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「響け!ユーフォニアム3(TVアニメ動画)」

総合得点
82.2
感想・評価
300
棚に入れた
819
ランキング
372
★★★★★ 4.2 (300)
物語
4.2
作画
4.4
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.2

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響け!ユーフォニアム3の感想・評価はどうでしたか?

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2クールでも良かった内容が残念

全般的にクオリティーは高いのですが、ストーリーが部内の揉め事中心で、遊びが足りなかった印象です。

魅力的なキャラが多いので、2クールにして間に遊び回を挟んでも良かったのではと思いました。
詰め込み過ぎで演奏シーンがほぼ無いのも気になりました。

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 259
サンキュー:

4

JC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意味不明な改変...

2015年から続けてるの観賞も意味不明になった......

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 259
サンキュー:

2

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

めちゃめちゃいいよ🎵

キラキラな作画、キラキラな青春。
全国金賞という目標に向かう吹奏楽部。
部長となった久美子が様々な問題に奮闘します。
そして3年生にもなれば当然付きまとうのが卒業後の進路・・・。
決まっているコもいれば決められないコもいて・・・。
そして重要なのが転校生のまゆちゃん。
戸松さんだから文句なしで可愛いっす!
キャラの表情、細かい動き、台詞や声優さんの演技がすごく自然なアニメは他にないと思います。
自然だけどキャラの個性もちゃんとある。
そしてやっぱりちょっと漂う百合っぽいさ。
やっぱ素晴らしいアニメです。
転生、バトル、ダークファンタジーが大好きだ‼️っていう大人男子にも観てほしい!
心配しないでもおじさんの私も涙流しながらハマるくらいだから大丈夫♩

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 53
サンキュー:

9

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:----

吹奏楽に全力を捧げる!!

今季一 

新たな音が響きあう

真面目に部活に打ち込むものたちのドラマが再び展開される

果たして金賞を手に入れることができるのか!?

3年生になった

部長としてクラスをまとめあげる久美子

と個性的な部活の面々が織りなす活動記録に目が離せない


吹部の人たちは一生懸命な人たちばがり、全力を出しているのだから

自分も全力を出していかなければと思います。

一生懸命、打ち込むって楽しいことをこのアニメから教

えてくれた

吹奏楽に一生懸命取り組むものたちの青春を


応援したい。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 96
サンキュー:

11

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良くも悪くも「女子(JC・JK)」という生き物を生々しく描いている

【レビューNo.134】(初回登録:2024/7/14)
小説原作で2024年作品。全13話。
個人的にはそこまで好きな作品ではなかったのですが、ここで交流あるレビュ
アーさんは本作ファンの方が多く、またレビューを書き始めて価値観が変化し
たこともあり、今一度きちんと視聴してみようかと。

(ストーリー)
黄前久美子が入学した京都府立北宇治高校は、10年ほど前まで吹奏楽の強豪校
だったが、現在はすっかり落ちぶれていた。
そんな吹奏楽部に久美子は級友たちの誘いを断りきれず入部する。
新しい顧問の滝昇の元、全国大会出場を目指す選択をした吹奏楽部は紆余曲折
を経て力をつけていく。
そして久美子も3年生に進級、同部の部長にもなり「全国・金」を目指す最終
楽章が始まるのだった。

(評 価)
・良くも悪くも「女子(JC・JK)」という生き物を生々しく描いている
 {netabare}例えば『この音とまれ!』と比べても「女子社会」が前面に描かれている感
 があり、この辺りがあまり好きになれない理由なんですよね。
 でもそこに嫌悪感を覚えるということは、それだけ「女子」という生き物を
 生々しく描いているという一種の誉め言葉でもあるわけで・・・

 例えば今作だと細かいところですが、水着回で久美子と麗奈が水着の一部を
 交換してる描写があるのですが、個人的には微笑ましいというよりキモイと
 いうのが率直な感想です。
 でも”そういうところで連帯感を深めたい”という男性には謎ですが、
 「『女子』とはそういう生き物だぞ!」
 と言われると妙に説得力があるんですよね。
 (よく言われる「トイレに一緒に行こう」的なw
  この「女子(JC・JK)」という年代がまた絶妙なんですよね)

 本編でも今作から転校生・黒江真由が登場しますが、これも表面上の言動だ
 けを追いかけていると
 「地雷を踏まずにはいられないサイコパスか?!」
 という酷いキャラ造形ですが、彼女がそういう言動に至る背景が見えてくる
 と、「女子社会での処世術」みたいなものが巧みに織り込まれており
 「これだから女子の世界は!」
 と思わず唸ってしまうんですよね。
 しかも今回真由は同じユーフォの久美子や奏への刺客的な役割も担っており、
 真由の存在によりこの2人が割を食うという・・・
 2人にとってはある意味
 「1,2年越しに”特大ブーメラン”が返ってきた」
 ともいうべき展開で、これには思わず
 「ここまでの壮大な伏線とは・・・この原作者天才かよ!!」
 いやーこれは見事な仕掛けでした。
 (絶対にどこかで爆発させてやろうと狙ってたよねw)
 また1期冒頭で麗奈が味わった「死ぬほど悔しい!」をここで久美子に回収さ
 せたのもホント上手かったなあっと。{/netabare}

・意外とあっさりと終わった最終話
 {netabare}個人的には卒業に対し、もっと何らかの描写があるものと思っていたので、
 最終話の拡大放送や全国大会もお預けで「続きは劇場版で!」みたいな展開
 も予想していたのですが、意外とあっさり終わったなっと。
 ただ「久美子2連敗」というアニオリ改変がなされたということで
 「全国大会での”久美子&麗奈のソリ共演”という見せ場がなくなった」
 ことも影響しているのかも。
 勿体ぶってスカスカの劇場版を上映するよりは、ここで完結させたのはいい
 判断だったのでは。
 きちんと久美子の進路まで描いてくれたしね。
 これは予想通り、一番収まるべきところに収まったという感じでしたね。
 まあ回想が多かったのは(本当の最後という)ご愛敬ですかねw
 (単に作画カロリーを減らしたかったのか・・・){/netabare}

・塚本副部長はツライよ他
 {netabare}個人的には塚本副部長の(作中の)雑な扱いを含め、「女子優位の部活の実
 態」っぽく結構楽しんでみてましたね。
 本作では女子幹部の尻に敷かれる展開ばかりで、麗奈からは「仏の副部長」
 を責められる描写も・・・
 「イヤイヤ、お前が『正論モンスター』で部員を抑え込もうとするから」
 組織運営上塚本副部長はそういう立ち回わりをせざるを得ないよね。
 本作ではあまり描かれていないですが、見えないところでは頑張っていたに
 違いないと私だけは褒めてあげようかとw

 細かいところでは久美子の演説が関西大会直前だったのは、ちょっと納得で
 きなかったかな。
 ・オーディション結果等、部員の不満は最高潮
  (このままでは関西大会前に部は空中分解するかも)
 ・大会の数日前にあすか先輩に相談 → 気付きを得る
 ・場面は関西大会直前へワープ、久美子さん演説を始める
  → ええ―――っ、この問題を放置したまま関西大会は乗り切れないみた
    いな描写はなんだったのか?!
    (この数日、部の雰囲気はどういう状態だったの?)
 あすか先輩の登場等ここまでの緻密な積み上げが完璧だっただけに、「何故
 このタイミング?!」という違和感が凄かったですね。
 (相談の翌日に早急に演説、数日で部のムードを立て直し、関西大会へ挑む
  が自然な流れだろうっと。)
 その後の展開で更なる本丸が用意されていたので、ここで尺を取る訳にはい
 かなかったのかなあっと、構成都合と割り切ることにしましたが・・・

 あと滝先生は音楽家としては優秀かもしれないですが、教育者としてはどう
 なんだと。
 生徒の自主性を重んじると言えば聞こえがいいが、(部の空気が悪いことに
 は気づいているだろうが)口を開けば「手を止めてる時間がないですよ!」
 とか原因の一端はあなたでしょうにw 
 それに再オーデションで部員による投票とか、(見映えはいいが)顧問とし
 ての責任はどうなんだと。
 ただこの辺は尺の都合というより、ある意味女性作家らしい割り切り方かな
 っと感じましたね。
 (男性作家だと教育者の責任とかを考慮して、先生にそれなりの役割を与え
  てしまい、こうはドライに描けないだろうなっと){/netabare}
    
そんな感じで私の価値観も大分変わったところもあり、今作はかなり楽しめた
感がありますね。
過去作も今見直してみると違った形で見えるんだろうなっと。
「女子」という生き物をここまで生々しく描いている作品はそうそうないと思
うので、なかなか見応えのある作品じゃないでしょうか。
男性作家が描く”青春モノ”とは差別化できており、女性作家らしい感性が随所
にみられる点がなかなかに興味深いですね。

