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「【推しの子】(TVアニメ動画)」

総合得点
85.0
感想・評価
740
棚に入れた
2162
ランキング
259
★★★★☆ 4.0 (740)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.1
キャラ
3.9

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【推しの子】の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

もちとり さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった!

アニメ2期の最後まで閲覧しました。
原作を見ていませんが、3期が楽しみでしょうがないです。
2期の終わり際まで星野アクアが主人公なのかと思っていました。しかし星野ルビーが吾郎先生の死体を見つけたあたりから一気に引き込まれました。

このアニメの一番の特徴は他のアニメにはない目に特徴があります。
途中まではアイの両目が双子の片方ずつに乗り移ったのかと思っていましたが、後半死体を見つけた後両目に黒い光が灯ってからは、ずっとルビーに釘付けでした。

今まで目立っていなかった分、ルビーが今後どのような動きをするのか、注目です。

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 20
サンキュー:

1

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

初回の入りがすごい!ただ、そのあとは…ラブコメ中心?

原作は少しだけ読みました。
展開は最初の方だけ知っていたのですが、それでも引き込まれました。
1話の展開はすごかったですね。

ミステリ要素を期待していたのですが、1期はそこまで話が進みませんでした
というかラブコメ中心?かぐや様のひとだからですかね?
ただ、ミステリーの間にラブコメが入ると思うと、飽きさせないで一気に見れていいかも。
ちょいちょい笑わせてもらいました

{netabare}

有馬かなとの共演→恋愛リアリティー(黒川あかね編?)→グループ結成
という話でした。

有馬かなとの共演は主人公のお兄様感もあり、結構面白かったです。
「俺なんて全然…」といいながら、かなに向かって「本気をださせてやる」って何様だよと思ってしまった(笑)。
実際にすごかったけど。

黒川あかね編はやたら長いので何かなと思ったら、三角関係の布石だったとは…
この辺はラブコメでした。ただ、それにしては黒川個人の話が長いような…
最後のアイの演技は本当にぞくっときたので、その伏線だと思えばいいんですけど、それでも長いような…
石見さんの演技はすごかった

有馬かなのツンデレ具合が個人的にはいい感じです。おかげで、最初の方の話もそれなりに楽しめました。
キャラの過去等がきちんと描かれるのでいいですね。
それに比べるとルビーは…

個人的にはあかねの声優が石見さんなのがよかったです。
真昼イメージが強かったのですが、全くイメージが変わり、声優さんはすごいなあと改めて思った。

続けて2期見ます。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/06
閲覧 : 15
サンキュー:

1

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何かと話題だった印象

原作未読。
赤坂アカ×横槍メンゴのペア作品なんすね。
初回から1時間以上がっつりやるとは。

推しがいる子と推されている存在から生まれた子供を掛け合わせているようにも思えるタイトル。

推しアイドルの子供から生まれてくるという悪魔的発想。
1話目からなかなか衝撃的というか、ダークやな。
最初のインパクト強くて、そこからの話は少し弱く感じてしまった。
面白さとしてはそれなりに引き込まれるけど、何回も見ようとはあまり…。

重曹を舐める天才子役は笑うしかない。
中盤あたりは完全にアイドルもの+芸能界のなんとか。
アイドル関係は色んな作品あるからやりつくされた感あるよな。
割とダークサイドにスポット当てた感じはあるけども。

恋愛リアリティショーは多少はらはらしたというか、若い女子プロレスラーのこともあったから少し問題になっていた?
なんとか乗り切れたのは良かった。
芸能人は見られてなんぼだから評価は特に気になってしまうんやろなあ。

ぴえよんはなかなか良いキャラクターと思った。そこを利用していくのも考えたなあと。

アクアは何でも利用していくなあという印象。幸せになってくれ。
偉そうな監督は子供部屋おじさんで現代的やなあ。


OP
アイドル YOASOBI
ED
メフィスト 女王蜂
OPはなかなか話題になった。頭から離れないヒップホップ調。英語ver.はさすがにやりすぎだったな。
EDもなかなか良い感じでイントロ入ってくるのが良い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。彼女はある禁断の秘密を抱えており…。そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

第1話 Mother and Children
産婦人科医・ゴローの前に現れた患者は、推しのアイドル・アイだった。ショックを受けながらも医者として彼女を支えるゴロー。だが出産直前、ゴローは何者かに襲われ…!?

第2話 三つ目の選択肢
アイの死から十数年。遺された双子の妹・ルビーはアイドルを目指すが、兄・アクアの根回しによってチャンスを掴めずにいた。だが母に憧れるルビーの気持ちは止まらず…。

第3話 漫画原作ドラマ
元天才子役・かなと再会したアクア。ドラマ出演の打診をすげなく断るが、プロデューサーの名前を聞くなり返事を翻す。その名はアイの携帯電話に残されたものと同じで…!?

第4話 役者
作品を少しでも良くしようと懸命に演じるかな。だが主演の酷い芝居や、それを是とする監督達に失望が募る。そんな中、アクアの演技が現場を一変させる…!

第5話 恋愛リアリティショー
一刻も早くアイドル活動を始めたいルビーは、かなをスカウト。ルビーに可能性を感じつつも、かなはリスクを鑑みて断ろうとする。だがアクアに熱烈に口説き落とされ……!?

第6話 エゴサーチ
『今ガチ』の収録が進む中、女優・あかねは爪痕を残せずにいた。目立ちたい一心でヒールのように振る舞うも、望む反響は得られない。焦りを募らせたあかねは…!?

第7話 バズ
歩道橋の欄干に立ったあかねを引きずり戻したアクア。共演者に支えられ彼女は番組を続ける決意をする。一方アクアは、あかねに染み付いた偏見を払拭する為の策を実行する!

第8話 初めて
完璧にアイを理解し、行動をトレースしてみせるあかね。さらに彼女は、アイに隠し子がいたことまで見抜いていた。女優・あかねに強い興味を抱いたアクアは…!?

第9話 B小町
元々アイドルを夢見ていたというMEMちょ。人気も知名度も高く、契約上の問題もない。B小町の新メンバーとして申し分のない彼女だが、とある秘密を抱えていて…!?

第10話 プレッシャー
ジャパンアイドルフェス出演決定!そんなB小町に立ちはだかる『センターを誰にするか』問題。ルビーとMEMちょは、歌が上手いかなをセンターにしようと画策するが…!?

第11話 アイドル
ついにステージに立ったB小町。MEMちょ目当ての客が詰めかける中、ルビーは亡きアイを思わせる笑顔で観客を魅了する。だが、かなを応援するサイリウムの光はなく…。

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 13
サンキュー:

2

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想外の物語で正直驚く

原作未読。
アニメ自体よりもYOASOBIのアイドルが有名になっちゃいました。
歌のイメージから、
「パッとしないダメダメ男子と
 キラキラアイドルの、あり得ないご都合カップリング」
なのかと想像して敬遠してました。
ですが、意外と周囲の評価が高いことから視聴開始。

【作品概要】
駆け出しアイドルグループに紛れ込んだ、
ダイヤの原石 星野アイ。
しかし彼女は重大な秘密を抱えていました。

【作品に対する感想】
予想外に面白かったです。
一気に引き込まれて一気見しちゃいました。
アイドル物ではあるんですが、
人間関係や心理描写に重きを置いたサスペンスという印象です。
かなり予想外な方向に話が進みます。
意外と重たく、そして密度が凄いです。

また、アイが主人公なのかと思い込んでましたが、
これも予想外な方向に。
原作者 赤坂アカさん、
かぐやの時も早々に恋愛頭脳戦から方向転換されてましたし、
こういう展開好きなんでしょうか?

