかこまれつつ、慎ましやかな文明を築くこの星が、外宇宙より到来した、高度に発達した自律型コンピューターによる侵略を受ける。機械によって人々の魂が奪われてしまったコスモラリア帝国より逃れた王子ジムサと、双子の妹アフルは、数奇な運命に翻弄されつつも、女戦士イルらと共に、機械の進攻に立ち向かう。1982年の日本テレビ系「24時間TV 愛は地球を救う」内で放映された長編アニメ。光瀬 龍/竹宮恵子による同名のマンガをアニメ化。「24時間TV」で放映された長編アニメの中では、数少ない原作・手塚治虫ではない作品。

声優・キャラクター
古谷徹、小山茉美、藤田淑子、井上真樹夫、上田みゆき、杉山佳寿子、野田圭一、柴田秀勝、塩沢兼人

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マンガ原作の古典的なSFアニメ(24時間TV長編アニメ枠)

※視聴する気があるならあにこれの「あらすじ」はネタバレなので、あえてあらすじに記載のある内容もここで紹介しています。

作品の「あらすじ」にも記載の通り竹宮恵子の同タイトルのマンガ作品が原作で、日本テレビ系列の「24時間TV」の長編アニメ枠で放送された作品。

確かコミックスで2巻か3巻分くらいだったので、長編アニメの原作としてはちょうど良いくらいの尺だと思います。

大雑把に地球ではない別の星の話なのでジャンル的にはSFなのかもしれませんが、作中の国家が君主制であったりとか王家の血統が問題になったりとか、物語の方向性としてはファンタジー作品に近いですね。

ストーリーが似ているわけではないのですが映画で例えるとSTAR WARSシリーズみたいな感じでしょうか。

SF要素のそれぞれのアイディアは、古典SFの諸作品を読んでいる人には目新しくはないでしょうが上手に組み合わせて良い感じの作品に仕上がっています。

枠が枠だけにあまり過激な描写などはなく、作画なども当時としては高いレベルで大変見やすい作品だと思います。ただ、キャラクターデザインや背景などいかにも当時の「東映動画」で、絵柄的に古いのは制作年代相応です。

ネタバレしませんけど、マンガ連載よりも先に本作で明らかになった物語のラストは結構好きだったりします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これは遠い昔遠い星の物語・・・そしてこの星地球に生き続ける生命の芽生えの物語

タイトルはエンディングで表示されるテロップの引用です。
最終的に物語が終わりを迎えるのではなく新たな物語へと繋がっていくところは、一番神秘的であり後味の良さ・収まりの良さが感じられました。


以下あらすじ
{netabare}
惑星アストゥリアスにあるコスモラリア王家では、即位したばかりの王・イタカとアヨドーヤ王家の姫君・リリアが結ばれ、国全体が穏やかな雰囲気に包まれていた。

しかし突如宇宙から降ってきた流星、その中から襲い掛かってくる機械に王含め人々は乗っ取られてしまう。

そんな中リリアは双子を出産する。双子は不吉の象徴であるとし、彼らの乳母であったタラマは男児であるジムサを手元に置く代わりに女児であるアフルを手放した。

リリア姫と共に無事王宮から逃げ果せたジムサは、のちに離れ離れになっていたアフルと再会し、国を救う英雄「太陽王子」として機械たちと戦う。
{/netabare}


この作品は「24時間テレビ」内で放映されたTVスペシャルとなっていますが、むしろ『カムイの剣』や『幻魔大戦』のような、壮大で大味な角川映画の趣がありました。

恐竜が生息するジュラ紀のような光景となにやら中世のようなファンタジー世界とロボットに超能力で立ち向かうSF的要素が合わさって、とてもカオスな作品でした(笑)

基本的な話の筋としては追われた国を取り戻すため戦う王子の成長物語ですが、
そこに創世記から連想される宇宙の真理や、機械による管理社会への糾弾および機械へ頼り切る人間への警鐘など、とにかく詰め込めるだけの設定を散りばめた印象を受けました。


一つ一つのテーマを掘り下げれば面白いものになったと思いますが、別々の方向性で物語が上手くまとまっていないような、中途半端な作りが惜しいと思います。

ラストは駆け足ながら中々に衝撃的でした。
{netabare}惑星アストゥリアスはマザーマシンを破壊すべく衝突したクフ老師の宇宙船によって、ジムサとアフルの二人が宇宙船で脱出した後、跡形もなく消滅する。
彼らはお互いを愛し合い、新たな星でのアダムとイヴとなった。この星が後の地球である。~END~{/netabare}
随所に過激な表現も見られ、こういったアニメをお茶の間で見ていたということもまた驚きです。


作画は、TVアニメと比べれば安定していると思います。キャラデザは個人的に『六神合体ゴッドマーズ』っぽいような、そんな感じです。作画監督は清山滋崇さんとなってました。

音楽は、中世風のものから現代風のものまで一緒くたでした。ただ、エンディングで流れる主題歌「永遠の一秒」は素晴らしかったです。

キャストでは、王子ジムサ役の古谷徹さんがやはり一貫して良かったのと、スターウォーズのR2D2みたいなロボ・ベス役の杉山佳寿子さんの機械らしくも愛嬌のある声に癒されました。


王子の力強さと周りのキャラの個性(主にロボ)は見ていて楽しかったです。ただ、神秘的な創世物語の側面をもっと活かしてほしかったです。


昔のアニメながらの突っ込みどころの多さはある種魅力です。
{netabare}
・成長したジムサの容姿がとてもマーズに似ていました、偶然でしょうか。
・マザコンと言っていいほど母以外眼中にないジムサ。母と二人きりで生きてきたので絶対の信頼と愛情を寄せるのは理解できますが、終盤までひたすらリリアにくっつきっ放しだったのでなんだか幼く感じます。
・アフルやイルの変装マスクの万能さ。お約束ですがどうやってあんな精巧なもの作ったのでしょうか。
・マザーマシンのデザインが観音様っぽい。中世の世界かと思いきや何故かそこだけ純和風。
・指から光線を放つときの謎の掛け声。最後までなんと叫んでいるのか良く分かりませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8
ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ありきたりなストーリーなんだけど、「じーん」と心に響く作品

【観るきっかけ】
ある有名なレンタル店で、目を引いたので借りてきました。

【感想】

作品としては、地球へ...を観た後だったので、あの時代ってこういうSFものが定番だったのかなと思ってしまった。

しかし、こういう作品って終わり部分でジーンとさせてくれるだよな。

{netabare} 

内容としては、平和な中世王国が、異世界の異文明に侵食される、それを選ばれし王子と異世界の人たちが協力しながら抵抗する作品です。(ガリアンに似てる)

王子が二人いて、離れ離れになるとか、最後のシーンでキスするとか・・・
結構 よくある展開なんだけれども、最後にこんなこと伝えたかっただぁ
ほぉ~へぇ~ってなるのが、こういう昔のアニメの好きなところですね。

{/netabare}

【視聴する価値】

個人的には、こういう作品は他にもあるから観ても観なくても良いと思う。SFぽさですとちょっと薄いが人間味がある作品なので、そういうのが好きな人は視聴する価値があると思う。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

65.4 8 1982年度アニメランキング8位
パタリロ!(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (50)
298人が棚に入れました
小国ながらダイヤモンド産業で世界に知られる常春の国マリネラ。そこの少年国王パタリロ・ド・マリネール8世は天才児ながら、小銭儲けとイタズラが大好きだった。ひょんなことから知人になった英国MI6のバンコラン少佐を巻き込み、今日も世界中や異世界で大暴れ。