最後に交流あるレビュアーさんからの刺激がなければ、価値観が変わらなかっ
たと思いますので、皆様には感謝ですね。
アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 570
サンキュー:

29

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高い完成度、納得のフィナーレ

高い完成度、納得のフィナーレ

あえてわがままな要望するとしたら、1クールではなく1年生編の時のように2クールやって演奏もたっぷり魅せて欲しかったというところですね。
まぁこれは2クールできた1年生編が贅沢だったと言うことで。

今作も
・楽器の細部まで丁寧に書き込まれた作画
・メインではない部員までも一人一人作り込まれた設定
・キャラの機微に合わせた細かい演出
・美麗に描かれるキャラクター達
・黒沢ともよさんをはじめとした、声優さんたちの素晴らしい演技

どれも圧倒的高水準でした。

原作の展開というか結末はうっすらと知っていたので終盤の改変には驚きましたが、原作を先に読んでいたとしてもアニメ展開の方が自分は好きかなと思います。

あの怒涛の1年生編があり、この3年生編に繋がるといった感じがしました。
終盤は久美子には辛い展開でしたが彼女の目指す「北宇治らしさ」を貫いたのは物語として良かったし、各キャラクターの「らしさ」がブレなかったのも良かったと思います。

感動的で素晴らしいシリーズを世に送り出し、完結させてくれた京アニさん、スタッフの方々に感謝。

多くの方におすすめできる作品です

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 248
サンキュー:

14

はろい さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分にとってはとても良い作品です。

もう次元が違うとしか言いようがありません。
なにか書くのも恐れ多いです。

あとは大好きな松田さんに期待です!!!

レビューなので何か書くとしたら観ていて惹き込まれました。


12話を観たので追記

原作未読で観続けていますが12話はすごく好きな話でした。

予想ですが久美子は先生を目指すのかなと考えてます。
もしそうなるのであれば、展開もスッキリ入ってきます。

原作を読んだ上で、snsをやっていて更にユーフォを1期から3期まで観続けていて、更にsnsに12話や京アニを否定するようなことを書くにいたる。。

そんな人は稀だと思っています。

でもそんな言葉を一部でも目にしてしまうのは、あまり気分のいいものではありません。

結論として、人の言葉は関係ないし、自分にとってはとても良い作品だったと言えます。

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 203
サンキュー:

11

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

北宇治高校吹奏楽部青春物語~coda~

『劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~』のレビューで、このようなことを書きました。
「まぁもう久美子は成長し切ってますからねw」
特別な存在である麗奈と肩を並べられる存在でありたいと願い、真剣に演奏と向き合う久美子。
あすか先輩からバトンを受け取り、部長として部内をまとめていく久美子。
確かな実力を備え、部員たちからの信頼も厚い。

後は最後の大会で、ソリストとして麗奈と協奏して、悲願である全国金の獲得。
物語が始まる前からもう道筋は見えています。


しかしそれじゃあ、おもしろい話にならないじゃないですか。


私は以前のレビューでこう書きました。
「物語前と物語後で、どう主人公が変わったのかというのは、
創作する上で最初に決めなければいけない程、重要事項です」

『響け!ユーフォニアム』の集大成となる今作において、久美子の成長は絶対条件です。
それでは、成長し切っている盤石な久美子をさらに成長させるにはどうしたらいいのか?


その答えはもちろん、黒江真由の投入です。


超強豪校である清良女子高校吹奏楽部で、久美子と同じユーフォニアム担当の黒江真由が
北宇治高校に転校してきます。

彼女の投入によって、部内はかき乱され、久美子にとって立ちはだかる存在になるのですが、
どうにもこの黒江真由というキャラは役割ありきの存在に思えてしまい、好意を抱きづらかったです。
もちろん、彼女のことが好きという方もいるでしょうし、
丁寧に読み解けば彼女の内面を知ることができ、好意を抱いたということもあるでしょうが、
極めて感情移入しにくいキャラだったのは、間違いないと思っています。
その点から言えば、黒江真由主役のスピンオフ作品を観てみたい気持ちはありますが、
いろいろと厳しいと思います。 
最初から重荷を背負わされているキャラだけに、もうちょっと掘り下げて欲しかった。



物語のクライマックスであるソリスト選考、
原作を改変したそうですが、ここはもう久美子が敗れるしかないと思っていました。

だって、そうすることによって
今作の最大のテーマである「久美子の成長」が最大限際立つじゃないですか。


最後の大会でソリストとして麗奈と協奏できなくて死ぬ程悔しい、
それでも「これが今の北宇治のベストメンバーです!」と毅然と部員たちを鼓舞する久美子。


「特別な存在である麗奈と肩を並べられる存在でありたいと願い、真剣に演奏と向き合う久美子。
あすか先輩からバトンを受け取り、部長として部内をまとめていく久美子」

この焼き直しとも言えます。故に集大成と感じた人も多いでしょう。

後に指導者として部内をまとめていくという観点からも、
久美子の敗北は非常に説得力があると感じました。


北宇治高校吹奏楽部青春物語も長いこと続いてきましたが、
振り返ると一瞬というか、一抹の寂しさもあります。
何年経っても記憶に残るであろう、素晴らしい作品でした。



(おまけ)

私は以前のレビューで、「(麗奈との)百合要素は1期がピーク」と書きましたし、
その後塚本秀一との関係が発展していきそうな予感を臭わせていましたが、
綺麗さっぱりなかったことにされていますねw
原作ではそのような描写もあるようですが、アニメではやはり不評だったのかなとw
結局「百合しか勝たん」ということか…

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 103
サンキュー:

16

ネタバレ

8bit さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とても良かった…が

さすが京アニ、変わらずのクオリティ。
ただし手放しに褒められない点もいくつかある。

仮にネガティブを0、ポジティブを10と数値で置く。
本作は最初から最後まで0~5くらいを低空飛行しておりフラストレーションを解消(10に到達)する機会がほぼない。
リアルならこんなもんだがエンタメとしてはやや微妙。

{netabare}
▼滝先生の出番が少ない
ほぼ生徒が解決してたような…
いやまぁリアルの先生なんてこんなもんだけど…

▼演奏描写がほぼ無い
これは明確に不満。
節目の演奏は観たかった。

▼地区大会勝ち上がりの瞬間が描かれていない
これが描かれていないため全体的に平坦に見える。
道中とは言え盛り上げる箇所は盛り上げてくれないと…

▼ソロ演奏
さすがに主人公が選ばれてほしかった。
ただでさえ終始ネガティブな雰囲気なのに最後までネガティブを引きずってしまった。
{/netabare}

毎回同じ様なトラブルが発生するのに学年が違えば見え方も違うという点では考えさせられました。
これは学校という舞台で1年生から3年生まで描いた作品ならではですね。
作中でも説明がありましたが本当に特殊な場所なのだなと。

作画/演出面ではさすがのクオリティ。
台詞だけに頼らず1つ1つのカットにきちんと意味が込められているので目と耳両方で楽しめました。

思う所はあれど本作には長い間楽しませてもらいました。
本当にお疲れ様でした。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 50
サンキュー:

7

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

相変わらず、ネチョーとしています。最終回後(‥)

たぶんアニメオリジナルキャラの緑ちゃんと今まで部活のレギュラーを取れてなかった娘以外、ネチョーとしています。

どうやら、今回のストーリーテーマは未来をどうするのかと過去の対面みたいな感じ

忘れてましたけど、久美子先輩随分と昔と比べて変わっているんですね!新キャラ(過去の自分)とどう関わるか、気になります

最終回後
うーん
面白かったのかな?
結局、全部見たし、面白かったのでしょう。
最近、刺激的な作品を求めているせいか
感想が出ないです。
今も昔も、個人プレーが多いので、部活をまとめようとする人物の感情移入まで、できませんでした。

最終回付近、過去の回想が流れた時、ねちょーとした映像が、見られました。
ガチ百合とでもいいましょうか。ガチ百合って、なんか妙に、ねちっこい表現が入るのですよね。
好きでもなく、嫌いでもないですが、鳥肌が立つこともあります。
恋愛を神聖な物としすぎと感じます。
まあ、百合が生まれた経緯を考えると、こういう表現になるものなのかなぁ

私の見方がなんか、違う気がする。
ソロにならなかった時とかの感想でない

ともかく、長い間、このシリーズを作ってくださったスタッフの方々、お疲れ様〜

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 139
サンキュー:

5

ネタバレ

aonisai さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

改変するなら脚本をしっかり練ってほしい

原作既読勢です。
前提として誓いのフィナーレから改変や描写不足が目立っていました、元々の積み上げが足りなかったわけです。
例えば、久美子の中間管理職的な立場の経験やそれによる成長が、原作ではあったのですがオミットされていました。秀一との関係も単純な方向に改変されていたりしました。要するに土台がぐらぐらした状態だったわけです。

