謎解きでオリジナルアニメーションなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの謎解きでオリジナルアニメーションな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の謎解きでオリジナルアニメーションなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.8 1 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング1位
ケムリクサ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (527)
1812人が棚に入れました
赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。謎多き世界でこの姉妹が目指すものは一体…

声優・キャラクター
小松未可子、清都ありさ、鷲見友美ジェナ、野島健児
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界の終末に「好き」を探すロードムービー

アニメーション製作:ヤオヨロズ、
原作・脚本・監督:たつき、
作画監督:伊佐佳久、美術監督:白木優子

赤い霧が漂う暗黒の空間。
廃墟と化した街並みはまるで世界の終末だ。
最初の舞台は長崎の軍艦島。
そこで、異形の化物である赤虫と戦い、
懸命に生きる3人の姉妹がいた。
彼女たちはまるで植物のように、
水を飲むことで生命を維持し、
道具としてケムリクサを駆使していた。

けものフレンズを指揮した、たつき監督が
かつてニコニコ動画に投稿した自主制作アニメを元に
再構築して完成させた作品。
降板したけものフレンズの続編と放映タイミングが重なり、
何かと作品以外の部分でも話題となった。
脚本、演出、監督を全てたつき氏が担当し、
CGを駆使して作り上げている。
制作はたつき監督が属するirodoriの
たつき、伊佐佳久、白水優子を中心に行われた。
キャラの動きや赤と黒をメインにした作画は、
少人数体制を思わせる粗い仕上がりだが、
世界観や巧みな脚本によって、それらの全てが
あまり気にならないように見せている。

私は未視聴なので分からないが、
世界観は、けものフレンズとの共通点があるようだ。
廃墟に囲まれた謎の世界で3人の姉妹が赤虫と戦い、
水を求めながら生きている。
そこに突然、わかばという男が現れる。
謎が解明されないまま、姉妹と男は
旅をすることになる。

スタートが軍艦島(長崎県)でスペースワールド(福岡県・閉園)、
道後温泉(愛媛県)、瀬戸大橋(香川県、岡山県)、
梅田駅(大阪府・泉の広場は撤去予定)、琵琶湖(滋賀県・沖島)、
黒部ダム(富山県)、富士山(静岡県)、
八王子(東京都・日清食品)、中野(東京都)、新宿(東京都)まで。
日本各地をロードムービーのように旅していく。
{netabare}そして、最後の赤い木との戦いは、
おそらく東京タワーだと思われる。{/netabare}
コラボしていた日清食品も登場。
実際に観ていて、道後温泉や黒部ダムは
分からなかったが、ほかは自分が旅でよく見ていた
場所ということもあって、驚かされることが多かった。
彼らの旅を観ながら、場所を特定する楽しさがある。
サイトでは詳細に比較しているものもあり、
かなり正確に廃墟として再現しているのが分かる。

10話までは少しずつ謎を小出しにしていくだけなので、
観続けるのがなかなか難しいかもしれないが、
11話でこれまでの様々なことが明らかになり、
最終回まで一気に畳みかける展開は見事。
{netabare}全ての出来事が、日本の街並みを再現した
巨大宇宙船のなかで起こっていたという
SFも興味深く、彼らがここにいた意味、輪廻転生、
想いを引き継ぐことを物語に上手く落とし込んでいる。
EDが登場人物の死や誕生の順番を表しているのも面白い。
EDの最終回には、りりとワカバが触れ合う描写もある。{/netabare}

{netabare}ラストで、りょうから語られるのは、
「全員が好きを手に入れられた」ということだった。
おそらく、感覚だけではなく、
りりの「好き」の感情も6つに分かれていて、
りんだけが、手に入れてなかったのだ。
この結末はりんの言葉を「アニメーションが」とするのが、
監督の純粋な想いなのかもしれない。{/netabare}
(2019年4月13日初投稿)

ちょっとした余談(2019年4月14日追記)
{netabare}監督はどこかのメッセージで、好きなことを
このアニメでやった、ということを書いていたが、
おそらく、登場するのは監督の好きなもの
ばかりなのだと想像する。
タイトルの煙草(ケムリクサ)、廃墟、
日本各地の観光地、長崎の路面電車、ルンバ。
そういえば、シロの仲間がたくさんいた
黒部ダムのガルベと呼ばれる遊覧船もそうなのだろう。
この作品は超テクノロジーの暴走によって、
世界が破壊されるという暗い話だが、
監督の「好き」が溢れていることを感じさせてくれた。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 84
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ロッソ (赤) ネロ (黒) の世界

たつき監督のオリジナルアニメ


『けもフレ』未視聴。外野ですったもんだあって背景にいろいろ抱えての2019年冬クールでの放送。
著名監督さんが直接の視聴動機となります。放送前に周囲の関心がそこそこありました。

あらすじは割愛。あにこれサムネ(2019年4月時点)にもある赤い髪の三姉妹、りつ(CV清都ありさ)、りん(CV小松未可子)、りな(CV鷲見友美ジェナ)のところにふらっと男の子わかば(CV野島健児)が現れて開幕。4人を中心というかほぼ4人だけでの閉じられた世界で物語は進行します。
ED映像ではこの三姉妹以外の人物を示唆するシルエットが出てきてこれも順を追って明らかになることでしょう。

{netabare}登場時間は少ないですが、他の姉妹も要所を締めてました。
りく(CV天沢カンナ):武骨な子。第5話で登場。
りょう(CV三村ゆうな):長女でまったりした子。第9話で登場。
りょく(CV関根明良):メガネっ子。同じく第9話で登場。