一方でリアリティある笑いもテンポよく挟んできており
バランスのとり方もうまいですね。

2期行ってきまーす。

1)物語
 ➀芸能界のいろいろ
  一般人には知りえない芸能界の裏側、
  お財布事情や闇なども描かれていて、
  この辺は好感触でした。 
  まあ実際はもっとえげつないんでしょうけどね。

 ➁アッサリ子供…
  正直これはあまりに軽すぎる…て思いました。
  命を何だと思ってるんだって。
  それを背負うことをどう考えてるんだって。

  ですが、10代や20代ってセックスが目的になってて
  その先まで本当に考えられている人って少ないと思います。
  たまたまそういう機会が無くて助かったってだけで。
  芸能界のように早くから大人と強い接点ができる世界では
  やっぱりこういう事がよくあるんだろうなって思えました。
  
  仕方ないで済まないですが、仕方ないのかなって割り切りました。
  
 ➂メディアミックスの弊害
  リアルの話を意識したんでしょうか?

  青色ダイオードの開発者と所属会社の利権争いを
  連想しました。
  権利の主張って、明確な基準が決めづらいので
  難しいですよね。
   
 ➃ネットでの袋叩き
  リアルの話を意識した物語なんでしょうか。
  他の作品でもこういうシーンが出てきてましたが、
  繋がりやすくなったことの負の側面がリアルにきつかったです。
  
  感じる・思う・妄想するのは個人の勝手ですが、
  攻撃って形で声や文字にすると、それが束ねられた時に
  とてつもない威力になるってことですね。

2)作画
 下手な演技・うまい演技を描き分けてる作画凄いです。
 そしてここぞという決め所の絵が凄い。

 星の瞳、違和感しかないんですけど、気にしないことにしました。

3)声優
 下手な演技・うまい演技を演じ分けてる中の人凄いと思います。

4)音楽
 OP アイドル
 ガンダムの時も思ったのですが、YOASOBIさんって
 作品の理解をかなり深めたうえで
 作詞作曲されてるんでしょうか?
 歌だけ聞いたときと、アニメを見た後では印象が変わります。

5)キャラ
 私的推しの子
  1黒川あかね>2有馬かな>>3MEMちょ>4ルビー

 ➀星野アクア
  デスノートの夜神月の優しい版みたいな印象です。
  自称凡人ですが、要求を即座に見抜く洞察力、
  それに対処できる引き出しの多さと計算力、
  そして決めたことは徹頭徹尾貫く執念
  いずれもすさまじいものを感じます。
  一方で人間らしさはちゃんと残っているところが
  すごく好感持てます。
  こやつの「ムチャクチャやる」は破壊ではなくて、
  いい方向にもっていくところが好きです。

 ➁黒川あかね
  不器用ながら努力の天才で、ムチャクチャ刺さった娘です。
  タレ目ですし、むくれ顔殺人的ですし。
  プロファイリングのくだりから
  「重すぎ」「ヤンデレ」と感じる方もいると思いますけどね。

 ➂有馬カナ
  過去の経験から今の彼女になったいきさつ。
  そして今の人となり…凄く好きです。
  自分を殺してでも全体のパフォーマンスの向上を
  最優先する…なかなか出来ることじゃないです。
  口の悪さなんて彼女の魅力からすると気にならない範疇ですね。

 ➃MEMちょ
  こんな友達いたら絶対楽しいと思います。
  盛ってることなんて、些細な誤差(おっさん視点)
  
 ➄星野アイ
  持ってる天才。
  凡人サイドとしてはうらやましい限りですが、
  ああいう最期を迎えた理由が才によるものだとしたら
  単にうらやむべきものでもないのかもしれません。

 ➅五反田監督
  ホント良いキャラしてるオッサンで、好感持てます。
  アクアとの子弟関係がいいですね。

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀ピッタリの演技
  これ演技だけじゃなくて、なんでもそうですよね。
  クオリティ、価格、タイミング…
  いずれもピッタリが望まれるわけで。

 ➁アイ退場 と アクアの復讐決意
  事切れるまでの演技と作画、神がかってたと思います。
  アクアのあの黒い星。ゾクッと来ました。

 ➂五反田監督のオカン
  サスペンスに無理矢理ねじ込んでくる
  空気読めない強者感がすごかったです(^^;

 ➃適切な評価なんて与えられる方が稀だ
  何が適切かってのも難しいんですけど、同感ですね。

 ➄黒川あかね アイ降臨
  中の人の演技、作画、演出ゾクッと来ました。

 ➅嘘は身を護る最大の手段
  違うキャラを演じることで、
  「叩かれてるのは自分じゃない」って
  デコイのように利用するってことですね。
  社会的地位が上がる程演じる必要が出てくるわけですね。

{/netabare}
 

投稿 : 2024/08/30
閲覧 : 102
サンキュー:

22

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意外とアダルト向け作品

アニメ1期観たあとに原作漫画へ

 とにかく第1話90分が衝撃だった。オープニング曲のアイドルは、いきなり耳に残るくらい印象的であった。さらに、物語は、この1話だけでも完結するくらいの完成度の高さ。いきなり、ひきずりこまれた!!

 2話以降は、毎回毎回、エンディング曲に連れて行かれてしまい、一気に最後まで観てしまった。この物語は、転生とか、芸能界とか、ラブコメとか、多様な要素がてんこ盛りであるが、その本質はずばりサスペンスではないか。

 アニメのあと、原作漫画に移行して、舞台編の少年マンガちっくなところを過ぎたあたりから、アイをこの世から消した黒幕にせまるサスペンスの要素が強まった。

 原作者は、twitterなどで、「この作品は青年向けです」と、あえて小中学生に注意喚起した。この作品には、眼にある黒い星が象徴する「闇」がある。そのことで、アイの輝く白い星の眼も引き立つ。

 原作はまだ完結していない。映画編の結末がどうなるのか、気になってしょうがない。

 2期は必ずあるだろうが、オープニングのハードルは上がりすぎて、受け入れて作曲するアーティストはいるのだろうか?もしかして、引き続きアイドルのままの可能性すらある。

 流行るものには、必ずアンチもわくが、流行るだけの価値があることも、理解しておかなければならない。

名作である。

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 245
サンキュー:

9

ネタバレ

みなみな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オタクの悪ノリ設定から作られたサスペンスドラマ

KADOKAWAが放送前に大々的な広告を出しまくっていたのが有名です。
一時期かなりバズってましたが、内容は結構えぐいので子供に見せるのはおすすめできません。当方アイドルオタクではないので、アイドルネタがよくわからなくてハマりきれない感じはありました。
同じアイドルオタクならば共感できるところが多くて、ハマるかもしれません。

以下、項目ごとに評価の詳細を書きます。


物語・・・まず個人的に設定が気持ち悪いなと感じてしまいました。すいません。僕があまりアイドルに興味ないからかもしれませんが・・・。
推しのアイドルの子供に来世で転生するといった、オタク内輪の寒いノリは完全にあの某掲示板から持ってきたものでしょう。すごいアイデアと感じてるファンも多いかもしれませんが、そんなことはありません。
設定は気持ち悪いですが、ストーリーの展開は非常に上手いと感じたので星を満点から一つ減らしました。
第一話でメインヒロインだと思っていたあの子があんな風になってしまうとか、芸能界を生きている若者の心の葛藤、アイを〇した真犯人の行方など、続きが気になるような話の作り方を相当意識して、計算高く作られています。
原作者の赤坂先生、さすがです。

