遠距離恋愛で北海道なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの遠距離恋愛で北海道な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月14日の時点で一番の遠距離恋愛で北海道なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.7 1 遠距離恋愛で北海道なアニメランキング1位
僕等がいた(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (445)
3018人が棚に入れました
彼はその時 まだたったの15歳で そして今 まだほんの16歳で 支えなければならない現実は いつも彼の体より 大きい ― 胸に期待をふくらませ、友達をいっぱい作ろうとしていた七美の高校生活が始まった。だけど女の子たちは、クラスの3分の2が一度は好きになるという、矢野という男の子の話題で持ちきりだった。七美には、意地悪でむかつく男にしか見えなかったけれど…

声優・キャラクター
ささきのぞみ、矢崎広、川久保拓司、中山恵里奈、清水香里、寺崎裕香、ゆりん

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

少女漫画と言ったら?o(゚~゚o)???(o゚~゚)oナニ?

~あらすじ~
高校に入学したばかりの「高橋七美」と
中学の頃から女子に好かれていた人気男子「矢野元晴」
の青春ラブストーリーです。

「僕等がいた」は、少女漫画の定番ですね!

個人的にこの作品はは矢野の過去が関係していて内容が深めの話だと思いました|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||

私が1番最初に見た少女漫画でした。

見たときは、はまってしまいましたW

「少女漫画は女が見る物じゃないの?」って思う人がいるかもしれませんが、そんなことは無いと思います!

自分は男ですが面白いと思ったし、私の男友達も少女漫画を見てます。

男女ともに楽しめる作品なので是非見てください( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

好きな人が 君で良かった

僕らがいた、は高校生の恋愛の物語です。
矢野くんと高橋七美ちゃんの物語。

まだ大人ではないけれど、魂は真っ直ぐで激しい。
ここまで人を愛おしく想えるのですね。
乙女ゲームなどと違い、夢見がちな恋愛ではなく、とてもリアルです。
想いが届いて、ふたりで歩いていくということ、を表現していると思います。

幸せってなに?という問いかけ {netabare}
七美ちゃん
「ほこほこするやつ
肉まんとか焼きイモとか寒い時でもあっためるもの。心をポッとさせるモノ!」

矢野くん
「雪みたいなもの…」
矢野くんが雪を手で掴むと溶けてしまいます。

正反対の答え。{/netabare}

切ないです。。
矢野くん、前はこの答え分からなかったけれど、今の私なら分かるよ。

{netabare}
高校生の頃の恋愛って
止まってられないというか、、一生懸命で精一杯で、でも日々移ろう、揺れる。
毎日真剣にぶつけあって泣いたり笑ったり怒ったり。
お互い相手を散々ふりまわすのだけれど、抱きしめると体温が伝わって
それだけで今までの溢れていた想いが溶けてゆきます。


永遠を信じて約束していた頃、

変わってゆくなんて思いもしないで駆け抜けて。
お互い笑顔がみたくって届かせたこと、全部夢になってしまうのかな。

心が離れていく様を感じ続けることは苦しいですね。
まるで心が燃えてくみたいに、なにもかもが熱くて痛くて冷たい。
終わりがあるのなんて全然思わなかったから、
全部をぶつけてしまった。

矢野くんと七美ちゃん、このふたり幾度も幾度もそんなこと繰り返します。
そんなボロボロになるまでぶつけ合ったら、立って居るのも辛いだろうに。

最後は原作で読みました。
ふたりが笑顔になって本当に良かったです。{/netabare}



この作品をみて、読んで、
私は臆病になってしまったなぁ と思うのでした。
真っ直ぐな想い、受けとめたいけれど失うことが怖い。
あの頃の私が今の私に会ったら笑うだろうか。
「あんたなんか知らない」って私のこと気づいてもくれないかもしれない。


ここからは私に響いた言葉たちです。
{netabare}
ゼロじゃなくてプラマイプラス だったよ 高橋と出逢ってから。
オレは高橋と出逢うために 生きてきた


幾度でも君に出逢うよ
幾度でも君にだまされる
うんざりするくらい君とやり直し
嫌になるまで君と不幸に落ちる
道化にもなる馬鹿者にも犬にも
誇りも冷静さも全て捨てて何もいらないから
ただ君が愛してくれるというなら

矢野くんの言葉。
こんな強い想いを届かせてきます。




こんなにあたしを
ドキドキさせてくれる人は
ほかにいない
ほかにいないんです 神様


あたしの得意技は
いつでも どこでも
矢野を見つけだすこと


私の願いが矢野の願いになり
矢野の願いが私の願いになる
離れても大丈夫
毎日 想いは増えてゆくから
辛いほど
気持ちは強くなってゆくから
耐えれば耐えるほど
愛はあふれていくんだよ
好きだよ 好きだよ 好きだよ

