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「ブルーロック(TVアニメ動画)」

総合得点
75.6
感想・評価
310
棚に入れた
951
ランキング
792
★★★★☆ 3.9 (310)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ブルーロックの感想・評価はどうでしたか?

kaeru006 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

王道主人公成長!

某少年誌よろしく、努力して強くなっていくサッカーアニメ
原作は未読なので、1話1話ドキドキしながら時には予想できない展開がありとても面白かった。

映画、二期と続いていくのでとても楽しみな作品です。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 22
サンキュー:

0

ネタバレ

ぼちぼちぼっち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

奇を衒った

普通じゃない=俺カッコイイ的な厨二病が痛々しい。
デスゲーム的な要素とか言ってるけど主人公視点固定なので、最終的に勝つかは分からないにしても、この坊主が最後の方まで生き残るのは目に見えていて緊張感なんて無い。
折角キャラクタが多いなら主人公を絞らず群像劇にすればいいのにとも思う。
ということで主人公以外の誰が生き残るかを予想するのが楽しみ方なのだろうけど、私としては生存レース楽しむならB級ホラーで十分なので長々と付き合うにはしんどくてごめんなさいしました。

投稿 : 2024/08/02
閲覧 : 80
サンキュー:

1

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

物語としての斬新さとスポーツものとしての面白さは兼ね備えてるが、派手に見えて意外と地味な佳作、おすすめ度★★★☆☆

世界一のエゴイストでなければ 世界一のストライカーにはなれない

思想が海堂入り以降の茂野吾郎レベル(ノゴローは野球だけど)で強いサッカー選手達のエゴを描いた物語。FWだけに着目した真新しい作品。選手個人に着目して個人の人物像のみをクローズアップしてそこにデスゲーム的な選抜試験というエッセンスを加えて、スポーツものとしてはかなりチャレンジングな作品にはなっている。

バチバチ感溢れるヒリついた空気感やトゲがあり変化球すぎるキャラ造形は人を選ぶものの、発言自体は理にかなっていてある意味真理を突く発言もある。蹴落とし合いの世界を描いている本編だからこそ絵心甚八の毒気満載の発言が染みる。人によっては安全圏から偉そうに抜かしてるだけにしか見えないだろうが…

試合自体は面白く、覚醒演出やぶつかり合い自体はわりと迫力あるように描けているが、如何せんフォワードのせめぎあいと試験的な小試合シーンばかりが続くので、派手ではあるが流れ的には単調だし規模もしょぼい。

評価的にはサッカーというスポーツ漫画では珍しくもない題材から独創性満載のシナリオを作れたのは大いに評価したい。ただ、FWだけに着目して派手さばかり追い求めている割に内容自体は選考試験の試合の引き伸ばしで若干地味で見せかけだけになってる感が否めないのは大きくマイナス。

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 33
サンキュー:

2

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作累計発行部数3000万部突破!ダークホースから覇権へ

※追記
2024秋アニメ、ブルーロック2期放送決定。

原作勢に大人気のU-20戦。1期の内容を超えてくるそうで、楽しみ。


□第23・24話、総評

長くなると読みづらいので簡潔に書くと、物語はプレーヤーが経験を通して成長(覚醒)するサッカーバトルがメインの群像劇。

主要登場人物に各々テーマがあり、千切は「滾り・自我を持つ」、凪は 「好奇心の探求」、潔は「テクニックの習得」、馬狼は「エゴイストへの拘り」 、蜂楽はサッカー人として最も大切な原点回帰「純粋にサッカーを楽しむ」。
これらがストライカーの必要条件となって物語を構成し、テーマに沿った構成の巧さと質的インプットに基づく発想力、アイデアの具体化が稀に見る内容で高評価ができました。

本編ですが、サッカーは脳から最も離れた位置でボールを取り扱うためイレギュラーが起こりやすい、他競技に比べ1点の重みが大きいなどの理由により運の要素に左右されやすいスポーツと言われますが、最後に勝敗を分けたのはその運でした。

作中の鳥の糞の話で、人が道を歩いて糞に当たる確率は423万分の1と言われますが、鳥の群れに近付けばその確率が上がるように、行動を起こして適切なポジション取りをした者のみが僅かでも運の恩恵を受けられる。
花形ポジションやゴールシーンの演出にスポットが当たることが多いサッカーアニメですが、運の要素に加えオフザボールやアンティシペーション(プレーの予測)の重要性など、外面的な派手さ以上にブルーロックはサッカーの「基本」部分を忠実に表現していました。

各話ごとのプレーシーンやテーマ性を見ても高いレベルで制作されていて、実直な作品作りへの姿勢がとても伝わってきました。

変化を求める人には革新的面白さで、今までにないサッカーアニメを作りたい、制作スタッフの熱意が感じられた唯一無二と呼べる作品でした。


4/19公開予定の『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-(エピソードなぎ)』 及びテレビ制作2期に期待。
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□第22話 声

▩物語 4.5点→5.0点

「覚醒」とは、思考と経験の蓄積の上に起こるパズル。

失敗と試行錯誤を重ね、それでも勝とうと極限に立ち向かう時、バラバラだった成功へのピースが噛み合ってエゴは開花する。
つまり覚醒とは自己を学習する瞬間であり、常に極限状態でのみ起こる代物。
例えば自分より強大な敵と相対した時、弱者は己の能力を集約させることで勝つための新たな方程式を発明する(絵心甚八)。

原点であるフリースタイルから遠ざかり、叶えるためにあったはずの夢が、いつの間にか追うことが目的にすり替わっていた蜂楽のサッカーへの存在理由。
己をごまかし続ける夢の亡霊にすがったまま孤独なサッカーを楽しむ単純なことを忘れ、サッカーする理由を履き違えていたことに気付き、探していた怪物の呪いを解くため覚醒して自分自身が怪物になることを決意する。

「戦え!没頭しろ!情熱は俺の中にある。お前じゃない、俺が怪物になるんだ。・・・奪り戻せ!”ひとりぼっちのサッカー”を!!それが俺を解き放つ初期衝動(はじまりのエゴ)だ!!!」

自分の「声」を信じてひとりぼっちのサッカーを奪り戻すために潔達、怪物の存在と決別して自身のエゴを取り戻す蜂楽。

大切なものほど近くにあり、当たり前のようにそこにあることを理解し、サッカーを純粋に楽しむため原点に立ち戻る。

ボールと一つになることが全てで、怪物に頼るための負けない理由を怪物となってサッカーを楽しむ理由に変えることが蜂楽にとっての覚醒。

そして蜂楽が覚醒して這い上がってくることを信じ、シュートブロックした潔の完璧な読みの展開。

物語・作画・演出・BGM全てが噛み合い、今期どの作品のどのシーンよりも素晴らしかった神回。

小さい頃からアニメをたくさん視聴し、競技内容を変えて青春だの努力だの友情だの、ただ同じことの繰り返しをしているスポーツアニメをいつの間にか嫌いになってる自分がいて、どんな作品を観ても決して満足することはありませんでした。

しかしブルーロックは違いました。
現時点で探し求めていた怪物と呼べる作品に出会うことができた。

良い意味で本当にイカれたサッカー。


最終評価は視聴終了後、次回もスゴイです。(ФωФ)
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□第21話 俺がいない

※3/15追記
今回の内容はブルーロックのテーマの一つ、オフ・ザ・ボールで重要な予測する力、サッカー用語で「アンティシペーション」について。

専門的な内容になるので詳細は略。
簡単に説明すると、ボールを保有していないときに先を読んでスペースを作ったり、攻守における適切なポジショニング、試合中に起こり得るイレギュラーについて触れられていました。
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□第20話 超連動

毎回レビューするのは止めようと思ったけど、最近アニメ棚に入る数も増え、興味を持ってくれる人もいるみたいなので、作品をより楽しむために今回もレビューしておきます。

今回のテーマの「連動」。

結論を言えば日本のサッカーに足りないとされる部分です。

連動の意味は"複数のものがお互いに影響を与え合い、ある部分を動かすとそれと繋がっている別の部分も同時に動くこと"なので、 連係(連携)のように同じ目的を持ち協力関係を必要としないため、チームのメンバーがお互いの意図を汲み取って全体が同調して動くことが要求され、個の力が弱いと連動性が低くなる。
日本のサッカーは組織力はあるが個の力が足りないと言われますが、お互い協力して意思疎通を図り連係する力はあるが、フィジカルやアジリティ等の能力が足りないので、状況によって適応する力が求められる連動には繋がらない。

まさに日本代表チームが課題にしている個人の能力を活かした連動性が高いサッカーのことです。

連係は選択肢が絞られるため想定内に行動が収まるが、連動は相手の動きを読み取り状況に応じて行動する力なので想定内には収まらない。
「ハイキュー!!」の変人速攻や「キャプ翼」のゴールデンコンビは連係になりますが、「ブルーロック」は連動です。

つまりブルーロックではより高いレベルのサッカーを表現している。

乾電池で例えると並列つなぎ(連係と同じ並列関係)だと電流は変わらないが、直列つなぎ(連動と同じ直列関係)だとつないだ本数に応じて電流が増え、大きな力を出すことができる考え方と同じです。

潔達がバランスの良いチームに纏まるための連係する力を持つ玲王ではなく、二次選考3rdステージで唯一試合に食らいついていた個の力が高い千切を選択したのは、予測不能な連動するサッカーをする必要があったからで、潔が國神や玲王を選ぶことは「俺たちの可能性を潰す自殺行為」と言っていたのは、連動して更に上を目指す意図があったから。

そしてニ次選考4thステージで潔達4人が超連動することで、お互いが喰い合い(事前に設定された連係ではなく、お互いの意図や武器を理解しそれぞれが連動すること)千切がゴールを決め、 ビジョン(空間認識能力)は同レベルだが、各スペックで潔を上回る糸師凛を超えるために身体能力が最も優れている凪が潔の足りない部分を補い、二人が超連動することで能力を引き出し合い凪が二段式フェイクボレーでゴールを奪う。

よってブルーロックは連動性のあるサッカーと言え、現実に即した設定やサッカーに対する考え方が作り上げられていて、ジャンプやマガジン系他作品のエンタメ重視の内容に留まらないので、自分の目線から見るとやはりとても面白いとなります。

残り4話。
{netabare}3次選考までは行くでしょう。{/netabare}
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□第19話 Dancing Boy

今回は二人の登場人物をメインとした受動的欲求である「承認欲求」がテーマ。

誰かに認められたい、自分を価値ある存在として認めたい願望で、他者から認められたい御影玲王に対し、自分自身のことを認められる存在に出会いたい蜂楽廻。

二人の考えは大きく異なり「他者承認」と「自己承認」、対比する形で物語が描かれていました。

玲王は凪に認められたくて選択することを要求したが凪に突き放され、潔からは「選ばれる方じゃなくて選ぶ方になれよ。何のためにサッカーやってるんだお前」と辛辣な言葉を浴びせられ、現実の厳しさを突きつけられる。
他者に依存するスタンスでは潔達のように進化することに繋がらないので、ブルーロックの環境下を生き残れない。

玲王のような「他者承認」の欲求が強い人の特徴は、自分自身に対する自信のなさです。
自己を認められないから不安や不満を他者で埋めようとする。
家庭環境の影響もあると言われますが、負け続けるなどの理由で他者から認められた経験が少ないと承認欲求が強くなり、他者の評価に固執することになるが、一時的に欲求を満たしても褒められることを目的化してしまうため成長には繋がらない。
現状を克服して成長するには自身で自己を認められる存在になること、実力をつけて他者の評価に左右されない絶対的な自信を持つことが必要で、まさに潔の"選ぶ方になれ"の言葉は正論になります。

それに対して蜂楽は他者承認よりもより高いレベルの自身の技術を磨いたり、自分を高めてくれる存在の出会いを求める「自己承認」になり、同じレベルのプレーヤーの存在を知らず自己肯定感に戸惑いを見せていたが、潔や糸師凛とのプレーを通じて探していた怪物と呼べる存在に巡り会うことができた。

心に飼っている怪物を現実のものにするため、本当の怪物を探しにブルーロックに来た蜂楽。

「お前のドリブルは楽しんでいるように見えて一人で戦うことを恐れている。誰かを探しているサッカーだ」と糸師凛に言及され、怪物の存在を認識していくことになる。

自身の"エゴ"と向き合うため、つまり自己承認するために。

そして蜂楽廻は確かめるために戦うのです。
潔世一と糸師凛、自分の心をもっと楽しくさせる怪物はどっちなのかを...。

進化に戸惑いを見せる玲王と進化に意欲的な蜂楽。

一話を使い4部構成における終盤への繋ぎの転じる部分を幕間において、それぞれの立場から足りないピースを題材として二人が抱える心の葛藤を見事に描き切った回でした。

ブルーロックは脚本を書いてる人がシナリオ巧者で物語の構成がとても巧く、ヒューマンドラマも決められた枠の中でしっかりと描いてくれるので、作品内容に込められている意味を理解するとより楽しめます。


次回も引き続き期待。
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□第18話 主役の座(ステージ)

▩物語 4.0点→4.5点(現時点では「アオアシ」超え)

