当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(TVアニメ動画)」

総合得点
68.5
感想・評価
192
棚に入れた
603
ランキング
2098
★★★★☆ 3.4 (192)
物語
3.4
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

転生貴族、鑑定スキルで成り上がるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全ての★に、お好みポイント0.5プラスでw

いやぁ、めちゃくちゃお好みの系統の作品でした。

まぁ、スタートと言うか、大筋の流れは「異世界の貴族(の子供)に転生した主人公があれやこれや」といういつものアレなのですがw。

今作品、今シリーズは内容と作りが私のお好みを強く反映(いや、誰が反映したっちゅうんじゃい!)されており(勝手に)、とても面白かったです。

私の大好きな作品の系統として「異文化コミュニケーション」「お互いに相互理解を深め仲間になっていく」作品という傾向があるのですが、

曰く、

・仲間が増えていくパターン
・お互いに敬意を払い信頼と絆を醸成していく
・不遇な境遇、評価されていない草木の中から才を見出す系
・そして、見出された者、救われた者が忠義を尽くす系

もうね、ずっぽしなんですわ。

さらに、家を領地を国を守る為に、その仲間と共に戦いの渦中へ・・・。

なんて、あっちぃw。


スタートはいつものアレなので、秒速で主人公がお亡くなりになり、異世界へ~、
なのですが、今回の主人公はタイトルのとおり、チートと言っても、自身の体力や魔法力、その他の数値が俺つえーではありません。
その手持ちチートスキルが「鑑定スキル≒人のスキルをのぞき見できるw」って言うところも、一歩引いていていいじゃないですかw。


必然的に、どっかの海賊みたいに

「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」

どどんっ!!!

ってなる訳です。


1人目の仲間となるリーツは、マルカ人という事で、差別的な扱いを受けながら、路頭に迷うような生活をしていました。
以前は傭兵団で活動をしてたようですが、アルスと出会ったときは将来も見透せず、生きる目的も見いだせていたかったでしょう。
しかし、アルスと出会い、取り立てられることによって、大きな恩を感じ、またアルス自身の人間的魅力にも魅了され、忠義を尽くす決意をしました。


アルスが鑑定スキルなしにリーツを見出す事は難しく、家の執事、メイド、父の抵抗の中で、リーツにあれほどの敬意を払えたかどうかはわかりませんが、そこを言うのは野暮ってものでしょう。
物語の中の事・・・と言ってしまえばそれまでですが、このリーツ登用までの流れは、私の大好きなパターンの一つなのですw。

よく、人の一番の幸せの一つは
「相手の能力を伸ばしてあげることだ」なんて事を言われていますが、
「人の才を見出し、信頼し、育て、伸ばしてあげる」これは優秀なリーダーの資質の一つでしょう。
極めて難しい事の一つですが「鑑定スキル」があれば、可能になるでしょうね。

また、鑑定で見出すことができても、その人物を手のうちに入れて、信頼関係を築き、育て伸ばす、これはアルスの人柄が無いと難しかったでしょう。
稲盛和夫氏は京セラフィロソフィの中で「能力を未来進行形で捉える」なんて言ったりしていますが、見出すだけでなく、未来に向けて育てられる環境をつくる事も出来たのはアルスのお手柄なんでしょう。

  あー、誰か私にどんな才があるのか教えてくれていたらな・・・。
  いや、無いって可能性は無しで、お願いしますw


2人目の仲間のシャーロットもリーツと同様に町場でヤサグれた生活を強いられ、奴隷として売られそうになる中で、アルスとリーツに助け出されました。
そして、その恩で・・・、と言う訳ではなく、
アルスの話を聴き、アルスの目指すこれからの街、国の姿の中に、自身の未来と面倒を見ていた子供たちの未来を託す決意をしました。

このパターンも大好きw。
結局、浪花節的なベタな展開が好きなのかも、と自嘲するのですが、それでもあまりにも、ちゃちい、やっすいつくりのエピソードだと興ざめしてしまったりもするので、やっぱり今作は私に合っているのだと思います。


3人目はロセルですね。
狩人の3男として、引きこもり自信を無くしていた彼ですが、彼はアルスとのお話の中で、自身の才を見出され、また、彼の父と兄弟の絆もより深まる結果となりました。
家を出るときの父と息子の別れのシーンは、これもベタですがよかったです。


4人目はリシアですかね。
許嫁という事ですが、私的基準では運命を共同する仲間として良いでしょうw。
とても聡明でそして愛らしいキャラですね。
アルスとの関係も微笑ましくもあり、ちゃんとスジがとおったところもありで見ていて楽しいです。
また、互いに心底を話合い、信頼関係を築いていく様も良かったと思います。
鑑定スキルは鑑定スキルとして機能はしていましたが、これは腹を割って話したことが奏功したと言ってもよいでしょう。
人間関係の基本がここにあるかもしれませんw。

以降、折々に登場してくるのですが、本当に賢く、明るく、肝の据わった女性だと思います。
良いキャラクタですね。


さて、ちょうど、リシアが登場してきたあたりで、アルスの父レイヴン・ローベントが無くなります。
父子のある物語では、父の訃報によって、ドラマが大きく動く、子キャラが一皮むける、大きく成長する様が描かれることが多いですが、今作もそうでした。
振り返ってみれば、父レイブンは厳しいところもありましたが、当然のことながらアルスの仲間0人目でしたね。
ちなみに、レイブンは物語の中では、地味におちゃめな面も見せていました。
シャーロットの魔法の威力を見て、あっという間に意見を翻意あたりはユニークでした。

父は父として、アルスの仲間に息子の支援をお願いし、リシアに息子の未来を託し、そして息子と語りあかして去っていきました。
このあたりの浪花節的な所も私の琴線には大きく触れましたね。

物語としては、よく出来ていたのではないでしょうか。


以降、国を揺るがす事態に巻き込まれる中で大きく物語が動き始めるのですが、共に戦う事になるであろう諸侯も父レイブンの影響もあるのでしょうが、あまりイヤな人間がおらず、アルスに対しても概ね好意的、人間的な意味で筋のとおった人たちが多く、見ていて心地よかったです。


さて、この諸侯と共闘していく中で、傭兵団「シャドー」の団長ファムが登場してきます。
なかなかにユニークなキャラなのですが、仲間カウントに入れていいのか、現時点では測りかねるので、カウントはナシで行きます。
有能な諜報集団、忍の者的な立ち位置の集団との事で、今後も登場は思想なのですが、どうなります事やら。
ただ、所感ではアルスの事を気に入っている、興味があるように見受けられますので、仲間カウント発動させてもいいような気がするなぁ・・・w。


さらに、少し物語が進むと、今回の動乱の旗印となっているクラン・サレマキアが登場します。
彼はなかなかの傑物の様で、諸侯の信頼も厚く、なかなかの器量、度量を持っているようです。
新参のアルスにも、フラットに成果を評価し気さくに話しかけています。
また、アルスのざっくばらんな配下評にも理解を示しています。
共闘する仲間である事は間違いないのですが、会社で言う上司ですのでw今回も仲間カウントは発動させずに置きましょうw


そして、最後に主要な仲間として登場してきたのが波乱のミレーユです。
私的に仲間カウント5という事になりますか。
なかなかに、豪快で、いい‐加減、ちゃらんぽらんで、酒飲みで美人なおねいさんとw。
ふむw出来過ぎなくらいいいキャラですね。
しかも「軍師」扱い!!

こーめいですよ、しばいですよ、しゅーゆですよ、かかですよ、じゅんいくですよ、ちんきゅーですよw

失礼w取り乱してしまいました。
謎の暗号を口走ってしまいました。


ぐ、ぐ、軍師ねーさんw男のロマンです(何が?)