{netabare}最終バトルは胸アツでございました。{/netabare}{/netabare}

全編CGです。お世辞にも表情豊かとは言えません。技術的なことへの物言いはこれくらい。差し引いても世界観が独特すぎて多少のマイナスには目を瞑って観たい。そんな作品でした。
“ケムリクサ”“あかぎり”“アカムシ”“ヌシ”“シロ”。全て目の当たりにするのは初めての内容です。既視感がありません。
第1話???状態から始まる世界観の提示。徐々にネタ明かしと新たな伏線の上乗せ。若干ネタ明かしのペースは遅めと視聴者を焦らします。つまり謎はしばらく残り続けて、{netabare}ようやく最終回手前の第11話で{/netabare}一気に畳みかけて回収する1クールお手本のような構成となってます。


けっこう大事なことだと思うのが、???状態が長引いた時の視聴態度ですね。世界観に身を委ねれば苦にはならないのですが、私はボーダーラインでした。
物語はしばらく“緊張感”を視聴者に強いることになります。
不明な世界観は

『何が起こっているのかわからない』

時おり訪れるピンチは

『何が起こるかわからない』

加えて色調は全編通して赤と黒が基調と暗めです。赤と黒でワクワクするのはロッソネロ(赤黒)、ACミランの選手入場の時か明治アポロを分けて貰った時くらいでしょうか。
暗めの色彩と劇伴。そして何が起こっているのか何が起こるかわからない緊張感と上手くお付き合いできる人が病みつきゾーンに突入しそうです。
ボーダーラインの私にとっては、だからこそED曲の存在は重要でした。所在無げな私に毎度ピッチの速いビートでリセットしてくれました。

※色調について視聴済向けネタバレ所感
{netabare}暗い色調すら伏線で、最後の最後の青々とした森と水の風景が立ち現われた時のカタルシスは凄かったですね。観てて良かった。{/netabare}



ネタバレなしの内容すら説明が憚られる、どうぞ世界観を感じてくれ!とお伝えしたい作品です。

2周目終わりましたが伏線が丁寧に敷かれていました。???状態が解消される気持ち良さがあります。
告白すると、本作は今期の途中寝落ちの常連でした。緊張感に耐えられなかったのか少なくともグイグイ次が気になる感じではなかったのです。
完走して2周して評価を上方修正したアニメという位置づけとなります。



そしてこれ一般ウケはしなさそう。共通する土台が違います。
目の肥えたアニメ視聴者が独創的な世界観を斬新だと捉えたきらいも多分にあったのではないでしょうか。
もしかするとたつき監督へのエールで下駄を履かせたくなる気分も影響してるかもしれません。

とはいえ良作です。こんなものもあるよと日本のアニメの守備範囲の広さというものが一般層にも認知されればいいな、と。
スタンダールの『赤と黒』も発表当時は全く売れなかったみたいですし。。。



■オマケ
どん兵衛とのコラボCMやってました。お湯を沸かすのもケムリクサってどんだけ万能なん?
{netabare}それに色調だと赤と黒なんですが、物語を軸に考えるとケムリクサのヴェルデ(緑)、アカムシのロッソ(赤)なんですよね。ここは朝ドラで勢いのある日清食品さんより東洋水産さんに頑張っていただきたかったかもしれません。どっちかというと緑のたぬきより赤いきつねが好き。アニメでは悪者の赤ですが、これからも赤いきつねを応援し続けます。{/netabare}



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2019.08.29追記


視聴時期:2019年1月~2019年3月リアタイ視聴


作家性の強い作品です。今クールでの本作。監督は違いますが翌2019年春期の『さらざんまい』。1期に1作品くらい、こういったアクの強いものが出てくると視聴の選択肢が増えて嬉しいですね。いかがでしょう?


2019.03.31 初稿
2019.08.29 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 74
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

絶滅のオルガノン

監督・シリーズ構成たつき。

瓦礫の山の荒廃した軍艦島(長崎県)的世界で、
水源を求めて旅をするりつ、りん、りなの3姉妹。
謎の赤い霧、襲い来る虫と呼ばれる異形。

自主制作発表からヤオヨロズ制作に変わり、
当然、けものフレンズが上がるでしょうが、
ディストピアな湯浅監督「カイバ」といった趣です。

{netabare}水源の中から現れた少年わかば。
新種のヒト!?
ヒトは既に絶滅を向かえているのか!?{/netabare}
大きな謎で物語は構成されています。

物語の可能性が見事に炸裂すれば、
今期を盛り上げてくれそうな予感もします。

最終話視聴追記。
11話に続き世界の謎が開示され、
演出にも力が籠っています。
物語の着地はここしかないでしょうね。
まるで聖書の黙示録のようだ。
{netabare}巨大なノアの方舟、最初のヒト、
自立型とも言える赤いケムリクサの真実。{/netabare}
記憶の葉の世界は優しい思いに溢れている。

やはり監督なりの生命讃歌なのでしょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65

63.9 2 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング2位
Re:␣ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (487)
3185人が棚に入れました
多くの謎と衝撃に包まれた前シリーズの最終回。
横浜の街が大混乱に陥ったあの事件から三か月が経ち、カフェ・ノーウェアの面々にも日常に戻っていた。そんな中、ムラサキは、はじめとコンビを組み、再び探偵を始めていた。
まさかの再登場を遂げたと思えば、旧友のナイスに銃口を向けたアートの真意とは…!?アートとハマトラの関係は、どうなっていくのか…!?
アニメーション制作スタジオにLercheを迎え、ロゴも新たに生まれ変わった「Re:␣ ハマトラ」。
前シリーズで、悩みや葛藤を抱えたキャラクターたちが辿り着く応えリプライ、そして闇に包まれた謎が、遂に明らかになる!

