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「ぼっち・ざ・ろっく!(TVアニメ動画)」

総合得点
91.7
感想・評価
914
棚に入れた
3752
ランキング
28
★★★★★ 4.2 (914)
物語
4.1
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ぼっち・ざ・ろっく!の感想・評価はどうでしたか?

Lfusb94669 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音楽の評価は★10.0です

なんといってもライブシーンが最高です。

投稿 : 2023/05/11
閲覧 : 93
サンキュー:

4

ネタバレ

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

劇中曲も良かったし、ストーリーも楽しめました。

2022年の秋アニメで話題となった本作品。
終始楽しく視聴させて貰いました。

最近になって、もう1周したので感想をと。

音楽を扱うアニメにはハズレが少ないと個人的には感じていて、
けいおん、この音とまれ、パリピ孔明、ユーフォと並んで
好きな作品です。

ぼっちの成長やギャグも観ていて楽しかったし、メンバーとの掛け合いも良かったかと。


曲に関して、
特にお気に入りな曲は「星座になれたら」。

{netabare}

秀華祭で披露され、劇中曲の中でも聴いていて爽快感があるメロディーが好きです。
ボトルネック奏法からの
「あれ(ボトルネック奏法)ならチューニング、ズレてても関係ないもんね!」
のシーンが特にグッときました。

{/netabare}

その他の曲についても、今でもたまに聴いています。
見逃さずに観て良かった作品だな~としみじみと思います。

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 113
サンキュー:

29

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

けいおん!を知らない世代なら……

・主人公がネガティヴすぎないか

秋クールでかなり話題となっていた作品ではあるが、ストーリーそのものは凡庸だ。けいおん!等バンド系アニメと同じく、そこまで目立ったストーリー展開があるわけではない。ごくごく普通の学生バンド活動といった印象だ。

違いを挙げるとするならば、主人公のぼっちが人間付き合いをかなり苦手としており、すべてにおいて後ろ向きな超ネガティヴ思考キャラである点。
そのぼっちを虹夏など周囲の仲間が優しくサポートし、そこで一笑い生んでいくパターンだ。最近の作品に多い主人公ひとりぼっち型作品だが、主人公の性格を好きになれるならば楽しめるだろう。主人公のネガティヴさを受け入れられなければ、この作品を見続けるのは厳しい。

個人的には音楽描写が綺麗に描かれていただけに、もう少し主人公が前向きでも良かったのではと感じる。また、主人公にツッコミを入れる周囲のキャラもやや個性がブレているような……。

そこまで絶賛されるほどの作品とは感じなかったが、バンド系アニメを見たことがない学生世代にはウケるのかもしれない。

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 136
サンキュー:

6

ネタバレ

パンツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

盛り上がってるときに見とくべきだった。

いまさらながら、なんかこれ盛り上がってたらしいなーとアマプラで視聴。
結果、盛り上がってるのを知った段階で波に乗っておくべきだったと激しく後悔。

なにこれ、めっちゃいいやん。ビックリするわ。
視聴終わってから「星座になれたら」合計で何回聞いたか分らんわ。

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 136
サンキュー:

13

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

じみへん!

『ぼっち・ざ・ろっく!』(BOCCHI THE ROCK!)は、はまじあきによる日本の4コマ漫画。『まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて、2018年2月号から4月号までゲスト連載後、同年5月号から連載中。略称は「ぼざろ」。キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」。2022年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された(wikipedia)

尚、過去には社会現象にまでなったと言われ山ほどの楽器を売りさばいた業界救世主アニメ「けいおん!」は未視聴なので比較はできず。

JC時代に出会ったロック。そこから始めた楽器がきっかけで出来たバンド仲間との青春ストーリーが今、始まらなかった「ぼっち」こと後藤 ひとりのJK陰キャ芸が本作の要(?)。彼女は『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(私モテ)』のもこっち以来の逸材陰キャなんじゃないでしょうか。

1話の段階でJKがあれだけ弾けるわけねーだろ、なんて思う方もおられるかもしれませんが時折いらっしゃいます。というかギター歴1年でもえげつないぐらいの超絶技巧を習得する人も稀にはおられます。某神バンドでも活躍されてるギタリストさんなんかも1年でYOUNG GUITARに特集組まれるほどの実力を身につけてた記憶が(ギター歴そのものだったか専門学校MI JAPAN入ってからだったかどっちだっけ?)。

youtubeなんかでも中3の時点でJudas Priestの「PAINKILLER」を弾きこなしている女子もいます。その人は今や笑顔でImpellitteriの「17th Century Chicken Pickin'」を完璧に弾いたりするのでここまでくると努力がどうとかよりも才能の領域の気がしますがまあ何にせよ上手くなる人はすぐ上手くなるのでぼっちちゃんクラスがいても別に不思議でも何でもありません。

内容については全般的に言えば実に「きらら」らしい空想上の世界線にいる女子達のキラキラしたお話なわけで、だからこそ極度の陰キャ芸人すら広い心で受け入れられているわけです。
そういえばひとりちゃんのお父さんの目が描写されてなくて、まあ「きらら」で男性キャラが完全にモブ化させられるのはよくあることだからと気にしてなかったんですが、その後に出てくるモブ男性にはちゃんと顔が描写されていてビックリしました。キャラデザの序列としてはお父さん<飲み屋でクダを巻くおっちゃん達なわけです。ちょっと可哀そうだと思いました。

尚、途中にアル中ベーシストの廣井 きくり(ひろい きくり)お姉さんが登場しますが、彼女のやってるジャンルってサイケデリックロックらしいんですよね。このサイケって何ぞやっていうと、元々は当時流行っていたLSDとかのドラッグを使用することによって生じた幻覚症状を元にするロックというわけで、昔のロックスターと呼ばれるような人は大概やってたみたいです。セックス・ドラッグ・ロックンロールなんて言われ方も久しいですが、今と違い昔のロッカーたちは尖ってましたから。
きくりさんがアル中なのは、おそらくヤク中の代わりというかアナロジーだと思います。さすがに「きらら」原作でキメさせるわけにもいかんでしょうし、そもそもの話現代日本でキメながらロックやる人なんて一人もいない筈ですしねw薬、ダメ、絶対!