ただ、このミレーユ・・・、
グータラ過ぎてメイド、執事、兵士、リーツ、ロセルほか全方位から総ツッコミを受けてしまいますw
そこで、模擬戦を実施することになるのですが、ま、結末は御覧じろ。

模擬戦後の飲み会で、それぞれのツッコミ主を的確に評価し、誉めるなんざ、優秀の極致ですねw。
コレが出来ないで、人を伸ばせないリーダーがどれほど世にいる事かw(自分は棚上げw)。

そして、私はハーロックとヤッタラン副長の関係を思い出すのです。
いつもプラモ作って遊んでいる副長ヤッタラン。
そして、クルーの多くは知っているのです、ヤッタランが遊んでいるうちは緊急事態ではないとw。
副長が本気になる時は必ず役目を果たすとw。

「~やる時がきたら、やる事をやる!!それでいいんだ。」

これは、これで真実なんだけど、この事が難しいのは言うまでもないですよね。

逆を言うと

「やる時にやる事をできる覚悟がある奴だけ、普段はぐーたらしてろ」

って事なんですが…、

なんちゃって覚悟はあっても、ガチで成果につながる覚悟も確証もないので、小物の私は普段から、グータラしないで頑張っているのですw。


何お話でしたっけw?


ああ、こんな、訳の分からない語りをするほど、なんて言うかこのミレーユっていうキャラは好きなタイプなんですよねぇ。
ぐーたら、してるけど、絶対覚悟は決まってるキャラだと思います。
故に、今後何となく嫌な予感もするのですが、それは、先を見てみないとわかりませんw。



うーむw私の仲間カウントでは主要な仲間は5名って事かな。
この仲間と共に次の物語に進んでいくようで…。

私が視聴したのは遅めだったので、既に2期がスタートしているようでw。
見るのはもう少し先になりそうですが、楽しみです。



では、その他のレビューを簡単に。

作画は、特に問題もなく、アニメらしい作画ですが綺麗だったのではないかと思います。
全般的に丁寧に作ってある印象が伝わってきました。

声優さんも特に気になるところはなかったですね。
アルスの声も好きでしたし、リシアはキャラとあいまってとてもいい印象でした。

音楽も良かったですね。
映像とプラスして評価するとすると、EDの方が好きでした。
優しい口調で始まる歌声と、線画が次第にカラフルに色づいていく様がとてもよかったです。
なんとなくの水彩画調、パステル画調の淡い色づきが素敵でした。

キャラクタは今作では嫌いなキャラがあまりというか、ほとんどいませんでした。
しかも、個人評価としては平均点が高いイメージです。

次のシリーズでは対する敵方も出てくるので、また印象は変わりそうですが、好みの作品という事で楽しみです。

機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。

投稿 : 2024/11/23
閲覧 : 90
サンキュー:

16

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

堅実なろう系という感じで二期からが本番か

人物の能力を数値化して見る事ができる転生主人公が来たる戦いに備えて部下を集めていくという話。

《良かった所》

話がわかりやすく手順をしっかり踏んでいる。
シリアスな雰囲気になっておりギャグやエロ等の邪魔な要素が無い。
方向性が固まってると思った。

主人公がチートじゃないので部下を活かせているのが良い。
部下のキャラも良いし主要キャラを絞っているので覚えやすい。
まあショタ系は2人も要らないとは思うが。

国同士、人間同士の戦争。
一期では本格的に始まらないけど。
モンスターや魔王と戦うという展開はありすぎてお腹いっぱい。

作画と声優も良し。

《不満点》

テンプレなろう感が否めない。
順調すぎるしご都合主義感がある。
主人公がショタなのも最近よくあるやつ。
後に少し成長してショタ感が少し抜けるけど。
近い歳の許嫁が出てくるのもあるあるすぎる。
青年主人公の時はハーレム、ショタ主人公の時は許嫁というのは見飽きた。

これまたあるあるだが転生の意味が薄い。
35歳の野郎が転生してるのに大人感が薄い(濃くても困るが)
精神は大人なはずのにすぐにあたふたする。
前世の知識を活かすという事が無い。
綺麗事を言い出すのがちょっと気持ち悪い。
35歳なら現実というものを思い知らされてるだろうに。
だからこそ同じ思いはしたくない・出来るだけ平和に解決したいと思うのかもしれないが。

相手のステータスを見れるのは良いが、その時に詳しく説明があっても良いのでは。
数値だけじゃなくてどんな特徴があるのかとか能力を掘り下げてない。
ただ数値が高いから部下にしましただけだと話が薄いかな。
数値が高いのでというのは理由としてごもっともだけど。


不満点の方が長いが総合的には良い方。
似たような感じの「おかしな転生」と比べて断然良いです。
10月から二期が放送されているが交渉だったり戦争だったり話が動き始めて一期より面白い。
一期は二期のための準備期間でなのでいまいちなのは仕方ない。
二期まで見てこそのアニメ。

投稿 : 2024/11/10
閲覧 : 43
サンキュー:

1

ネタバレ

easy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

【途中評価】これは少年の成長物語などではなく、中の人は『年齢+35歳』…物語世界の神である作者の言葉「いい人アピール」カリスマ0無能者となる

「2期」ねえ…こんな醜悪な物を
表面だけデコレーションされてれば満足という感じなのかな
舐められるわけだ

私の立場
6話まで見る→これ→嫌気さすも全話鑑賞→総括価値なし


【本作における私の前提】

「少年の成長物語」として見ているのであれば、
設定・前提に対して、認識としては間違いであると思います

※ 「35歳」で亡くなった主人公による、やり直し物語である  
※ 「35歳」+3歳、6歳、11歳…、このように見る
※ よって、気持ち悪い 

原作、といってもなろうですが、活字では「私」の語りで物語が進む
原作はおそらくここでバランスを取っているのだろう
そう、この気持ち悪い奴は、原作活字では本来なら『私』であった

対してアニメは前世35歳+6歳=41歳が「ぼく」
41歳「あわわわわ~」
やめてくれ

例を挙げる

【第5話:嵐、来る!】
推定10歳・幼女婚約者との初顔合わせ
男性6歳+35歳に対し、女子10歳、このシチュエーションは、
男性41歳が、女子10歳を相手にお見合いしているわけだ

 41歳 vs 10歳

前世では光栄SLGが趣味の35歳、
コミュ障気味といったって、姪や娘ぐらいの子供だろう?
保護者の立ち位置で本来なら温かい目で見守ったりするものだ

「ぼくおんなのことつきあったこともないのにぃ」

うわあ…薄ら寒い、気持ち悪いわけだよ…
女性と付き合った事がない35歳だからという事ではなく、
厄年迎えるような年齢の『私』が吐く台詞ではない
本来なら『主人公の父親と同じ視点』でなければおかしい
客観的に見れば、幼児退行・精神異常者だ

父の死にしてもそう

「いい人アピール」という作品の要点(後述)
コレを吐いたおっぱい担当クソ女の出世過程を省くために、
次の回で3歳→6歳、3年浪費する程度まではまだ許容出来た
無意味だけど

さらに6歳からいきなり11歳まで時間が飛ぶ、5年だ
いいですか、5年です、5年
5年も使ったのに、11歳+35歳はといえば

■ 部下が増えていない(のはまだいい、変だけど)
■ 婚約者の父親の顔すら未確認
■ なんと、父の病気を治す努力をしていない、お前…
■ 死刑執行を見て吐き、戦いへはひとり置いてけぼり、うえーん
■ 世界情勢?諜報?なにそれ?…人材発掘する理由はどこいった