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

解決編(・∀・)♪

横浜を舞台に「ミニマムホルダー」と呼ばれる超能力者達の
姿を描いたバトルアクション、サスペンス作品の第二期。
全12話。


続編なので簡単な感想だけ(*´ω`*)φ

衝撃的なラストで幕を閉じた前作から3ヶ月。
新たな事件を発端にストーリーが再び動き出します。
前作から変わらぬ面々の活躍ぶり。
ミニマムを使った派手なバトルアクションも健在。

一期では語られなかった部分や謎に新たな事件が絡み合い
サスペンス感の強いストーリーになっていると思います。
物足りなさが残った一期から比べると深みのある物語に
仕上がっていたと評価します(*´∀`)b

キャラはやはり魅力的、声優陣は変わらず豪華です。
今作の鍵を握る役所を演じる緒方恵美の存在感は流石。
喜多村英梨の幼女ボイス良かったですねw


一期が事件編、二期は解決編といった解釈で良いかと。
両作で1本、2クール作品として視聴すると楽しめると思います。
サスペンス・王道バトルものが好きな方にオススメ♪

評価の星も星なのであまり期待しないで下さいね(^^;)





《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)
石神俊一(CV.竹内良太)
スキル(CV.渕上舞)
最恐(CV.緒方恵美)



《主題歌》
OP
『千の翼』/ livetune adding Takuro Sugawara
ED
『Brand New World』/ ayami

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

やっぱり合わないものは合わない

原作未読 12話

ハマトラの2期です。1期から観ることをオススメします。

オシャレな雰囲気とOP、オシャレな画面の切り替え方(途中からちょっとくどかったですが)、作画も前回より良くなっていますね。

前回観たときに私には合わないと思いましたが気になる終わり方だったので、伏線がどんなふうに回収されていくのか観たくなったからです。

伏線も回収されました。多少疑問はあるものの{netabare}(アートの最後の部分){/netabare}最後もスッキリと終わって良かったのですが、納得できない部分がありましたね。
{netabare}
その1
ノープランでただ敵に突っ込んでいく。
すぐに捕まったり、敵に罠に簡単にかかったり、とても探偵や警察がやることとは思えません。
特に警察は能力者相手に銃だけでは無理なのは分かっているのに対策をしていないのが不思議でした。

その2
敵キャラがあまりにも余裕がありすぎてちょっとイラッときました。特にモモカは自分勝手で最後までかなり苦手でしたね。(そうじゃないといけないのは分かっていますが)
{/netabare}
ハマトラのファン方すみません。最後まで観ましたが、私には合わなかったようです。シリアスな中にも楽しさもありましたが、ちょっと場違いな感じがしました。

最後に、OPはお洒落で曲も好きでしたね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2期になって一番強化されたのがレイさん

異能バトルギャグアニメです
1期より様々な点で面白くなったと思います

物語が大きく動き出し、展開を楽しめたこと
思ったより綺麗にまとまっていたこと
キャラの個性がより引き出されたこと


私個人としては3つ目がハマトラという作品においては
非常に嬉しいポイントです

まず、ムラサキがネタ要員にされてて笑いました
ハジメちゃんが可愛すぎることにも気付きました
ハニーやコネコも悪くないですけどね
そして何よりスーパーサイヤ人化したのがレイでした
かなりの毒舌家になっており、とても笑えました
1期からこんなキャラだっけ?
彼女の一言一言がいちいち面白かったです


音楽面でもパワーアップしていました
まぁこの点においては主観ですね
特にED曲が私好みの温かい曲で気に入ってます


ハマトラらしさ全開の2期でした
そういう意味では特に7話が最高でしたね

ストーリーもわりと好きなほうですが、
やはりハマトラはギャグアニメとして評価したい作品です

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

59.5 3 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング3位
パンチライン(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (439)
1974人が棚に入れました
「パンツを見たら人類滅亡!?」
とある事件をキッカケに幽体離脱してしまった高校生の伊里達遊太。
自分が住んでいるアパート、古来館で目覚めた遊太は、
突如現れた猫の幽霊、チラ之助から「肉体を取り戻したかったら、
古来館のどこかにある聖典を見つけるのら~」と告げられる。
かくして館内の捜索を始める遊太だったが、
そこで住人である女子のおパンツ様を目撃した瞬間、地球にトンデモナイ災いが…!!
遊太は特殊な霊力を使って住人達の暮らしに干渉。
ときに秘められた謎を解き明かしていったりしながら、人類滅亡の運命に立ち向かっていくことになる。
はたして彼らは最高にハッピーでピースフルな未来を迎えることができるのだろうか!?