挫折を経験したものが取る行動は断念(諦め)か継続になりますが、その継続を選択した者が次に取る行動は成長か停滞、そして馬狼が選択を迫られた服従(他人依存)です。

馬狼にとって他人のためにパスを出すことは自分のサッカースタイルを否定することなので敗北に等しく、千切に追い付かれあと一歩が足りず潔にパスを出したことにより自分の才能に絶望し挫折を知ることになる。
ここで凪の「負けを認めなきゃ本当の悔しさなんか手に入らないのにさ」のセリフが回顧され、負けを認めたことで現状を変える為のノウハウ(負けないための知識)が身に付くことになるが、挫折を経験したものが成長できるかは今の自分を受け入れ状況を理解し、自信を持って次の行動に移せるかだと思います。
挫折の意味は「目的を持って続けてきた物事が中途で失敗し駄目になること。またそのために意欲、気力をなくすこと」なので、選択には常に本人の意志が働くため、考え方次第では失敗を経験しても局面を打開できる可能性がある。

ユニクロの創始者、ファーストリテイリングの柳井正氏の言葉に「10回新しいことを始めれば9回は失敗する」があります。
要約すると人生常に挫折の連続であり失敗から多くを学び、それを糧にして成功に繋がるもので、必ずしも挫折が成長に繋がるわけではないが、諦めずに継続することが大切でありブルーロックの内容にもこのことが当てはまる。

継続することを選んだ馬狼からすれば誰かに託すことは、夢破れた人間がこれまでの人生を否定する為の現実逃避、つまり敗北者の言い訳に過ぎないため服従することはあり得ない。
自尊心が高く他者との協調を求めない性格から他人依存ではなく、自らのフィジカル面の強さと個人技の高さを駆使して成長するために思考を重ね、相手を抜き去るためのフェイントや鋭角または突進力を殺さずに切り替えすドリブルをプレー中に進化させ、潔を利用し(喰って)ゴールを奪いチームに勝利をもたらした。

このことから馬狼にとって進化を遂げる(覚醒)とは、他者には頼らない自我(エゴイスト)を貫き通すということで依存した時点でキングではなく、潔達に自己を認めさせることで絶対的な力を持つストライカーとしてのアイデンティティが確立されることになり、第18話の「主役の座」は、まさにキングの称号を手に入れるための馬狼に用意されたシナリオとして、ふさわしいステージと言えるのでした。

▩声優 4.0点→4.5点

「この邪道こそが新しい俺の王道。キングは俺だああああ!!」

諏訪部さんの迫真の演技が凄かった。点数上げるしかないでしょ。
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□第17話 ヘタクソ

ブルーロックは独特なセリフの言い回しが面白くて、"0から1を作る"というのは何もないところから新たなものを生み出すこと、言い換えれば才能の原石を持たない凡人でも天才になり得るということで、たとえ才能があったとしても原石を磨かなければ天才にはなり得ないと解釈すれば、天才と目される馬狼から「ゴール前でビビる人間はストライカーの資格ねぇぞ、才能ねぇよお前」と揶揄され、高校サッカー県大会では実績を出せずアビリティも未知数で、天才が生まれながらにして持つ資質には程遠かった潔が0から新たなものを生み出せたのは、環境に適応するため常に思考を続けることで進化を遂げたから。

「進化」とは何かを考えると、『進化論』の提唱者チャールズ・ダーウィンの名言に「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」 という言葉があります。
ここで言う変化できる者とは"変化する者"ではなく、"変化に対応した者"を指す概念、つまり今置かれている状況に適応して生き残ることができた者のことで、かつて6600年前に生態系の頂点に君臨した恐竜が絶滅したのは環境の変化に対応できなかったことが一説として知られていますが、このことをブルーロックに当てはめるとまさに馬狼と潔の関係が成り立ち、キング馬狼はあくまでもエゴに拘り潔たちとの共闘を避け、プレースタイルに対応できずに潔に「ヘタクソ」呼ばわりされ屈辱を受けるが、潔は環境に適応するため馬狼と連携するのではなく、逆に利用(“馬狼を喰う”というのは馬狼を餌にして逆手に取ること)しキングをねじ伏せた。
このことからブルーロックの環境下においては、馬狼のような"強者生存"ではなく潔のような"適者生存"の世界になり、適応できない者は生き残る術を持たなかったもののように自然淘汰される。

従ってサッカーの世界においては常に考えることが要求されるスタンスとなり、潔が3対2対1の状況でもゴールを奪えたのは高度な物質認識と処理を行える"適応する能力(つまり0から1を作り出す能力)の天才”だからという結論に至り、どのような局面に置かれても柔軟に対応できる思考力がサッカーにおいては必要不可欠と位置付ければ、ストーリーや登場人物を通じて様々な側面が垣間見え、ブルーロックの奥深さが感じられる。


次回伝説の神回(?)。
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□第16話 三者融合(トライ・セッション)

▩キャラ 4.5点→5.0点

「メイドバロウ爆誕」がトレンド入りするくらい大人気だそうで、

換気を怠るな!
タオルとか脱いだ服はそのままぬぎっぱにするな!
シーツは整えろ!
ウエハースはどうやっても食べたあと散らかるから許せん!
22時以降は就寝するから電気を付けるな!
風呂に入る時は体を洗って入れ、タオルを浴槽に浸す事は禁止だ!

...と叫ぶ馬狼。

神経質で几帳面な性格を持ち、フィジカルトレーニングは欠かさないストイックさ。

これに並び立つ者はいない、かなりのとんでもキャラ。

馬狼はスラダンで言うところの髪型が似ている仙台みたいなもん?
あちらよりもキャラクターは立ってる...。
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□第15話 喰

ゴール前に抜け出る武器(ステップワーク)はあるがシュートの決定力がない成早と、精度の高いダイレクトシュートはあるがそこに持っていくまでの技術がない潔。
お互い真逆の欠点を持っていて、どちらが試合中、先にお互いの技術を吸収するかが今回のテーマの「喰」。

高い技術を持つトラップでどのような状況からもシュートに持ち込める凪と、現状ブルーロックでは最も個の力が高く、得点力のある馬狼の二人の天才に追いつくには、成早又は潔がそれぞれ足りないピースを補って天才の領域に到達する必要があった。

成早は潔のダイレクトシュートをトレースしようとして失敗するが、潔は糸師凛の言っていた「死角」についてのセリフとボールを持っていない時の動き「オフ・ザ・ボール」について思考を重ねることで、成早のステップワークを身に付け得点に結びつけることに成功し、新たな領域へと進化を遂げる。

潔は凡才ではなかったことが証明されるわけですが、成早と潔の決定的な違いは「適応能力」の差。
つまり潔は適用能力の天才であり、そのスキルを使って凪と馬狼の二人の天才に並び立つことができた。

そして潔達が試合に勝利し選ばれたのは成早ではなく馬狼。
なぜなら潔の中には身に付けた成早の武器が存在し、ブルーロックを勝ち上がるには馬狼という別の高いスキルを持つプレーヤーの存在が必要だから。
友情を深め一緒に勝ち上がっていく展開が予想されたところですが、あくまでも300人の中から頂点を決めるセレクションにおいては元チームメイトであっても切り捨てる必要があり、最強のストライカーにのし上がるには味方を脱落させ敵が味方になることも必要条件で、この発想が他作品との違いでありブルーロックがデスゲームと呼ばれる所以。

これめちゃくちゃ面白い...

折り返し地点まで来て視聴断念するのはまぁないですね。
原作勢からすると次回以降が面白いと言われているところですが、現時点では期待しかない。
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□第13話 TOP3

自分より優れた何かを持っている人間は生まれた時点で自分とは違い、それを覆す事などどんな努力・工夫・仲間をもってしても不可能と嘆くのは、全ての正しい努力を尽くしてからでも遅くない。
どんなことだって“やってみる”から始まり、圧倒的強者を目の前にした時に臆することなく前に突き進んだ者のみが勝者になれる。

まさに生態系における上位者による「捕食」が今回のテーマで、必ずしも弱者が強者に勝つための術がないわけではなく、メンタル面の強化や事前情報の把握、データベースを用いた論理的根拠を導き出すことで、不利な状況に立たされていても生態系の構造を覆すことができる。

2000年代前半当時、世界最強と謳われたメッシ要するFCバルセロナにも「高さ」の意外な弱点があり、スピードやテクニックなど強い側面だけ見れば圧倒的な強さを誇るチームでしたが、その裏には身体能力の差では補えない盲点が存在した。
つまりプレースタイルに創意工夫をしたり戦術面を見直すことで、自分よりも優れているものを倒すこともできる。
潔達が感じた能力差も絶対無謬ではなく、サッカーというチームスポーツにおいては状況に応じて変化が求められる適応例の世界であり、個人技だけが物を言わない。
エゴイストとは相反する理屈だけど、それを武器として持つこともストライカーの資質。

だからサッカーのシナリオには先見がないから必然的に触発される。
逡巡することなかれ、ゴールは目の前に雨垂れ石を穿つ。

見方によっては非常に面白い。想像力の賜物です。



次回、脳筋バカ野郎共が頭柔らかくしてジャイアントキリングに向け覚醒しちゃう回(?)。
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□12話まで

▩物語
スピードスター、千切の無限速ドリブルの一点突破がカッコよすぎ。
50m走5秒77の快足の持ち主で、日本記録まであと0.02秒。髪切れば日本記録に届きそう。でも切っちゃダメ。

▩作画
3DCGはオーラスタジオ。
ベンチャー企業ですが、蜂楽の高速シザーズからのルーレットスピンやゴールネットを揺らすゴール演出はハイクオリティ。

▩音楽
OPはUNISON SQUARE GARDEN「カオスが極まる」。
「Fate/Grand Order」と同様、ボーカルのハイトーンボイスと高難度のドラム演奏から繰り出されるロックでハードな曲がカッコいい。

▩キャラクター
順位つけるとすれば、1位 千切、2位 蜂楽、3位 馬狼...。


□以下過去レビュー
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※追記(過去に見当違いのコメントをしていた人に対するレビュー。備忘として残しておきます)

{netabare}ブルーロックのキャラクターはイキりしかいないし、相手に対するリスペクトが足りていないからスポーツアニメとしては致命的なんでしょ。

だったらそう書いとけばいいじゃん。

何でその部分削って文句言ってるのでしょうか?自分でそれが正しいと思ったんだよね。

たまたま文章を見かけたら明らかに内容が間違っているし、作品潰ししているようにしか見えなかったのでツッコミを入れたけど、許容できる範囲内であれば批判的なレビューがいけないなんて微塵も思ってないし、内容が間違っていなければ修正を求めることはないです。
掲示板である以上は何でも書いていいというものではなく、評価してる人への配慮が足りない的外れなコメントが増えると無法地帯と化すので、ツッコミを入れられても仕方がないと思いますが...

それが正しいかどうかは閲覧してる人が決めることなので、文句があるならそのまま手を加えないで元の文章に直しておけばいいですよ。
自ら文章の誤りを認め削除しておきながら、後書きで自己保身に走るのは筋違いもいいとこでしょ。

300人の中で次のステージに進めなかったプレーヤーは一生涯日本代表候補への道が絶たれるわけですが、相手の状況を考えれば尊敬の念を抱くなんてことになりますか?
削除した過去レビューで考察が足りていない部分はそういうところじゃないの?
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トップの代表チームやプロ組織に所属する選手は自分にストイックであり、他人に対し厳しい目を持ってるので他チームの選手だけではなく、チームメイトに対しても緩慢なプレイをすれば当然に態度や言葉で激しく指摘が入り、他作品のようにブラックな部分を削って綺麗な部分だけを見せようとしてないので、アニメ向けに作った感じがなく内容に説得力はある。

日本代表の本田圭佑が年上の長友選手に汚い言葉を吐いたり長谷部選手としょっちゅう衝突してたけど、ブルーロックに限ったことではないですが、目的意識の高い集団に身を置くことは高水準でベクトルを合わせる必要があるので、イキりとかじゃなく目的を達成するためにはそれが至極当たり前のこと。
300人から1人を絞るという設定で、正式な試合をやっているわけではないのでリスペクトも何もないですが、部活動やスポーツチームに所属していた人だと共感できる部分はあると思いますが、より上のステージに進むためにはこういった厳しい環境下における光景の方がむしろ現実的。

努力や友情、感動話を求めるんだったら「ハイキュー」や「SLAM DUNK」でも観てればいいじゃんっていう話だけど、ブルーロックはそれとは異なるよりリアル寄りの視点で描かれてるのがいいのだと思いますが...。{/netabare}
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レビューする人あまりいないだろうからレビューしておきます。
原作が『神さまの言うとおり』、『僕たちがやりました』、『ジャガーン』の金城宗幸氏で、作画担当は『進撃の巨人』の作者、諫山創氏のアシスタントをしていたノ村優介氏。
「週刊少年マガジン」にて連載の累計発行部数1000万部突破(因みに『アオアシ』がアニメ効果で1000万部→1500万部突破なので、アオアシに次ぐ人気作の位置付け)の「史上最もイカれたサッカー漫画」と呼ばれている型破りな作品で、物語は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成するため、ユース年代のFW300人を対象とした青い監獄プロジェクトを起ち上げ、ブルーロックと呼ばれる施設で300人の頂点を目指し、世界一のストライカーを創り上げるためにサバイバルな熱いサッカーバトルが繰り広げられる。

