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「やがて君になる(TVアニメ動画)」

総合得点
82.1
感想・評価
678
棚に入れた
2496
ランキング
377
★★★★☆ 3.8 (678)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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やがて君になるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

史上最も深い百合アニメ!

今までの百合アニメはお互いなんとなく意識し合って両思いになってイチャイチャするだけでしたがこのアニメは違います。
片方は好きだといって相手を言葉で縛り、もう片方は私も好きかもしれないと言うことを言えない、言ったら破綻するような謎の閉塞感が常にあって緊張感もあります。
多分作者が女性なのだと思う。ここまで深い心理描写をしているガチの百合アニメは過去一度も見たことがない(正直私には理解できていない)
目線の動きや手や指の動きで心理状態が伝わるカット、背景から読み取れるメタファーなど表現が多彩。
オープニングに出てくる多くの花の花言葉の嵐はキャラクターの性格や現状を見事に表していて恐ろしいこだわりを感じる。監督天才!?
二期もあったら見たい

投稿 : 2019/07/19
閲覧 : 312
サンキュー:

7

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中身の無い百合は嫌い。でも本作はしっかりと中身のある、良質な百合です

1話感想:
百合もの自体には興味はないのですが、これは絵も丁寧で、心の動きもしっかり描かれていて内容が良さそう。
作品のクオリティ的に興味があります。
恋を知らない主人公がどうやって恋に落ちていくのかは興味深いです。

全話感想:
とても良かったです。
私は百合ものは嫌いなのですが、あくまで中身の無い百合が嫌いなだけで、中身がある百合なら何も問題ないです。
本作にはしっかりと中身がありますね。

キャラの心情が非常に理解でき、それぞれに共感できる。
男キャラもしっかり出てくる中で、なぜ女同士なのに、お互いを選んだのかがきちんと描かれて、その理由、内容に納得できる。
これは申し分無いです。素晴らしい。

脇役もそれぞれ魅力的でしたね。
沙弥香さんが面白くて良いですね。あの二人のことを知ったら一体どうなってしまうのか。スピンオフ作品の主人公として描かれているみたいですが、それも納得の面白さのあるキャラです。

慎君もやたら濃かったですね。彼はもうあの生徒会の入り組んだ恋模様が面白くて仕方ないでしょうね。
視聴者に一番近いキャラですね。

内容は全然途中ですが連載が続いているから仕方がない。先が気になりますね。
とても面白かったです。

投稿 : 2019/05/11
閲覧 : 263
サンキュー:

7

ネタバレ

けーむら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心理描写が深い!

この作品は主人公と周りの人間のバックグラウンドや心情の移り変わりがよく描写されていて、とても面白いと感じました。

七海先輩に振り回されている主人公を含めた周りの人間が面白いし、「好きでいたいけど、好きにならないでほしい」というスタンスの七海先輩の考えも回を重ねるごとに理解できました。
ただ、姉の影を追う七海先輩は思考が少し子供っぽいと感じます。自己中心的で、自分に好意を向けさせないようにと主人公にとても残酷なことをしている風に見えました。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 295
サンキュー:

7

ネタバレ

なの さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

水と光の丁寧さとカメラワークの良さが印象的だった

この作品のキャラクターの描き方は、賛否両論あると思うけど、
自分的には全然おっけ。

この作品には、たくさんの伏線やら心情やらが隠されているけど、
1番に評価したいのは、水と光の描写の丁寧さとカメラワークの良さ。

水に関しては、一話で侑がいたのは深海というか暗い海の中だったけど、
最終回では、侑は明るい海の中にいたというのが印象的だった。
それ以外にも、最初の方の、佐伯先輩が紅茶を淹れるシーンで、カップの中が、だんだん赤茶になっていくのがめちゃくちゃ好き。

光は、さっきの明るい海もそうだし、夕方になる時の描写なども、伏線が加えられているとこがあってとても良かった。

カメラワークは、最初の方で、燈子が自販機のジュースを買った時に、取り出し口から、映すというのが自然に入っていたり、話が切り替わるごとに踏切や電車が映り込む回があったりと、いろんな視点から楽しめた。

また、物語に関しては、どうして燈子が侑を好きになったのかとか侑の心情の移り変わりとかがだんだん描かれていくのがすごく好き。

最終回は、最後の侑の一言に色々込められているのかなと感じた。
2期を楽しみに待っています

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 151
サンキュー:

4

ネタバレ

KINAKO音大生 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

うーん…残念。ほんのちょびっとネタバレあり。

だから、惚れるの早いって!!
いきなり過ぎる。そりぁーね、一目惚れなり、好き!!って突然なる事はあるよ。現実でもさ。
でも、一応空想の物語なんだしそこあっさり惚れるのどうよ…後、台詞が寒い…。惚れたきっかけもなんじゃそりゃ…やし。好かれた相手もさ、そないあっさり受け入れて淡々としてるとかね。その淡々さに魅力があればいいけど…。レズ、ゲイ系ってそれだけあれば禁断っぽくなるから全て雑になりやすい。レズ、ゲイってカテゴリーに頼り過ぎだと思う。男女の恋愛に置き換えてもストーリーが良いってならないとあかんような気がします。個人的に。
レズ、ゲイものって、レズ、ゲイも関係ないぐらいな内容にならないといつまでたってもあかん気がする。吉田秋生先生のラヴァーズキスぐらいしかいまのところレズ、ゲイものですごい!!ってなった事ないです。現実にゲイ友達がいるから余計シビアに観てしまうところがあるからダメなのかも…。
私がシビア過ぎるかもです…一応最後まで観るべきか迷います。ファンの人には申し訳ないです。あくまでも私個人の感想なので、同性愛もの好きな人は好きだと思います。私も好きなんですけどね…このジャンル…だからこそガッカリ感もありました。期待してただけに残念です。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 333
サンキュー:

