神様で恋愛なおすすめアニメランキング 24

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの神様で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の神様で恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.1 1 神様で恋愛なアニメランキング1位
いなり、こんこん、恋いろは。(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1355)
7259人が棚に入れました
伏見いなりは、同級生の丹波橋紅司に片想いをしているが、その想いをなかなか打ち明けられない日々を送っていた。ある日、いなりは宇迦之御魂神の御使いの狐・コンが川に落ちかけているところを助け、そのことをきっかけに宇迦之御魂神から変身能力を授かる[3]。その日から、いなりは友人や神々の助けを得つつ、丹波橋との仲を縮めようと奮闘する。

声優・キャラクター
大空直美、桑島法子、岡本寛志、上田燿司、池辺久美子、佐土原かおり、野水伊織、原紗友里、子安武人、三上枝織、磯辺万沙子、日野聡、花江夏樹
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もったいない

いなり可愛い!うか様可愛い!コン可愛い!墨染さん可愛い!マルちゃん可愛い!京子ちん可愛い!ミヤちゃん可愛い!お母さん可愛い!天照様可愛い!(錯乱)

※結構長文です
【短い感想】
上に書いた気持ち悪い感想を見れば分かる通り、とにかくキャラが可愛いです。
ヒロイン級の二人はもちろんのこと、周りの友達もめっちゃ可愛いので、キャラの可愛さに関してはほとんど死角がないアニメです。
見た目、性格、声、豊かな表情、恋愛模様、趣味(乙女ゲー)などなど、あらゆる面から攻めて来るため、とにかく見ていてニヤニヤしてしまいます。
ニヤニヤ出来るアニメに悪いアニメはない!はず…

あとは、ストーリーも思ったよりも考えさせられるもので、お気に入りの話も結構ありました。
ただ、非常に惜しい、もったいないと思いました。
最近見たアニメで一番もったいないと思ったアニメかも。
扱った内容がかなり多かったため、上手く捌いたり、絡めることが出来なかったかなと。
それぞれが主張しすぎていて、上手くかみ合わない、メリハリがついてなかったとも思いました。
逆に、十分な尺をもって、1つ1つの要素を上手くつなぎ合わせれば、超大作になったかもしれない、そんな可能性を感じさせたアニメでした。
それだけ、面白い素材が揃っていたアニメでした。


【長い感想】
言いたいことが多すぎてどうやってまとめるべきか…
なんというか…どれか1つに絞って展開した方が良い作品になった気がするんですよ。
もちろん全てを捌ききればさらに凄いアニメになってたとは思いますが、確実にどれかに絞って展開した方が安定感のあるアニメになってたのではないかと思いました。

ここからは、どれか1つに絞った場合のこのアニメの可能性と、今回惜しいと思った部分をそれぞれ挙げていきます。

〇キャラアニメ
{netabare}キャラの可愛さについては前述の通りであり、“いなり×丹波橋”と“うか様×兄貴”の恋、そしてマルちゃん、墨染さん、京子ちんの友達のやり取り、わだかまりの解消中心で展開しても、十分作品として成立させられたのではないかと。
神通力については、もちろんやってもいいと思いますが、重くしすぎたり、あまり大きな問題にするべきではなかったんじゃないかなと思いました。
せっかく癒しシーンだったり、温かい話をしても、“うか様消えるアピール”だったり、“いなりを精神的にとことん追い詰める”みたいなことをされると、なんかもやもやしてしまうんですよ。
1話見終わったあとに「イイハナシダッタナー」という気分になれないんですよ。
特に最後の引きが毎回意味深というか、良くないこと起こりそうなフラグみたいな感じで終わるのもそれに拍車をかけてます。
だから、多少は問題(友達とのわだかまりなど)はありながらも、その回のうちに解決して、最後は良い話風に締める、そんなアニメだったら良かったなーと思いました。
1話完結型にして欲しかったなーと。
私としては、とにかくキャラが魅力的で、キャラアニメ感覚でこの作品を見ていたので、ここに書いた感想が正直な気持ちというか、要望みたいな感じですね。
あんまり話を重くして欲しくなかったし、うか様消えるフラグみたいな描写をあまりやって欲しくなかったです。
先に言っておきますが、“うか様消える問題”がこの作品で一番いらなかった話だと思いました。
理由は今書いたことと、後々書くことで補足します。
とりあえず、ひたすら甘ったるい場面を垂れ流しして、ニヤニヤして視聴したかったというのが正直な感想です(笑){/netabare}


〇いなりの成長物語
{netabare}キャラアニメとしての展開が一番の要望ですが、これも中々面白かったので、第2希望という感じです。
いなりが神通力によって色々悩みながら成長していく展開。
主に第7話の話になるんですが、このいなりが神通力で悩む話、かなり面白かったです。
神通力によって文化祭のクジを変えたり、頼まれたラブレターを吹き飛ばしたりと、いなりの都合が良いように進んでいきます。
最初は自分の望みが叶って嬉しがるも、事実を知ったいなりは「ズルは嫌」だと落ち込み、とても悩みます。
面白いですよね。
自分の願いが叶うとしても、それがズルだと嬉しくない、自分の力だから、叶いにくいから願いが叶うと嬉しいんですよね。
カンニングしてテストで100点とっても心から嬉しいとは思えないはずです。
これはなるほどと思いました。

この話を絡めて、いなりが自分なりの価値や幸せを見つける、1つの答えを見つけて物語を終わらせる展開にしても面白かったと思いました。
全話見て、私としてはうか様に神通力を返す理由が、「うか様が消えるから」という1つだけにしか見えませんでした。
でも、この話を絡めて、「自分の力で丹波橋くんと恋人に、そして自分が歩む道を切り開いてみせる」みたいな理由を添えることも出来たと思うんですよ。
それでいながら「本当は神通力は世界中の人に自慢したい素敵な力でした」にまとめると、もう少しこのセリフにも重みが増すと思うんですよね。
さらには、「丹波橋と仲良くなれたのは神通力ではなく、いなり自身の力」というセリフはうか様に言って欲しくありませんでした。
最終的には「人の気持ちを動かすのは能力でもほかの何でもなく、同じ人の気持ちなんだ」的な答えにたどり着いて、それをうか様にいなり自身から伝えて欲しかったです。
だからこそ、この神通力に悩むいなりについて丁寧に展開すればもっと良くなったのでは…と思ってしまうわけですよ。

では、アニメは問題提起に対してどう展開したかと言えば…
{netabare}雑。あまりにも雑です。
と言うより、はっきり言ってまとめられていませんでした。
ラブレターを神通力で飛ばす→私(いなり)、大っ嫌い→桃山さんに変身→「丹波橋くんに告白してくる」???
まぁ、錯乱してしまう気持ちは分かります。にしてもなぁ…
さらに、もっと問題なのは次のシーン。
丹波橋に告白
→「他人の姿を借りればこんなにあっさり言葉に出来る」???
→「私の姿で伝えたかったなぁ」???????
→(伏見さんのことが、好きなんや…)????
→桃山さんに結果報告に行くいなり
さすがにこのシーンを見たときはガッカリしました。
ここで伝えるべきことはこんなことじゃないだろ!!!!
せっかくの神通力問題を全くのないがしろにして、ただ丹波橋にいなりが好きだということを確認させただけ。
まず問題なのは、いなりの気持ちを全く汲み取っていないこと。
先の2つの神通力ズルによって、いなりは自分勝手だったり、自分の都合良く物事を進めてしまうことを嫌がっていたはずです。
そして桃山に変身して告白しに行こうとする。
ここはまだ錯乱しながらも桃山のことを考えているから、話はメチャメチャでもいなりの気持ちに関してはセーフです。
ただ、その後は完全にアウトです。
告白したにはしたけど、桃山の気持ちなんかこれっぽっちも考えない自分本位の告白だったから。
あれだけズルとか自分の都合通りを嫌がったのに、自分の気持ちだけで桃山さんの姿で告白するってアンタ…
いくら気持ちの錯乱とか、丹波橋のこと好きとか理由を並べても、このシーンは擁護できません。
せっかくの悩みながらも成長するフラグを粉々に打ち砕き、「まるで成長していない…」状態にしてしまった告白でした。
丹波橋が他の女子からの告白によっていなりが好きだということに気付くのは少し理解出来ます。
だから、“桃山自身に告白させる”ではダメだったのかなと。
まぁ難しいですね。
正直、告白そのものから変えて欲しいし、他に展開方法は無かったのかなぁと思ったシーンでした。
見事に色々とやってしまったシーンでした。{/netabare}{/netabare}


〇いなり(人間)×うか様(神様)友情物語
{netabare}正直言って、これのせいでこの作品はゴチャゴチャになってしまったと私は思います。
人間と神様では世界が違う、生きる年数も全く違う、だから友情は存在し得ない。
まぁ理屈は分かります。
しかし、イマイチイメージが湧きません。
だから高天原の天照様などのやり取りを見ていると、「そんなに大きな問題か?」と思ってしまいます。
それだけイメージを湧かすことが出来る、うか様に感情移入させられる描写が出来るのならいいですが、無理なら別に取り上げる問題ではなかった気がします。
むしろ他の要素に時間を割いて欲しかったです。
いいじゃん、細かいことは。
いいじゃん、いなりにうか様見えなくしなくたって。
いいじゃん、いなりが神通力使ってうか様消えそうにしなくたって。
これをやるならさぁ、二人が絶対に離れたくない、ずっと友達でいたいと強く描写しないと厳しいと思いますよ。
そういう描写が特になく、最後神通力を渡してうか様見えなくなってしまったから、やけにあっさり終わった印象なんですよ。
時をかける少女並を求めるわけじゃないんですけど、もう少しやりようがあったんじゃないかなと。
兄ちゃん、なんでうか様見えなくしてしまうん?{/netabare}


【最後に】
あーもったいない!
これだけ魅力的なキャラに面白そうな素材が揃ってるのに、微妙な料理になってしまった感じ。
すげぇむしゃくしゃする。
今度SSでいい作品ないか探しに行ってみようかな(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いなり、はよ行かんと、遅刻すんぞ!

漫画原作のアニメ化作品。

舞台は原作者の地元、京都の伏見稲荷大社の近所にある架空の中学校。ジャンルは一応ラブコメのようですが、中学生ということで、ラブといってもそれなり。どちらかというと、女の子どうしの友情を描いている、と言ったほうがいいかもしれません。神様や神使が登場するのでファンタジーのようでもあり。魔法少女もののような、ちょっとエロかわいい変身バンクもあります。ギャグ要素も多めです。

舞台となる伏見稲荷大社(作中では伊奈里神社)は、主神として穀物神の女神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る神社です。関西人にとっては、初詣の人出の多い神社として有名ですが、外国人観光客にとって日本で3本の指に入る人気サイトです。その理由が「ほかにこんな場所はない」だそうです。実際、普通の神社とはかなり雰囲気が異なって、異彩を放っている神社です。

本殿付近は普通の神社とあまり変わりませんが、背後にある稲荷山(標高232mの低い山)は、古来から神の降臨する場所とされていて、峰々には妖気を漂わせるような雰囲気を持つ円墳があります。本殿から稲荷山の各峰々をつなぐ参道には、信者の方々によって寄進された数多くの鳥居があり、その数1万基になると言われています。(実際に数えた人がいて、その人によると、人がくぐれるサイズのものだけで約4000本だそうです。)この鳥居をくぐる道の幻想的な雰囲気が神社の特徴となっています。

このアニメには随所に伏見稲荷大社を舞台にした場面があり、神社側の全面的バックアップを得ているため、描写も正確です。特に、後半の神社を掃除する場面以降は本殿から稲荷山全体が舞台になっています。いなりとコンが白狐に乗って奥社奉拝所から四辻を経て稲荷山最高峰の一ノ峰へ、鳥居の道を通り抜けていくシーンがあります。これを見て「ちょっと大げさ。実際こんなに長く鳥居が続いてるワケないだろ?」と思われるかもしれませんが、この表現は少しも大げさではなく(むしろ控え目かも)実際にこの道を歩いて稲荷山を一周すると、大人の足でも1時間かかります。

・・・ところで最近、京都を舞台にしたアニメがけっこう続いています。有頂天家族、京騒戯画に続き、3期連続の京都アニメ。1年前のたまこまも京都の出町が舞台でしたし。しかし、これまでの作品とこの作品の大きな違いは「登場人物のすべて(神を除く)が京都弁で演じらているところ」。

京都に限らず、兵庫や奈良、滋賀といった関西圏が舞台となったアニメは数多く存在しますが、セリフはすべて標準語(つーか首都圏弁)。・・・まあ、声優さんにとって関西弁のハードルはそれだけ高い、ということなんでしょう・・。実際、関西人にとってヘタクソ関西弁で演じられた作品は生理的に受け付けないトコロがあるので、半端にやられるくらいなら、いっそ標準語でやってくれたほうが、実際問題ありがたいです。ハルヒも、たまこまも、中二病も、関西が舞台なのに標準語を使う理由は、関西人に対するそういう配慮があるのかもしれない?

私は京都産の人間ですが、実はおなじ関西弁でも、京都、大阪、神戸、奈良、と、地域が異なればかなり違うのですよ。吉本芸人の方々によってメジャーになったのは大阪弁で、京都弁とは違います。有名な「どすえ」ことばは祇園の営業用なので普通の京都人は使いません。実際に使われるの生の京都弁は意外と知られていないのが本当のところです。

さてこの作品、調べてみると確かに主な登場人物の声優さんにネイティブ関西人が多いですが、京都出身の方はいらっしゃらないようです。でも、見事に私が小さい頃に慣れ親しんだ京都弁に聞こえます。北海道や神奈川出身の方もいらっしゃるようですが、その方もネイティブ関西人に引けをとらないぐらいうまい。いや~、適切な方言指導と声優さんの練習の賜物ですね。方言指導は原作者のよしだもろへさんと、観月さんを演じている西村麻弥さんが担当されたそうです。グッジョブです。

京阪電鉄タイアップ作品です。登場人物の名前は京阪電鉄の駅名になってます。京阪電鉄伏見稲荷駅はOPでも登場します。放映中は、駅名にちなんだキャラの等身大パネルがホームや改札口に飾られていました。聖地巡礼に行かれる際は京阪電車を使ってあげましょう。

さて、
アニメ製作はプロダクションアイムズというところですが、聞いたことがない。それもそのはず、最近立ち上がったばかりの若い会社のようです。この会社にとって、この作品が最初の製作元請らしい。ということでリキ入ってるのかどうかわかりませんが、かなりの出来栄えでした。

私は例によって原作未読ですが、現在連載継続中のこの作品を1クールで一くぎり付けるために、最終話の10話はかなりストーリーを改変しているらしく、原作既読派からは賛否両論あります。ですが、私としては最終回は神回で、とくに、いなりが高天原から人間界に戻ってきたところの描写とか、そのシーンでバックに流れる挿入歌「涙はらはら」とか、もう泣くしかない。

いなりのお使いの子狐コンの人間バージョン。OP動画には出てくるのですが、本編ではついに登場せず、残念な思いをしたのですが、OVAの11話、コンが人間姿でガッツリ登場します。本編ではコンがストーリーに直接からむようなところが無かったのですが、この11話ではしっかりからんできます。本編に比べてギャグ色が強い割りに、最後はあったかい気持ちになれる良いお話しです。

最後にひとこと。
{netabare}いなりは神通力を返したあと、うか様が見えなくなったのに、いなりの兄の燈日(とうか)には、まだ見えているようです。これはきっと、彼が中二病だからだと思いますね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 54
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いなり、こんこん、恋する乙女よ幸せになーれ♪

京都・伏見稲荷大社をメイン舞台としたお話。

全10話です。

短いので気楽に観れました^^


● ストーリー
ドジで平凡な中学生・伏見いなり(ふしみ いなり)には
好きな男の子がいる。

同じクラスの丹波橋紅司(たんばばし こうじ)。

川に落ちそうになっていた子狐を助けたことをきっかけに、
いなりは神社に祀られた神様・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ):うか様と出会い、願い事を叶えてもらう。

それは丹波橋くんの好きな人かもしれない、
同じクラスの墨染(すみぞめ)さんになること。

その出来事をきっかけに、
いなりの中には神様の力“神通力(じんつうりき)”が宿る。


この作品の主成分は、
・中学生のきらきら眩しい恋
・友情
・神様
・不思議な力(神通力)
・中二病のツンデレ兄貴
・妹溺愛の変態兄様

です。
下二つは大事な要素ですよ、私にとっては。笑

初々しい恋のお話も好きだし、
神様のお話も好きだし、

これは最強の組み合わせ!と非常に楽しみに観始めました^^


≪ 好きな男の子に振り向いてほしい ≫

この物語の原点はここです。

丹波橋くんを振り向かせたい!という
いなりの切ない想い。

私もいなりと同じ中学生の時に同じ経験があるけれど、
それってもうどうしようもないんだよね。

もしかしたら振り向いてくれるかも…
なんて期待も持ちながら、
あの子の可愛さにはかないっこないって、下を向いてしまう。

自分は友達ではいられるけど、
恋人にはなられへんのやって、
彼の気持ちを知るたびに思い知らされる。

それでもいい、ただ姿を見ていたいだけやから。
話をして、一緒に笑いたいだけやから。
そしてもしかしたら…
その繰り返し。

あの時は振り回されてばかりで迷惑に思ってたけど(笑)、
今となっては経験できてよかったなと思える特別な気持ちです。

まっすぐで、ごまかすことができなくて、自分で自分に手を焼いて。
ああ青春(*´ω`*)笑


だからいなりの切ない気持ちがすごくよくわかる。
感情移入しすぎてあれこれ余計なこと↑を思い出してしまったもの。笑

肝心のストーリーは恋の動向よりも
うか様との友情の方に主軸が動いたので
その点は個人的にちょっと肩透かしでしたけれど^^;

まあ、その代わりいなりの兄・燈日(とうか)に存分に
萌えさせていただきました(*´Д`)それは後ほど


≪ 雰囲気を添える京都弁 ≫

舞台が伏見稲荷大社ということもあり、
登場人物はみんな京都弁を使って話しています。

京都弁ってほんわかしていてええよなあ。
ついつい口調がうつってしまいますわあ^^


● キャラクター
キャラがみんな魅力的♪


主人公のいなり。

本当に丹波橋くんのことが好きなんだなあというのが、
エピソードの端々からうかがえます^^

7話で「好きって、{netabare} 夢中になること。 {/netabare}」と話すいなりのこの台詞、
とても素敵だなあと思いました。

ちなみに私は「好きって、相手の色に染まっていくこと。」だと思います^^
それは恋愛感情に限らず♪


そしてもう一人の主人公・うか様。

爵位を狙って婚約を申し込む男を信じられなくて、
2次元の世界にどっぷりの神様ww

うか様は、いなりとはまた違う可愛さ♪
話が進むたび、うか様の可愛さにメロメロでした♪

大人の女性の可愛さとはこういうものか…φ(..)メモメモ


2人も大好きですが、
男の子キャラもいい感じで♪

視聴中の私の心情 ↓↓

『爽やか系で優しい丹波橋くんもいいけれど、
 病(中二病)を患っているクール(でも妹溺愛)でイケメンな
 お兄ちゃんも捨てがたいわあ…(*´Д`)』

『素朴でかわいい丹波橋くんも好みだけれど、
 ちょっと大人の色気を漂わせ始めたお兄ちゃんも
 捨てがたいわあ…(*´Д`)』

{netabare} 7話の「俺の方が誘ってるみたいやんけ。アホかふざけんな。」 {/netabare}のシーン。
『なにこのツンデレ!!
 素直じゃない!!
 かわいい!!!!(*´Д`)』

{netabare} 8話のうか様を抱きしめる {/netabare}シーン。
『とーーーーうーーーーかーーーーー!!!
 もうっ!もうっ!もうっ!!!
 赤面だよもうっ!(/ω\)』


というわけで、私がどっぷりはまってしまったキャラは
いなりの兄・伏見燈日(ふしみ とうか)です。笑

中二病という痛い設定を踏み越えてかっこよさを保てるキャラw

ぜひともアニメの続編で燈日たちのその後を見たいものです(*´ω`*)


兄といえば、うか様の兄様・トシ様が強烈でしたwww

もうこやつは登場するだけで大爆笑www


● 音楽
OPもEDもお気に入り♪

【 OP「今日に恋色」/ May'n 】

この曲は初めて聴いたときから大好きです♪

こういう爽やか系アニソンは私の好みドンピシャ♪

『毎日に恋してる このきらめき絶やさないで』の歌詞がぴったりの、
明るくて、走り出したくなる曲♪


【 ED「SAVED.」/ 坂本真綾 】

こちらは優しい曲。

うか様の艶やかさと坂本真綾さんの大人優しい歌声が見事にマッチ♪

なんとも気品あふれるEDです♪


● まとめ
10話という短い話数でしたが、
とてもきれいにまとまっていました^^

お手軽に観られる良作でした♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

77.8 2 神様で恋愛なアニメランキング2位
神様はじめました(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1406)
6997人が棚に入れました
父親が家出して、若い身空でホームレスとなってしまった女子高生・桃園奈々生。
困っている奈々生の前に「私の家を譲りましょう」という怪しい男が現れる。男の正体は、土地神ミカゲ。
奈々生は家(=廃神社)と引き換えに神様の仕事を任されてしまい・・・!?
しかも社には、性格最悪で凶暴な妖狐・巴衛が神使として居座っていた。
社の精である鬼切と虎徹に励まされながら社の仕事をこなす奈々生に、巴衛はいつも悪口ばかり。
ある日奈々生は鬼切から「神使の契約を結べば、巴衛が絶対服従する」という話を聞く。
喜びいさんで契約方法をきくと「口づけ」だって・・・?
「冗談じゃない! 巴衛とキスするぐらいなら出て行ってやる!!」
奈々生の明日は果たして!?

声優・キャラクター
三森すずこ、立花慎之介、岸尾だいすけ、岡本信彦、石田彰、佐藤聡美、浪川大輔、堀江由衣、高橋広樹、大久保ちか、新子夏代、森嶋秀太、山﨑バニラ
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いきなり神様になった女子高生の《プチ逆ハーレム》で平和な日々

先に見終えた『かみちゅ!』のヒロイン(一条ゆかり)は中学生(中2)だったけど、こっちは女子高生なんですね(桃園奈々生、高2)。

それもあってか、本作のヒロインは『かみちゅ!』ほど子供子供してなくて、驚愕するような出来事に出くわしても、割と確りアッサリ適応出来ちゃってる模様。

ここ日本では、女子高生や女子中学生/小学生がある日突然、魔法少女になったり神様に任命されたりするのは割とありふれた現象なので(?)、女の子の側も高校生くらいになってたら肝(きも)が据わっていて「神様?ま、良いっかな」くらいの感覚なのかも知れませんね。

シナリオ自体は『かみちゅ!』に輪をかけて予定調和的で平和な展開。
それでも第1期は、作品の雰囲気の良さに惹かれて ★ 4.1 と高めの個人評価になりましたが、さすがに第2期はマンネリ気味の展開に飽きがきて ☆ 3.7 とやや評価を落としてしまいました(トータルでは ☆ 3.9 と『かみちゅ!』と同点)。

この手の作品の定番?ツンデレ・イケメン霊狐君その他のイケメン妖(あやかし)・イケメン神様?も色々登場するので、そういう作品で癒されたい方には特にお薦めです。

過去編(OVA)というのもあるそうなので、いつか視聴してみたいです。


◆期別評価

第1期 ★ 4.1
第2期 ☆ 3.7
---------------
総合  ☆ 3.9


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      鈴木ジュリエッタ(『花とゆめ』2008年6号-2016年20号連載)
監督         大地丙太郎
脚本         大地丙太郎、横手美智子
キャラクターデザイン 山中純子
音楽         増田俊郎
アニメーション制作  トムス・エンタテインメント{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= 神様はじめました (第1期) (2012年10-12月) ===========
{netabare}
第1話 奈々生、神様になる ★ ミカゲ社の新しい神様(宇治上高校2年) ※イケメンのツンデレ霊狐か笑
第2話 神様、ねらわれる ★ 人気アイドル・クラマ(烏天狗)
第3話 神様、縁をむすぶ ★ イサラ沼の姫美子の来訪、姫美子の願い
第4話 神様、拐(かどわ)かされる ★★ 白蛇のお手付き、水神の神使ミズキ
第5話 神様、家をうしなう ★ 雷神鳴神姫の御印奪取騒動、チビ巴衛介抱、神使の再契約
第6話 神様、風邪をひく ★ 巴衛の身代わり登校、ミズキ来訪、巴衛の過去? ※ED「翼☆バサ☆ハザード」
第7話 神様、デートに誘う ★ 奈々生の恋心自覚、失恋
第8話 神様、海へいく ★ 海水浴、竜王の襲撃、ミズキの手引き(500年前へ)
第9話 神様、竜宮城にいく ★ 竜王の右眼(雪路の治療)、磯姫との取引、ミズキとの契約 ※逆ハーレム化笑
第10話 巴衛、神使になる/神様、合コンにいく ☆ 数百年前のミカゲと巴衛の契約 ※ED「神様お願い」堕天使☆Mix
第11話 神使、街にでかける ☆ ミズキの東京見学、髪飾り(巴衛のプレゼント)、雪路への嫉妬
第12話 奈々生、神様をやめる ★ 祭りの準備(神輿修理、舞の練習)、瘴気、奈々生の通力消失・逃亡
第13話 神様はじめました ★ 土蜘蛛の瘴気、奈々生の神楽舞、心からの神使契約の接吻{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)10、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「神様はじめました」
ED 「神様おねがい」


============= 神様はじめました◎ (第2期) (2015年1-3月) ===========
{netabare}
第1話 神様またはじめました ☆ 悪羅王の憑依(霧仁)、風神の出雲神諮り案内、式神(護君)誕生、退魔成功
第2話 神様、出雲へいく ☆ 神堕ちとの遭遇、神無月(10月)の出雲行き、八百万の神々
第3話 神様、黄泉におちる ★ 神諮り主宰(大国主)の依頼、黄泉の国へ(霧仁&奈々生)
第4話 神様、黄泉をかける ★ イザナミの招き、霧仁救出・黄泉からの逃避行、巴衛と悪羅王の再会
第5話 神様、二度目の告白をする ★ 巴衛の心情変化、縁結びバイト、ミクモとの再会、人と妖の恋の禁忌
第6話 神様、小天狗にあう ★ 沼の姫美子のアドバイス、ヤトリの霧仁接近、小天狗(牡丹丸)の真寿郎(クラマ)捜し
第7話 神様、鞍馬山へいく ☆ 天狗の里の三代目頭領を廻る騒動
第8話 神様、潜入する ☆ 続き
第9話 神様、ふいうちをくらう ☆ 続き(石化した僧正坊、黒幕(八鳥)、奈々生の退魔結界)
第10話 神様、告白される ☆ 続き
第11話 神様、こどもにもどる ☆ 年神様への願い、12年前の奈々生
第12話 神様、求婚される ★ 巴衛の知らない奈々生、神様として迎える初めての年末{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「神様の神様」
ED 「おとといおいで」


====== 神様はじめました〜過去編〜 (OVA) (2015年8月-2016年8月) ======
{netabare}
第1話 神様、過去に飛ぶ
第2話 狐、恋に落ちる
第3話 神様、花嫁になる
第4話 神様、迎えにいく
第5話 神様、幸せになる{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ※未視聴

ED 「桜ミコトバ」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

小歌 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ちょっと期待と違ったかも…

 ※全13話 原作未読
ある日突然神様になっちゃった女の子と、その子に仕える神使のラブコメ。
異種間恋愛も主従設定も大好物なんだけど、
この作品は私にはあまり合わなかったな。
演出とか演技とかテンポとか色々と。
せめてもう少し神様業に精を出してくれてたら、
頑張るヒロインを応援できたのだけど…。
タイトルと設定に先入観を持ちすぎたのかも。
原作読んだら印象もまた違うのかな。
でも他の脇を固める個々のキャラは魅力があって見てて楽しかったです。
あとは山崎バニラさんのナレーションやOP・EDの音楽など、
和風レトロなカラーが作品に合っていて良かった。

 * * *

第1話 奈々生、神様になる
 {netabare} 父親失踪、家は差し押さえで行く宛てのない桃園奈々生(ななみ)。偶然出会った謎の男・ミカゲに「家を譲る」と言われ、着いた先は寂れた神社。そこに棲む元野狐(やこ)の神使・巴衛(ともえ)と鬼切(おにきり)・虎徹から、奈々生は“土地神”の位を譲られたのだと聞かされ…。山崎バニラのナレーションって和風ラブコメと合うね。楽しい。 {/netabare}

第2話 神様、ねらわれる
 {netabare} 奈々生のクラスに人気アイドル・鞍馬が転校してくる。実は彼の正体は鞍馬山の烏天狗で、土地神の地位を狙っていた。キャラクター達にあんまり個性とか意外性を感じぬ。奈々生ちゃんのヒロイン気質とか、都合良すぎて逆に萎える。まぁキャラに愛着湧けばベタでも楽しめるだろうから、それまで我慢か…。 {/netabare}

第3話 神様、縁をむすぶ
 {netabare} 土地神として通力を高める必要がある奈々生。そんな彼女のもとに沼皇女(ぬまのひめみこ)が訪ねてくる。ひと目惚れした人間との縁結びを頼みたいという沼皇女だが、妖怪と人間の恋は禁忌。巴衛は反対するが、奈々生はそれを押し切って少年を探しにゆく。言霊縛りの巴衛の姿が犬夜叉と被る。拘束力はおすわり以上だけど。 {/netabare}

第4話 神様、拐かされる
 {netabare} 白蛇を助けた奈々生は腕に“蛇のお手つき”という婚約の印を残される。巴衛は人間に化けクラスメイトとして彼女の傍につき守ろうとするが、ヨノモリ社の神使・瑞希によって奈々生は攫われてしまう。瑞希の花嫁になるよう迫られた奈々生だが…。ラストが異種間恋愛ならではの切なさを醸してて良かった。 {/netabare}

第5話 神様、家をうしなう
 {netabare} 人間が土地神になったと聞きつけ現れた雷神・鳴神姫によって、奈々生は土地神の印を奪われ、巴衛は打ち出の小槌で身体を幼児化されてしまう。奈々生と巴衛は一旦鞍馬の家で世話になるが、耐えかねた巴衛は鳴神のもとへ赴き…。ちび巴衛やばいカワイイ。再契約のキスからの終わり方が良い感じだった。 {/netabare}

第6話 神様、風邪をひく
 {netabare} 高熱を出して学校を休む奈々生の代わりに、彼女に化けて登校した巴衛。思いのほか授業に苦戦し、巴衛と気付かない鞍馬の手助けを受ける羽目になり納得がいかない。一方の奈々生は、訪ねて来た瑞希に巴衛の過去の一端を見せてもらうのだが…。同級生のあみちゃん可愛い。雪路と巴衛の関係が気になる~。 {/netabare}

第7話 神様、デートに誘う
 {netabare} 奈々生は下級生から巴衛との縁を取り持ってほしいと頼まれ安請け合いをするが、そこで彼への恋心を自覚する。一方、鞍馬から思春期の女の子との接し方について注意を受けた巴衛。奈々生に誘われ放課後デートに付き合うが…。恋する女の子の暴走凄まじい。とにかく演出微妙すぎて素直にときめけません。 {/netabare}

第8話 神様、海へいく
 {netabare} 巴衛にフラれて傷心中の奈々生は友人と海水浴へ。巴衛と瑞希もお供するが、巴衛は海に入ったことで彼に因縁のある龍王・宿離(すくな)に見つかり攫われてしまう。巴衛に奪われた右目を返せば命は助けると言われた奈々生は、“時廻の香炉”で瑞希と共に過去へ飛ぶ。ミカゲとその友人の神様がイロモノすぎて吹く。 {/netabare}

第9話 神様、竜宮城にいく
 {netabare} 巴衛が龍王の右目を奪ったのは、病に伏せる雪路のためだった。不老長寿の薬である目をその場で奪うことを諦めた奈々生は現代に戻り、磯姫に自身の体内にある龍王の目を取り出してもらう。こうして竜宮城へ向かうが…。瑞希が奈々生の神使に。奈々生を避けて殻に閉じこもる巴衛と恐妻家の宿離に笑った。 {/netabare}

第10話 巴衛、神使になる/神様、合コンにいく
 {netabare} 巴衛がミカゲ社の神使になった当時の回想話と、奈々生があいたちと合コンへ行く話の2本立て。巴衛が奈々生に脈アリなのは分かるけど、この流れだとミカゲに置いてけぼりにされたトラウマを引きずってるが故の執着に見えるし…雪路と奈々生も他人じゃなさそうだし…。うーん、なんかムズムズするー。 {/netabare}

第11話 神使、街にでかける
 {netabare} 人間に慣れるため下界に下りた瑞希の話と、奈々生と巴衛が2人きりで遊園地へ行く話。小動物みたいにオロオロする瑞希が可愛かったし、相変わらず面倒見のいい鞍馬に和む。皆コンクリートジャングルで逞しく生きてるんですよ。しかしそうか、巴衛はミカゲのまじない(?)で雪路のこと忘れてるのか…。 {/netabare}

第12話 奈々生、神様をやめる
 {netabare} 人々にお化け神社と噂され避けられていることを知った奈々生は、参拝者を増やすために祭事を催すことを提案。そこで神楽を舞うことになり巴衛から指導を受けるが、上手く覚えられない。さらに、奈々生の土地神としての適性を試す乙比古によって社に瘴気をまかれ…。えええそこで逃げちゃうの奈々生…! {/netabare}

第13話(最終話) 神様はじめました
 {netabare} 秋祭りを楽しみにしている人々のため、自分の家を守るために社へ戻った奈々生。土蜘蛛の封印が解けたことで瘴気が濃くなるなか神楽を舞い、見事浄化することに成功。祭事も沼皇女達の協力もあって大盛況で幕を閉じたその夜、奈々生は巴衛に心からの神使の契約の口づけをうける。今一歩合わなかったな。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

まるべり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

危うい。 そんな生き物が 俺の拠り所なのだ。

●ジャンル:少女漫画、コメディ
●原作:漫画(作・鈴木ジュリエッタ)

トムス・エンタテインメント制作のTVアニメ。全13話。


■感想■
{netabare}※原作は未読です。

既に過去に1回観終えているのですが、第2期が放送開始ということで観返しました^^

父親の借金で家を無くし、1人置き去りにされた高校2年生の女の子・桃園奈々生。
途方に暮れていたところ 土地神の男・ミカゲに土地神の資格と廃神社を譲り受けたことにより、
「ミカゲ社」の新たな土地神として神使の巴衛、精霊の鬼切/虎徹とのドタバタ共同生活が始まります。

内容は"少女漫画の王道ラブコメ+ファンタジー"といった感じ。
少々逆ハーレムっぽい図式になってますが奈々生ちゃんの相手は主に巴衛なので、そこまでハーレム要素はないかな。
少女漫画だけどコメディ色が強めなので男性でも観やすいと思います。

1話1話の密度が濃く、テンポがかなり良いですw
シリアス描写でも間に程よく自然なギャグを挟んでいるので、ストレスを感じることなく気軽に観られる作りになってますね。
また、山崎バニラさんの独特な語り口による軽快なナレーションも 観やすい要素のもう一つとしてあげられるかな。

ノリの良さととっつきやすさは「こどものおもちゃ」や私の大好きな「フルーツバスケット」などを担当された
大地丙太郎監督ならではの演出がかなり生かされているなぁと思いました^^

そしてとにかく主人公の奈々生ちゃんが好感持てるキャラなのが良いですね。
巴衛への恋心を自覚してからの奈々生ちゃんはさらに健気で乙女で可愛くて、
2人の微妙な距離間でのやりとりはかなりキュンキュンしました^^

他キャラもそれぞれ魅力的で、1話限りのキャラ(最終話のお祭りで一応再登場しますが)も大勢いたわりに
1人1人がちゃんとキャラ立ちしていたように思います^^心理描写も丁寧でした。

個人的に好きなエピソードとしては
第3話で奈々生ちゃんが通力を使って沼皇女(ぬまのひめみこ)と 彼女が恋した少年・浦島小太郎の縁結びをするお話。
禁忌と分かっていながらも、妖怪が人間に純粋な恋心を寄せる話は「夏目友人帳」を思わせてとてもじんわりきました。

他にも白蛇の聖神使・瑞希が元主・ヨノモリ様亡き後も梅の木を守り続け、ずっと一途に神使として仕えていた4話、
そしてそんな瑞希が11話で人間の強さを知る話も好きかな^^

最終話も綺麗に纏まっていたと思いますが、
気になった点として奈々生ちゃんの通力がどれ程なのかがちょっと分かりにくかったかな。
それまでは札で木を分身にしたり空気になれる程度かなと思いきや、
最終話の神楽の舞でミカゲですら封印するしか出来なかった土蜘蛛を一気に祓いのけてしまったし…。

恋愛がメインに寄りすぎていて、通力を極める描写などが全体的に不足していた気がしました。
そこが少しだけ心残りですが、その辺は2期で描かれることを期待したいと思います^^

【主題歌】
OP:「神様はじめました」/ハナエ
ED:「神様お願い」/ハナエ

最初は不思議な曲だなぁと思ったのですが、この作品の和風テイストな世界観にかなりマッチしてました^^
OP最後の歌詞の『神様はじめました』とタイトルロゴがリンクするのも良いですね。
EDの入りも癖になりますw

そして10話特別EDの「神様お願い 堕天使☆Mix」は爆笑でしたww
鞍馬だけでも笑えるのに、ハナエさんのコーラスも入っていてもう…それまでの10話の内容全部吹っ飛びましたw

【お気に入りキャラ】
▼桃園 奈々生
明るくて真っ直ぐで、それでいて芯の強いところが好きです。
アクションや表情が豊かで見ていて飽きないし、
神様なんだけど良い意味で神様らしくない「普通の女の子」という面も良かったなぁ。
2期でのさらなる成長、そして巴衛との関係の進展も楽しみです。

▼巴衛
口は悪いけど心配性で世話焼きなところが良いなと思います。
そして彼も過去に人間の女性・雪路を愛していたことから、
奈々生と同じく一途なのかなぁと(神堕ちと契約してまで雪路と生きたかったみたいですし)
ミカゲの忘却の術によって今は過去の事、雪路のことも忘れてるみたいですが、この先思い出すことはあるのかな?
その辺も含め2期期待です^^

▼鞍馬
登場時のBGMでいつも笑ってしまいますw『ダテン ダテン ダテン ダテン ダテン♪』ww
ネタキャラっぽい扱いですが、人間社会で長く過ごしていることもあってか常識人で、
困った時にわりと頼りになる良い奴なところが好きですw
ここまで出てきたメインキャラで唯一過去編が無かったので、2期は是非観たいです。{/netabare}


■まとめ■
{netabare}ベタなお話ではあるけど、少女漫画らしくキュンとできて程よく笑いもあり、そしてホッコリも出来て非常にいい作品でした。
ひと昔前なら朝や夕方にやっててもおかしくないですね^^
改めて観ても安定して楽しめました。

正直『もっと観たかった』と思ってたので、2期が決定してくれて良かったです。

ミカゲが社を去った理由や目的、巴衛のさらなる過去、雪路と奈々生は子孫関係にあるのか?など気になる点もまだまだたくさんあるし、
新キャラも続々登場するようなので2期も楽しみに視聴したいと思います。{/netabare}


■オマケ■
{netabare}アニメ視聴後、ドラマCDを1枚視聴しました。(もう1枚あったんですが、2期に関わりそうな話だったので今回は聴いてません)
10話の巴衛とミカゲの過去編がさらに掘り下げられた内容になってました。アニメ本編よりじゃっかんシリアスかな?
雪路を失って神堕ちの呪いに蝕まれた巴衛がミカゲに救われて神使になるまでの話です。

これを聴いてミカゲがどのような人物なのかが少し分かった気がします。
若かりし頃の未熟な巴衛も見られて、さらに巴衛に愛着が沸きました^^{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

74.5 3 神様で恋愛なアニメランキング3位
神様になった日(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (750)
2211人が棚に入れました
高校最後の夏休み、大学受験を控えた日々を送る成神 陽太の目の前に、ある日突然「全知の神」を自称する少女・ひなが現れる。「30日後にこの世界は終わる」そう告げるひなに困惑する陽太だったが、神のような予知能力を目の当たりにし、その力が本物だと確信する。超常的な力とは裏腹に天真爛漫であどけないひなは、なぜか陽太の家に居候することが決まり、2人は共同生活を送ることになる。「世界の終わり」に向けて、騒がしいひと夏が始まる。

声優・キャラクター
佐倉綾音、花江夏樹、石川由依、木村良平、桑原由気
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

君には期待してない

ある夏の日。突然「30日後に世界は終わる」と告げる一人の少女が現れてのすったもんだ。
こういったへんてこなツカミは大歓迎。多少アニメを観てる層にはおなじみの『KEY×P.A.WORKS』のゴールデンコンビ。独特なクセの強さにハマるとこのコンビが翼くんと岬くんに見えてくるわりと業界でも成功しているカップリングでございます。
当然のように2020年秋期を牽引することを期待されてた作品だったといえましょう。


さっそくの結論。感想は“つまらない”であり、端的にその理由を述べると主人公がダメ。
その前提で以下長々と失礼します。


keyはわりとプロトコルがきっちりしていて前半のドタバタとおおむね3分の2終わったあたり(8話近辺)での超展開。救いなさげなネタを投じてからのやや前向きな内容で終幕。音楽は独自性ありで映像は綺麗。演出面で秀でてるなと感じるところ。
今回も手順は同様でした。悪い意味ではなく、笑点をマンネリだと眉を上げないのと一緒です。

そのため過去の自身の立ち位置が参考になります。これまでの評価は以下

 クラナド3.9
 アフター4.6
 kanon 3.9
 Air 4.2
 AB 4・0
 シャーロット3.9

面白い/普通の分水嶺を4.0に置いており多くがボーダーライン上なのです。アフターストーリーが突出してプラス。見方を変えればムラがないともいえる実績。
完走し良いほうに転ぶと前半のドタバタ劇は「あの時は平和だったよね」となり、パッケージ全体で落ち着くところに落ち着くのですが今回はそうはいきませんでした。
高い要求レベルを求めるとそもそもクールで一つはある4.3点以上の評価に届かないKey作品群。

 共通する弱みはなにか?