声優・キャラクター
白石冬美、戸田恵子、上田みゆき、増山江威子、藤田淑子、永井一郎、池田昌子、間嶋里美

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

異才による怪作

<2019/12/29 初投稿>
原作は魔夜峰央作の漫画。
40年前に始まって既刊101巻、まだ続いてるそうで。
うわぁ長え(´⊙ω⊙`)

小学校の頃、姉の部屋からパクって読んだ記憶があります。
コテコテの少女漫画のギャグ漫画。
たぶん10巻ぐらいは読んだかな。

今年、ちょっと話題になった魔夜峰央原作の映画「翔んで埼玉」をWOWOWで観て本作思い出しました。

ところで「翔んで埼玉」やばいっすねw
「埼玉県人は千葉県人に見つかってしまうと、穴という穴にピーナツ詰め込まれて九十九里浜で延々と地引き網させられる」とか狂ってるw
千葉県民恐るべしw
魔夜峰央節が炸裂してます。
魔夜峰央の世界って実写化できるんだ!というのは新しい発見でした。

そういえば今年、パタリロの方も実写映画になってましたが。
そっちはどうなんだろう。

というわけで本題に戻ります。

ダイヤモンド産出により小国ながら裕福な常春の国マリネラ。
その架空の国マリネラの国王パタリロ・ド・マリネール・八世が本作の主人公。

パタリロはまだ小学生のくせに、
異様に高い知能と専門的な知識、
ませて、ひねくれて、ネジ切れたような性格に、
潰れた大福のような下ぶくれ顔の殿下です。
ドケチ。

バンコランは英国諜報部MI6(そうです。007のあれ)の少佐。
黒髪ロングの美形のおっさん。
パタリロとは因縁というか腐れ縁というか、仲が悪いのやら良いのやら。
つまりツッコミ担当。

マライヒはバンコランの愛人でこれまた美形。
ちなみに漫画読んでてかなり長いことマライヒが男だって気付かなかったんですよねえ。
女の子だと思ってた。
当時は世間に認知されてるオカマ(死語)と言えばお杉とピーコくらいなもんで、ホモォも表に出てこないタブーでしたし。
男と気がついてからも「いやいや、実は男装の少女だったりするんでしょ?」としばらく疑ってましたよ、ええ。
そういえば二人のベッドシーンとか普通にあったな。
自分、よく小学生であんなもん読んでたな(´・_・`)

正直、当時はそっ閉じしようかと思ったけど、本筋のお話が面白すぎてついつい。

タマネギ部隊はパタリロの近衛兵みたいなもんでしょうか?
その見た目はタマネギ頭に眼鏡、菱形の口で皆さん統一されてます。
基本的には小ボケ要員。
お笑いコンビ「髭男爵」の樋口くんが沢山いる、と思っていただければ。
ところがそのメイクを落とすとみんな美少年。
そーいや、たまにこっちでもBLしてました。

BLと腐女子という概念をちゃんと認識したのはつい10年くらい前なのですが、思い起こすと昔から女性の皆さん、BL好きな人は多かったんですね。

お話は基本的にはアナーキーなギャグ。
パタリロが無茶で理不尽なこと思いついて、
その行動力と異常な頭脳で実行に移し、
めちゃくちゃになって、
でも最後はなんだか丸く収まる。

でもちょいちょい重い話もあったり、
濃い目のSFやファンタジーもあったり、
江戸時代や魔界も出てきたり。
(アスタロトやベルゼブブって悪魔の名前はこの漫画で覚えたような気がします)
なんでもあり。
それもかなり練られてる。
魔夜峰央さんは異才なんでしょう。

アニメの方も半分くらいは観てたと思います。
夕方やってたような。
夕方にホモォ流してたのか!
今考えると、いや当時の世相からしたら殊更すごいですね。

ところでパタリロといえば原作でもお馴染み「クックロビン音頭」ですが、これ元ネタは「ポーの一族」なんだそうで。
「ポーの一族」って名前しか知らないんだけど女性にすごい人気らしいですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ドタバタギャグ×秀逸なプロット×ボーイズラブ=パタリロ!

基本的には神出鬼没のパタリロがメチャクチャやるのが面白いギャグアニメなのですが、1話完結の形式を取っているストーリーの中には、かなり練りこまれた話が存在し、1話観終わったあとには映画をみた感覚になるほどの回もあるのです。ギャグ空間の力技でオチを付ける時とシリアスな見入る回とのギャップに、悔しいですがやられてしまいます。こんなに長い間愛され続ける理由がちゃんとあるのでしょうね。

ボーイズラブをゴールデンタイムに堂々と放送してたことでも有名ですね。ジャック・バルバロッサ・バンコランと
暗殺者の美少年マライヒの恋を一貫して、(ベッドシーンまで)放送していました。ほとんどの局が夕方に放送。
一部では朝に放送していたらしく、でも不快に思ったりヤラシイと思う事なく、綺麗だなと思っていた気がします。
・・ですが、お家によっては家族で気まずくなったり、禁止されていたお子さんなども居たのかもしれません。

1980年代は同時期に「まいっちんぐマチコ先生」や「うる星やつら」もあったし。(いいんじゃないだろうか)

パタリロは老若男女問わず人気だった覚えがあります。小学生の男の子でも当たり前のように観てましたし、
やはりギャグ中心のアニメだったことが大きかったのでしょうね。再放送もずっとあったと思うのですけど、最近
あまりやりませんね。途中で時間帯移動があり、その際に「ぼくパタリロ!」にタイトルが変更されました。

何話だったか・・・

マライヒがバンコランに猫の真似でおねだりし、その後バンコランが満更でも無くやれやれといった風に
「甘ったれめ・・(いい声)」と言うのですけど、甘いのはテメーだ!と心の中でツッコミました(どうでもいい話)
この二人の恋は好きなので(原作だと☓☓しますし)それで1000文字くらいのレビューできますね。やめときます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「耽美系エロギャグマンガ」

所詮「漫画」だから規制なしに何でもやって良いという、昭和の牧歌的な社会だからこそ出来た耽美系ギャグアニメ。

それこそ。。BLからロリコン、特殊性癖。。SMなどなど言ってしまえば今の成人漫画系のことは大概この頃の漫画がひとつの作品で「ギャグ」としてやっている。

最初に始まったのは山上たつひこの「がきデカ」であり、その後に「うる星やつら」や「dr.スランプ」などの大ヒットギャグ漫画が続けて輩出され、オタクが生まれたのもこの時代だろう。

今の時代は成人漫画と少年漫画、青年漫画は分離してしまって、どちらの読者も互いに理解し合えない状況になっているが、

この「何でもアリ」な空気感こそ漫画としての最大の持ち味なんではないかと思うのと、最近の非常にお堅く閉塞された社会にはこういった心の余裕やおおらかさが必要なんだと思う。

 

実写「翔んで埼玉」を鑑賞しました。

関東圏の人間は爆笑すると思います。逆に東北地方や関西方面の人たちは話題にも出ないので、あまり面白いとは思えないと思います。

関東あるあるで通しているのでご当地ネタが強く、知っている人は爆笑できるが、知らない人はそんなに面白いとは思わないと思います。

あと「パタリロ」と同じく、魔夜峰央特有の少女漫画やBL漫画を茶化す描写が、本当に少女漫画やBL好きの腐女子の方々にはケンカを売っている。。。と思ってしまうぐらいパロディにしていて面白いです(笑)

基本ノンケで関東贔屓な人ほどツボにはまり、そういうことを真剣に考えてしまったり、逆に関西や東北などのご当地愛が強い人たちには余りにもお粗末な内容に思えるかも知れないです。