戦(いくさ)に父の死を絡めて盛り上げようって魂胆ですが、
病を放置、5年も無駄に浪費する時点で「何をいまさら…」とシラケます
『治療方法が見つからず無能なぼくは悔しい』という話すら挾まない
スゴイ(無意味な)時間の飛び方

引きこもり少年すら戦場に出ているのに『46歳』ひとり置いてけぼり
46歳が挫折しました、ってお前5年の間、何やってたんだよ…
3歳までに読み書き覚えるってさ、原始人世界じゃ神童扱いではないのか?
41歳が5年かけて何やってた事になってんだよ、何もしてないのか

11歳じゃない、46歳なのに
11歳じゃないともう一度書いておく
11歳じゃない、46歳、46歳でしょうコイツ

46歳、父親と同じ視点に立ってすらいない
11歳の物語じゃないのに
11歳と思い込む、というか脳内で胡麻化しながら見ている感じですか

領主会議における立ち居振る舞いを見て、
どこが11歳+35歳サラリーマン?とワケが分からなくなりました
初めてバイト面接受ける高校生かよ

繰り返しますが、

「少年の成長物語」として見ているのであれば、
設定・前提に対して、認識としては間違いであると思います
原作活字版では『私』なんだからさ


 ※ 音楽に注意 ※

「いい人アピール」を済ませたおっぱい担当キャラ

はじめてのふぁいあーぼーる!
じゃんじゃんじゃん!ボリュームアップ!

音響監督『どうです?盛り上がるでしょう?』

主人公が無能でも偽善者だから万事オッケー!
まごころさえあれば勧誘に成功しまーす
的な都合のいいお話

クソキャラクソシナリオでこれでは、
背後にいる音響監督のクソいやらしい意図しか感じません
偽善には反吐が出ます


 ※ コピペプロット ※

1. みんなとちがって奴隷起用しちゃうぼく信長様オマージュ
2. わたしの盗みは子供をくわせるため「いい人アピール」
3. 部下父「俺が憎まれれば!家を出やすいだろう!」(雑コピペ疑い始める)
4. 10歳女子「将来の夢はお嫁さん」
5. 10歳女子「主人公さまは平民に好かれてるなんてすごいですわー」
6. コロシを見てゲレゲレ嘔吐(ここでコピペ作品と確信を持つ)

『暴れん坊将軍』レベルの見た事があるテンプレばかり
もしかしてこれ、しょぼい原作プロットをアニメ制作側が
上手くデコレーションしている?

初ファイアーボールを大音響で流す臭さや、
中年幼児を白目にさせたりするギャグ描写がかなり寒いので、
評価最悪だったのですが、プロットからして駄目なんじゃなかろうか


- - -

本題

最善の策 vs 最善の策
私は凡人ですので、面白いと思えるのはそういった応酬だ
「だが断る」

さて何回「中年幼児」と書いたのやら
素質、才能が可視化されても自らが無能ならば勧誘はどうなるか
こうなった


【第1話:転生と鑑定】

主人公前世35歳、
自室テーブルに置いてあるゲームソフト『信長の伝説』
初回は重要、要点が詰まっている
しょーもな、失礼、数値化イメージは光栄SLGってわけですね

転生先パパ顔がどう見ても信長テンプレなのは偶然ではないのだろう
このコンテンツの中心に有るのが有能マン信長様なのは明白ですが、
人気取りたいイケメン執事、ビジュアルが信長コピーではあんまりなので、
信長的な血筋にもなるし、中年幼児の転生先・パパ顔に使ったわけだな
くだらない

過労死後、赤ん坊と化した中年主人公が3歳までに読み書きを覚える
35歳+3歳なら当然だよな
この流れで安心していたわけですが、中年過労死キモ設定の常として、
続く第2話で既に 『中年は精神まで幼児化』 しているのが判明

本当にキモい、いつものアレです

私はステータス、数字が宙に湧く安直クソ設定は心底大嫌いなのですが、
まあそれは覚悟のうえだからいいよ、主人公には全くカリスマが無い
「キミSSS!うちにきて!」「いい人アピールしないでよ」「あ、あう…」

このパターン、面白いか?
人を引き入れるため、何のノウハウも持ってないんだよコイツ
断られたらハイそれまで、都合のいいイベントが起こるだけ
自らの魅力・策略で勧誘出来ないゴミ中年幼児

初回は主に女子人気出したいであろうFEジョーカー、ではなく信長執事が
温和な奴であったからこそ表層に出てきませんでしたが、
回進めるごとに中年幼児の無能が露になる、言われたら言われっぱなし
レスバすら出来ない、下っ端、雑魚中年が幼児退行しただけである

「まごころさえあればきっときもちはつたわるんだ!」

本当にコイツはヘビーワークな元サラリーマン(中年)で、
面接、プレゼン、営業などを言論戦略無しで乗り切れていたのだろうか
無理そうだよ?

ああジョー(略)ってのはファイアーエ、アレですカムイ様
どうでもいいですね


【第2話:上と下】

「いい人アピール」
全キャラクターの管理者
物語世界の神である作者
作者の考え方が分かる回

 構成される人物3名
・中年幼児(レスバも出来ないおじさん、見た目3歳児)
・信長君(神たる作者に無能とされた中年幼児が使う便利アイテム)
・犯罪者(腹を空かせた子供よりも自らのマウントを優先するゴミ)

ジョーカー、じゃねえ、万能執事と化した信長君を拾う際、
「いい人ぶってんじゃねえぞ」的な台詞を第1話で出さなかったこと
私はとても不思議だったのですが、この回でいきなり判明
ていうか、また貧民からの勧誘だよ…、引き出し無いのか?
だから「いい人ぶってんじゃねえ」的な台詞を取っといたんだね?
しょうもない…

前回拾った信長君に教えるどころか、世界情勢を逆に習ってたり、
つまりは『世の情勢も把握せぬまま人材等とほざいている』のが分かったり、
メイド「信長君けっこーイケてるしぃ」モテ役奪われてたり、
中年幼児の魔法がショボすぎてパパから進路に見切りをつけられていたり、
中年幼児「ドラゴンのたまごぉ!?」35歳+3歳が露店に騙されかけたり、
屋台でおいしいもの食べよお、おのぼりさん中に金を引っ手繰られたり、
中年幼児・主人公がほぼほぼ無能であることが判明

中年幼児、ホンットーに気持ち悪い…

勧誘ターン ※犯罪者の勧誘は、2話・3話を使う前後編の構成です
勧誘相手に金を奪われるが、中年幼児、無能ゆえアワアワするしかない
おいしい役割をいただいてゆく信長君がスタイリッシュ捕縛、無能バンザイ
眼前の中年幼児を見ず全を語る、勧誘対象おバカ(貧民女性)さん登場

犯罪者「私たち乞食を上から見ないでよ貴族さま」
等と自らを省みないモノとして、矛盾した僻み&嫌味のお時間スタート
外見3歳の中年幼児を相手にレスバ開始
もう一度、相手3歳児です、大丈夫かこのクソアマ、下品で失礼
上から目線の論拠が穴だらけでも突っ込めない中年幼児「あ、あう…」
中年幼児は無能かつカリスマ0なのでこんな感じ

アンタ仮にも仕事漬けで亡くなった成人男性でしょう?
狡猾さとか、こう、サラリーマン交渉術みたいなの発揮出来ないの?
人事課出身幼女デグレチャフさんレベルは期待しないけどさテメエはよう


 ※※※ 第2話にして『作品の要点』最大の見どころ ※※※

 18:33-「いい人アピールのつもりぃ?」勧誘に毒づく犯罪者クソ女
 --- 僅か66秒後 ---
 19:39-「いい人アピール」私の盗みは孤児のためヨー、自らアピール