本作も様々改変が行われていました。久美子が全国大会ソリ落ちしたことが騒がれていましたが、そこに一定の論理があるから12話時点では許容範囲でした。しかし、真由の人間性を単純化し、攻略可能に改変させたこと、最終話への反映がそれほど見られないことに作りこみの甘さを感じました。
原作は真由攻略イベントも存在しませんし、攻略可能なように改変することはリアリティラインを著しく下げる改変だと思います。
人と人が必然的に分かり合えるというのは幻想です。

最終話については、なかよし川を遅刻させたり、演奏中なのにもかかわらず、久美子に過去を回想(久美子視点で存在しないコマもあったと思いますが)させることで演奏シーンの作画コスト大幅カットを実現しました。運指の作画めっちゃ少なかったですね。

根本的な改変に対する不評は他にも枚挙にいとまがありません。
原作をまだ読んでいない方に申し訳ないので、詳細は割愛いたします。

あの最高の原作を渡されてここまで作品を質を下げられるのは逆に天才的です。制作陣お疲れさまでした。

追記
本作に不満がある方こそ是非原作を読んでいただきたいです。
特に二年生編から大きな改変があり、3年生編は全体として全く別物となっています。原作が良くなかったかどうかは、しっかり読まれてから判断されても遅くはないです。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 143
サンキュー:

4

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結局なぜ久美子はその進路を選んだのか描けてました?

 京アニ作品はいろいろあってもういいかな、と思っていましたが、さすがに本シリーズの結末は確認しました。

 で、最期まで見ての感想なんですけど、なぜ久美子は {netabare} 教師を選んだのかさっぱりわかりませんでした。
 1期で麗奈に触発され練習に目覚め、2期でアスカ先輩の音楽家としてのレベルの高さにあこがれを自覚した久美子がなぜ教師を選ぶのか?が3期は描かれなければならないと思います。

 劇場版で久美子が指導・調和を意識しているようにも見えないので、そこのなぜ?が消えません。そもそも久美子が部長に選ばれたのかよくわかりませんでした。ですがそこはいいでしょう。

 ただ、部長になることで、演奏家としての高みを目指すのか、それともブラスバンドの演奏としての調和を実現するため部長として奮闘するのか?が、結末の方で流れ的に描かれるのかなと思いました。

 ですが、結果として自分の才能のなさを自覚して、あきらめかけていた時に教師という道に逃げたように見えてしまいました。部長として部をまとめるためというより「正しさ」という言葉に逃げることが、部長として正しいのか?が描かれないので、後半がグダグダになったと思います。演奏として「正しい」ことが、高校の部活のブラスバンドとして正しいのか?

「お前ら全国に自分たちで行きたいって言ってたじゃん」はダメな部活が再生する物語としてはいいです。が、シリーズ通じてそれの繰り返しになってしまいました。

 久美子の教師へのあこがれに納得感がないのが、滝先生の教師としての無能さです。オーディションというのは教師が責任をもって選ぶべきだと思います。生徒の多数決は教育者としての逃げでしかありません。そして、前段として教師であれば、あるいは合宿のときの他の指導者でもいいですけど、なぜ久美子が落ちるのか?どこを改善すべきなのかを誰も言及しません。「同じくらい上手い」を繰り返すばかりです。
 そこの「なぜ」に久美子の演奏家としての弱点があるならまだ話は理解できます。音大生でもない高校生のブラスバンドで、その指導がないのはあまりに自主性という名の無責任な気がします。そしてその指導ができないなら、オーディションに信頼性など持てません。

 1期のときの多数決は、明らかに演奏のレベルに違いがあるのでそれをわからせるための公開処刑だったと思います。今回はどっちが上手いかわからない状態なのに生徒に押し付けるって…

 まあ、テーマ的に劇場版含めてずっと「誰が上手い」「3年生が優先だ」の繰り返しでしたけど。どれも人間関係のグダグダの理由づけでした。

 それでもめごとが起きて自主的に解決せよ…滝先生は結局「人が大事」という奥さんの言葉を思い出しますが、人を見てないじゃんと思います。挙句の果てに演奏のことしか考えていないし、滝=演奏としての「正しい」ことの追求ですからね。

 そう、滝先生は結局「正しい」という呪縛から逃れられないから、演奏サイコパスなのです。そこが麗奈があこがれている理由でもあるでしょう。結局麗奈は楽器の道を行き、久美子と決別しました。あそこはいいと思います。仲直りはしましたが、あれは別れでしょう。

 となったときに、滝先生のは「正しい」はコンクール音楽が分からないと言いながら、コンクールの正解を探しているようにしか見えません。そこの相対化ができないから麗奈が成長しているように見えません。

 結果としてせっかく無理な設定で登場させた転校生真由が全く生きてきません。真由は「正しい」=「上手さの順位」を追求する上手さの呪縛から逃れようとしていました。まあ、私は脚本家でも原作者でもないですが、この流れならオーディションを久美子は自らの意思で降りるべきでした。そうなら教師を目標にすることに主体性が感じられます。
 それなのにオーディションをすることで滝・麗奈連合の正しい、演奏至上主義をひっくり返せません。つまり、部長・教師という存在がまったく描けていません。

 そして何より、田中先輩をなぜ登場させたのか?彼女は自分の演奏一直線で副部長としては無能でした。その先輩のアドバイスをなぜ聞きに行くのか?要するに田中あすかも結局は演奏サイコパスです。真由を打倒する方法のアドバイスを求めるならわかるのですけど。

 そして、最期の教師になったときの花の髪留めです。まあ、ほっとする終わり方をしたいといのはわかりますけど、高校のときの同級生と付き合い続けている=成長がないという風に見えます。久美子の人生は豊かだったのか心配になります。
 また、滝先生に触発されたのなら音大だと思うのですが?副顧問にあこがれてならわかるのですが…久美子は教師の何に向いていて、何にあこがれたのでしょう?結局そこの納得感が一番ありませんでした。{/netabare}


 評価はしないでおきます。京アニというよりも原作者が無理に続けた結果、久美子をいじめるだけの作品になっちゃったなあという気がします。

 なお、演出やシーンは京アニだよね、という感動ポルノの連続で評価に値しませんでした。

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 400
サンキュー:

18

ネタバレ

マキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

複雑な気持ち

{netabare}
私は原作を見ておらず、アニメのみ視聴しています。3期の全体的な印象は尺が足らないといった感じでした。
良い点
・全国金賞取れたところ。
・先輩達の姿が見れる
・作画がいい
不満な点
・北宇治の演奏を期待して視聴したのですが。演奏のシーンが1期.2期に比べ少なかった気がする。
・新一年生のキャラの掘り下げ不足と少し痛い設定
・原作改変と言われているシーン
特に新一年生の掘り下げが足りてないと思います。自分だけかもですが、見終わった今新一年生の活躍していた場面というのがあまり印象に残っておらず、名前も思い出せないです。
またテンポが早くあっという間に全国大会になるのでキャラクターの成長を捉え辛いとも思います。
レイナの行動が少しおかしく思います。滝先生loveで尊敬していてもその気持ちを他人に強要して部の空気乱してる事に気づかないのが違和感と思います。
滝先生も今までと違ってカリスマ感が無いような気がしますし、出番も少なく思います。
転校生の真由がずーっと久美子にソリを譲ろうか?と聞いてくるのがウザかった。久美子ははっきり全国金賞を取るためにその方針をとっていて、少なくとも3年生は真由がソリに選ばれても納得する環境、であるのに、最後のオーディション前まで譲ろうか?と聞いてくる。奏が言うように煽ってるようにしか思えない。
それに加えて最後のオーディションで結局真由が選ばれた際にはそれまであった金賞取れるかどうかというドキドキとしか感情が一気に無くなりました、ここまでして金賞とれなかったです。という結末にはならないなと思ったためこのシーンで一気にやるせ無い気持ちになりました。
それでも、最後の演奏シーンは見ようと期待してはみたのですが、自分の期待通りでは無かったですね。
まず1期2期のように丁寧な演奏の作画を期待していたのですが、実際には回想シーンでした、せめて 真由がソリになって凄い演奏が聞けてよかったなと思える描写をして納得させて欲しかったです。
余談ですが、個人的には今回の演奏で金賞取れたのには納得がいってないです。1期2期の演奏の方が素晴らしかったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 88
サンキュー:

3

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

評価

9点 ユーフォ3期
8点 ガルクラ、このすば3期、無職2期
7点 ダンジョン飯、オオカミと香辛料
6点 スライム3期、トレイン
5点 喧嘩独学、怪異と乙女と神隠し、鑑定スキル、ブルアカ、サラダボウル、Unnamed Memory
4点 Re:Monster、Lv2からチート、第七王子
3点 じいさんばあさん、じゃんたまカン