ちなみに「ジミヘン」とはひとりの飼ってる犬の名前ですが、これは間違いなくギターレジェンド「ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)」に由来してます(wikipediaにも書いてましたw)。ちなみにジミヘンといえば「伝説のウッドストック・フェスティバル」が有名ですが、ギターを燃やしたのはモンタレーフェスの方。作中シルエットで誰かがギターを燃やしてるシーンがありましたが、それは確かそこでの有名なシーンから来ています。
あ、もし仮に興味が沸いてジミヘンの曲を聞いてみようと思ってもオリジナルアルバムを聴くのはとりあえず後回しにした方がいいと思います。自分も過去勉強のために聴いてみたのですが、やっぱちょっと現代的な音楽に慣れた耳にはしんどかったのを覚えてます。一方ライブ盤はかなり熱量が伝わってくるので入門としてはこちらがお勧めです。

その他の小ネタとしては、学祭で弦が切れたひとりがアドリブで目の前にあった酒瓶を使ったシーンがありますが、あれは「スライドギター」又は「ボトルネック奏法」と言います。ボトルネックとは元々ビール瓶などの瓶の首の部分をカットしたもののことで、それに指を通して使用する奏法なわけでぼっちちゃんがやったことはむしろオリジナルに近いやり方だったりします。(普通は「スライドバー」等を買ってやります。)

最後に山田 リョウ(やまだ リョウ)ちゃんの話なのですが、彼女みたいなタイプってきららアニメでは死ぬほど見る気がするんですよね。声も一緒な感じがするので一応調べてみるとCV水野朔で……あれ?リョウ役だけ?……全部同じ人がやってると思ってた……

投稿 : 2023/04/29
閲覧 : 167
サンキュー:

30

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

イメージと違ったかも・・・

2023/02/19 初投稿
2023/04/24 加筆

「響け!ユーフォニアム」からの流れで視聴

青春音楽物を期待

違わなくは無いのですが・・・

音楽や青春よりは,ぼっちのこじらせコミュ障っぷりが大半を占めています。
すごく上手いはずのぼっちのギターもすごいと感じられる場面は少なく,カタルシス薄め・・・自分としては,イライラ感の方が強め^^;

むしろ早めに仲間とは打ち解け,友情とバンド活動に振り切ってもらいたかった・・・

楽曲的にもあまり好みの曲が無かったせいも有るかも知れないですが・・・

強いて言うなら,OP曲のスネアの音がすごく切れが良くて気持ちよかったくらいかな・・・

ぼっちのキャラデザは秀逸!とにかくピンクが印象的!!
脇を固めるキャラも,オレンジ,黄色,青とキャラの色がハッキリしていて戦隊ものみたいw

投稿後,皆さんのレビューを見たら全体的に評価高め!!
自分は,なかなかの少数派のようですf^^;



以下
2023/04/24 加筆部分

今日100円ショップに行きました。
結束バンドを買うためです。
なかなか見つからないので,店員さんに
「結束バンド置いていますか?。」
と尋ねたのですが。
言った後,なんかちょっと恥ずかしくなりました。
別に恥ずかしいこと言ったわけ無いのですが・・・^^;

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 555
サンキュー:

30

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思いの外良かった

コミュ症の女の子ひとりちゃんが
バンド組んて
成長していくお話しです

マガ姐がモデルになってると
聞いて気になって
見始めたのですけど
思いの外良かった

マガ姐さん、もう最近髭はやして
姐さんじゃなくなってるぽいけど
エピソードがああって
笑ってしまった

個人的にはコミュ症の
ひとりちゃんに思考と奇行が
感情移入してしまったけど
どうだろうな
バンドやってた30代とかに
刺さるんじゃないかな

曲もしっかり作ってあって
結束バンドいいやんって
EDが好みだった

コミュ症でもなにか1つ
打ち込めるものがあれば
全然違うよね

タイトルが
承認欲求モンスターか
Tropicalloveか悩んだくらいで

色んな人におすすめできる
良いアニメです

10代のこれ読んだ方
素敵な10代送ってね

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 682
サンキュー:

26

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジャージJK毎回毎回大炸裂(笑)!!

前評判ちらちらと聞こえてたし、
けっこう期待はしていました。
でもでも{netabare}!!!!
ここまで!ここまでカッコよくって、笑いまくれて、
しかも感動しちゃったりできちゃうなんて!!!!

今年の私のNo.1は、着せ恋かダンスールかサマータイムレンダかって思っていましたけど、
この秋の、この作品で、文句なし「1等賞」決定!です(笑)

主人公ぼっちちゃんが、とにかくカッコ悪くてカッコいい!
コミュ障というより極度な引っ込み思案の子なんだけど、
根がチョロくて、ちょっとつけ上がらせるとすぐにトロけけちゃうWWWW
それでいて、結束バンドのみんながピンチ!ってときに、
急激にスイッチ入って、超激アツなギターヒーローに変身!

演奏シーン、どれもすごくよかったけど、
私がとくに好きだったのは、
金沢八景での路上ライブで「半覚醒(笑)」するギタープレイと、
スターリーでのライブで、イントロのギターソロをキレッキレで演奏するシーン!
演奏も雰囲気出てていいんだけど、描かれ方が、
一人称視点とギター演奏する引き画と意志の瞳が映る顔のアップと、
目まぐるしく曲に合わせて展開されて。
もう、お気に入りの演奏シーン、何回リピートしたことか(≧▽≦)

陰キャって最近よく聞く言葉で、
そういうのって却って日頃の「思い」をため込んでいるから、
爆発力あるかもって思うけど、
まさにそんな感じ。

そして、定評ある演奏シーン以外でも、
CGアニメ初期のパターンCG使って来たり、
クレイアニメぽんぽん放り込んだり、
さりげなくいろいろ工夫している制作スタンスも印象的でした。

それでいて「青春熱血ストーリー」に振り切るのではなくて、
完熟マンゴー→完熟マンゴー進化版とか、パリピ星眼鏡とか、
ベースの天才お姉さん(酔っ払い)とか、喜多ちゃんのキターンパワー→自滅崩壊とかwww
そしてぼっちちゃん、毎回変な顔面崩壊したり不思議動物化したり。
いつもちゃんと、笑えるアニメとしてしっかり機能しているのが、
何気にスゴイと思うんです。

それでやっぱり、最高のフィニッシュ技は、
ぼっちちゃんの観客へのダイブ大失敗(爆笑)
まさかまさか、観客みんなに避けられて、体育館の床にダイブしちゃうなんて!もう大笑いするしかないシーン!
{/netabare}最低でしたねwwww

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 283
サンキュー:

57

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異世界ものときらら系のハイブリット。承認欲求の話ですね。

 なんとなく、最近作画が凄いアニメが増えたなあと思い、本作も何となく眺めていて気が付きました。そうか、この作品は、異世界転生ものなんですね。

 つまり現代でぼっちだったヒロインが、転生してもパーティーに上手くは入れないのでコツコツスライムを倒してレベル上げをしていた。武器はなぜかはじめから最強武器を持っていた。仮面をかぶっているので正体はわからないけど、強い冒険者がいると噂にはなっていた。
 ある日素顔で武器を持って街をウロウロしてたら、パーティーに誘われた。そして、自分も周りからもたいしたことないかと思っていたら、実はレベル99でした。そして俺TUEEE開始。「あの仮面の冒険者はお前だったのか」となり、お金も稼げて、皆から承認されて最高です…という話でしたね。

 だから、努力する姿とか、強くなるためのきっかけとか描けなかったんですね。それを描いてしまうと「転生もの」ではなくなってしまいます。レベル上げの部分は見せないのがマナーです。そして、なぜ強くなるかと問うてはいけないわけです。設定で解決するしかないですね。