僕は千葉県民なので爆笑しました。(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

64.8 9 1982年度アニメランキング9位
さすがの猿飛(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (37)
192人が棚に入れました
国際的に通用するスパイ育成学校である忍ノ者高校。そこで突風“神風の術”を巻き起こし、女の子のスカートをめくるのが大好きな健康優良児・猿飛肉丸。彼こそはこの学校一番の才能の主だった。だが肉丸のそんなイタズラを、彼の恋人であり、校長・霧賀の娘でもある魔子が、いつも激しく叱るのだった。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、島津冴子、三田ゆう子、八奈見乗児、増山江威子、増岡弘、緒方賢一、土井美加、田中真弓、田中秀幸、島本須美、塩屋浩三、よこざわけい子、井上瑤、千葉繁、間嶋里美
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

恋の呪文は好きトキメキとKiss♪

原作 細野不二彦氏 制作 - NAS、旭通信社 制作協力 - 土田プロダクション
音楽 久石譲氏
1982年10月より63話
{netabare}
私立忍ノ者(しのびのもの)高校に転校してきた猿飛肉丸と校長の娘で幼馴染みの美少女くノ一・霧賀魔子の破天荒なラブコメ、
{/netabare}
もう30年以上前なんだな、私的にはそんなに昔に感じないのが不思議、日曜夜7時ゴールデンタイム、おじゃまんが山田君の後番組だったかな、チビデブまんまるエッチだけどけっこう最強系主人公肉丸と、肉丸の幼なじみ許嫁の魔子ちゃんかわいくて、気に入って毎週観てた、肉丸の必殺技?神風の術ってあるんだけど、大概女の子のスカートめくりに使われてて、毎回前半15分はドタバタエッチなコメディーで、後半はピンチな魔子ちゃん肉丸助ける~みたいな展開(魔子ちゃんいじめたなーっ!って無茶苦茶怒って強い)みたいなのが多かったかな、原作のストック不足でアニメオリジナルらしき話多いんだけど、その殆どが何がしかのパロディーで、時代も世界観もとにかく脈略無視な回多かったね、今みたいなワンクール単位じゃなく最初っから原作足りないけど、とりあえず一年ガンバロー!?みたいな感じだったのかな、、

ただね、

スカート捲られようが他所の娘に目が行こうが、最初っから魔子ちゃん肉丸にベッタリで、何が彼女をそうさせた?みたいな?幼なじみ二人のエピソード回があって、、、

ネタバレかもだけどあえて書く、旧い作品だし許してね、

幼い肉丸と魔子ちゃん真冬の雪穴に落ちて遭難しちゃう、雪穴深く幼い二人は這い上がれそうもない、途方に暮れる魔子ちゃん横で肉丸いきなり横穴素手で掻き毟る様に掘り始める、「雪柔らかいから掘りやすいよ~、」嘘でね、肉丸の手先血まみれ、「何やってんのよ!」と魔子ちゃん、肉丸魔子ちゃんを掘った雪穴に押し込め自分の身体で蓋するんだね、肉丸の身体で風は防げるけど、、「ちょっと……あんたはどうするのよ!?」「ごめん。僕が入れるほど大きくは掘れなかったんだ。それに指がもう……」「肉丸のバカっ!どいてよっ!肉丸死んじゃやだっ」

神回だったね、そりゃ惚れるわな、

最終回は原作とアニメで大違いだったね、原作はしんみりだけど良い話、アニメはハチャメチャだったけど、、
{netabare}
地球滅亡の危機だったり宇宙戦艦?大和?(ヤマトじゃなくダイワっての(汗))出てきたり、、
{/netabare}
まあいいいか~みたいな、

音楽は今では巨匠の久石氏、1984ナウシカ以前だったんだ、ただ印象的だったOPスキトキメキトキスは、当時うる星やつらで活躍してた小林泉美女史によるもの、唄は伊藤さやか嬢、
登場人物も灰汁無くおもしろかったし今でも画はけっこう観れる部類じゃないかな、当時ウザめだったパロディー回も世相反映で今観ると逆に面白いかも知れない、機会あればまた観たい作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

細野さんのキャラの可愛さを生かした作品

OPも素敵なアニメ。
そして原作の細野さんのキャラを生かした作品です。
そう、霧賀魔子ちゃんがとっても可愛いです。
当時PC8801でわざわざCG作りました。

それにしても当時はいい時代でしたね。
そうパンチラわざの神風の術が公で出来ましたから。

作品中に神風の術を科学的に解析していたのには
笑いましたが。
パンチラ意外にあまり使えない気もしますわ。

チビデブの肉丸君の運動能力の脅威さに
不条理さをつくづく感じましたわ。
あんなに動けば痩せるでしょう。

今見るとどうなんでしょうね。(^^;;;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

かおーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメはパンチラ重視、原作はもっとエロいか。

細野不二彦のアニメ。マンガ原作、少年サンデーで、同作者のグーグーガンモと同期に連載されていたのがタッチ(あだち充)、うる星やつら(高橋留美子)など。小学館を代表する天才作家バリの雰囲気がありました。
その後しばらくひっそりしていましたが、ギャラリーフェイクがあたって良かった。

アニメでは「神風の術&効果音」で、パンチラ全開のイメージですが、原作はもっとエロく、パンチラどころか女子高生の全裸全開の作品です。でも、主人公が女好きですがエロではないので、エロ作品というよりおバカとしてのイメージが強くなった作品ではないでしょうか。

チビデブでまったく美形ではない主人公。いまでは珍しいですがこの次期は三枚目主人公の作品がほとんどでした。

忍者、圧倒的能力、カワイイ許嫁、学園モノという、ほんとお手本のような設定ですが、この作品の前にはありません。
この作品と高橋留美子のうる星やつら、らんま1/2が先駆けだと記憶しています。

個人的には原作のほうがオススメ。全7巻、まんが喫茶で探してみてください。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

64.7 10 1982年度アニメランキング10位
太陽の子エステバン(TVアニメ動画)

1982年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (11)
48人が棚に入れました
スペインの港町にすむ少年エステバンは、ある時、腕利きの船乗りメンドーサにであったことをきっかけに、自身が、伝説の黄金都市の住人の子孫であることを知る。彼に誘われ、新大陸に船出したエステバンは、やがて、黄金都市の神官の娘シアと、ムー大陸文明の子孫タオと出会い、友人になる。それぞれ黄金都市にゆかりのある3人は、黄金を狙うスペイン軍と競いつつ、黄金都市の探索に向かう。NHKとフランスのRTL放送の共同制作による、冒険アニメ。フランス、ベルギー、イギリスなどでも放映され、高い人気を博した。1998年にNHKのBS2にて再放送が行われたが、その際は、主人公・エステバン以外の声優が、一新された新録版となっていた。

声優・キャラクター
野沢雅子、小山茉美、堀絢子、ささきいさお、肝付兼太、青野武、植竹真子、納谷悟朗

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

当時好きだったけど…。

意外と書くこと少ない。とりあえず主人公エステバンは、当初は黄金郷「エル・ドラド」を目指していたっぽい。

・音楽
主題歌は曲も歌詞もキャッチーで耳に残る。今でもテレビサイズなら歌える。
♪こころが つばさを も~たなくなれ~ば 夢という字は 消えてしまうだろう…

・紀行パート
前作『マルコ・ポーロ』の冒険に引き続き実写の紀行パートがあった。『空手バカ一代』のいい加減な奴じゃなくてちゃんとした「カポエイラ」を見たのは、たぶんこのコーナーが初めて。

・メカ
どう考えてもオーパーツなメカが出る。特に「黄金の鳥」。

『マルコ・ポーロの冒険』と違って再放送的なものはされたので、見たことある人はそれなりにいるかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