感想抜粋

Re:Monsterはサクサクだけど内容がない。4点

スライムは最近ネット上では会議が代名詞になってしまい皮肉を言われ、ストーリーというよりは、よりキャラアニメ化してます。6点

香辛料は思い出補正です。正直昔のものより作画以外何が良くなっているのかさっぱりです。ホロを愛でるアニメ。7点

無職はパウロです。あまり面白くないと言われていた学園編も耐えたので、8点

このすばは安定してギャグ特化。好みは分かれると思います。
個人的には大好きです。8点

ガルクラは不器用でも思ってることをぶつけるのがいいですね。
行き過ぎで見ていて恥ずかしくなる部分があります。8点

ユーフォは万人受けすると思うし、見たら多分吹奏楽やりたくなると思うんですよね。本当に全国狙う吹奏楽というのは、夏休み返上で朝から晩まで練習します。8点にするか迷いました。アニメ的に予想できちゃう部分と流れが前作や劇場版と似通って見えるんです。ですがアニメで選択の場面を考えたときに他の選択をしていた場合、自分には作品として良い結末が思いつかなかったことや、演奏のクオリティも含め完成度がやはり高いということで、9点

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 65
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3

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dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あれからもう9年

 時期的にどうしても物語単体としてだけではなく、9年間という時間が京アニにとってどんな意味を持ったのか、そしてこれからの京アニは……を考えてしまう……というのは、作り手にとっておそらくは余計なお世話であるんだろうけど、短期シリーズではなく長い年月と、そしてこういう系の部活の描写に少なからず拒否感を覚える自分にとってでさえ、思わずうるっとくる最高の出来だったからでは……?
 何だかんだ言いながら、ラストのあたりの盛り上がりは流石と言わざるを得なかった。あとやっぱし高坂麗奈が最高に可愛くて面倒くさい。こんな女に惚れられた滝先生は大変だ。

投稿 : 2024/07/10
閲覧 : 130
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15

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てぃら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ユーフォ集大成

12話と最終回は泣いた。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 51
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4

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2024年No.1アニメ

ユーフォ3期で一番感じたのは久美子がめっちゃ成長したなと
こんなに頼もしい部長ってなかなかいないし過去作の色々な経験が今の頼もしい久美子を作ったと感じた
小笠原春香部長の本人は否定していたけど優しすぎる性格とも吉川優子部長のひたすら突っ走る性格とも違う
やっぱりこの作品の主人公なんだなと3期で初めて感じた
1番上手い人が部長2番目に上手い人が副部長ではなくリーダーの資質を考えさせられたし田中あすか先輩が何故部長ではなくしぶしぶ副部長引き受けたという理由と中川夏紀先輩が何故副部長になれた理由と高坂麗奈を部長や副部長にしなかった理由も見ててかなり分かりますね
見ていて久美子の進路や姉との関係やOGさん達の話も今までのシリーズと違うなと本当に時間が過ぎると色々変わるなと
変わらないとは言っているけど変わっている深みですね
久美子と麗奈の関係って大親友通り越していますね
あの2人のガチの涙初めて見た
でもあの展開は予想外だったしかなり辛かったと思うけど麗奈の選択って全く間違っていないと思うし大人で凄いと思う
普通はできないから
その爆発力が3期の一番の目玉でもありますね
久石奏の初めての本心と涙もきましたね
今思うと黒江真由は自分と部長である久美子の実力分かっていたからああいう行動ばかりしたのかなと
OPは2024年仕様になっていてEDは珍しく明るいというよりも大人な神曲だなぁと思っています
まだ2024年夏クールと秋クールのラインナップありますけどここまで見せられたら2024年はユーフォ3期が年間1位でいいでしょう
まだ新作の対抗馬が2作品ありますけどその作品達のレベルをある程度リサーチして考えたらユーフォ3期が2024年1位で決まりかなと公言します
1期が2015年3位2期が2016年2位と年間で1位になれていなかったので最後の締めは1位でいいでしょう
改めてユーフォシリーズめっちゃ好きです
Sランクアニメで500点満点中464点

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 148
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11

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みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人になったのだなと(涙)。

いやー。面白かったですね~。最高でしたね~。3期が一番面白かったですね~。最終回素晴らしかったですね~。

黄前ちゃんの部長としてのふるまい。かっこよかったですねー。
プレイヤーとしてよりもこうした政治的な調整力とゆうかですね、そおゆう能力がやっぱり高かったんですね~。

でもまあ最後高坂さんとのアンサンブル。ソロ取りたかっただろうけどですね。

でもそこをぐっとこらえて滝先生の判断に従ったからこその{netabare}金賞{/netabare}だったとゆうことは揺るがざる事実なんでそおゆう全体を俯瞰して見る力をこの3年間で得たのだなと。

大人になったのだなと(涙)。


最後演奏しながら3年間を振り返るシーンが流れてましたが、いやあ参りましたねぇ。

いやねそのシーン見ながら考えこんじゃいましたよ。
3年か~。黄前ちゃんのこの3年はそらもう相当に真剣にうちこんだってことなんだろうけどいろいろなことがありまくりだったんですよねぇ。

ふと自分に置き換えてみてですね今から3年前ってどうだったよって思い返すと(まあコロナとかいろいろあったんですけど)笑うことに今となんら変わらん日常でしてですな(笑)思い返すようなことなんかまあほとんどないんですよ。

はるか昔になりますがボクの高校生の時もたいしたことないんですよ。ホントに。ただひたすらにだらだらした生活を送っておりました。

なんだかそれいまも全然かわっとらんやないかと(滝汗)


翻って黄前ちゃん。これやっぱり浸食を忘れて吹奏楽に打ち込だからこそのこの濃密な3年間だったのねと、いまさらながら思いました。

いやまああドラマチックでしたわ。
もはやフィクションではないドキュメンタリーかよっ!ってゆうくらいの説得力のある物語でした。

素晴らしかったです。


でもあれ最後{netabare}金賞{/netabare}取れたからなんだかみんな丸く収まったよーなアレでしたけど、これが{netabare}金賞{/netabare}取れてなかったらあのクラブ多分崩壊してんじゃね?とはちょっと思いました。オーディションの時ぐらいまではもー相当ギスギスしてましたしねぇ。

やっぱり結果って大事なんだなあといきなり現実を突きつけて終わるのかとおもいきや!!

黄前ちゃん{netabare}センセ{/netabare}になったのかよ!おいおいおい!
ちはやぶるかよ!

…とおもったのはボクだけではないはず。
って違うか・・・!!

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 86
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16

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春の素晴らしさと、部活は人材育成の面ではクソだと言うことを上手く表現した傑作!

 最終話(13話)まで観ました。2024.07.07

 1から観ていて早十年あまり…。作中登場人物達が過去を回想しますが、そんなこともあったなぁ…と懐かしく思いました。

 ラストは原作から改変されており、賛否ある様ですが、私はこれで良かったと思います。ギスギスや思い通りにいかないにことも含めて頑張って完全燃焼するのが青春です。最後は感慨深くて泣きそうになりました。

 この作品がさらに優れているのは、日本の部活が抱える闇をエンターテイメントを通して告発している点にあります。

 主人公の久美子達は、高校生活をやりきって、青春を謳歌してモラトリアム期を卒業していきますが、裏を返せば燃え尽きています。

 ここが文系、体育会系を問わず部活というシステムの問題点で、大会やコンクール優勝などの短期てき目標達成を前面に出し過ぎて、本当に能力のある人間を継続して育てられません。

 本作品では才能のある先輩や麗奈はさらなる高みを目指して音大等に進学、留学しますが、部活は基本的に才能潰しの方に作用します。

 滝先生も3年で人が入れ替わる部活を指導するのは難しい都言っていますが、まさにその通りで、学校間の競争が激化する中、部を軍隊化、部員を兵隊化しなければ大会やコンクールで勝てません。

 個人の才能を伸ばすより、チームの勝利が優先され、監督、顧問が絶対的な力を持つ構造になるので、パワハラやセクハラ、体罰、私的制裁が横行しやすい体質になります。

 また、監督は絶対的な権力を持つ割に部員のケアをせずに、部員の内部統制を内務班的な先輩後輩関係にぶん投げてしまいがちです。

 作中でも、3年生が幹部会なる偉そうな会を作っていましたが、所詮は古参兵の集まりに過ぎず、意思決定権はありません。顧問の下請けです。兵隊は所詮兵隊で将校ではないのです。

 北宇治吹奏楽部はたまたま実力主義を掲げて上手く行っていましたが、部長の久美子達の努力とキャラクター性のおかげに過ぎませんでした。

 悪い方向へ行っていれば、容易に部が崩壊する危機は作中でも何回かあり、麗奈も悪くすれば先輩に潰されていました。

 短期的な目標を追うために人間を兵隊化して鍛え上げるけど、実際は擬似軍隊組織なので統制のための法源や根拠はないため、内部統制を内務班にやらせる…。

 熱心にやればやるほどブラック化し、長期的な育成方針も無いため、部で活躍、出世しても進学等でまたリセットされる…。やりがい詐取と燃え尽きさせるために部活動があるのか?と思わせる程のクソぶりです。

 長時間練習の負担で教員が疲弊したり、部員がイジメやプレッシャーで追い詰められて自殺したりと、現実の吹奏楽部は本作品の何倍も地獄だそうです。

 音楽は、個人でレッスンをしてコンクールに出場して実績を積んでいくという、部活以外の道があるので、才能のある人間には葛藤が多そうですね。

 ラストの久美子の姿は感動的でしたが、この地獄の再生産なのか、希望なのか?視聴者によって解釈が異なりそうです。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 86
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9

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anikorepon さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今までにない、大変素晴らしい作品でした!

