1968年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画一覧 2

あにこれの全ユーザーが1968年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月26日の時点で一番の1968年冬(1月~3月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

66.1 1 1968年冬(1月~3月)アニメランキング1位
ゲゲゲの鬼太郎 [第1作](TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (23)
173人が棚に入れました
強い妖力と正しい心を持つ幽霊族最後の少年・ゲゲゲの鬼太郎。お化けにゃ学校も試験も何にもないというわけで、いつもは気楽にのんびりと暮らしている。だが、ひとたび妖怪ポストに救いを求める手紙を投げ込めば、カランコロンという下駄の音と共に彼はやってくる。知恵袋は目玉の姿をした父親、武器は霊毛で編んだ先祖の形見のちゃんちゃんこ、そしてリモコン操作のように自由自在に飛ばすことの出来るゲタだ。鬼太郎は人間のために、次々に現れる不気味で手強い妖怪と激闘を繰り広げる

声優・キャラクター
野沢雅子、大塚周夫、田の中勇

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰かも知る妖怪アニメの第一作

勧善懲悪の『鬼太郎さん』とは違う初期作品
モノクロアニメの代表作の一つ。
白黒だからこそ映える演出はとても60年代とは思えないクオリティ
音楽・効果音とのバランスも良く水木先生の描く迫力が再現されている上
『敵妖怪』ではなく人間と敵対する話も多く
正直言ってちょっと怖く感じる所も多いかもしれない。
なんだか幼心に折り畳み入道がとても怖かった思い出があります。
原作と比較すると若干マイルドだがそこはご愛嬌
時代背景のせいもあるが登場する人間が非常に貧乏臭く人間臭くて素晴らしい

余談だが声優は3期以降とは違い野沢雅子さんが担当されている
おいおい悟空かよと思われるかもしれないが
これがなかなかマッチしていて個人的には一番好きである

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

怪作「墓場の鬼太郎」のアニメ化。レジェンド級のエピソードがずらりと並ぶ。

1968~1969年放送のテレビアニメ 白黒作品 全65話

原作 水木しげる 制作 東映動画

貸本版「墓場鬼太郎」をベースに少年マガジンに連載された「墓場の鬼太郎」のアニメ化。
テレビ放送に当たってタイトルは「ゲゲゲの鬼太郎」に変更。

墓場の鬼太郎は貸本版のような社会風刺やダークヒーロー的な面は無くなりましたが、
正義感の強いヒーロー鬼太郎のピンチに次ぐピンチで壮絶な作品になりました。

妖怪の造形は伝説ですね。
テレビ版はややソフトになりましたが、毎回のように生死をさまよう鬼太郎の姿は、
子供たちに強い印象を残したと思われます。

5~6話「大海獣」 巨大な化物になり果てた鬼太郎と搭乗型ロボットの激突
10~11話「妖怪大戦争」 西洋妖怪軍団との戦い。鬼太郎が操られる
15~16話「吸血鬼エリート」 恐ろしい原作ストーリーをややソフトに
21~22話「妖怪獣」 たぬき妖怪の人類侵略 鬼太郎連続ピンチ

他に猫娘登場の20話「猫娘とねずみ男」など、
ほとんどすべてのエピソードがレジェンド級です

レトロアニメで白黒作品ですが、アニメ史に興味がある人なら、
避けては通れない名作中の名作だと考えています。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 17

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1作目はちゃんと覚えていません(笑)

私が子供の本当に幼い頃、まだ物心がつくかつかない頃に見て泣いた覚えがあります。(笑)本当に怖かったんですってば(笑)
色も付いてないしー

そして2作目、3作目は再放送でなんどもやっていましたね、こちらは飽きずに見ていたような気がします。

日本を代表するホラー(とはちょっと違うような気がします)アニメ
んー伝奇アニメって書いたほうがいいのかな?

昭和から平成も終わろうという頃まで忘れられないっていうのは凄いと思います
水木しげる先生凄い!
目玉のおやじもねずみ男も猫娘も砂かけばばあも子泣き爺も一反木綿も塗り壁も語り継がれて行くんでしょうねー、もう日本の童話っていって良いような気がします(笑)

ちなみに原作の墓場の鬼太郎はアニメよりもっと怖かったです(笑)

今放送中の鬼太郎もいいですが機会があったら一度古いゲゲゲの鬼太郎もご覧あれ

全てのアニメに携わる人に感謝を!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6

計測不能 2 1968年冬(1月~3月)アニメランキング2位
わんぱく探偵団(TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (8)
22人が棚に入れました
 江戸川乱歩の名著「少年探偵団シリーズ」を翻案して製作されたアニメ。犯行をする際に必ず事前に予告を発し、大胆不敵な手段で貴重な美術品を盗んでいく怪人二十面相。それを追うのが名探偵・明智小五郎と、正義感の強い小林少年、そして子供たちによって構成されたわんぱく探偵団だ。おてんば娘のおトコ、ちゃっかり屋のチビちん、学者肌のまめタン、食いしん坊のでぶとん、自動車を運転できるすてやん。小林少年を団長とする彼ら6人が、それぞれの得意分野を活かして二十面相に立ち向かっていく。変装の名手でもある二十面相は、時には関係者に化けてすぐ傍らに忍び寄っていることも。彼らはその正体を見破り、犯行を防ぐことが出来るのだろうか? 江戸川乱歩の小説では名もなきメンバーも含め大所帯の少年探偵団をここではすっきりとアレンジ。明智はあくまでサブに回り、子供たちの活躍をメインに描いている。