冒険心をくすぐられる

黄金のペンダントを身につけている少年エステバンが、行方不明になっている父親探しに新大陸へ旅立っていく冒険活劇。
インカ帝国やらムー大陸の謎やらが満載で、後に太陽エネルギーを使った高速艇や、ナスカの地上絵のような黄金の飛行機やら登場し、SFっぽい作りにはしているが、あったかもよ!と思ったりもした。
何故ならば古代超文明ですから!!
これは冒険心をくすぐられる面白い作品だった。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

62.7 11 1982年度アニメランキング11位
ときめきトゥナイト(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (33)
196人が棚に入れました
蘭世は同級生の真壁俊に片思い中。持ち前の変身能力を使って、蘭世は俊に接近しようとする。だけど俊の幼なじみの曜子にジャマされたり、蘭世に一目惚れした魔界の王子アロンが一緒に住むことになったりと、蘭世の恋は前途多難・・・。そんな時、蘭世の両親は魔界の大王に、人間界にいるはずの王子を探せと命令される。だが手がかりとなるのは、左腕に星型のあざがあることだけ・・・。マスコミを利用した大々的な王子探しも徒労に終わり、とりあえず王子探しはひと休み。一方、蘭世はクリスマスイブの夜、俊に星のペンダントをもらえるまでに進展!!幸せにひたる蘭世だが、死神のリストには俊の名前が・・・。

声優・キャラクター
原えりこ、水島裕、冨永みーな、安原義人、小原乃梨子、深雪さなえ
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レトロでハイカラなSFラブコメ

原作未読です。
アニマックスでデジタルリマスター版視聴。
少女漫画(りぼん連載)原作でアニメは1982年制作

あらすじ
{netabare} 吸血鬼と狼女を両親にもち、
人間界で生まれ育った魔界人の少女
江藤蘭世はある日、噛み付いた相手の姿に変身ができる能力に目覚めた。

そんな中、不良少年 真壁俊に一目惚れする。
(実際はワルぶってるだけで若干中二病だけど正義感ある青年)

恋のライバルで真壁俊の幼馴染の神谷曜子が邪魔してきたりと
三角関係が勃発するドタバタラブコメディ
どこまでも真壁に一途な蘭世の健気な姿に
男女問わず惹かれる人も多い気がする{/netabare}

原作は全30巻+完結編でわりかし長く、
アニメは全34話でオリジナル展開&設定が多かった。

wikiを見ると、ときめきトゥナイトは大まかに分けると
3部構成で第1部「蘭世編」第2部「なるみ編」第3部「愛良編」と
主人公が変わっていくらしい。
アニメは第1部前半 中学校編あたりで終わる。

OPやEDや絵、ネタ(ギャグ全般)多少時代は感じるものの、
今観てもハイセンスで個人的に楽しく観れた。

特に蘭世が肌にマント1枚のみを身にまとって踊る艶めいたED。
題名がSuper Love Lotion(スーパー・ラブ・ローション)なのも怪しいw
見えそうで見えないチラリズムと
思わず身にまとってない姿を想像してしまうようなアングルにドキっとする
歌詞の「女の子は恋をした時から 超一流のマジシャンに早変わり」
という部分に恋をした女性ならきっと共感すると思った。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

EDは神(アニメ本編はそうでもない。でも原作は面白い。)

同名の少女マンガ(『りぼん』掲載)が原作。

原作はかなり長い作品で、本作でアニメ化された江藤蘭世(えとうらんぜ)が主人公である第1部、蘭世の弟である鈴世(りんぜ)とそのガールフレンドの話である第2部、蘭世の娘である愛良(あいら)が主人公である第3部まで足掛け12年に渡って連載されています。

そして本作は一応第1部前半のアニメ化なのですが、『りぼん』が月刊誌で毎週放送されるアニメ向けにはエピソードがまったく足りず、キーになる部分を除きかなりの部分がTVアニメでのオリジナルストーリーとなっています。

蘭世、鈴世の両親は魔界人(父: 吸血鬼/母: 人狼)であり、江藤一家は全員「異能者」です。蘭世には噛みついた物に変身できる変身能力があります。

両親が異種族間での結婚に反対され人間界に駆け落ちしたという過去を持つため、その娘である蘭世と真壁くんとの「異種族間恋愛」という部分にスポットがあたらなくもないわけですが、原作に比べてアニメは真壁くんに想いを寄せる蘭世がその異能も交えてドタバタする様がコミカルに描かれ、シリアス度合いは相当に少なくなっています。

本作OP曲「ときめきトゥナイト」はラブコメ感満載でPOPな曲調の覚えやすく耳に残る良曲ですが、やはり語るべきはED曲「Super Love Lotion(スーパー・ラブ・ローション)」です。

本作は原作の『りぼん』という掲載誌を考えても「小学生の女の子」向けなはずなのですが、その歌詞といい背景アニメーションといい、かなりアダルトな感じに攻めた名曲です。

このED曲は放映当時にかなり話題になったと記憶しています。ぜひアニメーション付きのものをご覧になってみてください。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なぜか、現代(2016)で見てしまった

1982年に放送されていたのですね。
当時かなり話題になっていたのは知っておりましたが
当時男尊女卑な子供だった私(笑)は
少女マンガ関連を疎んじておりました。
それから悠久の月日を重ね、
なんと現代で再会する羽目になってしまいました。
うちの娘がこの時代にこれを選んでしまったのです。
(結局、面白いものは何時見ても面白いのですね。
この前もハイジ見て、すごく気に入っていました)
当然のように私も付きあわせれています。
(娘は何故か私に見る事を強制するのです)
設定としては、当時かなり個性的だと思います。
吸血鬼と狼男のハーフである少女が主人公です。
そんな女の子が、人間界で
好きになった男の子と繰り広げる学園ラブコメ!

良く、EDが話題になるこのアニメですが
最終回だけ特別バージョンでしたっけ?
オールスターバージョンのような、、、

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

61.9 12 1982年度アニメランキング12位
逆転イッパツマン(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (22)
128人が棚に入れました
舞台は1990年。劇中では西暦と呼ばれていないため、どの時代なのかは不明。タイムリース社は、依頼があれば時空を越えて、過去でも未来でも現代でも世界各地に荷物を届ける、業界のトップ企業。一方業界第2位の大手・シャレコーベリース社だが、タイムリース社本社のすぐそばにあるオストアンデル北部支社は業績絶不調。会長のコン・コルドーは、ムンムンを始めとした社員にタイムリース社の営業妨害を命じた。ムンムンたちは「クリーン悪トリオ」となり、営業妨害を続ける。ハル坊がピンチ通信を出すと必ずイッパツマンが助けにやって来る。

声優・キャラクター
富山敬、原えりこ、つかせのりこ、山本正之、鈴置洋孝、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也、肝付兼太、土井美加、大滝進矢、幸田直子、稲葉実、千葉繁

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ご存知タイムボカンシリーズ

ロボット物にあまり興味がなくシリーズの大半を見ていないが
この作品だけは妙にしっくり来て追いかけていました。
主題歌・挿入歌共に歌詞の一言一言まで熱くかっこよく
聞くたびにテンションが上がっていたのも良い思い出です
嗚呼!逆転王は今でも口ずさむ名曲だと思っています。
山本正之さんは話声も歌声も味があって良いですよね。
基本的に他作品同様の一話完結の勧善懲悪展開ながらも
裏で伏線をはりながら進行するシリアス展開と
子供向けとは思えない重々しい最終回には愕然としたものです。
タイトルでは想像もつかない本当のかっこよさを描いた物語を堪能して頂きたい

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

61.8 13 1982年度アニメランキング13位
ドン・ドラキュラ(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
33人が棚に入れました
広告代理店の倒産により、僅か第4話を放映した時点で打ち切りになったことでなかば伝説と化した一作。吸血鬼の本場トランシルバニアから練馬へと引っ越してきたドラキュラ伯爵だったが、宿敵ヘルシング教授は戦いの決着をつけるためわざわざ来日してくる。伯爵の愛娘チョコラの通う夜間中学の講師となったヘルシングは、あの手この手でドラキュラ退治を果たそうと詰め寄るが…?