劇場版を視聴してから、3期のテレビシリーズを見ることにした。

期待の持てない吹奏楽部に入部してから、真摯に音楽に打ち込み、仲間と共に3年間を過ごした集大成がここに完結!

主人公たちの成長っぷりに感激。
登場人物たちに拍手を送りたく成るような作品は今まで出会ったことがなかった気がする。



色々語りたいが、見てもらうのが一番良いでしょう。
未見の方には最初のシリーズからきちんと見ることをお勧めする!



と、言いつつ、感激したところについてコメントしておく。

やはりオーディション
久美子は公明正大に幕を張ってオーディションに臨んだ。
当然、麗奈も久美子と一緒に演奏したいと思っている。
しかし、私情を挟む事こは、このオーディションを設定した久美子への裏切りに等しい。
であれば、実力を重んじる金賞を狙う吹奏楽部として、久美子の気持ちを重んじて、より良い演奏をした方を選ぶしかない。

結果的に真由を選ぶ。
麗奈にとっては苦渋の決断だろう。
久美子は部長として、正しい人として「これがベストメンバーである」と宣言する。
そこにいるすべての人の動揺を収め、部長として部をまとめ上げる。

久美子と麗奈の絆。

それを確認するのがこのオーディションの見所だった気がする。
最後、泣きながら本音を吐露しているしね。

このエピソードあるからこそ、この作品は他よりも感激することができた気がする。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 44
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7

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クオリティ高すぎて、他のアニメ作品が観れなくなってしまうほど圧倒的。

>1話まで視聴して
1期・2期視聴済です。劇場版等はおそらく未見と思う。。
←それらがどういう時系列になっているのか等も把握できておらず、復習必至?><。

でも、心配ありません。
本作シリーズはどこから観始めてもまったく問題ないでしょう。

自分自身もしばらく本作シリーズの視聴から離れてしまっていて
2期終えた時点までの、おぼろげな視聴記憶程度しか残っていませんでしたが、全く問題ありませんでした。


うわー、いつの間にか3年生になり、かつての先輩たちは既に去り
部をひっぱっていく立場になっているのですね!。
で、さらに部長!!?。
もうこれだけでもドキドキできますね。
新たな下級生とのこれからの多くのあれやこれやが観られると思うだけでワクワクも止まりません。
あいかわらず1話ごとのラストの引きも神!!。

やっぱ好きなアニメ作品の続編は、すべて同じ制作会社・スタッフで作られてほしいな~。
本作を他社で・・なんて絶対無理っしょw。ありえない!!!。


なんというか、1画面、1画面ごとのすべての画面全体が、完全にこだわりぬいて
その作品独自のアニメ世界で統一されて描ききられている!。

背景描写にしても、単に実写的な写実的な取り込み的なモノではなく
ちゃんとそのアニメ作品の世界のアニメ描写にブラッシュアップされている地続きの世界。アニメ的な世界。

こうなってくると、なんの違和感もなく、安心してその作品のアニメ世界に没入できちゃいますよね!。


今期も多くのアニメ作品が多くのアニメ会社さんによって作られて放送されていますが
本作のクオリティを見せつけられてしまうと、継続視聴できる作品はかなり絞られてしまいます。
本作の出来と比較してしまうことは、もはや”酷”?、”罪”?ですね。


-----------------------------
>6話まで視聴して
5話、神回でした。

何?、あの光と影の魔術!!!!。
感情表現まで内包されていて、釘付けにされちゃうじゃないですか!・


6話まで観たけど、事前情報で刷り込まれていたほど黒江真由に黒さを感じられないので
久美子の反応が、むしろ1高校生の人間味として、リアリティ感じてしまいます。

黒江真由がそもそもなぜ転校してきたのか等、心の内は計り知れないのですが
少なくとも、好きな楽器演奏をしていて、それがきっかけで部にスカウトされて
確かに演奏能力は凄いのかもだけど、ほとんど知らない人たちの中に飛び込んできた彼女にとって
どうやったら周りと仲良くなれるのか、不安の方が大きいんじゃないかな?。

そうなると、石橋を叩くように、考えられる可能性をオープンにして
「ほんとにそれでもいいの?」って確認とるのは自然な気が・・。
自分がもしその立場だとしても、そうなってしまうと思う。。

たしかに余計な一言が出てしまうけれども、高校生だったらそんなもんでしょ。

もっと自然に周りから受け入れられてもいいような気がする。
(個人的な戸松さんびいきはもちろんありますが、あえてそれは差し引いてw)


本作は主に主人公である久美子目線で描かれてしまうから
黒江真由に何か悪意めいたものがあるかもしれないようにも感じられる演出となってますが

もう少し、本音でぶつかりあえるような関係になれたら理想なんでしょうね。

・・でも、そうなれないところが本作3期の醍醐味なんだと強く感じさせられる細部に渡る神演出!!。

久美子個人としての想い、部長としての立ち位置、高坂麗奈との絆・約束を果たしたい想い。

いろんな葛藤が久美子の中で渦巻いてしまってるんでしょうね。


表面的には良い部長でもありたいと思ってしまう一面もあると思いますが
それとはまた別の感情も抑えられない・・。

そういったあたりの演技を、黒沢ともよさんは、絶妙の神演技されてると思います!。

間の取り方もそうだし、何か引きずるような感情表現など・・。

(比べてはいけないと思いますが、ゆるキャン△3期の演技とは、全くの別物ですね)。

ここが自分にとってはとてつもなく面白いです!!。


-----------------------------
>10話まで視聴して
10話、またまた超絶神回でした!!(スタンディングオベーション)。

9話までのギスギス+不穏+不和ムードから、10話の視聴すらも一瞬ためらわれましたが
10話ラストではナチュラルに涙が出てしまっていました><。

黒沢さんの演技がすさまじい!!(超絶誉め言葉)。
次回予告の、あのお決まりのセリフですらココロ揺さぶられる!。


黒江真由って原作ではどのようなキャラ付けされていて、どのような言動されてるのか逆に気になりますw。
アニメから入った自分にとっては、黒江ではなく白江でいいような印象^^。
ラスト手前のあのセリフも嫌味とかではなく、素直な表現だと思える。

レギュラーに定数が限られるいろんな競技においては、やはりレギュラー争いが必須ですよね。
少し前までは争うほど対象パートの部員数がいなかった環境から、いきなり強力なライバルが加入してくる。

自分が応援している日ハムにおいても、トレードや現役ドラフトなどで新たな選手が加入し
レギュラー争いが過酷になる・・。

でも、ライバルがいない環境よりも、良きライバルがいる環境の方が間違いなく双方が成長できますよね(理想論)。
ただ、そんな綺麗ごとだけで納得できるほど感情はコントロールできない・・。
二十歳を超えたプロ選手とかならなんとかできそうですが
まだ学生である主人公たちにとっては、処理しきれない事案・感情なんだと思います。
だからこそ、そこを乗り越えていく今回の10話。たまりませんでした!(誉め言葉)。
 

-----------------------------
>最終話まで視聴して
アニメスタッフ様方は悩みに悩み抜いた末だと思いますが、大きな素晴らしい決断をされましたね!。
そしてそれも許容して包み込んでくださる原作者様!!。どちらも最高です。


自分は正直、3期を観始めた時点で、黄前さんが部長している時点で大事件でしたw。
実際、部員同士の仲を円滑にしたり、バラバラになりそうな意見や事情を
うまく解きほぐし、同じ方向を向いて士気をあげていくという面、その他においても適任でしたよね♪。