声優・キャラクター
井上麻里奈、雨宮天、寿美菜子、釘宮理恵、戸松遥、吉田有里

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

布面積は 乙女心 反比例

監督・上村泰、MAPPA制作によるオリジナルテレビアニメです。

全12話


古来館に住む伊里達遊太は同じ古来館に住む秩父ラブラと

共にバスジャックに巻き込まれる。そこに正義の味方を名乗る

ストレンジジュースが現れ犯人グループを撃退する。そこに

謎の白髪の青年が現れるが興奮した遊太が覚醒しその男もろとも

海に飛び込む。そしてストレンジジュースに助けられるも

再びパンツを目撃し気絶してしまう。そして気が付くと自分は

古来館に戻っており、更には幽体離脱までしていたのだった・・・


作品タイトルに加えてキャッチコピーが「パンツを見たら人類滅亡!?」

というのでそこを基軸にしたギャグコメディが展開されていく作品

だと放送前はなんとなくそんな感じに思っていました。序盤はバス

ジャックや幽体離脱等が起きているものの当初の予想していた部分が

多めにあったのでバトルの部分もうーん何に使うのだろう・・・と

思っていました。それから3話くらい経つ頃に漸くそれまでなんとなく

散りばめられていたであろう出来事が全く別の所で動いているんだと

感づいていました。

5,6話を迎える頃には3話で感づいていた事が確信へと変わって

いき、そこから見えてくるものにはそれまでの出来事にその瞬間が

より強く詰まっていたのだと思わされました。


どことなくギャグ路線が見えてくるのにどうやってもそのレール

には乗ってこない。どこかそんな事ぐらいでくだらない・・・と

思っている反面、ここまでの繋がりとこれからの繋がりはどこに

向かっていくのかたまらなく気になってくる。そうやって後半、

その先へ進むにつれてどんどんもっと見たいと不思議とそう感じ

させて来る展開でした。


それから登場人物のネーミングがパッと見ても誰でも気が付く様な

つけ方なのに5,6話の展開が見えて来るまで全然気づくことが

出来なかったです。上手いこと作っているなぁと思いました。


曲は特にOPですが後半になってくるにつれてなんか雰囲気だけが

ズレていっているようでした。まあ展開が後半どんどん変わって

いっても私が当初思っていた事はあながち外れる事も少なかったので

それもこのOPあってこそかなと思います。


ニコ生一挙放送で幾度となく最初の方を見ましたがその度に新たな

話数を見ているのでその時々によって同じ物語が違った印象を感じ

ていました。初見の段階で1~4話辺りが退屈に感じていましたが

その先を知った上でまた見ると案外そうでもなかったりという感じ

です。複数回見るつもりなんて当初は想定していませんでしたが・・・


後半からいい感じになっていましたが序盤と言っても4,5話辺り

までためてしまっているので多くの人が途中で切ってしまいそうで

すが2,3話辺りでどこか予想や印象とは違う何かがあると私は

思ったので見続ける事ができ、後半で良くなっていくのを楽しめた

と思います。

◆個人的点数評価 76.989点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

パンツは地球を救う?

バスジャックに遭遇した伊里達遊太。
正義の味方であるストレンジジュースの下着を目撃する事によって幽体離脱してしまう。
目覚めた遊太の前にチラ之助と名乗る猫が現れて、遊太は地球を救う為に行動する事となった。

物語に関する事を書くとネタバレになりそうになるので迂闊には書けないなぁ。
とりあえず、6話ぐらいまでが話の伏線でしょうか。
視聴する人には途中まで我慢して見てもらいたいです。

タイトルにもなっているようにパンチラというかパンモロのシーンが多いです。
遊太はパンツを見る事によってパワーアップする事ができますが、あまりにも興奮し過ぎると地球が滅亡。
丁度良いパンチラも難しいですね。

始めは、ただのHシーン満載のお色気作品と思うかもしれません。
たしかにパンチラシーンは多いです。
しかし、それは物語を進めていく上での必須事項。
視聴する際には、この点を気をつけないといけないです。

登場人物の名前の付け方には、よく考えたなぁと感心してしまいます。
伊里達遊太(いりだつ ゆうた)……幽体離脱(遊太 伊里達)←名前と苗字を入れ替える
成木野みかたん(なるぎの みかたん)……正義の味方{成木野は読み方を変える}
曳尾谷愛(ひきおたに いと)……ヒッキー、オタ、ニート
台初明香(だいはつ めいか)……大発明家
秩父ラブラ(ちちぶ らぶら)……乳ブラブラ
古来館の住人達はキャラも個性的ですが名前の印象も強いです。
古来館は「こら、イカン。」を元にしたのかな。

地球の命運はパンツにかかっているとバカバカしく思えますが、これはシリアスなシーンを暗くさせない為の作り手側の配慮でしょうか。
軽い気持ちで数話見ようと考えると視聴断念する可能性が高いので、視聴すると決めたら一気観して下さい。
全話視聴して「騙された。」と言われても責任は持てません^^;
あくまで自己責任でお願いします。(無責任ですいませんm(_ _)m)
さあ視聴してハッピーでピースフルな世界へ旅立ちましょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルを見るとギャク作品ように見えますが、そうでもありません。

パンチラインとは英語でコメディやジョークなどの「落ち」という意味らしいですが、この作品はそれだけの意味ではないみたいですw

全12話 オリジナルアニメ作品

キャッチコピーは「パンツを見たら人類滅亡!?」

バスジャックのあったバスに乗り合わせた主人公の伊里達 遊太(いりだつ ゆうた)は、正義の味方ストレンジジュースの助けもあってバスジャックしているものたちを撃退します。しかし、遊太はある出来事で川に落ちストレンジジュースの下着を見たことで幽体離脱をしてしまいます。序盤は、元の体に戻るため色々と悪戦苦闘するお話です。

