2023年度の眷属おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2023年度の眷属成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の2023年度の眷属おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.8 1 2023年度の眷属アニメランキング1位
聖剣学院の魔剣使い(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (103)
371人が棚に入れました
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた! 「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 <聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。 魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

元・最強魔王×お姉さん 学園ソード・ファンタジー

この作品の原作は未読です。
聖剣×美少女を組み合わせた作品って、久しぶりではありませんか?
あれ、2023年夏アニメで放送された「七つの魔剣が支配する」は聖剣じゃなく魔剣だから除外で良いですよね^^;

加えてメインヒロインを演じるのはあの石川由依さんと来たら私に視聴しない選択はありません。
過去作の未視聴作品をメッチャ積み上げていますが、今期リアルで視聴した作品の一つになりました。


最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。

だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!
「なんでだ!?」
「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。

〈聖剣学院〉に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。
未知なる敵〈ヴォイド〉、〈第〇七戦術都市〉、武器の形をとる異能の力――〈聖剣〉。
聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は〈聖剣学院〉に入学することに。

魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

リーセリア役の石川さんが、最初に原作を読んだ時の印象をインタビューでコメントをしてくれていました。
「女の子たちがみんなかわいくて、そして「けしからん」というシーンがたくさん出てくるなと思いました(笑)。」

「けしからん」部分の多くは、リーセリアが担っている気もします。とツッコまれると、
「確かに。レオくんも「この世界の倫理観はどうなっているんだ」と言っていましたよね(笑)。」と返していましたが、これ、メッチャ分かります。

レギーナ役・洲崎綾さんも、
「まずは「おねショタ最高!」と思いました(笑)。
由依ちゃんが言っていたように「けしからん」シーンも随所で出てきますが、しっかりと読むとストーリーが重厚なんですよね。色々と抱えている人たちが集まっていて、シリアスなシーンもしっかりあって、見ごたえのある作品です。」
これもメッチャ理解できました。

おねショタ最高!かぁ…
きっとリアルの構図では見るに耐えない気がするのですが、アニメだと不思議と違和感無く受け入れられるから不思議ですよね^^;

でも、古の時代から転生する設定って、割と存在する様な気がしますけれど…
それに、赤子に転生する設定も然り…
「魔王学院の不適合者」のアノス・ヴォルディゴードは2,000年前から転生してきましたし、「無職転生」では、ルディが幼少期をたいそう満喫していましたしね^^

でも10歳という中途半端な設定で始まる展開は、確かに珍しいかもしれません。
思い返してみると、赤子で転生というパターンが多いような気がします。

まぁ、この様な些細な事は置いておいても十分満喫できる作品だと思いますよ。
リーセリアの直向きさ、レギーナの面倒見の良さなどなど…
リーセリアたちが所属する第十八小隊の皆さんは容姿端麗な方ばかりなので、声優さんたちの演技と相まってしっかり堪能できると思います。

少しご都合主義的に思えるところが全くない訳ではありませんが、それはご愛敬で良いかと…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、藤川千愛さんによる「1000年愛」
エンディングテーマは、果歩さんによる「ゆるり」
どちらも通勤中にヘビロテした楽曲です。

1クール全12話の物語でした。
個人的にはしっかり堪能させて頂きました。
この手の作品で唯一残念だと思うのは、続編が中々制作されないことです。
原作のストックも沢山あるようなので、続編が制作されると良いんですけれど…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

猫好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラノベ販促アニメ

原作は未読。これはキャラデザが綺麗なのとタイトルソングが気に入ったのでつい最後までみてしまった

お話は、魔王レオニスが1000年の時を経て復活も、転生術をしくじってしまい、自分が人間だったころの10歳ぐらいの少年の姿になってしまう。なりゆきで死んでしまった人間の少女リーセリア(セリア)を眷族としてバンパイア女王として復活させ、すっかり変わり果ててしまった世界でラノベ的学園生活をしながら襲い来るヴォイドの脅威に立ち向かう、、、なのかなぁ

ラノベ原作なのでお話の整合性とか世界観はあまり求めてない。それよりもどれだけ萌えさせてくれるかよねw

その観点から一番気になったのは、中身魔王だけど外見子供のレオニスと、ヒロインのおねショタ関係。セリアは保護者顔してレオニスを大切にしてるけど、レオニスはかつて仕えたロゼリア一筋だし、中身は俺様魔王なので、おねショタ基本のショタ側からお姉さんへの依存とか思いは存在しない。そもそもセリアはレオニスの眷属になってるので、レオリスから見たらせいぜい気に入った手下に無意識ツンデレってレベル。この二人の関係性にはイマイチ萌えられなかった