尺不足だと考えます。閉じてない群像スタイルの合う作風でキャラの増加は妥当。超展開を支える骨子の説明に時間を割くのも妥当。
そうするとどうしてもキャラの深掘りはできず説明不足に陥ります。ただしこれは構成上やむを得ない二律背反。超展開止めたらそれこそブーイングの嵐でしょう。工夫は見てとれ、尺を使うキャラの“心情掘り下げ”よりも、キャラの持つ“クセの強さ”でのインパクト狙いにやや軸足置いてますよね。

充分すぎる尺をとった『CLANNAD』や1クールなら登場人物を絞り気味だった『AIR』の評価が高いためより一層そう思ってるところがある私です。


 キャラの心情描写に期待してない
 1クールでそこそこまとめてくるだろう


そんな高すぎない私の期待値すら下回ったのは、ひとえに主人公陽太くんのキャラクター性に負うところが大きい。これは好みではないかと。
私が嫌いなタイプ

 {netabare}やる気のある無能{/netabare}

そのまんまでした。花江さんこういうのやらせるとほんとに上手ですよね。さらにさらに、好き嫌いはしょうがなくても作品評価に直結してしまったのには別の理由があります。

それは大黒柱の性格。好き嫌いじゃないですよ。これまではいくらメイン/サブ問わず歴代ヒロインがぶっ飛んでいても、♂は堅実に狂言回しするタイプを配置してたんだと思います。

【歴代♂】
 岡崎朋也(CV中村悠一)
 国崎往人(CV緑川光)
 相沢祐一(CV杉田智和)
 音無結弦(CV神谷浩史)
 乙坂有宇(CV内山昂輝)

下衆いの一人{netabare}(乙坂くん){/netabare}混ざってますがそんな彼すら当時それほど気にならなかったのは、みんな一歩退いてたり、やや皮肉屋だったりどこか冷めてるところが共通していて既視感があったから。
それが本作では前に出てくるタイプへと変貌を遂げて、バランス崩壊の決定打となりました。

いくら「そう来るか!」のびっくり要素がきても
終盤の泣き要素をかぶせてきても


※ネタバレ
{netabare}ひと夏の恋で廃人の人生を背負うと決意し行動するのが意味不明。{/netabare}
{netabare}ひな父のスタンスが至極真っ当できちんとそういった人も描けているのにどうしちゃったんだろう?{/netabare}


茶番劇にしか見えなかった此度のKEY×P.A.WORKSでした。
プロトコル変にいじっちゃって途端につまらなくなっちゃった例になるのかしら。
おそらく大喜利の特番なんかで座布団運びを山田たかおじゃないアイドルにやらせちゃったことで感じる「コレジャナイ」感に近しいもの。
なんだかんだいつもながらの壮大なマンネリを強く期待してたのは私だったのかもしれません。



※ネタバレ所感

■強く擁護する

腹を抱えて笑いました。牛乳飲んでる途中でなくてほんとよかった。

{netabare}第4話麻雀回。
「二色同順」「ドラ隣」「途中まで通貫」「喰い七対子」で腰を抜かす。
アガられるか?のピンチでスキップとリバース。UNOかよ!
やってることは無茶苦茶でルールを無視したゲームは成り立たないのは承知の上で、「二色同順ドラ隣ドラ隣(2300点)」でドヤられたのが心地よかった第4話でした。{/netabare}


■絆(余談)

10年前に感じた嫌悪感。覚悟無き善意の押しつけと言ったら妥当だろうか。

{netabare}奪還するために施設に乗り込むのは構わないんですけど、普通なら施設で療養を続けるべき事案です。
そんなのを超越する情が芽生えるにはひと夏の恋で説明するには強引と思うのは既述のとおり。
後日譚が描かれることはありませんしできません。単独での介護は不可能で必ず家族を巻き込む未来が見えてます。仕事の選択も限られるし仕事中誰が面倒みるの?とかそもそも高校生は養うための収入がありません。子犬を拾ってきてもおかんに「誰が世話するの?」となるわけだし、おかんに怒られるかもと拾う時に迷うものですが、そんなの描いてたら成立しない物語となってます。

リアリティはないし、ファンタジー路線ですら寓話にもならないんですよね。
キャラクターの弱みがもろに出てました。繰り返しますが“やる気のある無能”なんです。10歳満たない子供が同情心から衝動的に捨て犬を拾うことはあるかもしらんし、「毎日僕(私)が散歩に連れてく!」くらいの言い訳は用意するだろうに、それすら微塵も感じさせない高校生というのが自分には致命的でした。しかも犬ではなく人間だもの。

これは覚悟無き善意の押しつけです。
覚悟の定義にもよりますが、気合だけで思慮のない浅い行動をとることを覚悟とは言いませんよね。考えた形跡がなくヒロイックな気分に浸って酔ってるようにしか見えませんでした。{/netabare}


さらに10年前ということで刃をあなたにも突きつける。


{netabare}「絆」「私たちにできること」という機運が生じた10年前。
震災がれきの受け入れを拒否した人少なくなかったですよね。測定して数値がほぼゼロだったと言おうががれき撤去が進まず復興が進まないと言おうが、測定値が信じられないとか漠たる不安とかやらない理由をあげつらった善意の市民。
当時の東京都知事石原慎太郎が四の五の言わず「受け入れる」と決定したのに反感をもった方々もまあ同じ穴のナントカでしょう。文句言うだけの楽な商売です。某体操選手が言ったように「どうやったらできるかを考えてほしい」の数段前にいながらこういうのに限って似非ヒューマニズムをまき散らす。非を認めず他に責を求める。ついでに感謝の意を示さないと怒る。なんで被災した身ながらお前らの感動ポルノに配慮しなきゃいかんのよと思いましたね。
いまさら掘り返して怒る気もないし、日本全国動揺しまくってた時期だとの情状酌量もあるので「当時私はそう強く思ってた」というそれ以上でも以下でもないです。{/netabare}


同情が欲しいわけではなく関心寄せるなら適切な行動を取ってくれという事案。
身近なものなのに身近なものとして捉えることを拒否したアニメ作品と身近なものになった途端逃走した現実の出来事。
災難だったり不幸を目の前にして当事者意識がないのは一緒なのですよ。


プロトコルの変更(主人公♂)で生じたメッセージ(善意の押しつけ)への非共感で沈んだ一品です。



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

------


2021.01.31 初稿
2021.09.28 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 57
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

神様の変容

酷評されてはいるが、一般人の感覚では十分楽しめる作品だったと思う。

聞くところによると、本作では「原点回帰」が目指されていたとか。
ゲームをしない自分は、Keyも麻枝准もよくは知らず、
アニメも「Charlotte」「Rewrite」くらいしか観ていないので
「原点」の意味するところは分からないのだが、素人の想像を逞しくすると
あるいは初心に帰って、シンプルで明快なテーマ性をもった人間ドラマを作ってみる、
そんな意図だったのかとも思う。本作には時間を生きる人間の自然な姿が描かれていて
幸福とは何かという、重要なテーマへのシンプルな答えも織り込まれている。

「麻枝准=泣かせ」といった予断を一旦クリアして
ごくありふれた、平凡なヒューマンドラマとして本作を観た場合、
一貫したテーマとして追求されているものが何であるかを考えてみた。


{netabare}ひな、陽太、伊座並さん。
この三人による恋愛コメディが展開される前半パートは
第五話の伊座並さん回で締め括られ、それに続く後半パートでは
ひなと陽太の二人に焦点が絞られるが、テーマ的な次元では前半部と連続している。

キーワードはおそらく、「変化」である。

前半部のひなは無闇矢鱈に周囲に変化をあおる存在だ。
世界の終わりが目前に迫っていることが直接の理由だが、
彼女自身、生まれて初めて普通の生活を手に入れることができた
その限られた時間を謳歌するためには立ち止まっていられないのだ。

ストーリーの軸となる恋愛では、子供時代からの固定した関係を変化させるに至らず、
実は陽太自身もそれほど強くは変化を望んでいなかったふしもある。
むしろそこから派生的に生じたエピソードに「変化」というテーマが濃厚に表れてくる。
ラーメン回などもこのギャグバージョンとして観られそうだ。
勿論、テーマが凝縮されているのは伊座並家をめぐる変化と再生の物語であって、
この第五話は後半への布石と見なすことができる。それは、この回で追求されたテーマが
後半部の陽太とひなの関係の中で再現されているからだ。
そのテーマとは、「苦しみながら変化を受け容れる」というものである。


後半、陽太は変わり果てたひなと再会する。

ひなを連れ帰るために自分たちのことを思い出させようとする彼の懸命の努力は
ひたすら空回りする。この部分のかなり誇張気味の描写が意図するものはおそらく、
まさに神レベルとも言える、ひなのドラスティックな変化を受け容れることができず、
逆に強引に元の関係を受け容れさせようとする陽太の苦悩の表出ではないだろうか。
本来の彼は高い受容性をもっている。それが時間の制限による焦りに加え、
ひなへの感情がすでに恋愛のそれに変わっていることから来る切実な想いが
この醜態を招いてしまっているように思う。


そして、陽太が強制的に退去させられる問題の場面。

ひなの記憶が戻るのはおかしいという点について自分はこう考える。

記憶が戻ったというのとは多分違うのだろう。
レビュアーさんの一人がいみじくも書いておられるように、
脳ではなく心に刻まれている感覚のようなものを想定してみたい。
記憶を失った人でも、特定の恐怖心などで以前の反応を示す場合があるように、
精神ではなく身体的な次元に残存する何かがあるはずだ。

このシーンが第九話の(反転した)再現であることに注意したい。
連れ去られようとしているひなを陽太が必死に追いかけようとした
あの時と同じく、陽太と引き離されて二度と会えなくなる不安をひなは感じていて
その時の恐怖と悲しみの感情がとっさに甦ったと考えられるのではないか。
だから、その同じ瞬間に陽太に対して抱いていた気持ちが同時に反復されて
「ようたすき。」という言葉がこぼれ落ちたのではないか。

「残ってたんだ、あの時の気持ちが。僕たちは今も想いあっているんだ。
 そんな気持ちもわからずに、そんな想いも僕は気づかずに・・・」

彼の自責の念は要するに、ひながとっくに彼を受け容れていたにもかかわらず
自分の方がそれに気づかずにいたということだ。だがそれも無理はない。
ひなにはもはや持続的な自我はなく、断片的な反応を示しているだけなのだから。
それでも、一個の人格の統合性は精神のみではなく、存在全体に関わるものである。
ひなは確かに、自分の存在のすべてを傾けて陽太を受容した。


記憶は失われても想いだけは消えずに残っていてほしい。
それはひなの最後の願いでもあった。
連れ去られる直前にひなはこう言い残していた。

「貴様と過ごしたこの夏は消えてなくなるが、今感じているこの気持ち、
 せめてそれだけは残っていてほしい。そう願うわしがおる。」

ここでさらにもう一つ、重要な要素がテーマに加えられる。
変化を受容すること。それが出来るのは、変わらないものがあるからなのだ。
そして、変わらないものを心に保つことは、さらに変わってゆくためでもある。
伊座並さん父娘にとってのお母さん、それから鈴木少年の束の間の学校生活。
それぞれがかけがえのない思い出を抱きながら変わっていこうとしている。
ひなにもまた、永遠に変わらない宝箱のような奇跡の夏の思い出がある。
作品冒頭で出会ったのは、それらの日々を回想しながら永遠の幸福感に包まれている
心象の中の現在のひななのだろうか。


人生の本質的な相貌である、「変化」の肯定。
これがヒューマンドラマとしての本作が内包するメッセージだろう。

無事帰宅したひなの変化を周囲は自然に受け容れる。
そもそも友人たちのほぼ全員が、直近に変化を経験している点がポイントだ。
陽太はさらに、ひなの変化をまるごと自分の人生に受け容れる決意によって
自分が変わるきっかけをつかむ。

だが、これは決して感動的な結末ではないように思う。
「奇跡は一瞬だから強く光り輝いて見える」とひなの父も言った。
神様ではなくなったひなには、この先の変化はもはや望めない。
陽太はその奇跡をもう一度起こすために自分の人生のすべてを賭ける決意をする。
これはある意味、ひなの父の予言が的中した事態とも言えるのではないか?
二人で夜景を眺めながら陽太がひなにかけた言葉は、ほぼ完全に
プロポーズになっていることに気づいてはっとした。そして見方によってはこれが
慄然とするような残酷なエンドであることを改めて理解したのだ。

終末の風景の中にただ二人だけがいて、荒涼とした世界と向かい合っている、
映画のこのエンディングは、二人の未来を暗示しているようにも思える。
あるいはゲーム原作者らしく、二つのルートのエンドを並置してきたのだろうか。
だとすればこれがこの作品の本当のエンドだと言っていいのかも知れない。
{/netabare}

(初投稿:20021.1.8)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

地に足をつけた神は、神か?

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
P.A.WORKSの作画&演出×Keyのシナリオ(麻枝准)。
これは、『Angel Beats!』『Charlotte』と同じであり、期待値は当然上がる。

それが、、、少し足を引っ張ったかなという印象。これ、P.A.でもKeyでもなければここまで批判されてないかもですが、まあ、期待の裏返しと思って受け止めてほしいと思います。

個人的には☆3.5(65点)くらいで、そこまで悪くないアニメだったと思いますよ。作画は勿論綺麗ですし。ただ、この布陣なら80点は期待しちゃいますよね。シナリオが足引っ張っちゃった印象です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
挑戦したいことは分かった。Keyと言えば、現実にファンタジーが混ざる、不思議な世界観が魅力。

しかし、本作では、おそらく意図的にファンタジーを廃している。一応、「ロゴス症候群」「量子コンピューター」など、空想的な要素は入れてますが、あくまで現実の延長線上にあるもの。

物語の結末も、「奇跡的な何かで、ヒナが全快してめでたしめでたし」とせず、リアルの範疇に納めている。これらは、「視聴者の予想を裏切る」結末だったが、同時に、「視聴者の期待を裏切る」結末になってしまったのは、大きな皮肉。

まず、「世界終了まであと○日」とさんざん視聴者を煽っておきながら、「ひなが病気に戻る」というスケールの小さなところに着地してしまった。あれは、視聴者の期待の斜め下をいってしまった。

予想を裏切るのなら、期待の斜め上にいかないと、そりゃ叩かれるわな。

陽太の行動やキャラクターも微妙。

このアニメは、ユーザーの平均年齢が高めのあにこれでは、特に評価されにくいと思う。

ヒナの介護の問題だが、私世代(30代中盤)にとっては、親や子のリアルと重なってくる。介護なんて、陽太が言うほど簡単なもんでも綺麗なもんでもない。

あれだけ恵まれた施設にいて、しかも回復の傾向があるならそのまま施設に預けるのが一番だし、その間に自らは勉学に勤しみ、量子コンピュータの開発に邁進すれば良い(ていうか、ヒナと陽太が過ごしたのは1ヶ月弱で、ヒナが施設で過ごしたのは半年くらい。むしろ、施設が家なんだよね)。

それをガキのヒロイズム振り回されてもね。大人の視聴者は引いてしまうと思う。

例えば、陽太の頑張りが認められて一時帰宅が許可→映画撮りきる→ヒナによい思い出が出来る→泣く泣く施設に戻す→Cパートで量子コンピュータ開発の感じを出す。くらいの流れなら、リアルの範囲内かと。

こんな難癖、「Angel Beats!」にはつけない。なぜならファンタジーなので、「感動」できれば良い。でも、本作は自らリアリティーに舵を切ったので、「納得」させなければならない。

基本的にこの作品は、ミスリードを狙ったけど、それが全部裏目って、騙しや肩透かしになってるのが残念なんだよな~。

まあ、全部を全部否定するわけじゃないんだけどね。

基本、ギャグパートは単純に面白かった。あのまま日常系ラブコメにしても良かったくらい。

キャラクターも魅力的。特にヒナは良かった。作画は勿論、バッチリですし。

メッセージ的にも、「佐藤ひな」という「ありきたりな名前」をヒロインに据えることで、「誰でも誰かの神様になれる」ということを伝えたかったのかな。

P.A.WORKSの「アニオリで勝負しよう」という姿勢は尊敬に値します。

最近、「P.A.らしくない作品」でコケていて、それはまあ「挑戦」と言えたので良いんですが、今回は「P.A.らしい作品」でコケてしまったので、ちょいと厳しいですね、ブランド力として。

残るはもう、お仕事シリーズだけですね。個人的には、P.A.には、「朝ドラのアニメ版」をつくり続ける制作でいてほしいんですよね。

レビュータイトル、「地に足をつけた神」とは、本作の「佐藤ひな」のことであり、「ファンタジーを使わないKey」のことです。

P.A.の良さは、「小さな世界を地味に丁寧に描くこと」だと思っているので、神様じゃなくていいから、地に足つけて地道にいきましょうよ。大河やハリウッドは、他の制作会社に任せて、P.A.らしい作品が観たいです。大好きな制作会社であることには変わりないので。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ノリ突っ込み(笑) テンポが良いし、作画は流石。とにかく、シナリオが楽しみだな。

2話目 ☆4
佐藤陽菜(笑) アルマゲドンじゃねぇか(笑) 出発から帰還までが早い(笑) ギャグ展開からの素敵さへの緩急が良い。

3話目 ☆4
神のこめかみ(笑) 意外とちゃんとしたラーメンアドバイス(笑) なんか、また少し作風に変化?

4話目 ☆3
麻雀、ゲン担ぎ(笑) 印刷ミス(笑) 一色足りない(笑) 途中まで通貫(笑) 東西南北(笑) ドラ隣(笑) ポー(笑) もう麻雀じゃない(笑) うちらもオリジナル役作ったりしたけど、ただ、ちょっと悪ふざけが長いかな? 麻雀の時間は半分で良かったかな。また確かに、麻雀が話題にはなるわな。素人がフリテンとかけて上手いことなんか言えるか?(笑) あとは、このふざけた話が、どう伏線となってくるかだよな。それをやらないなら、駄作になるけど、PAだし、大丈夫と信じたい。

5話目 ☆4
母の話。前回からの落差がすごい。問題は、この色んな話をどうまとめるかだよな。

6話目 ☆3
型抜き=バーリトゥード(笑) こういう日常系のギャグ回はクオリティ高いよな。童貞を殺しにかかるほどのロリ(笑) それは普通に停められるんでない?

7話目 ☆4
映画撮影。なんだあの、ムダにすごい卵の作画は(笑)

8話目 ☆3
なるほど、ロボ的なあれなのなね。

9話目 ☆3
ちょいと性急過ぎるかな。

10話目 ☆3
今度はゆっくり。時間経過を。Keyコーヒー(笑) 

11話目 ☆4
かなりデリケートな問題。あれは機械との記憶。めちゃくちゃ正論だな。ただ、逆とも言えるな。ゲームは、脳には良さそうだけどな。

12話目 ☆
そんな、殴らなくても。なるほど、絵じゃないと。う~ん、家族愛より、恋愛の方がよかったかな? 
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

69.7 4 神様で恋愛なアニメランキング4位
神様はじめました◎(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (555)
3344人が棚に入れました
監督は1期同様、大地 丙太郎。今回もストーリーテラーとして、その実力を遺憾なく発揮し、原作のストーリーに、おなじみ大地監督オリジナル展開をプラスして、作品を鮮やかに演出していきます。
今回は大きな2つのお話が屋台骨となり、全体のストーリーを構成していきます。
ひとつは出雲大社で1年に1度、神様が集結する「神議リ」(かむはかり)に奈々生が呼ばれて行くお話、もうひとつは鞍馬の生まれ故郷・鞍馬山での出来事を描くお話です。
アニメーション制作は前回同様、トムス・エンタテインメントが手がけます。

声優・キャラクター
三森すずこ、立花慎之介、岡本信彦、岸尾だいすけ、高橋広樹、石田彰、諏訪部順一、佐藤聡美、森嶋秀太、松井菜桜子、大久保ちか、山﨑バニラ、羽多野渉、平川大輔、下野紘、齋藤彩夏、神谷明
ネタバレ

あんちょび さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神様と神使のラブコメ作品◎(2期)

神様はじめましたの2期です。

相変わらずおにきりこてつの2人がとても可愛く
そして鞍馬の面白さが炸裂しております(笑)
翼☆バサ☆ハザードとかw
ギターは飾りかよってw

そしてラブコメ要素も健在しております。
妖と人間という境界線のある中で2人がどうなっていくのか。
とは言ってもこの2人なかなか進展しなくて…
もどかしいと思いつつもキュンキュンして観ておりました(笑)

そしてこの2期では霧仁という重要キャラが出現!
でもこの霧仁 どうなっていくのかまだよくわからない状態で。
3期やってほしいですね( •́⍛•̀)

他にも奈々生が式神の護くんと共に神様として成長していったり
5話分程使って描かれた鞍馬山の場面も見所でした。

でも1期より面白おかしく笑える要素が減っちゃったかなと個人的に残念な部分も…

OPは1期と変わらずこのアニメの雰囲気にぴったりな曲で
毎回楽しく観ておりました。

続きとなるOADの過去編 これはとても気になります!
全4部作、巴衛の過去が明らかになっていき…
そして奈々生とどうなっていくのか…


{netabare}メモ…"φ(・ェ・o)

【主な登場人物】※2期から新たに加わった者のみ

 護(まもる) - CV:楠ひなた
  子猿の姿をした奈々生の式神。彼女の神としての能力を補助する存在。
  人間の子供の姿を取ることもできる。


 毛利霧仁(もうり きりひと) - CV:諏訪部順一
  現在 悪羅王 が憑依している死者。
  以前、雪崩に巻き込まれ死亡したことで精神体となった時に悪羅王の魂に出会う。


 悪羅王(あくらおう) - CV:諏訪部順一
  大昔見境なく暴れまわっていた不死身の鬼の高等妖怪。
  大昔は巴衛と兄弟分の仲だった。現代では、死者となった霧仁の身体に憑依している。


 夜鳥(やとり) - CV:下野紘
  悪羅王に仕えていた下等妖怪の毛玉が人間の助六の体内へ入り込んだことで生まれた高等妖怪。
  現代でも霧仁に仕えている。


*鞍馬山の登場人物*

 真寿郎(しんじゅうろう) - CV:岸尾だいすけ
  鞍馬の本名。僧正坊の息子。


 牡丹丸(ぼたんまる) - CV:齋藤彩夏
  鞍馬山の小天狗。
  同い年の天狗よりも成長が遅いためまだ飛べずかつて同じ境遇だった真寿郎に強い憧れを抱いている。


 翠郎(すいろう) - CV:平川大輔
  鞍馬を育てた兄天狗。優しい心と美しい外見の持ち主。
  17年前真寿郎を庇って雷獣の雷に打たれたことで翼を失ってしまった。


 二郎(じろう) - CV:羽多野渉/岩崎愛(少年時代)
  自分にも他者にも厳格で強さを第一に求める天狗
  夜鳥にそそのかされ危機的状況に陥っている所を奈々生達に助けられた。
  奈々生に一目惚れしている。


 僧正坊(そうじょうぼう) - CV:神谷明
  鞍馬の父であり天狗里である鞍馬山を治める長。


【主題歌】

 オープニングテーマ
   「神様の神様」

 エンディングテーマ
   「おとといおいで」

  「翼☆バサ☆ハザード」 (6話)

 挿入歌
   「神様はじめました」 (6話)

  「堕天使DA☆TEN☆DIE」(6話){/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

味わい深くなってきましたね〜^^

この作品は「神様はじめました」の2期目に相当する作品です。物語に繋がりがあるので1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

1期では突然神様になることになり、自分の事で精一杯だった奈々生ちゃん・・・
それでも最後には秋祭りで神楽を立派に舞っていたのがとても印象に残っています^^
2期では奈々生ちゃんの行動範囲がさらに広がり、八百万の神々が集う出雲の神議り(かみはかり)に行ったり鞍馬山に行ったりと大忙しです^^

2期を視聴して安心したのが、奈々生ちゃんの直向きさと一途さ・・・これが健在だったことです^^
彼女の直向きさは見ていてとても気持ちが良いんですよね〜
そんな彼女ですが、2期では「みんなを護りたい」という気持ちが今まで以上に言動に現れているので、その分彼女の魅力も増したように思います^^
CVの三森さん・・・このところ大忙しですね^^

むしろ1期から変化が見られるのは巴衛です^^
これまでミカゲばかりを見てきた彼ですが、奈々生ちゃんが神様になった最初の頃はミカゲの時に生まれたトラウマを繰り返したくない気持ちが強かったようですが、奈々生ちゃんに接していくことで自分の気持ちに自覚するんです・・・^^

奈々生ちゃんも巴衛も分かっています・・・
人間と使徒では生きる時間そのものが違うんです・・・
人の一生はあっという間で使徒は人間が亡くなっても想い続けてしまう・・・
もう決して手を届かせることはできないのに想ってしまう・・・
だからお互いが辛くならないよう深く想ってはいけない・・・
頭では分かっているのですが、想いってそんなに簡単に整理できるものではありません・・・
それでも想わずにはいられない・・・
そんな二人の願いが成就することを願ってやみません

一方物語では、過去に遡って奈々生ちゃんの小さい頃を見ることができるのですが、奈々生ちゃんに見せるお母さんの笑顔・・・どんなに苦しくても最高の笑顔で迎えるその笑顔に思わず目頭が熱くなってしまいました(//∇//)

オープニングテーマ「神様の神様」
エンディングテーマ「おとといおいで」
どちらもハナエさんが歌っています。神はじといえばハナエさん・・・がすっかり定着しましたね^^
オープニングに登場するキャラのコミカルな動きに曲風がとても合っていたと思います^^

1クール12話でしたが、奈々生ちゃんの魅力が沢山詰まった12話だったと思います。
そして「多分・・・」この台詞の意味が気になりました^^
その辺りの進展も含めて3期に期待したいと思います^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

神様となった女子高生、神使と恋をする◎

「神様はじめました」2期です。

1期も楽しめしたが、
私は2期の方が好きでした^^

2期は全12話です。


● ストーリー
土地神となった女子高生・桃園奈々生(ももぞの ななみ)。

神使の巴衛(ともえ)たちと共に暮らす神様としての生活にも慣れてきた。

奈々生は巴衛に恋をして告白をするも、
その思いは届かなかった。

一方の巴衛は、奈々生の無茶に振り回されながら、
奈々生のことが気になって仕方がない。

それは主として?それとも…?


1期は奈々生が巴衛に恋をするも、
その矢印は一方通行のままでした。

しかし2期ではその矢印が反対を向いたような。

奈々生は変わらず巴衛のことが好きなのだろうけど、
その素振りはあからさまに見せず、

反対に巴衛が自分の気持ちを自覚していく。
奈々生はまだ巴衛の気持ちの変化には気づいていないけど。

だけどそのくっつききれないじれったさがキュンとする…!笑

あからさまにいちゃいちゃされるより、
これぐらいの距離感がほどよくていいですね。

ラブ展開の転換もありますが、
単純にストーリーも2期の方が楽しめた気がします。

学校描写は減り、
奈々生が神様として活動する描写が増えたからかな。

奈々生自信の力も強くなり、
神様らしい振る舞いが見ていて楽しめました。

1期に感じていた作風の古さも、
2期ではほとんど感じませんでした。


● キャラクター
奈々生は明るい性格で、
危険を顧みずにあらゆることに突っ込んでいく。

見ていてドキドキしますが、
そばにいるのが巴衛だから安心。

巴衛は家事もできるし強いし、
なんでもできる頼りになる神使。

奈々生のピンチを助けてくれる。

人間(神様)と神使という壁が二人の恋を妨げているのでしょうが、
そこを乗り越える日も近そう?


他にも個性的で気になるキャラがたくさん。

奈々生の人脈が増えていくのもにぎやかでいいですね♪


● 音楽
【 OP「神様の神様」/ ハナエ 】

1期に比べると軽く明るくなったOP。

私はこちらの方が好みでした。


【 ED「おとといおいで」/ ハナエ 】

しっとりとしたこのED、好きでした♪

毎回のEDの入りが特に合っていてよかった^^


● まとめ
2期の方がサクサクと楽しく見れました。

ここで終わりなのが残念なぐらい。

少女漫画原作の作品ですが、
男性でも見やすい作品だと思います^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

80.5 5 神様で恋愛なアニメランキング5位
かんなぎ(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2254)
12297人が棚に入れました
美術部員の御厨仁は地区展に作品を出すため、手彫り製の精霊像を作っていた。すると精霊像が突然動き出し喋り出した。精霊像は自分の事を「神」だと言っているが…。

声優・キャラクター
戸松遥、下野紘、沢城みゆき、花澤香菜、星野貴紀、柿原徹也、早水リサ、中原麻衣

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

眉毛薄い系ヒロインの魅力

まず気になったのがヒロインが産土神を自称しているのにも関わらず、主人公たちの通っている学校がミッション系だということである。

確かに主人公とヒロインが共同生活を自然なものとするため周囲に姉弟関係を装ったり、些細なことで拗ねて押入れに閉じこったり、アイドル活動を偶像崇拝としてSNSを利用したり等、日本神話的な部分もあるが、終盤で主人公とナギの関係に楔を打ち込む役割を担うのは結局ミッションスクールの宗教学の教師なのだ。このように考えるとナギが神か悪霊かなどという陳腐な疑問はどうでも良くなる。問題はナギの認識が分裂していることだ。

まず主人公の木彫に宿ったナギという「女性」は主人公の「作品」というのがミッション系の文脈では重要な認識だろう。主人公はある同級生への憧れから創作活動をはじめ、その同級生の助けを得てナギという作品を作り上げた。なぜ同級生に憧れるようになったかを示すエピソードはカラオケで主人公の失敗を最初は誰でも失敗するといって大鉄が慰めることから推察できる。中学時代主人公が荒れていたということも考えると、この大鉄という同級生が主人公の一番の理解者になったのだろう。そして大鉄から譲り受けた神木から作った木彫がナギとなり、生きた人間としてのナギを大鉄自身や他の美術部の仲間に披露するというのがかんなぎの基本的な展開である。

問題はナギが自分を神だと思い込んでいることで、宗教学の教師が言うようにナギが何の目的をもって神を自称せざる得ない状況なのかということだ。テレビ番組に影響されやすいだとかカラオケの選曲が変わっていたりといったことから分かるナギの日常的な性格と時折見せる神としての超然とした性格の精神分裂的側面やその後に必ず起きる記憶障害はナギが幼馴染のツグミに言い訳として厳格な家庭環境で自我を保つには精神を分裂させて記憶を曖昧にするしかなかったと述べるのだが、それは案外核心をついていたのかもしれない。

そもそもナギと主人公の共同生活自体、主人公の母親死別父親不在という特殊な家庭環境に由来するもので、ナギがなんであるにせよ二人のこの生育環境がかんなぎ最大の問題だと思われる。2話で2匹の子猫が親猫の不在によって餓死に追い込まれたように、ナギと主人公の一見幸福そうに見える日常も一歩間違えば同じ事になりかねないのである。

面白いと思ったのは神であると自称することで、主人公の献身を互酬性なしで受けることが出来、彼の質問や詮索、自分自身の疑問を私自身を信じろの一言で済ませられることの経済性である。物語が進行し細部が明らかになってくると神だけでは説得力がなくなってくるだろうが、最初主人公がナギに協力するのも幼少時に彼女に穢れから救ってもらったという曖昧な記憶が残っていたからなのである。

この曖昧さが日常的なナギを構成するが、その曖昧さだけではその日常を支える超然としたナギのことまでは分からない。そしてこのアニメは主人公がナギを家に連れて帰ることで話が終わることから見てもあくまで日常を問題にしているのだろう。

ざんげちゃんが言うように登場人物たちの内面が表れたカラオケ回や11話の古ぼけた魔法ステッキを販促のようには買い換えさせないという話であるとか日常描写で優れた部分はこのアニメに限っても山ほどあるが、これはカラオケで実際に声がくぐもるのと同じで実際に見てナギのように直観で感じ取るべきことなのだ。

しかし、あえて一つ自分が一番感動したシーンを挙げるなら、先ほどいったナギの魔法のステッキの下りである。古くなったステッキを買い換えて欲しいと頼むナギに対し、最初主人公は金欠を理由に拒絶するのであるが、ステッキの古くなり具合を見て応急処置的に修復した後、初めてステッキを3000円までのものであるなら交換しても良いというのである。これはおそらくステッキを自分の手に取って直してみて、その使い込み方からいかに自分とナギが長い間一緒にいたかを実感として分かったからなのだ。一応は直してはみたもののあまりにみすぼらしいステッキをナギに対して申し訳なく思ったのだろう。

自分たちの日々=古いステッキなのだから、買い換えるかどうか尋ねる主人公の口調は寂しげであり複雑な心境を覗かせる。

主人公に直してもらったステッキを持って眺めるナギは、今度は満足そうに買い換える必要はないと笑って言うのだ。

これは額面通り受け取っていい言葉なのだろうか。

ナギの反応は主人公の感情表現あってのものと言う風にも思える。もちろん描写されているような屈託のない内面を予想するのは間違いではない。しかしナギは記憶が曖昧であり、自我が安定しないと自分で言っているのだから、その屈託のなさの裏も同時に主人公は考えなければならないだろう。

おそらくこの決して表面に出てこない「ナギ」がこの作品における神であり、主人公は勿論他の登場人物もすべて「産子」として包摂してしまう構造なのだ。

カラオケ回でナギが歌う曲が、スーパーや大豆のような生活感をテーマとしていることからもこのアニメが日常を扱っていると分かる。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かんなぎ(巫)は神様ではありませんよ?

割と人気作みたいですが、基礎知識が全然なってませんね、この作品。
これでは全国の巫女さんフリークに笑われますよ。

↓↓↓↓ 以下を熟読玩味せよ。 ↓↓↓↓
---------------------------------------------------------------------- 引用開始 --------
Q. 巫女(みこ)の「巫」は「かんなぎ」とよみますが、どんな意味ですか

A. 「巫女」は「神子」とも書き、神職の仕事を補佐する役を担った女性のことをいいます。
通常は、白の着物に緋(ひ)の袴をはいた姿で神に仕えて、神楽(かぐら)を舞ったり祈祷を行ったりします。
かつて巫女は、祭りを司る中心的役割をもった司祭者であり、生者や死者の霊魂を招いては、自分の口からその心意を述べたり、呪術的な祈祷を行ったりしていたようです。
巫女には「かんなぎ」という読み方もありますが、その語源については、神意を招請する意の「神招ぎ(かみまねぎ)」という語であるとか、「神和」という語であるともいわれています。
また「かんなぎ」は、女性だけに限らず男性もなっている例があり、その場合は男性を「おかんなぎ」、女性を「めかんなぎ」といって区別していました。
---------------------------------------------------------------------- 引用終了 --------

上記のとおり、「かんなぎ」とは「神の依り代(よりしろ)」となる「巫女」(つまり本体はあくまで人間の女性)であって、本作で語られるような{netabare}「神を騙る低俗霊」{/netabare}とか{netabare}「それでもやっぱり八百万の神様の一柱だった」{/netabare}とか、そういう事では全然ないのですが。

そういう基本的なことを何も分かってない人が原作マンガを書き、アニメのシナリオの方もそこを見て見ぬふりしてるから、話にも全然深みが感じられなくて、これじゃ少年マンガによくある只のラッキーハーレム作品じゃないですか。
シリーズ構成の倉田英之氏は『かみちゅ!』のシナリオを書いてるくらいだから、そのくらい指摘してやれよ!と思ってしまいました。

辛うじて、山本寛監督が作詞したというED「産巣日の時」(むすひのとき)だけは、ちょっとイイかも?と思いました。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      武梨えり(『月刊Comic REX』2006年1月- 2017年9月まで連載)
監督         山本寛
シリーズ構成     倉田英之
脚本         倉田英之、本田透、高橋龍也
キャラクターデザイン 三間カケル
音楽         神前暁
アニメーション制作  A-1 Pictures{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== かんなぎ (2008年10-12月) =============
{netabare}
第1話 神籬(ひもろぎ)の娘 ★ ナギと御厨仁(高1)の出遭い、居候
第2話 玉音アタック! ★ 幼馴染(青葉つぐみ)登場、ナギの穢れ祓い
第3話 スクールの女神 ★ 美術部の仲間たち、ナギの高校潜入、ナギの妹
第4話 シスターーズ ☆ ざんげちゃんの仁接近、失われていくナギの力、白亜とざんげの密約
第5話 発現!しょくたくまじんを愛せよ ☆ 三人娘の料理対決、ナギ・ファンクラブ騒動、聖職者・鈴城先生
第6話 ナギたんのドキドキクレイジー ★ ナギ&つぐみ買い物・メイド喫茶バイト
第7話 キューティー大ピンチ!激辛ひつまぶしの逆襲(後篇) ☆ 仁とナギの大喧嘩
第8話 迷走嵐が丘 ☆ 美術部委員・響大鉄回
第9話 恥ずかしい学園コメディ ☆ 
第10話 カラオケ戦士マイク貴子 ☆ ※ED「しりげやのテーマ」
第11話 でも、あやふや ★ ナギの存在理由、神を騙る低俗霊?、ナギの自問自答
第12話 ほんとうにエフェメラル ★ 置手紙、居なくなったナギ、神薙神社の管理人、しげさんとの出遭い
第13話 仁、デレる ★ つむぎの助言、仁の本当の気持ち、ナギとしげさんの縁 ※ED「motto☆派手にね!」 
第14話 もしもこんな『かんなぎ』があったら… ☆ 美術部の映画撮影{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「motto☆派手にね!」
ED 「産巣日の時」(むすひのとき)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

戸松遥の曲のイメージ大きい

簡単に言うと少年が少女の姿をした神様と出会い、青春する作品。わりと一話完結。時折退屈に感じたこともあるが、概ね徒然なるままに思考停止で見ることができた。

原作の最終話もアニメとしてやってほしい。

OP
motto☆派手にね! 歌 戸松遥
この曲のインパクトはかなり強い。アイドルぽさを前面に出しているが、作中ではアイドル描写はそんなになかったような。
ED
産巣日の時 歌 戸松遥
むすひって読むの知らなかった。
しりげやのテーマ 歌 しりげ隊


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 第一幕 神籬(ひもろぎ) の娘
地区展に出品する木彫りの精霊像を作り終えた美術部員の御厨仁(みくりやじん)。すると、その精霊像が割れ、中から女の子が現れた!彼女は、仁が彫った精霊像を依代として顕現した、産土神(うぶすながみ)だという。仁が彼女に依代となったご神木の事情を説明していると、彼女はケガレと呼ばれるその土地の不浄物に襲われてしまう。人には触れられぬケガレに成す術のない神様。だが、仁はそのケガレをたやすく払いのけてしまう。そのことに落ち込む神様だったが、ふとしたことをきっかけにその解決策を見出す。そして、なんとかケガレにリベンジを果たした彼女は、仁に向かってこう告げる。「わらわはナギ、この神樹と同じ名じゃ」と。

2. 第二幕 玉音アタック!
仁の家で暮らすことになったナギ。横柄な態度とあまり神様っぽくないナギに、ついに仁も反論をする。ナギと言い争いしていると、そこに幼なじみのつぐみが家にやって来て――。

3. 第三幕 スクールの女神
美術部部長の木村貴子に倉庫整理を命じられた仁。仁は同じ学年の響大鉄、秋葉巡、そしてつぐみと共に倉庫整理に向かうのだが、その倉庫はオバケが出るという噂の場所だった――。

4. 第四幕 シスターーズ
仁は街で美術道具を買った帰り道、近道するために入った路地裏で、チンピラにカラまれている少女を助ける。彼女の名はざんげちゃん。その正体は一回百円で人々の懺悔を聞く、巷で話題のアイドルだった。

5. 第五幕 発現!しょくたくまじんを愛せよ
御厨家の食事事情につぐみがショックを受けていると、そこにざんげちゃんがお弁当を持ってやってくる。仁と二人で暮らそうと迫るざんげちゃんに、ナギとつぐみは猛反発!3人は料理勝負をすることに――。

6. 第六幕 ナギたんのドキドキクレイジー
買い物に慣れないナギは、つぐみに買い物を手伝ってもらうことに。服、下着、靴、鞄などを買いたいというナギ。予算をいくらかとたずねるつぐみに対し、ナギは得意げに一万円札を見せるのだった――。

7. 第七幕 キューティー大ピンチ!激辛ひつまぶしの逆襲(後篇)
傷つきながらも最強の敵「ライフアフター」を倒したキューティーに安寧の時が訪れようとしていたその矢先、更なる最強の敵「ニセキューティー」が現れた!瞬く間にひつまぶしに覆われていく世界!キューティーの運命やいかに!?

8. 第八幕 迷走嵐が丘
雨の降る夕方、仁は家の窓から外を眺め、天気の悪さを嘆いていると、家のチャイムが鳴る。玄関に行きドアを開けると、そこにはまっすぐ家に帰ったはずの大鉄がズブ濡れで立っているのだった。

9. 第九幕 恥ずかしい学園コメディ
大鉄が仁の家に泊まった翌日、様子のおかしい二人。そして、部室で言い争うナギと大鉄。二人の関係を誤解したつぐみの放った一言により、仁と大鉄に災難が降りかかるのだった。

10. 第十幕 カラオケ戦士 マイク貴子
親睦を深めようという貴子の提案で、カラオケBOXにやってきた、仁たち美術部のメンバーとナギ、つぐみ、ざんげちゃん。ざんげちゃんとつぐみは、ここでも仁を巡って攻防を繰り広げるのだった――。

11. 第十一幕 でも、あやふや
ナギと出会って以来、詳しいことを知らされぬまま手伝ってきた仁だったが、ケガレやナギの行動について曖昧にしてきたことが多過ぎると、彼女に真意を問いただすのだった―

12. 第十二幕 ほんとうにエフェメラル
ナギのことで釈然としない仁は、ナギの正体を調べるため、神薙神社の管理人とざんげちゃんを訪ねる。遅くなってから家に帰ると、仁に思いもよらない事態が待ち受けていた――。

13. 第十三幕 仁、デレる
昨夜のことで困惑する仁は、心配して声をかけてくれたつぐみにも冷たくあたってしまう。しかし、それでもめげないつぐみの激励のおかげで、仁は自分のすべきことを見出すのだった――。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

62.8 6 神様で恋愛なアニメランキング6位
神々の悪戯(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (383)
2121人が棚に入れました
神々に、人間について教えるためある日突然、神の世界へ導かれた結衣。戸惑いつつも始まったのは神々との学園生活だった。「人」とは何か、「愛」とは何かを神々に学ばせるうちに芽生えるのは、愛か、あるいは??。

声優・キャラクター
早見沙織、入野自由、小野大輔、上村祐翔、豊永利行、神谷浩史、細谷佳正、梶裕貴、森川智之

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

苺大福・・・○山葵団子・・・×

 ギリシャと北欧と日本の神様が全寮制の学園で共に学び、成長し、友情を育むお話・・・・・い、以上?

 あ、あの、ほむらさん?
 助けてもらえません?

(・・・残念ね。こういう作品興味ないの。自分でなんとかしなさい。)

 うわ~、バッサリや~。
 こりゃ、自分で何とかせないかんな!
 う~ん、こうなったら・・・・・・

 トゥインクル♫トゥインクル♫ミラクルチェーーーーーーーーンジ!

 エイッ!(転んだ)きゃ、お、乙女チックやっぴーの登場よ♡

 乙女チックEYEでこの作品を分析しちゃうよ☆

 登場人物
 イケメン揃いの神々♡主人公以外の女は出てこないという分かりやすさw
 ギリシャの神々
  アポロン・・・天然おバカ太陽神。変身シーンが一番セクシー♡過去にトラウマあり。草薙結衣にゾッコン。
  ハデス・・・根暗でお茶目な冥府の王。天体観測が大好きなのに不幸体質でいつも雨。大福と苺が大好きな彼が行きついた最高のスイーツとは?草薙結衣にゾッコン。
  ディオニュソス・・・半ば空気の豊穣の神。園芸に力を注ぎ、ワインやらぶどうジュースを仕込みます。
  ゼウス・・・学園長兼理事長みたいな神々の王。こんな企画を始めちゃって、他の神々から不満ブーブー。少年の姿の時が狙い目♡
 北欧の神々
  バルドル・・・みんなに愛されるドジっ子光の神。涼しげで儚げなルックスに似合わぬ肉食系。このギャップに萌え?強引な一面も併せ持ち、この一面が物語の重要な要素だったりするんだけど・・・。草薙結衣にゾッコン。
  ロキ・・・悪戯大好きバルドル大好きの炎の神。得意の悪戯でみんなを引っ掻き回したりトラブルメーカーなんだけど、ことバルドルのこととなると・・・。カワイイっていやーこの子が一番カワイイかも♡草薙結衣を敵視してるが最後には・・・。
  トール・・・バルドルとロキをじっと見守る雷の神。二人の潤滑油のような存在。印象うすし。。。
 日本の神々+人間
  戸塚月人・・・寡黙でメモ魔の月の神。戸塚尊の兄でボケ担当。人間的な感情を一番理解していなかったが、お月見のイベントでいろいろ覚醒。草薙結衣にゾッコン?
  戸塚尊・・・直情的で不器用な日本男児の海の神。海に行くときゃもちろんふんどし♡日本男児ここにあり!信用と言うものを信用していなかったのだが、草薙結衣のおかげで信用を取り戻す。もちろん草薙結衣にゾッコン。
  草薙結衣・・・天叢雲剣とゼウスに選ばれし女の子。責任感が強くしっかり者であるが、恋愛には相当疎く、あからさまに迫られてもピンとこない非恋愛体質の少女。えっと・・言いにくいけど・・・胸は・・・ないね。
 エジプトの神々
  トト・・・壁バンが得意でSっ気教師の叡智の神。辛辣な言葉を吐くそのお口、蔑みを含んだ怒りに燃える瞳、Mっ気さんにはたまらない存在かも♡

  アヌビス・・・人語を話さないほとんど空気の死の神。シンデレラ回以外は存在していないも同然のキャラ。動きはほとんど犬のよう・・・

 思ったほど、っていうか、ほとんどBL要素はなし。
 草薙結衣の鈍感ぶりは想定の範囲内とは言え、笑っちゃう。
 最終話の決戦は・・・まあどこかで締めないといけないわけで・・・こんなもんかな、とw
 ラストシーンも予定調和であるが、これで良し!
 うん!
 観なくてよかったかも♡ 






  
 
 
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

定番が心地良く、ほど良~く萌えられマス(^ З ^)~♪

終わっちゃった。。
駄作の声(特に男性から)もちらほらな本作ですが、この私にとっては、週に一度の大事な大事なお楽しみでした;
。。グスングスン;;
でも七月からはFreeが還ってくるもん、だから泣かないモン!

以下、自分流ヘンなあらすじ。

第一話:わぉ、セ~ラ~ム~ン☆
男の子が変身したっていいよね、いいよね!(アポロン流リピートw)
不思議な館で目覚め、色んな美少年たちに次々出会い、とまどう少女。
素敵な逆ハーレムとなりそうです♪

第二話:神々との学園生活
実は神である美少年達と、一緒に学園生活って羨まスィ~
私だったら、永遠に現実世界へなんて戻りたくねぇよ~3

第三話で神々の水着コンテスト~
ベタですねぇ~良いですねぇ~(*^ ^*)
しっかし、露出度の少ない神々多すぎ=33
アポロン様の小学生水着って、ありえねぇ。。
お色気を感じさせたのは、デュオニソス様のビキニと、尊様のおフンドシだけ~3
視聴者様の期待を肩すかしちゃあ、ダメだゾっ!
。。時折みせるアポロン様の愁いって、何かしら~?

第四話:頬を赤らめるハデス叔父様、きゅゅううと~~33
こんなにカワユイ大人の男の表情ったら、観たことないス(*=Д=)!!
実は神々の中で声も一番好き、シブ甘です~3
次に好きな声は月人様かな~?

第五話:一本気な日本男子、尊様にキュンキュンの回=33
お言葉通り、守られてェ~;;

第六話:月人様の声って、不思議な魅力。
無感情なのに、静かに心に染み渡ってくるようで、何だか気持ちが落ち着いてきます。
キュンキュンもえもえするキャラではないけれど、居なきゃ困るぅ~

第七~八:いよいよラストに向かって、物語が動き出して来たゾ!
。。まさかココに至って、ロキロキにキュンキュンしてくるとはっ!!
タダのオネェっぽいキャラだと思っていたのに~~
心なしか声も男の子らしくなってきて、キュンキュンキュン♪♪

第九話:おバカ系で明るいアポロン様に、あんな暗い過去があったなんて。。おバカだったのは私の方ね~;;

第十話:怒涛のラストに向けて、ちょっと箸休め的な回。
トト様のナレーションが面白過ぎて、抱腹絶倒ww

第十一話:クライマ~ックス!!
やっぱりそうなるのね。。でもおねがい、やめて~;;
ロキロキとバルバルの友情に、目頭が熱くなります;
物語中、一番面白い回カモ。。

第十二話:月にかわっておしおきよ☆なラスト
物語冒頭のシーンは、ココで繋がります。
こーゆー事情で戦ってたんだなぁ~3
セーラー戦士。。じゃないや、神々が変身して戦うゾ!!
ラストはお定まりのハッピーエンド、羨まし過ぎるゼ!

感想;
ハーレムは男の子だけのものじゃない、ハーレムはエロだけじゃない。
愛と信頼が広がっていくようなハッピーエンド、定番だけど大事かも♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

だからお前はアホなのだぁ!!!

https://commons.nicovideo.jp/material/nc199462

序盤 w

中盤 はぁ

終盤 wwwww

この話は学園で神々にニンゲンについて教える女子高生の話
ジャンルは逆ハーレム・恋愛・学園・神
ゴリゴリの乙女ゲームです。個人的にこういうのってきらいじゃないんですよね。
「どういう心境で作者はこれ書いてるんだろ」というのを想像しながら読み勧めていくと通常の三倍どころか千倍おもしろいので是非オススメです

さて内容ですが、超超ベタな展開です。要約すると「イケメンが『へ。おもしれー女』て言いながら惚れる」まぁこんなとこです。
展開らしきものはありますがどれも無視して良いレベルの薄さです。
ですので脳死で見ても良いと思います。実際私はほとんど脳死でした。

キャラはやはり逆ハーレムもの特有のよくわからない奪い合いが目障りでしたね。好きな男キャラはいませんでした。個人的には一話しか出てこなかった友人のお嬢様(?)がすきです。
なんでしょう。純粋に男がキモい。言動一つ一つに寒気がしますし、それにときめく主人公も意味不。共感もへったくれもないですよ

少女漫画の良く無い所って「自分の作品は最高に面白い」って本気で思ってるからたちが悪いんですよね。だからお前はアホなのだぁ!!(すごい言いたかっただけです。気にしないでください)
なんの躊躇もなく、イタイ発言行動をかましてくるので、見てるコッチがしんどい。まぁそこが面白いというのもありますが。
ともかくもう少し謙虚になるべきですね。

{netabare}どうでも良いですが神社の神って日本ですからね?アポロン全く関係ないですからね?そこらへんは深く考えちゃいけないんでしょう。
あと変身がヤッターマンとかセーラームーンのそれですよね。今どき戦隊モノでももっとマトモですよ(多分){/netabare}

監督は河村智之さん。初監督だそう
シリーズ構成は金春智子さん。のだめや君届などを担当された方ですね
キャラデザは芝美奈子さん。テガミバチなどを担当された方ですね
劇伴はElements Gardenさん。フォーリズムやイノばとなどを担当された方ですね
アニメ制作はブレインズ・ベースさん。デュラララや夏目のところですね

opは香月亜哉音さん作詞、上松範康さん作曲、藤田淳平さん編曲、神々歌唱の「TILL THE END」
edは香月亜哉音さん作詞、藤間仁さん作編曲、神々歌唱の「REASON FOR...」
声優さんは豪華なはずですがどうもキャラにあっていないような

総合評価 脳死で嘲笑できる作品

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

69.7 7 神様で恋愛なアニメランキング7位
RDG レッドデータガール(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (1098)
5480人が棚に入れました
「普通」になりたい少女の願いが、未来を変える――
善も悪もない、新たな学園ファンタジー!
世界遺産に認定される熊野古道、そこにひっそりとたつ玉倉神社。
鈴原泉水子は、神社の宮司である祖父に育てられ、外の世界をほとんど知らない。
長いお下げ髪、めがね、引っ込み思案。
泉水子がさわるとパソコンも携帯もなぜかフリーズしてしまう。
「もっと、普通の女の子になりたい」
周りと違う自分に悩んでいた、そんなある日、
幼なじみの相楽深行が玉倉神社に現れて、泉水子の通う中学校に転校してくることに……
泉水子自身もまだ知らない大きな運命が、静かに動き始める!