 ロック・音楽ものでもないし、ぼっちをテーマにした作品ではなく、承認欲求の話だと。

 ひょっとしたら自分は特殊なんじゃないかという「ある日突然ガンダムに載ることになった」「コンパクトを貰って魔法少女になった」の変形としての異世界転生ものと同じマインドでこの作品は見たいわけです。
 才能と努力の先に「努力をした人だけが到達できる高み」に見えてはいけないということですね。逆にいえば「ひょっとしたら自分もそうなれるかもしれない」という魂の救済にならないといけないのでしょう。

 ぼっちちゃんの結束バンド加盟もリアリティを求めてはいけないわけです。異世界ものでパーティーに加入するのに理屈もプロセスも要りません。「お前はいらないか?」で済ませるから、いいのでしょう。それにギルドの上納金(チケット)で困ったりもしてましたね。

 そう考えると、本作の見方が「ロック・音楽ものとしてどうなのよ?」という意見と「いや、そういうアニメじゃないから」という意見が対立するのもわかります。「けいおん」がきらら系で日常まったりゆるふわに対して、本作は承認欲求=異世界そのうちでも追放ものでしょうね。そのマインドと重なる気がします。

 というかキャラはきらら系日常もの、ストーリーは異世界転生もののハイブリットといえると思います。人気の理由がわかった気がしました。なるほどなあ。音楽関係者が批判したら的外れになりますね。
 




以下 初回レビュー時の総評です。

「ぼっち」を嗤うのは卑しい。「音楽」作品ではない。キャラ消費作品。作画はすごい。

 面白い部類だとは思います。作画のレベルも高くライブのシーンは良く動いていました。

 ただ、テーマとして「ぼっち」を笑うのままに終わってしまったのが、残念です。作中ではぼっちちゃんは認められて行きましたが、メタ的には1話同様、ぼっちであるヒロインの滑稽な姿を見て、ちょっとブラックなマインドを刺激するようなギャグが続いたのがやはり気に入りませんでした。その笑いはちょっと卑しいかなあ。

 ぼっちの自己認識と周囲からの見た目のギャップがほのぼのと言えばほのぼのなんでしょうけど…これをぼっちは自分で思ってるほどじゃないから、気にしないでがんばろうとも取れますけど…うーん。

 ぼっちちゃんは、社会不安障害(昔でいう対人恐怖症)ですよね?自分はコミニュケーションしたいと思っても自己肯定感が低くて恐怖を感じているわけで…つまり、他人からの見たぼっちちゃんがどうこうではなく、病気で苦しんでいる状態なので、その滑稽さを笑うのは障碍者を笑うようなものだからなあ。「笑う」ではなく「嗤う」ですね。
 これが孤高の人で、一人上等、友達不要、バンドは仲間じゃなくて集団だ、なら全然いいんですけど。


 後は、ぼっちちゃんのギターに対する情熱が見えてきません。ぼっち脱出のモチベーションでしかないとしたら、音楽である必要もないし。1話でテレビを見て音楽に目覚め、ギターやりたいというシーンは確かにありましたけど、その後、ぼっちちゃんが音楽表現に熱くなっている描写ってありました?ギター演奏をこなす描写はありましたけど。

 最終回の後半はなんか「けいおん」の楽器店に行くところの焼き直しだしなあ。自力でお金を稼げるという一つのカタルシスにはなるのかなあ。
 やっぱりライブで締めるべきだったと思います。肝心のライブも作画に力が入っていたのはわかりますけど、壊れたギターで何とか演奏する…という技術と対応力の凄さはわかりますが、やはりぼっちちゃんの「ギター演奏」に対するこだわりではなく、音楽マインド、表現の情熱に肉薄できてないと思いました。

 つまり「バンドもの」「ギターもの」ではあっても、「音楽」を扱った作品に見えません。ロックの名を冠するからには「ロック魂」も見せてほしかったなあ。「ぼっち」と「ロック魂」の親和性は良いと思うんですけど。

 そう、全体的に内面が薄いですね。キャラ達の。感情移入の相手先が結局みつかりませんでした。

 癒し成分も萌え成分も少ないので、きらら系作品としては普通?ギャグはまあありますけどちょっと卑しい笑いだしなあ。脚本や演出それぞれのレベルが高いのはわかりますが、焦点がわかりません。

 作画はちょっと過小評価されている気もしますが。このちょっと崩れた感じのマンガ絵を立体的に動かすのは大したものだと思います。それと演奏シーンは実演奏をモーションキャプチャーして3DCGでモデリングした後、2Dのエフェクトかけて、手で修正している感じ?専門ではないので細かいことはわかりませんが、演奏シーンの動きとか見ると多分それに近いことをしている気がします。

 その点で力が入っているのはわかります。スタッフのクレジットがキャストの上に来ているエンドロールって久々に見た気がしますが、それだけアニメ作りに力を入れたのでしょう。
 このアニメ動画としての秀逸さは素晴らしかったと思います。

 本作の真価が問われるのは、これから半年後にどれくらい話題になっているか…といいたいところですけど、この考え方もちょっと古そうですね。瞬間でバズって「期」の3ヶ月の盛り上がりで楽しむ、というのがアニメの消費の仕方になったんでしょう。ということは深みよりも、キャラと雰囲気、エピソードありきに寄って行くんでしょうね。





以下 視聴時です。

1話 「ひとりぼっちを笑うな」じゃ、ないんですね。

{netabare} あー、そもそもぼっちをネガティブにとらえている段階で、視点が相当古いですね。ぼっちを止めるためのバンド活動のモチベーションで音楽って…ちょっとなあ、ですね。単なるルサンチマンですからね。エネルギーがクリエイティブに向かうのはいいですけど、アウフヘーベンできてないですね。

 そもそもボッチ設定がちょっと不自然だし。「私なんかが入ってもいいだろうか?」と思う子は少なくともいないんじゃないかなあ。幼稚園くらいなら「なんであいつら群れてんだろう」「子供すぎてついていけない」か「仲間にはいりたいけどはいり方がわからない」「拒否されるのが怖い」とかでしょうねえ。
 つまり、ボッチじゃない人が作ったボッチ作品の気がします。

 蛭子能収氏の「ひとりぼっちを笑うな」的な話かと思ったら、ヒロインは一人だから寂しいというマインドです。なれ合いを否定して1人で成り上がって行くのもたまにはみたいなあ。ボカロPで、一人で超メジャーになった人もいっぱいいますので…うーん。
 中学校時代6時間毎日演奏できる才能があるなら、その一人で出来る才能がクローズアップされるのもいいのでは?