声優・・・昨今の声優事情はあまり存じ上げないので適切に評価出来ないかもしれません。ですが、キャストを見る限り、今の第一線の方たちが多く起用されていて、演技力も特段気になる所は無かったです。

キャラ・・・メインキャラ達は物語の中で各々の思いを抱えており、それによってきちんとキャラが立っていて魅力的です。
個人的に有馬かなが好き。

作画・・・横槍先生の絵柄が個人的に苦手なのですが、それを抜きに評価すると作画レベルはかなり高く、制作に力を入れていたのを感じます。

音楽・・・OPはYOASOBIを起用しているのでやっぱりクオリティは高いです。
導入ソングも中毒性があって好きです。

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 87
サンキュー:

1

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2度も4なせない

過去に母親を目の前で56されたアクア

そして…「ガチ恋はじめます」で出番増やすために悪女ムーブしようとするも、誤って共演者ゆきの頬を引っ掻いてしまったあかね💅

「焦っちゃったんだよね😌」と共演者たちに慰めてもらうあかね…しかし(引っ掻いたシーンはオンエアされており)SNSでは容赦無いあかね叩き

(見なきゃいいのに普段からメモ魔で頑張り屋な)あかねは周囲の自分に対する評価が気になりSNSを見てしまう…そして次第に追い詰められる

台風の日…買い物帰りに荷物を落としてしまった彼女は「生きるの疲れた😭」と歩道橋から飛び降り…ようとした瞬間…アクアが離さず引き上げる

「いや、離して😭」と叫ぶあかね…それに対して「落ち着け…俺はお前の敵じゃない」とアクアは言う。そんな彼の姿からはこういうの感じられた

2度も人が◯ぬのを黙って見過ごせるか…🖐️

そしてこの作品は…アイの生前を描いた1話と「2度も4なせるか」と「アイがあかねに降臨」のためにあるように思えた…この3つのシーンは…(1話はアイが4ぬシーン)私を涙目にさせやがる😂

投稿 : 2024/06/26
閲覧 : 78
サンキュー:

6

ネタバレ

アルレット さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アイというキャラを受け入れられるかで評価が変わる作品

この作品は良くも悪くもアイが中心で動く(一応見たことのない人のためにいうと、アイが主人公としてという訳ではなく、キャラの動機や物語の進行などという意味です)ため、アイというキャラに如何に共感し感情移入できるかで他のキャラに対する感情移入の度合いが変化します。物語のネタバレになるため詳細は伏せますが、自分はアイというキャラの人格や行動など理解はできるけど、感情移入や共感は一切できませんでした。とはいえ、一方で他の人の多くも面白いと言っているので、今回は平均の評価としました。何度も言うようですが、アイというキャラに十分感情移入できるならアニメの範囲であれば十分に楽しめる作品です。

投稿 : 2024/06/22
閲覧 : 78
サンキュー:

1

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1話の内容が圧巻で1話の時点で心を掴まれた

2023年アニメの中においても原作力が高い事もあって放送前から注目度が高く、
そして実際に放送が始まってから瞬く間に注目を集めて評判通りの面白さを見せましたが
確かに個人的な感想としても非常に面白かった作品だと思います。

まず本作といえば90分の尺となった1話の内容が圧巻で
この1話の内容において多くの視聴者の心を掴んだというか
恐らく本作の1話に付いてはアニメ史上に残る程の物と言っても過言じゃなく、
極端な事を言えばアイの人生を描いた1話だけでも満足度が高い物となりましたが、
ただ本作においては最高級の面白さを見せた1話が単なるプロローグに過ぎず
2話以降からは本格的に本作のストーリーが始まる感じですが
とにかく近年のアニメ作品の中でも本作ほど続きが気になる面白さが有ったのは他に無かったですね。

後はキャラに付いてはレベルの高いヒロイン達が揃っており、
その中でも有馬かなと黒川あかねの2人が特に印象深いというか
取り分け黒川あかねに付いては彼女のエピソードは非常に考えさせられる物が有りましたが、
何はともあれ有馬かなと黒川あかねに付いて言えば共に本作を代表するヒロインであるのと同時に
また主人公のアクアを巡る有馬かなと黒川あかねの恋愛バトルの方も2期以降の楽しみですね。

それと、もう一人の看板ヒロインであるルビーは有馬かなや黒川あかね程は目立ってないけど
最終話でようやくアイドルぼ素質の一端を見せた感じなのでルビーの活躍も今後が楽しみですね。

そして本作に付いて言えばキャラデザやライブシーンといった作画全般が非常に良く
また音楽面の方ももOP曲の「アイドル」は2023アニメ作品の中でも一番注目を集めた曲でしたし、
最後に本作に関して言うと転生・アイドル・サスペンス・芸能界事情など様々な要素を混ぜながらも
それらの要素が全て噛み合って非常に面白いストーリー展開が観られましたし、
そしてキャラクター自体も本当に印象深いキャラクター達が揃っていました。
2023年アニメのナンバー1は本作で間違いないと思います。

【評価】

98点・3A級

投稿 : 2024/05/29
閲覧 : 46
サンキュー:

2

ネタバレ

インキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

設定がきつい

転生。私はこの手の設定に嫌悪感を抱いてしまう。犬が何回も生まれ変わって元の飼い主に巡り会うみたいな映画も嫌いだ。乗っ取りというか、本来産まれるはずだった人格はどうなったのだろうと感じてしまう。

推しアイドルの子供に転生となると更に子持ち悪い。
SF要素の少ない硬派なストーリーを期待して観たので(推し燃ゆと勘違い)がっかりした。

年齢のせいか中途半端に現代っぽさをだそうとするSFは観ていて寒いと感じてしまう。サイバーパンクのように完全にSF設定に振り切ったうえで、ドラマを観せてくれるならいいのだが、現実ベースの世界観で、都合よくチマチマ魔法を使われると安っぽく感じてしまうのだ。

投稿 : 2024/05/25
閲覧 : 60
サンキュー:

1

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1話は最高 しかしあとは話が展開しない…

1話の斬新で衝撃的なストーリーと、独特な彩度の高い、だけどとても綺麗な作画。加えてあの大ヒットしたYOASOBIのOP。
すごく期待高…!でしたが、そのまま1クールかけて、サファイアの目的である犯人探しはほぼ進まないのが残念でした。旧Twitterでちょっと騒ぎになったリアリティショーの話は面白かったのですが、ルビーのアイドルパートはほんとにただのアイドルとしてどうデビューするかみたいな話で正直普通…という感想。ヒロインの有馬カナちゃんも個人的には全く刺さらず…。

これからサファイアの犯人探しが進んでルビーの話と絡んでいくであろうところがきっとクライマックスで面白いのだろうなと思いますが、アニメは起の部分で終わるので、原作がもっと進んだらまたアニメをして欲しいなと思います。

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 41
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今までの「アイドルアニメ」から一線を画している。

遂に、アイドルアニメまで「少女漫画」路線に変更され、少女たちの「内面」を描くようになったと思われる。

これは良い意味での「進化」であり、新たな「少女漫画」のあり方。ひいては「アニメの革命」の兆しかも知れない。

知っている方もいられるだろうが、ネットなどでは話題の「ジャニー喜多川によるジュニア達への性的搾取」がイギリスのBBCによってすっぱ抜かれた。

海外ではハリウッドの有名プロデューサーが女優たちへの性的強要問題が取り沙汰される中、日本にも起こっていた。。というわけである。
「枕営業」などは実は漫画でも芸能界を揶揄するような表現は多々あるし、そこまで珍しくないが、「アニメ」はTVを中心とした「公共放送」なのでそういった問題には触れられない。。