声優・キャラクター
早見沙織、内山昂輝、米澤円、石川界人、木村良平、福山潤、釘宮理恵、野島裕史、ブリドカットセーラ恵美、石田彰、朴璐美、井上和彦
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ただのファンタジーラブコメだった件。 

全12話  
ブランド:P.A.WORKS
ジャンル:セカイ系オカルトファンタジーラブコメ
テーマ
不思議な力を持つ少女・鈴原 泉水子が普通になりたいと願う成長物語。

【ストーリーと観方】
タイトルにあるRDGとは、絶滅危惧種の少女。
「あらゆる人々が手に入れたいと思うほど、唯一無二の不思議な力を持つ存在」

その存在を巡る話で進みますが、残念ながら不思議な力は部分的にしか判明しませんw
寧ろ置き去りで終わるので、序章と割り切って下さい。

泉水子に関わる相良深行に注視し、どのように2人の関係が変わり築かれてゆくかが観所です。
序盤は、2人の心情描写がブレて苛々しますが、何を成すべきか理解できていない為です。
さらに宗田真響・真夏の姉弟が中盤から組み込まれ泉水子を触発させる存在になります。
宗田姉弟関係により、さらに超展開要素を増し世界観の理解に努めようとすると拍子抜けします。

世界観を占めるオカルト用語を深く理解する必要はないです。
なんとなくボンヤリと雰囲気アニメとして認識すると良いと想います。

【作画】
OPから引き込まれる熊野古道が素晴らしく、全体的に丁寧に描かれています。意外とバトルシーンが多いですが緊迫感は伝わりません。美麗としか伝わらず残念です。

最初からテーマは分かりますが、世界観との整合性を気にするあまり方向性が蜃気楼のようにボヤけてしまいます。2クールで全て補完する内容であれば申し分ないです。原作は面白いと感じさせてれるモノはありました。

以下、各話感想・個人的な解釈で用語を綴っています。

1話{netabare}
主人公・泉水子のキャラデザインが悪い印象を植え付けるイメージに感じられました。

人をイラつかせる気質というのでしょうか。 
幼少時代から変わらないお下げ・眼鏡・内向的な性格。
まるで昔の虐められキャラの特徴みたいですね;

そんな彼女がある時、変わりたい想いによって前髪を切ることで
少し世界に良くも悪くも変化が起こります。
彼女の不思議な力が関係しているみたいですね。

RDGとは、絶滅危惧種の少女
「あらゆる人々が手に入れたいと思うほど、唯一無二の不思議な力を持つ存在」
と、彼女の不思議な力が、どれほど偉大なモノかは不明です。

そして変わりたい彼女は親に決められた高校に行きたくない と決意します。
その意志を尊重するのが、深行は山伏の家系みたいですね。
一生、彼女を守る・擁護する存在とは不憫すぎますね。

それによって彼も色々と犠牲になっている部分もあるんでしょうね。
だからと言うて幼少時に泉水子を虐めていいわけではないですが・・・。

と、人間臭い心理描写が掘り下げられて私は好きです。

普通に生きたい彼女の想いと不思議な力の謎をゆっくり見せる雰囲気ですね。
ひとまずP.A.WORKSに期待してみましょう。{/netabare}

2話{netabare}
修学旅行(東京)へ深行と二人で母に会いに行きます。
道中、真っ黒な悪霊?みたいなモノに付きまとわれます。
彼女を利用したい霊とわかります、どうやら彼女は憑依体質で、
彼女に降臨する姫神という存在を欲する理由らしい。

能力説明・深行が泉水子に少し動揺しながらも守る姿勢が好感触になった話。 {/netabare}

3話{netabare}
和宮の正体が神格の霊で彼女が望んだから現れ霊になったらしい、ここを去ろうする泉水子を行かせないとするが・・・深行のヘタレっぷりがでるが神格の霊がそれだけ偉大で恐怖する行動は納得。
それよりも深行が鳳城学園へ行くから、私も行く てどうなの???
心移り激しすぎ、「なんで、私、父に逆らってまで転校したいと思ったんだっけ」 とシーンがあるが、軸がブレすぎでしょ、性格が変わりすぎでしょ、呆れた。
それが伏線なの? と云いたくなる。
そして舞、また舞ですか、P.A.WORKSの十八番ですね・・・全作品で必ず出てきます。{/netabare}

4・5話{netabare}
神霊と話せなくなると人類は滅ぶ、これが物語の肝らしい。
真響と真夏の術により死んだ三つ子・真澄が神霊の力で、高柳の式神を圧倒する。
陰陽師や術師など登場するが、泉水子と深行のラブコメに近づける構成になっているだけですね;ラブコメは好きですが、浮世離れした世界観に生きるキャラ達に感情移入できない。 {/netabare}

6話{netabare}
学校の存在意義。その背景は高柳を絶滅危惧候補にする目的で設立されている節があり、それを阻止する真響派の対立。真響は生徒会を自らの一派に組み入れようとするが、中立な組織かつ判定者という位置付け。
だが、現状、真響の力だけでは高柳の式神に抵抗力が弱い為、、泉水子を引き入れるとするが・・・それに見合うパートナー深行の力量を試そうとする。 
やっと全体像が見えてきましたが、RDGを求める組織背景が現状ないのでキャラが泳いでいる雰囲気。
恐らく深行と泉水子は真響と対立することはないが、姫神の力を知られ巻き込まれてゆく展開かな と安易だが感じます。{/netabare}

7話{netabare}
スピード感あるテンポがない為、物足りないですね。 物語としてはおもしろいと想うが、キャラの掘り下げにシャーマニズム要素が色濃く表れ現実感とオカルトのバランスが悪いですね。
深行の技量は一般人程度だが動じない度量から期待させてしまった結果、真響は拍子抜け今後なにか裏がありそうな気もしますね。
日本史研究会のダメ元勧誘・生徒会長の舞・真夏の馬が死にかけ帰省。真響と真夏の共有にズレが生じると真澄のバランスが悪くなるとのこと。そして互いに真澄への想うバランスがズレると、恐らく真澄が存在できなくなるのだろう。 その為、真響が真夏を想うことで均衡が崩れる為、真夏は逃げた。 と、継ぎはぎのように辿っているが本筋は大丈夫ですか・・・。{/netabare}
8話{netabare}
まず、視聴が辛くなった; 真夏は真澄と一緒になることで真響の幸せを考えていたらしい、対象相手が神霊で瓜二つの顔立ちでわけわからなくなってくるw 
そして真澄から真夏を奪還する為に姫神の力で行くが、真澄は泉水子に探りをいれるが、その気持ちに触れることで真夏の意識が戻され全て出てしまうと真澄でなくなるらしい、要は一部の真澄の意識が全て真夏を支配され消える と、だが、誤って真澄を解放し暴走する所へ母が姫神の力を使い封印して終わり。回りくどい構成ではないか? もう少しスマートにできないのか; 深行も真夏を助ける為にでむくと黒い羽があったり、和宮が助けてくれたとか、なんかついていけないw{/netabare}
9話{netabare}
超展開で文化祭で高柳との紛争まがいの話は蛇足にしかなっていない。姫神の存在は泉水子の血筋の者で人類を絶やす程の力によって滅亡という未来が変わらなかった、そして自分の力が人類と敵対することから、この力を引き留めてくれる存在を求め人類を救おうとしている連中が山伏や和宮とのこと。 後半だけ観ると面白いが、説明口調で流し駆け足で面白みが半減している。全体的な物語としての魅力が欠け過ぎている。 そして深行に普通の女の子として認めて欲しい という変わりたい真意がわかったが、これまでの心情描写の表現が活かされていない、全て後手になり詰め込んでいる様にしか見えない。{/netabare}

10話{netabare}
再び学園祭の主軸へ変わる。泉水子と真澄の会話内容が引っ掛かったぐらい。真澄にとっての好きとは食うという行動。高柳は霊を取り込む使役するという。解釈らしい。何かしらの伏線とわかるが、不明すぎる。そして真響とのズレとは? いい加減、説明しろと言いたくなる。後2話で終わるの?{/netabare}

11話{netabare}
戦国合戦という催しの裏にある高柳VS真響派閥の世界遺産候補を賭けた戦いが始まった。
その一方、泉水子自身は先日の件によって深行から再び携帯電話を持たされる。また、壊すかもという不安もあったが、深行を信じ自分も信じたいと願い持つことに。
その矢先に高柳の陰陽術にはめられ暗示を掛けられる。高柳の目的は、フェイズ・新たな相を作り人間の都合が良い世界にすると考えているっぽい。 その計画を担う予定であった泉水子の暗示が解け、自力で姫神の力を使いフェイズを潰す! 
そして姫神であることが周りにばれ、普通で居たいと想う気持ちとの拒絶となった。そしてフェイズを潰した反動で地鳴りが起きる。
もう、ついていけない展開と割り切っていたので、クライマックス少し面白くなってきたw{/netabare}

12話{netabare}
冒頭から坊主から姫神が目覚める予言が~とか真夏が傍を離れたとか意味が分からん。そして深行と真夏は泉水子を探すがいない。居たのは犬になった、高柳www なんだ、いきなりギャグみたいな展開で笑ったw 泉水子は新たなフェイズに消えたとのこと、カラスの和宮と犬の高柳を連れて助けに行くことになる。
この時の深行の台詞がこのアニメで一番面白かった、「鳥と犬がお供だな、猿がいれば桃太郎だな」 このクライマックスでその台詞はおもしろすぎるwww
そして真澄が使役するた霊を倒さないと泉水子には会えないとのこと。
一方、泉水子の心情描写として地鳴りを起こすほどの力があったのは、姫神ではなく自分だったと別々の存在だと私が想いたかっただけなの? と自問自答するところへ深行の信じる力で全てをなぎ払い、2人を繋ぐ携帯電話によって泉水子の元へ辿り着く。
そして泉水子へ命令口調で告白する「必要だって言えよ!」。
まるで台詞回しがキムタクみたいでちょいクサすぎで恥ずかしいw 姫神にならず、人類を滅ぼさず、必要だって言えよ。
すいません、くどかったですねw
これが泉水子の欲しかった台詞ですね、変わりたかった理由は、普通の少女として見てもらいたい。
という想いを全12話で描き序章になった作品。{/netabare}

【解決した内容】{netabare}
■12話 真響のズレについて説明がありましたが、整理するとこういうことかと。
真響の望みは真夏へ心臓をあげて1つになること。真響は真夏と真澄がいつも一緒と考えているので、3人が一緒になるという意味と解釈した。真響は真夏しかほぼ眼中に無いので真澄とのズレが生じたいう見解でいいのか原作読まないとはっきり分からないね。 だから、2人が消えずに済む方法として、泉水子を好きになることで解決しようとした。 真夏が真澄は変わらないヤツだったと想っていたけど、好きなヤツを見つけたんだという台詞があることより。
また、最後に浮気してごめんという台詞を考えると真響のズレは真澄のズレにもなっていたと解釈でき、その意図がわかった真響は3人の関係修復がされた様にもみえる。

■泉水子がなぜ姫神の力を持ったか、そしてRDGとは何か?
人間よりずっと高い波動に神霊は住んでいる、昔は多く居たが今は絶滅危惧種とのこと。
要は、姫神が特別視されていない時代があってその子孫である泉水子にもあって当然と解釈できる。
それがどういう経緯で滅びに繋がる力になったのかと気になりますね。9話の説明だけではわからんw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イライラして、怒りすらこみあげてきましたw 雑すぎる話しでラノベの怖さを知りました

久しぶりに見た気がする、一見まともに見えるけど、かなりの無茶振りアニメ。
設定が謎すぎて、1~3話あたりまでは、唐突な展開にかなりの混乱が予想されます。
視聴していてもペースがつかみにくい。

{netabare}
巫女に山伏、陰陽師やら、それ系の学生を集めた学園モノ
とわかっていれば、それだけでも理解するのが早いのになぁ。

特に最初がホラーめいた展開で“あえて違う方向へ混乱を誘っている”
のがわかるだけに、ちょっと惜しい。

東京レイブンを思い出す設定ですが、
残念ながら満足度は200倍くらいあちらが上か。

無駄にわかりにくくしたこと&誰も彼もがめんどくさい設定
かかえてて、内輪で争いあう内ゲバ設定に、作品のおもしろさ
が半減してる気がします。

では、気を取り直して~。

ヒロインの泉水子(いずみこ)は熊野神社の巫女さまで女子中学生。
いつの日か、その身体には姫神が降りてくる予定の神聖な身体のようで、
その秘めた力を狙う輩が無数にいるらしい。
それも人間から悪霊の類までいろいろと・・・。

そこでボディーガード役にと幼馴染の相良(さがら)くんが
転校してきますが、この相良くんの性格がキツイのなんの。
幼い頃は、泉水子が泣くまでボールをぶつけて楽しんでた
という根性曲がりです。(その後、いい人に変化)

ただ、山伏としての法力は低レベルで、
あまり戦力にはなっていないような~。
なので完全無欠の白馬の王子様タイプのヒーローというわけでもなく、
実力不足を気合いで補おうとする性格ですね
(ほぼ無理ゲーなんですが)

でまぁ、すぐに気がつくのが、この作品の世界の設定が
ちょっと異常だということ。

ラノベによくある唐突な展開もですが、この世界について
何も情報を知らされず、キャラ同士も話さないしで、
たとえ泉水子の仲間や味方のそぶりをするキャラでも、
何かしら裏があったり、泉水子の力を取り込もうとしてくるんで、
正直、いいように使われてる泉水子に気がつけよと、注意しろよと、
アホさ加減にイライラしてきます。

特に世間知らずで育ってきた泉水子は重症ぽいです。
メンタルが激弱で、ちょっとしたことで怯えてオーロラ
リバースしちゃうし、それでいて知らないことを恥と思わず
強気の逆切れをしてくるのでやっかいです。

→何してんだよ!
→そんな怒らなくても!
→ダメだって言ったじゃないか!
→ワタシ、知らない!!!
→さらなるピンチへ
→何てことしてんだよ!
→だってだって!
→ダメだって言ったじゃないか!
→ワタシ、知らない!!!
→被害甚大な事件へ
のパターンの繰り返しです。

見てるとお父さんもお母さんとも離れてくらしている
(お父さん海外?お母さんは公安勤めで離れ離れ)ようで、
どーしてこうも育児放棄してるんかなぁ~と。

誰もが泉水子は重要だ、大事だといいながら、その役目や意味合い、
警戒すべきものなど、何も教えず育ててきたって・・・ちょっとねぇ・・・。
まぁ、いつかは姫神が降りてくれば、泉水子の自我なんて
消えてなくなるかもと思えば、あえて何も教えていないのかもしれません。

ただですね、それならそれで、中学を卒業してから東京に
行かせたりせず、ひっそりと熊野で過ごさせるだろうし、
合点がいかないんですよね。

物語は中盤から学園遍にはいります。
実はこちらが本編の模様。

能力者に囲まれて、ようやく穏やかに暮らせるかと思いきや、
結局、ここでも学園内での権力争いに巻き込まれ、トラブル続きに。

親友ポジションの女子友のマユラですら、学園トップの座を狙っていて、
泉水子の力に気がついており、派閥の仲間に加えたら戦力になると
そろばんを弾いています。
※相良くんが止めるのもきかず、姫神の秘密を話したための模様

で、毎回、損な役回りで苦労して大怪我を負わされているのが、
前述のボディーガードの相良くんなわけです。
無用の争いに巻き込まれるのはごめんとばかりに、
早くから中立を表明する生徒会にはいります。

それが泉水子をまもることにもなるだろうと考えですね。
ですが、マユラの勧誘は続きますし、泉水子もマユラを信じている風で、
相良くんの苦労はなんなの?て感じに。

あげくマユラからは、泉水子のボディーガードとしての本当の能力を
試すべく、天狗の集団からボコられたりもしますw
※相良くんの法力は、ここでは素人・初心者レベルです!

ひどいですよね~。
てか、このときの泉水子が最悪なんですね。
ぶるぶる震えながら弱弱しい声で「やめて・・・」というだけ。
でもマユラは強引で、怪我する前に本気出しなさないよ!
とかえらく上から目線でやめる気もなく、これには殺意すら抱きましたw

泉水子、お前のために怪我してるのに、なんでもっと必死に
止めないのか? マユラに殴りかかるくらいできないのか?
なんでそんなに簡単に許してしまうのか?

エリート校という設定で、術士としてもそれなりの血筋の子弟が
集まっているはずなのに、学園内では術のかけあいやらやり放題で
周囲にも迷惑かけまくりのルールもへったくれも無用の無秩序状態。

さすおにの風紀委員みたいな存在もなく、こんな危ない学校
をすすめて入学させた両親の見識も疑うレベルです。

まぁ、最後まで本当の悪人が登場しないんで、そこだけは救いか。

一応、最後まで見ようと思えば見られる話しですが、
設定が微妙すぎて、自分はないですね。
正直、おすすめしません。

話しは単純なだけに、もう少しシンプルに構成しなおして、
仲間と協力して立ち向かう物語にするとかすれば、
ストーリーに引きこまれていたかもしれません。

追記
泉水子を怒らせて、犬の姿に変えられてしまった高柳くん(陰陽師)。
元の戻し方がわからないからって、最後まで犬の姿だったけど、
もどれるんだろうかw ←すごい適当設定ですよね

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

ネガエバデテクルヨー

山伏、陰陽師、心霊などなど、和風学園ファンタジーの世界観は魅力的であったが、
正直なところ、人物に共感できず、世界観にもあまり浸れず・・で退屈に感じることが多かったアニメ。
全体的に自己完結・自己中心的な考え方の人物ばかりに感じる。
ちょっと打ち解けたと思っても次の回になればそれぞれ勝手に行動してることなんてことがざら・・。

あまりに特段楽しめた点が思いつかなかったのでせめてどうしてつまらなかったのか分析してみることに。

■人物への感情移入の難しさ
作品の性質としては、泉水子とそれを取り巻く環境の変化(はじめての○○という経験)を眺めながら、
周囲との関わりや泉水子自身の心情を感じ取っていく、というタイプのものだと思うのだが、
まず話の軸としての目的(世界遺産云々)がぼかされているので、各々人物の目指すところが分からない。

目的がはっきりしないので、考えも掴めず、行き当たりばったりでふらふらとしている印象しかなかった。
主軸となる主観的視点もなく、客観視できるほどの説明もなく、断片的な情報が飛び交うよう。
それが当然のように受容されている超常現象と人物たちの心情に視聴側とのギャップを感じてしまう。

■盛り上がりの乏しさ
なにがどれほど凄いのか、怖ろしいのか、とかが感覚的すぎてわからない、というのもあるかもしれない。
具体的に泉水子ちゃんのやったことといえば・・{netabare} 電子機器破壊したくらいじゃないか? {/netabare}
結局不思議な力とはなんだったのか、どんな選択に迫られ、なんの決定をしたのか、
世界遺産選定やらは何の関わりがあったのか、サブキャラ達は何がしたかったのか・・
その辺りは全くわからなかった。

ホラー要素のようなものもあったが、差し迫った危機として感じられるような展開にはならず。
とするとやはり人物の心情変化等に注目するしかないのだけど、
前述のように共感は難しく、そこに至るまでの展開も毎度唐突なんだよ・・色々と・・だった。

視聴時感想
{netabare} P.A.Worksに外れなし!との期待を込めて観始めたアニメ。
でも1話の時点では話もまだ見えてこず、登場人物にはイライラさせられること請合い。
見所もみえてこないので本当に様子見状態。

<先行6話まで観て>
関心が上がった回を↑ 下がった回を↓ 変わらなかった回を→とすると
1話→ 2話↓ 3話→ 4話↑ 5話→ 6話↓ と、こんな感じ。
全体的に演出ながい・内容わかりにくい・会話がおもしろくないの三拍子で、未だビミョーな感じ。
もともと晩熟型のイメージだし、後半展開を期待してるので切るつもりはないけど、
うーんどうなんだろう、現状でもうかなり楽しめてるって人もいるんだろうか?

先行7話 やっぱわかりにくい物語っすね 今回の展開をテキトーに要約してみた。
{netabare}
前回の続きからバトルウウ→ネガエバデテクルヨ!→相良ほんとに弱かったんやなwww→デュフフ我らSMFソーダマユラファンクラブですぞ→さがら「うわ頭ぶつけたいてえwww」→\突然の舞/→いずみこ「あやべえ真澄幽霊だから成仏しちゃうじゃんwww」→ますみ「うわーふっとんだー(だがこのフィールドでは俺の方がつよい)」 さがら「納涼できたっしょ?(フォロー完璧)」→馬がしにそうううう→真夏「まゆらと認識がずれたらますみがやべえからおまえくんなしwww」→まゆら「来たよ!」→真夏「くんなっていったのにwwwうわああいでよスタンド馬 SBRいってきます」
まぁソーダさんと三つ子関係の掘り下げをしたいんだなぁ~という感じはわかった。
真夏の意味深な発言やらは次回明かされるんでしょう。
{/netabare}
わからないことが多くてもやもやする展開多いな。


8話
「唐突なんだよ・・色々と・・」 まさに

11話
「今のは何だ?」「わからない・・」
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

66.9 8 神様で恋愛なアニメランキング8位
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (199)
614人が棚に入れました
「ツンが強い! ツンが強いぞ、リーゼロッテ!」 王太子であるジークヴァルトは突然聞こえた神の声に困惑した。 神曰くジークヴァルトの婚約者・リーゼロッテは“ツンデレ”で、 “破滅”の未来を迎えるらしい……? 彼女のキツめの言動は、全て照れ隠し!? 神が解説する彼女の本心が可愛くて一人悶えるジークヴァルトは、知る由もなかった。 実は神の正体が、ゲーム実況と解説をするただの高校生だと……。 乙女ゲーム『まじこい』で遊んでいた自分たちの声が、突然、ゲームの攻略対象キャラ・ジークヴァルトに届くようになった“神”こと実況の遠藤くんと解説の小林さん。2人は、どのルートを選んでも破滅を迎えるリーゼロッテを救うべく、ときに的確に、ときにリーゼロッテの“ツンデレ”に悶えながら、ジークヴァルトに実況と解説を届けていく。 神託(※ゲーム実況)を頼りに婚約者を救え! 隠したい本音がダダ洩れな悪役令嬢のバッドエンド回避なるか!? 現実の高校生の実況と解説が、乙女ゲームに“神の声”として届く!? リアルとゲーム世界が交差する、ファンタジー・ラブストーリー。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

(最終)「ツンデレ悪役令嬢モノ」として悪くなかったが、最後は「ヤミ鍋」でも食わされた気分

【レビューNo.44】((最終レビュー)初回登録:2023/3/25)
ラノベ原作の2023年作品。全12話

(ストーリー)
ある日ゲーム世界の「王太子」に、現実世界の自分達の声が届くという奇妙な現象に巻き込まれた
遠藤くんと小林さん。
「このままではバッドエンドを迎えてしまう、ツンデレ悪役令嬢『リーゼロッテ』を救いたい!」
愛するキャラを救うべく、「神の声」として(王太子を通じて)ゲーム世界を変えることができる
のか!2人の挑戦が今幕を開ける!!

(評 価)
前回の中間レビューで分類した3パートについて評価。
Ⅰ.ゲーム世界:日常パート → 視聴者の目線を狙い通りに誘導できるか
 ・『「神の声」を通じて物語が変化していく様を楽しむ作品ですよ』を狙い通り実践できたかと
  いえば正直評価しずらい感じですかね。
  (そもそも実況の意図としては、「『王太子』に自然な感じでヒロインを愛してもらいたい」
   ということで、過度な干渉を控え最低限のサポートに徹してたようなので)
  物語としてそこそこ上手く誘導してた感はありましたが、「『神の声』がこの作品の絶対的な
  面白さ」という優位性に繋がっているかといえば、そこまでじゃないかなっと。
 ・ゲーム内シナリオについては王道展開ながらも結構奮闘してたかなっと。
  {netabare}物語上「王太子」×「リーゼロッテ」を終盤まで進めすぎる訳にはいかないので、「フィーネ」
  を便利屋として上手く活用していたという印象。「×バル」の恋模様や「×リーゼロッテ」と
  の義理の姉妹関係等、本編とは別に面白く物語を展開していたように思います。この手にキャ
  ラだとおとなしいタイプが多いが、「結構物言いははっきりしてる」タイプだったので、かな
  り使い勝手のいいキャラとしてコメディ展開には重宝してた感じですね。
  リーゼロッテの「ツンデレ芸」だけでなく、この辺りあまり飽きを感じさせず終盤まで繋いだ
  という印象ですね。{/netabare}

Ⅱ.ゲーム世界:バッドエンド回避パート → しっかり見せ場を作れるか
 「ゲームではどのルートを選んでも王太子の寵愛を得られずに絶望した末に『古の魔女』に取り込
 まれて破滅を迎えてしまう」というバットエンド回避が元々の目的でした。そこはⅠパートは上手
 く立ち回った感がありましたが、肝心のクライマックスがなんとも・・・
 {netabare}・結局絶望したわけでもないのに、『古の魔女』に取り込まれてしまうのだが?!
  王太子たちがリーゼロッテを救い出すシーンは、テンプレながらもそれなりによかったと思いま
  すが、結局「『実況』でそれまでのお膳立てをしたおかげで、ハッピーエンドを引き寄せた」と
  いう解釈でいいのか?クライマックスでは実況の出番がほとんどなかったわけだが・・・
 ・で、以降これまでの種明かしが始まります。まあこういうことを投げっぱなしで終わる作品が多
  い中で、誠実に全ての謎を解明してくれたことは評価しますが、その内容がなんとも・・・
  神さま夫婦の痴情の縺れがそもそもの発端のようですが、正直聞かなきゃよかったなっと( ゚д゚){/netabare}

Ⅲ.現実世界:2人の恋愛パート → どう扱っていくのか
 ・前回レビューでは「あまり手を入れないのがベスト」としたのだが、途中までは本編の邪魔になら
  ないように、上手くスパイスとして活用できていたように思います。
 {netabare}・で、クライマックスですが、現実世界に逃げていた神さま(夫)がこちらの世界で最後の悪あがきに
  出て、最後はもうカオス状態でしたね。互いにゲーム世界⇔現実世界へ干渉できるようになって、
  「視聴者置いてけぼり状態」の中での(見せ場のはずの)遠藤くんの告白やら、遠藤くんと小林さん
  がゲーム世界の結婚式に参列等、なんか「ヤミ鍋」でも食わされているような気分でした。
 遠藤くんと小林さんが両想いになってきれいに終わるはずが、それどころじゃなかったなっとw{/netabare}

リーゼロッテ、フィーネ辺りはしっかりキャラ立ちしてたので「ツンデレ悪役令嬢モノ」としてはそれ
なりに面白かったかなっと。しかし穿った見方をすれば{netabare}「ツンデレ悪役令嬢モノ」としては、内容が足
りず、「実況で水増し」したようにも感じられ、更にクライマックスはカオス状態で全てがぶち壊しと
いう、かなり予想外の結果となってしまいましたね。
(前回レビューで
  >「この設定にこんな深い狙いが!」予想を上回る仕掛けがあれば「神作」
 と書いてましたが、ちょっと「コレジャナイ」ものが来ちゃいましたかねw){/netabare}

(2023/3/27追記)
「ヤミ鍋」という点について補足しておくと
{netabare}・遠藤くんの告白自体はよかったのですが、そのあとすぐにクオンがカットインしてきたので余韻も
 なにもなかったなっと。それに両想いになってからの2人の関係性の変化等の描写が一切ないのも
 雑に感じたかな。(「ちゃんと2人をくっつけたぞ」という実績だけ作ったみたいな?!)
・全てに決着がつき「神の声」が切れ切れになっていく演出がよく、これでゲーム世界とお別れだと
 いう名残惜しさを出しておいて、あっさりとゲーム世界へ召喚されるという構成がチグハグ。
 それに「ゲーム世界の結婚式に参列出来たら素敵」という発想が「小学生が考えたの?」と思って
 しまう位安直すぎる。
・そもそも「現実」と「ゲーム」の2つの世界でそれぞれがやれることを頑張るから、この作品の意
 義があるわけで、その壁超えちゃったら「他の異世界モノと何が違うの?」って感じかな。
 やはり現実パートの締めくくりとして、遠藤くんと小林さんのその後の変化について描いて終わる
 べきかなと思ってしまった。
 (それをあのごった煮で見せられたから、なんだかなあって感じですね。){/netabare}

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過去レビュー(2023/1/28 4話分)
【4話視聴】舞台裏に思いを巡らせば結構面白いんじゃないか?!
{netabare}
(評 価)
・パート別の考察
 本作品の格子はおよそ下記の3点ですかね。
 Ⅰ.ゲーム世界:日常パート → 視聴者の目線を狙い通りに誘導できるか
  個人的にはこのパートはある意味チュートリアルかなっと。従来のようなゲームの世界観に没入
  してゲームキャラ達の奮闘を楽しむ作品ではなく、ひとつ上の目線から見て
  『「神の声」を通じて物語が変化していく様を楽しむ作品ですよ』
  というのをしっかり認識させることができるかどうかがポイントかと。
  だからゲーム内ストーリーは王道のテンプレ展開で問題なし。
  いや、むしろ余計なことをするとややこしくなるからw
  テンプレストーリーが「神の声」でどう面白くなるのかをいかに印象付けできるか。
  ・「神の声」がうるさく作品に集中できない!
  まあ一定数こんな声は出るでしょう。これを最小限に食い止められれば制作陣の勝利。
  逆に多くの視聴者にそう思われてしまったら、企画倒れで終わる作品。
Ⅱ.ゲーム世界:バッドエンド回避パート → しっかり見せ場を作れるか
  結局ここが全てですね。
  ・狙い通り「神の声」で作品が面白く終われば「名作」
  ・「この設定にこんな深い狙いが!」予想を上回る仕掛けがあれば「神作」
  ・そうでなければ凡作
Ⅲ.現実世界:2人の恋愛パート → どう扱っていくのか
  おかしな話だが、個人的には「極力触れない」がベストだと考える。1クールという尺だとここに
  手を入れ過ぎると本編とのバランスがおかしくなってしまう可能性が高そう。ただ2人の関係に全
  く触れないのは逆に不自然なので、今の「遠藤くんが小林さんに思いを寄せている」位がちょうど
  いいのかな。ⅠⅡをしっかり描いた上で
  ・現実パートをスパイスとして上手く活用できれば「名作」
  ・2人の恋愛模様まで面白く仕上げられれば「神作」
  ・余計な尺を使ってⅠⅡⅢが共倒れになれば「かなりの駄作」

・全体像の考察
 個人的には、まず「Ⅱのパート」をどう描くかというここをしっかり固めた上で
 → そのために「Ⅰのパート」でどう視聴者を食い付かせ、終盤まで繋ぎ留めるか
  → その残りの尺で「Ⅲのパート」をどう活用していくか
 という設計図がきちんできているかどうかだと思います。それがないと
 「ただ設定を詰め込んだ(薄味のストーリーをなぞっただけの)いつものなろう作品」
 で終わってしまう可能性が高いでしょう。で、この設計図ですが
 ・そもそも原作がきちんとできているのか
 ・原作ではできている。でもアニメ化の過程でスタッフが理解できているのか
 本作が盛大にコケたら、是非その辺りを原作既読勢に語っていただきたいものです。

(視聴者が気にするのもアレですが)作画等を見るにこのアニメも「低予算」の部類なんでしょう。
この作品では「神の声」の前→後の変化を楽しむ作品なので、どうしてもリーゼロッテのツンデレ演出
は過剰にせざるを得ないでしょうね。
・分かりやすいツン → 神の声 → それを聞いた王太子のフォロー → 分かりやすいデレ
本来ならデレの部分は最小限に留めるところですが、作品の性質上フルオープンの方がいいでしょう。
この落差が大きさがこの作品の「味」だと感じるか、「過剰で違和感」と意見が分かれるかも。
例えば予算があればもっといろいろな作画や演出で効果的に魅せられたのかもしれませんが、ちょい
ちょい作画が怪しいところもありますが、現状やれることはやってるって感じはしますね。
以降どの位しっかり設計されているのか、その舞台裏に注目すればまた違った楽しみ方ができそうな
作品かなっと。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
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nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

再評価。仕掛けとカタルシスは素晴らしいが、面白さが不足かも。

追記 23年5月のレビュー時のトータルの評価4.0、物語5.0、キャラ4.5にしていました。もちろん構成と伏線は素晴らしかったのですが、4.0は高すぎるし、何度も再視聴するクオリティではないと思いますので再評価。
 今回再評価にあたり再視聴はしましたが、といっても思い出すためにポチポチ見た程度です。

 物語は4.0。キャラを4.0にします。設定そのものはテンプレですが、作品の構造として仕掛けをしてきたところは評価できます。が、現実の方の2人にもうちょっとキャラ付けが欲しかった気がします。
 悪くないですが、全体の面白さを重視すると、感心はするけど「あー面白い」という感じではないので、この点数が妥当かな、と。


以下 初回のレビューです。

非常に面白い。2つの世界を上手くつないだ気持ちがいい話でした。

 3話の冒頭でもういいかなあと思って切っていました。が、レビューが中途半端だったことに気が付いてポチポチと眺めていたら、5話で意外な展開が…それで、そこからなんとなく見てたんですけど、すごくストーリーが練り込まれていて、2つの世界の3つのカップルと両者をつなぐ因縁が綺麗にまとまった、かなり水準の高い話でした。

 作画が残念なのと、2,3話辺りで期待はずれな感じがあったので過小評価してましたが、ストーリーだけならかなり秀逸です。ラノベ異世界もの…しかも1クールで作品を奇麗にそして美しく完結させたのは素晴らしいと思います。

 このハーレムでない複数のカップルを丁寧に描けるのは女性だろうなあと思って調べたら、性別はわかりませんでしたが「すず」さんという方らしいので、おそらく女性でしょう。

 世界観・舞台設定とキャラとストーリーが非常にうまく融合していました。「慎重勇者」「はめふら1期」に匹敵する1クールとしての脚本の出来の良さでした。最後の伏線回収の畳み方も良くて、なんといっても最終回のカタルシスですね。これは手放しで拍手です。
 現実とゲーム世界がつながったと思ってたら実は…っていう発想と神のカップルの組み合わせ、これは良く考えだしたと思います。

 まあ、残念なのはアニメの作画…というか高級感です。作画・背景・動き・演出などすべてにわたってちょっと残念な水準ですが、しかし、ストーリーが面白いのと、キャラデザは良かったのですぐに気にならなくなりました。

 ありきたりの設定の組み合わせですが、結果的にかなり独自性がある面白い話に仕上がったと思います。
 評価点は作画を高くはつけられませんが、盛りではなくストーリー、キャラについては高めに点を付けられます。



1話 テンプレ×テンプレが新しい。センスを感じる期待枠です。

{netabare} かなり感心しました。「道筋を知っている陰キャが悪役令嬢に転生して幸せに」と「都合のいい同級生ラブコメ」を組み合わせたんですね。これはセンスオブワンダー…いや組み合わせの妙かもしれません。最早どれがオリジナルなのかわからないくらい模倣に模倣を重ねたなろう系で、要するに「はめふら」×「〇〇さん」なんですけど、この組み合わせは素晴らしいひらめきです。

 後付けだと「誰でも思いつく」という評価になりがちですけど初めにやったのが素晴らしく、工夫があると思います。特に1人で誰かに司令を出す、じゃなくて2人でというのがいいですね。

 最後のアイドル俳優らしい人が入って来て、妨害合戦をするんでしょうか?悪役令嬢でなく王子に現世の2人の声が聞こえるのがいいですね。普通は令嬢側だと思います。ただ、そうすると単に「はめふら」の脳内会議が外部になるだけだと気が付いたんでしょう。
 で、アイドル俳優らしき人はもともとのヒロインにコンタクト?で、悪役令嬢がかえって翻弄される感じ?ここに「デートアライブ」みたいなコミカルな要素も期待できます。

 大きな世界観、舞台設定もいいですけど、ストーリーに仕立てるキャラの組み合わせがいいですね。センスを感じます。あとはそれぞれのキャラの性格が見えてきてどうなるか、ですね。そして現世でのラブの進展。

 当面の展開は、1クールでぴったり収まるくらいの展開になりそうですし期待できます。{/netabare}


2話 異世界パートは面白い。現世パートはどうしたいんでしょう?

{netabare} 冒頭の6分ちょっとの現世パート、OPもありますがしかし長いです。相手の家への行きかえりの場面はいらないでしょう。その一方で後半はほぼ異世界パートですのでバランスは計算してほしいところ。

 内容もほぼ現世パートは無いようなものでした。一方、異世界はヒロインが謎肉食っているとか適当感が幸いして結構いいバランスのギャグとして成立しています。
 となると現世パートはおまけなのかな?まあ、異世界パートの方が面白いのでそれでもいいですけど。

 作画は紙芝居ですけど、ゆるい話だからOKでしょう。この作品ってアマプラで確認したら全2巻プラス番外編しか出てないみたいですけど、となると結末まで描かれるのでしょうか。
 ダラダラ長くして、残念なことになった作品もありますので、是非この1期1クールに力を注いでいただきたい。{/netabare}




 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
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CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

実況いる?

{netabare}
ゲーム内の世界と交信できるようになった遠藤くんと小林さんが実況(?)しながらゲーム内のリーゼロッテを破滅の道へ向かわぬように誘導していく...というよくわからない設定の作品。
インパクト重視に奇を衒いまくっただけで、特段魅力の感じない設定。
何しろ実況と言うけど、結局実況要素はメインではなくゲーム内世界中心に話が進むから、要はやっていることはなろう系あるあるの悪役令嬢モノと同じで、「これ系の話何回目だよ」って話。
実況者がいなくとも、リーゼロッテがゲーム経験者という設定で同じ話が成り立つ。実況解説の二人はリーゼロッテの話の進行を遅くしているだけのようにしか感じなかったかな。
実況が活きてたなぁと思うのはコメディ面ぐらい。無慈悲にもリーゼロッテの真意をジークヴァルトに解説するのは少し面白かった。
二つの話を同時にやっているせいで現世の話はかなり薄っぺらかった気がする。ゲームを二人で実況しながらやっててあほくさくならないのかな...ってのは突っ込んではダメか()

良かった点は、悪役令嬢モノのテンプレとは言えゲーム内世界の話はそれなりには良かったこと。
最初の方はいつもの悪役令嬢モノみたいな流れで特筆すべきところもないけれど、終盤になって色々設定が明かされてからは面白かった。
現世とゲーム内世界が錯綜している感じが好き。
ラスボスさんも行動がぶっ飛んでて展開に意外性があって良かった。
最終回で長い時を経てゲーム内世界の住人と現世の二人が顔を合わせるところは感慨深かったかな。

私的評価:48点
私的ベスト回:6話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
とりあえずキャラデザは可愛い。既につまらんぞ。OP好き。
こいつら何が楽しくてギャルゲの実況解説してるの?
しょうもないしょうもない。
まじで何一つ面白くないぞこれずっと続けるの?
作品内の話も実況が挟まれるせいで中途半端になるし最悪だな。
体感1時間。曲はいい。

2話 ☆6
解説乙。アルって名前多いなぁなろう。キャラデザ可愛い。
作画あんまり良くないな。虚構推理か? リーゼロッテ優しすぎて草。
思ったより悪くないなこれ。

3話 ☆7
現世話か。野球やってた奴が今では乙女ゲーの実況w
転生するとこだったか。草。百合にすれば全部解決だろ。
無自覚系主人公。リボンは戻さない。
フィーネ、リーフェンシュタールカプでいいよ。
敵おるんか? フィーネもツンデレ化してて草。

4話 ☆6
実況やっててアホくさくならんのかな。実況全然してない。
そういう要素もある作品か。

5話 ☆7
いとこなのにこんなに性格違うのか。結局貴族じゃん。
こいつらの話いる? クオンも実況者かな? クソゲーかよ。
リボンやっと渡したか。最後不穏。

6話 ☆9
今実況聴こえるのもう一人いなかったっけ? そんなに公爵夫人いやか?
リーゼロッテは別の実況者の声を聞いた?
クソみたいな実況受信してて草。これぐらい自分で判断しろ。
キャラ付けとしてのツンデレではなく、ツンデレになった所以が描かれるアニメは初めて見た。

7話 ☆7
知らんキャラが3人ぐらい。フォビアンに焼きもちw
プロ実況民。作画が怪しい。王様喜び方やばくて草。王を殴る。

8話 ☆4
なんでその4人必要なんだっけ? 何やってるかわからん。
卑屈になりすぎだろ。

9話 ☆5
学芸会でギャルゲのストーリーパクるのか?w
ギャルゲ側のストーリーようわからん。犯人役名演だな。
ストーカーで草。エーファ?

10話 ☆5
大胆な告白。別のゲームも実況出来るかもしれない。
最近展開くっそ遅くない? PCまでダメージ受けてて草。
顔崩壊しすぎだ。意外とあっさり倒せる? 1人にするな。
バッドエンド不可避。

11話 ☆7
実況はどこ? 古の魔女さんあっさりやられてて草。
あんまり人集めた意味無くない? 来世でまで嫌われてて草。
元異世界人なのかよ久遠。二重人格か? もう訳分からんくて草。
これじゃあフィーネの方が主人公みたいじゃん。リレナ頭おかしくて草。

12話 ☆7
1人で話すなw 急に小林さんの姉に対する嫉妬心の話をされても。
実況のリーゼロッテさん。おまえら会えってどうする。
まあ最後は良かったな。

曲評価(好み)
OP「イビツナコトバ」☆6
ED「花のように」☆8

{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

75.4 9 神様で恋愛なアニメランキング9位
虚構推理(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (573)
2328人が棚に入れました
怪異"たちの知恵の神となり、日々“怪異"たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異"にさえ恐れられる男だった!?そんな普通ではない2人が、“怪異"たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?

声優・キャラクター
鬼頭明里、宮野真守、福圓美里、上坂すみれ、浜田賢二、佐古真弓、下山吉光、本山かおり、塙真奈美、後藤ヒロキ、宮田幸季、前田玲奈、飛田展男、大南悠
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

真相はマズいのでウソつきに極振りしたいと思います。

アニメ好きの方なら誰しも一本ぐらいは
  『個人的には好きなんだけど、ぱっとしないからおススメし難い』
という作品をお持ちなのではと思います。
(そんなもんねえよ、という方、ごめんしてくださいまし)

本作『虚構推理』は僕にとってまさしくそんな感じのアニメで、
  ほめるべきところは少なく、
  あのねお前ね、とセッキョ-したくなるところがやたらと多い。
  そのくせ、気になる。はっきり言って『好き』。
という、ダメ女にほれるバカ男的立ち位置で見ている作品であります。

まさかの二期開始ということで、
個人的にはとってもウレシイのでありますが、
おそらく、また『ぱっとしない』アニメになることが充分に予想されます。

  というか、
  カントクや制作会社にもモンダイがあるけれど、
  お話の構造的に『ぱっとさせにくい』作品なんですよね、これって。

  ストーリーがどうこうという以前の問題として、
  そもそも作品のタイトルからして、
  いわゆる『タイトル詐欺』みたいなものなんだもの。

  登場人物は誰も『推理』なんかしちゃあいません。

  じゃあ何をしているかというと、
  カンタンに、そして身もふたもない言い方をすると

                     ウソをつく。

  人間界ともののけたちの世界をまたにかけ、
  さまざまな事件を口先八丁で解決して回るという、
  言わば、うそつき『もののけ姫』のお話なのでありますよ。


ただし、ただ性格が悪いからウソをついているとか、
その場をしのぐために出まかせを並べ立てているわけではありません。
そこには、ちゃんとした『理由』みたいなものがあるわけで。


本作の主人公(ヒロイン)の岩永琴子は、
人間ではあるのですが、わけあって、
もののけ・妖怪の類の『知恵の神』みたいなことをしております。

人間界ともののけの間に起こる問題や疑問、
あるいは、もののけ間におこるトラブルなんかを解決する、
いわば『駆け込み寺』みたいな存在と考えていただければ、だいたい合ってます。

なにせ、もののけたちの『知恵の神』ですから、
現実の人間界で何が起こったのかという『真相』はすぐにわかります。
  といっても、
  琴子自身になにかものすごい能力があるというわけではなくて、
  事件現場の地縛霊に聞いたりするだけなんですが。

ただ、その明らかになった『真相』が、
事件解決のためにはいささか都合が悪いものだったりするわけです。

  あ~、これ、絶対アイツ納得しね~だろ~な~、とか、
  うわ、これ、明らかにしたら余計に話がややっこしくなるじゃん、
  みたいな感じですね。
  (まあ、リアルでもよくある話っちゃよくある話です)

というわけで『ウソをつく』。
と言っても、相手もその事件に関する情報をもっているわけですから、
思いつきとか出まかせではダメなわけです。

  きちんと下調べをしたうえで、
  相手に明らかになっている断片をつなぎ合わせ、
  辻褄を合わせつつ、
  相手が納得できるような『真相っぽいもの』を『デッチあげる』。

そういうのが、本作のキモというか、
やってることのほとんど全てなのであります。


新しいっちゃ新しいし、着眼点はすごくいいのと思うのです。
むかし流行ったシドニイ・シェルダン作品のように、
アクションとかではなく『知略』を楽しむタイプのお話ではあるまいかと。

  え? なんかフツーに面白そうじゃん。

なんて感じていただける方もいらっしゃるかと思います。
いや、確かに着想なり設定なり話の運びなりはすごく面白いんです。
ほんと、面白いっちゃ面白いんですが、
そういうお話の構成上、
どうしても『会話劇』が中心で絵面的に『ジミ』になっちゃうんですよね。

そういう原作をアニメ的に面白くするためには、
作画と演出に力を入れて視覚的に惹きつけるしかないんですが、
その作画と演出がブレブレで、
この際だからはっきり言っちゃうと『しょぼい』んです。

いやほんと、しょぼ過ぎて、人さまにおススメするのをためらうぐらい。

制作は、あたりはずれの落差が激しい、ブレインズ・ベース。
やるときはけっこうやる会社なんですが、
こっちはダメな方のブレインズ・ベースさんですね。

  力の入ったカットは、けっこう力が入ってます。  
  妖怪の類はおどろおどろしく描かれ、ちゃんと深夜アニメしているんです。
  ただ、そのテイストが安定しないんですよね。

  できそこないの『ゲゲゲの鬼太郎』や『ぽんぽこ』みたく、
  いやこれ深夜アニメじゃなくてジュニア向けアニメのテイストでしょ、
  とツッコミたくなるカット・演出が散見され、
  どこに焦点を当ててモノ作りをしているのか見当もつきません。

  もう、そこのあたりで世界観がぐりとぐら。

  作品の性質上、会話劇中心でアクションはほとんどないのですが、
  たまに出てくるそれは、
  なんかもう語りたくないな的なアレであり。

  唯一、第一話だけが『けっこう見られる』レベルなんですが、
  それは典型的な『第一話サギ』。
  そのイメージで続きを見ると、見事にうっちゃられてしまいます。


そして致命的なのが『話が長い』ということ。
(これ、他の方のレビュ-拝読してても、ほぼ共通意見かと)

第一期は全部で十二話。
その中で三つの事件を解決しているわけなのですが、
三話Aパ-トの途中から最終話である十二話のラストまで、
ほとんど10話分の尺をまるまる使って
『鋼人七瀬』という一つのお話をやっちゃってるわけです。

一話、二話と、ポンポンとリズムよく話が進んでいくので、
  お、このアニメ、けっこう面白いんじゃね、
なんて思っていた視聴者も、さすがに飽きたりドン引いたりするんですよね。
話そのものはよく練られていて面白いのですが、
いかんせん『長い』、そしてもちろん『テンポが悪い』。

  第七話のサブタイなんて「鋼人攻略戦準備」だもんなあ。
  『準備』で一話まるっとなんて、
  サブタイだけで視聴者が引くと思わんかったんか、おい。

そもそもメインの『鋼人七瀬』事件はそこまで重厚長大なお話でもなく、
話の合間合間に物語の設定解説みたいな話、
  ・琴子のパートナ-である九朗が不死になったヒミツ
  ・事件の裏にいる六花との関連性
みたいなものが差し込まれて、解決が引き延ばされていくわけです。

そういう
  時系列を入れ替え、
  少しずつ情報を出して全貌を明らかにしていく
という演出自体、古臭いし、そもそも意味がない、と拙は思います。

時系列をぐちゃぐちゃ入れ替えるのが『カッコいい』なんて、
いったい、いつの時代の感性なんだよ、とか強めに言ってもみたり。

  原作がどうなってるのかは読んでないのでわかりませんが、
  鋼人七瀬事件以前のできごとは
  アニオリのエピなどを加えて事前に数話かけて流してしまい、
  その分、七瀬をコンパクトでリズムよく進めた方が、
  視聴者も集中できて楽しい作品になったのではと愚考する次第です。


あと「ひどいなあ」と思うのが、OP・EDのカット割り。
曲自体はぜんぜん悪くないのですが、
流れている映像がひどすぎて、作品本編まで薄めちゃってる感じがいたします。

  そもそもOP映像というのは、
  その作品の世界観を簡潔かつ魅力的に語る『招待状』である『はず』なんですよね。
  (OP詐欺もままありますが、それは置いといて)

  ところがこの作品、OPをいくら眺めても、
  バラバラなカットがぐちゃぐちゃに並んでいるだけで、
  なにがやりたいアニメなのか、全然、これっぽっちもわかりんせん。

  EDなんかもっとひどくて、
  琴子と九朗が、ドレスとタキシードで踊っているだけ。

  お話が地味だからEDぐらい明るく華やかに、とでも思ったのでしょうが、
  本編の世界観ぶっちぎっていますし、
  そもそも『華やか』の具現がドレスとタキシードって……あんたは昭和のおっさんか。


というわけで、僕のおすすめ度は残念ながらBランクです。

お話は、ほんと面白いんです。
細部まで設定や伏線がほんとによく練られていますし、
オチも素晴らしいものなのですが、
いかんせん『アニメとしての完成度』はBクラスとしか言いようがなく。
胸を張って万人におすすめできるレベルにはありません。

  萌え成分はほとんどなきに等しく、
  血沸き肉躍るようなアクションなんて別の惑星の話ですし、
  目の覚めるような美しい映像なんて、1カットも存在いたしません。

  え゛、ジュニア向け? とか思ってしまうカットと、
  シリアスなカットが入り乱れて、
  作画や演出のテイストそのものが不安定な神様状態でもありますし。

  そして、一つのお話が長い。
  ムダに長い、あまりにも長い。長すぎて死にそう。


ただ、そういう作画や演出、シリーズ構成の『しょぼさ』も、
見慣れてくると、あまり気にならなくなってきます。
(少なくとも僕はそうでした)
しょぼさも味のうち、なんてモノすごい理屈で割り切ってしまえば、
それなりに楽しめる作品になってきます。
{netabare}
  とりわけ、九朗と六花の『未来決定能力』のアイディアは秀逸。
  この、便利そうで実はそうでもない能力のおかげで、
  作品の絵面にも、物語の構成にも、ぐっと奥行きが生まれています。
{/netabare}