ブルーロックは「エゴイズム」が一つのテーマとなっていて、チームプレーが前提のアオアシとはプレースタイルの考え方や取り扱うポジションにおいて対極をなす作品と言え、アオアシが"考える"サッカーだとすれば、ブルーロックは"魅せる"サッカー。
プロセス(過程)重視ではなく、結果が全ての世界。
チームワークや選手同士の絆をテーマとした従来のものとは異なり、日本代表チームには存在しないメッシやC.ロナウドのような一人で局面を変えられるサッカー選手を創り上げるために徹底的にエゴにこだわる。
チームプレーをモットーとした日本代表チームの組織的サッカーを根底から覆すものでかなりの異色作。

理屈はよく分からないので、理詰めで観てしまうと道理が通らなくなるから下手な詮索はしない方がいいだろうし、日本代表選考における代表権の永久資格喪失や施設の監禁などが法律に抵触するとか、一々ツッコミを入れていたらこの作品は観れません。
そもそも原作の方で架空の組織に所属するダメな大人達が提案する付け焼刃的なものが実現してしまうフィクションが前提でやっているので、少林サッカー(?)に近いこともやってるし、ボールも変則的な動きをします。
内容も現実志向でありながらファンタジー色強めで視聴する側の器量は試されそう。

ということで第1話視聴ましたが、制作会社は今期『ヤマノススメ Next Summit』も手掛けているエイトビット。
『IS』や『魔法科高校の劣等生』等CGが強いイメージの会社ですが、予想以上に作画が良かったです。プレイヤーの動きも滑らかで、ボールも繊細によく動く。
内容が面白いだけに作画のクオリティが高ければ化けると思っていた作品なので現時点では好印象。
原作の方で問題視されていたセリフ部分も上手くカットしていて違和感なく内容が描かれており、リサーチ力高めで期待が持てそうです。
アオアシに比べ非現実的でアンチは多いですが、熱狂的なファンも多く、挑戦的な作りでエンタメとして見れば惹きつけるものを確実に持っていると言える作品。
スピード感や迫力あるプレーシーンを魅せるサッカーで、原作を超える作画演出ができればきっと高い評価が出来る作品だと思います。

今期の個人的ダークホース枠。

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 743
サンキュー:

9

ネタバレ

みかんちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メモ

FWだらけエゴイストだらけのサッカー。
超次元とまではいかないが、人間離れしたキャラもいくつか。

後半のキャラを取り合う奪敵決戦(ライバルリー・バトル)から更におもろい
潔と蜂楽の怪物の話が良

馬狼がネタキャラのようでアツくて良

2期&映画に期待

投稿 : 2024/05/22
閲覧 : 87
サンキュー:

0

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

リアルのサッカー好きな方にはお勧めできない、

そんな、「亜リアル{netabare}=ニセモノ{/netabare}」サッカーのお話{netabare}。
キャプテン翼みたいな感じの超サッカーとも違うし、
テニプリみたいな異次元スポーツとも違う、
見ていて、つづきは気になるんだけど
同時に胃の中に正体不明な違和感・不快感がどんどん貯まる、
そんな作品でした。
そしてその正体はすぐにわかりました。
そうこれは、スポーツアニメではなくて、
現実に存在するスポーツをある程度に模倣した「デスゲーム」アニメ!
現実のスポーツをディスることでしか成立できない作品。
そう理解して{/netabare}、何とか最後まで見通せました。

ちゃんとしたスポーツアニメを観たいなら、
バレーボールの「ハイキュー!」シリーズや、
弓道の「ツルネ」シリーズの方を、
ついでに言っちゃえば、
高校バスケの「1st.SLAM DUNK」を、
私は断然おすすめします。

念のために言っておくと、{netabare}集められた「原石ども君」たちは全然、とは言えないけど、そんなには悪くないです。
(強いて言えばキャラ設定に合わせて誇張し過ぎな演技が不快だったけど)
サッカーという仮の衣はまとっているけど、理不尽なデスゲームに付き合わされて、
それでも頑張っているんだから、全否定は出来ません。
とは言え「身体への攻撃あり」って格闘技じゃないんだから、ルールとして禁止されて当然なのに、それも放置されてるからと他人を押さえ込んだり顔面ねらって蹴り入れたりが容認されるなんて、これはやはりスポーツではなくてデスゲームなんだと痛感させられます。
あとチーム戦のときの八百長行為容認。これいくらデスゲームでも認めてはいけません。アンスポーツマンライク行為で、久遠も、久遠の誘いに乗った相手チームメンバーも全員即失格即退場にするのがスポーツなんであって、これを「面白い理不尽展開でしょ?」とウソブクのはデスゲームならではのことで、全然スポーツではないです!
こういう、モラルから逸脱した下劣な展開で、「いかにもデスゲームっぽいでしょ?」って、見ていて吐き気もよおすようにわざと仕向けて来るの、ダメダメですよ。

ダメ過ぎるのは、このプロジェクトの主宰である「エゴ甚八」と、その秘書だかおもり役だかの「アンリ」と、そんな大プロジェクトに金だけ注ぎ込んで文句しか言ってない日本サッカー連合の役員たち。
これ絶対、視聴者ねらって煽ってますよね?!
視聴者の不興を買うことで印象づけ、視聴継続させる炎上商法。

気になってちょっと調べたらすぐ出て来ました。
原作自体が、
連載開始早々「エゴ甚八」自身に本田圭佑さんや香川真司さんを実名で侮辱する発言させて炎上プロモーションで売った作品なんですから、中身がこんなでも、そりゃしょうがない。
日本サッカー連合だって巨額注ぎ込むなら人もいっぱい送り込んでるのが当然なはずなのに、その辺をぜんっぜん無視しちゃってるとか、ランクごとに食事が違っていてランキング下位だと必須アミノ酸も摂れない(=蛋白質不足になる)食事しか支給されないとか、デスゲームならではの理不尽演出が気色悪さ助長します。
アニメではさすがにサッカー関係者の実名は出さなかったけど、
日本サッカー連合なる、JFAを彷彿とさせる団体が、
金儲けのことばかり考えてる間抜けジジイ集団として描かれている。
これって、まったくトンチンカンでしょ!
実業団はおろかプロチームでさえ金儲けの道具としてスポーツ全然知らない素人が運営してるのって、野球の方ですよね?
プロ野球創立当時から、フロントには新聞社や鉄道会社といった親会社からとばされて来たネクタイ組ばかり。そもそも新聞屋さんや鉄道屋さんが、新聞売るため、鉄道乗車客や周辺の不動産開発のためだけに始めて、2024年の現在でも、いまだにプロ野球を名乗りながら、実態は親会社からの出向者だらけで、新聞売るとか、食品売るとか、ITブランド株価あげるとかしか興味がない、こっちがダメな奴らでしょ!

いけない、はなしが脱線してしまいました。

少なくともJFAは、「サッカー人」たちが、サッカー不毛の国・日本で、何とか代表チームを強化しようと、サッカー弱小国に財界の圧力に抗ってJリーグを立ち上げ、政界の不興にも屈しないでTOTOをスタートさせ、日本サッカーを短期間で世界レベルまで引っ張り上げた組織で、その当時の「サッカー人」たちがまだ、組織の中でサッカー熱を冷ますことなく関わっているのですよ。

ちょっと誰か「エゴ甚八」をセルジオさんのところに引っ張って行って、お説教してもらって欲しい。
「ストライカーは作れない」これって日頃からセルジオさん言ってますよね。
だったら作ればいい?セルジオさんなら言下に否定しますよ。
「ストライカーは作られるものではなく、勝手に生まれてくるものなんだよ」
「閉鎖空間で育てられたどんな俊才も、アウェイでの公式戦で揉まれ続けなければ本物のサッカー選手にはならないよ」って、
「ナショナルチームを強くしたいなら根っこである国内リーグを強化しないといけないよ」って理路整然とイチから教えて貰えますよ。

それから、
そもそも情報が古いとも感じました。
お話が展開しているのが2018年時点なのかな?
有名な日本選手がヨーロッパに2~3年行って、ベンチでくすぶって戻って来るって話が出てるけど、いまや私たちが名前覚えるより前にたくさんの選手がヨーロッパに渡ってガンガン戦って代表に呼ばれる準備している時代ですよ!
あと「ここで脱落した者は、生涯日本代表には呼ばれない」って何ですか?
代表選手選考は代表監督の専権事項ですよ!こんなこと勝手に決めちゃったら有能なヨーロッパのヘッドコーチは監督引き受けて来てくれなくなっちゃうでしょ!
そもそもエゴ甚八は代表選手永久選考権か何かでももってるの??

作品内容の、エゴ甚八を除いての部分では、
最初の「鬼ごっこ」と、途中で一人で挑む4方向からランダムに供給されるボールに即応して4つの壁面にランダムに映し出されるゴールに蹴りこむ練習は、「アリ」と思いました。ただこれだって、今ではどのチームでも「逆鬼ごっこ」だけど、ひとりの鬼がパス回しする輪の中でボール奪いに行く練習してるし、イビツァ・オシムさんがJEF千葉時代に練習でやってた4色ビブでワンタッチ強化だけでなくコンビネーション強化まで「廉価に」実現できますけど。
あと、ストライカー300人集めたってことだけど、明らかに違いますよね。数人はストライカータイプはいたけど、トップ下タイプや1.5列目(セカンドアタッカー=シャドウ)タイプ、ポストプレーヤータイプやサイドアタッカータイプの方が多かったですよね?お話の前提自体に無理があると自ら吐露するような、この選手のプレイスタイル描き分け、最低です。


「エゴ甚八」はふた言目にはすぐこう言います。
「そいつはW杯を獲ったのか?」と。
その全く同じ言葉を生前のイビツァ・オシムさんにぶつけて、出来るものならぜひ論破して欲しいものです。
オシムさんならきっとこう言います。
「W杯?素晴らしい目標だ。だが、そこに辿り着くには、まずベスト8に進めるチームを作りなさい。ベスト8に勝ち進めなければその先にあるものはとれないんだよ」って。そして
「私が率いたユーゴスラビアはベスト8どまりだったんだが、君はW杯はとれたのか?」ってね。

ついでに最後に私からもひと言。{/netabare}
「エースストライカー不在?そんなの世界中おんなじでしょ!」

投稿 : 2024/05/20
閲覧 : 88
サンキュー:

17

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さばとら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スポーツ系で一番好き

25話があっという間だった。

壁にぶつかっても乗り越えていって成長しまくる
いかにも「主人公」って感じの潔のキャラが大好き。

馬浪や糸師など能力的に格上の選手を喰らい尽くして
這い上がるあの泥臭さも最高。

覚醒するときの目が揺らぐアニメーション熱いよね〜。
そして、地味に仲村宗悟のWINNERが中毒性高くて好き。

直近のアニメだったら、ダントツで面白いと感じた。

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 39
サンキュー:

0

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四ツ谷ミツル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

蒼いエゴに飲み込まれる

これ、めっちゃくちゃ面白かった。
こんなに画面から製作陣の熱意と作品愛を感じるアニメは初めて出会った。
原作未読の状態でアニメを視聴したのだが、そんな自分でも「この表情と角度はおそらく原作と同じなんだ」と分かるくらい画面から原作リスペクトの波動を感じた。
こんなに24話があっという間に感じた作品は初めてだ。

まず、ストーリーが斬新だ。
サッカーを題材にしたスポーツ物だが、いきなり高校生300人施設にぶち込むわ、蹴落とさないと生き残れないわでデスゲームのオープニングかと思うような始まり。
主人公や相手チームも文字通り"死に物狂い"でサッカーするし、主人公の頭はパズルになって爆発するわで、普通のスポ根ものかと思って視聴したら度肝を抜かれた。
顔芸するわ試合中に敵味方問わずガンガン追い込むわでかなり殺伐としている。うん、まさに"サッカーは殺し合い"だ。

貪る様に2クールぶっ続けで観たのだが、
※以下ラストの展開に触れる為、伏せさせて頂く※
{netabare}
終わり方はちょっとモヤモヤした。結局ライバルには勝てないし、世界連合みたいなのにも負けるしでいまいちスッキリしない。
最終話はなんか色んなイケメンがわらわら出て来て、完全に"俺たちの戦いはまだまだこれからだ"ENDなので展開も相まって消化不良感はある。
だか、まあ2期が決定してて原作もまだまだ続いてるなら終わり方はこうしか無かったのだろう。致し方無し。
{/netabare}

作画については2クール目でやや息切れ感を感じる。
同じようなアングルの引きのシーンのCG多用や、同じ画面内に手描きキャラとCGキャラがいるのは若干違和感があるが、決める所は迫力満点に決めるキレのある良い作画だと思う。
たまに作画崩壊……というか、イケメンの顔が面白いことになってたりもするのだが、まあご愛嬌。