 固い事いわずに、日常系ギャグとしてみるならいいでしょうけど、友情とか仲間とかなれ合いに行くなら、なるほど「けいおん」で、あずにゃんに逆戻りですね。そのあずにゃんですら、ギターありきでしたし、自分で積極的に活動してましたからね。ユーフォの麗奈の完全な逆ですね。アイドルアニメのバンドバージョンかなあ。

 ワタモテのマイルド日常版って感じですね。ワタモテはあまりに生々しすぎてみるのが辛いくらい、ボッチの精神性が描けていたので非常にいい作品でしたけど。

 テーマ的には興味あるのでチェックすると思いますが、思いっきり拒否反応が発生する可能性もあるかなあ。{/netabare}


3話 音楽に対する情熱も、ぼっち設定もコメディーの舞台設定

{netabare}  全部がゆるーいなんちゃって設定かなあ。きらら系用のギミックですね。4人目の子もなんだかわからないキャラだったし。

 ストーリーではなくて、キャラとかエピソード重視ならいいかもしれませんが、テーマ性は感じられませんでした。背景が薄いので登場人物のキャラ設定が不自然で行動に納得感がないです
 特にヒロインのキャラ造形は、世界を広げたいわけでもないし。音楽に情熱があって音楽をやる手段としてぼっちを克服するという背景もないし。溺れるもののワラで依存状態に陥っているんでしょうけど、依存状態としての描写も不自然です。ですので面白さが拾えませんでした。

 また、「ぼっち」という苦痛を抱えているキャラを弄んでギャグにしている感じが、私には合わないので撤退です。
 ギャグだったらボッチ設定でもいいから、ボッチの行動の滑稽さを笑うようなのはやめて、人を見下さないギャグにしてほしいなあ、と思います。ボッチの滑稽を笑うなら、むしろテーマ性がある場合に許される展開な気がします。

 この段階の断念はデフォルト3にする方針だったんですけど、本作はあまりにひどいので物語とキャラは落としておきます。 {/netabare}



6話 ひとりぼっちの性格を自己肯定して、バンド活動を仲間ごっこにしないなら面白いかも。

{netabare}  新キャラと出会う、ご都合主義展開ではありますが、ひとりぼっちの性格を否定しないで前に進んでくれるなら、それはありかなあ。

 その点でこの6話はちょっと良かったと思います。結束バンドに頼らないで、自分で何とかするところがいいので、この6話みたいのが続けば面白いかも。

 ひとりぼっちでもバンド活動で活躍できるとか、観客は自分の人間性を査定しにくるわけじゃなくて、音楽を聴いてくれているとかそういう方向なら面白いかも。結束バンドありきで、仲間になる話ならありきたりだけど。

 断念したにしてましたけど、チェックすると思います。{/netabare}


8話 「ぼっち」=劣等感パワー覚醒。仲間ごっこが出来るかが大事じゃなくてやり続けたギターがアイデンティティになって行く。

{netabare} 「ぼっち」とは裏を返せば劣等感です。これは非常に現代的なテーマで、金銭を稼ぐ、話題が上手い、友達が多い、そしてモテる。そんなのが大事だと、市場原理によって洗脳されて、自己評価が低い人間ばかりになっている気がします。

 スクールカースト等でクラス内のキャラ付けみたいなロールプレイが支配的な感じがありました。演技でキャラ付けしてみんな疲れ果てていた気がします。そして、今やSNSの中で自分を飾ることが価値になっています。それが国民総劣等感、国民総不幸になっている気がします。

 物語は、ぼっちちゃんの周辺の人間の何かも見えてきました。必ずしも心に何か抱えているのはぼっちちゃんだけではありません。

 そして、ぼっちちゃんは強烈な劣等感に苦しみながらも、技術を極め、そして、自身の価値を自分の手でつかみ取りつつあるように見えます。

 8話のぼっちちゃんは、劣等感をエネルギーに変えて技術に変えたその結果が出ました。突出した技能や好きなことを完遂できる力こそ最強なんだぞ、というふうに見えてとても良かったです。

 7話の両親のデリカシーの無さにイライラしましたけど、8話と対比することで家族ですらぼっちちゃんの価値に気が付いていないと取れます。が、あるいは既にぼっちちゃんの価値を理解しているから無神経に見えるだけかもしれません。

 バンドメンバーや周囲の音楽関係の人間はぼっちちゃんの価値というか、すごい存在だということに気付き始めました。分かる人には分かる、ですね。8話のぼっちちゃんの自己肯定感はまだまだですが、覚醒はとてもよかったです。

 早くぼっちちゃんには自分の価値に気が付いて欲しいです。仲間ごっこ、群れるのが大事なんじゃないと言う含意も見えてきました。初めの方の内容がヌルくて不快な展開な気がしましたが、どんどんいい方向になっていると思います。7、8話は明確にこの辺が出てきました。

 ただ、この作品は、この「ぼっち」のままの「自己肯定」こそが、大事だと思います。1クールで結論を出してその先は描かない方が良いと思います。{/netabare}


10話 どうせきらら系だからこれでいいんだ、という評価で終わるのでしょうか?

{netabare} きらら系ということで、ギャグ要素としてある程度ぼっちいじりはやむを得ないのかもしれません。原作は見てないですが4コマだとしたら、まとまりがない話があってもしょうがないでしょう。

 ですが、アニメ化にあたってはそれは7話以前で済ませておいてほしかった気がします。9話でまた逆戻り、10話は以前やった話の繰り返しみたいなものでした。

 逆説的な言い方をすれば「きらら系になにを期待してるんだ?」とか「こんなきらら原作のアニメに何言ってるんだ?」というレベルで終わらせるには惜しい部分があったと思ったのですどうでしょう?

 友情ごっこはではなく、孤独だからこそギターがアイデンティティとなって、音楽で広がる世界が見たかった気がします。文化祭で喝采を浴びて終了なら、原作がどうか知りませんが、少なくともアニメに関していけば肩透かしかなあ。
 エンタメとして楽しむと割り切るにはギャグとしては単調だし、暗い話題だし…うーん。

 中途半端にキャラ萌えだけで終わってしまうのでしょうか?9話とか必要ない話がもったいなかったなあ。{/netabare}


11話 サブタイトルのセンスがいい。学園祭で終わる雰囲気ですけど…

「一二進法の夕景」というサブタイトルは詩か?今までの時間の経過に区切りがつく直前のイメージ、あるいは明日のライブまでのカウントダウンの意味でしょうか。またはぼっちが一人でギターをやり続けてきた時間のことか。このサブタイトルを誰が付けたか分かりませんが、センスを感じます。

 本作は「けいおん」との比較論がありますが、あれはアニメ史的には女子だけ部活ものとしてほぼオリジナルという点と、昔の京アニの面白い演出で秀作ではありますが、今この時代に新作としてもってくれば、多少出来がいいキャラ萌えゆるふわアニメでしかありません。脳みそ停止系のアニメです。音楽は良かったですけど。

 本作のぼっちは「映画大好きポンポさん」のジーン君の学生時代を描いているような印象を受けます。設定も人間の病理である対人恐怖とギターと言うアイデンティティの問題。音楽という才能と技術追及の厳しい世界の話です。

 設定だけみれば「けいおん」とはまったく違う方向性の話で、同じカテゴリーには見えません。

 ただ、文化祭ライブで活躍して「仲間になった」「みんなから認められた」レベルなら「けいおん」の方向に収束していってしまうかもしれません。
 
 私としては最終回が、ぼっちちゃんのあまりのレベルの違ううまさに、バンドメンバーを置いてけぼりにして失敗するような展開なら、これからもっともっと面白くなる気がします。
 
 そもそも、ぼっちの一番の不明点は音楽を愛しているのか?ですね。これが描けていない気がします。ひとりぼっちを脱出するツールになっています。
 これからでもいいので、音楽愛に目覚める。自分がこんな狭い世界でいいのか、で、広い世界へ。でも、性格は相変わらずぼっち、みたいな展開になるかですね。

 6話、8話のぼっちがバンドの他の誰よりもうまいという部分。動画の伏線。青春のすべてをギターにかけていたという部分を切り取ると、名作になる要素はあると思います。

 最終回どうなるでしょうか。単に仲間を見つけた、みんなに承認されたなら、凡百のアニメ、普通にまあまあのアニメになるでしょう。どうなるでしょうか?

