2022年度の記憶おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2022年度の記憶成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月24日の時点で一番の2022年度の記憶おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.3 1 2022年度の記憶アニメランキング1位
Engage Kiss(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (293)
957人が棚に入れました
「ベイロンシティ」――どこの国にも属さない、太平洋に浮かぶメガフロート型の都市。 新エネルギー資源「オルゴニウム」を採掘し、世界でもっとも注目されるこの都市では、「D災害」と呼ばれる、「悪魔」の引き起こす特殊な事件が多発していた。 一部の人間にのみその存在を知られるD災害。対処を行うのは、「PMC(民間軍事会社)」。 ベイロンシティで暮らす青年・シュウはそのひとつを運営しているが、会社の規模は零細。おまけに仕事も選ぶので、資金繰りは常に苦しい。 そんな彼の生活を公私に渡り献身的に支えているのは、ベイロンシティの学校に通う美少女高校生・キサラ。 そしてもうひとり、シュウがかつて所属していた大手PMCの社員で、元恋人であるアヤノも、何かと彼を気にかける。キサラにとってはおもしろくない。 キサラのシュウに対する、強い執着。その根幹にあるのは二人の「契約」。 彼女の正体は悪魔なのだ。 キサラはシュウの生活を支え、契約に基づき悪魔退治にも協力する。 その代償は甘く危険な「キス」。 愛と契約、二人の危うい絆。その運命は、どこへ向かう――。 『冴えない彼女の育てかた』の丸戸史明×『デート・ア・ライブ』のつなこ×『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』のA-1 Picturesによるオリジナルアニメ、予測不能のラブコメディ、ここに開演。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

脚本・構成・設定は作り込まれている印象。意外性が物足りないです。

 本作はストーリーの骨格、キャラの配置などよくできていて「作品」とよべる感じに仕上がっていたと思います。

 キャラ達の背景、性格、立場など上手く作り込まれていています。そして構成も「世界観・設定・キャラ紹介」「謎が提示される・キャラが動き出す」「物語が展開し、舞台が動く」「謎が明らかになり、結末となる」という起承転結的構成になっています。

 それがかえって災いしたのか、典型的な起承転結すぎて「起」の部分のキャラのゆるさ、エロさ、設定とか世界観の変なところが目についてしまい、過小評価になった気がします。主人公のチャランポランとか女子たちのエロさとか、なんかそういうところばかり目についてしまいました。
 やっぱり12、13話構成だと4話~5話の物語が動くところまでは見ないと判断間違えるかも、と思わせる作品でした。

 謎と書いたとおり、いろいろ展開を楽しむ話なので後半のネタバレはしません。
 作画は10段階評価で7くらいはあると思います。キャラデザは8くらいあると思います。

 とここまでは褒めましたが、さて、肝心のストーリーです。少なくとも目新しさは感じません。

 本作のシリアス度から言って、単なるキャラ萌えエロアニメで終わる感じではないですよね。物語を楽しませる作りになっていたと思います。それは出来ていましたが、心に残る何かがないというか、感情が揺さぶられないと言うか…。
 まず、ヒロインどっちとる?ラブストーリが中途半端です。
 そして、契約の取引条件で記憶を失うという肝心の幹の部分ですが、物語上は上手く使えていましたが、上手いだけで感動も謎ときのカタルシスも弱い印象です。

 好みの問題もあるでしょうが、私は面白いことは面白いけど、普通?という印象でした。意外性が足りないというほうがいいでしょうか。

 アニメ作品として、世界観、設定、キャラ、構成、演出、作画などの作り込みがちゃんと出来ている点は、評価できると思います。脚本も個々のエピソードは良くできていたと思います。が、肝心の内容が弱いので、楽しめますが心に残る作品では無かったです。

 ただ、この辺は好みの問題で作品としての出来はいいので、フィーリングが合えば高評価になりえるかも。ゲームとのマルチ展開にしてはかなり良かった作品だと思います。


 なお、以前のレビューは的外れが多いので消しておきます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ヒロインの設定はありきたりでも捻りが効いてる点がアドヴァンテージ⁉だと思いたかった、だがしかし…