声優陣は全員合ってたと思う。
試合中の必死の叫びが非常に良くて、ずっとハラハラしながらのめり込む様に視聴した。
機械的なSEにもこだわりを感じられたし、OPの疾走感も良かった。
余談だが、毎話人物と共に名前を出してくれるので、登場人物達も結構覚えられた。

キレのあるストーリーと製作陣の愛が感じられる斬新なスポーツアニメだ。
王道や日常に退屈していたら是非見て欲しい。

投稿 : 2024/01/30
閲覧 : 42
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0

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ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これまでのスポコンとは違う。

週刊少年マガジン原作、スポコン。
サッカーアニメだが、それにデスゲーム的な要素を加えたような内容。ブルーロック=世界一のストライカーを育成する養成所。

感想として
これまでのスポコンとはちょっと違ってて非常に面白かった。

まずは、FWの選手しかいない点。
そのため各人がとにかく点を狙いに来るため、超攻撃的な熱いサッカーが見れるのが面白い。

またサッカーアニメだが、チーム戦というより個人戦ある点。作中ではチームを組んで他のチームと戦うが、味方をうまく利用して自分が点を決める等、これまでのサッカーアニメとは全く内容が異なるのが面白い。

キャラもクセの強い選手ばかりで非常に魅力的なキャラが多く楽しい。

また、テンポよく話が進んでいくのも良かった。(スポコンだと中には一試合に何話もかかることもあるので…)

声優さんも若手中堅ベテランとバランス良い感じで良かった。

映画と2期も決定しているということなので、楽しみです。

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 73
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5

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ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BL

blue lockランキング略してBLランキングってまさか...!?
そういう作品でもあるのか。

全員ストライカーて試合成立せんやろとか思うけど…。
サッカーは点が入りにくい競技だから、兎に角取れれば勝てるみたいなこと?
それよりもゴールキーパーさせられる人まじで可哀想すぎるでしょ。なんでストライカー目指しているのに、その分配に
活躍具合で食事変わるって、体づくりの観点から駄目では…
などとツッコみたい気持ちを抑えて見た

それぞれの武器を見つけてゴールへの嗅覚を身に付けさせるぞとセレクションしまくるし、仲良くなったやつも蹴落とす冷酷さも身に付けさせようとするみたい。

劇場版までやるほど人気なんですね。
それなりに面白いとは思ったけど、女性向けだったりするのか?

OP
カオスが極まる UNISON SQUARE GARDEN
Judgement ASH DA HERO
ED
WINNER 仲村宗悟
Numbness like a ginger UNISON SQUARE GARDEN
まあ、カオス極まっている


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も”ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは--?今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。

第1話 夢
全国高校サッカー選手権の県大会決勝。高校2年生のフォワード・潔 世一は、ゴール前で味方にパスを出してしまったことによって全国大会への道を絶たれてしまう。そんな彼のもとに“ブルーロック(青い監獄)”への招待状が届く。それは、日本がW杯で優勝するため、300人の高校生世代フォワードの中から、たった1人の“世界一のストライカー”となるエゴイストを作り出す施設だった。何も分からぬまま狭い部屋に集められた潔たちは、12人から1人の脱落者を決める入寮テストへと挑む。

第2話 かいぶつ
謎の人物・絵心甚八による、世界一のストライカーを生み出すための “ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。ライバル達を蹴落とし生き残ったランキング上位5名は、6ヶ月後に行われるU-20W杯のFW登録選手になれるが、脱落した者は一生日本代表になる権利を失うという。絵心が求めるストライカーのエゴイズムとはなんなのか。潔たちは“ブルーロック(青い監獄)”での戦いに生き残る決意をし、今後のサッカー人生を懸けた新たな試練・一次セレクションへと進む。

第3話 サッカーの0
一次セレクションは、“ブルーロック(青い監獄)”伍号棟内にてV・W・X・Y・Zの5チームによる総当たりグループマッチを行い、上位2チームのみが勝ちあがれるというもの。ランキング最底辺のチームZである潔たちは、初戦チームXへと挑む。だが、“チーム内で最も点を取った1人だけは無条件で勝ちあがれる”という特殊なルールにより、試合は敵も味方も入り乱れボールを奪い合う大混乱となる。その流れを変えたのは、チームXの強力なストライカー・馬狼照英の存在だった。

第4話 予感と直感
チームZは、圧倒的なエゴと実力を持つ馬狼を中心としたチームXに惨敗。「自分だけの武器を持て」という絵心の言葉を受け、次の試合へ向けてそれぞれの武器を確認しあうが、潔は自分の武器を見つけられずにいた。己の武器に悩みながらも、チームX戦で感じた“ゴールの匂い”をヒントに、次なる対戦相手、チームYへと挑むのだった。

第5話 生まれ変わるのは
“ゴールの匂い”…その直感を信じて動く潔は、チームYの中でゲームの流れを作り上げていた二子一揮と、激しい“読み合い”を繰り広げる。フィールド全体を見渡しながら互いのエゴをぶつけ合う潔と二子の戦いは、試合終了間際ラスト1分までもつれ込む。潔とチームZは、二子の最終作戦「ワンタイム・キル・カウンター」を打ち破ることができるのか!?

第6話 ごめん
チームYとの試合をきっかけに、潔はランキングを上げ、チームZの中心となっていた。そして次の対戦相手は、双子の鰐間兄弟が率いるチームW。アイコンタクトと、恐るべきコンビネーションを武器に立ちふさがる鰐間兄弟。彼らは、かつて同じチームでプレーしていた千切豹馬に対し、過去のトラウマに触れ挑発する。千切はサッカーを諦めるために“ブルーロック(青い監獄)”に参加したと言うが…。そんな中、試合は久遠 渉の活躍によってチームZがリード。好調な出だしに沸き立つ一同だが、潔はフィールドに漂う違和感を嗅ぎつけていた。

第7話 滾り
裏切りによって、武器も作戦も筒抜けな上、12人対10人という絶望的な状況に追い込まれたチームZ。そんな窮地にあっても必死に足掻き続けるチームZのアツい戦いと、自分自身を信じ続ける潔の純粋なエゴが、燻っていた千切に火をつける。3-4の劣勢の中、千切が封じ込めていた武器と、胸の奥に秘められたエゴがフィールドを駆け抜け、試合を大きく動かしていく。

第8話 成功(ゴール)の方程式
なんとか一次セレクション突破の可能性を残すことができたチームZ。だが、裏切りによって1人欠けた10人だけでグループ最強のチームVとの最終決戦に挑まざるを得ず、ピンチは終わらない。引き分けでも脱落が確定し、勝利のみが突破条件という追い詰められた状況の中、潔はチームの勝利のため、そして自身でゴールを奪うため「ゴールの方程式」を手に入れようと、とある人物に会いにいく。

第9話 覚醒
運命を懸けたチームV戦。試合前半、チームVトップランカー、凪 誠士郎・御影玲王・剣城斬鉄の3人の能力に圧倒される。特にサッカー歴半年にして無敗を誇る凪&玲王ペアの圧倒的攻撃力は、潔たちチームZの心を折るには十分すぎるほどだった。勝利を諦めかけたその時、蜂楽 廻のプレーがチームZ全員の“エゴ”に火をつける。一次セレクション最終戦…極限状態の中、絵心が求めた“才能の原石共の覚醒”が始まる。

第10話 このままで
試合の中でそれぞれの武器とエゴを開花させていき、ついに同点にまで持ち込んだチームZ。完全に試合の流れを手にしたチームZだったが、その快進撃は、チームVの怪物・凪をも“覚醒”させてしまう。覚醒の連鎖の中、潔も自身の武器を使いこなす方法を見出し、戦い続ける。そしてエゴとエゴのぶつかり合いが生み出す“熱”は試合を傍観する久遠の胸にも響いて…。

第11話 最後の欠片(ピース)
久遠の自らを犠牲にしたファウルによって、チームZに最後のチャンスが生まれた。運命を懸けたラストプレーの最中、潔は、己の進化に必要な最後のピースを見つけ出す。“覚醒”と“進化”、エゴとエゴのぶつかり合う“ブルーロック(青い監獄)”一次セレクション、ついに決着!

第12話 二次選考(セレクション)
多くの脱落者を出しながら、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトは、二次セレクションへと突入する。これまでの仲間がライバルに、かつての強敵が味方へと目まぐるしく移り変わる過酷な二次セレクション。そこで潔は今までで最も強力なエゴイスト…天才・糸師 冴の弟にして、新ブルーロックランキングTOPランカーの糸師 凛と出逢う。さらなる進化を求めて、潔の戦いは新たなステージへとコマを進める。

第13話 TOP3
3人1組のチームで戦い、勝てば相手チームから選手を奪い勝ち上がっていく二次セレクション「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」サードステージ。新たなステージへとコマを進めた潔は、蜂楽、凪とチームを組み、凛が率いる新ブルーロックランキングTOP3に戦いを挑む。幸先よく先制したことで、今までの成長を実感する潔。だがその直後に凛が放ったシュートはフィールドの空気を一変させ、潔たちはTOP3との実力差を目の当たりにする。

第14話 天才と凡才
圧倒的な能力と強烈な“エゴ”を持つ凛のチームに破れた潔たち。戦いの末、蜂楽を奪われた潔と凪は2対2で戦うセカンドステージに後退し、仕切り直すことに。そんな彼らの前に立ちはだかったのは馬狼と元チームZの成早だった。負ければ脱落…後がない戦いを前に、マンツーマンでも勝つ“個人の力”という課題と向き合う潔と凪。しかし、その答えが見つからないまま、生き残りをかけた新たな戦いが始まった…。

第15話 喰
試合開始直後、圧倒的な“個人の力”によってゴールを奪う馬狼。さらに自分の武器に磨きをかけた成早にも翻弄され、潔と凪は苦戦を強いられる。馬狼や凪といった天才たちに追いつくため、そして“ブルーロック(青い監獄)”で生き残るために必死にゴールを目指す成早。同じくもがき続ける潔も、成早の動きから自身の“新たな武器”の片鱗を見つけ出す。敵と味方、それぞれの“エゴ”と意地がぶつかる極限状態の中、ついに潔に“進化”の時が訪れる。

第16話 三者融合(トライ・セッション)
激戦の末に勝利を掴み「適応能力」という自らの新たな才能に気付いた潔。新たに馬狼を加え、次なる戦いに向け3人で練習をすることに。互いに理解し合おうと試みる潔だったが、強烈な“エゴ”を持つ馬狼と凪はペースがあわず、それぞれの武器を活かした“化学反応”への糸口を掴めずにいた。チームとしての不安が残ったまま、因縁深いライバル達が次なる3対3の対戦相手として立ちはだかる。

第17話 ヘタクソ
スピード、フィジカル、戦術眼というそれぞれの武器を活かし、スキのないプレーを見せる千切、國神、玲王。一方、凪と馬狼の個人プレーでなんとか食らいつくものの、噛み合ったプレーができず苦戦を強いられる潔たち。敵チームのコンビネーションと、味方の個人プレーを分析していく中で、潔は自分の‘武器’の新たな使い方を見つけ出し、さらなる進化を遂げる。そして“エゴ”が渦巻く試合は、さらなる進化の波を引き起こしていく-。

第18話 主役の座(ステージ
お互いの武器を理解し合い高め合うことで、ゴールへの道筋を無数に描き出していく潔と凪。対して、さらなる進化を魅せた千切を中心に、國神、玲王も奮闘し、フィールド上では一進一退の攻防が繰り広げられる。そんな中、フィールドの王様(キング)であるはずの馬狼はその強すぎる“エゴ”故に進化の連鎖から取り残されていた。さらに、かつて圧倒した潔にフィールドの主役を奪われ、敗北を刻まれたことにより、馬狼はついに膝をついてしまう。

第19話 Dancing Boy
馬狼がフィールドの「悪役」として覚醒し、辛くも勝利を手にした潔たち。更なる“化学反応”を起こすべく、自分たちを“喰う”エゴを見せたただ一人の選手を奪いフォースステージへと駒を進める。一方、TOP3とともに次戦の対戦相手を探す蜂楽は、凛とのトレーニングの最中、自身の中の“かいぶつ”の存在を見透かされ、自身の“エゴ”と向き合うのだった。

第20話 超連動
潔たちは、かつて敗北し蜂楽を奪った凛率いるTOP3にリベンジマッチを申し込む。強敵たちとの戦いの中で“エゴ”と“化学反応”を繰り返しながら勝ち上がり、成長してきた全てをぶつけるため、4対4で臨む最終決戦の幕が上がる。それぞれが進化した武器を活かし、TOP3の超絶個人技に必死に食らいついていく潔、凪、馬狼、千切。しかし、蜂楽が放った1本のパスがゲームをさらに進化させていき…。

第21話 俺がいない
フィールドの全てを把握し未来を捉えた潔と、空間を支配する凪のコンビネーションが炸裂し、ついにスコア2-2に追いついた潔たち。そして、その一連のプレーが凛の闘争心に火を付ける。敵味方の能力を把握し、ボール・ポジショニング・思考…フィールドに存在する全てを支配していく凛のプレーに、再び追い詰められていく潔たち。混沌とエゴがぶつかり合う中、凛が支配するゲームを喰い破ろうと1人の男が密かに牙を研いでいた。

第22話 声
ようやく見つけた、圧倒的な才能を持つ“かいぶつ”達。その出逢いに喜ぶのも束の間…いつの間にか潔と凛の戦いに、自分だけが取り残されていることに気付く蜂楽。一方、試合は最終局面を迎え、馬狼というジョーカーを中心に一進一退の激闘を繰り広げていた。極限状態で覚醒していく潔、そして自身の“エゴ”と向き合う蜂楽が行き着く先は…。

第23話 LUCK
自身の理想として存在し続けていた“かいぶつ”を振りほどき、ついにエゴを“覚醒”させた蜂楽。これまで誰かを求めていた蜂楽が、己のゴールのために突き進んだ先に待っていたのは、そんな蜂楽の“エゴ”を信じて動いた潔だった。決死のカットに成功した潔だったが、空を舞うボールは無慈悲に、そして残酷に勝者のもとへ…。8人のエゴイストたちが火花を散らした試合に、ついに決着の時が訪れる。二次セレクション「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」突破チームは-。

第24話 時は来たり
凛に指名され、蜂楽と共に二次セレクションを突破した潔。5人となった潔たちを待っていたのは、世界的スーパースターたちとの5対5マッチだった。潔と蜂楽、凛の連携によって先制点を奪うことに成功するが、次第に別次元の実力を持つ世界選抜チームに圧倒されていく。それでも必死に食らいつき、自らの“エゴ”をぶつける潔たちは、最後の1秒まで抗い続ける。そして世界一のストライカーを生み出すための“青い監獄(ブルーロック)”プロジェクトは、新たな局面へと動き出すのであった。

投稿 : 2024/01/06
閲覧 : 63
サンキュー:

8

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はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2クール目の方が面白い杞憂なアニメ

デスゲーム系サッカーバトル。
馬狼が本筋に絡んでから急に面白くなる!