あと、基本『会話劇』が中心の作品なのですが、
その『会話』を成り立たせている役者さんのお芝居が、すごくいいんです。
これは一聴の価値アリではあるまいかと。

  琴子(ヒロイン)役      鬼頭明里さん
  九朗(パートナ―)役     宮野真守さん
  紗季(九朗の元恋人)役    福圓美里さん
  六花(九朗の従姉で黒幕)役  佐古真弓さん

映像がしょぼいので気がつかない方が多いかも知れませんが、
この四人が織りなすドラマ、お芝居としての完成度は『すごい』です。

泣いたり叫んだりわめいたりというシ-ンがほとんどなく、
全体的に抑え気味、適度に『間』をもたせた、淡々としたお芝居なんですね。
ですが、その淡々とした語り口調の中で、
その台詞の奥にある感情や心の『揺れ』『ひだ』みたいなものが、
ものの見事に表現されています。

  特に、紗季役を演じた福圓美里さん。
  作品の主要キャラではほぼ唯一の『一般人枠』であり、
  感情の波が一番大きい役どころなんですね。

  そこのところを、他の役者さんに合わせた抑え気味のお芝居で、
  時にコミカルに、時にシリアスに、そして時にはエモく、
  バランスをとりながらうまく演じきっています。

これぞ役者の真骨頂。叶うことならば舞台劇として謹聴したいレベルかと。

  あと、この四人の中で、佐古さんだけは事前に存じ上げなかったのですが、
  調べてみたところ、文学座に二十年も在籍し、
  外画吹き替えで数えきれないほど主演を張ってきたベテランさんなんですね。

  お父さんは、演劇集団円の設立から参加した、故・佐古正人さん。
  (血統書付きなんだ)

  佐古さんのおかげで、
  ヘタをしたら『アタマおかしい危ない女』にしかならなかった六花が、
  ミステリアスで思慮深い、そしてかなりヤバい、
  素晴らしくかっこいいキャラとして立ち上がりました。

  実を言うと、拙はこの六花さんが大のお気に入りで、
  六花さん目当てで二期を視聴するところが無きにしも非ずかと。
  (いえ、別に萌えちゃいませんが)


ほんと、ほめるところってそのぐらいかなあ……

最初に言ったように、僕的には『好き』な作品なんですが、
その『好きポイント』がけっこうマニアックなところに集中してるし、
欠点がすごくはっきりしているので、
どんなに推したところでダメな方にはまるっきりダメだと思います。
ムリ推しするような作品でもないですしね。

ちなみに、本作監督の後藤佳二さんって、
これまで六本のテレビアニメを監督されている方なんですが、
あにこれでの人気ランキング最高位は、
二十年前の監督デビュ-作『キディ・グレイド』で、3961位です。
それ以降、一度も4000位以内に入ったことがなく、
直近の監督作だった『エンドライド』(2016年)は7076位なんですね。

  もちろん、あにこれランキングがなんぼのもんじゃい、とも言えるし、
  アニメの評価って、監督『だけ』の責任じゃないわけですが、
  さすがに六本もやって、ギリ4000位以内が一本だけってのはなあ……。

  で、本作はなんと841位!(2023/01/09現在)

  これって、すごく申し訳ないんだけど、客観的に言って、
  カントクや制作の手柄じゃなくて、
  純粋に原作が面白いのと役者さんの力だと考えるのが妥当みたいな気がします。

  これはほんとうに100%拙の主観であり、
  誰かを貶めてやろうなんてつもりは全くありませんが、
  もうちょっとマトモにつくれば
  充分に300位以内が狙えるポテンシャルの作品だと思うんですよね。

  惜しい。もったいない。嗚呼口惜しや。


**************************************************************


ちなみに、二期も総作監が変わっただけで、
本作とまったく同じ制作スタッフでお送りすることになっております。

一話見たそす。いや、見たんだけどさあ……

 ・OP、相変わらず、何がしたいアニメなのか皆目わからず。
 ・本編開始から丸々三分、モブがぐだぐだと設定を説明するだけ。
  (番宣じゃなくて本編なんですよ?)
 ・バトル、激しょぼ。
  おまけにバトル中、モブが九朗の能力をぐだぐだ解説。

もちろん、会話にのっけて設定を説明するのは他でもやってますよ。
確かにやってはいるんだけどさ、
ここまで『あからさま』かつ『長い』かつ『つまらない』のは、
さすがにちょっと見たことないかなあ。

  というか、こんなに『これまでのおさらい』をするなら、
  サブタイに13話(一期からの通番)なんてつける意味、なくない?
  ちなみに、コンテも演出も監督本人なんだけど。

まあ、このあと雪女で悠木碧さんが出てくるみたいだから、
続きは2nd seasonのレビュ-にて。
もしも途中で心が折れて描くの挫折したら、ごめんしておくんなまし、

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

観終わった

5話までの感想{netabare}
えっ、監督後藤圭二なのか、何故か自分は勝手に経営側に回って現場は退いたのだと思ってた、トンだ勘違い、ホント何でだろー?
じゃあキャラデザは門之園?と思ったらそうじゃないみたい、けど門之園の雰囲気がする、名前変えて参加してるのか?そこんところよく知らんから参る。

でもって内容。
どうしても自分は「人間がアヤカシの類とおいそれと関わってはマズい」という価値観が染み付いてて、もっと言っちゃえば関わってる間に人間ならざるものに段々と変容してしまうんじゃないか?という思想が根底にありまして。
一体何の影響だろう、ゲゲゲ?
ということで1話見た時点では「そうそう、こうだよこう」と妙に納得。
そういえば“かくりよの宿飯”では幼い頃にアヤカシから食い物の施しを受けて「あれ食ったのはヤバいんじゃないか」とよもつへぐい的な印象を持ったのだけど、全然そうじゃなくて「あれー?」となったのを思い出したりもしたり。
自分はやっぱこっち(なにかリスクがある)の方がシックリ来るなぁ。
と、1話の感触は上々だったものの2話で方向性がよく分からず困惑、そして3話でやーっとこの作品の方向性が分かった気分。
人間から見たらアヤカシの価値観なんて道理が違いすぎて理解し難い、それはアヤカシから人間を見た時もそうだろう、琴子はそれの間を取り持つ──事実はどうあれ納得させる屁理屈をでっち上げる──のがこの作品のテーマかな?と。
ってか3話Aパートまでが2話の続きで構成が変則的だねぇ、2話終わった段階で「え、まだこの件続くの?」と思いかけてたくらいで、Aパートで終わってよかったんだけどさ。

が、4話から再び戸惑うことに。
また続くんかい!ってかアイドルのPVシーン思い切り監督の趣味だろwww
そんなんで時間稼ぎして引っ張って、なんかイヤ~な予感がするんだけど…。
そして5話、予感的中。
人の噂話などの集団心理が具現化してアヤカシになるって…怪奇モノやオカルト系では超メジャーじゃない?それこそよもつへぐいよりも。
題材にするのは構わないのだけどそこまで引っ張るほどのネタかなー?
同期放送の“自縛少年花子くん”なんか第二話の中でサラっと触れてサラっと解決してたし…もうひと捻りあるのかな。
ってかホラ、大蛇の件でも触れてたじゃない?人からの信仰が薄まって弱くなった、みたいなの。
鋼人七瀬も同じじゃん?
大蛇の時点で「この作品世界ではそういう法則なのねー」ってのは出来上がってて、5話は伏線どころか公開した設定を謎のトリックにしただけで…なんだコレ?
なにより大して驚くようなネタでもないのに話が長い、アクションも冗長、あっるぇ~?

…と思ったら、アニメは原作と順序が違うらしい。
あらー、じゃあアニメスタッフが順番入れ替える際に調整ミスしたってことか?
とにかく妙に引き伸ばし感を感じる、ヘタに引っ張らなければ気にしなかったのに…。
「原作のここまでをアニメにする」ってのを決める時、かなり巻数が少なかったとか?{/netabare}

6話感想{netabare}
6話は終始「ああもう分かった、分かったから話進めてくれ」って感じ、朝礼の校長挨拶かな?
噂が力を与えてるので別の噂を流しましょうってだけの話で、「想定される問題」は実際に問題にブチ当たってから説明すればいいよ、もう。
ってか簡単な話を簡単に説明するのと簡単な話を難しく説明するの、どっちが賢いんだろう?
難しい話を簡単に説明できるのが最も賢いと思うので、その正反対は?と考えると…うん。
ところで、単純な事件をゴチャゴチャとかき回してズルズルと時間を引っ張るのをネタに昇華したギャグ作品で、実写だけど“33分探偵”ってのがありまして。
なーんかこれ見てたらそれを思い出して仕方なかった、「なんやかんや」の部分をアヤカシに置き換えてつまらなくした感じ。

ま、まぁこれはね、↑でも書いたけど“自縛少年花子くん”と放送時期が被ってるせいかもしれない。
あっちはあっちでオガメグとツダケンが何喋ってるのか聞き取れなくて困ったことになってるけどw{/netabare}

8話までの感想{netabare}
話は置いといて絵について。
派手なアクションがあるでもなしキャラ数が多いワケでもなし、絵を描く側としてはそれなりに余裕があるのだろうか。
ってことなのか、六花の「痩せギスっぷり」はよく描けてるんじゃない?
自分はそうじゃないけど、世の中には枯れ木のようなガリガリのヒョロヒョロが好みって人も居て、そこら辺のフェチは感じたw
他のアニメでこういうキャラは大体目の下にクマがある程度かもしくは極端にブサイクに描かれて、ここまでガリガリに描いておいて美女ってのは珍しいと思う。
さすが絵描き上がりを監督に就けただけはある、と言っていいのかな?(話は置いといてね)
しかも六花は人魚肉食って不死、見た目ああでも多分健康には問題無くて、痩せギス好きには理想に近いんじゃなかろうか。
そりゃ九郎も惹かれるわw
それと同期放送の“異種族レビュアーズ”が対極的にムチムチした肉感的(時にはデブ)なのが大々大好きなうのまことが大暴れしてて引き立ったせいもあるかも?
(逆に、果たしてレビュアーズは痩せギスを描けるのか?ってところも興味湧いてきたり)
↑で書いた様に“花子くん”とネタ被りしてツイてないなぁと思ってたけど、レビュアーズと被ったのはラッキーかも?{/netabare}

9話感想{netabare}
ネット世界のイメージ映像、ナデシコのルリやキディグレイドのリュミエールを思い出した。
ああ、これで後藤監督を起用だったのか?

ただ…こればっかりはどうしようもないのかなぁ、ディテールが現実に対しチト古い、作中時代は一昔前だっけ?
今だったらネット上の主張合戦は掲示板だけでなく動画投稿が大きなウェイトを占めるんじゃないかな、ゆっくり辺りに喋らせたヤツ。
原作を発表してヒットして、アニメ化が決まって作って、放送されるまでのタイムラグは避けようがないか。

で、もしコンクリブロックで撲殺したなら鑑識でバレるんじゃない?ってツッコミはまぁ、推理モノではまぁ…。
あくまでイメージで、便宜上コンクリなだけで「紐で縛れて重くて固くて直撃したら死ぬ」の条件を満たせば『なんでもいい』のだろうけど…だったらもっとこう、モヤ~っとした物質にはできなかったかな?
↑で挙げた“33分探偵”では「鈍器のようなもので殴打」のイメージ映像は壷のようなボーリング玉なようなモヤっとした物質で、「鈍器のようなものって何?」という突っ込みに「鈍器のようなものは鈍器のようなものです!」と返してたのを思い出した。
というかそういった強引な態度で「でっち上げの推理」を押し通すのがウリの作品だった訳だけど…なんか“虚構推理”を見てると33分探偵を思い出して仕方ない。
しかも33分探偵は33分で事件が解決する一話完結モノ、そもそも5分で解決する事件を33分に引き伸ばす内容で、こっちの数週間に渡って鋼人七瀬の話をしてるのはさすがに「引き伸ばしが過ぎる」と思わずにいられない。
ってかさぁ、パク…パロとは言わないけど、着想の一部に33分探偵があるんじゃない?
「正直そっちを見た方…がゲフンゲフン」なんてことにならない展開には期待してるけど…。{/netabare}

10話感想{netabare}
原作は未読、先の展開は全く知らない。
知らないからこそ素っ頓狂な妄想(願望?)すると、最後は「なんでこんなことに夢中になってたんだろう」と掲示板連中の興味を失わせるオチだったりして?
デマって大抵そうじゃない?
で、その可能性がある限り…感情移入?自己投影?なんていうんだ、掲示板のメンバーになったつもりで話に耳を傾けることができない。
とこか冷めた目で「バカみたいなことゴチャゴチャ言ってんなー」って感じで…。
と思ったら、あ!この感覚ってガッチャマンクラウズだw
クラウズがダメってことじゃなくて、{netabare}暴走した集団心理は説得なんて通じなくてもう冷や水ぶっかけるしか手段が無い{/netabare}って内容で…私は発想がそっち寄りだなぁ。
逆を言っちゃうと、本作は「よく話の通じる連中ばかりなことで」と違和感を拭えない。
当然クダンの力のお陰って説明はあるものの、掲示板であんなやりとりってリアイリティとしてどうなんだろう。
いやホント掲示板の連中よくこんな奴真面目に相手できるなぁ、と。
「長文ウザい、3行で」って言われないのか。
仮説だと断ってたクセして言葉の最後を「~なのである」「~であるからだ」と断定口調で締めてるのもキツい、結構イラっと来るw
「まるで見てきたかのようだな」って突っ込みは入らないのか。
それらもオチに向かっての仕込みなら構わないのだけど、果たしてどうなんかな~?{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
鋼人七瀬パートが長すぎ、ってのは私が言わなくても他の方も指摘してるでしょう。
で、冗長なだけでもアレなのに、その内容も…全然共感できないから困りモノ。

ネット上のデマ関係なんて、それこそ最近ではNHKの京アニ報道だとか、ちょっと前ならスマイリーキクチとか色々あって(コロナ関係はノーコメント)。
更には個人的に…そこまで追求はしてないけどボーっと眺める程度には追っかけてる騒動とかもあったりして。
それで感じるのは、現実のネット民ナメ過ぎな気が…。
少なくとも上記の例だけでも、誘導されやすい系って過度な正義感に燃えてる人が多い気がする。
言い方変えれば、被害者でもないのに加害者を設定してそれを叩く自分正しい、みたいなのにすっごい食い付きが良い。
そこら辺考えると“ガッチャマンクラウズ”の方が良くできてたのかな?と思ってしまう…というか“アンパンマン”だってそれをテーマに据えてる訳で(ゲストキャラにバイキンマンが「えーん、アンパンマンに酷いことされたよー」と嘘を吹き込んで「それは酷い、よーしボクが成敗してやる」って話が多い、非常に多い)。
この作品では「人間の興味なんてそんなもの」で片付けようとしてたけど、実際は好奇心より正義感のが勝るんじゃないかな?ネットだと特に。
もし誘導したいのなら正義感をくすぐるような餌をバラ撒けばいいのに…とずっと思ってて、だけどそれはやらず淡々と理屈並べるばかりで、多分それで考えを二転三転する人ってそう多くない気がする。

でもって肝心の理屈が…冗長なうえに説得力を欠くから困ったもので。
これはアニメスタッフの責任になる…のか?
琴子のでっち上げの推理部分、「空想による再現映像」だけど、それが詳細に描(えが)かれ過ぎ。
文章だけならなんとなくボヤーンで済ませるところをハッキリと絵で描いてしまって、そこに更に琴子の断定口調が加わって「まるで見てきたかのよう」と思ってしまう。
立てかけたあった鉄骨を蹴って上手いこと被害者の上に倒すとか、そこは「なんやかんやして鉄骨を落とした」とボヤかせばいいのにハッキリと描いてしまった。
寺田刑事が懐中電灯で気絶させられるのも、「いい感じに手ごろに鈍器のようなものがあってそれで不意打ちした」とボヤかせばいいのにハッキリと描いてしまった。
「あの状況で気絶させた」の条件を満たせばいいだけなので、もしかしたら色仕掛けで隙を突いたでもいいワケで(作家によってはそこを頑張って書くだろう)、あそこまで詳細に描く必要は無い。
大雑把でいい部分を事細かに自信満々で断定するものだから、どうしても「なにをもってそうだと断言してるの?」と疑問の範囲がデカくなってしまう。
その結果琴子の推論に賛同できないし、まんまとノセられてる掲示板の参加者がアホに見えて仕方なくなる。
「あくまでイメージ映像です」ってことで参加者は文章で聞かされてるだけなんだと思おうにもそこまで感情移入はなかなか辛いって、原作未読でアニメでしか知らない人は特にそうじゃない?
要は詐欺の手口の話なので「曖昧なまま気付かれないようにしれっと流す部分」があるのは構わないハズ──場合によっては屁理屈よりそっちの方が腕の見せ所かも──なのに、アニメではそれを律儀に詳らかにしてしまって詐欺師の言い分のおかしい箇所を明かしてしまっている。

正直言ってこれ…原作者が一番頭抱えてそう、「なんでそこそう描いちゃうかなぁ」と。
{netabare}と、これも所詮アニメスタッフを加害者・原作者を被害者に設定したロジックで、ここまで読んで「うんうん、アニメスタッフ酷いよね」と思った方は…まぁそういうこと{/netabare}

本編の大半が鋼人七瀬編なのでそっちに関して先に書いてしまったけど、それ以外の部分は良かった。
「人間と怪異は交わるものではない」は何故か私もその価値観で、というかそういう前提でタブーに踏み込む感じこそが妖怪モノの真骨頂かな?とも思ってて。
なのでもし人間が怪異と交流しようとするなら肉体や精神がマトモでいられない(琴子)、ましてや妖怪の肉なんて食べたら只では済まない(九郎)、そこんところちゃんと踏まえてるのは安心する。
(それが普通だと思うのだけど、最近そうじゃないのがあってね…)
果たして想像の上とはいえ七瀬かりんや寺田をオモチャにするような真似はどうなん?ってのも、怪異と係わりすぎて価値観が真っ当な人間とは違っちゃってる、と考えればそこまで酷いとは思わない。
琴子のシモい性格だって、妖怪(土着信仰?)なんてお下劣なのが多い訳で、それに染まってりゃああもなるんじゃない?とも。
だから尚更「七瀬パートなんていいからもっと短編やってよ」みたいな不満が溜まる…参ったねw

それと最終回で出た花、最初ペンタスかな?と思ったけど葉っぱが違う。
じゃあ何かなーと思ったら…あっ、キョウチクトウか?(自信弱め)
植物に興味無くてもミステリー好きな方ならトリカブトと並んで有名なんじゃないかな、最後の最後でそれ出すかw
「これミステリー作品っスよ、忘れないでね」と慌てて念を押してきたみたいで微笑ましいというかなんというか。
もしくは「これ出しときゃミステリーの体になるだろ」という乱暴さというかw

ってことで総評
原作がどうあれアニオリエピソードでいいのでキャラそのままで1話か2話完結話を続けて欲しかった。
“シティハンター”で例えると一つの依頼を解決するまでに何ヶ月もかけられてもちょっと…ねぇ。
鬼太郎とあんま変わらなくなっちゃう?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アニメである必要性はどこに?

原作は城平京による小説
2012年に第12回本格ミステリ大賞で小説部門を受賞した
虚構推理 鋼人七瀬という作品
アニメはそこに後から作られた短編集のエピソードを
真ん中に挟み込むような形で構成されています

2015年には少年マガジンRにて漫画化され
講談社の漫画アプリマガポケでは
1日1話無料で読めるようになっており
私はこちらで漫画版を読みました
なので短編が先にきたのはちょっとびっくりしました
原作小説は未読です

城平京の作品がアニメ化されるのは2度目
最初にアニメ化されたのは
絶園のテンペスト
前半クール終盤の問答シーンはなかなか面白かったですが
終盤はアニオリ展開だったのもありますが
それ以外は全体的にいまいちというのが私の評価

でもって今回の作品のメインも
屁理屈をこねまわして押し問答するシーン
つまりは絶園のテンペストで一番面白かった部分に近い
ということはアニメにしても結構面白いのでは?と思っていました

しかしそんな期待に反して
アニメでやる必要性を感じないアニメとなってしまいました
その理由をいくつか挙げていきましょう

まず第一の理由は放送時期が悪かったこと
2020年の冬アニメは割と豊作でした
といっても単にその豊作の中に埋もれてしまったという話ではありません
問題は似たような題材のアニメが複数存在していたことです
噂が具現化して現実世界がピンチ!
って内容の作品がこの作品含めて3つもありました

そのうち一つはマギアレコード
分類としてはソシャゲアニメですが
その源流は人気アニメまどかマギカにあるので
アニメそのものの出来はともかく
知名度の段階でかなり不利な戦いです

もう一つが地獄少年花子君
こちらはおそらく知名度的には勝っているものの
主人公の声優が鬼頭明里で
妖怪たちにおひぃさまと呼ばれているとか
{netabare}人魚の肉を食べて人間と妖怪の混じり物になる{/netabare}とか
共通点が多すぎて・・・
まぁあかりんの両作品のヒロインの演じ分けは
なかなかに見事だったので
そこは評価してあげたいところではあります

見る前の予想としては
物理的な(魔法的な?)力で噂と戦う2作品に対して
{netabare}掲示板のレスバトルで戦う{/netabare}この作品は
一線を画しているようにも思ったのですが
結局アニメーションとしては
{netabare}琴子のシーンはほとんど動きがなく
絵面としては九郎先輩の肉弾戦がメインなので
結局は物理で戦ってるんじゃねーか
みたいな話な上に
バトルが売りの作品じゃない分
アクションもいまいち魅力に欠けます
そもそもお互い不死身同士のバトルなんて茶番には{/netabare}
まったく見ごたえを感じません

物語としての魅力はさておき
クライマックスがヴィジュアル的にいまいちというのが
アニメーションでやる必要性を感じない第二の理由
これなら漫画に朗読CDでもつけておけば
無駄にお金と時間をかけてアニメ化しなくてもいいのでは?
というのがアニメ版に対する率直な感想です

そして最後の理由が原作が評価された背景にあります
ミステリ作品における名探偵の役割は
殺人事件の裏に隠された真相を暴くことです
奇しくもこれまた同じクールのアニメであったID:INVADEDでも
それが題材の一つになっていました
しかし虚構推理における名探偵役の岩永琴子は
真実を見つけるのではなく虚構を作り上げることで事件を解決する
つまりはミステリのお約束というやつを逆手に取ることで
ミステリ作品としてのオリジナリティを作り出しています

ほかにも{netabare}事故に見せかけた他殺だろう!
→やっぱりただの事故でした
顔の無い死体?それはきっと本人じゃないな!
→いいえ本人です
オカルトじみた怪異の仕業?さてはトリックが・・・
→普通に怪異の仕業です
という具合に
{/netabare}ノックスの十戒やらヴァン・ダインの二十則やらを
意図的に違反しまくったうえで
それでいてしっかりとミステリとしての面白さを備えていることが
ミステリ界に新しい風を吹き入れた
というような受け止められ方をしています

つまりこの作品の原作は古典ミステリをひたすら味わってきた層にとって
面白い変わり種として評価されてるのですが
アニメというフィールドでは怪異が実在することなんて
ちっとも珍しくもありません
現に噂が実体化して人を襲うという部分だけで
同じクールで3本ネタ被りしてるくらいです

正統派ミステリがたくさんある中に
こういったアニメっぽいテイストの作品があるから面白いのであって
アニメっぽいからと実際にアニメにしてしまったら
それはもはや作品の長所でも何でもなくなってしまい
毎期おびただしい量放送されるアニメの中に埋没してしまうのも必然だったと言えましょう

虚構推理という作品自体は面白いと思います
しかしアニメならではの良さと言える部分が
動いてるおひぃさまの愛らしさとかあかりんの好演とか
そのくらいしか見当たらないのでは
わざわざアニメ化する必要あったのかな?
という評価にならざるを得ませんでした

おまけ:アニメ化で削られたエピソード
{netabare}
漫画版で面白かった部分なのですが
なぜかアニメ版では削られていた
怪異と噂の関係についてのエピソードです

鎌鼬という妖怪がいます
彼らは鎌のような爪をもっていて
道行く人を高速で切りつけます
すると痛みもなく気が付かないうちに
すっぱりと切れた傷が残る
というのが伝承です

しかし近年それは真空によるものだ
という科学的な解釈が広まり
妖怪が実在する作品世界の鎌鼬は
どんどん力を失っていったという話です
確かに私も子供の頃かまいたち現象の
そんな説明を聞いた覚えがあります

しかし、実際のところそれはエセ科学というやつで
自然現象でそんな大きな気圧差が生じるとは考えにくく
もし生じたとしたら人体以外にもその影響がなければおかしいでしょう
つまり真空説はまったくのデタラメながら
多くの人に浸透してしまっているということ
確かに今考えてみればかなりいい加減な仮説で
ちょっと考えればおかしいとすぐわかりそうなものです

つまり実際には真空によるかまいたち現象なんてものは存在しないのに
多くの人がかまいたち現象を信じてしまったがゆえに
鎌鼬たちは力を失ってしまった
したがって鋼人七瀬の噂をコントロールすることができれば
たとえそれがまったくのデタラメであっても
鋼人七瀬を倒せるはずだ

というのが琴子の主張
これがあるかどうかで
鋼人七瀬の弱点が自身の噂である
という部分の信憑性がだいぶ変わってくると思うんですが
尺の都合なのか削られてしまいました
作品世界をうまく肉付けする
面白い話だったと思うんですけどねぇ・・・{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

58.3 10 神様で恋愛なアニメランキング10位
かみちゃまかりん(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (56)
389人が棚に入れました
「もし、人間が・・・神さまの力を持ってしまったら・・・。」大好きだった猫のしーちゃんが死んじゃって一人ぼっちになった花鈴(かりん)。一人でも強く明るく生きていこう!!と、決意する花鈴。そんな時出会った九条和音(くじょうかずね)という少年と、姫香(ひめか)という少女。美少年(☆ー☆)だけどとっても高飛車(-_-)の和音くん。・・・が、ちょっと気になる花鈴ちゃん。優しくされたり、冷たくされたり。一人ドギマギ・・・これって恋の予感なの!?・・・揺れ動く乙女心。しかし、そんな花鈴の思いをよそに、その出会いは花鈴の運命を大きく動かしていく。それは、偶然・・それとも、必然???神さまの力を司る指輪の秘密をめぐり、今ファンタジーの世界が扉を開ける!!

声優・キャラクター
中原麻衣、沢城みゆき、下屋則子、石田彰、浅沼晋太郎、甲斐田ゆき、加藤奈々絵、鈴木達央、吉住梢、こやまきみこ、宮崎羽衣、村井かずさ、吉野裕行

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「アイ アム ゴッド!!」VS「○○眼鏡っ子」

2007年4月6日 - 9月28日TV放送されたアニメ。全26話。
2002年12月号なかよしに連載された同タイトル漫画が原作。
なかよし=ちゃお・りぼんと並ぶ三大小中学生向け雑誌。

オープニングテーマ
「暗黒天国」歌 - ALI PROJECT

エンディングテーマ
「アネモネ」(第1話 - 第13話)歌 - 中原麻衣
「空中迷路」(第14話 - 第26話)歌 - marble
最終回は歌詞2番が流された。

ALI PROJECT大好きだけど何故こうなった?wという程に
絵が子供向けで可愛いのですが・・癖のあるデフォルメ。
子供向けアニメには雰囲気が有り過ぎるインパクトの曲♪

台詞がそこはかとなくアホっぽいw基本ギャグのよう♡
「神さま」=「神化」すると特殊な神技(能力)を発揮できる♡

要はファンタジー要素を含んだ魔法少女モノと変わらない。
目の大きさと平目位置が何とも微妙で好みが分かれそう。

展開は常に等身やデフォルメの崩れるギャグタッチになる
事が多くコミカルな雰囲気でコント風描写が多い。

主人公は薄幸の美少女と魅せかけ・・実は残念なアホの子。
天涯孤独の身になり困ってる所を和音や姫香と暮らす事に。

何故か母の形見の指輪を狙われ、謎に巻き込まれていく・・
襲撃されたのを切欠に神化する力を発揮するが・・

普通なら直ぐに解説なり説明なりで・・状況を把握するが、
アフォの子なので中々事態を飲み込めないままに翻弄され
結構長い事・・残念なままの展開が続く♪

「和音ーズ」「ミッチリアン」等ファンクラブがある人気者の
男の子がでてくる如何にも少女漫画・・というか男性向け
アニメのお馬鹿設定と共通の逆バージョン?の内容です。
ミッチリアンの4人の名無しに豊崎愛生、佐藤聡美がいる。

基本的には男尊女卑や毒舌気味の和音が何だかんだと花鈴
を見守ったり助けたり・・謎に迫っていくラブコメ風展開。
周囲の敵も含めも逆ハーレム妄想??な作風。

9話~オッドアイの石田彰さんが如何にもな役で更に混乱。
シリアス系のキリオが唯のメガネっ子キャラに、霧火には
毒舌で攻められたりの残念な人物に進化する?

要するに・・あほの子VSアホの子対決に愉快犯が加わる・・
BLや百合?女装男装のような腐女子の入り口の様なゆるい
ギャグやコメディ展開も多い、小~中学向け?作品なので
案外深夜枠の人も苦笑・失笑出来る内容があるかも?



花園 花鈴(声-中原麻衣)聖英学院桜ヶ丘中学部1年生。
両親は幼少の時に死亡している。伯母の元で育てられた。
現在は和音の家で暮らしている。勉強も運動も不得手。
ある日、両親の形見の指輪の力で「神さま」になってしまう。
神化する時のセリフは「アイ アム ゴッド!!」
力を借りている神は「アテナ」「アフロディテ」
武器は槍。先端に花の蕾とオリーブの実と葉がついている。


九条 和音(声-沢城みゆき)聖英学院桜ヶ丘中学部1年生。
花鈴が伯母と暮らしている時に出会った少年。左利き。
学園では「和音ーズ」というファンクラブが在る程の人気者。
幼少の頃のトラウマから気絶する程虫が大嫌い。
神化する時のセリフは「エゴ スム デウス!!」
力を借りている神は「アポロン」「三貴神の1人「ウラヌス」
武器は弓矢と自分の背丈ほどある杖。

九条 姫香(声 - 下屋則子)
和音の従妹。おっとりしていて優しく可愛らしい美少女。

ニャケ / しーちゃん(声 - 加藤奈々絵)
花鈴の昔の飼猫「しーちゃん」とそっくりの女神「ニケ」
花鈴に力を貸し、神化をすると盾になる。語尾は「~しー」

烏丸 キリオ(声-浅沼晋太郎)学園の生徒会長。
霧火の双子の兄で、妃路の母親違いの兄。
妃路を守るために色々な戦闘を花鈴達に卦しかけてくる。

烏丸 霧火(声 - 甲斐田ゆき)
キリオの双子の妹で、妃路の母親違いの姉。穏やかな性格。
力を借りている神は「ニュクス」花鈴に男と思われ慕われる。

烏丸 妃路(声 - 吉住梢)
キリオ達と一緒に住んでいる女の子。年齢他詳細不明。

錦織 みちる(声 - 石田彰/川庄美雪※6歳の頃)
イギリスからの転校生。ハーフという設定。
15歳だが1年間入院していたため、花鈴達と同じ学年。
男女構わず誰とでもフレンドリーで明るくオープンな性格。
トラブルメーカー。「ミッチリアン」という親衛隊がいる。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アイアムゴッド ユーアーゴッド

神様の力を司る指輪
何の因果か、その指輪を持つ少年少女たち
それぞれの思いを胸に、運命の歯車が回りだす…!
てなおはなしです

ファンタジーな魔法少女ものです
バトルももちろんありますが、迫力は期待しないでください
バトルメインではないんだなと捉えてあげましょう


少し暗めの物語ではあるのですが、基本は明るい楽しい作品となっています
シリアス要素はそう多くないので、案外気楽に観れたりします
案外と言うのは、観る前私が勝手に覚悟してたからです
『魔法少女ものにありがちな重たい展開なのかな』と。
多少はそうでしたが、ギャグも多めで笑いながら観れる作品でした


キャラはなかなか魅力的です
主要人物はほとんどが中学生です
なので、それぞれの行動が突拍子もないことだったりして笑えます
特に姫香
彼女の動きを観察するだけでも楽しいです

それと、メインの花鈴と和音くん
花鈴の乙女心は可愛らしかったですね
それと和音くんのツンデレ可愛かったです


OP「暗黒天国」 歌ーALI PROJECT
ED1「アネモネ」 歌ー中原麻衣
ED2「空中迷路」 歌ーmarble

OPけっこう好きだけどこの作品には。。
ちょっと曲に世界観ありすぎかなとか思ってみたり
例えばですが、『屍鬼』とかのOPならフィットしてたと思います
EDは両曲とも落ち着いた雰囲気で好みです



指輪に隠された秘密はいったい何なのか
物語に一貫性があって良かったと思います
ただ、すごく面白かったというわけでもなく、
全体の満足度は普通です

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

連載終了後も、「なかよしラブリー」(講談社)で番外編が掲載されている。

2007年4月6日より同年9月28日まで、テレビ東京系にて毎週金曜日17時30分 - 18時00分(アニメ530枠前半)に放送。BSジャパンでは同年4月10日より同年10月2日まで毎週火曜日19時00分 - 19時30分に放送。AT-Xでも放送された。
地上アナログ放送では16:9のレターボックスサイズでの放送。地上デジタル放送、BSジャパンでは16:9フルワイドで放送しているがハイビジョンではなく標準画質なので「HV」マークは出ていない。アナログ・デジタル双方とも字幕放送対応。全26話。

オープニングテーマ 「暗黒天国」(第1話 - 第26話)
エンディングテーマ
「アネモネ」(第1話 - 第13話)
「空中迷路」(第14話 - 第26話)
最終回は歌詞2番が流された。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

71.9 11 神様で恋愛なアニメランキング11位
おとめ妖怪ざくろ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (809)
4619人が棚に入れました
改暦をした文明開化の時代、妖怪(妖人)と人間が共存する世界。月の満ち欠けと共に生活を営んでいたこの国が、突如として太陽の巡りとともに生活するようになったことで、「改暦」に反対する妖怪の過激派の取り締まりのために組織された「妖人省」。そこは妖怪側の代表と人間側の代表とで作られていた。妖人達の起こす不思議な事件の数々を解決するために、半妖人の西王母桃(ざくろ)、薄蛍(すすきほたる)、鬼灯(ほおずき)、雪洞(ぼんぼり)の4人の少女と、陸軍少尉の総角景(あげまきけい)、芳野蔓利劔(よしのかずらりけん)、花桐丸竜(はなきりがんりゅう)の3人がタッグを組んで、悪さをする妖人たちと可憐に戦うというストーリー。奔走するざくろ達妖人と、若き軍人達の姿がコミカルに描かれる。

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

初戀は、イジワルな柘榴の果実

<2019/11/25 初投稿>
原作未読。
少女漫画かと思ったらコミックバーガーの流れを組む雑誌に掲載されてたんですね。
びっくり!
でも立て付けは少女漫画風

アニメは10年前の本放送時になんとなく見たのですけど、印象は「まあまあ面白い」くらいでした。

ところが今回、なんとなく録画を腰を据えて見返したら、
おおっ!
めちゃくちゃ面白い!

なんでも腰を据えるのは大事ですね。
というわけでレビューです。

時は江戸から明治へ移り変わり、
そこかしこで文明開化の音が鳴り響く日本。
この開明的な社会への転換を契機に、
それまでは未知の領域だった妖怪を「妖人」として人間社会が受け入れて・・・という一風変わった世界観。

いきなり日の光の元に隣人としてその姿を晒し始めた妖人に対して、人間の反応はつまるところ人種差別。
忌み嫌う人も多く。
妖人も簡単には人社会に溶け込めないようで。

そんな人間と妖人の融和の為、いろいろ悪さをしてしまう妖人に対処するために新たに設立された「妖人省」が物語の舞台です。

何が良いかと言えばまず雰囲気。
この時代は黙ってても絵になるのですが、作者さんとアニメスタッフのセンスがさらに磨きをかけてます。

戦闘シーンも好み。

「わたしゃ、花か
 蝶々か、鬼か・・・」

の唄は夢に出てきそうなくらい雰囲気あります。


登場人物は、
皆さんある意味定番の性格なのですが、
定番とはちょっとずつ味付けが違う感じでそこも良いです。
「なんだ今日もまたオデンかぁ・・・あれ?出汁変えた?」って感じで。

ところで皆さん、名前の読みが難しい。
女子の名前は風情があって好みなのですが
男子はもう唯の難読人名トリオ 笑
変わった名前は覚えやすいけどみーんな変わってると逆に覚えらんないよ
こういう作品、多いですけどね。

◆西王母桃
主人公。
半妖女子その①
西王母桃と書いて「ざくろ」と読むそうです。
(このアニメで初めて知りました)
跳ねっ返りで気が強く、
でも心優しく純情
という少女漫画の主人公らしい性格。
戦闘力最強。
中原麻衣さんの声が良かった。

◆総角景(あげまきけい)
ざくろの相方
人間男子その①
帝国陸軍少尉でイケメン
声は安定のイケボ櫻井孝宏さん。
「アゲマキ」「パツキン」「へたれ」「景坊ちゃん」とか呼ばれてる。
妖人コワイヨー

◆薄蛍(すすきほたる)
半妖女子その②
すすきは苗字ではないようです。
なので読む時は一息に「すすきほたる」でお願いします。
「そんな、はしたないこと・・・(´・_・`)」とか言ってしまう儚げな「おしとやか」さん。
声はざーさん。
つまり守ってあげたい枠

◆ 芳野葛利劔(よしのかずら りけん)
薄蛍のパートナー
人間男子その②
やはり帝国陸軍少尉でイケメン
「君に届け」で言えば真田龍
つまり誠実/寡黙/長身/丸刈りイケメン枠。
つかこんなん、この世の女子どもはみんな惚れてまうやろ 笑

◆ 雪洞(ぼんぼり)、鬼灯(ほおずき)
半妖女子その③と④
双子。
その言動と金髪ぐりぐり巻き毛から高価なキャバ嬢みたいでちょっと印象悪かったんですが、途中のあるお話から好感度爆上げでした。
声はそれぞれ別の人が当ててるとは思えないユニゾンぶり。

◆花桐丸竜(はなきり がんりゅう)
雪洞と鬼灯のおもちゃ?
人間男子その③
ついでに帝国陸軍少尉でイケメン
声は梶裕貴さん。
つまりショタ童貞キャラ。

こんな感じです。

ちなみに女子たちはみなケモミミ。
すごーい!きみたちは妖力をもったフレンズなんだね!


つらつらと書き連ねてきましたが、
ただのよくある妖怪系少女漫画の焼き直しとかではないです。

本質は世界観と物語の質の高さ。
よく考えられてます。
そして「和」の風情。
原作者とアニメスタッフ双方の力量センスが素晴らしいのだと思います。

こういう良い作品、原作はまだ続いてるようで、アニメも是非二期をお願いしたいのですが・・・難しいんでしょうね。

レビュータイトルは3つあるEDテーマ曲の一つ
「初戀は柘榴色」の歌い出しです。
これが病みつきでなかなか頭から離れない
櫻井孝宏が被せてくる恥ずかしい台詞も笑えるし

<2019/11/29 追記>
言い忘れてました。
ラブコメです。
それも甘々なザ・少女漫画って感じの。

もし観るときは、事前にスピードワゴン・世界のオザワさんの甘い言葉で身体を馴らしてから入ってください( ・∇・)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

弦之介様 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

たくさんの方に観ていただきたい、素敵な作品

原作は星野リリィの漫画:未読(~9巻)、アニメは全13話
ずっと前に観て気に入った作品、DVD購入(BD未発売)後
久々に観返しての感想


 人間と妖怪、半妖が共存する文明開化の頃の日本が舞台
 日本陸軍が妖怪がらみの問題を解決するため、
 「妖人省」が結成され・・・物語が始まる

■半妖とは・・
子をはらんだ人間の女性が神隠しに遭うと、
(もしくは、子を宿している女性にいづなを憑依させる儀式が行われ)
腹の中の子は半妖の子と化してしまうとされている。← 一部wiki.より
産まれた子は通常すぐに母親のもとから取り上げられてしまう。
人間でも妖怪でもない半妖の存在はどちらからも忌み嫌われることが多い。
女児は頭に獣耳を持ち、男児は姿を保てず現実の世界には存在せず、
また妖力を持たない子は「もの」として扱われる・・・

■主要登場人物:妖人省 (パートナー同士で記載)
・西王母桃(ざくろ)cv.中原麻衣 :主人公、半妖・・非常に強い妖力を持つ
・総角景(あげまき けい)cv.櫻井孝宏 :主人公、帝国陸軍少尉

・薄蛍(すすきほたる)cv. 花澤香菜 :ざくろの幼馴染、半妖
・芳野葛利劔(よしのかずら りけん)cv.日野聡 :帝国陸軍少尉

・雪洞(ぼんぼり)cv.豊崎愛生、鬼灯(ほおずき)cv.堀江由衣 :双子の半妖
・花桐丸竜(はなきり がんりゅう)cv.梶祐貴 :帝国陸軍少尉

■キャラクターデザイン:
きれいめかつ丁寧な印象で個人的には好み
頬をぽっと赤らめた笑みや瞳や唇を震わせる泣き顔など、表情豊かで、
その表情に心を動かされることも多かった。
・ざくろ、薄蛍、雪洞、鬼灯は着物姿
大きなリボンの帯、袖口にあしらわれた細いリボンがかわいく好み(*^^*)
ざくろの大きなリボンの髪飾りもかわいいと思う。
雪洞、鬼灯の髪型や髪飾りは、the少女漫画風で、
「チョロギ」に例えられたのには笑ってしまった^^
・総角景、芳野葛利劔、花桐丸竜の軍服姿(カーキ/白色)は凛々しく素敵☆
とりわけ、個人的には総角景が好みだったけど、
主要キャラ(それ以外のキャラ達も^^)が皆それぞれとても魅力的。
ただひとつ…着物姿の彼女達のうなじが実に色気ない・・^^;
(何故あの大雑把なデザインになっちゃったのだろう)

アイキャッチ:
話によって描かれるキャラクターが違っていて、つい注目してしまう♪

■■内容:
この物語は、決して人間vs妖怪・半妖のバトルがメインではない。
もちろん、ざくろ達と妖怪が戦うシーンはあるけれど
物語の趣旨は、
自分と違うものを解り合おうとする気持ちの大切さや
母と子の深い愛、仲間との絆・・ではないかなと思う。
半妖として生まれ、半妖としての苦しみを背負って、
その悲しみに必死に戦いを挑んでいくざくろ達
・・・様々なことを考えさせられ、胸をうたれる物語。
いつもは明るく強い彼女たちもそれぞれに生い立ちを持ち、
それらが語られるシーンでは悲しく、胸があつくなる。
そして、パートナー同士の純粋過ぎる恋心にキュンとさせられる。
時にはほろっと涙したり、心がぽっとあたたかくなったり・・
そして、最終回で大粒の涙がこぼれる。そして、ラストは笑わされる^^

ざくろ達を引き取り育てた、櫛松(くしまつ)雨竜寿(あまりょうじゅ)
の思いにもぐっとくるものがあった。

ざくろ達が妖怪と戦う際の決まり文句も好きだったりする。
『~・・・いざ、妖々と参ります!』
中原麻衣さんの声がとても素敵。


■OPは個人的には普段は聴かないような曲調の歌だけど、
作品にとても合っていてとても好感がもてる。
OPアニメーションは作品の世界観がギュッと凝縮されてます♪

■EDはキャラクターソングになっていて、以下の通り。
「初戀は柘榴色」(第1、3、7、10話)
歌 - 西王母桃(中原麻衣)・ 語り - 総角景(櫻井孝宏)
「二人静」(第4・6・8・12話)
歌 - 薄蛍(花澤香菜)・芳野葛利劔(日野聡)
「純情マスカレイド」(第2・5・9・11話)
歌 - 雪洞(豊崎愛生)・鬼灯(堀江由衣)・花桐丸竜(梶裕貴)
EDアニメーションは、星野リリィのイラストで構成

『おとめ妖怪ざくろ』
タイトルからあまり興味をそそられない方も多いのでは・・と思うけれど、
ぜひ、たくさんの方に観ていただきたいと思う素敵な作品。
全13話、短すぎず、長すぎず・・ちょうどよかった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

ぬるま湯 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

半妖ヒロインの謎をめぐるドラマとザ・大正ラブロマンスがかけ合わさったラブコメ。ざくろがホント乙女で可愛い。

文明開化が進む明治(おそらく)。人間と妖怪は共存してはいたが価値観などは異なり、妖怪は人間に疎まれていた。人間と妖怪の間で起こる様々な問題に対処するため「妖人省」がつくられた。人間に近い半妖の少女たちと軍人が共同で問題にあたっていく。

物語。少女漫画風で、半妖少女と軍人カップル×3の「ザ・大正ラブロマンス」を軸に展開される。(時代は明治みたいだけど「大正ラブロマンス」って言った方がわかりやすいかも。)そこに主人公ざくろが行方不明になった母を追い求めるストーリーが絡む。
ラブコメとシリアスが上手くかけ合わさっていると思う。

声優。皆さん素晴らしい。櫻井孝宏さんのちょっと情けない感じが良かった。
梶裕貴さんの声の幅に驚いた。少年と青年の中間のやや幼さの残る声は名前を見るまで梶裕貴さんの声だとわからなかった。

キャラ。個性的で面白いキャラばっかり。
ざくろ。{netabare}ちょっとしたことでときめいたりなかなか素直になれなけどたまに素直になったり。いろんな表情があって魅力的。{/netabare}
あげまき。魅力の宝庫。{netabare}妖怪が怖いくせに見栄を張って怖くないふりをしてるのにすぐビビり、それをごまかすためにざくろにキザなセリフを吐くも結局バレる流れが面白かった。ヘタレといいつつ妖怪に襲われた子供を颯爽と助けるのがかっこいい。そしてそのまま腰を抜かすかっこ悪さ。←これ全部第1話。さらりと天然にざくろをときめかせた瞬間に鈍感っぷりを発揮して怒られたり。などなど挙げれば切りがない。{/netabare}
すすきほたる&りけん。大正ラブロマンスのお手本みたいなカップル。

作画。舞う花びらが美しい。

音楽。OP。かっこよくてかわいい。
ED。カップルごとに3パターンあるけどどれも好き。歌劇っぽさがあっておもしろい。
戦闘時の唄。わらべ歌のようで、でも「この世」とは違う世界に通じてそうな神秘的な趣があって惹き込まれる。
OPもEDも一度も飛ばすことなく毎回聴いてた。

まとめ。女性向けな感じだけど男でもかなり面白かった。ストーリーがしっかりしてるし魅力的なキャラが多くて楽しめた。次回予告も楽しいので最後までしっかり見てほしい。


思うがままに感想。まとまってない。
{netabare}おもだかさん、正体現したときはかなりキモかった。「ざくろも自分に気があるでしょ」とか言っちゃって。しかも異父妹って。心の中で何度「キモい」と言ったことか。でもそれは力を欲する里長として、又は母に復讐する息子としてざくろを求めただけで恋愛感情ではなかったんだよねきっと。つくはねが本当の愛を知って他の男と結ばれるっていうのはすごくわかるし良かったねって思うけど、それを目撃した息子としては絶対に受け入れられないよね。その気持ちもすごくよくわかる。どっちもかわいそうでつらかった。そもそもの元凶は先代の里長だし。ホント最低。全てを里のための道具として扱って。でも自分のことも里のための道具として考えてたのかもね、代々。とはいっても自分を道具扱いするのと他人を道具扱いするのは大違いだから同情はしないけど。おもだかさんびゃくろくちゃんと結ばれるといいね。まあびゃくろくちゃんも恋愛感情というより畏れ多いって気持ちだろうけど。でも尽くしてもらううちに感謝するようになってそれが愛情に変われば二人とも幸せになるよね。
人間と半妖の子供ってどうなるんだろうね。男の子でも人の形保てるのかな。とか考えちゃったけどきっと大丈夫だよね。新たな悲劇とかつらいからそういうことにはならないと信じる。
ざくろがあげまきに嫁いだら楽しそう。絶対にお父さんとケンカするでしょ。早いうちに。そしてなんだかんだで仲良くなりそう。お母さんや妹ちゃんとも仲良くなるだろうし。妹ちゃんや猫と共謀してあげまきにいたずらしてそう。いろいろ想像すると楽しい。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

70.1 12 神様で恋愛なアニメランキング12位
彼女、お借りします(第2期)(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (205)
748人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」で好評連載中、宮島礼吏による世界累計1,000万部突破の大人気ラブコメの、TVアニメ第2期! ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女(レンカノ)”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。 本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい!! 飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。 様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。 そんな中、千鶴から”2人の関係”を揺るがす告白が……! 「私、レンカノ辞めようと思うの」 2期もラブ×ドキMAX限界突破! “彼女”たちとの“リアル”輝く“レンタル”ラブライフが、ふたたび幕を開ける!!