本作はラブコメに属するのか否かについて予め予想した段階では
かなりの変化球が来るような期待感が持てました。

ラブコメとは真逆のダークファンタジーの要素が見受けられたのがそう思った理由でありますが、
結局のところ概ねの方向性は{netabare}ラブコメ{/netabare}路線を突き進んだような結末であります。

本作ヒロインと主人公の関係性について考えてみた時
一見してクズ男に見える主人公が負った{netabare}「時限爆弾」{/netabare}が不吉な兆候を示す
であろうことが予想できましたので、主人公の最終的結末が大いに気になり
個人的にはそれが一つの見どころとなりました。

本作で描かれる三角関係もぱっと見ただのラブコメのようでありながらもヒロインの設定を上手く
生かした三角関係の描き方は独自性があり、そこに意外性を大いに感ました。

エナジー{netabare}ドレイン {/netabare}系ヒロインが出てくる他の糞アニメに比べたら本作の方が遥かに見所があり、
もしかしたらという淡い期待感を持つことさえできました。

{netabare}時限爆弾が起爆 {/netabare}すれば、死亡フラグは発動し少なくとも{netabare}廃人化 {/netabare}くらいの結末を受け入れざるを得ない
ような主人公の運命は果たしてどうなったでしょうか?

本作を見てふと思い出したのが「血界戦線」ですが、
それに見られたような王道的な兄弟愛や家族愛についての描写が
本作でも存分に発揮されるものと期待したその結果は、如何だったでしょうか?

●7~9話が物語の{netabare}ピーク
本作の優位点は回想シーンと心理描写の丁寧さ、タイトルセンスなどが挙げられます。

一見してダメ男の主人公がダメ男たる原因は記憶障害にあり、人間とは様々な経験と知識(=記憶?)を蓄積していくことにより成長し大人になるわけですが
問題の主人公においては、そこに欠陥がある。
しかしその反作用といいますか、逆説的で皮肉な結果として純粋無垢で少年のような心を
持ち続けることができるという話でありまして
彼が女性にもてるのもそういう事情があったのかもしれません。

個人的に特によかったと感じたのは9話における育ての親であるモーガン巡査と
主人公の関係性はとても巧く描かれており、この回の物語の満足度はかなり高いものでありました。

7話におけるヒロインの台詞から主人公が負った記憶障害と廃人化のリスクを
最終的にヒロインがすべて引き受けるという結末は予想できるところでありましたが、
オチが悲劇どころか真逆のコメディ的大団円でさっぱりと終わるのは予想外でもあり
期待したのとはまるで違うというとても残念な結果でありました。{/netabare}

●ハーレムknightは趣味じゃないと いうことで
{netabare}母も妹もヒロインも悪魔だらけのバトルロイヤルはあまりにやり過ぎ、
極端すぎて萎えてしまいました。

10話以降ピークアウトして大失速の展開であります。

ラブコメとダークファンタジーのごった煮…この関係性はあまり相性がいいとは言えません。

それでも本作は斬新といいますか、前向きに攻めてはいるようですが
ダメ男の主人公がヒロイン含む3人の女から追い求められ、妹の嫉妬心が燃え盛るという
5角関係など、あまりに斬新過ぎてそれで最後に大団円などハードル上げすぎな気も致します。

5角関係以降嫌な予感が急に鎌首もたげておりましたが、ある意味
「予測不明のラブコメディ」という言葉通りのオチでございました。

未解決で大団円というのも予告通りであり、ハッピーエンドが悪かと言えば
そういうわけでもないのかもしれませんが、悪魔の契約破棄したら
普通のラブコメになっちゃった的な?オチにはかなり萎えてしまいました。

個人的には7話~9話が物語のピークで、そこで期待感が盛り上がった一方
それ以降の反動で期待外れ感と残念感が強まり最終的印象、評価は辛めであります。

育ての親であるモーガン刑事の死が無駄死にも思え、逆の意味で泣けてくるようなラヴコメディ・・・
これがハッピーエンドとは到底思えないと言いますか、
認めたくないというのが正直な気持ちであります。

作画がいい作品というのは鬼門になり得ると改めて実感したのが個人的感想でありました。

ヒロインとの契約を破棄したことにより主人公の死亡フラグや廃人フラグは回避できましたが
それで一体どのように物語を締めるのかということを考えてみた時に
もしかしたらラブコメだから最後は「愛」だろ?とかいうまさかのヌルイ解決法が
提示されたりするような嫌な予感はしていたものの
実際にそういう感じのオチを突き付けられたならば、茫然自失のがっかり感はひとしおでありました。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 9