投稿 : 2023/12/31
閲覧 : 63
サンキュー:

2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

この作品の原作は未読です。
実はこの作品を視聴する予定はありませんでした。

スポーツジャンルの作品が嫌いな訳ではありません。
ですが、登場人物が男性ばかりで華が無いのが視聴を敬遠することに…
華が無い作品だってこれまで沢山視聴してきました。

前々からちょいちょい書いてきましたが、ソシャゲをプレイしている関係上、これまで以上に視聴時間が削られているので、インスピレーションで視聴する/しないを判断する傾向が特に強かったと自分でも思っています。

そして、私がチェックしているYouTuberさんが、この作品をメッチャ推しているんです。
これまでそのYouTuberさんが推している作品のアップ動画を色々見てきましたが、物凄く考察されていて公式と言っても過言では無いくらいのクオリティの高い動画を毎回制作されているんです。

そんな方が推している作品だから絶対面白い…とは思ってはいたものの、視聴時間が無いことに変わりはありません。
やっぱり断念…しようと思っていた矢先、幸か不幸かコロナに罹患してしまい、ぽっかり空き時間が出来てしまいました。
解熱剤を飲んでも39度を上回る発熱でしたが、沸き上がる好奇心には抗えません。
もう、チャンスとばかりに視聴しちゃいましたよ^^;


世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、
日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。

その名も“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。

集められたのは300人の高校生。
しかも、全員FW(フォワード)。

299人のサッカー生命を犠牲に誕生する
日本サッカーに革命を起こすストライカーとは――?

――今、史上最もアツく、
最もイカれたサッカーアニメが開幕する。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
私の推しているYouTuberさんの言葉に嘘はありませんでした。

メッチャ面白いではありませんか!?

確かに世界中に名を馳せている一流プレイヤーが究極のエゴイストかどうかは分かりません。
ですが、自分が絶対的王者としてチームに君臨し、貢献している自負は皆さんお持ちだと思います。

世界の名だたるプレイヤーを押しのけて優勝するのだとしたら、そのくらいのカリスマ性は必要なのかもしれません。
INTRODUCTIONに「サッカー人生を犠牲に…」と書かれていましたが、この意味分かりますか?

一度足を踏み入れたら最後、途中で脱落したらその時点が自分のサッカー人生の終焉を意味するということです。
この監獄から抜け出したとしても、2度とサッカーをプレイすることは許されないんです。
ここに召集された高校生は、将来プロサッカー選手を目指して全てを投げうってサッカーに向き合ってきたんだと思います。
それこそ、これまで自分にサッカーの無い人生なんて考えられないくらいに没頭してきたに違いありません。

つまり、彼らからサッカーを取ったら何が残るのか…?
それを彼らが一番良く分かっているから、みんな真剣になるんです。
この真剣さが成長に拍車をかけているのでしょう。
適度…かは分かりませんが、プレッシャーは時として結実までの時間を短縮する要素になってくれますので。

さぁ、物語は入寮テスト、1stステージを経て2ndステージまで駒を進めてきました。
当然300人全員が残っている筈もなく、脱落者は容赦なく切り捨てられてきました。
そして、いよいよここから監獄以外の選手もチラホラお目見えするようになり、再び大きく物語が動いていくのでしょう。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、UNISON SQUARE GARDENさんによる「カオスが極まる」と、ASH DA HEROさんによる「Judgement」
エンディングテーマは、仲村宗悟さんによる「WINNER」と、UNISON SQUARE GARDENさんによる「Numbness like a ginger」

2クール全24話の物語でした。
正直コロナに罹患しなければ視聴していなかった作品でしたが、こうして巡り合うことができました。
しんどいので、もう2度と罹患したくはありませんが、このピンチをチャンスに変える…的な休息は自分にとって相応のプラスになった気がします。
続編や劇場版の情報を引き続きチェックですね。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 95
サンキュー:

11

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Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた

【レビューNo.93】(初回登録:2023/11/4)
コミック原作の2022年作品。全24話。
今期の秋アニメも80本位あるんでしたっけ。もう多すぎでゲンナリですね。
今期は新規分は最小限に留めて、古い作品や2期が決定してる作品のレビューを
中心に活動してみようかと。
(他のレビュアーさんの評価から面白そうなのを後追いでもいいかと)
で、古い作品紹介が続いたので2期決定分として、まずはリアタイでレビューし
そこねた本作について重い腰を上げることに。

(ストーリー)
日本代表がサッカーW杯を2010年大会以来、8年ぶりにベスト16で終えた2018年。
日本フットボール連合は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成すべく、ユー
ス年代のFW300人を対象とした青い監獄プロジェクトを起ち上げ、ブルーロック
と呼ばれる施設を建設する。
この強化指定選手に、高校サッカー界では無名の潔世一も選ばれる。
ブルーロックでは世界屈指のストライカーを育成するために
・数々の選考試験を実施し、FW300人が生き残りを懸けて戦う(サバイバル)。
・失格者は日本代表入りの資格を永久に失う。
という過酷なものであった。
そして当プロジェクトの責任者である絵心甚八が声高に言い放つ!
「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない!!」
その言葉に後押しされるように、選ばれた猛者達がブルーロックの扉の向こうへ
と駆け出していくのだった。

(評 価)
・衝撃的な幕開けも内容は割と普通のサッカーアニメ
 最初は
 「FW300人のサバイバルゲームってどんな作品やねん?!」
 という感じでしたが、内容は割と普通のサッカーアニメです。
 {netabare}・ウォーミングアップ程度の「入寮テスト」で最初の脱落者を選定すると、
  1次選考では11人で即席チームを組みリーグ戦という、極めて普通にサッカ
  ーをします。(正直ちょっと拍子抜けだったw)
  その後の2次選考も2〜4人のミニゲームと、この辺もサッカーの選考試験と
  しては、まあ普通かなっと。
 ・登場する選手も、今までのサッカー作品でよく描かれているタイプの「スピ
  ードスター」「天才ドリブラー」「フィジカルモンスター」等さほど目新し
  さはありません。
 ・でも魅せ方は上手いので、普通のサッカーアニメとして十分楽しめます。
  ・キャラの掘り下げや作画、ここぞいうシーンのカットやエフェクト等基本
   的な部分はしっかり抑えている。
  ・基本はチーム戦。個性が強いキャラ同士がぶつかりながらも、互いの良さ
   を引き出しながら勝ち残っていく王道展開。
  ・その上で「個」、自分の成長なくして生き残りはありえない訳で、
   ・自分の現状把握および今できる最前手は?
   ・成長の過程で互いの個性を喰らい合う熱い「出し抜き合い」etc
   後述しますが、「生存戦略」的な部分はかなり見応えがあります。
   始めは傑出した武器がなく苦悩する潔ですが、必死に足掻くうちに自分の
   可能性に気づき、ストライカ—として生きる道に光を見い出すという主人公
   成長物語がしっかり描かれていますので、作品に安定感がありますね。
  ・そして試験毎にチームメイトが変わり、この展開が早いので、
   「強敵だったアイツが今度は味方に!(その逆も然り)」
   というバリエーションの豊富さも、この作品の魅力の一つと言えます。{/netabare}

・いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた
 最初は普通のサッカーアニメとして観ていたのですが、途中から違う感情を抱
 くようになりました。
 ・「もしドラ」って、そもそものコンセプトは「ドラッカーのマネージメント
  理論」を高校の野球部に落とし込み、分かりやすく理解してもらおうという
  ものだったはずなんです。結果はまあ・・・
  {netabare}本作は絵心の言葉や潔の思考過程等が
  「受験やビジネスに応用できる自己啓発本や成功哲学的な発想やん!」
  って感じなんですよね。
 ・例えば潔の言葉
  「変わるってのは自分を壊すことからしか始まらない。」
  → これってビジネスでよく語られる「ゼロベース思考」の発想だよね。
  また絵心の言葉
  「”たまたま”勝つな。勝つべくして勝ち獲れ。」
  に代表されるように、本作では「再現性」とその「方程式」の話が度々出て
  きますが、これも受験や自己啓発の心得等でよく出てくるテーマですね。
 ・上述潔の成長物語が心に刺さるのは、単に「根性論」とかだけで頑張るので
  はなく、その思考過程が論理的に順序立てて組みあがっていく様に説得力が
  あり、視覚効果も上手く活用して(パズルのピースがはまっていくような描
  写等)面白く演出されているからなんだと思います。まさに
  「成功哲学を『一流のストライカー育成』に落とし込むとこういう思考手順
   になります。」
  みたいな。
 ・それにこの年娘が丁度受験生だったから、娘に口酸っぱくいってた言葉が、
  絵心語録等とカブってるやん!!ってのが結構多かったんだよなwww{/netabare}

・「絵心甚八」とかいう優れたプレゼンター
 そしてこの作品のもう一つの魅力が、絵心甚八の優れたプレゼン能力ですね。
 同じアドバイス等でもそれが響く状況やどういう言葉が自分にしっくりくるか
 というのがあると思うのですが、絵心=原作者はそういうところが上手いなと。
 {netabare}・絵心語録の一例ですが、
  「才能という熱い原石は磨かなければ自己満足のゴミと化す」
  「”絶望”しても尚戦わんとする人間に”夢を叶える”能力は宿る」
  「才能とは『己の能力を証明する力』のコトだ」
  ホントに言葉選びがキャッチーですね。これを神谷浩史さんの絵心らしい不
  遜な演技で見せていくという・・・
 ・それに日本フットボール連合の老害どもに、ガツンとかます様など絵心のキ
  ャラはハマる人にはとことんハマるんだろうなっと。
  私も途中からは、絵心を楽しみに観てたところがありますね。
  ただみる人からみると「イキった厨ニキャラ」というアンチ的な層も一定数
  いそうですがw{/netabare}

上述のように普通のサッカーアニメとしても高水準を保っていると思うので、そ
れだけでも十分面白いですし、絵心の言葉や潔の思考過程等に注目すればまた違
った面白さがあると思います。
本当中高校生なんかが、そういう成功哲学や論理的思考の入門書として勉強する
上でも結構役立つ教材だと感じるのですが。
(結構受験勉強等に応用できる内容も多いかなっと。
 ただそこを読み取るにはそこそこ力がいりそうですが。)

投稿 : 2023/11/13
閲覧 : 307
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10

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ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エゴいは絶対に流行らない

面白いところは超面白いし激アツなんだけれど、物語はサッカーという球技と潔という論理データ的な主人公という視点から展開される以上、盛り上がるまでを“仕込み”としているから正直盛り上がる部分以外はあまり面白いと思って見る事が出来ない。特に一次セレクションは一試合ごとに焦点を当てるキャラを決めてそれを中心にして回していくから、まだ紹介段階というのもある

でも二次セレクションからは試合の人数が減ってそれぞれがどんな武器を持ってどんな試合の展開をしていくのかということを、自分の能力を理解した潔という主人公がそれぞれの選手がどう動いてフィールドの未来が訪れていくのかを一緒に追えて、それを学習しながら描いていく潔を見ているのは面白いし、それを喰って更に新しい未来を見せてくれるのを追っていくのは更に楽しい

この主人公から見えるキャラ各々の武器とスタイルを分析して更に理解を深めていく事で新たな視点を見、それを生かして自分のプレーへとしていく構成は、1次では試合の重要な場面で決める一種の奥義みたいなものだったけれど、2次ではそれを主体として自分自身で構成していき動かして自分も動いていくという所まで進化しており、1次セレクションの試合では通常の試合が流れていく中でハイライト的に見せてくれる主人公の活躍に燃えたけれど、2次では潔が見ているフィールドの状況からどの様に自分は動いていくのかを鮮明に描いて、各人の武器、それを論理的に打破していく展開をドンドン繰り返してドンドン進化していくとても面白い展開の目白押しだった

2クールやって大正解。1クールの紹介段階ではここまで話題になってなかったと思う
というかエイトビットにここまで体力があったことに驚いた。まぁ二桁話もいかないくらいから総力戦みたいなクレジットの多さだったけれど、一部を除いて作画は安定していたし、試合もしっかりと動くところは動かしてて取捨選択が上手くいった結果何とか作り切れた感じかな。バンナムと講談社の賭けた作品だけあってちゃんと作り切っていて、東リべが死んで進撃がもう今年終わってしまう中で、何とか次の作品を出すことが出来たマガジン。今後の展開もスムーズに進めてくれて良かった


どれだけ話題になろうともエゴいは流行らない

投稿 : 2023/09/07
閲覧 : 149
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9

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イナズマイレブンとは違う

イナズマイレブンとは違う少し超次元要素が入ったサッカー!