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おいおい、私のことを知らないのかい?手塚治虫原作アニメだぞぅ?

そして、

日本最短かもしれない
打ち切りアニメだぞ~?(出落ち)


ねぇ・・

ホントザンネンなんですけど、
担当の広告代理店が倒産した不遇アニメなんです。
ちなみに4話までしか放送しませんでした^^
(8話まではできてたようなので地方でやったらしい)

お話しとしては単純明快。

ドラキュラのお約束(弱点)を全部兼ね備え
さらに美人に弱い“ドン・ドラキュラ伯爵”が、
娘の“チョコラ”ちゃんとおくる
ドタバタコメディーなのです。

1話からアホな展開で、伯爵の天敵である
“リップ・ヴァン・ヘルシング教授”が来日し、
当時殺せなかった伯爵の命を狙う。

↑おおっ!「HELLSING」みたいじゃん!

ザンネン!教授はサザエさんみてーな頭した
短足親父なんですわ( -_-)σ ⌒*

しかも持病の痔か何かで毎回とどめを刺せない。。。


まあ、ネタバレと言っても。。

“チョコラ初登場だから~”なんて
カメラ目線で言うメタフィクションありの
ギャグアニメでストーリーは特になし。

人魚や魚人やらが出てきたり、
他の化け物も出てくるし、結構シュールでした。

そのまま続いてたらどうなったかな?

ラスト(8話?)もあやふやですが
引きの絵を止め絵のまま十数秒まわしたり
引き→寄り→引きのような謎カットが入るなど
演出で不安にさせてくれてましたね。

そんな“ドン・ドラキュラ”の好きなところ。

伯爵はとっても娘想いで、
娘もパパをとても大事にしてる。
親子のハートフルな話でもありました。

脚本は先まで作ってたらしいので、
完成形も見てみたかったですね。ザンネン。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

手塚治虫らしからぬコミカルすぎるファンタジー

先日偶然レンタル屋で見かけたので。


ネットで調べた所コミカルだとは聞いていたのですが、思った以上にくだけた作品でした。

ドラキュラの伝奇を基にしながらも、ノリはまいっちんぐマチコ先生やおそ松くんのような感じです。
飛び出すネタもダジャレだったり下ネタだったり、完全にギャグアニメですね。


ですが、例外的に7話の「同じ命だパンダも虎も」だけは何故かシリアスな展開に強いテーマが込められていて良かった!秀逸でしたね。
かなり過激な社会風刺を込めた内容だったので見ていて驚きました。今では絶対に放送できないと思います。

詳細
{netabare}
原作は知らないんですが多分オリジナルストーリーだと思います。いきなり雰囲気が変わりましたから(笑)


ストーリー・・・
ある日ドラキュラの屋敷の近くに墜落した飛行機。その中には動物園へ移されるはずの珍しい動物が捕らえられていた。
偶然そこから出てきた一匹の子供のトラと、一匹のパンダを屋敷にかくまうことにしたショコラ。
パンダやトラを捕獲するためハンターが屋敷の近くを捜索していたところ、首筋に噛み痕のある女性が倒れているのを見つける。
その噛み痕はドラキュラが付けたものだったのだがハンターはトラが人間を襲ったと勘違いしてしまう。人を襲ったとなれば殺すしかないとし、パンダは生け捕り、トラは射殺の方針でハンターはドラキュラの屋敷を訪ねる。


時代背景から考えて、当時はパンダが国民中から持てはやされていたと思うんですよね。70年代に流行ったパンダブームです。
誰も彼もがパンダに熱狂しマスコミもパンダのことばかり扱うおかげで、ますます人々の注目はパンダだけに集まる。最近でも昔ほどではないにしろ、リバイバルブームがありましたね。

同じ動物なのに、パンダだけ特別扱いし愛玩の対象にする人間たち。その一方で人間に害をもたらす、価値のない動物には目もくれない人間たち。
そもそも国が積極的にパンダを厚遇するのはただ国益のためでそこに愛など存在していませんね。だから利益にならない動物は扱いがおざなりになりがちです。
こういった人間に都合の良い生き物以外を排除しようとする独りよがりな考えに苦しめられる姿をドラキュラと重ね合せた脚本だったのだと思います。

この回の脚本は小山高生さん。かなり彼の信条が表れているお話だと思いましたね。差別反対。博愛主義。


こんな台詞がありました。一部抜粋です。
(例1)パンダとトラを捜索中のハンター
「トラは射殺してもエエけどパンダは生け捕りにするんだ!」「そうだ、パンダは無事動物園に届けるんだ!」「人間に害を与えないし、またとない貴重な動物ですからねパンダは」

(例2)パンダとトラを捜索中のハンター、続き
「猛獣は子供だってやっぱり危険ですよ」「それに引き替えパンダは大人しい愛される動物だからなあ」

(例3)トラを射殺するつもりがパンダに発砲してしまうハンターたち
「なんてこっちゃ。パンダを撃っちまった」「誰が責任を取るんだ」「下手したら大変な国際問題だよどうしよう」

(例4)ショコラに「あなたたちが殺したのよ!」と叱責され、ハンター
「トラは死んでもしょうがねえが」「パンダはなんとか生かして動物園へ連れて行きたかったんだがね」

(例5)先ほどの発言に対して「どうしてそんな事言うのよ!」と問いつめるショコラ、本音を打ち明けるハンター
「パンダの方が値打ちもんだから」

(例6)ハンターの冷淡な反応に憤慨するショコラ
「パンダだってトラだって同じ命じゃないの!どうして差別するのよ!二匹とも逃げたんじゃないのよ。檻が壊れたから出ただけなのよ」
「大人の方が猛獣よ。勝手よ・・・。」

(例7)共に死んだパンダとトラ。憐れな二匹に祈りをささげるショコラ
「神様お願い。憐れなトラちゃんを、どうかこの次はパンダに生まれ変わらせてやってください」


うーん・・・ラスト悲しげなBGMと共に夜空に映し出される生きていた頃のパンダとトラの姿はけっこう胸に来ます。
この回はショコラの心情が丁寧に描かれていて別物のような名作っぷりでした。内容の是非はともかく、不意打ちで見たら衝撃を受けます。
{/netabare}

かなり制作者の‘エゴ’が見え隠れする主張だけに違和感を覚える方も多そうです。当時だったからこういった大人のストレートな心の叫びを訴えることが出来たといえるでしょう。



主役のドラキュラ役の声優は内海賢二さんで、無駄にイケメンボイス(笑)

ライバルのヘルシング教授は滝口順二さんで、こちらは正にハマり役な演技。

ヒロイン(ドラキュラの娘)のチョコラは島津冴子さんで、本当に可愛らしい声で癒してくれます。OPの仕草も可愛い!