最初は、奇抜なストーリー展開と女の子の下着のオンパレードに、3話まで観てちょっと視聴を止めていました。

キャストさんからのコメントで6話以降から色々な謎が解き明かされていくというニュアンスだったので、視聴を再開しました。

序盤は上記に書いているような内容でしたが、確かに6話から色々と展開が変わってバラバラなお話が繋がっていきますね。

5話までで謎を色々と溜めていた分、6〜12話まではこれまでの経緯とこれからのことが怒涛の展開で進んでいきます。

お話もきちんと終わってますし、すべてがハッピーエンドではないですが、私は最後まで観てよかったと思います。

設定は色々と奇想天外ですが、内容はいたって真面目な作品なので、ギャク作品と思って観るとギャップを感じるかもしれません。

ただ5話まで根気よく観る必要(私はそうでしたw)がありますので、そこまで視聴ができたら最後まで観るのもいいかもしれませんね。

OP しょこたん♥でんぱ組が歌ってます。作詞作曲は前山田健一(ヒャダイン)さんなので元気な曲ですね。
ED こちらは一転、落ち着いたバラードとなってます。曲も好きですが作画も良かったですね。

最後に、この作品の劇中歌は小室哲哉さんすべて作曲しています。色々な引き出しがある方ですね^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

66.3 4 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング4位
歌舞伎町シャーロック(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (213)
751人が棚に入れました
新宿區イーストサイド・・・・・・混沌を極めたその街の中心には、ネオン瞬く歌舞伎町が広がっていた。光が強けりゃ影も濃い。悪人どもの潜む暗がりの、そのまた奥に探偵長屋の明かりが灯る。ハドソン夫人の営むその長屋は、なくて七癖、曲者ぞろい。野心満々のケッペキ探偵に、男を化かす姉妹探偵。はたまた刑事くずれのオッサン探偵がいるかと思えば、ヤクザを破門されたアンチャン探偵・・・・・・そして真打は、落語をこよなく愛する天才探偵シャーロック・ホームズ。切り裂きジャックによる猟奇殺人が起きたその夜、舞台の幕は上がった。探偵どもの化かし合いを横糸に、シャーロック、ワトソン、モリアーティ、三つどもえの友情を縦糸に・・・・・・ミステリー? いやさコメディ?なんともはや、判別不能ドラマのはじまりはじまり~。

声優・キャラクター
小西克幸、中村悠一、山下誠一郎、斉藤壮馬、東山奈央、東内マリ子、青山穣、橘龍丸、諏訪部順一
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

内藤新宿

名探偵シャーロック・ホームズを探しに歌舞伎町へやって来たワトソン。
ワトソンの身の回りで発生している怪しい出来事を解決してほしいと依頼するのであった。

ワトソンが命を狙われるキッカケとなった「切り裂きジャック事件」。
生殖器を切り取り、死体の周囲に天使の羽根を描く殺人鬼です。
ジワジワと事件の真相に近づいていく探偵たち。
1クールを使って、じっくりと表現しています。
(序盤は関係の無い事件が多いですが^^;)
ラスボスが切り裂きジャックだったら良かったのに……

2クール目にラスボスが出現するのは構いません。
ただし、そのラスボスが納得できません。
このような展開だったら2クール目を作らなくてもいいのでは?と思わせます。
全部、切り裂きジャックに犯行を押し付けたら良かったのに><
中々、腑に落ちない展開でした。

名探偵が落語好き、というのは妙案です。
ただし、落語推理は如何なものか。
{netabare}おちつく(オチつく・落ち着く)のでしょうかねw{/netabare}

個人的には1期で お腹いっぱい。
黒幕は いなかったほうが気持ち良く視聴できました。
好きか嫌いかと聞かれたら……微妙かな^^;
2クール必要な作品ではありません。
新宿という玉石混交な街が舞台。
繁華街の歌舞伎町には色々な人や物が集まります。
真実が表裏一体という事かなぁ。
人を選びます。
推理好きでも手を出すかどうか、難易度の高い内容でした。


最後に謎かけを1つ。
歌舞伎町シャーロックとかけてシャア専用と解きます。
その心は……{netabare}どちらも1き(期・機)で十分です。{/netabare}
おあとがよろしいようでm(_ _)m

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

う~ん、2クールは長すぎた・・・。

アニオリ作品。最終話まで視聴。

設定の奇抜さ。
特に探偵と落語という取り合わせの面白さ。
物語の舞台。

これらが織り成す世界観はとても良かったと思います。

前半の「切り裂きジャック編」までは、テンポも良くて楽しめていたんだけど、後半は、一言で言って『長かったな・・・』。

{netabare}後半は「切り裂きジャック編のその後の顛末」。
まあ、『ここを解決しないと物語は完結しない』ってことなんだろうけど・・・。
それにしたって、ほとんど後半丸々ですからねぇ。
さすがに長すぎるというか・・・。{/netabare}

サイコパスが絡むと、心理が理解出来ないせいだと思うんですけど、少々、苦手なんですよね。
あくまでも個人的な感想です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

奇人変人が集う探偵長屋

全24話

新宿をお金持ちが住むウエストサイド、庶民が住むイーストサイドに分かれて生活をしている世界、イーストサイドの歌舞伎町に住み数々の依頼を解決している探偵長屋に所属しているシャーロック・ホームズを中心に様々な事件の解決をするお話。