これギャグかな…
違うのだろうな…

バカにされる主人公、僻み入りで拒否する相手、
双方が相手を崩すための武器は「いい人アピール」です

勧誘する主人公・される女の双方評価を前後編で反転させるため、
『2者を同時に処理したら、失笑物な流れになった』のでしょう
自らを省みない「バカの自己紹介」構図になってしまった

アニメ制作がいちいちイラッとくるポーズ指定を入れたであろうクソ女、
「いい人アピール」2コマ落ちにしか見えませんよ

 『キャラクター』とは、善も悪も神である作者の分身であり、
 クソ女「いい人アピール」指摘は、つまりは作者からの言葉でもある
 物語が「いい人アピール」で構成されている事を示唆しています

 中年幼児の行動は成長がなく、全く変化しません
 「うちにきてください!」「やだ」「あう…」からの、イベント
 勧誘に備えての戦略・ビジョンが常に何もない
 他人頼み運頼み「ぼく、こどもがすきなんです」うえぇ…とか、
 「いい人アピール」のみ、狡猾さ0、だから面白くない
 
 『主人公のオレツエー要素が分散化されたから面白い』
 とおっしゃってる人がいますけど、例えば婚約者10歳幼女など、
 「主人公様は徳が高い」
 ぼーんやりとしたテンプレで、かなり無理矢理に褒めたたえてますが

◆ クソ女、中年幼児の金を奪う
◆ クソ女がチンピラに捕まりかけるも(便利アイテム信長君が)助ける
◆ 勧誘失敗→クソ女、乞食代表面で薄っぺらい嫌味、相手は3歳児
◆「いい人アピール」3歳児へ嫌味を言ったあと、身内のガキども登場
◆「いい人アピール」クソ女版が66秒後に発動、ガキを見せ大金ゲット
◆ クソ女、結局チンピラに捕まる(キャラ無能化によるイベント)

 主人公を無能に、おいしい役割を信長君に割り振っているように、
 「チンピラ放置すればそうなるよね」ぐらいの事も考えさせない、
 『キャラクターを無能にする』展開がこの段階で既に始まっていた

 クソ女にしてもそう

 目の前の3歳児と語らず、話の風呂敷広げて無意味なマウントを取りたがり、
 養うべき子供達という現実より、自らの貧相なプライド優先で好案件を断る
 個を見ず全を語り、他を捨て私を優先させる

 この時点で此奴のキャラ評価は『クソ女』になりました
 覚悟も信念もない、口先だけ、そんな奴は男女問わず『クソ』です
 3年後14歳時を見るとおっぱい要員のようです、ああやだやだ

勧誘する側、される側、
全てが神たる作者のさじ加減一つで雑に扱われている
コイツらの行動全てが薄っぺらい、そう見えてくる回なのでした


最後に

作中において、
この物語の全てを一言で顕わした言葉は、

 『いい人アピール』

であった

投稿 : 2024/10/27
閲覧 : 290
サンキュー:

3

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい!

1話観ることに面白くなって
1シーズンあっと言うまに観て
しまいました。
2シーズンもあるので、楽しみ
です。

投稿 : 2024/10/15
閲覧 : 51
サンキュー:

1

ネタバレ

伝説への挑戦 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鑑定スキルは個性的な設定だが

鑑定スキル持ちが人材登用していく話で意外性がありませんでした。
某歴史シミュレーションゲームと共通の疑問点でもありますが、年齢によって能力値が上昇することが自然だと思いますが、このアニメでも子供時代から能力値が高い設定で、成熟した大人以上の能力になっています。
特定のキャラにフォーカスしたアニメなら能力値上昇イベントをストーリーに取り入れられると思うのですが、能力値が高い無名の掘り出し物を次々と発掘できるのは現実味に欠けると思いました。某ゲームは能力値が高い武将が無名ということはないと思ますし、簡単に登用できないので。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 93
サンキュー:

2

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鑑定で優秀な部下をGet!

原作未読 全12話

小さな領地の弱小貴族の家に転生した主人公、唯一もっているスキルが、能力を数値化して見ることができる鑑定スキルだった。

身分に関係なく、優秀であれば高く評価し登用していき、出世していく物語です。

鑑定スキルを使用した人材探しがメインでした。

人材との出会いや登用するまでの過程などが熱く語られていましたね。

主人公は幼いけれども人たらしw(本人に自覚なし)の性格なので優秀な人材が増えていきます。

国のお家騒動があり、国内での争い事に巻き込まれてしまいますが優秀な部下たちとともに切り抜けていきます。

このお家騒動が未解決で終わりますので、2期ではこのお話がメインになりそうですね。

父親との関係も良かったですね。戦場での厳しさなど、主人公に教えていました。 {netabare}(亡くなる前に夜を明かして語り合うなんてちょっとウルウルしました) {/netabare}

これから始まる今秋の2期も楽しみです!

OPはTRUEさん、EDは花澤香菜さんが歌っています。

最後に、登用した女性二人は似たもの同士でしたねw

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 92
サンキュー:

17

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 異世界転生ものだが、主人公が異世界で強くなったり、強力な魔法が使えるようなことはなく、
他者の才能のスタータスを見抜くというどちらかと言うと補助的能力を得たところが面白い。
 この能力で才ある者を集め、自陣営を強くしていく展開はいわゆる「国作り」系統の作品で、
同じ異世界ファンタジーでもヒロイックファンタジー系がロールプレイングゲーム的楽しさなら、
こういった系統はシミュレーションゲーム的楽しさがある。
 またメタ的には戦闘力、魔法、知略といった能力を脇役に分散させることで主人公の
チート感を軽減している効果も。
 惜しむらくは主人公のアルス・ローベントに才を見出されて、部下となったのは軍事寄りで、
内政関係に才能がありそうなエピソードも見たかったところで、この辺は今後に期待。
 この鑑定スキルは人材登用だけでなく、内乱時の味方側の人物鑑定にも使用されていたが、
今後は敵の実力を調べる際にも使えそう。

 才能を見出したからと言って、それだけで部下になってくるはずもなく、アルスの優しさや
謙虚さ、そして理想とするところが、彼に仕えたくなるという納得をもたらしてくれる。
 自身に少しでも力を付けるために努力を怠らないところも好感が持てるところ。
 ただ、こういった感情や思考は少年そのものといった感じで、そういう意味では中年
サラリーマンの転生要素というのはあまり意味がなかったかも。

2024/09/19

投稿 : 2024/09/19
閲覧 : 138
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちくしょー、アルスかあいいじゃん

原作未読(2024.8)
「なろう」発。うーん、成り上がり転生モノとしては及第点かな。
特徴的なのは主人公自身が無双できる能力を所持してない事。なろう無双系の初期の頃は主人公一人で済む所にハーレム要員や賛美要員の為だけにキャラ配置されており、そこが叩かれる要因にもなってた。最近の無双系でもまともなものはある程度、サブキャラにも役割や性格が与えられるようにはなった(私感)。こちらはそこを更に尖らせて本人は優秀な人材を見抜く能力に特化し、仲間の手助けありきで活躍するという具合だ(1期見る限り)。
とはいえ、そこはツッコミ処がないわけもなく(何で中身おっさんなのに、10歳の娘に惚れてしまうのかとか、自分より年下の10歳の子が平気で戦場に行かされるのかとか、空軍という概念がありながら、全く空を飛ぶ機会がないのか・・・etc) 細かい事を言うと野暮になる。
それでも割と好意的なのは、自分もハマった「信長の野望シリーズ」ゲームが作品の要素のひとつに使用され、川澄さんや生天目さんら声優陣に加え、OPがTUREさんだったりする事もあるが、良くも悪くも主人公が可愛く、真面目に綺麗事を良い、周りがそれを支えようとする姿が微笑ましく見えるからかなぁ。
あとは、2期も決まっていたからか、端折りは感じるものの、無理くり1期に積み込め過ぎなかったのが良かったと思う。以前も言ったが1期しか枠がないとある程度盛り上がりや区切りまで持って行かざる得ない為、作品本来の良さや深みを殺してしまうケースがある為だ。2期を待とうと思う。