投稿 : 2023/08/21
閲覧 : 87
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2

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徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

FIFAもIOCも金儲けに傾きすぎ

原作未読(2023.7)
プロ系フットボール作品のひとつと思っていいのかな?”アオアシ””ジャイキリ”等あるけど好みはそれぞれだと思う。そういやW杯時”サッカー”なのか”フットボール”なのかみたいな論争もあったけど、発祥とされるイングランドではフットボールなんだからフットボールでいいんじゃない?
しかし、2022W杯は個人としてはABEMA様々で50試合以上視聴できた。こんな事初めてで本当に有難う(ウマ娘課金ユーザー様有難う!)。メッシやクリロナ、一時代を作った名選手のおそらく最後のW杯をハイライトではなく、存分にプレイ姿を堪能できたのは本当に最高だった。感謝しかない。
脱線してしまったが、この作品は正にW杯開催時に放送されており、実にタイムリーだったと思う。確か”三苫選手”とコラボのアプリゲームも展開してたなぁ(メディアミックスはこうでなくちゃね)。
また脱線したが、物語は正にW杯で日本代表が優勝する為に、世界最高の”ストライカー”を育成するという名目でJFA公認のプロジェクトである”ブルーロック”という施設(監獄)に高校生を放り込み”蠱毒”の如く競わせるというものである。
中々、主人公の成長過程においての分析や解説、理論等は説得力があり、単に”ボールは友達”で奇跡が起こる世界のサッカー少年のバイブル的某漫画とは違う。のだが、残念ながら御都合ワープが随所にみられ、やや某漫画と同等の物理的、身体的、時間的ファンタジー要素が強めである。なのでせっかくの論理的、現実的思考も無意味に思えてくるのは残念だった。
日本のW杯優勝への道筋を素人なりに語り出すとまた、脱線するのでやめておくが、おそらく”俺が生きてる間には無理”というのはわかる。あるとすれば、移民大量受け入れと国籍取得簡潔化及び競技ルールの大幅改定があれば・・・といった所かな。

私のツボ:急にボールがきたから・・・

投稿 : 2023/07/01
閲覧 : 122
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1

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たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

展開が熱いしキャラが立っており見せ方が上手いと思う。

普通の部活ものとは違いオリジナル設定が特徴的なサッカーアニメ。

ブルーロックが強力なストライカーの育成に特化した施設というのが面白い。
現実のサッカーでは結構な間、得点力不足なんて言われてたけどそれを踏まえて思い付いたんだろうか。
得点力不足の日本サッカーに対してケンカ売るようなセリフがあったけどサッカーファン的にはどう思ったんだろうか(笑)
まあ近年は日本が強くなったので得点力不足という言葉は聞かなくなりましたが。

ブルーロックに入る試験から脱落者が出るのでデスゲーム的な感じ。
負けたら終わりという状況だし、俺が俺がという我の強いキャラばかりなのでギスギスしているがヘイトを溜めるようなキャラはほとんど居ないので不快感は無い。
馬狼なんかは自己中でちょっとムカつく感あるけど挫折させてからの覚醒を描いているのは上手いというか良い意味で卑怯だなと思う(笑)
久遠の裏切りはムカついたけど、生き残るためにどうすればいいのか考えた結果の行動なので褒められたものではないがそういうのもアリなのかなと。
デスゲーム的な展開においてある意味象徴的なキャラなのかもしれない。

他のキャラも過去を描いたり試合中に弱みを見せてからの活躍があり、キャラ数の割には捨てキャラがあまり居ないのは凄いと思う。(出番が少ないキャラは居るけど仕方ない。)
キャラを見せるにしても回想が無駄に多いとかやらないし、いちゃつかせたりしないのは良い。
キャラの名字が変わってるけどその分覚えやすいのもプラス。

二次選考のやり方が上手かった。
人数を少なくすることでキャラを濃く描けるし、勝てば相手チームから一人引き抜けるので次の試合で違ったチームを描ける。
見てる方にはわかりやすかった。

メインぽいキャラが脱落していくのは良かった。
流石に蜂楽あたりは落ちないだろうとは思ってたけど國神が脱落したのは思い切ったなと。
國神好きだったんで残念だけど、思い切りや大胆さがあった方が面白い。

この作品は女性人気高いらしい。
ソースはアイドルのSNSですが(笑)
言い方悪いけど女性に媚びたシーンを本編に入れず、最後のブルーロックあでぃしょなる・たいむという別コーナーに持ってきたのはとても良かった。

2クール目のOP
ASH DA HEROのJudgement大好き。
聴くとテンション上がります。
UNISON SQUARE GARDENの楽曲は良いんだけど声が好きじゃなんだよなぁ。
それと仲村宗悟も楽曲は良いと思うが本人はあまり好きじゃない。
ファンの人ごめんなさい。

野暮な指摘だけどランキングによって食事に差が付くのおかしいと思う。
スポーツにおいて食はとても大事なのにそこを疎かにさせたらプレーに影響出るんじゃないの?って思う。
ましてや10代だし身体作りしなきゃいけないのに。

放送のほとんどがサッカーやってるシーンなのは良いのだが、二次選考からはキャラを絞ってる分ちょっと冗長に感じた。
そこが悪い点なのかなと思うけど面白かったのでそんな不満ではない。
日常シーン多めのスポーツアニメよりは全然良い。

サッカー詳しくないのであまり考えずに見れた。
ブルーロック始まる前はアオアシがあったけど同じサッカーアニメでも全然違う。
地味で堅実なリアル路線のアオアシに対して派手でオリジナリティーが光るブルーロック、どちらも面白かった。
潔とアオアシの葦人はパスを出すという点では役割的に被ってる所があると思うし比べてみると面白いかも。
どちらかというとアオアシの方が好きかな。
シュート?昔やってたのしか知らないなぁ()

2期も見るけどダレないかちょっと心配。
原作読んでないけどずっと選考試験なのもなぁと思う所はある。

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 157
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3

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これ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想よりもはるかに楽しめた

個人的満足度SS
サッカーのアニメで熱血スポーツ系かと思えば
サッカー×デスゲームの新しい切り口で見せてくれたアニメ
なんとブルーロックの戦いに敗退すると今後二度と日本代表になるチャンスを失うことになるっていう
なかなかに緊迫感のある設定

楽しめたのは特に後半クールのかつて強敵だったヤツらとチームを組んで花いちもんめ形式で勝ち上がっていくっていう展開めちゃめちゃ胸熱でした

投稿 : 2023/06/11
閲覧 : 105
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2

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STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 内容的にはサッカーをモチーフにしたスポーツものに、サバイゲル系デスゲーム要素を加えた
もので、なかなか面白いコンセプトの作品。
 敗者が本当に死ぬことはないが、代表資格を永遠に失うというサッカー選手としての死とは
言えそう。
 とは言え、絵心 甚八や帝襟 アンリの日本フットボール連合内での立ち位置を見るに、敗者の
代表資格を永遠に奪うほどの権限があるようには思えないんだけど。

 多くのスポーツものにおいてはチームワークは重視しすべきもので、才能のある敵に対して、
主人公が抗う術がチームワークだったりするのだが、本作において重視すべきは
ストライカーとしてのエゴという、従来のスポーツものに対しての逆張り的なもので
あるところが面白い。
 もっとも絵心のトライカーの性質論などは頷ける部分もあるも、現実的には全面肯定は
できなさそう。

 状況が異常なだけに選考試合も通常ではない方が面白く、そういう点で二次選考の勝ち
チームが負けチームからメンバーを取っていく、はないちもんめ的要素が面白い。
 ここでは他者から見た自分の価値といったシビアな要素が見られるのも興味深いところ。
 選考過程において、重要そうなキャラが結構脱落していく。
 この辺は勿体無い感もあるのだが、このプロジェクトの非情さを改めて感じさせるし、
ストーリー的にもインパクトあるものにしているような。

 設定やテーマ性など、あらゆる部分が異質なスポーツものであるが、主人公が成長することで
窮地を脱していく過程は結構王道な印象。

2023/05/27

投稿 : 2023/05/27
閲覧 : 103
サンキュー:

1

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

秀逸

アニメの立場的にね

別にこれが悪いといえんが
24なんだよな~

諄い

投稿 : 2023/05/26
閲覧 : 62
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0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マンネリなスポーツアニメの王道に飽きてから見るアニメ

皆でインターハイなどの大会を目指しチームで戦うスポ根ものとは少し違った作品。ファオワードだけを集めてエースストライカー育成するためにバトルロイヤルしていき、前半と後半で仲間がシャッフルされるのも面白く目新しいストーリー展開。
このように書くと子供向けな感じがするが、少年誌的な魅力が詰まってて飽きることなく最後まで見れた。
また、キャラ数は多いが特殊能力が個々のキャラを支え、それぞれが成長していくスポーツ漫画の王道的展開が多く見やすい。

100点中78点

投稿 : 2023/05/25
閲覧 : 105
サンキュー:

2

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2クール目は面白かった

{netabare}
2クール目と1クール目でこれほど楽しめた度合いが変わった作品はこれぐらいかもしれない。
体感としては、
1クール目:物語1.5 キャラ1.0
2クール目:物語4.5 キャラ4.5
という極端な評価。
2クール目が面白かったというよりは、1クール目がつまらなかったという感じで、2期の範囲も楽しめる気がする。

順番に1クール目の酷評から書くと、1クール目はサッカーじゃない。
最初の鬼ごっこみたいな種目は、どれだけ屁理屈を並べても効果的な選別法とは思えないし、第1審査も、各チームの人数が多すぎてまともに選別ができるとは思えない。
そんな割にブルーロックを追放されたら、サッカー選手への夢を捨てなければならないのは意味不明で、つまらないデスゲームもの程度にしか見えなかった。
第二ゲームに関しても、まともなサッカーではない。
相手チームに買収された裏切者がチームにいるというw
相手チームも、そんな卑怯な戦い方をしている癖に煽りまでするというこの上ないほどのヘイトチーム。
その裏切り者久遠が反省した後今度は、相手チームの選手に意図的なファールをして退場、しかもそんな卑怯な戦い方のわりに主人公たちからは称賛されるし、まるで良いことをしたかのような描かれ方。
サッカーアニメとして血管が多くて、2クール目がいくら面白かったとはいえ、1クール目に関しては再評価はできない。

けど、2クール目に関しては1クール目が何だったのかってレベルで良かった。
考えようによっては卑怯な戦い方をしないと勝てないような奴らは第1審査で落ちているからか。
試合が面白かったというのもあるけど、審査方式が1クール目に比べて理に適っているから変な疑問を抱かなくて済んだ。
1クール目で表示されていた順位は実際は200位ぐらい繰り上げられていた順位で、危機感を感じさせるために細工がされてたというのは上手いなぁと思った。
第2審査の内容も、選ばれなかった側のことを考えると残酷な選別法ではあるけれど、この作品らしいし、実際個々の能力、存在意義を図るにはベストな方法と思えたかな。

何より2クール目は(比較的)ちゃんとしたサッカーをやってた。
馬狼の存在のせいでチームワークが滅茶苦茶というのはあったけど、最終的にどの試合も盛り上がってたから問題ない。
凛という好敵手・目標もいて熱い展開だった。
それに、潔視点だと無敵に見える凛にも同様に敵わない相手がいるように、それぞれのキャラが各々別の目標を持っているのもこの作品のいいところ。
そして、試合に勝った後に誰を選ぶかで、身内贔屓をするのではなく、自チームにとってより有益そうな相手を選ぶのはこの作品らしさが感じられて良かった。普通の漫画なら身内を選んでそうなところを。