3

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

女の子同士でなくてもよかったような…

原作未読。

自分には何もないからと、優秀だった姉になることを目指す女の子と、誰も特別に思えない女の子の恋愛を描いた物語。

物語が進むにつれて、2人がお互いに影響しあって変わっていく、という感じだと思う。

この2人の関係性は、別に女の子同士でなくても成立すると思うので、2人を男女に置き換えても話は普通に成立すると思う。

あえて百合作品にしたのは、男女の話にするとキスシーンとかの描写が生々しくなって、そちらの描写に読者の注意が向いてしまい、2人の関係性そのものに集中してもらえなくなると思ったからだろうか。

12話・13話の流れからすると、てっきり生徒会劇のタイトルが「やがて君になる」になるのかと思っていたが違った。

アニメで放送された部分は、ようやく2人が違和感を感じはじめて、これから変わっていくのかなあというところで終わってしまったので、作品の評価がしづらい。

ラストは、「そこで終わるの!?」という中途半端なところで終わってしまったのは残念。

投稿 : 2019/03/20
閲覧 : 252
サンキュー:

3

ネタバレ

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

胸がキュンキュンする!

なんで急に恋しちゃうかなあ?
それも同性かつ後輩に。

七海が小糸の前ではいじらしいほど
女の子になってしまうのが可愛過ぎです。

バレバレなのに会いに来て

「先輩、どんだけ私の事好きなんですか?」
って言われる始末。

小糸のベッドに頬をくっつけたり、
お姉さんからのLINEに添付された
小糸の寝姿にめっちゃ喜んだり・・・

観てるこっちがキュンキュンします。

もう全てぶっちゃけてる先輩

(超美人+才女+小糸の前では
 割とポンコツというおまけつき)

に、ちょっぴり上から目線で対応する後輩

っていう図式が継続中の第5話ですが

今後の展開としては・・・

小糸に七海への恋心が芽生えるのか?
最後までほど良い距離感を保つのか?
佐伯が入って来てややこしくなるのか?

読めません。

ただ、第1話から
あまりにもぶっちゃけ過ぎてるので
今以上の神展開になるのは
厳しいかな?

でもまあ
『初恋あるある』がよく描けてるので
☆4.5です。

七海に姉と妹キャラ両方持たせたため
小糸がクールに対応しなければただの
不思議ちゃんになってしまうところが
マイナス0.5点です。

追記
6話終了。

七海・・・こじれ過ぎ!
取扱注意!

アニメ全13話視聴完了。
練りに練った内容に脱帽です。

原作はまだ続いています。
アニメは不完全で終わっているので
原作を読むことにします。

取り敢えず

二人の愛を応援したいです。

2019年3月15日 原作第6巻読了

とうとうこの日がやって来た・・・
七海、やっぱ、こじれ過ぎ。

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 290
サンキュー:

13

ネタバレ

rie-ru.2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「誰かになる」のではなく「やがて君になる」

百合アニメだといって頭から切るのはもったいない。

「好き」という特別な感情の分からない女の子が、それを自覚するまでを丹念に描いた作品。
とてつもない論理性で、人間関係そのものすらも描いていく作品。



小糸侑は「好き」が分からない。
七海燈子もそうだったはずなのに、燈子は侑に会った瞬間それを知ってしまった。
そこから全ては始まる。
{netabare}
最初のうち、侑にとって燈子は「甘えてくる困った先輩」であったろう。
だが燈子を知るたび、その印象は侑の感情と呼応するように変化していく。

素の弱い自分ではダメだと、完璧な才女だった亡き姉の幻影を追う燈子。
それを心配した侑だったが、燈子に冷淡に突っぱねられる。『死んでも、私が好きな人に、嫌いな私自身を好きになって欲しくない』
この冷たい論理に侑はたじろぐけれど、それでも「じゃあ私は先輩を好きにならない」と必死に繋がり続ける。

これは明確な「好き」という感情なのかはわからない。
しかしわからないからこそ、侑はそれを知るために燈子と共に居続けるのだ。



けれども燈子はやがて知る。知っていたはずの亡き姉の後姿は偶像であり、イメージとかけ離れていたことを。
「自分ではない誰かにならなければ」と思っていた燈子は、姉の真実を知って目指すべきものを見失いかける。

そこで侑は遂に「好き」を知るのだ。
『私が好きな燈子先輩に、先輩自身を嫌って欲しくない』と。
相手の触れられたくない場所を知ってなお、そこに踏み込んで変わりたい、変わって欲しいという勇気。
その想いとリンクする、劇の脚本を変えるシーンでは思わず鳥肌が立った方も多いのではないだろうか。
{/netabare}


原作連載中のため、物語は結末までは進みません。
しかし素晴らしい作品だと思う。…力入り過ぎて疲れるけど(笑)



好きな人が、「誰か」ではなく「やがて君になる」ことを望む。
その想いに至るまでの物語。

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 270
サンキュー:

13

ネタバレ

Tom さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まさかの

【2018.11.10 22:24】
百合物。抱かれたい男一位、メイド、これをまとめて見たので、今期どうなってんだ?!?!ってなりながら見てたw
まだ3話か4話くらいまでしか観てない。
面白くなって欲しい。期待。


【最終】
少し踏み込む副会長。
強ばりながら答える会長。
あなたが見ていたそれも一部よと。素晴らしいです副会長。
切ねえ。

会長、危ういなー。電車に飛び込みそうな演出やばし。

先生とカフェのオーナーの感じいいなあ。
性別どっちとかじゃなく、今はあなたと付き合ってる訳で~みたいな。
可愛いよ先生。

「きょうだい」や「親」って本当にでかいすよね…。
幼い子供からすると、親に見捨てられると動物的にいうと、死を意味するわけで。
きょうだいは、ある意味、ライバルで、ある意味、敵で…。
生き残る為に必死な、生存競争というか、そういう世界ですよね。
家族って。
大きくなってみると、きょうだいは、鏡になったりして。




最後の電車で起こす為に、という体で手に触れ声をかけるユウ。

どうなるんでしょうねえ。

投稿 : 2019/02/27
閲覧 : 296
サンキュー:

3

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

.