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個人的には瑠夏ちゃんしか勝たん

冷静に考えると和也がクズにしか思えなくなってまう。

瑠夏ちゃんのキスがエッチすぎるんだが。性欲全開な感じがたまらん。お泊りもしちゃっているし。彼女に全てを持っていかれる気がする。魂吸われるキスですよ。とはいえ、彼女とくっついたら物語成立しませんものね。残念。

墨ちゃんは相変わらずよく分からないキャラクターどすな。こんな恥ずかしがり屋っている?本当に恥ずかしがっている??会話できないだけで結構、積極的じゃない?

麻美ちゃんはメンヘラすぎて怖い。どんだけ男女仲の邪魔したいねん。公道はある意味一貫してるから、嫌いだけど面白いキャラクターだとは思う。悠木碧の演技がやはり凄い。声のトーンだけで性格悪い感じが醸し出されている

千鶴のほうも唯一残された肉親である祖母のことを考えると無碍にはできないというかむしろ、惹かれる気持ちが強くなっているのだろう。一応彼にはひたむきさはあるようなので。

結構原作の巻数多いみたいですね。ストックはありそう。今後どう展開していくかは気になるところ。

クラウドファンディング上手くいくのかな?


OP
ヒミツ恋ゴコロ CHiCO with HoneyWorks
ED
言えない feat.asmi MIMiNARI
挿入歌
センチメートル the peggies
まみラップ 七海麻美(悠木碧)
DATE 水原千鶴(雨宮天)
彼女宣言 更科瑠夏(東山奈央)
桜selfish 桜沢墨(高橋李依)
Favorite Lover 水原千鶴(雨宮天)、七海麻美(悠木碧)、更科瑠夏(東山奈央)、桜沢墨(高橋李依)
OPはCHiCOさんらしさ全開ですな。サビのところの4人のヒロインの踊りが可愛い。
今期はキャラクター毎のキャラソンが用意されている。まみラップてなんか衝撃的。色々と凄い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女(レンカノ)”・水原千鶴と出会い、 家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。 本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、 謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、 やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、 極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、 超絶美少女な“彼女”がいっぱい!! 飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。 様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。 そんな中、千鶴から‟2人の関係”を揺るがす告白が……! 「私、レンカノ辞めようと思うの」


1. 「夢と彼女」-ユメカノ-
「女優1本でやってくのも、アリかなって」 “彼女のフリ”をしてもらっている水原千鶴のひと言に、ダメダメ大学生・木ノ下和也は破滅の危機に立たされていた。千鶴は女優として出演する舞台が成功したら、レンカノを辞めるというのだ。 舞台の情報を目にした和也は、こっそり劇場を訪れる。そして、運命を左右する舞台の幕が上がり--。

2. 「いつもの彼女」-オフカノ-
チャンスを逃して落ち込む千鶴を応援し続けると決めた和也は、さっそくレンカノのサービスを利用する。 いつものようにデートを終えた和也に、千鶴はいつもと違うひと言を投げかける。 「あなた時間ある?ちょっと寄りたいところがあるんだけど」

3. 「再来の彼女」-サイカノ-
家に帰った和也のもとに、先ほど別れたばかりの千鶴が訪ねてくる。 「鍵…失くした……」 自宅に千鶴を招き入れるという状況に、混乱と興奮が抑えられない和也。

第4話 「夜と彼女」-バンカノ-
大学のコピー機で資料を印刷している和也のもとに麻美が現れ、千鶴がレンタル彼女であることを知っていると告げる。麻美と千鶴のやり取りを知っている和也は、オーバーリアクションで誤魔化そうとする。そんな和也の慌てぶりに、麻美は思いがけない一言を告げる……。「まさか和くん。本気になってないよね?」

第5話 「誕生日と彼女」-バーカノ-
瑠夏との一夜の翌朝、和也は千鶴と偶然出会う。自然体を努めながら千鶴にレンタルの誘いを行うも、瑠夏との関係を誤解されたまま断られてしまう。何とか誤解を解きたい和也は千鶴の誕生日に気がつき、ある決意をする。「しっかりお祝いして、なんとか誤解を解きたい!」

第6話 「酒と彼女」-エンカノ-
瑠夏との誤解が解けた和也は、フェアなお隣さんとして千鶴との距離も縮められたと手ごたえを感じる。そんなある日、「そういえば和也、今日飲み会出れる?」と木部から飲み会の誘い。居酒屋を訪れると、そこには“一ノ瀬ちづる”の姿があり--…?

第7話 「元カノとカノジョ」-トリカノ-
二日酔いに苦しむ和也は、昨晩起こったことのどこまでが現実なのか分からずにいた。その後バイト先で瑠夏と会った和也は、自分たちの関係が誤解だと千鶴に信じてもらえたことを告げる。詰め寄る瑠夏。しかしそれはある客の来店で遮られる。「あ、ハロー。和くん」そこには麻美の姿があり……。

8. 青春と彼女
久しぶりに千鶴をレンタルしようとサイトを見ると、千鶴がランクアップしていることに気づき喜ぶ和也。 いつも通りの予定調和なデートでは飽きているのでは?と自己弁護をしながら和也はあることを考える。 「どもっ」 待ち合わせ場所に現れたのは制服姿の千鶴。和也の高校時代からの憧れのデートが今始まる……!

第9話 「キスと彼女」-ジッカノ-
毎年実家で行われる和也の誕生会。千鶴の誕生日を祝い損ねた和は、千鶴と和也の合同誕生会を行おうとする。何とか千鶴に来てもらうようお願いする和也だが、迎えた当日、「さぁ、ご実家へ参りましょうかっ」和也の目の前に瑠夏が現れて……!?

第10話 「指輪と彼女」-リンカノ-
突然の瑠夏とのキスに、和也は今まで瑠夏に大きな我慢をさせていたことを実感する。瑠夏への想いが和也の脳を駆け巡るなか、和は千鶴に小さな箱を渡そうとする。それは和がかつてもらった婚約指輪であり、千鶴に譲りたいという……。戸惑う千鶴、いたたまれない瑠夏を見た和也は決意する。「千鶴が受け取るわけにはいかないんだ……」

第11話 「お饗しと彼女」-モテカノ-
ある朝和也は、千鶴にベランダに呼び出される。どうやら墨がまたレンカノの『練習台』をお願いしたいらしい。承諾する和也だが、小百合の容態と千鶴のことが気になりどこか上の空……。当日待ち合わせ場所へ行くと、現れたのは普段と違う姿の墨!?「今日は私が和也君を、『お饗し』したくて……」

第12話 「彼女と俺」-イツカノ-
墨の“お饗しデート”を経て、千鶴のためにできることを見つけた和也。しかし現実は無情で、千鶴には映画オーディションの落選通知が届く。新たなオーディションや撮影スケジュールを考えると、出演映画を小百合に見せる夢は叶いそうにない。「笑ってないで教えてよ…おじいちゃん……」亡き祖父の笑顔の写真と、在りし日の千鶴の想いが交錯する……。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

グダグダ感

{netabare}
人気漫画ラブコメ特有の引き延ばしでメインのストーリーにほぼ進展がなくグダグダするだけで終わって3期決定。
内容は悪くはないけど、良くもないなと言う感じ。

いい点もないわけではなく、主人公の心理描写などはこれ系の作品にしてはかなりちゃんとしてるのは結構プラス。
主人公も賛否あるみたいだけど、個人的には重要な場面では思い切って千鶴のために行動するから嫌いなキャラではない(むしろ好き)。
そういう要素はいい点として挙げられるけど、一期同様展開がとにかく酷いかな。

ヒロインを尾行する展開だったり、ハプニングで同じ部屋で過ごさなければ...みたいな展開だったり、関係がばれそうでばれない展開だったり、基本的にワンパターンで既視感がすごい上に、こういうあほくさい展開ばかりされると作品までしょうもなく見えてしまう。
おまけに2期はレンタル彼女成分も薄くて引き延ばし感が強かったかな...。
展開が変わり映えしな過ぎた。
基本的にストーリーやキャラの関係性が動かない回は退屈。

そんな割に相変わらず瑠夏や麻美に関してはほぼ空気だし、コミュ障の子に関してはもはや存在すら忘れてしまうレベル。
出番があったかと思いきや、瑠夏の全く相手のことを考えてない行き過ぎた行動は不快でしかなかったし、麻美は意味深なセリフ言うだけ言って何もなく終わるし、コミュ障の子はもはや何がしたかったのかわからないし...。
というかストーリー上元カノの麻美はともかく、瑠夏とコミュ障はマジでいらない。明らか人気維持のために出してますよ感。

まあ最初も書いた通り自分はこの作品の主人公普通に好きなので、女優としての水原を応援する姿や、わざわざクラファン立ち上げて水原を助ける姿は少しかっこいいと思えたかな。(クラファン誰が金出すんだよ感はあるけど)
一見クズに見えても、千鶴への申し訳なさと、祖母を落胆させたくないという気持ちを常に持っていて、その二つの間で葛藤しているのはしっかりとしているなと思います。
色々あって実質的に付き合ってるような状態で、主人公にとってはプラスだろうけど、それが異常な状態であることは理解していてその状態に甘んじようとはしてないし。
チャラチャラしてても常に他人のことを考えているキャラなので好き。
水原も同様、主人公の境遇を考えてレンタル彼女と言う立場でありながらも冷たい対応を取らなかったり、祖母を最後に喜ばせてあげようと努力したり、優しいキャラなので好き。最終話の話はかなり共感できた。
部分部分でいいシーンはあるけど...と言うのが全体としての感想。
基本的に日常パートが微妙なだけで決めの場面に関しては文句なくいい。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
アオアシw 読み方違うじゃんw
このアニメ心情描写や恋愛要素はかなり丁寧な印象あるけど、展開がほんと雑い。いっつも尾行じゃん。食べる方の食らえかな?w
面白くねーぞ。クソ茶番劇。コミュ障の子空気。シャインポストなら。
あくまで自分のせいってことにして主人公に余計なこと思わせないのは良き。
大胆になったな。てか聞こえてんぞw 良い最終回だった。
ほんと毎回話の構図同じだな。いや、けど良かったわ。
ほんとキャラの描写はいいのに。てか1期含めてもベスト回説ある。

2話 ☆7
どこからそんな金来るんすかね。レンカノという存在自体不健全だろw
それ実質千鶴が好きって言ってるようなもんじゃん。
支えてもらってるのは向こうでは?
理想が素の水原だろw デートじゃんこれ。実際変な人。
おばあちゃんも演技上手。何がビッグになるんですか。
無理やりな同室展開

3話 ☆6
本当はなくしてなさそう。どう転んだら位置逆になるんだよw
はよどけや。1期でもコンビニでこんな話やってたよね。
ほんと引き出しが少ないw 扉あくまでの間によくそんな動けるなw
けどかってに他人の家開けるのもやばい。
ホラーアニメならため息の瞬間に扉開いてた。
夢とかそういう部分はちゃんとしてるんだがなぁ。
そのタイミングで自分恵まれてるアピールは地雷踏むだろ。
店継ぐとかいう話あったっけ? 禁断症状出てますよ

4話 ☆5
すっぽん売ってるスーパー...。てかこの黒髪絶対いらんよな。
こいつビッチかよ。いきなりまともになる主人公君。
この黒髪マジで好きになれんわ余計なことすんなや。

5話 ☆5
倦怠期。展開がだるいな。浮気疑惑展開多すぎ。
スマホ割れてますよ。このコミュ症マジでいらんわ。
黒髪もいらんけどそれ以上にいらん。何でもやってるな水原
誕生日プレゼント梅干しってセンスなさすぎんかw

6話 ☆4
また偶然会うパターンかよ。さすがに気付けや茶番がよ。
OP映像回収www てか酒飲める年齢なんか。
何回も同じ部屋にいる展開見たわ。

7話 ☆6
ノリが中学生だなこの友人らw モテすぎだろ。
麻美って言うほど怖くないよね。バレてて草。
けどばれてもどうせストーリー進まんよな。怖い。

8話 ☆5
唐突なカイジパロ アメリカかな? 何だよそのプリクラw
レンカノ言ってもそんな規定あるんだ。マニュアルみたいな会話だなw

9話 ☆2
北朝鮮か? レンカノ辞めるまでは彼女とかいう意味不明発言。
レンカノ関係ない時での関わりなのに。
まだ昼なのに蓋開けて寿司出してたら色悪くなるぞ。
何このルカの株落とし回。
主人公からの好感度下がるだけだし頭悪すぎでしょ。
自己中過ぎてみてられんわ。
主人公はまだしも千鶴が瑠夏が来てることをまずいと思うのは違くね?
もう心動いてんの? こんなご馳走してもらったらもうあとに引けなそう。
は? 瑠夏しね。

10話 ☆8
これほど不快なキスシーンないわ。やっとストーリー進むのか。
グダグダ展開やめろ。遺言かな? 今もほぼ同棲だよね。
言ったらショックで死にそう。
ルカじゃなくて麻美だせ。コミュ障まじでいらんやろ。

11話 ☆5
こいつマジでどうでもいい。普通にデートするな。
すみちゃんは主人公の中でどういう存在なんだ?

12話
これ最終回?
まあ名前の回収はいいと思うけど、これを最終回に持ってくるのか。
押し入り。邪神ちゃんかな? 安っぽいクソ映画見せる羽目になりそう。
誰が金払うんそのクラファン? ☆8

曲評価(好み)
OP「ヒミツ恋ゴコロ」☆8
ED「言えない feat.asmi」☆5.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

元カノ、お返しします

【感想】
普段はうざいだけなのに、ここぞという時に一生懸命になって決める時に決めるという一点だけが魅力の和也

あーうざいうざいうざい、今まで何回うざって思ったことでしょうか?

でも
ヒロイン達の圧倒的な可愛さと、決める時にちゃんと決める主人公
これだけでなんか全部許せた

相変わらず和也に都合良すぎなことばかりなのはモヤる

わたしは一期からずっと瑠夏ちゃん推し!
たしかに暴走しすぎでイタイ子になってるけど、ぜんぶ和也が悪い
本命が水原なのはいいけど、瑠夏ちゃんへの態度はほんと許せない
{netabare}
付き合うなら彼女のことをちゃんと見て、愛せないならさっさと別れてください

和也「すまん、水原とデートさせてくれ!!!!!」
瑠夏「はあ?ご自分が何言ってるかわかってますか?」

このやりとりで別れないルカちゃんも残念だけどね・・・

{/netabare}

ラブコメというより大学生の自由気ままな恋愛がもたらす修羅場を楽しむアニメだと思っています

【欠点】{netabare}
・メインになる女の子4人もいるけど、主人公が水原のことだけ一生懸命で他はオマケなのは明らかなので、他のヒロインはせっかく可愛いのに二人の恋愛の賑やかしにしかなってなくて、ハプニングを起こすために便利に使われて不自然な行動をとり続ける瑠夏や麻美は特に残念に思います

{/netabare}
【シナリオ】{netabare}
女の子はとても可愛いけど、偶然会った、偶然うまくいった、偶然スケベな展開になった
和也に都合のいいことばかり起きるシナリオがとても不自然で、ヒロイン4人全員が和也に都合のいい展開にするためにシナリオに動かされて変な女にされているのが残念

でも水原とのシナリオはちゃんと主人公していていい感じです!
水原のために動こうとする最終話は特に良かった

{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
1期から変わらず優柔不断で変な妄想ばかりでラッキースケベで無神経なチャラい主人公にイラつくアニメだけど
わたしは和也よりも元カノの麻美が嫌い、実は未練あって自分に振り向かせたいならいいんだけど、気まぐれや道楽で思わせぶりな態度とって引っ掻き回してるのなら不自然だし、別れた男の素性探ってプチストーカー化、かなりヤバイ女、友達いないの?ヒマなの??

水原も和也に気があるのか気がないのかはっきりして
彼女いるの知ってたら女なら遠慮するか、泥棒猫になるかどっちかだと思うんだけど態度はっきりさせないとこが酷いですね
瑠夏ちゃんと仲良くしているの見て不機嫌になるのなら気持ちもはっきりしてますよね
和也に負けず劣らず優柔不断でお似合いかもしれません

こんな優柔不断の偽カップルにもてあそばれてかわいそうな瑠夏ちゃん、正気に戻って・・・
彼女は被害者だけど、和也の態度が酷いから仕方ないとはいえこっちもストーカー気味でちょっと迷惑彼女になりかけてるけど、でも彼女放置して遊び歩く和也が悪い!

本命のカノジョいるのに仲良くなった美少女にデレデレするのは男なら仕方ないのでいいんですよ
でも和也は本命は水原だけど流されるような形で瑠夏と付き合って、付き合った彼女のことは眼中になくてずっと水原水原水原・・・
瑠夏ちゃんからのデートお誘いや訪問やラブコールには「困った」「どうやって回避しよう」と迷惑そうな反応
なのに「迷惑なわけないよ」と言っちゃうクズ・・・
「迷惑じゃないけど、今の都合のいい距離を保って」が本音だけどそれを伝えず曖昧にしてるのを、瑠夏ちゃんは都合よく解釈
好意には迷惑そうな反応するけど、無防備な姿や密着にいちいちドキドキして身体には興味津々・・・

すっごく失礼

はぐらかしながらも水原には積極的にアプローチをかけ、着々と思い出を重ねていくのが彼女を都合よくキープしているようにしか見えなくて

水原と瑠夏以外の女の子と接近すればデレデレする
彼女キープして本命の女の子にアプローチかけているだけで十分最低なのに、そんなに昼ドラの主人公になりたいの?
レンタル彼女とは言え、他の女の子とのデート中に別の女へのプレゼントについて相談する無神経さ・・・

どこまで最低なの・・・

和也がモテモテになるほどの魅力があればまだいいけど、彼のいいところって「水原のためならどんなことでもやる」ってことくらい

そこが和也のいいところなので、そこだけぶれなかったのはいいところかも
チャラくても優柔不断でもクズでも浮気性でも、自分のことだけを一生懸命想ってくれる男に何も思わないわけないよね

水原ルート以外ありえなさそうだけど3期が楽しみです
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

63.5 13 神様で恋愛なアニメランキング13位
神様家族(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (325)
2224人が棚に入れました
一見ごく普通の少年だが、実は神様の跡取り息子である神山佐間太郎。立派な神様になる修行として人間界で暮らしているのだが、両親の「奇跡」の力のせいでワガママな性格に育ってしまった。しかし転校生の小森久美子と出会い、佐間太郎はある決心をする…。


声優・キャラクター
岸尾だいすけ、小清水亜美、江原正士、葛城七穂、冬馬由美、神田朱未、前田愛、三浦祥朗

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

荒ぶる鷹のポーズ

ヘ○ヘ
  |∧
 /


世に有名な"荒ぶる鷹のポーズ"は本作が元ネタです。
神様のドラ息子の佐間太郎が天使のテンコと同棲してて、途中悪魔と付き合いそうになるも、やっぱりテンコが一番!みたいなアニメです。
神様家族というだけあって、アットホームさを感じれる、「サザエさん」や「あたしンち」のようなアニメなんですよね。
パパさんが天の川で釣りをして、釣り上げた短冊の願いを叶えるってエピソード、想像力高くて好きです。

えー!これがMF文庫Jのラノベアニメってのが信じられない~~~。
原作は漫画かと思ってました。
「夜桜」で有名なヤスダスズヒトさんの初期の頃のイラストなんですが、結構再現度高いように思います。

佐間太郎に岸尾大輔さん、テンコ役に小清水亜美さんです。
若々しい岸尾さんの声は安定感ありますね、主人公声だと思います。
あとパパさん役の江原正士さんが良い演技してらっしゃる。

OP「Brand New Morning」は圧倒的名曲、カラオケでたまに歌う人が居て話が弾む奴ですね。
OPに隠れがちなED「図書館では教えてくれない、天使の秘密」が良い曲なんですよ!

実家のような安心感を覚えるアニメなんですよね。
ということでキャラクターも自分に馴染んでます、すごくいい。
家族アニメとしての見せ方が旨いからでしょうかね。


全13話、なんかアニマックスでやって、その後ちょっと経ってから地上波やってましたよね。
微妙に見づらかったアニメなのに私の周りだと結構見てる人多い不思議。
と思ったら例の"かんなぎ騒動"でBS11でのかんなぎの放送が取りやめになった時代わりに放送したが本作なんですよね。
だから見てる人多かったのかな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

ninfami さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

温かい。

神山佐間太郎は神様の息子である。人間のことをよく知って立派な神様になるため、神様である父・治(パパさん)、女神の母・ビーナス(ママさん)、女神候補の姉・美佐と妹・メメ、お目付け役天使のテンコたちと、東京都の世田谷区にある築25年の一軒家で暮らしている。

過保護なパパさんの神の奇跡のおかげで、幼い頃から欲しいと心の中で願ったものはすぐ手に入る生活を送っている佐間太郎は、自己中心的で無気力な性格になり、家族から干渉される毎日に嫌気がさしている。そんな様子を心配するテンコとは、神様とお目付け役天使という関係からいつも言い合いになるが、一方でお互いがお互いを心の支えに感じている。

そんなある日、自分たちのクラスに美少女・小森久美子が転校してくる。今まで人間の女の子に興味のなかった佐間太郎は、彼女に一目惚れ。その様子にショックを受けたテンコは、自分が佐間太郎に恋していることに気づく。(Wikipediaより引用)


ラブコメのテンプレともいえる作品です。前半はどたばたなラブコメなのですが、後半はシリアスな話になります。緊張感に欠けるシーンもありましたが、全体的に良い話でした。佐間太郎がどっちつかずで少し腹立たしくも感じましたが、最後は格好良かったのでモウマンタイです。

それとこの物語は、ラブコメというよりは家族の絆を描いた感じがします。仲がいい家族って幸せなんだなぁ。

見て損はない作品です。テンコちゃん可愛いです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

神様と天使と悪魔と人間と

基本的に明るい感じのドタバタ系ラブコメ作品です
作画は微妙ですが、他はわりと良かったと思います


神様の息子である佐間太郎が主人公となります
神様(父)、女神(母)、女神候補(姉、妹)、
そして佐間太郎のお目付け役天使のテンコ、
この6人で東京都の一軒家に住んでいます
この家と、佐間太郎やテンコたちが通う学校が主な舞台です
初期設定が面白いなと感じました


基本的には佐間太郎とテンコを中心にラブコメやってます
ライバルも現れますし、楽しかったです

テンコが照れるのがかわいらしいです
キャラデザ的には…ですが、
不思議と凄く可愛く見えてきました
テンコちゃんマジ天使!実際そうなんですが

神様のパパさんと女神のママさんもハイテンションで賑やかです
こんな親だったらさぞかし疲れることでしょう
姉や妹も独特ですが、面白いです
まったくこの神様家族は。。
ドタバタとはこの人たちのせいです
でも、やるときはやる皆さんでした


元はといえばOPが良かったので観た作品
OPは映像ともに好きです
EDも良い感じでした
中毒とまではいかないまでも、頭には残る曲です


少しのシリアスはありますが、
基本はドタバタ賑やか明るい作品です
佐間太郎とテンコお互いの心境の変わり様が見所ですね

慣れれば作画は全く気にならないと思います
ラブにコメディに、楽しい作品でした

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

71.8 14 神様で恋愛なアニメランキング14位
神様ドォルズ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1181)
6379人が棚に入れました
故郷の村を後にして、東京で平穏な大学生活を送る匡平は、想いを寄せていた日々乃に告白しようとしていた。だがその日、彼女と2人きりになったところで惨殺された遺体を見つけてしまう。さらに帰宅途中、正体不明のモノに襲われた匡平のもとに、故郷から案山子と呼ばれる奇妙な人形を操る、妹の詩緒が訪ねてきて……。

声優・キャラクター
岡本信彦、福圓美里、茅野愛衣、木村良平、村瀬克輝、小林由美子、沢城みゆき、高垣彩陽、山口理恵、花澤香菜

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フカンゼンネンショウナンダロ ソウナンダロ ソウナンダロ

神神神アニメその1です


物語についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
独特の空気が流れていて、私個人としては非常に楽しめたアニメですね
明るいギャグコメ話の次には割と重たいシリアス話が来たりと、なかなか気が引けないシナリオ展開もそうですが
言い得も知れない独特の面白さを支えていたのは、キャラの人間的魅力が大きいと思います
案山子の席という、能力バトルもの的な、キャラ立てしやすい設定に加え、ニヒルでありながらどこか人間臭さを感じる個性的なキャラが多く、一層物語を引き立てれていました
また、詩緒ちゃんと日々乃さんという二大派閥、9話から遅れて登場したまひるも入れると三大のヒロイン勢も可愛くてですね、私なんかはモチベーションが非常に上がってたわけです
7話ビッチ先生回とか12話マガツヒ暴走回とか、まぁ1話からそうとも言えるんですが、結構見た目にも情緒的にもエグイ描写がまま見られるなど、キャッチーな萌えアニメかと見せかけて、実は正反対の質アニメなんですよね、当時原作未読の私は結構驚いてたんですが

作画についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
6月某日、秋葉のゲマでやってた上映会イベントに、なんとか抽選通って参加してきました
ゲストに岸誠二監督と脚本の上江洲誠氏を招いてのトークショーでは裏話も多く聞けて、非常に楽しませていただいたわけですが
「AB」「瀬戸の花嫁」の名コンビ、岸監督と上江洲氏に迎え入れ、この二方には珍しい硬派アニメというスタンドながらも、日常シーンもキャラが崩れずに丁寧で、且つアクションシーンはエフェクトもバッチリ決めるなど大胆な映像になっていて、思いのほか素晴らしかったです
また、イベントでも話されていた、EDに入る前の場面展開の上手さ、工夫された引き方が毎話に施されており、そこでもググッと引き寄せられるんですよね
続きが気になる!っていうのが、アニメには矢張り一番大事ですよ、放送時間の被ってる他アニメとの競合もある中で、次週も見たいっていうモチベアップに直結しますからね
まぁ結局最終回もそれをやったから、不完全燃焼なんだろ?と言われる所以となってしまったんですが
果たして二期あるんでしょうかね、やるやる詐欺で原作を持続的に買わせようという魂t(ry
番宣ポスターの話とか、映像特典の話とか、応募フリーなのにロフトプラスワンイベントみたいなノリだったのが良かったですね

声優についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
程よく新鮮で、かつ安定した声優配役になってますね
福圓さんの詩緒ちゃんは感情豊かで可愛いし、茅野さんの日々乃さんも包容力溢れててやばいし、花澤さんのまひるなんかは、新境地に達してましたよね
小林由美子さんの桐生も、ムスッとした彼のキャラにだいぶ合ってました
そして「瀬戸花」で強烈なインパクトを残した政さんでお馴染み、村瀬克輝さんが勾司朗役で出演しており、しかもこれがまた良キャラなもんだから、その辺も私にフィットしてたんでしょうね
あと案山子の鳴き声的なものを、主題歌を歌ってます石川智晶さんが担当してるんですよね
アニオリ設定ですが、良い味出してましたね、全然アリだと思います
”ただの案山子ですな”

音楽についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
OP「不完全燃焼/石川智晶」、これは恐ろしい中毒ソングですね
初めて聞いた時からずっと耳について離れないんですよね、今シーズンはこれか、ゆるゆりのOPがずっと脳内でループしてた気がします
石川さんのアニメタイアップ曲は毎回濃いんですけど、これは凄まじいですね、中毒ソングを意図して作ってありますが、ちゃんと成功させてるあたりプロですね
映像もシャープでかっこいく作られてますし、匡平が歌詞とリンクして叫んでるシーンもワクテカさせてくれますよね
今夏一番と言ってもいいアニメ主題歌なんじゃないかと思ってます
”My name is 豆腐”でお馴染みのED「スイッチが入ったら/石川智晶」これもまた良い曲です
サビにかけてゾクゾクしてくる感じのイメージですね
なんだかんだでアニソンが良いと名作臭が増しますよね、特に石川さんが歌うと尚更

キャラについてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
今期は双子アニメが多かったですねぇ、パッと思いつくのは「ピンドラ」「青エク」「アイマス」「BLOODC」とか
容姿だけでなくタイミングまでピッタリのいかにもな双子キャラだと後ろに上げた二つが、容姿や性格が全然違う双子キャラだと前の二つが該当しますか
今作だと、容姿は同じなのに、性格が全然違うし敵同士っていう、また違う分類の双子キャラでしたね
ところで、これの原作のCMで、”神と呼ばれる謎の人形を操る少女、詩緒。ドジで短気な甘えん坊は、恋もする、そして戦う”ってなフレーズがありましたが、”恋もする”というのがアニメではなかったですよね、若干ブラコンのきらいはありましたが
詩緒ちゃんがビッチになる展開だけは、やめてくれぇえーえーえー!!


「神様ドォルズ講座」わー!!!
なんかスタッフで飲んでる時に予告を実写パペットでやろうかと決めてみたいですね
あの本編の後でこのテンションですから、すっごい浮いてるんですけど、そこがイイ
思いがけない企画でしたが、ハズレの多い実写映像の中で、稀に盛り上がってましたね
ククリも喜んでるゥー!!!
ドォルズ講座で番組を続けるのはどうかと思いますが、永く見ていたい、面白い部類のアニメだと思います、見てない人是非見てください
見ないとビーム!ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

圧倒的尺たらず惜しい

カカシとっ...呼ばれるカラクリ?人形をっ...操る圧倒的・・・!圧倒的者によるバトルものっ・・・!という初期設定は珍しいものでは...馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!の…!!が...!最近よく戦った…彼らは勝った、ゆえに人格まで肯定されている…!どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・「閉ざされた学園モノ」ではなくっ・・・!潰滅的舞台は常軌の世界...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためっ・・・!カカシの圧倒的存在が一般的では皆無っ・・・・・・!地下ではっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ナイス存在も戦闘も秘匿されなくては利根川…オレが蛇に見えたか…?ならおまえが蛇なんだっ……!ありませーん・・・っ!!ものとされている...!凡夫の事だがっ...ダメっ...!...!最近見世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!設定だけに...逆に……きてる時は… 限界まで勝つ…!に新鮮っ・・・・!(まぁ...!とどのつまりっ・・・!の方は派手に戦闘してましたところがどっこい...)
主人公はかつてその定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…カカシのっ...操縦者だった青年...!大学生主人公というのっ...もっ・・・!最近にしては結構珍しいと思うっ・・・・!ストーリーの底流には...!主人公を...巡る過去の因縁っ・・・!圧倒的・・・!圧倒的主人公をっ...縛る因習とのナイス葛藤というのが...どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・の…!!がっ・・・!意外にもこれをスルーも珍しくは皆無っ・・・・・・!のだがっ...ダメっ...!主人公の年齢が...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…潰滅的葛藤に圧倒的リアリティを与えている...!こういう悩みは凡夫...!中高生が直面常軌を逸するものでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!からっ・・・・!
このように...!ナイス設定その他とりたてて珍しい事をしている作品ではありませーん(ただ呆然と突っ立ち見送る・・・・・...!最近のっ...流行では...曲げられねえんだっのっ...かも...しれ馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!がっ...ダメっ...!)っ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…分...!圧倒的・・・!圧倒的丁寧に作られている感じがしましたっ・・・・!主人公の出身地下も狂喜乱舞。咆哮。歓喜。感涙。嗚咽。にっ...関する情報をっ......!基本的に何も持たぬ…劣悪な環境にあるがゆえに 皇帝を討つのだ…!も持たゼロゼロゼロっ..ありませ~~んっ...ナイス女性がヒロインでどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・ため...!情報は小出しながら圧倒的緊張・・・・を感じ世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!圧倒的・・・!圧倒的程度に潰滅的開示されていきたっ・・・!っ・・・・!
コミカルなシーンがはさまれる事はどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・だが・・・!しかし・・・!っ・・・!基本はシリアスで潰滅的ハードっ・・・・!結構...!死人も出ていませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!っ・・・・!日常シーンの明るさというか常軌さの裏切るなよ・・・・・・!!にっ・・・!この世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!ハードな雰囲気を感じさせる絶妙な圧倒的・・・!圧倒的描き方だったっ・・・・!それをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…が......!潰滅的主人公の圧倒的心情と...上手い事マッチもしているっ・・・・!
どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・圧倒的・・・!圧倒的程度の期間でっ・・・!きちんとオチまで...描ききる事が出来ればっ......!僥倖作品だったと思うっ・・・・!
潰滅的原作がどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・以上...!仕方ない圧倒的・・・!圧倒的事なのかも...しれませーんがっ・・・!圧倒的ラストをきちんと締められない・・・っ!お前は今その状態にある…その流れがなぜ見えない…?でアニメに常軌を逸するのはが・・・・しかし どうにもならないなの…基本も基本…大原則だっ…!うか...!圧倒的話数もっ...最初から決められている以上っ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…中でちゃんと終わらせる退くべきところは退くが兵(つわもの)だ…!なのでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!…基本も基本…大原則だっ…!うかっ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためにはっ・・・!原作からの乖離も致し方ない圧倒的事だと...思う...!
設定も...描き方もいいっスねえ‥‥!ものであっただけ...にっ・・・!中途半端に終わらざるをっ...ゴネ得・・・!なかったと...いう点が...!圧倒的にいい加減気が付けっ・・・・・・!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろ?(70点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:70点(75点)
アニメ系統:鬱系ファンタジーバトル

予備知識なしで観始めたんだが
この絵柄からは想像できないような陰鬱な物語。
独特の世界観。
個人的にはかなり好きな部類。

ただ、ちょいと残念なのは、物語の展開スピードが少し遅いこと。
かなり色々謎があるのだが、少々日常パートに時間を使いすぎな感があり、
肝心のストーリーが進まないことがある。
盛り上がってきたのに、また盛り下げる的な印象が少しあった。
この辺りにスピード感があればもっと良かった。

もっと残念だったのはラストだが・・・・
ネタバレになるといけないので控えておく。
そんなわけで70点とした。
個人的な物語の好みから言えば75点なのだが。

キャラデザはいいと思うが、あのロケットおっぱいだけは
どうも受け付けないw
物理法則無視してるだろw
それ以外は作画ともに結構いいと思う。

声優陣も結構豪華。
花澤さん演じる「まひる」がいつもの癒しボイスではなく
いっちまってるキャラだったがこれもなかなか良かった。
茅野さんもがんばってるねえ。
今年、ブレイクだね。
橘勇魚とめんまと続いてロケットおっぱい役。
秋もかなりの作品に出るようだし、益々活躍しそう。

OPED曲は皆大好きな石川智晶さん。
両曲ともにかなりいい。
独特の歌声が作風にマッチしている。

とにかく、総合的にかなりいいと思う。
鬱系が苦手でなければ1度見てみてはいかがだろうか。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

不完全燃焼なんだよ!
仕方ねえ原作買うか。

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
これは来たか鬱物。
可愛い絵柄からはそんな展開だとは思わなかった。
好物展開を期待したいものだが、どうなるのだろうか。

作中、色んなものが狂っていそうだが
あのロケットおっぱいは狂いすぎだろうw
物理学的におかしいぞw
偽ニュー隊長としては討伐せねばw

まあ、今後の展開には期待している。
もちろん作品的にだw

2話視聴。
匡平の過去がほんの少しだけ見えた。
これが今後のストーリーに関係してくるのか?
そして、新キャラ久羽子(クウコ)登場。
物語とどうかかわってくるのか?
なかなかシリアスぽいので今後にも期待したい。

3話視聴。
詩緒の日常風景が可愛い。
シリアスな話の中のほっと一息といったところ。
ケーキ食いすぎwww

物語は伏線ばらまきまくり。
一気に新キャラ2人もでてきて、謎だらけ。
先は気になるので継続。

4話視聴。
くうこ、こえええw
沢城さんの演技はんぱねえ
やっぱりこの人すごいわ。
で、物語は相変わらず伏線ばらまき。
何か謎だらけなんですけど。
これ全部回収できるのかね。
先は気になるので継続。

5話視聴。
何か面白くなってきた。
これから少しずつ伏線回収が始まるのか?
段々続きが気になってきた。
来週から楽しみだ。

6話視聴。
ちょっと中休み的感じ。
来週はきょうへいの過去が語られそうだ。
その話にはかなり興味がある。
いよいよ後半に入る。
ここから盛り上げてほしいところ。

7話視聴。
匡平と阿幾の過去が語られた。
これは面白くなってきた。
鬱好きにはたまらない展開に。
折り返し地点からの益々の盛り上げに期待したい。

8話視聴。
ちょっと生き抜き回かな。
一旦仕切りなおしといった感じ。
さて、後半に突入だ。
今後、匡平と阿幾がぐっと絡んでくるのか?
匡平の本性とか出てくるのだろうか?
出てこないと盛り上がらないとは思うが。
今後も楽しみだ。

9話視聴。
今一物語が進まない。
もう少しサクサク進んで欲しいところだが。
新キャラ登場。
まひる=中の人花澤さん!
癒しボイス花澤さん登場で物語りはどう展開するのか?
来週からぐっと動くかな。

10話視聴。
まひる、何かいっちまってるw
そして、まひると匡平と阿幾の3人の過去が少し語られた。
匡平かっこいい。
しかし、今一ゴールが見えない。
原作も終わってないから、中途半端に終わるのかな?
結構面白くなってきたから、うまくまとめて欲しいところ。
後3話注目したい。

11話視聴。
まひるなんかいいねえ。
花澤さんのはげしい性格の役も何かいい。
そして、匡平かっこいい。
しかし、終わりが見えないなあ。
これは2期へって展開かな?
後2話どういう結末を迎えるのか楽しみ。

12話視聴。
禍津妃(マガツヒ)暴走。
匡平ピンチ。
さて、来週どうなるのか?
個人的予想は玖吼理(ククリ)を操るんだろうなと
そんな妄想をいだいて、来週を迎えたい。

13話視聴。
ちょっと待てええええ。
不完全燃焼すぎるだろ。
おい、この終わり方はねえだろ。
続きを見せろ。
いや、見せてください、お願いします。

仕方ねえ原作買うか。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 44

67.4 15 神様で恋愛なアニメランキング15位
八犬伝ー東方八犬異聞ー(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (416)
2354人が棚に入れました
5年前、突然謎の疫病が広がり、大塚村は周囲の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされることになった。
信乃、荘介、浜路の3人は生き残り、村はずれの教会に保護されて静かに暮らしていた。
事件以来、信乃は年を取らなくなり、荘介は犬に変身するという特殊な能力を持つようになっていた。
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ストーリーはわかりづらいけど面白い。

全13話

ファンタジー

特殊な力を持つ主人公・信乃は13歳の少年の見た目のまま成長しない。中身は18歳。
普段はカラスのムラサメ・妖刀を右腕に宿している。

八犬伝といえば伝奇小説ですが、これはどんな話だろう。
8個の玉と持ち主を探し出し願いを叶える?フセ姫はあまり登場してなかったので、どんな話にしていくのか今一つつかめませんでしたが面白かったです。
1期では登場人物と現状をご丁寧に見せてもらったという感じであまり進んでないような。
人外生物、妖怪とか?にも思いがあるというのが描かれていてところどころグッときました。
主人公は普通…死を前にした人間かも?の人間や妖怪?や何かの思いに影響する力があるようです。

更に、この1期では、登場人物が多すぎて名前も苗字や下の名前で呼んだり、非常に覚えづらいのが難点。相関図を見ないでただ見ていたので終盤まで中々、関係性が掴めませんでした。
それに多分まだ{netabare} 2犬登場していない。八犬のうち、5犬までが揃います。もう一犬登場したけど仲間だと気づいてない。 {/netabare}

2期ではフセ姫が残した怨念が関わっていくのか?ムラサメと言う怪物をうちに抱えてしまった主人公と、人外生物になってしまった周囲が今後どうなっていくのか楽しみです。

ここからはただの各話内容と、あらすじのみです。
[1話]
{netabare} 尾崎家のゴコ(五狐)が来たけどムラサメで退けてしまう。これ以上関わると危ないから健太に2度と来るなという。蜘蛛の妖怪に捕まる健太。駆けつけるシノとソウスケ。 {/netabare}
[2話]
{netabare} 狐の家に拉致されたハマジ、一緒にいる尾崎。しょうげつ院の協会に連れてかれそうになったシノたちの後見人として面倒を見ると申し出たしじゅうしん家のサトミリオ。黒いマリモの正体は何でしょう。鬼は人の心が作る物で妖を喰らう。黒髪の鬼が寺に捕まってる。ムラサメの代償としてシノは年をとらず寿命を全うできない。ソウスケは当時の記憶がほとんどない。人になつかない大きい犬をなでることができたソウスケ。ソウスケには犬が何匹も懐いて集ってくる。捕まってる鬼はゲンパチ。坊さんの耳に虫が入り込んでる。怖い。 {/netabare}
[3話]
{netabare} ゲンパチは亡・ヌイという女性に会いたい。サトミに3人は助けられていた。ソウの「儀」とシノの「孝」の玉。他に6個計8個。フセ姫と8人の若者に由来する、その持ち主と玉を捜せと。鬼に変身したゲンパチはシノとソウスケの元へ。しょうげつ院に襲われ川に落ちる3人。 {/netabare}
[4話]
{netabare} 学校へ行く事になったハマジ。黒マリモに助けられる3人。ゲンパチの弟分ヌイの弟・コブンゴの所へ。幸の日に鬼となり死ねない体になったこの2人も玉の持ち主。院の人が攻めに来た。妾の子、尾崎はハマジの事が好き。ハマジの顔に傷つけた院・義兄を倒す。 {/netabare}
[5話]
{netabare} シノたちを救ったのはサトミ。院は今後は大人しいはず。ソウスケはサクの日は眠い。院の大蛇チカゲ(ヒビキ)の加護を受ける少女・ミズキアヤネ。アヤネとハマジは友人になり灯篭流しへ。 {/netabare}
[6話]
{netabare} 玉を落とし山神の猿に会うシノ。追いかけるソウスケ、ゲンパチ、コブンゴ。山をシノたちが離れることを寂しがる猿。病に罹っている可能性ありと捕まる4人。アサケノがソウスケに以前殺されたと切りかかる。 {/netabare}
[7話]
{netabare} アサケノに殺されかけるソウスケ。アザが八犬に共通するみたい。村人と山に入るシノ、アサケノたち5人。守るべき物が無いと猿神暴走し人間殺す。先生が子供の頃に猿神様に名前つけてて会いに来たら暴走止まった。神様も一人で寂しかったんだ。 {/netabare}
[8話]
{netabare} 山で遭難しかけた少年・犬山ドウセスがユキに助けられる。列車で旅立つ4人はドウセスと知り合う。ユキはドウセスを救う為に声を失った。以前、雪姫にシノも森で遭難しかかったとこ助けられた。むつき?って誰。 {/netabare}
[9話]
{netabare} ハマジは医者になりたい、寮に入る事に。寮に届け物をしにいったシノは人形の幽霊を見て気絶。ケノ、ソウスケ、シノは確かめに行くが人形の幽霊はヌイグルミで寮の違反者を取り締まるためにいるような・・・。正体はハマジの同室と思ってたスズでヌイグルミだった。゚+(。ノдヽ。)゚+。シノが早く友達が出来るよう願ったから現れたみたい。 {/netabare}
[10話]
{netabare} シノが協会で会ったお姉さん・コハクに神のご加護を。ココノエって髪の長いお姉さん夜叉姫の心臓がケノの中に。ケノは心臓をとられても生きていた少年。コハク病気で今にも死にそう。金色の目をくれたら、望みを叶えると、ソウスケにそっくりの人外のものに言われる。ムラサメはソウスケの影だという。強く願えばそれは必ず叶うとシノが言ったと影は言う。ソウスケの欠けた魂の半分だと。 {/netabare}
11話
{netabare} ここまで玉一個も見付かってないけどええのんか。コハクの宿の主人に銃を撃たれ死にそうなシノ。撃ったやつを丸ごと食ったムラサメ。脈もなかったけど生き返った。ムラサメがシノの中で大きくなっている。足りなくてサトミを少し喰うムラサメ。 {/netabare}
12話
{netabare} コハクが女の人食べちゃった。目と引き換えに人外のものになった。シノが見た目18歳に急に一時的に成長した。シノがコハクを殺してあげた。 {/netabare}
13話
{netabare} ケノの心臓もコハクの目も必要な物だから貰った。ソウスケの影が光になろうとしてる。上下関係教えるのに小遣いなしが一番だね、シノ。フセ姫が誰だかよくわからなかった。寺の誰かみたい。文字が書いてある玉を手のひらに握って生まれてきた八犬。 {/netabare}

あらすじ
{netabare} 5年前、突然謎の疫病が広がり、大塚村は周囲の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされることになった。 信乃、荘介、浜路の3人は生き残り、村はずれの教会に保護されて静かに暮らしていた。 事件以来、信乃は年を取らなくなり、荘介は犬に変身するという特殊な能力を持つようになっていた。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

世界観と微BLを乗り越えて楽しみました

里見八犬伝をモチーフにした妖退治モノっぽいです。

歴史・伝記モノには興味あるんで観てみました。
ブレイブ10くらいのライトな作品なら観ようかと思ってますがどうでしょうか…。

作画や雰囲気は案の定、
緋色の欠片や薄桜鬼っぽくて女性向きの印象で男性には敷居がありそうです。
また絵自体は綺麗なんですが、構図が単純すぎて面白味が無いように思います。

世界観は、なんか想像と違っててよく分からなかったです。
里見八犬伝の時代&地域かと思ってたんですが、
基本みなさん洋服で、詰め襟 ポロシャツ Tシャツ トレーナー色々取り揃えてて
汽車走ってるし まばらに電線あるし 子供はバンドエイド貼付けてるし
家は茅葺きだったり洒落た洋館だったり欧州でしか見かけない様な吹抜けの聖堂があったり…
私は何処に連れて来られちゃったんでしょうか?
納得行かんけど大正昭和初期あたりの日本かな?オリジナル異世界?

↓※1話目の雑なあらすじ メモなんで見ないでもいいヤツ
{netabare}
どうやら主人公達は全滅した村の出身者で村の人に忌まれて森でひっそり暮らしている様です。
ごちゃごちゃっと説明っぽいものをEDテロップと同時にやるから気が散って良く分かんなかったけど、ほかにも勢力があってそこに女の子が一人連れ去られたみたいです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
うわー優男増殖したー。苦手分野です。
結局誘拐された女の子何でもなかったです。前回の引きは何だったんでしょうか。
都会に来るためだけに用意された感じです。
人物紹介回ですかねストーリーは来週から動き出しそう。

世界観は相変わらずですね…
これは里見八犬伝と切り離さないといかんね。
やはり大正昭和初期っぽいんだけど、町並みは当時の中国っぽいですし(孫文先生出てきそう)、東京タワーみたいなのあるしねー、ツジツマ合わないの嫌なので個人的には異空間としておきます。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
やっとストーリーが動き出しました。
犬士集め始まりそうでしたが、クソ坊主のせいで川へドボン。
多分辿り着いた岸で鬼といきさつ話すのではないかと。

まだクソ坊主の真意も不明です。単純に鬼を捕らえ殺そうとしたわけではなさそう。
ただし、なんとも判りやすいストレートな悪者です。
もうちょいオブラートに包んだ悪の方が面白味出ると思うのですが。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
世界観と微BLのハードルさえ越えれば何とか見られそう。
ストーリーとしては悪くはないね。
浜路ちゃんの顔に傷付けちゃった使い魔のせいで、
尾崎の逆鱗に触れてクソ坊主は死んじゃったみたい。
もっと違う悪い事いっぱいしてそうなんですが…。

分かり易い敵が居なくなりましたので妖退治にシフトしていくのかな?
ラストシーン、半裸で主人公を見初めていましたが、ギャグだよね?
そういう展開になったら無理だから。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
屋敷の奥で他との交わりを避け土地神に護られた少女とお友達になるお話でした。

この屋敷って驚くほど広かったんですね。
今回は繊細な展開でしたが彼女が今後どう絡んでくるかが物語の鍵なのかな?
クソ坊主の死亡(行方不明?)により物語の方向が判らなくなりましたが、
次の展開に期待しています。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
新しい展開に入り謎が散りばめられ膨らんでいきそうです。
憎しみを買っている様ですが荘介と彼(彼女?)との関わりは?
山や村の秘密は? 玉の行方は? 大猿は? あれは金塊?