サッカーの試合は、各々が自分の得意なこと(先読み、足が速いetc)一つを武器としていて素人でも分かりやすい。
第2審査は1チームの人数が少ないのもあって、すべての試合で敵味方全員に存在感あって良かった。試合の概要も把握しやすかったし。
負けても即アウトというルールでもないので、最後までどちらが勝つか分からず、緊張感もあった。
実際一番最後の試合の結果は予想外だった。
まあ、結局元チーム全員が通過してるから問題点は一切ないけど。
運を掴みやすい行動を咄嗟に取れた点で凛の方が上だったのは納得できるけど、結局確率を高めたとはいえ運であるのは変わりないし、凛の悔しさも理解できる。
世界チームとの対戦はまあ流石にあんな感じになってしまうか。
諦めてないものだけが悔しがれるというのはなるほどなぁと。
絵心くんの言うことにはほぼ毎回確かになと思わされる。

作画に関しては、試合中に所々でCGが入ったりしたのは残念だけど、大人数スポーツが故の仕方なさはある。
少なくとも連続2クールで目立った作画崩壊などがなかっただけでも上出来かなと思う。

評価 59/100点
ベスト回 17話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆2
ド正論やめたれw 障害者ムーヴやめろ。
青森のメッシとかいう何とも言えない肩書き。デスゲーム始まりそう。
なんだよそのあほらしい試験。日本代表バカにしてんの?
この茶番みたいな導入 あほくさ…。1人下おるやん。
ここで負けたら日本代表になれないってなんだよw それ先説明しとけ。
鬼ごっこ? は? ただの喧嘩じゃん。これシュート枠だった?
主人公の信念も早速ぶれた。仲間平気で見捨てるの全く好感もてんわ。
なにこれ、期待してたのが馬鹿みたいだわ。

2話 ☆3
シュート撃つ側は百歩譲ってその理論で意味があるとしても、逃げる側は一切サッカーに関係ないだろ。
まあこういうサッカーアニメあっていいのかもなぁたまには。
化身かな? 出た、よう実みたいなしょうもない設定。
ほんとどうせなら11人選定しろよw
この設定だとチームに有能が1人居たとしても勝てないよね。

3話 ☆3
小学生のサッカーかな? アオアシかよ。しょうもな…。寝落ちしそう。
野球とサッカーの比較は理解出来ないことは無い。

4話 ☆6
将来的に敵になるしな。傀儡師かな?
いや、さっきまで後ろにいたのにどうやってそこに回り込んだ?
今作画凄かったな。今回真っ当にサッカーやってて良かったよ。

5話 ☆7
傀儡師。米津玄師みてぇ。ただのカウンターやんけw 面白いな。
このイキリメガネ消せ。クズで草。
まあこの手のアニメの主人公はこれぐらい吹っ切れてた方がフラストレーションにならんわ。なんか最初があれなだけで真っ当になってきたな。

6話 ☆0
相手のキャラデザ嫌い。キャラきもすぎだろ。
愛て強そうに出てきたのに決められまくってて草。
草、最初のパスで取られるとかこいつらやる気あるんか。
あほくさすぎだろ。こいつ相手チームのスパイだろ。
いや、マジでそうなのかよ、ほんとつまらん。しょうもな...。
この二人の実力を感じられない。反則の賜物なだけじゃん。
最近のサッカーアニメってカスみたいなのばっかだな。

7話 ☆1
しょうもな…。なんでチーム内でこんな分裂してんだよ。
まともなサッカーアニメって存在しないの?
まだネタになる分シュートの方が面白かったわ。
12対10なのになんでこいつらこんなにイキれるの?
今年最低クラス。結局運任せやん。
反則して負けたら切れるのダサすぎて草。
最下位区分でこんなイキり方してんのかよ。

8話 ☆3
親殺ししそうな勢い。浅野のことか?
この裏切り者ベンチ送りにしとけや。
イキってるけど所詮この人数の中の221位という事実。

9話 ☆7
まともなサッカーやってたら面白いんだが。
あの裏切り者はどこいった? 言うてもお前200位台だろ定期。
ただの長距離のドリブル 寒い展開しなければ面白い。

10話 ☆0
当たり前だw ドリブル前に誰も周りにおらんか確認しろw
白髪ここで落とすのもったいないだろ。
まともにサッカーしてたらやっぱり面白いな。は? ファールで草。
まともにサッカーしてないからつまらんな。普通に覚醒展開にしろや。
何だこのアニメ。咎めておきながらあの久遠の行動を肯定するの?
このカス主人公。有り得んわ。

11話 ☆5
ラフプレークソチーム。俺が信じたサッカー(故意的なファール)
あのプレー賞賛するの草。なるほど。
上がいると錯覚させる手段は確かに有効そう。
1人しか生き残れないと言うのもはったり説あるのか?

12話 ☆8
ディフェンダーにもシュート打たせるんか。意外と普通に突破。
このレベルの試練連続ってこれ疲労ヤバそう。見捨てられてて草。
置いてかれたヤツ3人で組め。意外と脱落者少ないなそのルールだと。
強い奴は最初弱いチームいた方が良さそうだな。

13話 ☆8
サッカーやってると面白い。サッカーは殺し合い。
3番のキャラが寒すぎxる。まあシュート狙われるわな。
1番地味だけど、強いストライカーはもういるし妥当な選択か。
これ新OP?

14話 ☆7
元カノの話。で、こいつらは誰なん? ここまでで出てた?
そりゃこんな自己中プレーじゃ選ばれんわな。
ナルハヤチームにいたの覚えてないわ。

15話 ☆9
克服する前にもう1人が決めそう。チームバランス良くて草。
なるはやも主人公みたいな扱いなのいいな。
凪はライバルみたいな雰囲気w アシトか? ロボが有能なの珍しいw
トレースオン! 凡人ながらの工夫が双方から感じられていい。
友情ごっこするんじゃなくて勝つためにバローをちゃんと取るのがいいわ。
ユニゾンがEDなの珍しい。

16話 ☆6
思ったよりクソな性格では無い。ただの綺麗好きじゃんw
紫ネトられて病んでて草。
どちらかと言うとバロウがガイジプレーしてるだけでは。

17話 ☆9
この自己中さぁ。下手くそはお前だw
こいつ一匹狼じゃプロサッカーで通用しないって気づかんのかな。
ねとられて病んでて草。上手いフェイントだ。
こっちの下手くそは正論なんだよな。

18話 ☆7
ただのサディストか。なんでそんな低いパスをその距離で出すw
結局バラバラじゃねーか。
でも潔を囮として使ったのはチームワークと言うのか?

19話 ☆6
逆張りチョイスやめろw 希望通りちゃんと見捨てられた。
ナレーションが合ってない。

20話 ☆8
こいつらのチーム蜂楽と糸師以外空気だよね。
けど、馬狼以外は協力してるよね。
お前しか止められんなら凪と役目変われw
先読みがすごいってスポーツ漫画においてかなり描きやすそうな設定だ。
意外と普通に勝ててるな。本気か。

21話 ☆7
協調の方が大切だぞ。向こうはちゃんとパス回してるのに。
もうずっとマークしとけよw 凛初心者相手だと読めない行動多そうw
要するに馬狼に食われてるってことだけどいいんか?
自己中しかいねえ。

22話 ☆8
味方はなんで潔の行動についていけるw ずっとマークしとけ。
まあ選ばれんだろな。馬狼がパスを出した。友達を見捨てるな。
要するにホモ。もうあいつ一人でいいんじゃないかな。

23話 ☆8
負けるんかい。偶然なのは向こうも敗北感凄いだろな。
偶然なのに読まれての行動だったと捉えてる? HIKARU 負け確定。
味方になったらネタキャラ化。ちゃんと英語で喋るんか。

24話 ☆9
極上だ…。イギリスさんw まあボロ負けするわな。
悔しがるということはそういうことだな。111がイキってて草。
ストライカーが一番偉いことは無いだろw

曲評価(好み)
OP1「カオスが極まる」☆7
OP2「Judgement」☆7.5
ED1「WINNER」☆4
ED2「Numbers like a ginger」☆5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 162
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テーマやコンセプトは良かった。2クール目が冗長すぎました。

サッカー漫画として、テーマ性は秀逸だったと思います。エースストライカー不在のジャパンと、三苫の活躍を考えると確かに今日本サッカーに足りないのはエースストライカーでしょう。

 そして、サッカーの要素として何を重要視するか、というコンセプト部分もアップデートされた視点で説得力がある話でした。

 少年漫画ですので荒唐無稽な舞台設定なのは特に気になりませんし、それはレベルが低いという意味ではなく舞台設定がプロット・キャラと合わさって、アニメ(漫画)のストーリーとしてちゃんと面白く迫力ある形で機能していたと思います。

 ただ、残念ながら少年漫画の弊害でもありますが、長い…冗長ですね。試合にどれだけ時間かけるんだよ?という気がします。スポーツ漫画にありがちですけど、導入部分はものすごく面白いし、主人公が困難を乗り越える、成長過程にある、周囲と摩擦がある、間は面白んですけどその辺がどんどんパターンにはまって行ってしまい、冗長感がでてしまいます。

 人気漫画故に引き延ばしなのか、試合が描きたいというモチベーションが高いのか。週刊連載で毎週見る分にはいいかもしれませんが、アニメだとさすがに間延びします。アニメ制作者はこの辺はチューニングしてほしいなあとスポコンを見る度に思います。

 結果として作品それ自体の時間経過も曖昧になって中止の判断とかわけがわからないことになってます。まだ、始まってもいないじゃん、という感じですが、展開ありきになったのでしょう。
 それと超一流のサッカー選手を1億円じゃよべないでしょう。1試合とはいえ…

 その一方、2クールで終わって俺たちの戦いはこれからだエンドですから、始末が悪いですね。1クール目が80点超だとすると2クール目は60点です。したがって、平均で70点だけど終わりが悪いので67点という感じです。

 スポコンのアニメ化はまあ動いている画面を見せるという意味もあると思いますので、作る意味がないとは言いませんが、アニメを作品として評価するとやはりかなりの減点要素になります。短期決戦のスポコンを作るなら、そこは工夫してほしいなあ。

 結論は、テーマやキャラ、舞台設定はよかった。1クール目はかなり面白かった。ただ、2クール目が冗長であきました。結果的に面白い部類だけど、あまり高い評価はできないアニメで終わりましたね。







12話 テーマが明確でメチャメチャ面白い。D.B.とキャプ翼に喧嘩を売った?

{netabare}  12話まで視聴。こんな面白いと思いませんでした。ワールドカップ見たばかりだからでしょうか。私はワールドカップとユーチューブのゴールシーンのみ、完全にわか野郎なので詳しい事は分かりません。しかし、スポーツのみならず、閉塞した日本あるいは世界において、強制的に変えて行かないと、いつまでも変われないという感じにものすごく共感できます。

「ドラゴンボール」完全否定ですね。私もそう思ってました。覚醒って知識と考察と経験といろんな蓄積の混沌としたものが、何かきっかけに結びついて一つの力になるという感じが完全同意です。
 あのいがぐり頭のモブみたいな五十嵐栗夢君はクリリンに見えますけど、どうなるんでしょうか。(石崎君みたいでもあります)

 そして立花兄弟のパロディが出てましたね。「キャプ翼」でも負けてましたが、しかしあの分かりやすいパロディは笑ってしまいました。ゴールキーパーも適当で若林君も若島津君も出てこないですし。

 発想としてはサッカー版「あずみ」で、日本の勝ち残り系のバトルマンガのテンプレではあります。
 個性が大事、自分らしさとか言葉だけで、具体的に何の指導もできなかった、日本教育への強烈なアンチテーゼが感じられます。自由競争社会こそ正しいというリバタリアン的な発想も見られるので、どこにたどり着くのかスッゴイ楽しみです。新しい提言が生まれればもっといいですね。

 この作品を見ていると、Jリーグの他のどの選手よりも、中村俊輔さんを思い出したりします。あのノートラップのシュートとか、ゴール右隅へのミドルシュートとか。彼はヘディングも右脚も使えないと言われていましたが、左特化の天才ストライカーでした。
 そして主人公ですけど、本物の超一流のサッカー選手って、たとえば高速道路で車を運転していると、どこにどんな車があるのか、前を見ながら360度わかると言ってましたので、この空間把握能力の重要性は多分正しいのでしょう。

 そして、主人公が経験と理屈と自分自身を考察して力に変えて強くなってゆく様子は「ベイビーステップス」をちょっと思い出します。あのマンガにも虎の穴みたいなテニススクールが出てきますし。

 アニメそのものはキャラはテンプレも結構いますし、何より萌えが好きな私としては、女性キャラ少なすぎ問題はありますけど、しかし、本作は一人も女性を出さなくても良かったかもしれません。
 あの司令を出してる男って、すっごい既視感があるんですけど、誰だか思い出せません。思い出したら追記します。デスノートのLにはちょっと似てた?


 2クールみたいなので、まだ、途中でいいんでしょうか。一応評価点は入れておきます。
 いや、こんなに面白いと思いませんでした。あ、サッカーボールのCGのゆっくり過ぎはちょっといただけないかなあ。それくらいです。{/netabare}


13話 キックオフでダイレクトゴールってルール違反だろう?と思ったらルール改正してたんですね。

 この作品、サッカーそのものというより人間ドラマが面白いので、あんまり試合みたいのが続かないでほしいかなあ。


16話 23年1月30日 ブライトン×リバプールのアディショナルタイムの三苫のスーパーゴールは見ましたか?