私のツボ:OPのいのしし

Web版既読(2024.8)
{netabare}ちょっと興味湧いたのでWeb版を拝読。作者の但し書き?にWeb版は粗いので書籍版をお勧めしますとあった。
早速読んでみたが、確かに粗い。Web版だと漫画、アニメにするにはかなり演出や描写を補足する必要がある。これは読み手、作り手の想像に委ねる部分が多い。
特に初期メンバーのキャラ設定はアニメのような背景(孤児の面倒みるとか、父親との和解とか)が全くない為、御都合家臣でしかない。
また、主人公もWeb版は領主の子息ぽい話し方をしており、アニメのような敬称呼びはしていない。これはアルスがより愛らしく見える為の変更なんだと思う(因みに1期感想で年下の家臣が戦場に出てる下りだが、原作はやはり出ていない。この変更はいただけない)。
「なろう」の特徴でもあるが、長く連載を続けてくると最初は粗削りだったキャラ設定や物語の展開等が徐々に深みを帯びていく。この作品もそういった印象を受ける。そういう意味でも最初から分割2クール?で詰め込みすぎなかったのは正解ではないだろうか。となると、後期は切りの良い郡長出世までとなるのだろうが、戦闘シーンが多い。大丈夫だろうか(笑){/netabare}

投稿 : 2024/08/31
閲覧 : 59
サンキュー:

2

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦争に入る前のエピソード0、だけど見応えはあると思う。

視聴完了
全12話
原作読了済み(アニメのちょっと先くらいまで)

ジャンル
転生おれつぇぇ亜種

タイトル由来
ほぼタイトル通り。
貴族が、ではなく貴族に転生。

設定
現代日本から、死んで転生。
転生先は地方領主の長男。
世界を統べる帝国の力が弱まっており、地方での独立や他領への侵略などの不穏な噂が高まる世界

ストーリー展開
主人公は鑑定スキルを生まれつき持っており、能力値(現在と最大値や適性など)を見ることができる。
将来の戦争に備え、鑑定スキルで有力な人材を集める主人公。
主人公の領地が属する大きな領地の後継者争いや、トップの暗殺、隣の領地の進行が現実問題として起きる中で、主人公の父親が病で死亡。
主人公が後を継ぎ、鑑定能力により助力を得た暗殺傭兵の手柄で、後継者争いをしている片方に認められ、大きな領地をもらう。
そこで後継者争いに巻き込まれていく、のかと思いきや、新キャラ仕官者ミレーユの話と、模擬戦があり終わり。

感想
総評70点
良かった点
ストーリー展開、キャラ、ラスト
悪かった点
ギャグ
レビュー
まず、面白かった。
ストーリーとしては戦争になりそうなのでいい人材を集めよう!→上の立場をもらい、人材も揃い、結束力も高まり、準備完了!
というところで終わるが、その分走っている感じもなく、最後も綺麗に終わるため、歴史としてみれば中途半端でも作品ときてみれば良い感じ。
ちなみに、鑑定スキルで成り上がるのだが、つぇぇするのはその鑑定スキルで才能を見抜いた家臣たち。本人は頑張り屋の良い人、以上の特徴はない。
キャラクターはリーツが好み。アニメの描き方もとても良い感じ。
悪い点はギャグシーン。漫画もそんな感じだったので、原作の何かがそうなのかもしれないが、主人公がギャグをする時の顔が気持ち悪い。ちなみに漫画はそれでリタイア。

あと、個人的には原作を読んでいるので悪いとは思わなかったが、多分説明不足。
鑑定能力⚪︎/⚪︎で表示されているという説明がない。(アニメーションで表示されているのだが分かりにくい)
転生設定にも詳しい説明がないため、おっさんが気持ち悪いこと言ってる風に見えてしまうシーンが多い。
ちなみに本題からズレるが、転生には無職転生など前世の人格が残る系と、推しの子のアクアなど成長するにつれて前世と今世の境界がなくなる系があると思っていて、今作は明言されていないが後者だと思う。そのため主人公も別に嫌いではない。
2期は絶対見る!

投稿 : 2024/08/05
閲覧 : 218
サンキュー:

4

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

地方領主の野望

人の能力を数値にしてみることができる能力を持つ地方領主の息子が主人公
ゲーム知らないけど能力の元ネタは信長の野望というゲームだそうで、高い能力の人を発見したときに戦国武将に例えていますね

主人公がバトルで無双しないので仲間達の活躍が中心、一人一人にスポットライトが当たっていい感じでした
面白かったけど、他の領地との駆け引きや人材集めばかりに目が行っていて、内政や外交は今のところあんまり考えてなさそうなので、これから面白くなるかどうかは半信半疑です

一期は仲間集めでほぼ終わり、他の領地や他国との闘いがどう描かれるのか楽しみですね

投稿 : 2024/08/01
閲覧 : 407
サンキュー:

22

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中途半端で終わりますw

転生モノですが意外と面白いですw
面白いところではないですが、6話の父が死んでしまうところはとても泣けます(இωஇ`。)
仲間も揃ってきたところで、いよいよというところで1クール終了!という何ともな感じですw
見ていくと途中から絶対に中途半端に終わるなって気しかしないですが…( ̄▽ ̄;)

投稿 : 2024/07/25
閲覧 : 92
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

偽 SFスーパー英雄(?)列伝61

いや、まさかОPに出てきた強敵の本格的な出番が2期だなんて
「は、図ったなシャア(それ、ガルマ)」

まあ、これを観てるろ分かる通り、物語はこれからという所で終わってます。
(だ、誰だ。ジャンプの打ち切りマンガって言ってるやつは)
まあ、幸いなことに2期があるそうなんでそこら辺は2期に期待したいと思います(苦笑)。

主人公は、まだ若く(幼いともいう)
身体能力(無い)
知力(無い)
じゃ、全然ダメじゃんと言う訳では無く、鑑定スキルが高くクソアニメを一瞬で見抜く(違)じゃなくて隠された能力を見抜き、どんどん優れた部下を集めて成り上がっていく物語です。

それにしても・・・
リシアがかわいい(待て)
何よりアルスの脳内で悪役令嬢と化したリシアに踏まれたい(おいーっ)
まあ、こんなカワイイ婚約者がいたら未来は尻にしかれること間違いない!
ああ、なんて可哀そうなアルス
ぜひ、自分が変わって(うぎゃ~~~~っ)

おまけ
アルス
「な、なんだこの数値は」
「作画はそうでもないけど、シナリオが80,声優が100だなんて、ぜひあにこれに感想を(何か違う・・・)」

投稿 : 2024/07/22
閲覧 : 185
サンキュー:

4

ネタバレ

アルフ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

なんで?