投稿 : 2019/02/20
閲覧 : 260
サンキュー:

1

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私は私ではない

【視聴きっかけ】
去年実は視聴していなかったこともあり、
見ようと思っていた作品でしたが
全然視聴もしないで終わってしまった。

そろそろ見ても良い頃というか
少しまた自分が好きになれる作品を見たいと
思い視聴を決めました。

【良い点】
何だろうこの感覚、今までにはない
百合の恋愛でここまで凄く出来るのかと思う
脚本はまたしても花田さんですね。
最近視聴しているものは花田さんのばかりの
ような感じもしている。

花田さんが担当している作品はほぼ当たりの
作品の予感しかしていないです。
これからも頑張って頂きたい。

今では百合アニメなんて少しずつ増加傾向に
あるようにも感じますが、
まだまだ発展途上のジャンルとも言えるでしょう。

私はこの作品が百合系のアニメを
大きく引っ張ってくれる作品だと認識しました。

主人公は、なんというか
「ユーフォニアムの久美子ちゃんみたいだ」と感じた。
友達思いだけど、なんか少し冷たくて、
でもそれでも一応ついて来て見るものの
少しよそよそしく、安全なところへ隠れているような
存在に近い感じがしました。

そう愛の物語だからこそ、人間の弱さを描ける。
そこは一番大きなところでもあります。

【悪い点】
今回は全然見当たらない感じがします。
ストーリー展開の感じもよく、不満は特にない。
でも、再視聴をしたいというとそうでもない
印象が出てくる。
もう一度見たいアニメとはなりにくいオーラがする。
初見が一番大切なアニメなのだと認識しています。

1話 - 7話
ストーリー展開がかなり良好で良い感じです。
いろいろと人が世界にはいるんですね
みんなから思われている自分と本当の自分を
包み隠さず言えればどんなに楽な人生なのだろうか
結構考えさせられるアニメとも言える

8話 - 13話
物語の展開が後半でも素晴らしいストーリーで
見ていて飽きません。
姉のために劇をやるのはいいけど、
理由が子供っぽいから好き。

13話の視聴で少し展開が好みではありませんでした。
というよりは、もう少し先のことがあって
劇が終わってからの燈子と侑の関係がどうなるのが
気になる。
燈子は劇が終わってからの自分自身の存在に悩んでいました。
しかし、13話はデートっぽくなってしまって終わってしまった。
文化祭の劇はアニメでしっかりと見たかったです。
原作を買って下さいという解釈でいいのかな。
13話の作中で侑が劇のタイトルを決めた
タイトルは絶対に「やがて君になる」だと思っていた私。
13話以外は好きでしたが、最終回って難しいですね。

また、燈子は姉のために劇をやって姉になりたいと言っていた。
これはまるで【H2Oの{netabare}ほたるちゃんの逆の展開のようだった{/netabare}】
燈子は自分自身の存在が自体がなくなるというか
失うというか、自分のことが嫌いだからこそこうなった。

このアニメを見てから人格って本当に
それぞれあっていろんな人が関わっているからこそ
人格というのは曖昧な形である。
性格という言葉もあるが、
それはいろんな人が思うその人の人格の特徴が
共通しているから、それは真の性格だと認識をするのだろうか?


恋愛って本当にどんなものなのだろうか?
私は全然興味があるわけではない。
2次元だろうが、3次元だろうが別にどちらでも良い
だが、そのような感情になるとドキドキとした
気持ちになれるのだろうか?と思ってしまった。
まさに今回でいう侑みたいに。

投稿 : 2019/02/14
閲覧 : 380
サンキュー:

23

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想外のホラー

女の子同士の恋愛をテーマにした作品。

少し前のレズアニメ『citrus』の、生々しいえっちシーンがちょっと無理だったので、
このアニメもそういう方向性だったら、いつでもぶった切る構えをとりながら視聴し始めたのだが、
これがかなり面白かった。

登場人物たちの行動が、尽く視聴者の予想を裏切ってくるので、観ていて退屈しないんですよね。演出も上手かったんだと思う。

さすがに、生徒会劇をやらないでアニメが終わったのはズッコケたけど、原作がまだ完結していないのなら仕方ないね。


最後に、作品名『やがて君になる』の意味について色々考えてみたんですが、
アニメ内の不穏な雰囲気からして、これ、{netabare}侑が燈子先輩のことを好きになってしまったせいで、

【(燈子の気持ちが、侑から)沙弥香へ移る】
→【やがて君[沙弥香]になる】{/netabare}

…って結末とか、全然ありえるんじゃね? とか思った。さすがにないか(笑)