他には、女の子たちがたくさん出てくるハーレム物なのかとも思ったけど、セリアと元から彼のメイドだったシャーリ以外は特段レオニスに興味がある様子もない。レギーナがたまにちょっかい出してくるけど、これは彼に興味があるってよりも単にからかってるとかセリアに手を出させないように釘を刺してるだけな感じでもある

なんというか、こんな感じでラノベやなろうの萌え要素のお約束がお約束として成立してないような気がする。強いて言えば他に楽しめそうな点ってばライトなエッチくらい?セリアの吸血衝動とか、ラッキースケベ、無駄に豊富なお風呂シーンとかその手の物が好きな人には受けるのかな?私には分からないけどw

とまぁ、ネガティブなことばっかり書いたけど、最後まで見ただけあって完全に嫌いだったわけじゃない。何よりキャラ絵が綺麗!(もっとも、女子に比べてレオ君含めて男子がかなり雑ではあったけどw)動画は大したことないけど、昨今のラノベ/なろう物に比べたら並み以上ではあった

話の方もちょっと興味深い。魔王復活で1000年前の復讐ってよりも、世界が完全に変わっていて敵味方がはっきりしなくなってる。人間側の英雄達がヴォイドロードになって人類を破滅させようとしてるとか、魔王様の癖して人間の要塞島を守るって決めちゃったりとか、ロゼリアはどうなっているのかとか気になる設定も多かった。そこらへんはアニメ版ではしょられているんじゃないかと思ったり

というわけでまぁ、アニメとしてはよくあるなろう/ラノベの域を出てないんだけど、お話自体は気になってコミカライズか原作読んでみようかなという気にはなったので、販促目的としてはよかったんでは?

-- 補足

コミカライズは少年エース。そういえばKindle Unlimitedで読めるんだったというか、雑誌自体は毎月読んでたw。ただ、絵柄が古臭くさい少年漫画みたいなので連載は眼中に入らなかったし、雑誌でのアニメ紹介でも漫画がその雑誌で連載中だとは気づきもしなかった

アニメはラノベの挿絵が元になってるので、絵柄が気に入った人はコミカライズ版はかなり毛色が違うから、原作読んだ方がいいと思う

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

緊張感がない故に勿体ない

第5話まで視聴済み。
MF文庫Jにより刊行されている作品と聞いて、最近のMF文庫J産アニメ(ライアー・ライアーや探偵はもう死んでいる等)の評判は芳しくありませんので、身構えて視聴しましたが案の定、色々と「足りない」作品であると感じました。

作画コストは仕様がないというしかありませんが、第1話の設定の出し方や、キャラクターの言動や行動の不自然さやそのように至った理由や動機づけといったものが足りないと感じました。

具体的に言えば、魔王が少年の姿になった際、いきなり敬語でヒロインに話すシーンがあります。心理描写として「ここは敬語で話して怪しまれないようにしよう」「愚鈍な子供を演じよう」とか、そういった心の声を一言二言、アニメのセリフとして導入すべきだと思いました。
そういう視聴者に分かりやすい表現が足りていないと思いますね。

しかし、本作品の目玉は何と言っても「おねショタ」要素ではないでしょうか。
本作品はライトノベルですので、そういった少しセクシーなシーンで続きを読ませるという手法を取るために、そういった要素を入れているのではないかと思います。
風呂場のシーンはかなり良い出来かなと思いましたね。主人公が石鹼で頭を洗うシーンとかも、過去から来た者を表現するいいシーンだと思います。

本作品の良い所はそういった「過去から来た」と彷彿させるシーンが散りばめられている点ですかね。
世代間ギャップのようなズレがこの作品の面白い要素だと思いました。

ただ、本作品は世界観設定がアポカリプス物で殺伐としたものなのですが、いかんせん緊張感が足りないと感じました。
たった二人で要塞都市郊外の遺跡の調査をするのもそうですし、何故か別行動を取るのも、それに納得できるだけの理由も描写されていません。
そして第4話で要塞都市の脆弱性をテーマにしたのもそれに拍車をかけています。

ただでさえ本作品の敵キャラである「ボイド」と呼ばれる未知の生命体との戦いが第1話だけなのにも関わらず、いきなり負けそうになるのは、メイウェザーが初戦でいきなり敗退するような、拍子抜けした気分になります。
メイウェザーも人間ですし、実際にあり得る例えではありますが、「一度もボイドの侵入を許したことが無い」と豪語する以上、要塞都市の性能を発揮するシーンを、第2話か第3話にでも描写するべきだったと思います。