ミステリー好きにはなかなか良い展開ですね。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
ミステリーって程の内容になりませんでしたね。
既視感があるちょっと切ない話になりました。
なんか観たことあるんだけどな、どこで観たんだっけかなー?

村人死んじゃったり嵐起こしちゃったりあの村は大変でしょうが、
何だか爽やかに村を去りましたね。
あの美女軍団はまた絡んできそうです。
そしてあの男女は結局どっちなんだろうか?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
結構良い話だったんですが、道節はなぜあの格好で雪山に入ったんでしょうか?
妹さんは浜路に似ているような…。今後絡んできそうです。

それにしてもこのアニメに出てくる坊さんはみんな不憫ですね。
なんだかんだで八犬士登場した様です。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ここに来て学園ものが始まり1クールで収まり付くのか分かりませんが、
不思議で優しく切ない良い話で少しほろっとさせてくれました。
ココ数話こういうのが続いてますが個人的には好きなのでOKです。

あれ?そういえばいつの間に毛野達一緒に住んでるの?
村雨も窓に挟まったままじゃないかな?
{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
希望や出口のない救いようのない話でした。
琥珀さん慰みの言葉はありましたが
生きていた意義を見出せないまま信乃の手で逝ってしまったようです。
信乃の心の中には居るのでしょうが、あんまりです。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
どうやら里見八犬伝の転生した人達のお話のようです。
かといって世界観には納得したわけではありませんけどね。
一つ謎は明かされましたが中途半端な所で終わりました。
区切りが良いとも言えず、続きを観てみないと評価しづらいです。

最終回に出てきたお姉さんは好みでしたのでもう少し観たかった…。
もう少し序盤に出てきてくれたら見る目が変わっていたかも知れません。

そんなに印象深く観ていたわけではないので夏まで記憶が持つのか心配です。
{/netabare}
なんだかんだで観てしまいました。
2期も多分何だかんだで観ると思います。
オススメとまでは言えませんが、微BLな所もある作風が大丈夫な方は
それなりに楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

2期で物語は進むのでしょうか?

(2013.1/11 1話:境界)
「通称:八犬伝」未読。

{netabare}八犬伝を拝読してないと分からないかな?
動物が喋るし、人間だと思ってたのが動物になる始末。

冒頭の台詞は、どういうことなんでしょう?{/netabare}


(2013.1/19 2話:人鬼)
{netabare}BGMがLAST EXILEやコードギアスなどで有名な黒石ひとみ(hitomi)さんなんですね!

物語に関しては、まだまだ分からない事だらけ…(゚д゚)

四獣神家や、シノと里美の関係さらにはシノと犬飼に共通してある刺繍は何なのか?
とりあえず気になるので続けて観ます。{/netabare}


(2013.1/27 3話:鬼追)
{netabare}1話冒頭での台詞は、シノと里美のやり取りだったのな。
里美から八玉を集めるようにと聴いた時は…EDさんに分けてやって下さいよ、ホントに(w_-; ウゥ・・{/netabare}


(2013.2/4 4話:帰郷)
{netabare}死に際に里美が表れると、その人は生き残る事ができる?
コメディパートが今の所多めなので、そろそろ切り替えてほしいかも…{/netabare}


(2013.2/9 5話:加護)
{netabare}加護ではなく、その子の枷になってしまっていた。というか外に出られたのなら加護はもう必要ないんじゃないか?
話の展開が遅いですが、2クール作品なんですかね?
八玉の内、(鬼の兄弟も含めて)4つしか集まってないけど大丈夫か?{/netabare}


(2013.2/17 6話:外待)
{netabare}スキンヘッドで眼鏡はオネエって相場が決まってるんか。
オネエ、檜山さんかwww

荘介は人殺しで毛野の全てを奪った男?
「義」玉を失った荘介の過去に迫る?{/netabare}


(2013.2/23 7話:約束)
{netabare}「みんな、荘介の善人面に騙されやがって」
花形の痣を持つ者達が着々と集まり、それに伴って八玉も集まりつつある。
それは何を意味するんだろう?

変わるのは人だけ…{/netabare}


(2013.3/2 8話:邂逅)
{netabare}「だから…生きて側に居てやりたい。」
「見てみたいよな、真夏に降る雪。」
道節は浜路の兄? その道節に憑く雪姫はシノにとっての邂逅。
約束それは、いつか会いに行くよ…{/netabare}


(2013.3/10 9話:番人)
{netabare}荘介、料理上手!(=^▽^=)
現八さん私、ドン(ヤギ)のぬいぐるみが欲しいですww

「つよくて、やさしいおともだち~♪さびしがりやの、あなたのほしいもの~♪」

信乃の願いが番人に届いた結果なんですね。{/netabare}


(2013.3/16 10話:孤影)
{netabare}毛野の大切な人を奪った男が街に!? 毛野の心臓は夜叉姫の心臓。夜叉姫は妖怪だから心の蔵を失っても生きていられるのか…

信乃の「強く願えば必ず叶う」の言葉を受けてその男は何を願ったのか?{/netabare}


(2013.3/23 11話:現身)
{netabare}小文吾、今更気づいたのかwww
お前こそ何をしている、買い物なら他の者に行かせればいいだろww

あぁ、EDさん玉探しなら順調ですよww

何あれ!?村雨の真の姿なのか?

急に信乃が成長したのは、村雨と何か関係が?{/netabare}


(2013.3/30 12話:代償)
{netabare}金色の瞳をヤツに与えてしまった「代償」が枯渇?
血に飢える身体となってしまった琥珀。

天使と悪魔は表裏一体の存在…

生きる意味、死ぬ意味も忘れた。その事が琥珀の代償なのか。
たった一人の温もりを得ることができたなら、こうはならなかったのに。{/netabare}

(2013.4/6 13話:宿縁)
{netabare}村雨:「菓子ぃ~」さすが岡本さん、甘いモノ好きですねwww
謎の男は、荘介の影。だとしたら本当の荘介は、幼い頃の記憶を失くしてはいない?

音楽は、黒石ひとみさんなだけあって壮大で透明感のある物なんだけど、EDの映像と合ってない気がする…{/netabare}

2期決定してますが、観るかと言われたら微妙ですね^^;
とは言いつつ何だかんだで観てしまいそうですが。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

60.5 16 神様で恋愛なアニメランキング16位
タユタマ Kiss on my Deity(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (290)
1727人が棚に入れました
あなたと ひとつになるために 生まれてきました。
明治時代から続く名門女子学部「フローレス」と、近年創設された男女共学の一般学部「スライトリー」が共存する「創聖学院」。
そこに通う「泉戸裕理」は、学院で出土した遺跡で500年にわたる封印から解放された「太転依(たゆたい)」と呼ばれるその土地を守護する存在に出逢う。その際、太転依の1人である「綺久羅美守毘売(きくらみかみのひめ)」より、自らの化成である少女「ましろ」を託される。500年越しの悲願である、人間と太転依の共存を実現させるために――。

声優・キャラクター
日野聡、力丸乃りこ、下田麻美、水橋かおり、伊藤静、置鮎龍太郎、若本規夫、丹沢晃之、なかせひな、津野田なるみ、永見はるか、中川里江、岸尾だいすけ
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

和風ファンタジーと恋物語。

Lump of Sugarによる美少女ゲームを原作とする作品です

原作未プレイ


伝統のある名門校の流れを汲む女子学部「フローレス」と近年できた

男女共学の一般学部「スライトリー」の2学部が存在する創聖学院。

その一般学部に通う泉戸裕理は八衢神社の一人息子だった。友人である

河合アメリや要三九郎と共に平凡な学園生活を送っていたのだが

学院の拡張工事により遺跡のようなものが見つかる。そこには泉戸の

神社に伝わる神「太転依」の文字があった。しかし科学鑑定から学術的

価値は何もないとされ工事は継続されることに。災いが起こることを

阻止するために御魂移しを行うことにするのだったが・・・


久しぶりにアニメを多く見始めた頃に見た作品を見返したくなり

視聴してみたのだが、それまでに視聴した作品の数が多く多様な種類

に出会っていたためか以前とは大きく異なる印象を受ける事になった。


物語の内容自体の印象は前と変わらず面白かったですし、曲に関しては

色褪せる事もなかったですがやはり年代そのものだったのですねと

いう印象を強く受けてしまった。初視聴時(と言っても1年半程前ですが)

ほとんどアニメを見た事がないという状態だったのであまり考えも

しなかったのだろうと思います。

最近の作品ばかり見てると少し古い作品を見るのに抵抗が出来てしまう

のかなぁと感じてしまいました。


でも自分はこの作品にアニメを見始めてすぐに出会えた事はとても

良かったと思います。

そしてこのOPはずっとずっと先でも自分の中で輝いてるだろうと思います。

2016/03/13追記


2014/11/07時点の感想
{netabare}神様と人間が共存する(いや、したいなのか)という舞台の

下で繰り広げられる恋物語。前半のつかみや構成は

わりと良かったと思います。まあ、ありきたりな展開と

言えば、そうなんですけど。後半では展開に少し無理があるような

部分もあって、少し???な時もあり(原作等などは未プレイで

その上、理解力に欠けるので自分には分からなかっただけです)

少し違和感を持ちながら、そのままなんとか繋げながら

最後まで見ました。結末をなんとか結んでいたので良かったです。

それから、あのOPの『The fine every day』は

かなりいい曲だと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

お兄様がお姉さま?何でもありの甘噛声優祭り?

2009年4月~6月TV放送。下記作品を元に制作されたアニメ。
2008年7月11日Lump of Sugarによりに発売されたギャルゲ。
「タユタマ」は「揺蕩う魂」の略、「deity」は「(女)神」の意味。
2009年1月号において漫画版が連載開始。

オカルトファンタジー風美少女バトル系ハーレムアニメ。

明治から続く伝統ある名門校「創聖女学院」の流れを組んだ
全寮制の女子学部「フローレス」と、近年創設された共学の
一般学部「スライトリー」の二つの学部がある「創聖学院」・・

創聖学院に通う「泉戸裕理」は「八衢神社」の一人息子・・
実家が神社である為、神道に関する知識が豊富だったが・・
ある日遺跡から顕現した「綺久羅美毘売」の化成した謎の少女
を託され・・人とタユタマの共存の為に奔走することに・・

1話目から完全にハーレム展開の方向です。
キャラはデフォでロリ系の甘々系で声優もそれっぽいです。
制服他服装とかも可也甘めのひらひらフワフワな感じ。
恋愛模様は最悪です。珍しい愚鈍の逆切れで不快なタイプ。
そっとしとけ・・って時に思い切り地雷を踏んで自爆して
其処から更に逆ギレて女性を追い込んでいくヤバイタイプ。

1クールなので詰め込んだ感じで苛々も直ぐに次の展開で
吹っ飛んでいくので尺を考えると良い演出かも?

鵺:声-中川里江また幼女か?と思ったら
応龍:岸尾だいすけ おぉおとこもでる!

タユタマ全部幼女化と思ったらちゃんと物語も考えてる
ようでした。美少女ロリ萌え萌えな感じですけどテンポ
とかノリはいいかな・・

ただ幼馴染とか裕理が結構キレやすいので苛っとするかも?
ギャグやラブコメ路線と思いきや、結構尖った演出も多い。
ハーレム系ラブコメには珍しい刺かな?



泉戸裕理 日野聡
泉戸ましろ 力丸乃りこ
河合アメリ 下田麻美
小鳥遊ゆみな 水橋かおり
如月美冬 伊藤静
要 三九郎 置鮎龍太郎
泉戸裕導 若本規夫
河合玄造 丹沢晃之
蘭・エッジ=ウェムス なかせひな
多嘉山敏江 津野田なるみ
綺久羅美守毘売 永見はるか
鵺 中川里江
応龍 岸尾だいすけ
鳳凰  市来光弘(ホウ)、あおきさやか(オウ)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

とにかく頑張って1クールにまとめたアニメ

『タユタマ Kiss on my Deity』はPCゲーム原作、1クール(全12話)の妖怪・恋愛アニメです。


エロゲ原作のこのアニメ。この作品を初めて観た頃は、タイトルが『タユタマ』だか『たまゆら』だか分からなかった事だけはよく覚えている。
物語は、ある遺跡の霊払いに高校生で神職の主人公が向かうが、霊払い中にその封印が解け、色々あって可愛い女の子を養うといった流れで始まる。序盤からとにかく急展開で、キャラの掘り下げ方も浅く、視聴者のことを考慮せずにガンガン物語を進めていったため、「あぁこんな子や妖怪も居たなぁ」程度にしか話も登場人物も覚えれらなかった。故に、序盤から中盤に駆けてはとにかく観た物を受け入れることが大事。キャラデザは可愛いのでそっち方面は大丈夫だろう。
ましろたん萌えぇ(笑)

盛り上がるのは終盤。"ましろ"の不調や幼なじみの心情描写が一層シリアスなムードを醸し出すことで漸く面白くなる。クライマックスでは"ましろ"に関する話により、しんみりした気持ちにも為れてそこそこ良い幕引き。だが、急展開によりキャラの掘り下げ方が甘かったか、誰が何をしてもあまり心が動かされる事はなかった。

この作品を一言で纏めると『ビジュアル面でのキャラ(萌え)アニメ』。面白かったかと言われると微妙な所だ。しかし、面白かった印象はなかったのに無性にまた観たいと思ってしまうのはなぜだろう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

65.1 17 神様で恋愛なアニメランキング17位
神風怪盗ジャンヌ(TVアニメ動画)

1999年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (108)
706人が棚に入れました
日下部まろんは一見普通の高校生。だが実は巷を騒がす怪盗ジャンヌの正体・そしてジャンヌ・ダルクの生まれ変わりである。神の娘としての彼女の使命は美術品に憑依した悪魔を始末し、神の力を取り戻すこと。警察や親友の都に追いかけられながらも、着実に使命をこなしていた。そんな彼女の前に現れたのは、謎の怪盗シンドバッド。尽くまろんに敵対する彼の目的は…。

声優・キャラクター
桑島法子、千葉進歩、松井菜桜子、西原久美子、矢島晶子、山口勝平、千葉繁
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ジャンヌ・ダルクなのになぜ巫女服?

『満月(フルムーン)をさがして』(※個人評価 ★ 4.1)の原作者・種村有菜氏のもう一つの代表作を原作とするアニメ作品ですが・・・こちらは色々と設定矛盾が目立って、ちょっと残念な出来でした。
やっぱりヒロインが、{netabare}ジャンヌ・ダルクの生まれ変わり、{/netabare}という設定である以上、変身後の衣装が巫女服は致命的に変だよ。
もっとヨーロッパ的&キリスト教的な世界観で統一されていれば良かったんだけど、チグハグさばかりが目立ってしまう印象でした。

その他、
{netabare}(1) ヒロインの相手役(怪盗シンドバッド)が、タキシード仮面の安易な紛(まが)い物・劣化版にしか見えず、ほとんど魅力がない点
(2) 親友の同級生が実は・・・という有りがちな設定を、最終話近くまでグズグズ引っ張ってしまう点
(3) ヒロインの宿命・使命に関わる謎解きや最終話近くのクライマックスが、脚本の甘さが祟ってイマイチ乗り切れない点
(4) 作画微妙なシーンが多い点{/netabare}
・・・も評価点数を低目に付けてしまう要因となりました。

但し、本作最大の見所である、{netabare}ヒロインを支えるマスコットが実は{/netabare}・・・という鬱設定は、この時代としては思い切ってよく描いたと思うので、その点だけは高く評価したいと思います。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』1998年2月-2000年7月連載)
シリーズ構成     富田祐弘
脚本         富田祐弘、横手美智子、藤本信行、吉村元希、金子ツトム
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、香川久
音楽         加藤みちあき
アニメーション制作  東映アニメーション{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 神風怪盗ジャンヌ (1999年2月-2000年1月) ============

 - - - - - - - - - OP「PIECE OF LOVE」、ED「ハルカ…」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 怪盗は予告状とともに ☆ まろん&都と稚空(ちあき)の出遭い
第2話 標的は親子の絆!? ☆ 稚空の枇杷(びわ)高校2年転入
第3話 包囲網! 敵は全校生徒 ☆ 黒天使アクセスタイム、怪盗シンドバッド登場
第4話 泥棒仕事は企業も救う!? ★ クラス委員長(水無月大和)の祖父、シンドバッドの悪魔封印
第5話 エアポート非常警戒! ★ ジャンヌ・ダルクのエピソード、まろんの躊躇い
第6話 相棒は謎のおばあちゃん? ☆ 
第7話 親子刑事! 最後の賭け ★ 東大寺警部(都の父)左遷の危機
第8話 愛のメロディを盗め! ☆
第9話 非情のチェックメイト ☆ ジャンウとシンドバッドの方針の違い
第10話 仮面の男! 本物は誰だ ☆ 委員長に取り憑いた悪魔
第11話 ああ、美しき刑事の心 ☆ シンドバッド「お前にはこの仕事は向いてない」
第12話 ピンは剣よりも強し! ☆ 演劇「ロミオとジュリエット」鑑賞会
第13話 忘れな草のハート泥棒 ☆
第14話 ターゲットは花嫁衣装 ☆
第15話 遊園地の衝撃告白! ★ 
第16話 初キスは月光に輝く! ★ 「君に怪盗を辞めさせたいんだ」
第17話 急接近! 恋の台風上陸 ★ 稚空の婚約者、新体操個人戦
第18話 悪魔が襲う友情の勲章 ★ 悪魔に取り憑かれた都
第19話 封印! 父の愛の証明 ★ 知稚の父(名古屋海生(なごやかいき))登場、マロンドーム封印
第20話 元気に勇気が壊れた日 ☆ 母からの留守電 
第21話 都、恋と友情を撃つ! ☆ まろんへのジャンヌ疑惑(都)、都の告白・失恋
第22話 ダイブ! W怪盗死す ☆ 名古屋総合病院、知稚の家庭事情、知稚の父誘拐事件
第23話 狙撃! 魔性の青い蝶  ★ 続き ※内容盛り沢山の注目回のはずだが、脚本・演出とも大味で残念×
第24話 豪華客船モンキー騒動 ☆ 
第25話 怪談! 幽霊学校の夏 ☆
第26話 潜入! カラクリ忍者城 ☆
第27話 涙のお別れ天使フィン ★ ロザリオ消滅、チェス駒収集完了、フィン天界へ{/netabare}

 - - - OP「Dive into Shine」、ED「Till The End 〜終わらない愛を〜」 - - -
{netabare}
第28話 悪魔降臨! 新変身の時 ☆ 悪魔騎士ノイン&ミスト登場、新しいロザリオと変身、紫界堂聖先生赴任
第29話 超美形! 謎の先生登場 ☆
第30話 元気復活で燃える闘志 ☆
第31話 怪盗ついにCM出演!? ☆
第32話 怪盗ジャンヌ抹殺指令!! ☆ 東大寺警部に取り憑いた悪魔
第33話 嘘つきシンドバッド!! ★ 「貴方は誰?」 ※本作の見せ場(知稚身バレ回)だが脚本の甘さは×
第34話 別離宣言! もう誰も信じない!! ☆  
第35話 ジャンヌ復活のLOVEパワー! ☆ ミストのまろん攻撃をかばう知稚
第36話 泥棒は刑事の味方か!? ☆ 不遇の科学者・東大寺昴(都の兄)に取り憑く悪魔
第37話 悪魔の心臓を持つ少年 ☆ 重病少年・高土屋全登場
第38話 決断!? 悲しみの封印 ★ 「ジャンヌ・ダルクの魂を汚す存在」、高土屋全死亡
第39話 願いは一つ! 父と母に ☆ 離婚したまろんの父母の安否
第40話 邪悪変身! ミスト猛攻 ★ ノインの変心、悪魔ミスト消滅
第41話 再会フィン!! 劇的悪夢 ★ ノイン激白、堕天使降臨
第42話 怪盗、時空を越える!! ★ 処刑前夜のジャンヌ・ダルクの元へ ※脚本自体は大味×
第43話 友情崩壊!? 魔氷城決戦 ☆ 都の悪魔憑き、ノインの犠牲
第44話 汝、神風となれ! ☆ 最終決戦{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)15、☆(並回)29、×(疑問回)0 ※個人評価 × 3.4

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

星野 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

本番は中盤から

原作未読です。

序盤~中盤まではずっと同じパターン(悪魔の回収)が続くので、だれて視聴を辞める方もいるかもしれません。が、中盤からは流れが変わってきます。余裕のある方は27、28話辺りまでは頑張って観てみてください。変身バンク、新キャラの登場等、色々変わります。

終盤では実在した歴史上の人物、ジャンヌダルクの話が結構出てきますが、きちんとした歴史を知らなくても大丈夫です。キャラが説明してくれます。※正史ではなく若干のオリジナル要素が含まれています。多分。

ところで、山口勝平さんってこんな声も出せるんだなあ…と驚きました。低音ボイスもいいですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

強気に本気、素敵に無敵、元気に勇気・・・だったかな?

原作りぼん連載。
読んでました。
種村さんの作品はイ・オ・ンが好きなんですが、流石にアニメ化されなかったな。

怪盗セイントテールの二番煎じとも言われたが、
神の使いというところが近いか。

流石に原作ほど目が大きくないが、まあ大きいキャラですね。
気になる男の子が宿敵?というのもセイントテールに近いか。

なんでジャンヌ・ダルクが怪盗なのよという突っ込みもありますが、
一応ちゃんとした理由もあります。

結構楽しみに見ていましたが、実は低視聴率で打ち切りに近い感じで。
セーラームーンほど受けなかったみたいですね。

基本ラブコメです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

68.0 18 神様で恋愛なアニメランキング18位
つくもがみ貸します(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
523人が棚に入れました
江戸は深川、仲町にて損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次という姉弟がいた。 損料屋というのは、日用品から骨董品、そして美術品とありとあらゆる品をいく らかで客に貸し出す商いのこと。
ただこの出雲屋が取り扱う道具たちが、他の店のものと一味も二味も違うのは、 作られてから百年以上が過ぎ、魂を宿した「つくもがみ」という一種の妖のような ものになってしまっているところ。
お客の元に貸し出されては、色々な話を聞いて来て、噂話を繰り広げる 「つくもがみ」たち。人が良く情け深いお紅と清次は、そんな「つくもがみ」たちの 力を借りながらこの町で起こる大小さまざまな騒動を解決していく。
江戸の町に花開く「つくもがみ」と人間たちとが織り成す悲喜こもごもの人情噺、 骨の髄までとくとご堪能あれ―――。

声優・キャラクター
榎木淳弥、小松未可子、櫻井孝宏、奈良徹、仲野裕、平川大輔、明坂聡美、井口裕香、片岡愛之助
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

浦沢義雄が関わってるってのは前もって覚悟しといたほうがいい

1話感想{netabare}
ふう、“あそびあそばせ”もそうだけど、やっぱりナレーションは落ち着いてる方がいいですね。
悪くない。
悪くないからこそ気になって仕方ないのが一点。

夕暮れ時にアサガオが咲いてる

な、なんだこれ…。
園芸警察する気は無いけど、これだけクオリティある作品でなんでこんなことが…って思うと頭がクラクラしてくる。
釣りシノブでもホオズキでも良かったのになぜアサガオ。
実写作品だったら撮影の時おかしいと気付けたハズだけど、ひょっとして意図的なものなのか?
付喪神が存在する世界なので、こうやって頭クラクラさせて御伽の世界に誘う、みたいな。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
2話は江戸版“おもちゃのちゃちゃちゃ”。
やっぱりがくや姫ってのは男を惑わす魔性の女になるのかw
ツクヨミは使いにくいだけの駄物か?と思わせてからの、実は玄人向けの由緒ある掛け軸だったと判明。
気難しいのはそこら辺からも関係してるのか。
で、暫くはこんな感じでメイン付喪神の紹介が続くのかな?ってことで3話は櫛のうさぎの話。
まぁここまでは良かった…良かったっていうかまだ「あれ?」と感じる違和感が薄くて済んだ。

4話、キセルは出ても紫煙をくゆらすシーンはさすがに無理かー。
自分的にはキセルといったら「も~おこんなに有名よ~」と歌いながらドロンジョがドクロ型の煙吐き出すか、時代劇で親分が囲炉裏にタンタンと打ち付けるイメージなんだけど、どっちも吸ってないと絵にならなくて…NHKではあれが限界だったのかな。
ここまではいい。
あれだけシャイな幸之助が茶屋の娘に好意を寄せてるってバレてスラスラと喋り出したのに違和感。
清次も妙に心が狭くて、これは脚本上の都合(主に尺)か?
5話は朝日新聞のサンゴ事件…はいいとして、相手の気持ちを聞かずに縁談の話を進めるのって自分はどうにもイラっと来る。
でもって6話はわらしべ長者。
交換してくれる相手を探すのが一番大変なワケで、そこを付喪神にやってもらったってのは良いと思う。
もしこれが私腹を肥やす目的だったら付喪神は協力しないんじゃないかな?って思えばその手段で大金持ちになってないことにも合点がいく。
ただ、お紅は「お前なんかアイデア出せ」ってせっつくだけで何もしてないよね?
ってか川に落ちたって聞いても一切心配する素振りも無く朝食が冷めたことにふくれっ面って…。
ってか川に落としたって聞いて「何を?」とその場で聞かないって…。
う、う~ん?
拾ったものを「これはオレのもんだ」って言い張るのは…まぁ江戸だし?ってことでこれはいい。
ただどれだけ治安が今とは違うかの解説は欲しかったかも?
サブタイトルの碧瑠璃って言葉は園芸で有名な植物があるので知ってたつもりだったけど、ああ、本来は水や空の色を指す言葉だったのね、ってのはググって知った。
サブタイは大川を指してるのか。
で、ググった理由は別に碧瑠璃を知りたくてってことではなく、オチが分からん!から。
いやホント全然分からん。
落語や歌舞伎の演目に元ネタあるのかな?と思ったがそうじゃない?
イワシの頭も信心からってこと?(かなり自信無い)
な、なんなんだこれは…誰か解説求む。

じわりじわりと「そうじゃなくね?」って感情が膨れつつあります、この先挽回できるかな?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
↑の6話の意味不明さ(弘法のありがたいお話とオチがどう繋がってるのか不明)が8話で再び炸裂、オバケ煙突がオチにどう繋がってるのかサッパリ分からない。
なんだこれー?と思ってたら…スタッフを見て納得。

脚本:浦 沢 義 雄

なぁ~~~~~~~~んだ、そういうことか。
浦沢義雄って素でヤク中起こしてる人で、作品の内容を深く考えることは無意味です、キチの考えることは常人には分かりません。
文句じゃなくてね、アーティストとかよく薬やってんじゃん?あれと一緒、考えるな感じろの作風。
心得てはいたハズなんだけど、これってちゃんと原作あるんでしょ?まさか浦沢節が炸裂してるとは露にも思わなんだ。
いやぁこれは自分が悪かった。

ってことで、この作品をあれこれ考えるのはどーでも良くなりました、文句じゃなくてね。{/netabare}

最終回まで観て{netabare}
普通に終わった。
最後の最後にのっぴきならぬ事情で禁を破る(野鉄がお紅と話す)って王道展開にはやっぱりアツいものがある。
散々人に迷惑かけといて男の意地(面子)優先でお紅の気持ちを考えようともしなかったサタローがフラれたのもザマァって感じで爽快。
…。
けどなー、だからこそなぁ…浦沢義雄の回が邪魔。
↑では言わなかったけど「祈祷師何だったんだよ!」とかね。
wikiってみたら各話スタッフが書かれてたので確認してみると、5・6・8・10話が浦沢義雄脚本回。
確かに5・6話の二連続はちょっとした障壁、4話までに形成された雰囲気がガラっと変わって「あれ、この作品ってこんなノリだったっけ?」と戸惑うことに。
もしこれから観てみようかって方が居たら浦沢義雄回は見ないほうが良いって言いたいトコロだけど…そうすると半助が「なんだこの京本政樹みたいなキャラは」ってことになっちゃうのか、ぐぬぬ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

江戸の町に花開く「つくもがみ」と人間たちとが織り成す悲喜こもごもの人情噺…

この作品の原作は未読です。
でもキャラデザ…特に女性のキャラデザが好みだったので一目で視聴を決めた作品でした。
みかこし、明坂さん、井口さんの出演も背中を押してくれましたけれど…

物語の舞台は江戸…
江戸の深川で「出雲屋」という損料屋を営む「お紅」と「清次」という姉弟の物語です。

損料屋とは、ありとあらゆるモノを有料で貸し出す商いのこと…
この物語の見どころの一つは、この出雲屋で貸し出される道具たちそのもの…
実は出雲屋で取り扱っている道具の中には、作られてから百年以上経過したモノがあるんです。
長い年月が道具にもたらすモノといえば…?
そう、ここには「つくもがみ」を宿した道具が貸し出されているんです。

面白いのはそれだけではありません。
道具は様々なお客様の元に貸し出されていくのですが、行った先々で聞いてきた色々な話を肴にした噂話談義に毎回花が咲くんです。
でもつくもがみには幾つかルールがあって、つくもがみは人間と直接会話ができないんだそうです。
だから、いつも会話は一方通行ばかり…
でも、その一方通行が功を奏することもあるんです。
お紅と清次は、舞い込んでくる様々なトラブルをつくもがみの力を借りながら解決していく…そんな感じの物語になっています。

とは書きましたが…
トラブルの解決も確かに面白いのですが、一番の見どころは胸に秘めた淡い想いの行方かもしれません。
私がこの作品を毎週待ち望んでいた一番の理由は、みかこし演じるお紅の可愛らしさが半端無かったから…
大きな蝶のような鮮やかな髪留めが、彼女の可愛らしさに彩りを添えています。
でもそれは見た目の話…実際には明るく優しい性格を兼ね備えているんだから堪りません。

そんな可愛い姉と四六時中一緒に居る弟の清次…
淡い想いを抱いても仕方ないと思います。
彼は、そういう想いを懐いて良い間柄でしたから…
でも、お紅は彼女なりの矜持があって清次はそれを知っているから、どんなに慕っていてもその気持ちが言葉になる事はありません。

寧ろ、清次はいつだって彼女の想いを成就させる事を何よりも優先させるんです。
例え、それが姉が自分から遠ざかってしまう結果だと分かっていたとしても…
一生懸命表情を繕おうとしていますが、心が荒れているのが手に取るように分かります。
だって、もし自分が清次の立場だったら…間違いなく心は荒れるでしょうから…

そんな二人を結果的に影から支えているのが「つくもがみ」たちなんです。
彼らの外で見聞きしたネタを肴に他愛の無い世間話を聞いていると心が和みます。
昔は実際に見聞きする以外、情報を得る手段が無かったのだから当然ですけれど…

でも、お紅と清次を取り巻いているのは「つくもがみ」だけじゃないんです。
wikiにも、公式HPのキャラクターにも載っていませんでしたが、お互いに支え合う仲間がちゃんといるんです。
「困ったときはお互い様」
完走して振り返ってみると、この言葉通りの良い関係だったのではないでしょうか。

様々な思いが交錯します。
でも、基本的に優しくて正直な人ばかりなので嫌な気持ちになる事はありません。
こうなると気が気でないのはお紅の言動だったんですが…
優しさには色んな形がありますが、この作品でもまた違った形の優しさを見ることができました。
温かさが溢れていたからでしょうか…
私にとってのストライクな展開だったと思います。

オープニングテーマは、MIYAVI vs シシド・カフカさんの「Get Into My Heart」
エンディングテーマは、倉木麻衣さんの「今宵は夢を見させて」
個人的に好きなのはオープニングでしたが、倉木さんはデビュー当時によく聞いていたので懐かしい感じがしました。

1クール全12話の物語でした。
7月の後半から放送が開始されたこと、物語的にもっと続いてもおかしくなかったことから、てっきり秋アニメでも継続して放送するとばかり思っていましたが、どうやら違った様です。
でもさすがはNHK…しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

じわじわくる感じでお勧めは一気見です

<2018/10/15>
最終話見終えました。
素直に良かったです。

一話一話はお話の盛り上がりが感じられず平坦な印象のとこもありましたが、全12話通して観ると全てが最後の盛り上がりに繋がっていて非常に楽しめました。

結局は{netabare} 清次の独り相撲{/netabare} というか、{netabare} 「清次、しっかりしなさい!」{/netabare} というか。

お紅の{netabare} 各話での佐太郎や蘇芳{/netabare} に対するリアクションや表情をよくよく見てると、お話の帰結は最初からわかってたようなもんですが、でも予定調和というものは大事なものです。

お紅が最終話で清次とそこには居ない佐太郎に怒るシーン。
「え?なんでなんで?」となる清次の気持ちがよくわかります。
男って無自覚に{netabare} 好きな女性にはええカッコしたいもの。それが「筋を通す」{/netabare} という行動に現れるわけです。
それにブチ切れるお紅の反応も{netabare} 「あー、そうそう。女性にとって大事なとこはそこじゃないんだよなー」{/netabare} って納得。

これ、アニメで見てるからそう思うけど自分のことの時は全くわかんないんですよ、男は 笑

最終話ではさらにお紅の可愛さが増していきます。
{netabare} 自分のことを「姉さん」と呼び続ける清次にブチ切れるお紅。
「お前、もういい加減にしろや」という積もり積もった、伝わらない好意の裏返しの怒り。{/netabare}
めちゃくちゃ可愛いですね

そして最終話のクライマックス!
{netabare} 心配して駆けつけたお紅が清次に抱きつくシーン。
お紅の可愛さが炸裂した瞬間。{/netabare}

これを見るために全話を用意してるような作品です。

あんなお紅を見れただけで私は満足です。。


<2018/7/23初投稿>
原作は未読です。
まだ1話観ただけなので評価はデフォルトの3

NHKのアニメはちゃいちょい良い作品があり蔑ろにできないのですが、これはノーマークでした。

感想からいくと「これはいい」
妖怪的なものを題材とした落ち着いた雰囲気の作品には好きなもの割と多いのですが、これは自分が大好きなやつでした。

時は江戸時代、損料屋、つまり古道具を貸し出す商いを営む清次とお紅の姉弟が主人公の推理モノです。

二人が貸し出す古道具は人に愛され使い古され「付喪神(つくもがみ)」となったものばかり。
そんな付喪神たちが{netabare} 貸し出されるという態で情報収集に走り・・・{/netabare}

というお話なんですが、まずこの付喪神たちと姉弟の関係性がいいですね。
最初「まさかポケモンみたいに使役するのか?"ゲットなんやぜ"しちゃうのか!」とか思って観てましたが全然そんなじゃなかった。
姉弟との距離感は・・・それは観てのお楽しみということで。
ちなみに付喪神はみな楽しい個性がありキャラが立ってます。

あと謎の方ですが変にテクニカルに走ってないのが良い。
「真実は一つ!」みたいにやられたら興ざめ(いや、それはそれで面白いのか?笑)でしたが全然そんなではなかったです。
一話完結のようですが、謎解きというより問題解決というか、そう。
「神様の御用人」に近い感じでしょうか。

あと清次とお紅は{netabare} 血は繋がってないそうです。
阿良々木暦君なら「義理の姉なんざ・・・萌えるだけだろうがぁっ!」とか名言発射しそうですが、清次さんはもちろんそんなことは言いません。
つか言ったら世界観ぶち壊し。{/netabare}

この二人には他にも謎があるようで、そこら辺も含め今後楽しみです。

というわけで、まだ一話しかみてませんが。
自分の中では「今季一番気になる作品」に躍り出ました。

<2018/8/7追記>
3話までみました。
原作読んでないですが1話は端折った印象が拭えず少し不安あったのですが、2話以降話の進み方も落ち着いてきた感じします。
時代考証もしっかりしてるようでそういう意味でもNHKらしい。
少し淡白にも感じますが今期他に見てるのが濃い味のが多いので助かります。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

62.3 19 神様で恋愛なアニメランキング19位
えとたま(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (357)
1622人が棚に入れました
干支娘。
動物を模した姿を持つ少女たちであり、その心に清らかなる魂を宿す神の使い。人々と神々を繋げるために生まれた天の架け橋。

干支神。
八百万のえと娘の中から選抜された12匹の神の使い。古来より日本を護ってきた聖なる十二支。60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、えと娘たちの憧れの存在である。

刻は流れて現代。
今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。日本全土から神在月のごとく東京・秋葉原に集まる数多の干支神候補=えと娘たち。

その中に、一匹の猫が存在した。
その名は、猫のえと娘にゃ~たんもっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。

干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は存在しない。

不遇のえと娘「にゃ~たん」と、普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!


声優・キャラクター
村川梨衣、大原さやか、松井恵理子、巽悠衣子、相坂優歌、内田真礼、生天目仁美、小澤亜李、渕上舞、戸田めぐみ、佐々木未来、本多真梨子、花守ゆみり、下野紘
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タケル 落ち込んでる

【タケル 落ち込んでる】(2015.5/4)

今回はネタバレ回避できそうにないので、ここから先は4話視聴してからオナシャス!


{netabare}良かった・・・本当に良かった・・・。
いやァ~ほんと、ウリたんが出てきたときはマジで涙が出ましたわw

もう何が怖かったって、好きなキャラが死んだままになってることよりも、まるでそれがなかったかのように次の回で登場キャラたちにギャグ満載で話を展開されることですよw
それにいくら上手くシリアス方面に持っていけたとしても、今までのギャグとの温度差というか、この作品の良さや空気感が180度変わっちゃいますからね。もうギャグ作品としてやっていけなくなるという大きなリスクもありました。

つまり、この作品が生き残るためには、どうあってもウリたんを生き返らせる他なかったワケです!

だからもうね、しれっと画面に出てきたときは嬉しさよりも安堵のほうが大きくて・・・
生き返らせたことでギャグとして一貫できていたので本当に安心しました。いやホント、かなり大げさに聞こえるかもしれませんが、私の中では今期1番好きだった作品を切るか切らないかという瀬戸際だったんです(´・ω・`)

でもこういう作品でキャラの死を一話ひっぱるのはどうかと思いますよ。絶対にあれは3話のCパートで生き返ってなきゃダメです。制作側の都合かなにか知りませんが、視聴者を不安にさせないで下さい(半ギレ)

まあ普段なら「あ~次の話でどうせ生き返るんだろうな」って軽く流せるところですけどねw
こないだやってたあのお船のアニメがどうしても脳裏をよぎってしまって・・・w

ともかく、無事同じレールに着陸してくれて安心しました。

また、今回の件では悪いところだけでなく、意外な良い一面も見せてくれたのは収穫でした。
基本ギャグメインの流れは相変わらずですが、にゃーたんが元気のないタケルを笑わせようと突飛なことをしだしたり、4話ラストにあった検索履歴のオチは今までの話にはないホッコリ感をもらえましたね。
こういったギャグの中に少し温かい話も交える展開は、色んな作品を見てきてもなかなかサジ加減の難しそうな印象を受けます。多少もっていき方の粗さは感じましたが、「こういうことも出来るのか」という可能性を見せてくれたのは大きいです。

もしかしたら、意外と真面目な展開もイケるかもしれませんね。
絶望的な3話から一転、これから先の期待も高まる濃い一話だったと思いました。


(追記・・・)
けっこう褒めてばかりの4話でしたが、実はかなりガッカリした部分もありまして・・・。

今回のバトル、かなりショボくなかったですか?w
なんすか「あっち向いてホイ」って。

ウサたんの変身バンクは可愛らしくて文句はないですし、そのあとのテーブルのくだりも特殊な重力が働くギミックのバトルフィールドを使った楽しいバトルが見れそう!って期待感をしっかり煽ってくれました。

したらこれだよ!!!

てかバトルと関係ないなら何のためにテーブルの件を用意したんだwww
まあ、内容的には可愛さをうまく活かせていたのでそこまで悪くはありませんでしたが、これまでの戦闘シーンが凄まじかっただけにかなり肩透かしをくらった形になりました。
(にゃーたんが思いっきり「あっち向けェー」って言ってたのは声出して笑いましたw)

う~ん、次回はどうなるんでしょうね~。まあまだ序盤なので気長にいきますか。{/netabare}


【深呼吸をします】(2015.4/24)

{netabare}あまりのことに前回の投稿で取り乱しちゃったけど・・・ よく考えたらこういう作品でそういう展開はしないよね(´・ω・`) というかもうそう思うことにします。じゃないと気が気じゃなくて一週間生き抜くことができません。

なんだろ・・・こんなに次の話が待ち遠しかったことって今まであったかな・・・。それも先の展開が気になるワクワクとかではなく、作品の行方に対する不安からとかいうマイナス方面の感情で・・・w

私としては、このまま当たり障りのないストーリーと、お惣菜で揃えた夕飯みたいな可もなく不可もないギャグを続けてくれれば良かったんですよね。毎回特に笑いもしないまま真顔でギャグパートを見終わり、でもたまにクスッとできるところもあって、そんな実家で過ごす休日のような、退屈だけど少し安心感のある温かい時間がとても心地よかったんです・・・。
後半にはちゃんとデザードも用意してあって、胃のもたれるようなギャグも圧倒的な3DCGでスカッと爽快してくれる。もうそれだけで本当に満足だったんですよ。

なんか書いてたら泣けてきました・・・。



余談ですが、そもそもこれだけ可愛さを全面に押し出したキャラクターが形だけでも死ぬ描写があるというのは、ほんとにキツイものなんですね・・・大方ギャグで生き返ると思いますけれど。

1話のバトルではまだあまりキャラに思い入れがなかったので気にならなかったのですが、デフォルメされた可愛らしいキャラクターがボコボコに痛めつけられる姿は正直かなりクるものがあります。ぶっちゃけ心が物凄く痛いです。にゃーたんが膝蹴り食らってリョナ顔晒したときとか心臓がドキッてしました。

そんな精神状態からのこの仕打ち。

ウリたんの頭に剣が刺さって、放り投げられた体の脱力感が・・・。
プラーンとしていて・・・。まるで本物の死体みたいで・・・。

青汁プシャーまではギャグだったのですが、いちいち暴力描写が高すぎるクオリティで描かれるので、映像が演出する情報量が「ウリたんの死」を繊細に表現しすぎちゃってるんですよね。
もうちょっとあの場面はギャグ寄りにしてくれないと私の豆腐メンタルにはダメージが大きすぎますよ・・・。クオリティが高すぎる故の弊害というものを初めて見ました。白組はなんてものを作ってしまったんだ。

そんな+αもあって、絶対に誰かが退場する展開はこないと思っていた干支魂でのこの出来事は、私からしたら今期のきんモザで死人が出るレベルのショックでした。なんというか、ある日突然学校のクラスメイトが不慮の事故で亡くなったかのような。そのくらい唐突でえげつなく、正直吐きそうでした。
名作などを見てるときにキャラクターが死んたりして泣くことはありますけど、あれはどちらかというと(不謹慎な上に語弊がありますが)簡単に言えば感動に近い感じだったんです。

こっちは単純に絶望しました。

ショック過ぎて見たあと全く寝れませんでした。
ミンキーモモの最終回並のトラウマでした。

つーかギャグならCパートで生き返らせろやああああああああああああ!!!
追悼EDとか流してんじゃねーぞオラアアアアアアアア!!!

ほんとたのんますよ(´;ω;`)ウッウッ{/netabare}



【はああああああああああああ!?】(2015.4/24)

{netabare}ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ギャグだよね!?次回予告は平穏そうだったしちゃっかり4話も出てくるんだよね!??!!?!??
お願いだよおおおおおおおおおおおおおお艦これみたいにならないでくれええええええええええええ

うわあああああああああああいやだああああああああああああああああああ

本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします

よろしくお願いしまああああああああああああああああああああす ポチッ{/netabare}


【OPで視聴確定しました】(2016.4/15)

{netabare}ハイ来ちゃいました今期の覇権枠。

キャラデザ原案はたしか化物語とかで有名な渡辺明夫さんだったハズ。
ところどころに言われてみれば~って雰囲気を感じますね。

そんなキュートな十二支の擬人化キャラたちと送る、90年代的なノリのギャグハーレムものって感じになるのかな?1話を見た限りでは、主人公が仏かと思うくらい悟りを開いて煩悩を取り払っているので、恋愛とかそういう方面にはあんまり進展しなさそうですね。

そして肝心の内容なんですが・・・。

正直ギャグはそこまで面白くないです。十二支ネタをいつまでも引っ張っていたのはさすがにくどく感じましたし、町中で中国語?の呼び方を連呼していたのは単純に何がしたいのかわかりませんでした。
他は概ね良い感じなんですけどね。というかテンポがかなり軽快で勢いがあるので、そこまで笑えないハズのギャグも耳に障りません。やっぱりギャグはテンポですよね。そこをしっかりとわかっている演出でした。

では何故私の今作に対する評価がここまで高いのかと言うと・・・。
すべてはこの「白組制作の圧倒的な3DCGアクション」に集約されます!