↓[追記]
{netabare}ないね(笑)
これアレか。単に、

【燈子が(お姉ちゃんの柵から解かれて)燈子自身になる】

ってことか。ちゃんとそう演出されてるじゃん!
時期が経ちすぎて変な解釈しちゃったけど、たぶん当時の私もちゃんと理解していたと思いますよ。{/netabare}

投稿 : 2019/02/10
閲覧 : 456
ネタバレ

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私の事を絶対好きにならない君が好き

NETFLIX視聴。ほぼリアルタイム。

なんとなくで見始めたんだけど、百合という点を抜きにしてもなかなかちょっと変な恋愛ものだった。
好きになる、って感覚がわからないっていう主人公の事が、とっても好きっていう。
好きでもない相手から向けられる好意ってのは時に不快でもあるけど、それが憎からぬ相手からのものであれば、応えたいと思うのも普通の感覚だとも思うんだけど、このケースにおいてはそれは禁忌で。
ていうか自分に向けられる好意に冷める人間が3人もいるのおかしいよね。
特に傍観者君とかなかなかにキテるなーと思う。
神視点的な感じなの結構やなやつだよ。。

割といいとこで終わってしまうので、原作気になる。

投稿 : 2019/02/04
閲覧 : 255
サンキュー:

8

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意-メイン3人とも共感できず

仲谷鳰作の漫画

<主要登場人物>
・小糸 侑(こいと ゆう)高校1年生:高田憂希
・七海 燈子(ななみ とうこ)高校2年生:寿美菜子
・佐伯 沙弥香(さえき さやか)燈子のクラスメート:茅野愛衣

燈子は「自分の事が嫌いなため自分に好意を寄せる人を好きになれない」
ある日生徒会に手伝いに来てくれた後輩の侑が
「誰のことも特別に思えない」と言ってるのを聞き侑を好きになる
「私は好きだけど、侑は私を好きにならないでいい」と言われ
燈子が自分に言葉や態度で気持ちを伝えることを受け入れる

燈子は生徒会長で入学時から成績はトップ、容姿も抜群で完璧に見えたが
それは亡くなった大好きだった姉の姿をなぞってるだけで
本当は気の小さい気弱な女性だった
燈子は自分の本当の姿を受け入れてくれる侑を大切な存在だと思うし
侑は姉の真似ではなく本来の自分のまま生きてほしいと願う

文化祭で生徒会が創作劇をすることになり
市民劇団に入ってて燈子の姉を知る生徒会OBが指導に来てくれるのだが
「君と姉は似ていない」と言われてしまう
OBの記憶の中の姉は皆に好かれてはいたが
生徒会の仕事を他人にやらせたり夏休みの宿題を手伝ってもらうような人で
完璧な人ではなかった
姉のようになりたくて努力してきた燈子は戸惑う
さらに文化祭での演劇は姉が果たせなかったことを叶えるためだったのだが
文化祭が終われば目標となる姉の人生がないためさらに今後の生き方を迷う
侑はお芝居のセリフにのせて今の自分を見つけてほしいと伝えるが燈子に伝わるのか。。。



私は事前にストーリーや評判を確認せずにアニメを観るのですが
昨年(18年)一番面白かったアニメ
「抱かれたい男1位に脅されています。」と
同時期放映・同じような題材ということで並べて語られることがあり百合ということと
評判が良いことは知っていたので楽しみに視聴したのですが
ここまで中身のないアニメだとは思わなかったです
多分、イベントやトラブル等でストーリーを盛り上げるより彼女たちの普通の日常を描きたかったのでしょう
そのためか木漏れ日や水族館など細かい描写やアングルが丁寧に描かれていて彼女たちが内面に抱えるどんよりとしたものと比べて日常は色にあふれキラキラしていました


女性同士のキスシーンは気持ち悪いですね
(「だかいち」の男性からの評判が悪い理由がわかりました(笑))
特に侑は好きでもない同性にキスされて表情ひとつ変えないのは
優しい子というより流されやすい子に見えました
1話で男子に告白され悩むシーンがありましたが彼が強引に押したら
付き合うことになって燈子にそうしたように彼にも気持ちを寄せたのではないかと思います
つまり侑にとって燈子でなければいけない理由が解らなかったです

創作劇の題が「やがて君になる」だと思っていたので
えっ!って思ったの私だけ?

侑の同級生でバスケ部の先輩を好きな日向朱里(寺崎裕香)に救われました

19.1.29

投稿 : 2019/01/31
閲覧 : 335
サンキュー:

6

ネタバレ

イヌイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合でここまで引き込まれるとは。

本当に時間がなくやっと2話見終わり。
普通に(/▽\)♪(/▽\)♪で30分終わりかと思いきや
百合でここまで夢中になるとは思いませんでした。
まあ、まだ2話までしか見ていないので評価は変わるかも知れませんが良かったです。
追記
やっと全話見終わりました。
今までの百合のなかで個人的には1番かもしれません。
好きという感覚が分からない主人公(1年生徒役員)と、その主人公に恋した周りから頼れる生徒会長。(先輩)
話が進むにつれて揺れ動く2人を見ていくうちにどんどん引き込まれていきました。
本当にこのアニメを見て良かったと思いました。
続編を期待したいです。
コメントを見て下さりありがとうございます。

投稿 : 2019/01/26
閲覧 : 307
サンキュー:

16

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

由利物はにがてだったけど・・

由利物はにがてだったけど・・ 以外にはまってみてしまった
ただ 最後は どうなんだろう・・続くのかなぁ??