そういう問題は当たり前だが、「どの世界でも存在する。」

しかし、事アニメに関してはスポンサーの問題もあり、その「裏側」まで描こうという動きはほとんどできないのが常だったのだが、昨今、製作委員会方式を離れて、会社が独自で作品を作るようになってからは作品のもつ「メッセージ性」を押し出す流れになっていると思う。

この作品はその「兆し」として非常に重要だ。

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 289
サンキュー:

25

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何とか断念せず流し見

YOASOBIさんの曲はガンダムとかフリーレンの流れで聞いてて好きだったので、まぁ時代の流れにも負け拝見。

これは、、面白いですかね?
最終目的はあれなんだろうけど何かありきたりだし、マンガ原作ドラマ、配信者、アイドルとか現代的な要素を詰め込んで裏側は実際こうなのよみたいな押し売りな感じが何か微妙に感じました。物語も予想通りの展開だし。。
個々が悪い!ってはっきり穿った事言えなくて申し訳ないけど。

言っちゃだめだけど赤ちゃんしゃべってる時点ではぁ?って感じだしそれは小さな例として言いたい事たくさんあるけどOP曲好きなのでこれ以上は言いませんし続編も観ないかな。

まぁでもモヤモヤしてるよりは一度観ておいて良かった。
これを熱く語れる人に出会ったら是非話を伺ってみたいです。

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 130
サンキュー:

2

ネタバレ

skarubos さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全てがかみ合った傑作

原作をすでに読んでいても、期間をおいてもう一度観ても、第1話はやはり傑作。

原作:それぞれのキャラクターや舞台設定に臨場感があり、下調べをした上で作られていることが伝わってくる。細かい部分に現実味があるからこそ、転生ものという非現実とのバランスがとれている。

企画:第1話90分を実現したのは本当にすごいと思った。ストーリーとの完璧なかみ合い。

演出:原作の臨場感を余すことなく表現した演出。細かい作画や構成がよいのは言うまでもなく、衝撃のエンディングでYOASOBI「アイドル」からのCパートはいい意味でやりすぎ。

原作・企画・演出・作画・声優・音楽、それぞれが良いだけでなくお互いがかみ合っている。そのかみ合いこそがこの作品の圧倒的な面白さの源泉。

投稿 : 2024/04/28
閲覧 : 147
サンキュー:

4

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おじの子()

『【推しの子】』(おしのこ)は、原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴによる日本の漫画作品。
第1期は2023年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された。第1期の放送終了後、第2期の制作が発表された(wikipedia)

正直思ってたんと違いました。タイトルから「主人公が推してる子」として単に応援しているアイドルとのラブコメ的なものを想像してましたがまさかのその「主人公が推してる子」と「推している女性から産まれた子」とのダブルミーニングになってるとは。しかも外側の【】にも意味があるらしいのですが原作未読の自分からすれば現時点での意味は不明。ていうかアニメでもまだ回収されてないですよねこれ?

スペシャル放送された一話とそれ以降ではストーリーがガラッと変わるのが特徴の本作。何で一話にあれだけの尺を取ったんだろうと思ってましたがこんなことになろうとは……と純粋に驚き。単純な転生ものだと思ってたらまさかのサスペンスものでしたね。

主人公のアクアこと星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)は死後即自身の推しアイドルである星野 アイの赤子として転生。前世ではゴローこと雨宮吾郎(あまみや ごろう)という産婦人科医で当時の年齢は三十路?とのこと。現時点でもゴローは安否不明のままであるらしく、おそらく書類上は死んだことにもなってないっぽい。
もう一人の主要キャラであり今世ではアクアとの双子の兄妹でもあるルビーこと星野 瑠美衣(ほしの るびい)は前世でそんなゴローに恋した天童寺さりな(てんどうじ さりな)。彼女は難病を患い余命幾ばくもないこともあってアイにのめり込み、またゴローとは16歳になったら結婚する約束をするものの12歳の時点で逝去。ゴローはある意味においてはさりなに希望を与えたとも言えますし、別の視点では絶対に無理ということがわかっていたから安請け合いしたとも言えます。いやほんと、さりなが16歳まで生きてたらどうするつもりだったんですかね。少なくとも彼は彼女が16歳になるまでは他の女性と結婚することは許されなかったわけですが、まあなんというか冗談半分の軽いノリで言ってたんだとしたら無茶苦茶不誠実だなと思わなくもありません。かといって本当に16歳と結婚したらそれはそれでアレなわけで、滅多なことは言うべきじゃないですねw

ぶっちゃけこの体は子供、頭脳は大人のゴローおじさん、個人的には無職転生さんところのルーデウス君よりもキモかったです。彼はアイの子供として転生してるのにもかかわらず授乳を拒絶するシーンがあったのですが、それって元医者としてどうなのって思わずにはいられませんでした。実際のところ自分の赤ちゃんにお乳を吸ってもらえないって母親としてどんな感情になるんでしょうね。作品としてはあくまでアクアの倫理観がしっかりしている(ロリコンではない)事のアピールだったのでしょうが、こんなシーンを見せつけられると当初アイに帝王切開を薦めたのも少女の自然分娩を手伝うのが倫理的に良くないとか思ったからじゃないのかと邪推してしまいます。まあ最近のお医者さんなので授乳拒否が母親の精神状態ひいては母体に悪影響を与える根拠はないというエビデンスがあったりなんかしてそれに従ってるだけなのかもしれませんが、でも転生後にアップデートされてる可能性もあるわけでそういう「ええかっこしい」はむしろ害悪というかそういうこと気にするんなら産婦人科医になんかなるなよとか色々思っちゃいました。(ちなみに本当にそんな査読済み論文があるのかどうか知りません)

かと思ったら彼が高校生になると今度は精神は肉体に引っ張られるとか何とかで、ようするに元おじさんだけどJkと恋愛しまっせキスしまっせの予防線を張りにきたりなんかでよくわかりません。んなもん赤子の頃の方がどう考えても理性的に行動できるわけないだろと思うんですがね。
まあ実際はラブコメしないと文字通りお話にならないわけですから理由はよくわかるんですが。

現時点でのアクアの恋のライバルは子役の頃からの知り合いである有馬 かな(ありま かな)と恋愛リアリティショー番組で共演した黒川 あかね(くろかわ あかね)との二人だけですが、前世での16歳約束設定なんかも含めてルビーが兄とどうなっていくのかというのも見物な気がします。(と、今気づいたんですがさりなも含めてラブコメ対象者って名前が平仮名になってますよね。これも何かの伏線なんでしょうか?)