最初はチート持ちだけど努力はしてるなといった印象で見れていたんですが、途中でドヤりだしたんで断念しました。
なんでチート持ちはドヤるんでしょう?
もしかしたら押印云々のところでだけドヤってたのかもしれませんが最高に痛かったです。

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 96
サンキュー:

2

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いには面白いが

アルス個人の力が弱いので鑑定能力だけで人を統率していくには弱い、その辺り2期に期待する。

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 131
サンキュー:

2

さあや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スタートは良かったんですけど。。。

中盤から後半にかけて駄々さがりになりました。
それほど初回の期待が高かった作品でもあります、
異世界好きは好きかも。ほぼほぼどんな話数も新キャラが加わる+そのキャラの闇見える
の繰り返しであまり発展がないのが気になりました。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 83
サンキュー:

2

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトル通りの素直な作品です。

転生感をあまり感じられない異世界転生アニメ。
転生の痕跡は、人物評を戦国武将に例えるくらいです。
弱小貴族に生まれた主人公が、鑑定スキルで有能な家臣を集め徐々に・・・
のような内容で、チート感はあるけれど素直な作品です。

主人公アルスは人が良く、誰からも好かれる優しく素直な性格。
有能な人々に囲まれているので、普通が際立ちます。
しかし、彼の能力は人々に慕われるところ。
人種・身分・境遇・性別にかかわらず分け隔てなく接します。

{netabare}2~3年で1人の家臣をスカウトしています。
だから、時間がアッという間に経過している感覚。
家臣たちは剣士・魔法使い・軍師など、それぞれ秀でた能力を持っています。
1期現在の有能人物は家臣4人、許嫁1人、それにスパイ?1人です。

キャラ立ちは良く、彼ら彼女たちとの確かな関係を築く過程が描かれます。
どちらかと言うと、女性キャラの方が自由奔放で面白味があります。
中でも、許嫁のリシアが怖可愛いい。
間違いなくかかあ天下、良く言えば内助の功、良いパートナーになりそうです。

内戦勃発不可避のラスト。
皇帝への道が示唆されて、1期が終了します。{/netabare}
アニメタイトルの「成り上がる」
2期では、きっとなし遂げられるでしょう。

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 208
サンキュー:

17

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人材発掘

人物の能力値を鑑定できる能力をもつ主人公が髙いカリスマで人集めをする話。
能力値の割り振り方がシュミレーションゲーム。能力、能力値がふわっとしている分ある意味わかりやすく、細かく縛られないから自由。
最近の転生物は主人公の俺ツェ力業が減ってるので、これもその系統で俺ツェ感は薄い(家臣は最強)。
そして高度ではないが知力戦も含んだストーリー展開もある。
3本柱に婚約者獲得ととんとん拍子に最強を集め、そろそろその能力を発揮する時が来たと話がスタートしだしたらミレーユ獲得の話となり、1期は人材集めの話に終始する。
武将集めも楽しいが、アルスラーン戦記をやってほしい。

100点中75点

投稿 : 2024/07/10
閲覧 : 37
サンキュー:

2

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公自体はめちゃ強ではない。

死んで貴族に転生した主人公。
珍しい『鑑定』というスキルは持っているものの、ステータスが優れているわけではなく、鑑定スキルを使って能力の優れた人材を集め、自分の家臣にしていく。
差別が横行する中、差別もせずその人自身を見る素晴らしい心を持っている主人公に誰もが惹かれていき、仲間が増え、民ともどんどん親しくなっていく。

この国の王になるかも!?みたいなところで終わり。
続きますね、これは。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 42
サンキュー:

1

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意外とありだけど、スキルの基準が?

初見評価
とりあえずつかみは、THEなろう転生作品。
鑑定スキルを有し貴族の赤ちゃんに転生する。
ところが、情勢は不安定で将来領主になるのが不安。
という事で、スキルを活かし強い人をスカウトしよう!!って作品。

作画は並程度なのだけど意外と楽しめそう。
主人公はほんと鑑定ができるだけの弱い子供だから何もできない。
だけど、これからどんな人を仲間にしてどんな成長を遂げるんだろう...
と、ついつい想像が膨らんだ。
細かい設定とかは色々ん?ってなるけど、流し見程度には楽しめそう。

最終話まで視聴
アニメって感じのアニメ。ひと昔前だったら流行ったかも?
転生感はあまりなくシンプルに鑑定スキルもちの主人公が国を強くしていく話。
幼児から始まり一人ずつ強力な仲間を身に着けていく。
本人もスキルと人当たりが良いだけで何もできないことを自覚していて努力する。第一期では強くなれないけど。
作画は、んー所々不安はあるけど見せるとこは見せれてるかな。
あと、作中のBGMが迫力があるのもいいかも。

気になる点としては、スキル鑑定の設定がよくわからん。
野望とか政治とかその他、多種多様で不透明。はっきり見せないあたりぼやかして雰囲気で突っ切る作戦なのかなって思う。
あと、作画もあわせてだけどキャラデザが子供っぽくてダサい。

総合的にみたら気軽に楽しめる。
作品の今後を考えると主人公がまだ子供でこれからドンドンのし上がっていくだろうし、メインの話の前日譚みたいな話だったから今後もっと楽しくなるのかなと期待。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 66
サンキュー:

4

kaeru006 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

続編に期待

一般的なろう系だけど異世界転生じゃない。
主人公も俺つええ系でもないから、突出した物はないと感じました。

物語もこれからって所なので2期に期待したいです。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 35
サンキュー:

2

ネタバレ

あらにぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

まだまだキャラの魅力が中途半端と感じていたので続き作ってくれるのは素直に嬉しい

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 35
サンキュー:

1

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公が弱いのが良い

転生ものですが、前世にはほとんど触れられません。
地方貴族の嫡男として転生。ボーナスは人物鑑定スキル。
あとは意志ですね。
戦争のない世界を作りたいと。良い心がけ。
自分自身は強くなくて、嫌味がないのが、本作の良いところかな。

人を見抜いて(フィアンセには見抜かれて)優秀な部下を増やす。
劉備玄徳タイプですかね。

設定などに厚みは感じられないし、凝った作りではないけれど、気楽に見ていられます。
転生が必要な要素だったかは、疑問の残るところでしょうか。

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 34
サンキュー:

1

DJ ZAKIヤマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

魅力的なキャラが揃っていながら、キャラ同士の掛け合いが少なすぎる!

数話ごとに新キャラを登場させ、スカウトし、仲間になったらあとは、放置みたいなキャラの使い捨て。
全キャラ魅力あるのに、話を詰め込みすぎて画面に出てこない。
監督の前作、「夫婦以上、恋人未満。」もそうだが、この監督はキャラの描写力が足りない。
ベルトコンベアーのようにアニメを作っているような出癖が作品に表れている。その結果、今回はキャラ同士の掛け合いが少なすぎる。掛け合いがないと、ただのカカシにしか見えなくなり萎える。
一言で言うなら、「キャラ愛なさすぎ」
そんなマイナスな面が目立つが、主人公アルスの声優「藤原夏海」の演技が凄すぎる。女性なのに少年にしか聴こえない完璧な演技。感情の起伏を表現がうまい。この声だけで作品に没入できる。
彼女の声を聴くだけでも観て良かったといえる価値はある。マジ男の子にしか聴こえないから!