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 208
サンキュー:

3

ネタバレ

くぼさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

・・・そうか

侑が全く他人な気がしないのはあれか。
明石さんか。笑

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 225
サンキュー:

3

ネタバレ

富士山 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

特別とは何だろう。

小糸侑は誰かに対して特別な感情を抱く感覚が分からないという悩みを抱えていた。

この悩みに対して、違和感をもった人もいるかもしれない。

私は、以前は特別な関係とは、異性がお互いに肉体的な関係を持ってもいいと思った瞬間に成立すると考えていたこともあった。

ただ、今はそれが同性でも、肉体的な関係が無くても成立することだと考えている。

けれども、そのようになると好きと特別な関係の境目が曖昧になってくる。

私達は、その関係を無意識的に選別している。恐らくその線引きに個人差があるのだろう。

一方、七海燈子は姉のようにならなければいけないと思いながらも、自分を認めてほしいという感情も抱いている。

この二人の心理描写が丁寧に描かれている。
小百合アニメだからという理由はもったいない。

投稿 : 2019/01/07
閲覧 : 183
サンキュー:

11

ネタバレ

パムルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

背景は流石TROYCAだなと。

期待値が高い作品の一つであったが転スラ 色付く とあるなど個人的期待を裏切られた作品多く始まる前は凄いクールだと思っていたがそうでもなかった。

その中最後の生き残りになった本作、原作の都合もあるだろうが丁寧な作り故に1クールで終わらせて欲しかったのが本音の所。劇は間近みたいだし2期厳しくないかとも思う…

最後に不満は残ったが好きになる過程を描いてくれた百合アニメでは白眉の出来だと思っている。

声優陣はメインの2人が素晴らしく寿美菜子はユーフォに続いて良いキャラ引いたなと。

音楽面も声優陣同様☆5の評価。 opはイントロの音色が素晴らしいが途中よりed寄りに。最終話挿入歌はまぁまぁ。

ゾンビランドサガが10話くらいから評判に乗って視聴してるのでまだ分からないが個人的には今期の覇権クラス。青ブタは劇場版で1章が終わると踏んでいるのでTVシリーズのみでは評価出来ず。

今年も良いアニメに出会えますように。

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 223
サンキュー:

29

ネタバレ

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

足りない

久々のまともな百合アニメ、それだけでモチベ上がりまくりましたね
ただ終わってみると、尺足らずといった感じ
もうちょっと話数欲しかったですね

作画はもうちょっと頑張ってー

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 207
サンキュー:

3

ネタバレ

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

先輩が悪いやつだった。なんて奴だ!って怒りながら見てた。作品の中の悪い奴は居て良いと思ってるのて、作品を非難してるわけではありません。先輩わがまますぎる。好き好き言うくせに、こっちが好きってなったらドン引きとか、不健康だわ。最終的に主人公がとった行動、現状維持してれば、先輩との関係は穏やかに続くんだろうけれど、そうはしなかった。主人公は先輩を変えようと行動した。今の先輩とのなぁなぁで上手くいっている関係が崩れても構わない。先輩を健康にするためなら、自分との関係が終わることもいとわない。そんな姿勢に感動しました。よかったシーンはいろいろありますが、また今度書きます。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 209
サンキュー:

7

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゆり

きれいな百合、やや眠い。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 180
サンキュー:

5

ネタバレ

矢神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはイイっ!すごくいやらしい!(笑)

最終話まで観ての感想


すいません、タイトルの通り、イヤらしさを期待していた自分が恥ずかしい(笑)

ただ、キスシーンだけでこのワテクシに性的な興奮を与えたのはきっと描写が巧みなのでしょう

侑があまりにもクール過ぎて淡々とストーリーが進行していたように思えたのが残念

もう少し熱く流されてもよかったのではと

そういう意味ではクズの本懐のほうがのめり込めました


私が観るアニメはほぼすべて原作を知らないものばかりですが、この作品に関しては原作も読んでみたい、この二人がどうなっていくのか知りたい、そんな気持ちにさせた良作だと思います

ケチをつけるとすれば、先生もレズだったってのは無駄なストーリーちゃうんとか、最初のほうで侑と燈子の関係を見てしまった男の子がもっと全体のストーリーを引っ掻き回すものだとハラハラしていたにも関わらず、最後は空気で終わったとか‥‥かな


まあとにもかくにも今期はこの作品に絞っていたこと、夕暮れシーンなどがきれいだったことなどで満点に近い点数を授与します


無知がエラソーに!


------


7話の感想ズラ

トーコセンパイ!
トーコセンパイ!!
トーコセェーンパイッ!!

もうこれだけでフ◯◯ッ◯ものでしたー


オゲヒーン


今期はこれのみ観てます

女子からはおそらく敬遠されているでしょうが、視聴者を巧くくすぐってくれる構成ですね

最終話まで楽しみです!


ーーーーーーーーーー


やっぱコメディ抜きの百合ものはいいですねえ~、毎回ドキドキです

トウコはあれよ、あれ、ほれ、あれよ、あれ、あにょ~、そうそうアマガミのあれ、そうあれですよね

とりあえず4話まで観て五点!


相も変わらず中身のないレビューでしたぁー

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 399
サンキュー:

20

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いいもんだね

今まで百合ものは避けてきたが、試しに一話を見たらハマってしまった。
後半に向けて失速してしまったが、面白く最終回を迎えた。
続きを見たくなる作品。
83。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 222
サンキュー:

10

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女の子同士なんですけど純粋にまじめな恋愛ものとして楽しめましたね。

主人公は高校生の女の子で中学の卒業の日に男の子から告白を受けたことがあるが
好きという気持ちが理解出来なくて、中々返事が出来なくて困っている女の子で
ある日、別の女の子の燈子が男子生徒から告白を受けているのを目撃するが
その女の子は誰とも付き合う気がないからという理由で断っている場面を
目撃する所から始まる設定でそんな知り合いでもない2人が交流する所から始まる。

まず思うことは背景作画がとても綺麗ですね。
木の木目の作画から地面の割れ目から建物の壁のシミまで、そこまで綺麗に描く必要があるのかな?
と思える場面まで丁寧に描いていてその丁寧さには驚きました。
演出面も葉っぱが舞うシーンなんかの描写を丁寧にしていてその丁寧さに感心してしまいました。
そして色彩が明るいパステル調になっていて
とても居心地の良い世界観を演出していてこのアニメの世界観に入っていきやすかったです。
さらに劇中曲もとても良いです雰囲気にあった優雅な曲が流れていて
世界観を演出していて世界観に浸れました。