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 693
サンキュー:

37

奥田太鳳 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

きらら系?は普段観ないけど…

毎週楽しみにしてる!きらら系とか日常系は好みじゃないんだけど、ぼっちちゃんのキャラがすごくハマる!変顔、と言うか作画崩壊がほんと面白い!ま、原作と違ってサービスシーンが全く無いのはちょっと物足りない感じがするけど…でも面白い!

投稿 : 2023/04/08
閲覧 : 185
サンキュー:

4

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

陰キャにだって特技の1つや2つくらい…あるんです…(白目)

はい、ついに見ました。
放送時周りの人たちが面白いと言っていました。
なぜか、見たかったはずのこの作品を見るタイミングを逃したというかなんというか
私自身ギターが少し弾けたこともあり教えて教えてという友人たち。
嫌になって見ていませんでした
恨んでさえいたのかもしれません

だがしかし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すみませんでしたもっと早く見ていたかった、なぜ周りなんか気にせずに見ていなかったのかとても後悔しています。

私が高校生活に夢見ていたのはこんな世界です
いや、少し違うのかもしれませんが、ぼっちちゃんのような心境でした
あぁ、ぼっちちゃんは少しづつ私の夢見た高校生活を叶えてくれるんですね
ありがとう…

とまぁ、自分語りはいいとして
かなりいい作品だと思います

音楽はもちろんのこといいです、はいそれはもうとても
そして声優さんたちも個性がしっかり再現されていてとても耳に残ります
青山吉能さんのふぁんになりそう。
そしてこの声優さんギター猛練習してそれなりに弾けるようになっているではないですか
努力すごい…
そして作画に関しても愛をとても感じられましたw
ふざけるところではとことんふざけていて、真剣なところでは結構細かく動きます
全体的にきれいにまとまっていて「作画」単体でも楽しめました

物語に関してもあるっちゃある話ではあるものの量産型という印象は受けませんでした
最終的なぼっちちゃんのロックとは、ぼっちざろっくは何なのか気になるところです

二期。
期待しています

ありがとうございました

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 111
サンキュー:

11

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ここが良い!って点はなかったけど……

ここが良い!って点はなかったけど、いつのまにか二周してしまった。


こういう陰キャ系作品には大体自己投影しながら観るんだけど、ギタースキルがプロ級って時点で解離が起こった。やっぱり『わたモテ』ほどのガチ陰キャじゃないと、感情移入は難しい…。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 83
サンキュー:

3

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

漆喰がきざむ報酬成型と兎膠がことほぐ解像度

原作は読み進めているところ。

きらら作品なので、基本的に日常系。そこまでスペクタクルな盛り上がりはない。むしろアンチスペクタクルな滋味あふれる展開に良さみを感じられないなら、たぶん、はまれない。わたしはジャンプ(とその亜流)作品が大の苦手で、そのかわりに、日常系にビシビシくるアンテナ感度を維持できているのだと思う。ようするに趣味の優劣の問題ではなく、趣味の傾向の問題だということ。

とはいえ、ザッとあにこれのレビューを見て、この作品を「絶賛できないヒト」がこの世にいることに、心底おどろき、なんなら怯えてしまった自分ではあった。こわいよ、社会。もっというなら、あにこれの総合得点ランキングに軽い苛立ちさえ覚えてしまった。なんだろう、どこまでいってもわかり合えないヒトは、こんなにたくさんいるの・・・・・・。こわいよ、世界。

作画でいうなら、ライブシーンのその完成度は人口に膾炙しているが、日常芝居の作画もほんとうにすばらしい。近年のきらら作品でいうと「{netabare}ゆるキャン△{/netabare}」シリーズの人気は盤石なものがあるが、それらと比べても、作画のクオリティはダンチでこちらが良い。アニプレががっつりサポートするクローバーワークスの強みは際立っていると感じる。

京アニやシャフトが作画番長を張っていた時代はすでに移ろい、ufotableがケレン味あふれるデフォルメとテンポ感で見せる作画でてっぺんに君臨しているように思える現在、わたしは断然、某ジャンプ作品劇場版の作画よりも、このテレビアニメ作品の作画をうえに取る。それは繰り返しになるけれど、ライブシーンだけでなく日常シーンの作画がことごとくこぎみよいからだ。

たとえば、最終話のラストシーン、ぼっちちゃんが「{netabare}きょうもバイトかあ{/netabare}」とつぶやく直前、とぼとぼ登校する彼女の横顔が大写しになるカット、この輪郭の変化などは、もはや身もだえするほどうつくしい。手描きかCGかという議論はもはやアナクロニックであるのは百も承知で、この場面の手描きの輪郭(きっと、けろりらさんの手になるカット)をどこまで褒めそやしたい。

わたしはストーリーはビジュアルイメージを受肉させるための器だと思っている。この考えがほとんど多くの人たちとは真逆だというのはよくわかっている。でも、このぼっちちゃんの顔の輪郭の推移の綺麗さを支えるだけの強度のあるストーリーになっていて、とても好ましい。この強度も、きっと、切った張ったのストーリーにしか反応しないアンテナをお持ちのひとには測れないのだろう。

びっくり。こわいよ、現世。

衝撃:★★★★☆
独創:★★☆
洗練:★★★★★
機微:★★★★☆
余韻:★★★★☆

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 125
サンキュー:

21

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

標準的な感じ

話題になっているので期待値は高かったけど、わりとフラットというか滾るような感覚がなく最後まで観た。
キャラ達も悪くないし、ストーリーも楽しく展開していく。

でもなんだろう、食いつく感じが自分にはなかった。

A〇oちゃんのような主人公の魅力がもう少し突き抜けて表現されてればなぁ。
コミュ症なのは分かるけど、イラつきが半端なかったので逆効果になっていた。
既に動画配信サイトにはup出来るレベルなんだし...
と、純粋に楽しめないでいたので他のキャラ達の可愛さすら薄めてしまう。

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 101
サンキュー:

6

Ssedb17247 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

全てにおいて最高ですな。ずっとニヤニヤしながら見てしまいました。2期も期待です。

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 91
サンキュー:

17

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

君に朝が降る

 全12話。原作は1巻のみ(アニメだと8話分)既読。

 2022秋アニメは豊作すぎて全部は追い切れず、このアニメは後追いでした。2022の年末休みに一気に視聴しました。結果、僕にとって最高に好きなアニメになりました!