いやホント、戦闘シーンだけ見たらFateにも引けを取らない出来だと思うんですよ。
特にキャラの動かし方が圧巻で、本当に3Dモデルかと思うくらいセルルックでヌルヌルと細部までモーションが行き渡り、それをこれまた脱帽するほどセンスの良いカメラワークでキレのあるアクションへと昇華させてるんです!!
もう初めて見たとき笑っちゃいましたよ。なんなんだこれは。 だてに数々の名作でCGムービーの制作を任されてきたワケじゃありませんね。こと3DCGに関しては今期最高峰と言っていいでしょう。

しかも作画が3DCGへ切り替わる際に、変身バンクを挟んでから謎空間に転送されるので、よくある突然手書きの中に3DCGをぶっ込んでくるアニメと違いすんなりと映像が目に馴染んできます。おかげでアニメとして描かれた世界観にまったく違和感を生んでないんですよね。こういう細かな工夫、配慮って大事だと思います。
(余談ですが、SHOW BY ROCK はここが少し弱く感じました)

また、忘れちゃいけないのが今作のオープニング。

ヒロイン役の村川梨衣さんが歌う、今どき珍しい如何にもな感じのアニソン。それがまた作品の雰囲気と完璧にマッチしていて、アニメの導入としての役割をしっかりと果たしてくれています。単体で見てもクオリティはかなり高く、特にサビに入ってからの疾走感が凄いので、あまり興味のない方もまずはOPムービーだけ試しに目を通して欲しいかな~と思います。

ちなみに個人的な評価でいえば今期OPでNo.1です。そのくらいハマってます。
というかりえしょんってこんな歌うまかったんですね。戦闘BGMも格好良く展開をしっかりと盛り上げてくれますし、今作は目だけてなく、耳でも楽しませてくれるのが強みだと思いました。


まあ1話を見た段階ではこんな感じですかね~。

けっこう癖のある作品だとは思うので(特にギャグが)、やっぱり視聴層が限られちゃうのは仕方ないことだとは思いますけども・・・。もう少し人気があってもいいと思うんだけどな~w どこで評判を聞いてもボロksに言われてて泣きそうですよwww

まあ私は応援してますよ白組さん。圧倒的なアクションシーンで見返しちゃってください。
ということで、今回はこのくらいで失礼します。閲覧ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

紙だ (感想はまだ途中)

ただ・・・バトってくれれば良かったのに。

心がバキバキに折れてしまったので、
今回は特別ゲストに私の思いの丈を代弁してもらいます。
{netabare}
【GUEST】
伸太(のびぶと)、ツインテール萌え・他力本願
ヅラえもん、ケモナー特に猫耳萌え・物を与えるが答えは与えない

【閑話休題して閑話】
D:シアンたんはぁはぁ、シアンたんはぁはぁ、ついでににゃーたんはぁはぁ・・・
N:ヅラえも~ん
D:なんだいノビト君?
N:えとたまが思ったより面白くなかったー!
D:何を言っているんだい、にゃーたんがセーラー服っぽい服装で、
  肌色が多くて、これ以上に何を望むというんだい?
N:1話とぴよたん回ともーたん×ちゅーたん回以外ひどかったー
D:本当にノビト君は我が儘だね。で、どうしたいの?
N:文句言ってくる!タイムマシーン貸して
D:え、文句って制作会社に?
N:そう、ぼくが考えるえとたまにすれば、人気上昇、円盤売れ過ぎてウハウハに違いない!
D:あんまり人に迷惑をかけるのはどうかと思うけど、
  自発的に何かをしたいというのなら止めはしないよ、はい
N:ありがとう、ちょっとガツンと言ってくる

・・・

N:ヅラえもんダメだった~
D:そりゃそうだよ、多くの視聴者が「オレのこの素晴らしい意見を聴いてさえいれば」
  と思ってるけど、まずつまらない、責任もない、お金もない、
  そんな人の話を誰が聞くと思ってるんだい?
N:そんなこと言われても・・・じゃあ『もしもBOX』貸して
D:あのねノビト君、僕の話を聞いてたかい?道具を使って権利を掴んだり、歴史を改ざんしても、
  悪化することはあっても良くはならないよ、それに「監督になりたい」とか限定的なのは無理だから
N:むむむ、よく分かったね僕の考えが・・・じゃあどうすればいいの?
D:この作品のイイところを思い出してごらん?
N:うーん、うりたん?
D:(ちっ、だからツインテール萌えは)
N:何か言った?
D:別に。
  そうだね、声優さんはいいところ揃えてると思うから、
  過去の作品と照らし合わせてギャップを楽しんでみたらどうだい?
N:そんなこと覚えてないよ
D:じゃあ、うーん、キャラデザが○物語の人と同じだから、化物○を見直して、
  ちゃけるが内臓をはみ出してることでも想像したらどうだい?
N:そんなの想像するだけで痛いよ!
D:あれもダメ、これもダメ、本当に君は贅沢だね
  じゃあ、シズクちゃんがあの13人のコスプレしてると思って見てごらん?
N:そうか、ありがとうヅラえもん、ちょっとタイムマシンで見てくる!
D:もう、VHSしか持ってないからって道具の無駄遣いを

・・・

N:・・・これだったらシズクちゃんにコスプレしてもらった方が良かった
D:だろうね
N:もう、役立たず!なんかもっといいものないの!!
D:だまれ小僧! 貴様に猫耳の何が分かる!!!!!
N:あー、ごめん言い過ぎた
  分かったよ、もうちょっとがんばってみる
D:うん、少しはがんばってみる気になったね♪
  それなら楽しめる道具はなくもないかも
N:お、いいモンもってんじゃん
D:あ、ノビト君、説明する前に取らないでよ
N:ん? 何これ、本??
D:それはねbuonというどうしようもないアニオタが愛と時間を無駄に注ぎ込んだプロットだよ
  そう『buonのプロット』
N:これを読めと?
D:ノビト君、苦労をせずに何かを得られることはないよ
  これは心を籠めて読むと映像イメージが頭の中で流れるかも知れない道具なんだ
  プロットが何だか分からない人が書いたこれを読む覚悟はあるかい?
N:いや、あの~
D:やる気を出して、ひとの道具を勝手に奪ってまでがんばろうと思ったんだよね
  まさか使いもせずに返すなんて、臆病者みたいなことはしないよね
  まあ臆病者でビビリでどうしようもないなんて君にはぴったりだけどね
N:ぐぬぬ、ちょっと待っててよ、今に目に物見せてくれるよ!バン!!
D:ふふふ、やっとやる気になったね♪

・・・ゴゴゴゴゴ、buonのプロットは開かれた ※未完
{netabare}
~あらすじ~

にゃーたんは記憶を失っていたが、干支神になる思いだけは残っていた。
そのためには十二の干支神に戦って勝たなければならない。

ETM12はバトルで勝つこと。
ルールは簡単、
①降参を宣言させること ②気を失わせること ③魂が敗北を認めること
の3つ、基本は前者の2つだ。

かわいくも血みどろなキャットファイトが始まる

【作品の流れ】
・基本一話に一回バトる
・にゃーたん、ちゃける、うりたん、とスポットキャラ以外はそんなに出てこない

1話 猫娘揚々 TV版と変わらず
2話 愛縁奇牛
TV版とバトルまでの大筋は変わらない
バトルではもーたんの圧倒的な力の差でにゃーたんにセクハラの限りを尽くす
「こんな可愛らしいキャラにここまで」とBPOに数通苦情が寄せられるような内容。
決め手は必殺『苗球拳(キャットナックル)』
両手を突き出してダイブしてきたもーたんの懐に飛び込みカウンターで顎に決める。
気を失いKO。





{/netabare}

{/netabare}

キングってキャラいたけど、あれ何考えて出したんだろ?
あーいうの絶対良くないよ、ただでさえキャラ多いんだから。
もっとキャラを大切にしてほしい。

結構有名な声優さんが出ている(ちゃけるを含め、5人ぐらい知ってる…wiki見たら6人も知ってた!)
ので、好きな声優さんが出番多かったら見たらいいんじゃないかな。