開始の主人公のキャラクター描写も丁寧かな、主人公がどういうキャラで
恋愛にどういう価値観があるのかの描写が上手いですね。
主人公は自分も少女漫画などを読んで恋愛には憧れていて
自分にもその時がくれば自分も恋愛するものだと考えていたけど
実際にその時が来ても、「特別な関係」という気持ちが理解出来ないという
その表現が上手くてキャラクター描写はとても良いと思える開始
なので主人公に感情移入しやすかったです。
主人公は本当は恋愛をしたいとは思っているけどその気持ちが理解出来ないという
ジレンマの描写は上手い。

燈子についてはそんな主人公を見て、今までドキドキしたことはなかったけど
主人公にドキドキを感じてしまい。好きになってしまうものでした。
これについては急かな?とは思いました。
唐突感はあります。殆ど一目惚れ状態でしたね。
感じとしては今まで好きになったことがない人が
いきなり一目惚れしちゃったというものでした。

そしてその後、ストーリーは燈子が生徒会長の選挙に立候補することになり
主人公は推薦責任者として協力するものとなってました。
それについては主人公が引き受けるまでの描写は丁寧だったな・・・
主人公は悩んでいたけど、燈子の友人の説得の描写が上手くて
引き受ける説得力があり序盤のストーリー展開はしっかりしていました。

燈子が主人公のことを好きになってからの
描写は主人公のことを考えていて、主人公が自分のことを好きになることがないことは
理解していて、付き合う関係にならなくてもいいから
友人のままでいいという接し方は気持ちは理解出来るので心理描写は上手かったです。
シンプルな展開ではありますが心理描写しっかりさせることにより
面白く感じるようになってました。
最初は唐突感はありましたがその後は良い。

そして主人公は燈子と接しているうちに燈子が自分のことにドキドキしているという
ことを肌を接したり、赤面した顔を見たりしているうちに気付いて
自分はドキドキしないのに燈子はドキドキしているという違いに
落ち込んで、自分もそうなりたいという気持ちは
主人公は本当は恋愛をしたいという気持ちの描写が上手い分
そのことを理解出来ないというジレンマは伝わって来るので
心理描写は上手いなと思いました。
自分と他人との違いに悩む、女の子の描写は上手い。

また主人公が燈子をよく見て彼女の心情に気付いてあげて
彼女が生徒会選挙で緊張していることを知ると彼女を落ち着かせてあげたり
そういった描写が丁寧で人間関係の築き方も上手かったですね。
そういった人間関係の築いたからこそ
今まで誰も好きになったことがない
燈子が主人公を頼ったり信頼しているという気持ちは理解出来たし
燈子が「特別な関係」と思えて主人公のことが好きになったということも伝わりました。
主人公は女の子ですが性格はイケメンですね。

それで燈子に関しては途中からやっぱり主人公のことを好きだということが
隠せずに好きになって付き合いたいになるのだけど
これについても主人公が優しくて良い子だということが上手く描写してるので
我慢しきれないのは理解は出来ました。

さらに主人公に関しては好きという気持ちが理解出来ないので
あくまでも、燈子とは友人関係でいたい気持ちも理解出来ました。
スキンシップを許しても自分からはせずに燈子からだけの
愛情を受けとるだけで、気持ちは彼女には向かわず
この関係がずっと続くのだけど、こういう関係のアニメはあまりないだけに
展開は気になりましたね。
そのおかげでオクテのカップルなので名前で呼び合うまで時間がかかったり
燈子が主人公の部屋に初めて入ってドキドキしたり
燈子が主人公に対しての照れ方の変化で、どんどん好きになってるなと実感出来たり
急激に進展しない分1つ1つの恋愛描写が丁寧なので、その過程は楽しめました。
うーん、お互い最初から打ち解けあった好き同士ではなくて
そうでない同士が少しづづ徐々に進展していく描写は痛いほど伝わるので
このアニメは女の子同士でイチャイチャするものではなくて
恋愛をまじめに描いていてそれは良かったと思えました。

そして終盤になると主人公に変化が見えるんですよね。
これも丁寧だったな1つ1つの恋愛描写を積み重ねたおかげで
主人公の態度が視聴者的に変わったな・・・
と実感出来る主人公の燈子に対しての描写も良かったな
うーん、このアニメのテーマでもある「特別な関係」はこういうことだったんだな・・・
と実感出来るものであり
視聴者的に「特別な関係」というものを言葉ではなくて
恋愛描写で表現出来たのは凄く良かったのではないでしょうか

ストーリーについては生徒会選挙や文化祭の準備など
シンプルなので普通の学園ものがベースでした。
それらの要素がキャラクターの掘り下げに使われたり、家庭の問題が掘り下げられたり
が加わえられてました。
家庭の問題については燈子がなぜ、こういう女の子になったのかが
良くわかり、その内容も小さいころ姉の代わりになろうとして
色々苦労してきたことが伝わってきたり
姉の真実を知ることにより、心の変化も描けていて心の成長も伝わりました。
なのでキャラに対しての好感が持てるようになったり
シンプルなストーリーでしたがストーリー本筋自体も良かったです。

しかし終わり方はストーリー的にはまだまだ続きそうなのでキリが良くなかったかもしれません。
ただ恋愛面関してはいい感じで終われてますし私としては満足なんですけどね。