 ぼっちちゃんの陰キャネタにはいちいち笑えるし、その他結束バンドメンバーや大人組など、一人ひとりが魅力的で、セリフ回しも良い。声優さんもあまり知っている人はいなかったけど、皆演技が良かった。

 今までのきらら系アニメと違ったのは、やはり演出が多彩なところ。フリクリのオマージュが多く、またいろんな漫画のパロディもあってとても楽しめた。特にドラゴンボールネタが一番笑ったw

 そして少年漫画的な熱さもポイント。最初は全然話せなかったぼっちが、ライブを盛り上げるため、自分の居場所である結束バンドのため、覚醒するときが良かった(5, 8, 12話)。ぼっちだけでなく、そしてそれに感化されるように喜多ちゃんも成長していったのも見事。

 というわけで、きらら要素と少年漫画要素、そしてネタ要素などいろんなものが絡み合って最高のアニメになりましたね。続きも見たいところですが、原作漫画の値段が意外と高く、まだ1巻までしか見れていません。他にも読みたい漫画もあるため、ここは財布と相談か・・・

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 266
サンキュー:

74

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 他のバンドもののレビューでも散々書いてきたんだけど、若い頃はかなり入れ込んでバンド
活動をしていたこともあって、バンドものに関しては他のジャンル作品より特別な感情を持って
観ることが多かったりします。

 いわゆるバンドあるあるネタ的な観点で見ると、例えば「けいおん!」は練習やライブといった
音楽活動そのものの描写はやはり少ない感がある。
 まあ、個人的にはバンドメンバーと飯食ったり、遊びに行ったりも含めて、バンド活動と
考えているので、そういった点では逆にリアリティを感じたりもするのですが。
 逆に「BanG Dream!」は一般に想像されるバンドのカッコいいイメージをデフォルメ
したような感があり、本作はこれまでのバンドものと較べても、バンド活動の描写という点では
一番リアルな感じがする。
 自分がやっていた頃はネットなどはなく、今とは情報の発信ややり取りなどはまったく
異なるが、皆で音を合わせることによる気持ちよさから始まるバンドの基本的な部分はまったく
変わっておらず、なんとなく嬉しくなってしまった。

 あるあると言えば、「結束バンド」を始めとするパート別メンバーの性格なども個人的経験と
して頷けるものがあったり。
 ギタリストと言うとロックバンドにおいては花形といった印象があるが、その実内交的な人が
多かった。ぼっちちゃんこと後藤 ひとりは極端すぎるけどw。
 逆に陽性で外交的な人が多かったのがドラマーで、伊地知 虹夏はいかにもって感じ。
 自分はベーシストでしたが、本作においては山田 リョウや廣井 きくりにより、ベーシストが
クズ扱いされる件については「そんなことはない!」と言いたいw。
 まあクズかどうかはともかく、音楽的にはベースという楽器の特性上、アンサンブル重視で
全体を俯瞰的に見ることが多いのに、こと人間関係になるとマイペースの人が多かったのは
事実で、自分もそんな感じでした

 バンドものに関しては楽器関係を見るのも楽しみだったりする。
 ぼっちちゃんのギターはギブソン・レスポールで、「けいおん!」の主役である平沢 唯と
同じく。
 カスタムとスタンダードという違いはあれど、いずれも女子高生が持つには少々お高いギターで
あり、唯の場合は親から金借りたり、楽器屋がバンドメンバーである琴吹 紬の父の経営のため、
コネで大幅値引きができたりしていたのに対して、本作は「どうしたんだろう?」と
思っていたら、お父さんのものだったようで納得の理由。
 ぼっちちゃん、終盤には2本目のギターとして、ヤマハのパシフィカを購入。
 自分は今でもベースやギターを弾いたりするんだけど、機材情報を追っかけたりは
していないので、パシフィカというブランドは知りませんでした。
 調べてみるとお手頃価格ではあるものの、安かろう悪かろうではないようで、非常にコスパが
良さそう。女子高生が使うギターのチョイスとしてはなかなかいいんじゃないでしょうか。

 もう一人のギタリストである喜多 郁代の使用ギターはギブソン・レスポール・ジュニア。
 以前、「けいおん!」のレビューでも書いたが、昔からフェンダー・ムスタングやレスポール・
ジュニアは女の子が持つと映えそうと思っていて、ムスタングに関しては「けいおん!」において
中野 梓でそれを見ることができたが、今回本作においてレスポール・ジュニアを持つ女子を
見ることができたと。

 原作がきらら系ということで、緩いバンド活動を描いた作品かと思いきや、結構上昇志向の強い
バンド活動で、前へ進んでいく「結束バンド」のバンドストーリーと次第に自分の世界を広げて
いこうとする主人公のぼっちちゃんの成長譚を絡めた熱いもの。
 特に演奏シーンを通して、バンドやぼっちちゃんの成長を見せる描写は見事。

 一方、ギャグ部分は主にぼっちちゃんの陰キャっぷりに根差したものが多いが、その表現方法が
かなりぶっ飛んだものが多く、ある種のアート性さえ感じさせる。
 基本が現実的な話だけにこのギャグ部分は余計に際立つのだが、心象表現を映像化したものと
考えるとそれはそれでリアリティがあるのかも。

2023/02/20

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 148
サンキュー:

7

ネタバレ

aonisai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バンドマンの成長物語

あらすじ

後藤ひとりは「ぼっち」なティーネイジャーですが、中学生のころ、ふとしたきっかけからお父さんのギターを借りて1人で練習に没頭するようになります。さらにはネットに動画を投稿してファンができるまでの腕前になりました。ひとりにはバンド活動に対する憧れがあり、高校生になってからともに活動をする友達を必要とするも、その性格からなかなか友達ができません。そんな中偶然会ったドラムの伊地知虹夏にバンドのギタリストに誘われていきなり演奏することになります。
その後、ベースの山田リョウ、ギターボーカルの喜多 郁代とともに結束バンドとして成長を歩んでいきます。

評価

ひとりの「ぼっち」な性格に対する過剰なほどのコメディ感があって、まあこれはちょっとしつこく感じる人も多いと思います。僕もそれが原因で3話で二の足を踏みましたしね。しかし結束バンドの歌が公開されてからそれを聞いてみたところ結構いい曲が多かったんですよね。自分自身オルタナティブロックが好きなこともあってまず歌詞が刺さりましたし、メロディーも好み、また「ぼっち」なひとりの反骨心が垣間見えてよくできてるなと思いました。4話から再開して歌詞づくりのところにすごく共感しましたね。
現状を無責任に肯定する歌詞は好きじゃないってところです。

そこからはキャラクターの人物造形とかもそこそこよかった(虹夏ちゃんとか)のでスラスラ観れました。人物造形に立体感がないとドラマ的な面白さは半減しますしね。

8話のギターソロでバンドとして息があったのはしびれました。

アジカンを中心とした作者の邦ロック愛やバンドとしての実在感(MVやチケット売りなど)がこの作品の骨子になっており、女子高校生というよりはバンドマンとしての成長が描けていると感じました。