作画は極めて上質で良好。瞳の星描写はアイとその子供たちだけの特権ではないらしくアイをトレースしたあかねの瞳にも宿るところから見て何らかのカリスマ性やスター性のアナロジーなんでしょう。
シナリオ面で一時賛否両論になったようですが、確かにあのネットリンチの描写はタイムリーではありました。ただ自分はどちらかというとその件に触れたことそのものよりはあまりにも真に迫った演出の方が良くも悪くもヤバかった気がします。作中でも触れられてましたがこういう事例が多いからこそ原作としても描いたんでしょうし(時系列的には原作の方が先の筈)

全体的に少女漫画的なノリなんで横槍メンゴ個人の作品だと思ってたら原作は赤坂アカだったんですね。この人もヒットメーカーですよねえ、想像以上の取材力を発揮してますし、何より伏線管理が意外なほど上手。「かぐや様」なんか先の事考えないで作ってたらしいのにちゃんと綺麗にまとまってたんですから原作に専念して描かれた本作はきっともっとすごい作品になる気がします。

{netabare}ところで映画監督ってあれだけ結構売れたような人でも子供おじさん化するんですね。芸能界のような華やかな世界に身を置きそれなりの実績もある方をこどおじとして煽れるんですからわたくしのようなうだつの上がらない人間からすれば実に胸アツですし、一方で何の背景もないモブ子供部屋おじさんも

監督=子供部屋おじさん
ぼく=子供部屋おじさん
監督=ぼく

論理で無双できそうですしWINWINの関係だと思いました。一億総監督時代も近そうです。{/netabare}

投稿 : 2024/03/05
閲覧 : 97
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24

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ahiro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2024.2.3 視聴済み

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 71
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0

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llil さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い走り出しだ

そう
それが弱点
その後の作画のブレが
命取りになる
といっても
良い作品
それだけ

投稿 : 2024/01/28
閲覧 : 142
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2

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チャリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2023年度の作品の中では1位に面白かった

1話が衝撃的すぎて、そのまま引き込まれました。正直、ストーリー的には、芸能界を題材にした内容になってますので、それほど興味のある分野ではないのですが、アイを始めとするキャラには引き付けられるものを感じてます。また、「アイドル」や「B小町」などの歌も好きです。今後作られる予定の2期については、2.5次元舞台の話なので、あまり好きでは無い作品になるかもですが、どろどろとした恋愛話になる4期か5期には期待しています

TVで放送していたら見ます
 ※好きな作品は何度も見る人ですけど、一度見たらもういい作品は再放送されていても見ない派です

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 51
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3

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ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非常に面白い。

一話目をみて予想外。
キララ系かと思いきやサスペンス系のアニメです。

5ヶ月前に見たので、詳細は忘れてしまったが、面白かった。
登場人物も個性的でとても印象に残るし、サスペンス系でありながらクスッと笑えるシーン、アイドルとして成長していくルビー等、
最後まで飽きずに見れて楽しかった。

謎も多いので、今後どんな展開になっていくか楽しみです。

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 73
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7

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take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とんでも設定を忘れさせるくらい、リアル(シビア)感がチラホラ。

2023.11現在もヤングジャンプに連載中。

原作については途中まで追っていたけど、よくわからなくなってきて現在は離脱中です。

アニメ化された事をきっかけに、原作に復帰するのか、アニメオンリーで楽しむかについては、未定です。
ちょうど、このタイミング(1話目を観終わったところ、リアルタイム視聴していません。まとめ見派閥なので)で2期が決まったというよなお話が耳に入ってきました。
うーん、アニメオンリーかもなぁ・・・。

第1話視聴。
まぁ、さすがに世間で言われている衝撃的っていう部分については、それほどインパクトを受けはしなかったのですが、改めてアニメで視聴してみると、そこはかとない狂気を感じるポイントが点在しています。

正直、アイというキャラクタについては、あまり得意なタイプ、好きなタイプではありません。バックボーンを含めて、その考え方やモノの捉え方に私個人とは合わない部分が多いからかもしれません。
もっと軽く言えば「ノリ」が合わないって事かな。
ま、昭和なおじさんと今を生きる若者として描かれている小娘ちゃんとがノリが合うっていう方がレアなケースでしょうから、それはそれで仕方がないですね。
あと、作画などはきれいなのですが、個人の感覚として「☆が入った目」というのも苦手です。
これは、全く個人のセンスなのですが、このキャラに限らず、目のハイライトが不自然なキャラを苦手としているのですw。
ああ、話がそれましたが、私は目も苦手だったのですが、このアイというキャラ自体にも狂気を感じる部分がありました(目だけにネ・・・いや、失礼)。

そして、いわゆる芸能界という世界の闇と言われる部分、それは「ある意味現実的なお話」「リアルなお話」という事になるのでしょうが、「夢」とか「希望」とかいうワードにぼやかされ、見ないようにされる傾向がある部分です。
この辺は、映画監督の五反田でしたっけ?の話が割とシビアでした。
まぁ、私とは縁のない世界のお話なので「そりゃそうだわなぁ」としか思いませんでしたが、チャレンジ、アタックをしている皆さんにとっては、キビシイ、そしてどうしようもない現実かもしれません。
よく言われるように、光あるところには影がある、光が強ければ影もその分濃い、って事なのでしょう。

この長尺な一話の中で、アイは充分、光を放ち後に続く物語の土台をつくりましたね。

今後の物語の進捗が楽しみです。
・・・こんなコメントを書く、自分も相当黒いなwと我が身の狂気にも光を当ててしまいましたwww。

しっかし、おんなじタイミングで「ゴールデンカムイ」も連載していたし、ひょっとしてこのタイミングのヤンジャンはイイ感じに狂っていたのかな。
何年か後に、週ジャンの黄金時代、あの時代の連載陣はすごかった的に、あの時代のヤンジャンは尖ってた、なんて言われるかもね。

2話目:
ルビーの方向性とアクアの方向性が決まっての出発回かな。
意外とコメディ要素もありそうで、少しホッとしました。
(監督かーちゃんとか有馬とか)
ED・・・かっけーからのズコー感あり、慣れはしたが多くは語らない。

歌詞・・・「推しの子」⇒「星の子」⇒「スターの子」⇒「アイドルの子」ってメタファーかなぁ、なんて愚考。
でも特に意味の無い事に気づき、しょんぼり。

第3話:
有馬が可愛くて、面白い。
あと監督かーちゃんうぜぇw。
昨今のどこかの国の学芸会ドラマと重なり、既視感半端ない。
有馬の的確な指摘と解説がリアリティありまくり、そして彼女自身の静かなプロ根性もひそやかに燃えていた。
が・・・、これも監督には評価されず、視聴者側にはさらなるリアリティが突きつけられる。
アクアの次回でのアクションとカタルシスに期待。

第4話:
有馬の演技が何人かにでも評価され、認められてよかった。
原作者さんにも認められ、感謝される。
こういった、心のつながりは少しホッとする。
あとは、学校回かな、いろいろと今後が面白そう。
ほー、で有馬が仲間になるのかな、次回に期待。

第5話:
ここまで観てみて、この作品の各話の異様な密度の濃さに感服。
原作が良いのか、アニメ化にあたっての構成が良いのか、とても無駄がなくミッチリ詰まっているような印象で物語が進んでいく。
相変わらず、有馬はなかなかに面白い。
そして有馬とルビーの絡みも楽しく見えてきた。
ところからのリアリティーショーか・・・。
これが巷を騒がせていた、ネット界隈でも話題になっていたヤツか・・・。
の一方で、苺プロの新生アイドルユニットのプロモ・・・、リアルなんだか、コミカルなんだか・・・w。

いずれにしても、折々にゲーノー界のリアルをぶち込んでくるのは、狂気と覚悟を感じちゃう。

第6話:
恋愛リアリティーショー回か・・・。
色々と真に迫っているんでしょうが、何かと絡めずに、一般論として見ても、昨今話題になっている、炎上やネット上だけでの「正義の味方」の大活躍(皮肉です)、かんけーねーのに出張ってくる○カなどなど、まぁ、概ね正しい問題提起でしょうね。
ついでに、エゴサに対する解説も的を射たものでした。