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少し不運だったかも

主人公シュウと契約してる悪魔のキサラ。
アニオリはちょっと評価甘めにしちゃうんですよね。ラブコメらしいが私はそんなにラブコメって感じはしなかったですね。普段だらしないけど、やる時はやるシュウがモテてる感じ、ハーレムと言うより女たらしに見えました。

前半はまったり進めて、後半話が急展開だらけで、終盤は引っ張った割にはあっさりしてる。ちょっと詰め込み過ぎた印象はありますね。それと話がなんでもありみたいになっていったのは残念です。悪魔のキサラとキスして力を与える?そしてシュウが払う代償がせつなくて面白かったです。どんどん会話が成立しなくなるとことか。あと、キサラとアヤノのやり取りも良いですね、しょうもない言い争いで。

キャラ絵は美少女キャラ可愛いし、戦闘シーンも結構多いですが動いてて良かったと思いますね。背景とかも特におかしいとこもないです。

A-1 Picturesが制作。私の好みのキャラ絵で好きなアニメも多い制作会社ですが、2022年夏クール超話題で評価も高いリコリス・リコイル(以下リコリコ)も制作したんですよね。話は全然違うんですが、主に2人の美少女が戦う部分が少し被ってるし、面白さもリコリコには敵わない。勝手な意見ですが、リコリコと違うクールに放送したらもう少し話題になった気がします。ちょっと不運なアニメですね。

とは言え普通に面白いし、美少女キャラが戦うアニメ好きな方には特にオススメです。あまりリコリコと比較せず観ていただいたらと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 19

62.0 2 2022年度の記憶アニメランキング2位
オリエント(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (97)
241人が棚に入れました
鉱夫になるための学校に通う少年・武蔵は、武士になる夢を持っていた。しかしそれを周りに言えずにいた。なぜなら武士は「150年前まで日ノ本を支配していた“化け物”」とされていたため。一方、鬼は神と崇められていたが、鬼こそが人間の世界を支配する“化け物”であり、鉱夫は鬼の食べ物である金属を死ぬまで堀り、奉納する仕事だったのだ。武蔵はそれを知っていたため、鉱夫として鉱山に内定後入山し、鬼と対面。鬼退治を宣言。周りにも正直な夢を告げることができたのだ。武蔵の幼馴染の少年・小次郎も「鬼鉄騎」でアシストに現れ、5年間こっそりと修行していた武蔵は「千旋烈斬剣」で鬼を倒す。武蔵は小次郎に、2人で幼少期に誓った「武士団の結成」を誘う。しかし、小次郎の中で武士になりたいという夢は薄れかけていた。武士の血の流れる小次郎は昔から迫害されてきたためである。そんな時、鬼の親玉、鬼神「炎獄天狗」が5年ぶりに降臨し、金属である小次郎の刀を食そうとする。刀を奪われることに、喪失感を感じた小次郎は、自分の中にある武士としての誇りを自覚する。刀は一度鬼神に食されてしまうが、鬼神の腹部の硬い表皮を武蔵が割り、刀は取り戻され、小次郎は今度こそ武蔵と共に「最強の武士団」を作ることを誓うのであった。

声優・キャラクター
武蔵:内田雄馬
鐘巻小次郎:斉藤壮馬
服部つぐみ:高橋李依
武田尚虎:日野聡
犬飼四郎:下野紘
犬坂七緒:和氣あず未
小雨田英雄:羽多野渉
真田青志:石谷春貴
山本春雷:大西沙織
鐘巻自斎:小西克幸

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

バイク。うーん…バイク!

視聴完了。
予想してたよりも結構面白かった。
女の子キャラがかわいくて、特に黒曜の女神がカワユスだった。
内容は、土曜日の夕方6時半とかにやってそうな少年漫画アニメでした。
鬼神とか、武士とか武士団とか、鬼神を倒せる刀、きてつとうとか。
なんかちょっと幽遊白書っぽいような、桑原和真の霊剣を思い出しました。

7月から2期もあるそうなので、まあまあ楽しみです。

↓2話までの感想。

こんなバイクの登場の仕方ありますか?
全く見るつもりはなかったけど、見なくちゃいけないかもしれない。

2話も見ました。
キョロちゃんみたいな敵がボスらしい。
フザケテル。
これは見なくちゃいけないかもしれない。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

すもももももも → マギ → ?