{netabare} 3タッチが全部空中に浮いてました。あの小さなフェイントのセンスは人間の脳みそに可能なのが信じられません。試合ごとに進化している姿はブルーロックそのものです。イギリスでもリアルブルーロックと言われていました。

 理論×個人技による突破。最近のシステム化したサッカーに不足しているストライカーへの進化そのものです。ブルーロックは果たして荒唐無稽なのかどうかは三苫の進化を見るべきでしょうね。

 ちょっと3オン3の試合が長引いていて若干飽きが来たところに三苫のゴールでブルーロック再び見直しました。丁度凪のタッチがありましたし。 {/netabare}

投稿 : 2023/05/09
閲覧 : 313
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8

オオカミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

二次創作界隈が賑わう理由がわかった

それぞれのキャラの背景が散りばめられたストーリー構成で、あと本編以外でのキャラとキャラのやり取りがアニメ終わりのアディショナルタイムというミニコーナーで行われるのがまた◎!
支部の腐や夢界隈が楽しめるようなカップリングが沢山作れそう、また原作は未読だがこれからも沢山のキャラクターが出てくると思うので二次創作好きにはオススメ作品。
サッカー好きからしたらサッカーをしているかどうかはちょっと分からないが、温度感で近いところで言えば、黒子のバスケとかだと思う
でもテーマの世界一のストライカーを作るというのはあまりにも新しいしアイデアが天才。原作が最高なのは明らか。
サッカーの知識はミリしらでも問題は無い。
逆にスポーツ系のアニメの醍醐味の努力、成長に特にフォーカスされていて、サッカーのストライカーのエゴを全面に出した世界観、そして視聴者が置いていかれない説明や描写で本当に良作です。

opやedがすごい豪華なので音楽面も○

作画も大きな崩れとかは気にならなかったが、インクの感じやなんかディズニーのモアナの溶岩の神様みたいな見た目のモノや、喰種のお目目みたいなのが出てきたり所々面白い演出だなーと思いながら見てました
この既視感誰かに共有したい

一気見したい人には2期とかが来てから一気に見た方が良き。
原作が読みたくなるくらい1期はまだまだこれから俺らの冒険が始まるぜ的なところで終わったので...

お気に入りの作品の1つとなりました

男性向けかと言われると多分違うなという感じ
でも楽しめる構成ではあると思うし実際にこういう選手いるのかなとサッカーにも興味が出てくる内容であると思います

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 125
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4

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不可逆的な加速

【魅力的に思った点】
・キャラが立っており、各々の掛け合わせが面白い
・出し惜しみがなく、常に山場のような展開を実現できている
・能力や展開について論理的な説明が成されている
・他のサッカーアニメとは一線を書いている

【残念に思った点】
・現実味には欠ける
・スロースターター
・久遠という名のノイズ
・設定上、舞台が限定されており規模感が小さく感じる

【総評】
・85点
  最初は奇を衒っただけの作品に見えましたが、2次選考から化けましたね。常に天才VS天才のような構図で面白いですし、出し惜しみなくどんどん加速していく様は視聴者側が「こんなに飛ばして次大丈夫?」と心配になるほど。どこまで加速していけるかは未だに気掛かりですが、早く次が見たいと思うくらい最終的な満足度は高かったです。
  1次選考に関しては完全に久遠が戦犯かと。試合どころか作品そのものを壊してしまっていると言っても過言ではないので、そこがなければ全体としての評価はもっと高かったと思います。
  題材としてはデスゲーム×サッカーですが、どちらかと言えばデスゲームの要素が強く、一般的なサッカー作品を期待してみると混乱してしまうかもしれませんので、視聴の際はそこだけご注意を。

【こんな人におすすめ】
・とにかく面白い作品が見たい人
・一般的な枠組みに囚われずに見れる人
・デスゲームやバトルものが好きな人
・キャラや能力の組み合わせを考えるのが好きな人

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 85
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5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サッカーかどうかは別にしてアニメとしてはそこそこ面白い

内容からしてサッカー漫画かどうかは別のところに置いておいて、作画も綺麗だし演出も頑張っているので面白いです。

おそらくサーカー漫画がこの日本だけでもごまんとあるので奇をてらっているのでしょうが、いい意味でB級SFみたいな設定になっていてアニメとしては良いと思います。

突拍子のない設定がアニメだからとも言えますけどね。

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 179
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3

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作パワーの高さを見た

【総評】
マガジン連載中のサッカー漫画。
サッカー×デスゲームという非常に面白い組み合わせから作られるストーリーや迫力のある構図といった原作の良いポイントを存分に活かしていたと思うが、一方でCGの不自然さがやや残念に感じた。

以下、各評価基準ごとの詳細
◎物語の評価◎
良い。
原作が面白いので心配していなかったが、構成も含めて完成されていた。
かつての味方が敵になったり、反対に敵が味方になる展開は最高。

◎作画の評価◎
回を重ねるごとに良くなっていった印象。
サッカーアニメあるあるではあるが、画面内の動く人数が増えたときのCGの不自然さが少し残念だった。

◎声優の評価◎
良い。

◎音楽の評価◎
OP、EDはもちろんだが、作中の効果音も非常に良かった。

◎キャラの評価◎
良い。Cパートでの補完も好印象。

各星の数は3つを基準に下記で採点。
★☆☆☆☆:好ましくない
★★☆☆☆:やや好ましくない
★★★☆☆:可もなく不可もなく
★★★★☆:良い
★★★★★:群を抜いて良い

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 88
サンキュー:

3

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ではなくスポーツバトルアニメ。

作画に関してはん?って思うところもあったけど、盛り上がるところでしっかりインパクト残してくれたので割と好印象。
一人一人に得意技?みたいなのがあってそれを武器に戦っていく、黒子のバスケに近い設定なんだけどあんなさわやか青春アニメでは決してない。
泥臭くだまし合い蹴落とし合い勝負の世界の残酷さも出していて、またその表現が秀逸だった。

主人公も派手な能力ではないけど少しずつ確実に開花していく姿が見ていて気持ちよかった。
また登場人物全員に絶妙な性格の悪さ、というより人間の根本にある欲みたいなのが出てて魅力的だった。

第二期が待ち遠しい。

投稿 : 2023/04/08
閲覧 : 89
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿74

第1話 県大会決勝
「潔、こっち、どフリー」
監督
「潔!ワン・フォー・オールオールマイトだ!」

・・・いや、それヒロアカだし(自爆)
日本をワールドカップで優勝させるストライカーを、養成するために立ち上げられたプロジェクトX(風の中のす~ばる~♪)じゃなくて
「ブルーロック」
そこに集められた選手達が、勝ち残っていく姿を描くサッカーアニメです。
まあ、最初の鬼ごっこで負けたら終わりかいっ
とか
キーパーは養成しなくていいのかっ
とか
女性キャラがいないじゃんかーっ
とかいろいろ思うところはありますが、ここまで振り切れると面白かったです。
最初は並みの選手だった潔世一が、隠れた才能を次第に開花させて適応?させていく姿は気持ち良かったですし、やっぱりストライカーって俺様キャラが似合うなあとか(偏見?)観てて楽しかったです。

おまけ
潔世一
「(まだだ、こんな感想じゃサンキューもらえるはずがない!)」
「(新しい角度で…俺が、上手くネタを使う事ができれば。喰える…!これが…サンキューをもらう、新しい方程式か…!)」
カタカタカタカタ・・・
再構築されていく潔・・・じゃなくて天地人(ギャーッ)

え~と、失礼しました。
では気を取り直して

おまけ2
第1話 
試合に負けて自宅でふさぎ込む潔
「(俺はそのあにこれの、無名の投稿者。それが現実、すみませんノア様…)」
「(ホワイトベース艦長 ブライト・ノア様!)」

だ~か~ら~ガンダムネタやめんかーっ(吹っ飛ぶ天地人)

投稿 : 2023/04/04
閲覧 : 128
サンキュー:

5

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

進化を止めた生物に生き残る価値はあるか?

【感想】
サッカーが好きなら絶対オススメ! 今季完結アニメで一番面白かった
ちょっとリアリティに欠ける設定があるけど、そんな細かいことが気にならないくらい面白い、これは今までのスポーツアニメの常識を覆す名作だ

推しはお嬢(千切)と凛
ストイックに強さを追求するキャラクター達がめちゃくちゃカッコいい

まず、なんでストライカーだけ集めてサバイバルゲームみたいなことさせられてるの?って不思議に思っちゃいますよね
もちろんちゃんと意味があるんです{netabare}
ワールドカップを制するという究極の夢、それは全世界数多のサッカー少年の夢を努力と才能で打ち砕いて築き上げてきた屍の頂点にある
ワールドカップを制するまでの果てしない才能のサバイバルゲーム・・・それを凝縮したのがこのブルーロックなのです {/netabare}

キャラクターのみせかたが上手い{netabare}
味方にも敵にも強い個性のキャラがいっぱいいて、個性豊かなストライカー達が、いろんな強みを生かしてゴールまでの軌道を描いていくのが見ていて爽快です
でもその輝きの陰にはそのキャラの弱点が密かに描かれていて、見ていると「この人こういうところ強いけど、ここがダメそうかも?」って思ってたら、
その試合では大活躍していても、もっと後の試合でその弱点が出てきて通用しなくなって挫折して、主人公みたいに覚醒してより強くなる
それはまるで推理小説の犯人の手がかりのようで、さりげなく視聴者にヒントを出しているんですよ
例えば馬狼は「いくら強くてもあんな独りよがりで通用するの?」玲王は「なんか器用貧乏で大したことない」成早は「器用そうだけど目立たない凡人っぽい、でもキャラ立ってるから何か隠し持ってるのかな?」蜂楽は「すごいのに遊び感覚でやってる感じ人のアシストばっかりで、潔に都合がいいキャラだなー」
見てるとそういう印象があるんだけど、物語の初期からそういう欠点を意図的に見せてるんですよね
成早は何か隠し持っているわけじゃなかったけど、彼の物語上の役割は器用だけど目立たない「凡人」であることでした、そんな彼が急に覚醒するとか都合のいい話じゃなくて、モブなりに成長しようともがいていて、でもうまくいかなくて、同じ凡人キャラでも覚醒に成功して上のステージに上がる世一と、失敗して去る成早の対比が上手いと思った
ただ自分が間違っていましたって反省して大人になってチームメイトとあわせることを学んで個性削って精神的に成長したね・・・じゃなくて、弱点を克服しつつ長所を伸ばす方向で進化して個性がさらに尖っていくところが面白い
ちゃんとした育成プランが主人公だけでなく他のキャラクターにもあるから、唐突に挫折していきなり意味もなく覚醒するなんてシナリオにはなってなくて、キャラクターの成長にドラマ性があるのが凄い {/netabare}

アオアシと主人公の能力が似てますが、作品のテーマが真逆です{netabare}
アオアシは個人プレイよりもチームの連携、選手それぞれが自分に与えられた役割を確実にこなすことを求めていて
日本のサッカーはアオアシのようにチームワークで連携して相手を圧倒するサッカーですが、
ブルーロックはチームワークなんか捨てろ、ストライカーはエゴであれ!!と徹底的に「個」を鍛えることを求めていて
チームワークだけでは永遠にベスト16止まりだ、ワールドカップで優勝したいなら圧倒的なエースストライカーが必要だと強く主張してきます
日本がチームワークを重視してサッカーの実力を高めてきて、世界の頂点を取るためにはもっと連携力を高めないといけないっていうのは間違ってないと思うし、
圧倒的なストライカーが優勝するためには必要っていう意見も正しいと思います、たぶん両方必要なんです{/netabare}

この作品の面白いところはいっぱいあって{netabare}
全員がストライカーなので他のサッカーアニメだと主人公のライバルになるDFやGKにスポットライトが当たらず、「どうやって得点するか」の一点のみに集約されているシンプルさ
ただ努力や根性や仲間のキズナで覚醒するんじゃなくて、挫折とトライ&エラーの中でなにがいけないのか?何が必要なのか?を頭で考えて覚醒していくキャラクター達の成長物語
敵味方もどんどん入れ替わる、負けたら脱落という緊張感、一試合一試合と新しい自分の力に覚醒していくキャラクター達
そして必死に戦う選手たちを、いい感じに煽るエゴさん!

「覚醒とは、個人が己を学習する瞬間だ」
{/netabare}

作画もよく動くし、キャラが覚醒するシーンやシュートシーンやドリブルシーンの演出が良くてカッコいい
「ここが見せ場だ!!!」ってのがしっかり強い作画で表現されていて、自然と美しいプレイに引き込まれる
泥臭いスポ魂アニメもいいけど、「プレイに魅せられる」体験が圧倒的で素晴らしいアニメでした

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 398
サンキュー:

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ブルーロックのストーリー・あらすじ

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。 集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──? ──今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。(TVアニメ動画『ブルーロック』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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