問題点はキャラクターデザインはみんな似たような顔立ちで
やや判子絵な感じがしましたね。髪型で個性を出している感じがして
その点は気になりました。あと作画の質自体は崩壊しているとかはないのですが
引いた絵の質が微妙だったり
1枚1枚顔のカットの絵柄が若干違うな・・・と思えることが
多かったので背景が綺麗な分、目立ちキャラの作画は若干気になった。

あとこの手のアニメだと男性キャラの存在が気になるかもしれませんね。
主人公に告白した男の子がいたりするので・・・
ただサブキャラ未満に抑えられていたりメインストーリーには絡まないので
その点は配慮していたとは思います。

声優さんについては主人公役の方は燈子に対して
そっけない態度の演技など好きという気持ちが理解出来ない
キャラの演技作りが出来ていてとても良かったですね。
燈子役の方は最初は主人公に対して
普通に接している感じの演技だったけど
段々好きになるにつれて、好きなんだな・・・と伝わる演技作りが
出来ていたし、演技自体もとても可愛かったので
恋する乙女な感じが出ていてのも凄く良かったです。

まとめると綺麗な作画風景や雰囲気にあった優雅な劇中曲
のおかげで世界観に入っていきやすくて
しっかりとした主人公のキャラクター描写があり感情移入しやすかったです。
人間関係の築き方も丁寧で燈子が主人公のことを好きになった
主人公の優しさなどの描写も上手くてキャラ同士の関係の見せ方も好意的にみれました。
恋愛面はただイチャイチャするのではなくて
1つ1つの恋愛描写が丁寧でまじめに進展する恋愛ものとして描かれているので
恋愛描写も楽しめました。
キャラの心情の変化や成長も描けていますし
キャラクターのデザインや作画がチョット気になるので作画の評価に迷うぐらいで
作品の出来はとても良かったです。
女の子同士なんですけど純粋にまじめな恋愛ものとして楽しめましたね。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 224
サンキュー:

15

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトル回収は2期へ持ち越し・・・あると思います!

原作:漫画 未読

感想

「好き」を知らない侑と、亡くなった立派な姉になり切ろうと振る舞う燈子との百合恋愛物語。
とてもリアルでシリアスな展開で、毎週観るのが楽しみでした。(毎回2回は観てた)
観てて思ったのは、燈子は面倒くさいなぁっと。(苦笑)
自分のことが嫌いで、そんな自分のことを好きになる人のことは好きになれないとか・・・
なんて傲慢で自分勝手な娘なんだと。
それじゃ「好き」を知らなくて、これから知りたいと思ってる侑が可哀想でした。
「侑は私の事、好きにならないでね」なんて呪いの言葉を告げるなんて、ずるくて酷い。。。
自分は侑のこと好きになって、姉じゃなく今の素の自分の気持ちに安心してるとか矛盾したこと言うくせに。
ズルい。
姉と同じ生徒会長になり、姉ができなかった生徒会劇を終えたら燈子はどうなるのだろう?
結局、生徒会劇までやらず「やがて君になる」というタイトル回収もなく終わってしまったけれど・・・
その代わり、「君しか知らない」っていう、侑の劇のタイトル案は、まさに侑の気持ちまんまだろうし、
最後のシーンで、侑が囁いた『そろそろ乗り換えですよ』ってセリフが、そろそろ姉から素のあなた自身へ乗り換えですよって意味にも感じました。
なので、タイトルの「やがて君になる」っていうのは、燈子が、姉の演技から やがて今の自分自身になる って言う意味なのかな?って考察してみました。
知らんけど。

個人的には、原作がまだ途中なので、毎週楽しみに観てた自分としては、アニメは安易に改変して終わらせなかったのは良かったです。
侑と燈子の二人がこの先どうなるのか?
百合なんだけど、あまりそう感じさせない何かがあり、毎週ドキドキきゅんきゅんさせられました。
百合ものとしては一番好きな作品となりました。
できれば原作通りで2期が観たいです!
てか激しく希望します!!
オナシャス!


声優さんは、みな流石プロですね!
演劇の役のセリフは、ちょい 棒で演技してて、ちゃんと演技分けできてたし、燈子の迫真の演技は、凄く役にシンクロしてたしで、ホント声優って仕事は凄いなぁっと、改めて感心させられました。

主題歌では、安月名莉子さんが歌うOP「君にふれて」が胸に響いて、今期で1番好きだったかも。(勿論カラオケで歌ってますw)
9話の体育祭で流れた劇中歌「rise」も、安月名莉子さんの歌でCDにカップリング曲として入ってるんだけど、この曲も中々よくって車でよく聴いてます。


個人的な想い
侑が燈子とこの先どうなるのか解りませんが、最終的には侑が好きを知り、誰かと報われて幸せになってもらいたいです。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 233
サンキュー:

46

ネタバレ

へも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

想像してたよりもざっくりな展開

寿美菜子さんがデレる先輩役と聞くだけで、ユーフォファンの私としてはウホッと期待しちゃいますがww、思ったよりも展開が唐突な気が・・・

もっと燈子先輩が侑に惹かれる理由を丹念に描写してほしいんですけど。あれじゃあ可愛らしくて物怖じしない後輩女子が入ったら誰に対しても発情する、と認識されかねないww
まあ原作未読なので忠実に再現してるなら文句つけられませんが。。
それと百合作品だからしょうがないですけど、侑と燈子が二人で居るだけで周りの人が「もしかして付き合ってる?」って言いすぎじゃないですか?ww 一般の人はそんなに想像力たくましくないと思います。
あと槙くんは百合男子ポジでからんできましたが、もう一人の男子もストーリーにからむのかな?