「人は人それぞれ、僕は僕、君は君らしく」
私が深夜ラジオを聞いていた時のDJが何度も繰り返していた言葉です。
そして、彼はこうも叫んでいました「愛を!愛を!愛を!!」と。
彼の名は辻仁成。
もし、もしも、ティーンエージャーでモヤモヤしている人がいたらECHOSEの歌を聞いてみて欲しい。

↓宣伝やステマをするわけではないのですが、他の動画への誘導的な文章です、ご不快に思われる方もいると思いますので、ネタバレで隠しておきます。
{netabare}
某youtubeなんかにもあるはずです。
青臭い話ですが、こういったマインドを持っていれば、もう少しだけ、まともな世の中であるはずなのに・・・。

某youtubeつながりでもう一つ。
長谷川良品:【テラハ問題】木村花さんの母親がフジテレビなど3社を提訴
という動画、とても興味深く解説されています。{/netabare}

第7話:
リアリティショーのリアルをちゃんと描いているのかな、との所感。
あくまでも個人的にはそう思う、というだけで、事実は解りませんがね。
ただ多くの人に当てはまる「人間」と言うモノの本質を考えれば・・・ね。

マーケティングに関する計算もリアルかな。
実際、「自分は踊らされておるのでは?」との視点は、現代社会で生きる上では持っていると武器になる視点の一つ。
それを踏まえた上で、自身で納得した上で乗るのか、乗らないのか、落としどころを見つけるのか。
これは、コンビニで買い物一つする時にも役立つ視点だと思いますね。

・・・そして、女優の本気と狂気を目にするアクア君。
驚いたろうねぇ。

第8話
有馬は相変わらず、おもしろかわいいねぇ。
恋愛リアリティショーの件はひと段落か。
いよいよ次の物語が動き始めるのかな。
このエピソードの最終盤には金の卵たちが、少ししたたかに、自身の道を選び始めた姿が印象的だった。
スレたとも言えるし、強くなったとも言えるし、慣れたとも言える、さて正解はどれだったのかなw?

第9話:
ちょっとつなぎ回っぽい印象も受けた回だけど・・・しっかりと中身が詰まっている感がしたのは大したもの。
というか、そこそこに面白かった。
新生「B小町」に新メンバーが加わり、コネもあっての、イベント参加が模索される。
しかし、有馬はいろいろとこじらせるねぇ、賑わしキャラとしての実力は本物かもね、割と好き。
あと・・・7つかぁ・・・、まぁ、オジサンは気にしませんな。


第10話、第11話:
少し落ち着いた感からの新生「B小町」エピソードかな。
ちょっとアイドル候補生の日常的な視点でワチャワチャ感は楽しかったかな。
そんな中でも、結構シビアなお話や、リアルな視点、そして有馬かなの抱えてきた苦悩も垣間見えた。
また、女優を目指す者同士のしがらみもビシビシ。
あー、ここでこのクール終わるのかぁ・・・って思いもあったものの、最後までクオリティは維持されていたかな。
そして最後の最後にアイの影(影響)もチラリ。
なるほどね、ある意味ファンがアイドルに魅了されてしまうように、アクア、ルビーそして、アイを知る者たちは、今なおアイに操られているのかもね、それは呪いにも似ているかもしれない。


さて、どうやら2024年には第2期が予定されているようです。
まだ少し先の事になりますが、物語の本筋も気になりますし、自己を実現するための狂気にも似た欲求に突き動かされる者たちの今後も気になります。
もしかしたら、今作以上にシビアでキビシイ光景を目にすることになるかもしれませんが、それも楽しみという事にしておきます。

投稿 : 2023/12/14
閲覧 : 206
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28

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ひゆら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話のインパクト

1話ラストにおける「母親刺殺→なぜただのファンが家を特定できたのか→父親しか有り得ない」という展開および作画が非常に印象的で毎週楽しみに観ることができた

1話後に原作を購入し、改めて1話90分構成が正解だと感じた

投稿 : 2023/12/01
閲覧 : 75
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1

ネタバレ

van2013 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

アイドルものってほとんどみないが、カグヤ様が
あまりに面白かったので、視聴。。はまりました。
 正直、思ってたのと全然違いました。
芸能界の光、闇というものを描写しながら、話は進みますが、
最初の1話でまさかのあい死亡は参った。きになってしょうがなくなる。
こういう話なのかあ。。って引き込まれる。ただ、単なる復讐劇
にはならず、コミカルな部分も多々あり、出てくる子たちも
みんな生き生きしててかわいい。かぐや様もそうだけど、原作者は
本当にいいセンスしてると思う。音楽もよく、アイドルの歌なんて
あまり聞かない自分が何度も11話の最初のシーンを繰り返し
みてしまったりする。というかOPも耳に残るいい曲に思えました。
この作品にとても合う。
 まだ連載中でクライマックスに突入って状況だけど、
アニメは_序盤、次は東京ブレイド編。楽しみ。
動画工房さんがつくった作品のようで過去作、全くみてなかったけど、
これは本当に素晴らしい作品でした。

投稿 : 2023/11/23
閲覧 : 56
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4

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

アニメ勢だけどハードル上げすぎた?

まず、私は完全初見のアニメ勢ですが、このアニメを見る前に原作勢の方々があまりにも良いとか、1話絶対泣くとか言ってる意見が散見されたので、物語のあらすじがどんな感じなんだろう?と思い調べた結果、主人公が1話目で殺されるという事を知ってしまいネタバレをくらった状態で見たためか、1時間半最後まで見ても特になんら衝撃展開はなく、最後まで見終わった感想としては、ただただ主人公が可哀想で胸糞な展開だったなという気持ちにしかならず、全然涙も流れませんでした。
ここから、アクアくんの復讐劇が始まると更にこの先ドロドロしてくるのかなと思うし、正直見るのが辛いと言いますか、見るのを悩むなと思っています。
作画などは非常に良かったと思いますし、別に衝撃がなかったとはいえ退屈もしませんでした。
別に批判するつもりもないし、特にどこも悪いところは無かったのですが、そこまで持ち上げるほどの内容なのかな?というのが正直な感想です。
この先しっかりミステリーとして楽しめるのであればここから先の展開は楽しみですが、取り敢えず3話までは見ようかなと思っています。
あとこの作品の原作者さんは芸能界というか、アイドル界に対してご自身も何かこのようなことを経験されたのかな?というぐらいリアリティ溢れるドロドロさでした。
もし、そういう経験がないのであればかなりひねくれているなと思ってしまいました。

投稿 : 2023/10/25
閲覧 : 455
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 インパクトという点では、90分という長尺である1話に尽きるかな。
 序盤のメインキャラでである星野 アイと雨宮 吾郎が秘密を共有する仲で、かつ雨宮がアイの
ファンということもあって、この二人のラブコメ展開になるのかと思いきや、アイの出産前に
雨宮は殺されてしまう。
 その雨宮が愛久愛海(以後、アクアと表記)としてアイの子供として転生したことで、不思議な
親子関係のコメディになるのかと思ったら、今度はアイが殺されてしまい、アイを死に
追いやった原因と目される父親探しに始まるアクアの復讐譚というシリアス展開で締め。
 この1話はストーリーの動きの激しさだけでなく、随所随所で心を揺さぶられることも
多かった。
 2話以降も復讐譚という骨子は残しつつも、話の主軸となるのはアクアの役者生活だったり、
瑠美衣(以後、ルビーと表記)の「B小町」だったりとどこへ進んでいくのか分からない展開。
 作品の方向性が分からないと不安を覚えたりする人もいるようだが、個人的にはどこへ
行くか分からないまま、作品に振り回されるのは結構好きだったりするので、こういった展開は
大歓迎。