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 34
サンキュー:

2

ネタバレ

なかやま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

主人公で断念した

今ではよくある異世界作品なんだけど、最初はまあまあ見れるけど、続々と主人公の反応に呆れたわ。
別のキャラは各々特徴を持っている、めっちゃいい出来ではないけど、なろう系の中では悪くないだと思う。
但し、一番大事な主人公に対する描写は絶望的にセンスがない。{netabare}些細なことも大きなことに対してもいつも同じく詰まらぬ口を広く裂いて、無駄な叫びをする。{/netabare}毎回毎回これを見るのは流石に耐えられない。

{netabare}物語の進展に連れ成長するとだと思ったのに、制作陣はどうやらこれは面白い反応だと妄想し、いつもあんな誇張な驚き方で主人公のキャラをぶち壊す。主人公の成長を完全に否定したような無聊で滑稽な驚き方はなんの意味もない。{/netabare}

主人公抜いたほうがいいぐらい。

半分見たけど、諦めたわ。あんなふさげた反応二度と見たくない。

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 46
サンキュー:

1

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

綺麗に纏まったが秋から2期

チート能力で人集めがベタな展開ながらも楽しかったし、パパが魅力的でもありました。メインキャラが揃った所で終了。次の展開は王様を目指す所でしょうか。2期の視聴は1期が綺麗に纏まっていて次の展開が気になる訳でもないので迷います。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 44
サンキュー:

2

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公が優しく謙虚

こういったアニメは主人公が上から目線とかかなと思ったけど、優しく謙虚で感じが良かったので最後まで見れました。女性軍は強者揃い主人公は前に書いた性格なので、仲間が裏切らず。どこまでもついていく形です。二期決定したので、続きを見ます。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 40
サンキュー:

1

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

(最終)カタルシスが不足している『なろう』は『なろう』といえるのか

【レビューNo.131】((最終レビュー)初回登録:2024/6/29)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
今期も異世界なろうっぽい作品が多く、ほとんどタイトル切りですが、本
作は「鑑定スキル」が「何の鑑定やねん?!」と気になったので視聴。
出来れば「イセレべ」っぽい「ネタ実況枠」のレビューをやっていきたい
のですが、そこまで香ばしさがある作品かどうかw

(ストーリー)
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴
族の子として生きることになった。
アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・
ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。
そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の
領地へと変貌させていく。
心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一
記が今始まる!
(作品情報より)

(評 価)
・第1話:ゲーム「信長の野望」などを下敷きにした作品かな
 {netabare}・1話の大まかな流れですが、
  ・主人公が現実社会で心臓麻痺っぽい死に方(過労死?)。
   → 田舎貴族のローベント家に「アルス・ローベント」として転生。
  ・3歳になったアルスは鑑定スキルで、ある兵士の鑑定を実施。
   槍より弓矢の適性が高いので、そちらへの転属を勧める。
   → 試してみると一同「おおー!!」
  ・この世界の文献を調べると、中央政権の腐敗が進み、今後動乱の時
   代を迎えそう。
   → 領地を守るためにまずは優秀な人材を集めねば!
  ・町で鑑定スキルで人材を物色していると、武力が高いマルカ人の少
   年リーツを発掘。
   (マルカ人は通常奴隷等で差別対象)
   → 当然登用は周りから大反対。
  ・アルスの熱心な説得の末、この領地最強の父・レイヴンが試験する
   ことに。
   → リーツは才能の一端を示し、父や部下たちも彼の才能を認め、
     無事アルスの家臣に。
     リーツは自分を見出してくれた大恩に報いるためにアルスに忠
     誠を誓うのだった。
  (まだ大したことをしていないということもありますが)3歳で異常に
  しっかりしている点を除けば、悪くない無難な滑り出しだったのでは。

 ・個人的には光栄ソフトの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」や
  「三国志」を下敷きにしてるのかなっという印象ですね。
  これらゲームも武将の能力・ステータスが数値化されていて
  ・有能な人材を発掘し登用していく
  ・知力や政治力の高い武将で国力を上げたり、謀略で他国の戦力を削っ
   たりしながら戦争準備を整えつつ
  ・武力の高い武将で周辺国に攻め込んでいく
  って感じなので。
  この手のゲームは今でもたまにやっているので、なんか愛着が持てた
  というのも大きいですかね(笑)

 ・でも当面は人材発掘でエピソードが創れそうですが、このターンが終
  わるとどうみせていくのでしょうか?
  発掘した家臣は見せ場がありそうですが、アルスをどう扱っていくの
  かがちょっとわからないんですよね。
  ・ひたすら「アルス様にために!」で担がれる神輿になる
  ・「鑑定スキル」の拡大解釈でガバガバ設定にw
  ・現実世界の知見を活かした「領地改革」
   (それじゃ劣化「現実主義勇者の王国再建記」になりそうですがw)
  まあその辺含め、今後も見守りたい作品ではありますね。
  個人的には「イセレべ」のような香ばしい作品になればという感じで
  すが、そこまでのパワーはないかもですね。{/netabare}

・第2-3話:早くも手詰まりの予感。大丈夫か?!
 {netabare}2人目の人材発掘は、魔法の才をもつシャーロットでしたが・・・
 正直2話かけてやるほどの内容ではなかったなっと。
 ・1話は時間配分がちょうどよく面白く視聴できた
 ・今回は(極論でいうと)1話と同程度の内容を2話に引き延ばした感じ
  → そりゃ内容も薄くテンポも悪くなり面白くなくなるよね
 例えば象徴的なのが2話の冒頭のシーンですが、
 ・この国の歴史や現状の説明
  → 1話の説明と大分被ってるし、全体的に無駄に長いよね
 って感じなんですよね。まあ一事が万事こんな感じで・・・

 仮に1クールを12話と考えると
 ・5話位まで人材発掘に使いたいよね
  → 5人ほど逸材を発掘するぞ!
 ・ちょっと待て!OP映像では3人しかいなくないか?!
  → 1人を登用するのに2話使うしかなくない?!
 しかも
 ・鑑定スキルって、一目で適正見抜くのですぐに終わるよね
  → よっぽど上手く話を創らないと2話分引っ張るって無理があるやろ!
 結構構造的に詰んでいるのかなあって感じがするんですよね。
 更に前回懸念事項に挙げたように
 ・人材発掘した後、鑑定スキルどうするの?
  → 出オチで終わるのか?!
    (敵の弱点や外交交渉時の突破口捜し等に使えるかもしれないが)
 ・逸材3人で回すのキツないか?
 等疑い出すとキリがないんですよね。
 まあ始まったばかりなので、これからを信じて待ちたいと思いますが。
 
 ただ1話の好調の滑り出しから一転、評価は急降下で次回も構造的に詰んで
 ないか?という不安を感じる展開だったかなっと。{/netabare}

・第4話:テンポは戻ったが、今度は作画が・・・
 {netabare}前回から3年が経ったようです。
 シャーロットも魔法の才能を磨き、ランベルク軍のエースに成長したよう
 です。
 成長といえば食生活がいいのか、奴隷時代の貧相な体からこちらも立派に
 育ったようですが、「とりあえず胸は爆盛りにしとけばいいやろw」みた
 いなセンスはどうにかなりませんかね。
 またアルス様に双子の弟妹できたようで・・・
 2人とも将来有望で、なるほどそういう逸材発掘もあるんかと。

 3人目の逸材は、知力の才を持つロセルでした。
 まあ攻撃力の高い2人を登用したので、軍師ポジの人材は妥当なところで
 すね。
 今回はロセルの2人の兄も武人としての才ありというオマケ付きです。
 (元々2人の噂を聞きつけて訪問したのがきっかけ)
 これを今回は(予想に反して)1話で収めてくれたので、テンポはよく面
 白かったですね。
 やはり2話構成だと、それなりに緻密に物語を創り込まないと厳しいです
 からね。

 ただ今度は作画が・・・
 元々低予算アニメということもり、作画は多少やむを得ないところはあっ
 たのですが、「前回こんなに酷かったっけ?!」という感じで。
 特にシャーロットなんか、美少女キャラ台無しだよ!!
 今後が不安ですね。
  
 次回はEDを歌ってるリシア回でしょうか。
 しかしサブタイの「嵐、来る!」って何なんや?!
 まあここまでは「なろう原作」と思えないほど、実直に創られているとい
 う印象なので、ここらで1発はっちゃけるのもいいかもしれません。{/netabare}