だから 私は誓ったの
次に会ったら 二度と離さないって


七美ちゃんの言葉たち。
{/netabare}


矢野くんと七美ちゃん
こんなに苦しくて切ない気持ちを怖がらずに投げる、受けとめる
そう幾度だって繰り返してふたりは辿り着いたのかな。

私はアニメよりも原作のほうが良かったです。
深い描写でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

たつじん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当に幸せな恋愛って

『嘘つきなあなた 泣き虫のあたし』
これはOP曲「君だけを・・・」の歌詞です。

高校に入学した「高橋七美(たかはし ななみ)」は、イケメン男子「矢野元晴(やの もとはる)」
と出会い、いつしか惹かれ付き合うことにはなったが・・・
その恋愛はつらく、傷つくことばかりだった。
過去を引きずる矢野・・・。
そんな過去に嫉妬する七美・・・。
この作品は恋愛中の男女の姿をリアルに描いた作品です。

淡いグラデーションで描かれた画は、余計な背景や人物をあえて描かないことで中心人物を
浮き出させて見せてくれます。
また恋愛に未熟な七美のキャラデザと心の声には、その純真で繊細な感情が溢れてて・・・
なによりそのキュートな声と台詞に心を撃ち抜かれてしまいました。
ちょこちょこと変わる髪型のバリエーションも見ものです。

片思いの恋が実る喜びよりも、実ってから2人で育む恋愛の難しさを伝えてくれます。
観ていてすごく「じれったく」て「はがゆい」感じもしますが、それほどに恋愛中の男女の心理は
デリケートなのかもしれません。
子供っぽくてわがままな矢野なんかほったらかして、その親友で温かく見守ってくれる竹内に
乗りかえれば?って何度思ったことか・・・。

自分でもわからない「自分の気持ち」・・・。
相手のことを思って口に出した「嘘」と「本当」・・・。
気持ちとは裏腹な「言葉」・・・。
そこから生まれた気持ちのすれ違いは、「もろ刃の剣」のように相手を傷つけ自分も傷つくことに
なってしまうんですね。

どんな恋愛をすることが、本当の幸せなのかを考えさせる作品だと思います。

ちなみに実写版が前・後編で公開されましたが、この作品では前編を描いているので後編も
是非観たいものです

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

67.8 2 遠距離恋愛で北海道なアニメランキング2位
ほしのこえThe voice of a distant star(OVA)

2002年2月2日
★★★★☆ 3.4 (586)
2967人が棚に入れました
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』 は、新海誠 監督 が制作し2002年に公開されたアニメーション映画。
2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対抗すべく国連宇宙軍が組織された。
2046年、中学三年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボットのパイロットの選抜メンバーとなり、翌年にはタルシアンの追跡調査のため編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦〔リシテア〕に乗艦、地球を発つ。ほのかな恋心を抱く友人寺尾昇を残して。調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って、地球から離れてゆくにつれ、ミカコとノボルの距離も光年単位で離れ、二人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなってしまう。
ついにはミカコは地球から8.7光年の距離に位置する惑星アガルタに降り立つ。そこでミカコは、地球に届くのに8年もかかるメールを ノボルに送信する。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

時間と距離を越えて繋がるふたり

新海誠氏が制作し2002年に公開され、数々の賞を受賞されたアニメーション映画。
監督・脚本・演出・作画・美術・編集をほとんど新海氏ひとりでこなされただけでなく、
オリジナル版では主人公 寺尾昇の声も担当されたとか。

主な登場人物は、国連宇宙軍の選抜メンバーとなり
やがては生還の保障のない遠征調査に旅立ち、
謎の異生命体と対峙する15歳の少女美加子と、
地球に残り、彼女からの携帯メールを受信している同級生の昇。
何光年先の宇宙と地球という、はるか遠く離れた距離の二人の間で、
ずれていく時間とふたりの想いを描いた作品。

携帯電話の機種がまた懐かしい形状なのだけれど、
あの当時の携帯で宇宙と交信できるかどうかのツッコミはしない方向で^^;

でも、地球に届くのに8年もかかるメールなんて、なかなかロマンがあるよね。
そして、それだけの月日の流れを待たせ、待たされるという
時間のズレと孤独感、そうしている間にも大人になってしまう二人の
心のズレを思うと、とてもせつない。

それから、これは宇宙ロボットが登場するからと言っても
バトルシーンがあるような作品ではなく、宇宙的な時間の中で育まれる恋愛モノ。
宇宙ロボットのコックピットで学校の制服を着ているっていうことも、
きっと意味のある見せ方なのだろうし、リアリティを追求するんじゃなく、
あくまでもふたりの男女の心模様に焦点を当てて観ていけば、
深いメッセージに気づくことができるはず。

自転車を押しながら下校する帰り道のふたり。
踏み切り、コンビ二、飛行機やロケットが飛んでいく青空、
そして、空から舞い降りる雪。

「秒速5センチメートル」をご覧になって感動した方ならきっと、
「あ・・このシーン、この風景・・」って場面に思わず顔がほころぶかもです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 60
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「秒速5センチメートル」で有名な新海誠監督による、心の距離感を描いた作品。「対比」がうまく生きている