コウモリ安兵衛は肝付兼太さんで、物語の進行役・直接的に登場しないイレギュラーなキャラです。逆に話のテンポを阻害してしまっているような気がします(笑)

キャラクターはどれも良いです。ただ回によっては作画がガタガタで見るに堪えないシーンもありました。


内容は確かにくだらないですが、打ち切られるほどつまらないとは思えなかったです。(放送中止の理由はスポンサーの資金繰りの問題らしいですが)

特に終始コミカルなノリの中での7話の話は考えさせられました。

最近はよくレンタルビデオ屋で存在を見掛けるので、暇な人は一度見てみてはどうでしょうか?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

Moji さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

く、くだらなさすぎる

日本で、最短で「打ち切り」になってしまったアニメ番組。
4話まで放映され、完成分の8話までがDVD化されている幻の作品。
理由は「担当広告代理店の資金繰り悪化」というが、「面白くないからスポンサーが降りた」ための様な気がしてならない。
親父ギャグ以下のギャグに、間延びした展開、イボ痔がどうしたとか・・・。
イマドキの小学生ならソッポを向くだろう。「チ○チ○」「う○こ」で笑えていた、われわれの世代でもニガ笑いものだ。
恐らく、赤塚不二夫ならば面白いギャグ漫画になったのであろうが、手塚治虫ではねぇ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

61.5 14 1982年度アニメランキング14位
The かぼちゃワイン(TVアニメ動画)

1982年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (34)
167人が棚に入れました
転校生の青葉春助が地図を片手にサンシャイン学園中学にのりこんできた。誰もいないので「一番乗り」と喜んでいると実はこの日は開校記念日で休みである。がっかりしているところに大型美人のエルこと朝丘夏美が現れる。エルはチビだがツッパリで根性のある春助がすっかり気に入ってしまった。春助の母は婦人服のお店を経営している。人手不足のため母は春助に手伝いを頼んだ。女が苦手の春助、婦人客を前にしてズッコケの連続である。駆けつけたエルが甲斐甲斐しく手伝い、春助の母はエルが気に入ったようだ。天衣無縫なSLコンビが次々にかもし出す笑いと涙とズッコケの物語。二人の青春はまさにまっさかり。

声優・キャラクター
古川登志夫、よこざわけい子、大竹宏、はせさん治、佐藤正治、鈴木富子、増山江威子、銀河万丈、山田栄子、中野聖子

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

青葉春助・THE・根性

昭和のドタバタラブコメディ
小さな男子「青葉春助」とちょっとぽっちゃりな女の子「朝岡夏美」通称Lの
青春モノ

何故かエンディングテーマが耳に残っている

「ラブコン」がこれに近いかな、結構面白いですよ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

天下御免のSLコンビ B

原作未読

硬派を自称するチビの主人公・青葉春助に、大柄なヒロイン・朝丘夏美が一目惚れすることから始まるドタバタラブコメです。

ヒロインはその背の高さから「エル(L)」と呼ばれており、視聴者にもこの呼び名の方が知れ渡っています。
かくいう私も、ヒロインの本名何だったっけな・・・という状態でして^^;

エルちゃんは大柄なだけでなく、むちむちした体型で描かれており、どうやらモデルがいた模様。
「いまの君はピカピカに光って~♪」でお馴染みの宮崎美子さんと言えば、中年の人は納得するのではないでしょうか(私も納得しました)。

エルのことを毛嫌いするように接するに春助に対して、常に一途なエルちゃん。
当時は、大柄な女の子ってどうかな~と思っていたので、春助の気持ちが分かるような気がしていたのですが、今となっては何と器の小さい男だ!と思ってしまいます。

それにしても、「春助君、だ~いすき」というアイキャッチは、見るたびに背中がむず痒くなってしまいました。

OPはエル視点の歌詞、EDは春助視点の歌詞と、内容が対比的に構成されていたのは良かったです。
両者の性格までも歌詞に反映されていました。
今でもどっちも歌えますが、EDの方は昔はカラオケにありませんでした。
今ではあるのでしょうか?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

たこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エルはラブのL^o^

懐かしい。
主人公がチビでヒロインがでかい、かぼちゃとワインのようにちぐはぐな組み合わせってことで「かぼちゃワイン」だったかな?うろ覚え。
当時は全くそんなこと思わなかったけどヒロインのエルちゃんは結構ふとましいムチムチ体型をしていて妙にエロい
そういえば萌えアニメだなこれ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

59.5 15 1982年度アニメランキング15位
あさりちゃん(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (19)
103人が棚に入れました
浜野あさりは、桜貝小学校に通う小学四年生。ちょっぴりドジで泣き虫だけど、いつも明るくて元気な女の子だ。東京近郊にある帆立市巻貝町で、優しくて頼りになるパパ、美人だけどしつけにきびしく怒るとこわ~いママ、そして成績優秀で口の達者な姉のタタミの、四人家族で暮らしている。体育や図工は得意だけど、勉強が嫌いでテストは大の苦手。そのため、成績優秀で要領のいい姉のタタミと比べられて、お小言を食うこともしょっちゅうだ。時には泣いてしまうこともあるけど、すぐに持ち前の明るさで立ち直る毎日。学校や家、巻貝町を舞台に、個性的なお隣さんやクラスの仲間たちを巻き込んで、時には笑い、時には涙の、数々の騒動を巻き起こしてゆく。

声優・キャラクター
三輪勝恵、川島千代子、向井真理子、富山敬、森功至

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

それでもあさりは今日も行く B

原作一部既読

小学館の学習雑誌(小学○年生)に連載していたのを読んでいました。
ジャンルとしてはギャグアニメですね。

浜野あさりという小学4年生が主人公です。(掲載される学年誌によって設定が異なっていた時期もあった模様)

彼女の性格は、エンディングから引用すると、
>私はあさり、あさりちゃん、今日も元気だおやつが美味い。
>食いしん坊で健康第一、起きてるときはごはんごはん!
と、余り頭の良さそうもないキャラクターです。

実際に余り思慮が巡ってない場当たり的な行動が多く、そのたびに問題を起こして周りを巻き込んでいきます。

一方、姉の浜野タタミは眼鏡をかけた秀才キャラですが、ケンカも強いの何の!いつもあさりはやり込められています。

しかし、それより怖いのはママ(浜野さんご)のお仕置きです。OPではママが怒っているシーンで雷が落ちていました。

パパの浜野イワシは温厚で、一家のバランスをとっています。

全員海関係の名前がついているのがこの一家の特徴です。
「タタミ」は何か、ですって?
私が読んだ記憶では「タタミイワシ」から取られた名前だそうです。

ノスタルジー補正が入っているとは思いますが、結構面白かったという印象がありますね。
あさりちゃんの馬鹿っぷりには、大笑いはしないんだけれども、共感できるところがあったりして、クスリと笑わせてもらいました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

58.3 16 1982年度アニメランキング16位
ゲームセンターあらし(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (14)
90人が棚に入れました
『月刊コロコロコミック』に連載されていた同名のマンガをアニメ化。「ゲームセンターあらし」の異名を取る、ゲームチャンピオン・石野あらしが、親友の月形一平太、大文字さとるらと共に、ライバルたちとゲームの腕を競っていく。原作に登場する、「炎のコマ」や、「真空ハリケーン撃ち」などの、荒唐無稽な必殺技の数々は、アニメでもうまく再現されていた。その一方で、あらしのプレイするゲームの再現には苦戦し、今ひとつ臨場感に欠けていた。結局、裏番組の人気番組『クイズ100人に聞きました』の牙城を崩せず、26話で終了した。なおアニメ版では、原作では1度しか登場していない松本すみれが、あらしのガールフレンド役として登場。また、アニメオリジナルキャラクター、ナンドー会長とその秘書エリカ・能登が、毎回の悪役を勤めた。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

あらしの出っ歯はダイヤモンドより硬い B

原作既読(というかめちゃくちゃ好きでした)

石野あらし(アニメ紹介画像の中央上)が、大文字さとる(同左)や月影一平太(同右)とともに、ゲームで様々な敵と対戦し、打ち倒していくというアニメです。

ゲームといっても昔のものなのでたかが知れています。インベーダーゲーム、ギャラクシーウォーズ、平安京エイリアン、ムーンクレスタ、バルーンボンバー、ギャラクシアン、などなど、中年以上には垂涎もののレトロゲームのオンパレード。(原作ではゼビウスまで出てきました)

ゲームをプレイする際にあらしは様々な技を繰り出すのですが、これが非現実的で凄まじいものばかり。

「水魚のポーズ」:ヨガの水魚のポーズをすることによって精神を集中し、ゲームのスピードが遅く感じるという技。

「月面宙返り(ムーンサルト)」:いわゆる体操のムーンサルト(原作読者の方、ムーンサルトりではありません)。ちなみにアニメ紹介画像は月面宙返りをやっているところ。

この辺りは実在するからまあよいとして、

「炎のコマ」:コマを素手で回転させることによって特訓を積み、レバーを動かす手から空気の摩擦によって炎が上がるという技。両手を使う炎のコマダブルアタック、月面宙返りから炎のコマダブルアタックに移るという合わせ技もある。炎のコマダブルアタックは、タイミングを誤ると火だるまになるというのだから、まさに命がけです。

「エレクトリックサンダー」:手と手をすり合わせて電気を発生させることによってコンピューターを狂わせ、ハイスコアを狙う。(インチキじゃん!?)