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
書きかけのレビュー投稿してしまいましたm(_ _)m 追記します。

原作者は、レビュタイ通り、「マギ」で有名な「大高忍」さんです。

少年漫画らしく、原作には一定のクオリティはあるのだろうと感じました。また、「武士団」の設定はなかなか面白く、今後面白くなりそうな気配もありました。

ただ、アニメのクオリティとしてはやや疑問が残り、特にバトルの作画、演出はダサかったかなと。これなら、原作の方がずっと面白そうですね。

私事ですが、毎年これから繁忙期になるので、冬は観るアニメ絞っています。その観点でいけば、継続視聴には少し足りないかな?って印象です。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
キャリアある漫画家が描く話かな~?、と。

私の神漫画家の1人に赤松健さんがいます。例として、深い愛ゆえに少しだけ批判します。

赤松さんは、ラブコメを描かせれば最強です。そして、「ネギま」という作品は、ラブコメをベースにバトルを描いたら、これが奇跡的なバランスで面白く、ファンとして(おそらく赤松さん)驚きました。

それに、少しだけ勘違いしちゃったのか、続編として、バトルをベースにラブコメを描いた「UQ」は、なんか違った。正直、「ラブひな」どころか、「AI止ま」にも及んでないと思う。あれなら普通に「ネギま2」で良かった。

「UQ」読んで、やっぱり自分の個性や特徴を生かすって大事なんだな~と思った。

さて、話は大高さんに戻りますが、基本的に大高さんは、「めっちゃ格好良い絵を描く、ギャグ漫画家」だと思ってます。

「すもももももも」は結構好きでしたし、「マギ」もギャグのとこは特に面白かった(ちなみに2作とも全巻所持。まあ、マギに関しては、途中から変に小難しくなって、面白さが減衰したから、最後は義務感で買ってたけど)。

マギも、序盤~中盤の、「キャラ」と「冒険」を見せている時が一番楽しかったな~。

本作の場合、出だしからかなり王道のバトル漫画ですが、戦術や戦略は下の中、熱さは中の中といったところでしょうか(ちなみに、少年漫画で、戦略や戦術の最高峰は、「HUNTER×HUNTER」や「ナルト」。熱さの最高峰は、「ドラゴンボール」や「幽遊白書」とかだと思っているのですが、それと比較して)。

だから、「騎士団」の設定とかは面白そうだし、キャラクターも良い感じだと思うんですが、バトルメインっぽいので、離脱を決意した。そんな感じですかね。  
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
う~ん、なんか安っぽい。お!っと思ったのは、鎌を使った抜刀術くらいだけど、だったら、後ろの鎌のRは逆じゃないかと思う。

2話目 ☆2
バトルは作画しょぼいと、ギャグになるんだよな。

3話目 ☆3
そこで甘さをちゃんと指摘してくるあたりは、流石になろう作者とは違うね。一般人から嫌われるあたりは、良いが。う~ん。

4話目 ☆3
騎士団の設定とかは面白そうだね。

5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

出だしはこんなもんかな

マギと同じ作者で普通に面白い作品です。
ただ、個人的にはオリエントは序盤のアニメ化された部分は盛り上がる為の準備段階と良いイメージです。
仲間を固めて登場キャラに顔を出させて鬼を知り父の武士としての過去を匂わせたり。
そして、戦う為の力をつける。

だから、個人的には結構退屈なんですよね。
ただ、ここから面白くなります。
2期からですね。
しかし、最終回が正直必要なかったかな……11話で最終回にした方が良かった気がします。

ここから物語は長編に突入します。
12話はその冒頭であり、これは2期の淡路島激闘編であるスタートライン。
それなら2期と合わせて見たかったです。

原作ストック的には淡路島激闘編のラストがアニメの最終回だと思っていたのですが、分割されるんですねw
1期のここまでは退屈ですが、2期は私は割と好きなエピソードです。
最終回で出ていた「みちる」がメインの話なんですが、この淡路島編のラストを見て好きになったキャラです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10
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