現実の吹奏学部での人選は、どのように選ばれるのだろう?。
立候補?、顧問推薦?、部員推薦?、多数決??。
個の演奏技術、集団をまとめる能力?。
どちらも両立してるのが理想だとは思うけど、現実ではどうなんだろう?。


自分は原作は読んでませんが、原作どおりの終わり方であった場合
何か肩透かし的な感想になってしまっていたような気がします。

自分は最後の目隠しオーディションで
1回録画を見て聴き比べただけですが
正直2人の違いは全くわかりませんでしたw。

吹奏楽の演奏における良さとはなんだろうか?。
正確な演奏であること?、強弱などのメリハリ?、伸びやかな響きだったり?。
アレンジとかしちゃダメだろうから、感情込めすぎたりするのもNG?。
ミスしたりとか音がビビったり出てなかったりはもちろんNGだとは思いますが。

まあ、音の良しあしについて深く考えてみたところで意味はないと思う。


若者たちが、青春の大切な時間のほとんどをつぎ込んで
1つの目標を目指し、ぶつかりあい、悩み、時にはすれ違ったりしながらも
各々が成長し、選択し、未来へと進んでいく素晴らしい物語であったと思います。
 

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 235
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27

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

つよい

1,2,映画(誓いのフィナーレ)を観てきたものへの集大成。
この評価の高さはそれを前提とすることと、自分の状況から高くした節があります。

細かい作品内容は省略、言いたいことだけ綴ります。
大抵の文言の末尾に「感じる」とか「思う」が隠れていると思ってください。
くどいのでそれも省略。

このシリーズは組織運営とキャリアプランが礎にあります。

組織運営は、目標があってそれを達成するための管理・調整の業務・行動。

キャリアプランという言葉はメチャクチャ嫌いで、個人の目標達成のための行動計画、個人の将来(未来)のための行動計画、みたいな。
適切な言葉が思い当たらん、個人の将来の目標達成のための行動計画、みたいの。

営利じゃないし、給与もない、
本業でもないし、義務もない、
終身雇用はないが最大の期間だけは3年(未満)と決まっている。

違いはあれど、この作品は組織運営と将来の行動計画が関係している。

登場人物の何人かがそれらに本気で取り組んでいる。
結果的に成功している。

私はこの組織運営も自分の計画を練るのもメチャクチャ苦手だ。
そして彼女ら彼らのように真剣には取り組んでいない。
四十路にして困ったもんだ、と言うよりどうにもならんに近い。

登場人物みんなの成長速度は凄まじい。それは真剣さが段違いだからだ。
本気で何かに取り組む、そして結果を出す、それの難しいこと。
本気で人とぶつかり、関係の改善を図る、それの勇気のいること。
本気で目標を達成しようとする、それの原動力のいること。
本気で目標達成のために新しい方法に挑戦すること、それの苦しいこと。

そもそも本気になるために自分と向き合うこと。

人間、本気になったことは一つはあるのだろうけど、
じゃあ具体的に行動したり、相手に配慮して行動を続けたこと、
誰にもあることなのだろうか、
そうではない人のほうが多いように感じる。
あるいは、
自分ではそう思っていても独り善がりになっていることの方が多いのではないか。

みんなではないが、
登場人物はとても力強く、たくましかった。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 59
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10

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薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大抜擢と、大改変

北宇治の全員で全国金賞を獲る。
それが久美子の目標で、麗奈との約束。

本作は、原作とは違う脚本だったけれど、「それぞれに楽しんでほしい」という原作者・武田氏の言葉に耳を傾けてみたい。

黄前久美子のわがまま(あすか先輩談)が貫徹を見せ、燦然と輝きを放ち続けたユーフォシリーズの完結と顛末。
だからこそ、その言葉の意味を深く理解することが、私の納得につながると思いました。

この9年間の感動を、次の作品への期待につなげ、昇華させるものとしてまとめてみたいと思います。



9年前、民放の深夜アニメから始まり、今や毎日曜17時、NHKの全国放送である。
これ以上ない大抜擢、大躍進だと思う。
まずはこの事実を素直に評価したい。

今でも、悔しさと、嬉しさとが、入り混じっている。
志半ばに亡くなられたスタッフを偲び、未だ後遺症に苦しむスタッフを想いたい。
作品を仕上げ、届けてくださったスタッフ、関係諸氏を心から労いたい。

それは、2019年7月18日の事件に起因するものだ。
独りよがりな理屈と、身勝手な振る舞いが引き起こしたそれは、150年を遡っても見つけられない日本史上最大の殺人事件だ。

第一報に驚愕し、悲しみに暮れ、怒りに戦慄(わなな)いた。
数多の才能が生み出す魔法が損なわれ、輝く未来が悪意によって絶たれたのである。

まもなく5年が経とうとしている。
時は流れても私の記憶は少しも薄れることはない。
しかし、それを一里塚としてでも、前に進み、新たな作品を作らなければならない。
私は京アニにそう期待しているし、その期待を超える作品を彼らは生み出してきた。

原作の改変を、武田氏は「両方楽しんで」と言う。
振り返れば、二つのシナリオそれぞれに、青春の悩みと苦しみが凝縮され、ともに全国金賞に結実し、彼らの音が報われる姿がそこに完成している。

けだし、この改変において、久美子の何を、北宇治の何を、京アニのスタッフは表現したかったのだろうか。



原作本、"決意の最終楽章(前編・後編)" と、最新作、"響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のみんなの話" の読後感は、格別に面白かった。
未読の方にも、ぜひそれを感じていただきたいと思わずにはいられない。

ただ、本音としては "最終楽章の後編" の予定調和的展開には違和感を感じた。
「久美子が真由を退ける」のが原作の展開である。
それこそ武田氏が、滝をしてオーディションの功罪(ブラックボックス化)をなさしめたのである。

個人的に思うに、"最終楽章" では、久美子と真由の作りこみはあったけれど、人格の対比が少し弱かった印象が残った。
しかし "みんなの話" では、真由の人物像が深く広く開示され、そのミステリアスなキャラクターが、北宇治のストレングスとして補完されていることが理解できる。

6月27日に発売された "みんなの話" は、読んだ人への特典である。
本作への理解が格段に進むのは間違いないからだ。
発売日が、12話放送の前日だったのはちゃんとした意味があった。
だから、読まないと本当にもったいない。

原作の "久美子がソリストを獲る展開" と、本作の "真由がソリストを獲る展開" の違いは、ともに高校吹奏楽部の実相に、それぞれの思いを近づけるだろう。

顧問・滝昇のポリシーは、生徒の自主自立への指導に窺える。
部員が目指す道を整え、背中を強く押すのである。
その成果は、部員自らの自覚と自律、成長への保証にフィードバックされる。

最も印象的なシーンは、滝ではなく、麗奈にそれが委ねられたことだ。
ここが原作と本作との決定的な違いだ。
麗奈は、自らの選択を迫られる。

彼女の耳には、どちらの音が "正しい" かが、明確に分かっていたはずだ。
それのみが麗奈の選択肢であり、3年間久美子と共有し、育ててきた価値観である。

だが、その改変と演出は、本作脚本の不足、あるいは改悪との指摘には当てはまらない。
少し考えてみたい。

久美子と真由の技量の差は紙一重。
そのわずかな差を部員全員の耳と選択に委ねるのが、滝の教師としての矜持である。
かつ、その最終判断を、久美子に最も近しい麗奈というキャラクターに委ねる武田氏と京アニのプライドでもある。

武田氏がわざわざ「両方楽しんで」と注釈したのは、実は原作読者サイドへの配慮であり、かつ、アニメファンサイドへの深慮でもある。
つまり、武田氏と京アニからの、麗奈と久美子への9年越しの愛着であり、二人を見守ってきたファン諸氏への最高のプレゼントでもあるのだ。

たとえ、原作と本作とが、全く別物に感じられてもそれはそれで構わない。
なぜなら、その違いにこそ、原作者・武田氏と、創作者・京アニとのあいだに培われた、深い感謝と尊敬の念が内包されていると、私には感じられるからだ。

それほどの期待と信頼性とで結ばれ、成長し続けてきた作品が "響け!ユーフォニアム" の真骨頂である。
だから、それぞれ別のシナリオを持ってしても、両者ともが、いや、全ての関係者が勝利者であっていいと私は思う。

キービジュアルの久美子には「私、北宇治が好き」と添えられている。
そう語る人は、シリーズで久美子ただ一人だけだ。
私もファンの一人として、これからもその気持ちでありたいと思う。



原作では、久美子と真由の音がイメージできないというハンデが何よりも大きかった。
武田氏の筆致は相変わらずの冴えを見せてはいたが、その行間に音符は見つけられず、それが苦痛でもあり、楽しみを倍増させてもいた。