いきなり侵入を許すシーンを描写するのは、人類に緊張感が無いと思われても仕方がないのでは?と思いますね。

そういった意味で、本作品はおねショタという「緊張と緩和」でいう緩和の部分は及第点ですが、何より本筋のストーリーである「緊張」の部分が足りてないと感じました。
私の中でそれこそ、魔力炉が破壊されるような致命的なものだと思いましたが・・・。

という事で、本作品は良くも悪くもライトノベルだなと感じましたね。
最近の読者はストレス解消の為にラノベを読む事が多いとどこかの記事で観ましたが、本作品ももしかしてそうなのでしょうか。
おねショタで見れば、まあ見れる作品なんだけどなあ。でもそう見ると、世界観が逆にノイズになっているような気がするなあと。
今後の展開に何か良い点があればまた更新します。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

61.1 2 2023年度の眷属アニメランキング2位
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (82)
302人が棚に入れました
約5000年もの間、ひっそりと生きてきた人畜無害な草食ドラゴンのもとに、魔王に怯える村から生贄として差し出された少女レーコがやってきた。「どうぞこの私をお召し上がりください!邪竜様」レーコは自らの使命を受け入れて、村を救うため、"最強の邪竜"に自らの命と引き換えに、魔王討伐への協力を懇願する。しかし、当のドラゴンは草食だった…。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

平和な雰囲気で良き

{netabare}
ほぼほぼ「ドラゴン、家を買う」と同じような内容笑
あれに萌え要素を加えた感じ。
どっちが好きかと言われると僅差であっちの方に分があるけど、こっちも十分に面白かった。
確か原作が日本で中国でアニメ化、それがこっちに再輸入されたのかな。
一応中華アニメという分類にはなるんだろうけど、原作が日本なのもあってかそれほど中華作品っぽさは感じなかった。

(最後を除いては)常に平和な雰囲気、一見怖そうな相手だけど実は優しくずっと平和に仲良く旅をしていくという話。
レーコ視点ではドラゴンを最強と勘違いしている、勘違いコメディ系でもある。
常に勘違いで先行しようとするレーコと、おどおどしながらレーコの気を静めるドラゴンの絡みが面白かった。
箍が外れるとすごいことになるけど、ドラゴンには基本的に従順で可愛い。
ジト目キャラが好みなのもあって個人的にレーコは冬アニメでも上位のヒロイン。

もはやアニメではテンプレとなっているポンコツ聖女の話も良かったかな。
ドラゴンの強さの誤認に依るとんだ茶番ではあるけど、聖女様も民思いの優しいキャラで好きになれた。
勘違いによる誤解はあれど、みんなで平和にやっている作品でいい癒し枠。
シリアスになりそうな部分もコメディ調に描かれてて何も考えずに見られていい。

その点、1個微妙だったのは最後の方の暴走展開かな。
盛り上がりそうな話なのにあまり盛り上がらない...。
あそこまで長々としたシリアスも似合ってなかったし、普通に勘違いコメディのまま終わってくれた方が個人的にはうれしかった。
まあ、最終的には大団円で満足な最終回ではあったけれど。

ED曲が素晴らしかった。男性ボーカルと聞いて驚いたけど。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
中華アニメやん。家を買えよ。いい奴じゃん。
これ系のテンプレストーリー感はあるけど好きだよ。

2話 ☆10
ジト目可愛い。レーコ怖い。街行ったらまた怖がられるだろw
なろうタウン。アリアンテ可愛い。キャラ全員可愛いな。

3話 ☆8
魔王か人間どっちだよw 魔王軍名乗った理由が賢い。

4話 ☆9
トカゲじゃん。デブキレてて草。

5話 ☆7
もっとはっきり喋れ。どう見ても人間じゃない。爆発は死ぬぞ。

6話 ☆10
なろうタウン。駄女神かな? レーコほんと可愛い。聖女様可愛い。

7話 ☆10
ガチの最強ドラゴン来ちゃった? 中国産
けどドラゴンなら虫も食べそう。レーコのことやんw

8話 ☆8
お前ボールなw 魔物なのか。あっ…。

9話 ☆10
ありがちな洗脳。良い最終回だった。

10話 ☆8
今日ちょっとノリがおかしいw 気がおかしくなってて草。
この子まだおったか。祭りでは年相応なの可愛い。雑魚すぎて草。

11話 ☆7
小娘にしか敗北したことがないって肩書きダサいなw 哀しき過去が。
ドラゴンが父代わりみたいな?