花田先生がここのところ調子良いので期待してますけど、まだ様子見ですね。
ユーフォ8話での、あの見ているこちらが悶え死ぬような女子と女子との“引力”シーンをまた見せてほしいものです!!!
(ユーフォは百合じゃないと断言できますけどもw)

あ、音楽はOPもEDも好きな感じです。ED曲のポップさが良いですね♪


~2018.11.27追記。8話視聴まで~
僕はどうしてもヒネクレ者なので、順調な展開よりも障害の多い展開のほうが燃えてしまいます・・・
何が言いたいかって? 僕ならば「沙弥香先輩×侑」にこそ、真の百合を見いだすってことです!!(゚∀゚)
そういう二次創作あるといいなぁ~ あるんだろうなぁ~~www

燈子先輩が侑に惹かれる理由はだんだんと理解が深まってきました。残りは4話くらい? 着地点を見守ります・・・

~2018.12.29追記。最終話視聴まで~
あれれ? こんな中途半端なところで終わっちゃうの??
最終話前までの、劇中劇になぞらえつつ燈子先輩の複数のペルソナに言及する展開はとても良かったです。
そして少なくとも劇中劇のラストが確定するまではやってくれると思ったのに、すごく肩透かしを食らった気分ww
槙くんのエピソードも単発に過ぎなくて物足りず。(このあと絡んでくるのかなぁ・・・)

以前に観た百合作品としてcitrusはコッテリ酷評しましたが、やが君は内面の心情変化などまで描かれており勿論こちらのほうが優れていると考えます。でも、もっともっと内面をえぐって欲しかったなぁ。
というわけで評価もちょっと下げました。。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 335
サンキュー:

24

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい緊迫感

見ていてとても面白いし、時間があっという間。この作品の魅力は、まるで積み上げた石が、ほんの少し触っただけで崩れてしまうような、そんな緊張感につつまれたやりとりの妙だろう。百合だけどね。
でも、女性同士だからこそ、これだけ繊細なやりとりができるんだろうなあ。アニメを見ている側からすれば、会話とともにお互いの心情も話してくれるので、よく分かるのだが、現実では結構気をつかうよなあ。
でもこのアニメはそんなジリジリするやり取りを楽しむアニメだし、その丁寧な作りは見事。なんだかうまく説明できないけど、恋愛系のアニメとして間違いなく名作。
そして個人的に侑の声が好き。この声で「先輩!」とか呼ばれたら、悶え苦しみそう・・。
最後までこの緊迫感を保ったまま終わるとは思わなかった。原作もまだ続いているらしいので、今後の展開が気になる~!!
最終回の驚きがもう一つ。迷っていた劇のタイトルがアニメタイトルじゃなかった。このアニメのタイトル、未回収じゃん!
このままじゃ終わらないよね?

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 226
サンキュー:

17

ネタバレ

小糸 優 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアス百合!

最終回、暖かい雰囲気で終わって良かったです!
アニメでは結局決着が着いていないまま終わってしまいましたが、原作は続いているので皆さん是非ご覧になって下さい!

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 229
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

明日は何になる? すべて百合になる。

詳細は公式でも。

パッと見、「恋と嘘」とか「クズの本懐」とか
「citrus」あたりと同じ雰囲気を感じました。
まあ、つまり百合ということで。

脚本が花田十輝氏。製作は「アルドノア・ゼロ」や
「リクリエイターズ」のTROYCAです。

過度な期待をせず、生温かい目で見守ろうと思います。

=======第1話視聴後、追記です。

ちょっと雰囲気のある立ち上がりでした。
百合的な青春群像劇になりそうな予感で、
楽しみなんですが……。

キャラデザがなんとも好きになれない……。
京アニならユーフォに、マッドハウスなら
よりもいになれる可能性を感じるのに。

まあ、そのうち慣れることを信じて、継続視聴
します。

=======第7話視聴後、追記です。

ミス発見。
最後の小テストを見せ合うシーン。
クラスメイトの子が、沙弥香に向かって
「負けたわりに楽しそうね、橙子」って…

いや、そこは沙弥香でしょって。

=======第12話視聴後、追記です。

録画してあっても、なぜか観る気が起こらない。
面白くないわけじゃないんですよ。
なんだろう。キャラデザのせいなのか、ある意味で
鬱展開だからなのか、高校の生徒会という非常に
ミニマムな世界の話だからなのか…

心理描写は巧みだし、観始めると楽しめるのですが、
毎週楽しみってならない不思議な作品です。
たぶん好きじゃないんでしょうねこれ。

=======最終話視聴後、感想です。

なんの結末も描かない投げっぱなしエンド。
原作がどうか知りませんが、少なくともアニメ単体で
観た場合、高く評価はできません。

とかく百合をフィーチャーされがちですが、
リアルでは意外と百合(というかバイ)な若い女子って
いるようで、友達でも案外そういう話を聞きます。
むしろBLより多いくらい。

なので、その要素のバイアスを取り外して、純粋に
ストーリーだけ味わってみた感想としては、前回
書いたように奥行きがあまりなくて、いち高校の
生徒会で起きるミニマムな恋愛劇という域を出ない。
もちろん好き嫌いではありますが、僕は放送前の
期待感に比べると、ちょっと案外だったかなと。

ただ、それでも完走させるだけの何か魅力は
あるのかもしれないですね。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 308
サンキュー:

4

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やがて君になるのストーリー・あらすじ

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」(TVアニメ動画『やがて君になる』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
TROYCA
主題歌
≪OP≫安月名莉子『君にふれて』≪ED≫小糸侑(CV.高田憂希)七海燈子(CV.寿美菜子)『hectopascal』
挿入歌
安月名莉子『rise』

声優・キャラクター

高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子

スタッフ

原作:仲谷鳰(「月刊コミック電撃大王」連載)、監督:加藤誠、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:合田浩章、色彩設計:篠原真理子、美術監督:永

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