1968年度に放送されたアニメ映画一覧 9

あにこれの全ユーザーが1968年度に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番の1968年度に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

67.6 1 1968年度アニメランキング1位
太陽の王子ホルスの大冒険(アニメ映画)

1968年7月21日
★★★★☆ 3.8 (50)
169人が棚に入れました
 製作を宮崎駿と大塚康雄のコンビが手掛け、演出は高畑勲が担当。完成までに3年の歳月を要したという劇場用アニメーション。宮崎駿と高畑勲が出会い、日本のアニメ映画に初めて作家性が持ち込まれた記念すべき作品とされる。病弱な父親と、人里離れた浜辺で暮らしていたホルス。ある日、ホルスは狼の群れに襲われるが、たまたまそこで昼寝をしていた岩の巨人モーグに助けられる。そのお礼にモーグが以前から苦しんでいた肩のトゲを抜いてやるが、そのトゲは“太陽の剣”と呼ばれる剣だった。モーグから太陽の剣を譲り受けたホルスは「その剣を使いこなすことができたなら、おまえは人々から“太陽の王子”と呼ばれて尊敬されるだろう」と告げられる。やがて父親は「人間の世界に戻れ」と言い残して他界。遺言に従って相棒の小熊とともに旅立ったホルスは、モーグや謎の少女ヒルダの力を借りて、魔王グルンワルドと対決することになるのだが…。

声優・キャラクター
平幹二朗、市原悦子、東野英治郎、三島雅夫、永田靖、大方斐紗子、横森久

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆高畑勲監督映画デビュー作

冒頭からのホルスの斧での狼とのバトルがとても良かったです☆

どんよりとした北国の灰色の空が印象的です☆


アイヌの伝承がモチーフらしいですけど北欧神話みたいな感じもします。

ヒルダの歌♪が素敵でしたけど(市原悦子)さんではないと思います。

岩男も印象的でした☆


劇場映画の製作が珍しい頃の1968年のアニメ映画として良作でした☆
(併映であまり話題にはならなかったそうですけど)


1968年7月21日公開 東映

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

60.3 2 1968年度アニメランキング2位
アンデルセン物語(アニメ映画)

1968年3月19日
★★★★☆ 3.2 (12)
50人が棚に入れました
 「ひょっこりひょうたん島」の名コンビ、井上ひさしと山元護久が共同で脚本を担当した長編まんが。アンデルセン靴店の息子ハンスと、仲良しのマッチ売りの少女エリサの住む街に、ある日、眠りの精のオーレおじさんが現われる。彼は、世界中の子供に夢を配って歩くのが仕事だ。教会の鐘楼に住みはじめたオーレおじさんは、たちまち街の子供たちの部屋をバラ色にする。ところが働きすぎて靴の踵を折り、仕事ができなくなってしまって…。

声優・キャラクター
高島忠夫、藤田淑子、杉山佳寿子、増山江威子、鈴木やすし、三波伸介、三輪勝恵、久里千春、玉川良一、藤村有弘、富田耕生、平井道子、永井一郎

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
ジャングル・ブック(アニメ映画)

1968年8月6日
★★★★☆ 3.8 (4)
26人が棚に入れました
有名なキプリングの名作童話のディズニー・プロによるアニメ--というより、この頃はまだ長篇漫画という響きが相応しい気のする映画化作品。だが、完成の前年にウォルト御大すでに亡く、考えてみれば黄金期は40年代までとしても、本作以降のディズニー・アニメの、絵のタッチといい、作品のクオリティといい、凋落ぶりはなおさら激しかった。ディズニー名作の御多分に洩れず、本作のよさもその音楽と見事なキャラクターの(特にコミック・リリーフの)描き分けにある。さて、インドを舞台にした“狼少年"の話である本作。主人公モーグリは赤ん坊の頃に密林で黒豹のバギーラに拾われ、狼たちの手ですくすくと育つ。が、人食い虎が彼を狙ってやって来たため、みなはモーグリを人間たちのもとへ帰すことを相談。これを嫌って逃げ回る少年は熊と仲良くなったり、猿たちにさらわれたりしながら、ジャングルの掟を身につけていく。そして、見事、虎を追い払うことに成功し、これで人間の世界に帰らずにすむと思った矢先、可愛い人間の少女と出会ってしまい、彼女を追って村へ行く……。ベスト曲は熊の唄う『ザ・ベア・ネセシティ』。熊のBEARと“耐える"の意味でのBEARをかけた、つまり人生には“我慢が肝心"という、ディキシー・ランド風の軽快な歌。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
ゲゲゲの鬼太郎(アニメ映画)