ただ、声優さんと作品の面白さって、相関関係なさそうだよね~zzz





そういえば、最近は今期のマイランキングを書き忘れてるから久しぶりに書いてみるかな。
ちょこっと変えてみるかな。

2015年春アニメ(2クールものも含む)ランキング
{netabare}
1位 しょくさいのソーマ
2位 俺ガイル2期
3位 てーきゅう4期
4位 てさプル

===楽しかったの壁===

5位 Show by rock
6位 レーカン
7位 俺物語

~~~まあまあの壁~~~

8位 です!
9位 えとたま

/\/\/断念\/\/\

10位 ぷらちっく
11位 ぷれあです

・・・なんだかんだで結構見たなw
{/netabare}

2015年冬に終わったアニメランク{netabare}

続く 中途半端な分は気が向いたら書くかも、てへぺろ♪
{/netabare}





★一和歓送→{netabare}

2015.04.11 03:20 ★★★★☆ 4.6
『神だ』
物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5


・・・え、神アニメ!?





な、なにこれ、名作じゃん!?!?!?

ちょま、落ち着こう。





さて、干支から来ているだろう「えと」が付いてる、ただそれだけの理由で見たこの作品、
まさかのバトルアニメ。
いや、ギャグと萌えとバトルのアニメ。

何がイイって?
テンポ。

あと作画。

あとメタいネタも含めたギャグ。

あと意味不明なのに全然意味不明じゃない。

あと健全なエロス。

あと主人公、男の方が下縁(したぶち)メガネで先入観でイラっとしたのにキャラはええ。

あとね、あとね、もう、なんかええ☆☆☆☆☆



なんか作中のテロップに、
不穏でピンとチンと反応した言葉があったけど、見なかったことにしよう。

っていうか、円盤はやくねwwwww

これ、元ネタゲームかなんかなのかな??

まあ何でもいいけど、今のところ、
新規で一番楽しみ♪



タイトルに載せたくなかったから最初の最後に、これ一話感想ね♪{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2000年は長いですですw

全12話 オリジナルアニメーション作品

秋葉原のいわくつき物件に引っ越してきた高校生の天戸タケル(あまと タケル)は、そこで前から住みついている干支神を目指している干支娘にゃ~たんと出会いました。他の干支神全員とのバトルに勝利して干支神になれるのか?そしてにゃ~たんを異常に敵視しているチュウたんとの因縁とは何か?というお話を含みつつにゃ~たんを中心に他の干支神との日常を描いたギャク作品です。

制作側が「日本一うるさいアニメを目指す」だけあって、キャラが多すぎてドタバタしているので最初はとまどいました。

何より主人公のにゃ~たんが、わがままで怠け者で堕落した腹黒い(酷い主人公w)キャラを明るく描いていることもあり、うざかわいいキャラとなっています。CVは村川梨衣さん、イベントの舞台や番組で観るハイテンションなところが、にゃ~たんそのままでしたw

※にゃ~たんと闘う干支神を整理してみました。
子 チュウたん CV 大原さやか  十二支最強 異常ににゃ~たんを目の敵にしています。
丑 モ~たん  CV 松井恵理子  異常に何故かにゃ~たんが大好き アメリカナイズされている言葉づかいや格好をしています。
寅 シマたん  CV 巽悠衣子    中国拳法の達人。チャイナドレスを着ています。
卯 ウサたん  CV 相坂優歌   色々な事業を手掛ける野心家 バニーガールの服を着ています。
辰 ドラたん  CV 内田真礼   にゃ~たんの精神的な師匠。
巳 シャアたん CV 生天目仁美   噛まれると石化してしまう。{netabare}(治すのにカレーを頭からかけるというのも笑ってしまいましたw){/netabare}。古代エジプト風の衣装を着ています。
午 ウマたん  CV 小澤亜李   いつもここで詰まってしまうことを悲しんでいる。巫女のような衣装を着ています。
未 メイたん  CV 渕上舞     癒し系でナース服を着ています。
申 キーたん  CV 戸田めぐみ   イヌたんと一緒にいることが多い。
酉 ピヨたん  CV 佐々木未来   3歩歩くと忘れてしまう。でも負の部分は何故か忘れない。
戌 イヌたん  CV 本多真梨子   キーたんと一緒にいること多い。
亥 ウリたん  CV 花守ゆみり   本作品で色々な解説をしてくれる。「~ですです」を語尾につけます。{netabare}(最初、消滅したときウルウルしましたが次の週で普通に復活していたのは笑ってしまいましたw){/netabare}

ちなみに天戸タケルのCVは下野紘さん、GJ部のキャラのような喋り方でした。

キャラデザは化物語で有名な渡辺明夫さん、みなさん可愛い・綺麗なキャラばかりでしたね。

バトルするといってもチュウたん以外はみなさん仲が良かったですね。

また、バトルになると3Dの2頭身キャラとなりますね。なかなかの迫力でよく出来てました。

バトルといっても単に拳や技で闘うものから、競争、頭脳戦まで色々とそのキャラにある程度応じたバトルとなっております。

面白かったのはピヨたんとのバトルでしたね~{netabare}(「将棋は宇宙」は名言でしたw 将棋の修行とは思えなかったですねw){/netabare}

説明もきちんとされていて(ウリたんやアイキャッチの部分で)世界観も何となくわかり、ほとんどコミカルでギャグばかりですが少しはシリアスな部分もあり、最初から根底にあった伏線も最終には綺麗に回収されており{netabare}(チュウたんとにゃ~たんの仲や記憶がないこと){/netabare}、きちんと終わったのも良かったですね。{netabare}(チュウたんのデレ具合が可愛かったですね。にゃ~たんは殴られてばかりですがw){/netabare}

最終話はちょっとウルウルしてしまいました。でも楽しかったですね。

癖がある作品なのでオススメはしませんが、にゃ~たんのうざかわいさ加減w が大丈夫であれば、頭を空っぽにして観ることをオススメします。

OP にゃ~たん役CVの村川さんが元気に歌ってます。この作品らしい曲です。
ED 同じ曲をにゃ~たんと干支神の方が1話ずつ別々で歌ってます。この作品らしくないw 穏やかな曲ですね。好きな曲です^^

最後に、それぞれのお話で中心になったキャラのCV方がエンドカードを描いています。イラストを綺麗に描ける方もいてびっくりしました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

57.0 20 神様で恋愛なアニメランキング20位
30歳の保健体育(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (315)
1475人が棚に入れました
まだまだ間に合う……素敵な恋愛をするためのすべてがココにある!  30歳を過ぎても女性経験のない男性は「魔法使い」になれる……そんな言葉がネットなどではよく使われています。これは「そんな人は滅多にいない」ということの喩えでもあるのでしょうが、現実には、ある程度の年齢を迎えても性経験がない男性というのは想像以上に多いものです。

声優・キャラクター
下野紘、名塚佳織、置鮎龍太郎、渡部優衣、喜多村英梨
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

童貞よ、大志を抱け!!

圧倒的男性向け。

ある日、主人公のもとに性愛の神が舞いおり、
むりやり童貞を卒業させるためのレッスンが始まった。
30歳童貞と30歳処女が繰り広げる、ちょっとエッチな純愛(!?)ラブストーリー!

コンセプトが面白い。
童貞と処女、男女共に30歳だから初心な部分がコメディになる。

下ネタ満載(パロディも)。

ご都合ラブコメディだけど話自体はそれなりにしっかりできている。
ただ、無駄な部分も多いので
コメディとしてもHow to ものとしても中途半端な印象。

真面目に馬鹿なノリで進むラブコメディアニメが好きな方にお勧め。



自分用メモ

Lesson1
{netabare}
貧しい根っこ。

マウスがおっぱいに!! ゴッドマウス!!

最強の「もっこり」を経験させて……。

赤ちゃん(四足歩行)
{/netabare}
Lesson2
{netabare}
自身が無いなら頼る。

すきな女と「キタ――(゚∀゚)――!!」したいんだろ。

そして迎えた合コン当日。
外見で女を判断するんじゃない。

合コン、習い事と主人公行動力あるな。
童貞は一人でわかりやすく盛り上がる。

僕と合体してください。(コレは童貞ですわ)

安藤なつ、そういえば某芸人と同じ名前だな。

赤ちゃん(二足歩行)
{/netabare}
Lesson3
{netabare}

告白した事で異性として意識してもらえる可能性がある。
面識のない女性の場合はこの限りではない。

あれ、ここ、男子トイレですよね。

童貞も守れん奴に、女が守れるか!!

平均的な男性よりも決断力が足りない=童貞。

幼稚園
{/netabare}
Lesson4
{netabare}
悲しすぎる開幕。
こうなったら脈無しで諦めるかな。

男の下ネタトークは女性から言わせると鼻で笑うレベルだね。
行為自慢なんて高校~大学生で卒業しましょう。

向かい合って話すときは相手の目を見て話すべし。
基本にして究極。

小学生?
{/netabare}
Lesson5
{netabare}
開幕自慰。

生理的に受け付けないは厳しい。

童貞だけど一途、だれでもいいから忘れられないに相手に。

二度の告白、社会人なら下手すりゃストーカー扱いもありうる現代は魔境。

ヒロインが処女こじらせ過ぎて男性、性に対して臆病になりすぎな気もする。

ごはんにする、うどんにする、それとも湯?

三か月待つと決める「好きな相手」ができた主人公、明確な成長。

小学生
{/netabare}
Lesson6
{netabare}
ガンダムパロ。

何事もやりすぎは禁物だぞ。

あっちいってこっちこないでふぃーるど(物理)

嫌いじゃないから困ってるんです。

小学生(体操着)
{/netabare}
Lesson7
{netabare}
お付き合いスタート編。

神付きで画策されていたわけで。

触れもせずにはてるとは。

小学生(スクール水着)
{/netabare}
Lesson8
{netabare}
「もぅ」とふてくされるあたり心象に変化が。

僕は戻れなくなる。

悲観的な態度は男女ともにNG。

初キスでディープキスか……。

中学生?
{/netabare}
Lesson9
{netabare}
沈む以外の選択肢をください。

あの生物頭におっきいピーが付いてるよ。

ノーマルもまだなのにソフトエスエムの話をしてもね。

高校生
{/netabare}
Lesson10
{netabare}
デートの邪魔になるなんて持ってのほかよ。

いや、さすがに喧嘩の理由がね。

一番つまらない回かもしれない。

大学生?
{/netabare}
Lesson11
{netabare}
童貞玉、そして……伝説へ。

童貞王子。

未熟ではなく未経験なだけよ。

できたんじゃない?

完全に別人に。

社会人
{/netabare}
Lesson12
{netabare}
ごめんなさい、できませんでした。
立ちませんでした!!

あの二人が結ばれるのは時間の問題。

エンディング総演出からの結婚衣装。

むしろ会えない方がいいんじゃないかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

理屈をこねるエロ。品がないうえに娯楽性も・・・

原作は漫画でも小説でもなく実用書という変わりダネ。
俗にいうハウツー本というやつですが、童貞のオタク男子向けに女性との恋愛やエッチのやり方などを解説した本だそうです。
エロ本や下衆な大衆誌じゃなく、ちゃんとした本からの情報で恋やセッ○スのノウハウを学ぶんですねぇ、いまどきのオタクは^^
きっと買う人は真面目な人なんでしょうな。


ハウツー本と聞くとお堅い感じがしますが、作風はアホなコメディ調。
30歳童貞の主人公のもとに、童貞を捨てさせるために性愛の神がやってきて、性技や女性とのコニュニケーションを指南するという設定になっています。
奔放ではっちゃけた神に主人公が翻弄されて、ツッコミまくるギャグが基調になっています。
中の人は、ツッコミをさせたらこの人しかいない!という下野紘さんです。

色んな事を解説するための本なので、とにかくシモの事を表現するのに遠慮がありません。
ただ、それがエロいかというと否。
どちらかといえば、誰でもやるようなワイ談を、神を絡めてギャグにしたようなものなので、品がないのは確かなのですが、主人公に共感してエッチな気分になることはまずありません。
痛々しさに苦笑はしますが^^;
徹頭徹尾、ヤる事を目標にしてブレない内容ですが、肝心の”行為”の描写はキスシーンすらマトモにありません。何故?
別に濡れ場が見たいわけじゃないですが、四六時中セッ○ス、セッ○ス言ってるくせに、それが無い方が不自然じゃない?
とは、思いました。
描いてなけりゃ、ハウツーになってないですよねぇ?^^;


まぁエロ表現はともかく、問題なのは、アニメとしての出来がすこぶるよろしくないのです、コレ。

キャラデザは悪くないし声優さんも頑張っていますが、全然キャラを動かせていない。
演出面でも、サムいギャグをえらく間の空いたテンポの悪いペースで見せられて、全くイライラします。
作画も低予算丸出しのチープさ全開。
動きがロクにないもんだから、笑える筈のネタも笑えなくなってます。
そのくせ、ヘンなパロディだけは懸命に入れようと頑張ってますが、これがまたよくスベる。
監督のまんきゅうって人、キワものイロモノのシュールなショートアニメでよく名前をお聞きしますが、5分を超えるアニメは作れない人みたいですね。
アニメではなく、書籍の内容を紹介するTV紙芝居だと思ってみたほうが精神衛生上よいかと思います。


題材は面白いので、ちゃんとマトモに作ればなぁ・・・と、悔やまれる作品でした。
ちなみに、本作を見たからといって、童貞が捨てられたり、女性とのお付き合いが上手くいくとはとても思えませんw
クソの役にも立たないのは、このテの指南書のお約束。
本読んだりアニメ見たりしたぐらいで、ソレが成就するようなら誰も苦労はしないワケでして・・・・


【エロ成分】
パンツ  :
おっぱい :☆
裸    :☆☆
性行為  :☆☆☆☆☆
マニアック:☆☆
エロス総評:×

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

誰だよこの企画通したの?

数年前に原作が発売されたときは
随分と話題になったのを覚えています
萌を意識したイラストを多用しつつも
内容はわりと真面目なハウツー本という噂でした

そんなものをアニメ化するという時点で
まず意味が分からないのですが
実際アニメになった第一話の放送を見ても
本当に何がしたいかわからない

何しろ下ネタは全てモザイクと代替音声で
それが真面目なものだろうとギャグだろうと
お構いなしにカットされてしまうので
全くハウツー要素が機能しておらず
下ネタギャグアニメとしてもアウトです

しかもどうもスタッフの悪乗りで
「下ネタアニメなのに下ネタが全部潰されてる」
という部分を
逆に笑いどころのようにプッシュしてきて
明らかに必要ないところにまで
手の込んだモザイクや代替音声が入っています

極めつけは実写パート
頼近みなとかいう女性が進行役を務めるんですが
どんな経歴の方なのか検索してもわかりませんでした
発声がまるでなっていないところからして
声優さんではないと思うのですが
小学校の学芸会を思わせるような
棒読みとピントのずれたオーバーアクション
容姿も不細工とまでは言いませんが
テレビでメインを張れるレベルではないですね

さらにそのトークの台本も
NHK教育のこども向け番組を
徹底的にクオリティを下げたような
視聴者に喧嘩を売ってるとしか思えない
これまたひどい内容で
どうやったらここまでひどい企画が通るのか?
と首をかしげたくなる代物です

しかしアニメパートと合わせて考えると
また違ったスタッフの思惑が見えてくる気がします
下ネタアニメから下ネタを隠すことで
メタレベルで笑いを取ろうとしていたアニメパート
おそらくこのとんでもない実写パートも
クオリティが低いことを逆に笑いに変えるという
シュールな自爆ギャグなのだと思います

クオリティをわざと下げてそれを笑いのネタにするというのは
低予算でまともな映画を作れないから
開き直ってB級色全開の映画を作っちゃえってのと同じ発想ですね
しかしこれは大顰蹙だったようで
残念ながら実写パート1話打ち切り
実写1話内で宣伝していたDVDへの収録も立ち消え
まぁ当然と言えば当然です

のっけから迷走しまくった挙句
アニメパートだけになった本作ですが
マカロン、ぴぃ&くぅと
少しづつ登場人物(?)が増えていって
性愛の神が4人(柱?)揃った辺りから
相変わらず規制の嵐ではあるものの
ラブコメ調の下ネタギャグアニメというスタイルが確立され
後半は予想以上に楽しく視聴できました
まぁ童貞喪失アニメだけに一皮向けたってとこですね (=m=
はっΣ(゚д゚
いかん・・・このアニメに毒されすぎてしまったようだ(@ヮ@

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

70.1 21 神様で恋愛なアニメランキング21位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1956人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

※注.このレビューを読まないと「はたもんば」が襲ってきますよ(嘘)w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
基本は、「鬼の手」という退魔の力をもつ先生「ぬ~べ~」が、迫り来る妖怪から生徒を守るという話。エピソードが実に多彩で、視聴者を飽きさせない。怖くて感動して笑えてエロくてほっこりして学べます。自分と同年代(30代前半)以上の方なら、かなり多くの人が知っているアニメ。数年前に(観てないけど)実写ドラマ化されたので、若い人も名前だけなら知ってるかも。

アニメか原作かと問われれば、原作の方が好きですが、原作付きアニメとしては、なかなかのクオリティです。昨今のリメイクブーム?に乗っかり、リメイクしてほしい作品の1つです。

また、OPの「バリバリ最強No.1」は、異色のアニソンとして有名です。他の方のレビューで、「サンシャイン池崎」とあり、的確すぎて笑っちゃいましたw 全く作風に合っていませんがw 凄く耳に残る名曲です。

また、EDは、B'zさんが歌う「ミエナイチカラ 〜 INVISIBLE ONE〜」。アニメにはもったいないくらいw 格好良い曲です♪ これってタイアップなんだけど、ちゃんとアニメの内容にもリンクしてる。意識して作ったのか、単なる偶然なのかは分かりませんが、(昔からEDは1回しか聴かない悪癖をもつ剣道部にしては珍しく)毎回でも聴きたくなる、チカラがある曲です。

ホントに、90年代のアニソンって好き♪ 曲だけでも聴いてほしいし、若い人には、アニメも是非観てほしい♪ 作画は流石に時代を感じさせるけど、当時としては綺麗だし、ストーリーとか、いつまで経っても色褪せないモノもあるので!

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
普段は3枚目な「ぬ~べ~」が、生徒のピンチには急に2枚目になる。そりゃ、モテるわw

ただのバトル漫画で終わらなかったのが、素晴らしさ。設定優先であり、ストーリーは後付けくさいけど、破綻してなくて凄い。ぬ~べ~が、ちゃんと先生として魅力的。1話完結で観やすい。デレたw後の、鬼の手とぬ~べ~の関係が好き。原作の方が怖かったりエグかったりする話は多い。

アニメにおいては、なんか、「ぬ~べ~が人面瘡に襲われて、学級の皆が助ける話」が印象に残ってます。流石に何話かとか細かいエピソードは忘れたけど、いつも助けられてばかり、問題を起こしてばかりだった五年三組の子供たちが、ぬ~べ~を助けるために力を合わせて頑張る姿は感動的でした。

あとは、アニメか原作か記憶が曖昧だけど、「かまいたち」「てけてけ」「はたもんば」「寄生虫」なんかが印象的。妖怪や悪霊たちは、たんに暴れる悪者じゃなくて、ちゃんと彼らなりの「暴れる理由」があって、大抵は人間(子供たち)の方に非があったりして、単なる勧善懲悪のストーリーじゃないところが好き。いつもいつも、妖怪や悪霊を退治して終わりってわけでもないしね。

あと、雪女が可愛いです♪ タブルヒロインでしたが、私は雪女一択っす♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

57.9 22 神様で恋愛なアニメランキング22位
ラクエンロジック(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (263)
1386人が棚に入れました
L.C.922年、人々は空前の危機に直面していた。

神話の世界テトラヘヴンの百年戦争終結後、敗戦を喫した魔神たちが新たな安住の地を求め、人間界セプトピアへと襲来。異世界の使者(フォーリナー)から街を守る宿命を背負う警察特殊機関ALCA(アルカ)所属の若きロジカリストたちは、望むと望まざるとにかかわらず政府によって街と人々を守る使命を強制され、特殊能力によって異世界の女神たちと合体(トランス)し、戦場に身を投じていく。

ある『ロジック』が欠落しながらも家族と幸せな生活を送っていた民間人・剣(つるぎ)美(よし)親(ちか)はある日、魔神に襲われた人々を懸命に避難させる中で、美しき女神アテナと出会う。彼女が手にしていたのは、美親が失くしたはずの『ロジック』だった。そして美親はアテナと共に思いがけない運命へと導かれていく。

若きロジカリストたちの『運(ラック)』と『論理(ロジック)』に、世界の未来が託された──。

声優・キャラクター
小野賢章、上坂すみれ、種田梨沙、東山奈央、徳井青空、小見川千明、水瀬いのり、折笠富美子、愛美、水野理紗、橘田いずみ、松岡禎丞、郷田ほづみ、茅野愛衣、植田佳奈、中谷竜、三森すずこ、鳥海浩輔
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

どうもチーム分裂させたがってる黒幕がいると睨んでます

第4話まで視聴しての感想です。
放送前から負け組み決定みたいな評判で、逆にワクワクして見始めた自分はどうなんだろうか。

それはともかく初回はおもしろかった! 

悪い評判が嘘のようにロジックロジック何度聞いたかわからないけど意味もわからないけど、それでもおもしろかった。どこが?て聞かれるとそれもわからないけど。

とりあえず怪獣が現れました!
ロジック隊はキューコーせよー!
な雰囲気で毎回話しは進みます。

主人公はよほどロジックした身体があうのか、高校生なのに2000時間超えでロジックしてて、みんなに驚かれるくらい活躍していたらしい。

で、どれだけ強いのかと思ったら武器は盾! 受け専門のダグネスかよ! とツッコミながら、以前にもどこかのアニメで特例で盾がでてきた物語を思い出しました。

他にもロジック隊のメンバーはいて、いまのところ2人の自己紹介が済んでいます。殺しを良しとしない女の子と連係なんてガン無視の目の前の敵を倒さずにいられない女の子です。もうひとりいるわけで、アリアでいうレキぽい子なんですが、彼女の自己紹介が次ぎなんですかね?

ともあれ、この3人でいままで東京の平和をよく保てたなくらいチーム仲がいいのか悪いのかさっぱりで、それ以前にたった3人で受け持つって江戸時代の同心かよ! とも思いました。

主人公は毎回怪我して病院送りにあってるのは「とある」のトーマみたいですね。
なんとも不思議なアニメですが、まだ勢いは感じてますんで、視聴がんばります。


久しぶりの追記です~ラスト間近でネタバレ含む
{netabare}
ついに黒幕ルシファー登場!
松岡くんを引き抜いてチームを分裂させてしまいました。

今年の声優アワードで見事に主演男優賞を獲得した松岡くんですが、
まさかこのタイミングで悪役ぶりを見られるとは(笑)

思い出すのは偶然道でルシファーとアテナが遭遇したシーン。
ヨシチカがルシファーは危険だから2人になるのはやめろと言って
アテナとケンカになり、結局最後は謝って許してもらってたけど

やっぱアテナは軽率でした!!

はぁ~。これ言いたかった♪
{/netabare}

<見終えて一言>
迷走チックも感動の大団円! そして新シリーズ決定で物語は続くのか
{netabare}
松岡くん扮するオルガの暴走は続く。
ルシファーの強大な力を手に入れて、これまでぼっちだった
ストレスが悪い方へ出てしまう。
力の誇示と支配欲。エース、ヨシチカへの反発。

ただ、だからって街を大惨事に陥れて、怪我人や死人も出して、
それが望みとは思えないんだけどなぁ~。
やり過ぎなんじゃないかとも。

後半にもなって、ようやくルシフェルの意図が自分の考えとは
違うと思い始めて、支配から脱しようともがきはじめる。

能力を越えたオーバートランス状態でのヨシチカとの対決。

限界を超えれば肉体も精神もバラバラになってしまう・・・らしい。
超危険なモードというが、初見なんでよくわからない。

オルガの危機をヨシチカが救うが、ヨシチカの危機は誰が救う?
結局、ヨシチカのオーバートランスは事故になり、
ヨシチカとアテナの全身からトランプのカードみたいなものが
たくさん放出、満開状態に。 あ、これロジックカードか!

戦い終えて。
2人の無事は確認するも、ヨシチカは記憶のロジックカードを、
アテナは泣くという感情のロジックカードがみつからないらしい。
これは大変!

てか、そんな細かくカードあったんか! 初耳だわ。
カード一枚渡されて合体してた第一話とかから、
神様と融合結合合体するのに必要なだけかと思ってた自分が呪わしい。
まったくもって不勉強である。

そして、ヨシチカが病院から脱走。
見つかった先は、アテナとはじめて出会ったあの丘の公園だった。
そこでアテナの哀しみ、泣くという感情のカードを見つけて手渡すヨシチカ。

アテナ、、、、ここで号泣! 
いやぁーーーん、これいいシーンだわ!
こーいう展開は初めてかもしれんw

物語はここで終焉。
新シリーズ決定だそうで、続きでヨシチカのカード探しがはじまる?
それとも病院送りのままで、別主人公が登場?!

放送に人気があったとも思えないけど、販促効果あったのかな?
ともあれ、感動できるフィナーレで納得でした。
最後まで見てよかった♪

平均点しかあげられないけど、これは良い平均点ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

俺のロジックが聴こえる・・・その確率は100%だ

この作品はアニメオリジナルだったみたいですね^^
本編前に1分間のショートアニメの「私たち、らくろじ部!」が放送されていたので、トレーディングカードは随分先行して発売されているんだろう・・・と思いきや発売は2016年1月28日・・・つまりアニメの方が先行して輩出されている事になります。
という訳で作品の内容に関する情報は皆無でしたが、種田さん、かやのん、徳井さん、水瀬さん、上坂さんに東山さんと超豪華な女性声優陣に小野さん、松岡さんといった男性声優陣ってどれだけ凄い人達を集めるの・・・という位揃っている作品に対し、私の中で見ないという選択肢はありませんでした。

ここは、テトラヘブンの魔神が人間の住むセプトピアに襲来する世界・・・
人類は魔神に対抗するため、人類から選出されたロジカリストとテトラヘブンの女神との合体(トランス)する手段を講じることによって、魔神の猛威を最小限に食い止めてきました。

この物語の主人公は剣 美親(つるぎ よしちか)・・・かつて有能なロジカリストだった彼は先の戦闘で禁断のオーバートランスを用いたためロジックが崩壊し、第1線を退いていました。
だから剣家の朝は家族で和気あいあいと囲む温かい食卓です。
他愛も無い話に和む食卓・・・
外では今もロジカリストが魔神と戦っていると言うのに・・・
もしかしたら美親の頭にはこんな思いが横切っていたのかもしれません。

でも、美親が普通の生活を送ることを何より望んでいたのが妹のしおり(CV:かやのん)でした。
「お母さんもきっとそう思ってるよ。」
「この街ではお兄ちゃんは只の村人Aなの。」
が口癖のしおりちゃん・・・ホントお兄ちゃん思いの可愛い子です。
でもしおりちゃんはただ可愛いだけではありません。
かやのんという超高性能エンジンを積んでるんです。

これまで美親が第1線から退いていたのは、ロジカリストとしてのロジックカードを無くしてしまっていたから・・・
自身のロジカリストに関する部分のみポッカリと抜けてしまっていたのでしょう・・・

でも美親のロジカリストとしてのロジックカードが見つかったとしたら・・・?
この世界を守るために必死でロジックカードを探したアテナの努力・・・
兄が第1線の乗り込むのを必死で拒もうとするしおりちゃん・・・
ロジカリストとしての美親・・・人を助ける事に一点の曇りもないその信念に共感し共に戦いたいと告げるアテナの決意・・・
どれも純粋で本物・・・そして何より思いが溢れているので、見ている方はもう堪りません。

そして・・・ここしかないという最高の場面でかやのんの超高性能エンジンが唸りを上げるんです・・・
私の涙腺はかやのんの演技に全く抵抗できませんでした^^;
ホントこの手の演技をしたらかやのんの右に出る人っていないんじゃ・・・と思えるくらい迫真の演技が抜群でした。
こうして、美親は再びロジカリストとして生きることを選択し・・・物語が動いていきます。

美親は、警察特殊機関ALCA(アルカ)という組織に所属する事になるのですが、この機関には既に3人のロジカリストが女神とパートナーを組んで魔神と戦っていました。
ここからは超豪華声優陣のオンパレードです。

この作品における私の一推しはアテナ・・・容姿も然ることながら、そっと美親に付き添うあの立ち位置が良いんですよね〜(//∇//)

ロジカリストと女神の組み合わせ・・・盟約者が見つからない苦悩・・・
またロジカリストの中でも心に闇を抱えたモノなど、引き込まれる要素が盛りだくさんな内容になっていると思います。
彼らのロジックが何を選択していくのか・・・本作の見どころだと思います。

オープニングテーマは、小野賢章さんの「STORY」
エンディングテーマは、新田恵海さんの「盟約の彼方」
どちらも甲乙付け難いほど良い曲だったと思います。
敢えて言うと・・・メロディアスなエンディングの方がより好みかもしれません。

1クール12話の作品でしたが、最終話放送直後にアニメの新シリーズ始動との発表がありました。
ここまででも物語的には十分纏まっていましたし、区切りも良かったと思います。
それでもこの作品をまた視聴できると思うと嬉しい限りです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

中2病というより、小5病(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
トレーディングカードの世界観を下敷きにしたバトルモノのアニメ(多分)。

Wikipediaからあらすじ→「L.C.922年、神話の世界テトラヘヴンの魔神達が人間界セプトピアへと襲来。警察特殊機関ALCA所属の若き定理者達は」、、、って、いや、日本語で良いから(苦笑)

まあ、そんな感じで、終始、よく分からないアニメでした(汗)


《以下ネタバレ》

【視聴断念(1~3話、7話、最終話のみ視聴)】
{netabare}
第1話は、原作(トレーディングカードゲーム)をプレイしていない人にとっては、ワケノワカラヌ単語連発でしんどかった。「ロジック(論理)」という、聞き覚えのある単語を(よくわからない文脈の中で)使うことで、逆に分かりにくくなった印象。

この、アニメ乱立時代。それだけで1話切りされたって、文句言えないよ?

一応、3話まで視聴したが、そこで断念。第2話のあざとい説明回はともかくとして、3話も大して変わんなかったんで。

目立った悪さはない気がするんだけど、3話連続で寝落ちしてしまった作品w 理由はなんだろう?

動かない絵(特に背景)、中2病というより、小5病的とも言えるワードの連続。

色々ぶっ飛ばして最終話あたり、チラチラっと見たけど、なんだあれ? 敵はT.M.Revolutionさんだったのかな? デビュー20周年だからサービス出演なんですね? 分かります(笑)

なんだろう? 子供向けのアニメなのかな?
{/netabare}

【余談~ 7話だけ面白いと聞いて ~】
{netabare}
他の方のレビューを観ていて、「7話だけ神回」との表記が気になり、7話だけ視聴。ああいう日常回がメインなら、確かにもう少し楽しめたかも知れませんね♪ なんの脈略もないのに、からあげをあんなにエロく食わせるとは、恐れ入りましたw 脱衣場のサービスカットに男同士の壁ドンw 子供向けのアニメって言って、ごめんなさいm(__)m もしかして、ゲーム会社からの要求と、制作のやりたいことに、食い違いがあったのかな?

ふと思いましたが、ラクエンロジックにおける、「ロジック」=聖闘士星矢の「コスモ(小宇宙)」的なことなのかな? 違うか? 違うな(笑)
{/netabare}

【余談~ てか、1話冒頭の方が、、、 ~】
{netabare}
また他のレビュアーの方が書いていることで、まったくの同感なのですが、第1話目の最初のアニメの方が面白そうです(笑) むしろ、あのまま「萌え遊戯王」にしちゃった方がヒットしたんじゃ(笑) もしくは、カードの中と外の世界を交互に見せていくのも新しかったかも。おもしろいかは別としてw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

66.4 23 神様で恋愛なアニメランキング23位
怪盗セイント・テール(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (86)
516人が棚に入れました
聖(セント)ポーリア学院に通う羽丘芽美は、マジシャンを父に持つ中学2年生の少女。しかし夜になると自らが住む聖華市に出没する怪盗セイント・テールになって巧妙な詐欺や窃盗で巻き上げられた金品を盗み、本来の持ち主に返す。学院礼拝堂の見習いシスターにして情報アシスト役のパートナーの親友・深森聖良と共に、犯罪被害に遭った「迷える子羊」達の救済に走っている。警察さえ手玉に取るセイント・テールを追うのは、クラスメートの天才少年・アスカ.Jrこと飛鳥大貴。彼は市長より特命を受けた、セイント・テール専任捜査官なのだ。最初は生意気なアスカ.Jrに怒り心頭に発した芽美だったがその想いはやがて微妙なものへと変化していき、徐々に彼がセイント・テールを追う真摯さに心惹かれていく。

声優・キャラクター
櫻井智、井上喜久子、岡野浩介、こおろぎさとみ、森川智之、永島由子、大塚明夫
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「私を追いかけて掴(つか)まえて」

◆女の子の「追いかけて」願望をストレートに描き出した'90年代の良作

本作のヒロインは、{netabare}日本のどこかの港町にあるミッション系スクールの中等部2年に在籍する髪の長い少女{/netabare}で、神様への祈りで変身すると、その長髪が「ポニー・テール」になるので「セイント・テール(聖なるしっぽ)」という渾名(あだな)がついています。

彼女をサポートするちょっと変人っぽい同級生の少女や、{netabare}彼女を追いかけているうちに恋をしてしまう{/netabare}同級生の少年が、サブキャラとして大活躍する、という点で、今期から新章の始まった『カードキャプターさくら』とちょっと似ています。
(※そういえば、キャラクターデザインもちょっと似ている感じですね)


◆「変身(魔法)少女」と「怪盗(義賊)」の良好なコンビネーション

先にレビューを書いた『神風怪盗ジャンヌ』の方が、ヒロイン(ジャンヌ)を取り巻く世界観のチグハグさが目立ったのと比べると、ジャンルのよく似た本作の方は、

(1) アニオリ展開が多いこともあって、シナリオ自体は終盤までマンネリ気味ですが、
(2) 世界観が「ミッション系スクールに通う少年少女の物語」として綺麗にまとまっていて、

・・・その分評価が高くなりました。

(3) 古い作品にも関わらず、作画崩壊がほぼなく、キャラデザ秀逸、OP/EDとも印象的、そして最終回を綺麗にまとめた点、も個人的にそれぞれ高評価です。

芽美&アスカJr.の二人の《関係変化》に軸をおいた本作の一貫した展開は、さくら&小狼の物語には叶わないけど、やはり'90年代を代表する同級生&少年少女のファンタスティックな恋物語の一つ、といっていいのではないでしょうか?


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ       立川恵(『なかよし』1994年10月-1996年10月連載)
監督          鍋島修
シリーズ構成      飯岡順一
脚本          藤田伸三、大川俊道、米村正二、日暮裕一、いとうなおこ他
キャラクターデザイン 立川恵(原案)、阿部純子
音楽           松尾早人
アニメーション制作  東京ムービー {/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
*第??話*はアニメ・オリジナル回(全部で19回=19/43=44%強)

============= 怪盗セイント・テール (1995年10月-1996年9月) ===========

 - - - - - - - - - - - - OP「時を越えて」、ED「純心」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 登場!キュートな大泥棒!? あなたのハート盗みます ★ アスカJr.の怪盗セイント・テール専任捜査官任命
第2話 素敵なライバル! アスカJr.  ★ 
第3話 芽美の恋人はハリネズミ!?  ☆ ルビィ(マスコットのハリネズミ)登場
第4話 ウェディングヴェールは大嫌い ★ 
第5話 幸せ伝説!? 時計台の大騒動 ☆ 
第6話 強敵現る! 転校生リナ ☆ 高宮リナ転入(聖ポーリア学院中等部2年)
第7話 涙!なみだの初ランデブー!? ★ 
第8話 ピンチ!落とし物にご用心 ☆ 芽美への怪盗疑惑(高宮リナ)
第9話 コンテスト会場は大混乱! ★ 
第10話 告白…しちゃった!? ★ リナの疑いが一旦収まる
第11話 スクープ写真で学院祭大騒動 ☆ 新聞部のお騒がせ少年(佐渡真人)登場
第12話 仰天!大トカゲのサンタ!? ★ 
第13話 神秘!ローザ王女の鏡 ☆ 
*第14話* 愛と涙のプラットフォーム ☆ ※以降しばらくアニオリ展開でマンネリ気味
*第15話* 宝石泥棒を追え!名犬リトル ☆
*第16話* 中華の鉄人を盗め! ☆
*第17話* バレンタインのハート泥棒!? ★
*第18話* さわると危険!超電流の罠 ☆
第19話 彗星大接近!地球最後の夜!? ★
*第20話* 幻の怪鳥の卵を取り戻せ! ☆
*第21話* 思い出のハーモニカを盗め! ★
*第22話* UFO現る!? 町は大騒ぎ! ☆
第23話 ニセ予告状!? 秘密の香水の罠 ★ 
*第24話* 許せない! ☆ {/netabare}

 - - OP「明日へと駆け出してゆこう」、ED「Up Side Down -永遠の環-」 - -
{netabare}
*第25話* 強敵!エリート女刑事と対決 ☆ 
*第26話* 芽美が大富豪の息子と婚約!? ★ 
第27話 美少女アイドルを救え! ★ 高宮リナの芽美追究再び
第28話 市長の陰謀!白鳥を盗め(前) ☆ 
第29話 市長の陰謀!白鳥を盗め(後) ★ 
第30話 正体がバレる!芽美危機一髪 ★ 
*第31話* 月の宝石を盗め! ☆ ※以降8回はマンネリ気味のアニオリ展開
*第32話* 女子マラソン選手の靴を盗め ☆
*第33話* 少女剣士の願い!名刀を盗め ☆
*第34話* サラブレッドを取り戻せ! ☆
*第35話* ”幸福の樹”を取り戻せ! ☆
*第36話* 自然の宝・美しき蝶を守れ! ☆
*第37話* 幻の名画!帰って来た女探偵 ☆ 
*第38話* 爆笑!ドタバタ探偵団大活躍 ☆ {/netabare}

 - - - - - - - - - OP (変わらず)、ED「夢みるメロディー」 - - - - - - - - -
{netabare}
第39話 ”白いイルカ”を海へ帰せ! ★ 
第40話 母の秘密!女怪盗の復しゅう ★ アスカJr.の告白
第41話 強敵!? かわいい悪魔のワナ! × 仙道真珠&怪盗ローズマリー登場 ※クライマックなのに脚本大味で残念
第42話 母の敵! ローズマリーの陰謀 × 芽美身バレ ※同上
第43話 最後の闘い!アスカを救え ★ ※ラストを綺麗にまとめた点は◎{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)18、☆(並回)23、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.8

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

懐かしい!!ピュアできゅんとするアニメです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

むかぁし観てました。
いつ頃なんだろ。中学生とかそのくらいですかね~?
昔過ぎて内容はほとんど覚えてなかったです。
そもそも毎週観てたのかもナゾです。

でも,それでも好きと言えるのは作品そのものの雰囲気もさることながら,電話ボックスのエピソード。
これだけはきゅんきゅんしたので覚えているのです。
アスカJr.は警察サイドで怪盗セイント・テールを追っかけているのですが,それが恋愛とオーバーラップするというか…。
捕まえるという目的だけなのかそれとも…どうなのっ!?ていうのと,
芽美ちゃんと怪盗セイント・テールが別人だと思っているアスカJr.とのこの
微妙かつ絶妙な関係がドキドキしました。
それが最もよく表れてるのが電話ボックスでのエピソードなのかなって思います。

あたしはその後,ミッションスクールに進学するわけですが,セイントテールの舞台のような雰囲気があるわけでもなく…。懺悔室とかね。
やっぱあぁいう時計台があったり大きい教会の鐘が鳴り響くような町って…ファンタジーですよね。
少なくとも日本ではない。

内容もほとんど覚えてないので大人になってから観直してみたんですが,途中で挫折…している途中です。
つまらないからとかではなくて,単に長いから(^-^;
それでその時気づいたんですが,OPって松雪泰子だったのですね!!
全然気付かなかった―っていうか,歌歌ってたんですね!!
良い曲なのでiPodに入れてしまいました★

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最強焦らしプレイ&最強宗教撲滅アニメ

ワン!ツー!スリー!!!
幼少期に、おもちゃ全部持ってるくらい大好きだった!
今更見直してみてるけど…何これめちゃくちゃ面白い。
電話ボックスの中のアスカJr.とセイントテールのやりとりが焦らし過ぎでゾクゾクしました…
くっつきそうでくっつけないこのもどかしい感じ、たまらないです!
この切なさは他に知らないですね。
素晴らしいです。

さて、30話まででとりあえず一旦休憩して、次の休みで最後まで一気に観ようと思います!

…最後まで見終わったので追記。
教会に参った人が修道女に失くしたものを相談・神様にお祈りする→修道女が参拝者の悩みを怪盗に他言→怪盗が失くしたものを取り返して参拝者に戻す→参拝者は神様が加護したと思い込む、目出度。
怪盗セイントテールは、最強の宗教撲滅アニメかもしれない。神様の力なんて存在しない、誰かが裏で動いている、というメッセージが込められているのだとしたら、マジパネェ。

アスカジュニアLOVE!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

56.2 24 神様で恋愛なアニメランキング24位
ハピネスチャージプリキュア!(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (94)
446人が棚に入れました
クイーン・ミラージュ率いる幻影帝国に侵略されている地球。それに立ち向かうプリキュア達は日々ニュースで取り上げられ、世界的に認知されており、少女達の憧れの存在だった。そうした中祖国ブルースカイ王国を幻影帝国から取り戻すためプリキュアとなった王女の白雪ひめ / キュアプリンセスは戦いを挑むが連戦連敗の日々を送り、既に活躍するキュアフォーチュンからも叱責を受ける状態だった。

ぴかりが丘にすむ中学2年生の愛乃めぐみはプリキュアに憧れる少女で、困った人がいると放っておけない心の持ち主。そんな彼女が商店街に買い物に行くと頭に小さな石が当たる。それは地球の神・ブルーがひめのプリキュアとしての仲間を探すために与えた「愛の結晶」だった。ひめはそれを「これが当たった子が友達」と高いところから投げ、当たっためぐみと話そうとする。

そうした最中、サイアークが現れ暴れだす。ひめは変身するもやはり歯が立たない。ピンチとなったその時めぐみが立ちはだかり、ひめを助けたいという気持ちが結晶に通じ、キュアラブリーへと変身、ひめと共に戦う事となる。

声優・キャラクター
中島愛、潘めぐみ、戸松遥、松井菜桜子
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

アリストテレス「愛とは、二つの肉体に宿る、ひとつの魂で形作られる。」 ラスボスとテーマさえ間違えなければ...!

緒言
{netabare}この世界の解決方法 『絶望なんて無い』
故に「みんな死ぬしかないじゃない!あなたも…私もッ!!」
って言うことも絶対無い

サムネ(アニメの絵)からハトプリ臭がしそうよりも、なんだか90年代っぽい描き方だ
変身したときのバリアジャケットが前と比べると黒を基調としてるから派手さに欠けるな
なのはやフェイトを基準にしてるのかもw
この世界に性悪説を加えたら面白いんだけどなあ~
性善説だと話に付加がかからないから

ついにシマ争いは10周年を記念することになる。
今度はどんな世界なのだろうか。後から増えるのだろうか。中の人は誰になるのだろうか。まどマギの如く魔法少女の常識を覆せるのだろうか。{/netabare}
放送10周年を記念してこれまでのプリキュア達がメッセージを2月からの放送時に伝えるそうだ。
これを機に中の人の登場作品追々を1話放送後に纏めようと思う。
「彼女ときたらこのキャラでしょ!」や、同作品で出演しているアニメ、一番下は近年演じているキャラにしたいと考えています。
また自分が気に入っているアニメキャラも含ませます。
人によっては目障りだと思ったり、見飽きたと思ったとしても見ていて貰いたい。

ニコ動での記事
{netabare}テーマは恋とおしゃれ、やっぱりハトプリの再燃かも
尚、戦闘中にフォームチェンジをするそうだ。

そうだ大事なことを言わないと
この世界ではプリキュアの存在が既に知られているのだ。
前のプリキュア「は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?」

世界にもチームが存在している。うそーん、数の暴力じゃんwww
これだけでも「訳が分からないよ」www同時に常識を少し破っているよ...

オマケに悪役はまたしても不幸をモットーとしている...でもメビウス様は機械だったのに対してラスボスは女王のようだ
これはフレプリのオマージュも含んでるな{/netabare}

登場声優
{netabare}ちょ...
ラブリーさんがランカ・リーさん(沙倉さん)だとお!!「けんぷファー」で馬鹿げた悪役やった後、音楽活動無期限休止を宣言してからこれだよ!!

プリンセスさんは今のゴン=フリークス(蟲奉行様)か...でも深夜にはちょこっとしか出ていないのか、ナルトを演じている竹内さんみたいだな

それよりも後から参戦するフォーチュンさんはアスナさん(ララさん)だって!!これは夢だよ!夢以外の何物でもないwww
だが黄色の子が気になるな...誰になるんだろ?10,20代のルーキーなのか30代の中堅なのか{/netabare}

これまでのプリキュアソート(☆は代表キャラです)2004~2014まで
{netabare}最初はやっぱブラックさんでした 声:本名陽子
機動戦士ガンダム00:スメラギ・李・ノリエガ☆
ダンボール戦機WARS:キャサリン・ルース
実はジブリ作品である「耳をすませば」の主人公である月島雫の声もしていました。かなり稀有な声優です

次はまさかのドリームさんだと!? 声:三瓶由布子
交響詩篇エウレカセブン:レントン・サーストン
聖痕のクェイサー:サーシャ / アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘル☆
団地ともお:木下友夫
「けってーい!」もいいけど「奮えよ!畏れと共に跪け!!」
がいいんだよ中二病的にwwwゴールデンでは言えないけど
ゴールデンでは絶対禁止のソーマ吸いはともかく、レントンは宇宙一恥かしい告白をしたんだから互いにお相子かも
ともおは常にハイテンションですwww
映画込みで34人いるから次は誰なのか期待値が上昇するわ

今度は朝ズバッのパッションさんか 声:小松由佳
パンティ&ストッキングwithガーターベルト:スキャンティ
機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-:キッカ・コバヤシ☆
みのさんが降りたとしてもナレは続いています
現在は
知っとこ! 「世界の朝ごはん」のナレをしています
自分はここでちょっとテンション↓...まあ気にしないでいこう

おお!
次はリンディさん基いムーンライトさんじゃないか! 声:久川綾
美少女戦士セーラームーン:水野亜美/セーラーマーキュリー
魔法少女リリカル☆なのは:リンディ・ハラオウン☆
這いよれ! ニャル子さん:八坂頼子
少しテンション↑ああそうだ今年の7月にセーラームーンが帰還します
(声はピースさん)
また3DSとWiiUスマブラのパルテナ様も演じています。購入する人は要チェックです

おおおおおおおおおおおおおお!!
今度は宮藤さん!!じゃ無かったwwハッピーさんだ!! 声:福圓美里(福ヘッド)
またテンション↑↑
ストライクウィッチーズ:宮藤芳佳☆
To LOVEる -とらぶる-:金色の闇
ロザリオとバンパイア:黒乃胡夢
僕は友達が少ない:志熊理科
ガールズ&パンツァー:角谷 杏
「輝けええええええええ!!」も悪くはないが、やっぱ「よくもリーネちゃんをおおおおお!!」が印象に残るな。それと「ユニバァァァーーーーース!!」もwwwwwww
これがプリキュアにおける叫びの核弾頭2代目です
それとブロッサムさんのスマイルギャングにも出ています
まだ出演作品あるけど最低限にしておこう。それと5人ごとに括ります{/netabare}

{netabare}今日はイーグレットさんか 声:榎本温子
彼氏彼女の事情:宮沢雪野
カードファイト!! ヴァンガード:先導エミ☆
もっと他にも台頭して貰いたいな。特に書くことないから
アカン、またテンション↓・・・この繰り返しかも
ブルームさんは何時?

むーーアクアさんか・・・ 声:前田愛
金色のガッシュベル!!:大海恵
ぬらりひょんの孫:花開院ゆら☆
まあ彼女はトリコ(置鮎さん)と結婚なさったからなあ
夫の活躍は2014年3月までだし、もっともっと台頭してもいいんだけどなあ
はあ・・・豪華声優が出ない・・・深夜アニメに多く出る子は後からかも

神回はまさかのパインさんでしたwww 声:中川亜紀子
金田一少年の事件簿:七瀬美雪☆
2014年分の金田一さんは無事に消化しました
深夜勢は後からだなあ・・・

野球開幕しました。とりあえずプリキュアを纏めて後から観賞します。
おーー!リズムさんだ! 声:折笠冨美子
あたしンち:立花みかん
最終兵器彼女:ちせ☆
明日のナージャ:シルヴィー・アルテ
金色のガッシュベル!!:シェリー・ベルモンド
コードギアス 反逆のルルーシュ:シャーリー・フェネット
BLEACH:朽木ルキア
彼女はゴールデンが多めです。深夜だと悲劇のヒロインの印象が強いんだよなあ...ちせもシャーリーも...
最近では「黒魔女さんが通る!!」のチョコ〈黒鳥千代子)をやってました
もうゴールデン多め⇒深夜多めと声優が決まったかも

yahoo!!!!ブロッサムさんキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!  声:水樹奈々
今年の新曲絶対買いますからこれからも頑張って!!!!またT.M.さんとコラボしてくれないかな...
チケット欲しさにポテチ大量購入事件や奈々さんの喉炎症もあったなあ

魔法少女リリカルなのは:フェイト・テスタロッサや雷刃の襲撃者等
ロザリオとバンパイア:赤夜萌香
DOG DAYS:高槻七海とリコッタ・エルマール
BLOOD-C:更衣小夜
戦姫絶唱シンフォギア:風鳴翼
めだかボックスアブノーマル:安心院なじみ
魔法少女やって吸血鬼やって女剣士やってSAKIMORIやって悪平等やって
今はアンジュ☆と呼ばれる全てを失ったノーマを演じている。
「お前が死ねえええ!!」と「殺せるものなら殺してみろ!」と「生きる価値のないクズめ...くたばれぇ!!」を刻ませて貰いました
BRIGHT STREAMやVitalization、月煌ノ剣もいいけどやっぱ革命デュアリズムがスルメ曲っすよwww禁断のレジスタンスもいいわ
そうだ、永久語りも忘れるなかれ

例え「歴代最弱のプリキュア」という烙印を押されようと歌声は最強です
これが「陽の歌姫」だ。他は「陰の歌い手」でいいかもしれません
ハトプリ'sは残り2人{/netabare}

{netabare}「リア充は爆発しろ!!」のマーチさんキタ━━━\( ゚∀゚)/━━━!!!!! 声:井上麻里奈
貴女は家族を失いそうになったとき、孤高になりかけた顔を覚えている
孤高になっても生きている人はごまんといることを忘れるな
魔法少女リリカルなのはStrikerS:エリオ・モンディアル
天元突破グレンラガン:ヨーコ・リットナー
セキレイ:月海
IS 〈インフィニット・ストラトス〉:ラウラ・ボーデヴィッヒ☆
僕は友達が少ない:三日月夜空
デート・ア・ライブ:夜刀神十香
進撃の巨人:アルミン・アルレルト
2014は「魔法科高校の劣等生」の渡辺摩利をやって、それと作家で大きいハサミも持っていたな。ただし胸は貧乳が多め
彼女は他の作品でかぶるのが多いんですよ。ドSなヒロインや男役もやってるから。
声優って無限の可能性がある&どんなキャラでもソツなくこなす必要があるんですよ
連続で豪華声優嬉しいな^^

おっ、折れなかったハートさんじゃないか 声:生天目仁美
貴女の不屈、後世へ受け継がれるだろう
それと彼女結婚しました
灼眼のシャナ:『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー☆
無敵看板娘:鬼丸美輝
一騎当千 Dragon Destiny:関羽雲長
侵略!イカ娘:シンディ・キャンベル
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。:沙織・バジーナ
近況ではワルキューレ ロマンツェの龍造寺茜をやってました。
そういえば黒森峰の副将、逸見エリカだったな
それと桂雪路もね、最近じゃあハリマロンをやってます

おやおや、ミントさんですか 声:永野愛
キューティーハニーF:如月ハニー☆
彼女もゴールデンに偏ります、でも主要で頻繁には出ていないんだよね。波が激しいな最近

今日は誰?じゃなくて放送500回記念メッセージでした
こんなにも戦い続けたんだな
生き様はいつまで続くのだろうか

おお!!初代叫びの核弾頭メロディさんだ!! 声:小清水亜美
貴女の叫び後世に語り継がれようぞ。これがハッピーさんに受け継がれるんだよな
明日のナージャ:ナージャ・アップルフィールド
コードギアス 反逆のルルーシュ:カレン・シュタットフェルト
ストライクウィッチーズ:シャーロット・E・イェーガー
DOG DAYS:レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ
Persona4 the ANIMATION:天城雪子
キルラキル:纏流子☆
彼女はサブヒロインの扱いが多めですが、流子は本気でメインだからねwwwこれ凄くラガン臭がするからおもしれー
「貴様ーーー!!!!」と「私は生命戦維の化けもんだあああああ!!!」を刻ませて貰いました。そういえば麻雀打ってたり、化け猫もやってたな
クロスアンジュにもいます、スイプリ'sは残り2人{/netabare}

{netabare}yahoo!!「地獄のホットラインって知ってる?」な筆頭
ベリーさんキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! 声:喜多村 英梨
BLOOD+:音無小夜
魔法少女まどか☆マギカ:美樹さやか☆
偽物語:阿良々木火憐
這いよれ! ニャル子さん:八坂真尋
ガールズ&パンツァー:ダージリン
閃乱カグラ:焔
超次元ゲイム ネプテューヌ:ユニ / ブラックシスター
名台詞の象徴と言っていいかもしれない彼女
まどマギの劇場版叛逆ではまさかオクタヴィアを操るとは思っても無かったwww
焔はやっぱ六ノ爪を持ったらBASARAの筆頭と酷似するんだよこれが
何気にBLOODシリーズでは奈々さんと一致する、クロスアンジュにもいます
「シャイニングラブエナジーで抹殺よ!」はもうwwwwww
歌う曲もいいのが揃ってます
自分は「紋」が気に入っています。

「だってばよ!!」のルージュさんだ! 声:竹内 順子
彼女は絶対深夜には赴きません。なんでだろう、製作者の都合だと思うし、イメージダウンさせないためだと思う。
最後の映画ではヒナタ(ブロッサムさん)と・・・
HUNTER×HUNTER 1999年ver:ゴン=フリークス
NARUTO -ナルト-:うずまきナルト☆
おねがいマイメロディ:クロミ
イナズマイレブン:円堂守
Yesプリ'sは残り2人

この世界のアニキ、ピーチさんキタ! 声:沖 佳苗
RD 潜脳調査室:蒼井ミナモ
戦国乙女〜桃色パラドックス〜:長宗我部モトチカ☆
デジモンクロスウォーズ:天野ユウ
イース(パッションさん)との殴り合いは「これ朝にやる!?」って感じだったなあ。少しだけ常識を破ったプリキュアです
でも他の作品ではあんまり主要として出てこないのは何故
これでフレプリ’sは全員集合!

出たか、くぎゅううことエースさん!! 声:釘宮理恵
灼眼のシャナ:シャナ
龍が如くシリーズ:澤村遥
ゼロの使い魔:ルイズ・フランソワーズ
とらドラ!:逢坂大河
ハヤテのごとく!:三千院ナギ
ロザリオとバンパイア:白雪みぞれ
THE IDOLM@STER:水瀬伊織
這いよれ! ニャル子さん:ハス太
緋弾のアリア:神崎・H・アリア☆
Persona4 the ANIMATION:久慈川りせ
「ばきゅーん!」=天破活殺でいいwww
有名アニメと声優が被るアニメで納めておきます
貴女のツンデレはアニメ界を震撼させてくれた。その声は後世に語り継がれるべきだ
ダークレモネードから出世したからなあ・・・アイドルもしていることも忘れては困ります
ツンデレはいつまで続くのだろうか?
ドキプリ'sは残り3人

おおおお!!イケメンのサンシャインさんだ!! 声:桑島法子
CLANNAD -クラナド-:坂上智代☆
バンブーブレード;宮崎都
ソウルイーター:メデューサ
ケロロ軍曹:日向冬樹〈2代目〉
智代さんの1000発キックが非常に印象に残るなあwwwそれと都のドSも
ああそうだ、他界した川上さんの代わりに冬樹の声を受け継いだんだっけ・・・5シーズンの途中からなあ
クロスアンジュにもいます(実は重要キャラです)
ハトプリ'sで残ったのは自信過剰のアイツかwww{/netabare}

{netabare}「西住流に逃げるという道はない」だから「ねっぷねぷにしてやんよ~!!」なルミナスさん
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
声:田中理恵
ハヤテのごとく!:マリア
ストライクウィッチーズ:ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ
侵略!イカ娘:相沢千鶴
ガールズ&パンツァー:西住まほ
超次元ゲイム ネプテューヌ:ネプテューヌ / パープルハート☆
ローゼンメイデン:水銀燈
やっぱ声のギャップが激しいんだよなこの人
千鶴さんは怒らせちゃあいけないし・・・
まほは真面目な声だし水銀澄も同じだし
やっぱねぷてぬの可愛い声が希少なんだよね~
初代で残ったのは...

貴女に道よりも客観を与えたい。ビューティさんです 声:西村ちなみ
おじゃる丸:坂ノ上おじゃる丸(2代目)2001年~
円盤皇女ワるきゅーレ:ハイドラ☆
AIR:神奈備命
ポケットモンスターシリーズ:ジュンサー、サトシのワニノコ等
彼女はポケモンで非常にお世話になりました。そしてダークドリームから出世したのも忘れてはいけません
スマプリ'sは残り2人

神回2回目
ブルームさんやっと出ました 声:樹元オリエ
ながされて藍蘭島:しのぶ☆
ひとひら:麻井麦
彼女はピーチさんと同じくぜーんぜん主要で出ていないんだなこれが...
スプラッシュ's全員集合致しました

今のポケモンにいるレモネードさんか 声:伊瀬 茉莉也
緋弾のアリア:峰理子
ベン・トー:槍水仙☆
HUNTER×HUNTER(第2作):キルア=ゾルディック
ポケットモンスター XY:ユリーカ
彼女は深夜によく出ています、ただし脇が多め
そういえば貴女はサンダース学園のファイアフライの砲手だっけ(初見じゃわからん)
ここで残ったのは千里眼日記の・・・

「もう一声~」ことダイヤモンドさんか 声:寿美菜子
けいおん!:琴吹紬
とある科学の超電磁砲:婚后光子
魔乳秘剣帖:魔乳千房☆
そういえば魔乳さんとサーシャって制作会社がおんなじなんだよねー
互いに描写が濃い故に親戚扱いしてもいいかもww
(だが見るには耐性が必須、俺はクェイサーのみ消化しました)
ドキプリ'sは後2人{/netabare}

{netabare}「舞準じちゃ~う♥」のビートさんや 声:豊口めぐみ
ポケットモンスター ダイヤモンド&パール:ヒカリ
バンブーブレード:千葉紀梨乃
IS 〈インフィニット・ストラトス〉:織斑千冬
プリンセスラバー!:シルヴィア=ファン・ホッセン
戦国乙女〜桃色パラドックス〜:織田ノブナガ
マクロスF:クラン・クラン
閃乱カグラ:春花☆
何気にポケモンにも出ていました。当時気づかなかった
プリキュアってドSな女王様役もやれるんだなあ~
春花の声が脳内再生されたのは気のせい?
何度も言うけど声優って無限の可能性があるんだな
彼女は能登麻美子、水樹奈々とは今でも交流が続いています
ここで残ったのは火薬使いの彼女か

Year!!ロゼッタ殿キタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!! 声:渕上舞
彼女が声優になろうと思ったきっかけは高校時代に友人の勧めで水樹奈々のDVDを観て感激したことによるものなんです(流石歌姫や、作品は違えどプリキュアになれて良かったね)
おおかみかくし:朝霧かなめ
ガールズ&パンツァー:西住みほ☆
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-:イオナ
桜Trick:池野楓
隊長!アンツィオ戦のOVAとDVD全部買いやしたぜ!!&劇場版も待ちやすぜ!!
ここで残ったのはマクロスの・・・

なんや、自信過剰のマリンさんか 声:水沢史絵
ダイバージェンス・イヴ:キリ・マリアレーテ☆
お伽草子:源光
彼女もあんまり台頭していません。奈々さんみたいにもっと出てきてもいい
それでもドリームさんを演じた三瓶さんとは親しく、それまで少年役ばかりだったことに加え、トップクレジット且つボーイッシュでない完全な「女の子」的キャラクターでの起用だった為に、報告を受けた水沢は思わず「はっ、あんたプリキュア! しかもセンターでピンク? ないない!」と返し、その後もプリキュア役をネタに三瓶さんを弄ることが多かったというエピソードが残っています。
ハトプリ's集合致しました

キタ(゚∀゚) !!!!! ピースさん!! 声:金元寿子
貴女の絶望顔は一時期象徴となった。しかしBEMANIで例えるとADVだと思う(自分がADVでビビるのは弐寺とpop'nとGITADORA、皆はどこでビビる?)
もし「絶望が無い」と分かったら安心するのだろうか?
本当の絶望は琴浦さんの方がもっと上だと思う。BEMANIだとEXTだと考えるから。ファンタジーの絶望は生温い、日常の方が重いことを子供達は知らないのだろう。しかし真鍋君の欲望のおかげで世界を変えることができた。一誠みたいに表に曝け出す欲望に敬意を払うべきだ。
あ、イカちゃんはBSCでwww
貴方は人外介入のあるなしで絶望の頻度を決めますか?
侵略!イカ娘:イカ娘☆
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト:カナタ〈空深彼方)
これはゾンビですか?:トモノリ
ガールズ&パンツァー:カチューシャ
琴浦さん:琴浦春香
閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-:叢
叢の声カッコいいんだよね~~お面外すと元通りだけど(カグラ's揃ったな)
最近では俺修羅で中二病を演じたり、河合荘に腹黒大学生としておったな
ここで残ったのは関西弁のアイツか

出たな、千里眼日記のローズさん 声:仙台エリ
未来日記:春日野椿〈6th〉☆
ガールズ&パンツァー:カエサル〈鈴木貴子〉
大図書館の羊飼い:鈴木佳奈
カエサルはOVAではよく喋りますので
もしプリキュアの世界で未来日記が適用されたらどうなるのだろうか?皆Dead EndになったらそれでHappy Endなのだろうか?
Yes'プリ'sはこれでお終い、そろそろラスト{/netabare}

{netabare}関西のサニーさんか 声:田野アサミ
トリコ:リン☆
獣旋バトル モンスーノ:ビッキー
貴女はゴールデンで輝くか?それとも深夜に染まるか?
デビューしたなりだ。今後に期待しよう
スマプリ's終わりました

急に歌うよ~♪のソードさんだ 声:宮本佳那子
エウレカセブンAO:アラタ・ナル☆
まんがーる!:佐々山はな
戦闘の最中歌いだした唯一のプリキュア、これがハニーさんに受け継がれる
ブロッサムさんも歌って欲しかった・・・
あっそうだYes!プリキュア5で本人としてゲスト出演したんだっけ
彼女も台頭したばっかり故、今後に期待する
ドキプリ's Complete
あっと三人、あっと三人

紫陽花玉!のミューズさんだ 声:大久保瑠美
彼女は七森中☆ごらく部の一員で「(イベント等で)私が何を言っても『黒い』『あざとい』『しょっぱい』って言われるんですよ!」と発言しており、腹黒ピンクとも呼ばれているんだww
ゆるゆり:吉川ちなつ
戦国コレクション:“小悪魔王”織田信長
ムシブギョー:火鉢☆
さばげぶっ!:春日野うらら
深夜に台頭してるのが多いんだよね~でもムシブギョーはゴールデンだから勘違いしないで
スイプリ's finale
次はどっちだ!?

そうだよな、待ってたぜ!ホワイトさん!! 声:ゆかな
フルメタル・パニック!:テレサ・テスタロッサ☆
コードギアス 反逆のルルーシュ:C.C.
魔法少女リリカルなのはStrikerS:リインフォースII
セキレイ:風花
IS 〈インフィニット・ストラトス〉:セシリア・オルコット
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-:コンゴウ
最後のトリだ、とにかく被るのを集めたぜ!!
それでも劇場版2作目の黒歴史の演技は本気だったのは認めよう
そうだ、オルコットさんの料理は食わないでね・・・

これでレギュラーは全て揃うことになった。2015年以降は他アニメのレビューに入れます
声優があってこそのアニメだと自分は考えているが皆はどうだろうか
これまで子供達のために拳を握り続けてきたプリキュア達
でもアニメには年齢の垣根は存在しないのではないかとも考えるようになった。未来の子供達に幸あれ・・・
それと2014年に放送されたクロスアンジュ
2012年のガールズ&パンツァーにはプリキュアが多めであることが分かりましたwww
ああそうだ、ポケモンにもいますのでwikiで探してみてください{/netabare}

あれ?誰か忘れてない?
{netabare}出てこなかったのでエコーさんを纏めます。声:能登麻美子(石川のミッション出身)
ケロロ軍曹:アンゴル=モア
地獄少女:閻魔あい
CLANNAD -クラナド-:一ノ瀬ことみ
乃木坂春香の秘密:乃木坂春香
花咲くいろは:輪島巴
フリージング:サテライザー=エル=ブリジット
ノーゲーム・ノーライフ:フィール・ニルヴァレン
自分にとってはモアの「ってゆーか○○○○?」や閻魔あいの「いっぺん死んでみる?」が印象に残ってるな
交友には川澄綾子(セイバーさん)
生天目仁美(マージョリーさん)
渡辺明乃(リト君)
斎藤千和(ほむほむ)
豊口めぐみ(春花)
渡辺久美子(レジーナ)
水樹奈々(アンジュ)
新谷良子(沙英さん)がいます
あえて彼女はカウント外としておきます{/netabare}

1話 開幕から女王様に3人組www そして雑兵達が...懐かしく、嬉しい^^
{netabare}あのポコポコパンチは雲雀の!?そんな戦闘スタイルなゴン
この世界では既に奴らの侵略が始まっているようだ
でも何故か人は平和に過ごしている。なんかちょっとおかしいような...

開始早々アスナさんも出てきました。あの黄色い子の声は北川里奈、多分ルーキーでしょう、弁当屋をやってました。
台詞からこれまでのオマージュが...
魔獣召喚はハトプリ・ドキプリと変わらずでした
この世界で逃げるという言葉は似合わない...
さあ10周年だ。暴れ始めるぜ!沙倉さん!{/netabare}

2話~ 世界の説明はお約束&援軍キタ 関ヶ原まで簡潔に纏めます
{netabare}神に出会って驚いてらあww悪いが俺は神を信じません
半分だけアイキャッチが無くなってるのが嬉しいな、それだけでも数秒時間はとられます
やはり正体をバラすのは駄目なんだな。でも動じてやがるwwwww
それと魔獣のデザインがほとんど変わらないのが痛い・・・同時に恋の絡みが始まります。ああそうだ恋愛×だから

おいナマケルさん、日陰でマリオみたいに寝てんじゃねーwwwwwwwwwだから勝てないんじゃないのwwwwwwwww
それと雑兵を武器にしてはアカンwwwwww

いつものメンツが出てきたらどうしても
ま た か
って気分が出てくるのは気のせい?www
だからツッコむ所はカビじゃないからwwwwwwwwでも食品や粉製品に湿気は大敵です{/netabare}

8話 声はリンクする神回
{netabare}神回にまさかの増子さん!?そしてアスナさんがやってきます
おい、川から馬鹿がきたぜwwwwwwwwww
彼はオレスキーさん、声は佐助ぇ!!基いSAOの絶対悪・・・
ついにゴールデンで邂逅することに...この場所にキリト君を呼べば別世界における夢の対決が...
尚、ファンクラブの年会費は800円だwwwwwwwwwww
じゃあそろそろ過去を暴こうかプリンセスさん・・・貴女が悪を解き放ったのか?{/netabare}

9話~ また急に歌うよ~♪wwww
{netabare}また急にスーパールーキーは歌いますwwwwww
正体をバラすのは今度です

歌いながらの侵略って平和的だなーー(棒)
どこまであのスーパールーキーに対抗意識を燃やしてるんだホッシーワさんwwwwwwww
で、戦闘後にやっとスーパールーキーはバラすのです(だから気づけ)

そして彼女と戦う時は耳栓必須だから!!急に歌うのはともかく学習しろ!!ナマケルさんwwwwwww
でも歌って全て解決できるとは思わないで貰いたい
それと何を隠そう俺にとって歌っていいのは...貴女は「陰の歌い手」でいいんです{/netabare}

{netabare}はーーーーっ、精神攻撃は基本だけども
成長すればどうってことなくなるし、客観的に考えればそれほど怖くはないんです
でもちょ待て、またしても野球wwwwwwwフレプリじゃないんだからwwwwwwww
そして侍ジャイアンツでもないからwwwwwwwwww
真面目に戦えやwwwww{/netabare}

{netabare}何!?プリキュアハンターだと!?逃走中か?(嘘)
そしてはええwww速さが足りてるなwwwまたバインドも使ってきやがる
彼の名はファントム
声は豪炎寺ないしコブラージャじゃねーか。帰ってきやがって...

潮干狩り
奴はまたしても水から...wwwwwwwwwwそしてアドリブ上手wwwwww
おい、桑名の焼き蛤はブロッサムさんの台詞だぜ!www
今回楽しんでないか?どっちとも...世界観前の方が良かったかも{/netabare}

{netabare}今日は母の日
でも「こちらスネーク、任務を遂行する」
王国帰ったら兵士がごまんといやがった。かわして母さんに会いに行くか...
行って会えたけど拘束されていた。これはドキプリのトランプ王国を思い出すな
また会えることを願って...戦略的撤退!!

次はオレスキーさんが...あの台詞を...
そう「無駄無駄無駄!」ってDIOじゃないから!!wwwwwww

戦闘は動くけど最近描写が手抜きなのは気のせい?
それと叶えたい願いは「世界平和」
それだけでいいです。でもそれだと犯罪は全て無くなるのだろうか?桐生さんだったら何を願うのだろうか?
おっまたしても新製品&世界の謎解きか?そろそろ謎を解明しないと{/netabare}

20話~23話 最初の謎解きから神回
これまでのシーズンから可能性がある仮説を立てる
{netabare}プリンセスさん
貴女がパンドラの箱の闇を解き放ったのか?それともカワリーノさんの如く誰かに騙されたのか?王国の関係者がキラなのか?
フォーチュンさんの姉貴がラスボスの仮面をかぶっているとしたら固まった姉貴はドキプリの女王様と同じく幻影なのか?
まだ真相が分かってないんだ。怒るなフォーチュンさん!
それと逃げるなよ?
罪悪感を背負ったとしても謎を解くために拳を握れ
それで罪を償えばいいんだから

むーー抱き合ってるシーンや手を握っているところもあるからチョイ百合成分があるな

ファントムによって墓場に飛ばされたフォーチュンさん
貴女は誰のために戦う?
そして安定の課金アイテムである
一撃を喰らったファントムに現れたラスボス
貴女は何を語る?

とりあえずフォーチュンさんはどケチであることを伝えておこうwww
きり丸といい勝負できそうwww
話によると闇を解き放った際箱が呼んでいただと・・・?
不幸にも意志があるっていうことは・・・{/netabare}

後半~どう収束するのだろうか?
24話~
{netabare}合宿~~
そこで恋は揺れ動く・・・

あ、電車降りて二人ぼっちだ・・・どうなるどうなる!?
あとヤンキーがいっぱいwwwww
それはともかく
あ、惚れたな・・・
これはサンカクカンケイとなるか?修羅となるか?

でも胸のドキドキは嘘だったようだ(ああ、よかったよかった)

そうだ、ハワイへ行こう。でも氷づけにされていた(トロピカルフリーズの宣伝かい?)
困ったときはルーキーが作る飯に限るwww(ひだまり荘じゃないから)
幻影'sに新参が・・・!でもちょっとだけでしたwww{/netabare}

30話~
{netabare}さあ、そろそろ親父の財布が泣く季節かな?
やっぱミラージュの後ろに真のラスボスが・・・
そしてファントムも復帰です

待て、その前に恒例の偽物登場です(ダークラブリー)
考えずに突っ走る?そんなん他の主人公だったらそんな性格の奴がごまんといるぜ
人は役立つ?それとも役立たず?そんなんは「生きていれば」常に役立てるホントーにこの世界で殺しが適用されたら絶望なんてなくなるんだよねー
貴女はナツルさん(マーチさん)に一途になってりゃあそれでいいんですwwwwwww同性愛だろうとその執着は本物だったからな

新必殺技食らっても生きてたか、ファントム
それでいいんです

え?連れて帰ってきた!?&また歌ったルーキーだった
歌うのはともかく拳を握れwwwwww響や翼さん、クリスみたいになwwwwww
だがアンタが作った飯は美味かったぜ・・・

へ?フォーチュンさんにも恋だと・・・!?
貴女にはキリト君がいるじゃないですか!!www
悪いが三下(ザコ・モブ)との恋は・・・
あれ?またシャフト!?色が全然違う・・・それでも必要以上に踏み込まないのがAの世界なんです

どうすりゃあイノセントを発揮できる?考えな
人様に迷惑をかけたとしても思いは伝わる。ありがた迷惑でもいい。
人助けってのは本来は簡単だ。親切にすりゃあそれだけでいい
仕事でもそれは人助けもとい会社助けみたいなもんだから

次は恒例の文化祭♪ひめは初めてだからノリノリだなwww
そんでもって覚醒しました
残り2人、悪いがアンタに恋は似合わない・・・

えええええええええええええええええええ!!エコーさんが出ないだと!?
それはさておき、大森ごはんのターンです
例え配達の時間に五月蠅い人でもちゃんと感謝することが大切です
よし覚醒したな、なんだこの食育アニメwww{/netabare}

36話37話
{netabare}今日はめぐみのバースデー♪でも自分で手伝っちゃあアカン、じっくりと待つのも戦だと思います
願うんだったら自分と相手、どっちを取りますか?
母が病気でもそれで幸せか?王国は滅びたままで構わないか?
恋は-を生む・・・誠二・・・

えっ!?またしても偽物の登場だと!?
じゃねえ・・・あれは姉貴・・・
姉貴の声は小林沙苗
アクエリオンの紅麗花を演じてた{/netabare}

38話 桐生さん「やるのか・・・!」
{netabare}さあ、遊ぼうぜ・・・姉貴・・・
アンタを挫けば大ダメージだからなあ・・・
今日は動い取るから期待できるわ~
貴方の大切な人は誰?そして誰を信じて生きる?
それは自分で勝手に決めな
+は一瞬かどうかも決めな

そして、まーた急に歌う面々だった。
何でブロッサムさん歌わなかったんだ・・・
姉貴を助け出した
さあ、そろそろミラージュの後ろに控える本当のラスボスが動き出す・・・{/netabare}

39話 悪いが一緒に戦えねえ、ちょっくら米に行ってくるわ
{netabare}開幕早々腕に抱きつくなwww
一緒にプリキュアやらないのはゲームバランスが崩れるからだろうか?
悪いが決闘でケリをつけようか
ああ、やっぱ姉貴は越えられなかった

あのなあエネルギー弾撃ちまくって勝てると思うんじゃねえ
それと歌で尺を取るんじゃねえ

そういえばプリンセスさんの声ってフリージアとして七つの大罪におったんだ。でもこの週でディアンヌ(響)に潰された・・・やっぱ時代は巨人か・・・もっとデカくなれ{/netabare}

最終決戦・・・
{netabare}40話 さあ、終わりへ向かおうか
{netabare}これまでいろんなことがあった。恋のから騒ぎもな
プリンセスさんも変わったなあ・・・

今日は3人組がやってきやがった。
アンタらにとっての幸せは何だ?それは後から分かる
さあ、ファントムとケリをつけるか・・・{/netabare}

41話 ファントム最後の生き様 お前が言うなああああああああああああああああ!!
{netabare}さあ来いよ・・・もう年末に入っていないまま最終決戦だから長期戦の様相だな
生きて帰ってこい
全てはテメーがミラージュを愛しなかったのが悪いんだッ...!!
だから悪党に利用されるんだよぉ...!!{/netabare}

42話 VSザ・トリオ  
{netabare}争うレベルが低いなwwwww特にハニーさん
これだったらクロスアンジュの方が面白いしwwww
は?己のためだけに戦う?そんなんはもう古すぎるんだよ...
テッペンに立って楽しいか?自由においしいもんを食って楽しいか?
人の-の感情を見て楽しいか?
時代は変わらないといけねえんだ
最上階、そこにミラージュはいた
さあ、殴り合いを始めるか・・・{/netabare}

43話 燃え尽きても構わねえ生き様
{netabare}グミ弾撃つんじゃねえ
悪いな誠司、アンタはいらん駒や
だってラブリーさんは神を好きになってしまったんだから・・・
-だろうと+だろうと正しいのは自分で決めろ
ミラージュ、アンタのマジを見させてもらった・・・この部分はキルラキルだったし、十分動いとった。grate
そして歌が解決してくれる

さあ、本当のラスボスよ、動きだせ・・・
アンタが10周年の集大成だから・・・{/netabare}{/netabare}

ホントの最終決戦・・・
44話~ 赤い彗星(声:はたけカカシ)は新世界を創るため動き出す
{netabare}お、誠司とデートか?それとスケートって宣伝だな~
だが神とミラージュが幸せになったことで、めぐみは悲しみを背負った・・・
他人の幸せと自分の幸せは違う・・・ならばシャーデンフロイデを実行するのみ・・・!自分が不幸で相手が幸福ならばそれを反転させてやる・・!

怒り・憎しみの力で解決できるならなあ!!
また新世界を創造したかった
アンタはミラージュの代理人を探していたんだからな
だがプリキュアが怒りの力を持つのはタブーなのがこの世界
さあラスボスとして誇りを掲げよう・・!!
ジャアクキング、ゴーヤーン、カワリーノ、館長、メビウス、デューン、ノイズ、皇帝ピエーロ、プロトジコチューを超える10年をぶつけてやる・・・!!

クリスマス
ついに悪の誇りを纏った誠司
さあ、最後だ!!{/netabare}

46話 これは何を得るための戦いなのだろう
{netabare}愛が愚かなのかは自分で決めな
人一人のために愛を使うか?
憎しみで解決できるのは深夜の面々だけでいい

引かぬ!媚びぬ!省みぬ!帝王に逃走は無いのだ!!
流石誠司・・・楽しませてくれる
グミ弾も撃ってくるし

こんなクッソ寒いなかジャケットなし状態って
有野さん「風邪引くでそんな恰好で」
怒りの力って暖かいのだろうか・・・www
あの赤い星は妖星ゲラス・・・アニメカービィを思い出した

憎しみに身を委ねるのは深夜でいい
ゴールデンだったら・・・三下共に頼れ&姉貴に頼れ!
そして歌い続けろ!
ケリは1月下旬だ。それまで待ってろ、誠司・・・
黒画面右下につづくって昔のアニメじゃないんだからwww{/netabare}

47話 明けまして妖星ゲラスへ、アンタの願いを問う
{netabare}悪役に必要なもの、それは三下
でもおらん...誠司、アンタを片づけるしかないか...
この戦は何を刻む?何気ないことが愛か?それは人の勝手じゃないのか?
奴め、楽しんでやがる...!!
だから歌うんじゃなくて、殴って結晶を壊せwwwwwww時間の無駄やwwwwww
神、アンタも愛を理解しているはずだ。でも認めようとしない...後2週間足掻いてやる...!!

しかし、めぐみの願いが気に食わない
みんなと幸せに過ごしたいということは
サザエさんみたいな「時間軸のない」日常アニメの世界か
「時間軸のある」日常系深夜アニメの世界を作りたいってことなんじゃないのか?
ひだまりスケッチみたいな、きんいろモザイクみたいな
他の願いは無いのか?
やはりこの世界は「生きていてからこそ」成り立つ世界なんだ。「死んで」成り立つ世界は作れないのだろうか?{/netabare}

48話 悪役の足掻き、それは深夜・ゴールデンとも同じ
この戦に合うゲーム音楽は...
{netabare}愛、勇気、優しさ、運命
何が正しいかは自分で決めろ、長々と話してないで早く殴りあえwwwww視聴者を楽しませないと
挿入歌込みで戦うのはハトプリであったな、グミ弾を撃って衝撃波も放ってこれで終わるわけじゃあねえだろ!?レッド..
もっともっと遊ぼうぜ!!

アンタの星は滅んだ...理不尽、腹が立つ、それがこの世界の全容だった
地球を憎むのは青いからだ
ブルーに振られたなら俺を愛せ、ラブリーさん
だが断る。破壊をしての愛は餓鬼には理解できまい
その時、地球からの祈りは届く...
これは神ゲーの大神:Reset...
アホなほど小さい愛も集まればでかくなるもの
悲しみをResetして...{/netabare}

49話 The battle for fhe 10th anniversary そして太陽(朝日)は昇る...
{netabare}運命は自分で決めるもの、最後は何を刻む?
アンタも最期のノイズ様みたいに笑ってもらいたいだけだ
殴った時のエフェクトかっけえ、これもっと入れてくれ

命は何時か消える。それを忘れるな。
そういえばもう一つの地球が発見されたってニュースがあったな
そして神は目に見えないに限る。何を信じるかも自分で決めな

ザ・トリオも元に戻ったか
ホッシーワさんはサソリーナと同じだったかww
全ての始まりは「たまたま」かもしれない
でも全がらぜーんぶ「たまたま」で構成されたらたまったもんじゃないけどね{/netabare}

こうして10周年は終わりを告げた...
{netabare}もうちょっと描写に力を入れたらよかったのに
これだったらスマプリの方がマシだ
やっぱ一番は初代っしょ、だいぶ戦闘の熱さが1年ごとに緩和されてないか?

今回のテーマはドキプリとは異なる「人の愛」であるためCEROだとB以上になるが、とりたてて書くことがなかった。
スイプリでは「人によって好感が異なる神曲」に関して
スマプリでは「深夜アニメの観点を加えての絶望」に関してぼろっクソに書いて
ドキプリでは「CEROにおけるAとB以上の愛」に関して薄くではあるが書いた。
今回の一件で、ブルーがめぐみを惑わせていたという認識がある
本来はめぐみが恋で惑っていたのではあるが、神が目に見えていたせいで心が不安定なティーンエイジャーの気持ちが揺れ動き、シャーデンフロイデを覚えさせたのではないかとも意味合いが取れるからだ

ブルーをラスボスにしてさえいれば...!
レッドが協力者になっていれば...!
70億人の愛がマヤカシで、一人だけの愛が誠に正しいんだと理解できたはずなのに...(泣)
何故この世界は多くの万人主義なのだろうか...

っつーか後半からメンバーが浄化のために必ず歌い出すことで、半ば強引に解決しているという感覚になった
こっちが本当に「訳が分からないよ」って思ってしまった
なーにがイーノセント~♪だよ...いっそのこと歌いながら戦えや
シンフォギアみたいに・・・
それが15周年でやることになるとは思っても無かった{/netabare}

さあ、女型の巨人・闘士・霧の艦隊よ、動き出せ...(声優は合ってる)
それと彗星の如く現れたハニーさん:北川里奈
貴女は何処へ向かう?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

「プリキュアシリーズ」の通算11作目にして、9代目のプリキュアに当たる。

「プリキュアシリーズ」放送開始10周年記念作品。制作発表の時点では2人の初期メンバーに加え、追加キャラクターも併せて公開されている。

本作品における劇中世界では、各大陸にプリキュアのチームが存在し、その活躍がニュースで報道されるなど、「プリキュア」が世界共通の言葉として認知されている。「みんなを幸せにするために戦います!」をテーマに、「ハピネス注入!」を合言葉として、不幸オーラがパワーの源のクイーンミラージュ率いる悪の組織「幻影帝国」と戦う。また、「おしゃれ」「お着替え」をモチーフとしており、変身アイテムであるプリチェンミラーとプリカードを使ってプリキュアに変身したり、多種多様なコスチュームへのフォームチェンジを行う。さらにこれまでのエンディングのダンス映像で培った3DCG映像技術を活かし、フォームチェンジ後は3DCGによるダンス映像を使用、ダンスによって戦う要素も盛り込まれる。この他、プリキュアをサポートする2人の男性との淡い恋愛模様も描写されることになっている。

プロデューサー陣には前作『ドキドキ!プリキュア』から引き続き東映アニメーションの柴田宏明と朝日放送の土肥繁葉樹が起用され、柴田は「読んで字のごとく、人々に幸せをお届けするプリキュア。全国のお子さんたち、ご家族の方が日曜朝にハッピーな気持ちになれる作品を目指して鋭意制作中」、土肥は「毎日の生活を送るなかで、人は大なり小なり壁にぶつかり、もがきながら乗り越えようとしているはず。ときに気持ちが折れそうになったとき、自分を鼓舞し、心の支えとなってくれるのは何か。『プリキュア』が今でもそうした存在になりうることを、自信を持って訴えたい」と語っている(この他、広告代理店のADKからは、高橋知子が参加)。シリーズディレクターには『ハートキャッチプリキュア!』で同職を務めた長峯達也が、シリーズ構成には『Yes!プリキュア5』シリーズで同職を務め、シリーズ全作に於いて脚本担当として参加している成田良美が起用されている。また、キャラクターデザインは、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』や長峯の監督作品のひとつである『ONE PIECE FILM Z』などの作画監督を務めた佐藤雅将が手掛けている。番組放送開始前に都内で行った会見で、土肥は「どんなにつらく厳しい状況でも、気持ちの持ちようで世界が違って見えてくる。仲間がいれば、力を合わせて前に進むことができる。そんなメッセージを込めて、お送りします」と語った。白雪ひめ役の潘めぐみは「この道でやってくぞ!と決めて10年。アニメから夢や希望をたくさん浴びてチャージしてきたハピネスを、テレビの前の皆さんに全身全霊で届けたい」と熱意を語った。

主題歌はオープニングテーマの歌唱を、AKB48出身の仲谷明香が担当、仲谷本人にとって、この主題歌がソロ歌手としてのデビュー曲ともなった。エンディングテーマは、3作連続で、声優でもある吉田仁美が歌うこととなった。

また、本作品ではシリーズ放送開始10周年を記念して、記念ロゴが制作されたほか、放送開始から毎週1回につき1人ずつ番組のオープニング冒頭で『ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア Max Heart』から前作『ドキドキ!プリキュア』までの合計33人の歴代プリキュアによるメッセージ映像が放送される。第5話からは番組公式サイトの「ストーリー」内で誰が担当するか告知されている。

前作から引き続き、データ放送やスマートフォンアプリとの連動企画が行われている。データ放送では着せ替えゲームをすることができ、コーデを完成させて電話(テレドーム)をすることでプレゼントに応募できる。また、シリーズで初めてオーバーレイ表示を導入し、時刻表示を非表示・通常表示・プリキュア仕様の表示に切り替えることが可能となった。スマートフォンアプリでは応援することで歴代のプリキュア37人の3Dモデルが貰えるようになっている。この他、視聴者からのプリキュアの似顔絵投稿を受け付け、番組エンドカードやデータ放送、ABCの公式サイトで公開している。この番組構成の変更に伴い、Aパート終了時のアイキャッチが画面右下にタイトルロゴが表示されるだけのものになっている(Bパート開始時のアイキャッチは通常通り)。

本作品の第14話「ヒーロー登場! あいつはいかしたすごいやつ!!」(2014年5月4日放送)でプリキュアシリーズ通算500回の放送を迎えた。この回のメッセージは「500回記念」の特別版で歴代プリキュアではなく、本作品のプリキュア4人(ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン)が登場しコメントを述べた。

同年5月26日では、6月8日放送分の本作品第19話にて元プロサッカー選手の中山雅史が愛称「ゴン」の役でゲスト出演することが発表された。TV本編の「特別出演」は、前々作『スマイルプリキュア!』第17話「熱血! あかねのお笑い人生!!」(2012年5月27日放送)に出演したFUJIWARA以来で、スポーツ関連では初となる。また、同年8月17日放送の第28話では、主題歌を担当する仲谷と吉田がハワイのプリキュア「アロ〜ハプリキュア」の役でゲスト出演する予定。プリキュア歌手の「特別出演」は、『ハートキャッチプリキュア!』第36話「みんなが主役! わたしたちのステージです!!」(2010年10月17日放送)に出演した工藤真由と池田彩以来となる。

なお、前作まで発売されていたキュアドールに代わり、本作品からは自由に着せ替え遊びが楽しめるプリキュアプリコーデドールが発売された。歴代プリキュアのものも発売されている。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

ブラッキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

もったいない。これに尽きる

良い点としていくつかあるがまず{netabare}必殺技が個人のアイデアに基づくという設定はよかったと思う。それにより、特にピンクの目からビームなどの面白いわざが多々生み出さており、この作品の良さにつながっている。また、プリキュアがたくさん存在しているという設定も10周年らしいものではなかっただろうか。あとは、敵を倒すたびに妖精がカードを吐き出すのだが、そのカードを使うと色々な衣装に着替えることができ、場合によっては衣装固有の能力が付与されるという設定も新鮮でよかった。
これ以外にも様々な良かった点が存在するとは思うが、大体上記と似たようなことになっていくので割愛する。{/netabare}
続いて、悪い点を挙げていきたいと思う。{netabare}まず、これらの設定を生かし切れていない点にある。プリキュアがたくさん存在するのだが、明確に主人公サイドと交流があるのがアローハプリキュアとキュアテンダーとキュアミラージュだけなのがもったいない。だからこそ最後に世界中のプリキュアが助けに来てもそこに何の盛り上がりも面白みもない。もう少し他のプリキュアとの交流があればそれが感動につながるのにもったいない。最後の方に初めて見たプリキュアですら存在する。今だからだと思うがかなりソシャゲっぽいと感じてしまった(ソシャゲも存在しないため、完璧にモブなのだが)。
また、プリキュアをサポートする側であるブルーが作中屈指の屑キャラというのはどうかとおもう。皆を平等に愛さないとなどと言っているが、主人公であるめぐみに対してあまりにも思わせぶりな態度が多い。異性が安易に手をつなぐと好意をもたれてると普通は勘違いする。風邪ひいたとはいえ、おんぶなどの方法が存在する中でお姫様抱っこをするところも問題である。おかげでドロドロとした恋愛模様が描かれるが、そもそもここまで思わせぶりな態度を取らなければこうはならないだろう。ミラージュ(後半あたりまでラスボスかのような風体をしていたプリキュア)に対して皆を平等に愛さないといけないからと振ったのに全くと言っていいほど平等に愛してなどいない。だからこそ余計に屑の烙印を押されてしまっている。それに対して反省したならまだいいが、このことを全く分からずにミラージュと何事もなかったかのようによりを戻している。めぐみがかわいそうだと思わないのだろうか。プリキュアをサポートする立場の人間(設定上は神だが)がこれは流石に問題あるとしか言えない。
また、めぐみに対する扱いもかなり雑である。彼女は自分が他人と比べて何もできないことに対してコンプレックスを抱えているのだが、それに対する解決法が頑張っているあなたは素晴らしいというのはどうなのだろうか。彼女はひめを励ましたときなど、他人のいいところを見つけて励ますのが人一倍得意なタイプだ。他のキャラクターがあまり悩んでいないため生かせていないがコミュニケーション能力の高さは彼女の才能である。彼女は決して何もできないわけではない。彼女のその能力をうまく活用すればいいシーンであるのにそれがあまり行かされてないのだ。なんならブルーの鏡を使えば世界を自由に行き来できるのだから彼女のコミュニケーション能力を使ってプリキュアたちをサポートするなどして彼女の長所をもっと活用できなかったのだろうか。ピンクのはずなのに掘り下げが甘いように感じて仕方がない。
最後になるがやはり化粧をモチーフにしているのにキャラデザが全体的に子供っぽいのはきつい。もう少し大人っぽくデザインできる人に頼むべきだったのではないかと感じる。
とはいえ、キャラデザ自体はかわいいので、下手にフォームチェンジさえしなければ問題なく楽しめるようになっている。{/netabare}
まとめにはいるが、要所要所の素材は悪くない。これを生かせばとても面白いシリーズになったであろう。しかし、それをうまく生かせなかったのがこのシリーズの評価につながってしまっているのではないだろうか。これらの要所を生かした作品としてスタプリが挙げられるが、それなりに無難にできていたと感じる(とはいえ、既存の焼き増しという観点から面白いとはどうしても感じにくいものがあるが)。
既存のプリキュアシリーズに飽きて新鮮さが欲しいというときはぜひともお勧めしたい作品ではある。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0
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