その音は12話に凝縮されていた。
どちらの演奏が久美子の音かは、私にもすぐに分かったし、麗奈が真由の音を選んだのも頷けた。

ならば、この大改変に見せた久美子のその後の宣言こそが、 "響け!ユーフォニアム“ という作品の集大成だったと言えるのではないか。

北宇治を選び、北宇治の音をつなぎ、北宇治を愛してきた久美子。
彼女の原点は、「ただ上手くなりたい。」
それはどんなにわがままを通してもいい絶対領域だ。

宵闇の宇治橋で嗚咽した1年。
雨中に走る奏と邂逅した2年。
真由をソリストと立て、部員全員を鼓舞した3年。
全てがそこに帰結するのだ。

「上手い者が吹くべき」。

大吉山に涙した二人だけの夜。
麗奈は、特別の、もっと特別の道へと進む。
久美子は、特別になりたい夢を叶えさせる道を選ぶ。
お互いに、それぞれの特別を信じあい、認めあうと決めたのだ。

だからこそ、全国金賞が、久美子の特別、部長としての特別になる。
オーディションのプロセスは、そのためのステップに過ぎない。
さらに言えば、金賞という到達も、次の曲を始めるための基礎に過ぎないのだ。

滝は「正しい人」と久美子に語った。
その正しさを、時間をかけて醸成し、開花させ、結実まで背中を押すのが、教師の仕事だとすれば、久美子の選択は、部員全員の夢を推すことに他ならず、それはソリを吹くよりも大切なこと、意味のあることに違いない。

そしてこのシナリオがあればこそ、NHKの枠が取れたのだろうし、全国の視聴者に、京アニが響かせたいストーリーが届けられることになるのだ。
人間・黄前久美子の決意と成長とを見せつけた素晴らしい改変。
私は、そうまとめておきたいと思う。


全ての京アニの皆さん。関係者の皆さん。そして武田綾乃さん。
9年もの間、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 153
サンキュー:

28

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シボ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悔いなく駆け抜けた黄前久美子の集大成。

ユーフォニアム3期。
自分にとっては1年前のアンサンブルでやっとリアタイ組に追いついて
での視聴です。

久美子達の高校最後の1年が、きっと実際そうなんだろうなってくらい
濃密なんだけどあっという間に感じられて
次回が楽しみなんだけど、切なく寂しい気持ちになる瞬間が多かった
気がします。

全国金賞を目指す!!!っていうか取る。
という強い気持ちでスタートする幹部となった久美子、麗奈、秀一。

久美子は自分に言い聞かせるように何度となくいう
「北宇治は実力主義」

純粋に目標である全国金を、高みを目指すこと。
限りある演奏メンバーの選出に伴う人間関係のゴタゴタ。

そして簡単に事を運ばせないよう仕組まれたかのように入ってくる
ユーフォの久美子のライバル、黒江真由の登場。
全てをまとめる部長である久美子の成長が今期もテーマとなります。

1年での中世古先輩と麗奈の時・・・
2年でのユーフォのレギュラー巡る奏とのゴタゴタ事件。
毎年部にとって、個人にとって大きなポイントとなったメンバー
オーディション。

今回は強豪校にならって各大会ごとにオーディションを行う決断を
した久美子達幹部。

落選した誰もが再チャンスを与えられるこのやり方で競い合うことで
部のレベルの底上げを狙った強豪校たり得る意欲的なやり方。

レギュラーが常に入れ替わる可能性があるこのやり方は
一歩間違えれば、部員同士の心がバラバラになってしまうかもしれない
厳しい道ですよね。

「気持ちは演奏に出るよ・・。」ちょっと前に求に助言した久美子が
真由の存在で次第に精神的に追い詰められていく。

合宿中のオーディション
 ちらりと見えた久美子の楽譜・・「ソリ絶対吹く!!」
 こんなのメッチャざわざわしちゃいます~~><!

何か考えちゃうんですよね。
もし高坂麗奈のトランペットパートにプロのような上手い転入生が
入ってきて麗奈のパートが奪われるようなことがあったら・・・
幹部達がパートを奪われる事態になったら・・・・

もちろん実力主義でやってる強い学校なら1年だろうと転入生
だろうと容赦なくレギュラーを奪うんだろうなって。
甲子園とかで最終回にベンチの3年生を代打に送るってのも
本当に実力主義だけでいったらおかしいんでしょう。
だけどやっぱりそれだけじゃない。
一緒に頑張ってきた仲間への感謝の気持ちとかは普通にあるだろうし
言ってることがおかしいけど
来年のリベンジの機会がないっていう学生生活ではそういう判断も
受け入れちゃうことあるかなって思います。

話それちゃいましたけど合宿オーディションの結果は・・・
もしかしたらとは思ってたけど
奏の落選 + 真由のソリ!!!
頭が真っ白になるような奏、久美子の表情にザワザワが止まらない~
もう最後はどうなってしまうの~~~><!!!

全国大会への出場を決め
そして原作との大きな乖離も話題となった12話。

自分は原作を持ってますが、結果を知るのが怖かったし
アニメでの感動を優先したかったのでまだ読んでませんでした。

それでもやっぱり最後は久美子と麗奈のソリで全国金なんでしょっ・・
って何となく、
でもある意味確信してたくらいに想像してたのに・・・・
観終わった後にあんなにも呆然となったのはあんまりなかったかも。

1期での麗奈と香織先輩とのオーディション。
あの時はアニメなのに自分は目をつぶってどちらが吹くべき奏者なのか
ドキドキしながら視聴してました。

それが今回、久美子は全ての人に純粋に音のみで、
上手い方が吹くべきという意志を貫くために演奏者が見えない方法を
滝先生に提案します。
部長という有利な立場の同情票すら許さない強い決意が
滝先生を感嘆させます。
先生自信もデリケートすぎる決断、これによって部がバラバラに
なるかもって決断を先送りにしたかもしれないのに、苦しいだろう
久美子が真正面から向き合う姿がもう涙出ます><!

オーディション目前の真由との会話でこらえてた涙が・・
中学生の娘と観てたんですけど娘は真由みたいなキャラは大嫌いと
言ってましたw
実際、自分もここまで評価し辛かったキャラでした。
全国金賞よりも楽しく演奏出来れば良いっていう真由の心根。
それは過去に奏の時も久美子の時もあった周りの目、敵を
作ってまで勝ちたいとは思わないってのは理不尽なことですが
それもしょうがないのかなって理解出来ます。

ただでさえ難しい3年生での転入。
転校慣れしてて敵を作らない術を知ってるからこそ頼まれれば
ソリを譲っても良いと本気で思っている。

だとしてもきっと人一倍努力してきただろう音楽に
自分からは妥協したくない。
(きっと苦しいのは真由も一緒なんだよな~~)
久美子に本音を見透かされた瞬間のハットする描写が凄く伝わって
自分の中で彼女を嫌いにはなれなくなってました。

運命のソリオーディション。
あの幕を張られた中で部員と共に一視聴者までが巻き込まれる演出の
緊迫感・・・こんなの
音を聴くだけで涙が溢れ出ちゃいました~><!
動揺もあってなのか自分は正直言うと久美子の演奏が
どっちだったのか分かりませんでした。

1期のオーディションの時はハッキリ分かったのに・・。
(後から聞き直すと2番目は確かに久美子の音だ・・うん(-_-;)。)

毎年、卒業と入学が繰り返され入れ替わる部活動での編成。
だからこそ2度目のチャンスがない3年生の久美子と麗奈が誓った
「一緒にソリ」を果たせなかった今回のアニメ版での結果の重さが
大きすぎますし、物議になるのも分かります。
(どっちのソリで話を進めても名作になったとすら思います)

奏の言葉じゃないけど久美子に人生一度きりしかない
全国でソリを吹いて欲しかった・・・・

  それでも

あえて原作と違う、批判覚悟の茨の道とも思える決断をする
スタッフの勇気とこの作品に対する想いの強さに拍手だし、
改めて素晴らしい作品って制作者達の執念にも思える
仕事から出来上がるんだな~って感謝、感激なんです!!

この大改編があったからこその
過去のシリーズで見てきた大吉山での二人の姿が重なる
麗奈と久美子の涙がとてつもなく心をえぐるんです~~><!!!!