「真空ハリケーン撃ち」:体を高速回転させることによって真空を発生させ、ハリケーンのような強風を起こすことによってレバーとボタンを操作する。

などなど人間業ではありません。

こうした技を身に着け敵に勝つために、あらしは血みどろの特訓を行うのです。たかがゲームのために・・・です。

敵方もあらしの技に負けない必殺技を駆使する者もいます。

その一人が文部省推薦ゲーマー・インベーダーウーマン(実はあらしの母が変身している)。彼女の得意技は、自慢のボインでレバーとボタンを激しく操作する「ノーブラボイン撃ち」です(あくまで服の上からですよ・・・^^)。

このように技の応酬がエスカレートして、肝心のゲームの中身がぶっ飛んでいるというのも本作の特徴です。
当時の小学生の間ではゲーム中に「炎のコマーー!!」とか叫んだりするのが流行ったものでした。

もし、あらしの出っ歯にヒビが入っている絵を見たことがある人がいたとすれば、それは乳歯です。永久歯はダイヤモンドより硬いので、誤解なきようお願いします。

さて、この作品、面白いかと問われるならば? 多分、リアルタイムで見ていた人以外は相当キツイと思いますwww

ちなみに、原作者のすがやみつる氏は、私の嫁の高校の大先輩にあたります。嫁もこの漫画(アニメ)のことは知っていて、すがや氏にメール(ファンレター)を出したら返信が来たと言って喜んでいました^^
マイクロコンピュータの発達期に「こんにちはマイコン」という入門漫画を書いたことでも知られている人です。この本には、ゲームセンターあらしの主要人物がそのまま出てきます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

違う意味で印象に残った作品でした

このアニメ作った人、多分、テレピゲームのことにあまり詳しくなかったと思います。
まあ、原作付きですが、原作の滅茶苦茶さも有名です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
銀河烈風バクシンガー(TVアニメ動画)

1982年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (7)
59人が棚に入れました
前作『銀河旋風ブライガー』のラストで語られたカーメン・カーメンによる大アトゥーム計画(木星爆破による新惑星の大量創造)から600年、時代は28世紀を迎えていた。人類は地球軌道上に35の植民惑星を築いて移り住み、星々は太陽系管理機構ドメスチック・バクーフ(モデルは幕府)によって統治されていた。しかし、メリーカ(モデルはアメリカ)・エンゲーレス(モデルはイギリス)・ランス(モデルはフランス)等の外宇宙艦隊(異星人)との接触をきっかけにバクーフ統治体制の弱体化が露見、ロングー(モデルは長州藩)・ゴワハンド(モデルは薩摩藩)・トルサ(モデルは土佐藩)等の反体制派の惑星が台頭するなど、太陽系は混迷を極めていた。そんなある日、伝説のJ9に憧れるドン・コンドールらは、太陽系で一旗上げるべく仲間達と共に「銀河烈風隊」を結成する。銀河烈風隊は、バクーフのリーダーである総将軍アーウィン14世の護衛を務めたのをきっかけに、バクーフ特別警備隊に組み込まれ、闇の武器商人スリーJから手に入れた巨大ロボット・バクシンガーを駆り、反バクーフ勢力と戦う事になる。

声優・キャラクター
塩沢兼人、一龍斎春水、森功至、曽我部和恭、徳丸完、八奈見乗児

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
魔境伝説アクロバンチ(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (6)
37人が棚に入れました
謎の秘宝「クワスチカ」を探し求めるアマチュア考古学者、蘭堂タツヤは、5人の子供たちと共に、自ら製作したバンチャーマシンに乗り込み、世界中の遺跡を巡っていく。その行く手に立ちふさがる、クワスチカの謎を狙う地底人ゴブリン一族。強力な兵器を繰るゴブリンの軍団に、5台のバンチャーマシンが合体した、巨大ロボット・アクロバンチが立ち向かう。高い年齢層に向けた作品造りで知られる国際映画社の作品。後に人気イラストレーターとなる、いのまたむつみが初めてキャラクターデザインを手がけたことで知られる。第1話の時点で、オープニング、エンディングのフィルムが未完成で、数週間をかけてアップデートしていったというエピソードを持つ。

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
愛の戦士レインボーマン(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (8)
34人が棚に入れました
インドの山奥にて、聖者ダイバダッタの元で修行し、伝説の戦士レインボーマンに変身する能力を得たヤマトタケシ。彼はその力をもって、地球侵略をもくろむ異星人「死ね死ね団」に敢然と戦う。特撮作品『愛の戦士レインボーマン』をアニメにてリメイクした作品。主演の水島裕は、実写版『レインボーマン』の主題歌を歌った縁があり、本作でも主題歌を熱唱する。特撮版は、等身大の変身ヒーローものだったが、本作は、当時のロボットアニメの隆盛を受け、死ね死ね団の繰り出す巨大ロボ・デビルメカに対し、レインボーマンが巨大ロボット・レインボーセブンに乗り込み対抗するという、ロボットバトルの要素が加えられた。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

特撮版(オリジナル)を知っていると「コレジャナイ感」満載なアニメ版

正式なタイトルは『愛の戦士レインボーマン』だったような。運営への修正依頼が必要かな…?

元々は同タイトルの特撮番組があって、そちらは知っていてもアニメ版があったことを知らない人はたくさんいるような気がします。放送時間も日曜日のお昼で、あまり良くはなかった気がしますし。

一応ビデオ録画が可能な時代の放送だったので、初代マクロスやモスピーダ同様、家に居なくても観ることはできました。

ただ冷静に考えると、録画してまで観るほど面白い作品でもないように思います。特撮版の「死ね死ね団」がある種の人種差別的要素を背景にしていたのと比べると、敵は地球侵略を狙う宇宙人というありきたりな設定になってしまってあまり面白くない(穏当ともいう)設定になっています。

そう考えると「EDは変更しろよ」とか思わないでもないのですが、なぜかOP/EDとも特撮版と同じ曲、歌詞のものが使われています。

特撮版の「死ね死ね団」は、同じく特撮の『仮面ライダーBLACK』のゴルゴムと同じくらいやる気のある悪の組織で、作戦が成功するとガチで日本がヤバいというか日本だけヤバいってものでしたが、アニメのレインボーマンはただの「ひとり戦隊」(笑)ものです。

ヤマトタケシがインドの山奥でダイバ・ダッタの下で修業してレインボーマンになる能力を得るとか、月:月の化身、火:炎の化身、水:水の化身、木:草木の化身、金:黄金の化身、土:土の化身、日:太陽の化身の7つの化身になれるとかの基本設定は同じですが、7つの化身の能力が合わさって巨大ロボになるという意味の分からないアニメオリジナル設定によりロボアニメになっていました。