・第5話:アルス様とリシアの相乗効果を生み出した、いい回だった
 {netabare}今回は許嫁のリシア回でした。
 サブタイ「嵐、来る」から、周りをひっかき回す”とんでも娘”を予想して
 いましたが、
 ・政治力やコミュ力が高く、思慮深く行動できる
  (外面を繕うしたたかさも持ち合わせている)
 ・観察眼の鋭さや野心の高さから、アルス様を見定めようとしていたが
  ・アルス様のを本質的な人間性を見極めて、きちんと内面を好きになる
   (打算ではなく、純粋に人を愛する真っすぐさもある)
  ・民のことを慮れる優しさや上に立つ者の器も持ち合わせている
  ・(今は弱小貴族だが)アルス様の将来性もしっかり見抜いている
  本質的な人間性に優れた、好感度爆上がりなキャラでしたね。
  ”脳筋・シャーロット”との対比も面白く描かれていましたし。
 
 またアルス様の鑑定スキルも人材発掘だけでなく、今後の外交交渉等でも活
 躍しそうかなという期待も膨らみましたし。
 (またリシアの鋭い観察眼との相乗効果も期待できそう)
 ただリシアにドギマギするアルス様は、一見年齢相応で可愛げがあるのです
 が、中身は「DTおじさん」だからなあ・・・
 まあそれはさておき、リシアをしっかり描くことでアルス様との相乗効果を
 生み出した、いい回だったのではないでしょうか。
 前回酷かった作画も持ち直していたように思いますし。

 人材発掘のターンは終了し、ここから動乱の時代に向けての準備が始まるの
 でしょうか。
 それに父・レイヴンの病は何かのフラグなんでしょうか。とりあえず介抱に
 は向かったようですが・・・
 これ無関係だったら逆に何なんやって話ですが。{/netabare}

・第6-7話:ついにアルス様の時代来たる!
 {netabare}中央では総督が暗殺され、後継者争いが本格化。
 それに伴い、各地にも戦火が及ぶ事態に。
 一方のランベルク領も
 >それに父・レイヴンの病は何かのフラグなんでしょうか。
 やはりレイヴンの病は回復せずに悪化した模様です。
 そんな中、レイヴンの代わりに戦場で指揮を取る決意をしたアルス様で
 したが、レイヴンの与えた試練
 ・目の前で罪人の処刑を見ても平常心を保てるか
  → 初めての衝撃的なシーンに耐えきれず
 で、戦場にはレイヴンが出陣。見事敵を蹴散らすもレイヴンも病に没し、
 ついにアルス様が当主として立つことに。
 ようやく1話冒頭のシーンを回収ですね。

 「鑑定スキル」自体は単なる「情報収集」のスキルにしか過ぎないので
 ・その情報をどう活かし見せ場をつくれるか
 って話になるのですが、(スキルの性質上地味な印象は否めませんが)
 地に足がつき、実直に創ってるなあという印象ですね。
 (試練で挫折を描くなども真面目だなって感じですし)
 また動乱の時代に突き進むところで、アルス様が当主になるもの上手い
 切り替えだと思いますし。

 ただここからの「成り上がり」展開をどうするのか。
 物語的には一応
 ・総督の後継者争いの”兄”側につく
 という世界観なので、ここでいう「成り上がり」とは
 ・自らが天下を統一することではなく、”兄”を総督の座につけるため
  奮闘することで認められるってこと?
 ってところに留まるのかなっと。
 (将来的には天下統一ルートもあるかもしれないが)
 尺的にも”兄”の要請に呼応し進軍して、強敵と対峙して「俺たちの戦
 いはこれからだ!」位で終わりそうなんですよね。

 よくも悪くも実直な作品なので、予想を超えてくるのは難しいのかも。
 となると創り込みの丁寧さでポイントを稼げるかという感じでしょうか。{/netabare}

(最 終)
1クール使ってまさか人材発掘だけで終わるとは・・・
よく言えば”実直で丁寧”なんですが、このテンポの悪さはさすがにダレる
かなっと。
それに丁寧というよりは、無駄に間延びしている感じもしますしね。
個人的には
・人材発掘以外のエピソードに面白みを感じなかった
 ・「鑑定スキル=情報収集」ってだけの能力なので、人材発掘以外の見せ
  場が創りづらい
  「鑑定、この領主さまは凄い人物だ!」→それで?!って感じ
・主人公に魅力を感じなかった
 ・ただの「いい人」ってだけ
 ・それに「信長~!」とか叫ぶだけで転生要素が必要だったのかと
 ・また普段は(中身はおっさんなのに)10歳児のリアクションしてるのも
  どうなのかと
・発掘した人材も魅力がイマイチ
 ・やっぱ戦がないと見せ場がないよね

『なろう』ってかなりガバガバでも、
「チート能力をぶっ放して、有無を言わさず(力業で)解決」
というカタルシスを得ることで、作品のバランスが取れてるように思うので
すが(ガバガバ設定へのツッコミを入れるところも込みでw)、本作はそう
いうのが圧倒的に不足している感じなんですよね。
ではその分(コミック原作のような)話が創り込まれているのかといえば、
そこは”所詮は『なろう』”という感じで、薄っぺらいという印象ですね。
なので通常の『なろう』なら
「ガバガバで都合主義のサクサク展開が『なろう』の醍醐味」
で笑って許せるところを、中途半端に実直に創っている分逃げ場がないって
感じなんですよね。

2期も決定したようで、次は戦のシーンもあるだろうから、そこで発掘した人
材が躍動すれば評価も変わってきそうですが、1期はあまりにもテンポが悪く
個人的には5話の「リシア回」がピークだったかなっと。

・チートで無双すれば「これだから『なろう』は┐(-。ー;)┌ヤレヤレ」と叩かれ
・チートせず実直に創れば「カタルシスが不足している」と文句をいう
視聴者ってホント面倒臭いなあ(笑)

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 403
サンキュー:

18

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

分割2クールだったのかな。
丁寧に作られている感がすごく感じた。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 37
サンキュー:

1

ネタバレ

Nick さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無難なつくり

<全体を通して>
よくある転生なろう系。
前世の記憶は全く関係なく、転生することによって得られるスキルでやりくりする物語です。

ぶっちゃけよくある話。

とりあえず全話を視聴してもまだ初めのはじめっていう印象です。それでも良ければ・・・っていう感じです。

<評価>
物語としてはいわゆる自分が領主(君主)となってシミュレーションゲームをするような感じで、仲間集めることと主人公の成長を描くっていうのが大筋。目的やら目標やらがはっきりしていてわかりやすいです。
作画・音楽・声優も特に変なところは感じることなくいい感じです。

つまりどこにでもあるというか無難すぎてまあ悪くはないよってことしか書けなかった

投稿 : 2024/06/28
閲覧 : 45
サンキュー:

1

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★☆

2024.06.28 ★★★☆(3.6) 1度目観賞評価

投稿 : 2024/06/28
閲覧 : 25
サンキュー:

0

次の30件を表示

転生貴族、鑑定スキルで成り上がるのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
転生貴族、鑑定スキルで成り上がるのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がるのストーリー・あらすじ

異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。 アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。 そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。 心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!(TVアニメ動画『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

声優・キャラクター

アルス・ローベント:藤原夏海
リーツ・ミューセス:坂泰斗
シャーロット・レイス:佳穂成美
ロセル・キーシャ:岡咲美保
リシア・プレイド:花澤香菜
レイヴン・ローベント:東地宏樹
ミレーユ・グランジオン:生天目仁美
ファム:戸松遥

スタッフ

原作:未来人A『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』(講談社「K ラノベブックス」刊)
キャラクター原案:jimmy
漫画:井上菜摘(講談社「マガジンポケット」連載)
監督:加戸誉夫
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:八尋裕子
サブキャラクターデザイン:坂﨑忠 堀たえ子 山岡信一
色彩設計:田中美穂
美術監督:瀬川孟彦(クリープ)
撮影監督:山越康司
編集:野川仁
音響監督:亀山俊樹
音楽:夢見クジラ
アニメーション制作:studio MOTHER

この頃(2024年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