全国での最後の演奏。
先輩達が繋いだ道を進み悔いのない努力を続けてきた成果は・・

 「嬉しくって 死にそう!」

最高の結果で締めてくれました。

本当に1学年違うだけで関わることすらない、それぞれの人間関係。
高校部活の奇跡のような時間軸。
久美子にとってかけがえのないあすか先輩は奏にとっては
知らない過去のOBであり、やがて久美子達も新1年生にとっての知らないOBの一人になっていきます。

それでもこの1年の繋がりがずっと続いてく未来を感じさせる最後の
久美子先生のラストカット、素敵でした。

あ~~凄い感動を沢山もらった素晴らしい作品に感謝なんですけど
奏の3年生編とかはないのかな~。

夏紀と優子のスピンオフでも良いからwお願いします。

OP  TRUE / ReCoda
後悔も、喜びも全部歌になれ~♪
力強い歌声で始まる楽曲でTRUEさんは定番感ありました。
麗奈と久美子の涙のカットがあるあたりのちょっと不穏な
メロディーが印象的でした。

ED  北宇治カルテット / 音色の彼方
カラフルで可愛らしい挿絵とカルテットのそれぞれ特徴ある
歌声が個性的ですね。
ブーケ―をはためかせたりブローチを外す仕草は観てて
ちょっぴり寂しさを感じちゃいました。

最後にもう一度
こんな素敵な作品を見届けられたのが何より嬉しいし
出会わせてくれた制作の方々に心から感謝です!

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 134
サンキュー:

34

にしやまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメすぎる。

神アニメすぎる。

黄前久美子さんがどんな思い出臨んだか。
涙しかない。
あんな真っ直ぐな人になりたい。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 57
サンキュー:

6

ネタバレ

Nick さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジェットコースター過ぎる

・淡々と語り口調で全国大会まで進む。
・3年から転校してきたキャラにソリを奪われるという波乱な展開を描いた内容みたいだけれども、いまいち感が半端ない。
・2期までから概ね全国金賞っていう目標が達成されるだろうという予測がつく。
・音楽系アニメなので曲を流し始めると話が数分止まる。

これらから物語としては個人的にはあまり良くないと思います。説明不足というか肉付けしてもっと見せてくれという印象。

作画については京アニですので悪くはないですが、???って思う個所も数カ所あります。

音楽についてですが、知らない曲ばっかり流れているので個人的にはよくわかりません。

総じて駆け足過ぎていまいちインパクトに欠ける。まあ正直1期のバッドエンドからハッピーエンドになりました。っていうぐらいにしか・・・。

投稿 : 2024/07/05
閲覧 : 91
サンキュー:

3

ネタバレ

ドラドーラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

終わり良ければ全て良し、とはならない

作画◎ シナリオ✕

流石は京アニ、素晴らしい作画だった。だが評価できるのはそれぐらいでそれ意外はダメだった。
原作改変に関しては原作者様の了承を得ているので問題はない。しかしそれを支持し、評価するかは別の話。
単純シンプルに全国金賞、久美子が教師になるというゴールがいっしょなら原作通りでええやん。というのが正直な感想。
アニメサイドの意図は理解するが久美子が負けた理由が明らかにおかしい。
本人曰く、音大を諦めた事に対する迷いが音に出た。
????久美子の中では最初から音大に進学する選択肢はほぼなく、最後のオーディションの時点で自身の進路を明確に決めていたのに音に出るほどの迷いがあったというの明らかに変だ。また、3年生として部長として最後の大会で全国金賞を目指しソリを絶対吹く!と並々ならぬ強い決意があったのに目の前のオーディションに集中しきれない、なんて事があり得るのか?そもそも進路とオーディションは全く関係ない。
結局アニメサイドが(話のクオリティを上げる為とはいえ)原作と違う事をやろうとしたのが間違いだったと私は断言する。

また顧問の滝も技術的な指導に関しては一流だがそれ意外はいろいろおかしかった。1回目と2回目のオーディション時に部内で不満が出て空気が悪くなったのに彼は何もしなかった。
OGのあすかの分析では部の空気が悪くなっているのは滝もわかっているが顧問として迷いを見せるわけにはいかない。だから何も言わない。
…………いやいやいやいや、何かしらアクションは起こせよ!
迷ってたといえ、何もしなくていい理由にはならないだろ。
結局状況を好転させたのは部長の久美子だったがそれも関西大会当日、本番直前だった。それまで顧問の滝は何もしなかった、何もできなかった。
最後のオーディションも久美子と黒江どちらがソリを吹くか部員による投票で決めさせたのも納得できない。顧問として自分で決めろよ、とイラ立ちすら覚えた。
こんな顧問でよく全国金賞獲れたなと心の底から思う。

シリーズ通して作画は神だったが肝心のシナリオは微妙な出来だった。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 125
サンキュー:

3

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

7合目からの下山(75点)

 全体的には良くも悪くも相変わらずといった印象でした。
 特筆すべき点としては真由の存在ですかね。前回の奏と同じく偏りのある主人公の思想及び作品理念に対するアンチテーゼとして導入されたキャラだと思うのですが、このふたりは同一人物として登場してほしかったというのが正直なところ。
 というのも、真由の登場が遅すぎるんですよね。2年の時点なら下剋上される側の気持ちを味わうことでより強くなって3年で返り咲くってことが出来たはず。終盤での麗奈の選択に関しても同様で、本来ならそこから一波乱も二波乱もあるべきかと。あれが結果ではなく過程ならば寧ろ良かったのですけどね。久美子と麗奈との対立は是非にとも描いてほしいと思っていたので。(どう考えても麗奈は私情入りすぎで、まさか最後までそこに対しての突っ込みがないとは……)
 シリーズの総評としては全体的にクオリティは高いながらも構成が少し不味かったために途中下山を余儀なくされてしまった惜しい作品といったところでしょうか。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 59
サンキュー:

7

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

これで良かったの?

ちょっとだけどうしても書きたくて復帰。

初めてシーズン別にレビューします。3期あまりにもひどかったので。
これまでは普通に楽しめましたが3期はモヤモヤであっという間に終わってしまいました。結局終わってみれば絵が奇麗で音楽が良いだけのアニメでしたね。

3期は簡単に書くと
・新一年生に何の魅力もないし掘り下げも全くない(一部クミコの成長に関わったくらい(実際は成長してないけど))
・内容が面白くないのに恋愛系は先生とレイナ以外の物はもうぶち込まんでいい
・結局今までの事の繰り返しで翻弄されてるだけ
・転校生が結局何したかったのか不明
・レイナは先生LOVEなのに個人的感情持ち込むな。部長失格とかどの口が言ってるのか
・最後クミコがソリストならまだマシだったものの、奇をてらって落とすとかアホなの?平均点で終れたものを平均以下に下げた。制作陣はドヤ顔してるのか?原作とも違うと聞いたし
・女の子の可愛さと音楽だけのアニメだったとしか言いようがない
ですかね。

あとはクミコの声がもうミツミにしか聞こえなくなってしまったって事かな。。それは関係ないけど。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 99
サンキュー:

1

ネタバレ

ひゆら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

待ちに待った3期

久美子の成長をシリーズを通して丁寧に描いていた故に全国ソリ落選に対する納得感はありました

しかし、久美子が全国でソリを演奏し、原作通りのフィナーレを迎えるシーンを見たかったのも事実なので物語の評価は☆1にします


2024/7/3 最終話視聴後
いつまでネチネチ文句垂れているんだとは思うが本当に勿体ない3期だった

紆余曲折あっての3期であることは十分理解するが、最終話の回想だらけの演奏シーンには少しガッカリした

ファンも多い作品でシリーズ完結作なのだから、
「これぞ京アニ」と呼べる演奏シーンを作るべきだったのではないだろうか

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 98
サンキュー:

3

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響け!ユーフォニアム3のストーリー・あらすじ

高校3年生になり、部員90人超となった北宇治高校吹奏楽部の部長に就任した、黄前久美子。久美子たち3年生にとっては最後となる吹奏楽コンクールを控え、練習にも熱が入る。悲願の「全国大会金賞」は達成できるのか? 部長として踏み出した久美子、高校生活最後の熱い青春を描く!(TVアニメ動画『響け!ユーフォニアム3』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

声優・キャラクター

黄前久美子:黒沢ともよ
加藤葉月:朝井彩加
川島緑輝:豊田萌絵
高坂麗奈:安済知佳
黒江真由:戸松遥
塚本秀一:石谷春貴
釜屋つばめ:大橋彩香
久石奏:雨宮天
鈴木美玲:七瀬彩夏
鈴木さつき:久野美咲
月永求:土屋神葉
剣崎梨々花:杉浦しおり

スタッフ

原作:武田綾乃
監督:石原立也
副監督:小川太一
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン:池田晶子 池田和美
総作画監督:池田和美
楽器設定:髙橋博行
楽器作画監督:太田稔
美術監督:篠原睦雄
3D美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:竹田明代
撮影監督:髙尾一也
3DCG監督:冨板紀宏
音響監督:鶴岡陽太
音楽:松田彬人
音楽制作:ランティス ハートカンパニー
音楽協力:洗足学園音楽大学
演奏協力:プログレッシブ!ウインド・オーケストラ
吹奏楽監修:大和田雅洋
アニメーション制作:京都アニメーション
制作・著作:『響け!』製作委員会2024

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