 一番ウェイトが置かれていたアクアとルビーの芸能生活描写は実情に近いのかは分からないが、
見た感じは結構生々しく、そういう点では内幕もの的な面白さを感じる。
 ストーリー展開はシリアスなものだが、随所随所にコメディ要素が挟み込まれ、雰囲気自体は
あまり重くならないものになっている感じ。
 ストーリー自体は父親探し、「B小町」の今後、アクア・有馬 かな・黒川 あかねの
三角関係など、いずれも先行きは見えず、そういう点では始まったばかりの印象で、先が
楽しみである。
 作画がきれいなので、見ているだけでも楽しかったりする。

2023/10/21

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 81
サンキュー:

4

ネタバレ

お茶猫@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

2023 4/13

1話

話が良くて普通に引き込まれた。wikiでネタバレ見てしまっていたけど、それでも面白かった。これからどうなっていくのか楽しみ。

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 104
サンキュー:

4

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最小で最大の見せ方

内容が濃い。3.4話で描かれた各章は、骨太なストーリーを少ない話数で最小限の描写でキャラ達を最後の見せ場に持って行って、その最後の見せ場を最大級にドラマチックに見せ切って強烈なカタルシスを得らせてくれるという、とても上手い作りをしている作品だと思った
赤坂先生の演出の上手さは前作でもとても良く発揮させており、この演出力がこの作家の強みであると思う。長くなるので簡単に言えば「現代の価値観に添いつつ、見ている人が理想として思い描く様な展開を、そこに至るまでをちゃんと描いて辿り着くからこそ、その理想の展開になるのが当然に思える」かな
当たり前だけれど、読者や視聴者をストーリー展開に沿わせて乗ってくれる様に仕向けるって結構難しい。それをこの作品は最小限の見せ方でありながら最後には最大級にドラマチックに魅せてくれる為、良い風に印象に残る

前置きはコレくらいで本編の感想

昔ジャンプ+で配信され始めた頃に1話だけ読んだ事があり、有名作家二人の作品として最初から衝撃の展開だったけれど、その頃は単行本で集めるのが主流でいつか買うだろうと思いながら買わずにいつの間にかアニメ化して現在に至ると言った感じ
出オチ作品と嫌でも入って来た評判に、あの原作1話の衝撃の事だろうと思い込んで、転生後の子供時代の話をやっていくのだろうかと思ったら予想を遥かに越えた展開に1話で築き上げたとは思えないほど感情が動いて、一気にこの作品に引き込まれた

その後の配信ドラマ編は役者 芸能界という世界を見せて重曹ちゃんの成長とアクアのキャラを見せてくれるちゃんとした作りの話で、リアルだけれどエンタメ作品として面白いし、誰かを悪役に仕立ててそれをドーンと主人公が解決するという訳ではなく良い落とし所を上手く見つけて上手く丸め込むという、力量に合った主人公ながらしっかりと魅せる所で決めて魅力を見せてくれる本当にちゃんとした作り

そして話題になった恋愛リアリティ編。6話の演出は凄まじく、一気に落ちていく様を凄い色彩と演出で引き込んでくれてそれに声も合わさって、1話を“見切った”という感覚が凄いあった。ネットに渦巻く様々な意見の集合という制御不能の化け物。それを敵として他にノイズになる様な要素を入れず直球でそのテーマを見せてくれて、それでいてそのネットの問題というものを理解して作っていながら逃げてないこれまた上手い落とし所を作ってくれていた。それこそTwitterで何億回も見たような誇張された展開の四コマみたいな風刺一辺倒じゃない、この現象は無数の人間が無意識的に発生させて止められないものだから向き合っていかなければならない問題という現実的な面も見せてくれてリアリティがあって、これもまた良い落とし所で終わらせてくれた

ユキは結果的には良い人側で、あの傷つけられた場面で少し狙った部分はあったけれどあかねの味方であった。6話放送時点では前話からのあざといキャラで、悪女系に見せかける様な演出もあったけれど、そもそもまぁこの作者的にもやはり描くべきは有象無象のご意見によって傷つけられていく人間や、それを切り取るマスコミへの痛烈な物であるというのは見て取れるだろうけれど、それを演出するにあたって、仮にユキという悪女の敵を作ったら、そっちにヘイトが向くのは当たり前であるし、本来意図していた物とは違う見られ方になるのは当たり前。そういった上でユキはそういうキャラだと思えないという演出上の目線からでの見方をしている人が意外と少なかったというのに驚いた話

そして最後のルビーのアイドル編。それぞれのキャラが元々力量があるというのを見せているからテンポも良くて、そして少しの戸惑いや不安もルビーの圧倒的主人公アイドル力で立たせて生かしているという、今まで見せてきたキャラの特徴を良い様に使いながらメンバーを見せてくれて、とても見やすいし面白い
一応初ライブ成功ではあるが、割と重曹フォーカスになってそれぞれがアイドルとしてどれだけか、特にMEMちょが分からなかったのは残念かな。2期ありきなんだろうけど、またアクアメインでB小町はあまり描かれなさそう

そして超話題になったYOASOBIの『アイドル』
まぁ凄い勢いでチャート独占、世界市場でも勢いのある邦楽にとっての快挙を成し遂げている凄まじい曲。アニメタイアップとして小説より書き起こされたその作品の世界観を最大限に理解して綴られ作られているし、耳に残るフレーズ、出だしから掴んできた後に入るイントロをキャッチーなメロディーにして、その勢いで入るAに味のある色々な埋め込み音で音の圧が凄いし、そして入るサビもボーカルアップの聴き入る構成で90秒間の間にコレでもかと詰め込まれた音楽に圧倒される
フルでも、ミクスチャーされたAメロから一転、時流に合った同リズム テンポでの歌詞の進行という『怪物』で見たようなYOASOBIお馴染みになってきているパートもコレまた楽しい
ラスサビが割と盛り上がらなかったのは、所謂アイドルソング(作品時代的にも十数年前位の)を模したのだろうか。まぁ埋め込み音で作ってる以上そういう訳でもないのか

最後にこの作品について自分が注目した点を概要から色々語っていきたい

自分は『かぐや様〜』は3期で実在する大学名出して目指し始めてから冷めてしまったのだけれど、作者は結構現代 特にネットユーザーとして、現代の事象などに対して俯瞰的に自身の思考を持ち、「勢い 話題性 その上である程度しっかりとした話と設定がある」という現代のニーズや求められるクオリティを分析して作り上げるある意味一番現代に合った作家とも言える
1話のアイ死亡シーンですら「ドアチェーン知らなかった」なんて説明セリフを吐かせてツッコミをさせない作りをしているのも実に赤坂アカ

制作会社の動画工房。19年以降ヒット作にも見舞われず制作力が落ちて評判が右肩に下がっていく中で発表された今企画。蓋を開けてみれば19年以降の作品でも作画は問題なかった中から集められた、社内でも優秀なアニメーター達が総力を挙げて制作した故の出来だった
特に良かったのが塗りで、色がキャラ絵の線をはみ出るくらいに塗られてその上でキラキラエフェクトも付けられて原作絵っぽくなって、普通のアニメ絵の少し薄い単調な塗りではなくて、原色と影のブラシでしっかりと塗られてて画面が凄く豪華に感じられた。これも大きな成功の要因の一つではないだろうか