13話 ☆8
ドラゴン同士になるのも悪くない。
レーコも誤解されてたという意味では境遇はおなじ。
最後のシリアスは正直いらなかったけど、まあ良い最終回だった。

曲評価(好み)
OP「僕らはジーニアス」☆3.5
ED「buddy」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

か弱い少女と気高いドラゴンの魔王討伐の物語のはずだった…

この作品の原作は未読です。
というか、原作は全3巻で完結していたようです。


約5000年もの時を静かに生きてきた
心優しく人畜無害な
草食ドラゴンのもとに、
村から「生贄」として献上された
奴隷の少女・レーコが現れる。

ドラゴンを"最強の邪竜"だと
信じたレーコは、
魔王討伐に助力するよう懇願し、
その対価として
「私をお召し上がりください」
と申し出る。
しかしドラゴンは草しか食べない
小心者で…。

思い込みの力で最強となった
“眷属少女”と、
弱小巻き込まれ
“邪竜様”による
魔王討伐の旅が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONをを引用させて頂きました。

久々のグダグダ枠の作品…という印象を受けました。
一方、碧ちゃんの演技は神懸かっているので、そのギャップを見どころの一つとして捉えることもできるかと思います。

まず主人公は齢5,000年の邪竜か、草食ドラゴンかの差はこの際あまり関係無くて、普通に弱すぎです。
5,000年も生きていたら、自分以外のあしらい方とか少しは学習しているのではないでしょうか。
もし、何も会得していないとしたら、それはただの怠慢です。

ボケとツッコミの関係に例えると、邪竜がボケで碧ちゃん演じるレーコがツッコミ役に相当すると思います。
でも、邪竜のボケが今一つ…そこにレーコの切れ味鋭いツッコミが炸裂する、こんな感じに見受けられました。

それとwikiをチラ見して知りましたが、この作品の原作は日本のライトノベルなんですが、中国内の制作会社とアニメスタジオでアニメ化された作品なんだそうです。
その日本語吹き替え版が今回私の視聴した作品ということになります。
当初は日本語吹き替え版の予定は無かったらしいですが、そこは大人の事情なんでしょうね。

ナンジョルノや「ラブライブ!サンシャイン!!」の渡辺曜を演じた斉藤朱夏さんも出演されているので、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、斉藤朱夏さんによる「僕らはジーニアス」
エンディングテーマは、Amber'sさんによる「buddy」

1クール全12話の物語でした。
まぁ、箸休め的な位置付けの作品でした。
でも碧ちゃんのキレッキレの演技は一見の価値ありと言っても過言ではないでしょう。
流石碧ちゃん…しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

新旧レジェンドの協奏

日本原作中国制作全年齢15分アニメ。
懐かしい感じの勘違いコントと無双系のシナジーが抜群。

※スタッフクレジットに中国名が並びます。アレルギーの方はご注意ください。

物語・勘違い無双
作画・惜しいもう一声
声優・新旧レジェンドのツートップ
音楽・控えめだが効果的な劇伴
キャラ・わかりやすさ抜群のテンプレ

・邪竜レーヴェンディア/大塚 芳忠
×魔王族幹部でもある凶悪な邪竜
○長生きなだけの草食凡夫

・レーコ/悠木碧
×生かされて眷属となり力を授かった
○自覚ないが元からクソ強かった

・ライオット/南條 愛乃
×生贄の身代わりとなったレーコを救いたい
○邪竜ラブなレーコからは迷惑千万

・アリアンテ/宮世真理子
唯一邪竜の真実を知る人物。ドSお姉様

漫画なら「どっかで見たやつ」でしなかいが声優が作品の魅力を底上げするいい手本。声優界の若きスーパースター悠木氏の疾走感あふれるイキリヒャッハー芸と、レジェンド声優大塚氏のレーコを見守る父性にあふれた優しいツッコミとで生まれるケミストリー。レーコがいない場面が致命的に面白くないし、全体的にアニメの品質に優れてるとは言い難いが嫌いじゃない。

05
そうそうこれこれ。これが見たかったって感じで満足。

作品世界独自のプレイングハンズ、信仰対象に祈る時の手の形を正しい形を遵守する人と適当な人、それぞれがいることで教会等の権力もなく土着的に愛されるゆるい信仰文化ってのが伝わる。こういうとこちゃんとしてて感心。残った人との会話でこの世界では人語を話す竜は珍しくないことを見せてシームレスに探索シーンへ移行。何で普通に話してんの?何で驚かないの?って引っ掛かりを生むことにはならない。こういうとこをサボってるアニメの多い中、尺が半分の作品なのにきちんと筋を通してて感心。破綻のない作品はストレスにならなくていい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
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