ワトソン、ハドソン夫人、モリアーティなどシャーロック・ホームズにゆかりのある名前のキャラクターが出てきます。

変わっているのは事件の顛末を落語で語るところでしょうね。

前半から中盤は、1つ1つの事件を解決していきながら、この作品根底ある事件に迫り解決するお話です。

後半は新たな事があり大事件となりますが、あまり共感できなかったですね。

常人では分からないことばかりですw

きちんと終わっていますが、ついていけない部分もありましたので、これから観る方は1〜2話観て視聴を判断されるといいかも知れません。

OPはEGO-WRAPPIN'さん、EDはロザリーナさん、石﨑ひゅーいさんが歌っています。

最後に、事件の解決方法が全然分かりませんでしたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

62.2 5 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング5位
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (183)
585人が棚に入れました
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──2×19年、東京。過去頻発していた種族争いも絶え、平和になったと思われた現代。かつて種族の頂点に君臨していた『ドラゴン』に心酔し、その力を取り戻そうと画策する犯罪組織『ナイン』が現れた。世界を作り変えるべく凶行を繰り返す彼らを阻止するため、警視庁内でとある集団が組成された。その名も『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂される『トクナナ』に新たに加わることとなった、ルーキー・七月清司。個性あふれるメンバー達に振り回されながら、彼は持ち前の明るさと真っ直ぐさで事件解決に挑む。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。

声優・キャラクター
下野紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、森川智之、平田広明、松岡禎丞、島﨑信長
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

残念

<2019/12/29 追記>
最終12話観ました。

雰囲気から予算はそんな潤沢じゃないんだろうな、とかは思ったけど、でもそれは仕方のないこと。
オリジナルだから原作ありに比べて物語・シナリオに当たり外れがあるのも仕方ない。

でもですね。
その物語・シナリオがすごくやっつけで作った感じがするのだけどどうなんだろう?
オリジナルってスタッフ側は多少なりとも気合入れたくなるものなのでは?

好きな世界観だっただけに残念です。

<2019/10/6 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これオリジナルなんでしょうか?

「はるか昔、この世界にはエルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など数多の種族が存在していた(公式HPより)」
太古の時代には争っていたこれら種族も悠久の年月を経て「なんとなく」和解し、わずかな外見的特徴を除いてみんな人間みたいになった現代日本が舞台です。
文明も文化もまんま現代日本。

異世界モノに慣れちゃってるとこういう設定も良いですね。

今し方、1話観終えて。
うん。
意外と面白い。

まずキャラが立ってる。
なんせ物覚えの悪い自分が1話を1回観ただけで主要キャラの顔全部覚えたぐらいですから♪( ´θ`)

自分には珍しく早速お気に入りのキャラもできました。
日本刀のお姉さん。
ヨルムンガンドのココみたいでカッコ良い。

世界観も設定もなんか良さげ
まだ顕になってない部分も多そうなのであくまで雰囲気です。
良さげ。

そして物語。
いや1話面白い。
どってことないプロットなんですけどね。
展開と会話が面白い。

1話でいきなり{netabare}レインボーブリッジ破壊{/netabare} とか 笑。
封鎖は2回ぐらい見覚えあるけど{netabare}破壊{/netabare}はあんまり聞いたことない

で実際の{netabare}破壊シーンが案外ショボい{/netabare}ところもなんかリアルで良いです。

キャストもカラアゲニスト、つんちょ、鈴木達央さん、甲斐田裕子さん、小澤亜李さんと腕のある方が揃ってます。
つか、またつんちょ出てますね。

例によって浮かれてハードル上げすぎると痛い目見るのは自分なので本作もしばらくの間は薄目で観ていきたいと思いますが。

もしかしたら予想外の拾い物かも

<2019/12/17 追記>
10話まで観ましたが・・・・

何か物足りないんですよねー。

お話も設定もキャラクター造形もデザインも好み。
絵はお安いけど、でも気になるほどじゃない。
脚本が薄いのかなー。
セリフがなんか単調に聞こえてしまう。
演出も含めたメリハリが足らなく感じてしまう。
のっぺりとした印象。

拾い物かもと思ったりしましたが、
拾ったところにそっと戻そうかなと言う気分です。

もう直ぐラストなので中間評価です。
3.6点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

忍者ですから!

全12話 オリジナル作品

人間や吸血鬼・エルフ・ホムンクルス・ドワーフなど様々種族が現代にいる世界。凶悪犯罪を行う組織「ナイン」の殲滅を目的として作られた警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課(通称トクナナ)に所属する署員の活躍を描く作品。

「ナイン」追うお話がメインなので仕方がありませんが、各キャラに焦点を当てるお話があると良かったですね。

また、色々な種族がいるので、もう少しその種族の特性を生かした活躍を描くと面白かったです。

お話はキチンと解決して終わってます。少し物足りない感じがしました。

OPはOLDCODEXさん、EDはSCREEN modeさんが歌っています。

最後に、この作品はAT-Xで観ていたのですが放送終了後に「トクナナ 捜査会議TV」ということで、メインキャラ役の下野紘さん(終盤は島﨑信長さん)、津田健次郎さん、鈴木達央さんが出演してこの作品に纏わる色々なことにチャレンジしています。声優さんたちの人となりが分かるコーナーでしたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニオリでやる必要性を感じないくらいの、普通感。

[文量→小盛り・内容→各話感想系]

【総括】
アニオリの、警察モノ。

人間以外の多種族が暮らす世界を舞台にしています。

なんかこう、「可もなく不可もなく」。不快な要素はないけれど、これといった面白さもなし。

視聴を止めはしませんが、特に薦めはしませんかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、つまらない作品ではなかったけれど。

アニオリの良さって「自由度」と「完結できる」だとおもうけど、これだけベーシックな作りをするなら、アニオリの意味あるんだろうか?