色んな意味でとても話題になった、春アニメ 2023年アニメ代表としてまた集英社 ジャンプに新しい超特大の柱を建てる事に成功したアニメとして今後の展開にも期待です

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 91
サンキュー:

11

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ちゃりお さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人気ですよね

とても人気な作品ですよね。原作知らないので1話の衝撃は大きかったです。主人公は何を起こすかわからない怖さがあって、たとえば医者としての優しさなのか、打算の上のものなのかわからなくなるときがあります。

何も考えないで見れる作品ではないので疲れました。

投稿 : 2023/09/12
閲覧 : 96
サンキュー:

7

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※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アイという存在の重さ

漫画最新話まで既読済み。

[アイ]という存在がアクアやルビー、彼らの生き方に影響していく。その重さが1話で分かる。
アイの生き方が嘘でできてるってのがこれまで相当生きにくかったのかなと思ってしまう。
話が進んでいくにつれて分かるけど、ルビーはどちらかというと嘘に染まっていない純粋な見方をして生きていて、アクアはアイ寄りの生き方をしているような感じ。
その対比がまた切ない。

{netabare} 漫画でも話が進んでいくとアクアの背負ってるものの重さや、それを周りと分かち合えない、というか分かち合おうとしない性格がほんまに切ない。
個人的には有馬推し。幸せになってくれ。 {/netabare}

愛ってすごい…素敵だけど呪いの言葉でもあるんだな…

素敵な作品です。二期も楽しみ。
舞台のメルト、楽しみよ。

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 157
サンキュー:

11

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徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マルチストーリー業界アニメ

原作未読(2023.8)
圧倒的に引きの強い1話。あれで作品タイトルの回収及び継続視聴を決定せざる得ない演出。例えるなら甲子園で、開始早々160kmの剛球を見せつけた投手のような立ち上がり。最後まで観てみたいと思いませんか。
そして物語は転生+サスペンス+恋愛+アイドル+業界裏話モノを同時進行で展開させていく仕様。これは観る側がどれに興味があっても自然と全部を受け入れざる得ない作り。久しぶりに原作が気になる作品となりました。
{netabare}尚、この作品については一部実際の痛ましい事件に酷似した話もあり、賛否もあるようです。自分も当然視聴しながら思い出したわけですが、少なくとも作品の内容的に、それによって、知名度や話題性を上げようとしたという、一部の人の見解は気持ちは理解できなくもないですが(当事者じゃないのに解るかと言われればそれまでですが・・・)、むしろ無責任に匿名で誰かを中傷する無意識な加害者になる恐ろしさを感じました。
正直、自分もこのサイトで散々、悪態ついてるわけで中にはやはり製作サイド側を傷つけてる可能性は否定できません。なので自分なりにレヴューを通知する事もしませんし、ネタバレとして隠すようにもしています。また、全編観てないものはレヴューも控えてます。それでも駄目だという人もいるでしょうが、あくまで趣味のコミュニティ媒体で一部の人の目に触れる程度のものとして率直な感想を作品に対して記しているつもりです。良いモノはいい、駄目なモノは駄目。そこは節度をもってやっていきたいと思っています。ん、また何か変な話になってんな{/netabare}

私のツボ:貸し借りの世界

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 88
サンキュー:

10

ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

第2話以降はまともな内容

【総合評価☆☆】
【ネタバレあり】
 第1話(90分特番)がどうしようもなくつまらなかったので見るのを止めようかと思ったが、止めなくて良かった。第2話で持ち直し、第3話以降は「悪くない」と言える出来になったからである。
 アニメ第1話は、原作漫画の最初のエピソードに相当する(らしい。私は、アニメ放映後に無料試し読みできる原作第3話までしか読んでいない)。この部分は、内容的にかなり問題が多い(以下、アニメ第1話のネタをいくつかバラします)。
 ストーリーは、ファンの男が、応援していた女性アイドルの子供に転生するというアブない代物。冒頭、「もし芸能人の子供に/生まれていたらと/考えた事はある?」という文言が記されており、大人の知恵と前世での情報を持ったまま転生した子供が、芸能人に必要な容姿とコネを持つことの優位性を自覚して人生をスタートする物語である……かのように始まる。
 しかし、この路線はすぐに破綻する。容姿とコネ程度で人気者になれるほど芸能界が甘いのならば、何の努力もせずにガキが成功するだけの面白くない話に堕すからだ。それではと、大人の知恵を活用して芸能界を生き延びる物語にしようとしても、作者が斯界の事情に疎いらしく、三文小説的な展開しか思いつかない(原作第3話を私はそう読み解いた)。私も芸能界の内情には疎いが、少なくとも、宇多田ヒカルや佐藤浩市が親の七光りだけで今の地位を獲得したのでないことは、理解している。私の知る限り、成功した人はどんな分野でも、並の人間なら途中で止めてしまうような凄まじい努力を重ねている。
 原作漫画のストーリーを担当した赤坂アカは、ジャンプ誌上で同時連載となった『かぐや様は告らせたい』でも、同じパターンの失敗を犯している。名門校の秀才を主人公にしながら、優秀な学生がいかなる思考回路を有するか理解できていないことが見え見えで、実情に疎いまま思いつきでキャラをいじるエピソードばかりが続く。途中からは、秀才というキャラ設定を放棄したかのような展開になる。
 漫画『【推しの子】』の場合、「アイドルの子に転生する」という設定を重視しなくなるのがどの段階からかは、わからない(原作第4話以降を読んでいないので)。しかし、途中から方針を変更し、芸能界で起きるさまざまなトラブルに、転生前の情報ではなく常識的な世知で対応する物語に切り替えたようだ。アニメ第2話以降は、そうしたまともな内容になっている。
 ただし、まともとは言っても、面白いと評価できるほどではない(以下、アニメ第2話以降の内容に触れます)。
 リアリティショーにおける自殺騒動のエピソードは、同様の事件が実際に起きてから日が浅いだけに、後味が悪い。原作者の言によると、日本の事件が起きる以前、アメリカでのケースを参考に構想したらしいが、たとえモデルにしたのでなくても、もう少し間をあけるべきだったろう。
 作中で取り上げられるトラブルは、俳優の主導権争いなど、話題性はあっても人間の内面に迫るものではなく、芸能レポーター(今では絶滅危惧種だが)が食いつきそうな話ばかりである。悪くはないものの底が浅い。ミステリ的な要素も、読者/視聴者を喜ばせる単なるサービスとしか思えない。
 ランキングなどを見ると、本アニメはかなりの人気を博している。これは、近年急増したにわかアニメファンが、内容の充実度よりも話題として盛り上がるかどうかを重視することの表れだろう。

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 134
サンキュー:

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【推しの子】のストーリー・あらすじ

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。(TVアニメ動画『【推しの子】』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ
主題歌
OP:「アイドル」YOASOBI
ED:「メフィスト」女王蜂

声優・キャラクター

アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ

スタッフ

原作:赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:平牧大輔
助監督:猫富ちゃお
シリーズ構成・脚本:田中 仁
キャラクターデザイン:平山寛菜
サブキャラクターデザイン:澤井 駿
総作画監督:平山寛菜 吉川真帆 渥美智也 松元美季
メインアニメーター:納武史 沢田犬二 早川麻美 横山穂乃花 水野公彰 室賀彩花
美術監督:宇佐美哲也(スタジオイースター)
美術設定:水本浩太(スタジオイースター)
色彩設計:石黒けい
撮影監督:桒野貴文
編集:坪根健太郎
音楽:伊賀拓郎
音響監督:高寺たけし
音響効果:川田清貴
アニメーション制作:動画工房

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