二期以降も期待の作品です。

投稿 : 2023/03/23
閲覧 : 101
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7

もけもけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

バンド系ってことでちょっと期待してた

シェルター懐かしいなぁとか思いながら見てたけども。
んーーー………もっと音楽の方に振ってほしかったというか、現実離れしてる感が強くて共感も出来なかったかな
面白くないとは思わないけども、ここまで人気になってるのはちょっと不思議でした。
自分がズレてるのかもしれないけど、けいおんみたいな面白さはなかったかなと…

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 164
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2

フェイルン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

バンド活動のリアリティーさと成長が良し

原作コミック未見。アニメ好きだけど音楽オタクではない私のレビューです。


主人公「ぼっちちゃん」こと後藤ひとりは、ギターを愛する孤独な少女。家で一人寂しく弾くだけの毎日だったが、ひょんなことから伊地知虹夏が率いる「結束バンド」に加入することになった。

極度に人見知りで陰キャな少女・後藤ひとりライブ活動をきっかけに少しずつ変わり始めるひとりの成長が魅力です。


8話での初ライブは運が悪く台風。1曲目も調子が乗らず客の反応も悪い。そこから展開が熱い。後半の語りでタイトル回収するあたりの流れも良いいわゆる神回。

12話の学園祭でのライブをするが、ライブ中にぼっちちゃんのギターにトラブル!!大抵の奏者ならばそこで何も出来ずだろうが、ぼっちちゃんは違かった。

初見の際は見逃していた演出や良く分からなかった素振りにも、解説動画などを合わせてみるとそうだったのか!!とさり気なくだが上手く組み込まれている細かな演出やそれに至る構成も上手い。

けいおん!もバンド活動での出来事でしたが、学園内の割と守られた世界での話だったのに対して、本作は学園外でのバンド活動。ライブをするにもお金が必要で、そのお金を稼ぐ為にバイトなどやりくりするというあたりのリアリティーさが良きかな。どちらの作品もキャラクターの成長や結びつきを感じるところは似ていますね。

何となく初めのうちは流れている曲を聞いていましたが、何度か聞いていたら扱っている曲がどれも歌詞が特にキャラクターの心境を表していて良いですね。各々の歌詞をどのキャラクターが書いたのか、またその時の心情を考えると更なる作品の深みを感じます。

青春だなぁ。


◆追記
連動企画で公式がぼっちちゃん役の声優・青山吉能がギターの猛特訓を行い、企画の最終回までに課題曲を演奏できるようになるまでの物語を配信しています。

TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』連動企画「ギターヒーローへの道」

こちらも合わせて見ると更に感動します。
その他、youtubeでの関連動画が熱いです。

2期や3期を希望します。

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 146
サンキュー:

10

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私だけの日本武道館

とても面白かったです、女の子達が仲良く何か活動するアニメが好きな人にオススメ!

主人公のひとりちゃんはギターが好きな引きこもり・・・
友達も作らず誰にも邪魔されない押し入れの中で一人、理想の学園生活を妄想するだけの日々
なりたい自分を思い描いても現実は厳しくて、うまくいきません
そんな彼女のささやかな夢

「みんなからチヤホヤされたい」

灰色の青春を謳歌する引きこもりの女子高生が、ギター一本でその野望をかなえられるでしょうか?

―日本武道館―
それはすべてのロックバンドの夢・・・
ひとりちゃんだってそれは一緒、でも彼女にとっての日本武道館は他にもあって、他人から見たらそれはちっぽけな夢かもしれません
でも、ひとりちゃんにとっては壮大な夢、人見知り・ネガティブ思考・体力なし・コミュニケーションも苦手でなかなかうまくいかないけれど
夢に向かって慣れないことにも必死に頑張るぼっちちゃんが尊い!

わたしは人と話すのが好きなのでぼっちちゃんの気持ちにはあまり共感できないけど、得意とか苦手とかは人それぞれ
ニガテなことにも一生懸命挑戦する子は応援したくなりますよね

急に覚醒してどうにかなっちゃうようなご都合主義じゃなかったし、バンドメンバーも周りの人も優しくて暖かくて楽しい雰囲気が良かったし、とても良いアニメでした

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 561
サンキュー:

53

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あまり現実味がないような...

「ぼっち」と一言で表現するのは簡単なのですが,この主人公にはあまり現実味が感じられないかな.「こういう人いる~」というタイプに当てはまらない感じ.私が知らないだけなのかもしれませんが.
なので,どうも入り込めないというか共感できないまま観終わってしまいました.
時々笑えるシーンはありましたけどね.
どうせならもっと「隠れたギターの名人」という設定をもっと活かした話にしたほうが判り易くて面白かったのではないでしょうか.

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 122
サンキュー:

4

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひとりちゃんがすごく可愛い

話題だったので放送終了後にdアニメストアで観ましたが、1話から12話まで一気見してしまいました。

バンドは正直よくわからなくて音の良し悪しとかもわからないのですが、キャラクターがかわいいです。特に主人公のひとりちゃんが、見た目の可愛らしさと愛反する陰キャぶりで、一人で新しいところへ入るのに5分経ったら入ろう…10分…15分…とか、自分の動画配信のコメントを見て一人でにやにやとか、とにかくマイナス方向に考えてしまうところとか、すごく共感できます。
そんな中バンド仲間たちと出会い、成長していくのですが、その成長も本当に牛歩で、最終回まで変顔したりとつぜん謎の3Dになったりと面白い表現がおおかったです。急には成長できないところがより共感を持てました。作中にひとりちゃんの家族が結構出てくるのですが、自分もひとりちゃんの親みたいな気持ちで見届けました。

他のキャラクターも皆可愛らしくて良かったのですが、特にひとりちゃんに惹きつけられた作品でした。声も見た目の割にはやや低い声なのですが、それも性格にマッチしていて非常に良かったです。

背景は結構実写加工が多かったので、聖地巡りも楽しそうです。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 124
サンキュー:

9

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

バンド界のダウンタウン

陰キャのぼっちちゃんこと後藤ひとりちゃんが
長年続けてきたギター演奏を武器に
バンドをやり始める話。

同じきらら系でJKバンドものだと
けいおん!がありますが
けいおんは学校の部活動なのに対し
ぼざろはライブハウスを主戦場にしているので
けいおんとの差別化もバッチリ。
作中にライブハウスあるあるや
バンドあるあるなんかも
披露されてます。

作中のぼっちちゃんの陰キャアピールが
ちょっとクドく感じた部分もあったけど{netabare}
自分から誘えない所なんかは{/netabare}
凄く共感できた。
基本コミカルだけど
キメる所はキメて
やっぱり最後はコミカルな落ち
みたいなw
メリハリも良かったんじゃないかな。{netabare}
あと所々実写の場面があり{/netabare}
アニメにとらわれない演出も面白いw

陰キャでも何か一つの事に打ち込める人は
それが後に武器になりますよね。
ぼっちちゃんもバンドやる前から動画でギター演奏を
披露してて人気が出ていたし。
現実にもずっと絵を描いていた人が人気絵師になったりしてるし、そういう人は強いですよね。

余談ですが作中のライブハウスの壁に
L⇐⇒R(エルアール)の文字が!
エルアールは90年代に活躍したバンドですけど、
ツイッター見てもそこに反応してるツイートが少なくて
少し寂しい😅
実際にそこのライブハウスでライブしてたのかな?
自分は解散した後にボーカルの故・黒沢健一さんの
ソロライブに参加した事がありますので
嬉しかったですね。

追記
バンドをやる人って世間的には明るい人がやるイメージが強いと思うけど、ぼっちざろっくは陰キャのぼっちちゃんがやるのが新しく映ったのだろうか。けいおん!の平沢唯も陽キャよりだし。
お笑いの世界もお笑いは明るい人がやるイメージをダウンタウンの登場で根暗のセンスが斬新で人気になり、お笑い=明るい人がやるイメージを覆していった。
ぼっち・ざ・ろっくはバンド界のダウンタウンかな?