「秒速5センチメートル」で有名な新海誠監督が、ほぼ一人で手がけた、いわば自主制作に近い作品。
背景グラフィックやCG描写はとても綺麗ですが、人物画には特徴があるので、キャラクターの見た目で作品を判断する人には向いていません。
ただ、監督の描きたい「心の距離感」がどういうものか知るには絶好のアニメだと思います。


時代は、宇宙開発が進んだ近未来。
ノボルとミカコという二人の登場人物の心の距離に焦点を当てたお話です。

25分という短い劇中に何度も現れる「対比」がポイント。
近未来でありながら、寂れたバス停や石炭ストーブなど、レトロさを感じさせる日常風景と、ロボットや宇宙生命体など明らかな未来をイメージさせる描写。
ノボルをクラシックな日常に、ミカコを未来的な非日常に置き、両者を繰り返し描写することで、「時間のずれや重み」を強く感じさせてくれます。

そして、実質的に二人を繋ぐのは「メール」というこれも古典的な手段。
メールはどんなに急いでも、光の速さを超えることはできません。
地球上ではタイムラグはほぼありませんが、月にいけば往復に3秒かかり、火星にいけば往復8~40分ほどかかります。
このように距離が離れれば離れるほど、たった一言のメッセージをやりとりするのに、どんどん時間がかかっていきます。

遠ざかっていく二人の物理的な距離と声。
「心の距離」もそうやって離れていくものなのか、そこがポイントです。
{netabare}
どんなにメッセージのやりとりに時間がかかるようになっても、ウラシマ効果によって別の時間軸を生きるようになっても、届くものがある。
クライマックスに向けて、2人の心の声はどんどん近づいていく。
時空を超えて届く想い、それが『ここにいるよ』の一言。
{/netabare}

切ない余韻が残りますが、
{netabare}
・「見えてきた超光速通信の実用化」という雑誌の見出し
・「帰還の可能性はリシテア号一隻か」という新聞記事
{/netabare}
と、細かいところで希望を残してくれています。

ある程度SFの知識があった方がわかりやすいですが、テーマになっている「心の距離感」は誰でも感じ取れると思います。
「秒速5センチメートル」の雰囲気が気にいった方は、原点を知る意味でも、一度観てみるのもいいかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

三年目ーの浮気くらい大目に見ろよ(微調整)

秒速でお馴染みの新海作品の初期の1つ。
約30分程度。

見たのは随分前だが書こう書こうと思いつつすっかり忘れていた。

ではどういう話なのかと言うと平たく言えば遠距離恋愛もの。只、他の遠距離ものと異なる点は地球と宇宙でのってこと。
未だかつてここまで超遠距離な恋愛ものを描いた作品があったろうか。いや無い。無いよね?多分無い。

今回の恋するお二人の設定は(当時)中学生。
女の子のほうが唐突にロボ乗ってエーリアンと戦いに出かけたため地球に残された男の子のほうは相手からのメールをひたすら待つしかない苦難の日々に。
しかも段々地球から離れていくごとにメールが到着する時間も伸びていき最長なんと8年かかることになる。
並の、あいや普通の男ならこの時点で今まで有難うさようならお元気でってな感じなんだろうけど、そこは我らが新海作品の男の子。待ち続けますいつまでも。
勿論、忠実な犬じゃあるまいし人間なのだから葛藤もあれば迷いもある。当然彼にもソレはある。
その辺りは実際自分の目で見てぴょん。短い作品ながらも上手く表現出来てるんじゃないかと。

しかしまぁこう聞くだけで欝になりそうな話なのだが、そんなことはある。
正直作中そして視聴後もなんて言うか酷く虚しい。いや切ない?

あぁこの感覚が秒速に受け継がれて行くのかと妙に納得・・出来るわけもなくひたすら切ない作品だった。
自分は見た順番が秒速→これ→言の葉だったんでラストどういうふうに終わるのか気になりつつも秒速の悪夢が頭を過ぎりそこはかとなく嫌な予感がしてたのだが、ラストは・・。
とネタバレになるんで興味あったら是非自分でね。続きはwebで。おっとwebは不味いのか。

作画は相変わらず綺麗だねーて感じなのだがそれに反比例して人物の絵がすこぶる微妙な気もしたが、元々この人は背景の人だと認識してるしこの作品もほぼ1人で作ったらしくそこまで突っ込むのも野暮ってもんだろう。
当然、なんで学校の制服着用で戦ってんのかとか近未来設定なのに携帯が古いだの町並みがソレっぽくないだのそのへんに突っ込み入れるのも野暮であると自分は考えるであります。が、突っ込みたい気持ちはすごく分かる。

話自体はさほど特別なものでも無いのに心に来るのが新海作品。
描きこまれた風景画で魅せるのが新海マジック。新海新海をどうぞよろしくお願いします。

ネタ風味になったがこの人の作風自分は地味に好きだったりする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43
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