あと、多種族の設定、意味あったかな? アニオリなのに、設定生かしきれてないとか、伏線回収出来なかったとか、たまにあるけど、なんのためのアニオリなのかな?とか思ってしまう。

だって、アニメ作ってて、オリジナルやれるなんて、1度あるかないかでしょ。滑っても良いから、もっとワガママに創ってほしいな。

印象に残ったのは、ホムンクルスで忍者だかな。
{/netabare}

【1話ごとの感想】
1話目「一は凶兆を、七は幸運を」☆3
{netabare}
津田さん、2期連続で刑事役、、、しかも、異種族モノの(笑) 主人公、死なない能力? 銃身ぶち抜くくらいの狙撃の腕があれば、レインボーブリッジ破壊せずとも、なんとでも出来た気がする。わざわざアニオリでやる必要ないくらい、王道な展開だな。

《今後の展望》
まあ、エンタメ逮捕劇を繰り広げながら、エアポートテロ事件の真実(ナイン)にたどり着いていくんでしょうね。種族間の対立も1つの軸にはなっていくんでしょうが、あまり、そういう「深み」にハマらず、単純なエンターテイメントとして、1クールを駆け抜けてほしいなと思います。
{/netabare}

2話目「捜査する二人」☆3
{netabare}
キャラクター紹介。ダサいコードネーム(笑) 今のところ、普通にエンタメ。ミステリーとは言えないけど。

《今後の展望》
多分、4話くらいで巨悪(ナインの親玉)というか、ラスボスの影がチラホラしてきて、9話くらいから、直接対決していくのかな?
{/netabare}

3話目「三重の罠」☆3
{netabare}
爆弾を小さくして、油断させといて術式で強化するトラップは良かった。解体の手順トラップは、まあ意味わかるが、最後の「ラストだけは切る順番を変える」のは、仕掛ける側からしたら分かるけど、解体できたのは結局、運だよね。説明もないし。

というか、いつも思うんだけど、時限爆弾って、なぜいつも制限時間が(結構)あるんだろう? 解体されるかを勝負したい愉快犯や、制限時間内に交渉するなら分かるんだけど、今回のように、無差別大量殺人が目的なら、自分が現場から離れるだけの制限時間があれば、充分だと思うんだけど。なんなら、時限爆弾でなく、起爆させても良いと思うし(爆弾の知識ないけど、無線とかで起爆できないの? それこそ、魔術使うとか)。

《今後の展望》
なるほど、局長はドラゴンなのか。どっか(11話くらい)で変身するのかな?
{/netabare}

4話目「四人の家族」☆3
{netabare}
家族を守りたいから家族に保険をかけるって、すでに論理が破綻してるよな。ボディガードや探偵雇う、あるいは、自分に生命保険かけるならわかるけど。状況証拠だけでいくんだな。だから、最終的に現行犯にしたんだろうけど。つか、血の繋がらない家族の話、最終的にスルーかい。

《今後の展望》
特七の面々が一人ずつ活躍する話が続いて、ナインとの対決か? 次は、サムライかな~順番的に。
{/netabare}

5話目「第五の封印」☆3
{netabare}
テロリストがLINEでやりとり。そういう「安易なテロリスト」というのは、ある意味現代的で、メッセージとしては優れていると思う。へ~、オスの三毛猫って、そんなにすごいのか。でもなんかな~。雰囲気が平和すぎる。

《今後の展望》
とりあえず、次でショッピングモール編は終わりですかね。なんか、アッサリ解決してしまいそうな気はするけど。
{/netabare}

6話目「六分間の死闘」☆1
{netabare}
いやいやいやいや、大声出しすぎ(苦笑) 七月のぶら下がり、うけたわ。振り子運動なんて、めっちゃ攻撃受けそうだけど。あと、あの状態(逆さ吊り)で弾を当てるって、めちゃくちゃ難しそうだけど、ルーキーじゃないんかい?

《今後の展望》
色々と残念な回で、次の視聴を悩むレベルです。作画的にも残念で、アクションシーンに迫力がない。

今回、いくつかの伏線が出されましたね。ウォーロックがドラゴンであること。七月清司とボスの繋がり(七月を助けた時に、なんらかの契約を結んだか、七月自身がドラゴンなのか)。謎の男が二条クジャクの兄であること(空き番の五番は、彼かな?)。

やや気にもなるんで、一応、次も観てみよう。
{/netabare}

7話目「七日目は惰眠」☆3
{netabare}
3人目(空き番)は、行方不明か。なんか、いちゃついてるぞ(笑) 日常回。これまでよりは普通に楽しかった。

《今後の展望》
「これが事実ならトクナナは終わりだ」は、何を示すのか。「トクナナの上層部が黒い」の意味か、「トクナナにピンチが迫っている」の意味か。多分、前者だろうな。
{/netabare}

8話目「八フィートの逃げ道」☆2
{netabare}
ベルメールの誘拐話。本編と関係あるか? 七月が落とさせたカバンの伏線はちゃんと回収してたけど、そんなに上手いとも思わなかったかな。

《今後の展望》
エアポート事件の犯人が来るみたいだから、次はその話でしょうね。脱獄するのか、むしろ、消しに来るナインから守る展開になるのか。
{/netabare}

9話目「九年の憤怒」☆2
{netabare}
やはり、守る系か。いやいや、廃工場あっても、普通、死ぬんじゃ? 仲間を信じるということだな。非常に綺麗にまとまっていたけど、やや物足りなさも感じる。作画は酷い。というか、ウォーロックが有罪になるとか、どうでもよくね? ウォーロックにとって、日本の司法なんて鼻くそみたいなもんだろし。