1968年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
20人が棚に入れました
水木しげるの代表作のアニメ映画版、その第一弾。 南方の密林にいまだ棲息するという、鯨の祖先=太古の巨獣ゼオクロドン。その調査隊に幽霊族の子孫として知られる少年・鬼太郎も加わる。だが調査隊は巨獣の猛威の前にほぼ全滅。生き残った若手科学者・山田青年は学術調査の成果を独占するため、もう一人の生き残り・鬼太郎の抹殺を図った。言葉巧みにゼオクロドンの血清を注射されて死に瀕した鬼太郎は奇跡的に一命を取り留めるものの、異形の巨大な大海獣へと変貌してしまった! 山田への怒りと目玉の父さんへの思慕を胸に、ひたすら日本に向かう大海獣。だが卑劣漢・山田は、鋼鉄の大海獣=オリジナルにそっくりな巨大ロボットを建造し、故国に戻ってきた鬼太郎の再度の抹殺を企んだ! テレビアニメシリーズ第1作、その番組最初の一大イベント編といえる第5・6話「大海獣」(前後編)をブローアップしたもの。長編作品『太陽の王子ホルスの大冒険』と同時上映された。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
25日・最初の日(アニメ映画)

1968年1月1日
★★★★☆ 3.6 (6)
12人が棚に入れました
ノルシュテインの記念すべきデビュー作。しかし単独監督ではなく、美術監督のアルカージィ・チューリンとの共作である。「25日」とは、ロシア旧暦で1917年10月のロシア革命最初の日にあたる日。たなびく赤旗に浮かび上がる文字は「すべての権力をソビエトへ!」静かな広場に民衆の怒りが打ち寄せ、資本家・貴族・ブルジョア・聖職者・憲兵らの支配者階級が打ち倒される様子が描かれる。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
魔法使いサリー(アニメ映画)

1968年7月21日
★★★★☆ 4.0 (2)
12人が棚に入れました
大人気の魔女っ子アニメ『魔法使いサリー』の映画版・第二弾。 魔法の国の王女サリーとお伴のカブの前に現れた、可愛いがイタズラ好きの魔女っ子ポロン。その悪ふざけは、ちっとも止む気配が無かった。サリーはポロンが人間界で穏便に暮らせるように教育を考えるが、ポロンはものを小さくする魔法に凝り始めており、町中の電車まで勝手にミニチュア化しては自室に持ち帰ったりしていた。そんなポロンはサリーの友人・よし子と仲良くなる。そしてそのよし子を弟の三つ子が悩ませるのを見て、三つ子を魔法で小さくしてしまう。アリの穴に落ちてしまったらしい三つ子を助けに行くため、サリー自身も小さくなるが……。 テレビシリーズ第1作目の第77話「小さな魔法使い」のブローアップ版。このエピソードは、ポロン初登場回の第76話の翌回だった。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
九尾の狐と飛丸(殺生石)(アニメ映画)

1968年10月19日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
作家・岡本綺堂の小説『玉藻の前』を骨子に那須高原の殺生石伝説を融合した、時代伝奇ものアニメ映画。 平安時代。那須の里には愛らしい少女・玉藻と、彼女と仲良しの元気な少年・飛丸がいた。だが17歳の美しい娘になった玉藻に魔王が接触。その精神を支配した魔王は彼女を京に行かせて時の左大臣・忠長に仕えさせた。玉藻が忠長や大臣の心を掴む一方、京の町では凶事や災害が続発する。玉藻の陰に魔王の存在を認めた易学の大家・安倍泰成はこれに挑むが、強大な魔力の前に敗退。だがそこに故郷から、飛丸が玉藻を迎えに来て……。 元大映のスタッフで、のちに文部大臣にもなった中島源太郎が創設した、日本動画で制作。中島は古巣の大映にて当時の美人人気女優・山本富士子で本作を実写化することも構想していた。演出の八木晋一は、虫プロ出身の杉山卓ほか数名のハウスネーム。力作ながら興行的には低調に終わり、後続企画の『聊斎志異』のアニメ化も構想のみに終わった。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
海ひこ山ひこ(アニメ映画)

1968年8月1日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
海幸彦山幸彦のエピソードを人形アニメで描いた作品。『怪獣総進撃』『海底軍艦(ニュープリント改訂版)』の併映作品。

計測不能 3 1968年度アニメランキング3位
ピノキオの宇宙大冒険(アニメ映画)

1968年12月19日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
日本でも親しまれるカルロ・コッロディーニのピノキオの後日談形式の宇宙ファンタジー風劇場アニメーション。 神様から人間にしてもらったピノキオ。だがいたずらが過ぎた罰として、また元の人形に逆戻り。再び人間になるための善行を積まなければならないピノキオは、宇宙の暴れ者・空飛ぶクジラのアストロを退治しようと決意。宇宙からやってきたカメそっくりのベム・ノートルとともに、火星に赴くが。 ベルギーのベルビジョン社とアメリカのスワロー社が合作したアニメ映画。日本では完成から3年後の1968年に、宇宙SF特撮映画『ガンマ3号宇宙大作戦』などと一緒に「東映ちびっ子まつり」のプログラムの中で上映された。
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