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

日本の歴史上、最大の小説作家・世界に誇る江戸川乱歩の作品

・有名な江戸川乱歩作品
名探偵コナンの主人公、江戸川コナンの名前の由来となっている作家である
さらにこのアニメのライバル、怪人20面相は
現実で、逮捕されれば余裕で1発死刑のとんでもない未解決事件を起こしている(検索してちょ)
色んな意味で有名な作品である

また、名探偵コナンの協力者、毛利小五郎は
このアニメの探偵、明智小五郎の名前が由来
ゲームのペルソナ5にも似たようなのがいる
というかいろんなアニメや漫画にこのわんぱく探偵団の影響を受けたキャラがいる
そういうレベルの作品

・ちなみに・・・
江戸川乱歩はこのアニメ放送時、まだ(ギリ)生存していた
通常アニメは放送になる何年か前に製作が始まっているので
原作の江戸川乱歩が監修として参加していてもおかしくない(記載はないが)
そう考えたら、とんでもない作品と言える

・さすが昭和!!!
第一話から
「イスラム教徒にしか見えない」風貌の「色が黒い」「インド人」が
「幼女を誘拐」するwww
これは今じゃ絶対無理なセッティングですな・・・

・キッズではない・・・
「わんぱく探偵団」と聞いたとき、自分の印象は「小学生の探偵集団の活躍か?」
と思ったんですが、年齢層はよくわからない・・
わんぱく探偵団のメンバーの一人は車を運転しているし
リーダで主人公の小林くんも小学生には見えず、高校生以上もありえる

少なくとも「小学生の探偵集団」ではない・・・と思うんだが
明智は「こどもたち」と呼んでいる
違和感・・・

◯よい

・わんぱく探偵団は愉快で楽しい!
サインは「∨」!!

リーダーで、空手柔道黒帯の「小林くん」、自動車免許所持で、アッシーの「すてやん」、
最年少でパチンコ飛ばしの名人「ちびちん」、存在理由がわからない「でぶとん」、
発明家の「まめたん」、明智探偵の姪「おトコ」(自分は妹だと思っていた)

ちなみに、ちびちんがおトコの弟だというのは
全話鑑賞後、wikiを見て初めて知った

この6人組で構成されている本格的な探偵団・・・「わんぱく探偵団」なのだが
探偵団というより、戦闘集団?
明智の私兵、明智の傭兵というイメージが強い
探偵の仕事や指示は主に明智が、明智の指示を受け調査したりするのはこのわんぱく探偵団って感じだが

意外にも彼らの活動のメインは武器の製造と戦闘
暗殺団からも命を狙われるレベル

・意外にもむっつりスケベな明智探偵
海にて、望遠鏡で美女の水着をじーーーーーっと観察する・・・
望遠鏡の部分(早い話が目の部分)だけが太陽に焼かれていないので
顔は目の部分以外日焼けしているという長時間の観察っぷりwww
その様子を見ていたオト子に肩を叩かれ気まずそうな顔をするなど
女などに興味はない完璧超人かと思いきや、意外にも人間味がある

・怪人20面相
元サーカス団の曲芸師出身
本名は遠藤平吉(えんどう へいきち)
かっこいいです
これぞ理想的な悪役、ライバルではないだろうか!?
決して殺人はしないというポリシーを持ち
さらにはお宝や金ではなく「明智と頭脳で決着をつけるために怪盗をやっている」と断言する
その証拠に、
少しでも明智や探偵団に「出し抜かれた」と判断した場合は
お宝を明け渡したり、返したりしている
自身の偽物が出現した場合はメンツにかけてこれを阻止、破壊する

また、絶体絶命の危機であっても
救出に来た警察や明智に「素顔を見られたくない」という理由から
燃え盛る屋敷の中、一人椅子に座りワインを飲みながら最後の瞬間を迎えるなど
まさに「怪盗」の姿そのものである

wikiより

「どんなに明るい場所で、どんなに近寄ってながめても、少しも変装とはわからない、
まるで違った人に見え、老人にも若者にも、富豪にも乞食にも、学者にも無頼漢にも、
いや、女にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る」、
「彼自身、本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」
と書かれる大怪盗


◯わるい

・友達の後頭部をバットでフルスイングする小林くん
20面相を騙すため、同級生の後頭部をバットでぶん殴り気絶させる・・・
殺人未遂で逮捕すべき

また、おトコにビンタをかますなどこの時代特有の
DV気質が見え隠れるする・・・

・怪人20面相の都合のいい補正はちょっと・・・・
銭湯の煙突から飛び降りて普通に着地しちゃう、
監獄からも謎のパワーで脱獄する、
10人くらいの警察官が一斉に銃を乱射しているのになぜかこいつには一切当たらないなど、
こいつは頭脳で明智小五郎を出し抜くというより
この都合のいい超展開で出し抜いて逃げているため無敵である
もう「明智小五郎のライバル」とか「偉大な悪役」というか、
ただ「都合よくライバル補正を受けてるだけのおっさん」に見えることがある

・こんな20面相はイヤだ・・・
探偵団最年少の、下手すりゃ幼稚園児にすら見えるチビチンに
スリングショットで邪魔をされ
ブチ切れて追いかけ回し、ぜんぜん距離が縮まらない20面相は見たくなかった・・・

トイレで着替えているところを写真に撮られ、素顔がバレるwwwwwwwwwww
おまけに正体を撮られたフィルムを持つ子猿を2度も逃がす
ひどい・・・


◯the verdict

10/10
探偵団の活躍を刮目せい!!

楽しかった

リーダー小林くんは射撃の名人でもある
変なバッジを専用の銃で撃って相手をひるませる!

小林くん以外のメンバーもそれぞれ射撃が得意で
普段から戦闘訓練をしている本物の明智の「私兵」

ライバル、20面相との命をかけた熾烈な戦いはとても楽しかった!
おすすめのバトルものです!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0
ページの先頭へ