けいおん=明石家さんま
ぼざろ=ダウンタウン

なんちゃって😅

平沢唯=モーツアルト
後藤ひとり=べートーベン

なんちゃってその2😁

投稿 : 2023/03/08
閲覧 : 183
サンキュー:

23

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ぼっちがろっくしてました。ギャグギャグしいノリ多め。

原作未読、予備知識なしでの鑑賞。

レビュー書く前にちらっと評価見たら
高評価ばかりでしたので今から書く私のレビューは
少数派となるため少々書きづらいですが、、w

音楽アニメとして観るのではなく、
きらら系のコミュ障女子の日常ギャグとして観れば
箸休めとして楽しめる作品だと感じました。

ただ主人公ひとりちゃんのコミュ障に
終始イライラしてしまいました。
ぼっちという原因も、
{netabare}陰キャという設定はいいのですが
あまりにも引っ込み思案で会話もままならなず
自分から歩み寄ろうともしない系コミュ障は
私が生理的に無理でした(本当に個人的な好みです)。

そんなひとりちゃんが
バンドメンバーに恵まれるのが意味わからなくて、
周りも何でこんな面倒な人を相手に
初対面から良くしようと思えるのかな?

陰キャでもぼっちでも音楽を通して人と繋がる
という表現をしたいのかもしれませんが
それにしては音楽関連の内容が薄かったので
私の中にちぐはぐした違和感が生まれてしまいました。{/netabare}

また笑いどころもツボが合わず( ´・ω・` )
私が会話の流れや言葉の使い方に
面白みを感じて笑うタイプですので、
こういったテンションや絵やリアクションで
笑わせに来るのが笑えなくて苦しかったです。

物語の内容自体は全体的に
サラッとしていて観やすい作品でした。
観やすすぎて心に残るシーンが特になく少し残念(・᷄֊•̀ก"

音楽(ドラム)に関わっていたからこそ
楽しみにしていた分、期待しすぎちゃったかな。
ただ演出は良くて素敵でした!

投稿 : 2023/03/08
閲覧 : 454
サンキュー:

17

うみチャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぼっちな還暦がふるえた!

こないだ(2023年3月2日)映画「Blue giant」を観に行って思った。
自分はコレじゃない…と。「ぼっちざろっく」なんだと確信した!
普通にテレビで観終わって今更だけど再びアニメ作品に熱が上った。
YouTubeで色々と楽曲をチェックしてから近隣のレコード展に走った。
いつもはAmazonで買うのにね。あ、感想を書かなくっちゃ〜(苦笑)
主人公のぼっちちゃんキャラ最高に可愛くって自分に似た要素(還暦なのは内緒)
黒のGibsonレスポール(←間違いありませんね?)が最高にカッケー!
Gibsonって重たいのでしょう?か弱いぼっちちゃんには大丈夫だったかな?
第二期が待ち遠しいです(きっとあるでしょう!)非ジャンプ系の作品が、
超話題になっておばちゃんは超絶嬉しいゾォ〜!
制作会社の皆様、声優さん達、素晴らしい1クールをありがとうございました。

投稿 : 2023/03/05
閲覧 : 502
サンキュー:

20

神靈眞柱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

面白いのぉ?

キャラは良かった
でも話が退屈だなぁ

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 108
サンキュー:

3

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

放課後ティータイムと結束バンド

本作はゼロ年代日常系の代表作の一つ「けいおん!」と同じくバンドを題材とする作品だが、ほぼ学内のみの活動だった放課後ティータイムに対し、結束バンドの主戦場はもっぱら学外のライブハウスである。しかも本作のスタンスはけいおん!とは完全に真逆ともいえる。その象徴的なシーンがライブハウス「STARRY」の店長で虹夏の姉である伊知地星歌がライブ出演にあたり結束バンドにオーディションを課すところで、星歌は低いクオリティならライブには出さないと言い、不満げな虹夏に対して「一生仲間うちで楽しく放課後やっとけよ」と言い放つ。ここで本作は放課後ティータイムとは一線を画するスタンスを端的に打ち出している。放課後ティータイムの面々は「目標は武道館」とか言いながらも楽器の練習はそこそこにまったり皆でお茶したりと、ぐだぐだと瑞やかに続いていく「放課後」を楽しんでいた。そして学園祭ライブにおいて平沢唯が「でもここが、いまいるこの講堂が、私たちの武道館です!」と叫ぶシーンが象徴的だが、放課後ティータイムは、あくまで「いまここ」の「つながり」を祝福するために歌った。これに対して本作は「つながりの外部」でサヴァイヴする結束バンドの「成長」を描き出していくのである。この意味で本作のスタンスは同じ日常系でもキャラクターデザイン志望の新入社員がゲーム業界で奮闘する「NEW GAME!」に近く、音楽アニメだとライバルグループとの切磋琢磨を通じて頂点を目指す「ラブライブ!」に通じるものがある。

投稿 : 2023/03/01
閲覧 : 187
サンキュー:

5

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これぞまさしく、令和の『けいおん!』

ぼっちで動画投稿していた女子高生がバンドを組む話。
導入部分が実に今風。
ギャグ要素強めでその表現が面白かった。
音楽はめちゃくちゃ良かった。
音楽アニメなだけある。
個人的には、最終話の「星座になれたら」が好き。
これぞ、令和の「けいおん!」と言って問題ないだろう。
2期は必ず来ると思うので、それまで待とう!!

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 99
サンキュー:

13

たか さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆったり見れてちょくちょく笑える

キャラが立っててよい。とくにぼっちちゃん。
けいおんを見て深夜アニメオタクになった自分にとっては、同じきららなこともあって、ギャグ色強めのけいおんみたいな感じで見てました。面白いし、音楽いいし、なんとなく見られる。

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 82
サンキュー:

6

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ぼっち・ざ・ろっく!のストーリー・あらすじ

“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは 会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。 そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも 友達がいないため、 一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。 上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、 気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……! ひきこもり一歩手前の彼女だったが ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、 そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――
(TVアニメ動画『ぼっち・ざ・ろっく!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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