《今後の展望》
魔術的なものなのか、科学的なものなのか、あの目ん玉はUSBみたいなものか。次、竜が出るのね。兄貴か、ウォーロックか、室長か、七月か。兄貴だな。
{/netabare}

10話目「十番目の竜」☆3
{netabare}
ネタバレ回。想像以上じゃないというか、特別な驚きは何にもなかったな。

《今後の展望》
一番大事になるネタバレ回がこのクオリティというのなら、もうこのアニメに伸びしろはないかな~。後2話、ナインVS特7の対決になるんだろうけど、作画が期待できるアニメではないし、これ以上の大どんでん返し(例えば、ボスがナインのトップだくらいの)がない限り、☆3を超えることはないだろうね。
{/netabare}

11話目「11時の戦争」☆3
{netabare}
忍者でホムンクルスだから、特七が家族ってのは謂いな。娘との関係性も素敵。兄さん、わりとあっさり洗脳が解けたな。ボスも、あっさりネタバレ。

《今後の展望》
これ、兄貴がボスを倒す流れかな? 警察だから、殺さないで、逮捕するんだろうけど。
{/netabare}

12話目「ゼロからナナへ」☆3
{netabare}
タイトル、12はどうした? 信仰が強さになる、ということは人間に依存していること。確かにね。でも、なんかあっさりというか、普通にまとめちゃったな。
{/netabare}

総監督 栗山貴行 (アンゴルモア元寇合戦記)

監督 小坂春女(極上!!めちゃモテ委員長・セイント・ビースト など)

シリーズ構成 東出祐一郎(Fate/Apocrypha)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

53.6 6 謎解きでオリジナルアニメーションなアニメランキング6位
ナゾトキネ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (74)
265人が棚に入れました
私は、広告代理店TEN2で社長秘書をしている網野解音(あみのときね)。今日のお客様は、なんと有名アニメ会社の代表さん!お出迎えのために、はりきって会議室の掃除をしてたんだけど・・・急にあたりが光に包まれ、会議室から出られなくなっちゃった!?おまけにおばけみたいなのが出てきて謎を解けばこの場所から開放してやる。。なんて言ってるし!!もうよくわかんないけどとりあえず、解いてから考える!!

声優・キャラクター
原奈津子、徳井青空、松井恵理子、八島さらら、佐々木未来、鈴木愛奈、佐藤実季、齊藤佳央里、小島英樹
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新感覚!謎解きアニメ。しかしてその実態は・・・

日本アニメ界に、謎解きショートアニメが颯爽と登場。
全12話×実質6分=72分間の世迷い言です。
2話完結だから、出題数6問。
あなたは何問解けるかな。

主人公は社長秘書解音(ときね)。
豚八の陰謀にはまり、謎解き空間へ幽閉されます。
豚八との小芝居の末、パズル的言葉遊び問題を解くはめに。
解音の運命は?豚八の思惑は?

解音の性格がスパッとしているのが幸いして、テンポのよい流れ。
謎解き空間での謎のコスチュームも潔い。
{netabare}変身シーンなんて魔法少女的。{/netabare}
いったいこのアニメの趣旨は何処に。

もっとも気になるのが豚八の口調。
語尾の「けども」、確実にイラっと来ます。
ほとんどの人間は豚八を丸焼きにしたいと思うはずです。

豚八の意味不にイラッ。
{netabare}ラストの思わせぶりにイラッ。{/netabare}
ホンマ、イラッてするアニメだけどもー。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ナゾトケマセン

全12話 1話7分30分弱のショートアニメ

ある会社の社長秘書の網野解音(あみの ときね)は、ある日突然異空間に引き込まれセクシーなコスチュームに変身して、クイズに答えないと異空間から出られないという。その後、エピソードの間に度々解音の前に異空間が出て来てクイズに答えるお話です。

私はクイズを解くのが苦手で、展開が早いこともあり1つも解けませんでしたw

クイズを主体にした珍しい作品ですね。目的も最後には明かされます。

続きを思わせる感じで終わっていますね。

私には響かない作品でしたが、クイズが好きな方は1話観て視聴を判断されるといいかも知れません。

最後に、この異空間には謎の生物ハッチというキャラが出てくるのですが、最初は語尾にイラッ!としていましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

面白くはないけど嫌いではないです

広告代理店で社長秘書をしている主人公・網野解音(あみのときね)が、ときどき突然、謎の空間「クイズン」に引き込まれ、出題されるクイズもしくはパズルのような問題を解くことで脱出するショートアニメ。1話10分弱の作品です。
東京の立川市が舞台になっており、作品内にも多摩都市モノレールや昭和記念公園などが出てきて、ご当地アニメっぽい雰囲気もあります。別に観光地でもないのになぜ立川?とか思っていたら、この作品を制作した天狗工房という会社のスタジオが立川にあるからみたいです。
内容的には、出題される謎が興味深いというわけでもなく、謎解きを観るとすっきりするというほどでもなく、正直あまり面白くないです。ただ、解音を始め、登場人物のキャラデザが結構かわいくて、「クイズン」に入ったときのコスチュームが少しエロかったりしたのと(温泉回もあります)、ハッチンという謎の生命体を豚呼ばわりする解音の性格も嫌いではなかったので、普通に最後まで観てしまいました。
この作品が放送されていたのは、1時間の間にショートアニメばかり5~6本も立て続けに流していた枠の中だったのですが、その中で自分が最後まで観たのはこのナゾトキネだけで、面白くはないけれど、なんとなく嫌いではない作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
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