それと、アニメ版のレインボーマンでは身体の色とかは変わるものの太陽の化身(メイン変身体)以外の化身のビジュアルの変化が特撮版よりも変化が少なくてつまらないなあと思います。特撮版の土の化身とか、めっちゃ良いデザインだったので残念です。

というわけで、少なくともオリジナルの特撮版を知っている人にとっては実に「コレジャナイ感」満載なアニメでした。「これを観る時間があったら特撮版を観ましょう」と書こうと思ったのですが、そもそも本作は映像ソフト化されていないらしいです…。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
タイム教室 トンデラハウスの大冒険(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (5)
32人が棚に入れました
 前作『アニメ親子劇場』に続く、聖書の世界を舞台にしたSF時間旅行もの。少年・安土ゲンは、ガールフレンドの夏山カンナ、そしてカンナの弟ツク坊とともに、森の中の怪しい洋館に入った。そこで3人が出会ったのは、異才の科学者・待夢博士。博士は助手のロボット・カンデンチンとともにタイムマシンを制作中だった。だが落雷の影響で、未完成のままタイムマシンが作動。一同は館ごと、異次元空間に突入してしまう。やがて彼らが漂着したのは、紀元後1世紀の世界。彼らはイエス・キリストとその弟子たちと出会い、その生涯を追うことになるが。旧約聖書の世界を主題にした前作『アニメ親子劇場』から、設定やキャラクターも刷新。内容の方も、今度は新訳聖書の世界を主体とする。番組制作は前作と同じくタツノコプロ。この後、シリーズ第3弾にあたる『パソコントラベル探偵団』が製作放映されている。

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

畏れおおくもイエス様の生涯の物語です。

男の子と女の子とロボットの三人組(?)が
トンデラハウスという空飛ぶおうちでタイムワープしながら大冒険します。
ここまで聞くと、「昔良くある児童アニメだな」と思い浮かべるでしょうが、
ワープする先がイエス様の近辺ばかり、
そう、これはキリスト教の団体がタツノコプロに依頼して作ったキリスト教子供むけ布教アニメなのです。
勿論、普通のアニメとしても楽しめますが、イエス様の生涯をなぞる話しなので、最後の方はあまりに重いです。

ちなみに「アニメ親子劇場」と「パソコントラベル探偵団」と併せて「聖書三部作」と言われてます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

まふと さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キリスト教アニメ

主人公達が好きな時代にワープできるトンデラハウスに乗ってイエスキリスト一行の起こした奇跡や聖書に載っている出来事を見るアニメ

小学校がキリスト教だったので、カトリックの時間に観ていた
テーマ曲が耳に残ってて今でも歌える

内容はあんまり覚えていないが当時楽しみだった記憶があるので良い作品だと思う

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
機甲艦隊ダイラガーXV(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (6)
29人が棚に入れました
アメリカのSF番組「スタートレック」を思わせる、地球と友好惑星の連携による宇宙探査のSFもの。重厚な人間ドラマと15体のメカが合体する主役ロボが話題だ。地球とサラ星・ミラ星の連合軍の精鋭は、宇宙空母ラガーガードで銀河系の可住惑星を探査する“銀河の地図”作成の旅を続けていた。やがて一同は、未知の軍政国家ガルベトン星の軍隊と遭遇。戦闘か、講和か、双方の思惑が入り乱れる中で、局面は緊張の方向へ向かうことに。

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
三国志(TVアニメ動画)

1982年冬アニメ
★★★★★ 4.3 (2)
29人が棚に入れました
今日まで時代を超えて読み継がれる中国の史劇ロマンをTVスペシャルアニメ化した作品。中国が後漢の時代。権勢を失った朝廷のもと、世の治安は乱れて全国には盗賊の大集団「黄巾党」が暴虐の限りを尽くしていた。世情を憂いた中国靖王の末裔・劉備玄徳は、同じく大陸に平安を欲する義兄弟・関羽と張飛とともに世直しのために立ち上がる。強大な敵・黄巾党の群れを少しずつ切り崩すように秘策や奇策で勝利を納めていく玄徳。時の英雄となった彼は、かつて彼が命を救った美しい女性・芙蓉姫と再会。ひとときの恋に落ちるが、彼の前に待つのはさらなる戦いの日々だった。撮影スタジオとして活動の珊瑚礁が、手塚企画とともに制作。本来は劇場アニメとして構想されたが、実際には新春1月4日の午前中に特番としてTV放映された。

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
フクちゃん(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (4)
24人が棚に入れました
着物に下駄、大学帽という出で立ちの幼児フクちゃんが、お友達のキヨちゃん、クミちゃんたちそれに家族や、居候のアラクマさんたちと繰り広げる、ほのぼのとした日常を描く。原作は、横山隆一 作の同名の新聞マンガ。1940年から、1971年までの長期に渡って連載された(途中、休止期間あり)原作マンガでは、フクちゃんは、親戚の金持ちのおじいさんに引き取られた養子という設定だったが、アニメ版では、ごく普通の2世帯家族に置き換えられた(ただし、原作マンガでのおじいさんとの関係をふまえ、アニメ版のフクちゃんは、おじいちゃん子として描かれている)。また、時代設定も現代に設定されており、フクちゃんが、当時、テレビ朝日で放映されていた『宇宙刑事シャイダー』をTVで見る、といったシーンもあった。

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
おちゃめ神物語 コロコロポロン(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (8)
21人が棚に入れました
70~80年代、秋田書店の少年誌・青年誌を中心に大活躍した、人気漫画家・吾妻ひでおの神話コメディをアニメ化。神々が集う古代オリンポスの世界。太陽神アポロンの娘ポロンは、いたずら好きの半人前の神様。友だちであるエロースが一人前の愛の神なのに、自分は周囲に認めてもらえなくて悔しがる。みんなの評価を集めようと頑張るポロンだが、いつも結果は失敗ばかり。それでもオリンポスの神々は実はポロンが大好きなのだった。

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エェ〜ロス♪エロスゥ〜♪エロぉ〜すんません♪ ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イ

何十年も前だからこれしか覚えてないやぁ(ノ∀`)アチャー

多感な時期に神話の世界に興味を持つキッカケになったこのアニメ……

アポロン
ゼウス
エロース
イカロス……等

変に名前を覚えてた気がするww

絵も可愛くて、ギリシャの神様を面白おかしく描いてて、よけいに興味を持ってしまった記憶がある♪

あとなにかとエロいとこも( *´艸`)ムフ♪

リメイクしてくんないかなぁ(人´∀`*)

初の1番レビュー(文章の)だから
AA使っちゃたよぉ〜♪
途中では迷惑かけそうで使えないのよねぇww
  ___
_l≡_  _ |_  ( ワイルドだろぉ〜♪
 (≡・ω・)  )
  (__ヽyゝヽy━・
  /_l:_|
  |LlL

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

計測不能 17 1982年度アニメランキング17位
科学救助隊テクノボイジャー(TVアニメ動画)

1982年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (6)
20人が棚に入れました
英国の人形劇番組「サンダーバード」の新規映像化を企画意図に制作されたSFアニメ。西暦2006年。世界連邦の発足と同時に、地上から戦争は抹消された。だが進んだ科学の誤用や悪用から、新たな種類の災害や犯罪が続発する。これに挑んで人々を救うのは、連邦の下部組織・国際救助機構テクノボイジャーのメンバーだ。火鷹雷児たちテクノボイジャー隊の精鋭はそれぞれ機能を特化させた救助メカを操縦。今日も被災地に直行する。

声優・キャラクター
武岡淳一、伊藤真奈美、富山敬、中尾隆聖、青野武、丸山裕子、小林清志、井上孝雄
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